JP2007279198A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプ信号を低消費電力で滑らかに生成する。
【解決手段】クロック信号Clkに応じて階段状に上昇または下降する電圧Voutを生成す
るランプ信号生成回路10の後段に、電圧Voutを平滑化して電圧Vrpを出力する平滑化
回路12を配置する。平滑化回路12は、一種の電圧増幅回路であり、そのスルーレート
(応答速度)が、電圧Voutの平均的な変化率以上に設定される。これにより、クロック
信号Clkの周波数が低くても、滑らかに変化する電圧Vrpを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気光学装置に好適なランプ波形を生成する技術に関する。
液晶などの電気光学的な変化により表示を行う電気光学装置は、走査線に選択電圧が印
加される期間に、階調に応じた電圧を、データ線を介して画素電極に印加することにより
画素に印加される電圧実効値を制御し、これにより、階調表示を行う構成となっている。
ただし、この構成では、階調に応じた電圧を、正極性および負極性の電圧を生成する必要
があるので、電圧生成回路が複雑化して、構成の簡易化を阻害する。
そこで、例えば走査線に選択電圧が印加される期間に、画素電極に対向するコモン電極
に対し、電圧が徐々に変化するランプ信号を印加するとともに、データ線を階調に応じた
期間だけ所定の電位に保った後、ハイ・インピーダンス状態とさせる技術が提案されてい
る(特許文献1参照)。
このようなランプ信号を生成する技術としては、上記文献のほか、容量素子(コンデン
サ)を定電流源で充電させることによって、コンデンサの保持電圧を、一定の割合で変化
させ、これをランプ信号とする技術が挙げられる(特許文献2参照)。
特開平7−281641号公報 特開平6−326565号公報
ところで、電気光学装置では、低消費電力であることの要求や、より多く階調表示が可
能であることの要求が強い。このため、ランプ信号生成回路についても、ランプ信号を生
成する際に、低消費電力であることが強く求められているほか、そのランプ信号が滑らか
に変化することが要求されるが、これらの要求を上記2つの技術ではともに満足するのに
は十分ではないので、低消費電力化や多階調化の点において問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、さらな
る低消費電力化や表示の多階調化が容易な電気光学装置および電子機器を提供することに
ある。
上記目的を達成するため本発明にあっては、複数の走査線と複数のデータ線との交差に
対応して設けられ、前記データ線と前記画素電極との間にて、前記走査線に選択電圧が印
加されたときに導通状態となるスイッチング素子を含む複数の画素と、前記複数の走査線
を所定の順番で選択して前記選択電圧を印加する走査線駆動回路と、前記複数のデータ線
の各々に対応して設けられるとともに、一端が前記データ線に接続される一方、他端が電
位線に共通接続された複数のデータ側スイッチと、クロック信号に応じて階段状に変化す
る電圧のランプ信号を生成するランプ信号生成回路と、前記ランプ信号を平滑化して、前
記画素電極に対向するコモン電極または前記電位線のいずれか一方に印加する平滑化回路
と、前記複数の走査線のうち、一の走査線に選択電圧が印加された期間において、前記デ
ータ側スイッチを、当該選択電圧が印加された走査線と当該データ側スイッチの一端に接
続されたデータ線との交差に対応する画素の階調に応じた期間だけオン状態とし、この後
、当該データ側スイッチをオフ状態に制御するデータ側制御回路と、を備え、前記コモン
電極または前記電位線のいずれか他方が、前記一の走査線に前記選択電圧が印加される期
間にわたって所定の電位に保たれることを特徴とする。この構成によれば、クロック信号
に応じて階段状に変化する電圧が平滑化されるので、クロック信号の周波数が低くても滑
らかに変化するランプ信号を得ることが可能となる。
本発明において、前記平滑化回路は、前記ランプ信号生成回路によるランプ信号の平均
変化率以上のスルーレートを有する電圧増幅回路である構成や、積分回路である構成とし
ても良い。
また、本発明は、電気光学装置のみならず、当該電気光学装置を備える電子機器として
も概念することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形
態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、電気光学装置1は、表示領域100、データ側制御回路25
0、走査線駆動回路350、制御回路400、ランプ信号生成回路10および平滑化回路
12を含む。このうち、表示領域100では、320行の走査線311が行(X)方向に
