JP2007291256A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】空気圧低下の抑制、耐久性の向上および燃費の向上を同時に実現することが可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】天然ゴムおよび/または合成ゴムからなるゴム成分の100質量部に対して、下記の一般式(I)、
【化1】
Figure 2007291256

(式中、mおよびnはそれぞれ独立して1〜100であり、xは1〜1000である)で表されるエチレン−ビニルアルコール共重合体が15〜30質量部の範囲内で少なくとも含有されたインナーライナー用ゴム組成物をインナーライナー層に用いてなる空気入りタイヤに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気圧低下が防止されるとともに耐久性および燃費が向上された空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤには高圧の空気が充填されており、タイヤ使用時の空気圧低下を抑制するために通常インナーライナー層が設けられている。インナーライナー層には、従来塩素化ブチルゴムや臭素化ブチルゴムが用いられているが、塩素や臭素が含有されることは環境問題の点から好ましくない。また塩素や臭素にはプライコードとゴムとの間の接着を破壊し、タイヤの耐久性を低下させるという問題もある。
特許文献1には、空気透過性が低減された空気入りタイヤを得ることを目的とし、ゴム成分として、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムおよび炭素数が4〜7のイソモノオレフィンとパラアルキルスチレンとの共重合体のハロゲン化物からなる群から選ばれた少なくとも1種類のブチル系ゴム60〜100重量%、および、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴムおよびスチレン−イソプレン−ブタジエンゴムからなる群から選ばれた少なくとも1種類のジエン系ゴム0〜40重量%を含むゴム組成物からなるインナーライナー層の内面側に、アンカーコート層を介して、平均粒径5μm以下、平均アスペクト比50〜5000の無機層状化合物および樹脂からなるガスバリアー層を有する空気入りタイヤが提案されている。しかし、特許文献1の技術においては、インナーライナー層の内面側に別の層を設けるため、工程が複雑化するという問題がある。また燃費の低減という点でも改善の余地がある。
また、特許文献2には、耐久性を低下させることなく、軽量化し、転がり抵抗を低減させ、かつ空気透過量を低減できるインナーライナー用ゴム組成物として、ブチル系ゴムからなるゴム成分100重量部に対して、無機充填剤35〜80重量部およびポリプロピレン粉末5〜30重量部を含み、以下の式、(ポリプロピレン粉末の配合量)≦(無機充填剤の配合量+ポリプロピレン粉末の配合量)/2、を満たすインナーライナー用ゴム組成物が提案されている。しかし、特許文献2の技術ではインナーライナー層のガスバリアー性確保のためにある程度の厚みでインナーライナー層を形成する必要があり、タイヤの軽量化による燃費の向上という点で未だ改善の余地がある。
特開2004−196254号公報 特開2005−113027号公報
本発明は上記の課題を解決し、空気圧低下の抑制、耐久性の向上および燃費の向上を同時に実現することが可能な空気入りタイヤの提供を目的とする。
本発明は、天然ゴムおよび/または合成ゴムからなるゴム成分の100質量部に対して、下記の一般式(I)、
Figure 2007291256
(式中、mおよびnはそれぞれ独立して1〜100であり、xは1〜1000である)
で表されるエチレン−ビニルアルコール共重合体が15〜30質量部の範囲内で少なくとも含有されたインナーライナー用ゴム組成物をインナーライナー層に用いてなる空気入りタイヤに関する。
本発明においては、インナーライナー用ゴム組成物が、下記の一般式(II)、
Figure 2007291256
(式中、Rはアルキル基であり、pおよびqはそれぞれ独立して1〜100であり、yは1〜5である)
で表される相溶化剤をさらに含むことが好ましい。
該相溶化剤の含有量は、ゴム成分の100質量部に対して0.1〜5質量部の範囲内とされることが好ましい。
