JP2007294934A - 計測方法及び装置、露光装置及び方法、調整方法、並びに、デバイス製造方法 - Google Patents

計測方法及び装置、露光装置及び方法、調整方法、並びに、デバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学系の開口絞りの位置を高精度に計測することができる計測方法及び装置を提供する。
【解決手段】光学系の開口絞りの位置を計測する計測方法であって、前記光学系の瞳位置と光学的に共役な位置において、前記開口絞りを通過した光の光強度分布を測定するステップと、前記測定ステップで測定された前記光強度分布の回折縞に基づいて、前記光学系の開口絞りの位置を決定するステップとを有することを特徴とする計測方法を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、露光装置に使用される投影光学系の開口数を計測する計測方法及び装置に関する。
フォトリソグラフィー技術を用いて半導体メモリや論理回路などの微細な半導体素子を製造する際に、投影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置は、レチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によってウェハ等に投影して回路パターンを転写する。
投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くすればするほど、また、NAを上げれば上げるほど、解像度はよくなる。このため、近
年の半導体素子の微細化への要求に伴い、露光光の短波長化及び投影光学系の高NA化が進んでいる。特に、投影光学系の高NA化が進むにつれて、装置間でのNAのマッチングが重要になり、投影光学系のNA(投影光学系の開口絞りの開口形状及び位置)の高精度な計測及び調整のニーズが高まっている。
投影光学系のNAの計測方法については、従来から幾つか提案されている。特許文献1では、投影光学系の開口絞りを通過した光から、開口絞り位置における照度分布(光強度分布)を計測し、かかる光強度分布計測結果から投影光学系のNAを求めている。具体的には、特許文献2の計測方法に示す様にまず、積算やスムージングなどを用いて計測した光強度分布のノイズを除去し、光強度分布を平滑化させる。そして、平滑化した光強度分布を差分処理することによって得られる差分光強度分布曲線の極小値から投影光学系のNAを求めている。
特許第2928277号 特開2005−322856号公報
しかしながら、特許文献1にしても特許文献2の計測方法にしても投影光学系の開口絞りエッジからの回折光が与える光強度分布への影響については何も述べられていない。特許文献2によれば差分光強度分布曲線の極小値、即ち、計測された光強度分布の変曲点が複数ある場合、どの変曲点が投影光学系のNAに相当するのか、更には、変曲点が投影光学系のNAに正確に対応しているのかを開示していない。
開口絞りに光を照射した場合、開口絞りを通過した光と開口絞りのエッジで回折した光とが干渉する。従って、開口絞りを通過した直後の光強度分布は、周期的な凹凸である回折縞をエッジ付近に含む光強度分布になると考えられる。このような光強度分布から得られる差分光強度分布曲線は、複数の極小値及び極大値を有する。そのため、特許文献2の計測方法では、回折縞をノイズとして平滑化させてから差分光強度曲線の極小値を検知していると考えられる。但し、回折縞は、開口絞りのエッジからの情報である。従って、回折縞をノイズとして平滑化させてしまう特許文献2の計測方法では、投影光学系のNA(開口絞りの開口形状及び位置)を高精度に計測することができない。
そこで、本発明は、光学系の開口絞りの位置を高精度に計測することができる計測方法及び装置を提供することに関する。
本発明の一側面としての計測方法は、光学系の開口絞りの位置を計測する計測方法であって、前記光学系の瞳位置と光学的に共役な位置において、前記開口絞りを通過した光の光強度分布を測定するステップと、前記測定ステップで測定された前記光強度分布の回折縞に基づいて、前記光学系の開口絞りの位置を決定するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、光学系の開口絞りの位置を高精度に計測することができる計測方法及び装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