延在する一方、240列のデータ線211が列(Y)方向に延在するように、それぞれ設
けられている。そして、画素120が320行の走査線311と240列のデータ線21
1との交差に対応して、それぞれ配列している。したがって、本実施形態では、画素12
0が縦320行×横240列でマトリクス状に配列することになるが、本発明をこの配列
に限定する趣旨ではない。
ここで、画素120の詳細な構成について説明する。図2は、画素120の構成を示す
図であり、i行及びこれに隣接する(i+1)行と、j列及びこれに隣接する(j+1)
列との交差に対応する2×2の計4画素分の構成が示されている。
なお、i、(i+1)は、画素120が配列する行を一般的に示す場合の記号であって
、1以上320以下の整数であり、j、(j+1)は、画素120が配列する列を一般的
に示す場合の記号であって、1以上240以下の整数である。
図2に示されるように、各画素120は、液晶容量(液晶素子)130と、スイッチン
グ素子として機能するnチャネル型の薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下単
に「TFT」と略称する)241とを有する。各画素120については互いに同一構成な
ので、i行j列に位置するもので代表して説明すると、当該i行j列の画素120におい
て、TFT241のゲートはi行目の走査線311に接続される一方、そのソースはj列
目のデータ線211に接続され、そのドレインは液晶容量130の一端たる画素電極23
1に接続されている。
また、液晶容量130の他端はコモン電極110に接続されている。このコモン電極1
10は、本実施形態では、図1に示されるように全ての画素120にわたって共通であっ
て、平滑化回路12による出力電圧Vrpが印加される。
液晶容量130では、画素電極231とコモン電極110との差電圧が保持されるとと
もに、液晶容量130の透過(または反射)光量が、当該保持電圧の実効値に応じて変化
する構成となっている。
このような構成としては、特に詳述する必要もないと考えられるが、画素電極とコモン
電極とで液晶を挟持して、液晶にかかる電界方向を基板面垂直方向とした方式や、画素電
極、絶縁層およびコモン電極とを積層して、液晶にかかる電界方向を基板面水平方向とし
た方式などが挙げられる。
なお、本実施形態では説明の便宜上、液晶容量130において保持される電圧実効値が
ゼロに近ければ、光の透過率が最大となって白色表示になる一方、電圧実効値が大きくな
るにつれて透過する光量が減少して、ついには透過率が最小の黒色表示になるノーマリー
ホワイトモードとする。
説明を再び図1に戻すと、制御回路400は、制御信号CntXの供給によってデータ側
制御回路250を制御するとともに、制御信号CntYの供給によって走査線駆動回路35
0による表示領域100の垂直走査を制御する。また、制御回路400は、極性指示信号
Pol、リセット信号Rseおよびクロック信号Clkを、ランプ信号生成回路10に供給する
ランプ信号生成回路10は、1水平走査期間(1H)の最初にリセット信号Resが供給
されると、出力電圧Voutを電圧Vcにリセットするとともに、クロック信号Clkが1周期
分供給される毎に、出力電圧Voutを電圧ΔVだけ極性指示信号Polにしたがって上昇ま
たは下降させるものである。詳細には、ランプ信号生成回路10は、極性指示信号Polが
Lレベルであれば、クロック信号Clkが供給される毎に出力電圧Voutを電圧ΔVだけ上
昇させる一方、極性指示信号PolがHレベルであれば、クロック信号Clkが供給される毎
に出力電圧Voutを電圧ΔVだけ下降させる。
なお、電圧Vcは、図3に示されるように、Hレベルに相当する電圧VddとLレベルに
相当する電圧Vssとの中間値に相当する。また、ランプ信号生成回路10の一例について
は後述するものとする。
平滑化回路12は、一種の電圧増幅回路であり、そのスルーレート(応答速度)が、ラ
ンプ信号生成回路10による出力電圧Voutの平均的な変化率以上に設定されている。こ
こで、本実施形態においてクロック信号Clkの周期Tが一定であるとした場合、出力電
圧Voutは、周期Tに対して電圧ΔVだけ変化するので、平滑化回路12のスルーレー
トは、ΔV/T以上となるように設定される。
このため、極性指示信号PolがLレベルであれば、図6に示されるように、平滑化回路
12による出力電圧Vrpは、階段状に上昇する出力電圧Voutの波形を平滑化させたもの
となる。
また、液晶容量130に対する書込極性については、コモン電極110の電圧を基準と
して画素電極231の電位が高位である場合を正極性とし、低位である場合を負極性とす
る。この実施形態においては、出力電圧Vrpがコモン電極110に印加されるので、液晶
容量130に対する書込極性は、出力電圧Vrp(Vout)が下降方向に変化するときには
