JP2007267934A - 歩行支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直進性能が良く左右移動も容易な歩行支援装置を提供する。
【解決手段】装置フレーム9の下部に設けられた中央側走行体11Bは、下部に固定された固定支持部97と固定支持部97に支持されて左右方向に延長した車軸96と車輪95とを備え、車輪95が車軸96を中心として固定支持部97に回転可能に設けられ、装置フレーム9の下部の前端側及び後端側の左右に設けられた端側走行体11Aは、走行面10aに対して垂直な軸94を中心として回転可能なように下部に取付けられた可動支持部93と車軸92と車輪91とを備え、車輪91が車軸92を中心として可動支持部93に回転可能に設けられ、かつ、車輪91の位置が上下動可能に形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、直進性能が良く左右移動も容易な歩行支援装置に関する。
使用者の体を吊って使用者の体重負荷を軽減(免荷)した状態で使用者の歩行を支援する歩行支援装置が知られている。この歩行支援装置として、移動を容易とするために装置フレームの下部に走行部を備えたものが知られている(特許文献1など参照)。走行部は、車輪を備えた走行体を、4輪自動車のように、装置フレームの下部の前側左右と装置フレームの下部の後側左右とに設けた構造である。走行体は、車輪と車軸と支持部とで形成されたいわゆるフリーキャスターと呼ばれるものである。支持部は、床のような走行面に対して垂直な軸を中心として回転可能に装置フレームの下部に取付けられる。車輪は、走行面に対して平行となる車軸を中心とし、支持部に回転可能に設けられる。
しかしながら、上記歩行支援装置によれば、走行体の支持部及び車輪が垂直な軸を中心として回転可能であるため、車輪の向きが変わりやすい。よって、歩行支援装置の進行方向が変わりやすく、歩行支援装置の直進性が悪い。そこで、固定の支持部に車輪が回転可能に設けられた直進用の走行体を、装置フレームの下部の前後の中間における左右に設けることによって、歩行支援装置の直進性を良くすることが考えられるが、この場合、この直進用の走行体の車輪が邪魔となって歩行支援装置の左右方向への移動が困難となってしまう。
特開2005−279009号公報
発明が解決しようとする課題は、従来の歩行支援装置において、装置フレームの下部の前後の中間における左右に直進用の走行体を設けて歩行支援装置の直進性を良くした場合、この直進用の走行体の車輪が邪魔となって歩行支援装置の左右方向への移動が困難となってしまうという点である。
本発明の歩行支援装置は、装置フレームの下部に走行部を備えた歩行支援装置において、走行部は、下部の前端側左右に設けられた2つの走行体と下部の中央側左右に設けられた2つの走行体と下部の後端側左右に設けられた2つの走行体とにより形成され、中央側左右に設けられた中央側走行体は、下部に固定された固定支持部と固定支持部に支持されて左右方向に延長した車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として固定支持部に回転可能に設けられ、前端側左右と後端側左右とに設けられた端側走行体は、走行面に対して垂直な軸を中心として回転可能なように下部に取付けられた可動支持部と車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として可動支持部に回転可能に設けられ、かつ、車輪の位置が上下動可能に形成されたことを特徴とする。
装置フレームの下部に走行部を備えた歩行支援装置において、走行部は、下部の前端側左右に設けられた2つの走行体と下部の中央側左右に設けられた2つの走行体と下部の後端側左右に設けられた2つの走行体とにより形成され、前端側左右と後端側左右とに設けられた端側走行体は、走行面に対して垂直な軸を中心として回転可能なように下部に取付けられた可動支持部と車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として可動支持部に回転可能に設けられ、中央側左右に設けられた中央側走行体は、下部に固定された固定支持部と固定支持部に支持されて左右方向に延長した車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として固定支持部に回転可能に設けられ、かつ、車輪の位置が上下動可能に形成されたことも特徴とする。
支柱と、支柱の上部に支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも後側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、吊棒の支点よりも前側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、機構吊下げ点に繋がれるとともに支柱や支柱に連結された装置フレームに取付けられた吊上げ装置とを備え、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長いことも特徴とする。
支柱と、支柱の上部に支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも後側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、吊棒の支点よりも前側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、機構吊下げ点に吊下げられた弾性伸縮機構と、弾性伸縮機構の下部に連結された調整ロープと、人体吊下げ点に吊下げられる人体に対する吊上力を調整するために支柱や支柱に連結された装置フレームに取付けられて調整ロープを巻き取ったり巻き出したりする巻取機構とを備え、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長いことも特徴とする。
弾性伸縮機構に設けられた弾性体がコイルばねであることも特徴とする。
