JP2007264937A - プログラム移送制御システムと方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ERP用のアドオンプログラム等、大量のプログラムを複数コンピュータへ正確にかつ効率的に配信することを可能とする。
【解決手段】例えば、R/3(登録商標)システムのアドオンプログラムの移送管理に用いられている移送依頼番号を利用し、複数のコンピュータ(開発機1081、検証機1082、本番機1083)において記憶管理している各移送依頼番号を1つのコンピュータ(開発機1081)において収集して一括管理し、各移送依頼番号の一致・不一致を機械的にチェックすることにより、大量のプログラムの各コンピュータにおける移送状態を正確に管理する。また、予め承認されていないものは移送を行わないように管理し、さらに、納期が過ぎている案件に対しては納期遅延のアラームをレポートに出力し、関連する担当者の端末に電子メールにより通達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介してコンピュータにプログラムを配信する技術に係り、特に、業務統合システム(ERP:Enterprise Resource Planning)用のアドオンプログラム等、大量のプログラムの複数コンピュータ間での配信を正確にかつ効率的に管理するのに好適な技術に関するものである。
コンピュータを用いて、販売管理や在庫・購買管理、生産計画・管理、財務会計、管理会計、人事管理などの業務を統合して処理する業務統合システムにおいては、アドオンプログラムと呼ばれるEPRパッケージ外の自開発プログラムを用いる。
通常、アドオンプログラムは、開発用コンピュータ(開発機)で開発され、テスト用コンピュータ(検証機)で動作確認のチェックが行われ、正常動作が確認された後、業務統合システムを構成するコンピュータ(本番機)に移送(入庫)され、当該本番機で稼働する。
従来、このようなアドオンプログラムの本番機への移送は、開発者の人的なオペレーションに任されているため、ケアレスミスにより移送漏れが発生し不完全な移送となる場合がある。別のコンピュータへの移送が正しく行われたか否かを物理的に確認する為には、各々のコンピュータにログオンし確認せざるを得ない。
尚、業務統合システムに関する従来技術としては特許文献1〜4に記載のものがあり、特に、業務統合システムにおけるプログラムの配信技術に関しては、特許文献1に記載の技術がある。
この特許文献1に記載の技術は、ネットワークを介し分散配置されている各種システムとクライアント(コンピュータ)との間にデータ連携サーバ(コンピュータ)を配置して、各業務を統合的に機能させる業務統合システムにおいて、クライアントが動的に作成するビジネスプロセスプログラムを、伝送プロトコルに依存することなくデータ連携サーバが受信・実行できるようにするものであり、この技術により、「従来のデータ連携サーバでは、予め作成され配置されているビジネスプロセスプログラムの中から、どのビジネスプロセスプログラムを実行するかをクライアントが指定する方式となっているため、クライアント側で動的に生成したビジネスプロセスプログラムを実行することができない」との従来技術の課題を解決することができる。
しかし、この特許文献1に記載の技術によっても、ERPでのアドオンプログラム開発において、別コンピュータ(サーバ)に移送(入庫)をする際の移送漏れを防ぐことはできない。
また、例えば、特許文献5においては、プログラムを開発するためのプログラム開発方法と、プログラム開発用のプログラムを記録した記録媒体と、プログラムを開発するためのプログラム開発システムに関し、異なるオペレーティングシステム間でのプログラムの共用性や可搬性を向上させ、プログラムの開発および保守を効率良く行うことを目的とする技術が記載されている。
具体的には、プログラムに相当するファイルを有する複数のディレクトリが階層的に配置されて成るディレクトリの集合体を参照し、複数のディレクトリ間の関係を示す情報と、各々のディレクトリとファイルとの関係を示す情報と、各々のファイルに対応するプログラムとを含む仮想的なディレクトリ構造を示す新規のファイルを作成し、新規のファイルを用いてプログラムを実行することで実現されている。
しかし、この技術では、任意のシステムで異なるオペレーティングシステム間でのプログラムの共用性向上等には有効であるが、ERPでのアドオンプログラム開発において、別サーバコンピュータに対し移送(入庫)をする際の移送漏れを防ぐことはできない。
特開2005−284463号公報 特開2004−303101号公報 特開2003−242127号公報 特開2003−242111号公報 特開2002−99414号公報
解決しようとする問題点は、従来の技術では、ERPでのアドオンプログラム開発において、当該プログラムを別コンピュータに対し移送(入庫)をする際の移送漏れを無くすことがはできない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ERP用のアドオンプログラム等、大量のプログラムを複数コンピュータへ正確にかつ効率的に配信することを可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明では、例えば、R/3(ドイツSAP社のERPパッケージ、登録商標)システムのアドオンプログラムの移送管理に用いられている移送依頼番号を利用し、複数のコンピュータにおいて記憶管理している各移送依頼番号を1つのコンピュータにおいて収集して一括管理する。具体的には、各コンピュータにおける当該プログラムの移送依頼番号を特定のコンピュータ、例えば開発機に送信し、この開発機において、各コンピュータから送付された移送依頼番号を並べて一覧管理し、各移送依頼番号の一致・不一致を機械的にチェックすることにより、大量のプログラムの移送状態を正確に管理する。また、移送(入庫)を行う際に、予め承認されていないものは移送を行わないようにする。さらに、納期が過ぎている案件に対しては納期遅延のアラームをレポートに出力すると共に、関連するコンピュータ端末に電子メール(e-mail)により通達する。
