JP2007272708A - 携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム - Google Patents

携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007272708A
JP2007272708A JP2006099524A JP2006099524A JP2007272708A JP 2007272708 A JP2007272708 A JP 2007272708A JP 2006099524 A JP2006099524 A JP 2006099524A JP 2006099524 A JP2006099524 A JP 2006099524A JP 2007272708 A JP2007272708 A JP 2007272708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
processing
shape
pointer
locus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006099524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007272708A5 (ja
Inventor
Atsushi Shimizu
敦司 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006099524A priority Critical patent/JP2007272708A/ja
Publication of JP2007272708A publication Critical patent/JP2007272708A/ja
Publication of JP2007272708A5 publication Critical patent/JP2007272708A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが表示画面で確認しなくても入力内容を認識することを可能とする。
【解決手段】ポインティングデバイス6によって入力された入力の軌跡を検出してX,Y座標上の位置データ(入力軌跡データ)に変換し、RAM11に転送、格納すると共に、ポインティングデバイス6よって入力されるX,Y座標が変更される度に動作し、動作した時間を示す時間情報を合わせて用いることによって、ポインティングデバイス6よって入力されるデータ(ジェスチャ)を入力軌跡データに変換する入力処理手段15と、前記入力軌跡データを、あらかじめROM10又はRAM11に格納されていた対応情報161の入力軌跡データと照合し、対応付けられている処理を判定する処理内容判定処理手段16と、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果に基づいて、入力軌跡データに対応するコピー、クリア、カット等といった処理を行う文字処理手段17を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定の入力によって所定の機能を実行可能な携帯装置、入力支援方法及びプログラムに関するものである。
従来、特開2006−048722号公報(特許文献1)にも示されるように、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal
Digital Assistans:個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末装置の多くは、文字、画像、動画の編集を行うことができる。
従来の携帯端末装置における様々な入力操作においては、ファンクションキーやテンキーや十字キーを用いる方法が一般的であり、例えば、テキストの編集作業においては、編集キー押下、メニューから編集内容を選択、編集範囲選択、決定ボタン押下等の入力操作によってテキストの編集を行う。
また、従来の携帯電話等の携帯端末装置は、特有の操作方法によって通話をすることができる。具体的には、携帯端末装置のマイクを耳に近付け、スピーカを口に近付けることによって通話をすることができる。
特開2006−048722号公報
しかしながら、従来の携帯端末装置においては次のような課題がある。
第1の課題は、編集等の作業において時間が掛かり、入力効率が良くないということである。
その理由は、編集等の作業において数多くのキーを押す必要があるためである。
第2の課題は、通話中においてキー入力をする際に会話を中断して表示部を見る必要があり、不便であることである。
その理由は、編集等の作業はキー操作による入力内容を表示画面で確認しながら行う必要があるが、ユーザは通話中に表示部を見ることができないからである。
第3の課題は、目の不自由なユーザがキー操作による入力内容を確認することが困難であることである。
その理由は、編集等の作業はキー操作による入力内容を表示画面で確認しながら行う必要があるが、入力を行うキーがほぼ同様の形状・材質によって構成されているため、表示部を見ることができないユーザがキー操作によって入力された内容が何であるかを確認することが困難であるからである。
(目的)
本発明の目的は、上記課題を解決し、ユーザが表示画面で確認しなくても入力内容を認識できる携帯装置、入力支援方法及び入力入力支援プログラムを提供することにある。
本発明の携帯装置は、実行可能な処理機能を備える携帯装置において、所定の位置の任意方向の移動を検出可能な入力手段と、前記移動した位置の軌跡形状を判定する判定手段と、判定された前記軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
(作用)
本発明は、上記構成によって、入力された軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行する。
本発明によれば、以下に示す効果を奏する。
第1に、入力された軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行するので、携帯装置のユーザのジェスチャに基づいて処理を実行することができ、携帯装置の操作効率が向上することである。
第2に、携帯装置のユーザのジェスチャに基づいて処理を実行することができるので、ユーザは、携帯装置の表示画面を確認することなく操作できることである。
(第1の実施の形態)
図1〜図8を用いて、本発明の第1の実施の形態による携帯電話機を説明する。
(第1の実施の形態の構成)
まず、本発明の第1の実施の形態による携帯電話機を具体的に表した全体構成の説明を行い、その構成要素の詳細な構成を示すブロック図を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による携帯電話機の外観を示す斜視図である。
