JP2007280272A - 電子ファイルのプリントアウトシステム及びその方法 - Google Patents

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【課題】従来のシステムで必要であった識別番号(ドキュメントIDや予約番号等)の管理や入力を不要とし、利用者の負担を軽減する。
【解決手段】電子利用権21を格納したデバイス20とインターネット上のファイル管理サーバ50とインターネットと接続された公共の場のプリンタ10とによって構成され、電子利用権21はプリンタ10及びインターネットを利用するための認証情報とファイル管理サーバ50にログインするための認証情報を含み、プリンタ10は電子利用権21を読み取る手段11とその正当性を判定する手段12とを備える。プリンタ10は電子利用権が正当であればファイル管理サーバ50からプリントアウトの対象となる電子ファイル一覧を取得して表示手段15に表示し、その中から選択手段16によって選択された電子ファイルをファイル管理サーバ50から取得してプリントアウトする。
【選択図】図1

Description

この発明は公共の場に設置されているプリンタを使用することにより所望の電子ファイルのプリントアウトを可能とするシステム及びその方法に関する。
現在、情報端末の小型化や無線接続インフラの普及などによりモバイルワーカーにとっての利便性が向上する一方、未だ不自由な点の一つとして外出先で電子ファイルを簡易にプリントアウトすることができないといったことがある。
一方、コンビニエンスストアやホテル、空港、駅などの公共の場では複写機を利用できる環境は比較的整っており、それら公共の場に設置されている複写機にはプリンタ機能を有し、インターネットに接続可能なものもある。このような公共の場に設置されている複写機を利用して電子ファイルをプリントアウトするサービスとして、米エレクトロニクス・フォー・イメージング(EFI)社が提供する「PrintMe」(非特許文献1参照)や、富士ゼロックス(株)と(株)セブン・イレブン・ジャパンが提携して提供している「ネットプリントサービス」(非特許文献2参照)がある。
前者では、電子ファイルをプリントアウトしようとする際には、予め指定のWebサイトにアクセスしてサービスに対応する複写機を検索し、プリントアウトを実行する複写機を指定してサービス提供者が指定するWebサーバに電子ファイルを送信すると、その電子ファイルに対してドキュメントIDが発行され、発行されたドキュメントIDを予め指定した複写機に入力すると、複写機がWebサーバからそのドキュメントIDの電子ファイルを取得してプリントアウトするという方法を採用している。
一方、後者では、プリントアウトを実行する複写機を予め指定する必要はないが、電子ファイルをサービス提供者が指定するプリント予約センターに送信するとプリント予約番号が発行され、その発行されたプリント予約番号を任意の複写機に入力すると、複写機が予約センターから予約済みの電子ファイルを取得してプリントアウトするという方法を採用している。
"PrintMe"、[online]、米EFI社、[平成18年3月27日検索]、インターネット<URL:http://www.printme.jp/guest/doc.html> "ネットプリントサービス"、[online]、富士ゼロックス(株)、[平成18年3月27日検索]、インターネット<URL:http://www.fujixerox.co.jp /product/service/netprint/overview.html>
これら従来のプリントアウトシステム(プリントアウトサービス)では公共の場に設置されている複写機を利用して電子ファイルをプリントアウトしようとする際には予め指定のサーバやセンターに電子ファイルを送信して、その際に電子ファイル毎に発行されるドキュメントIDや予約番号といった識別番号を控えておき、その識別番号を複写機に入力する必要があり、つまり識別番号を記録(記憶)することと入力することが必要となっていた。
この場合、識別番号の管理は人間の記憶能力に依存することから忘却の恐れがあり、また識別番号を紙や記憶媒体に記録するような場合には紛失や盗難の恐れがある。さらに、複数の電子ファイルをプリントアウト可能とすべく、サーバやセンターに送信している場合には各電子ファイル毎にドキュメントIDや予約番号といった識別番号が発行されるので管理が煩雑となる。
