JP2007269116A - Vehicle theft countermeasure device and travelling control equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両盗難対策装置に関し、特に車両の正規ユーザが停車中の当該車両の傍にいるときに、盗難に遭遇した場合にも対応可能な車両盗難対策装置及び走行制御機器に関するものである。 The present invention relates to a vehicle anti-theft device, and more particularly to a vehicle anti-theft device and a travel control device that can cope with a case where a theft user encounters the theft when an authorized user of the vehicle is near the stopped vehicle. .
車両が盗難される場合として、主に、車両が駐車場などに停車されている状態において行われる場合が考えられるが、近年、正規ユーザが駐車中の車両に乗り込む際や、正規ユーザが車両に乗り込んだ後を狙って、正規ユーザからイグニッションキーを奪い、そのまま当該車両を走行させて逃走する事がある。このように、正規ユーザが車両の傍にいるときに盗難に遭遇した場合の対応策として、特定の送信ユニットからの電波を受信可能な受信ユニットを車両に搭載し、該送信ユニットからの電波を直接受信できる範囲においてのみ運転可能とした盗難防止システムが開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら上記した特許文献1においても、盗まれた車両が正規ユーザから一定距離離れた後、直ちにエンジンが停止する構造のため、強盗犯が車両の運転操作に慣れていない場合には、車両の操作を間違い易く、車両が破壊される場合もあり、正規ユーザが受ける損害が大きくなるという問題があった。また、直ちにエンジンが停止した場合には、本来停車場所でない場所に車両を停車せざるを得ないこともありえるため、一般の交通に支障を来たす虞があった。
However, even in the above-mentioned
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、正規ユーザが受ける損害を少なくすることができると共に、一般の交通への影響を少なくすることができる車両盗難対策装置及び走行制御機器を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the above-described problems, the present invention provides a vehicle theft countermeasure device and a travel control device that can reduce damage to an authorized user and reduce the influence on general traffic. Objective.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、確認信号を送信する携帯送信器と、前記確認信号を受信する受信部を有する走行制御機器とを備える車両盗難対策装置において、前記走行制御機器は、前記確認信号が受信不能となったときからの時間または走行距離を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間または走行距離に基づいて車両に供給されるべき電力を遮断する電力遮断部とを備えることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
また、請求項2に係る発明は、前記走行制御機器は、前記車両の停止動作を検知する検知信号を、前記車両が備える車両情報検知手段から取得する車両情報取得手段を備えることを特徴とする。
The invention according to
また、請求項3に係る発明は、前記車両情報取得手段は、ブレーキが作動していることを検出するブレーキ検知部と、トランスミッションがニュートラル状態であることを検出するニュートラル検知部とから前記検知信号を取得することを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, the vehicle information acquisition means includes the detection signal from a brake detection unit that detects that the brake is operating and a neutral detection unit that detects that the transmission is in the neutral state. It is characterized by acquiring.
また、請求項4に係る発明は、携帯送信器から送信された確認信号を受信する走行制御機器において、前記確認信号が受信不能となったときからの時間または走行距離を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間または走行距離に基づいて車両に供給されるべき電力を遮断する電力遮断部とを備えることを特徴とする。 The invention according to claim 4 is a travel control device that receives a confirmation signal transmitted from a portable transmitter, and a measuring unit that measures a time or a travel distance from when the confirmation signal becomes unreceivable; And a power cutoff unit that cuts off the power to be supplied to the vehicle based on the time or travel distance measured by the measuring means.
本発明の請求項1記載の発明によれば、前記確認信号が受信不能となってから所定時間経過した後または所定距離だけ走行した後に、前記エンジンを停止または走行を抑制し車両を停止に至らしめるので、正規ユーザが盗難された車両から十分離れるための時間的、距離的な余裕を与えることができ、正規ユーザが受ける損害を少なくすることができる。 According to the first aspect of the present invention, after the predetermined time has elapsed since the confirmation signal became unreceivable, or after traveling for a predetermined distance, the engine is stopped or the traveling is suppressed and the vehicle is stopped. Therefore, it is possible to provide time and distance allowances for the legitimate user to sufficiently leave the stolen vehicle, and to reduce damage to the legitimate user.
また、請求項2に記載の発明によれば、前記車両の停止動作を検知した場合に前記電力を遮断するので、一般の交通への影響を少なくすることができる。 In addition, according to the second aspect of the present invention, since the power is cut off when the stop operation of the vehicle is detected, the influence on general traffic can be reduced.
また、請求項3に記載の発明によれば、前記走行制御機器は、ブレーキが作動しており、かつ、トランスミッションがニュートラル状態である場合にエンジンを停止または走行を抑制し車両を停止に至らしめるので、正規に車両を停止させ一般の交通への影響を最小限にすることができる。 According to a third aspect of the present invention, when the brake is operating and the transmission is in the neutral state, the travel control device stops the engine or suppresses the travel to bring the vehicle to a stop. Therefore, the vehicle can be stopped normally and the influence on general traffic can be minimized.
また、請求項4に記載の発明によれば、前記確認信号が受信不能となってから所定時間経過した後、または所定距離だけ走行した後に前記車両を停止に至らしめるので、正規ユーザが盗難された車両から十分離れるための時間的、距離的な余裕を与えることができ、正規ユーザが受ける損害を少なくすることができる。 According to the fourth aspect of the present invention, since the vehicle is brought to a stop after a predetermined time has elapsed since the confirmation signal became unreceivable or after traveling a predetermined distance, the authorized user is stolen. Therefore, it is possible to provide time and distance margin for sufficiently leaving the vehicle, and to reduce damage to the authorized user.