本発明者は、光強度分布に含まれる回折縞が開口絞りのエッジからの情報であることに注目し、回折縞と開口絞りのエッジ位置との関係を明らかにすることで、投影光学系のNAを高精度に計測することができることを発見した。
開口絞りのエッジからの回折現象は、マックスウエルの方程式から知ることができる。図1を参照するに、開口絞りのエッジに平面波を照射した際の開口部及び遮蔽部が形成する矩形の光強度分布LIに対して、マックスウエルの方程式から導かれる厳密解は、回折縞を含む光強度分布LIであることが分かっている。ここで、図1は、開口絞りのエッジにおける光強度分布を示す図である。なお、図1では、横軸に開口位置を、縦軸に光強度を採用している。
光強度分布LI(即ち、厳密解)を利用すれば、像面上での光振幅情報を取得し、かかる光振幅情報を逆伝播させることによって開口絞りの位置(開口位置)を求めることができる。また、開口絞りの位置と光振幅情報又は光強度分布との関係を予めテーブルとして取得しておき、かかるテーブルと実際の光振幅情報又は光強度分布とを比較することによって、開口絞りの位置を求めることができる。なお、近似的に、光強度分布の回折縞から開口絞りの位置を簡単に算出することもできる。
本発明は、光強度分布の回折縞から開口絞りの位置を決定する方法である。但し、本発明は、上述したように、厳密解に基づいて、予め算出した光強度分布の回折縞をテーブル化(又はテンプレート化)し、実際の光強度分布と比較することで開口絞りの位置を決定する方法も含んでいる。
ここで、光強度分布から近似的に開口絞りの位置を算出する方法について説明する。図2に示すように、開口絞りのエッジASEから距離rだけ離れた位置Prにおける光強度分布は、光線B0と回折光BDとの干渉による回折縞を含み、回折光BDの位相は、光線B0の位相に対して5/4π遅れる。図2は、開口絞りのエッジASEにおける回折を説明するための図である。
従って、フレネル近似を用いて、位置Prでの光線B0と回折光BDによる回折像の極大値及び極小値を与えるΔXmax及びΔXminを求めると、ΔXmax及びΔXminは、以下の数式1及び2で表される。ここで、ΔXmax及びΔXminは、それぞれ真の開口絞りのエッジASEの位置からのX方向のずれである。この時位置PrとエッジASEの距離rが0に近づくと、これら極大、極小値を与えるΔXmax及びΔXminの距離も0に近づくため実際には存在しなくなるが、これはフレネル近似を用いているためで、実際には厳密解LI2に見られるような極値が存在する。従ってここでは距離rがフレネル近似領域である場合について述べている。
従って、開口絞りを通過した光が形成する光強度分布から周期的な極大値又は極小値を与える位置Xを特定することによって、正確な開口絞りのエッジASEの位置又は開口絞りの位置から位置(計測位置)Prまでの距離rを求めることができる。ここで、位置Prは、開口絞りの位置と投影光学系の瞳面との差であるため、開口絞りのZ方向(光軸方向)の位置ずれを計測することができる。
以下、上述した原理を利用した様々な露光装置について説明する。
図3は、本発明の一側面としての露光装置1の構成を示す概略断面図である。露光装置1は、レチクル20の回路パターンを被処理体40に露光する投影露光装置である。露光装置1は、本実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置であるが、ステップ・アンド・リピート方式を適用することもできる。
露光装置1は、図3に示すように、照明装置10と、レチクル20を載置するレチクルステージ25と、投影光学系30と、被処理体40を載置するウェハステージ45と、フォーカス計測系50と、計測手段100とを有する。
照明装置10は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル20を照明し、光源12と、図示しない照明光学系とを有する。なお、本実施形態では、開口プレート110(開口プレート112)が照明装置10内に配置されている。但し、開口プレート110は、照明装置10を必ずしも構成するものではない。
光源12は、本実施形態では、波長約193nmのArFエキシマレーザーを使用する。但し、光源12の種類としては、波長約248nmのKrFエキシマレーザーや、波長約157nmのF2レーザーを使用してもよいし、そのレーザーの個数も限定されない。図示しない照明光学系は、レチクル20を照明する光学系であり、レンズ、ミラー、オプティカルインテグレーター、絞り等を含む。
レチクル20の上には転写されるべき回路パターンが形成され、レチクルステージ25に支持及び駆動される。
レチクルステージ25は、レチクル20を支持して図示しない移動機構に接続されている。