本発明によれば、プログラム移送時の差分の発生、および、納期遅延の発生時を、容易に確認することができ、例えばERP用のアドオンプログラム等、大量のプログラムの配信を正確にかつ効率的に管理することが可能となる。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。図1は、本発明に係るプログラム移送制御システムを設けたネットワークコンピュータシステムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1における案件管理システムの処理動作例を示すフローチャート、図3は、図1における本番入庫管理システムの処理動作例を示すフローチャート、図4は、図1における本番移送管理システムの処理動作例を示すフローチャート、図5Aは、図1における案件マスタおよびプログラムマスタの構成例を示す説明図、図5Bは、図1における個人情報マスタと移送情報マスタおよび稼働統計マスタの構成例を示す説明図、図6は、図1における移送管理ツールが出力する帳票のデータ例を示す説明図、図7は、図1における移送管理ツールが表示する操作画面例を示す説明図である。
図1において、101は顧客が操作する端末、102はエンドユーザが操作する端末、103は開発責任者が操作する端末、104は開発者が操作する端末、105は移送担当者が操作する端末、106〜108は本発明に係るプログラム移送制御システムを構成する案件管理システム(106)、本番移送システム(107)、本番入庫管理システム108であり、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置等を具備したコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで実行することにより、各処理機能を実現する。
また、各端末101〜105および案件管理システム106、本番移送システム107、本番入庫管理システム108のそれぞれは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続されている。
また、本番入庫管理システム108は、プログラムの開発を行う開発機1081、開発したプログラムの検査を行う検証機1082、この検証機1082において検査を終えたプログラムが稼動する本番機1083から構成されている。
以下、このような構成において、R/3(登録商標)システムにおけるアドオンプログラムの移送管理制御を例に説明する。
端末101を介して、顧客は、開発してもらいたいシステム(プログラム)の内容を、端末102を操作するエンドユーザと共に検討し、システム検討依頼書を作成する。このシステム検討依頼書を基にエンドユーザは端末102を介して、端末103を操作する開発責任者に、当該システム(プログラム)の開発を依頼すると共に、案件管理システム106に対して、必要事項(案件名、希望納期等)を入力し、本案件が正式に依頼された案件であることの証として、案件管理システム106の案件マスタ106cにおいて開発承認フラグを立てる。
端末102を操作するエンドユーザからのプログラム開発の依頼を端末103を介して受けた開発責任者は、端末103を操作して、端末104を介して開発者にプログラム開発を指示する。この際、開発責任者は、端末103を介して、案件管理システム106に対して、当該プログラムの開発者等の情報項目を入力し、案件管理システム106は入力情報を案件マスタ106cにおいて登録する。
開発責任者からのプログラム開発指示を受けた開発者は、当該プログラムを特定する情報(プログラムID)が決定していた場合、端末104を介して、案件管理システム106に対し、当該プログラムID項目を入力し、案件管理システム106は入力情報を案件マスタ106cにおいて登録する。開発者は、この時点から、端末104を用いたプログラムの開発に着手する。
移送担当者は端末105を操作して、本番移送システム107に指示を入力し、開発者が端末104で開発したプログラムを、本番入庫管理システム108を構成する開発機1081→検証機1082→本番機1083の順で移送する。尚、プログラムの開発を行う開発機1081、開発したプログラムの検査を行う検証機1082、この検証機1082において検査を終えたプログラムが稼動する本番機1083の
このような移送担当者による、当該新規開発プログラムの開発機1081→検証機1082→本番機1083への移送(入庫)が正しく行われたか否かのチェック(移送差分チェック)を、案件管理システム106と本番移送システム107および本番入庫管理システム108により自動的に行う。
案件管理システム106は、新規に開発されるプログラムの状態を管理し、本番移送システム107は、当該新規開発プログラムの移送状況を管理し、本番入庫管理システム108は、当該新規開発プログラムの移送を行う。
案件管理システム106は、オンライン処理を行うものであり、例えば開発責任者や移送担当者等の本システム(プログラム開発)の関係者の個人情報を格納した個人情報マスタ106a、プログラム情報を格納したプログラムマスタ106b、開発案件に関するプログラム情報や関係者情報等を格納した案件マスタ106c、および、各マスタ(106a〜106c)を使用してプログラム開発案件の総合管理を行う案件管理プログラム106dから構成されている。