正極性となり、出力電圧Vrpが上昇方向に変化するときには負極性となる。このため、出
力電圧Voutの変化方向を指定する極性指示信号Polを、液晶容量130への書込極性を
指定する信号といっても差し支えない。
この極性指示信号Polは、図3に示されるように、1垂直走査期間(1F)内では、1
水平走査期間(1H)毎に極性反転するとともに、隣接する1垂直走査期間(1F)同士
において同一の水平走査期間に着目しても極性反転の関係にある。このため、本実施形態
では、走査線毎に書込極性が反転する走査線反転(行反転)となるが、本発明をこれに限
定する趣旨ではない。なお、このように極性反転する理由は、液晶に直流成分が印加され
ることによる劣化を防止するためである。
上述したように、本実施形態においてクロック信号Clkの周期(周波数)が一定であり
、1水平走査期間(1H)の最初に毎回リセット信号Resが供給されるので、出力電圧V
rpは、極性指示信号PolがLレベルである1水平走査期間(1H)において、その開始時
から電圧Vcを起点に一定変化率で滑らかに上昇する一方、極性指示信号PolがHレベル
である1水平走査期間(1H)において、その開始時から電圧Vcを起点に一定変化率で
滑らかに下降することになる。
走査線駆動回路350は、制御信号CntYにしたがって、1、2、3、…、320行目
の走査線311を、それぞれ1水平走査期間(1H)毎に順番に選択するとともに、選択
した走査線311に対応する走査信号を、当該水平走査期間(1H)にわたってHレベル
に相当する選択電圧Vddとし、それ以外の走査線311に対応する走査信号を、Lレベル
に相当する非選択電圧Vssとするものである。ここで、1、2、3、…、320行目の走
査線311に供給される走査信号を、それぞれY1、Y2、Y3、…、Y320と表記し
、走査信号について特に行を特定しないで一般的に説明するときにはYiと表記する。
次に、データ側制御回路250は、縦320行×横240列のマトリクス配列に対応し
た記憶領域(図示省略)を有し、各記憶領域は、それぞれ対応する画素120の階調デー
タDaを記憶する。なお、階調データDaは、画素120の階調値(明るさ)を指定するデ
ータであり、図示しない上位装置から供給され、表示内容に変更が生じた場合には、対応
する記憶領域に記憶された階調データDaが書き換えられる構成となっている。
さらに、データ側制御回路250は、走査線駆動回路350によって、ある1行の走査
線311が選択されるとき、制御信号CntXにしたがって、当該走査線に位置する画素の
階調データDaの1行分を事前に読み出し、この階調データDaの1行分にしたがって、ス
イッチ制御信号X1、X2、X3、…、X240を当該走査線に選択電圧Vddが印加され
る期間にわたって、1、2、3、…、240列のデータ線211にそれぞれ対応して一斉
に出力する。
ここで、スイッチ制御信号X1、X2、X3、…、X240について、特に列を特定し
ないで一般的に説明するときにはXjと表記すると、データ側制御回路250は、スイッ
チ制御信号Xjを、1水平走査期間(1H)の開始端から時間軸の後方側に、当該水平走
査期間にて選択される走査線311とj列目のデータ線211との交差に対応する画素の
階調データDaで指定された階調値に応じた期間だけHレベルとし、残余の期間でLレベ
ルとする。
また、各列に対応して、スイッチ260が設けられる。ここで、各列のスイッチ260
における一方の端子は、それぞれデータ線211に接続され、他方の端子は、電圧Vcに
保たれた電位線281に共通接続される。これらのスイッチ260は、例えばj列目のデ
ータ線211に対応するスイッチ260は、スイッチ制御信号XjがHレベルのときにオ
ンする。
ここで、オフであるスイッチ260における一方の端子に接続されたデータ線211は
ハイ・インピーダンス状態となる。そこで便宜的に、1、2、3、…、240列目のデー
タ線211の電圧をS1、S2、S3、…、S240と表記し、特に列を特定しないで一
般的に説明するときにはSjと表記することにする。
次に、このような構成にかかる電気光学装置1における書き込みについて説明する。
図4は、i行j列の画素の書き込みと、これより1行下に隣接する(i+1)行j列の
画素の書き込みとについて、走査信号Yi、Y(i+1)との関係において示す図である

i行j列の画素を、白色と黒色との間の灰色とさせる場合に、極性指示信号PolがLレ
ベルであるとき、走査信号YiがHレベルとなる1水平走査期間(1H)において、スイ
ッチ制御信号Xjは、当該1水平走査期間(1H)の開始時から、当該灰色に応じた期間
だけHレベルとなる。スイッチ制御信号XjがHレベルになると、j列目のスイッチ
260がオン(導通)状態となるので、j列目のデータ線211の電圧Sjは電圧Vcに