図1を参照すると、携帯電話機1は、音声信号を変換して音声を出力する機能を有するスピーカ2と、音声を音声信号に変換して入力する機能を有するマイク3と、テキスト、動画、静止画等を表示する機能を有する表示画面4と、動作モードの変更や文字入力等を行う機能を有するテンキー5と、ポインティングデバイス6とを備えている。
ポインティングデバイス6は、表示画面4上の操作対象を縦横自由に360度任意の方向に移動させる機能を有し、ユーザの操作によって入力されるジェスチャの入力を受け付ける。
なお、ポインティングデバイス6は、例えば、タッチパネル、タッチボード、トラックボール、トラックポイント等であってもよい。
図2は、本実施の形態による携帯端末装置の一例である携帯電話機の回路構成の要部を示すブロック図である。
図2を参照すると、本実施の形態による携帯電話機は、バス9を介して送受信部8と、ROM(Read Only Memory)10と、RAM(Random Access Memory)11と、入力部12と、表示部13と接続する制御部14を搭載する。
送受信部8は、通信のための電波の送受を行うアンテナ7を備え、メール機能や音声信号や画像データ等を用いてメール及び添付ファイルを送受信する送受信機能や、ブラウザ機能を用いて画像データ等を通信する通信機能を備える。
ROM10は、制御部14が実行するための各種の制御用のプログラムを格納する機能を有する。
また、あらかじめROM10には、制御部14の入力処理手段15(後述)から送られる入力軌跡データ(後述)がいかなる形状であるか判定される際に用いられる一般的な形状判定データ(不図示)や、円の形状がコピー処理を行う、ジグザグの形状がクリア処理を行う、四角の形状がカット処理を行う等、入力軌跡データが示す所定の形状と処理を対応付ける対応情報161が保存されている。
図3は、対応情報161の構成を示す図であり、図3を参照すると、対応情報161は、以下に示すように構成されている。
(処理の種類:処理の内容:ユーザが入力する形状(ジェスチャ))
コピー:画面上に表示されている文字列や画像の一部を指定し、その部分を複写する操作:円を描く
ペースト:コピー部分を貼り付ける:山を描く
クリア:画面上に表示されている文字列や画像の一部を指定し、その部分を消去する:ジグザグを描く
カット:画面上に表示されている文字列や画像の一部を指定し、その部分を消去し、かつコピーする:四角を描く
アンドゥ:ある操作を行う一つ前の段階へ戻る:アルファベットのUを描く
コール:電話をかける:アルファベットのCを描く
メール:メールを起動する:アルファベットのMを描く
iモード(登録商標):Webに接続を行う:アルファベットのWを描く
パイメニュー表記:パイメニューから編集を行える:ポインティングデバイスの長押し
図4は、パイメニューを示す図であり、パイメニュー26は、カーソル27の先に示されるポップアップの各メニューを矩形ではなく円内の扇形領域28に表示する。
従って、矩形のメニュー表示からボタン操作によって順繰りにメニューを選ぶ場合にはメニューを選択する手間がかるが、パイメニューからカーソル26でメニューを選択する場合には各メニューを示す扇形領域27がパイメニューの中心から等距離に配置されているので、各メニューを容易に選択できる。
なお、パイメニューはメニュー表示の一例であり、円形ではなく多角形からなるメニュー表記であってもよい。
RAM11は、制御部14がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納する作業用メモリの機能を備える。また、制御部14の入力処理手段15(後述)から送られる入力軌跡データ(後述)もこのRAM11の所定領域に格納される。
入力部12は、テンキー5、ポインティングデバイス6、ファンクションキー等からのキー入力を受け付ける入力回路であり、例えば、ユーザの操作によって入力されるジェスチャの入力を受け付ける。
表示部13は、白黒あるいはカラーの液晶パネルあるいは有機EL(電子蛍光)等によって構成されており、テキスト、動画、静止画等を表示する機能を備えることから、入力部12から入力された文字等も表示する。
制御部14は、入力処理手段15、処理内容判定処理手段16、文字処理手段17を備え、これらの構成要素及び上記各構成要素を制御することによって、本実施の形態による携帯電話機の動作を制御する機能を備える。
入力処理手段15は、入力部12によって入力されたデータをRAM11や処理内容判定処理手段16や文字処理手段17に送る機能を備える。
特に、入力処理手段15は、ポインティングデバイス6によって入力されたジェスチャの軌跡を検出し、X,Y座標上の位置データ(入力軌跡データ)に変換する機能と、入力軌跡データを処理内容判定処理手段16に送る機能とを備える。
より具体的には、入力処理手段15は、入力部12(ポインティングデバイス6)によって入力された入力の軌跡を検出してX,Y座標上の位置データ(入力軌跡データ)に変換し、RAM11に転送、格納すると共に、ポインティングデバイス6よって入力されるX,Y座標が変更される度に動作し、動作した時間を示す時間情報を合わせて用いることによって、ポインティングデバイス6よって入力されるデータを入力軌跡データに変換し、当該入力軌跡データを処理内容判定処理手段16に送る。
処理内容判定処理手段16は、入力処理手段15から入力軌跡データを受け取ると、ROM10の対応情報161に基づいて、受け取った入力軌跡データが、あらかじめROM10又はRAM11に保存された処理に対応付けられた所定の形状を示す入力軌跡データであるか否かを判定する機能と、受け取った入力軌跡データに対応する処理を判定結果として文字処理手段17に通知する機能とを備える。
例えば、処理内容判定処理手段16は、入力処理手段15から受け取った入力軌跡データが、あらかじめROM10又はRAM11に保存されたコピー、ペースト、カット等といった処理に対応付けられた入力軌跡データであるか否かを判定し、判定結果として、コピー、ペースト、カット等といった処理を文字処理手段17に通知する。
文字処理手段17は、入力処理手段15より受け取ったデータに基づいて、処理の対象となる文字列データに対し処理を行う機能を備える。この処理は、例えば、テンキー5等で入力された文字を既に登録や入力等された文字列に追加して表示部13に通知するといった処理である。
また、文字処理手段17は、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果に基づいて、入力軌跡データに対応するコピー、クリア、カット等といった処理を行う。
なお、本実施の形態では一例として携帯電話機として記載しているが、ポインティングデバイス6を備える装置であればこれに限定されず、PDA、小型機、移動機、ノートパソコンなどでもよい。
ここで、携帯電話機のハードウェア構成の説明をする。