投影光学系30は、レチクル20のパターンをウエハ40上に結像する。投影光学系30には、屈折系、反射屈折系、反射系を使用することができる。
投影光学系30は、本実施形態では、開口絞り32と、駆動機構34とを有する。開口絞り32は、投影光学系30の瞳位置に配置され、投影光学系30の開口数(NA)を規定する。駆動機構34は、開口絞り32を調整する調整手段としての機能を有し、具体的には、開口絞り32の開口形状及び位置を調整(変更)及び補正する。
被処理体40は、本実施形態では、ウェハであるが、ガラス基板、その他の基板を広く含む。被処理体40の表面には、フォトレジストが塗布されている。
ウェハステージ45は、図示しないウェハチャックを介して、被処理体40を支持する。
フォーカス計測系50は、被処理体40面のZ方向(光軸方向)のフォーカス位置を計測し、ウェハステージ45の位置及び角度を制御する。
計測手段100は、投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する。なお、計測手段100は、開口絞り32の開口形状や開口絞り32が規定するNAも計測することができる。計測手段100は、本実施形態では、開口プレート110と、測定部120とを有する。
開口プレート110は、投影光学系30の物体面と光学的に共役な位置に配置され(本実施形態では、照明装置10内に配置され)、光源12からの光(照明装置10のNA)を投影光学系30の開口絞り32の大きさ(開口の大きさ)に広げる。開口プレート110が照明装置10のNAを投影光学系30の開口絞り32の大きさまで広げられない場合、もしくは投影光学系30の開口絞り32のエッジに十分な強度の光が照射されないケースでは、拡散効果を有する光学部材112aを有する開口プレート112に置換される。また、開口プレート110は、投影光学系30の物体面又はその近傍に配置された開口を有するマスクに置換してもよい。
測定部120は、本実施形態では、ウェハステージ45上に配置され、被処理体40と交換可能に投影光学系30の像面に配置される。換言すれば、被処理体40を露光する場合には、投影光学系30の像面に被処理体40が配置され、投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する場合には、投影光学系30の像面に測定部120が配置される。測定部120は、CCD122と、開口プレート124と、制御部126とを有する。
投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する場合、照明装置10から射出された光は、投影光学系30の開口絞り32を通過し、図示しないリレー光学系を介して測定部120に入射する。測定部120に入射した光は、投影光学系30の瞳面と光学的に共役な位置に配置されたCCD122に光強度分布を形成する。ここで、投影光学系30の瞳面と光学的に共役な位置とは、実質的に共役な位置も含み、例えば、ファーフィールドも含む。CCD122の上段には開口プレート124が配置され、詳細には、開口プレート124は、投影光学系30の像面と一致するように配置される。
制御部126は、CCD122の測定結果(即ち、光強度分布)を用いて投影光学系30の瞳面全体の光強度分布(以下、「光強度分布マップ」と称する。)を算出し、かかる光強度分布マップに基づいて、投影光学系30の開口絞り32を解析する。また、制御部126は、投影光学系30の開口絞り32の解析結果に基づいて、駆動機構34を介して開口絞り32の開口形状及び位置を制御する。
以下、図4を参照して、制御部126の動作の一例として、投影光学系30の開口絞り32の制御について説明する。本実施形態では、制御部126が投影光学系30のNA(即ち、開口絞り32の開口の大きさ)を算出する場合を例として説明する。ここで、図4は、制御部126の動作の一例(即ち、本発明の一側面としての計測方法)を説明するためのフローチャートである。
図4を参照するに、まず、投影光学系30の開口絞り32を通過した光の光強度分布を、開口プレート124を介してCCD122で測定する。換言すれば、投影光学系30の瞳位置と光学的に共役な位置で光強度分布を測定する(ステップ1002)。なお、制御部126は、上述したように、CCD122の測定した光強度分布から光強度分布マップを算出する。
