JP2007270507A - Hydrant - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、給水栓に係り、特に浴室の洗い場に取設される給水栓に関する。 The present invention relates to a water tap, and more particularly, to a water tap installed in a bathroom washroom.
従来の浴室では、洗い場で洗体行為を行なう場合、一般的に風呂椅子に腰掛け、床に洗面器を置いて利用していた。この場合、風呂椅子の座面よりも洗面器を置く床面が低く必要以上に腰をかがめなければならず、特に高齢者等には身体的に非常に負担がかかっていた。この点を考慮して、浴室の洗い場に設置されたカウンター下に洗面器置き台が設けられるようになった。 In a conventional bathroom, when a body wash is performed at a washing place, the person generally sits on a bath chair and places a washbasin on the floor. In this case, the floor surface on which the washbasin is placed is lower than the seat surface of the bath chair, and it is necessary to bend over more than necessary, which is particularly burdensome for elderly people. Considering this point, a basin stand has been installed under the counter installed in the bathroom washroom.
この場合、給水栓は、洗面器置き台がない場合に比べ洗面器置き台の高さ分だけ高く取り付けられると逆に使用勝手が悪くなるので、そうならない範囲でしか上げられない。その結果、吐水口と洗面器置き台との間隔は小さくなる。 In this case, if the water faucet is attached higher than the height of the basin cradle as compared to the case without the basin cradle, the convenience of use becomes worse, and can be raised only in such a range. As a result, the distance between the water outlet and the basin stand is reduced.
ところで、浴室洗い場の給水栓は、年末の大掃除の時等には、バケツへの給水に使用されることが多い。しかしながら、洗面器置き台があると、吐水口と洗面器置き台との間隔がバケツの高さより小さいので、洗面器置き台上にバケツを置くことができず、直接給水することができない。 By the way, the faucet in the bathroom washer is often used to supply water to the bucket at the end of the year, such as when cleaning. However, if there is a basin stand, the distance between the water outlet and the basin stand is smaller than the height of the bucket, so the bucket cannot be placed on the basin stand and water cannot be supplied directly.
そこで、洗面器置き台を着脱自在に設けたり、使用状態より上方又は下方に回動できるように設けたりするものがあるが、カウンターに収まっている使用状態から洗面器置き台を取り外したり、回動させたりする作業に手間が掛かり面倒であった。
一方、吐水管の吐水範囲を拡げるために吐水管を２分割して折りたたみ式のものがある（例えば、特許文献１参照。）。この方式によれば、普段は吐水管が邪魔にならないように折りたたんで使用し、分割された両方の吐水管を伸ばせば、洗面器置き台の手前に置いたバケツに給水することもできる。
On the other hand, in order to expand the water discharge range of the water discharge pipe, there is a folding type in which the water discharge pipe is divided into two (see, for example, Patent Document 1). According to this method, it is possible to supply water to the bucket placed in front of the basin cradle by normally folding the water discharge pipe so that it does not get in the way and extending both of the divided water discharge pipes.
しかしながら、この方式では、吐水位置を変えるには、分割された第１の吐水管と第２の吐水管の両方を回転させなければならず煩雑である。 However, in this method, in order to change the water discharge position, both the divided first water discharge pipe and the second water discharge pipe must be rotated, which is complicated.
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、吐水管１本の回転移動のみで吐水位置が変えられる給水栓を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in consideration of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to provide a water faucet in which the water discharge position can be changed only by the rotational movement of one water discharge pipe.
本発明に係る給水栓は、上述した課題を解決するために、請求項１に記載したように、浴室の壁面及び該壁面に突設された洗い場カウンタのいずれかに設けられた給水栓において、給水栓本体下部に下方を指向して設けられた第１の吐水口と、該第１の吐水口周りに回動自在に取り付けられた吐水管と、該吐水管の先端に下方を指向して設けられた第２の吐水口と、上記吐水管が上記壁面に平行な位置にあるときは上記第１の吐水口のみから吐水し、上記壁面に平行な位置以外の所定の位置にあるときは上記第２の吐水口のみから吐水するように吐水先を切り替える切替弁とを備えるものである。
In order to solve the above-described problem, the water faucet according to the present invention is the water faucet provided on either the wall surface of the bathroom or the washing counter counter protruding from the wall surface, as described in
本発明に係る給水栓によれば、吐水管１本の回転移動のみで吐水位置を変えることができる。 According to the water tap according to the present invention, the water discharge position can be changed only by the rotational movement of one water discharge pipe.
