JP2007295246A - 接続制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信端末利用時のユーザの状況を自動的に登録し、これを利用することで種々の通信サービスを提供し、ユーザの利便性の向上を図る。
【解決手段】ネットワークを介して通信端末に対する接続制御を行う接続制御手段を備えた接続制御サーバであって、通信端末の接続状態の変化に応じて、当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積手段を備えたている。そして、接続状態蓄積手段は、通信端末の接続状態が変化したときに接続状態情報を記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続制御システムにかかり、特に、通信端末の接続状態を表す情報を管理する接続制御システムに関する。
近年におけるインターネット技術の向上や、携帯電話、IP電話などの普及に伴い、通信サービスも多様化、充実化してきている。そのサービスの一例として、ユーザの状態をプレゼンスサーバにて管理して、かかる状態情報(プレゼンス情報)を他のユーザなどに提供するプレゼンスサービスがある(特許文献1参照)。
このようなプレゼンスサービスは、例えば、ユーザが自己の端末を操作して、在席中、離席中、外出中、会議中といったプレゼンス情報を入力し、他のユーザにて参照可能なようプレゼンスサーバに送信して登録する、ことにより実現される。これにより、ユーザは他のユーザのプレゼンス状態を認識することができ、これに基づいて訪問アポイントを取ったり、電話をするなど、種々の対応を採ることができる。
特開2004−280229号公報
しかしながら、上記従来例におけるプレゼンスサービスでは、ユーザが自ら端末を操作してプレゼンス情報を入力して登録しなければならず、登録し忘れた場合にはその効果が発揮されない、という問題が生じる。また、電話中や短時間の離席など行為に対しては、自らプレゼンス情報を登録することがない場合が多く、かかる場合にもプレゼンスサービスの効果が発揮されない。例えば、プレゼンス情報を参照して電話した場合であっても、相手が電話中である場合には、当然にかかる相手は応答することができない、という不都合が生じる。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、通信端末利用時のユーザの状況を自動的に登録し、これを利用することで種々の通信サービスを提供し、ユーザの利便性の向上を図る、ことをその目的とする。
そこで、本発明の一形態である接続制御サーバは、ネットワークを介して通信端末に対する接続制御を行う接続制御手段を備えた接続制御サーバであって、通信端末の接続状態の変化に応じて、当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積手段を備えた、ことを特徴としている。特に、接続状態蓄積手段は、通信端末の接続状態が変化したときに接続状態情報を記憶する、ことを特徴としている。そして、接続状態蓄積手段は、接続状態情報として少なくとも通信端末に対するセッション確立状態を表す情報を記憶する、ことを特徴としている。
上記発明によると、IP電話や携帯電話などの接続制御を行う接続制御サーバにて、通信端末の呼制御などの処理を行う際に、その接続状態の変化に応じて、各通信端末ごとの接続状態を表す接続状態情報が自動的に記録される。従って、通信端末における接続状態の変化を当該通信端末側から登録する必要が無く、より適切に、かつ、ほぼリアルタイムに通信端末の接続状態が記録され、種々の接続制御処理に利用することができる。特に、少なくとも通信端末のセッション確立状況を記録することで、接続可能な通信端末をより確実に認識することができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、接続制御手段は、接続制御サーバに接続された接続制御内容を設定するアプリケーションサーバから接続制御指示を受け付け、当該接続制御指示に応じた接続制御を行う、ことを特徴としている。また、接続状態蓄積手段は、接続制御サーバに接続された他の情報処理装置に装備された記憶手段に接続状態情報を記憶する、ことを特徴としている。
これにより、通信端末に対する実際の接続制御処理と、この接続制御内容を設定する処理とを、接続制御サーバとアプリケーションサーバとで分散することで、各処理に伴う負荷を分散することができる。従って、接続制御処理の高速化や、より負荷のかかる接続制御内容の設定処理を実現でき、高品質かつ充実した接続制御サービスを提供することができる。また、接続状態情報の蓄積も他の情報処理装置に記憶することで、データベースを分離することができ、かかるデータベース利用の効率化を図ることができる。
また、本発明の他の形態である接続状態情報蓄積サーバは、通信端末に対する接続制御を行う接続制御サーバから、通信端末の接続状態の変化に応じて通知される当該接続状態を表す接続状態情報を受け付けて、装備された記憶手段に記憶する接続状態記憶処理手段を備えた、ことを特徴としている。そして、記憶手段に記憶された接続状態情報を、接続制御サーバに接続され接続制御内容を設定するアプリケーションサーバに対して提供する接続状態情報提供手段を備えた、ことを特徴としている。さらに、接続状態情報提供手段は、接続状態記憶処理手段にて接続状態情報が蓄積される毎に当該接続状態情報をアプリケーションサーバに提供する、ことを特徴としている。また、接続状態情報提供手段は、アプリケーションサーバから接続状態情報の提供要求を受け付けて当該アプリケーションサーバに対してのみ接続状態情報を提供する、ことを特徴としている。
