JP2007266445A - 発光装置およびそれを用いた照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学部材の位置精度を向上させて、発光装置の光学特性を向上させること。
【解決手段】基体1と、基体1に搭載された発光素子2と、発光素子2の上方に配置されており、基体1に接した突起3aを有する光学部材3と、基体1と光学部材3との間に設けられ、発光素子2を覆う透光性部材4とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子を収納して成る発光装置およびそれを用いた照明装置に関し、より詳細には発光効率および配光特性に優れた発光装置およびそれを用いた照明装置に関する。
従来の発光装置として、基体と、基体に導電性部材を介してフリップチップ実装された発光素子と、発光素子上に配置された光学部材と、発光素子と光学部材の間に設けられ、発光素子を覆う透光性部材とを備えたものがある。
透光性部材は、シリコーン樹脂等の透光性を有する樹脂であり、透光性部材により発光素子12が封止されているとともに光学部材が固定されている。
近年、この様な発光装置は、表示用光源や照明用光源または紫外光用光源として利用され始めており、特に発光装置の発光効率および配光分布の安定性に対する要求が高まってきている。
特開2005−158949号公報
しかしながら、従来の発光装置においては、透光性部材が硬化するまでの間に、光学部材が沈降または傾斜する可能性がある。また、透光性部材が硬化するまでの間に、光学部材が透光性部材より所望の位置から移動してしまう可能性がある。このように、従来の発光装置においては、光学部材の基体に対する高さ精度、または、光学部材の発光装置に対する位置精度を向上させることができなかった。その結果、発光素子の光軸と光学部材の光軸との間にズレが発生し、発光装置の配光分布が安定しないといった問題があった。
本発明は、上記従来の発光装置の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学部材の位置精度を向上させて、発光装置の光学特性を向上させることにある。
本発明の発光装置は、基体と、該基体に搭載された発光素子と、該発光素子の上方に配置されており、前記基体に接した突起を有する光学部材と、前記基体と前記光学部材との間に設けられ、前記発光素子を覆う透光性部材とを備えている。
また、本発明の発光装置において、前記光学部材は、前記突起を複数有していることを特徴とする。
また、本発明の発光装置は、前記突起の側面と、前記光学部材の前記発光素子と相対する面とが成す角度が鈍角であることを特徴とするものである。
また、本発明の発光装置は、前記基体の前記発光素子の搭載面に凹部が形成されており、前記光学部材の前記突起の先端が前記凹部の底面に位置していることを特徴とするものである。
また、本発明の照明装置は、本発明の発光装置と、該発光装置が搭載され、該発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、前記発光装置から出射された光を反射する光反射手段とを備えている。
本発明の発光装置は、光学部材が基体に接した突起を有していることにより、光学部材の基体に対する高さ精度、または、光学部材の発光装置に対する位置精度を向上させることができ、発光装置の配光分布の安定化を図ることができる。
また、本発明の発光装置は、光学部材が、突起を複数有していることにより、光学部材の基体に対する高さ精度、または、光学部材の発光装置に対する位置精度をさらに向上させることができる。
また、本発明の発光装置は、突起の側面と、光学部材の発光素子と相対する面とが成す角度が鈍角であることにより、基体と光学部材との間に透光性部材を充填するときに、気泡は溜まる可能性を低減させ、発光効率の安定化および配光分布の安定化を図ることができる。
また、本発明の発光装置は、基体の発光素子の搭載面に凹部が形成されており、光学部材の突起の先端が凹部の底面に位置していることにより、光学部材の位置合わせの精度を向上させることができる。
本発明の発光装置について以下に詳細に説明する。
図1乃至図7は本発明の発光装置の実施の形態の一例を示す断面図および上視平面図である。これらの図において、1は上面に発光素子2が搭載された基体、3は発光素子2の上方に配置された光学部材、4は発光素子2を被覆するとともに発光素子2と相対する光学部材3の面3bと基体1との間に配された透光性部材であり、主としてこれらで発光素子2を搭載した本発明の発光装置が構成される。
