JP2007264330A - 平行ビームを発生する照明用導光体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
複数光源から出た光を混合して均等な明るさと色調にして、所望の方向に平行光線、または意図する拡散、集光光線として送り出す照明用導光体を提供する。
【解決手段】
(1)導光体の入射面と出射面とにレンズを備え、これら入射面レンズと出射面レンズとが、実質上焦点を共有するように設定する。
(2)入射面レンズを有する第一導光体と、出射面レンズを有する第二導光体との中間に、第一導光体と第二導光体との相対距離を増減できる空間を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明(以下で、この発明という)は、複数個のLEDで構成する、LEDアレーなどの、光源から出た光をミキシングして、平板、円柱壁、円錐台壁などのような板状平行ビーム(光線群)に成形し、目的とする狭い領域を所望の照射角度で照射するための、共焦点(アフォーカル)レンズ系などの、レンズ付き導光体に関する。さらに、これらのレンズ付き導光体に、平行光線から、意図的な発散、集中角度を有する発散、集中光(楔形光線群)に変換させる手段を備え、少し広い所定面積範囲を照射する、あるいは一度集光してから発散させるための導光体にも関する。また、複数個の平板状導光体を傘歯車、フレキシブルシャフトなどで連動させて、傾斜角を一斉動作状態に制御することによる、例えば、四角錘型のズーム式照明装置なども提案する。
ここで、この発明の明細書を通じて用いる、重要な用語について、その意味、定義を若干説明する。
「光源」という用語は、LED(発光ダイオード)に限らず、ハロゲンランプ、白熱電球、冷陰極管蛍光灯(CCFL)、ディスチャージランプ(放電灯)などのように、照明用に適した光を発生する、任意の発光源を意味し、LEDと同様に使用することが可能である。
「光線」という用語は、波長領域が、可視光380nm〜780nmに限定するものではなく、紫外線、赤外線なども含む。
「レンズ」という用語は、球面レンズだけでなく、非球面レンズを含むことはもちろん、シリンドリカルレンズ、リング状シリンドリカルレンズ(トロイダルレンズ)、およびこれらのレンズ面を、球面レンズに対する非球面レンズに相当するように、修正したレンズなども含むものとする。これら全てについて、凸レンズだけでなく、必要に応じ、凹レンズを使用しても良い。また、単純なレンズ形状だけでなく、フレネルレンズ、回折レンズなどを使用しても良い。
「屈折率」という用語は、特にことわらない限り、代表値として、波長が約589nmの光線(d線)についての、素材の空気に対する相対的屈折率を意味する。
「反射面」という用語は、全反射する表面、または鏡面加工した面を意味する。
「配光特性」という用語は、各立体角方向別の照明光量分布を意味し、LEDなどのカタログ類で指向特性、視野角などと表現される内容と同じ、または類似する。LEDについては、配光特性についての、統一的測定法を早く確立しようという提案が、各方面から出されている現状である。
また、この発明明細書を通じて、図面で使用する符号は、同種内容をさす場合は、全て同じ記号を用いるものとする。
本発明者らは、先に特願2004−300230で、発明の名称:「光制御装置(ビームエキスパンダー)」として、アフォーカルレンズ系などを応用した光学部材について出願した。
また、特願2005−259053で、発明の名称:「線状照明用の導光装置」として、シリンドリカルレンズ系などを応用した光学部材について出願した。これらの明細書全文を関連文献資料としてここに参照・引用し、この明細書を簡明にするために、同じ内容の繰り返しての詳細な説明は省略する。
従来、画像解析用のCCD、またはCMOSカメラ用のLED照明光源装置(マシンビジョンシステムと称される)において、目的対象物を明瞭に観察するため、この発明がめざす用途のように、平板状の範囲を照明するとき、あるいは円錐台状の範囲を照明する場合などには、LEDの発光部をレンズの焦点位置に配置した、いわゆる視野角が極めて狭いコリメート式LEDを多数個、列状に配列するのが一般的であった。
上記のような従来技術の方法では、あくまでも独立した直進光線群の配列に過ぎず、LEDの配置間隔が広いと、各光源の照射範囲が狭いため、照射部に明暗差が生じやすく、複数色の光源を組み合わせ使用するときには、良好なカラーミキシング(混色)が実現困難であった。この発明は、これらの問題点を解決するために考案したものである。
この発明の、平行ビームを発生する照明用導光体は次のような構成をもって上記の各課題を解決する手段とする。