次に、算出した光強度分布マップの極大値及び極小値を与える位置から投影光学系30のNA(開口絞り32の開口の大きさ)を算出する(ステップ1004)。なお、投影光学系30のNAとは、開口絞り32の開口形状を真円とみなして求める平均的な開口の大きさである。従って、平均的な動径方向のNAを算出する上で、光強度分布マップの外形中心を原点とする極座標を考え、回転方向で積分することによって、動径方向に対する平均的な光強度積分曲線を得る。かかる光強度積分曲線から回折像による極大値及び極小値を与える開口絞り32の位置を算出することができる。算出された開口絞り32の位置Xmax(n)及びXmin(n)は、真の開口絞り32のエッジ位置をX0とすると、以下の数式3及び4で表される。
そして、数式1及び数式3から以下の数式5を得ることができる。
CCD122と投影光学系30の瞳位置が共役であると考えると、数式5から開口絞り32と投影光学系瞳位置との距離(即ち、図2に示す距離r)を算出することができる。同様に、数式2及び数式4からでも、開口絞り32と瞳位置との距離rを算出することができる。
距離rからΔXmax(n)又はΔXmin(n)を算出することができ、数式3又は4から真の開口絞り32の位置X0、即ち、投影光学系30のNAを求めることができる。
ここで、算出された開口絞り32の位置Xmax(n)又はXmin(n)から真の開口絞り32の位置X0、或いは、距離rを求める幾つかの方法について説明する。
Xmax(0)及びXmin(0)は、回折像の最も強い極値である。従って、かかる2つの値を用いて、真の開口絞り32の位置X0、或いは、距離rを算出することができる。
数式1乃至4から、以下の数式6が得られる。
数式6から距離rを求めることができ、同様に、数式3又は4から真の開口絞り32の位置X0を算出することができる。nが0以外でも同様である。また、距離rを固定値として、算出された開口絞り32の位置Xmax(n)又はXmin(n)から真の開口絞り32の位置X0を直接算出することもできる。勿論、算出された開口絞り32の位置Xmax(n)又はXmin(n)をパラメータとし、開口絞り32の光軸方向の位置を変えながら、Xmax(n)又はXmin(n)の変化量をモニターしてもよい。これにより、Xmax(n)又はXmin(n)が極値となる位置を検出することができ、開口絞り32と投影光学系30の瞳位置との距離がほぼ0となれば、真の開口絞り32の位置X0を算出することができる。これは、数式1又は2に示したように、フレネル近似領域内ではΔXmax(n)やΔXmin(n)は、√rに比例するためである。距離rが0に近づけば、先の厳密解が示す通りある値に収束する。 従って距離rが十分小さい値ではΔXmax(n)やΔXmin(n)の変化は起きない為、先に述べたようにrを0と考えて算出された開口絞り32の位置Xmax(n)又はXmin(n)から真の開口絞り32の位置X0を直接算出することも可能である。
更に、光強度分布マップの外形中心を通る任意の方向θの面で切ってできた動径位置に対する曲線から、Xmax(θ、n)及びXmin(θ、n)を算出し、r(0)及びX0(θ)を算出することができる。そして、θを変えながら、上述した演算を繰り返すことで、開口絞り32の開口形状及び光軸方向の位置ずれを求めることができる。
図4に戻って、あらかじめ決められていた全ての計測位置(投影光学系30の光軸方向の位置)で、開口絞り32の位置を計測したかどうか判断する(ステップ1006)。あらかじめ決められていた全ての計測位置を計測していなければ、開口絞り32の計測位置を変更し(ステップ1008)、ステップ1002以下を繰り返す。
一方、あらかじめ決められていた全ての計測位置で、開口絞り32の位置を計測したら、計測した開口絞り32の位置及び投影光学系30のNAに基づいて、開口絞り32の補正量を算出する(ステップ1010)。例えば、計測した開口絞り32の位置及び投影光学系30のNAと、所望の開口絞り32の位置及び所望の投影光学系30のNAとを比較し、その差分を開口絞り32の補正量とする。
そして、開口絞り32の補正量に従って、駆動機構34を介して開口絞り32の開口の大きさ(開口形状)及び位置を補正(調整)する(ステップ1012)。
このように、開口絞り32のエッジからの情報である回折縞を利用することで、開口絞り32の位置を高精度に求めることができる。
図5は、露光装置1の変形例である露光装置1Aの構成を示す概略断面図である。露光装置1Aは、露光装置1と同様ではあるが、計測手段100の構成が異なる。実施例2の計測手段100は、実施例1の計測手段100と比較して、マスク130を更に有し、測定部120の代わりに測定部140を有する。
