JP2007262738A - 吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流量の十分に広い領域に亘って幅の広い薄膜状の吐水を維持することができる吐水装置を提供する。
【解決手段】上述した課題を解決するために、本発明は、流入口から流入した湯又は水を、幅広の薄膜状にして吐水口から吐水させる吐水装置(1)であって、流入口から流入した湯又は水を、吐水口へ導く通水路が形成された吐水装置本体(2)と、通水路に連通した、細長く、両端部において幅が広くなった断面形状を備えたスリット状の吐水口(6)が形成された吐水部(4)と、を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、吐水装置に関し、特に、湯又は水を、幅広の薄膜状にして吐水口から吐水させる吐水装置に関する。
実公昭62−35718号公報(特許文献1)には、水栓の吐水金具が記載されている。この吐水金具では、湯水の吐出口の横幅を広く形成して湯水が浴槽へ滝のように扁平に吐出するようにしている。このような、薄膜状の扁平な吐水は、吐出する湯水の流量が豊富に感じられること、吐出された湯水の水跳ねを生じにくいこと、視覚的に優れていること等から、特に、高級な吐水装置において採用されている。
実公昭62−35718号公報
しかしながら、吐水口からの流量の大小にかかわらず、このような美しい薄膜状の吐水を維持することは困難であるという問題がある。例えば、吐水口からの流量が少ない場合には、湯水が幅広の吐水口から吐出されたとしても、湯水の流れは、図12に示すように吐出後すぐにすぼまってしまい、幅の広い薄膜状の流れを長い距離に亘って維持することができない。逆に、吐水口からの流量が多い場合には、吐出された流れの乱れが大きくなるため、流れの厚さが厚く広がると共に、水流の透明感がなくなるため、美観が失われてしまう。
実公昭62−35718号公報記載の水栓金具では、吐出口の上流に水流室及び堰部を設け、この堰部を介して吐水を行うことによって幅広の扁平な吐水を得ようとしている。しかしながら、実公昭62−35718号公報記載の水栓金具においても、薄膜状の吐水を維持することができる流量の領域は十分なものではない。
従って、本発明は、流量の十分に広い領域に亘って幅の広い薄膜状の吐水を維持することができる吐水装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、流入口から流入した湯又は水を、幅広の薄膜状にして吐水口から吐水させる吐水装置であって、流入口から流入した湯又は水を、吐水口へ導く通水路が形成された吐水装置本体と、通水路に連通した、細長く、両端部において幅が広くなった断面形状を備えたスリット状の吐水口が形成された吐水部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、流入口から流入した湯又は水は、吐水装置本体の通水路を通って吐水部に到達する。吐水部には、細長く、両端部において幅が広くなった断面形状を備えたスリット状の吐水口が形成されており、湯又は水は、この吐水口から幅広の薄膜状に吐水される。吐水口は、両端部において幅が広くなるように形成されているため、幅広の吐水の両端部における水勢が強くなるため、吐水のすぼまりが抑制される。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、流量の十分に広い領域に亘って幅の広い薄膜状の吐水を維持することができる。
本発明において、好ましくは、吐水口は、幅がほぼ一定の直線部と、その両端部に連続して形成され、直線部よりも幅が広くなった拡大部と、を有する。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、細長く、両端部において幅が広くなった断面形状を備えたスリット状の吐水口を容易に形成することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、通水路を横断するように設けられ、通水路を流れてきた湯又は水を、吐水口の長手方向ほぼ中央に集めるように形成された絞り手段を有する。
