JP2007272799A - 販売促進方法および販売促進サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティ傾向,顧客のセキュリティ評価に対応する適切なセキュリティ製品を迅速かつ容易に顧客へ提案できる販売促進方法および販売促進サーバを提供することを目的とする。
【解決手段】顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバであって、セキュリティ傾向情報を選択する選択手段と、セキュリティ傾向情報とセキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、選択手段により選択されたセキュリティ傾向情報に対応する1つ以上のセキュリティ製品を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された1つ以上のセキュリティ製品から顧客のセキュリティ評価に対応するセキュリティ製品を顧客に提案する提案手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、販売促進方法および販売促進サーバに係り、特に顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進方法および販売促進サーバに関する。
近年、社内LANなどのユーザ環境では、外部からの不正アクセスやWebコンテンツ改竄など、セキュリティに関連した事件が多発している。また、上記ユーザ環境では被害は無くても実際に不正アクセスされている事例も多い。しかし、一般ユーザの多くは自社で構築しているユーザ環境のセキュリティ対策の状況(評価)を把握しておらず、導入すべき製品の情報なども知り得ない。
特許文献1には、事前にユーザと打ち合わせを行い、監査対象,監査範囲及び監査手法を決定すること、生のデータでなくセキュリティ監査事例を抽象化したコンサルティング情報(セキュリティ監査結果報告書)を修正(カストマイズ)して格納し、蓄積したナレッジ・データベースをユーザ間で情報共有すること、ユーザがナレッジ・データベースを事例検索することにより問題点の重要度および対策などの情報を得ることなどが開示されている。
また、特許文献2にはLAN内で稼動する各監視対象装置のログ情報や通信パケットを自動的に収集し、どのようなシステムやプログラム、データベース(DB)を利用しているかといった情報を色分けや図案(利用中のプロトコルに対応する形状のアイコン)などにより視覚的に表現することや、加えて、権限外アクセス事象を点滅表示すること、監視対象装置を利用しているユーザ名や顔写真も表示すること等が開示されている。
特開2002−123494号公報 特開2002−330177号公報
セキュリティに関連した事件は日々発生し続けている。従って、ユーザはニュース等からセキュリティに関連した事件を継続的に収集し、ユーザ環境の問題点を把握して、その問題点を解決するための適切な製品を迅速に導入する必要があった。
しかしながら、特許文献1及び2に開示されている内容はニュース等からセキュリティに関連した事件を継続的に収集するものではなかった。この為、特許文献1及び2に開示されている内容ではセキュリティに関連した事件の発生に基づき変化するユーザ環境の問題点を即時的に把握して、その問題点を解決するための適切な製品を迅速に導入することができないという問題があった。
セキュリティビジネスでは、ニュースなどからセキュリティに関連した事件(セキュリティ傾向)を継続的に収集し、ユーザ環境の問題点を把握して、その問題点を解決するための適切な製品をユーザに提案できるユーザ環境に連動した販売促進システムが有用であった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、セキュリティ傾向,顧客のセキュリティ評価に対応する適切なセキュリティ製品を迅速かつ容易に顧客へ提案できる販売促進方法および販売促進サーバを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバであって、セキュリティ傾向情報を選択する選択手段と、前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、前記選択手段により選択された前記セキュリティ傾向情報に対応する1つ以上の前記セキュリティ製品を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された1つ以上の前記セキュリティ製品から前記顧客のセキュリティ評価に対応する前記セキュリティ製品を前記顧客に提案する提案手段とを有することを特徴とする。
前記選択手段は、所定の検索情報に基づき、ニュース情報からセキュリティ事件情報を収集するセキュリティ事件情報収集手段と、前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ事件情報とが対応付けられたセキュリティ事件データベースに基づき、前記セキュリティ事件情報収集手段により収集された前記セキュリティ事件情報に対応する前記セキュリティ傾向情報を選択するセキュリティ傾向情報選択手段とを有することを特徴としてもよい。
前記選択手段は、所定のログ情報からセキュリティトラブル情報を収集するセキュリティトラブル情報収集手段と、前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティトラブル情報とが対応付けられたセキュリティトラブルデータベースに基づき、前記セキュリティトラブル情報収集手段により収集された前記セキュリティトラブル情報に対応する前記セキュリティ傾向情報を選択するセキュリティ傾向情報選択手段とを有することを特徴としてもよい。
前記提案手段は、電子メールで前記セキュリティ製品を前記顧客に提案することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバの販売促進方法であって、セキュリティ傾向情報を選択する選択ステップと、前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、前記選択ステップにより選択された前記セキュリティ傾向情報に対応する1つ以上の前記セキュリティ製品を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された1つ以上の前記セキュリティ製品から前記顧客のセキュリティ評価に対応する前記セキュリティ製品を前記顧客に提案する提案ステップとを有することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
