JP2007268132A - 画像診断装置およびその処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像診断装置において、プローブの回転周期と、ライン単位の信号取得周期とが同期していない場合でも、良質な断面画像を形成できるようにする。
【解決手段】 信号の送受信を繰り返すプローブをラジアル走査させ、該プローブより体腔内でのライン単位の反射信号を取得し、該体腔内の断面画像を形成・表示する画像診断装置であって、前記信号のライン単位の取得周期と同期した同期信号であって、前記ラジアル走査の際の前記プローブの回転角度に応じて出力される出力パルスよりも高い周波数の同期信号を生成し、出力する同期信号生成部601と、前記出力パルスを受信するとともに、該出力パルスの受信後に、最初に受信した前記同期信号を選択して出力する同期信号選択部603と、同期信号選択部603により選択された同期信号の入力に応じて、反射信号をデジタルデータに変換するA/D変換器224とを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像診断装置に関するものである。
従来より、動脈硬化の診断や、バルーンカテーテル、ステント等の高機能カテーテルによる血管内治療時の術前診断、あるいは術後の結果確認のために画像診断装置が広く使用されている。
画像診断装置の一例として、血管内超音波診断装置(IVUS:Intra Vascular Ultra Sound)が挙げられる。一般に血管内超音波診断装置は、血管内において超音波振動子をラジアル走査させ、体腔内の生体組織で反射された反射波(超音波エコー)を同じ超音波振動子で受信した後、増幅、検波等の処理を施し、超音波エコー強度をビデオ信号に変換することで、血管の断面画像を描出するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、血管内超音波診断装置の他、近年では、画像診断装置として光干渉断層診断装置(OCT:Optical Coherent Tomography)も利用されるようになってきている。光干渉断層診断装置は、先端に光学レンズ及び光学ミラーを取り付けた光ファイバーを内蔵したカテーテルを血管内に挿入し、光ファイバーの先端側に配置された光学ミラーをラジアル走査させながら、血管内に光を照射し、生体組織からの反射光をもとに血管の断面画像を描出するものである(例えば、特許文献2参照)。
更に、最近では、光干渉断層診断装置の改良型として、波長掃引利用の光干渉断層診断装置も利用されるようになってきている。
このように、画像診断装置には検出原理の異なる複数種類の装置があり、いずれもプローブをラジアル走査させることで断面画像を抽出することを特徴としている。このため、高精度の断面画像を描出するためには、プローブからの信号の送信/受信周期と、ラジアル走査の回転周期とが完全に同期していることが望ましく、一般にラジアル走査用のモータは、プローブにて一定クロックで繰り返される送信/受信に同期して、その回転数が制御されている。
特開平6−343637号公報 特開2001−79007号公報
しかしながら、ラジアル走査用のモータは、カテーテルの屈曲度合いに応じたトルクの変動に起因して、その回転数が変動する。このため、プローブからの信号の送信/受信周期と完全に同期をとることはできない。
例えば、ラジアル走査用のモータの回転数が1800rpm(30Hz)で、1024ラインで断面画像を構築する場合、送信/受信は30.72kHzのクロックに従えばよいこととなる。しかし、ラジアル走査用のモータの回転数が0.05%変動した場合には、ラジアル走査1回転につき、送信/受信回数が1回増減することとなる。
そして、ラジアル走査1回転につき、送信/受信回数が1回ずつ増減していくと、表示される断面画像が円周方向にぶれて表示されたり、ゆっくりと回転して表示されることとなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像診断装置において、プローブのラジアル走査における回転周期と、プローブからの信号の送信/受信周期との間で、完全に同期がとれなかった場合でも、良質な断面画像を形成することができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る画像診断装置は以下のような構成を備える。即ち、
信号の送受信を繰り返すプローブを接続し、体腔内においてラジアル走査させることで、該プローブより体腔内でのライン単位の反射信号を取得し、該取得した反射信号に基づいて生成されたデジタルデータを用いて、該体腔内の断面画像を形成・表示する画像診断装置であって、
前記信号のライン単位の取得周期のタイミングと同期した同期信号であって、前記ラジアル走査の際の前記プローブの回転角度に応じて出力される出力信号よりも高い周波数の同期信号を生成し、出力する生成手段と、
前記出力信号を受信するとともに、該出力信号の受信後に、最初に受信した前記同期信号を選択して出力する選択手段と、
前記選択手段により選択された前記同期信号の入力に応じて、前記反射信号をデジタルデータに変換し、出力する変換手段とを備える。
本発明によれば、画像診断装置において、プローブのラジアル走査における回転周期と、プローブから取得されるライン単位の信号が1フレーム分得られる周期との間で、完全に同期がとれなかった場合でも、良質な断面画像を形成することができるようになる。
以下、必要に応じて添付図面を参照しながら本発明の各実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
1.血管内超音波診断装置の外観構成
図1は本発明の第1の実施形態にかかる血管内超音波診断装置(100)の外観構成を示す図である。
図1に示すように、血管内超音波診断装置(100)は、カテーテル部101と、スキャナ/プルバック部102と、操作制御装置103とを備え、スキャナ/プルバック部102と操作制御装置103とは、信号線104により接続されている。
カテーテル部101は、直接血管内に挿入され、超音波振動子(不図示)を用いて血管内部の状態を測定する。スキャナ/プルバック部102は、カテーテル部101内の超音波振動子の動作を規定する。
操作制御装置103は、血管内超音波診断を行うにあたり、各種設定値を入力するための機能や、測定により得られたデータを処理し、断面画像として表示するための機能を備える。
操作制御装置103において、111は本体制御部であり、測定により得られたデータを処理したり、処理結果を出力したりする。111−1はプリンタ/DVDレコーダであり、本体制御部111における処理結果を印刷したり、データとして記憶する。
112は操作パネルであり、ユーザは該操作パネル112を介して、各種設定値の入力を行う。113はLCDモニタであり、本体制御部111における処理結果を表示する。
2.血管内超音波診断装置の機能構成
図2は、図1に示した血管内超音波診断装置100の機能構成を示す図である。
同図に示すように、血管内超音波診断装置100は、カテーテル部101と、スキャナ/プルバック部102と、操作制御装置103とを備える。
カテーテル部101は、先端内部に超音波振動子ユニット201を備えており、超音波振動子ユニット201は、カテーテル部101の先端が血管内に挿入された状態で、超音波信号送受信器221より送信されたパルス波に基づいて、超音波を血管の断面方向に送信するとともに、その反射信号(エコー)を受信し、コネクタ部202及びロータリジョイント211を介して超音波エコー信号として超音波信号送受信器221に送信する。
スキャナ/プルバック部102は、ロータリジョイント211、回転駆動装置212、直線駆動装置215を備える。カテーテル部101内の超音波振動子ユニット201は、非回転部と回転部との間を結合するロータリジョイント211により回動自在に取り付けられており、ラジアル走査モータ213により回転駆動される。超音波振動子ユニット201が血管内を円周方向に回動することで、血管内の所定の位置における断面画像の生成に必要な超音波エコー信号を検出することができる。
