JP2007282151A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、同一のトランスからメイン電源電圧と共に取り出されるサブ電源電圧を安定化させることなく、サブスピーカから出力するサブチャンネル信号の増幅を行うサブアンプに用いても、サブスピーカの出力が最大出力を超えてしまうことを防止することができるオーディオ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】安定化させたメイン電源電圧をメインアンプに供給すると共に、メイン電源電圧と同一のトランスから取り出したサブ電源電圧をサブアンプに供給する電源回路8を有し、ALC回路7によってサブアンプ6に入力されるサブチャンネル信号の最大電圧値を制限する。サブアンプ6のゲインがA倍であり、サブスピーカの最大出力がBワット、インピーダンスがCオームである場合には、サブチャンネル信号のレベルを±√BC*1/Aの範囲に制限させる。
【選択図】 図1
【解決手段】安定化させたメイン電源電圧をメインアンプに供給すると共に、メイン電源電圧と同一のトランスから取り出したサブ電源電圧をサブアンプに供給する電源回路8を有し、ALC回路7によってサブアンプ6に入力されるサブチャンネル信号の最大電圧値を制限する。サブアンプ6のゲインがA倍であり、サブスピーカの最大出力がBワット、インピーダンスがCオームである場合には、サブチャンネル信号のレベルを±√BC*1/Aの範囲に制限させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、メインチャンネル信号と共に、サブチャンネル信号を出力するオーディオ装置に関し、特に同一トランスから複数の出力を取り出すマルチ出力スイッチング電源回路から供給されるメイン電源電圧によって駆動されるメインアンプでメインチャンネル信号を、サブ電源電圧によって駆動されるサブアンプでサブチャンネル信号をそれぞれ増幅して出力するオーディオ装置に関する。
図6は、従来のオーディオ装置の構成を示すブロック図であり、図7は、図6に示す電源回路の構成例を示す回路図である。
左右フロントスピーカやセンタスピーカ等のメインスピーカ1に対し、左右チャンネル信号、センタチャンネル信号等のメインチャンネル信号を出力すると共に、サブウーハ等のサブスピーカ2にサブチャンネル信号を出力する一般的なオーディオ装置は、図6に示すように、入力されたオーディオ信号からメインチャンネル信号およびサブチャンネル信号を生成するオーディオ信号生成部3と、メインチャンネル信号を増幅するメインアンプ4と、サブチャンネル信号を増幅するサブアンプ6とを備えており、サブアンプ6は、メインアンプ4を駆動するメイン電源電圧によって駆動されるように構成され、メイン電源電圧を出力する電源回路5としては、スイッチング電源回路が用いられている。
左右フロントスピーカやセンタスピーカ等のメインスピーカ1に対し、左右チャンネル信号、センタチャンネル信号等のメインチャンネル信号を出力すると共に、サブウーハ等のサブスピーカ2にサブチャンネル信号を出力する一般的なオーディオ装置は、図6に示すように、入力されたオーディオ信号からメインチャンネル信号およびサブチャンネル信号を生成するオーディオ信号生成部3と、メインチャンネル信号を増幅するメインアンプ4と、サブチャンネル信号を増幅するサブアンプ6とを備えており、サブアンプ6は、メインアンプ4を駆動するメイン電源電圧によって駆動されるように構成され、メイン電源電圧を出力する電源回路5としては、スイッチング電源回路が用いられている。
電源回路5は、図7を参照すると、商用交流電源等の交流入力電圧V1に対してフィルタコンデンサC1〜C4と、コイルL1、L2とからなるノイズフィルタ51が接続され、商用交流電源V1から直流入力電圧を生成する整流回路52として、ノイズフィルタ51の後段に平滑コンデンサC5およびブリッジ整流回路D1とが設けられている。ブリッジ整流回路D1からの整流出力は、平滑コンデンサC5に充電され、平滑コンデンサC5の両端には、交流入力電圧V1の等倍のレベルに対応する直流入力電圧が得られる。
平滑コンデンサC5の一方端は、トランス54の1次巻線N1を介してスイッチング制御IC53のDrain端子に接続され、平滑コンデンサC5の他方端は、スイッチング制御IC53のGND端子に接続されていると共に、スイッチング制御IC53のVin端子とGND端子との間にトランス54の1次巻線N2が介装されている。