上記接続状態情報蓄積サーバによると、当該サーバから接続制御内容の設定処理を行うアプリケーションサーバに接続状態情報が提供されるため、より適切に現在のユーザの状況を反映した接続制御内容が設定され実現される。従って、より高品質な接続サービスを提供することができる。
また、本発明の他の形態であるアプリケーションサーバは、通信端末の接続制御を行うと共にその接続状態の変化に応じて当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続制御サーバに接続され、この接続制御サーバに対して接続制御指示を行うアプリケーションサーバであって、所定の記憶手段が設けられている情報処理装置から接続状態情報の提供を受け付ける接続状態情報受付手段と、提供を受けた接続状態情報に基づいて通信端末に対する接続制御内容を設定して接続制御サーバに接続制御指示を行う接続制御指示手段と、を備えたことを特徴としている。そして、所定の記憶手段が設けられている他の情報処理装置に対して、蓄積される接続状態情報に変化がある毎に当該接続状態情報を提供してもらうよう要求を行う接続状態情報要求手段を備えた、ことを特徴としている。
さらに、本発明では、上記接続制御サーバ、上記接続状態情報蓄積サーバ、又は/及び、上記アプリケーションサーバ、を備えた接続制御システムをも提供している。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、ネットワーク上に設置された接続制御サーバに、通信端末に対する接続制御を行う接続制御手段と、通信端末の接続状態の変化に応じて当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積手段と、を実現させる、ことを特徴としている。また、本発明であるプログラムは、ネットワーク上に設置され、通信端末に対する接続制御を行う接続制御サーバに接続された接続状態情報蓄積サーバに、接続制御サーバから、通信端末の接続状態の変化に応じて通知される当該接続状態を表す接続状態情報を受け付けて、装備された記憶手段に記憶する接続状態記憶処理手段、を実現させる、ことを特徴としている。このとき、接続状態情報蓄積サーバに、記憶手段に記憶された接続状態情報を、接続制御サーバに接続され接続制御内容を設定するアプリケーションサーバに対して提供する接続状態情報提供手段、を実現させる、ことも特徴としている。さらに、本発明であるプログラムは、通信端末の接続制御を行うと共にその接続状態の変化に応じて当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続制御サーバに接続され、この接続制御サーバに対して接続制御指示を行うアプリケーションサーバに、所定の記憶手段が設けられている情報処理装置から接続状態情報の提供を受け付ける接続状態情報受付手段と、提供を受けた接続状態情報に基づいて通信端末に対する接続制御内容を設定して接続制御サーバに接続制御指示を行う接続制御指示手段と、を実現させる、ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態である接続制御方法は、ネットワークを介して通信端末に対する接続制御を行う接続制御サーバが、通信端末の接続状態の変化に応じて、当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積工程を有する、ことを特徴としている。特に、接続状態蓄積工程は、通信端末の接続状態が変化したときに接続状態情報を記憶する、ことを特徴としている。また、接続状態蓄積工程は、接続制御サーバに接続された接続状態情報蓄積サーバに対して接続状態情報を記憶するよう当該接続状態情報を通知し、接続状態情報蓄積サーバが、通知を受けた接続制御状態情報を装備された記憶手段に記憶する接続状態記憶処理工程を有する、ことを特徴としている。また、接続状態情報蓄積サーバが、記憶手段に記憶された接続状態情報を、接続制御サーバに接続され接続制御内容を設定するアプリケーションサーバに対して提供する接続状態情報提供工程を有する、ことを特徴としている。そして、接続状態情報提供工程は、接続状態記憶処理工程にて接続状態情報が記憶される毎に当該接続状態情報をアプリケーションサーバに提供する、ことを特徴としている。
上述した構成の各サーバ、システム、プログラム、方法の発明であっても、上記接続制御サーバと同様の作用を有するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、通信端末の接続制御を行う接続制御サーバにて、各通信端末の接続状態の変化に応じて当該通信端末ごとの接続状態を表す接続状態情報が自動的に記録される。従って、通信端末における接続状態の変化を当該通信端末側から登録する必要が無く、より確実に通信端末の接続状態が記録され、種々の接続制御処理に利用することができる。その結果、通信接続サービスの充実化、高品質化を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、通信端末の接続制御を行うサーバにて、接続状態を表す情報を自動的に記憶する、ことを特徴としている。以下、実施例では、SIPプロトコルを用いた電話端末間における接続制御システムを一例に挙げて、具体的な構成及び動作を説明する。但し、SIPプロトコル以外のプロトコルにて通信端末の接続制御を行うシステムであってもよい。また、以下では、通信端末としてIP電話を一例に挙げて説明するが、所定のプロトコルにて接続制御可能な携帯電話などの他の通信端末であってもよい。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図7を参照して説明する。図1乃至図4は、本実施例における構成を示す図であり、図5乃至図7は、動作を示す説明図である。