このように構成された本発明においては、吐水装置本体の通水路を流れてきた湯又は水は、絞り手段によって吐水口の長手方向ほぼ中央に集められ、絞り手段を通過した後、再び広がって吐水口から吐出される。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、絞り手段を通過した湯又は水は、吐水口の長手方向に広がる速度成分をもつので、吐水のすぼまりをさらに抑制することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、吐水口から吐水される湯又は水が通過するように、吐水口の近傍に設けられた整流手段を有する。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、吐水口から流出する湯又は水が整流手段によって整流されるので、細長い吐水口から均一な吐水を得ることができると共に、大流量時における流れの乱れが抑制され、大流量時における吐水の広がりを抑えることができる。
本発明において、好ましくは、整流手段は整流網によって構成され、この整流網は、湯又は水が最初に通過する第1網部と、この第1網部を通過した湯又は水が通過する、第1網部から間隔を空けて配置された第2網部と、を有する。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、湯又は水は、整流網を2回通過して吐水されるので、整流効果をより高めることができる。
本発明において、好ましくは、第1網部及び第2網部は、断面が閉曲線を描くように屈曲された1枚の整流網によって構成され、1枚の整流網のうち、湯又は水が閉曲線の内部に流入する際に通過する部分が第1網部として機能し、湯又は水が閉曲線の内部から外部に流出する際に通過する部分が第2網部として機能する。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、湯又は水は、1枚の整流網を2回通過するので、簡単な構造で整流効果を高めることができる。
本発明において、好ましくは、絞り手段は吐水部と一体に形成され、この吐水部は、これに取り付けられた整流網と共に着脱可能に構成されている。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、吐水部を隔壁部、整流網と共に取り外すことができるので、整流網の清掃、メンテナンスを容易に行うことができる。
本発明において、好ましくは、通水路には、流入口よりも流路断面積が大きい水溜部が形成されている。
このように構成された本発明の吐水装置によれば、流入口から流入した湯又は水は、流路断面積が大きい水溜部で流速が低下されるので、流入時の流れの乱れが抑制され、均一な吐水を得ることができる。
本発明の吐水装置によれば、流量の十分に広い領域に亘って幅の広い薄膜状の吐水を維持することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1乃至図6を参照して、本発明の第1実施形態による吐水装置を説明する。図1は本発明の第1実施形態による吐水装置の斜視図であり、図2は側面断面図である。また、図3は、図2のIII−IIIに沿って切断された正面断面図である。さらに、図4は、本実施形態の吐水装置に取り付けられている吐水部の斜視図であり、図5はその底面図である。また、図6は、本実施形態の吐水装置の分解斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本発明の第1実施形態による吐水装置1は、内部に通水路2aが形成された吐水装置本体2と、この吐水装置本体2に取り付けられ、吐水口6が形成された吐水部4と、を有する。
吐水装置本体2は、鉛直の壁面Wに当接されるベース部2bと、このベース部2bから水平方向に延びる水平部2cとを有し、この水平部2cの内部には水平方向に延びる通水路2aが形成されている。また、水平部2cの基端部には、接続金具8を受け入れるための概ね円筒形の接続金具受け入れ部2dが形成されており、この接続金具受け入れ部2dの最奥部が吐水装置本体2の流入口2eに連通している。また、吐水装置本体2の内部には、流入口2eに続いて、流入口2eよりも流路断面積が大きく形成された水溜部2fが形成されている。
一方、吐水装置本体2は、接続金具8を接続金具受け入れ部2dに受け入れた状態で、止めねじ10を締め付けることによって、接続金具8に固定される。さらに、接続金具8と接続金具受け入れ部2dとの間には2本のOリング8aが配置され、それらの間の水密性が確保されている。
