JP2007288866A - ピエゾアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ピエゾスタックにリード線を接続した場合に、高い気密性を確保する。
【解決手段】リード線3の一端がピエゾスタック1に接続され、リード線3の他端がケーシング2の外部に取り出されるピエゾアクチュエータであって、リード線3とケーシング2との間のシールを行うゴムブッシュ4は、リード線3の芯線31が挿入されてその芯線31と当接する芯線挿入穴412が形成されている。そして、芯線挿入穴412と芯線31との当接によりゴムブッシュ4とリード線3との間のシールがなされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、多数のピエゾ素子を積層したピエゾスタックを備えるピエゾアクチュエータに関し、特に燃料噴射装置のインジェクタに好適である。
従来の燃料噴射装置は、コモンレール内に蓄えられた高圧燃料をインジェクタを介して内燃機関の各気筒の燃焼室内に噴射供給するように構成されている。インジェクタは、噴孔をニードルにて開閉して開弁時に燃料を噴射するノズルや、ニードルにおける反噴孔側に作用する圧力を制御してノズルの開閉作動を制御するピエゾアクチュエータを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ピエゾアクチュエータは、周知のように、多数のピエゾ素子を絶縁層を形成しながら積層してピエゾスタックを形成し、このピエゾスタックに金属製の丸棒のリード電極を接続した後、ピエゾスタックをケーシングに収納している。
ここで、ピエゾ素子の最小板厚は数十μmであり、また、比較的高電圧が印加されるため、隣接するピエゾ素子間のショートが発生しやすい環境になっている。したがって、ピエゾアクチュエータ内に水分が浸入すると容易にショートが発生するため、ピエゾアクチュエータは特に高い気密性が要求される。そこで、電極とケーシングとの間は、絶縁と気密を両立すべくガラスハーメチックを施していた。
特開2002−257002号公報
しかしながら、ピエゾアクチュエータの小型化と電極取り出し自由度を加味すると、ピエゾスタックからの電極取り出しはリード線であることが望まれる。
従来のように、ピエゾスタックにリード電極を接続し、ガラスハーメチックを施した後、リード電極にリード線を接続することも可能であるが、この場合ガラスハーメチックのコストが高いことや、接続箇所が増加することによる信頼性の低下が問題となる。
本発明は上記点に鑑みて、ピエゾスタックにリード線を接続した場合に、高い気密性を確保することを目的とする。
本発明は、ピエゾスタック(1)がケーシング(2)に収納され、リード線(3)の一端がピエゾスタック(1)に接続され、リード線(3)の他端がケーシング(2)の外部に取り出されたピエゾアクチュエータであって、リード線(3)とケーシング(2)との間のシールを行うゴムブッシュ(4)は、芯線(31)が挿入される芯線挿入穴(412)が形成されており、その芯線挿入穴(412)は、芯線(31)の外周面が当接可能な穴径となっている内壁を少なくとも一部に有することを特徴とする。
そして、ゴムブッシュ(4)とリード線(3)の被覆部材(32)との当接によりゴムブッシュ(4)とリード線(3)との間のシールを行った場合には、芯線(31)と被覆部材(32)との間を通ってピエゾアクチュエータ内に水分が浸入してしまうが、本発明によると、ゴムブッシュ(4)と芯線(31)との当接によりゴムブッシュ(4)とリード線(3)との間のシールがなされるため、芯線(31)と被覆部材(32)との間からの水分の浸入が防止される。したがって、ピエゾスタック(1)にリード線(3)を接続した場合でも高い気密性を確保することができる。
この場合、ゴムブッシュ(4)は、芯線挿入穴(412)内に環状の突起(44)を備えることができる。
このようにすれば、ゴムブッシュ(4)と芯線(31)との当接部位の面圧が上がり気密性が向上する。
また、ゴムブッシュ(4)は、ケーシング(2)と当接する部位に環状の突起(45)を備えることができる。
このようにすれば、ゴムブッシュ(4)とケーシング(2)との当接部位の面圧が上がり気密性が向上する。
また、ゴムブッシュ(4)は、芯線挿入穴(412)におけるケーシング外部側の端部に、被覆部材(32)の端部が当接する段差部(42)を備えることができる。
このようにすれば、段差部(42)はリード線(3)の位置決め用ストッパとして機能する。したがって、芯線(31)の露出部の長さを管理し、被覆部材(32)が段差部(42)に当たる位置まで芯線(31)を芯線挿入穴(412)に挿入することにより、ピエゾスタック(1)の側面電極(14)と芯線(31)との溶接部長さを管理でき、溶接部の信頼性を向上させることができる。
また、芯線(31)を単芯線にすることができる。このようにすれば、芯線(31)がより線である場合の問題、すなわち、線間の隙間を通ってピエゾアクチュエータ内に水分が浸入する問題が発生せず、高い気密性を確実に確保することができる。