スイッチング制御IC53は、内蔵された複数のMOSFETを所要のスイッチング周波数によりオン/オフするスイッチング制御を行い、トランス54の1次巻線N1、N2に蓄積された励磁エネルギーを2次巻線N3、N4に伝送させる。励磁エネルギーは、2次巻線N3から整流ダイオードD2を介して取り出され、平滑コンデンサC6で平滑化されることで直流電源であるメイン電源電圧が出力されると共に、2次巻線N4から整流ダイオードD3を介して取り出され、平滑コンデンサC7で平滑化されることで直流電源である補助回路電圧が出力される。
メイン電源電圧は、電圧検出IC55によって検出され、1次側のスイッチング制御IC53のSync端子に絶縁を目的としたフォトカプラ56を介してフィードバックされ、メイン電源電圧の大小に応じたスイッチング制御をスイッチング制御IC53が行うことによって、メイン電源電圧が安定化される。なお、補助回路電圧は、相対的に低電圧・低消費電力の負荷(各種制御回路等)に対する直流電源であり、クロスレギュレーションによって電圧が変動するが、図示しないシリーズレギュレータによって降圧することで、安定化されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、サブスピーカ2の最大出力がメインスピーカ1の最大出力に比べて比較的大きく設定されている場合には、サブスピーカ2のインピーダンスによって調整することができず、サブアンプ6に同一のメイン電源電圧を使用することができない場合があり、メイン電源電圧よりも出力が大きいサブ電源電圧をサブアンプ6に供給する2次側回路(2次巻線、整流ダイオードおよび平滑コンデンサ)を電源回路5に新たに追加することで対応する必要がある。
サブ電源電圧は、同一のトランス54からメイン電源電圧と共に取り出されるため、クロスレギュレーションによって電圧が変動し、サブ電源電圧が変動すると、サブスピーカからの出力が、設定した最大出力を得られなかったり、設定した最大出力を超えてしまったりする。そこで、メイン電源電圧と同様にフィードバック制御を行ったり、補助回路電圧と同様にシリーズレギュレータによって降圧したりすることで、安定化することが考えられるが、フィードバック制御を行うためには、新たなICの追加や複雑な制御を必要とするため、コストアップになってしまうと共に、シリーズレギュレータによって降圧する場合には、サブ電源電圧の最大出力が大きいため、エネルギーロスが大きくなってしまい、シリーズレギュレータの発熱や消費電力の増大が問題になってしまう。
特開2004−180433号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同一のトランスからメイン電源電圧と共に取り出されるサブ電源電圧を安定化させることなく、サブスピーカから出力するサブチャンネル信号の増幅を行うサブアンプに用いても、サブスピーカの出力が最大出力を超えてしまうことを防止することができるオーディオ装置を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のオーディオ装置は、メインスピーカに出力するメインチャンネル信号を増幅するメインアンプと、前記メインスピーカよりも大出力のサブスピーカに出力するサブチャンネル信号を増幅するサブアンプとを有するオーディオ装置であって、安定化させたメイン電源電圧を前記メインアンプに供給すると共に、前記メイン電源電圧と同一のトランスから取り出したサブ電源電圧を前記サブアンプに供給する電源回路と、前記サブアンプに入力される前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限する信号レベル制限手段とを具備することを特徴とする。
本発明のオーディオ装置は、メインスピーカに出力するメインチャンネル信号を増幅するメインアンプと、前記メインスピーカよりも大出力のサブスピーカに出力するサブチャンネル信号を増幅するサブアンプとを有するオーディオ装置であって、安定化させたメイン電源電圧を前記メインアンプに供給すると共に、前記メイン電源電圧と同一のトランスから取り出したサブ電源電圧を前記サブアンプに供給する電源回路と、前記サブアンプに入力される前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限する信号レベル制限手段とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明のオーディオ装置は、