また、水平部2cの先端部には、通水路2aと連通した概ね長方形の開口部2gが形成されている。この開口部2gは、吐水部4を受け入れ、吐水部4が4本のビス12で取り付けられるように構成されている。
吐水部4は、図4及び図5に示すように、吐水装置本体2の開口部2gの中に水平方向に向けて取り付けられる長方形のプレート部4aと、このプレート部4aに対して直角に立ち上がるように形成された、細長い長方形断面の筒状部4bと、を有する。プレート部4aには4つの穴4cが形成され、これらの穴4cに夫々ビス12を通して吐水装置本体2に螺合させることにより、吐水部4が吐水装置本体2に取り付けられる。
また、筒状部4bの下端には底面が形成されており、この底面に細長いスリット状の吐水口6が形成されている。図5に示すように、吐水口6は、吐水装置本体2の幅方向に延びる、一定の幅の直線部6aと、この直線部6aの両端に、直線部6aと連続して形成されたほぼ円形の拡大部6bと、を有する。本実施形態においては、直線部6aの長さは約100mm、幅は約2mmであり、拡大部6bは、直径約4mmの円形に構成されている。
一方、図3及び図4に示すように、筒状部4bの流入口2e側の壁面は、絞り手段として機能する隔壁部14を構成している。この隔壁部14は、吐水口6の直線部6aと平行に形成されており、その中央には下方がすぼまった等脚台形状の切欠部14aが形成されている。通水路2aを流れてきた湯水は、隔壁部14の切欠部14aに流入するように、中央に集められる。本実施形態においては、隔壁部14の幅は約104mm、切欠部14aの底辺の長さは約30mm、上辺の長さは約45mm、高さは約6.5mmである。また、隔壁部14の上端と、通水路2aの天井面との間には僅かな隙間が空いている。従って、本実施形態においては、切欠部14aの長さは、吐水口6の長さの約1/3である。好ましくは、切欠部の長さは、吐水口の長さの約25〜約50%、更に好ましくは約30〜約45%とする。
さらに、図2及び図6に示すように、筒状部4bの中には、吐水口6及び切欠部14aを覆うように、整流手段である整流網16が配置されている。整流網16は、その断面が閉曲線を描くように屈曲されて筒状部4bの中に嵌め込まれている。即ち、整流網16は、下端が丸くなった縦長の長方形断面を形成するように屈曲された状態で筒状部4bの中に配置されている。通水路2aを流れてきた湯水は、まず、整流網16の切欠部14aを覆っている部分、又は長方形断面を形成する整流網16の上辺の部分を通って整流網16の内部に流入する。次いで、湯水は、吐水口6を覆っている整流網16の下端部を通って、吐水口6から吐水される。このため、湯水は、1枚の整流網16を2回通過して吐水口6から吐水されることになる。即ち、整流網16の、湯水が最初に通過する部分は第1網部として作用し、湯水が2回目に通過する部分は第2網部として作用する。
また、整流網16は、所定の形状に屈曲させた状態で筒状部4bの中に嵌め込むことにより、吐水部4に取り付けられる。この構成により、吐水部4を取り外すと、これに一体に形成された隔壁部14及び整流網16を共に取り外すことができる。これにより、整流網16の清掃、メンテナンスを容易に行うことができる。
次に、本発明の第1実施形態による吐水装置1の作用を説明する。
接続金具8は、壁面Wに設けられた給水管(図示せず)に螺合接続され、吐水装置本体2は、止めねじ10により接続金具8に結合されて、壁面Wに固定される。給水管から供給された湯水は、接続金具8、流入口2eを介して水溜部2fに流入する。水溜部2fの流路断面積は、流入口2eの流路断面積よりも十分に大きく構成されているため、流入口2eから流入した湯水の流速は、水溜部2f内で一旦低下する。これにより、流入口2eから流入した湯水の流れの乱れが低減される。
水溜部2fに流入した湯水は、通水路2aを通って隔壁部14に到達する。隔壁部14に到達した湯水は、隔壁部14の中央に形成された切欠部14aに向かって集められ、主に切欠部14aを通って筒状部4b内に流入する。この際、湯水の多くは、整流網16の切欠部14aを覆っている部分を通過する。また、湯水の一部は、隔壁部14の上端と通水路2aの天井面の間を通り、整流網16の上端面を通過して筒状部4b内に流入する。筒状部4b内に流入した湯水は、再び整流網16の下端部を通過して、吐水口6から下方に向けて吐出される。このように、湯水は、整流網16の第1網部と、この第1網部から間隔を空けた第2網部を通ることによって十分に整流され、吐水口6から吐出される。