また、ゴムブッシュ(4)を、ピエゾスタック(1)におけるピエゾ素子積層方向の一端側に配置し、ケーシング(2)に、ゴムブッシュ(4)が収納される収納穴(221)を形成し、この収納穴(221)に、ピエゾ素子積層方向へのゴムブッシュ(4)の移動を阻止する位置決め面(222)を形成することができる。
このようにすれば、ピエゾ素子積層方向へのゴムブッシュ(4)のがたつきが防止される。このため、ゴムブッシュ(4)と芯線(31)との相対移動によるシール部の摩耗が防止され、シール部の信頼性が向上する。また、ゴムブッシュ(4)とピエゾスタック(1)との相対移動による溶接部の破損が防止され、溶接部の信頼性が向上する。
また、ゴムブッシュ(4)を、ピエゾスタック(1)におけるピエゾ素子積層方向の一端側に配置し、ゴムブッシュ(4)とピエゾスタック(1)との間に、リード線(3)を案内する案内部材(5)を設けることができる。
ゴムブッシュ(4)と案内部材(5)を一体にして形成する場合には、多くのアンダカットがあって型による成形が容易ではないが、それらを別体にすることにより型による成形が容易になる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るピエゾアクチュエータの断面図である。
ピエゾアクチュエータは、電荷の充放電により伸縮するピエゾスタック1が収納されるケーシング2を備え、このケーシング2は、金属製の円筒状の筒部材21の一端側開口部に金属製の段付き円筒状のキャップ22が気密的に溶接され、筒部材21の他端側開口部に金属製の薄板状のダイヤフラム23が気密的に溶接されている。また、ダイヤフラム23の中心部には、ピエゾスタック1の変位を伝達する金属製のロッド24が気密的に溶接されている。このロッド24は、円錐台状の円錐部241と、円柱状の円柱部242とを備えている。そして、円錐部241はケーシング2の内部に配設され、円柱部242はダイヤフラム23の中心部に形成された貫通穴に挿入されてケーシング2の外部に突出している。
ピエゾスタック1は、多数のピエゾ素子と内部電極とを交互に積層した積層体11を備え、ピエゾ素子の積層方向(以下、ピエゾ素子積層方向という)両端にアルミナ製の端板12、13が配置され、一方の端板12がケーシング2のキャップ22および後述するゴムブッシュ4に当接し、他方の端板13がロッド24の円錐部241に当接している。積層体11の側面には一対の側面電極14が設けられており、各ピエゾ素子の両側に位置する2つの内部電極のうちの一方が、一方の側面電極14に接続され、他方の内部電極が他方の側面電極14に接続されている。
ピエゾスタック1の側面電極14には、一対のリード線3が接続されている。このリード線3は、芯線31が被覆部材32にて覆われている。本実施形態で用いる芯線31は単芯線である。ケーシング2のキャップ22内には、リード線3とキャップ22との間のシールを行う段付き円柱状のゴムブッシュ4が挿入されている。そして、リード線3は、ゴムブッシュ4を貫通してケーシング2の外部に取り出され、図示しない外部の駆動回路に接続される。なお、ゴムブッシュ4は、耐熱性に富むフッ素ゴムよりなる。また、積層体11の外周、側面電極14の表面、および側面電極14とリード線3の接続部には、ケーシング2との間の絶縁を確保するために絶縁部材(図示せず)が配設されている。
図2は、リード線3、ゴムブッシュ4、およびケーシング2のキャップ22を分解して示す断面図である。
この図2に示すように、ゴムブッシュ4は、リード線3が挿入される一対の挿入穴41が形成されている。この挿通穴41は、3つの挿入穴部411〜413からなり、ケーシング2の内部と外部とを連通するようになっている。
最もケーシング外部側に位置する円柱状の第1挿入穴部411は、芯線31および被覆部材32が挿入されて、被覆部材32の外周面と当接する。中間部に位置する円柱状の第2挿入穴部412は、芯線31のみが挿入されて、芯線31の外周面と当接する。より詳細には、芯線31の外周面は、全周に渡って第2挿入穴部412の内壁面に当接する。この第2挿入穴部412は、本発明の芯線挿入穴に相当する。

最もケーシング内部側に位置する第3挿入穴部413は、一対の芯線31の先端部(すなわち、ケーシング内部側端部)間の間隔を、一対の側面電極14の間隔と同程度の寸法に拡げる機能を有しており、ケーシング外部側から内部側に向かうのに伴って外側に拡がっている。

第1挿入穴部411と第2挿入穴部412は同軸に配置されている。また、自由状態においては、第1挿入穴部411の内径は第2挿入穴部412の内径よりも大きく設定されている。より詳細には、自由状態においては、第1挿入穴部411の内径は被覆部材32の外径よりも大きく、第2挿入穴部412の内径は芯線31の外径よりも小さくなっている。したがって、第1挿入穴部411と第2挿入穴部412との境界には段差部42があり、この段差部42に被覆部材32の端部が当接可能になっている。また、ゴムブッシュ4の外周面には、ゴムブッシュ4の軸線方向中間部に、ゴムブッシュ4の軸線に直交する外周端面43が形成されている。さらに、第2挿入穴部412の内径は第3挿入穴部413の内径よりも小さくなっている。