前記信号レベル制限手段は、前記サブアンプのゲインがA倍であり、前記サブスピーカの最大出力がBワット、インピーダンスがCオームである場合には、前記サブチャンネル信号のレベルを±√BC*1/Aの範囲に制限させることを特徴とする。
前記信号レベル制限手段は、前記サブアンプのゲインがA倍であり、前記サブスピーカの最大出力がBワット、インピーダンスがCオームである場合には、前記サブチャンネル信号のレベルを±√BC*1/Aの範囲に制限させることを特徴とする。
さらに、本発明のオーディオ装置は、
前記信号レベル制限手段は、前記サブチャンネル信号を増幅する増幅手段を有し、当該増幅手段のゲインを変化させることで前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限するオートレベルコントロール回路であることを特徴とする。
前記信号レベル制限手段は、前記サブチャンネル信号を増幅する増幅手段を有し、当該増幅手段のゲインを変化させることで前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限するオートレベルコントロール回路であることを特徴とする。
さらに、本発明のオーディオ装置は、
前記信号レベル制限手段は、前記サブチャンネル信号の所定レベル以上をカットすることで前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限するスライサ回路であることを特徴とする。
前記信号レベル制限手段は、前記サブチャンネル信号の所定レベル以上をカットすることで前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限するスライサ回路であることを特徴とする。
本発明のオーディオ装置は、安定化させたメイン電源電圧をメインアンプに供給すると共に、メイン電源電圧と同一のトランスから取り出したサブ電源電圧をサブアンプに供給する電源回路を有し、信号レベル制限手段によってサブアンプに入力されるサブチャンネル信号の最大電圧値を制限するように構成することにより、同一のトランスからメイン電源電圧と共に取り出されるサブ電源電圧を安定化させることなく、サブスピーカから出力するサブチャンネル信号の増幅を行うサブアンプに用いても、信号レベル制限手段によってサブアンプに入力されるサブチャンネル信号の最大電圧値が制限されているため、サブスピーカの出力が最大出力を超えてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るオーディオ装置の実施の形態の構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示す電源回路の構成例を示す回路図であり、図3は、メイン電源の負荷に応じたメイン電源電圧の変動例を示す図であり、図4は、図1に示すALC回路の構成例を示す回路図である。
本実施の形態は、図1を参照すると、左右フロントスピーカやセンタスピーカ等のメインスピーカ1に対し、左右チャンネル信号、センタチャンネル信号等のメインチャンネル信号を出力すると共に、メインスピーカ1よりも大出力のサブウーハ等のサブスピーカ2にサブチャンネル信号を出力するオーディオ装置であり、入力されたオーディオ信号からメインチャンネル信号およびサブチャンネル信号を生成するオーディオ信号生成部3と、メインチャンネル信号を増幅するメインアンプ4と、サブチャンネル信号を増幅するサブアンプ6と、サブアンプ6よって増幅されるサブチャンネル信号のレベルをコントロールするALC(自動レベル制御)回路7と、メインアンプ4にメイン電源電圧を、サブアンプ6にサブ電源電圧を、ALC回路7に補助回路電圧をそれぞれ供給する電源回路8とを備えている。
電源回路8は、1つのトランスから複数の出力を取り出すマルチ出力スイッチング電源回路であり、図2を参照すると、商用交流電源等の交流入力電圧V1に対してフィルタコンデンサC1〜C4と、コイルL1、L2とからなるノイズフィルタ51が接続され、商用交流電源V1から直流入力電圧を生成する整流回路52として、ノイズフィルタ51の後段に平滑コンデンサC5およびブリッジ整流回路D1とが設けられている。ブリッジ整流回路D1からの整流出力は、平滑コンデンサC5に充電され、平滑コンデンサC5の両端には、交流入力電圧V1の等倍のレベルに対応する直流入力電圧が得られる。
平滑コンデンサC5の一方端は、トランス54の1次巻線N1を介してスイッチング制御IC53のDrain端子に接続され、平滑コンデンサC5の他方端は、スイッチング制御IC53のGND端子に接続されていると共に、スイッチング制御IC53のVin端子とGND端子との間にトランス54の1次巻線N2が介装されている。