本発明においては、インナーライナー用ゴム組成物が、カーボンブラック、シリカ、マイカから選択される少なくとも1種を、ゴム成分の100質量部に対して10〜80質量部の範囲内でさらに含むことが好ましい。
本発明においては、ゴム成分におけるハロゲン化ゴムの含有量が60〜100質量%の範囲内であることが好ましい。
本発明においては、インナーライナー用ゴム組成物が、硫黄または過酸化物で架橋されてなることが好ましい。
本発明においては、規定内圧を充填した状態のタイヤ最大幅位置において測定されるインナーライナー層の厚みが0.1〜5mmの範囲内であることが好ましい。
本発明によれば、ガスバリアー性に優れるインナーライナー用ゴム組成物をインナーライナー層に用いることにより、良好な耐久性を維持しつつ空気入りタイヤの使用時の空気圧低下が良好に抑制され、かつ該空気入りタイヤの軽量化による燃費の向上が可能となる。
本発明の空気入りタイヤにおいては、天然ゴムおよび/または合成ゴムからなるゴム成分の100質量部に対して、下記の一般式(I)、
Figure 2007291256
(式中、mおよびnはそれぞれ独立して1〜100であり、xは1〜1000である)で表されるエチレン−ビニルアルコール共重合体が15〜30質量部の範囲内で少なくとも含有されたインナーライナー用ゴム組成物をインナーライナー層に用いる。エチレン−ビニルアルコール共重合体のエチレン由来部位により、該インナーライナー用ゴム組成物とゴム成分との相溶性が良好に付与され、エチレン−ビニルアルコール共重合体はインナーライナー用ゴム組成物中に微細な分散サイズで存在することができる。一方、該エチレン−ビニルアルコール共重合体は、ビニルアルコール由来部位の寄与により良好なガスバリアー性を有する。すなわち、本発明においては、インナーライナー用ゴム組成物中に、ガスバリアー性に優れるエチレン−ビニルアルコール共重合体が微細なサイズで島状に分散していることにより、インナーライナー層が薄くされた場合でも良好なガスバリアー性が発現される。これによりタイヤの軽量化が可能であり、燃費の向上効果が得られる。
さらに本発明においては、エチレン−ビニルアルコール共重合体を含有させることによりガスバリアー性を確保するため、たとえばハロゲン化ブチルゴム等の、従来ガスバリアー性を付与するために使用されてきた高比重のハロゲン化ゴムを使用しないか、使用する場合にも使用量の低減が可能である。これによってもタイヤの軽量化が可能であり、燃費の向上効果が得られる。さらに該ハロゲン化ゴムは、ゴム中のハロゲンにより空気入りタイヤのプライコードとゴムとの間の接着性を悪化させるという問題点を有しているが、本発明においては該ハロゲン化ゴムの使用量を低減できるため、プライコードとゴムとの間の接着性の向上による空気入りタイヤの耐久性の向上効果も得られる。
一般式(I)において、エチレン−ビニルアルコール共重合体を構成するためにmおよびnは1以上とされる。一方、mおよびnがそれぞれ100以下であることにより、ゴム成分との相溶性とガスバリアー性とが両立されたエチレン−ビニルアルコール共重合体が得られる。ゴム成分との相溶性がより良好になる点で、mは、さらに5以上とされることが好ましい。また、ガスバリアー性がより良好になる点で、nは、さらに5以上とされることが好ましい。一方、ビニルアルコール由来部位によるガスバリアー性の発現を損ない難い点で、mは、さらに95以下、さらに80以下とされることが好ましい。また、エチレン由来部位によるゴム成分との良好な相溶性の発現を損ない難い点で、nは、さらに95以下、さらに80以下とされることが好ましい。
一般式(I)において、エチレン−ビニルアルコール共重合体を構成するためにxは1以上とされる。一方、xが1000以下であることにより、インナーライナー用ゴム組成物の作製時の混練性が確保され、エチレン−ビニルアルコール共重合体が均一に分散されたインナーライナー用ゴム組成物が得られる。ゴム成分との相溶性およびガスバリアー性が良好に発現される点で、xは、さらに10以上とされることが好ましく、混練性が良好である点で、xは、さらに500以下、さらに100以下とされることが好ましい。
