JP2007283854A - エンジンの始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン停止モードをもつハイブリッド車において、冷機時にも確実にエンジン始動させる。
【解決手段】エンジン停止中で、シフト位置がドライブ(D)又はリバース(R)のいずれかである状態を判定したときに、吸気加熱の要求が発生しているかを判定し、要求が発生していれば、加熱手段を作動して吸気加熱を行い、加熱終了後にエンジン始動要求が発生したときに、エンジンを始動する。
【選択図】図9

Description

本発明は、エンジン停止モードを有したハイブリッド車用内燃機関の始動装置に関する。
特許文献1には、冷機時のエンジン始動に際し、始動要求(イグニッションスイッチのON)と同時に加熱手段(グロープラグ)を作動し、所定時間経過後にクランキングを開始し、燃料噴射を行って始動させるようにした技術が開示されている。
特許第2928869号
特許文献1のようにエンジンのみを原動機とする車両では、車両停止中に吸気加熱を待ってエンジン始動を行えばよいが、エンジン停止モードをもつハイブリッド車では、走行中にエンジン運転モードとなってエンジン始動を行う必要があり、エンジンの始動要求に対して直ちに始動する必要があるが、始動要求と同時に加熱を開始したのでは、低温時など吸気温度が低いときには良好な着火燃焼性を得られないなど、所望のエンジン出力が得られないことがあった。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、エンジン停止モードをもつハイブリッド車において、始動要求に先立って加熱を行うことにより良好に始動を行えるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、
エンジンとモータとを原動機とし、エンジン停止モードを有するハイブリッド車におけるエンジンの始動装置において、
エンジンの吸気を加熱する吸気加熱手段と、
エンジン始動要求が発生する可能性のあるエンジン停止状態で、前記加熱手段を作動させる制御手段と、
を含んで構成したことを特徴とする。
かかる構成とすれば、始動要求が発生する可能性があるエンジン停止状態で、エンジン始動に先立って吸気加熱手段を作動して吸気を加熱するため、エンジンを始動する際には、吸気加熱によって良好な燃焼性を得られてエンジンを確実に始動できる。
図1は、本発明が適用されるハイブリッド車用のパワートレインの一例を示す。
エンジン1の出力軸が、第1のクラッチ2を介してモータ・ジェネレータ3に連結され、モータ・ジェネレータ3の出力軸が第2のクラッチ4を介してトランスミッション5に連結されている。
エンジン1は、エンジンコントローラ(ECM)6、モータ・ジェネレータ3は、モータコントローラ(MC)7らの指令を受けてそれぞれ制御され、ECM6,MC7は、ハイブリッドコントローラ(HCM)8からの指令によって統合的に制御される。
バッテリ9は、前記各コントローラ6〜8に電力を供給する。
また、インバータ10は、バッテリ9からの直流電力を交流電力に変換してモータ・ジェネレータ3に出力し、モータ・ジェネレータ3をモータとして駆動すると共に、モータ・ジェネレータ3がジェネレータとして機能するときには、モータ・ジェネレータ3からの発電電力を直流電力に変換してバッテリ9を充電する。
モータ・ジェネレータ3は、走行駆動用とエンジン1の始動用との機能を兼ね備え、走行時には、第2のクラッチ4を接続し、エンジン1の駆動力を用いる(単独またはモータ・ジェネレータ3の駆動力との併用で)際には、第1のクラッチ2も接続する。また、エンジン1を始動する際には、第2のクラッチ4を切り離し、第1のクラッチ2を接続してクランキングを行う。
そして、前記エンジン1には、後述するようにグロープラグその他の吸気加熱手段11が装着されている。
図2は、パワートレインの別の例を示す。
図1と相違するのは、走行用の第1のモータ・ジェネレータ3とは別に、ベルト12を介してエンジン1と連動するエンジン始動用の第2のモータ・ジェネレータ13を備え、さらに該第2のモータ・ジェネレータ13とバッテリ9との間の第2のインバータ14、第2のモータ・ジェネレータ13に指令を与える第2のモータコントローラ15を備え、前記第2のクラッチ4が省略される点である。
図3は、前記HCM8の入出力状態を示す。