図5は、本実施の形態による携帯電話機1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5を参照すると、本発明による携帯電話機1は、一般的なコンピュータ処理装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)501(制御部14)、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部502(RAM11)、インターネットを介してデータの送受信を行う通信制御部503(送受信部8)、液晶ディスプレイ、スピーカ等の提示部504(表示部13)、キーボードやマウス等の入力部505(入力部12)、周辺機器と接続してデータの送受信を行うインタフェース部506、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置である補助記憶部507(ROM10)、本情報処理装置の上記各構成要素を相互に接続するシステムバス508(バス8)等を備えている。
本発明による携帯電話機1は、その動作を、携帯電話機1内部にそのような機能を実現するプログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品からなる回路部品を実装してハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各構成要素の各機能を提供するプログラムを、コンピュータ処理装置上のCPU501で実行することにより、ソフトウェア的に実現することができる。
すなわち、CPU501は、補助記憶部507に格納されているプログラムを、主記憶部502にロードして実行し、携帯電話機1の動作を制御することにより、上述した各機能をソフトウェア的に実現する。
(第1の実施の形態の動作)
次いで、図6〜図8を用いて本発明の第1の実施の形態による携帯電話機の動作を説明する。
ここで、図6は、第1の実施の形態による携帯電話機のポインティングデバイスからの入力によって所定の処理を行う際の制御手順を表したフローチャートである。
携帯電話機のユーザ(図示しない)は、メール入力、電話、メモ帳作成などのアプリケーションを起動し、入力部12のポインティングデバイス6を用いて入力操作を行うことができる。
入力処理手段15は、ポインティングデバイス6によって入力された入力の軌跡を検出してX,Y座標上の位置データ(入力軌跡データ)に変換し、RAM11に転送、格納すると共に、ポインティングデバイス6よって入力されるX,Y座標が変更される度に動作し、動作した時間を示す時間情報を合わせて用いることによって、ポインティングデバイス6よって入力されるデータ(ジェスチャ)を入力軌跡データに変換する(ステップS601(入力処理))。
次いで、処理内容判定処理手段16は、前記入力軌跡データを、あらかじめROM10又はRAM11に格納されていた対応情報161の入力軌跡データと照合し、対応付けられている処理を判定する(ステップS602(処理内容判定処理))。
より具体的には、処理内容判定処理手段16は、ステップS602において、入力処理手段15から通知された入力軌跡データに対応する処理がコピーを表すのか、クリアを表すのか、カットを表すのか等を判定することにより、ユーザの操作が要求する処理を判定する。
文字処理手段17は、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果に基づいて、入力軌跡データに対応するコピー、クリア、カット等といった処理を行う(ステップS603(文字処理))。
図7は、ポインティングデバイスからの入力によって所定の処理を行う際の入力された軌跡の形状を判断する処理及び入力された軌跡に対応する所定の処理を行う際の制御手順を表したフローチャートであり、図6のステップS602(処理内容判定処理)、ステップS603(文字処理)を詳細に述べたものである。
まず、処理内容判定処理手段16は、入力処理手段15から受け取った入力軌跡データがいかなる形状を示すデータなのかの判定(形状認識)の一例としてパターンマッチングを行い、入力処理手段15から受け取った入力軌跡データのX,Y座標とあらかじめ保存している入力軌跡データのX,Y座標との照合を行う(ステップS701)。
より具体的には、処理内容判定処理手段16は、この形状認識において、入力処理手段15から受け取った入力軌跡データに最も似ている形状を、ユーザが入力した形状として判定(形状認識)する。
例えば、ユーザがコピー処理を要求するためにポインティングデバイス6を円の形状に操作した場合、入力処理手段15が、ポインティングデバイス6によって入力された軌跡を検出してX,Y座標上の位置データ(入力軌跡データ)に変換してこの入力軌跡データを処理内容判定処理手段16に送ると、処理内容判定処理手段16は、ステップS701において、当該入力軌跡データがいかなる形状であるかの判定を行い、円の形状であることを認識する。
ステップS701において、処理内容判定処理手段16は、照合できた場合ステップS702に進み、一方、照合できなかった場合始めに戻る。
次いで、処理内容判定処理手段16は、形状認識できた入力軌跡データと、対応情報161に基づいて、ユーザの操作によって要求される処理を判定する(ステップS702)。
ステップS702において、処理内容判定処理手段16は、対応情報161に基づいて、あらかじめ対応付けられた処理を判定できた場合ステップS703に進み、一方、あらかじめ対応付けられた処理を判定できなかった場合始めに戻る。
次いで、処理内容判定処理手段16は、対応情報161に基づいて判定した形状に対応する処理を文字処理手段17に通知する(ステップS703)。
例えば、対応情報161において円の形状を示す入力軌跡データにコピー処理が対応付けられている場合、処理内容判定処理手段16は、形状認識において円の形状であると判定すると、要求する処理としてコピー処理を文字処理手段17に通知する。
文字処理手段17は、入力処理手段15から入力処理(図6のステップS601)における入力軌跡データ(ユーザに入力されたジェスチャのX,Y座標のデータ)を受け取り、処理内容判定処理手段16から処理内容判定処理(図6のステップS602)における処理内容の指示を受け取り、入力軌跡データ及び処理内容の指示に対応した処理を実行する(ステップS704)。
例えば、文字処理手段17は、処理内容判定処理手段16から受け取った指示がコピー指示の場合、入力処理手段15から受け取った入力軌跡データのX,Y座標に基づいて、囲まれた部分の文字をコピーしてRAM11に保存する。
すなわち、この場合、文字処理手段17は、コピーをするという指示とコピーする範囲とを受け取っているため、これらに基づいてコピーを実行する。
次いで、起動されたアプリケーションが終了しているか否かを判定する(ステップS705)。アプリケーションが終了しているならば処理を終了し、アプリケーションが終了していないならば処理が始めに戻る。