本番移送システム107は、オンライン処理を行うものであり、本番移送プログラム107aを具備し、この本番移送プログラム107aは、案件管理システム106における案件マスタ106cを参照して、例えば移送承認フラグがONか否かを判定し、移送承認フラグがONの案件については、本番入庫管理システム108を構成する本番機1083へ当該プログラムの移送を行う。
本番入庫管理システム108は、バッチ処理およびオンライン処理を行うものであり、開発機1081、検証機1082、本番機1083の各コンピュータ装置がネットワーク108a〜108cで接続されたサブシステム構成となっている。
案件管理システム106と本番移送システム107および本番入庫管理システム108は、それぞれ、以下の機能を有する。
本番入庫管理システム108は、プログラムの開発中において、案件管理システム106における案件マスタ106cで管理されている希望納期と当日(システム実行日付)の比較を行い、開発が希望納期より延伸している場合、エンドユーザの端末102と、開発責任者の端末103、開発者の端末104のそれぞれに対して、電子メール(e-mail)により納期遅延通知を送付する。この機能により納期フォローが可能となる。
案件管理システム106は、プログラム開発が完了した時点で、開発責任者による端末103での当該新規開発プログラムのテストが完了し、本番機1083への入庫可能となった時に、案件マスタ106cにおける開発完了フラグ、および移送承認フラグを立てる。これらのフラグにより、本番移送システム107による、未テスト、未承認のプログラムの誤入庫を防止することが可能になる。
本番移送システム107は、移送担当者の端末105からの指示に基づき、開発が完了した案件(プログラム)の移送処理を行なう。尚、この移送処理の際には、案件管理システム106の案件マスタ106cにおける開発承認フラグ、開発完了フラグ、移送承認フラグの全てがONになっていることを必須条件として移送を行なう。
また、本番入庫管理システム108は、開発機1081、検証機1082、本番機1083のそれぞれで管理している移送依頼番号を一覧で管理し、当該一覧を照会する。このことにより、開発機1081、検証機1082、本番機1083のそれぞれの間で移送依頼番号の差異が発生した場合、一目でプログラム単位の差分を確認することができる。
具体的には、本番入庫管理システム108は、開発機1081、検証機1082、本番機1083の各々において、各移送情報を格納する移送情報DB1081a〜1083aと、当該移送情報DB1081a〜1083aから移送依頼情報を収集する移送依頼プログラム1081b〜1083bを具備する。収集する項目は移送依頼番号、プログラムID、移送登録日とする。日々のデイリー処理で当処理を動作させる。
また、本番機1083においては、当該本番機1083での当該プログラムの稼動情報を蓄積する稼動統計DB1083dと、この稼動統計DB1083dから稼動統計を収集する稼動統計収集プログラム1083eが設けられている。
そして、開発機1081においては、移送管理ツール108dが設けられており、この移送管理ツール108dは、自開発機1081の移送依頼収集プログラム1081bが収集した移送依頼情報と、ネットワーク108aを介して受信した検証機1082の移送依頼収集プログラム1082bが収集した移送依頼情報、および、ネットワーク108b,108cを介して受信した本番機1083の移送依頼収集プログラム1083bが収集した移送依頼情報と稼動統計収集プログラム1083eが収集した稼動統計情報を入力し、これらの情報を基に、開発案件の納期遅延のアラームを発したり、移送一覧表を作成、出力する。
このように、エンドユーザは、端末102を介して端末101を操作する顧客と共にシステム検討依頼書を作成し、開発責任者の端末103に通知すると共に、案件管理システム106に対して、案件名称、希望納期を入力し、当該プログラムの本番入庫時に承認フラグを立て、さらに、本番入庫管理システム108を参照して納期遅延のフォローを行う。
また、開発責任者は、端末103を介して、エンドユーザ(端末102)から通知されたシステム検討依頼書と開発者(端末104)から通知された本番入庫依頼書を記録すると共に、この本番入庫依頼書を移送担当者(端末105)に転送し、さらに、案件管理システム106に対して、当該プログラムの本番入庫時に承認フラグを立て、本番入庫管理システム108を参照して納期遅延、移送漏れ等のフォローを行う。
また、開発者は、端末104を介して、開発責任者(端末103)に対して、本番入庫依頼書を通知すると共に、プログラムID採番時に案件管理システム106に対して当該プログラムIDを入力する。
そして、移送担当者は、端末105を介して、開発責任者(端末103)からの本番入庫依頼書の通知を受信すると共に、本番移送システム107に対して、当該本番移送システム107での当該プログラムの本番入庫を指示する。
以下、このような処理の流れにおける案件管理システム106、本番移送システム107、本番入庫管理システム108の処理動作を図2〜図7を用いて説明する。まず、図2を用いて、案件管理システム106の処理動作を説明する。
案件管理システム106は、まず、エンドユーザの端末102からの検討依頼書番号の入力を受け付け、入力された検討依頼書番号をキーに案件マスタ106c(図5Aに示す案件マスタ501)を検索し、当該番号が無ければ新規案件と見なし(ステップ201)、システム検討依頼書番号(キー)、案件名称、希望納期、関連プログラムID等の入力を受付け、レコード追加を行う(ステップ202,203)。