なお、ラジアル走査モータ213の動作は信号処理部225からモータ制御回路226を介して送信された制御信号に基づいて制御される。また、ラジアル走査モータの回転角度は、エンコーダ部214により検出される。エンコーダ部214において出力される出力パルスは、信号処理部225に入力され、表示用の信号の読み出しのタイミングに利用される。また、後述する同期信号選択部における選択の際にも利用される。
スキャナ/プルバック部102は、更に、直線駆動装置215を備え、信号処理部225からの指示に基づいて、カテーテル部101の挿入方向の動作を規定している。
超音波信号送受信器221は、送信回路と受信回路とを備える(不図示)。送信回路は、信号処理部225から送信された制御信号に基づいて、カテーテル部101内の超音波振動子ユニット201に対してパルス波を送信する。
また、受信回路は、カテーテル部101内の超音波振動子ユニット201より超音波エコー信号を受信する。受信された超音波エコー信号はアンプ222により増幅される。
更に、A/D変換器224では、アンプ222より出力された超音波エコー信号をサンプリングして、1ラインのデジタルデータ(超音波エコーデータ)を生成する。
A/D変換器224にて生成されたライン単位の超音波エコーデータは信号処理部225に入力される。信号処理部225では、超音波エコーデータをビデオ信号に変換することにより、血管内の各位置での断面画像を形成し、所定のフレームレートでLCDモニタ227に出力する。
3.カテーテル部の構成
3.1 カテーテル部の全体構成
次にカテーテル部101の全体構成について図3を用いて説明する。
図3に示すように、カテーテル部101は、血管内に挿入される長尺のカテーテルシース301と、ユーザが操作するために血管内に挿入されずユーザの手元側に配置されるコネクタ部302により構成される。カテーテルシースの先端には、ガイドワイヤルーメン303が形成されており、カテーテルシース301は、ガイドワイヤルーメン303との接続部からコネクタ部302との接続部にかけて連続する管腔として形成されている。
コネクタ部302は、カテーテルシース301の基端に一体化して構成されたシースコネクタ302aと駆動シャフトの基端に設けられ、駆動シャフト422を回転可能に保持するよう構成された駆動シャフトコネクタ302bとからなる。
シースコネクタ302aとカテーテルシース301の境界部には、耐キンクプロテクタ311が設けられている。これにより所定の剛性が保たれ、急激な変化による折れ曲がり(キンク)を防止することができる。また、駆動シャフトコネクタ302bには、カテーテルシース301の管腔内全体を超音波伝達液で満たすため、シリンジ(不図示)等の取り付けが可能な注入ポート312が備えられている。駆動シャフトコネクタ302bの基端は、後述するスキャナ/プルバック部102と接続可能に構成されている。
3.2 カテーテル部の先端部の構成
次にカテーテル部101の先端部の構成について図4を用いて説明する。
図4において、カテーテルシース301の管腔内部には、超音波を送受信する超音波振動子ユニット401と、それを回転させるための駆動力を伝達する駆動シャフト402とを備えるイメージングコア403がカテーテルシース301のほぼ全長にわたって挿通されている。超音波振動子ユニット401は、超音波振動子401bとそれを保持するハウジング401aからなり、当該超音波振動子401bより体腔内組織に向けて超音波が送信されるとともに、当該超音波振動子401bにて体腔内組織からの反射波(エコー)が受信される。
駆動シャフト402はコイル状に形成され、その内部には信号線が配され、超音波振動子401bからコネクタ部302まで伸びている。
超音波振動子401bは矩形状あるいは円形状をしており、PZT等からなる圧電材の両面に、電極を蒸着することにより形成されている。超音波振動子401bは、駆動シャフト402が回転ムラを引き起こさないように、回転軸方向の中心付近に位置するよう設置されている。
ハウジング401aは、短い円筒状のパイプの一部に切り欠き部を有した形状をしており、素材としては、金属または硬質の樹脂が好適に用いられる。成形方法としては、パイプ状のものに切削加工、レーザ加工、プレス加工などの加工を施し、切り欠き部を形成する方法や、射出成形やMIM(金属粉末射出成形)などにより直接所望の形状を得る方法がある。ハウジング401aは、内部に超音波振動子401bを有し、基端側は駆動シャフト402と接続されている。また、先端側には短いコイル状の弾性部材404が設けられている。
弾性部材404はステンレス鋼線材をコイル状に形成したものであり、該弾性部材404が先端側に配されることで、イメージングコア403の回転時の安定性が向上する。また、弾性部材404またはハウジング401aの表面には金メッキが施されている。一般に、金は高いX線不透過性を有する金属であるため、当該金メッキにより、弾性部材404はカテーテルシース301が体腔内へ挿入された場合でも、X線撮像装置の映像下で造影される。これにより、ユーザは超音波振動子401bの位置を容易に知ることができる。
カテーテルシース301の先端部とガイドワイヤルーメン303との境界部には、プライミング作業で注入された超音波伝達液を外部に排出するための排出口405が設けられている。
406は補強コイルであり、カテーテルシース301の先端部分の急激な折れ曲がりを防止する目的で設けられている。
ガイドワイヤルーメン303は、ガイドワイヤが挿入可能な孔を有する。ガイドワイヤルーメン303は、予め体腔内に挿入され、カテーテルシース301を患部まで導くために使用される。
駆動シャフト402は、カテーテルシース301に対して回転及びスライド動作することが可能であり、柔軟で、かつ回転をよく伝達できる特性をもつ、例えば、ステンレス等の金属線からなる多重多層密着コイル等により構成されている。
駆動シャフト402の回転により管腔内は、360度観察可能となるが、更に広範囲を観察するには、駆動シャフト402を軸方向にスライドさせればよい。
図5は、駆動シャフト402をカテーテルシース301に対して相対的にスライドさせた様子を示す図である。同図に示すように、シースコネクタ302aは固定した状態で、駆動シャフトコネクタ302bを基端側に(矢印501方向に)スライドさせれば、内部の駆動シャフト402やその先端に固定された超音波振動子ユニット401が軸方向にスライドすることとなる。この軸方向のスライドは、ユーザが手動で行ってもよいし、電動で行っても良い。なお、駆動シャフトコネクタ302bの先端側には、高速回転する駆動シャフト402が露出しないように、保護内管502が設けられている。
4.信号処理部の構成
次に信号処理部225の構成について説明する。図6は、血管内超音波診断装置100の信号処理部225の機能構成を示す図である。
図6において、607は制御部であり、血管内超音波診断装置100全体を統括的に制御する。601は送信部であり、超音波信号送受信器221に対して動作指示を送る。なお、本実施形態では、超音波信号送受信器221による超音波の送信/受信周期が、エンコーダ部214の出力パルスの出力周期よりも短くなるように超音波の送信/受信周期ならびにラジアル走査モータ213の回転速度が設定されているものとする。
602は同期信号生成部であり、送信部601より送信された動作指示に同期した同期信号を生成し、同期信号選択部603に出力する。
603は同期信号選択部であり、エンコーダ部214の出力パルスと、同期信号生成部602より出力された同期信号とを受信する。そして、受信した同期信号のうち、エンコーダ部214の出力パルスの立ち上がり後、最初に受信した同期信号のみを選択し、該選択した同期信号をA/D変換器224に出力する。
すなわち、エンコーダ部214の出力パルスの立ち上がり後、次の出力パルスの立ち上がりまでの間に、同期信号生成部602より複数の同期信号を受信した場合に、最初の同期信号のみを選択し、他の同期信号は間引くように機能する。
これにより、同期信号選択部603からは、エンコーダ部214の出力パルスと同数の同期信号が出力されることとなる。なお、ここでは、エンコーダ部214の出力パルスの立ち上がりを監視することとしているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、例えば、立下りを監視するようにしてもよい。いずれにしても、エンコーダ部214の出力パルスの1周期の間に、同期信号が1パルスのみ出力するような構成であればよい。