マスク130は、レチクルステージ25上に配置され、投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する場合に、光路上のレチクル20と交換される。マスク130は、図6に示すように、投影光学系30の物体面に配置された面とは反対の面に開口を有し、かかる開口の上部又は内部に拡散光学素子132を有する。従って、光学素子132は投影光学系30の物体面から少しデフォーカスした位置となる。本実施形態ではCrで形成した遮光部の中心に透過部が形成されている。また、透過部である開口部の内部に拡散光学素子132が配置されている。マスク130は、拡散光学素子132によって、拡散効果を有する光学部材112aを有する開口プレート112と同様な効果を有する。従って、開口プレート112又はマスク130いずれかを配置すればよい。ここで、図6は、マスク130の構成を示す概略断面図である。
マスク130は、投影光学系30の物体面に配置された面とは反対の面に開口(ピンホール)を有する。開口部の拡散光学素子132が投影光学系30の物体面から少しデフォーカスされているため、投影光学系30の像面上で開口絞り32の位置を計測する場合、ファーフィールドな位置で計測することになる。つまり、投影光学系30の瞳位置と光学的に共役な位置に配置されているとみなすことができる。従って、マスク130を通過した光は、投影光学系30の開口絞り32を通過し、瞳面における光強度分布を投影光学系30の像面上に形成する。
測定部140は、投影光学系30の像面上に形成される光強度分布を測定する。測定部140は、図7に示すように、開口プレート142と、開口プレート142から離れた位置に光量センサー144とを有する。測定部140は、ウェハステージ45上に配置され、開口プレート142の位置を投影光学系30の像面の位置に移動し、XY方向に移動させながら開口プレート142を通過する光の量を光量センサー144で検出する。これにより、測定部140は、投影光学系30の開口絞り32を通過した光の光強度分布を測定することができる。ここで、図7は、測定部140の構成を示す概略断面図である。
制御部126は、実施例1と同様に、測定された光強度分布から光強度分布マップを算出し、かかる光強度分布マップから極大値及び極小値を与える位置を求めることによって、開口絞り32の位置を解析する。なお、投影光学系30のNAや開口絞り32の位置の算出など(制御部126の動作)は、実施例1と同様である。
図8は、露光装置1の変形例である露光装置1Bの構成を示す概略断面図である。露光装置1Bは、露光装置1と同様ではあるが、マスク130を更に有する。また、露光装置1Bは、測定部140を必要とせず、ウェハステージ45に載置された感光基板RSを実際に露光した結果に基づいて、投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する。なお、感光基板RSは、被処理体40であってもよい。
マスク130は、実施例2と同様に、レチクルステージ25上に配置され、投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する場合に、光路上のレチクル20と交換される。なお、マスク130の構成等は実施例2と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
ここで、図9を参照して、露光装置1Bにおける露光方法について説明する。図9は、本発明の一側面としての露光方法を説明するためのフローチャートである。
まず、マスク130及び感光基板RSを所定の位置に配置する(ステップ2002)。この際、感光基板RSのZ方向(光軸方向)の位置は、フォーカス計測系50によって計測されており、基板RSは、ウェハステージ45を介して、投影光学系30の像面位置に移動される。
マスク130及び感光基板RSを所定の位置に配置したら、設定された露光量で感光基板RSを露光する(ステップ2004)。この際、マスク130及び開口絞り32を通過した光は、投影光学系30の像面上に投影光学系30の瞳面における光強度分布を形成する。従って、投影光学系30の瞳面における光強度分布が感光基板RS上に露光される。そして、あらかじめ決めた全ての種類の露光量で感光基板RSを露光したかどうか判断する(ステップ2006)。
全ての種類の露光量で感光基板RSを露光していない場合、感光基板RSのXY位置を移動し、露光量の設定を変更し(例えば、露光量をΔE加算し)(ステップ2008)、ステップ2004に戻る。これにより、異なる露光量での光強度分布が感光基板RS上に露光される。