イグニッションキースイッチ信号IGNSW、ブレーキスイッチ信号BRSW、シフト位置信号GEAR、アクセル開度信号APS、車速信号VSP、バッテリ充電状態信号SOC、吸入空気温度信号TA、エンジン冷却水温度信号TW、触媒温度信号TCを入力し、ECM6にエンジン目標トルク、始動許可信号を出力し、MC7にトルク制御/回転数制御との制御切換信号、モータ目標トルク、目標回転速度を出力し、吸気加熱手段11に動作制御信号を出力し、各クラッチ2,4にクラッチ制御信号を出力する。
図4は、エンジン1の一例を示す。
エンジン1は、ディーゼルエンジンであり、吸入空気は、エアクリーナ22から吸気通路23、コレクタ24、吸気マニホールド25、吸気カム26により開閉駆動される吸気弁27を介してシリンダ28内に吸入される。
シリンダ28内には、ピストン29が嵌挿され、燃料噴射弁30によって燃料が噴射供給される。燃焼排気は、排気カム31によって開閉駆動される排気弁32を介して排気通路33へ排出される。
排気の一部は、EGRガスとしてEGR通路34に導入され、EGR弁35によってEGR量を制御されつつ吸気マニホールド25に還流される。
排気通路33の下流部には、排気浄化触媒36が装着されている。
そして、前記エンジン1のシリンダ(燃焼室)内を加熱することにより吸気加熱する吸気加熱手段としてのグロープラグ37が備えられる。
図5は、図4とは異なる吸気加熱手段を備えたエンジン1の例を示す。
すなわち、吸気マニホールド25下流の吸気ポート部分を加熱する吸気ポート加熱ヒータ38、吸気マニホールド25上流の通路内に装着される吸気ヒータ39、燃焼室壁を加熱する燃焼室ヒータ40の少なくとも1つを備える。
図6は、上記吸気加熱手段による加熱要求の設定ルーチンを示すフローチャートである。
ステップS101では、エンジン冷却水温度(水温)TWおよび吸気温度TAを読み込む。
ステップS102では、水温TWが低温判定値TW_Low未満の低温状態かを判定する。
水温TWが低温判定値TW_Low未満と判定されたときは、ステップS103へ進んで、加熱要求あり(Y)にセットする。
また、ステップS102で水温TWが低温判定値TW_Low以上と判定されたときは、ステップS104へ進んで、吸気温度TAが低温判定値TA_Low未満の低温状態かを判定する。
そして、同様に吸気温度TAが低温判定値TA_Low未満と判定されたときは、ステップS103へ進んで、加熱要求あり(Y)にセットする。
ステップS104で吸気温度TAが低温判定値TA_Low以上と判定されたときは、ステップS105へ進んで、水温TWが高温判定値TW_High以上の高温状態かを判定する。
水温TWが高温判定値TW_High以上と判定されたときは、ステップS106へ進んで、加熱要求なし(N)にセットする。
また、ステップS105で水温TWが高温判定値TW_High未満と判定されたときは、ステップS107へ進んで、吸気温度TAが高温判定値TA_High以上の高温状態かを判定する。
そして、同様に吸気温度TAが高温判定値TA_High以上と判定されたときは、ステップS103へ進んで、加熱要求なし(N)にセットする。
また、ステップS107で吸気温度TAが高温判定値TA_High未満と判定されたとき、つまり、TW_Low≦TW<TW_High、TA_LoA≦TA<TA_Highにあるときは、現状の加熱要求判定を維持する。
このように吸気温度または水温が低く着火性が悪いときのみ加熱要求を発生して吸気加熱を行わせることにより、無駄な電力消費を節減できる。
なお、上記のように、水温および吸気温度について、それぞれ低温用判定値と高温用判定値を持たせることで、判定値付近で頻繁に判定結果が切り換わることによる加熱動作のハンチングを防止でき安定した加熱制御を行える。
また、簡易的には、水温、吸気温度の一方のみで加熱要求判定を行うようにしてもよい。
図7は、前記加熱要求に応じて吸気加熱手段を作動(加熱)したときの、作動モードを示す。
加熱開始から所定時間は、供給電力(供給エネルギ)最大とし、その後は、その温度を保持する保持電力を供給し、エンジン1の始動後所定時間、保持電力を供給した後、作動停止する。
図8は、車速に応じた加熱制御のフローを示す。
ステップS201では、車速VSP、加熱要求、加熱手段の作動状態を読み込む。
ステップS202では、エンジン停止中であるかを判定する。
ステップS202でエンジン停止中と判定されたときは、ステップS203で車速VSPがエンジン停止からエンジン運転への切換用の判定値VSPE1の低速側近傍に設定された加熱用判定値VSPEL以上であるかを判定する。
ステップS203で、車速VSPが、加熱用判定値VSPEL未満と判定されたときは、エンジン始動要求が出される可能性が低いので、このルーチンを終了(現状を維持)する。