通水路2a内を隔壁部14に向かって流れてきた湯水は、隔壁部14によって吐水装置本体2の幅方向に一旦絞られた後、切欠部14aの側縁を回り込むように流れる。このため、切欠部14aを通過した湯水の一部は、吐水装置本体2の幅方向外方に向かう速度成分をもつようになる。さらに、切欠部14aは、下方がすぼまった台形状に形成されているため、切欠部14aを通過した湯水の一部は、図3に矢印Vで示す、斜め下方、外方に向かう速度成分を得る。これにより、湯水の流量が少ない場合における湯水の流れ幅のすぼまりが抑制される。
また、吐水口6の両端部には、幅が広くなった拡大部6bが形成されているので、この部分の流路抵抗は直線部6aの流路抵抗よりも小さく、吐水の両端部の水勢が強くなる。このため、吐水口6から吐出された湯水の流れは、水勢の強い両端部に引っ張られ、湯水の流量が少ない場合における湯水の流れ幅のすぼまりが抑制される。また、吐水口6の両端部の流路抵抗は、中間部の流路抵抗よりも小さいため、筒状部4b内に流入した湯水には、中央から両端に向かう速度成分が生成される。この外側に向かう速度成分によっても、流れ幅のすぼまりが抑制される。
本実施形態の吐水装置1では、15L/minの少流量においても、吐水口6の下方約500mm以上に亘って幅広の流れが維持された。また、15L/min以上の流量においては、さらに長い距離に亘って幅広の流れを維持することができた。さらに、40L/minの大流量においても、吐水が大きく広がることなく、滝状の美しい流れが維持された。
本発明の第1実施形態の吐水装置によれば、吐水口が直線部と、その両端部の拡大部から構成されているので、幅の広い吐水の両端部の水勢が強くなり、吐水のすぼまりが抑制され、流量の十分に広い領域に亘って幅の広い薄膜状の吐水を維持することができる。
また、本実施形態の吐水装置によれば、中央に切欠部を備えた隔壁部が設けられているので、切欠部を通過した湯水は、吐水口の長手方向に広がる方向の速度成分を持ち、吐水のすぼまりをさらに抑制することができる。
さらに、本実施形態の吐水装置によれば、吐水口の近傍に整流網が配置されているので、吐水口から流出する湯水が整流され、細長い吐水口から均一な吐水を得ることができると共に、大流量時における流れの乱れが抑制され、大流量時における吐水の広がりを抑えることができる。
また、本実施形態の吐水装置によれば、整流網が、その断面が閉曲線を描くように屈曲されて配置されているので、湯水は1枚の整流網を2回通過し、簡単な構造で整流効果を高めることができる。
さらに、本実施形態の吐水装置によれば、吐水部を隔壁部、整流網と共に取り外すことができるので、整流網の清掃、メンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施形態の吐水装置によれば、通水路に水溜部が形成されているので、流入口から流入した湯水の流速が低下され、流入時の流れの乱れが抑制されて均一な吐水を得ることができる。
さらに、上述した本発明の第1実施形態の吐水装置1においては、隔壁部14の上端と、通水路2aの天井面の間には隙間が空いていたが、隔壁部14の上端と通水路2aの天井面は当接していても良く、或いは、それらの間が水密的に構成されていても良い。
また、上述した実施形態においては、切欠部14aの底辺と、吐水部4のプレート部4a及び通水路2aの底面はほぼ面一であったが、切欠部14aの底辺は、さらに高い位置に形成されていても良い。
さらに、上述した実施形態においては、整流手段として整流網が使用されていたが、スポンジ、コイル等を整流手段として使用することもできる。
また、上述した実施形態においては、吐水装置本体と吐水部は別体で構成されていたが、吐水装置本体と吐水部を一体に形成しても良い。
次に、図7乃至図11を参照して、本発明の第2実施形態による吐水装置を説明する。
図7は、本発明の第2実施形態による吐水装置の斜視図であり、図8は、その上面図である。また、図9は、図8のIX−IX線に沿って切断された断面図であり、図10は、図8のX−X線に沿って切断された断面図であり、図11は、図8のXI−XI線に沿って切断された断面図である。
図7に示すように、本発明の第2実施形態による吐水装置101は、湯及び水を混合して適温に調整し、温度調整された湯を、シャワーヘッド(図示せず)又は吐水口102から吐出させるものである。また、本実施形態による吐水装置101は、湯温調整用ハンドル106と、吐水切替用ハンドル108と、を有する。給水用の配管112から供給された水、及び給湯用の配管114から供給された湯は、湯温調整用ハンドル106による設定に従って適宜混合され、吐水切替用ハンドル108の操作に従って、シャワーヘッド(図示せず)又は吐水口102から吐出される。