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(1)全体構成
図1に示す車両盗難対策装置1は、確認信号を送信する携帯送信器2と、走行制御機器3とからなる。そして、走行制御機器3は、車両4(図においては、自動二輪車)に搭載され、前記携帯送信器2と無線で一方向通信をし得るように構成されている。因みに、車両4は、図示しないが燃料供給装置、点火装置、動力伝達装置を備える内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)と、走行装置、制動装置、操舵装置、エンジンを始動させるイグニッションキーとを備えるものである。尚、以下の説明においてユーザとは、車両の操作者を意味し、正規ユーザ、強盗犯を含むものとする。
(1) Overall Configuration The
携帯送信器2は、通常、正規ユーザが携帯するものであり、走行制御機器3に対し確認信号をコード化して常に送信する機能を有する。尚、携帯送信器2は、予め定められた範囲内、例えば、少なくとも10mの範囲内において走行制御機器3が受信し得る強度の確認信号を送信するものである。
The
走行制御機器3は、タンデムシート5の裏側のスペースに搭載され、走行制御手段6、スピーカ7に電気的に接続されている。したがって、走行制御機器3は、車両4の外観から視認できない位置に設置されていることにより、一見して車両4が車両盗難対策装置1を装備していることを確認できない構成となっている。同様に、スピーカ7は車両4の車体カバー8によって覆われ、車両4の外観上、視認することができない構成となっている。
The
そして、車両盗難対策装置1は、携帯送信器2との一方向通信により確認信号を走行制御機器3が受信した場合にのみ、走行制御手段6に対し、エンジン(図示しない)の始動を許可する。または、車両盗難対策装置1は、エンジン始動後、携帯送信器2からの確認信号を受信できなくなった場合、計測手段としての内部タイマ(図示しない)を備える走行制御機器3が経過時間を計測し、所定時間経過後、ユーザに携帯送信器2からの確認信号が受信できていないことを知らせるため、アラーム音をスピーカ7から所定時間放音する。さらに所定時間経過しても確認信号を受信できないときは、車両盗難対策装置1は、車両4が強盗犯によって盗難されたものと判断し、車両4を停止に至らしめるため、走行制御手段6に供給されるべき電力を遮断し、または、車両4の走行を抑制する制御を行わせるための制御信号を走行制御手段6に出力し得るように構成されている。
The
また、盗難対策装置1は、計測手段として走行距離計測器を備えることにより、確認信号を受信できなくなったときから車両4が走行した距離を計測することとすることもできる。
Moreover, the
(2)車両盗難対策装置の回路構成
(2−1)携帯送信器
図2に示すように、携帯送信器2は、送信器本体15内に設けられたコントローラ16に対して、電源17と、コードジェネレータ18が接続されており、該コードジェネレータ18には送信部19が接続されている。
(2) Circuit Configuration of Vehicle Theft Countermeasure Device (2-1) Portable Transmitter As shown in FIG. 2, the
この場合、携帯送信器2のコントローラ16は、予め記憶された確認信号送信プログラムに基づいて、携帯送信器2を統括的に制御し、確認信号を送信する送信機能を実現するように構成されている。このコントローラ16は、確認信号を送信する制御信号をコードジェネレータ18に出力する。コードジェネレータ18では、該制御信号に基づいて、確認信号をコード化してコード信号を生成し、送信部19に出力する。送信部19では、該コード信号を特定の周波数の電波により送信する。携帯送信器2は、上記確認信号の送信動作を繰り返し行い、電池17から電気が供給されている限り、常に走行制御機器3に対し確認信号を送信し続け得る構成となっている。
In this case, the
(2−2)走行制御機器
走行制御機器3は、制御機器本体21内に設けられた制御部22に対して、電源部23、受信部24、ウィンカーリレー部25、車両情報取得手段としての車両情報取得インターフェース26、電力遮断部27が接続されて構成されている。電源部23には、バッテリ30、イグニッションスイッチ31、アースGが接続されており、ウィンカーリレー部25には右ウィンカー32R及び、左ウィンカー32Lが接続されている。車両情報取得インターフェース26には、車両4の状態、すなわち、車両4が走行しているかもしくは停止しているか、または車両4が停止動作をしているかを検知するため、必要な情報を車両4側から取得する車両情報検知手段33が接続されている。また、電力遮断部27には、車両4の走行を電気的に制御する走行制御手段6が接続されている。また、制御部22には、車両4に設けられたスピーカ7が接続されている。
(2-2) Travel Control Device The
車両情報取得インターフェース26は、アナログ信号用インターフェース40または/およびデジタル信号用インターフェース41を備え、車両情報検知手段33から出力される信号の形態に応じて、車両情報検知手段33の出力である検知信号を車両情報信号に変換して制御部22へ出力し得るように構成されている。
The vehicle
因みに、アナログ信号用インターフェース40は、抵抗、コンデンサ、ツェナーダイオード、バイポーラトランジスタを図2に示すように接続して構成される。また、デジタル信号用インターフェース41は、ダイオード、抵抗、コンデンサ、ツェナーダイオード、バイポーラトランジスタを図2に示すように接続して構成される。
Incidentally, the
電力遮断部27は、デバイス電源供給遮断回路42と、デバイス制御遮断回路43とを備え、後述する走行制御手段6の形態に応じて一方の回路を選択することができる。因みに、デバイス電源供給遮断回路42は、電圧を遮断する場合には、抵抗、コンデンサ、バイポーラトランジスタ、ツェナーダイオードを図2に示すように接続することにより構成される。また、電流を遮断する場合には、抵抗、バイポーラトランジスタ、FETトランジスタを図2に示すように接続することにより構成される。また、デバイス制御遮断回路43は、抵抗、バイポーラトランジスタ、リレーを図に示すように接続することにより構成される。以上の構成により、電力遮断部27は、制御部22からの走行制御信号に基づいて、走行制御手段6に供給される電力を遮断する。
The power cut-off
車両情報検知手段33は、種々のものが考えられるが、例えば、図3に示すように、ブレーキ検知部50、ニュートラル検知部51、クラッチ検知部52、車速パルス検知部53、回転パルス検知部54、点火パルス検知部55、加速度検知部56により構成される。
Various vehicle information detection means 33 are conceivable. For example, as shown in FIG. 3, a
走行制御手段6は、種々のものが考えられるが、例えば、図4に示すように、点火コイル及び点火プラグ60、点火ユニット61、フューエルコントロールユニット62、フューエルバルブ63、スロットルバルブコントロールデバイス64、ジェネレータ65、トランスミッション66、ブレーキ67、バッテリ30により構成される。
Various types of travel control means 6 are conceivable. For example, as shown in FIG. 4, an ignition coil and
この場合、制御部22は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、基本プログラム、警戒処理プログラム、セキュリティ処理プログラム、アラーム処理プログラム、走行処理プログラム及び走行制御処理プログラム等の各種プログラムが予め格納されたROM(Read Only Memory)等から構成されている。
In this case, the
そして、制御部22は、受信部24からの確認信号の有無に応じてROMから基本プログラム等の各種プログラムを適宜読み出してRAM上に展開することにより、これら各種プログラムに従って走行制御機器3全体を統括的に制御し、各種機能を実現するようになされている。
Then, the
この走行制御機器3(図2)は、イグニッションキー(図示しない)がキーシリンダ(図示しない)に挿入されると、電源部23でイグニッション情報信号を生成し制御部22に出力する。制御部22は、該イグニッション情報信号が入力されたことにより、イグニッションスイッチ31がオンされたものと判断する。
In the travel control device 3 (FIG. 2), when an ignition key (not shown) is inserted into a key cylinder (not shown), the
また、走行制御機器3は、イグニッションキーの挿入や回転操作に連動してON−OFFするイグニッションスイッチ31がオンされたことを契機として、受信部24が携帯送信器2から送信されてくるコード信号を常に受信し得る状態を維持するようになされている。そして、受信部24は、コード信号を受信すると、該コード信号が自己宛のコード信号か否かを判別し、自己宛のコード信号のみを復調して確認信号を生成し、制御部22へ出力する。
In addition, the traveling
実際には、制御部22は、車両4が停車している状態においてイグニッション情報信号を得た場合、携帯送信器2からの確認信号に基づいて操作者が車両4の正規ユーザか否かを判断する。確認信号を受信できないときには、制御部22は、所定時間経過後、確認信号不達信号を生成し、スピーカ7からアラーム音を放音してユーザに報知する。