一方、全ての種類の露光量で感光基板RSを露光している場合、露光された感光基板RSを現像し、レジスト像を画像解析することによって、光強度分布マップを算出する(ステップ2010)。具体的には、感光基板RSを現像した後、光学式顕微鏡などを利用して異なる露光量での光強度分布を観察し、画像解析することで立体的な光強度分布マップを再生する。なお、ステップ2004において、図12に図示したように、露光した被計測パターン151の周辺に、参照パターン150を別途2重露光により形成しておいても良い。なお、ステップ2004の露光ステップにおいて、複数の露光量の異なる被計測パターン151ごとに、2重露光により参照マーク150を露光しても良い。ステップ2010の光強度分布マップを作成するステップにおいて、各被計測パターン151の位置をそれぞれの参照マーク150を基準に正確に把握することができるので有効である。ここで、図12は、感光基板RSに形成されたパターンを表す概略図である。
次に、実施例1と同様に、光強度分布マップの極大値及び極小値を与える位置から投影光学系30のNA(開口絞り32の位置及び開口の大きさ)を算出する(ステップ2012)。そして、算出した投影光学系30のNAに基づいて、開口絞り32の開口の大きさ(開口形状)及び位置を補正する。更に、マスク130をレチクル20に、感光基板RSを被処理体40に交換し、レチクル20のパターンを被処理体40に露光する。
このように、露光装置1乃至1Bは、投影光学系30の開口数(開口絞り32の開口形状及び位置)を高精度に計測することができ、かかる計測結果に基づいて、投影光学系30のNAを高精度に調整することができる。なお、上述した投影光学系30の開口絞り32の位置を計測する計測方法及び装置(計測手段100)も本発明の一側面を構成する。
露光において、光源12から発せられた光束は、図示しない照明光学系によりレチクル20を照明する。レチクル20を通過してレチクルパターンを反映する光束は、投影光学系30を介して、被処理体40に結像される。露光装置1が使用する投影光学系30は、開口絞り32の開口形状及び位置が高精度に調整されている。これにより、露光装置1乃至1Bは、優れた露光性能(高解像度)を実現することができる。従って、露光装置1乃至1Bは、従来よりも高品位なデバイス(半導体デバイスや液晶表示デバイス)を提供することができる。
次に、図10及び図11を参照して、上述の露光装置1乃至1Bを利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図10は、デバイス(半導体デバイスや液晶表示デバイス)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体デバイスの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル製作)では、設計した回路パターンを形成したレチクルを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、レチクルとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する行程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図11は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置1乃至1Bによってレチクルの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置1乃至1Bを使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
開口絞りのエッジにおける光強度分布を示す図である。 開口絞りのエッジにおける回折を説明するための図である。 本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての計測方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略断面図である。 図5に示すマスクの構成を示す概略断面図である。 図5に示す測定部の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての露光方法を説明するためのフローチャートである。 デバイス(半導体デバイスや液晶表示デバイス)の製造を説明するためのフローチャートである。 図10に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。 感光基板に形成されたパターンを表す概略図である。
符号の説明
1 露光装置
10 照明装置
20 レチクル
25 レチクルステージ
30 投影光学系
32 開口絞り