ここで、処理の対象として文字列データを例として挙げたが、入力軌跡データと処理を対応付けることによって、処理の対象を画像データ、音声データ、動画データとしても同様に処理することできる。
ここで、図8を用いて、本実施の形態による携帯端末装置100に対するユーザの操作例及び、当該操作に対応する本実施の形態による携帯端末装置100の動作例について説明する。
図8は、本実施の形態による携帯端末装置100における特徴的な処理を説明するための表示画面4(表示部13)を示す図である。
すでに、携帯電話機1はユーザによって文字を入力され、そのためRAM11にはある程度の文字データが格納されており、その文字データが表示部13(表示画面4)に表示されているものとする。
携帯電話機1が、ユーザによって入力部12(テンキ5、ポインティングデバイス6)から「明日は晴れ」22という文字を入力され、表示部13に「明日は晴れ」22と表示されている場合において、表示されている「明日は晴れ」22のうち、「明日」という部分の文字をコピーする例について説明する。
まず、入力部12からカーソル19を操作されることによって、表示部13に表示された文字である「明日は晴れ」22のうち、「明日」という部分の文字を円の形状で取り囲むジェスチャ20を入力されると、入力されたジェスチャ20による入力の軌跡(円の形状)を制御部14がRAM11に格納し、入力処理手段15が当該入力の軌跡(円の形状)をRAM11から検出して入力軌跡データに変換し、処理内容判定処理手段16は、当該入力軌跡データがいかなる形状を示すか分析し、対応情報161に基づいて、当該入力軌跡データが示す所定の形状(円の形状)に対応付けられている処理(コピー)を判定する。
ここで、入力部12から行うカーソル19の操作は、ポインティングデバイス6によって行うことが好ましい。ジェスチャの入力において、ポインティングデバイス6上をワンストロークでなぞることができる円の形状やジグザグの形状等によってジェスチャの入力を行うことが好ましいが、通常の十字キーでは円等の曲線の形状やジグザグの形状などの入力を素早く行えないからである。
文字処理手段17は、処理内容判定手段16によって判定された処理の指示に基づいて、入力部12から入力されたジェスチャ20に対応した処理を行う。
本実施の形態による対応情報161において、文字を円の形状で囲むジェスチャに対応する処理はコピーであるため、ジェスチャ20によって円の形状で取り囲まれた「明日」という部分の文字がコピーされる。
なお、本実施の形態による表示部13は、ユーザによって入力されたジェスチャに対応する処理の種類を示すアイコン21を表示する。これにより、ユーザは、入力したジェスチャがどのような種類の処理であったのかを視覚的に容易に確認することができる。
次いで、表示部13の所定の位置を指定する入力がなされ、ペーストの処理に対応するジェスチャ23が入力されると、表示部13にペーストの処理を示すアイコン25が表示され、指定された所定の位置に「明日」24という文字がペーストされる。
表示画面に表示されている文字を従来のボタンキーの操作によってコピーをする場合は、編集キー押下、メニューから編集内容を選択、編集範囲選択、決定ボタン押下と4ストロークかかる。これに対し本発明は、本実施の形態によるポインティングデバイス6と、ポインティングデバイス6で入力された入力の軌跡の形状を判断する処理と、入力の軌跡の形状に処理を対応付けた対応情報161とを用いることによって、ユーザは文字を円の形状で囲む1ストロークでコピーをすることができるため、入力操作の効率が向上する。
(第1の実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施の形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、ユーザから要求された処理を効率よく実行できることである。
その理由は、所定のジェスチャである円の形状に表示画面4上の文字をコピーする処理が対応付けられて対応情報161に設定され、所定のジェスチャとして円の形状がユーザに入力されるだけで、端末制御手段28が、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果及び対応情報161に基づいて、ユーザに入力された所定のジェスチャ(円の形状)に対応する処理(表示画面4上の文字をコピーする処理)を行うため、ユーザの操作手順を省略することができるからである。
第2の効果は、ユーザは、通話中でも携帯電話機の表示画面を見ないで当該携帯電話機に所定の処理を実行させることができることである。
その理由は、所定のジェスチャが入力されるだけでユーザの要求する処理が実行されるため、ユーザに要求された所定の処理の実行に関する画面を表示画面4に表示してからユーザの要求の詳細を受け付けるような必要がないからである。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、その基本的構成及び動作は上記第1の実施の形態の通りであるが、対応情報161の設定において、所定の処理に対応する形状の設定をさらに工夫をしている。
例えば、対応情報161の設定において、「C」を描くジェスチャに表示画面4(表示部14)表示された電話番号への呼発信処理が対応付けられている。
(第2の実施の形態の効果)
対応情報161の設定において、「C」を描くジェスチャに表示画面4(表示部14)表示された電話番号への呼発信処理が対応付けられている場合、ユーザは、表示画面4(表示部14)のテキスト内に電話番号が示されている状態で、ポインティングデバイス6から「C」描くジェスチャを入力すると直接その電話番号に電話を掛けることができるため、電話をかける操作を省略することができる。
また、例えば、対応情報161の設定において、「C」を描くジェスチャに表示画面4(表示部14)表示された電話番号への呼発信処理を対応付けるほかに、「M」を描くジェスチャにメールアプリケーションの起動または停止処理を対応付けたり、「W」を描くジェスチャにネットワークに接続する接続処理を対応付けたりしてもよい。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、その基本的構成及び動作は上記第1の実施の形態の通りであるが、携帯電話機の制御についてさらに工夫をしている。
(第3の実施の形態の構成)
図9は、本実施の形態による携帯電話機の構成を示すブロック図であり、図9を参照すると、本実施の形態による携帯電話機は、図2に示す第1の実施の形態による携帯電話機のRAM11が通話時間データを格納し、文字処理手段17を、端末制御手段29に変えたものである。
通話時間データは、携帯電話機が通話機能を実行している通話時間を示す一般的なデータであるため、説明を省略する。
また、対応情報161には、所定のジェスチャに通話時間を調べる処理が対応付けられて設定されている。
端末制御手段29は、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果に基づいて、所定のジェスチャに対応する処理を行う機能を有する。