車速VSPが判定値VSPEL以上と判定されたとき、つまりエンジン停止中であるがエンジン運転判定用の判定値VSPE1に近づいており、エンジン始動要求が出される可能性が高いときは、ステップS204へ進んで上記図6で設定される加熱要求がある(ON)かを判定する。
ステップS204で加熱要求ありと判別されたときは、ステップS205へ進んで現在加熱中(加熱手段がON)かを判定する。
加熱要求ありと判定された当初は、加熱前なのでステップS205の判定がNOとなってステップS206へ進み、加熱手段をONとして吸気加熱を開始する。
次回は、ステップS205の判定がYESとなってステップS207へ進み、加熱手段による加熱が終了したか(終了時期に達したか)を判定し、終了と判定したときにステップS208へ進んで、再度、ステップS202同様の車速判定を行い、車速VSPが、エンジン運転用の判定値VSPE1以上に上昇すれば、エンジン運転モード(単独またはモータとの併用運転)であり、エンジン始動要求が発生したので、ステップS209へ進んでエンジンを始動(モータによるクランキング)する。また、車速VSPが、判定値VSPE1未満であるときは、まだ、エンジンを始動することなく、このルーチンを終了し、モータ運転走行を維持する。
また、ステップS204で加熱要求が発生していないとき(エンジン停止後、短時間しか経過していないときなど)は、加熱を行うことなくステップS208へ進む。
上記のようにエンジンを始動後、ステップS202でエンジン運転中と判定されたときは、ステップS210へ進んで、車速VSPがエンジン運転から停止への切換用の判定値VSPE2(<VSPE1)未満であるかを判定し、判定値VSPE2以上に維持されていれば、現状のエンジン運転モードを維持するが、判定値VSPE2未満に低下したときは、ステップS211で、加熱手段の作動をOFFとして加熱を停止(加熱中の場合でも強制的に停止)した後、ステップS212でエンジン1の運転を停止する。
なお、判定値VSPE2<判定値VSPE1としてヒステリシスを設けてあることにより、エンジン運転/停止、加熱/停止のハンチングを防止できる。
このようにすれば、車速VSPに応じてエンジン始動要求が発生する前に、始動要求の発生を予測し、エンジン始動に先立って加熱手段を作動しておくことができるので、エンジン始動時には、既に吸気加熱されて確実に始動することができる。また、車速がエンジン運転への切換用の判定値に近づいたときだけ、加熱手段を作動させる構成であるため、エンジン始動要求が発生する可能性が低いときには、無駄な加熱を行うことなく、電力消費を節減できる。
図9は、トランスミッションのシフト位置に応じた加熱制御のフローを示す。
ステップS301では、シフト位置GEAR、加熱要求、加熱手段の作動状態を読み込む。
ステップS301では、エンジン停止中であるかを判定する。
ステップS301でエンジン停止中と判定されたときは、ステップS303でシフト位置がドライブ(D)又はリバース(R)のいずれかであるかを判定する。
ステップS303でシフト位置がドライブ(D)又はリバース(R)のいずれかであると判定されたときは、エンジン始動要求が発生する可能性がある(シフト位置がパーキング(P)やニュートラル(N)位置にあるときには、エンジン始動要求が発生する可能性がない)と判断し、ステップS304で、加熱要求の有無を判定する。
そして加熱要求があるときはステップS305で加熱中かを判定し、ステップS306で加熱を開始した後、ステップS307で加熱終了時期かを判定する。
加熱を終了すると、ステップS308で、エンジン始動要求の有無を上述した車速VSP等によって判定し、始動要求が発生したときに、ステップS309でエンジン始動を実行する。
また、ステップS304で加熱要求なしと判定されたときは、加熱を行うことなく、ステップS309へ進んで始動要求判定を行い、要求発生時に始動する。
エンジン始動後は、ステップS302の判定がYESとなってステップS310へ進み、エンジン始動要求の有無を判定し、始動要求(運転要求)があれば、このルーチンを終了してエンジン運転を維持し、始動要求(運転要求)がなくなったときは、ステップS311でエンジン1の運転を停止し、ステップS312で加熱作動手段をOFFとして加熱を終了する。
このように、エンジン停止状態でシフト位置がドライブ(D)又はリバース(R)のいずれかに操作された段階で、エンジン始動要求が発生する可能性があると判断して、始動要求発生前に加熱要求に応じて加熱を行うことにより、始動発生要求と同時に吸気加熱後の状態で確実に始動することができる。
図10は、ブレーキ状態に応じた加熱制御のフローを示す。