同期信号選択部603より出力された同期信号は、A/D変換器224に入力される。A/D変換器224では、同期信号選択部603より入力された同期信号をトリガーとして、超音波エコー信号から1ラインのデジタルデータを生成する。
A/D変換器224にて生成されたライン単位の超音波エコーデータは、FIFOメモリ部604に出力される。
604はFIFOメモリ部であり、A/D変換器224より入力されたライン単位の超音波エコーデータを一旦格納する。そして、エンコーダ部214の出力パルスに同期して読み出され、信号後処理部605に出力される。
605は信号後処理部であり、FIFOメモリ部604より送信された超音波エコーデータに対して対数変換、フレーム相関、ガンマ補正、コントラスト調整、シャープネスフィルタ等の処理を施し、画像構築部606に出力する。
画像構築部606では、超音波の送受信単位(ライン単位)の超音波エコーデータ列をビデオ信号に変換する。これにより、LCDモニタ227に表示する断面画像を形成する。
5.血管内超音波診断時のカテーテル部101の動作
図7は血管内超音波診断時のカテーテル部101の動作を説明するための模式図である。図7(a)、(b)はそれぞれカテーテル部101が挿入された状態の血管の断面図および斜視図である。
図7(a)において、701はカテーテル部101が挿入された血管断面を示している。上述のように、カテーテル部101はその先端内部に超音波振動子401bが取り付けられており、ラジアル走査モータ213により矢印702方向に回転する。
超音波振動子401bからは、各回転角度にて超音波の送信/受信が行われる。ライン1、2、・・・1024は各回転角度における超音波の送信方向を示している。本実施形態では、超音波振動子401bが所定の血管断面(701)にて360度回動する間に、1024回の超音波の送信/受信が断続的に行われる。なお、360度回動する間における超音波の送信/受信回数は特にこれに限られず、任意に設定可能であるものとする。このように、超音波振動子401bを回転させながら信号の送信/受信を繰り返すスキャン(走査)を一般にラジアルスキャン(ラジアル走査)という。
このような超音波の送信/受信は、血管内を矢印703方向(図7(b))に進みながら行われる。
6.A/D変換器224及び信号処理部225における処理の流れ
血管内超音波診断装置100の血管内超音波診断時のA/D変換器224及び信号処理部225における処理の流れについて図8を用いて説明する。
同期信号選択部603が、エンコーダ部214の出力パルスを受信するごとに図8に示す処理が開始される。
ステップS801では、同期信号選択部603が同期信号生成部602より同期信号を受信したか否かを判定する。受信が無い場合には、受信するまで待機する。一方、受信した場合には、ステップS802に進む。
ステップS802では、ステップS801にて受信した同期信号が、本処理を開始するにあたり受信したエンコーダ部214の出力パルスのあとの最初の同期信号か否かを判定する。
ステップS802にて、最初の同期信号であると判定された場合には、ステップS803に進み、当該受信した同期信号をA/D変換器224に出力し、ステップS804に進む。
ステップS804にて、A/D変換器224では、当該同期信号をトリガーとして、超音波エコーデータを生成し、FIFOメモリ部604に出力する。
一方、ステップS802において、最初の同期信号でないと判定された場合には、当該受信した同期信号は、A/D変換器224に出力されることなく、ステップS805に進む。
ステップS805では、同期信号選択部603が、エンコーダ部214より次の出力パルスを受信したか否かを判定する。次の出力パルスを受信していなければ、ステップS801に戻る。一方、次の出力パルスを受信した場合には、今回の処理を終了する。
7 A/D変換器224及び信号処理部225における処理の具体例
次にA/D変換器224及び信号処理部225における処理の具体例について図9を用いて説明する。
図9は、エンコーダ部214の出力パルスと超音波振動子の送信/受信タイミングとが同期していない場合のタイミングチャートを示す図である。
同図において、901はエンコーダ部214の出力パルスのタイミングを示している。902は、同期信号生成部602において生成された同期信号のタイミングを示している。903は、A/D変換器224に入力される超音波エコー信号のタイミングを示している。904は、同期信号選択部603において選択的に出力される同期信号のタイミングを示している。905は、A/D変換器224において生成された超音波エコーデータを模式的に示している。更に、906は、FIFOメモリ部604より読み出される超音波エコーデータのタイミングを示している。
同図に示すように、エンコーダ部214の立ち上がり後(907)、同期信号生成部602で最初に生成、出力された同期信号(908)を受けて、同期信号選択部603は、A/D変換器224に同期信号を出力する(909)。A/D変換器224では、同期信号選択部603より受信した同期信号をトリガーとして、超音波エコー信号(910)をA/D変換し、超音波エコーデータ(Data1)を生成した後、FIFOメモリ部604に格納する。FIFOメモリ部604に格納されたData1は、エンコーダ部214の出力パルスに同期して、読み出される。
ここで、本実施形態にかかる血管内超音波診断装置では、超音波信号送受信器221による超音波の送信/受信周期が、エンコーダ部214の出力パルスの出力周期よりも短く設定されている。このため、エンコーダ部214の出力パルスの立ち上がり後(911)、同期信号生成部602より同期信号が2回出力される場合がある(912、913)。
このような場合、最初の同期信号(912)が同期信号選択部603において選択され、A/D変換器224に出力される(914)。一方、2回目の同期信号(913)は、同期信号選択部603において選択されない。このため、A/D変換器224には出力されない。この結果、同期信号選択部603が2回目の同期信号(913)を受信後に、A/D変換器224に入力された超音波エコー信号(915)はA/D変換されず、間引きされることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかる血管内超音波診断装置によれば、プローブのラジアル走査における回転周期と、プローブからの超音波の送信/受信周期との間で、同期がとれていなかった場合でも、プローブのラジアル走査における回転周期に従って、超音波エコーデータを生成することが可能となる(つまり、エンコーダ部の出力パルス数よりも多く入力された超音波エコー信号は間引いたうえで超音波エコーデータを生成することが可能となる)。
この結果、従来のように、断面画像が円周方向にぶれて表示されたり、ゆっくりと回転して表示されるといった不都合が解消される。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、血管内超音波診断装置において、超音波振動子のラジアル走査の回転周期とプローブからの超音波の送信/受信周期とが同期していない場合の、A/D変換器ならびに信号処理部の処理について説明した。しかしながら、本発明は特に血管内超音波診断装置に限定されるものではなく、他の画像診断装置の場合も同様である。そこで、本実施形態では、光干渉断層診断装置の場合について説明する。
1.光干渉断層診断装置の測定原理
はじめに光干渉断層診断装置の測定原理について簡単に説明する。一般に光は電磁波であるため、重畳させた場合に干渉するという性質を有する。干渉しやすいか干渉しにくいかの干渉性能はコヒーレンスとも呼ばれ、一般的な光干渉断層診断装置では、干渉性の低い低コヒーレンス光(低干渉性光)が利用される。
低コヒーレンス光は、横軸に時間、縦軸に電場をとった場合、図10(a)の1001、1002に示すように、ランダムな信号となる。同図における各々の山は波連と呼ばれ、波連は一つ一つが相互に独立な位相と振幅を持っている。このため、図10(a)のように同じ波連同士が重なった場合は(1001と1002)干渉して強めあう一方(1003参照)、わずかな時間遅れがあった場合には(図10(b)の1004と1005)、打ち消しあって、干渉光が観測されなくなる(図10(b)の1006参照)。