図7乃至図11に示すように、吐水装置101は、壁面から突出した給水用の配管112及び給湯用の配管114に流入口が接続された吐水装置本体104を有する。また、通水部である吐水装置本体104には、湯水混合ユニット124、シリンダ弁ユニット126(図9)、整流網116、及び逆止弁130(図10)が内蔵されている。図10に示すように、給水用の配管112からストレーナー付きの止水栓128を通じて吐水装置本体104に流入した水は、逆止弁130を通って、通水路104b(図9)に流入する。同様に、給湯用の配管114からストレーナー付きの止水栓128を通じて吐水装置本体104に流入した湯は、逆止弁130を通って、通水路104a(図9)に流入する。
吐水装置本体104内の通水路104aに流入した湯及び通水路104bに流入した水は、湯水混合ユニット124によって適温に混合され、通水路104c(図9)に流入するように構成されている。さらに、通水路104cに流入した湯水は、シリンダ弁ユニット126に流入し、シリンダ弁ユニット126の切替に従って、通水路104d又は通水路104e(図9)に流入するように構成されている。
通水路104eに流入した湯水は、通水路104fを通って吐水口102から吐出されるように構成されている。また、通水路104dに流入した湯水は、通水路104g、104h(図11)を通ってシャワーヘッド(図示せず)から吐出されるように構成されている。
吐水口102は、吐水装置本体104の吐水部である前部下面に開口しており、下方に向けて幅広の薄膜状に吐水を行うように構成されている。また、図8に示すように、吐水口102は、一定幅の直線状の直線部102aと、その両端の幅が広くなった円形の拡大部102bから構成されている。さらに、吐水口102の上方には、吐水口102を取り囲むように溝部102cが形成されている。この溝部102cの中には、整流手段である整流網116が、その断面が閉曲線を描くように屈曲されて配置されている。即ち、整流網116は、下部が丸くなった縦長の長方形断面を有するように屈曲されて溝部102cに嵌め込まれている。湯水は、第1網部である整流網116の溝部102cから突出している部分を通過して長方形断面の内部に流入し、第2網部である長方形断面の下部を通って長方形断面の外部に流出する。
図9に示すように、湯水混合ユニット124は、湯水混合ユニット本体124aと、この湯水混合ユニット本体124a内に摺動可能に配置された主弁体124bと、この主弁体124bを付勢するコイルばね124cと、主弁体124bをコイルばね124cとは反対の方向に付勢する形状記憶合金ばね124dと、を有する。また、湯水混合ユニット124は、湯温調整用ハンドル106に連動して湯水混合ユニット本体124a内で摺動されるように配置された摺動部材124eを有する。
主弁体124bは、概ね円筒状の形状であり、湯水混合ユニット本体124a内に摺動可能に配置されている。主弁体124bが湯水混合ユニット本体124a内で摺動されることにより、水及び湯の流入量が変化し、湯水混合ユニット本体124a内で混合される水と湯の割合が変化するように構成されている。また、図9において、主弁体124bの左側にはコイルばね124cが配置されており、これにより主弁体124bは右方向に付勢されている。また、主弁体124bの右側には形状記憶合金ばね124dが配置されており、これにより主弁体124bは左方向に付勢されている。
湯温調整用ハンドル106には送りねじが連結されており、湯温調整用ハンドル106を回転させると、送りねじにより摺動部材124eを湯水混合ユニット本体124a内で摺動させることができる。また、摺動部材124eの端部はコイルばね124cの先端に当接されており、摺動部材124eを摺動させることにより、コイルばね124cによる付勢力を変化させ、湯水混合ユニット124の設定温度を変更することができるように構成されている。
シリンダ弁ユニット126は、概ね円筒状のシリンダ弁本体126aと、このシリンダ弁ユニット本体126a内で回動可能に配置されたシリンダ126bと、を有する。シリンダ弁ユニット本体126aには、通水路104d、104eと整合する位置に夫々通水口126c、126d(通水路104eに整合する通水口126dのみ図示)が形成されている。