図9に示したシフト位置に応じた加熱制御との相違は、ステップS401でシフト位置の代わりにフットブレーキスイッチ信号BRSW、サイドブレーキスイッチ信号SBRSWのON、OFFを読み込み、ステップS403で、フットブレーキスイッチ信号BRSW、サイドブレーキスイッチ信号SBRSWが共にOFFであるかを判定し、共にOFFであるときにステップS404へ進んで、加熱要求に応じた制御に移行する点である。
すなわち、エンジン停止状態で、フットブレーキかサイドブレーキのいずれも作動していない状態であるときは、エンジン始動要求が発生する可能性がある(いずれかのブレーキが作動しているときは始動要求の可能性がない)と判断して、始動要求発生前に加熱要求に応じて加熱を行うことにより、始動発生要求と同時に吸気加熱後の状態で確実に始動することができる。
図11は、上記ブレーキ状態とトランスミッション(オートトランスミッション)のシフト状態との双方に応じた加熱制御のフローを示す。
ステップS501で、シフト位置信号とブレーキスイッチ信号BRSW,SBRSWを読み込み、ステップS503でフットブレーキかサイドブレーキのいずれも作動していない状態となったと判定され、かつ、ステップS504でシフト位置がドライブ(D)又はリバース(R)のいずれかであると判定されたときに、ステップS505へ進んで加熱要求に応じた制御に移行する。
このようにすれば、シフト状態とブレーキ状態との双方の条件が成立して、エンジン始動要求が発生する可能性があることをより確実に判定して、加熱制御を行うことができる。
図12は、トランスミッションがマニュアルトランスミッションである場合の、シフト位置とブレーキ状態との双方に応じた加熱制御のフローを示す。
図11のオートトランスミッションである場合と相違するのは、ステップS601でブレーキ状態として、フットブレーキスイッチ信号BRSWのみを読み込み、ステップS604で、フットブレーキスイッチのみがOFFの状態で、加熱要求に応じた制御に移行する点である。
すなわち、マニュアルトランスミッションの場合は、サイドブレーキをかけた状態からエンジンを始動して坂道発進する場合があるため、サイドブレーキスイッチによるエンジン始動要求発生の可能性の判定を除外したものである。
以上では、エンジン始動要求の発生と同時にエンジン始動を行なう必要がある場合に、エンジンの始動要求発生前に加熱要求に応じて予め加熱する本発明の基本的な実施形態について示した。
これに対し、エンジン始動要求がある場合でも、エンジン始動を直ちに行う必要のない場合もあり、その場合には、エンジン始動要求が発生してから、加熱要求に応じて加熱を行い、加熱終了後に始動させればよい。
図13は、上記の一例として排気浄化触媒37の暖機要求に伴う加熱制御のフローを示す。
ステップS701では、触媒温度TC、加熱要求、加熱手段の作動状態を読み込む。
ステップS702では、触媒温度TCが、低温判定値TC_Low未満かを判定し、この判定がNOの場合は、ステップS703で高温判定値TC_High以上かを判定する。
そして、触媒温度TCが、低温判定値TC_Low未満のときは、ステップS704へ進んで、始動要求あり(Y)をセットし、高温判定値TC_High以上のときは、ステップS705へ進んで始動要求なし(N)をセットし、TC_Low≦TC<TC_Highのときは、現状の始動要求判定を維持する。
次いで、ステップS706では、上記始動要求の判定結果を判別する。
ステップS706で始動要求ありと判別されたときは、ステップS707へ進んで加熱要求判定結果を判別する。
ステップS707で加熱要求ありと判別されたときは、ステップS708へ進んで現在加熱中かを判定する。
加熱要求ありと判定された当初は、加熱前なのでステップS708の判定がNOとなってステップS709へ進み、加熱手段をONとして吸気加熱を開始する。
次回は、ステップS708の判定がYESとなってステップS710へ進み、加熱終了時期に達したかを判定し、達したと判定したときにステップS711でエンジン1の始動を実行する。
また、ステップS706で始動要求なしと判定されたときは、ステップS712へ進んで、加熱手段をOFFとし、ステップS713へ進んでエンジン1を停止する(運転していた場合は停止し、停止されているときは停止状態を維持する)。
図14は、別の例としてバッテリ充電状態(SOC)に応じた加熱制御のフローを示す。
図13との相違は、ステップS801で、触媒温度TCの代わりにバッテリ充電状態SOCを読み込み、ステップS802,803でSOCレベルがそれぞれ、低量判定値SOC_Low未満かの判定、高量判定値SOC_High以上かの判定を行う点である。