Actually, the
また、車両4が停車している状態においてイグニッション情報信号を得た場合において、制御部22は、確認信号を受信したとき、すなわち、正規ユーザであると判断し得たときにのみ、エンジン始動許可信号を生成し、電力遮断部27へ出力する。これによりエンジンは、電力遮断部27の影響を受けずに始動することができる。尚、車両盗難対策装置1は、電力遮断部27がエンジン始動許可信号を取得しない限り、エンジンを始動できないように構成されている。
Further, when the ignition information signal is obtained while the vehicle 4 is stopped, the
また、エンジン始動後、確認信号が途絶えた場合には、制御部22は、所定時間経過後、第1の警報音発生信号を生成し、スピーカ7から第1の警報音を発生させ、ユーザに対し確認信号が途絶えていることを報知する。これにより、車両盗難対策装置1は、携帯送信器2のバッテリ30が切れや、故障、あるいは、携帯送信器2を落としたことに気付かずに車両4を操作している正規ユーザに、確認信号が受信できなくなっていることを報知することができる。
In addition, when the confirmation signal is interrupted after the engine is started, the
因みに、このとき制御部22はウィンカーリレー部25にウィンカー点滅信号を出力し、ウィンカー32R,32Lを点滅させることもできる。このように、第1の警報音と共にウィンカー32R,32Lを点滅させることにより、ユーザに対し視覚的に報知することができる。
Incidentally, at this time, the
車両情報検知手段33は、車両4から取得した検知信号を車両情報取得インターフェース26に出力する。実際には、車両情報検知手段33としてのブレーキ検知部50は、ユーザがブレーキレバー(図示しない)を握ってブレーキ67を動作させた場合、ブレーキ検知信号を車両情報取得インターフェース26に出力する。
The vehicle information detection means 33 outputs the detection signal acquired from the vehicle 4 to the vehicle
また、車両情報検知手段33としてのニュートラル検知部51は、トランスミッション66がニュートラル状態になった場合、ニュートラル検知信号を車両情報取得インターフェース26に出力する。
Further, the
また、車両情報検知手段33としてのクラッチ検知部52は、クラッチ(図示しない)を切った場合、クラッチ検知信号を車両情報取得インターフェース26に出力する。因みに、クラッチ検知部52は、ニュートラル検知部51と共に、図5に示すように、ニュートラルスイッチ70、クラッチスイッチ71、ランプ72、スタータ制御回路73を接続して構成することができる。このようにして、車両4は、トランスミッション66がニュートラル以外のポジションにある場合(ニュートラルスイッチ70がオフの場合)、クラッチを切る(クラッチスイッチ71がオンする)ことによりはじめてエンジンを始動できるように構成されている。
Further, the
また、車両情報検知手段33(図2)としての車速パルス検知部53は、車両4の車速パルスを車速検知信号として車両情報取得インターフェース26に出力する。したがって、車両4が走行中か停止しているかを判断するには、該車速パルス検知部53のみを設ければよい。すなわち、車両盗難対策装置1は、車速パルス検知部53から得られる車速検知信号により車速を計測して、車速がゼロすなわち、車速パルス信号出力がゼロ状態を所定時間経過した場合には車両4が停止しているものと判断することができる。
Further, the vehicle speed
また、車両情報検知手段33としての回転パルス検知部54は、エンジンの回転パルスを回転検知信号として車両情報取得インターフェース26に出力する。因みに、エンジンはアイドリング状態では一定の回転数以下に保持される。したがって、車両盗難対策装置1は、アイドリング状態で所定時間経過したら、車両4が停止しているものと判断することができる。
The
また、車両情報検知手段33としての点火パルス検知部55は、点火プラグの点火に伴う点火パルスを点火検知信号として車両情報取得インターフェース26に出力する。尚、点火パルスはエンジンの回転数と同期する。
Further, the ignition
また、車両情報検知手段33としての加速度検知部56は、車両4を加速または減速させた場合や、車両4を重機などで運ぼうとするなどして何らかの振動を加えた場合に、車両4に生じる加速度を加速度検知信号として、車両情報取得インターフェース26に出力する。したがって、車両盗難対策装置1は、加速度検知部56をブレーキ検知部50等、他の検知部と併用することにより、車両4が減速している状態、すなわち、車両4の停止動作を検知することができる。
Further, the
以上のような車両情報検知手段33からの検知信号を取得した車両情報取得インターフェース26は、各検知信号を車両情報信号に変換して制御部22へ出力する。実際には、車両情報取得インターフェース26は、車両情報検知手段33から入力された検知信号としての、ブレーキ検知信号、ニュートラル検知信号、クラッチ検知信号、車速検知信号、回転検知信号、点火検知信号、加速度検知信号をそれぞれ、車両情報信号としてのブレーキ情報信号、ニュートラル情報信号、クラッチ情報信号、車速情報信号、回転情報信号、点火情報信号、加速度情報信号に変換して制御部22へ出力する。
The vehicle
制御部22は、エンジン始動後、確認信号が途絶えた状態で所定時間経過した場合には、車両情報取得インターフェースから入力されてくる車両情報信号を監視して、車両4が停車しているか、あるいは車両4が停止動作をしているかを判断する。そして、車両4が停止しているものと判断し得たとき、制御部22は、走行制御信号を生成し、電力遮断部27へ出力する。
The
また、エンジン始動後、確認信号が途絶えた状態で所定時間経過した場合、制御部22は、第2の警報音発生信号を生成し、スピーカ7から第2の警報音を発生させる。この第2の警報音は、第1の警報音より音量が大きく選定され、周囲に当該車両4が盗難されている状態にあることを報知する。
Further, when a predetermined time has passed after the engine is started and the confirmation signal is interrupted, the
電力遮断部27は、制御部22から入力された走行制御信号に基づいて、走行制御手段6に供給されるべき電力を遮断する。走行制御手段6は、供給されるべき電力が遮断されることにより、エンジンを停止させ、または減速させるなどして、車両4を停止させる。また、制御部22は予め記憶されたプログラムに従い、走行制御信号を断続的に出力することにより、走行制御手段6に供給される電力を断続的に遮断して、またはエンジンなどの動きを減衰させる等の走行制御信号を出力して、エンジン出力または車両4の速度を除々に減らすこともできる。このようにエンジン出力または車両4の速度を除々に減らしていくことによって減速させ、車両4を停止に至らしめる。
The power cut-off
実際には、この走行制御手段6としての点火コイル及び点火プラグ60は、走行制御信号に基づいて電力が遮断されることにより、失火する。これにより、車両盗難対策装置1は、エンジンを停止させることができる。尚、点火コイルにおいては、点火コイルの一次側において供給される電力を遮断する。一次側で電力を遮断することにより、電力を遮断するための回路を小型化でき、コストを低減することができる。
Actually, the ignition coil and the
また、走行制御手段6としての点火ユニット61は、走行制御信号に基づいて電力が遮断されることにより、点火プラグへの出力動作を停止させ、若しくは、点火プラグを失火させる。このようにして車両盗難対策装置1は、エンジンを停止、またはエンジン出力を低減させ、車両4を停止させることができる。また、リタード制御することにより、エンジンの点火時期を瞬時に遅角させてエンジン出力を低下させ、車両4を停止に至らしめることができる。
Further, the
また、走行制御手段6としてのフューエルコントロールユニット62は、走行制御信号に基づいて電力が遮断されることにより、燃料供給動作を停止させる。このようにして車両盗難対策装置1は、エンジンを停止させることにより車両4を停止させることができる、また、電力が遮断されることにより、燃料と空気からなる混合気をシリンダーへ供給する際の圧力を低下させ、あるいは、混合気の混合比(A/F値)を変え、燃料を希薄させる。このようにして車両盗難対策装置1は、エンジンに供給される燃料を減少させて、エンジン出力を低下させることにより、車両4を停止に至らしめることができる。
Further, the
また、走行制御手段6としてのフューエルバルブ63は、走行制御信号に基づいて電力が遮断されることにより、バルブを閉じて燃料の供給を遮断し、または、バルブを絞って供給する燃料を減少させる。このようにして車両盗難対策装置1は、エンジンに供給される燃料を遮断または減少させることにより、エンジンを停止させ、または、エンジン出力を低下させ、車両4を停止に至らしめることができる。
Further, the