一方、プリントアウトを実行するたびに識別番号を入力しなければならず、そのような入力作業は利用者にとっては手間となる。
この発明の目的は上述した問題に鑑み、従来、必要であった識別番号(ドキュメントID,予約番号)の管理及び入力を不要とし、よって手間がかからず、その点で利用者の負担を大幅に軽減できるようにした電子ファイルのプリントアウトシステム及び方法を提供することにある。
この発明によれば、公共の場に設置されてインターネットと接続されているプリンタを使用することにより所望の電子ファイルのプリントアウトを可能とするプリントアウトシステムは、電子利用権を格納したデバイスと、電子ファイルが保存されているインターネット上のファイル管理サーバと、プリンタとによって構成され、電子利用権はプリンタを利用するための第1の認証情報と、インターネットを利用するための第2の認証情報と、ファイル管理サーバにログインするための第3の認証情報とを含み、プリンタは上記デバイスから電子利用権を読み取る手段と、読み取った電子利用権の正当性を判定する手段と、表示手段と、その表示手段に表示された内容を選択する選択手段とを具備するものとされており、プリンタは電子利用権の第1及び第2の認証情報が正当であれば、その電子利用権の第3の認証情報を用いてファイル管理サーバからプリントアウトの対象となる電子ファイル一覧を取得して表示手段に表示し、その電子ファイル一覧の中から選択手段によって選択された電子ファイルをファイル管理サーバから取得してプリントアウトする機能を有するものとされる。
この発明による電子ファイルのプリントアウト方法は、デバイスに格納された電子利用権を用いることにより、公共の場に設置されてインターネットと接続されているプリンタからインターネット上のファイル管理サーバに保存されている電子ファイルをプリントアウトするものであって、電子利用権はプリンタを利用するための第1の認証情報と、インターネットを利用するための第2の認証情報と、ファイル管理サーバにログインするための第3の認証情報とを含んでおり、プリンタは上記デバイスから電子利用権を読み取り、読み取った第1及び第2の認証情報が正当であれば第3の認証情報をファイル管理サーバに送信し、ファイル管理サーバは第3の認証情報を受信すると、その第3の認証情報を検証し、正当であればプリントアウトの対象となる電子ファイル一覧をプリンタに送信し、プリンタは電子ファイル一覧を受信すると、その電子ファイル一覧を表示手段に表示し、その電子ファイル一覧の中から選択手段によって選択された電子ファイルの情報をファイル管理サーバに送信し、ファイル管理サーバは選択情報を受信すると、その選択された電子ファイルをプリンタに送信し、プリンタは電子ファイルを受信すると、その電子ファイルをプリントアウトする。
この発明によれば、各種認証情報を含む電子利用権をデバイスに格納し、そのデバイスにより電子利用権を行使することによって、公共の場に設置されたプリンタから電子ファイルをプリントアウトすることができるものとなっており、よって従来のプリントアウトシステム(プリントアウトサービス)のようにドキュメントIDや予約番号を管理したり、プリントアウトに際して入力したりする手間が省け、その点で利用者の負担を大幅に軽減することができる。
この発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1はこの発明による電子ファイルのプリントアウトシステムの一構成例を示したものであり、この例ではプリントアウトシステムはプリンタ10と、デバイス20と、インターネット30上の電子利用権発行サーバ40とファイル管理サーバ50とによって構成されている。
プリンタ10はコンビニエンスストアやホテル、空港、駅などの様々な公共の場に設置される。なお、ここではプリンタと称しているが、現在、これら公共の場に設置されているデジタルカラー複合機(コピー,プリンタ)に相当するものである。プリンタ10はインターネット30と接続されている。
デバイス20にはプリントアウトサービス利用のために必要となる電子利用権21が格納されている。電子利用権21にはプリンタ10を利用するための認証情報(第1の認証情報)と、インターネットを利用するための認証情報(第2の認証情報)と、ファイル管理サーバ50にログインするための認証情報(第3の認証情報)とが含まれ、さらに電子ファイルを暗号化し、その暗号化された電子ファイルを復号化するための鍵(暗号鍵/復号鍵)が含まれている。デバイス20は利用者が所持するもので、耐タンパ性を有するものとされ、例えばICカードとされる。