検討依頼書番号が図5の案件マスタ501に既に記録されていれば、既に入力済みの項目が変更、或いは削除になったか否か(メンテナンスの要否)を確認し(ステップ204)、既に入力済みの項目が変更、或いは削除になった場合には、項目の修正が必要になるので、案件名称、希望納期、関連プログラムID、希望納期等の変更を受け付ける(ステップ205)。
案件マスタ106cにおいては、図5の案件マスタ501に示すように、開発承認フラグ、開発完了フラグ、移送承認フラグの3つのフラグが設定されており、承認の改廃が生じた場合に更新を行う。当機能は承認の意味を持つ為、案件マスタ106c(501)の更新時はユーザIDによる更新権限設定を予め持たせ、関係の無い第三者による不正な更新を防御する。この権限設定はR/3(登録商標)標準権限設定機能で行うものとする。
次に、エンドユーザ用の端末102から入力されたシステム検討依頼書に基づき、同プログラムの開発が承認されているか否かを判定し(ステップ206)、承認されている場合には、案件マスタ501(106c)の開発承認フラグをONにし(ステップ207)、正式な開発依頼である旨の通知を、開発管理者と開発者のそれぞれの端末103,104に電子メールで送付する(ステップ208)。
尚、この電子メールの文面は「プログラムの開発依頼の正式通知」である旨の文章にし、送付先は案件マスタ501(106c)に登録された関係者ID(1)〜(4)を全て対象とする。但し、この場合、開発依頼通知であるので、図5Bに示す個人情報マスタ503における職位区分が「開発責任者」、および「開発者」の場合にのみ送付する。
このようにして開発承認フラグがONとなっている状態で、当該プログラムの開発終了通知が開発責任者用の端末103から入力されると(ステップ210)、案件マスタ501(106c)における開発終了フラグをONに変更する(ステップ211)。この場合の変更権限も上記に準ずるものとする。但し、上記で述べた開発承認フラグがONでない場合は、未承認の案件であるので開発終了フラグはONにしない。
開発終了フラグをONに変更したプログラムに対して(ステップ212)、移送担当者の端末105から、移送承認通知の入力があれば(ステップ213)、案件マスタ501(106C)における移送承認フラグをONにする(ステップ214)。尚、この場合も、開発完了フラグがONになっていないと、移送承認フラグはONにできない。
次に、図3を用いて、本番入庫管理システム108の処理動作を説明する。ここでは、R/3(登録商標)のプログラムに対し登録・修正を行った場合に自動生成される移送依頼番号を基にして、当本番入庫管理システム108を運用する。
本番入庫管理システム108は、移送依頼番号の情報を特定のサーバ(コンピュータ)に集めるので、本例では、移送管理ツール108dを具備した開発機1081上に当該情報(ファイル)を集めるものとする。
この際、検証機1082および本番機1083では、移送依頼番号を移送依頼収集プログラム1082b,1083bで収集し、開発機1081に対してFTP(File Transfer Protocol)により送信する。開発機1081は、移送管理ツール108dを具備した実行サーバなのでFTPの必要はない。この処理は、毎日等、任意の間隔にて定期的に自動実行されるようにしておく。
まず、上記で収集された本番機1083、検証機1082、開発機1081の各々の移送情報ファイルよりプログラムID毎に最新の移送依頼番号を取得する(ステップ301,302,303)。
次に、開発機1081、検証機1082、本番機1083における移送依頼番号をプログラムID、登録日付順にソートして、プログラムID、移送依頼番号(最新)を各サーバ(開発機1081、検証機1082、本番機1083)毎に並べ(ステップ304)、プログラムIDをマッチングキーとして、それぞれの移送依頼依頼ファイルのマッチングを行う(ステップ305)。
プログラムIDが一致しない、もしくは、存在しない場合、レポートにアラーム(本番機に未入庫等)を表示し(ステップ306)、担当者(関係者)に対して電子メール(e-mail)により、アラームの発生を通知する(ステップ307)。
その後、もしくは、ステップ305の処理においてプログラムIDが一致した場合、開発機1081、検証機1082、本番機1083における移送依頼番号を比較する(ステップ308)。
もし、移送依頼番号が違っていた場合、レポート上にアラームを表示し(ステップ309)、担当者(関係者)に対して電子メール(e-mail)により、アラームの発生を通知する(ステップ310)。
例えば、開発機1081の移送依頼番号が「A」で本番機が「B」であったならばアラームとして「本番機に未入庫」のメッセージを出力する。また、上記の例で検証機1082も開発機1081と移送依頼番号が違っていた場合、関係者に電子メールで「検証機、本番機に未入庫」のようにアラームが出ている旨のメッセージを出す。
その後、図5に示す案件マスタ501(106c)をプログラムIDで検索して、希望納期を取得し、その希望納期と本日日付を比較し(ステップ311)、希望納期<=本日日付の場合には、レポート上にアラーム(納期が遅延しています等)を表示し(ステップ312)、担当者(関係者)に対して電子メール(e-mail)により、当該アラームの発生を通知する(ステップ313)。
尚、このようなレポートの生成は毎日バックグラウンドで実行する。また、電子メールの宛先の決定は、図5Aに詳細を示す案件マスタ501に登録されている関連者ID(1)〜(4)と、図5Bに詳細を示す個人情報マスタ504におけるユーザIDを関連付けて行われ、個人情報マスタ504における「e−mailアドレス」に対してメールを送付するものとする。