上述の如く、本発明によれば、セキュリティ傾向,顧客のセキュリティ評価に対応する適切なセキュリティ製品を迅速かつ容易に顧客へ提案できる販売促進方法および販売促進サーバを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
図1は本発明による販売促進システムの一例のシステム構成図である。図1の販売促進システム1はセキュリティサービス事業者環境2,1つ以上のニュース・サイト3,自社構築環境(ユーザ環境)4及びIDC(インターネットデータセンタ)環境5が、例えばネットワークの一例としてのインターネット7を介して接続されている。
セキュリティサービス事業者環境2は、サーバ装置11,記憶装置12,社外サーバ13及びファイアウォール14を含むように構成されている。ファイアウォール14は、DMZ(非武装地帯),セキュリティサービス事業者側LAN及びインターネット7に接続されている。セキュリティサービス事業者側LANには、サーバ装置11及び記憶装置12が接続されている。また、ファイアウォール14のDMZには、社外サーバ13が接続されている。
サーバ装置11は、セキュリティの傾向分析の選択手段100,セキュリティ事件の収集手段101,販促メールの自動送信手段102,広告の自動表示手段103,バナー広告の色と形の設定手段104,セキュリティ・トラブルの収集手段105及び顧客のセキュリティ評価手段106を含むように構成されている。なお、サーバ装置11を構成する各手段の詳細は後述する。
また、記憶装置12はセキュリティ・キーワードDB110,セキュリティ事件DB111,セキュリティ製品DB112,顧客の製品購入(導入)履歴DB113,顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114,セキュリティ評価ランクに対応する基本図形と色DB115,不正アクセスのソリューションDB116及びセキュリティ・トラブルDB117を含むように構成されている。なお、記憶装置12を構成する各DBの詳細は後述する。また、社外サーバ13はセキュリティサービス事業者環境2の外部のクライアントからのアクセスに対して広告を表示させる。
ニュース・サイト3は、インターネット7上でセキュリティ関連の事件などをニュースとして発信しているサイトである。
自社構築環境4は、社外サーバ15,ファイアウォール16,社内サーバ17及びクライアント18を含むように構成されている。ファイアウォール16は、DMZ,ユーザ側LAN及びインターネット7に接続されている。ファイアウォール16のDMZには社外サーバ15が接続されている。ユーザ側LANには、社内サーバ17及びクライアント18が接続されている。
IDC環境5は、社外サーバ19,ファイアウォール20及び社内サーバ21を含むように構成されている。ファイアウォール20は、DMZ,ユーザ側LAN及びインターネット7に接続されている。ファイアウォール20のDMZには社外サーバ19が接続されている。ユーザ側LANには、社内サーバ21が接続されている。また、IDC環境5は専用線を介してユーザ環境6と接続されている。ユーザ環境6は、ユーザ側LANにクライアント22が接続されている。
次に、サーバ装置11のハードウェア構成について説明する。図2は、サーバ装置の一例のハードウェア構成図である。サーバ装置11は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置201,出力装置202,ドライブ装置203,補助記憶装置204,メモリ装置205,演算処理装置206およびインターフェース装置207で構成される。
入力装置201はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置202はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置207は、LANカードなどで構成されており、セキュリティサービス事業者側LANに接続する為に用いられる。
本発明による販売促進プログラムは、サーバ装置11を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。販売促進プログラムは例えば記録媒体208の配布やダウンロードなどによって提供される。
販売促進プログラムを記録した記録媒体208は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、販売促進プログラムを記録した記録媒体208がドライブ装置203にセットされると、販売促進プログラムは記録媒体208からドライブ装置203を介して補助記憶装置204にインストールされる。一方、ダウンロードされた販売促進プログラムはインターフェース装置207を介して補助記憶装置204にインストールされる。
サーバ装置11は、インストールされた販売促進プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置205は、起動時に補助記憶装置204から販売促進プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置206はメモリ装置205に格納された販売促進プログラムに従って、後述するような各種処理を行う販売促進サーバとしてのサーバ装置11を実現している。
図3は本発明によるサーバ装置の処理手順を示すメインフローチャートである。ステップS1に進み、サーバ装置11のセキュリティの傾向分析の選択手段100はセキュリティの傾向分析の選択処理を行う。
世間一般の動向(ニュース)からセキュリティの傾向をみる場合、セキュリティの傾向分析の選択手段100は、ステップS2のセキュリティ事件の収集処理、ステップS3の販促メールの自動送信処理及びステップS4の広告の自動表示処理を行う。なお、ステップS2のセキュリティ事件の収集処理、ステップS3の販促メールの自動送信処理、ステップS4の広告の自動表示処理の詳細は後述する。
一方、自社構築環境/IDC環境からセキュリティの傾向をみる場合、セキュリティの傾向分析の選択手段100は、ステップS5のセキュリティ・トラブルの収集処理、ステップS6の販促メールの自動送信処理及びステップS7の広告の自動表示処理を行う。なお、ステップS5のセキュリティ・トラブルの収集処理、ステップS6の販促メールの自動送信処理、ステップS7の広告の自動表示処理の詳細は後述する。