本発明に係る給水栓の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図１は、本発明に係る洗い場水栓７を備えるシステムバス１の概略を示すものである。
An embodiment of a water tap according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 shows an outline of a
システムバス１は、壁パネル６よりなる壁面により外部と区画され、洗い場２側の浴槽３に隣接する壁面には、洗い場水栓７周りの配管類を掩蔽する洗い場カウンタ９が突設される。この洗い場カウンタ９は、その高さが、浴槽３天端と略同一に設定され、一端が浴槽３及びバスエプロン４に当接し、図示しない他端は、洗い場カウンタ９が取設された壁面と直交する壁面に当接している。この洗い場カウンタ９のカウンタトップは、シャンプーのボトル等の置き場として利用される。
The
そして、洗い場カウンタ９の下方には、洗面器置き場とし使用される洗面器置き台１０が取設される。
A
洗い場カウンタ９の前面には、洗い場水栓７が取設される。洗い場水栓７は、筒状の給水栓本体７１の両端に、それぞれ水量調整ハンドル７１ａ及び温度調整ハンドル７１ｂが設けられ、給水栓本体７１の中央下端には、第１吐水口７２ｂが開口する。
A washing faucet 7 is installed in front of the washing place counter 9. The washing faucet 7 is provided with a water
また、第１吐水口７２ｂ周りから、吐水管７２が回動自在に設けられ、吐水管７２の先端には第２吐水口７２ｄが開口する。そして、吐水管７２が壁パネル６と平行な位置にある場合は第１吐水口７２ｂから吐水され、吐水管７２が壁パネル６と垂直な位置にある場合、すなわち、前方に突出する場合は第２吐水口７２ｄから吐水される。このように、吐水管７２は、その回転移動する位置により吐水先を切り替える吐水先切替機構７０を構成する要素となる。
Further, a
吐水手段としてはこの他に、バス水栓５及びシャワー８を備える。シャワー８は、洗い場水栓７裏面から分岐して洗い場カウンタ９の底部から延出するシャワーホース８２と、その先端に接続されたシャワーヘッド８３を有する。
In addition to this, a water faucet 5 and a
吐水先切替機構７０は、図２に示すように、吐水管７２と切替弁７３とで構成される。吐水管７２は、給水栓本体７１から垂下する円筒状の下端部７１ｃと連接される連接部７２ａと、吐水管本体７２ｃとを備える。
As shown in FIG. 2, the water discharge
連接部７２ａの下端には、第１吐水口７２ｂが、また、吐水管本体７２ｃの先端下部には、第２吐水口７２ｄがそれぞれ設けられる。
A
連接部７２ａと下端部７１ｃとの間には円筒状の切替弁７３が介装される。切替弁７３は、吐水管７２の回動に伴って回動する。
A
下端部７１ｃには開口７１ｄが設けられ、切替弁７３には、第１吐水口用開口７３ａ及び第２吐水口用開口７３ｂが円筒の中心に対する侠角が９０°になる位置関係で設けられる。また、吐水管７２には、第２吐水口用開口７３ｂと重なる位置に開口７２ｅが設けられる。これらの開口は、すべて同じ高さにある。
The
図２（ａ）及び（ｂ）に示すように、切替弁７３の第１吐水口用開口７３ａが、下端部７１ｃの開口７１ｄと重なる位置にある場合は、給水栓本体７１から供給される水は、これらの重なった開口を通過して連接部７２ａへと流出し、第１吐水口７２ｂから吐出される。このとき、第２吐水口用開口７３ｂは、下端部７１ｃの側面と当接して閉止され、水は吐水管本体７２ｃ側へと流れない。
As shown in FIGS. 2A and 2B, when the first water discharge port opening 73a of the
この状態から、吐水管７２を９０°回転させると、図２（ｃ）に示す状態になり、下端部の開口７１ｄ、切替弁の第２吐水口用開口７３ｂ、及び吐水管７２の開口７２ｅが連通する。
When the
そうすると、給水栓本体７１から供給される水は、これらの重なった開口を通過して吐水管本体７２ｃへと流出し、第２吐水口７２ｄから吐出される。このとき、第１吐水口用開口７３ａは、下端部７１ｃの側面と当接して閉止され、水は連接部７２ａ側へと流れない。
Then, the water supplied from the water faucet
本実施形態に係る洗い場水栓７は以上のように構成されているので、図３に示すように、吐水管７２が壁パネル６に平行な位置にある場合、すなわち、同図の（イ）の位置にある場合は、給水栓本体７１の直下にある第１吐水口７２ｂからのみ吐水される。したがって、洗面器置き台１０に載置された洗面器で吐出された水を受けることができる。
Since the washing faucet 7 according to the present embodiment is configured as described above, as shown in FIG. 3, when the
この状態から、吐水管７２を９０°回転させ、吐水管７２を洗い場側に突出する位置に置く場合、すなわち、同図の（ロ）の位置にある場合は、吐水管７２先端の第２吐水口７２ｄからのみ吐水される。この場合第２吐水口７２ｄは、洗面器置き台１０よりも洗い場２側に突出しているので、洗い場２の床に置いたバケツで吐出された水を受けることができる。
From this state, when the
このように、本実施形態に係る洗い場水栓７によれば、吐水管７２を片手で１度回転させるだけで、吐出位置を変えることができる。
Thus, according to the washing faucet 7 according to the present embodiment, the discharge position can be changed only by rotating the
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。 The embodiments described above are for illustrative purposes and do not limit the scope of the invention. Accordingly, those skilled in the art can employ embodiments in which each or all of these elements are replaced by equivalents thereof, but these embodiments are also included in the scope of the present invention.