次に、図4を用いて、本番移送システム107の処理動作を説明する。本番移送システム107は、まず、プログラムIDをキーに図5に示す案件マスタ501(106c)を検索し、当該案件マスタ501(106c)における移送承認フラグがONであるか否かを判別する(ステップ401)。
移送承認フラグがONの場合には、当該プログラムIDのプログラムの本番機1083への移送を行い、入庫完了時には入庫が完了した旨を通知するメールを関係者に送信する(ステップ402)。移送承認フラグがONでない場合には、電子メールで関係者に対して、移送が承認されていない旨を示す「承認依頼通知」を送付する(ステップ403)。尚、移送はR/3(登録商標)の標準機能を動作させるものとする。
次に、図5A,Bに示される、本例のR/3(登録商標)での移送差分チェックシステムで使用する主なマスタ(データベース)の説明を行う。図5Aにおける501は、図1の案件管理システム106における案件マスタ106cの構成の詳細を示しており、501aはそのデータ例を示している。
案件マスタ501には、本例の移送差分チェックシステムで管理する案件の情報が登録されている。案件マスタ501の主キーはシステム検討依頼書番号である。この番号で管理することにより案件を一意に管理することが可能である。さらに、案件に紐付いている関連プログラムIDを副キーとする。この副キーは1案件に対し複数対応することができる。
さらに、案件マスタ501には、案件名称、希望納期(YYYYMMDD)、開発承認フラグ、開発完了フラグ、移送承認フラグ、関連者ID(1)〜(4)等の項目が設定されている。
案件名称には、案件の日本語名称を入力し、希望納期には、当案件の完了希望日を入力する。開発承認フラグは、顧客の開発承認が認可された時点でONにし、この時点で顧客承認済みの案件であることを示す。
開発完了フラグは、当該プログラムの開発が完了した時点でONにする。この開発完了に関しては、何を持って開発完了にするかは、エンドユーザ、開発責任者、開発者の3者がプログラム単体動作チェック確認書(PCL:Program Check List)を基に開発されたプログラムが正しい機能を有することを確認した時点でONとする。
移送承認フラグは、関連プログラムIDで識別されるプログラムを本番に適用することが可能になった時点でONが設定される。関連者IDには、案件に関わった関連者IDを入力する。ここには、案件開発に関わった人員の氏名等を記入する。
図5Aにおける502は、図1の案件管理システム106におけるプログラムマスタ106bの構成の詳細を示しており、502aはそのデータ例を示している。
プログラムマスタ502の主項目(主キー)はプログラムIDとし、その他の項目としてプログラム名称、登録者、登録日、最終変更者、最終変更日等の各項目を持つ。プログラム名称には、プログラムの日本語名称が入力され、登録者には、当該プログラムを最初に登録した者の氏名が力され、登録日には、当該プログラムの初期登録日付が入力され、最終変更者には、直近で修正した者の氏名が入力され、最終変更日には、直近で修正した日付が入力される。
図5Bにおける503は、図1の案件管理システム106における個人情報マスタ106aの構成の詳細を示しており、503aはそのデータ例を示している。
個人情報マスタ503は、ユーザID(関係者ID)を主項目(主キー)とし、ユーザ名称、職位区分、電子メールアドレス(e-mailアドレス)等の項目を持つ。ユーザ名称には、ユーザの個人名称が入力され、職位区分には当人の職位区分(例えば主任技師=‘A’、主任=‘B’等)が入力され、電子メールアドレスには当人の電子メールアドレスが入力される。
上記に挙げた3つのマスタ(案件マスタ501、プログラムマスタ502、個人情報マスタ503)のリレーション(関連)を説明する。
先ず、案件マスタ501とプログラムマスタ502を連結する場合、案件マスタ501の関連プログラムIDとプログラムマスタ502のプログラムIDを連結する。この2マスタ(案件マスタ501、プログラムマスタ502)の関係は1:nとなる。
次に、案件マスタ501と個人情報マスタ503を連結する場合、案件マスタ501の関連者ID(1)〜(4)と個人情報マスタ503のユーザIDを連結する。
このような連結条件により、案件マスタ501と、プログラムマスタ502、および、個人情報マスタ503を、本番移送プログラム107aから連結データベースとして参照することが可能となる。
図5Bにおける504は、図1の本番入庫管理システム108を構成する開発機1081、検証機1082、本番機1083のそれぞれにおける移送情報マスタ1081a,1082a,1083aの構成の詳細を示しており、504aはそのデータ例を示している。
移送情報マスタ504の各項目におけるデータは、プログラムの移送を行なう度に累積され、移送情報マスタ504は、移送依頼番号を主項目(主キー)として、オブジェクトID(=プログラムID)、最終更新日、最終更新時刻の各項目を持ち、移送依頼番号は、シーケンシャルに自動採番され、移送依頼を行う度に、レコードが作成される。
図5Bにおける505は、図1の本番入庫管理システム108を構成する本番機1083における稼働統計マスタ1083dの構成の詳細を示しており、505aはそのデータ例を示している。
稼動統計マスタ505は、本番機1083において当該プログラムが実行される都度、プログラムIDが累積される。尚、この稼動統計マスタ505はプログラムが実行される度に作成されるので、データ抽出の際には、重複したプログラムIDを除く必要がある。
次に、図6および図7を用いて、本番入庫管理システム108を構成する開発機1081における移送管理ツール108dが出力する帳票(移送一覧)の説明を行う。