図4はセキュリティ事件の収集処理の手順を示すフローチャートである。ステップS11に進み、サーバ装置11のセキュリティ事件の収集手段101はセキュリティサービス事業者の管理者による入力装置201の操作に基づき、日付または期間(例えば2005年4月1日から2005年9月30日)を指定される。
ステップS12に進み、セキュリティ事件の収集手段101は予め決められた1又は複数のニュース・サイト3等を、ステップS11で指定された日付または期間、図5に示すようなセキュリティ・キーワードDB110のキーワードで検索し、セキュリティ事件を収集する。
図5は、セキュリティ・キーワードDBの一例の構成図である。図5に示したセキュリティ・キーワードDB110は、キーワード,対応するカテゴリ,対応するソリューションを含むように構成されている。キーワードは、セキュリティに関するものである。対応するカテゴリは、キーワードに対応するカテゴリである。また、対応するソリューションはキーワードに対応するソリューションである。
図4のステップS13に進み、セキュリティ事件の収集手段101は収集したセキュリティ事件を、セキュリティ・キーワードDB110のキーワード/対応するカテゴリ/対応するソリューションの対応関係に基づき、図6に示すようなセキュリティ事件DB111を生成する。
図6はセキュリティ事件DBの一例の構成図である。図6に示したセキュリティ事件DB111は、ケース,件数,対応するカテゴリ,対応するソリューションを含むように構成されている。ケースは、セキュリティ事件のケース(表題の情報など)である。対応するカテゴリは、ケースに対応するカテゴリである。件数は、カテゴリ中のケースの件数である。また、対応するソリューションはケースに対応するソリューションである。
図7は販促メールの自動送信処理の手順を示すフローチャートである。ステップS21に進み、サーバ装置11の販促メールの自動送信手段102はセキュリティ事件DB111の対応するカテゴリ/対応するソリューション(インターネット7上のセキュリティ事件に基づくセキュリティの傾向情報)から発生件数の多いセキュリティ事件に対応するカテゴリ/対応するソリューションを抽出する。
例えば図6のセキュリティ事件DB111の場合、販促メールの自動送信手段102は発生件数の多いセキュリティ事件に対応するカテゴリ/ソリューションとして、件数が412件のファイアウォール/不正アクセス対策,件数が355件の内部犯罪対策/情報漏洩対策,件数が297件のアンチウィルス/ウィルス対策を抽出する。
ステップS22に進み、販促メールの自動送信手段102は図8に示すような顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114から、ステップS21で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションの評価ランクがB(80点)未満の顧客を抽出する。
図8は顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)の一例の構成図である。図8に示した顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114は、会社名,ソリューション,ソリューションの評価ランク,カテゴリ,カテゴリの評価ランク,購入(導入)製品,購入(導入)製品の評価ランクを含むように構成されている。顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114に含まれる評価ランクはセキュリティの評価ランクを表している。
顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114は図9に示すような顧客のセキュリティ評価処理により生成される。図9は顧客のセキュリティ評価処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS31に進み、サーバ装置11の顧客のセキュリティ評価手段106は図10に示すセキュリティ製品DB112のソリューション,カテゴリ,対応する製品,評価ランクと、図11に示す顧客の製品購入(導入)履歴DB113の会社名,購入(導入)製品とを突き合わせて、図8に示した顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114を生成する。
図10はセキュリティ製品DBの一例の構成図である。セキュリティ製品DB112はソリューション,カテゴリ,対応する製品,評価ランク,対応する販促メール文,対応するバナー広告を含むように構成されている。
ソリューションはセキュリティに関するものである。カテゴリはソリューションに対応するカテゴリである。対応する製品はソリューションに対応する製品である。評価ランクは対応する製品のセキュリティの評価ランクを表している。対応する製品のセキュリティの評価ランクは、対応する製品の各ソリューション/カテゴリ毎の機能/性能評価に基づく評価ランクである。
例えば図10のセキュリティ製品DB112の場合、A社製ファイアウォールは不正アクセス対策/ファイアウォールでの評価ランクがBであり、ウィルス対策/ウィルスフィルタリングでの評価ランクがAである。
対応する販促メール文は、例えば「御社の不正アクセス対策には、是非ともA社のファイアウォール製品をご指名ください。本製品の特徴は、・・・。」といった内容のメール文である。対応するバナー広告は、当該製品の購入用フォームを有するショッピングサイトとリンク付けされているものである。
図11は顧客の製品購入(導入)履歴DBの一例の構成図である。顧客の製品購入(導入)履歴DB113は会社名,住所,担当者名,電話,e−mailアドレス,購入(導入)製品を含むように構成されている。顧客の製品購入(導入)履歴DB113は顧客の製品購入の実績に基づいて、顧客の会社名,住所,担当者名,電話,e−mailアドレス及び購入(導入)製品が設定されている。
図9のステップS31に戻り、顧客のセキュリティ評価手段106は図10に示すセキュリティ製品DB112のソリューション,カテゴリ,対応する製品,評価ランクと、図11に示す顧客の製品購入(導入)履歴DB113の会社名,購入(導入)製品とを突き合わせて、購入(導入)製品の評価ランクをカテゴリの評価ランクとし、カテゴリの評価ランクの平均をソリューションの評価ランクとする。