一般式(I)で表されるエチレン−ビニルアルコール共重合体は、ゴム成分100質量部に対して15〜30質量部の範囲内で含有される。ゴム成分100質量部に対するエチレン−ビニルアルコール共重合体の含有量が15質量部以上であることにより、インナーライナー層のガスバリアー性が確保される。また該含有量が30質量部以下であることにより、インナーライナー用ゴム組成物の作製時の混練性が確保されるとともに、インナーライナー層において機械強度等の基本性能が確保される。該含有量は、さらに17質量部以上、さらに20質量部以上とされることが好ましく、また、さらに28質量部以下、さらに25質量部以下とされることが好ましい。
インナーライナー用ゴム組成物は、下記の一般式(II)、
Figure 2007291256
(式中、Rはアルキル基であり、pおよびqはそれぞれ独立して1〜100であり、yは1〜5である)で表される相溶化剤をさらに含むことが好ましい。該相溶化剤は、インナーライナー用ゴム組成物中で、ゴム成分とエチレン−ビニルアルコール共重合体との相溶性をさらに高める作用を有する。一般式(II)中のpおよびqがそれぞれ1以上である場合、相溶化剤としての作用が良好であり、pおよびqがそれぞれ100以下である場合、インナーライナー用ゴム組成物での該相溶化剤の分散性が良好である。pはさらに5以上が好ましく、またさらに95以下、さらに80以下が好ましい。qはさらに5以上が好ましく、またさらに95以下、さらに80以下が好ましい。
一般式(II)中のyは、ブロック共重合体を構成するために1以上とされる。また、インナーライナー用ゴム組成物での該相溶化剤の分散性が良好である点で、yは5以下とされることが好ましい。yはさらに2以上が好ましく、またさらに4以下が好ましい。
一般式(II)で表される相溶化剤のゴム成分100質量部に対する含有量は、0.1〜5質量部の範囲内とされることが好ましい。該含有量が0.1質量部以上である場合相溶化剤としての作用が良好に発現され、5質量部以下である場合、インナーライナー層において機械強度等の基本性能が低下することを良好に防止できる。該含有量は、さらに0.5質量部以上、さらに1.0質量部以上、さらに1.5質量部以上とされることが好ましく、また、さらに4.5質量部以下、さらに4.0質量部以下、さらに3.5質量部以下とされることが好ましい。
なお、一般式(I)で表されるエチレン−ビニルアルコール共重合体は、他の成分との共重合体とされた状態でインナーライナー用ゴム組成物中に含有されても良く、この場合のエチレン−ビニルアルコール共重合体の含有量とは、一般式(I)で表される構造部分の含有量を意味する。また、本発明において一般式(II)で表される相溶化剤が含有される場合も、該相溶化剤が他の成分との共重合体とされた状態でインナーライナー用ゴム組成物中に含有されても良く、この場合の該相溶化剤の含有量とは、一般式(II)で表される構造部分の含有量を意味する。
エチレン−ビニルアルコール共重合体の分子構造は、たとえば赤外吸収スペクトル(IR)や核磁気共鳴スペクトル(NMR)等により確認することができる。
本発明においては、インナーライナー用ゴム組成物が、カーボンブラック、シリカ、マイカから選択される少なくとも1種をさらに含むことが好ましい。この場合、該インナーライナー用ゴム組成物の機械強度およびガスバリアー性がより良好になる。カーボンブラック、シリカ、マイカから選択される少なくとも1種の含有量は、ゴム成分100質量部に対して10〜80質量部の範囲内とされることが好ましい。該含有量が10質量部以上である場合インナーライナー用ゴム組成物の機械強度が高くなるためタイヤの耐久性が良好となり、80質量部以下である場合、インナーライナー用ゴム組成物の作製時の加工性が良好である。該含有量は、さらに12質量部以上、さらに15質量部以上、また、さらに50質量部以下、さらに30質量部以下がより好ましい。
カーボンブラックとしては、たとえば窒素吸着比表面積が100m2/g以上1500m2/g以下であるものが好ましく使用される。該窒素吸着比表面積が100m2/g以上である場合補強効果が良好であり、1500m2/g以下である場合製造時の加工性を確保する点で好ましい。