図6に示す帳票は、業務601、No602、プログラムID603、プログラム内容604、最終変更者605、最終変更日606、開発機607、検証機608、本番機609、アラーム610の各項目からなる。
図7は、図6に示す帳票を表示させる際の条件を入力する表示画面例を示しており、基本条件指定701は、図6におけるアラーム項目610においてアラーム表示のある列のみを帳票として表示させるか全ての行を表示させるかを指定するオプションである。
業務別指定702は、図6における業務601を絞り込む際に指定するオプションである。稼動実績の有無703は、帳票に表示させるプログラムを本番での稼動実績があるものか否かを絞り込む際に使用するオプションであり、稼動実績有りの場合は、表示対象のプログラムIDと図5Bに示す稼動統計マスタ505とのマッチングを行い、マッチした場合のみ出力する。
この稼働統計マスタ505に関しては、当該データベースに存在することでプログラムが稼動したということを示している。これは、図7における稼働実績の有無703において稼動統計ありが選択された場合、プログラムIDが当該稼働統計マスタ505に存在する時、稼動統計ありと判断する。
図7における稼動統計ファイルの指定704は、稼動実績の有無703の稼動実績有りの場合にマッチングさせる図5Bに示す稼動実績マスタ505における「月」を指定するオプションである。この稼動統計マスタ505は月毎に生成される為、例えば、ある特定の月の稼動統計を見たい場合に有効なオプションである。
オプション705は、帳票に表示させるプログラムIDを絞ったり、最終更新日付で絞る為のオプションである。移送統計ファイル指定706には、移送依頼マスタの元となる移送統計ファイルの格納場所が表示される。
図6に示す帳票において、業務601には、プログラムID体系に基づき業務単位に出力する際のオプションとして、各業務を特定する情報が表示され、No602にはシーケンス番号が表示される。プログラムID603には、図5Aに示す案件マスタ501およびプログラムマスタ502に含まれるプログラムIDが表示される。
プログラム内容604には、図5Aに示すプログラムマスタ502に含まれるプログラム名称(日本語による当該プログラムの内容)が表示される。
最終変更者605には、最後にプログラムを修正した者の名前が表示される。すなわち、図5Aに示す案件マスタ501における関連プログラムIDとプログラムマスタ502におけるプログラムID、および、プログラムマスタ502における最終変更者と図5Bに示す個人情報マスタ503におけるユーザIDが連結され、当該個人情報マスタ503におけるユーザ名称が表示される。
最終変更日606には、図5Aに示す案件マスタ501におけるプログラムIDとプログラムマスタ502におけるプログラムIDが連結され、プログラムマスタ502における最終更新日が表示される。
開発機607、検証機608、本番機609には、各々、開発機1081、検証機1082、本番機1083のそれぞれにおいて管理されている移送依頼番号が表示される。図5Bに示す移送情報マスタ504におけるオブジェクトIDと案件マスタ501における関連プログラムIDが連結されて、移送情報マスタ504における移送依頼番号が出力される。
また、図1における開発機1081、検証機1082、本番機1083における各移送依頼番号をオブジェクトID(昇順)、最終変更日(降順)、最終更新時刻(降順)に関して各々ソートしておき、オブジェクトID(プログラムID)で連結することで、その結果として、図6に示す帳票における開発機607、検証機608、本番機609における各移送依頼番号が出力される。すなわち、図6においては、プログラム毎の最終移送結果が表示されている。
図6の帳票におけるアラーム610の項目には、開発機607、検証機608、本番機609における各移送依頼番号を比較した結果や、納期遅延の情報等が表示される。
以上、図1〜図7を用いて説明したように、本例では、R/3(登録商標)システムのアドオンプログラムの移送管理に用いられている移送依頼番号を利用し、開発機1081、検証機1082、本番機1083のそれぞれにおいて記憶管理している各移送依頼番号を1つのコンピュータ、すなわち、開発機1081において収集して一括管理する。そして、各移送依頼番号の一致・不一致を機械的にチェックすることにより、大量のプログラムの移送状態を正確に管理することができる。また、移送(入庫)を行う際に、予め承認されていないものは移送を行わないようにする。さらに、納期が過ぎている案件に対しては納期遅延のアラームをレポートに出力すると共に、関連するコンピュータ端末に電子メール(e-mail)により通達する。
このことにより、開発機1081で一個のオンライントランザクションを実行するだけで一覧を表示させ、開発機1081、検証機1082、本番機1083のそれぞれにおいて記憶管理している各移送依頼番号の差異を確認できる。また、承認されていないプログラムの移送は行えないので、不要なプログラムの入庫を防ぐことができる。
尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、移送管理ツール108dを開発機1081に設けた構成としているが、検証機1082や本番機1083に移送管理ツール108dを設ける構成としても良い。
また、本例では、管理プログラム106dを要件管理システム106に、本番移送プログラム107aを本番移送システム107に、移送管理ツール108dを本番入庫間rシステム108にそれぞれ分けて設けた構成としているが、管理プログラム106dと本番移送プログラム107aおよび移送管理ツール108dのそれぞれを1つのコンピュータ装置に設けた構成としても良い。