光干渉断層診断装置は、かかる性質を利用したものであり、図11に装置の基本原理を示す。同図に示すように、低干渉性光源1101から出た光をビームスプリッタ1104で分割し、それぞれを参照ミラー1102と測定対象1103に向かわせる。このとき、測定対象側から戻ってくる反射光には、物体表面で反射した光や、物体内部の浅い位置で反射した光、物体内部の深部で反射した光など様々な位置からの反射光が含まれる。
しかし、入射光が低干渉性光であるため、干渉が観測される反射光は、ビームスプリッタ1104から参照ミラー1102までの距離をL、コヒーレンス長をΔLとすると、ビームスプリッタ1104からの距離がL+ΔL/2の位置に存在する反射面からの反射光のみとなる。
したがって、ビームスプリッタ1104から参照ミラー1102までの距離を変えれば、検出器1105ではその距離に対応した物体内反射面からの反射光のみを選択的に検出することができる。そして、各距離に応じた反射光の強度に基づいて、物体内部の構造情報を可視化することで断面画像を生成することができる。
2.光干渉断層診断装置の外観構成
光干渉断層診断装置の外観構成は、上記第1の実施形態において説明した血管内超音波診断装置(図1参照)と同様であるため、説明は省略する。
3.光干渉断層診断装置の機能構成
本実施形態にかかる光干渉断層診断装置(1200)の機能構成について図12を用いて説明する。
1209は超高輝度発光ダイオード等の低干渉性光源である。低干渉性光源1209は、その波長が1310nm程度で、その可干渉距離(コヒーレント長)が数μm〜10数μm程度であるような短い距離範囲でのみ干渉性を示す低干渉性光を出力する。
このため、この光を2つに分岐した後、再び混合した場合には分岐した点から混合した点までの2つの光路長の差が17μm程度の短い距離範囲内の場合には干渉光として検出され、それよりも光路長の差が大きい場合には干渉光が検出されない。
低干渉性光源1209の光は、第1のシングルモードファイバ1228の一端に入射され、先端面側に伝送される。第1のシングルモードファイバ1228は、途中の光カップラ部1208で第2のシングルモードファイバ1229と光学的に結合されている。従って、この光カップラ部1208で2つに分岐されて伝送される。
第1のシングルモードファイバ1228の光カップラ部1208より先端側には、非回転部と回転部との間を結合し、光を伝送する光ロータリジョイント1203が設けられている。
更に、光ロータリジョイント1203内の第3のシングルモードファイバ1230の先端には、光プローブのコネクタ部1202が着脱自在に接続されている。これにより光プローブ1201内に挿通され回転駆動可能な第4のシングルモードファイバ1231に、低干渉性光源1209からの光が伝送される。
伝送された光は、光プローブ1201の先端側から体腔内の生体組織側にラジアル走査しながら照射される。そして、生体組織側の表面あるいは内部で散乱した反射光の一部は光プローブ1201により取り込まれ、逆の光路を経て第1のシングルモードファイバ1228側に戻り、光カップラ部1208によりその一部が第2のシングルモードファイバ1229側に移り、第2のシングルモードファイバ1229の一端から光検出器(例えばフォトダイオード1210)に入射される。
なお、光ロータリジョイント1203の回転部側は回転駆動装置1204のラジアル走査モータ1205により回転駆動される。また、ラジアル走査モータ1205の回転角度は、エンコーダ部1206により検出され出力パルスとして出力される。更に、光ロータリジョイント1203は、直線駆動装置1207を備え、信号処理部1214からの指示に基づいて、カテーテル部101の挿入方向の動作を規定している。
また、第2のシングルモードファイバ1229の光カップラ部1208より先端側には、基準光の光路長を変える光路長の可変機構1216が設けてある。
この光路長の可変機構1216は生体組織の深さ方向の検査範囲に相当する光路長を高速に変化させる第1の光路長変化手段と、光プローブを交換して使用した場合の個々の光プローブの長さのばらつきを吸収できるように、その長さのバラツキに相当する光路長を変化させる第2の光路長変化手段とを備えている。
第2のシングルモードファイバ1229の先端に対向して、この先端とともに1軸ステージ1220上に取り付けられ、矢印1223に示す方向に移動自在のコリメートレンズ1221を介して、グレーティング1219が配置されている。また、このグレーティング1219(回折格子)と対応するレンズ1218を介して微小角度回動可能なガルバノメータ1217が第1の光路長変化手段として取り付けられている。このガルバノメータミラー1217はガルバノメータコントローラ1224により、矢印1222方向に高速に回転される。
ガルバノメータミラー1217はガルバノメータのミラーにより光を反射させるものであり、参照ミラーとして機能する。ガルバノメータに交流の駆動信号を印加することによりその可動部分に採りうけたミラーを高速に回転させるよう構成されている。
つまり、ガルバノメータコントローラ1224より、ガルバノメータに対して駆動信号が印加され、該駆動信号により矢印1222方向に高速に回転することで、基準光の光路長が、生体組織の深さ方向の検査範囲に相当する光路長だけ高速に変化することとなる。この光路長の変化の一周期が、一ライン(ライン単位)分の干渉光データを取得する周期となる。
一方、1軸ステージ1220は光プローブ1201を交換した場合に、光プローブの光路長のバラツキを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する第2の光路長変化手段を形成する。さらに、1軸ステージ1220はオフセットを調整する調整手段としての機能も備えている。例えば、光プローブ1201の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、1軸ステージ1220により光路長を微小変化させることにより、生体組織の表面位置から干渉する状態に設定することが可能となる。
光路長の可変機構1216で光路長が変えられた光は第2のシングルモードファイバ1229の途中に設けた光カップラ部1208で第1のシングルモードファイバ1228側から漏れた光と混合されて、フォトダイオード1210にて受光される。
フォトダイオード1210にて受光された光は光電変換され、アンプ1211により増幅された後、復調器1212に入力される。この復調器1212では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換器1213に入力される。
A/D変換器1213では、干渉光信号を200ポイント分サンプリングして1ラインのデジタルデータ(干渉光データ)を生成する。サンプリング周波数は、光路長の1走査の時間を200で除した値である。
A/D変換器1213で生成されたライン単位の干渉光データは、信号処理部1214に入力される。この信号処理部1214では深度方向の干渉光データをビデオ信号に変換することにより、血管内の各位置での断面画像を形成し、所定のフレームレートでLCDモニタ1227に出力する。
なお、信号処理部1214は位置制御装置1226と接続されている。信号処理部1214は位置制御装置1226を介して1軸ステージ1220の位置の制御を行う。また、信号処理部1214はモータ制御回路1225と接続され、ラジアル走査モータ1205の回転駆動を制御する。
また、信号処理部1214は、参照ミラー(ガルバノメータミラー)の光路長の走査を制御するガルバノメータコントローラ1224と接続され、ガルバノメータコントローラ1224は信号処理部1214へ駆動信号(同期信号)を出力し、モータ制御回路1225はこの同期信号に基づいてガルバノメータコントローラ1224と同期を取る。しかしながら、血管中等におけるトルクの変動などによって、この同期がずれることがある。
4.カテーテル部の構成
カテーテル部101の全体構成は、上記第1の実施形態において説明した血管内超音波診断装置のカテーテル部の構成と同じであるため説明は省略し、カテーテル部101の先端部の相違点について、図13を用いて説明する。
図13は、本実施形態にかかる光干渉断層診断装置1200のカテーテル部101の先端部の構成を示す図である。