また、走行制御手段6としてのスロットルバルブコントロールデバイス64は、走行制御信号に基づいて電力が遮断されることにより、車両4のアクセル(図示しない)の開度に関わらず、スロットルバルブ(図示しない)が開かなくなる。このようにして車両盗難対策装置1は、キャブレター内を通る空気量を減らし、エンジン出力を低下させ、車両4を停止に至らしめることができる。
Further, the throttle
また、走行制御手段6としてのジェネレータ65は、走行制御信号に基づいて発電を停止する。これにより車両盗難対策装置1は、バッテリ30が充電されなくなり、バッテリ30の充電量が除々に減少し、長時間走行が不可能となり、車両4を停止に至らしめることができる。
Further, the
また、走行制御手段6としてのトランスミッション66は、走行制御信号に基づいて動力伝達系を切断する。このようにして車両盗難対策装置1は、車両4を減速させ停止に至らしめる。または、電力が遮断されることにより、シフトレバーをロックし、あるいは、シフトレバーとトランスミッション66との接続を解除することにより、シフトチェンジを禁止する。これにより車両盗難対策装置1は、車両4の速度を減少させ車両4を停止させる。また、車両盗難対策装置1は、トランスミッション66に対し電力を遮断することにより、車両4の停止状態では、トランスミッション66をロックし、車両4を停止状態に保持させることもできる。
Further, the
また、走行制御手段6としてのブレーキ67は、走行制御信号に基づいて電力が遮断されることにより、ブレーキレバーを動作させた状態、すなわち、ブレーキ67をかけた状態でブレーキ67を保持する。このようにして、車両盗難対策装置1は、減速させ続けることにより車両4を停止させることができる。
また、走行制御手段6としてのバッテリ30は、走行制御信号に基づいて、走行制御手段6に対し供給する電力を遮断する。これにより、車両盗難対策装置1は、エンジンを停止させ、車両4を停止に至らしめることができる。
Further, the
Further, the
(3)盗難防止処理
次に、車両盗難対策装置1において、電源が投入された状態における盗難防止処理について図6〜図13のフローチャート図を用いて説明する。
(3) Anti-Theft Processing Next, anti-theft processing in the vehicle
(3−1)待機状態
まず、車両盗難対策装置1において、イグニッションスイッチ31がオフの場合(待機状態)における処理について図6のフローチャート図を用いて説明する。
(3-1) Standby State First, processing in the vehicle
制御部22とバッテリ30を接続する(ルーチンRT1)と、制御部22はステップSP1に移る。ステップSP1において制御部22は、初期設定としてのイニシャライズを行う。因みにこの処理は車両4の納車段階ですでに行われている。そして制御部22は、次のステップSP2へ移る。
When the
ステップSP2において制御部22は、車両4のイグニッションスイッチ31がオンされたか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわち、車両4が停車した状態に維持されていることを表しており、このとき制御部22は、サブルーチンSR1へ移る。
In step SP2, the
サブルーチンSR1において制御部22は、警戒処理を行なう。因みに警戒処理は、車両4が本来的に備えているものでも良く、例えば、停車中の車両4に対し振動が加えられた場合に、警報を鳴らしたり、ウィンカー32R,32Lを点滅させたりして、強盗犯を威嚇すると共に、周囲や正規ユーザに通知するものである。そして、制御部22は、イグニッションスイッチ31を監視し続けながらイグニッションスイッチ31がオンされるまで上記処理を繰り返す。
In the subroutine SR1, the
一方、ステップSP2において肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち、車両4の操作が開始されようとしていることを表しており、このとき制御部22は次のサブルーチンSR2へ移る。
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step SP2, this indicates that the
(3−2)セキュリティ処理
次に、車両盗難対策装置1において、停車中の車両4のイグニッションスイッチ31がオンされた状態におけるセキュリティ処理について図7のフローチャート図を用いて説明する。
(3-2) Security Processing Next, security processing in the vehicle
制御部22はサブルーチンSR2の開始ステップから入ってステップSP4へ移る。ステップSP4において制御部22は、内部タイマを起動してカウントダウンを開始し次のステップSP5へ移る。因みに制御部22は、内部タイマに12[sec]を入力する。
The
ステップSP5において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされたか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわち、ユーザが車両4の操作開始をやめ、車両4を停車状態に戻したことを表し、このとき制御部22は、ステップSP10へ移る。
In step SP5, the
ステップSP10において制御部22は、内部タイマをリセットし、サブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
In step SP10, the
これに対してステップSP5で肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわちユーザが車両4の操作を継続していることを表し、このとき制御部22は、次のステップSP6へ移る。
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP5, this indicates that the
ステップSP6において制御部22は、内部タイマのカウントダウンにより、所定時間が経過したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは所定時間が経過していないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP8へ移る。
In step SP6, the
ステップSP8において制御部22は、確認信号を受信したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは、確認信号を受信できていないこと、すなわち、携帯送信器2が車両4の周囲の一定範囲内にないか、あるいは、携帯送信器2の電源切れなどの不具合により確認信号が不達であることを表し、このとき制御部22は、ステップSP5へ戻り、所定時間経過するまで上記処理を繰り返す。
In step SP8, the
これに対しステップSP8において肯定結果が得られると、このことは、確認信号を受信できたこと、すなわち携帯送信器2が車両4の周囲の一定範囲内にあることを表し、このとき制御部22は、一応正規ユーザによる操作であると認識し、次のサブルーチンSS2の走行処理へ移る。
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP8, this indicates that the confirmation signal has been received, that is, the
一方、ステップSP6において肯定結果が得られると、このことは所定時間経過したこと、すなわちユーザにおいて、エンジンを始動させる意思が継続していることを表しており、このとき制御部22はステップSP7へ移る。
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP6, this indicates that a predetermined time has elapsed, that is, the user's intention to start the engine is continuing. At this time, the
ステップSP7において制御部22は、内部タイマをリセットし、ステップSP8のアラーム処理へ移る。
(3−2−1)アラーム処理
次に車両盗難対策装置1において、確認信号を受信できないままイグニッションスイッチ31がオンした状態が所定時間継続した場合におけるアラーム処理について、図8のフローチャート図を用いて説明する。
In step SP7, the
(3-2-1) Alarm Processing Next, in the vehicle
制御部22は、サブルーチンSS1の開始ステップから入ってステップSP20へ移る。ステップSP20において制御部22は、携帯送信器2からの確認信号が不達状態であることを示す確認信号不達信号を生成し、スピーカ7からアラーム音を放音してユーザに報知し、次のステップSP21へ移る。
The
ステップSP21において制御部22は、内部タイマを起動してカウントダウンを開始し、次のステップSP22へ移る。因みに制御部22は、内部タイマにアラーム音の最長放音時間として5[min]を入力する。
In step SP21, the
ステップSP22において制御部22は、携帯送信器2からの確認信号を受信したか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは、確認信号を受信できたこと、すなわち携帯送信器2が車両4から一定範囲内の場所にあること、あるいは携帯送信器2の不具合が解消し正常に確認信号を送信できるようになったことを表し、このとき制御部22はSP23へ移る。