(第3の実施の形態の動作)
図10を用いて、第1の実施の形態による携帯電話機の動作との差分を中心に説明する。
図10は、第3の実施の形態による携帯電話機のポインティングデバイスからの入力によって所定の処理を行う際の制御手順を表したフローチャートである。
本実施の形態による携帯電話機の動作の1例を、ユーザが、携帯電話機1を用いて通話している際に通話を継続したまま通話時間を確認する方法を例に説明する。
まず、入力部12(ポインティングデバイス6)から通話時間を調べるジェスチャが入力されると、入力処理手段15が、入力されたジェスチャを入力軌跡データに変換して処理内容判定処理手段16に送る(ステップS1001)。
処理内容判定処理手段16は、入力軌跡データをあらかじめROM10に登録されている形状と照合し、当該入力軌跡データに対応する処理を判定し、判定結果として通話時間を調べる等の処理を端末制御手段29に指示する(ステップS1002)。
端末制御手段29は、処理内容判定処理手段16からの指示に基づいて、ユーザが通話を開始してからの通話時間のデータ(通話時間データ)をRAM11から読み出し、ユーザが通話を開始してからの通話時間をユーザの通話中に音声でユーザに知らせる処理をする(ステップS1003(端末制御処理))。
(第3の実施の形態の効果)
このように、本実施の形態の1例では、ユーザは、通話中に表示画面4を見ることなく、また、通話を中断することなく、通話を開始してからの通話時間を確認することができる。
その理由は、所定のジェスチャに通話時間を調べる処理が対応付けられて対応情報161に設定され、端末制御手段29は、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果及び対応情報161に基づいて、所定のジェスチャに対応する処理を行う機能を有するため、所定のジェスチャを入力されることによって、ユーザが通話を開始してからの通話時間をユーザの通話中に音声でユーザに知らせることができるからである。
また、本実施の形態の1例では、通話時間を確認するための画面を表示することを防止できるため、通話中に携帯電話機内のアプリケーションの実行によって表示されている画面が通話時間を確認するための画面によって見えなくなることを防止できる。
すなわち、アプリケーションの実行によって表示されている画面がユーザに要求された所定の処理の実行によって見えなくなることを防止できる。
その理由は、所定のジェスチャを入力されるだけで、ユーザが通話を開始してからの通話時間をユーザの通話中に音声でユーザに知らせること等ができるため、ユーザに要求された所定の処理の実行に関する画面を表示画面4に表示してからユーザの要求の詳細を受け付けるような必要がないからである。
従来、携帯電話機に一般的なマイク付きヘッドフォンを用いる場合、本実施の形態のように、ユーザは通話中であっても携帯電話機の表示画面を見ながら所定の処理を要求する操作が可能であった。しかし、この場合、携帯電話機内のアプリケーションを実行中にユーザに要求された所定の処理の実行に関する画面が表示画面に表示されるため当該アプリケーションの実行による画面が見えなくなるという課題があったが、上述のように、本実施の形態による携帯電話機では、このような課題も解決することができる。
また、本実施の形態の他の例において、所定のジェスチャに電池の残量を調べる処理が対応付けられて対応情報161に設定されていることにより、ユーザは、通話中に表示画面4を見ることなく、また、通話を中断することなく、また、電池の残量を調べる処理に関する画面を表示することなく、電池の残量を確認することができる。
また、本実施の形態の他の例において、所定のジェスチャに電波状況を調べる処理が対応付けられて対応情報161に設定されていることにより、ユーザは、通話中に表示画面4を見ることなく、また、通話を中断することなく、また、電波状況を調べる処理に関する画面を表示することなく、電波状況を確認することができる。
また、本実施の形態の他の例において、所定のジェスチャに電波を止める等の処理が対応付けられて対応情報161に設定されていることにより、ユーザは、通話中に表示画面4を見ることなく、また、通話を中断することなく、また、電波を止める等の処理に関する画面を表示することなく、電波を止める等の処理を実行することができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態は、その基本的構成及び動作は上記第3の実施の形態の通りであるが、ポインティングデバイス6の代わりに携帯電話機1内にジャイロ機構(加速度センサ)を備え、携帯電話機1自体の位置が移動させられることによって、ジャイロ機構(加速度センサ)がその位置の移動の軌跡をジェスチャとして入力し、入力処理手段15が当該入力されたジェスチャを入力軌跡データに変換し、処理内容判定処理手段16が当該入力軌跡データに基づいて処理内容を判定し、端末制御手段28が、処理内容判定処理手段16から通知された判定結果に基づいて、所定のジェスチャに対応する処理を行う。
(第4の実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、三次元によって構成されるジェスチャに携帯電話機1の所定の処理を対応付けることができるので、上記第3の実施の形態の効果に加え、さらに自由度の高いジェスチャの設定及び所定の処理との対応付けを行うことができる。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
例えば、本発明による対応情報161に対しては、ユーザがジェスチャを入力しやすいように、ポインティングデバイス6上等をワンストロークでなぞることができるジェスチャをあらかじめ登録することが望ましい。
その理由は、ユーザが通話中に表示画面4を見なくてもワンストロークならば簡単に入力できるからである。
また、例えば、ユーザが紙に書かれた文字を消す処理を行う際には筆記具等で当該文字の上からぐしゃぐしゃと書いて消すように、対応情報161に登録されるジェスチャは、実際にユーザが行う処理における動作に対応していることが望ましい。
あるいは、例えば、ユーザがコピーを行う場合には「CO」、ユーザがカットを行う場合には「CU」のように、実際にユーザが行う処理の処理名の頭文字をジェスチャとして対応情報161に登録してもよい。
その理由は、ユーザ間で処理における動作が異なるようなときにも、処理名はユーザ間で同一に設定できるため、ユーザは混乱することなく容易にジェスチャを覚えることができるからである。
携帯電話機、PHS(Personal Handyphone
System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistans:個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末装置であってポインティングデバイスや加速度センサを搭載している装置に適用できる。