図13において、カテーテルシース301の管腔内部には、低干渉性光を照射/受光する光プローブ1301が設けられている。光プローブ1301は、側方照射のためのプリズムまたはミラー1301bが設けられている。光プローブ1301は、プリズムまたはミラー1301bとそれを保持するハウジング1301aからなり、プリズムまたはミラー1301bより体腔内組織にむけて低干渉性光が照射されるとともに、当該プリズムまたはミラー1301bにて体腔内からの反射光を受ける。
また、駆動シャフト402の内部には、光ファイバが配され、ハウジング1301aからコネクタ部1202まで伸びている。なお、本実施形態における光干渉断層診断装置においては、事前の生理食塩水の注入(プライミング作業)は必ずしも必要でないため、カテーテルシース301の先端部とガイドワイヤルーメン303との境界部に形成されるプライミング用の排出口405はなくても良い。
5.信号処理部の構成
次に信号処理部1214の構成について説明する。図14は、光干渉断層診断装置1200の信号処理部1214の機能構成を示す図である。
図14において、1406は制御部であり、光干渉断層診断装置1200全体を統括的に制御する。
1401は同期信号生成部であり、ガルバノメータコントローラ1224から得られる参照ミラーの光路長変化の周期に同期した同期信号を生成し、同期信号選択部1402に出力する。なお、参照ミラーの光路長変化の周期は、エンコーダ部1206からの出力パルスの出力周期よりも短く設定されているものとする。
1402は同期信号選択部であり、エンコーダ部1206の出力パルスと、同期信号生成部1401より出力された同期信号とを受信する。そして、受信した同期信号のうち、エンコーダ部1206の出力パルスの立ち上がり後、最初に受信した同期信号のみを選択し、該選択した同期信号をA/D変換器1213に出力する。
すなわち、エンコーダ部1206の出力パルスの立ち上がり後、次の出力パルスの立ち上がりまでの間に、複数の同期信号を受信した場合、最初の同期信号のみを選択し、他の同期信号は間引くように機能する。
これにより、同期信号選択部1402からは、エンコーダ部1206の出力パルスと同数の同期信号が出力されることとなる。なお、ここでは、エンコーダ部1206の出力パルスの立ち上がりを監視することとしているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、例えば、立下りを監視するようにしてもよい。いずれにしても、エンコーダ部1206の出力パルスの1周期の間に、同期信号が1パルスのみ出力するよう構成されていればよい。
同期信号選択部1402より出力された同期信号は、A/D変換器1213に入力される。A/D変換器1213では、同期信号選択部1402より入力された同期信号をトリガーとして、1ラインのデジタルデータ(干渉光データ)を生成する。なお、1ラインのデータを得るためのサンプリング周波数は、光路長の1走査の時間を200で除した値である。
A/D変換器1213にて生成されたライン単位の干渉光データは、FIFOメモリ部1403に出力される。
1403はFIFOメモリ部であり、A/D変換器1213より入力された干渉光データを一旦格納する。そして、エンコーダ部1206の出力パルスに同期して読み出され、信号後処理部1404に出力される。
1404は信号後処理部であり、FIFOメモリ部1403より送信された干渉光データに対して対数変換、フレーム相関、ガンマ補正、コントラスト調整、シャープネスフィルタ等の処理を施し、画像構築部1405に出力する。
画像構築部1405では、参照ミラーの光路長走査単位(ライン単位)の干渉光データ列をビデオ信号に変換する。これにより、LCDモニタ1227に表示する断面画像を形成する。
6.A/D変換器1213及び信号処理部1214における処理の流れ
光干渉断層診断装置1200の血管内光干渉断層診断時のA/D変換器1213及び信号処理部1214における処理の流れについて図15を用いて説明する。
同期信号選択部1402がエンコーダ部1206の出力パルスを受信するごとに図15に示す処理が開始される。
ステップS1501では、同期信号選択部1402が同期信号生成部1401より同期信号を受信したか否かを判定する。受信が無い場合には、受信するまで待機する。一方、受信した場合には、ステップS1502に進む。
ステップS1502では、ステップS1501にて受信した同期信号が、本処理を開始するにあたり受信したエンコーダ部1206の出力パルスのあとの最初の同期信号が否かを判定する。
ステップS1502にて、最初の同期信号であると判定された場合には、ステップS1503に進み、当該受信した同期信号をA/D変換器224に出力し、ステップS1504に進む。
ステップS1504にて、A/D変換器224では、当該同期信号をトリガーとして、干渉光データを生成し、FIFOメモリ部1403に出力する。
一方、ステップS1502において、最初の同期信号でないと判定された場合には、当該受信した同期信号は、A/D変換器1213に出力されることなく、ステップS1505に進む。
ステップS1505では、同期信号選択部1402が、エンコーダ部1206より次の出力パルスを受信したか否かを判定する。次の出力パルスを受信していなければ、ステップS1501に戻る。一方、次の出力パルスを受信した場合には、今回の処理を終了する。
7.A/D変換器1213及び信号処理部1214における処理の具体例
次にA/D変換器1213及び信号処理部1214における処理の具体例について図16を用いて説明する。
図16は、エンコーダ部1206の出力パルスと光路長走査の周期とが同期していない場合のタイミングチャートを示す図である。
同図において、1601はエンコーダ部1206の出力パルスのタイミングを示している。1602は、同期信号生成部1401において生成された同期信号のタイミングを示している。1403は、A/D変換器1213に入力される干渉光信号のタイミングを示している。1604は、同期信号選択部1402において選択的に出力される同期信号のタイミングを示している。1605はA/D変換器1213において生成された干渉光データのタイミングを示している。更に、1606は、FIFOメモリ部1403より読み出される干渉光データのタイミングを示している。
同図に示すように、エンコーダ部1206の立ち上がり後(1607)、同期信号生成部1401で最初に生成、出力された同期信号(1608)を受けて、同期信号選択部1402は、A/D変換器1213に同期信号を出力する(1609)。A/D変換器1213では、同期信号選択部1402より受信した同期信号をトリガーとして、干渉光信号(1610)をA/D変換し、干渉光データ(Data1)を生成した後、FIFOメモリ部1403に格納する。FIFOメモリ部1403に格納されたData1は、エンコーダ部1206の出力パルスに同期して、読み出される。
ここで、本実施形態にかかる光干渉断層診断装置では、光プローブ1201からの光路長の走査周期が、エンコーダ部1206の出力パルスの出力周期よりも短く設定されている。このため、エンコーダ部1206の出力パルスの立ち上がり後(1611)、同期信号生成部1401より同期信号が2回出力される場合がある(1612、1613)。
このような場合、最初の同期信号(1612)が同期信号選択部1402において選択され、A/D変換器1213に出力される(1614)。一方、2回目の同期信号(1613)は、同期信号選択部1402において選択されない。このため、A/D変換器1213には出力されない。この結果、同期信号選択部1402が2回目の同期信号(1613)を受信後に、A/D変換器1213に入力された干渉光信号(1615)はA/D変換されず、間引きされることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかる光干渉断層診断装置によれば、プローブのラジアル走査における回転周期と、光路長の走査周期との間で、同期がとれていなかった場合でも、プローブのラジアル走査における回転周期に従って、干渉光データを生成することが可能となる(つまり、エンコーダ部の出力パルス数よりも多く入力された干渉光信号は間引いたうえで干渉光データを生成することが可能となる)。