また、本例のコンピュータ構成例としても、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
また、R/3(登録商標)に限らず、ERPシステムで用いるアドオンプログラム一般的な開発用コンピュータで作成したプログラムを複数のコンピュータに移送するプログラム移送制御システムにおいて、開発用コンピュータがプログラムを作成する毎に当該プログラムにユニークな識別情報を生成し、生成した識別情報を、当該プログラムの移送先コンピュータの識別情報に対応付けて記憶装置に記憶し、この対応付け情報を参照して、その差違の有無に基づき、当該プログラムの移送先コンピュータへの移送の実行もしくは未実行状態を判別し、その判別結果をアラーム出力する構成とし、さらに、当該未実行状態を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する構成としても良い。
そして、この構成においての納期管理処理に関しても、開発用コンピュータが作成するプログラム毎に、入力装置から入力された納期情報を対応付けて記憶装置に記憶し、記憶した納期情報と現在時刻情報に基づき、当該プログラムの作成納期遅延および移送納期遅延の有無を判別し、判別結果のアラーム出力、および、電子メール送信を行う構成としても良い。
さらに、この構成においての移送承認処理に関しても、開発用コンピュータが作成するプログラム毎に、入力装置から入力された移送承認情報を対応付けて記憶装置に記憶し、記憶した移送承認情報を参照して、当該プログラムの移送先コンピュータへの移送の可否を判別し、移送可と判別したプログラムのみを移送先コンピュータに移送し、プログラムの移送が不可であると判別すると、当該判別結果をアラーム出力し、電子メール送信する構成とすることでも良い。
本発明に係るプログラム移送制御システムを設けたネットワークコンピュータシステムの構成例を示すブロック図である。 図1における案件管理システムの処理動作例を示すフローチャートである。 図1における本番入庫管理システムの処理動作例を示すフローチャートである。 図1における本番移送管理システムの処理動作例を示すフローチャートである。 図1における案件マスタおよびプログラムマスタの構成例を示す説明図である。 図1における個人情報マスタと移送情報マスタおよび稼働統計マスタの構成例を示す説明図である。 図1における移送管理ツールが出力する帳票のデータ例を示す説明図である。 図1における移送管理ツールが表示する操作画面例を示す説明図である。
符号の説明
101:端末(顧客用)、102:端末(エンドユーザ用)、103:端末(開発責任者用)、104:端末(開発者用)、105:端末(移送担当者用)、106:案件管理システム、106a,503,503a:個人情報マスタ、106b,502,502a:プログラムマスタ、106c,501,501a:案件マスタ、106d:案件管理プログラム、107:本番移送システム、107a:本番移送プログラム、108:本番入庫管理システム、108a〜108c:ネットワーク、108d:移送管理ツール、1081:開発機、1082:検証機、1083:本番機、1081a〜1083a,504,504a:移送情報マスタ、1081b〜1083c:移送依頼収集プログラム、1083d,505,505a:稼働統計マスタ、1083e:稼働統計収集プログラム、601:帳票の項目(業務)、602:帳票の項目(No)、603:帳票の項目(プログラムID)、604:帳票の項目(プログラム内容)、605:帳票の項目(最終変更者)、606:帳票の項目(最終変更日)、607:帳票の項目(開発機)、608:帳票の項目(検証機)、609:帳票の項目(本番機)、610:帳票の項目(アラーム)、701:基本条件指定、702:業務別指定、703:稼動実績の有無、704:稼動統計ファイルの指定、705:オプション、706:移送統計ファイル指定。

Claims (11)

  1. 開発用コンピュータで作成したプログラムを複数のコンピュータに移送するプログラム移送制御システムであって、
    上記開発用コンピュータが上記プログラムを作成する毎に当該プログラムにユニークな識別情報を生成する第1の手段と、
    該第1の手段が生成した識別情報を、当該プログラムの移送先コンピュータの識別情報に対応付けて記憶する第2の手段と、
    該第2の手段が記憶した対応付け情報を参照し、その差違の有無に基づき、当該プログラムの上記移送先コンピュータへの移送の実行もしくは未実行状態を判別する第3の手段と、
    該第3の手段の判別結果を出力する第4の手段と
    を有することを特徴とするプログラム移送制御システム。
  2. 請求項1に記載のプログラム移送制御システムであって、
    上記プログラムは、ERPシステムで用いるアドオンプログラムであり、
    上記第1の手段は、ERPシステムの自動採番機能を用いて上記プログラム毎にユニークな識別情報を生成することを特徴とするプログラム移送制御システム。
  3. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載のプログラム移送制御システムであって、
    上記第3の手段が、上記プログラムの上記移送先コンピュータへの移送の未実行状態を判別すると、当該未実行状態を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する第5の手段を有することを特徴とするプログラム移送制御システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプログラム移送制御システムであって、