保たれる。
また、走査信号YiがHレベルになると、i行目の走査線311に位置する1行分の画
素120において、TFT241がオン状態となる。したがって、i行j列の画素120
においては、画素電極231がj列目のデータ線211と等しく電圧Vcとなる。
一方、当該1水平走査期間(1H)において、極性指示信号PolがLレベルであるとき
、コモン電極110の電圧、すなわち平滑化回路12による出力電圧Vrpは、電圧Vcか
ら上昇する。このため、j列目のスイッチ260がオンすることによって、i行j列の画
素における液晶容量130には、画素電極231を高位側とした書き込みが開始されるこ
とになる。
次に、当該1水平走査期間の開始時から期間Tだけ経過すると、データ信号XjはH
レベルからLレベルに変化する。このため、スイッチ260がオフ(非導通)状態となる
ので、j列目のデータ線211は、電圧不確定のハイ・インピーダンス状態となる。
ここで、スイッチ260がオフしても、i行目の走査線311がHレベルとなる1水平
走査期間では、コモン電極110に印加された電圧Vrpが上昇し続けるとともに、TFT
241のオン状態が継続しているので、ハイ・インピーダンス状態となったj列目のデー
タ線211の電圧Sjは、スイッチ260がオフになった瞬間から、出力電圧Vrpと同じ
変化率で低下する。
このため、i行j列の液晶容量130に対する書き込み電圧は、走査信号YiがHレベ
ルとなっている期間において、j列目のスイッチ260がオフした瞬間に確定し、極性指
示信号PolがLレベルであれば、j列目のスイッチ260がオフした瞬間における電圧V
rpと電圧Vcとの差電圧(図4において↓で示される電圧)が、画素電極231を低位側
として、スイッチ260のオフ後においても保持されることなる。
なお、当該1水平走査期間(1H)が終了して、走査信号YiがLレベルに変化すると
、i行目の走査線311に位置する1行分の画素のTFT241がオフするので、各画素
電極231は、対応するデータ線211と電気的に切り離されてフローティング状態とな
る。このため、i行j列の画素電極231の電位も、コモン電極110の電圧に伴って変
化することになるが、液晶容量130で保持される電圧、すなわち、j列目のスイッチ2
60がオフ瞬間における電圧Vrpと電圧Vcとの差電圧は、スイッチ260がオフとなっ
ても、さらには走査信号YiがLレベルに変化しても、維持され続けることになる。
また、ここでは、i行目の画素のうち、j列目に位置するもので代表して動作説明した
が、走査信号YiがHレベルとなる期間においては、i行目に位置する1〜240列の画
素1行分のすべてについてj列目のような書き込みが同時並行的に実行される。
次の1水平走査期間(1H)においては、走査信号Y(i+1)がHレベルとなるので
、(i+1)行目に位置する1行分の画素について書き込みが同様に実行される。ただし
、本実施形態では、走査線毎に書込極性が反転するので、極性指示信号PolがHレベルに
反転する結果、出力電圧Voutは、当該1水平走査期間において電圧Vcから下降する。
このため、(i+1)行j列の液晶容量130に対する書き込み電圧は、走査信号Y(
i+1)がHレベルとなっている期間において、j列目のスイッチ260がオフした瞬間
に確定し、j列目のスイッチ260がオフした瞬間における電圧Voutと電圧Vcとの差電
圧(図4において↑で示される電圧)が、画素電極231を高位側として、スイッチ26
0のオフ後においても保持されることなる。
ここでは、互いに隣接するiおよび(i+1)行目の書き込みついて説明しているが、
このような書き込みは、1垂直走査期間(1F)において、1、2、3、…、320行目
の順番で1水平走査期間毎に実行されて、1フレームの画像が表示されることになる。ま
た、次の1垂直走査期間(1F)では、各行において書込極性が反転して同様な書き込み
が実行されることになる。
本実施形態において平滑化回路12が存在しない場合、1水平走査期間(1H)に対し
て、クロック信号Clkの周波数を十分に高くしないと、出力電圧Voutを滑らかにするこ
とができない。出力電圧Voutが滑らかでないと、液晶容量130で保持可能な電圧は、
スイッチ260がオンする期間Tではなく、1水平走査期間(1H)における出力電圧
Voutの階段数に依存して決定されることになるので、表現可能な階調数が限られてしま
うことになる。つまり、ある2つの異なる期間を想定したとき、スイッチ260を、より
長くオンさせた方が、画素を暗くすることができるはずであるが(ノーマリーホワイトモ
ードの場合)、クロック周波数Clkの周波数が低ければ、当該2つの期間で比較したとき
に出力電圧Voutが変化せずに、同一の電圧が液晶容量130に保持されて、階調に差を
持たすことができない場合がある。