この結果、従来のように、断面画像が円周方向にぶれて表示されたり、ゆっくりと回転して表示されるといった不都合が解消される。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、光干渉断層診断装置に適用した場合について説明したが、本発明は、これに限られず波長掃引利用の光干渉断層診断装置に適用しても良い。以下、波長掃引利用の光干渉断層診断装置に適用した場合について説明する。
1.波長掃引利用の光干渉断層診断装置の測定原理
はじめに波長掃引利用の光干渉断層診断装置の測定原理について簡単に説明する。なお、波長掃引利用の光干渉断層診断装置は、上記第2の実施形態において説明した光干渉断層診断装置の測定原理(図10、図11)と光干渉を利用する点においては、基本的に同じである。そこで、ここでは光干渉断層診断装置との相違点を中心に説明する。
光干渉断層診断装置との測定原理上の相違点は光源にあり、第1にコヒーレント長が異なる。つまり、光干渉断層診断装置の光源は、コヒーレント長が10μm〜20μm程度の低干渉性光を用いるのに対して、波長掃引利用の光干渉断層診断装置の光源には、コヒーレント長が4〜10mm程度のものが用いられる。
これは、光干渉断層診断装置の場合、生体組織の深さ方向の検査範囲は、参照ミラーの可動範囲に依存するのに対して、波長掃引利用の光干渉断層診断装置の場合、生体組織の深さ方向の検査範囲は、コヒーレント長に依存するからである。そして、血管等の生体組織の深さ方向の全範囲を網羅するために、波長掃引利用の光干渉断層診断装置では、コヒーレント長の比較的長い光源が用いられる。
光源の第2の相違点は、波長掃引利用の光干渉断層診断装置の場合、異なる波長を持つ光が連続的に照射される点にある。
第2の実施形態にかかる光干渉断層診断装置の場合、生体組織の深さ方向の各点からの反射光の抽出は、参照ミラーの移動により実現し、測定対象の深さ方向の分解能は、照射する光のコヒーレント長に依存していたのに対して、波長掃引利用の光干渉断層装置の場合、連続的に波長を変化させた光を照射し、生体組織の深さ方向の各点からの反射光の強度は、干渉光の周波数成分の違いに基づいて行うことを特徴としている。
一般的に、掃引する光の周波数(波長の逆数)を式1に示す時間関数として考えると、干渉光の強度は式2に示す時間関数として表現できる。このとき、Δxは参照光と対象光の光路差を示し、Δfは単位時間における周波数の変化率を示すものである。また、A、B、Cは定数を示す。
(式1)f(t)=fα+Δft
(式2)I(t)=A+Bcos(CΔx(fα+Δft))
式2からわかるように、干渉光強度I(t)の時間変化の周波数成分は光路差Δxと波長掃引の周波数変化Δfで表される。したがって、干渉光の周波数成分がわかれば、光路差ごとの干渉光強度がわかることになり、波長掃引の1周期により、1ライン分の信号を得ることが出来る。
これにより、1ライン分の信号を取得するのに要する時間が短くなり、また、描出深度を深くすることができる。
図17は、波長掃引利用の光干渉断層診断装置の基本原理を示す図である。同図において光源1701は、Swept Laserである。
光源1701より順次出力された異なる波長を有する光は、ビームスプリッタ1704で分割され、それぞれを参照ミラー1702と測定対象1703とに向かう。このとき測定対象1703側から戻ってくる反射光には、物体表面での反射光や、物体内部の浅い位置で反射した光、物体内部の深部で反射した光など様々な位置からの反射光が含まれる。
上述のように、検出器1705で観測された干渉光を周波数分解することで、測定対象の深さ方向の特定の位置での構造情報を可視化することが可能である。この結果、一周期の波長掃引で一ライン分のデータが得られることとなり、断面画像を形成することができる。
なお、光源1701より出力される光は、コヒーレント長が4〜10mm程度あるため、測定対象の深さ方向の検査範囲が全て網羅できるため、参照ミラーを動作させる必要は無く、参照ミラー1702は一定の距離に固定して配されることとなる。
このように参照ミラーを機械的に動かす必要がないので、波長掃引利用の光干渉断層診断装置の場合、光干渉断層診断装置と比べて1ライン分の信号を取得するのに要する時間が短くなり、フレームレートを上げることができる。光干渉断層診断装置における最大フレームレートが15fr/sであるのに対し、波長掃引利用の光干渉断層診断装置のフレームレートは30〜200fr/s程度である。
もともと光干渉断層診断装置や波長掃引利用の光干渉断層診断装置の場合、血球成分への光の吸収を避け、良好な画像を取得するために、診断時には血液を排除しなければならない。このため、フレームレートが低いと血液を排除しておく時間を長くする必要があり、臨床上問題がある。これに対して、波長掃引利用の光干渉断層診断装置の場合、数秒間の血液排除で血管の軸方向に30mm以上の画像を取得することができるため、臨床上の問題を低減させることができるというメリットがある。
2.波長掃引利用の光干渉断層診断装置の機能構成
図18は、波長掃引利用の光干渉断層診断装置1800の機能構成を示す図である。以下、上記第2の実施形態において図12を用いて説明した光干渉断層診断装置との相違点を中心に説明する。
1808は光源であり、Swept Laserが用いられる。Swept Laser1808は、SOA2216(semisonductor optical amplifier)とリング状に結合された光ファイバ1817とポリゴンスキャニングフィルタ(1808b)よりなる、Extended−cavity Laserの一種である。
SOA1816から出力された光が、光ファイバ1817を進み、ポリゴンスキャニングフィルタ1808bに入り、ここで波長選択された光が、SOA1816で増幅され、最終的にcoupler1814から出力される。
ポリゴンスキャニングフィルタ1808bは、光を分光する回折格子1812とポリゴンミラー1809との組み合わせで波長を選択する。回折格子1812により分光された光を2枚のレンズ(1810、1811)によりポリゴンミラー1809の表面に集光させる。これによりポリゴンミラー1809と直交する波長の光のみ同一の光路を戻り、ポリゴンスキャニングフィルタ1808bから出力されるため、ミラーを回転させることで、波長の時間掃引を行う。
ポリゴンミラー1809は、例えば、32面体のミラーが使用され、回転数が50000rpm程度である。ポリゴンミラー1809と回折格子1812とを組み合わせたユニークな波長掃引方式により、高速、高出力の波長掃引が可能である。
Coupler1814から出力されたSwept Laser1808の光は、第1のシングルモードファイバ1830の一端に入射され、先端面側に伝送される。第1のシングルモードファイバ1830は、途中の光カップラ部1826で第2のシングルモードファイバ1831と光学的に結合されている。従って、この光カップラ部1826で2つに分岐されて伝送される。
第1のシングルモードファイバ1830の光カップラ部1826より先端側には、非回転部と回転部との間を結合し、光を伝送する光ロータリジョイント1803が設けられている。
更に、光ロータリジョイント1803内の第3のシングルモードファイバ1832の先端には、光プローブのコネクタ部1802が着脱自在に接続されている。これにより光プローブ1801内に挿通され回転駆動可能な第4のシングルモードファイバ1833に、光源1808からの光が伝送される。
伝送された光は、光プローブ1801の先端側から体腔内の生体組織側にラジアル走査しながら照射される。そして、生体組織側の表面あるいは内部で散乱した反射光の一部は光プローブ1801により取り込まれ、逆の光路を経て第1のシングルモードファイバ1830側に戻る。さらに、光カップラ部1826によりその一部が第2のシングルモードファイバ1831側に移り、第2のシングルモードファイバ1831の一端から光検出器(例えばフォトダイオード1819)に入射される。
なお、光ロータリジョイント1803の回転部側は回転駆動装置1804のラジアル走査モータ1805により回転駆動される。また、ラジアル走査モータ1805の回転角度は、エンコーダ部1806により検出され、出力パルスとして出力される。更に、光ロータリジョイント1803は、直線駆動装置1807を備え、信号処理部1823からの指示に基づいて、カテーテル部101の挿入方向の動作を規定している。