シリカとしては汎用ゴム一般に用いられるものを使用でき、たとえば補強材として使用される乾式法ホワイトカーボン、湿式法ホワイトカーボン、コロイダルシリカ等が挙げられる。中でも含水ケイ酸を主成分とする湿式法ホワイトカーボンが好ましい。シリカの窒素吸着比表面積(BET法)は、たとえば50〜300m2/g、さらに100〜200m2/gの範囲内であることが好ましい。シリカの窒素吸着比表面積が50m2/g以上である場合、インナーライナー用ゴム組成物に対する補強効果が十分得られることによりタイヤの耐久性が良好となる。一方該窒素吸着比表面積が300m2/g以下である場合、インナーライナー用ゴム組成物の加工性が良好である。ここで窒素吸着比表面積は、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物の硬度は30〜90の範囲内とされることができる。該硬度が30以上である場合インナーライナー用ゴム組成物の機械強度が良好であり、90以下である場合インナーライナー用ゴム組成物が硬くなり過ぎることによる耐久性の低下等を防止できる。該硬度はさらに40以上、さらに45以上、さらに55以上が好ましく、またさらに80以下、さらに75以下が好ましい。なお上記の硬度は、JIS K6250等により測定される値である。
インナーライナー用ゴム組成物のゴム成分におけるハロゲン化ゴムの含有量は、60〜100質量%の範囲内とされることが好ましい。ハロゲン化ゴムの含有量が60質量%以上である場合、インナーライナー層に良好なガスバリアー性が付与される。なお該含有量は100質量%とされることができるが、90質量%以下である場合、タイヤの軽量化による燃費の向上効果がより良好に得られるとともに、ハロゲンによるプライコードとゴムとの間の接着の破壊が抑制され、空気入りタイヤの耐久性が良好になる。ハロゲン化ゴムの含有量は、さらに70質量%以上がより好ましい。
本発明においては、インナーライナー用ゴム組成物が、硫黄または過酸化物で架橋されていることが好ましい。この場合、インナーライナー層の機械強度が良好であり、ガスバリアー性による空気圧低下の防止効果を長期間維持することができる。
本発明においては、規定内圧を充填した状態のタイヤ最大幅位置において測定されるインナーライナー層の厚みが0.1〜5mmの範囲内であることが好ましい。インナーライナー層の厚みが0.1mm以上である場合、空気圧低下の抑制効果が良好であり、5mm以下である場合、タイヤの軽量化による燃費の向上効果が良好である。インナーライナー層の厚みは、さらに0.5mm以上、さらに1mm以上が好ましく、またさらに3mm以下、さらに2mm以下が好ましい。
本発明において用いられるインナーライナー用ゴム組成物の比重は1.70以下とされることができる。該比重が1.70以下である場合、タイヤの軽量化による燃費の向上効果が良好である。該比重はさらに1.40以下、さらに1.20以下に好ましく設定される。
本発明においてインナーライナー用ゴム組成物に使用されるゴム成分としては天然ゴムおよび/または合成ゴムが使用でき、ジエン系ゴムが特に好ましい。ジエン系ゴムとしては、該天然ゴムや、合成ゴムとして、エチレンプロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)等が使用できる。これらのゴムは単独または2種以上の組合せでゴム成分として使用できる。
本発明において用いられるインナーライナー用ゴム組成物には、その他通常のタイヤ用ゴム組成物において配合される下記のような種々の成分を適宜配合することができる。
架橋剤としては、有機過酸化物、硫黄系加硫剤が好ましく用いられ、インナーライナー用ゴム組成物におけるゴム成分100質量部に対してたとえば3〜8質量部の範囲内で配合され得る。有機過酸化物としては、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等のうち1種または2種以上を使用することができる。また、硫黄系加硫剤としては、たとえば、硫黄、モルホリンジスルフィド等のうち1種または2種以上を使用することができる。
加硫促進剤としては、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサンテート系加硫促進剤のうち1種または2種以上を配合することができる。
老化防止剤としては、たとえばアミン系、フェノール系、イミダゾール系、カルバミン酸金属塩、ワックス等のうち1種または2種以上を配合することができる。
軟化剤としては、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系軟化剤、ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪油系軟化剤、蜜ロウ、カルナバロウ、ラノリンなどのワックス類の他、トール油、サブ、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸等が配合され得る。