一方、クロック信号Clkの周波数を高くすれば、出力電圧Voutを滑らかにすることは
できるが、高周波数化に伴う電力消費が無視できなくなる、という問題もある。
これに対して本実施形態によれば、クロック周波数が低くてランプ信号生成回路10に
よる出力電圧Voutの階段数が少なくても、平滑化回路12によって滑らかとなるように
平滑化されるので、表現可能な階調数は、期間Tの精度に依存することになり、表現可
能な階調数を増加することが容易となるだけでなく、さらに、高周波数化に伴う電力消費
を抑えることも可能となる。
次に、ランプ信号生成回路10の構成の一例について説明する。図5は、このランプ信
号生成回路10の構成を示す回路図である。
この図に示されるように、ランプ信号生成回路10は、単投スイッチSと、双投スイ
ッチS1−u、S1−d、S、S5−pおよびS5−qと、コンデンサ21、22、2
3と、基準電圧源30と、バッファ回路40とを有する。
このうち、単投スイッチSは、制御回路400(図1参照)から供給されるリセット
信号ResがHレベルのときに閉成するものであり、また、双投スイッチS1−u、S1−
およびSの各々は、クロック信号ClkがHレベルのときに、共通端子と端子aとの間
で閉成する一方、クロック信号Cl kがLレベルのときに、共通端子と端子bとの間で閉
成するものである。なお、本実施形態において、双投スイッチS1−u、S1−dおよび
が、第1、第2および第3双投スイッチに相当する。
双投スイッチS5−pおよびS5−qの各々は、極性指示信号PolがHレベルのときに
、共通端子と端子aとの間で閉成する一方、極性指示信号PolがLレベルのときに、共通
端子と端子bとの間で閉成するものである。
双投スイッチS1−u、S1−dの各共通端の間に、コンデンサ21(第1容量素子)
が介挿されている。ここで、コンデンサ21の端子のうち、双投スイッチS1−uの側を
一方の端子mとする。
双投スイッチS1−uの端子aは、基準電圧Vrefを発生させる基準電圧源30の正極
端子に接続され、双投スイッチS1−uの端子bは、双投スイッチS5−pの端子aおよ
び双投スイッチS5−qの端子bにそれぞれ接続されている。また、双投スイッチS1−
の端子bは、双投スイッチS5−pの端子bおよび双投スイッチS5−qの端子aにそ
れぞれ接続されている。
双投スイッチSの共通端子は、コンデンサ22(第2容量素子)の一方の端子nに接
続され、双投スイッチSの端子aは、単投スイッチSの一方の端子、コンデンサ23
(第3容量素子)の一方の端子、および、バッファ回路40の入力端にそれぞれ接続され
、双投スイッチSの端子bは、双投スイッチS5−qの共通端に接続されている。
バッファ回路40は、増幅率が「1」である電圧増幅回路であり、その出力電圧が、ラ
ンプ信号生成回路10の出力電圧Voutとなる。なお、この出力端は、双投スイッチS
−pの共通端に接続されている。
双投スイッチS1−dの端子a、コンデンサ22の他方の端子、単投スイッチSの他
方の端子、および、コンデンサ23の他方の端子は、それぞれ基準電圧源30の負極性端
子に共通接続されるとともに、この共通接続部分が電位線281と同じ電圧Vcに保たれ
ている。
リセット信号Resは、1水平走査期間(1H)の開始時において、図6に示されるよう
に、クロック信号Clkと同時にHレベルとなるが、そのパルス幅はクロック信号Clkより
も短い。また、クロック信号Clkの周期は、出力電圧Voutを上昇または下降させる期間
、すなわち、1水平走査期間(1H)にわたって一定である。
なお、単投スイッチSや、双投スイッチS1−u、S1−dおよびSは、ここでは
機械的なスイッチとして説明しているが、実際には、トランジスタ単体や、トランジスタ
を組み合わせたトランスミッションゲート等からなる電子的なスイッチで構成される。
次に、ランプ信号生成回路10の動作について説明する。
ここでは、まず極性指示信号PolがLレベルであって、出力電圧Voutを電圧Vcから上
昇させる場合の動作について説明する。図7は、ランプ信号生成回路10の構成を、各期
間に分けて簡易的に示す図であり、図8は、各期間におけるスイッチの状態と端子nの電
圧と出力電圧Voutとの関係を示す図である。
極性指示信号PolがLレベルである場合、双投スイッチS5−pおよびS5−qが共通
端子と端子bとの間で閉成するので、バッファ回路40の出力端は、双投スイッチS1−
の端子bに接続され、双投スイッチSの端子bは、双投スイッチS1−uの端子bに
接続されることになる。
動作開始時において、リセット信号Resとクロック信号Clkとが同時にHレベルとなる
期間(1)では、単投スイッチSが閉成するとともに、双投スイッチS1−u、S1−
およびSが共通端子と端子aとの間で閉成する。
このため、ランプ信号生成回路10は、簡易的に図7(1)に示されるように、コンデ