この照明用導光体は、一つの導光体の光入射面と出射面にそれぞれ形成されたレンズから成り、これら入射面レンズと、出射面レンズとが実質上焦点位置を共有する。
さらに別の手段として、この発明の照明用導光体は複数の導光体から成り、光入射面レンズを有する第一導光体と、光出射面レンズを有する第二導光体との中間に、第一導光体と第二導光体との相対距離を増減できる空間を有し、しかも、その相対距離調節範囲内に、入射面レンズと出射面レンズとが実質上焦点位置を共有するよう配置される場合もある。
上記それぞれの照明用導光体は、入射面レンズの曲率半径を出射面レンズの曲率半径よりも小さく形成してある。
上記の照明用導光体は、入射面レンズの開口幅を出射面レンズの開口幅よりも小さく形成し、入射面レンズの開口端と出射面レンズの開口端がそれぞれ平滑な平面、または曲面状に形成された側面でつながれている。
上記の照明用導光体は、入射面レンズの開口数が出射面レンズの開口数よりも大きく形成されている。
上記の照明用導光体は、薄板状に形成し、その短手方向の一端の面に入射面レンズを、他方の面に出射面レンズを形成するが、導光体を円錐台状に形成し、その天面に入射面レンズ、底面に出射面レンズを形成する、いわゆるすりこぎ形に形成する場合もある。
上記の照明用導光体は、導光体がその長手方向軸を中心に回動できる構成とし、このような構成の二個以上の照明用導光体を、適宜の回転リンク手段で連結して、光源からの光を同じ傾斜角度で照射できるようにした。
上記の照明用導光体は、光の入射面レンズと出射面レンズをつなぐ側面を曲面状に形成した、いわゆるリング型に形成される場合もある。1つの導光体をリング型に形成しても良いし、略扇型に形成された複数の導光体を組み合わせると1つのリング型になるようにそれぞれを形成しても良い。
上記の照明用導光体は、該導光体の一部分、詳しくは入射面レンズと出射面レンズとの間に屈曲部を設け、入射面から入った光が導光体の側面部分内側に当たり反射して(光の)進行方向を変更した後、光が出射面から出るように形成しても良い。
上記の照明用導光体の少なくとも一部に反射面を含むようにしても良い。該反射面には光を散乱させるために極小の中空ビーズ類または多孔質のビーズ類、フィラー等を配置する。
請求項1、請求項6に記載の解決手段によれば、本発明は、導光体がいわゆるシリンドリカルレンズ状、詳しくは薄板状、または円錐台状に形成されていて、その短手方向の一端の面に入射面レンズを備え、その対面側に出射面レンズをそれぞれ備えていることにより、光源から導光体に入射された光が導光体内部で様々な角度に反射し激しく混合するので、複数の光源から出た光を導光体の内部で相互に混ぜ合わすことができる。その結果、光源のLEDの配置間隔が広いときでも、出射レンズからの照射光の部分に明暗差が生じなくなり、均等に近い線状照射光線が得られ、複数色の光源を組み合わせ使用するときにも、良好なカラーミキシング(混色)が実現できる。
また、請求項2に記載した解決手段によれば、複数の導光体にて構成する場合、入射面レンズを有する第一導光体と、出射面レンズを有する第二導光体との間に、第一導光体と第二導光体との相対距離を増減できる空間を設け、その相対距離調節範囲内に、入射面レンズと出射面レンズとが、実質上焦点位置を共有するように配置するので、その結果、ほぼ理想的な板状照射光線を得ることができ、第一導光体と第二導光体との相対距離調節手段を利用すると、至近距離位置に強い集中光を得ることも、狭い角度範囲の拡散光線を得ることも、一度集光してから拡散していくように光線の進行状態を意のままに微調整できるようになる。また、入射面レンズと出射面レンズの焦点位置が、導光体外の空間に配置されるので、導光体内部に光が渦集中することによる導光体の高温化を避けることができる。よって、ガラス以外の樹脂等安価な、軽い材料にて導光体を形成することが可能になる。
請求項3に記載の解決手段によれば、本発明は導光体の入射面レンズの曲率半径を出射面レンズの曲率半径よりも小さく形成し、入射面レンズと出射面レンズとが、実質上焦点位置を共有するように形成してあるので、光源から導光体に入射された光を、平行光として出射面レンズから送り出すことができる。
請求項4に記載の解決手段によれば、本発明は導光体の入射面レンズの開口幅を出射面レンズの開口幅よりも小さく形成し、入射面レンズと出射面レンズとが、実質上焦点位置を共有するように形成してあるので、光源から導光体に入射された光を、平行光として出射面レンズから送り出すことができる。
請求項5に記載の解決手段によれば、本発明は導光体の入射面レンズの開口数を、出射面レンズの開口数よりも大きく形成してあるので、光源から導光体光を入射する際に、広い角度からの光を導光体内に入れることができる。これにより、光源と導光体の光路の位置合わせを厳密にしなくとも良くなったので、導光体の組立が簡単になった。また、使用中、何かに当たるなどして不用意に光源の位置がずれてしまった場合でも、導光体へ光を入射できる角度が広いのでそのまま使用できる。