また、シリンダ126bは、薄い金属製の円筒であり、シリンダ弁ユニット本体126a内に回動可能に配置されている。また、シリンダ126bの側面には、通水口126cと整合する位置、及び通水口126dと整合する位置に夫々通水口126e、126f(通水口126cに整合する通水口126eのみ図示)が形成されている。シリンダ126bがシリンダ弁ユニット本体126a内で回動され、通水口126eと通水口126cが整合すると、通水路104cからシリンダ弁ユニット124に流入した湯水は、通水口126e、通水口126cを通って通水路104dに流出し、シャワーヘッド(図示せず)から吐出される。また、通水口126fと通水口126dが整合すると、湯水は、通水口126f、通水口126dを通って通水路104eに流出し、吐水口102から吐出される。さらに、通水口126e、126fが、通水口126c、126dの何れとも整合しない位置では、止水状態となる。
吐水切替用ハンドル108は、シリンダ126bに連結されており、吐水切替用ハンドル108を回動させることにより、水路を切り替え、シャワー吐水、吐水口102からの吐水、止水状態を切り替えることができるように構成されている。
次に、本発明の第2実施形態による吐水装置101の作用を説明する。
まず、給水用の配管112及び給湯用の配管114から吐水装置101に供給された水及び湯は、吐水装置本体104の通水路104a、104bに夫々流入する。通水路104a、104bに流入した水及び湯は、湯水混合ユニット本体124a内に流入する。湯水混合ユニット本体124a内に流入した水及び湯は混合され、形状記憶合金ばね124dの内側を通って通水路104cに流出する。この際、内側を通過する湯水の温度により形状記憶合金ばね124dが発生する付勢力が変化する。通過する湯水の温度が設定温度よりも高い場合には、形状記憶合金ばね124dが発生する付勢力が増大して、主弁体124bを図9における左方向に移動させる。これにより、湯を流入させる入口の開度が減少し、水を流入させる入口の開度が大きくなるので、混合された湯水の温度が低下する。湯水の温度が設定温度よりも低い場合には、形状記憶合金ばね124dの付勢力が減少し、主弁体124bが右方向に移動される。これにより、混合された湯水の温度が上昇する。このような主弁体124bの作用により、通水路104cに流出する湯水の温度が設定温度に調整される。
通水路104cに流出した湯水は、シリンダ弁ユニット126に到達する。シリンダ弁ユニット126に到達した湯水は、シリンダ126bに流入する。シリンダ126bに形成された通水口126eとシリンダ弁本体126aに形成された通水口126c(図示せず)が整合する位置にシリンダ126bが回動されている場合には、シリンダ126b内の湯水は通水口126e、通水口126cを通って通水路104dに流出する。通水路104dに流出した湯水は、通水路104g、104hを通ってシャワーヘッド(図示せず)から吐出される。また、通水口126e及び126fが、通水口126c及び126dと夫々整合しない位置にシリンダ126bが回動されている場合には、止水状態となる。
一方、通水口126f(図示せず)と通水口126dが整合する位置にシリンダ126bが回動されている場合には、湯水は通水路104eに流出する。通水路104eに流出した湯水は、通水路104fを上昇した後、水平方向に延びる通水路104iに流入する。この通水路104iは薄く構成されているため、通水路104fから流入した湯水は、薄く広がりながら溝部102cに到達する。また、通水路104fの流路断面積は、通水路104iの流路断面積よりも大きいので、通水路104fは水溜部として作用し、湯水は、通水路104f内で流速が低下されながら、整流される。溝部102cに到達した湯水は、まず、整流網116上部の溝部102cから突出している部分を通って、屈曲された整流網116の内部に流入する。整流網116の内部に流入した湯水は、次いで、整流網116の下部を通り、溝部102cの底部に開口している吐水口102から吐出される。
このように、湯水は、整流網116を2回通過するため、湯水の流れは十分に整流され、均一化される。このため、通水路104fが吐水口102に対して偏った位置に開口していても、吐水口102からの吐水は、均一な薄膜状になる。また、吐水口102の両端部には拡大部102bが形成されているため、薄膜状の吐水の端部における水勢が強くなり、吐水流量が少ない場合における吐水のすぼまりが抑制される。