本発明の第1の実施の形態による携帯電話機の外観を示す斜視図である。 第1の実施の形態による携帯端末装置の一例である携帯電話機の回路構成の要部を示すブロック図である。 第1の実施の形態による対応情報161の構成を示す図である。 第1の実施の形態によるパイメニューを説明するための図である。 第1の実施の形態による携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による携帯電話機のポインティングデバイスからの入力によって所定の処理を行う際の制御手順を表したフローチャートである。 第1の実施の形態による携帯電話機のポインティングデバイスからの入力によって所定の処理を行う際の入力された軌跡の形状を判断する処理及び入力された軌跡に対応する所定の処理を行う際の制御手順を表したフローチャートである。 第1の実施の形態による携帯端末装置100における特徴的な処理を説明するための表示画面4(表示部13)を示す図である。 第3の実施の形態による携帯電話機の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態による携帯電話機のポインティングデバイスからの入力によって所定の処理を行う際の制御手順を表したフローチャートである。
符号の説明
1:携帯電話機
2:マイク
3:スピーカ
4:表示画面
5:テンキー
6:ポインティングデバイス
7:アンテナ
8:送受信部
9:バス
10:ROM
11:RAM
12:入力部
13:表示部
14:制御部
15:入力処理手段
16:処理内容判定処理手段
17:文字処理手段
19:カーソル
20、23:ジェスチャ
21、25:アイコン
26:パイメニュー
27:カーソル
28:扇形領域
29: 端末制御手段
501:CPU
502:主記憶部
503:通信制御部
504:提示部
505:入力部
506:インタフェース部
507:補助記憶部
508:システムバス

Claims (31)

  1. 実行可能な処理機能を備える携帯装置において、
    所定の位置の任意方向の移動を検出可能な入力手段と、
    前記移動した位置の軌跡形状を判定する判定手段と、
    判定された前記軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行する実行手段とを備えることを特徴とする携帯装置。
  2. 前記軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルを備え、
    前記実行手段は、判定された前記軌跡形状に対応して前記テーブルに設定された前記処理内容を実行することを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 前記軌跡形状を、文字列の入力編集処理に対応付けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯装置。
  4. 文字列の前記入力編集処理が、コピー処理、カット処理、削除処理の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3に記載の携帯装置。
  5. 前記入力手段は、画面上でポインタを任意の方向に移動可能なポインティング手段を備え、
    前記判定手段は、前記ポインタの軌跡形状を判定し、
    前記実行手段は、判定された前記ポインタの軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の携帯装置。
  6. 前記テーブルは、前記ポインタの軌跡形状と前記処理内容とが対応付けて定義されており、
    前記実行手段は、判定された前記ポインタの軌跡形状に対応して前記テーブルに設定された前記処理内容を実行することを特徴とする請求項5に記載の携帯装置。
  7. 前記画面上における前記ポインタの軌跡の位置と軌跡の形状とに対応付けて前記処理内容を設定することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の携帯装置。
  8. 前記文字列を囲む前記ポインタの軌跡形状を、前記囲まれた文字列のコピー処理又はカット処理に対応付けたことを特徴とする請求項5から請求項7の何れか1項に記載の携帯装置。
  9. 前記ポインタの軌跡形状に従って前記画面上に円形又は多角形状のメニューを表示させ、
    前記メニューの所定角度の範囲毎に、前記ポインタを位置させることで実行する処理内容を関連付けたことを特徴とする請求項5から請求項8の何れか1項に記載の携帯装置。
  10. 前記入力手段は、自身についての位置の任意方向の移動を検出可能な加速度センサを用いたジャイロ機構を備え、
    前記テーブルは、前記自身についての位置の軌跡形状と前記処理内容とが対応付けて定義されており、
    前記実行手段は、判定された前記自身についての位置の軌跡形状に対応して前記テーブルに設定された前記処理内容を実行することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の携帯装置。
  11. 請求項1から請求項10の携帯装置を適用したことを特徴とする携帯電話装置。
  12. 実行可能な処理機能を備える携帯装置の入力支援方法であって、
    所定の位置の任意方向の移動を検出可能な入力ステップと、
    前記移動した位置の軌跡形状を判定する判定ステップと、
    判定された前記軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行する実行ステップとを有することを特徴とする入力支援方法。
  13. 前記実行ステップにおいて、前記軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルに基づいて、前記判定ステップで判定された前記軌跡形状に対応した前記処理内容を実行することを特徴とする請求項12に記載の入力支援方法。
  14. 前記軌跡形状が、文字列の入力編集処理に対応付けられたことを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の入力支援方法。
  15. 文字列の前記入力編集処理が、コピー処理、カット処理、削除処理の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項14に記載の入力支援方法。
  16. 前記入力ステップにおいて、画面上でのポインタの任意方向の移動を検出するポインティングステップを備え、
    前記判定ステップにおいて、前記ポインタの軌跡形状を判定し、
    前記実行ステップにおいて、判定された前記ポインタの軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行することを特徴とする請求項12から請求項15の何れか1項に記載の入力支援方法。