例えば、本実施形態では、吐水管７２を９０°回転させて吐水位置を切り替えているが、これに限らず、例えば給水栓がコーナー部にある場合等では、４５°回転させて吐水位置を切り替えるようにしてもよい。
For example, in the present embodiment, the water discharge position is switched by rotating the
１ システムバス
２ 洗い場
３ 浴槽
４ バスエプロン
５ バス水栓
６ 壁パネル
７ 洗い場水栓
８ シャワー
９ 洗い場カウンタ
１０ 洗面器置き台
７０ 吐水先切替機構
７１ 給水栓本体
７１ａ 水量調整ハンドル
７１ｂ 温度調整ハンドル
７１ｃ 下端部
７１ｄ 開口
７２ 吐水管
７２ａ 連接部
７２ｂ 第１吐水口
７２ｃ 吐水管本体
７２ｄ 第２吐水口
７２ｅ 開口
７３ 切替弁
７３ａ 第１吐水口用開口
７３ｂ 第２吐水口用開口
８２ シャワーホース
８３ シャワーヘッド
DESCRIPTION OF
Claims (1)
給水栓本体下部に下方を指向して設けられた第１の吐水口と、
該第１の吐水口周りに回動自在に取り付けられた吐水管と、
該吐水管の先端に下方を指向して設けられた第２の吐水口と、
上記吐水管が上記壁面に平行な位置にあるときは上記第１の吐水口のみから吐水し、上記壁面に平行な位置以外の所定の位置にあるときは上記第２の吐水口のみから吐水するように吐水先を切り替える切替弁と、
を備えることを特徴とする給水栓。 In the faucet provided in either the wall surface of the bathroom or the washing place counter protruding from the wall surface,
A first water spout provided in the lower part of the faucet body so as to face downward;
A water discharge pipe rotatably attached around the first water discharge port;
A second water outlet provided at the front end of the water discharge pipe so as to face downward;
When the water discharge pipe is in a position parallel to the wall surface, water is discharged from only the first water discharge port. When the water discharge pipe is at a predetermined position other than the position parallel to the wall surface, water is discharged from only the second water discharge port. A switching valve for switching the water discharge destination,
A water faucet characterized by comprising:
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006097112A JP2007270507A (en) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | Hydrant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006097112A JP2007270507A (en) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | Hydrant |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007270507A true JP2007270507A (en) | 2007-10-18 |
Family
ID=38673593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2006097112A Pending JP2007270507A (en) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | Hydrant |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2007270507A (en) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200458985Y1 (en) * | 2009-12-04 | 2012-03-21 | 김영도 | Turning on or off tap |
| KR20220095687A (en) * | 2020-12-30 | 2022-07-07 | 박길재 | Rotary type discharging direction changing apparatus for water tap |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006097112A patent/JP2007270507A/en active Pending
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| KR20220095687A (en) * | 2020-12-30 | 2022-07-07 | 박길재 | Rotary type discharging direction changing apparatus for water tap |
| KR102430778B1 (en) | 2020-12-30 | 2022-08-08 | 박길재 | Rotary type discharging direction changing apparatus for water tap |
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