[構成]
本実施例における接続制御システムは、図1に示すように、まず、IP網などのネットワークNに、ユーザAの電話端末5と、ユーザBの電話端末6と、が接続されている。なお、ネットワークNには、他のユーザの通信端末も接続されている。
また、ネットワークN上には、IP電話や他の電話に対する呼制御やセッション確立といった接続制御をSIPプロトコルに従って行うSIPサーバ4が設置されている。さらに、ネットワークN上には、IP電話等の接続制御を行う接続制御サーバ2と、ユーザのプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバ2と、通信端末の接続制御内容を設定して接続制御サーバ2に対して接続制御指示を行うアプリケーションサーバ3と、を備えた接続制御システム10が設置されている。以下、各構成について詳述する。
<電話端末>
各電話端末5,6は、各ユーザA,Bにてそれぞれ利用されるIP電話端末であり、ネットワークN上に設置されたSIPサーバ4による呼制御、接続制御に応じて他の電話端末や機器と接続が可能である。例えば、SIPサーバ4に対して他の電話端末の呼び出しを行ったり、他の電話端末から呼び出しを受ける。そして、呼び出しを受けた電話端末が応答することで電話端末間のセッション確立が行われ、通話が可能となる。あるいは、SIPサーバ4によって他の装置、例えば、メディアサーバなどに接続されることによって、音楽再生などの種々のサービス提供を受けることもできる。
<SIPサーバ>
SIPサーバ4は、IP電話や携帯電話などの呼制御及び接続制御をSIPプロトコルに従って行うサーバコンピュータであり、後述する接続制御サーバ1からの指令に応じて、各電話端末5,6に対して所定のメッセージを送信し、呼制御、接続制御を行う。具体的には、電話端末5,6の呼び出しや、セッションの確立などを行う。
ここで、SIPサーバ4と電話端末5,6との間には、図示していないが、ゲートウェイが設置されている。これにより、ゲートウェイにて、電話端末5,6からの信号、あるいは、電話端末5,6への信号が変換され、当該電話端末5,6とSIPサーバ4との通信が可能となり、上述した呼制御などが実現される。
<接続制御サーバ>
接続制御サーバ1は、CPUなどの演算装置と、ハードディスクなどの記憶装置と、を備えた一般的なサーバコンピュータである。そして、演算装置には、所定のプログラムが組み込まれることによって、図2に示すように、接続制御処理部11と、接続状態変更通知処理部12と、が構築されている。以下、上記各構成について詳述する。
接続制御処理部11(接続制御手段)は、電話端末5からの発呼要求をSIPサーバ4を介してSIPプロトコルにて受け付け、HTTPプロトコルに変換してアプリケーションサーバ3に通知する。このとき、発呼要求に含まれる情報、つまり、発信者番号、着信者番号、割り当てられたセッションIDなどをアプリケーションサーバ3に通知する。また、後述するようにアプリケーションサーバ3から送信された接続制御指示を受け付け、かかる指示内容に応じて電話端末5に対する接続制御を行う。例えば、他の電話端末(着端末)に対する呼出やセッション確立、あるいは、通話拒否、転送など、さらには、ガイダンスなどを流す他のサーバを指定してこれらとのセッション確立の接続制御を行う。
また、接続制御処理部11は、接続制御を行うことによって変化した電話端末の接続状態や、SIPサーバ4から受け付けた電話端末5,6の接続状態を接続状態変更通知処理部12に通知する。
接続状態変更通知処理部12(接続状態蓄積手段)は、接続制御処理部11から電話端末5,6の接続状態変化の通知を受けると、かかる接続状態を表す接続状態情報を、プレゼンスサーバ2に蓄積するよう送信する。このとき、各電話端末5,6ごとの接続状態情報、例えば、呼接続中/通話中/切断などの他の通話端末とのセッション確立に関する状態や、ガイダンス呼出中/接続完了/切断、接続先切替中/完了など、種々の接続状態を表す情報が、プレゼンスサーバ2に送信される。特に、接続状態情報の送信は、各電話端末5,6ごとにおける接続状態が変化する毎に実行される。
<プレゼンスサーバ>
次に、プレゼンサーバ2について説明する。プレゼンスサーバ2(接続状態情報蓄積サーバ)は、電話端末5,6のプレゼンスデータ、つまり、ユーザA及びユーザBの電話端末5,6の利用状況や、会社内における状況(在席中、離席中、外出中、会議中)などを管理するデータベースサーバである。具体的には、演算装置に所定のプログラムが組み込まれることで、図3に示すように、接続状態変更受付処理部21、プレゼンスデータ記憶処理部22、プレゼンスデータ提供処理部23、提供要求受付処理部24、が構築されている。また、記憶装置には、各ユーザA,Bの上述した接続状態情報を含むプレゼンスデータを記憶するプレゼンスデータ記憶部25が形成されている。以下、さらに詳述する。
接続状態変更受付処理部21は、上記接続制御サーバ1から送信された電話端末5,6の接続状態情報を受け付けて、プレゼンスデータ記憶処理部22に通知する。すると、プレゼンスデータ記憶処理部22(接続状態記憶処理手段)は、受け付けた接続状態情報を、各ユーザA,B毎(電話端末5,6毎)にプレゼンスデータ記憶部25に蓄積する。このとき、上述したように、接続制御サーバ1からは電話端末毎の状態が変化する毎に接続状態情報が送信されるため、プレゼンスサーバ2にはその都度接続状態情報が蓄積され、これによって電話端末5,6の最新の状態が記憶される。