中央側走行体は、人が人体吊下げ点で吊上げられた使用状態での歩行支援装置の重心の真下に相当する位置の下部の左右に設けられたことも特徴とする。
6つの走行体の取付けられた装置フレームの下部が、中央側走行体の固定支持部を支点として下方に撓む材料により形成され、中央側走行体の車輪の最下点が、端側走行体の車輪の最下点より低い位置に設けられたことも特徴とする。
本発明によれば、端側走行体の車輪の位置が上下動可能に形成されたことによって、直進性能が良く左右移動も容易な歩行支援装置を提供できる。
中央側走行体の車輪の位置が上下動可能に形成された場合でも、直進性能が良く左右移動も容易な歩行支援装置を提供できる。
シーソーのような吊棒を備え、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法を、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長くしたので、人体吊下げ点の上下移動可能幅を大きくできるとともに吊上げ装置により人体吊下げ点に付与される吊上力を大きくできる。即ち、人体吊下げ点で吊下げられた使用者の上下移動可能幅を大きくできるとともに使用者の体重負荷を軽減するための吊上力を大きくできる。したがって、使用者の体重負荷を軽減できるとともに使用者の歩行動作に伴う使用者の上下動にも追従できて自然な歩行を支援できる歩行支援装置が得られる。また、機構吊下げ点の上下移動可能幅を人体吊下げ点の上下移動可能幅よりも小さくできるので、人体吊下げ点で吊下げられた使用者の上下移動に伴う吊上力の変動を小さくできる。
また、弾性伸縮機構による吊上力を変更するための巻取機構を備えたので、巻取機構を操作して吊上力を容易に変更できる。
弾性伸縮機構の弾性体としてコイルばねを用いたことによって、弾性伸縮機構の構成を簡単にでき、吊上力を容易に変更可能な構成の歩行支援装置を安価に得ることができる。
中央側走行体を重心Gの真下の左右両側に設けたので、使用者が歩行支援装置をその場で旋回させやすい歩行支援装置を提供できる。
6つの走行体の取付けられた装置フレームの下部が、中央側走行体の固定支持部を支点として下方に撓む材料により形成され、中央側走行体の車輪の最下点が、端側走行体の車輪の最下点より低い位置に設けられたことによって、歩行支援装置の前後のがたつきを少なくでき、使用者に安心感を与えることができる。
図1乃至図5は本発明の最良の形態による歩行支援装置を示し、図1は歩行支援装置を示し、図2は歩行支援装置の構成を簡略化して示し、図3は弾性伸縮機構の収納ケースの構造を分解して示し、図4は図1の平面を示し、図5は端側走行体の車輪上下機構を断面で示す。
図2乃至図4を参照し、まず、歩行支援装置1の概要を説明する。歩行支援装置1は、支柱2、吊棒3、人体吊下げ点4、弾性伸縮機構5、調整ロープ6、巻取機構7、機構吊下げ点8、装置フレーム9、走行部10を備える。
支柱2は上下に延長する。装置フレーム9は支柱2に連結される。装置フレーム9は下部に土台フレーム部33を備え、土台フレーム部33に走行部10が設けられる。
吊棒3は、支柱2の上部に回転可能に取付けられることによって、回転中心軸13を支点14として一端部12と他端部15とが互いに上下方向に往復するシーソー運動を行う。
人体吊下げ点4は、吊棒3の支点14よりも後側に位置する吊棒3の他端部15に設けられる。
機構吊下げ点8は、吊棒3の支点14よりも前側に位置する吊棒3の一端部12に設けられる。
吊棒3の支点14から吊棒3の人体吊下げ点4までの他端側寸法aは、吊棒3の支点14から吊棒3の機構吊下げ点8までの一端側寸法bよりも長い。
人体吊下げ点4には、人体吊ロープ16が吊り下げられ、人体吊ロープ16の下端部17と装着具18とが互いに連結される。装着具18は、人体吊下げ点4に使用者19の人体を支えるために人体吊ロープ16で吊り下げられる。装着具18を装着した使用者19の人体が人体吊ロープ16により人体吊下げ点4に吊下げられることによって、弾性伸縮機構5による吊上力が使用者19に付与され、使用者19は自己の体重負担が軽減された状態での歩行が可能となる。
機構吊下げ点8と弾性伸縮機構5の上端部22とが連結金具やロープのような機構吊ロープ20により互いに連結される。即ち、弾性伸縮機構5が機構吊ロープ20により機構吊下げ点8に吊り下げられる。
巻取機構7は、調整ロープ6を巻き取る巻枠26、巻枠26を回転させる操作ハンドル27、巻枠26の回転をロックする図外のロック機構を備えた手巻式ウインチ装置により形成される。すなわち、巻取機構7は、人体吊下げ点4より吊下げられた装着具18によって支えられた使用者19を吊る吊上力を調整するために、装置フレーム9に取付けられて調整ロープ6を巻き取ったり巻き出したりする機構である。巻取機構7は、止ねじ28や溶接によって、支柱2や支柱2に連結された装置フレーム9に取付けられる。
調整ロープ6の一端部23と弾性伸縮機構5の下端部24とが互いに連結され、調整ロープ6の他端部25と巻取機構7の巻枠26とが互いに連結される。調整ロープ6は巻枠26によって巻き取り及び巻き出し可能なように巻枠26に連結される。
支柱2の上部には、吊棒3における人体吊下げ点4の下方への設定値以上の移動を規制する転倒防止ストッパ29、及び、人体吊下げ点4の上方への設定値以上の移動を規制する吊棒回転防止ストッパ30を備える。