例えば購入(導入)製品の評価ランクがAであれば、顧客のセキュリティ評価手段106はカテゴリの評価ランクをAとする。また、評価ランクの数値を、A=100点,B=80点,C=60点,D=40点,E=20点,F=0点とし、カテゴリ1=A(100点),カテゴリ2=C(60点),カテゴリ3=(0点)とすると、顧客のセキュリティ評価手段106はカテゴリ1〜3を含むソリューション1の評価ランクを(100点+60点+0点)/3=53点からDとする。
図8の顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114は図12に示すような編集ページ300を利用して、会社名,ソリューション,カテゴリ,購入(導入)製品,購入(導入)製品の評価ランクが入力される。なお、ソリューションの評価ランクおよびカテゴリの評価ランクは図9のフローチャートに示したように自動設定される。図12は編集ページの一例のイメージ図である。図12に示す編集ページ300は図8の顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114に対応するものである。
図7のステップS22に戻り、例えば図8の顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114の場合、販促メールの自動送信手段102はステップS21で抽出したファイアウォール/不正アクセス対策,内部犯罪対策/情報漏洩対策,アンチウィルス/ウィルス対策の評価ランクがB(80点)未満の顧客として、内部犯罪対策/情報漏洩対策の評価ランクがFのイ社,内部犯罪対策/情報漏洩対策,アンチウィルス/ウィルス対策の評価ランクがFのロ社を抽出する。
ステップS23に進み、販促メールの自動送信手段102は顧客の製品購入(導入)履歴DB113を参照し、ステップS22で抽出した顧客の担当者に、評価ランクがB以上の製品の図13に示すような販促メールを自動送信する。図13は販促メールの一例のイメージ図である。図13の販促メールは例えば図10の対応する販促メール文に基づいて作成される。
このような販促メールでは、クロス・セリングやアップ・セリングなどのマーケティング手法を活かすことができる。なお、クロス・セリング手法とは、ある商品やサービスの購入(申込み)をもとにして、顧客に追加的に別の(関連した)商品やサービスを販売する(推奨する)手法である。例えばクロス・セリング手法は、デジタルカメラと写真画質のインクジェット・プリンタの「抱き合わせ」販売等である。
また、アップ・セリング手法とは、商品やサービスの販売に際して、顧客が希望する商品よりもワン・ランク上の商品、あるいは販売単価がより高い商品を勧め、顧客の了解のもとに販売する手法である。例えばアップ・セリング手法は、ソフトウェアビジネスにおける、ロー・エンド向けのソフトウェアの投入後のアップグレードの促進等である。
図14は広告の自動表示処理の手順を示すフローチャートである。ステップS41に進み、サーバ装置11の広告の自動表示手段103はセキュリティ事件DB111の対応するカテゴリ/対応するソリューション(インターネット7上のセキュリティ事件に基づくセキュリティの傾向情報)から発生件数の多いセキュリティ事件に対応するカテゴリ/対応するソリューションを抽出する。
例えば図6のセキュリティ事件DB111の場合、広告の自動表示手段103は発生件数の多いセキュリティ事件に対応するカテゴリ/ソリューションとして、前述したようにファイアウォール/不正アクセス対策,内部犯罪対策/情報漏洩対策およびアンチウィルス/ウィルス対策を抽出する。
ステップS42に進み、広告の自動表示手段103は当該セキュリティサービス事業者のホームページ(HP)にアクセスがあるか否かを判定する。ここではホームページアクセス時のベーシック認証時にIDとしてアクセス者のe−mailアドレスを要求する仕様を例に説明する。
広告の自動表示手段103は、アクセスがあると判定するまでステップS42の処理を繰り返し行う。アクセスがあると判定すると、広告の自動表示手段103はステップS43に進み、アクセス者のe−mailアドレスをキー情報として図11に示した顧客の製品購入(導入)履歴DB113を検索することにより、セキュリティ製品のユーザ(担当者)か否かを判定できる。
広告の自動表示手段103はセキュリティ製品のユーザ(担当者)でないと判定するとステップS42に戻る。セキュリティ製品のユーザ(担当者)であると判定すると、広告の自動表示手段103はステップS44に進み、図11の顧客の製品購入(導入)履歴DB113を参照して、アクセス者(担当者)の会社名(顧客)を特定する。
ステップS45に進み、広告の自動表示手段103は、ステップS44で特定した顧客の図8に示す顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114から、ステップS41で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションのうち評価ランクがB(80点)未満のものがあるか否かを判定する。
ステップS41で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションのうち評価ランクがB(80点)未満のものがなければ、広告の自動表示手段103はステップS41の処理に戻る。一方、ステップS41で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションのうち評価ランクがB(80点)未満のものがあれば、広告の自動表示手段103はステップS46に進む。
例えば図8の顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114に含まれるイ社の場合、広告の自動表示手段103はステップS41で抽出したファイアウォール/不正アクセス対策,内部犯罪対策/情報漏洩対策,アンチウィルス/ウィルス対策の評価ランクのうちB(80点)未満のものとして、評価ランクがFの内部犯罪対策/情報漏洩対策を抽出する。
ステップS46では、広告の自動表示手段103が、ステップS45で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションに対応する評価ランクがB以上の製品のバナー広告を図10のセキュリティ製品DB112から抽出する。