基体1は、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)や窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス、またはエポキシ樹脂等の樹脂から成り、発光素子2が搭載される搭載部1aが基体1の上面に形成されている。基体1がセラミックスから成る場合、その上面に配線導体1bがタングステン(W),モリブデン(Mo)−マンガン(Mn)等から成る金属ペーストを高温で焼成して形成される。
また、基体1がセラミックスから成る場合、配線導体1bが形成された金属から成る入出力端子が、基体1に設けた貫通孔に嵌着接合させることによって設けられてもよい。
さらに、基体1が樹脂から成る場合、銅(Cu)や鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等から成るリード端子が一体にモールド成型されて基体1の内部に設置固定される。
そして、基体1は、発光素子2が搭載部1aに導出された配線導体1bの一端に、鉛(Pb)−錫(Sn)や金(Au)−Snなどの半田から成る導電性部材5および発光素子2の電極部を介して電気的に接続固定される。さらに、基体1内部に形成された配線層を介して発光装置の外表面に導出された配線導体1bの他端と、発光装置駆動回路基板とが電気的に接続されることにより、発光素子2と発光装置駆動回路基板とが電気的に接続されることとなる。
なお、配線導体1bは、その露出する表面にNiやAu等の耐食性に優れる金属を1〜20μm程度の厚さで被着させておくのが良く、配線導体1bの酸化腐食を有効に防止し得るともに、発光素子2と配線導体1bとの電気的な接続を強固にし得る。したがって、配線導体1bの露出表面には、例えば、厚さ1〜10μm程度のNiメッキ層と厚さ0.1〜3μm程度のAuメッキ層とが電解メッキ法や無電解メッキ法により順次被着されているのがより好ましい。
なお、発光素子2は、搭載部1aに導出された配線導体1bの一端にワイヤボンディング方式を用いて電気的に接続されてもよい。また、発光素子2は、発光素子2の電極を下側にして半田や金属バンプ等の導電性部材5を介してフリップチップボンディング方式によって電気的に接続されるのが好ましい。これにより、配線導体1bを発光素子2直下に設けることができるため、発光素子2周辺の基体1上面に配線導体1bを設けるためのスペースを設ける必要がなくなる。よって、発光素子2から発光された光が、この基体1の配線導体1bのスペースで吸収され、光の放射強度が低下するのを有効に抑制することができる。
また、発光素子2は、例えば、液相成長法やMOCVD法等によりサファイア等の単結晶基板上に、ガリウム(Ga)−Al−窒素(N)、亜鉛(Zn)−硫黄(S)、Zn−セレン(Se)、珪素(Si)−炭素(C)、Ga−リン(P)、Ga−アルミニウム(Al)−砒素(As)、Al−インジウム(In)−Ga−P、In−Ga−N、Ga−N、Al−In−Ga−N等の発光層が形成される。発光素子2の構造としては、MIS接合やPN接合を有したホモ構造、ヘテロ構造あるいはダブルへテロ構造成のものが挙げられる。また、発光素子2の発光波長は、発光層の材料やその混晶度によって紫外光から赤外光まで種々選択される。
そして、発光素子2は、導電性部材5を介して搭載部1aに導出された配線導体1bに電気的に接続固定された後、未硬化のシリコーン樹脂,エポキシ樹脂,フッ素系樹脂,アクリル樹脂等の透光性の樹脂材料や、ゾル−ゲルガラス,水ガラス,低融点ガラス等の透光性のガラス材料から成る透光性部材4によって被覆される。
さらに、その上に、シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,フッ素系樹脂,アクリル樹脂等の透光性の樹脂材料や、ゾル−ゲルガラス,水ガラス,低融点ガラス,サファイア,石英ガラス,ホウ珪酸ガラス等の透光性の無機材料から成り、所定形状に硬化させて成形されたる光学部材3が、上記未硬化の透光性部材4を介して発光素子2の上方に配置された後、透光性部材4を硬化させることによって取着固定される。または、上記の光学部材3が発光素子2の上方に配置されるとともに、発光素子2と光学部材3との隙間部にディスペンサー等を用いて未硬化の上記透光性部材4を注入し、加熱や加水分解、自然放置や光照射によって硬化させることにより、光学部材3が透光性部材4を介して発光素子2の上方に取着固定される。