ケーシング2のキャップ22は、ゴムブッシュ4が収納される段付き円柱状の収納穴221が形成されている。この収納穴221には、キャップ22の軸線方向中間部に、キャップ22の軸線に直交する内周端面222が形成されている。そして、図1に示すようにピエゾアクチュエータの組み付けが完了した状態では、ゴムブッシュ4の外周端面43がキャップ22の内周端面222に当接して、ピエゾ素子積層方向へのゴムブッシュ4の移動を阻止するようになっている。なお、キャップ22の内周端面222は、本発明の位置決め面に相当する。
次に、ピエゾアクチュエータの組み付けについて説明する。図3は、ピエゾアクチュエータを、ピエゾスタック1と、リード線3等の集合体と、筒部材21等の集合体に分解して示す断面図である。
まず、図3に示すように、ピエゾスタック1と、リード線3等の集合体と、筒部材21等の集合体を準備する。
リード線3等の集合体は、次のようにして製造する。リード線3の被覆部材32の不要な部分を剥き、ゴムブッシュ4の第1挿入穴部411側からリード線3を挿通穴41に挿入する。リード線3を挿通穴41に挿入する過程において、芯線31は第3挿入穴部413に案内されて外側に拡がる。このとき、第3挿入穴部413の内径は、第2挿入穴部412よりも大きいので、芯線31の取り出しが容易である。また、リード線3を挿通穴41に挿入することにより、第2挿入穴部412の内周面と芯線31が密着して気密性が確保される。この後、このリード線3を通したゴムブッシュ4にケーシング2のキャップ22を被せる。これにより、ゴムブッシュ4とキャップ22との間の気密が行われる。
ここで、芯線31の露出部の長さL1(図2参照)を管理し、被覆部材32の端部が段差部42に当接する位置までリード線3を挿入することにより、芯線31の挿通穴41からの突出長さL2、ひいては側面電極14と芯線31との溶接部長さを管理することができる。
一方、筒部材21とダイヤフラム23とロッド24を溶接にて一体化して筒部材21等の集合体を製造する。
ピエゾスタック1と、リード線3等の集合体と、筒部材21等の集合体を準備した後に、それらの組み付けを行う。まず、ピエゾスタック1の端面にリード線3等の集合体を配置し、側面電極14にリード線3を溶接する。この後、ピエゾスタック1を筒部材21等の集合体に挿入し、キャップ22を筒部材21の開口部に挿入し、キャップ22と筒部材21を溶接する。これにより、図1に示すピエゾアクチュエータが完成する。
本実施形態では、ゴムブッシュ4の第2挿入穴部412の内周面とリード線3の芯線31が密着して、ゴムブッシュ4とリード線3との間のシールがなされる。したがって、ピエゾスタック1の側面電極14にリード線3を接続する場合でも高い気密性を確保することができる。
また、ゴムブッシュ4の段差部42はリード線3の位置決め用ストッパとして機能するため、芯線31の挿通穴41からの突出長さL2、ひいては側面電極14と芯線31との溶接部長さを管理することができ、溶接部の信頼性を向上させることができる。
また、ケーシング2のキャップ22に形成された収納穴221の内周端面222により、ピエゾ素子積層方向へのゴムブッシュ4のがたつきが防止される。このため、ゴムブッシュ4と芯線31との相対移動によるシール部の摩耗が防止され、シール部の信頼性が向上する。また、ゴムブッシュ4とピエゾスタック1との相対移動による、側面電極14とリード線3との溶接部の破損が防止され、溶接部の信頼性が向上する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態に係るピエゾアクチュエータにおけるゴムブッシュの断面図、図5は図4のA部の拡大断面図、図6は図4のゴムブッシュにリード線を装着した状態を示す断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4、図5に示すように、ゴムブッシュ4の挿通穴41における第2挿入穴部412の内周面には、環状に連続した突起44が2つ形成されている。また、自由状態での突起44の先端の内径は、リード線3の芯線31の外径よりも小さく設定されている。したがって、図6に示すように、リード線3を挿通穴41に挿入すると突起44の先端が弾性変形して芯線31に密着し、突起44と芯線31との当接部位の面圧が上がって気密性が向上する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態に係るピエゾアクチュエータにおけるゴムブッシュの断面図、図8は図7のB部の拡大断面図、図9は図7のゴムブッシュにケーシングのキャップを装着した状態を示す断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7、図8に示すように、ゴムブッシュ4の外周面には、キャップ22の収納穴221に挿入される部位に、環状に連続した突起45が2つ形成されている。また、自由状態での突起45の先端の外径は、キャップ22の収納穴221の内径よりも大きく設定されている。したがって、図9に示すように、ゴムブッシュ4にキャップ22を装着すると突起45の先端が弾性変形して収納穴221の内周面に密着し、突起45と収納穴221の内周面との当接部位の面圧が上がって気密性が向上する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図10は第4実施形態に係るピエゾアクチュエータの断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、芯線31を案内する第3挿入穴部413を、ゴムブッシュ4に形成したが、本実施形態では、第3挿入穴部413をゴムブッシュ4とは別の部材に形成している。