プリンタ10は電子利用権読み取り手段11と電子利用権判定手段12と電子利用権処理手段13と暗号/復号化手段14を有し、さらに表示手段15と、その表示手段15に表示された内容を選択する選択手段16と、紙文書を電子ファイル化するためのスキャナ機能17を備えるものとされる。また、この例ではプリンタ10はデバイス(ICカード)20からの情報の読み取りや書き込みを行うためのリーダ/ライタ装置18を装備しており、電子利用権読み取り手段11はこのリーダ/ライタ装置18を介してデバイス(ICカード)20から電子利用権21を読み取る。
電子利用権判定手段12は電子利用権21の正当性を判定するものであって、プリンタ10を利用するための認証情報及びインターネットを利用するための認証情報が正当であるか否かを判定する。電子利用権処理手段13はデバイス20への電子利用権21の登録や利用に応じて電子利用権21を処理する機能を有する。
電子利用権発行サーバ40はプリントアウトサービス提供事業者が所有するサーバであって、電子利用権発行手段41を備えている。
ファイル管理サーバ50は利用者認証手段51とファイル管理手段52を有しており、プリントアウトするための電子ファイルが保存される。利用者認証手段51は利用者の正当性を判定する。なお、このファイル管理サーバ50は利用者がアカウントをもつファイル管理サーバを有していれば、そのサーバとすることができ、またそのようなサーバを有していない場合にはプリントアウトサービス提供事業者が指定するサーバとなる。即ち、「PrintMe」や「ネットプリントサービス」などの従来の方式ではプリントアウトしようとする電子ファイルの送信先(保存先)はプリントアウトサービス提供事業者が指定するサーバであったが、この例ではファイル管理サーバ50はプリントアウトサービス提供事業者のサーバに限定されない。
電子利用権21の発行は例えばデバイス20となるICカードを利用者が購入し、そのデバイス(ICカード)20をプリンタ10が装備するリーダ/ライタ装置18にセットし、電子利用権21の発行を要求することにより行われ、要求を受けた電子利用権発行サーバ40の電子利用権発行手段41はプリンタ10及びインターネットを利用するための認証情報と暗号/復号化のための鍵を払いだす。また、ファイル管理サーバ50にログインするための認証情報は利用者が予め契約している(アカウントをもつ)ファイル管理サーバ50を有する場合にはそのファイル管理サーバ50にログインするための認証情報を利用者がプリンタ10から入力することにより、その入力した認証情報が電子利用権21に含まれるものとされ、そのようなファイル管理サーバ50を有していない場合にはプリントアウトサービス提供事業者が指定するファイル管理サーバ50にログインするための認証情報が電子利用権発行手段41から払いだされる。
プリンタ10及びインターネットを利用するための認証情報は例えばユーザIDとパスワードとされ、ファイル管理サーバ50にログインするための認証情報はファイル管理サーバ50のアドレスとユーザIDとパスワードとされる。
図2は図1に示したプリントアウトシステムによって実行される電子ファイルのプリントアウトのシーケンスを示したものであり、以下、図2を参照して順に説明する。
(1)利用者がデバイス(ICカード)20をリーダ/ライタ装置18にセットすることにより、プリンタ10の電子利用権読み取り手段11はデバイス20から電子利用権21を読み取り(S101)、電子利用権判定手段12はプリンタ10とインターネットを利用するための認証情報をチェックすることにより電子利用権21の正当性を判定する(S102)。
(2)電子利用権21の正当性が確認されると、プリンタ10はファイル管理サーバ50にログインするための認証情報に含まれているアドレスをもとに、ファイル管理サーバ50に認証情報(ユーザIDとパスワード)を送信する(S103)。
(3)ファイル管理サーバ50の利用者認証手段51は認証情報を受け取り、その認証情報を検証する(S104)。認証情報の正当性が確認されると、ファイル管理手段52はその認証情報を有する利用者のプリントアウトの対象となる(利用者がプリントアウト可能な)電子ファイル一覧をプリンタ10に送信する(S105)。