In step SP22, the
ステップSP23において制御部22は、アラーム音停止信号を生成し、アラーム音を停止させ、一応正規ユーザによる操作であると認識し、サブルーチンSS2の走行処理へ移る。
In step SP23, the
これに対しステップSP22において否定結果が得られると、このことは確認信号を受信できていないことを表し、このとき制御部22は、次のステップSP24へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP22, this indicates that the confirmation signal has not been received. At this time, the
ステップSP24において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわちユーザがエンジンの始動を断念し、車両4が停車した状態に置かれたことを表し、このとき制御部22は、次のステップSP25へ移る。
In step SP24, the
ステップSP25において制御部22は、アラーム音停止信号を生成し、アラーム音を停止させ、サブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
In step SP25, the
これに対しステップSP24において肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち確認信号が不達の状態であるにもかかわらず、ユーザがエンジンを始動させようとしていることを表し、このとき制御部22は、次のステップSP26へ移る。
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP24, this means that the
ステップSP26において制御部22は、内部タイマのカウントダウンにより、所定時間が経過したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは所定時間が経過していないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP22へ戻り、所定時間経過するまで上述の判断を繰り返し行う。
In step SP26, the
これに対しステップSP26において肯定結果が得られると、このことはアラーム音の放音を開始してから所定時間が経過したことを表し、このとき制御部22はステップSP27へ移る。
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP26, this indicates that a predetermined time has elapsed since the start of alarm sound emission, and at this time, the
ステップSP27において制御部22は、アラーム音停止信号を生成し、アラーム音を停止させ、次のステップSP28へ移る。
In step SP27, the
以上のように、所定時間、アラーム音を放音してユーザに確認信号が不達であることを報知しながら、確認信号及びイグニッションスイッチ31を監視することにより、ユーザに対し適切な対応をする時間的余裕を与えることができる。
As described above, the user can appropriately respond to the user by monitoring the confirmation signal and the
ステップSP28において制御部22は、内部タイマをリセットし、次のステップSP29へ移る。
In step SP28, the
ステップSP29において制御部22は、携帯送信器2からの確認信号を受信したか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは、確認信号を受信できたこと、すなわち携帯送信器2が車両4から一定範囲内の場所にあること、あるいは携帯送信器2の不具合が解消し正常に確認信号を送信できるようになったことを表し、このとき制御部22は、一応正規ユーザによる操作であると認識し、サブルーチンSS2の走行処理へ移る。
In step SP29, the
これに対しステップSP29において否定結果が得られると、このことは、確認信号を受信できていないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP30へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP29, this indicates that the confirmation signal has not been received. At this time, the
ステップSP30において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは、イグニッションスイッチ31がオフであること、すなわちユーザがエンジンの始動を断念し、車両4が停車した状態に置かれたことを表し、このとき制御部22は、サブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
In step SP30, the
これに対しステップSP30において肯定結果が得られると、このことは、イグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち確認信号が不達の状態であるにもかかわらず、ユーザがエンジンを始動させようとしていることを表し、このとき制御部22は、ステップSP29へ戻り、確認信号の受信またはイグニッションスイッチ31のオフを確認するまで繰り返し監視する。
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step SP30, this means that the user tries to start the engine even though the
(3−2−2)走行処理
次に車両盗難対策装置1において、走行処理について図9〜図12のフローチャート図を用いて説明する。尚、走行処理が開始されるのは、車両盗難対策装置1が、確認信号を受信することにより、一応正規ユーザと認められるユーザがエンジンを始動させようとしていると認識できる場合である。
(3-2-2) Traveling Process Next, the traveling process in the vehicle
制御部22はサブルーチンSS2の開始ステップから入ってステップSP38へ移る。ステップSP38において制御部22は、エンジン始動許可信号を生成し、電力遮断部に出力し、次のステップSP39へ移る。実際には、イグニッションキーが操作されることにより、車両4は電力遮断部の制限を受けずにエンジンを起動する。
The
ステップSP39において制御部22は、内部タイマを起動してカウントダウンを開始し、次のステップSP40へ移る。
In step SP39, the
因みに制御部22は、内部タイマに100[sec]を入力する。このタイマに入力された時間は、ユーザの如何に関わらず、エンジン始動後、通常の走行が可能となる時間である。このようにエンジン始動後、いずれのユーザであっても車両4を走行させ得ることにより、車両4が盗難された場合に、車両4を奪った強盗犯から離れるための時間的、距離的余裕を正規ユーザに与えることができる。
Incidentally, the
ステップSP40において制御部22は、確認信号を受信したか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは、確認信号を受信できたこと、すなわち正規ユーザによる操作であることを表し、このとき制御部22はステップSP41へ移る。
In step SP40, the
ステップSP41において制御部22は、内部タイマをリセットし、次のステップSP42へ移る。
In step SP41, the
ステップSP42において制御部22はイグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち正規ユーザが継続して車両4を操作していることを表し、このとき制御部22は、ステップSP39へ戻り、確認信号、イグニッションスイッチ31のオンオフを監視し続ける。
In step SP42, the
これに対しステップ42で否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわち正規ユーザが運転を中止し、車両4が停車状態に置かれたことを表し、このとき制御部22はサブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in
一方、ステップSP40で否定結果が得られると、このことは確認信号を受信できていないこと、すなわち確認信号が途絶えた状態で車両4が操作されていることを表し、このとき制御部22はステップSP43へ移る。 On the other hand, if a negative result is obtained in step SP40, this means that the confirmation signal has not been received, that is, the vehicle 4 is being operated in a state where the confirmation signal has been interrupted. Move to SP43.