請求項7に記載の解決手段によれば、本発明の照明用導光体は、導光体が長手方向軸を中心に回動できる構成とし、また、このような構成の複数の導光体を適宜の回転リンク手段で連結し、同じ傾斜角度で光を照射できるようにした。これにより、導光体から出る光の照射角度を任意に変えられる上、照射光の集光ポイントをズームで位置変更することも可能である。
請求項9に記載の解決手段によれば、本発明は、上記導光体の一部分、詳しくは入射面レンズと出射面レンズとの間に屈曲部を形成し、導光体の少なくとも一部に反射面を含むようにすると、入射面から入った光が導光体の側面部分内側に当たり反射して(光の)進行方向を変更した後、光が出射面から出るようになる。これにより、導光体の高さ(短手方向の長さ)を、屈曲部を設けないものに比べて短く形成できるので、導光体自体、ひいてはこの導光体を使用した照明器具をコンパクトに構成することが可能である。また、屈曲部の角度によっては横方向から照射対象物を照らすことが可能になる。比較として、屈曲部を設けない構成の導光体が横方向から対象物を照射するには、光源を照射対象物の横に配置することになり、このような導光体を使用する照明器具は光源や導光体の配置にあたりスペースや配線等の制限があり、好みの形状に形成できなかった。また、光源の種類によっては光源部分が発熱して高温になるため、照射対象ポイントが光源から近いと熱で照射対象物が変質してしまう恐れもあるため使用用途が限られてしまった。だが、本発明ではこれらの問題を解決した。
また、請求項10に記載の解決手段によれば、本発明は、上記導光体は中空ビーズ等を配した反射面を備えているため、該導光体内に入射した光が反射面に当たり様々な角度に反射するので、理想的な光の混合状態を得ることができ、導光体出射面レンズ部分から出射した光はほぼ均一になる。
具体例を用いて説明するが、この特許の範囲を限定するものではなく、特許請求範囲に記載する趣旨に反しない限り、その用途、構成内容、その他全て、公知の技術にもとづき、様々に変更、置換、組み合わせ、応用することが可能であり、それらの結果もまた、この特許の範囲内に含まれる。
図1〜図4に示す断面図のように、ひとつの導光体10の、入射面10Aと出射面10Bとに夫々レンズ13を備え、これら入射面10Aのレンズ13と、出射面10Bのレンズ13とが、実質上焦点Fを共有するように設計した照明用導光体を用いると、LED光源11から出た光を、平行光線に加工して、送り出すことができる。 しかも、図2および図3に示すように、入射面10Aのレンズ13の曲率半径R1を、出射面10Bのレンズ13の曲率半径Rよりも小さくすると良く、さらに、入射面レンズの開口幅H1を、出射面10Bのレンズの開口幅H2よりも小さくし、しかも、入射面10Aのレンズ13の開口端と、出射面10Bのレンズ13の開口端とを夫々、図2に示すように平滑な平面で、または図3に示すように平滑な曲面(この場合は円筒面)17でつなぐと良く、入射面10Aのレンズ13の開口数NA1を、出射面10Bのレンズ13の開口数NA2よりも大きくすると、さらに良い。
これらの条件を満たす具体例として、例えば、図2では、素材として、MMA樹脂(メチルメタクリル樹脂)、屈折率N=1.492を用いるものとし、
入射面10Aのレンズの曲率半径R1=3mm、
入射面10Aのレンズの開口幅H1=3mm、
入射面10Aのレンズの開口数NA1=約20°
出射面10Bのレンズの曲率半径R2=8mm、
出射面10Bのレンズの開口幅H2=6mm、
出射面10Bのレンズの開口数NA2=約15°
導光体10の横幅W=33mm
とすると良い。
この場合、本発明者らが先に、特願2005−259053で出願した、発明の名称:「線状照明用の導光装置」の中で、詳しく説明したように、
入射面10Aのレンズ13の焦点距離f1は、f1=N・R1/(N−1)=約3R1=9mmとなり、
出射面10Bのレンズ13の焦点距離f2は、f2=N・R2/(N−1)=約3R2=24mmとなり、
従って、W=f1+f2=約9mm+約24mm=約33mmとなる計算である。
このようにして、入射面10Aのレンズと、出射面10Bのレンズとが、実質上焦点位置を共有する関係、つまり、アフォーカル光学系を成立させ、平行に入射した光を、平行に送り出すことができるようにした。