ンサ21が、基準電圧Vrefに充電される一方、コンデンサ22、23の両端が短絡され
るので、電圧保持状態がクリアされる。
なお、バッファ回路40の入力端が電圧Vcとなるので、出力電圧Voutも電圧Vcとな
る。
続いて、リセット信号ResがLレベルとなり、クロック信号ClkがHレベルを維持する
期間(2)では、単投スイッチSが開放するので、簡易的に図7(2)に示されるよう
な回路となる。バッファ回路40の入力端は、単投スイッチSの開放に伴って、共通部
分とは非接続状態となるが、期間(1)の直後において、コンデンサ22、23の保持電
圧はゼロであるので、出力電圧Voutも依然電圧Vcである。
次に、クロック信号ClkがLレベルになる期間(3)では、双投スイッチS1−u、S
1−dおよびSが共通端子と端子bとの間で閉成する。このため、ランプ信号生成回路
10は、簡易的に図7(3)に示されるような回路となる。このとき、コンデンサ23の
保持電圧がゼロであるので、出力電圧Voutも依然電圧Vcである。
一方、電圧Vrefを充電したコンデンサ21の端子mがコンデンサ22の端子nに接続
されるが、コンデンサ21の他方の端子が電圧Vcのバッファ回路40の出力端に接続さ
れるとともに、コンデンサ22の他方の端子は電圧Vcである共通部分に接続された状態
にあるので、コンデンサ21に蓄積された電荷の一部がコンデンサ22に移動する。
ここで、コンデンサ21、22の容量値をそれぞれC、Cとした場合に、コンデン
サ22の保持電圧、すなわち、端子nの電圧は、Vref・C/(C+C)+Vcとな
る。
引き続き、クロック信号ClkがHレベルになる期間(4)では、双投スイッチS1−u
、S1−dおよびSが共通端子と端子aとの間で閉成するので、期間(2)と同様な回
路構成となる。
ただし、直前におけるコンデンサ22の保持電圧は、上述したように、Vref・C
(C+C)+Vcであるので、バッファ回路40の入力端における電圧は、これをコ
ンデンサ23の容量値Cで再分配したVref・C/(C+C+C)+Vcとなり
、この電圧がVoutとして出力される。なお、便宜上、このVref・C/(C+C
)をΔVとする。
一方、コンデンサ21は、端子mを高位側として基準電圧Vrefを再び充電することに
なる。
クロック信号ClkがLレベルになる期間(5)では、双投スイッチS1−u、S1−d
およびSが共通端子と端子bとの間で閉成するので、期間(3)と同様な回路構成とな
る。
ただし、コンデンサ23の保持電圧をバッファ回路40で増幅率「1」で増幅した出力
電圧Voutは、ΔV+Vcであり、この電圧が、電圧Vrefを充電したコンデンサ21の他
方の端子に印加されるとともに、端子mと端子nとが接続され、さらに、コンデンサ22
の他方の端子が電圧Vcである共通部分に接続された状態にあるので、コンデンサ21に
蓄積された電荷の一部がコンデンサ22に移動する。このとき、端子nの電圧は、Vref
・C/(C+C)+ΔV+Vcとなる。
クロック信号Clkが期間(6)においてHレベルになると、双投スイッチS1−u、S
1−dおよびSが共通端子と端子aとの間で閉成するので、バッファ回路40の入力端
における電圧は、ΔV+ΔV+Vc、すなわち2ΔV+Vcとなり、これが出力電圧Vout
となる。
以降、クロック信号ClkがHレベルとなる期間においてコンデンサ21を基準電圧Vre
fに充電し、クロック信号ClkがLレベルとなる期間において、コンデンサ21の充電電
圧Vrefを出力電圧Voutだけ持ち上げた状態でコンデンサ22に分配し、クロック信号C
lkが再びHレベルとなる期間において、コンデンサ22の充電電圧をコンデンサ23に再
分配してバッファ回路40を介して出力する一方、コンデンサ21を基準電圧Vrefに充
電する、という動作が繰り返される。
これにより、ランプ信号生成回路10においては、極性指示信号PolがLレベルであれ
ば、図6に示されるように、クロック信号Clkの1周期毎に、出力電圧VoutがΔVずつ
上昇することになる。
一方、極性指示信号PolがHレベルである場合、双投スイッチS5−pおよびS5−q
が共通端子と端子aとの間で閉成するので、バッファ回路40の出力端は、双投スイッチ
1−uの端子bに接続され、双投スイッチSの端子bは、双投スイッチS1−dの端
子bに接続されることになる。
このため、図9に示されるように、期間(1)において、コンデンサ22、23の充電
電圧をゼロにリセットするとともに、出力電圧Voutを電圧Vcにリセットした後、期間(
2)においてコンデンサ21を基準電圧Vrefに充電し、期間(3)において、コンデン
サ21の充電電圧Vrefを、出力電圧Voutを高位側基準とした状態でコンデンサ22に分
配し、期間(4)において、コンデンサ22の充電電圧をコンデンサ23に再分配してバ
ッファ回路40を介して出力する一方、コンデンサ21を基準電圧Vrefに充電する、と