ステップ43において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわち確認信号が何らかの理由により不達であることに気付き、ユーザが車両4の走行を中止したことを表し、このとき制御部22はサブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
In
これに対しステップSP43において肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち確認信号が不達であるにもかかわらず車両4を継続して走行させていることを表し、このとき制御部22はステップSP44へ移る。
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step SP43, this indicates that the
ステップSP44において制御部22は、内部タイマのカウントダウンにより、所定時間が経過したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは所定時間が経過していないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP40へ戻り、所定時間経過するまで上述の判断を繰り返し行う。
In step SP44, the
これに対しステップ44において肯定結果が得られると、このことは所定時間が経過していること、すなわち確認信号が不達である上、車両4が所定時間継続して走行されていることを表しており、このとき制御部22はステップSP45へ移る。
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step 44, this means that the predetermined time has elapsed, that is, the confirmation signal has not been reached and the vehicle 4 is continuously running for the predetermined time. At this time, the
そして、ステップSP45において制御部22は、内部タイマをリセットし、次のステップSP46へ移る。
In step SP45, the
(3−2−3)警戒走行状態
上記処理により、車両盗難対策装置1は、確認信号を受信できない状態で走行しているものの、ユーザが正規ユーザである場合も想定されるため、ユーザに対し確認信号を受信できない状態で走行していることを知らせる警戒走行状態へ移行する。
(3-2-3) Warning driving state Although the vehicle
因みに、この警戒走行状態において、車両4を走行させているユーザが正規ユーザである場合として考えられるのは、携帯送信器2を落としたり、携帯送信器2の電源切れなど携帯送信器2に不具合が生じていたりすることによって確認信号が不達となっていることに、正規ユーザが気付かず、車両4を走行させている場合が挙げられる。
By the way, in this warning driving state, it is considered that the user who is driving the vehicle 4 is an authorized user, such as dropping the
ステップSP46において制御部22は、確認信号が不達の状態で走行していることを示す第1の警報音発生信号を生成し、アラーム音をスピーカ7から放音してユーザに報知し、ステップSP47へ移る。
In step SP46, the
ステップSP47において制御部22は、内部タイマを起動してカウントダウンを開始し、次のステップSP48へ移る。因みに制御部22は、内部タイマに第1の警報音の最長放音時間として30[sec]を入力する。
In step SP47, the
ステップSP48において制御部22は、確認信号を受信したか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは確認信号を受信できたこと、すなわち確認信号が不達の状態で走行していることに気付いた正規ユーザが、携帯送信器2を正常な状態に戻し確認信号を送信し得る状態にしたことを表し、このとき制御部22は、ステップSP49へ移る。
In step SP48, the
ステップSP49において制御部22は、第1の警報音停止信号を生成し、第1の警報音を停止させ、ステップSP39に戻る。
In step SP49, the
一方、ステップSP48において否定結果が得られると、このことは確認信号を受信できていないこと、すなわち確認信号が途絶えた状態で車両4が継続して走行していることを表し、このとき制御部22はステップSP50へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP48, this means that the confirmation signal has not been received, that is, the vehicle 4 is continuously running in a state where the confirmation signal is interrupted, and at this time, the
ステップSP50において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち確認信号が不達であるにもかかわらず車両4を継続して走行させていることを表し、このとき制御部22はステップSP51へ移る。
In step SP50, the
ステップSP51において制御部22は、内部タイマのカウントダウンにより、所定時間が経過したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは所定時間が経過していないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP48へ戻り、所定時間経過するまで上述の判断を繰り返し行う。
In step SP51, the
これに対しステップSP51において肯定結果が得られると、このことは所定時間が経過していること、すなわち確認信号が不達である上、車両4が所定時間継続して走行していることにより、車両4を走行させているのが強盗であると判断し、このとき制御部22はステップSP52へ移る。
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step SP51, this means that a predetermined time has elapsed, that is, the confirmation signal has not been reached and the vehicle 4 continues to travel for a predetermined time. It is determined that the driving of the vehicle 4 is a burglar, and at this time, the
ステップSP52において制御部22は、第1の警報音停止信号を生成し、第1の警報音を停止させ、次のステップSP53へ移る。
In step SP52, the
ステップSP53において制御部22は、内部タイマをリセットし、次のステップSP55へ移る。
In step SP53, the
一方、ステップSP50において否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわちユーザが、第1の警報音により確認信号が何らかの理由で不達であることに気付いて走行を中止し、車両4を停車させたことを表し、このとき制御部22はステップSP54へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP50, this means that the
ステップSP54において制御部22は、第1の警報音停止信号を生成し、第1の警報音を停止させ、サブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
In step SP54, the
(3−2−4)走行制御状態
上記処理により、車両盗難対策装置1は、第1の警報音を無視して走行を続けていることにより、車両4が強盗犯に盗難され、かつ、正規ユーザから十分離れた距離に車両4及び強盗犯がいるものと判断し、車両を停止に至らしめる走行制御状態へ移行する。
(3-2-4) Travel Control State By the above processing, the vehicle
ステップSP55において制御部22は、第2の警報音発生信号を生成し、第2の警報音をスピーカ7から放音し、次のステップSP56へ移る。
In step SP55, the
ステップ56において制御部22は、内部タイマを起動してカウントダウンを開始し、次のステップSP57へ移る。因みに制御部22は、内部タイマに第2の警報音の最長放音時間として5[min]を入力する。
In
ステップ57において制御部22は、確認信号を受信したか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは確認信号を受信できたことを表し、このとき制御部22は、ステップSP58へ移る。
In step 57, the
ステップSP58において制御部22は、第2の警報音停止信号を生成し、第2の警報音を停止させ、ステップSP39へ戻る。
In step SP58, the
一方、ステップSP57において否定結果が得られると、このことは確確認信号を受信できていないことを表し、このとき制御部22はステップSP59へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP57, this indicates that the confirmation confirmation signal has not been received. At this time, the
ステップSP59において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち確認信号が不達であるにもかかわらず車両4が継続して走行していることを表し、このとき制御部22はサブルーチンSS3へ移る。
In step SP59, the
これに対してステップSP59において否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわち盗難された車両4が停止した状態に置かれたことを表し、このとき制御部22はステップSP60へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP59, this indicates that the
ステップSP60において制御部22は、第2の警報音停止信号を生成し、第2の警報音を停止させ、サブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
In step SP60, the
サブルーチンSS3において制御部22は、後述する走行制御処理を行ない、走行制御処理によって車両が停止に至らなかった場合にはステップSP61へ移る。
In the subroutine SS3, the