以上、本発明好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の第1実施形態による吐水装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態による吐水装置の側面断面図である。 図2のIII−IIIに沿って切断された正面断面図である。 吐水装置に取り付けられている吐水部の斜視図である。 吐水装置に取り付けられている吐水部の底面図である。 本発明の第1実施形態による吐水装置の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態による吐水装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態による吐水装置の上面図である。 図8のIX−IX線に沿って切断された断面図である。 図8のX−X線に沿って切断された断面図である。 図8のXI−XI線に沿って切断された断面図である。 従来の吐水装置の吐水の状態を示す図である。
符号の説明
1 本発明の第1実施形態による吐水装置
2 吐水装置本体
2a 通水路
2b ベース部
2c 水平部
2d 接続金具受け入れ部
2e 流入口
2f 水溜部
2g 開口部
4 吐水部
4a プレート部
4b 筒状部
4c 穴
6 吐水口
6a 直線部
6b 拡大部
8 接続金具
8a Oリング
10 止めねじ
12 ビス
14 隔壁部
14a 切欠部
16 整流網
101 本発明の第2実施形態による吐水装置
102 吐水口
102a 直線部
102b 拡大部
102c 溝部
104 吐水装置本体
104a〜104i 通水路
106 湯温調整用ハンドル
108 吐水切替用ハンドル
112 給水用の配管
114 給湯用の配管
116 整流網
124 湯水混合ユニット
124a 湯水混合ユニット本体
124b 主弁体
124c コイルばね
124d 形状記憶合金ばね
124e 摺動部材
126 シリンダ弁ユニット
126a シリンダ弁本体
126b シリンダ
126c〜126f 通水口
128 止水栓
130 逆止弁

Claims (8)

  1. 流入口から流入した湯又は水を、幅広の薄膜状にして吐水口から吐水させる吐水装置であって、
    上記流入口から流入した湯又は水を、上記吐水口へ導く通水路が形成された吐水装置本体と、
    上記通水路に連通した、細長く、両端部において幅が広くなった断面形状を備えたスリット状の吐水口が形成された吐水部と、
    を有することを特徴とする吐水装置。
  2. 上記吐水口は、幅がほぼ一定の直線部と、その両端部に連続して形成され、上記直線部よりも幅が広くなった拡大部と、を有する請求項1記載の吐水装置。
  3. さらに、上記通水路を横断するように設けられ、上記通水路を流れてきた湯又は水を、上記吐水口の長手方向ほぼ中央に集めるように形成された絞り手段を有する請求項1又は2記載の吐水装置。
  4. さらに、上記吐水口から吐水される湯又は水が通過するように、上記吐水口の近傍に設けられた整流手段を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の吐水装置。
  5. 上記整流手段は整流網によって構成され、この整流網は、湯又は水が最初に通過する第1網部と、この第1網部を通過した湯又は水が通過する、上記第1網部から間隔を空けて配置された第2網部と、を有する請求項4記載の吐水装置。
  6. 上記第1網部及び上記第2網部は、断面が閉曲線を描くように屈曲された1枚の整流網によって構成され、上記1枚の整流網のうち、湯又は水が上記閉曲線の内部に流入する際に通過する部分が上記第1網部として機能し、湯又は水が上記閉曲線の内部から外部に流出する際に通過する部分が上記第2網部として機能する請求項5記載の吐水装置。
  7. 上記絞り手段は上記吐水部と一体に形成され、この吐水部は、これに取り付けられた整流網と共に着脱可能に構成されている請求項3記載の吐水装置。
  8. 上記通水路には、上記流入口よりも流路断面積が大きい水溜部が形成されている請求項1乃至7の何れか1項に記載の吐水装置。
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