また、可塑剤として、たとえばDMP(フタル酸ジメチル)、DEP(フタル酸ジエチル)、DBP(フタル酸ジブチル)、DHP(フタル酸ジヘプチル)、DOP(フタル酸ジオクチル)、DINP(フタル酸ジイソノニル)、DIDP(フタル酸ジイソデシル)、BBP(フタル酸ブチルベンジル)、DLP(フタル酸ジラウリル)、DCHP(フタル酸ジシクロヘキシル)等を配合しても良い。
さらに、スコーチを防止または遅延させるためスコーチ防止剤として、たとえば無水フタル酸、サリチル酸、安息香酸などの有機酸、N−ニトロソジフェニルアミン等のニトロソ化合物、N−シクロヘキシルチオフタルイミド等を配合することができる。
インナーライナー層は、インナーライナー用ゴム組成物の配合成分を、たとえばバンバリーミキサーやニーダー等により130℃以上160℃以下で混練して未架橋物を調製し、該未架橋物を空気入りタイヤのインナーライナー部分に適用して加硫成形することによって形成することができる。
本発明は、乗用車用、トラック・バス用、重機用等、種々のタイヤに対して適用され得る。図1は、本発明に係るタイヤの右半分を示す断面図である。タイヤ1は、トレッド部2とサイドウォール部3とビード部4とを有している。さらに、ビード部4にはビードコア5が埋設される。また、一方のビード部4から他方のビード部にわたって設けられ、両端を折り返してビードコア5を係止するカーカス6と、該カーカス6のクラウン部外側の2枚のプライよりなるベルト層7とが配置されている。カーカス6の内側には一方のビード部4から他方のビード部4に亘るインナーライナー9が配置されている。ベルト層7は、スチールコードまたはアラミド繊維等のコードよりなるプライの2枚をタイヤ周方向に対して、コードが通常5〜30°の角度になるようにプライ間で相互に交差するように配置される。またカーカスはポリエステル、ナイロン、アラミド等の有機繊維コードがタイヤ周方向にほぼ90°に配列されており、カーカスとその折り返し部に囲まれる領域には、ビードコア5の上端からサイドウォール方向に延びるビードエーペックス8が配置される。
[実施例]
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例1〜4,比較例1〜4>
表1に示す配合成分のうち硫黄、加硫促進剤を除いた成分を、バンバリーを用いて約140℃で3分間混練した。その後、硫黄、加硫促進剤を加え、2軸オープンロールを用い、約25℃で5分間練り込んだ。得られた未加硫物を用いて厚み1mmのゴムシートを作製し、空気入りタイヤのインナーライナー部分に適用して170℃で25分間加硫成形し、195/65R15サイズの空気入りタイヤを得た。
<空気透過性>
上記で得た空気入りタイヤに、内圧が規定内圧の250kPaとなるように空気を充填し、300kg荷重で100時間ドラム走行させた後の空気圧低下の度合いを、下記の式、
(空気透過性指数)=(各実施例に係る空気入りタイヤのドラム走行後の空気圧(kPa))/(比較例1に係る空気入りタイヤのドラム走行後の空気圧(kPa))×100
に従って、比較例1を100とした空気透過性指数として算出した。数値が大きい程空気透過性が低く空気圧低下の度合いが少なく良好である。結果を表1に示す。
<タイヤ耐久性>
上記で得た空気入りタイヤに、内圧が規定内圧の250kPaとなるように空気を充填し、300kg荷重で30000kmドラム走行させた後、空気入りタイヤを解体して半径方向中央部のプライコードとゴムとの間の剥離試験を行なった。剥離試験はJIS K6250に準拠して行なった。剥離力の測定値から、タイヤ耐久性の度合いを、下記の式、
(タイヤ耐久性指数)=(各実施例に係る空気入りタイヤにおける剥離力)/(比較例1に係る空気入りタイヤにおける剥離力)×100
に従って、比較例1を100としたタイヤ耐久性指数として算出した。数値が大きい程タイヤ耐久性が良好である。結果を表1に示す。
Figure 2007291256
注1:塩素化ブチルゴムは、日本ブチル社製の「クロロブチル1068」である。
注2:NRは、マレーシア製の「SML20」である。
注3:BRは、宇部興産社製のブタジエンゴム「150B」である。