(4)プリンタ10は電子ファイル一覧を受信すると、その電子ファイル一覧を表示手段15に表示する(S106)。表示された電子ファイル一覧の中から利用者が所望の電子ファイルを選択手段16によって選択する(S107)と、その選択された電子ファイルの情報がファイル管理サーバ50に送信される(S108)。
(5)ファイル管理サーバ50のファイル管理手段52は電子ファイルの選択情報を受信すると、その選択された電子ファイルをプリンタ10に送信する(S109)。
(6)電子ファイルを受信すると、プリンタ10の暗号/復号化手段14は電子利用権21に含まれている鍵を用いてその電子ファイルを復号化し(S110)、プリントアウトする(S111)。
(7)プリントアウトが終了すると、電子利用権処理手段13は電子利用権21を例えば使用済みにしたり、消去したりするための処理を行い(S112)、その処理した電子利用権21をリーダ/ライタ装置18を介してデバイス20に格納する(S113)。なお、この際、例えば電子利用権21を一回利用済みにするといったこともでき、この場合には電子利用権21はその処理情報を、つまり利用状況を記憶する記憶部を有するものとされる。
以上説明した例ではプリンタ10が電子利用権判定手段12を具備するものとしているが、この電子利用権判定手段12は電子利用権発行サーバ40が具備するようにしてもよい。図3はこの場合のシーケンスを示したものであり、この例ではプリンタ10はデバイス20から電子利用権21を読み取る(S101)と、その電子利用権21のプリンタ10とネットワークを利用するための認証情報を電子利用権発行サーバ40に送信し(S121)、電子利用権発行サーバ40の電子利用権判定手段がその正当性を判定する(S122)。判定結果はプリンタ10に送信され(S123)、このようにして電子利用権21の正当性が確認されれば、以下、図2の場合と同様、ステップS103〜113が実行される。なお、電子利用権判定手段12に加え、電子利用権処理手段13も電子利用権発行サーバ40が具備するようにしてもよい。この場合、ステップS112の電子利用権処理はプリンタ10ではなく、電子利用権発行サーバ40側で行われる。
次に、図1に示したプリントアウトシステムを使用して紙文書を電子ファイル化してファイル管理サーバ50に保存する場合のシーケンスについて、図4を参照して順に説明する。
(1)利用者はデバイス20をリーダ/ライタ装置18にセットし、また紙文書をプリンタ10にセットする。プリンタ10の電子利用権読み取り手段11はデバイス20から電子利用権21を読み取り(S131)、電子利用権判定手段12はプリンタ10とインターネットを利用するための認証情報をチェックすることにより電子利用権21の正当性を判定する(S132)。
(2)電子利用権21の正当性が確認されると、プリンタ10はそのスキャナ機能17により紙文書をスキャニングし、電子ファイルを作成する(S133)。暗号/復号化手段14は作成された電子ファイルを電子利用権21に含まれている鍵を用いて暗号化する(S134)。
(3)プリンタ10はファイル管理サーバ50にログインするための認証情報に含まれているアドレスをもとに、ファイル管理サーバ50に認証情報(ユーザIDとパスワード)を送信する(S135)。
(4)ファイル管理サーバ50の利用者認証手段51は認証情報を受け取り、その認証情報を検証する(S136)。認証情報の検証結果はプリンタ10に送信され(S137)、認証情報の正当性が確認されれば、プリンタ10は暗号化した電子ファイルをファイル管理サーバ50に送信する(S138)。
(5)電子ファイルを受信すると、ファイル管理手段52は電子ファイルをその認証情報を有する利用者の電子ファイルとしてファイル管理サーバ50に格納し(S139)、格納が完了したことの通知をプリンタ10に送信する(S140)。
(6)格納完了通知を受信すると、電子利用権処理手段13は必要に応じて電子利用権21を処理し(S141)、その処理した電子利用権21をリーダ/ライタ装置18を介してデバイス20に格納する(S142)。
このように、プリンタ10のスキャナ機能17を利用することにより、紙文書を電子ファイル化することができ、この例ではその電子ファイルをファイル管理サーバ50に保存することができる。なお、例えば利用者が所有するPC(パーソナルコンピュータ)に保存されている電子ファイルはそのPCからファイル管理サーバ50に送信することにより、ファイル管理サーバ50に保存させることができる。