また、提供要求受付処理部24は、後述するように、アプリケーションサーバ3に組み込まれている特定のアプリケーションから、特定の電話端末に対する接続状態情報を要求する旨の情報が送信されるが、これを受け付けて、接続状態情報の要求内容をプレゼンスデータ提供処理部23に通知したり、プレゼンスデータ記憶部25に登録する。
そして、プレゼンスデータ提供処理部23(接続状態情報提供手段)は、上述したようにプレゼンスデータ記憶部25に記憶された接続状態情報を、アプリケーションサーバ3に提供する機能を有する。特に、アプリケーションサーバ3から要求された電話端末5,6に関する接続状態情報のみを、要求してきたアプリケーションに対して提供する。このとき、プレゼンスデータ提供処理部23では、上述したプレゼンスデータ記憶処理部22にて接続状態情報が記録される毎に、当該接続状態情報が提供される。従って、電話端末の接続状態が変化するとすぐに、アプリケーションサーバ3に対して接続状態情報が通知されることとなる。
なお、本実施例では、接続制御サーバ1が接続状態情報をプレゼンスサーバ2に送信して当該プレゼンスサーバ2に蓄積する場合を例示するが、接続制御サーバ1に搭載されている記憶装置や他のコンピュータの記憶装置など、いかなる記憶装置に蓄積してもよい。その場合には、接続状態情報が蓄積された情報処理装置から、当該接続状態情報がアプリケーションサーバ3に提供される。
<アプリケーションサーバ>
次に、アプリケーションサーバ3について説明する。アプリケーションサーバ3は、電話端末に対する接続制御内容を設定し、接続制御サーバ1に対して指示を行うサーバコンピュータであり、接続制御内容を設定する1つあるいは複数のアプリケーションが実装されている。そして、その演算装置には、所定のプログラムが組み込まれることで、図4に示すように、接続要求受付処理部31、プレゼンス提供要求処理部32、プレゼンス提供受付処理部33、接続制御指示処理部34、が構築される。なお、アプリケーションサーバ3は、複数設けられていてもよい。
接続要求受付処理部31は、電話端末5,6からの発呼要求をSIPサーバ4及び接続制御サーバ1を介して受け付ける。具体的には、接続制御サーバ1から発信者番号/着信者番号/セッションIDなどの情報を受け付け、プレゼンス提供要求処理部32に通知する。
プレゼンス提供要求処理部32(接続状態情報要求手段)は、上記受け付けた発呼要求に基づいて、発信側、着信側の電話端末5,6の現在、及び、今後の接続状態を調べるべく、電話端末5,6(一方、あるいは、両方)の接続状態情報をプレゼンスサーバ2に要求する。例えば、作動するアプリケーションごとに、発呼先となる着信者の電話端末を特定し、その接続状態情報をプレゼンスサーバ2に対して要求する。このとき、特定する電話端末の接続状態が変化する毎に接続状態情報を提供してもらうよう要求する。
プレゼンス提供受付処理部33(接続状態受付手段)は、上述した要求に応じてプレゼンスサーバ2から送信される電話端末の接続状態情報を取得する。このとき、プレゼンスサーバ2からは、要求したときにすぐに送信される場合もあれば、後に接続状態情報に変更が生じたときに送信されることもあり、いずれも場合も接続状態情報を受信して、接続制御指示処理部34に通知する。
接続制御指示処理部34(接続制御指示手段)は、上記受け付けた着信側の電話端末の接続状態情報に基づいて、発呼側の電話端末の接続制御内容を設定する処理を行う。なお、この接続制御内容の設定は、アプリケーションによって異なる。例えば、通常の通話接続を行うアプリケーションである場合には、着信側の電話端末が通話中である場合には、当該着信側の電話端末への呼び出しを停止し、発呼側の電話端末に対してビジー中である旨を通知するガイダンスを流す。なお、接続制御内容の他の例については、他の実施例にて説明する。そして、設定された接続制御内容のように接続制御を行うよう、接続制御サーバ1に対して指示する。ここで、プレゼンスサーバ2からは、要求した電話端末の接続状態に変化がある毎にその接続状態情報が通知されてくるので、アプリケーションによっては、その都度、接続制御内容を設定する処理が実行される。例えば、着信側の電話端末の通話が空いたことが接続制御情報からわかったときに、その後に両者を接続するよう両電話端末に対する呼び出しを行うなどの接続制御を実現できる。
[動作]
次に、上記構成における動作を、図5乃至図7を参照して説明する。図5は、システム全体におけるデータの流れを示す説明図である。図6は、接続制御サーバ1の動作を示すフローチャートである。図7は、システム全体の動作を示すシーケンス図である。なお、ここでは、ユーザAがユーザBに対して発呼し、その後、通話を行って切断するまでの接続状態情報が蓄積されるときの動作を説明する。
はじめに、ユーザAが電話端末5にて、ユーザBの電話端末6に対して発呼する。すると、かかる発呼要求は、SIPサーバ4を介して接続制御サーバ1へと通知される(図5の矢印(1),(2)、図7のステップS11)。すると、接続制御サーバ1は、アプリケーションサーバ3に対して発呼内容である発信端末番号/着信端末番号などを通知する(図5の矢印(3)、図7のステップS12)。このとき、発信側のユーザAあるいは着信側のユーザBにて、予め登録された接続制御処理を行う所定のアプリケーションに対して通知される。
続いて、アプリケーションサーバ3は、プレゼンスサーバ2に対して、着信側の電話端末6の接続状態情報を要求する(図5の矢印(4)、図7のステップS13)。これに応じて、プレゼンサーバ2は、蓄積されている着信側の電話端末6の接続状態情報をアプリケーションサーバ3に提供する(図5の矢印(4)’、図7のステップS14、接続状態情報提供工程)。このとき、着信側の電話端末6はビジー状態ではなく、その接続状態情報にはなんらの接続状態も登録されていないこととする。すると、アプリケーションサーバ3は、着信側の電話端末6が空いていることから、呼制御を行うよう接続制御内容を設定し、接続制御サーバ1に対して指示する(図5の矢印(5)、図7のステップS15)。
