JP2007261700A - シート処理装置と画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな機構を殆ど加えることなく、殆ど既存の機構で上流側のステイプラにおいて過負荷が生じたとき、その過負荷を検知して、下流側のシート折り装置の処理動作を停止させること。
【解決手段】シート処理装置2は、シート束をステイプラ18A,18Bによって針綴じ動作をした後、該シート束をシート折り装置60によって折り曲げるようになっている。シート処理装置2は、ステイプラ18A,18Bによる針綴じ動作時における負荷を検知する電流検知機構によって検知されたステープル電流値が所定値以上のとき、CPU150によってシート折り装置のシート折り動作を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートに対して順次異なった処理をするとき、上流側の処理において、過大な負荷が生じたとき、後続の下流側の処理を停止して、機器の損傷を防止したシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置は、画像を形成されたシートを、整合する処理、綴じる処理、折り曲げる処理、孔をあける処理等の内、少なくとも2つの処理をするシート処理装置を備えているものがある。例えば、シート処理装置には、ステイプラでシートを綴じた後、そのシートを折り曲げ装置で中折りして2つ折りにし、冊子状にするものがある。
この場合、シート折り装置は、折り曲げるシートの重なり枚数が多いと、折り曲げにくいことがある。そこで、シート処理装置が接続されている画像形成装置の装置本体にユーザによって入力されたシートの綴じ枚数に基づいて、シート処理装置或は画像形成装置の装置本体で、折り処理をできるか否かを判断していた。
しかし、ユーザが、シートの綴じ枚数や、シートの厚み情報を間違えて入力すると、的確な折り処理をすることができないことがあった。そこで、ユーザの入力情報に頼らないで、シートの枚数をカウントして、さらにシートの厚さを検知してシートを処理するか否かを判断するシート処理装置がある(特許文献1参照)。
特開平9−278269号公報
しかし、従来のシート処理装置は、シートの厚さを検知するハードウエアを追加するためコストアップになるという問題があった。また、シートの枚数カウントのみで判断する場合には、シート毎の厚みによるばらつきが吸収できない問題があった。
また、従来のシート処理装置を備えた画像形成装置もコストアップになっていた。
本発明は、新たな機構を殆ど加えることなく、殆ど既存の機構で上流側の処理手段において過負荷が生じたとき、その過負荷を検知し、下流側の処理手段の処理動作を停止させるシート処理装置を提供することにある。
本発明は、コストアップを防止したシート処理装置を備えてコストダウンを図った画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート処理装置は、シート束を第1処理手段によって第1処理動作をした後、該シート束を第2処理手段によって第2処理動作をするようになっており、前記第1処理手段の第1処理動作時における負荷を検知する負荷検知手段と、前記負荷検知手段によって検知された前記負荷が所定値以上のとき、前記第2処理手段の第2処理動作を停止させる停止手段とを備えた、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像を形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が上記のシート処理装置である、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、既存の第1処理手段で過負荷が生じたとき、その過負荷を検知し、下流側の第2処理手段の処理動作を停止させて、第2処理手段の破損を防止することができる。
したがって、本発明のシート処理装置は、既存の第1処理手段を利用しているので、簡素な構造で第2処理手段の破損を防止することができる。さらに、コストアップを防ぐことができる。
本発明の画像形成装置は、簡素なシート処理装置を備えているので全体の構造が複雑になることがない。
以下、本実施形態のシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。なお、シート処理装置は、シートに画像を形成する画像形成装置の装置本体に購入選択肢(いわゆるオプション)として装備されているが、装置本体に内蔵されていてもよい。
なお、実施形態に記載されている部品の形状、相対配置関係、数値等は、本発明を限定するものではない。
(画像形成装置)
図6は、本発明の実施形態における画像形成装置である例えば複写機のシート搬送方向に沿った概略断面図である。画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等があり、本発明の画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
複写機1の装置本体10には、原稿載置台としてのプラテンガラス906、光源907、レンズ系908、シート供給部909、及び画像形成部902等が備えられている。
シート供給部909は、記録用のシートを収納して装置本体10に着脱自在なカセット910,911、ペディスタル912に配置されたデッキ913、及びシートを画像形成部902に送り込む不図示のピックアップローラ等を有している。画像形成部902には、円筒状の感光ドラム914と、その回りに配設された現像器915、転写用帯電器916、クリーナ918、及び一次帯電器919等を備えている。画像形成部902の下流側には、搬送装置920、定着装置904、及び排出ローラ対1a,1b等が配設されている。