以上説明したように、この発明ではICカードなどの耐タンパなデバイス20に電子利用権21を格納するものであって、その電子利用権21に複数の認証情報を含めるものであり、このような電子利用権21を用いることによって、従来のプリントアウトシステムのようにドキュメントIDや予約番号を記憶したり、控えたりする必要がなくなり、またそれら識別番号を入力する必要もなくなり、よって手間がかからず、利用者の負担を大幅に軽減することができる。
また、従来のプリントアウトシステムでは電子ファイル毎にドキュメントIDや予約番号といった識別番号が付与され、プリントアウト要求の際にはその識別番号を入力することから、プリントアウトする電子ファイルは一意に特定されるが、この発明ではプリントアウトする電子ファイルはファイル管理サーバ50から送信される電子ファイル一覧から選択することができ、よって一つの電子利用権21によってプリントアウト可能な電子ファイルは従来のように一意に特定されないため、その点でより柔軟性のあるシステムとなる。
デバイス20に用いるICカードは接触式、非接触式いずれであってもよく、またICカードに限らず、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)等の端末やノートPCなどに組み込まれたICチップをデバイス20として用いることもできる。図1ではICカード用のリーダ/ライタ装置18をプリンタ10は装備しているが、デバイス20を利用者が所持する情報端末等に組み込まれているICチップとする場合にはその情報端末とのインタフェースをプリンタ10は装備するものとする。
また、電子利用権21にはファイル管理サーバ50にログインするための認証情報が含まれているが、ファイル管理サーバ50は複数あってもよく、この場合にはそれら複数のファイル管理サーバ50にログインするための認証情報を電子利用権21に含めることとする。
なお、上述した例のように、電子ファイルを暗号化してファイル管理サーバ50に保存し、プリントアウトする際には電子ファイルを暗号化された状態で送信し、プリンタ10上で復号化してプリントアウトするようにすれば、ファイル管理サーバ50や通信路上において電子ファイルが暗号化された状態となるため、強固な安全性を確保できる。
この発明による電子ファイルのプリントアウトシステムの一実施形態の構成を説明するための図。 この発明による電子ファイルのプリントアウト方法の一実施形態のシーケンスを示す図。 この発明による電子ファイルのプリントアウト方法の他の実施形態のシーケンスを示す図。 この発明による電子ファイルのプリントアウトシステムを使用して紙文書を電子ファイル化してファイル管理サーバに保存する際のシーケンスを示す図。

Claims (8)

  1. 公共の場に設置されてインターネットと接続されているプリンタを使用することにより所望の電子ファイルのプリントアウトを可能とするシステムであって、
    電子利用権を格納したデバイスと、上記電子ファイルが保存されているインターネット上のファイル管理サーバと、上記プリンタとによって構成され、
    上記電子利用権は上記プリンタを利用するための第1の認証情報と、インターネットを利用するための第2の認証情報と、上記ファイル管理サーバにログインするための第3の認証情報とを含み、
    上記プリンタは上記デバイスから上記電子利用権を読み取る手段と、読み取った電子利用権の正当性を判定する手段と、表示手段と、その表示手段に表示された内容を選択する選択手段とを具備するものとされ、
    上記プリンタは上記電子利用権の第1及び第2の認証情報が正当であれば、その電子利用権の第3の認証情報を用いて上記ファイル管理サーバからプリントアウトの対象となる電子ファイル一覧を取得して上記表示手段に表示し、その電子ファイル一覧の中から上記選択手段によって選択された電子ファイルを上記ファイル管理サーバから取得してプリントアウトする機能を有することを特徴とする電子ファイルのプリントアウトシステム。
  2. 公共の場に設置されてインターネットと接続されているプリンタを使用することにより所望の電子ファイルのプリントアウトを可能とするシステムであって、
    電子利用権を格納したデバイスと、上記電子ファイルが保存されているインターネット上のファイル管理サーバと、上記プリンタと、インターネット上の電子利用権発行サーバとによって構成され、