また、第2のシングルモードファイバ1831の光カップラ部1826より先端側には、基準光の光路長を変える光路長の可変機構1825が設けてある。
この光路長の可変機構1825は光プローブを交換して使用した場合の個々の光プローブの長さのばらつきを吸収できるように、その長さのバラツキに相当する光路長を微小変化させる光路長変化手段を備えている。
第2のシングルモードファイバ1831およびコリメートレンズ1826は、その光軸方向に矢印1833で示すように移動自在な1軸ステージ1832上に設けられ、光路長変化手段を形成している。
具体的には、1軸ステージ1832は光プローブ1801を交換した場合に、光プローブの光路長のバラツキを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する光路長可変手段を形成する。さらに、1軸ステージ1832はオフセットを調整する調整手段としての機能も備えている。例えば、光プローブ1801の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、1軸ステージ1832により光路長を微小変化させることにより、生体組織の表面位置から干渉する状態に設定することが可能となる。
光路長の可変機構1825で光路長が微調整された光は第2のシングルモードファイバ1831の途中に設けた光カップラ部1826で第1のシングルモードファイバ1826側から漏れた光と混合されて、フォトダイオード1819にて受光される。
フォトダイオード1819にて受光された光は光電変換され、アンプ1820により増幅された後、復調器1821に入力される。この復調器1821では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換器1822に入力される。
A/D変換器1822では、干渉光信号を180MHzで2048ポイント分サンプリングして、1ラインのデジタルデータ(干渉光データ)を生成する。なお、サンプリング周波数を180MHzとしたのは、波長掃引の繰り返し周波数を40kHzとした場合に、波長掃引の周期(12.5μsec)の90%程度を2048点のデジタルデータとして抽出することを前提としたものであり、特にこれに限定されるものではない。
A/D変換器1822にて生成されたライン単位の干渉光データは、信号処理部1823に入力される。この信号処理部1823では干渉光データをFFT(高速フーリエ変換)により周波数分解して深さ方向のデータを生成し、これを座標変換することにより、血管内の各位置での断面画像を形成し、所定のフレームレートでLCDモニタ1827に出力する。
なお、信号処理部1823は位置制御装置1834と接続されている。信号処理部1823は位置制御装置1834を介して1軸ステージ1832の位置の制御を行う。また、信号処理部1823はモータ制御回路1824と接続され、ラジアル走査モータ2205の回転駆動を制御する。
3.カテーテル部の構成
カテーテル部101の全体構成ならびに先端部の構成は、上記第2の実施形態において図13を用いて説明した光干渉断層診断装置のカテーテル部と同様であるため、ここでは説明を省略する。
4.信号処理部の構成
次に信号処理部1823の構成について説明する。図19は、波長掃引利用の光干渉断層診断装置1800の信号処理部1823の機能構成を示す図である。
図19において、1907は制御部であり、波長掃引利用の光干渉断層診断装置1800全体を統括的に制御する。
1901は同期信号生成部であり、光源1808の波長掃引周期に同期した同期信号を生成し、同期信号選択部1902に出力する。なお、光プローブ1801からの光源1808の波長掃引周期は、エンコーダ部1806からの出力パルスの出力周期よりも短く設定されているものとする。
1902は同期信号選択部であり、エンコーダ部1806の出力パルスと、同期信号生成部1901より出力された同期信号とを受信する。そして、受信した同期信号のうち、エンコーダ部1806の出力パルスの立ち上がり後、最初に受信した同期信号のみを選択し、該選択した同期信号をA/D変換器1822に出力する。
すなわち、エンコーダ部1806の出力パルスの立ち上がり後、次の出力パルスの立ち上がりまでの間に、複数の同期信号を受信した場合、最初の同期信号のみを選択し、他の同期信号は間引くように機能する。
これにより、同期信号選択部1902からは、エンコーダ部1806の出力パルスと同数の同期信号が出力されることとなる。なお、ここでは、エンコーダ部1806の出力パルスの立ち上がりを監視することとしているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、例えば、立下りを監視するようにしてもよい。いずれにしても、エンコーダ部1806の出力パルスの1周期の間に、同期信号が1パルスのみ出力するよう構成されていればよい。
同期信号選択部1902より出力された同期信号は、A/D変換器1822に入力される。A/D変換器1822では、同期信号選択部1902より入力された同期信号をトリガーとして、干渉光信号を2048ポイント分サンプリングして、1ラインのデジタルデータ(干渉光データ)を生成する。なお、サンプリング周波数は、1回の波長掃引の時間を200で除した値である。
A/D変換器1822にて生成されたライン単位の干渉光データは、FIFOメモリ部1903に出力される。
1903はFIFOメモリ部であり、A/D変換器1822より入力された干渉光データを一旦格納する。そして、エンコーダ部1806の出力パルスに同期して読み出され、ラインデータ生成部1904に入力され、FFT処理により波長分解され、1ライン分の深度データが生成され、信号後処理部1905に出力される。
1905は信号後処理部であり、FIFOメモリ部1903より送信された干渉光データに対してフレーム相関、ガンマ補正、コントラスト調整、シャープネスフィルタ等の処理を施し画像構築部1906に出力する。
画像構築部1906では、波長掃引単位(ライン単位)の深度データ列をビデオ信号に変換する。これにより、LCDモニタ1827に表示する断面画像を形成する。
5.A/D変換器1822及び信号処理部1823における処理の流れ
波長掃引利用の光干渉断層診断装置1800の血管内光干渉断層診断時のA/D変換器1822及び信号処理部1823における処理の流れについて図20を用いて説明する。
同期信号選択部1902がエンコーダ部1806の出力パルスを受信するごとに図20に示す処理が開始される。
ステップS2001では、同期信号選択部1902が同期信号生成部1901より同期信号を受信したか否かを判定する。受信が無い場合には、受信するまで待機する。一方、受信した場合には、ステップS2002に進む。
ステップS2002では、ステップS2001にて受信した同期信号が、本処理を開始するにあたり受信したエンコーダ部1806の出力パルスのあとの最初の同期信号が否かを判定する。
ステップS2002にて、最初の同期信号であると判定された場合には、ステップS2003に進み、当該受信した同期信号をA/D変換器1822に出力し、ステップS2004に進む。
ステップS2004にて、A/D変換器1822では、当該同期信号をトリガーとして、干渉光データを生成し、FIFOメモリ部1903に出力する。
一方、ステップS2002において、最初の同期信号でないと判定された場合には、当該受信した同期信号は、A/D変換器1822に出力されることなく、ステップS2005に進む。
ステップS2005では、同期信号選択部1902が、エンコーダ部1806より次の出力パルスを受信したか否かを判定する。次の出力パルスを受信していなければ、ステップS2001に戻る。一方、次の出力パルスを受信した場合には、今回の処理を終了する。
6.A/D変換器1822及び信号処理部1823における処理の具体例
次にA/D変換器1822及び信号処理部1823における処理の具体例について図21を用いて説明する。
図21は、エンコーダ部1806の出力パルスと光源1808の波長掃引周期とが同期していない場合のタイミングチャートを示す図である。