  17. 前記実行ステップにおいて、前記ポインタの軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルに基づいて、前記判定ステップで判定された前記ポインタの軌跡形状に対応した前記処理内容を実行することを特徴とする請求項16に記載の入力支援方法。
  18. 前記画面上における前記ポインタの軌跡の位置と軌跡の形状とに対応付けて前記処理内容を設定することを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の入力支援方法。
  19. 前記文字列を囲む前記ポインタの軌跡形状を、前記囲まれた文字列のコピー処理又はカット処理に対応付けたことを特徴とする請求項16から請求項18の何れか1項に記載の入力支援方法。
  20. 前記ポインタの軌跡形状に従って前記画面上に円形又は多角形状のメニューを表示させ、
    前記メニューの所定角度の範囲毎に、前記ポインタを位置させることで実行する処理内容を関連付けたことを特徴とする請求項16から請求項19の何れか1項に記載の入力支援方法。
  21. 前記入力ステップにおいて、前記携帯装置の位置の任意方向の移動を検出可能な加速度センサを用いたジャイロ機構によって前記携帯装置の位置の任意方向の移動を検出し、
    前記実行ステップにおいて、前記携帯装置の軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルに基づいて、前記判定ステップで判定された前記携帯装置の軌跡形状に対応した前記処理内容を実行することを特徴とする請求項12から請求項15の何れか1項に記載の入力支援方法。
  22. 実行可能な処理機能を備える携帯装置における入力支援プログラムであって、前記携帯装置を構成するコンピュータに、
    所定の位置の任意方向の移動を検出可能な入力機能と、
    前記移動した位置の軌跡形状を判定する判定機能と、
    判定された前記軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行する実行機能とを実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
  23. 前記実行機能において、前記軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルに基づいて、前記判定機能で判定された前記軌跡形状に対応した前記処理内容を実行することを特徴とする請求項22に記載の入力支援プログラム。
  24. 前記軌跡形状が、文字列の入力編集処理に対応付けられたことを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の入力支援プログラム。
  25. 文字列の前記入力編集処理が、コピー処理、カット処理、削除処理の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項24に記載の入力支援プログラム。
  26. 前記入力機能において、画面上でのポインタの任意方向の移動を検出するポインティング機能を備え、
    前記判定機能において、前記ポインタの軌跡形状を判定し、
    前記実行機能において、判定された前記ポインタの軌跡形状毎に対応付けられた処理内容を実行することを特徴とする請求項22から請求項25の何れか1項に記載の入力支援プログラム。
  27. 前記実行機能において、前記ポインタの軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルに基づいて、前記判定機能で判定された前記ポインタの軌跡形状に対応した前記処理内容を実行することを特徴とする請求項26に記載の入力支援プログラム。
  28. 前記画面上における前記ポインタの軌跡の位置と軌跡の形状とに対応付けて前記処理内容を設定することを特徴とする請求項26又は請求項27に記載の入力支援プログラム。
  29. 前記文字列を囲む前記ポインタの軌跡形状を、前記囲まれた文字列のコピー処理又はカット処理に対応付けたことを特徴とする請求項26から請求項28の何れか1項に記載の入力支援プログラム。
  30. 前記ポインタの軌跡形状に従って前記画面上に円形又は多角形状のメニューを表示させ、
    前記メニューの所定角度の範囲毎に、前記ポインタを位置させることで実行する処理内容を関連付けたことを特徴とする請求項26から請求項29の何れか1項に記載の入力支援プログラム。
  31. 前記入力機能において、前記携帯装置の位置の任意方向の移動を検出可能な加速度センサを用いたジャイロ機構によって前記携帯装置の位置の任意方向の移動を検出し、
    前記実行機能において、前記携帯装置の軌跡形状と前記処理内容とを対応付けて定義したテーブルに基づいて、前記判定ステップで判定された前記携帯装置の軌跡形状に対応した前記処理内容を実行することを特徴とする請求項22から請求項25の何れか1項に記載の入力支援方法。
JP2006099524A 2006-03-31 2006-03-31 携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム Pending JP2007272708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006099524A JP2007272708A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006099524A JP2007272708A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007272708A true JP2007272708A (ja) 2007-10-18
JP2007272708A5 JP2007272708A5 (ja) 2009-04-02

Family

ID=38675428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006099524A Pending JP2007272708A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007272708A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013504103A (ja) * 2009-09-07 2013-02-04 上海合合信息科技発展有限公司 マルチタッチ文字入力方法及びシステム
JP2014222363A (ja) * 2014-07-30 2014-11-27 オリンパス株式会社 顕微鏡コントローラを備える顕微鏡システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744311A (ja) * 1993-07-31 1995-02-14 Sony Corp 手書き情報処理装置