    上記電子利用権は上記プリンタを利用するための第1の認証情報と、インターネットを利用するための第2の認証情報と、上記ファイル管理サーバにログインするための第3の認証情報とを含み、
    上記プリンタは上記デバイスから上記電子利用権を読み取る手段と、表示手段と、その表示手段に表示された内容を選択する選択手段とを具備し、
    上記電子利用権発行サーバは上記プリンタが読み取った電子利用権の正当性を判定する手段を具備するものとされ、
    上記プリンタは上記電子利用権の第1及び第2の認証情報が正当であれば、その電子利用権の第3の認証情報を用いて上記ファイル管理サーバからプリントアウトの対象となる電子ファイル一覧を取得して上記表示手段に表示し、その電子ファイル一覧の中から上記選択手段によって選択された電子ファイルを上記ファイル管理サーバから取得してプリントアウトする機能を有することを特徴とする電子ファイルのプリントアウトシステム。
  3. 請求項1又は2記載の電子ファイルのプリントアウトシステムにおいて、
    上記プリンタは紙文書を電子ファイル化するためのスキャナ機能を備え、
    上記プリンタは上記電子利用権の第1及び第2の認証情報が正当であれば、その電子利用権の第3の認証情報を用いて上記電子ファイル化された文書を上記ファイル管理サーバに送信して保存させる機能を有することを特徴とする電子ファイルのプリントアウトシステム。
  4. 請求項1乃至3記載のいずれかの電子ファイルのプリントアウトシステムにおいて、
    上記電子利用権は電子ファイルを暗号化し、その暗号化された電子ファイルを復号化するための鍵を含むものとされ、
    上記プリンタは上記鍵を用いて電子ファイルを暗号化し、その暗号化された電子ファイルを復号化する手段を有することを特徴とする電子ファイルのプリントアウトシステム。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの電子ファイルのプリントアウトシステムにおいて、
    上記プリンタは上記デバイスに電子利用権を登録し、かつ利用に応じて電子利用権を処理するための処理手段を有することを特徴とする電子ファイルのプリントアウトシステム。
  6. デバイスに格納された電子利用権を用いることにより、公共の場に設置されてインターネットと接続されているプリンタからインターネット上のファイル管理サーバに保存されている電子ファイルをプリントアウトする方法であって、
    上記電子利用権は上記プリンタを利用するための第1の認証情報と、インターネットを利用するための第2の認証情報と、上記ファイル管理サーバにログインするための第3の認証情報とを含んでおり、
    上記プリンタは上記デバイスから上記電子利用権を読み取り、読み取った上記第1及び第2の認証情報が正当であれば上記第3の認証情報を上記ファイル管理サーバに送信し、
    上記ファイル管理サーバは第3の認証情報を受信すると、その第3の認証情報を検証し、正当であればプリントアウトの対象となる電子ファイル一覧を上記プリンタに送信し、
    上記プリンタは電子ファイル一覧を受信すると、その電子ファイル一覧を表示手段に表示し、その電子ファイル一覧の中から選択手段によって選択された電子ファイルの情報を上記ファイル管理サーバに送信し、
    上記ファイル管理サーバは選択情報を受信すると、その選択された電子ファイルを上記プリンタに送信し、
    上記プリンタは電子ファイルを受信すると、その電子ファイルをプリントアウトすることを特徴とする電子ファイルのプリントアウト方法。
  7. 請求項6記載の電子ファイルのプリントアウト方法において、
    上記プリンタは読み取った第1及び第2の認証情報の正当性判定をインターネット上の電子利用権発行サーバに要求することを特徴とする電子ファイルのプリントアウト方法。
  8. 請求項6又は7記載の電子ファイルのプリントアウト方法において、
    上記プリンタは電子ファイルをプリントアウトすると、電子利用権を処理し、その処理した電子利用権を上記デバイスに格納することを特徴とする電子ファイルのプリントアウト方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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