図2;図3を参照し、弾性伸縮機構5を説明する。弾性伸縮機構5は、図2に示すように、弾性体としてのコイルばね51、収納ケース52を備える。図3に示すように、収納ケース52は、上端開口下端閉塞の大径筒体53、下端開口上端閉塞の小径筒体54、締結キャップ55を備える。大径筒体53の筒の内径dは小径筒体54の筒の外径よりも大きい。大径筒体53の筒壁には溝58が形成される。溝58は筒壁の内周面56から外周面57に貫通するとともに上端開口59から下端60に向けて一直線状に延長する。外周面57における溝58の横には溝58の上下方向に渡って吊上力の目盛部61が設けられる。小径筒体54の筒の外周面62の下部には外周面62より外側に突出する指針軸63が設けられる。小径筒体54が大径筒体53の筒内に収納された場合に、指針軸63が溝58を経由して溝58よりも大径筒体53の外周面57の外側に突出して溝58内を上下に移動可能である。指針軸63が目盛部61のある目盛値の横に位置された場合に、その目盛値が吊上力を示すように目盛部61が形成される。大径筒体53の上端開口59側の外周面57にはねじ部64が形成される。締結キャップ55の筒の内壁にはねじ部64にねじ嵌合するねじ部64a(図2参照)が形成される。図2に示すように、弾性伸縮機構5は、大径筒体53の筒の底面に設けられた係留部65にコイルばね51の一端66が連結され、小径筒体54の筒の底面に設けられた係留部67にコイルばね51の他端68が連結され、小径筒体54の下端開口側の筒部が大径筒体53の上端開口59側の筒の内側に嵌め込まれるとともに指針軸63が溝58内に嵌め込まれ、締結キャップ55が小径筒体54の上端閉塞側から小径筒体54の外周面62に挿入されて大径筒体53のねじ部64に締結される。コイルばね51の両端の引掛部を係留部65及び係留部67などに引っ掛けることでコイルばね51を小径筒体54と大径筒体53とに連結できる。そして、弾性伸縮機構5の機構吊下げ点8と弾性伸縮機構5の上端部22とが機構吊ロープ20により互いに連結され、調整ロープ6の一端部23が弾性伸縮機構5の下端部24に固定され、調整ロープ6の他端部25が巻取機構7の巻枠26に固定される。以上の構成により、巻取機構7の操作ハンドル27を操作して調整ロープ6を巻き取ることによって、大径筒体53が下方に移動して、コイルばね51が上下方向に伸びる。この際の、コイルばね51が元の状態に戻ろうとする力(コイルばね51が縮もうとする力)が吊上力となり、その吊上力の値はそのときの指針軸63の横の目盛値で示される。つまり、巻取機構7を操作して、調整ロープ6を巻き取れば吊上力を大きくでき、調整ロープ6を巻き出せば吊上力を小さくできる。すなわち、装着具18を装着した使用者19の体を吊り上げる吊上力(体重免荷量)が巻取機構7による調整ロープ6の巻取量によって決定される歩行支援装置1となり、吊上力を変更するための操作を容易とできて、吊上力を容易に変更可能な歩行支援装置1が得られる。
歩行支援装置1の使用方法を説明する。まず、介護者などが装着具18を使用者19に装着する。手巻式ウインチ装置による巻取機構7の操作ハンドル27を操作して、所望の吊上力となるまで調整ロープ6を巻き取ってロック機構により巻枠26をロックすることで吊上力を設定する。使用者が、支柱2や装置フレーム9に掴まりながら歩行すると走行部10が走行面10aを転がって歩行支援装置1も移動する。
最良の形態では、吊棒3の支点14から吊棒3の人体吊下げ点4までの他端側寸法aを、吊棒3の支点14から吊棒3の機構吊下げ点8までの一端側寸法bよりも長くしたので、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動可能幅を大きくできる。つまり、人体吊下げ点4の上下移動可能幅=機構吊下げ点8の上下移動可能幅×(a/b)となる。したがって、使用者19の歩行動作に伴う使用者19の上下動に追従できるようになるとともに使用者19の体重負荷を軽減するための吊上力を大きくできる。よって、自力で体重を支えきれない使用者19であっても自然な歩行を行えるように歩行支援できる歩行支援装置1が得られる。
また、人体吊下げ点4に吊上力が作用している状態から使用者19の歩行動作に伴って人体吊下げ点4の位置が上下に移動した場合には吊上力が変動するが、他端側寸法aを一端側寸法bよりも長くしたので、機構吊下げ点8の上下移動可能幅を人体吊下げ点4の上下移動可能幅よりも小さくでき、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動に伴う吊上力の変動を小さくできる。
例えば、他端側寸法aと一端側寸法bとの比を7:1とした場合、人体吊り下げ点4に25kgの吊上力を作用させるためには、機構吊り下げ点8を175kgの力で下方に引っ張る必要がある。そして、人体吊り下げ点4に25kgの吊上力が作用している状態から使用者の歩行動作に伴って人体吊り下げ点4の位置を上下に10.5cmずつ移動可能なようにする(即ち、人体吊り下げ点4の上下移動可能幅を21cmにする)ためには、コイルばね51の伸縮によって機構吊り下げ点8が上下に1.5cmずつ移動可能としなければならない(即ち、機構吊り下げ点8の上下移動可能幅を3cmにする)。よって、この場合、機構吊り下げ点8に175kgの力を付与でき、かつ、機構吊り下げ点8を上下に1.5cmずつ移動可能とできるコイルばね51を使用すればよい。すなわち、コイルばね51は、設定したい、最大吊上力、人体吊り下げ点4の位置の上下最大移動可能幅に応じて、その設定値を実現できるものを選定すればよい。この場合、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動可能幅を21cmと大きくでき、しかも、使用者19の体重負荷を軽減するための吊上力を25kg程度と大きくできる。したがって、人体吊下げ点4が使用者19の歩行動作に伴う使用者19の上下動に追従できるようになり、使用者19の体重負荷を軽減するための吊上力も大きいので、自力で体重を支えきれない使用者19であっても自然な歩行を行えるように歩行支援できる歩行支援装置1が得られる。また、人体吊り下げ点4の上下移動可能幅21cmに対して機構吊り下げ点8の上下移動可能幅を3cmにでき、機構吊下げ点8の上下移動可能幅を人体吊下げ点4の上下移動可能幅よりも小さくできるので、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動に伴う吊上力の変動を小さくできる。
他端側寸法aと一端側寸法bとを同じにした場合や他端側寸法aを一端側寸法bよりも短くした場合と、他端側寸法aを一端側寸法bよりも長くした場合とを比較すると、他端側寸法aを一端側寸法bよりも長くした場合の方が、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動可能幅を大きくできるとともに使用者19の体重負荷を軽減するための吊上力を大きくでき、しかも、使用者19の上下移動に伴う吊上力の変動を小さくできる。