40 被処理体
45 ウェハステージ
50 フォーカス計測系
100 計測手段
110 開口プレート
112 開口プレート
112a 光学部材
120 測定部
122 CCD
124 開口プレート
126 制御部
1A 露光装置
130 マスク
132 拡散光学素子
140 測定部
142 開口プレート
144 光量センサー
150 参照マーク
151 被計測パターン
1B 露光装置
RS 感光基板

Claims (10)

  1. 光学系の開口絞りの位置を計測する計測方法であって、
    前記光学系の瞳位置と光学的に共役な位置において、前記開口絞りを通過した光の光強度分布を測定するステップと、
    前記測定ステップで測定された前記光強度分布の回折縞に基づいて、前記光学系の開口絞りの位置を決定するステップとを有することを特徴とする計測方法。
  2. 前記決定ステップは、
    前記光強度分布の外形中心からの回転積分によって、前記開口絞りの動径方向に対する光強度積分曲線を求めるステップと、
    前記光強度積分曲線の1つ以上の極値を求めるステップと、
    前記1つ以上の極値に基づいて、前記開口絞りの開口数を求めるステップとを有することを特徴とする請求項1記載の計測方法。
  3. 前記決定ステップは、
    前記光強度分布の外形中心からの回転積分によって、前記開口絞りの動径方向に対する光強度積分曲線を求めるステップと、
    前記光強度分布の外形中心を通る複数の断面の曲線の各々から前記光強度積分曲線の1つ以上の極値を求めるステップと、
    前記1つ以上の極値に基づいて、前記開口絞りの形状を求めるステップとを有することを特徴とする請求項1記載の計測方法。
  4. 前記決定ステップは、前記開口絞りの光軸方向の位置ずれを求めるステップを更に有することを特徴とする請求項2又は3記載の計測方法。
  5. 前記決定ステップは、
    前記光強度分布の外形中心からの回転積分によって、前記開口絞りの動径方向に対する光強度積分曲線を求めるステップと、
    nを0以上の整数とし、前記光強度積分曲線の立ち上がりからn番目までの少なくとも1つ以上の極大値又は極小値を求めるステップと、
    前記少なくとも1つ以上の極大値又は極小値に基づいて、前記開口絞りの動径方向の位置又は前記開口絞りの光軸方向の位置ずれを求めるステップとを有することを特徴とする請求項1記載の計測方法。
  6. 光学系の開口絞りの位置を計測する計測装置であって、
    前記光学系の瞳位置と光学的に共役な位置に配置され、前記開口絞りを通過した光の光強度分布を測定する測定手段と、
    前記測定手段が測定した前記光強度分布の回折縞に基づいて、前記光学系の開口絞りの位置を制御する制御手段とを有することを特徴とする計測装置。
  7. 前記光学系の物体面と光学的に共役な位置に配置され、光を通過させる開口部と、光を拡散させる拡散部とを含むマスクを更に有することを特徴とする請求項6記載の計測装置。
  8. レチクルのパターンを被処理体上に投影する投影光学系を備える露光装置であって、
    前記光学系の物体面と光学的に共役な位置又はその近傍に配置され、光を通過させる開口部と、光を拡散させる拡散部とを含むマスクと、
    前記投影光学系の瞳位置と光学的に共役な位置に配置され、前記投影光学系の開口絞りを通過した光の光強度分布を測定する測定手段と、
    前記測定手段が測定した前記光強度分布の回折縞に基づいて、前記光学系の開口絞りの位置を制御する制御手段とを有することを特徴とする露光装置。
  9. レチクルのパターンを投影光学系を介して被処理体上に露光する露光方法であって、
    前記投影光学系の像面から離れた位置において、前記投影光学系の物体面と光学的に共役な位置又はその近傍に配置され、光を通過させる開口部と、光を拡散させる拡散部とを含むマスクのマスクパターンを複数の異なる露光量で前記被処理体に露光するステップと、
    前記被処理体に露光された前記マスクパターンに基づいて、前記投影光学系の開口絞りの位置を決定するステップとを有することを特徴とする露光方法。
  10. 請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の計測方法、或いは、請求項6又は7記載の計測装置を用いて光学系の開口絞りの位置を計測するステップと、
    前記計測ステップの計測結果に基づいて、前記光学系の開口絞りを調整するステップとを有することを特徴とする調整方法。
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