すなわち、図10に示すように、第3挿入穴部413は、ゴムブッシュ4と別体の樹脂製の案内部材5に形成されている。そして、この案内部材5は、ケーシング2のキャップ22に挿入されてゴムブッシュ4とピエゾスタック1との間に配置される。
ゴムブッシュ4に第3挿入穴部413も形成する場合には、多くのアンダカットがあって型による成形が容易ではないが、ゴムブッシュ4と別体の案内部材5に第3挿入穴部413を形成することにより、型によるゴムブッシュ4の成形が容易になる。
(他の実施形態)
上記各実施形態のピエゾアクチュエータは、燃料噴射装置のインジェクタに適用することができるとともに、他の機器にも適用することができる。
本発明の第1実施形態に係るピエゾアクチュエータの断面図である。 図1のリード線、ゴムブッシュ、およびキャップを分解して示す断面図である。 図1のピエゾアクチュエータを分解して示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るピエゾアクチュエータにおけるゴムブッシュの断面図である。 図4のA部の拡大断面図である。 図4のゴムブッシュにリード線を装着した状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るピエゾアクチュエータにおけるゴムブッシュの断面図である。 図7のB部の拡大断面図である。 図7のゴムブッシュにケーシングのキャップを装着した状態を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るピエゾアクチュエータの断面図である。
符号の説明
1…ピエゾスタック、2…ケーシング、3…リード線、4…ゴムブッシュ、31…芯線、32…被覆部材、412…第2挿入穴部(芯線挿入穴)。

Claims (7)

  1. 多数のピエゾ素子を積層したピエゾスタック(1)がケーシング(2)に収納され、芯線(31)を被覆部材(32)にて覆ったリード線(3)の一端が前記ピエゾスタック(1)に接続され、前記リード線(3)の他端が前記ケーシング(2)の外部に取り出されたピエゾアクチュエータであって、
    前記リード線(3)と前記ケーシング(2)との間のシールを行うゴムブッシュ(4)を備え、
    このゴムブッシュ(4)は、前記芯線(31)が挿入される芯線挿入穴(412)が形成されており、
    その芯線挿入穴(412)は、前記芯線(31)の外周面が当接可能な穴径となっている内壁を少なくとも一部に有することを特徴とするピエゾアクチュエータ。
  2. 前記ゴムブッシュ(4)は、前記芯線挿入穴(412)の内周面に環状の突起(44)を備えることを特徴とする請求項1に記載のピエゾアクチュエータ。
  3. 前記ゴムブッシュ(4)は、前記ケーシング(2)と当接する部位に環状の突起(45)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のピエゾアクチュエータ。
  4. 前記ゴムブッシュ(4)は、前記芯線挿入穴(412)におけるケーシング外部側の端部に、前記被覆部材(32)の端部が当接する段差部(42)を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のピエゾアクチュエータ。
  5. 前記芯線(31)は単芯線であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のピエゾアクチュエータ。
  6. 前記ゴムブッシュ(4)は、前記ピエゾスタック(1)におけるピエゾ素子積層方向の一端側に配置され、
    前記ケーシング(2)は、前記ゴムブッシュ(4)が収納される収納穴(221)が形成され、
    この収納穴(221)には、ピエゾ素子積層方向への前記ゴムブッシュ(4)の移動を阻止する位置決め面(222)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のピエゾアクチュエータ。
  7. 前記ゴムブッシュ(4)は、前記ピエゾスタック(1)におけるピエゾ素子積層方向の一端側に配置され、
    前記ゴムブッシュ(4)と前記ピエゾスタック(1)との間には、前記リード線(3)を案内する案内部材(5)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のピエゾアクチュエータ。
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