また、最良の形態の歩行支援装置1によれば、巻取機構7を備え、吊上力を巻取機構7による調整ロープ6の巻取量で決定される構成としたため、巻取機構7を操作して調整ロープ6を巻き取ったり、巻き出したりすることによって、吊上力を容易に変更でき、吊上力を変更するための操作の容易な歩行支援装置1が得られる。
また、弾性伸縮機構5の弾性体としてコイルばね51を用いたので、弾性伸縮機構5の構成を簡単にでき、吊上力を容易に変更可能な構成の歩行支援装置1を安価に得ることができる。
また、巻取機構7として手巻式ウインチ装置を用いたことによって、吊上力の変更操作を容易とできる。
また、転倒防止ストッパ29を備えているので、使用者19が足を滑らせたりした場合などにおいての使用者19の転倒を防止できる。
次に、図1を参照し、支柱2、吊棒3、装置フレーム9、走行部10などをより具体化した最良の形態による歩行支援装置1の一例を詳細に説明する。
まず、支柱2と装置フレーム9との構成を説明する。支柱2は、左支柱31と右支柱32とにより形成される。装置フレーム9は支柱2に連結される。装置フレーム9は、土台フレーム部33、支柱支持フレーム部34を備える。
土台フレーム部33は、左フレーム部35、右フレーム部36、前フレーム部37を備える。左フレーム部35及び右フレーム部36は前後方向に延長して互いに一定の間隔を隔てて平行に配置される。前フレーム部37は左右方向に延長して左端が左フレーム部35の前端と右フレーム部36の前端とに繋がる。左フレーム部35の後端と右フレーム部36の後端との間は開放された出入部38となっている。この出入部38を経由して使用者19が人体吊下げ点4の真下位置と外部との間を出入り可能である。即ち、人が右フレーム部36の外側に立って左フレーム部35の方向に向いて上から見た場合に、土台フレーム部33は後部が開放されたコ字形である。左支柱31は、左フレーム部35の前後の中間よりも後方位置より上方に立ち上がるように設けられる。右支柱32は、右フレーム部36の前後の中間よりも後方位置より上方に立ち上がるように設けられる。左支柱31及び右支柱32は、後から前に傾けて設けられる。
支柱支持フレーム部34は、左右の中間支持フレーム部41;42、中間上側連結フレーム部43、中間前連結フレーム部44、左右の上下連結フレーム部45;46、左右の前後連結フレーム部47;48、上部連結フレーム部49を備える。左中間支持フレーム部41は、前フレーム部37の左右の中間よりも左にずれた位置と左支柱31の上下の中間位置とを互いに連結する。右中間支持フレーム部42は、前フレーム部37の左右の中間よりも右にずれた位置と右支柱32の上下の中間位置とを互いに連結する。中間上側連結フレーム部43は、左支柱31及び右支柱32の相対峙する中間位置同士を互いに連結する。中間上側連結フレーム部43は、左中間支持フレーム部41と左支柱31との左連結点71と右中間支持フレーム部41と右支柱との右連結点72とを互いに連結する。中間上側連結フレーム部43は、左連結点71から前方に延長する左前後部73と、右連結点72から前方に延長する右前後部74と、左前後部73と右前後部74とを互いに連結する前左右部75とにより形成され、土台フレーム部33と同じように上から見てコ字形である。中間前連結フレーム部44は、左連結点71や右連結点72よりも下側に位置する部分で左中間支持フレーム部41と右中間支持フレーム部42とを互いに連結する。左上下連結フレーム部45は、中間前連結フレーム部44の左端部とこの左端部の真上に位置する中間上側連結フレーム部43の前左右部75の左端部とを互いに連結する。右上下連結フレーム部46は、中間前連結フレーム部44の右端部とこの右端部の真上に位置する中間上側連結フレーム部43の前左右部75の右端部とを互いに連結する。左前後連結フレーム部47は、中間前連結フレーム部44の左端部に対応した左中間支持フレーム部41の左側部から左支柱31を越えて後方に延長するとともに左中間支持フレーム部41の左側部と左支柱31とを互いに連結する。右前後連結フレーム部48は、中間前連結フレーム部44の右端部に対応した左中間支持フレーム部41の右側部から右支柱32を越えて後方に延長するとともに左中間支持フレーム部41の右側部と右支柱32とを互いに連結する。上部連結フレーム部49は、左支柱31の上端と右支柱32の上端とを互いに連結するとともに、左支柱31より左に延長し、かつ、右支柱32より右に延長する。支柱支持フレーム部34が、支柱2の左右の方向から加わる力、支柱2の前後の方向から加わる力に対して、支柱2に強度を付与する。巻取機構7は、土台フレーム部33における前フレーム部37の右端部に設けられた機構固定板29aに止ねじや溶接などによって取付けられる。上部連結フレーム部49に転倒防止ストッパ29及び吊棒回転防止ストッパ30が設けられる。
吊棒3の構成を説明する。吊棒3は、左吊棒81、右吊棒82、連結棒83とを備え、左吊棒81と右吊棒82とが左右に相対峙された状態で前後方向に複数設けられた連結棒83により互いに連結された構造である。上部連結フレーム部49の左端部及び右端部には、吊棒支持部84;85が上方に延長するように個別に設けられる。吊棒3は吊棒支持部84;85に回転可能に取付けられる。即ち、吊棒3は、左吊棒81の長さ方向の中央部より一端部12aに近い部分と右吊棒81の長さ方向の中央部より一端部12bに近い部分とが、左右の吊棒支持部84;85あるいは左吊棒81;右吊棒82のいずれか一方に設けられた回転中心軸13と左右の吊棒支持部84;85あるいは左吊棒81;右吊棒82の他方に設けられた軸受部86との嵌合により形成された支点14によって回転可能に支持された構成である。
人体吊下げ点4は、吊棒3の支点14よりも後側に位置する吊棒3の他端部15である左吊棒81の他端部15a及び右吊棒82の他端部15bに設けられる。機構吊下げ点8は、吊棒3の支点14より前側に位置する吊棒3の一端部12を形成する右吊棒82の一端部12bに設けられる。人体吊下げ点4や機構吊下げ点8は、リング状の連結部88;89により形成される。機構吊下げ点8である連結部89と弾性伸縮機構5の上端部22とが連結金具やロープのような機構吊ロープ20により互いに連結される。装着具18に取付けられた人体吊ロープ16の上端に設けられた引掛具161を人体吊下げ点4である連結部88に引掛けることにより、装着具18を装着した使用者19の人体が人体吊下げ点4に人体吊ロープ16で吊り下げられる。