光学部材3は、図1(a)に示す断面図および図1(b)に示す上視平面図のように、発光素子2と相対する面3bの発光素子2の周囲に突起3aが形成されていることにより、発光装置の光出力や配光分布を安定させることが容易になる。つまり、光学部材3における発光素子2と相対する面の発光素子2の周囲に突起3aが形成されていることから、基体1と光学部材3の発光素子2と相対する面3bとの間隔、傾きは保持される。よって光学部材3の位置ズレや傾斜を抑制することで、透光性部材4を介した発光素子3からの光が所望の角度と異なる角度で光学部材3へ入射することを防ぐ。この結果、光学部材3から放射される光の角度や強度に偏りが生じることを抑制できるので、発光装置の配光分布を安定化させることができる。
さらに、基体1と光学部材3とを突起3aによって保持できることから、基体1と光学部材3の発光素子2と相対する面との間隔を所望する距離に安定して配置することができ、透光性部材4を基体1と光学部材3との間隙に一定の厚みで保持させることができる。その結果、透光性部材4を基体1と光学部材3の発光素子2と相対する面3bとの間隔に一定量注入することにより、透光性部材4の表面張力が基体1と光学部材4の発光素子3と相対する面3bとの間隔にて安定に作用するため、透光性部材4の流動をある程度制御できる。その結果、透光性部材4が、基体1および光学部材3へ濡れ広がる(滲み出す)ことを抑制できる。
また、透光性部材4は、硬化する際に収縮する傾向があるため、光学部材3の突起3a先端を基体1に密着させるように取着することができる。従って、突起3aの高さ(突出量)を精確なものに調整することにより、基体1と光学部材3との距離を精確に保つことができ、光学部材3に所望の光学特性を発揮させることができる。例えば、光学部材3の焦点位置に発光素子2を配置することが容易になる。
なお、突起3aは、図1(b)に示す上視平面図のように、発光素子2を取り囲むように発光素子2の全周に円形状や多角形状に形成されてもよいし、図3に示すように、発光素子2の周囲の適宜の位置、例えば、平面視において正三角形の頂点位置に設けられた柱状のものとしてもよい。
このように突起3aを柱状に設けることにより、基体1と光学部材2との間に透光性部材4を充填する際に、空気が柱状の突起3aの間から抜け易くなり、突起3aより内側の透光性部材4に気泡が残留し難くなる。そして、透光性部材4に混入した気泡によって散乱される光が少なくなり、発光装置の配光分布が安定するとともに、散乱されることにより基体1へ進行する発光素子3からの光が少なくなる。その結果、基体1に吸収される光が少なくなるので、発光装置の発光効率を安定にすることができる。
なお、突起3aは、発光素子2を挟んで両側に線状に突出して延びる突起3aとしてもよい。しかしながら、突起3aを互いに密に並べて配置すると、気泡が突起3aの間を抜け難くなる。従って、図3に示すように、最小の突起3aで安定して支えられる正三角形の頂点位置に突起3aを配置するのが好ましい。
また、突起3aは、図4に示す断面図のように突起3aの側面と、光学部材3の発光素子2と相対する面との間の成す角度3cが鈍角とされていることが好ましく、発光素子2と光学部材3との間に透光性部材4を配置させる際に、気泡が透光性部材4に残留することを抑制できる。すなわち、基体1と光学部材3との間に透光性部材4を充填する際、角度が直角または鋭角であるような角部が存在すると、その部分に気泡が溜まり易く、移動し難くなる。よって、光学部材3の発光素子2と相対する面と突起3aとの角部の角度を鈍角にすることにより、気泡が透光性部材4の内部に残留することを抑制できる。その結果、透光性部材4に混入した気泡によって発光素子2からの光が散乱されることを抑制できる。よって、基体1に吸収される光が抑制されるので、発光装置の発光効率および配光分布を安定化させることができる。
また、基体1は、図5または図6に示す断面図のように基体1上面に凹部1cが形成され、突起3aの先端が凹部1cの底面に配置されていることが好ましく、光学部材3が突起3aを介して凹部1cに設置固定されることにより、透光性部材4を介して光学部材3を基体1上面に搭載する際に、光学部材3の位置が変わることを抑制することができる。その結果、発光装置の発光効率や配光分布を安定化させることができる。