注4:カーボンブラックは、東海カーボン社製の「N660」である。
注5:ミネラルオイルは、出光興産社製の「PS32」である。
注6:酸化亜鉛は、東邦亜鉛社製の「銀嶺」である。
注7:ステアリン酸は、日本油脂社製の「椿」である。
注8:加硫促進剤NSは、大内新興化学社製の「ノクセラーNS」(化合物名:N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾール−スルフェンアミド)である。
注9:硫黄は、軽井沢精錬所製の「粉末硫黄」である。
注10:エチレン−ビニルアルコール共重合体は、日本合成化学工業(株)製の「ソアノールAT4403」であり、前述の一般式(I)に示す分子構造を有する。
注11:相溶化剤は、日本合成化学工業社製の1,1−ジアルキルエチレン−ビニルアルコールブロック共重合体であり、前述の一般式(II)に示す分子構造を有する。
表1に示す結果より、エチレン−ビニルアルコール共重合体をゴム成分100質量部に対して15〜30質量部の範囲内で含有するインナーライナー用ゴム組成物からなるインナーライナー層を形成した実施例1〜4においては、エチレン−ビニルアルコール共重合体を含有しない比較例1〜3、およびエチレン−ビニルアルコール共重合体の含有量がゴム成分100質量部に対して5質量部と少ない比較例4と比べて、空気透過性指数、タイヤ耐久性指数のいずれもが良好な値を示した。よって、本発明において特定のエチレン−ビニルアルコール共重合体を配合したインナーライナー用ゴム組成物を用いることにより、タイヤの空気圧低下の抑制効果を得つつ良好耐久性も得られることが分かる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
空気圧低下の抑制効果、耐久性および燃費に優れる本発明の空気入りタイヤは、乗用車用、トラック・バス用、重機用等の種々の用途に対して好適に適用され得る。
本発明に係るタイヤの右半分を示す断面図である。
符号の説明
1 タイヤ、2 トレッド部、3 サイドウォール部、4 ビード部、5 ビードコア、6 カーカス、7 ベルト層、8 ビードエーペックス、9 インナーライナー。

Claims (7)

  1. 天然ゴムおよび/または合成ゴムからなるゴム成分の100質量部に対して、下記の一般式(I)、
    Figure 2007291256
    (式中、mおよびnはそれぞれ独立して1〜100であり、xは1〜1000である)
    で表されるエチレン−ビニルアルコール共重合体が15〜30質量部の範囲内で少なくとも含有されたインナーライナー用ゴム組成物をインナーライナー層に用いてなる空気入りタイヤ。
  2. 前記インナーライナー用ゴム組成物が、下記の一般式(II)、
    Figure 2007291256
    (式中、Rはアルキル基であり、pおよびqはそれぞれ独立して1〜100であり、yは1〜5である)
    で表される相溶化剤をさらに含む、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記相溶化剤の含有量が、前記ゴム成分の100質量部に対して0.1〜5質量部の範囲内とされる、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記インナーライナー用ゴム組成物が、カーボンブラック、シリカ、マイカから選択される少なくとも1種を、前記ゴム成分の100質量部に対して10〜80質量部の範囲内でさらに含む、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ゴム成分におけるハロゲン化ゴムの含有量が60〜100質量%の範囲内である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記インナーライナー用ゴム組成物が、硫黄または過酸化物で架橋されてなる、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  7. 規定内圧を充填した状態のタイヤ最大幅位置において測定される前記インナーライナー層の厚みが0.1〜5mmの範囲内である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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