    上記開発用コンピュータが作成するプログラム毎に、入力装置から入力された納期情報を対応付けて記憶する第6の手段と、
    該第6の手段が記憶した納期情報と現在時刻情報に基づき、当該プログラムの作成納期遅延および移送納期遅延の有無を判別する第7の手段と、
    該第7の手段の判別結果を出力する第8の手段と、
    上記第7の手段が、上記プログラムの作成納期遅延状態および移送納期遅延状態を判別すると、当該納期遅延状態を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する第9の手段と
    を有することを特徴とするプログラム移送制御システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラム移送制御システムであって、
    上記開発用コンピュータが作成するプログラム毎に、入力装置から入力された移送承認情報を対応付けて記憶する第10の手段と、
    該第10の手段が記憶した移送承認情報を参照して、当該プログラムの移送先コンピュータへの移送の可否を判別し、移送可と判別したプログラムのみを上記移送先コンピュータに移送する第11の手段と、
    該第11の手段が上記プログラムの移送が不可であると判別すると、当該判別結果を出力する第12の手段と、
    上記第11の手段が上記プログラムの移送が不可であると判別すると、当該判別結果を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する第13の手段と
    を有することを特徴とするプログラム移送制御システム。
  6. コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれかに記載のプログラム移送制御システムにおける各手段として機能させるためのプログラム。
  7. 開発用コンピュータで作成したプログラムを複数のコンピュータに移送するシステムのプログラム移送制御方法であって、
    上記開発用コンピュータが上記プログラムを作成する毎に当該プログラムにユニークな識別情報を生成する第1の手順と、
    該第1の手順で生成した識別情報を、当該プログラムの移送先コンピュータの識別情報に対応付けて記憶装置に記憶する第2の手順と、
    該第2の手順で記憶装置に記憶した対応付け情報を参照し、その差違の有無に基づき、当該プログラムの上記移送先コンピュータへの移送の実行もしくは未実行状態を判別する第3の手順と、
    該第3の手順での判別結果を出力する第4の手順と
    を有することを特徴とするプログラム移送制御方法。
  8. 請求項7に記載のプログラム移送制御方法であって、
    上記プログラムは、ERPシステムで用いるアドオンプログラムであり、
    上記第1の手順は、ERPシステムの自動採番機能を用いて上記プログラム毎にユニークな識別情報を生成することを特徴とするプログラム移送制御方法。
  9. 請求項7もしくは請求項8のいずれかに記載のプログラム移送制御方法であって、
    上記第3の手順で、上記プログラムの上記移送先コンピュータへの移送の未実行状態を判別すると、当該未実行状態を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する第5の手順を有することを特徴とするプログラム移送制御方法。
  10. 請求項7から請求項9のいずれかに記載のプログラム移送制御方法であって、
    上記開発用コンピュータが作成するプログラム毎に、入力装置から入力された納期情報を対応付けて記憶装置に記憶する第6の手順と、
    該第6の手順で記憶装置に記憶した納期情報と現在時刻情報に基づき、当該プログラムの作成納期遅延および移送納期遅延の有無を判別する第7の手順と、
    該第7の手順の判別結果を出力する第8の手順と、
    上記第7の手順で、上記プログラムの作成納期遅延状態および移送納期遅延状態を判別すると、当該納期遅延状態を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する第9の手順と
    を有することを特徴とするプログラム移送制御方法。
  11. 請求項7から請求項10のいずれかに記載のプログラム移送制御方法であって、
    上記開発用コンピュータが作成するプログラム毎に、入力装置から入力された移送承認情報を対応付けて記憶装置に記憶する第10の手順と、
    該第10の手順で記憶装置に記憶した移送承認情報を参照して、当該プログラムの移送先コンピュータへの移送の可否を判別し、移送可と判別したプログラムのみを上記移送先コンピュータに移送する第11の手順と、
    該第11の手順で上記プログラムの移送が不可であると判別すると、当該判別結果を出力する第12の手順と、
    上記第11の手順で上記プログラムの移送が不可であると判別すると、当該判別結果を表す電子メールを生成して、予め定められたメールアドレス宛に送信する第13の手順と
    を有することを特徴とするプログラム移送制御方法。
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WO2013070813A1 (en) * 2011-11-09 2013-05-16 Microsoft Corporation Techniques to provide enterprise resource planning functions from an e-mail client application

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