走行部10の構成を説明する。走行部10は、土台フレーム部33の前側左右と土台フレーム部33の中央側左右と土台フレーム部33の後側左右とにそれぞれ設けられた6つの走行体11により形成される。
土台フレーム部33の前側左右と土台フレーム部33の後側左右とに設けられた4つの端側走行体11Aは、車輪91と車軸92と可動支持部93とにより形成される。可動支持部93は、走行面10aに対して垂直な軸94を中心として土台フレーム部33に回転可能に取付けられる。車輪91は、垂直な軸94と直交する方向に延長する車軸92を中心として可動支持部93に回転可能に設けられる。即ち、走行体11Aは、可動支持部93及び車輪91が垂直な軸94を中心として回転可能なため、車輪91の向きが変わりやすく、走行方向を変更しやすい、所謂フリーキャスターと呼ばれるものである。
土台フレーム部33の中央側左右に設けられた2つの中央側走行体11Bは、車輪95と車軸96と固定支持部97とにより形成される。固定支持部97は土台フレーム部33の左フレーム部35及び右フレーム部36における前後の中間位置にそれぞれ設けられる。車輪95は、走行支援装置1の前後方向に延長する左フレーム部35及び右フレーム部36と直交する左右方向に延長する車軸96を中心として固定支持部97に回転可能に設けられる。つまり、中央側走行体11Bは、左フレーム部35及び右フレーム部36に左フレーム部35及び右フレーム部36の延長する方向にのみ進行可能なように固定支持部97に車輪95が回転可能に設けられた直進用の走行体により形成される。
最良の形態では、直進用である中央側走行体11Bの車輪95の直径を、端側走行体11Aの車輪91の直径より大きくした。自力で体重を支えきれない人等のように歩行のままならない使用者19にとって歩行支援装置1の使用中に歩行支援装置1の移動速度が速かったり、左右の方向に簡単に移動してしまうと、使用者19は体勢を維持できず危険な場合もある。最良の形態では、中央側走行体11Bの車輪95の直径を、端側走行体11Aの車輪91の直径より大きくしたことによって、直進性能が向上し、また、走行面10aに段差がある場合の乗り越えやすさ、走行面10aの凹凸の影響を軽減でき、さらに、走行部10と走行面10aとの間の走行抵抗を大きくできる。よって、自力で体重を支えきれない人等のように歩行のままならない使用者19にも安全で使用しやすい歩行支援装置1を提供できる。
尚、端側走行体11Aや中央側走行体11Bは、車輪と車軸と支持部とが別々に形成されて車軸が支持部に回転可能に設けられ車輪が車軸に回転可能に設けられた構成、車輪と車軸とが一体に形成された軸車輪の車軸部が支持部に回転可能に設けられた構成、車軸と支持部とが一体に形成された軸付支持部の車軸部に車輪が回転可能に設けられた構成のうちのいずれかの構成のものを用いればよい。即ち、車輪が車軸を中心として支持部に回転可能に設けられた構成の走行体であればよい。
中央側走行体11Bは以下のように求めた位置に設けた。端側走行体11Aを土台フレーム部33の前側左右と土台フレーム部33の後側左右とにそれぞれ備え、中央側走行体11Bを備えていない歩行支援装置において、人体吊下げ点4に標準的な重さの人を吊って、その吊られた人に所定の吊上げ力が付与された使用状態での歩行支援装置の重心Gを求め、その重心Gの真下に相当する位置から前後方向と直交する左右に延長する直線Xを求め、その直線と土台フレーム部33の左フレーム部35及び右フレーム部36との交点となる位置を固定支持部97の軸受部の中心とし、車軸96の中心線と直線Xとが一致するように車軸96を設けた。そして、車輪95が車軸96を中心として固定支持部97に回転可能に設けられた構成の中央側走行体11Bを形成した。例えば、中央側走行体11Bを備えていない歩行支援装置において、人体吊下げ点4に50kgの人を25kgの吊上力で吊った使用状態での歩行支援装置の重心Gを計算して求めた。即ち、中央側走行体11Bは、中央側走行体11Bを備えていない歩行支援装置において、人体吊下げ点4に吊下げられた使用者19に所定の吊上げ力が付与された使用状態での当該歩行支援装置の重心Gの真下に相当する位置の左右に設けられた。このように、重心Gの真下の左右両側に中央側走行体11Bの車軸16を設けたので、使用者19が歩行支援装置1をその場で旋回させる場合に、旋回させやすい歩行支援装置1を提供できる。
さらに、最良の形態では、6つの走行体11が土台フレーム部33に取付けられ、中央側走行体11Bの車輪95の最下点95Gを、端側走行体11Aの車輪の最下点91Gより低くした。図2に示すように、土台フレーム部33の水平な下面から中央側走行体11Bの車輪95の最下点95Gまでの長さをH1とし、土台フレーム部33の水平な下面33Hから端側走行体11Aの車輪91の最下点91Gまでの長さH2とした場合、その長さの差(H1−H2)を例えば2.5mmとした。この場合、走行面10aが水平な面であるとすれば、この走行面10a上において、中央側走行体11Bの車輪95と前側の端側走行体11Aの車輪91、あるいは、中央側走行体11Bの車輪95と後側の端側走行体11Aの車輪91、即ち、4つの車輪が走行面10aに接触した状態では、走行面10aに接触していない2つの車輪の最下点と走行面10aとの間に5mmの隙間が生じる。つまり、水平の走行面10aに接触していない2つの車輪が走行面10aより5mmだけ浮き上がった状態となる。
中央側走行体11Bの車輪95の最下点95Gと端側走行体11Aの車輪91の最下点91Gとを同じ高さレベルにした場合、走行抵抗が大きくなる。また、走行面に突出部があり、この突出部に1つの車輪が乗り上げた場合、歩行支援装置1が突出部に乗り上げた車輪を中心に旋回するような動作が生じ、走行抵抗が変わってしまうと現象が生じる。この現象は、特にカーブを曲がっている時やその場で旋回する時に顕著に生じる。