スイッチング制御IC53は、内蔵された複数のMOSFETを所要のスイッチング周波数によりオン/オフするスイッチング制御を行い、トランス54の1次巻線N1、N2に蓄積された励磁エネルギーを2次巻線N3、N4に伝送させる。励磁エネルギーは、2次巻線N3から整流ダイオードD2を介して取り出され、平滑コンデンサC6で平滑化されることで直流電源であるメイン電源電圧が出力され。また、励磁エネルギーは、2次巻線N4から整流ダイオードD3を介して取り出され、平滑コンデンサC7で平滑化されることで直流電源である補助回路電圧が出力される。さらに、励磁エネルギーは、2次巻線N5から整流ダイオードD4を介して取り出され、平滑コンデンサC8で平滑化されることで直流電源であるサブ電源電圧が出力される。
メイン電源電圧は、電圧検出IC55によって検出され、1次側のスイッチング制御IC53のSync端子に絶縁を目的としたフォトカプラ56を介してフィードバックされ、メイン電源電圧の大小に応じたスイッチング制御をスイッチング制御IC53が行うことによって、メイン電源電圧が安定化される。
補助回路電圧は、相対的に低出力の負荷(ALC回路7)に対する直流電源であり、クロスレギュレーションによって電圧が変動するが、図示しないシリーズレギュレータによって降圧することで、安定化されるようになっている。
サブ電源電圧は、相対的に高出力の負荷(サブスピーカ2)に対する直流電源であり、メイン電源電圧のようにフィードバック制御を行うことなく、また補助回路電圧のようにシリーズレギュレータによって降圧されることなく出力される。従って、図3に示すように、メイン電源の負荷変動によってサブ電源電圧が変動してしまう。なお、図3には、メイン電源を20V系電源とすると共に、サブ電源を36V系電源とし、サブ電源の負荷(電流値)を1.5Aとした例が示されている。
ALC回路7は、サブアンプ6に入力されるサブチャンネル信号のレベルをコントロールする回路であり、図4を参照すると、オーディオ信号生成部3からのサブチャンネル信号が直列に接続された抵抗R10および抵抗R11を介してオペアンプAMP1の反転入力端子に入力されると共に、オペアンプAMP1の反転入力端子と出力端子との間に、フィードバック抵抗R12とフィードバックコンデンサC10とを並列接続した負帰還回路が形成されている。
オーディオ信号生成部3からのサブチャンネル信号は、オペアンプAMP1で数倍程度に増幅されて出力端子に導出され、予め定められた最大電圧値を超えると、逆方向に直列接続されたダイオードD10およびダイオードD11を介し、平滑コンデンサC11で直流信号に変換されて制御トランジスタTR1のベースに印加され、コレクタ電流を変化させる。そのため、オペアンプAMP1のゲインが変化され、一定レベルの出力信号が得られる。すなわち、サブチャンネル信号のレベルに応じてオペアンプAMP1のゲインが変化し、サブチャンネル信号のレベル、すなわち最大電圧値がコントロールされる。
ALC回路7から出力されるサブチャンネル信号の最大電圧値は、サブアンプ5のゲインがA倍に設定され、サブスピーカ2の最大出力がB(w)に、インピーダンスがC(Ω)である場合には、±√BC*1/Aに設定されている。従って、サブアンプ5からの最大出力は、±√BC(V)になるため、図3に示すように、サブ電源電圧がクロスレギュレーションによって変動した場合にも、サブスピーカ2の最大出力を超えることがなく、また、変動するサブ電源電圧の下限以下の動作電圧(図3では、例えば32V)でゲインがA倍となるサブアンプ4を用いることで、設定した最大出力を得ることができる。
なお、ALC回路7では、オペアンプAMP1のゲインを変化させることでサブチャンネル信号のレベルを制限するように構成したが、ALC回路7に加えてサブチャンネル信号を所定のレベルでカットするスライサ回路9(図5)を用いると固定歪率(例えば10%歪)に制御できる。
図5は、図1に示すALC回路に代えて用いることができるスライサ回路の構成例を示す回路図である。
図5は、図1に示すALC回路に代えて用いることができるスライサ回路の構成例を示す回路図である。
スライサ回路9は、図5を参照すると、オーディオ信号生成部3からのサブチャンネル信号が直列に接続された抵抗R20を介してオペアンプAMP2の反転入力端子に入力されると共に、オペアンプAMP2の反転入力端子と出力端子との間に、フィードバック抵抗R21とフィードバックコンデンサC20とを並列接続した負帰還回路が形成されている。