ステップS47に進み、広告の自動表示手段103はバナー広告の色と形の設定処理をバナー広告の色と形の設定手段104に行わせる。そして、ステップS48に進み、広告の自動表示手段103はステップS47で設定した色,形又は大きさのバナー広告を自動表示する。なお、販促メールと同様、バナー広告ではクロス・セリングやアップ・セリングなどのマーケティング手法を活かすことができる。
ステップS47のバナー広告の色と形の設定処理について図15のフローチャートを参照しつつ説明する。図15は、バナー広告の色と形の設定処理の一例のフローチャートである。
ステップS51に進み、バナー広告の色と形の設定手段104は、先に抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューション、例えばファイアウォール/不正アクセス対策,内部犯罪対策/情報漏洩対策,アンチウィルス/ウィルス対策の評価ランクに対応する図16に示すような色付きの基本図形を選択する。
図16はバナー広告の色と形を表す一例のイメージ図である。図16のイメージ図は評価ランクA〜Fに対応する6つのバナー広告を表している。図16に示すバナー広告は評価ランクが高ければ例えば四角形などの底辺の広い安定した形状、評価ランクが低ければ例えば三角形などの底辺の狭い不安定な形状で表現される。図16に示すバナー広告は形状に加えて色でも評価ランクの高低を表現される。なお、図16に示したバナー広告は一例であって、評価ランクの高低を表現できれば、どのような形状又は色の組合せであってもよい。また、形状又は色の何れか一方で評価ランクの高低を表現するものであってもよい。
ステップS52に進み、バナー広告の色と形の設定手段104は、その製品が複数のカテゴリ/ソリューションに跨っているか否かを判定する。例えばA社製ファイアウォールはファイアウォール/不正アクセス対策だけではなく,アンチウィルス/ウィルス対策にも対応している。バナー広告の色と形の設定手段104は、A社製ファイアウォールのような製品をチェックする。
その製品が複数のカテゴリ/ソリューションに跨っていない場合、バナー広告の色と形の設定手段104は、ステップS53に進み、その製品の評価ランクに対応する図16の色付き基本図形で、その製品のバナー広告の色と形を変形させる。色の他、バナー広告は例えば「セキュリティホール対策に対応」を水玉模様で表すこともできる。
一方、その製品が複数のカテゴリ/ソリューションに跨っている場合、バナー広告の色と形の設定手段104は、ステップS54に進み、その製品のカテゴリ/ソリューション毎の評価ランクに対応する図16の色付き基本図形で、その製品のバナー広告の色と形を変形させる。色の他、バナー広告は例えば「セキュリティホール対策に対応」を水玉模様で表すこともできる。
例えば図17の場合は、ファイアウォール/不正アクセス対策が青色の四角形、内部犯罪対策/情報漏洩対策が緑色の台形、アンチウィルス/ウィルス対策が黄色の三角形となる。
また、図18の場合はセキュリティホール検出/不正アクセス対策が緑色の四角形(水玉模様付き)、インターネット悪用対策/情報漏洩対策が緑色の台形、ウィルスフィルタリング/ウィルス対策が青色の四角形となる。
ステップS55に進み、バナー広告の色と形の設定手段104は四角形,台形,三角形の表示バランスを考慮し、面積および長さの基準を以下のように定める。例えば面積の比は、四角形:台形:三角形=4:3:2とする。また、長さの比は、四角形が底辺:高さ=1:1、台形が上底:下底:高さ=1:2:2、三角形が底辺:高さ=1:1とする。
ステップS56に進み、バナー広告の色と形の設定手段104は、評価ランクの数値をA=100点,B=80点,C=60点,D=40点,E=20点,F=0点とし、その製品のカテゴリ/ソリューション毎の評価ランクの平均を総合評価ランクとして算出してバナー広告の色と形とを求める。
例えば図17の場合は評価ランクA(100点),C(60点),E(20点)から60点となるため、バナー広告が緑色の台形となる。また、図18の場合は、評価ランクB(80点),C(60点),A(100点)から80点となるため、バナー広告が緑色の四角形となる。
ステップS57に進み、バナー広告の色と形の設定手段104は異なる図形をマージする際、総合評価ランクの図形を基準として、上記の面積の比から、その他の図形の面積を調整し、加算する。
その他の図形の調整は、総合評価ランクの図形が四角形の場合、台形が4/3倍,三角形が4/2倍とする。総合評価ランクの図形が台形の場合、四角形が3/4倍,三角形が3/2倍とする。総合評価ランクの図形が三角形の場合、四角形が2/4倍,台形が2/3倍とする。
例えば図17の場合は、四角形の調整が16(面積)×3/4=12、三角形の調整が8(面積)×3/2=12となり、総合評価ランクの図形の面積が12+12+12=36となる。また、図18の場合は、台形の調整が3(面積)×4/3=4となり、総合評価ランクの図形の面積が4+4+4=12となる。
ステップS58に進み、バナー広告の色と形の設定手段104はステップS57で確定した総合評価ランクの図形の面積と、上記した長さの比から、総合評価ランクの図形の長さ(大きさ)を求める。
例えば図17の場合は、総合評価ランクの図形である台形の面積が36、台形の長さの比が上底:下底:高さ=1:2:2であるので、上底=3.46,下底=6.93,高さ=6.93となる。また、図18の場合は総合評価ランクの図形である四角形の面積が12、四角形の長さの比が底辺:高さ=1:1であるので、底辺=3.46,高さ=3.46となる。
バナー広告の色と形の設定手段104は、その製品のカテゴリ/ソリューション毎の評価ランクに対応する色付き図形をマージさせた色付き図形で、その製品のバナー広告の色と形を変形できる。つまり、バナー広告の色と形の設定手段104は複数のカテゴリ/ソリューションの評価ランクをマージして、総合評価ランクとしての形(長さや面積)と色とで表すことができる。
図19は自社構築環境からセキュリティの傾向をみる場合の処理を示す一例の概要図である。セキュリティサービス事業者(監視センタ)は自社構築環境(ユーザ環境)4のファイアウォール16のログにアクセスし、セキュリティ・トラブルを収集したあと、販促メールの自動送信および広告の自動表示を行う。
図20はIDC環境からセキュリティの傾向をみる場合の処理を示す一例の概要図である。セキュリティサービス事業者(監視センタ)はIDC5のファイアウォール20のログにアクセスし、セキュリティ・トラブルを収集したあと、販促メールの自動送信および広告の自動表示を行う。