さらに、凹部1cは、突起3aを介して光学部材3を基体1上面に配置する際の目印となることから、光学部材3の基体1への設置を自動化できるとともに発光装置の製造コストを抑制することができる。
またさらに、凹部1cは、図5に示す断面図のように基体1上面の搭載部1aの周辺に突起3aのみが挿入固定されるように形成されてもよく、これにより、光学部材3が基体1上面に一義的に位置決めされて設置固定される。その結果、光学部材3を基体1上面に搭載する際に生じる、搭載部1aの中心軸と光学部材3の光軸との軸ズレを有効に抑制することができる。
なお、光学部材3は、エポキシ樹脂,シリコーン樹脂,アクリル樹脂,フッ素系樹脂等の透光性の樹脂材料や、ゾル−ゲルガラス,水ガラス,低融点ガラス,サファイア,石英ガラス,ホウ珪酸ガラス等の透光性の無機材料を、切削加工や研磨加工,金型加工,トランスファーモールド成型,インジェクション成型等の成形加工することにより、所望の形状に形成される。
透光性部材4は、光学部材3の外周より内側に配置されていることが好ましく、基体1上面における光吸収損失が抑制される。すなわち、透光性部材4が光学部材3の外側に広がるにつれて、基体1上面に対して透光性部材4の側面の角度が緩やかな傾斜面になる。よって、空気と透光性部材との界面は発光素子の側面に対して急斜面になるため、発光素子の側面方向へ放出される光は空気と透光性部材との界面に対して鈍角に入射するため、光が透光性部材から空気に出射されにくくなる。その結果、透光性部材4に光が閉じこめられやすくなり、透光性部材4に接する基体1上面の光吸収損失によって光の強度が弱まる。よって、透光性部材4が、光学部材3の内側に配置されることにより、基体1上面に対して透光性部材4の側面の角度が急斜面に保つことができるため、発光素子2からの光は透光性部材4に閉じ込められ難くなり、基体1上面による光吸収損失が有効に抑制される。その結果、発光素子2からの光は、効率よく発光装置の外部に放射されることから、発光素子2への入力電力に対する、発光装置の外部に取り出される光量(光束)の割合(発光効率)は向上する。
なお、透光性部材4が光学部材3の内側から出さない方法としては、透光性部材4の表面張力を利用して発光素子2と光学部材3との隙間部に透光性部材4の適量を充填する(具体的な量については光学部材の大きさや足の高さに依存する)方法、さらに透光性部材4の粘性を上げることによって光学部材3の外周に濡れ広がり難くする方法(垂れにくくする方法)等がある。
また、透光性部材4は、図2に示す断面図のように透光性部材4の側面が内側に向けて凹曲面状であることがより好ましく、発光素子2から側方に放射される光は、凹状の透光性部材4の測面で反射され、光学部材3に入射されるとともに光学部材3から上方に放射される。その結果、発光素子2から上方に放射される光の放射束または光束が増加し、発光装置の発光効率および輝度や光度は向上する。
なお、透光性部材4は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の透明樹脂や透光性ガラスから成る。突起3aが上側に成るように光学部材3を配置し、突起3aによって形成される凹部に上記の未硬化の透光性部材4を充填し、搭載部1aに電気的に接続固定された発光素子2を下側にし、発光素子2が未硬化の透光性部材4に浸されるように基体1を突起3aに搭載し、その後、ディスペンサーなどを用いて光学部材3の側面から、さらに注入することにより、透光性部材4を配置できる。未硬化の透光性部材4を加熱,加水分解,自然放置,光照射によって硬化することにより、基体1上面に透光性部材4を介して光学部材3が取着固定される
また、基体1は、図7に示す断面図のように反射部材6が基体1上面の外周部に発光素子2を取り囲むように配置されて取着されていることが好ましい。これにより、発光素子2および光学部材3から側方に放射される光が、反射部材6の内周面6aによって反射され、発光装置の外側へ集光させて出射させることができることから、輝度や光度および被照射面の照度は向上する。この目的のために、内周面6aは上方に向かうに従って外側に拡がる傾斜面とされているのがよい。