ステップSP61において制御部22は、内部タイマのカウントダウンにより、所定時間が経過したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは所定時間が経過していないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP57へ戻り、所定時間経過するまで上記判断を繰り返す。
In step SP61, the
これに対しステップSP61において肯定結果が得られると、このことは第2の警報音の放音開始から所定時間が経過したことを表しており、このとき制御部22はステップSP62へ移る。
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP61, this indicates that a predetermined time has elapsed from the start of sound emission of the second alarm sound, and at this time, the
ステップSP62において制御部22は、第2の警報音停止信号を生成し、第2の警報音を停止させ、次のステップSP63へ移る。ステップSP63において制御部22は、内部タイマをリセットし、次のステップSP64へ移る。
In step SP62, the
ステップSP64において制御部22は、確認信号を受信したか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは確認信号を受信できたことを表し、このとき制御部22は、ステップSP39へ移る。
In step SP64, the
これに対しステップSP64において否定結果が得られると、このことは確認信号を受信できていないことを表し、このとき制御部22はステップSP65へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP64, this indicates that the confirmation signal has not been received. At this time, the
ステップSP65において制御部22は、イグニッションスイッチ31がオンされているか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオンであること、すなわち確認信号が不達であるにもかかわらず車両4が継続して走行していることを表し、このとき制御部22はサブルーチンSS3へ移る。
In step SP65, the
これに対してステップSP65において否定結果が得られると、このことはイグニッションスイッチ31がオフであること、すなわち盗難された車両4が停車した状態に置かれたことを表し、このとき制御部22はサブルーチンSR1の警戒処理へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP65, this means that the
サブルーチンSS3において制御部22は、後述する走行制御処理を行ない、走行制御処理によって車両が停止に至らなかった場合にはステップSP66へ移る。
In the subroutine SS3, the
ステップSP66において制御部22は、加速度検知部56により車両4が走行しているか否かを判断する。ここで肯定結果が得られるとすなわち、加速度検知部56より車両情報取得インターフェースを介して加速度情報信号を取得すると、このことは車両4が盗難された状態で走行し続けていることを表し、このとき制御部22は、ステップSP55に戻る。
In step SP66, the
これに対しステップSP66において否定結果が得られると、このことは車両4が停止していること、すなわち車両4が停車した状態で放置されていることを表し、このとき制御部22は、ステップSP64に戻り、確認信号の有無、及びイグニッションスイッチ31のオンオフを監視する。また、車両4が停止していない場合には、サブルーチンSS3により、走行制御処理により車両4を停止させることもできる。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP66, this indicates that the vehicle 4 is stopped, that is, that the vehicle 4 is left in a stopped state. At this time, the
(3−2−5)走行制御処理
次に車両盗難対策装置1における走行制御処理について図13のフローチャート図を用いて説明する。
(3-2-5) Travel Control Processing Next, travel control processing in the vehicle
制御部22は、サブルーチンSS3の開始ステップから入って、ステップSP70に移る。ステップSP70において制御部22は、内部タイマを起動してカウントダウンを開始し、次のステップSP71に移る。因みに制御部22は、内部タイマに3[sec]を入力する。尚、この内部タイマに入力される時間は、車両4の停止動作が確実なものであると判断し得る時間である。
The
ステップSP71において制御部22は、車両情報信号を基に、車両4が停止動作をしているか否かを判断する。ここで、肯定結果が得られると、このことは車両4が停止動作をしていることを表し、このとき制御部22はステップSP72へ移る。
In step SP71, the
実際には、ステップSP71において制御部22は、ニュートラル情報信号と、ブレーキ情報信号とを取得することにより、トランスミッション66がニュートラルポジションにある状態で、かつ、ブレーキ67を動作させているかを判断する。こうすることにより、制御部22は、ユーザが車両4を停止させようとして停止動作をしていること、または車両4の停止を確実に検知することができる。
Actually, in step SP71, the
これに対し、ステップSP71において否定結果が得られると、このことは車両4が停止動作をしていないこと、すなわち車両4に対し走行制御を行うにはふさわしいタイミングではないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP73へ移る。
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP71, this means that the vehicle 4 is not stopping, that is, it is not a suitable timing for performing the traveling control on the vehicle 4, and the control is performed at this time. The
ステップSP73において内部タイマをリセットし、ステップSP61またはステップSP66へ移る。 In step SP73, the internal timer is reset, and the process proceeds to step SP61 or step SP66.
ステップSP72において制御部22は、内部タイマのカウントダウンにより、所定時間が経過したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは所定時間が経過していないこと、すなわち停止動作が確実なものであるとはいえないことを表し、このとき制御部22は、ステップSP71へ戻り、所定時間経過するまで上記判断を繰り返す。
In step SP72, the
これに対しステップSP72において肯定結果が得られると、このことは所定時間が経過していること、すなわち車両4の停止動作が確実なものであることを表しており、このとき制御部22はステップSP74へ移る。
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step SP72, this indicates that the predetermined time has elapsed, that is, that the stopping operation of the vehicle 4 is reliable, and at this time, the
ステップSP74において制御部22は、内部タイマをリセットし、次のステップSP75へ移る。
In step SP74, the
ステップSP75において制御部22は、走行制御信号を生成し、電力遮断部27に対し電力遮断動作を指示し、エンジンを停止させ、若しくはエンジン出力を低下させ、または、減速させることにより、車両4を停止に至らしめる。そして制御部22は、ステップSP22に戻る。
(4)動作及び効果
以上の構成において、車両盗難対策装置1では、エンジン始動後、確認信号を受信しなくても所定時間内は走行可能とした。
In step SP75, the
(4) Operation and Effect In the above configuration, the vehicle
これにより、車両盗難対策装置1では、車両4が強盗犯により盗難された場合、強盗犯から離れるのに十分な時間的、距離的余裕を正規ユーザに与えることができる。
Thereby, in the vehicle
また、車両盗難対策装置1では、車両4が盗難状態にあると判断した場合には、所定の方法により車両4の状態を検知することにより、車両4が停止していること、または車両4が停止動作を確実に行っていることを認識した場合にのみ、車両4への電力供給を遮断する走行制御処理を行なうこととした。
Moreover, in the vehicle
このようにして、車両4が停止していること、または車両4が停止動作を確実に行っていることを認識した場合にのみ、車両4への電力供給を遮断する走行制御処理を行なうこととしたことにより、車両4を正規に停車させることができると共に、一般の交通への影響を最小限にすることができる。したがって、車両4の操作に慣れていないユーザであっても、走行制御処理により混乱することがないため車両4が壊されるのを防いで、ユーザが受ける損害を最小限にすることができる。 Thus, only when it is recognized that the vehicle 4 is stopped or the vehicle 4 is surely performing the stop operation, the travel control process for cutting off the power supply to the vehicle 4 is performed. As a result, the vehicle 4 can be stopped normally and the influence on general traffic can be minimized. Therefore, even a user who is not familiar with the operation of the vehicle 4 is not confused by the traveling control process, so that the vehicle 4 can be prevented from being broken, and damage to the user can be minimized.