最良の形態によれば、中央側走行体11Bの車輪95の最下点95Gを、端側走行体11Aの車輪91の最下点91Gより低くしたので、4輪走行が可能となり、歩行支援装置1の走行部10による走行抵抗を小さくできる。また、上述した走行抵抗が変わってしまうという現象も抑制できる。
端側走行体11Aは、車輪91の位置を上下に変更できる図5に示すような車輪上下機構150を備えたものを用いる。車輪上下機構150は、垂直軸94、ケース151、ロック部材152、ロック部材取付部153、ロック部材付勢コイルばね154、垂直軸付勢コイルばね155を備える。ケース151は、円筒形状に形成され、筒の両端側である上下の面には垂直軸を貫通させる孔156;157を備える。垂直軸94がケース151の孔156;157を上下に貫通するよう設けられる。ケース151内に収納された垂直軸94の外面にはばね留め部158が設けられる。ケース151より上方に位置される垂直軸94の外面にはロック片係合部159が設けられる。垂直軸付勢コイルばね155は、コイルの内側で垂直軸の周囲を取り巻くように設けられて、一端がばね留め部158に留められ、他端がケース151内の下面のばね留め部160に留められることによって、垂直軸94を上方に付勢している。ロック部材取付部153はケース151から上下に延長するようにケース151の側面に取付けられる。ロック部材152は板状に形成され、垂直軸94を貫通させる孔161、ロック片162を備える。ロック部材152は一端がロック部材取付部153の上端部に形成されたヒンジ163により上下方向に回転可能に取付けられる。ロック部材付勢コイルばね154は、コイルの内側で垂直軸の周囲を取り巻くように設けられて、一端がロック部材の先端側下面の留部165に留められ、他端がケース151の上面の留部166に留められることによって、ロック部材152を上方に付勢している。垂直軸94の下端部にはケース151の下面に係止するストッパ168が設けられる。
図5に示すように、ロック部材付勢コイルばね154のばね力によってロック部材152が上方に付勢され、ロック片162がロック係合部159に係合している状態、即ち、垂直軸94がロックされている場合は、車輪91が最下端位置に設定される。この最下端位置となった場合には、端側走行体11Aの車輪91の最下点91Gは、中央側走行体11Bの車輪95の最下点95Gより低い位置となる。即ち、4つの端側走行体11Aの車輪91がすべて最下端位置に設定されると、中央側走行体11Bの車輪95が走行面10aより離れ、4つの端側走行体11Aの4つの車輪91のみで走行面10aを走行可能である。即ち、フリーキャスターによる走行体のみによる走行が可能となって、歩行支援装置1の左右への移動が容易な4輪走行状態となる。そして、ロック部材152の先端を下方に押し下げてロック片162とロック係合部159との係合を解除すると、ストッパ168がケース151の下面に係止するまで、垂直軸付勢コイルばね155のばね力によって垂直軸94が上方に移動し、車輪91が最上端位置に設定される。この最上端位置となった場合には、中央側走行体11Bの車輪96の最下点96Gが、端側走行体11Aの車輪96の最下点91Gより低くなり、通常状態となる。通常状態から、4輪走行状態にしたい場合には、垂直軸94を下方に下げてロック片162をロック係合部159に係合させればよい。
最良の形態によれば、端側走行体11Aが車輪91の位置を上下動可能とする車輪上下機構150を備えたので、直進性、左右移動容易性の両方を満足できる歩行支援装置1、即ち、直進性能が良く左右移動も容易な歩行支援装置1を提供できる。
また、最良の形態によれば、使用者19が弾性伸縮機構5の設けられた前側を向いて使用することで、重量のある前側を押すような感じとなるため、歩行支援装置1を前方に移動させやすくなる。
使用者19が図1のように弾性伸縮機構5の設けられた前側を向いて使用する場合、弾性伸縮機構5が図4に示すように前方の中央にあると使用者19の前方視界が妨げられるので、弾性伸縮機構5を、図1に示すように、前側の右端側(あるいは左端側)に寄せて設けたことで、前方視界を妨げない装置が得られる。
他の形態1
端側走行体11Aが車輪91の位置を上下動可能とする車輪上下機構150を備えずに、中央側側走行体11Bが車輪95の位置を上下動可能とする車輪上下機構150を備えた構成とした場合でも、直進性、左右移動容易性の両方を満足できる歩行支援装置1、即ち、直進性能が良く左右移動も容易な歩行支援装置1を提供できる。
他の形態2
中央側走行体11Bが、土台フレーム部33の左右のフレーム部35;36の前後の中間点より前寄りの位置に取付けられ、前側の端側走行体11Aが、土台フレーム部33の前フレーム部37の左右の端部側に取付けられ、後側の端側走行体11Aが、左右のフレーム部35;36の後端部に取付けられ、左中間支持フレーム部41の下端と右中間支持フレーム部42の下端とが、土台フレーム部33の前フレーム部37の左右の中央側に取付けられ、左支柱31の下端が、土台フレーム部33の左右のフレーム部35;36の前後の中間点より後寄りの位置に取付けられた構成とした上で、土台フレーム部33が、左右の支柱31;32及び左右の中間支持フレーム部41;42を経由して受ける荷重によって、中央側走行体11Bの固定支持部97を支点として下方に撓む材料により形成された。
最良の形態では、中央側走行体11Bの車輪95の最下点95Gを、端側走行体11Aの車輪91の最下点91Gより低くしたので、土台フレーム部33が撓まない材料により形成されれば、4輪走行となり、走行抵抗を小さくできる。しかし、この場合、前側あるいは後側の端側走行体11Aの車輪91が走行面10aより離れる(浮く)ので、中央側走行体11Bを支点として歩行支援装置1が前後にがたつく。そこで、この歩行支援装置1の前後のがたつきを小さくするために、土台フレーム部33を上述のような撓む材料により形成した。これにより、使用者が支柱2や支柱支持フレーム部34に掴まって歩行支援装置1を使用する際、左右の支柱31;32及び左右の中間支持フレーム部41;42を経由して受ける荷重によって土台フレーム部33が中央側走行体11Bの固定支持部97を支点として下方に撓むので、走行面10aより浮いている前側あるいは後側の端側走行体11Aの車輪91と走行面との距離が小さくなり(即ち、浮きが少なくなる)、歩行支援装置1の前後のがたつきを少なくでき、使用者に安心感を与えることができる。