同図において、2101はエンコーダ部1806の出力パルスのタイミングを示している。1802は、同期信号生成部1901において生成された同期信号のタイミングを示している。1903は、A/D変換器1822に入力される干渉光信号のタイミングを示している。2104は、同期信号選択部1902において選択的に出力される同期信号のタイミングを示している。2105は、A/D変換器1822において生成された干渉光データのタイミングを示している。更に、2106は、FIFOメモリ部1903より読み出される干渉光データのタイミングを示している。
同図に示すように、エンコーダ部1806の立ち上がり後(2107)、同期信号生成部1901で最初に生成、出力された同期信号(2108)を受けて、同期信号選択部1902は、A/D変換器1822に同期信号を出力する(2109)。A/D変換器1822では、同期信号選択部1902より受信した同期信号をトリガーとして、干渉光信号(2110)をA/D変換し、干渉光データ(Data1)を生成した後、FIFOメモリ部1903に格納する。FIFOメモリ部1903に格納されたData1は、エンコーダ部1806の出力パルスに同期して、読み出される。
ここで、本実施形態にかかる波長掃引利用の光干渉断層診断装置では、波長掃引の周期が、エンコーダ部1806の出力パルスの出力周期よりも短く設定されている。このため、エンコーダ部1806の出力パルスの立ち上がり後(2111)、同期信号生成部1901より同期信号が2回出力される場合がある(2112、2113)。
このような場合、最初の同期信号(2112)が同期信号選択部1902において選択され、A/D変換器1822に出力される(2114)。一方、2回目の同期信号(2113)は、同期信号選択部1902において選択されない。このため、A/D変換器1822には出力されない。この結果、同期信号選択部1902が2回目の同期信号(2113)を受信後に、A/D変換器1822に入力された干渉光信号(2115)はA/D変換されず、間引きされることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかる波長掃引利用の光干渉断層診断装置によれば、プローブのラジアル走査における回転周期と、波長掃引の周期との間で、同期がとれていなかった場合でも、プローブのラジアル走査における回転周期に従って、干渉光データを生成することが可能となる(つまり、エンコーダ部の出力パルス数よりも多く入力された干渉光信号は間引いたうえで干渉光データを生成することが可能となる)。
この結果、従来のように、断面画像が円周方向にぶれて表示されたり、ゆっくりと回転して表示されるといった不都合が解消される。
血管内超音波診断装置の外観構成を示す図である。 血管内超音波診断装置の機能構成を示す図である。 血管内超音波診断装置のカテーテル部の全体構成を示す図である。 血管内超音波診断装置のカテーテル部の先端部の構成を示す図である。 カテーテル部において駆動シャフトをカテーテルシースに対して相対的にスライドさせた様子を示す図である。 血管内超音波診断装置の信号処理部の機能構成を示す図である。 血管内超音波診断時のカテーテル部の動作を説明するための模式図である。 血管内超音波診断時のA/D変換器及び信号処理部における処理の流れを示すフローチャートである。 エンコーダ部の出力パルスと超音波振動子送信/受信タイミングとが同期している場合のタイミングチャートを示す図である。 光干渉断層診断装置の測定原理を説明するための図である。 光干渉断層診断装置の基本原理を説明するための図である。 光干渉断層診断装置の機能構成を示す図である。 光干渉断層診断装置のカテーテル部の先端部の構成を示す図である。 光干渉断層診断装置の信号処理部の機能構成を示す図である。 血管内光干渉断層診断時のA/D変換器及び信号処理部における処理の流れを示すフローチャートである。 エンコーダ部の出力パルスと参照ミラーの光路長走査周期とが同期していない場合のタイミングチャートを示す図である。 波長掃引利用の光干渉断層診断装置の基本原理を示す図である。 波長掃引利用の光干渉断層診断装置の機能構成を示す図である。 波長掃引利用の光干渉断層診断装置の信号処理部の機能構成を示す図である。 血管内光干渉断層診断時のA/D変換器及び信号処理部における処理の流れを示すフローチャートである。 エンコーダ部の出力パルスと参照ミラーの光路長走査周期とが同期していない場合のタイミングチャートを示す図である。

Claims (9)

  1. 信号の送受信を繰り返すプローブを接続し、体腔内においてラジアル走査させることで、該プローブより体腔内でのライン単位の反射信号を取得し、該取得した反射信号に基づいて生成されたデジタルデータを用いて、該体腔内の断面画像を形成・表示する画像診断装置であって、
    前記信号のライン単位の取得周期のタイミングと同期した同期信号であって、前記ラジアル走査の際の前記プローブの回転角度に応じて出力される出力信号よりも高い周波数の同期信号を生成し、出力する生成手段と、
    前記出力信号を受信するとともに、該出力信号の受信後に、最初に受信した前記同期信号を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記同期信号の入力に応じて、前記反射信号をデジタルデータに変換し、出力する変換手段と
    を備えることを特徴とする画像診断装置。
  2. 前記変換手段より出力された前記デジタルデータを一時的に保持する保持手段を更に備え、
    前記保持手段に保持された前記デジタルデータは、前記出力信号に同期して読み出されることで、前記体腔内の断面画像が形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  3. 前記プローブは超音波振動子を含み、超音波の送受信が可能であり、前記データは、該プローブより取得された体腔内での反射波に基づいて生成されることを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  4. 前記プローブは観測用の光を出力する光源に接続され、該光の送受信が可能であり、前記データは、該プローブより取得された体腔内での反射光と、該光源より出力され光学ミラーにおいて反射された反射光との干渉光に基づいて生成されることを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  5. 前記プローブは波長の掃引レーザ光を出力する光源に接続されることを特徴とする請求項4に記載の画像診断装置。
  6. 信号の送受信を繰り返すプローブを接続し、体腔内においてラジアル走査させることで、該プローブより体腔内でのライン単位の反射信号を取得し、該取得した反射信号に基づいて生成されたデジタルデータを用いて、該体腔内の断面画像を形成・表示する画像診断装置における情報処理方法であって、
    前記信号のライン単位の取得周期のタイミングと同期した同期信号であって、前記ラジアル走査の際の前記プローブの回転角度に応じて出力される出力信号よりも高い周波数の同期信号を生成し、出力する生成工程と、
    前記出力信号を受信するとともに、該出力信号の受信後に、最初に受信した前記同期信号を選択して出力する選択工程と、
    前記選択工程により選択された前記同期信号の入力に応じて、前記反射信号をデジタルデータに変換し、出力する変換工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  7. 前記変換工程より出力された前記デジタルデータを保持手段に一時的に保持する保持工程を更に備え、
    前記保持手段に保持された前記デジタルデータは、前記出力信号に同期して読み出され、前記体腔内の断面画像が形成されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 請求項6または7に記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
  9. 請求項6または7に記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
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