こうして呼制御指令を受けた接続制御サーバ1は、SIPサーバ4を介してユーザBの電話端末6に対して呼び出しを行う(図5の矢印(6),(7)、図7のステップS16)。このとき、接続制御サーバ1では、接続制御を行っている電話端末5,6の接続状態が「呼接続中」に変化したことから、かかる変更内容を、電話端末5,6ごとの接続状態情報としてプレゼンスサーバ2に通知する(図5の矢印(10)、図7のステップS17、接続状態蓄積工程)。これに応じて、通知された接続状態情報が、プレゼンスサーバ2に蓄積される(図7のステップS18、接続状態記憶処理工程)。このように、接続制御サーバ1は、図6に示すように、電話端末5,6の接続状態を監視し(ステップS1)、その変化があったとき(ステップS2でイエス)、かかる接続状態を表す接続状態情報をプレゼンスサーバ2に蓄積するよう通知する(ステップS3)。
そして、上記接続制御サーバ1からの呼出に対して、ユーザBが電話端末6にて応答すると、ユーザAとユーザBの電話端末5,6間のセッションが確立され、通話可能となる。かかる場合にも、電話端末5,6の接続状態が「通話中」に変化するので、接続制御サーバ1から接続状態情報がプレゼンスサーバ2に通知され、当該プレゼンスサーバ2に蓄積される。さらに、電話端末5,6間が「切断」された場合も同様に、接続制御サーバ1から接続状態情報がプレゼンスサーバ2に通知され、蓄積される。
このようにしてプレゼンスサーバ2に蓄積された接続状態情報が、後に電話端末5,6に対する発呼などがあったときに、上述同様に、アプリケーションサーバ3に対して提供される(接続状態情報提供工程)。そして、アプリケーションサーバ3から要求があったときはもちろんのこと、その後、電話端末5,6の接続状態に変化が生じたときにもアプリケーションサーバ3に対して提供される。
以上のように、本発明によると、電話端末の接続制御を行う接続制御サーバ1にて、呼制御などの処理を行う際に、その接続状態の変化に応じて、各電話端末5,6ごとの接続状態を表す接続状態情報が、プレゼンスサーバ2に自動的に記録されることとなる。従って、ユーザA,Bが自ら接続状態を表すプレゼンス情報を登録する必要が無く、より適切に、かつ、ほぼリアルタイムに電話端末の接続状態を蓄積することができ、かかる情報を種々の接続制御処理に利用することができる。
そして、上述したように、電話端末5,6に対する実際の接続制御処理と、この接続制御内容を設定する処理とを、接続制御サーバ1とアプリケーションサーバ3とで分散することで、各処理に伴う負荷を分散することができる。これにより、接続制御処理の高速化や、より負荷のかかる接続制御内容の設定処理を実現でき、高品質かつ充実した接続制御サービスを提供することができる。但し、必ずしも接続制御サーバ1とアプリケーションサーバ3とを分離する必要は無く、1台のサーバコンピュータにて構成してもよい。
また、上記では、接続状態情報の蓄積をプレゼンスサーバ2にて行い、データベースを分離することでかかるデータベース利用の効率化を図っているが、必ずしもプレゼンスサーバ2を分離させることに限定されない。
次に、本発明の第2の実施例を、図8乃至図11を参照して説明する。図8乃至図10は、システム内におけるデータの流れを示す説明図であり、図11は、システム全体の動作を示すシーケンス図である。本実施例では、上述したプレゼンスサーバ2に蓄積された各ユーザのプレゼンスデータである接続状態情報を利用する接続制御の一例を説明する。
まず、本実施例の概要を説明する。本実施例では、図8に示すように、ユーザA,B,Cがそれぞれ操作する電話端末5,6,7があり、はじめに、ユーザBとユーザCとが通話していることとする。この状態で、ユーザAがユーザBに対して発呼した場合には、ユーザBとは通話することができないが、アプリケーションサーバ3の所定のアプリケーションにて通話予約がなされる。そして、ユーザBの通話が終了すると、アプリケーションサーバ3にてユーザAとユーザBの両電話端末5,6が呼び出され、これに各ユーザA,Bが応答することで、通話が実現される、というものである。以下、図を参照して、その動作を詳細に説明する。
はじめに、図8に示すように、ユーザBの電話端末6からユーザCの電話端末7に発呼が行われ(矢印(11),(12))、これに対してユーザCが応答し、両電話端末6,7間でセッションが確立され、通話が行われていることとする(矢印(13)、図11のステップS21,S22)。すると、プレゼンスサーバ2には、上記実施例1にて説明したように、両電話端末6,7の接続状態を表す接続状態情報として、「通話中」であるとの情報が、接続制御サーバ1からプレゼンスサーバ2に登録された状態になる(矢印(14))。
その後、図9に示すように、ユーザAの電話端末5から、ユーザBの電話端末6に対して発呼要求があると、実施例1と同様に、SIPサーバ4(図11では図示せず)を介して接続制御サーバ1に通知され(矢印(21)、図11のステップS23)、当該接続制御サーバ1からアプリケーションサーバ3に対して発呼内容である発信端末番号/着信端末番号などが通知される(図11のステップS24)。