JPH07200126A (ja) * 1993-12-21 1995-08-04 Xerox Corp ユーザ・インターフェース装置、グラフィック・キーボード装置、及びグラフィック・キーボード使用方法
JP2003334389A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ジェスチャ認識による制御装置、その方法および記録媒体
WO2004099903A2 (en) * 2003-05-01 2004-11-18 Gyration, Inc. Multimedia user interface
JP2005275652A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Canon Inc 入力軌跡処理装置および入力軌跡処理方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744311A (ja) * 1993-07-31 1995-02-14 Sony Corp 手書き情報処理装置
JPH07200126A (ja) * 1993-12-21 1995-08-04 Xerox Corp ユーザ・インターフェース装置、グラフィック・キーボード装置、及びグラフィック・キーボード使用方法
JP2003334389A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ジェスチャ認識による制御装置、その方法および記録媒体
WO2004099903A2 (en) * 2003-05-01 2004-11-18 Gyration, Inc. Multimedia user interface
JP2006526844A (ja) * 2003-05-01 2006-11-24 トムソン ライセンシング マルチメディアユーザインタフェース
JP2005275652A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Canon Inc 入力軌跡処理装置および入力軌跡処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013504103A (ja) * 2009-09-07 2013-02-04 上海合合信息科技発展有限公司 マルチタッチ文字入力方法及びシステム
JP2014222363A (ja) * 2014-07-30 2014-11-27 オリンパス株式会社 顕微鏡コントローラを備える顕微鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101526881B (zh) 使用手势选择文本
JP6150082B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
FI114175B (fi) Navigointimenetelmä, ohjelmatuote ja laite tiedon esittämiseksi käyttöliittymässä
US8209063B2 (en) Navigation tool with audible feedback on a handheld communication device
JP5184528B2 (ja) 携帯情報端末
US20020036623A1 (en) Information processing apparatus, information inputting device, and information processing main unit
JP5091180B2 (ja) 携帯端末装置
US20070192027A1 (en) Navigation tool with audible feedback on a wireless handheld communication device
US20070192028A1 (en) Navigation tool with audible feedback on a handheld communication device having a full alphabetic keyboard
US8525795B2 (en) Apparatus and method for inputting characters in a terminal
JP5846887B2 (ja) 携帯端末、編集制御プログラムおよび編集制御方法
JP6088356B2 (ja) 携帯端末、表示制御プログラムおよび表示制御方法
CN101529368A (zh) 用于从手指与触摸屏显示器的接触来确定光标位置的方法
JP2009026155A (ja) 入力表示装置および移動無線端末装置
JP5777645B2 (ja) 携帯端末機の文字入力方法及びこれをサポートする携帯端末機
JP2013127692A (ja) 電子機器、削除プログラムおよび削除制御方法
US20070192699A1 (en) Navigation tool with audible feedback on a handheld communication device having a reduced alphabetic keyboard
US20170115861A1 (en) Terminal apparatus and display control method
US8635559B2 (en) On-screen cursor navigation delimiting on a handheld communication device
US20080163132A1 (en) Streamlined navigation of a handheld elecronic device
US20140195959A1 (en) Apparatus and method for providing a virtual keypad
JP4796131B2 (ja) 筆記による及び/又は可聴音によるユーザ指示に応える、電子デバイス内のデータ管理のための、方法、電子デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20090104928A1 (en) Portable electronic device and a method for entering data on such a device
JP2007272708A (ja) 携帯装置、入力支援方法及び入力支援プログラム
JP2008090680A (ja) 携帯端末装置及び携帯端末装置の機能起動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110627