これら触媒暖機の要求やバッテリの充電量低下に伴うエンジン始動要求が発生した場合は、それ以前から加熱しておくような緊急性はないので、始動要求発生と同時に加熱を行い、加熱を終了してからエンジン始動を行うことで、確実な始動を行うようにすればよいのである。
また、以上示した各条件に応じた加熱制御を併用してもよい。その場合、加熱要求が満たされていても条件に応じて加熱非作動に制限されているような場合でも、エンジン始動要求が発生した場合は、加熱要求に応じた加熱を行い、加熱終了後にエンジン始動を行うようにすればよい。
本発明の実施形態に係るハイブリッド車用のパワートレインの一例を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るハイブリッド車用のパワートレインの別の例を示すブロック図。 同上実施形態のハイブリッドコントローラの入出力状態を示す図。 同上実施形態に係るエンジンの一例を示す図。 同上実施形態に係るエンジンの別の例を示す図。 同上実施形態における吸気加熱手段による加熱要求の設定ルーチンを示すフローチャート。 同上吸気加熱手段を作動(加熱)したときの、作動モードを示すタイムチャート。 同上実施形態における車速に応じた加熱制御のフローチャート。 同上実施形態におけるトランスミッションのシフト位置に応じた加熱制御のフローチャート。 同上実施形態におけるブレーキ状態に応じた加熱制御のフローチャート。 同上実施形態におけるブレーキ状態とトランスミッション(オートトランスミッション)のシフト状態との双方に応じた加熱制御のフローチャート。 同上実施形態におけるマニュアルトランスミッションである場合の、シフト位置とブレーキ状態との双方に応じた加熱制御のフローチャート。 同上実施形態における排気浄化触媒37の暖機要求に伴う加熱制御のフローチャート。 同上実施形態におけるバッテリ充電状態(SOC)に応じた加熱制御のフローチャート。
符号の説明
1 エンジン、
3 モータ・ジェネレータ
5 トランスミッション
6 エンジンコントローラ
7 モータコントローラ
8 ハイブリッドコントローラ
9 バッテリ
11 吸気加熱手段
13 第2のモータ・ジェネレータ
15 第2のモータコントローラ
36 排気浄化触媒
37 グロープラグ
38 吸気ポート加熱ヒータ
39 吸気ヒータ
40 燃焼室ヒータ

Claims (8)

  1. エンジンとモータとを原動機とし、エンジン停止モードを有するハイブリッド車におけるエンジンの始動装置において、
    エンジンの吸気を加熱する吸気加熱手段と、
    エンジン始動要求が発生する可能性のあるエンジン停止状態で、前記加熱手段を作動させる制御手段と、
    を含んで構成したことを特徴とするエンジンの始動装置。
  2. 前記制御手段は、吸気温度またはエンジン温度の少なくとも一方が所定値以下のときに吸気加熱手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの始動装置。
  3. 前記制御手段は、車速、ブレーキ作動状態、変速機ギア位置の少なくとも1つに基づいて吸気加熱手段を作動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの始動装置。
  4. 前記制御手段は、ブレーキ作動時に吸気加熱手段を作動させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。
  5. 前記制御手段は、バッテリの充電状態に基づいて吸気加熱手段を作動させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。
  6. 前記制御手段は、バッテリの充電量の低下に伴って始動要求が発生した場合は、始動要求と同時に吸気加熱手段を作動させることを特徴とする請求項5に記載のエンジンの始動装置。
  7. 前記制御手段は、吸気温度またはエンジン温度の少なくとも一方が所定値以下のときに始動要求が発生した場合は、始動要求発生と同時に吸気加熱手段を作動させることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。
  8. エンジンの始動を前記吸気加熱手段による所定の加熱モード終了後に行うことを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。
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