さらに、反射部材6は、発光装置に対する物理的な衝撃から発光素子2や光学部材3、透光性部材4を保護する機能を有する。これにより、発光素子2や光学部材3、透光性部材4の破損,破壊等による発光装置の故障が防止される。
なお、反射部材6は、Al,Ag,Au,Pt,Ti,Cr,Cu,Rh等の高反射率の金属を切削加工や金型成形等を行なうことによって形成される。もしくは、セラミックスや樹脂等の絶縁体から形成される。そして、反射部材6は、基体1上面の外周部に搭載部1aを取り囲むように、半田,Agロウ等のロウ材やエポキシ樹脂,アクリル樹脂等の樹脂接着剤によって取着固定される。
また、反射部材6が光反射率の低いセラミックスや樹脂から成る場合、Al,Ag,Au,Pt,Ti,Cr,Cu,Rh等の高反射率の金属が、内周面6aにメッキや蒸着等によって膜状に形成されていてもよい。さらに、内周面6aが、Ag,Cu等の酸化により変色し易い金属からなる場合、その表面に例えばシリコーン樹脂,エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ゾル−ゲルガラス,水ガラス等の透明性を有する透明性部材が、厚さ0.1〜1mm程度で被覆されているのがよい。これにより、内周面6aの耐腐食性が向上するとともに、反射率の劣化が抑制される。なお、内周面6aは、従来周知の電解研磨加工、化学研磨加工もしくは切削研磨加工等によって面精度が制御される。または、金型の面精度を利用した転写加工により、面精度が制御されてもよい。
また、反射部材6は、内周面6aを直線状や湾曲状に形成してもよく、また外周面の縦断面形状を湾曲形状に変更してもなんら支障はない。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置と、発光装置が搭載され、発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを含むことにより、発光装置の輝度が向上し、放射される光の波長等の変動およびそれぞれの発光装置の強度むらが抑制され、それらを集めて照明装置とした本発明の照明装置の強度むらも抑制され、輝度の高いものとなる。
また、本発明の照明装置において、図8,図9,図10,図11に示されるように、一個の発光装置101を所定の配置となるように設置したり、または、複数個を、例えば、格子状や千鳥状、放射状等の所定の配置となるように設置したりしてもよい。あるいは、複数の発光装置101から成る円形状や多角形状の発光装置101群を同心状に複数群形成したもの等を所定の配置となるように設置してもよい。
例えば、図8の平面図およびその断面図を示す図9のように複数個の発光装置101が発光装置101を駆動するための電気配線を有する駆動部102上に複数列に配置され、発光装置101の周囲に任意の形状に光学設計された反射板等の光反射手段103が設置されてなる発光装置の場合、隣り合う発光装置101との間隔が最短にならない配置、例えば一列に配置された複数個の発光装置101の間に隣り合う列の発光装置101が配置された配置、いわゆる千鳥状の配置とすることが好ましい。即ち、発光装置101が格子状に配置される場合には、発光装置101が縦横直線状の格子に配列されることによりグレアが強くなり、このような発光装置101が人の視覚に入ってくることにより、不快感を起こしやすくなるのに対し、千鳥状とすることにより、グレアが抑制され人の眼に対する不快感を低減することができる。さらに、隣り合う発光装置101間の距離が長くなることにより、隣接する発光装置101間の熱的な干渉が有効に抑制され、発光装置101が実装された駆動部102内における熱のこもりが抑制され、発光装置101の外部に効率よく熱が放散される。その結果、人の眼に対して不快感が少なく、長期間にわたって光学特性の安定した長寿命の発光装置を作製することができる。
また、発光装置が、図10の平面図およびその断面図を示す図11のような駆動部102上に複数の発光装置101からなる円形状や多角形状の発光装置101群を、同心状に複数群形成した発光装置の場合、一つの円形状や多角形状の発光装置101群における発光装置101の配置数を発光装置の中央側より外周側ほど多くすることが好ましい。これにより、発光装置101同士の間隔を適度に保ちながら発光装置101をより多く配置することができ、発光装置の照度をより向上させることができる。また、発光装置の中央部の発光装置101の密度を低くして駆動部102の中央部における熱のこもりを抑制することができる。その結果、駆動部102内における温度分布が一様となり、発光装置を設置した外部電気回路基板やヒートシンクに効率よく熱が伝達され、発光装置101の温度上昇を抑制することができ、発光装置101は長期間にわたり安定して動作することができるとともに長寿命の発光装置を作製することができる。