図21はセキュリティ・トラブルの収集処理の手順を示すフローチャートである。図21のフローチャートはファイアウォールからセキュリティ・トラブルを収集する例を表している。
ステップS61に進み、サーバ装置11のセキュリティ・トラブルの収集手段105はセキュリティサービス事業者の管理者による入力装置201の操作に基づき、日付または期間(例えば2005年4月1日から2005年9月30日)を指定される。
ステップS62に進み、セキュリティ・トラブルの収集手段105は自社構築環境4のファイアウォール16又はIDC環境5のファイアウォール20のログファイルをオープンする。
ステップS63に進み、セキュリティ・トラブルの収集手段105はオープンしたログファイルから1件のログを参照する。ステップS64に進み、セキュリティ・トラブルの収集手段105は次に参照するログがあるか否かを判定する。次に参照するログがまだあれば、セキュリティ・トラブルの収集手段105はステップS65に進み、対象の日付または期間で不正アクセス(ポートスキャン、DoS攻撃等)が発生しているか否かを判定する。
対象の日付または期間で不正アクセスが発生していれば、セキュリティ・トラブルの収集手段105はステップS66に進み、補助記憶装置204又はメモリ装置205上に記憶したあと、ステップS63に戻る。対象の日付または期間で不正アクセスが発生していなければ、セキュリティ・トラブルの収集手段105はステップS65からステップS63に戻る。
次に参照するログがもうなければ、セキュリティ・トラブルの収集手段105はステップS67に進み、ステップS62でオープンしたログファイルをクローズする。ステップS68に進み、セキュリティ・トラブルの収集手段105はステップS66で記憶した不正アクセスから、図22に示すような不正アクセスのソリューションDB116の不正アクセス/対応するカテゴリ/対応するソリューションの対応関係に基づき、図23に示すようなセキュリティ・トラブルDB117を生成する。
図22は不正アクセスのソリューションDBの一例の構成図である。図22の不正アクセスのソリューションDB116は、不正アクセスの種類,対応するカテゴリ,対応するソリューションを含むように構成されている。不正アクセスの種類は、DoSやポートスキャンなどの不正アクセスの種類を表している。対応するカテゴリは不正アクセスの種類に対応するカテゴリを表している。対応するソリューションは不正アクセスの種類に対応するソリューションを表している。
また、図23はセキュリティ・トラブルDBの一例の構成図である。図23のセキュリティ・トラブルDB117は不正アクセスのケース,件数,対応するカテゴリ,対応するソリューションを含むように構成されている。不正アクセスのケースは、DoSやポートスキャンなどの不正アクセスのケースを表している。
対応するカテゴリは不正アクセスのケースに対応するカテゴリを表している。件数は対応するカテゴリ中の不正アクセスのケースの件数を表している。対応するソリューションは不正アクセスのケースに対応するソリューションを表している。
図24は販促メールの自動送信処理の手順を示すフローチャートである。ステップS71に進み、サーバ装置11の販促メールの自動送信手段102はセキュリティ・トラブルDB117の対応するカテゴリ/対応するソリューション(インターネット7上のセキュリティ事件に基づくセキュリティの傾向情報)から発生件数の多いセキュリティ・トラブルに対応するカテゴリ/対応するソリューションを抽出する。
ステップS72に進み、販促メールの自動送信手段102は図8に示すような顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114から、ステップS71で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションの評価ランクがB(80点)未満の顧客を抽出する。
ステップS73に進み、販促メールの自動送信手段102は顧客の製品購入(導入)履歴DB113を参照し、ステップS72で抽出した顧客の担当者に、評価ランクがB以上の製品の図13に示すような販促メールを自動送信する。このような販促メールでは前述したようなクロス・セリングやアップ・セリングなどのマーケティング手法を活かすことができる。
図25は広告の自動表示処理の手順を示すフローチャートである。ステップS81に進み、サーバ装置11の広告の自動表示手段103はセキュリティ・トラブルDB117の対応するカテゴリ/対応するソリューション(インターネット7上のセキュリティ事件に基づくセキュリティの傾向情報)から発生件数の多いセキュリティ・トラブルに対応するカテゴリ/対応するソリューションを抽出する。
例えば図23のセキュリティ・トラブルDB117の場合、広告の自動表示手段103は発生件数の多いセキュリティ・トラブルに対応するカテゴリ/ソリューションとして侵入検知追跡/不正アクセス対策を抽出する。
ステップS82に進み、広告の自動表示手段103は当該セキュリティサービス事業者のホームページ(HP)にアクセスがあるか否かを判定する。ここではホームページアクセス時のベーシック認証時にIDとしてアクセス者のe−mailアドレスを要求する仕様を例に説明する。
広告の自動表示手段103は、アクセスがあると判定するまでステップS82の処理を繰り返し行う。アクセスがあると判定すると、広告の自動表示手段103はステップS83に進み、アクセス者のe−mailアドレスをキー情報として図11に示した顧客の製品購入(導入)履歴DB113を検索することにより、セキュリティ製品のユーザ(担当者)か否かを判定できる。
広告の自動表示手段103はセキュリティ製品のユーザ(担当者)でないと判定するとステップS82に戻る。セキュリティ製品のユーザ(担当者)であると判定すると、広告の自動表示手段103はステップS84に進み、図11の顧客の製品購入(導入)履歴DB113を参照して、アクセス者(担当者)の会社名(顧客)を特定する。
ステップS85に進み、広告の自動表示手段103は、ステップS84で特定した顧客の図8に示す顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114から、ステップS81で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションのうち評価ランクがB(80点)未満のものがあるか否かを判定する。