次に、入射面10Aのレンズの曲率半径R1を、出射面10Bのレンズの曲率半径R2よりも小さくすると、図4で明らかなように、入射面10Aのレンズに斜め方向に入射した光が軸外に焦点F1を結んでも、出射面10Bのレンズ側から見た場合、出射面10Bのレンズの焦点距離f2がf1のよりも大きいために、焦点f1の軸ずれ相対角度が小さくなる、つまり、平行光線に一層近い光を、出射面10Bのレンズ側から送り出すことができる関係にある。この効果を有効に得ることができるR2/R1の比率は、1.1以上10以下の範囲が良い。その理由は、1.1未満では有意差がある効果が見られず、10より大きいと、光源のサイズに較べて、導光体が過大となり、実用的でなくなるからである。
また、入射面10Aのレンズの開口幅H1を、出射面10Bのレンズの開口幅H2よりも小さくしたことにより、図4で明らかなように、入射面10Aのレンズに斜め方向に入射した光の一部が、上側の平滑な平面16、または平滑な局面17で全反射するとき、その傾斜角度が、より軸に平行に近い反射光線を生み出す効果を有することになる。この効果を有効に得ることができるH2/H1の比率は、1.1以上10以下の範囲が良い。その理由は、1.1未満では有意差がある効果が見られず、10より大きいと、光源11のサイズに較べて、導光体10が過大となり、実用的でなくなるからである。
さらに、入射面10Aのレンズの開口数NA1を、出射面10Bのレンズの開口数NA2よりも大きくしたことにより、入射光線の受付可能範囲が広がる上に、出射光線が出射レンズの開口幅H2一杯近くに広がる効果を生み出すことができる。この効果を有効に得ることができるNA1/NA2の比率は、1.01以上2以下の範囲が良い。その理由は、1.01未満では有意差がある効果が見られず、2より大きいと、出射レンズの大部分が、光が当たらない領域になるからである。
図5〜図10に示す断面図のように導光体10を二分割し、入射面10Aのレンズ13を有する第一導光体10Cと、出射面10Bレンズ13を有する第二導光体10Dとの中間に、第一導光体10Cと第二導光体10Dとの相対距離を増減できる空間(空気層部分)33を設け、しかも、空間33内の、第一導光体10Cと第二導光体10Dの相対距離調節範囲内に、入射面10Aのレンズと、出射面10Bのレンズとが、実質上焦点位置を共有するように配置できる場所を含ませると良い。第一導光体10Cと第二導光体10Dとの中間に空間33を設けることにより、ハロゲンランプのような焦点付近に高温度が発生する恐れがある光源を使用する場合でも、その焦点結像位置を空中に置くことにより、樹脂が溶けるなどのトラブルを防止できる。
その上、図5〜図10に示すように、第一導光体10Cと第二導光体10Dとの相対距離を増減すれば、図5で示すように、出射光線をほぼ完全に近い平行光線にすることも、図6で示すように、僅かな角度の拡散光線にすることも、図7で示すように、一度集光してから拡散してゆく照射光線を意のままに得ることもできる。その上、レンズの加工精度などの問題で、一体的な導光体10では完全な平行光線とならないような場合でも、上記のような調節の過程で、平行光線を得ることが可能になる利点もある。第一導光体10Cの第二面40、および第二導光体10Dの第一面41は夫々、図5ないし図7に示したように平面16にすることも、図6ないし図10に示したようにレンズ面17にすることもできる。
図11は本発明の第三実施例にかかる導光体10を使用した照明装置42の構造を簡略に示す平面図、図12は図11に示すZ−Z方向矢視断面図、図14は図11、図12に使用した導光体10を示す拡大斜視図である。これらの図のように、導光体10を直線状の長板(棒)型とし、導光体10が長手方向軸を中心に回転できるように、二個以上の照明用導光体10を、軸44に連結し、該軸44同士を傘歯車43など適宜の回転リンク手段で連結して、同じ傾斜角度で照射できるようにすると、四角錐型のズーム式照明器具が実現できる。
図13は本発明の導光体10の第四実施例を示す斜視図、図19は図13のY−Y方向矢視断面図である。これらの図のように、導光体10を円錐台型のロッド状にして、丸い照射光線を作り出しても良い。この場合にも、上記、実施例2と同様に、導光体10を、第一導光体10Cと第二導光体10Dとに分離して、相対位置を調節自在にしても良い。
図15は本発明の導光体10の第五実施例を示す斜視図である。このように、導光体10をリング型とすることができる。
図15では導光体10を二分割した状態で示しているが、導光体10は一つのリング状に形成しても良いし、製造や組立の都合に合わせて任意の数に分割したものを組み合わせるとリング形状になるよう形成しても良い。
上記実施例5のように導光体10をリング型にした上で、図16、図17、に示す断面図のように、導光体10の少なくとも一部に屈曲部15を設けることができる。あるいは、図18に示す断面図のように、導光体10の少なくとも一部に全反射面14を設けることができる。これらによれば、リング型であって、所望の斜め方向から目的の場所を照射する、照明光学系を実現することが可能になる。