他の形態3
ばねによって中央側走行体11Bを上下移動可能に取付けた構成としても他の形態2と同じ効果が得られる。
他の形態4
巻取機構7を用いずに、弾性伸縮機構5の下端と支柱2や装置フレーム9とを互いに連結し、機構吊ロープ20の下端部21と弾性伸縮機構5の上端部22とを互いに連結した構成としてもよい。即ち、弾性伸縮機構5を、機構吊下げ点8に繋がれるとともに支柱2や装置フレーム9に取付けられた吊上げ装置として用いても良い。
他の形態5
弾性伸縮機構5と巻取機構の代わりにスプリングバランサーのような定荷重ばね装置を用いてもよい。即ち、定荷重ばね装置を、機構吊下げ点8に繋がれるとともに支柱2や装置フレーム9に取付けられた吊上げ装置として用いても良い。即ち、定荷重ばね装置に巻かれたロープと機構吊下げ点8とを互いに繋いで、定荷重ばね装置の筐体と支柱2や装置フレーム9とを互いに連結する。
吊上げ装置として定荷重ばね装置を用いた場合は、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動可能幅を大きくできるとともに使用者19の体重負荷を軽減するための吊上力を大きくでき、吊上力の変動をなくすことができる。
図6を参照し、吊上げ装置としての定荷重ばね装置5Aを説明する。尚、図6(a)の左を前、図6(a)の右を後と定義して説明する。定荷重ばね装置5Aは、ばね部111、ロープ部112を備える。ばね部111は、ケース113、軸114、ぜんまいばね115を備える。ケース113は円筒箱形状である。ケース113の前板116及び後板117には軸受孔118が形成される。軸114が軸受孔118を貫通して軸受孔118に回転可能に支持される。ぜんまいばね115はケース113内に取付けられる。ぜんまいばね115の一端119は軸114に固定され、ぜんまいばね115の他端120はケース113の内面に固定される。ロープ部112は、ドラム121、ロープ122を備える。ドラム121は、中心軸123と巻枠124とを備えた独楽のような形状に形成される。巻枠124は、中心軸123を中心とした外周の径が前部から後部にかけて徐々に大きくなるように形成された円錐状の外周面125を備える。巻枠124の外周面125にはロープ巻取ガイド溝126が前部から後部にかけて螺旋状に形成される。ロープ122は、巻枠124の外周面125の前端部に始端127が固定され、外周面125の前部から後部にかけて外周面125のロープ巻取ガイド溝126内に嵌り込みながら外周面125に螺旋状に巻き付けられる。ロープ122の終端128には係留フックのような連結具129が取付けられる(図1参照)。軸114の前端とドラム121の中心軸123の後端とがカップリングやねじ結合のような結合装置130により互いに結合される。ぜんまいばね115は、ロープ122が矢印aの方向に引かれて中心軸123が矢印bの方向に回転した場合に渦巻きが締まってばね力fが大きくなる向きに取付けられる。ロープ122が矢印aの方向に引かれた場合にはばね力fは大きくなるが、巻枠124の外周面125におけるロープ122の引き出し点131が巻枠124の前部側に近づくので中心軸123から引き出し点131までの距離x(即ち、中心軸123から引き出し点131までの巻枠124の半径寸法)は短くなる。例えば、図6(a)のように、ロープ122が矢印aの方向に引かれてロープの引き出し点131が実線の位置から想像線の位置まで移動した場合、ばね力fは大きくなるが、中心軸123から引き出し点131までの距離xは短くなる。定荷重ばね装置5Aによる吊上力(免荷量)は、ばね力f×距離xにより決まるので、引き出し点131がどこであっても吊上力が変わらないように、使用するぜんまいばね115及びドラム121の外周の大きさや外周面の勾配などが設計されることによって、使用者の上下動で引き出し点131が変わっても、使用者に常に一定の吊上力を付与できる定荷重ばね装置5Aが得られる。
定荷重ばね装置5Aによる吊上力の変更は、ぜんまいばね115のばね力を変更することで可能である。即ち、結合装置130を解除して軸114と中心軸123とを分離し、軸114をいずれかの方向に回転させてぜんまいばね115の渦巻きが締まる方向あるいは渦巻きが緩まる方向に変更した後に軸114と中心軸123とを再び結合装置130によって互いに結合させればよい。この際、ぜんまいばね115の渦巻きの締まる方向あるいは緩まる方向に軸114を回転させてばね力を変更した後に、軸114をその位置に維持した状態で軸114と中心軸123とを結合装置130で互いに結合させるため、何らかの軸位置固定装置が必要である。この軸位置固定装置としては、例えば、係合ロック機構132を用いる。係合ロック機構132は、例えば、ケース113の後板117の外面に対向してかつ図外の固定ピン貫通孔の形成された図外の固定板を軸114に固定的に連結して軸114と一緒に回転するように設けるとともに、後板117の外面において軸114と同心円の円周上に所定間隔で図外の固定孔を形成しておき、ぜんまいばね115のばね力を変更した後に固定ピンを固定ピン貫通孔と固定孔とに嵌め込んで軸114の回転を阻止した状態で軸114と中心軸123とを互いに結合させる構成のものを用いればよい。軸114と中心軸123とを互いに結合させた後は、軸114が回転できるように固定ピンを抜き取ればよい。尚、軸114には、軸受孔118からの軸114の抜け防止のために抜止めナット133のような抜止具が取付けられる。
即ち、定荷重ばね装置を、機構吊下げ点8に繋がれるとともに支柱2や装置フレーム9に取付けられた吊上げ装置として用いても良い。即ち、定荷重ばね装置に巻かれたロープと機構吊下げ点8とを互いに繋いで、定荷重ばね装置の筐体と支柱2や装置フレーム9とを互いに連結する。
吊上げ装置として定荷重ばね装置を用いた場合は、人体吊下げ点4で吊下げられた使用者19の上下移動可能幅を大きくできるとともに使用者19の体重負荷を軽減するための吊上力を大きくでき、吊上力の変動をなくすことができる。