続いて、アプリケーションサーバ3は、プレゼンスサーバ2に対して、着信側であるユーザBの電話端末6の接続状態情報を要求する(矢印(22)、図11のステップS25)。このとき、アプリケーションは、ユーザBの電話端末6の状態が変化する毎に通知するよう要求する。これに応じて、プレゼンサーバ2は、まず、今現在蓄積されているユーザBの電話端末6の接続状態情報をアプリケーションサーバ3に提供する(矢印(23)、図11のステップS26)。このとき、ユーザBの電話端末6はユーザCの電話端末7と通話中であるので(矢印(13))、「通話中」との接続状態情報がアプリケーションサーバ3に提供される。同時に、プレゼンスサーバ2は、ユーザBの電話端末6の接続状態情報に変化が生じたときに当該接続状態情報をアプリケーションサーバ3に提供するよう設定する。
そして、発呼時のユーザBの接続状態情報の提供を受けたアプリケーションサーバ3は、ユーザBの電話端末6がビジー状態であることから、かかる発呼については保留にし、後にユーザBの電話端末6が空いたときに、ユーザAとユーザBの両電話端末5,6の接続を行うよう通話予約設定を行う。このとき、現時点では、ユーザBの電話端末6がビジーであるため、ユーザAの電話端末5に対するビジー通知を行うよう接続制御サーバ1に指示する(図11のステップS27)。これに応じて、接続制御サーバ1は、ユーザAの電話端末5に所定のガイダンスを再生してビジー通知を行い、その後切断する、といった接続制御を行う(矢印(24)、図11のステップS28,S29)。
その後、ユーザBとユーザCの電話端末6,7間の通話が終了し、セッションが切断されると(図10の矢印(31)、図11のステップS31,S32)、切断された旨の通知が電話端末6からSIPサーバ4を介して接続制御サーバ1に通知される(図10の矢印(32)、図11のステップS33)。そして、電話端末6の接続状態を監視している接続制御サーバ1は、接続状態が変更したことを検知し、かかる変更をプレゼンスサーバ2に通知する(図10の矢印33、図11のステップS34)。
すると、プレゼンスサーバ2は、事前に接続状態情報の要求のあったユーザBの電話端末6の接続状態の変更があったため、かかる接続状態情報を、要求のあったアプリケーションサーバ3のアプリケーションに対して提供する(図10の矢印(34)、図11のステップS35)。これを受けて、アプリケーションサーバ3は、通話予約されたユーザBの電話端末6が空いているため、当該電話端末6とユーザAの電話端末5に対して呼び出しを行うよう接続制御サーバ1に対して指示し、これにより、両電話端末5,6に対して呼び出しが行われる(図10の矢印(35),(36)、図11のステップS36)。そして、かかる呼出に対して両ユーザA,Bが応答すると、両電話端末5,6間でセッションが確立され、通話が可能となる(図10の矢印(37)、ステップS37、S38)。
次に、本発明の第3の実施例を、図12乃至図13を参照して説明する。図12乃至図13は、システム内におけるデータの流れを示す説明図である。本実施例では、上述したプレゼンスサーバ2に蓄積された各ユーザのプレゼンスデータである接続状態情報を利用する接続制御の一例を説明する。
まず、本実施例の概要を説明する。本実施例では、図12に示すように、ユーザA,B,C,Dがそれぞれ操作する電話端末5,6,7,8があり、予め、ユーザBが通話中における転送先として、ユーザDの電話端末8を指定して、プレゼンスサーバ2に登録しておく。かかる状況において、ユーザAがユーザBに対して発呼した場合には、ユーザBが通話中であるため、設定された転送先であるユーザDの電話端末8に転送するようアプリケーションサーバ3のアプリケーションにて接続制御指示がなされる。以下、図を参照して、その動作を詳細に説明する。
はじめに、図12に示すように、ユーザBの情報処理端末6’から、ネットワークを介してプレゼンスサーバ2にアクセスし、転送先情報が登録される(矢印(41))。ここでは、ユーザBの会社に所属するユーザDの電話端末8の番号が、転送先として登録される。なお、転送先の登録は、必ずしもプレゼンスサーバ2に行われることに限定されず、転送処理を行うアプリケーションが組み込まれたアプリケーションサーバ3にて参照可能な記憶装置に行われればよい。
その後、図13に示すように、ユーザBの電話端末6からユーザCの電話端末7に発呼が行われ、これに対して両ユーザB,Cが応答し、両電話端末6,7間でセッションが確立され、通話が行われていることとする(矢印(42))。すると、プレゼンスサーバ2には、上記実施例1にて説明したように、両電話端末6,7の接続状態を表す接続状態情報として「通話中」との情報が、接続制御サーバ1からプレゼンスサーバ2に登録された状態になっている(矢印(43))。
その後、ユーザAの電話端末5から、ユーザBの電話端末6に対して発呼要求があると(矢印(44)’)、実施例1と同様に、SIPサーバ4を介して接続制御サーバ1に通知され、当該接続制御サーバ1からアプリケーションサーバ3に対して発呼内容である発信端末番号/着信端末番号などが通知される(矢印(44))。
続いて、アプリケーションサーバ3は、プレゼンスサーバ2に対して、着信側であるユーザBの電話端末6の接続状態情報を要求する(矢印(45))。これに応じて、プレゼンサーバ2は、今現在蓄積されているユーザBの電話端末6の接続状態情報をアプリケーションサーバ3に提供する(矢印(45))。すると、ユーザBの電話端末6はユーザCの電話端末7と通話中であるので(矢印(42))、「通話中」との接続状態情報がアプリケーションサーバ3に提供される。このとき、接続状態情報が含まれるプレゼンスデータとして、上述した転送設定情報もアプリケーションサーバ3に提供される。