このような発光装置を用いた照明装置としては、例えば、室内や室外で用いられる、一般照明用器具、シャンデリア用照明器具、住宅用照明器具、オフィス用照明器具、店装、展示用照明器具、街路灯用照明器具、誘導灯器具および信号装置、舞台およびスタジオ用の照明器具、広告灯、照明用ポール、水中照明用ライト、ストロボ用ライト、スポットライト、電柱等に埋め込む防犯用照明、非常用照明器具、懐中電灯、電光掲示板等や、調光器、自動点滅器、ディスプレイ等のバックライト、動画装置、装飾品、照光式スイッチ、光センサ、医療用ライト、車載ライト等が挙げられる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行なうことは何等支障ない。例えば、反射部材6の上面に発光素子2や光学部材3より放射される、光を所要に集光し拡散させる光学レンズや平板状の透光性の蓋体を半田や樹脂接合剤等で接合することにより、所望する放射角度で光を取り出すことができる発光装置としてもよい。これにより、発光装置内への浸水性が改善され長期信頼性および作動寿命が向上する。
また、上記実施の形態例において、反射部材6の内周面6aが平面視において円形状である例を示して説明したが、円形状に限定されることはなく、四角形状やその他の多角形状、楕円形状、その他星型等の不定形状であってもよい。また、反射部材6および基体1の外周形状も円形状に限定されることはなく、その他の多角形状、四角形状や楕円形状、その他の不定形状であってもよい。また、反射部材6の断面形状が直角三角形状のブロック状に示したが、例えば板材等で錐台状に形成されたものでもよい。
また、上記実施の形態の説明において上下左右という用語は、単に図面上の位置関係を説明するために用いたものであり、実際の使用時における位置関係を意味するものではない。
本発明の発光装置の実施の形態の一例を示す断面図および平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の他の例を示す平面図である。 図8の照明装置の断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の他の例を示す平面図である。 図10の照明装置の断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1:基体
1a:搭載部
1b:配線導体
1c:凹部
2:発光素子
3:光学部材
3a:突起
3b:発光素子と相対する面
3c:突起の側面と、光学部材の発光素子と相対する面との間の成す角度
4:透光性部材
5:導電性部材
6:反射部材
6a:内周面

Claims (5)

  1. 基体と、
    該基体に搭載された発光素子と、
    該発光素子の上方に配置されており、前記基体に接した突起を有する光学部材と、
    前記基体と前記光学部材との間に設けられており、前記発光素子を覆う透光性部材とを備えた発光装置。
  2. 前記光学部材は、前記突起を複数有していることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記突起の側面と、前記光学部材の前記発光素子と相対する面とが成す角度が鈍角であることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  4. 前記基体の前記発光素子の搭載面に凹部が形成されており、前記光学部材の前記突起の先端が前記凹部の底面に位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発光装置と、
    該発光装置が搭載され、該発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、
    前記発光装置から出射された光を反射する光反射手段とを備えた照明装置。
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