いう動作が繰り返されるので、図5に示される構成では、クロック信号Clkの1周期毎に
、出力電圧VoutがΔVずつ下降することになる。
図5に示されるランプ信号生成回路10によれば、コンデンサ21に充電した基準電圧
Vrefを、出力電圧Voutを基準電位としてコンデンサ22に分配し、さらに、コンデンサ
23に再分配し、これをバッファ回路40が出力する構成であるので、抵抗分割や定電流
源を用いてD/A変換する構成と比較して、消費電力を極めて低く抑えることが可能とな
る。
また、図5に示される構成によれば、出力電圧Voutがクロック信号Clkの1周期でΔ
Vだけ変化する構成であるので、クロック信号Clkの周波数が一定であれば、出力電圧V
outの変化率も一定となる。このことは逆にいえば、クロック信号Clkの周波数を制御す
ることによって、出力電圧Voutの変化率を任意に設定することが可能であることを意味
する。
図5に示される構成では、双投スイッチS1−uの端子b/双投スイッチS1−dの端
子bに対する接続先として、バッファ回路40の出力端/双投スイッチS2の端子aを、
極性指示信号Polにしたがい双投スイッチS5−pおよびS5−qによって切り替えるこ
とによって、出力電圧Voutを階段状に上昇または下降させたが、いずれかの接続状態に
おいて、基準電圧源30の接続極性を反転させるだけの構成によっても、出力電圧Vout
を階段状に上昇または下降させることが可能である。
なお、上述した電気光学装置1において、平滑化回路12を電圧増幅回路として、その
スルーレートを出力電圧Voutの平均的な変化率以上に設定することにより、出力電圧Vo
utを平滑化した出力電圧Vrpを得たが、図10に示されるように、例えば抵抗Rおよびコ
ンデンサCからなる積分回路でも同様な平滑化が可能であるし、電圧増幅回路を用いた積
分回路でも同様である。
また、図1に示した電気光学装置1においては、出力電圧Vrpを電圧Vcから上昇させ
た後、電圧Vcにリセットした下降させる構成であったが、電圧Vcから所定電圧まで上昇
させた後、この所定電圧から電圧Vcに下降させる構成としても良い。この構成において
、所定電圧から電圧Vcまで下降させる場合に、電位線281を、当該所定電圧に保つ必
要がある。このように、電圧Vcを起点としない構成では、出力電圧Vrpの変化範囲が半
分で済むので、走査信号やスイッチ制御信号の論理信号に要する電圧振幅を抑えることが
できる。このため、走査線駆動回路350やデータ側制御回路250の耐圧が少なくて済
むので、その分、構成の簡易化を図ることができる。
またさらに、共通接続部分を電圧Vcだけではなく、これとは異なる所定電圧に切り替
えてリセットできる構成としても良い。
さらに、図1に示した電気光学装置1においては、コモン電極110にランプ信号であ
る出力電圧Voutを供給し、電位線281を電圧Vcに一定とする構成としたが、コモン電
極110を電圧Vcで一定とし、電位線281に出力電圧Voutを供給する構成でも良い。
さらに、液晶容量130はノーマリーホワイトモードとしたが、電圧無印加状態におい
て暗い状態となるノーマリーブラックモードとしても良い。
<電子機器>
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置1を表示装置として有する電子機器につい
て説明する。図11は、実施形態に係る電気光学装置1を用いた携帯電話1200の構成
を示す図である。
この図に示されるように、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受
話口1204、送話口1206とともに、上述した電気光学装置1の表示領域100を備
えるものである。なお、電気光学装置1のうち、表示領域100以外の構成要素について
は外観としては現れない。
なお、電気光学装置1が適用される電子機器としては、図11に示される携帯電話の他
にも、デジタルスチルカメラや、ノートパソコン、液晶テレビ、ビューファインダ型(ま
たはモニタ直視型)のビデオレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、
電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネル
を備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示装置として、上