複写機1の装置本体10に設けられている制御装置930からシート供給信号が出力されると、カセット910,911又はデッキ913からシートPが供給される。一方、プラテンガラス906に載置されている原稿Dに、光源907から当てられて反射した光は、レンズ系908を介して感光ドラム914に照射される。感光ドラム914は、あらかじめ、一次帯電器919により帯電されており、光が照射されると静電潜像が形成されて、次いで現像器915により静電潜像が現像されてトナー像が形成される。
シート供給部909から給送されたシートPは、レジストローラ対901で斜行が補正され、さらにトナー像に位置合わせをされて画像形成部902へ送られる。画像形成部902では、感光ドラム914のトナー像が、送られてきたシートPに転写用帯電器916によって転写される。トナー像が転写されたシートPは、分離帯電器917によって転写用帯電器916とは逆極性に帯電されて、感光ドラム914から分離される。
そして、分離されたシートPは、搬送装置920により定着装置904に搬送されて、定着装置904により転写画像を永久定着される。画像が定着されたシートSは、排出ローラ対1a,1bにより複写機1の装置本体10から排出される。このようにして、シート供給部909から給送されたシートPは、画像が形成されて排出される。
(シート処理装置)
図1は、シート処理装置をシート搬送方向に沿った断面図である。図2は、ステイプラユニットの正面図である。
まず、本発明のシート処理装置2を概略説明する。シート処理装置2は、複写機1の装置本体10から排出ローラ対1a,1bによって排出されたシートを束状にして、第1処理手段であり綴じ手段である例えばステイプラ18A,18Bで、第1処理動作である例えばシート束を針綴じする針綴じ動作を行う。その後、シート処理装置2は、シート束に対して、第2処理手段であり折り曲げ手段であるシート折り装置60で、第2処理動作である例えば折り曲げる折り曲げ動作を行う。この結果、シート処理装置2は、シート束を冊子状にすることができる。
この処理動作において、ステイプラ18A,18Bの針綴じ動作時におけるモータ210,213の負荷電流値(ステープル電流値)を、負荷検知手段である例えば電流検知機構251,252で測定する。その負荷電流値が、閾値以上であるか否かを停止手段であるCPU150が判断する。ステイプラ電流値は、シート束の厚みが厚い程、大きい。閾値は、これ以上の厚みのシート束をシート折り装置60が折り曲げたとき、シート折り装置60が破損することがあるときのステイプラ電流値に設定されている。閾値は、折り曲げ易いシートと、折り曲げにくいシートとでは、変更してもよい。
CPU150は、ステイプラ電流値が閾値以上であると判断したとき、シート折り装置60が折り曲げ動作をしないように、シート折り装置60の動作を停止させる。
これによって、シート処理装置2は、既存のステイプラ18A,18Bの過負荷を検知して、シート折り装置60の破損を防止することができる。
なお、本実施形態のシート処理装置2は、ステイプラを2つ有しているが、1つだけ、あるいは3つ以上有していてもよい。また、ステイプラ18A,18Bの代わりにシート束に孔をあける穿孔装置を設け、シート折り装置60の代わりにシート束を裁断する裁断装置を設けてもよい。
以下、シート処理装置2を詳細に説明する。
入口フラッパ3は、その回動に応じて、製本モードまたはスタックモードのいずれかを選択するようになっている。排紙ガイド4は、スタックモードにおけるシートをガイドするようになっている。スタッカ排出ローラ5及びスタッカ排出ころ6は、上下に配置された状態で排紙ガイド4の下流に設けられている。スタッカトレイ7は、スタッカ排出口ーラ5とスタッカ排出ころ6から排出されたシートが積載されるようになっている。
ガイド11,12は、スタックモード時のシートを下方へ導くガイドである。搬送ローラ13は、ガイド11,12に配設され、対向面に搬送ころ14が押圧接触している。搬送ローラ13と搬送ころ14により、シートをシート位置決め部材23に搬送するシート導入部が形成されている。上、下切り替えフラッパ15,16には、上、下切り替えソレノイド15d、16dにより図に示す2つの位置をとるようになっている。半月ローラ17a,22aは、対向配置された弾性部材17d,22dによって附勢されている。
[ステイプラユニット]
図2において、ステイプラユニット18は、シート搬送方向に対して交差する方向(シートの幅方向)に配列された手前ステイプラ18Aと奥ステープラ18Bとを有している。手前ステイプラ18Aは手前側に配設され、奥ステープラ18Bは奥側に配設されている。図2では、奥ステープラ18Bは、手前ステイプラ18Aに重なって見えないため、図示していない。奥ステープラ18Bと手前ステイプラ18Aは、同一構造であるため、手前ステイプラ18Aのみ説明して、奥ステープラ18Bの説明は省略する。
手前ステイプラ18Aは、内部に板状のステープル針が充填されている。手前ステイプラの18Aの手前ステープラモータ210は、ギヤ101を介して、偏心カムギヤ102に回転を伝達するようになっている。偏心カムギヤ102には、偏心カム(不図示)が一体に設けられている。偏心カムが1回転することでステープル動作が1回行われる。