コイルばねの上下端に板を備え、上端の板を針金で大径筒体53の内底に連結し、下端の板を針金で小径筒体54の内底に連結し、調整ロープ6を巻き取って上下の板間のコイルばねを縮ませることによって、コイルばねが元の状態に戻ろうとする力(コイルばねが伸びようとする力)を吊上力とする構成の弾性伸縮機構5を用いてもよい。この場合、コイルばねが縮みきった状態が転倒防止ストッパとして機能するので、支柱2の上部に転倒防止ストッパ29を設ける必要がなくなる。弾性伸縮機構5の弾性体としてゴムを用いてもよい。流体による弾性機能を用いた弾性伸縮機構5を用いてもよい。巻取機構7としてモータ駆動式のウインチ装置を用いれば操作性をよくできる。巻取機構7を支柱2の上方に取付けて、調整ロープ6を滑車などに掛けて調整ロープ6の他端部25を巻取機構7の巻枠26に固定してもよい。巻取機構7を装置フレーム9に連結してもよい。
歩行支援装置の斜視図(最良の形態)。 歩行支援装置の側面図(一部断面)(最良の形態)。 弾性伸縮機構の収納ケースを示す分解斜視図(最良の形態)。 図2の歩行支援装置の平面図(最良の形態)。 車輪上下機構の断面図(最良の形態)。 定荷重ばね装置の構造図(他の形態5)
符号の説明
1 歩行支援装置、2 支柱、3 吊棒、4 人体吊下げ点、
5 弾性伸縮機構(吊上げ装置)、5A 定荷重ばね装置(吊上げ装置)、
6 調整ロープ、7 巻取機構、8 機構吊下げ点、9 装置フレーム、
10 走行部、11 走行体、11A 端側走行体、11B 中央側走行体、
14 支点、51 コイルばね、91 車輪、91G 車輪の最下点、
92 車軸、93 可動支持部、95 車輪、95G 車輪の最下点、
96 車軸、97 可動支持部、150 車輪上下機構、
a 他端側寸法、b 一端側寸法、G 重心。

Claims (7)

  1. 装置フレームの下部に走行部を備えた歩行支援装置において、
    走行部は、下部の前端側左右に設けられた2つの走行体と下部の中央側左右に設けられた2つの走行体と下部の後端側左右に設けられた2つの走行体とにより形成され、
    中央側左右に設けられた中央側走行体は、下部に固定された固定支持部と固定支持部に支持されて左右方向に延長した車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として固定支持部に回転可能に設けられ、
    前端側左右と後端側左右とに設けられた端側走行体は、走行面に対して垂直な軸を中心として回転可能なように下部に取付けられた可動支持部と車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として可動支持部に回転可能に設けられ、かつ、車輪の位置が上下動可能に形成されたことを特徴とする歩行支援装置。
  2. 装置フレームの下部に走行部を備えた歩行支援装置において、
    走行部は、下部の前端側左右に設けられた2つの走行体と下部の中央側左右に設けられた2つの走行体と下部の後端側左右に設けられた2つの走行体とにより形成され、
    前端側左右と後端側左右とに設けられた端側走行体は、走行面に対して垂直な軸を中心として回転可能なように下部に取付けられた可動支持部と車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として可動支持部に回転可能に設けられ、
    中央側左右に設けられた中央側走行体は、下部に固定された固定支持部と固定支持部に支持されて左右方向に延長した車軸と車輪とを備え、車輪が車軸を中心として固定支持部に回転可能に設けられ、かつ、車輪の位置が上下動可能に形成されたことを特徴とする歩行支援装置。
  3. 支柱と、支柱の上部に支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも後側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、吊棒の支点よりも前側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、機構吊下げ点に繋がれるとともに支柱や支柱に連結された装置フレームに取付けられた吊上げ装置とを備え、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行支援装置。
  4. 支柱と、支柱の上部に支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも後側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、吊棒の支点よりも前側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、機構吊下げ点に吊下げられた弾性伸縮機構と、弾性伸縮機構の下部に連結された調整ロープと、人体吊下げ点に吊下げられる人体に対する吊上力を調整するために支柱や支柱に連結された装置フレームに取付けられて調整ロープを巻き取ったり巻き出したりする巻取機構とを備え、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行支援装置。
  5. 弾性伸縮機構に設けられた弾性体がコイルばねであることを特徴とする請求項4に記載の歩行支援装置。
  6. 中央側走行体は、人が人体吊下げ点で吊上げられた使用状態での歩行支援装置の重心の真下に相当する位置の下部の左右に設けられたことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の歩行支援装置。
  7. 6つの走行体の取付けられた装置フレームの下部が、中央側走行体の固定支持部を支点として下方に撓む材料により形成され、中央側走行体の車輪の最下点が、端側走行体の車輪の最下点より低い位置に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の歩行支援装置。
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