述した電気光学装置1が適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る電気光学装置の構成を示す図である。 同電気光学装置における画素の構成を示す図である。 同電気光学装置における動作を説明するための図である。 同電気光学装置における動作を説明するための図である。 同電気光学装置におけるランプ信号生成回路の一例を示す図である。 同ランプ信号生成回路におけるリセット信号等を示す図である。 同ランプ信号生成回路の動作を説明するための図である。 同ランプ信号生成回路の動作を説明するための図である。 同ランプ信号生成回路の動作を説明するための図である。 同電気光学装置における平滑化回路の別例を示す図である。 実施形態に係る電気光学装置を適用した携帯電話の構成を示す図である。
符号の説明
1…電気光学装置、10…ランプ信号生成回路、12…平滑化回路、21、22、23…
コンデンサ、30…基準電圧源、40…バッファ回路、60…コンデンサ、70…容量変
更回路、110…コモン電極、120…画素、211…データ線、231…画素電極、2
41…TFT、250…データ側制御回路、311…走査線、350…走査線駆動回路、
400…制御回路

Claims (5)

  1. 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられ、前記データ線と前記画素
    電極との間にて、前記走査線に選択電圧が印加されたときに導通状態となるスイッチング
    素子を含む複数の画素と、
    前記複数の走査線を所定の順番で選択して前記選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の各々に対応して設けられるとともに、一端が前記データ線に接続
    される一方、他端が電位線に共通接続された複数のデータ側スイッチと、
    クロック信号に応じて階段状に変化する電圧のランプ信号を生成するランプ信号生成回
    路と、
    前記ランプ信号を平滑化して、前記画素電極に対向するコモン電極または前記電位線の
    いずれか一方に印加する平滑化回路と、
    前記複数の走査線のうち、一の走査線に選択電圧が印加された期間において、前記デー
    タ側スイッチを、当該選択電圧が印加された走査線と当該データ側スイッチの一端に接続
    されたデータ線との交差に対応する画素の階調に応じた期間だけオン状態とし、この後、
    当該データ側スイッチをオフ状態に制御するデータ側制御回路と、
    を備え、
    前記コモン電極または前記電位線のいずれか他方が、前記一の走査線に前記選択電圧が
    印加される期間にわたって所定の電位に保たれる
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記平滑化回路は、前記ランプ信号生成回路によるランプ信号の平均変化率以上のスル
    ーレートを有する電圧増幅回路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記平滑化回路は、積分回路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  4. 前記ランプ信号生成回路は、
    単投スイッチと、第1、第2および第3双投スイッチと、第1、第2および第3容量素
    子と、基準電圧源と、バッファ回路と、
    を具備し、
    前記第1および第2双投スイッチの共通端に前記第1容量素子が介挿され、
    前記第1双投スイッチの端子aに前記基準電圧源の一方の極が接続され、
    前記第3双投スイッチの共通端に前記第2容量素子の一方の端子が接続され、
    前記第3双投スイッチの端子aに、前記単投スイッチの一方の端子、前記第3容量素子
    の一方の端子、および、前記バッファ回路の入力端が接続され、
    前記第1または第2双投スイッチのいずれか一方の端子bに、前記第3双投スイッチの
    端子bが接続され、
    前記基準電圧源の他方の極、前記第2双投スイッチの端子a、前記第2容量素子の他方
    の端子、前記単投スイッチの他方の端子、および、前記第3容量素子の他方の端子が共通
    接続されるとともに、前記所定の電位に保たれ、
    前記バッファ回路の出力端が前記第1または第2双投スイッチのいずれか他方の端子b
    に接続され、
    前記バッファ回路の電圧を出力とし、
    第1行程として、前記単投スイッチが閉成し、
    第2行程として、前記単投スイッチが開放するとともに、前記第1、第2および第3双
    投スイッチの前記各端子aと前記共通端とがそれぞれ閉成し、
    第3行程として、前記第1、第2および第3双投スイッチの前記各端子bと前記共通端
    とがそれぞれ閉成し、
    以降、前記第2および第3行程とが繰り返される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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