オペアンプAMP2の出力端子は、直列に接続された抵抗R22と抵抗R23との接続点にダイオードD20を介して接続されていると共に、直列に接続された抵抗R24と抵抗R25との接続点にダイオードD21を介して接続されている。また、抵抗R22の他端はプラス側の補助電源電圧に接続され、抵抗R23の他端は接地されている。抵抗R24の他端はマイナス側の補助電源電圧に接続され、抵抗R25の他端は接地されている。従って、オペアンプAMP2からの出力のプラス側は、抵抗R22と抵抗R23との接続点の電位にダイオードD20の電圧降下分を加算した値でカットされ、オペアンプAMP2からの出力のマイナス側は、抵抗R24と抵抗R25との接続点の電位にダイオードD20の電圧降下分を減算した値でカットされることになり、カットする値を、±√BC*1/Aに設定することにより、ALC回路7と同様の効果を得ることが可能になる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、安定化させたメイン電源電圧をメインアンプに供給すると共に、メイン電源電圧と同一のトランス54から取り出したサブ電源電圧をサブアンプに供給する電源回路8を有し、ALC回路7によってサブアンプ6に入力されるサブチャンネル信号の最大電圧値を制限するように構成することにより、同一のトランス54からメイン電源電圧と共に取り出されるサブ電源電圧を安定化させることなく、サブスピーカ2から出力するサブチャンネル信号の増幅を行うサブアンプ6に用いても、ALC回路7によってサブアンプ6に入力されるサブチャンネル信号の最大電圧値が制限されているため、サブスピーカ2の出力が最大出力を超えてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 メインスピーカ
2 サブスピーカ
3 オーディオ信号生成部
4 メインアンプ
5 電源回路
6 サブアンプ
7 ALC回路
8 電源回路
9 スライサ回路
51 ノイズフィルタ
52 整流回路
53 スイッチング制御IC
54 トランス
55 電圧検出IC
56 フォトカプラ
2 サブスピーカ
3 オーディオ信号生成部
4 メインアンプ
5 電源回路
6 サブアンプ
7 ALC回路
8 電源回路
9 スライサ回路
51 ノイズフィルタ
52 整流回路
53 スイッチング制御IC
54 トランス
55 電圧検出IC
56 フォトカプラ
Claims (4)
- メインスピーカに出力するメインチャンネル信号を増幅するメインアンプと、前記メインスピーカよりも大出力のサブスピーカに出力するサブチャンネル信号を増幅するサブアンプとを有するオーディオ装置であって、
安定化させたメイン電源電圧を前記メインアンプに供給すると共に、前記メイン電源電圧と同一のトランスから取り出したサブ電源電圧を前記サブアンプに供給する電源回路と、
前記サブアンプに入力される前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限する信号レベル制限手段とを具備することを特徴とするオーディオ装置。 - 前記信号レベル制限手段は、前記サブアンプのゲインがA倍であり、前記サブスピーカの最大出力がBワット、インピーダンスがCオームである場合には、前記サブチャンネル信号のレベルを±√BC*1/Aの範囲に制限させることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
- 前記信号レベル制限手段は、前記サブチャンネル信号を増幅する増幅手段を有し、当該増幅手段のゲインを変化させることで前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限するオートレベルコントロール回路であることを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオ装置。
- 前記信号レベル制限手段は、前記サブチャンネル信号の所定レベル以上をカットすることで前記サブチャンネル信号の最大電圧値を制限するスライサ回路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のオーディオ装置。
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- 2006-04-12 JP JP2006109304A patent/JP2007282151A/ja active Pending
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