ステップS81で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションのうち評価ランクがB(80点)未満のものがなければ、広告の自動表示手段103はステップS81の処理に戻る。一方、ステップS81で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションのうち評価ランクがB(80点)未満のものがあれば、広告の自動表示手段103はステップS86に進む。
例えば図8の顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)114に含まれるイ社の場合、広告の自動表示手段103はステップS81で抽出した侵入検知追跡/不正アクセス対策を評価ランクがB(80点)未満のものとして抽出する。
ステップS86では、広告の自動表示手段103が、ステップS85で抽出した対応するカテゴリ/対応するソリューションに対応する評価ランクがB以上の製品のバナー広告を図10のセキュリティ製品DB112から抽出する。
ステップS87に進み、広告の自動表示手段103は前述したバナー広告の色と形の設定処理をバナー広告の色と形の設定手段104に行わせる。そして、ステップS88に進み、広告の自動表示手段103はステップS87で設定した色,形又は大きさのバナー広告を自動表示する。なお、販促メールと同様、バナー広告では前述したクロス・セリングやアップ・セリングなどのマーケティング手法を活かすことができる。
以上、本発明による販売促進システムでは外部からの不正アクセスやWebコンテンツ改竄など、インターネット上のセキュリティに関連した事件が多発し、実際に身の回りでも不正アクセスが発生している状況下において、以下のことが可能となるため、外部情報から必要な情報を抽出し、顧客に適切な製品の提案が可能となる。
まず、本発明による販売促進システムでは、世間一般の動向(ニュース)からセキュリティの傾向を見て(セキュリティ事件を収集して)、顧客のセキュリティ評価に対応した適切なセキュリティ製品の提案(販促メール)を自動配信することができる。
また、本発明による販売促進システムでは、セキュリティ・キーワードDB,セキュリティ事件DB,セキュリティ製品DB,顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB),不正アクセスのソリューションDB,セキュリティ・トラブルDBといった中間的な各DB(テーブル)の項目を、ソリューションやカテゴリ、製品、評価ランクを用いて統一的に管理することにより、世間一般の動向(ニュース)におけるセキュリティの傾向や自社構築環境/IDC環境におけるセキュリティの傾向から、対策(セキュリティ製品)を即時的に抽出し、顧客のセキュリティ評価に対応した適切なセキュリティ製品の提案(販促メール)を自動配信することができる。
また、本発明による販売促進システムでは、販促メールの代わりに、Webサイト上に適切なセキュリティ製品のバナー広告を自動表示することができる。また、本発明による販売促進システムではセキュリティ評価に連動してバナー広告の色,形,大きさを自動的に変更できる。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバの販売促進方法であって、
セキュリティ傾向情報を選択する選択ステップと、
前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、前記選択ステップにより選択された前記セキュリティ傾向情報に対応する1つ以上の前記セキュリティ製品を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された1つ以上の前記セキュリティ製品から前記顧客のセキュリティ評価に対応する前記セキュリティ製品を前記顧客に提案する提案ステップと
を有することを特徴とする販売促進方法。
(付記2)
前記選択ステップは、所定の検索情報に基づき、ニュース情報からセキュリティ事件情報を収集するセキュリティ事件情報収集ステップと、
前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ事件情報とが対応付けられたセキュリティ事件データベースに基づき、前記セキュリティ事件情報収集ステップにより収集された前記セキュリティ事件情報に対応する前記セキュリティ傾向情報を選択するセキュリティ傾向情報選択ステップと
を有することを特徴とする付記1記載の販売促進方法。
(付記3)
前記選択ステップは、所定のログ情報からセキュリティトラブル情報を収集するセキュリティトラブル情報収集ステップと、
前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティトラブル情報とが対応付けられたセキュリティトラブルデータベースに基づき、前記セキュリティトラブル情報収集ステップにより収集された前記セキュリティトラブル情報に対応する前記セキュリティ傾向情報を選択するセキュリティ傾向情報選択ステップと
を有することを特徴とする付記1記載の販売促進方法。
(付記4)
前記提案ステップは、電子メールで前記セキュリティ製品を前記顧客に提案することを特徴とする付記1乃至3何れか一項記載の販売促進方法。
(付記5)
前記提案ステップは、Webサイト上に前記セキュリティ製品のセキュリティ評価に連動して色,形又は大きさの何れか一つ以上が変化する広告を表示して、前記顧客にセキュリティ製品を提案することを特徴とする付記1乃至3何れか一項記載の販売促進方法。
(付記6)
前記提案ステップは、複数の前記セキュリティ製品のセキュリティ評価を組み合わせた結果に基づいて、色,形又は大きさの何れか一つ以上が変化する広告を表示して、前記顧客にセキュリティ製品を提案することを特徴とする付記5記載の何れか一項記載の販売促進方法。
(付記7)
前記セキュリティ傾向情報は、カテゴリ情報およびソリューション情報を含むことを特徴とする付記1乃至6何れか一項記載の販売促進方法。
(付記8)
顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバであって、
セキュリティ傾向情報を選択する選択手段と、
前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、前記選択手段により選択された前記セキュリティ傾向情報に対応する1つ以上の前記セキュリティ製品を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された1つ以上の前記セキュリティ製品から前記顧客のセキュリティ評価に対応する前記セキュリティ製品を前記顧客に提案する提案手段と