因みに、車両盗難対策装置1では、ニュートラル情報信号及びブレーキ情報信号に基づいて、トランスミッション66がニュートラル状態にあり、かつ、ブレーキ67動作が開始されていることを検知することにより、車両4が停止動作を行っていることを確実に検知することができる。
Incidentally, in the vehicle
また、車両盗難対策装置1では、特定の電波により携帯送信器2から送信されてくる確認信号を認識することができ、また、その結果を所定の方法でユーザに報知するようにした。
Further, the vehicle
これにより、車両盗難対策装置1では、車両4に搭載された走行制御機器3に対し、携帯送信器2が一定の範囲内にない場合、所定の警報音をスピーカ7から放音することにより、携帯送信器2からの電波を受信し得ない程度に距離が離れてしまっているか、もしくは携帯送信器2の電源が切れているかのいずれかであることをユーザに対し容易に認識させることができる。因みに、車両盗難対策装置1は、警報音による通知にあわせ、ウィンカー32R,32Lを点滅させてもよい。これにより、ユーザに対し視覚的に通知させ、より容易に認識させることができる。
Thereby, in the vehicle
また、車両盗難対策装置1では、イグニッションスイッチ31がオフになった場合に直ちに警戒処理を行うこととした。これにより、車両4が盗難された後の二次的被害を防止し、ユーザが受ける損害をより少なくすることができる。
Further, the vehicle
また、車両盗難対策装置1では、携帯送信器2からの確認信号を走行制御機器3が所定時間、継続して受信しない限り、エンジンを始動させることができないようにしたことにより、停車中の車両4が盗難される危険性を低減することができる。
Further, in the vehicle
また、車両盗難対策装置1では、車両4のタンデムシート5の裏側に搭載し、外観上、装置を搭載していると認識できないようにしたことにより、強盗犯が取り外したり、設定を解除したりするのを防いで、確実に機能させることができる。
Moreover, in the vehicle
以上の構成によれば、確認信号を送信する携帯送信器2と、前記確認信号を受信する受信部24を有する走行制御機器3とを備える車両盗難対策装置1において、前記走行制御機器3は、前記確認信号が受信不能となったときからの時間を計測する内部タイマと、前記内部タイマによって計測された時間に基づいて車両4に供給されるべき電力を遮断する電力遮断部27とを備えることにより、前記確認信号が受信不能となってから所定時間経過した後に前記エンジンを停止に至らしめるので、正規ユーザが盗難された車両4から十分離れるための時間的、距離的な余裕を与えることができ、正規ユーザが受ける損害を少なくすることができる。
According to the above configuration, in the vehicle
また、走行制御機器3は、前記確認信号が受信不能となったときからの車両4が走行した距離を計測する走行距離計測器を備えることにより、車両4が確実に正規ユーザから離れたことを確認した上で車両4を停止させ、または走行を抑制させることができる。
In addition, the
また、前記走行制御機器3は、前記車両4の停止動作を検知する検知信号を、前記車両4が備える車両情報検知手段33から取得する車両情報取得インターフェース26を備えることにより、前記車両4が停止動作をしていることを検知した場合に前記電力を遮断するので、一般の交通への影響を少なくすることができる。
In addition, the
また、前記車両情報取得インターフェース26は、ブレーキ67が作動していることを検出するブレーキ検知部50と、トランスミッション66がニュートラル状態であることを検出するニュートラル検知部51とから前記検知信号を取得することにより、前記走行制御機器3は、ブレーキ67が作動しており、かつ、トランストランスミッション66がニュートラル状態である場合にエンジンを停止させるので、正規に車両4を停止させ一般の交通への影響を最小限とすることができる。
In addition, the vehicle
また、携帯送信器から送信された確認信号を受信する走行制御機器3において、前記確認信号が受信不能となったときからの時間または走行距離を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間または走行距離に基づいて車両4に供給されるべき電力を遮断する電力遮断部27とを備えることにより、前記確認信号が受信不能となってから所定時間経過した後、または所定距離だけ走行した後に前記車両4を停止に至らしめるので、正規ユーザが盗難された車両4から十分離れるための時間的、距離的な余裕を与えることができ、正規ユーザが受ける損害を少なくすることができる。
Further, in the
(5)他の実施の形態
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施の形態においては、車両4は自動二輪車とした場合について説明したが、本発明はこれに限らず、自動車にも適用することができる。
(5) Other Embodiments The present invention is not limited to the present embodiment, and various modifications can be made within the scope of the gist of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the case where the vehicle 4 is a motorcycle has been described. However, the present invention is not limited to this and can be applied to an automobile.
また、上述の実施の形態においては、内部タイマに入力する時間として具体的な時間を例示したが、本発明はこれに限られず、いずれも適宜、選択的に設定することができることはいうまでもない。 In the above-described embodiment, a specific time is exemplified as the time input to the internal timer. However, the present invention is not limited to this, and it goes without saying that any of them can be set appropriately and appropriately. Absent.
また、上述した実施の形態においては、電源部23はイグニッションキーがキーシリンダに挿入された時点でイグニッションスイッチ31がオンされたことを示すイグニッション情報信号を制御部22へ出力する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、イグニッションキーがキーシリンダに挿入された後、ACC(アクセサリ)、エンジン始動、エンジン継続動作をさせるいずれかのポジションにおいてイグニッション情報信号を制御部22へ出力することとしてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the
また、上述した実施の形態においては、車両情報取得インターフェース26、電力遮断部27の回路構成として図において例示したが、本発明はこれに限らず、同様の機能を備えるものであれば、異なる回路構成を採用してもよい。
In the above-described embodiment, the circuit configuration of the vehicle
また、上述した実施の形態においては、車両4が備える車両情報検知手段としての加速度検知部56から車両4の加速度を検知することとしたが、本発明はこれに限らず、走行制御機器21に加速度センサを設け、この加速度センサにより車両4の加速度を検出することとしてもよい。
In the above-described embodiment, the acceleration of the vehicle 4 is detected from the
また、上述した実施の形態においては、車両情報検知手段33は、ブレーキ検知部50、ニュートラル検知部51、クラッチ検知部52、車速パルス検知部53、回転パルス検知部54、点火パルス検知部55、加速度検知部56を備えるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、上記検知部のうちいずれか一つ、または、組合せたものを備えることとしてもよい。
In the above-described embodiment, the vehicle information detection means 33 includes the
また、上述した実施の形態においては、走行制御手段6は、点火コイル及び点火プラグ60、点火ユニット61、フューエルコントロールユニット62、フューエルバルブ63、スロットルバルブコントロールデバイス64、ジェネレータ65、バッテリ30、トランスミッション66、ブレーキ67を備えるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、上記のもののうちいずれか一つ、または、組合せたものを備えることとしてもよい。
In the embodiment described above, the travel control means 6 includes the ignition coil and
1 車両盗難対策装置
2 携帯送信器
3 走行制御機器
4 車両
6 走行制御手段
26 車両情報取得インターフェース(車両情報取得手段)
27 電力遮断部
33 車両情報検知手段
50 ブレーキ検知部
51 ニュートラル検知部
DESCRIPTION OF
26 Vehicle information acquisition interface (vehicle information acquisition means)
27 Power interrupter
33 Vehicle information detection means
50 Brake detector
51 Neutral detector
Claims (4)
前記確認信号を受信する走行制御機器とを備える
車両盗難対策装置において、
前記走行制御機器は、前記確認信号が受信不能となったときからの時間または走行距離を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された時間または走行距離に基づいて車両の走行を抑制する電力遮断部とを備える
ことを特徴とする車両盗難対策装置。 A portable transmitter for transmitting a confirmation signal;
In a vehicle antitheft device comprising a travel control device that receives the confirmation signal,
The travel control device, measuring means for measuring the time or travel distance from when the confirmation signal becomes unreceivable,
An anti-theft vehicle anti-theft device, comprising: a power cut-off unit that suppresses travel of the vehicle based on time or travel distance measured by the measuring means.
ブレーキが作動していることを検出するブレーキ検知部と、
トランスミッションがニュートラル状態であることを検出するニュートラル検知部とから前記検知信号を取得する
ことを特徴とする請求項2記載の車両盗難対策装置。 The vehicle information acquisition means
A brake detector for detecting that the brake is operating;
The vehicle antitheft device according to claim 2, wherein the detection signal is acquired from a neutral detection unit that detects that the transmission is in a neutral state.
前記確認信号が受信不能となったときからの時間または走行距離を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された時間または走行距離に基づいて車両に供給されるべき電力を遮断する電力遮断部とを備える
ことを特徴とする走行制御機器。 In the travel control device that receives the confirmation signal transmitted from the portable transmitter,
Measuring means for measuring the time or mileage from when the confirmation signal becomes unreceivable;
A travel control device comprising: a power cut-off unit that cuts off power to be supplied to the vehicle based on the time or the travel distance measured by the measuring means.
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