すると、アプリケーションサーバ3では、発呼先であるユーザBの電話端末6がビジー状態であることから、かかる発呼については保留にし、ユーザBに対して設定されている転送先であるユーザDの電話端末8に対して発呼するよう接続制御内容を設定し、接続制御サーバ1に指示する。これに応じて、接続制御サーバ1は、ユーザDの電話端末8に対して呼び出しを行い(矢印(46))、かかる呼出に対してユーザDが応答することで、ユーザAとユーザDの電話端末5,8間のセッションが確立され(矢印(47))、通話が行われる。つまり、ユーザBに対する発呼に対する転送が実現されることとなる。
次に、本発明の第4の実施例を説明する。本実施例では、上述したプレゼンスサーバ2に蓄積された各ユーザのプレゼンスデータである接続状態情報を利用する接続制御の一例として、接続状態に応じて課金処理を行う場合を説明する。
本実施例におけるアプリケーションサーバ3に組み込まれたアプリケーションは、電話端末間の通話状態に応じて通話料を課金する処理を行う。具体的には(図5参照)、上述同様に、発信側の電話端末5からSIPサーバ4及び接続制御サーバ1を介して発呼通知を受けると、その電話端末5の接続状態情報の提供をプレゼンスサーバ2に要求する。そして、接続制御サーバ1は、上述同様に、電話端末の状態が変化する毎にプレゼンスサーバ2に通知するため、かかる接続制御情報がプレゼンスサーバ2に蓄積されることとなる。同時に、プレゼンスサーバ2からは、接続制御情報が新たに蓄積(更新)される毎にアプリケーションサーバ3に通知される。
このように、アプリケーションサーバ3が電話端末5の接続状態情報の提供を受けることで、当該アプリケーションサーバ3は電話端末5の通話状況を検知することができる。そして、課金処理として、通話状態になったときから課金を開始し、切断されたときに課金を終了する、といった処理を行うことができ、プリペイドサービスにおける通話料の課金処理などをリアルタイムに実現することができる。
なお、上述した各実施例では、プレゼンスサーバ2に蓄積された電話端末の接続制御情報をアプリケーションサーバ3が利用して、種々の接続制御処理を実現する場合を説明したが、アプリケーションサーバ3による接続制御処理は上述した内容に限定されない。
本発明は、インターネットサービスプロバイダや通信事業者などが、通話などを行うユーザに対して種々の通信サービスを提供するために利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
実施例1におけるネットワーク全体の構成を示すブロック図である。 図1に開示した接続制御サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示したプレゼンスサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示したアプリケーションサーバの構成を示す機能ブロック図である。 実施例1におけるシステム全体の動作を示す説明図である。 実施例1における接続制御サーバの動作を示すフローチャートである。 実施例1におけるシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 実施例2におけるシステム全体の動作を示す説明図である。 実施例2におけるシステム全体の動作を示す説明図である。 実施例2におけるシステム全体の動作を示す説明図である。 実施例2におけるシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 実施例3におけるシステム全体の動作を示す説明図である。 実施例3におけるシステム全体の動作を示す説明図である。
符号の説明
1 接続制御サーバ
2 プレゼンスサーバ
3 アプリケーションサーバ
4 SIPサーバ
5,6,7,8 電話端末
10 接続制御システム
11 接続制御処理部
12 接続状態変更通知処理部
21 接続状態変更受付処理部
22 プレゼンスデータ記憶処理部
23 プレゼンスデータ提供処理部
24 提供要求受付処理部
25 プレゼンスデータ記憶部
31 接続要求受付処理部
32 プレゼンス提供要求処理部
33 プレゼンス提供受付処理部
34 接続制御指示処理部
A,B,C,D ユーザ

Claims (23)

  1. ネットワークを介して通信端末に対する接続制御を行う接続制御手段を備えた接続制御サーバであって、
    前記通信端末の接続状態の変化に応じて、当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積手段を備えた、
    ことを特徴とする接続制御サーバ。
  2. 前記接続状態蓄積手段は、前記通信端末の接続状態が変化したときに前記接続状態情報を記憶する、ことを特徴とする請求項1記載の接続制御サーバ。
  3. 前記接続状態蓄積手段は、前記接続状態情報として少なくとも前記通信端末に対するセッション確立状態を表す情報を記憶する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の接続制御サーバ。
  4. 前記接続制御手段は、接続制御サーバに接続された接続制御内容を設定するアプリケーションサーバから接続制御指示を受け付け、当該接続制御指示に応じた接続制御を行う、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の接続制御サーバ。
  5. 前記接続状態蓄積手段は、接続制御サーバに接続された他の情報処理装置に装備された記憶手段に前記接続状態情報を記憶する、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の接続制御サーバ。