本発明による、照明用導光体とLEDの接合実施方法を示した断面図である。(実施例1) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例1) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例1) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例1) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した平面図である。(実施例3) 図7に示す照明用導光体のZ−Z方向矢視断面図である。(実施例3) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した斜視図である。(実施例4) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した斜視図である。(実施例3) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した斜視図である。(実施例5) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例6) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例6) 本発明による、照明用導光体の実施方法を示した断面図である。(実施例6) 図9に示す、本発明による照明用導光体のY−Y方向矢視断面図である。(実施例4)
符号の説明
10 導光体
10A 入射面
10B 出射面
10C 第一導光体
10D 第二導光体
11 LED光源
F 焦点
12 球面レンズ
13 円筒レンズ
14 全反射面
15 屈曲部
16 平面
17 曲面
30 平行光線
31 収斂光線
32 拡散光線
33 空間(空気層部分)
40 第一導光体10Cの第二面(光の出射面)
41 第二導光体10Dの第一面(光の入射面)
42 照明装置
43 傘歯車
44 軸
45 ケース
M モーター類

Claims (10)

  1. ひとつの導光体の、入射面と出射面とに夫々レンズを備え、これら入射面レンズと、出射面レンズとが、実質上焦点位置を共有することを特徴とする照明用導光体。
  2. 入射面レンズを有する第一導光体と、出射面レンズを有する第二導光体との中間に、第一導光体と第二導光体との相対距離を増減できる空間を設け、しかも、その相対距離調節範囲内に、入射面レンズと、出射面レンズとが、実質上焦点位置を共有するように配置できる場所を含むことを特徴とする照明用導光体。
  3. 請求項1、または請求項2に記載した照明用導光体において、入射面レンズの曲率半径R1の方を、出射面レンズの曲率半径R2よりも小さくすることを特徴とする照明用導光体。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載した照明用導光体において、入射面レンズの開口幅H1の方を、出射面レンズの開口幅H2よりも小さく形成し、しかも、入射面レンズの開口端と、出射面レンズの開口端とを夫々平滑な平面、または曲面でつなぐこと、つまり該照明用導光体の側面部分を、表面が平滑な平面、または曲面に形成することを特徴とする照明用導光体。
  5. 請求項1、ないし請求項4に記載した照明用導光体において、入射面レンズの開口数NA1の方が、出射面レンズの開口数NA2よりも大きいことを特徴とする照明用導光体。
  6. 請求項1、ないし請求項5に記載した照明用導光体において、導光体が直線状の棒型、もしくは円錐台状、もしくは導光体の軸方向(長手方向)に対し垂直な断面が略鍵穴型である棒型であることを特徴とする照明用導光体。
  7. 請求項6に記載した照明用導光体において、導光体が長手方向軸を中心に回転できる構成とし、しかも、このような構成の二個以上の照明用導光体を、適宜の回転リンク手段で連結して、同じ傾斜角度で照射できるようにしたことを特徴とする照明用導光体。
  8. 請求項1、ないし請求項5に記載した照明用導光体において、導光体の側面部分が曲面で形成されたリング型であることを特徴とする照明用導光体。
  9. 請求項1、ないし請求項8に記載した照明用導光体において、導光体の少なくとも一部に屈曲部を含むことを特徴とする照明用導光体。
  10. 請求項1、ないし請求項8に記載した照明用導光体において、導光体の少なくとも一部に反射面を含むことを特徴とする照明用導光体。
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