を有することを特徴とする販売促進サーバ。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による販売促進システムの一例のシステム構成図である。 サーバ装置の一例のハードウェア構成図である。 本発明によるサーバ装置の処理手順を示すメインフローチャートである。 セキュリティ事件の収集処理の手順を示すフローチャートである。 セキュリティ・キーワードDBの一例の構成図である。 セキュリティ事件DBの一例の構成図である。 販促メールの自動送信処理の手順を示すフローチャートである。 顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)の一例の構成図である。 顧客のセキュリティ評価処理の手順を示すフローチャートである。 セキュリティ製品DBの一例の構成図である。 顧客の製品購入(導入)履歴DBの一例の構成図である。 編集ページの一例のイメージ図である。 販促メールの一例のイメージ図である。 広告の自動表示処理の手順を示すフローチャートである。 バナー広告の色と形の設定処理の一例のフローチャートである。 バナー広告の色と形を表す一例のイメージ図である。 バナー広告の色と形の設定処理を表す一例のイメージ図である。 バナー広告の色と形の設定処理を表す他の一例のイメージ図である。 自社構築環境からセキュリティの傾向をみる場合の処理を示す一例の概要図である。 IDC環境からセキュリティの傾向をみる場合の処理を示す一例の概要図である。 セキュリティ・トラブルの収集処理の手順を示すフローチャートである。 不正アクセスのソリューションDBの一例の構成図である。 セキュリティ・トラブルDBの一例の構成図である。 販促メールの自動送信処理の手順を示すフローチャートである。 広告の自動表示処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 販売促進システム
2 セキュリティサービス事業者環境
3 ニュース・サイト
4 自社構築環境(ユーザ環境)
5 IDC(インターネットデータセンタ)環境
6 ユーザ環境
7 インターネット
11 サーバ装置
12 記憶装置
13,15,19 社外サーバ
14,16,20 ファイアウォール
17,21 社内サーバ
18,22 クライアント
100 セキュリティの傾向分析の選択手段
101 セキュリティ事件の収集手段
102 販促メールの自動送信手段
103 広告の自動表示手段
104 バナー広告の色と形の設定手段
105 セキュリティ・トラブルの収集手段
106 顧客のセキュリティ評価手段
110 セキュリティ・キーワードDB
111 セキュリティ事件DB
112 セキュリティ製品DB
113 顧客の製品購入(導入)履歴DB
114 顧客のセキュリティ評価DB(企業のセキュリティランク付けDB)
115 セキュリティ評価ランクに対応する基本図形と色DB
116 不正アクセスのソリューションDB
117 セキュリティ・トラブルDB
201 入力装置
202 出力装置
203 ドライブ装置
204 補助記憶装置
205 メモリ装置
206 演算処理装置
207 インターフェース装置
208 記録媒体

Claims (5)

  1. 顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバの販売促進方法であって、
    セキュリティ傾向情報を選択する選択ステップと、
    前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、前記選択ステップにより選択された前記セキュリティ傾向情報に対応する1つ以上の前記セキュリティ製品を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された1つ以上の前記セキュリティ製品から前記顧客のセキュリティ評価に対応する前記セキュリティ製品を前記顧客に提案する提案ステップと
    を有することを特徴とする販売促進方法。
  2. 前記選択ステップは、所定の検索情報に基づき、ニュース情報からセキュリティ事件情報を収集するセキュリティ事件情報収集ステップと、
    前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ事件情報とが対応付けられたセキュリティ事件データベースに基づき、前記セキュリティ事件情報収集ステップにより収集された前記セキュリティ事件情報に対応する前記セキュリティ傾向情報を選択するセキュリティ傾向情報選択ステップと
    を有することを特徴とする請求項1記載の販売促進方法。
  3. 前記選択ステップは、所定のログ情報からセキュリティトラブル情報を収集するセキュリティトラブル情報収集ステップと、
    前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティトラブル情報とが対応付けられたセキュリティトラブルデータベースに基づき、前記セキュリティトラブル情報収集ステップにより収集された前記セキュリティトラブル情報に対応する前記セキュリティ傾向情報を選択するセキュリティ傾向情報選択ステップと
    を有することを特徴とする請求項1記載の販売促進方法。
  4. 前記提案ステップは、電子メールで前記セキュリティ製品を前記顧客に提案することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の販売促進方法。
  5. 顧客にセキュリティ製品の提案を行う販売促進サーバであって、
    セキュリティ傾向情報を選択する選択手段と、
    前記セキュリティ傾向情報と前記セキュリティ製品とが対応付けられたセキュリティ製品データベースに基づき、前記選択手段により選択された前記セキュリティ傾向情報に対応する1つ以上の前記セキュリティ製品を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された1つ以上の前記セキュリティ製品から前記顧客のセキュリティ評価に対応する前記セキュリティ製品を前記顧客に提案する提案手段と
    を有することを特徴とする販売促進サーバ。
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