  6. 通信端末に対する接続制御を行う接続制御サーバから、前記通信端末の接続状態の変化に応じて通知される当該接続状態を表す接続状態情報を受け付けて、装備された記憶手段に記憶する接続状態記憶処理手段を備えた、ことを特徴とする接続状態情報蓄積サーバ。
  7. 前記記憶手段に記憶された接続状態情報を、前記接続制御サーバに接続され接続制御内容を設定するアプリケーションサーバに対して提供する接続状態情報提供手段を備えた、ことを特徴とする請求項6記載の接続状態情報蓄積サーバ。
  8. 前記接続状態情報提供手段は、前記接続状態記憶処理手段にて前記接続状態情報が蓄積される毎に当該接続状態情報を前記アプリケーションサーバに提供する、ことを特徴とする請求項7記載の接続状態情報蓄積サーバ。
  9. 前記接続状態情報提供手段は、前記アプリケーションサーバから接続状態情報の提供要求を受け付けて当該アプリケーションサーバに対してのみ前記接続状態情報を提供する、ことを特徴とする請求項7又は8記載の接続状態情報蓄積サーバ。
  10. 通信端末の接続制御を行うと共にその接続状態の変化に応じて当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続制御サーバに接続され、この接続制御サーバに対して接続制御指示を行うアプリケーションサーバであって、
    前記所定の記憶手段が設けられている情報処理装置から前記接続状態情報の提供を受け付ける接続状態情報受付手段と、
    提供を受けた前記接続状態情報に基づいて前記通信端末に対する接続制御内容を設定して前記接続制御サーバに接続制御指示を行う接続制御指示手段と、
    を備えたことを特徴とするアプリケーションサーバ。
  11. 前記所定の記憶手段が設けられている他の情報処理装置に対して、蓄積される前記接続状態情報に変化がある毎に当該接続状態情報を提供してもらうよう要求を行う接続状態情報要求手段を備えた、ことを特徴とする請求項10記載のアプリケーションサーバ。
  12. 請求項1乃至5記載の接続制御サーバと、請求項6乃至9記載の接続状態情報蓄積サーバと、を備えたことを特徴とする接続制御システム。
  13. 請求項1乃至5記載の接続制御サーバと、請求項10乃至11記載のアプリケーションサーバと、を備えたことを特徴とする接続制御システム。
  14. 請求項1乃至5記載の接続制御サーバと、請求項6乃至9記載の接続状態情報蓄積サーバと、請求項10乃至11記載のアプリケーションサーバと、を備えたことを特徴とする接続制御システム。
  15. ネットワーク上に設置された接続制御サーバに、
    通信端末に対する接続制御を行う接続制御手段と、
    前記通信端末の接続状態の変化に応じて、当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. ネットワーク上に設置され、通信端末に対する接続制御を行う接続制御サーバに接続された接続状態情報蓄積サーバに、
    前記接続制御サーバから、前記通信端末の接続状態の変化に応じて通知される当該接続状態を表す接続状態情報を受け付けて、装備された記憶手段に記憶する接続状態記憶処理手段、
    を実現させるためのプログラム。
  17. 前記接続状態情報蓄積サーバに、
    前記記憶手段に記憶された接続状態情報を、前記接続制御サーバに接続され接続制御内容を設定するアプリケーションサーバに対して提供する接続状態情報提供手段、
    を実現させるための請求項16記載のプログラム。
  18. 通信端末の接続制御を行うと共にその接続状態の変化に応じて当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続制御サーバに接続され、この接続制御サーバに対して接続制御指示を行うアプリケーションサーバに、
    前記所定の記憶手段が設けられている情報処理装置から前記接続状態情報の提供を受け付ける接続状態情報受付手段と、
    提供を受けた前記接続状態情報に基づいて前記通信端末に対する接続制御内容を設定して前記接続制御サーバに接続制御指示を行う接続制御指示手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  19. ネットワークを介して通信端末に対する接続制御を行う接続制御サーバが、
    前記通信端末の接続状態の変化に応じて、当該接続状態を表す接続状態情報を所定の記憶手段に記憶する接続状態蓄積工程を有する、
    ことを特徴とする接続制御方法。
  20. 前記接続状態蓄積工程は、前記通信端末の接続状態が変化したときに前記接続状態情報を記憶する、ことを特徴とする請求項19記載の接続制御方法。
  21. 前記接続状態蓄積工程は、前記接続制御サーバに接続された接続状態情報蓄積サーバに対して前記接続状態情報を記憶するよう当該接続状態情報を通知し、
    前記接続状態情報蓄積サーバが、通知を受けた前記接続制御状態情報を装備された記憶手段に記憶する接続状態記憶処理工程を有する、
    ことを特徴とする請求項19又は20記載の接続制御方法。
  22. 前記接続状態情報蓄積サーバが、前記記憶手段に記憶された接続状態情報を、前記接続制御サーバに接続され接続制御内容を設定するアプリケーションサーバに対して提供する接続状態情報提供工程を有する、ことを特徴とする請求項21記載の接続制御方法。
  23. 前記接続状態情報提供工程は、前記接続状態記憶処理工程にて前記接続状態情報が記憶される毎に当該接続状態情報を前記アプリケーションサーバに提供する、ことを特徴とする請求項22記載の接続制御方法。

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