偏心カム軸103にはセンサフラグ(不図示)が取り付けられている。このセンサフラグは、手前ステープラモータ210の起動により偏心カムとともに回転して、通常ON状態にある手前ステープラモータホームポジション(H.P)センサ211(図4参照)をOFFにし、1回転したところで再びONにする。センサ211がONになると、手前ステープラモータ210が停止して、1回のステープル動作が終了する。このステープル動作の際に、手前ステープラモータ210に流れたステープル電流値は、手前電流検知機構251(図4参照)により検知されてCPU150に報される。
不図示の偏心カムが1回転し始めると、アンビル19から一番遠い位置にいた手前ステイプラ18Aの先端18Aaが、回転軸18aを中心にアンビル19に接近する。手前ステイプラ18Aの先端18Aaとアンビル19は、ステープル針をシート束に貫通させてステープル針の先端をメガネ上に押し潰してシート束を綴じる。その後、手前ステイプラ18Aの先端18Aaがアンビル19から離れて一番遠い位置に待機する。
[シート位置決め機構]
図1において、ステイプラユニット18の下流側に配置されているガイド20,21は、シートをシート位置決め部材23に案内するようになっている。シート位置決め部材23は、シートの下端を受け止めて、一時的にシートが積載されるようになっている。シート位置決め部材23は、ガイド20、21間を、図中矢印方向に昇降して、積載されたシート束を、ステイプラユニット18で綴じるステープルポイント19aと、シート折り装置60でシート束を折る折りポイント60aとに位置決めするようになっている。シート位置決め部材23は、シート搬送方向に沿った両側に設けられたころ23aを、フレーム8に形成された不図示の溝に案内させて昇降するようになっている。また、シート位置決め部材23は、シート位置決め部材23に形成されたラック23eに噛合して固定回転するピニオンギア23bの回転によって昇降するようになっている。ピニオンギア23bは、シート位置決めモータ61によって回転するようになっている。シート位置決め部材23には、シートの先端を検知するシート先端検知センサ33が配設されている。シート位置決め部材23の下部には、フラグ23fが形成されている。このフラグ23fがシート位置決めモータホームポジションセンサ63に検知されると、シート位置決め部材23がホームポジションまで下降したことになる。
幅寄せ部材24a,24bは、シート位置決め部材23に積載されたシートの両側端に、互いに接近して、シートを幅整合するようになっている。幅寄せ部材24a,24bは、整合モータH.Pセンサ24eによってホームポジション位置を検知され、幅寄せモータ24dによって移動するようになっている。
[シート折り装置]
図1、図3に基づいてシート折り装置を説明する。
シート束を折るシート折り装置60を概略説明する。折るシート折り装置60は、突き出しユニット25、折りローラ対26,27等を備えている。突き出しユニット25は、ステイプラユニット18によって綴じられてシート位置決め部材23に積載されているシート束の綴じられた部分を突いて、折りローラ対26,27のニップに押し込むようになっている。折りローラ対26,27は、互いに圧接されており、突き出しユニット25によって突かれたシート束をニップで受け入れて、回転搬送しながら、折り曲げるようになっている。
シート折り装置60を詳細に説明する。折り突きモータ64は、その出力軸にプーリ65が装着されている。アイドラギアプーリ67は、同一軸上に2列のプーリとギアが設けられている。そのうち、1列のプーリは、プーリ65との間にタイミングベルト66が巻回されている。折りギア68,69は、折りローラ対26,27に装着されており、互いに歯合している。折りギア69は、アイドラギアプーリ67のギア部に歯合している。
突き出し板25aは、折りローラ対26,27のニップの間際まで移動して入り込むため、0.5mm程度の板厚のステンレス材等が使用されている。突き出し板25aは、ホルダ25b,25dで保持されている。ホルダ25bは、軸25c,25eに装着されている。その外周には、不図示のころが回転自在に装着されており、このころはフレーム8に形成された溝部8a内をスライドするようになっている。
ギア73は、その一側面に軸72を有するとともに、アイドラギア75に噛合している。アイドラギア75は、軸76に装着されている。軸76には、電磁クラッチからなる突き出し板用クラッチ74aが配設されている。突き出し板用クラッチ74aのON/OFFにより、プーリ74の回転が軸76に伝達されるようになっている。
プーリ74の外周には、タイミングベルト70が巻き回されており、タイミングベルト70の他方側はアイドラギアプーリ67に巻き回されている。軸76に固着されているアイドラギア75は、軸73aに固着されているギア73に噛合しており、上記軸73a上には、不図示のフラグが固着されていて、その一部に切り欠きを有している。フラグの切り欠きを検知する位置に、突き出し板ホームポジションセンサ82が配設され、突き出し板25aがガイド21の搬送面より最も落ち込んだ位置で検知するように配設されている。
折り突きモータ64の回転は、プーリ65からタイミングベルト66を介してアイドラギアプーリ67に伝達される。アイドラギアプーリ67の回転は、折りギア69から折りギア68へ伝達されて、折りローラ対27,26が駆動される。一方、アイドラギアプーリ67の回転はタイミングベルト70を介して突き出し板用クラッチ74a上のプーリ74に伝達される。
突き出し板用クラッチ74aのON/OFFによって、プーリ74の回転は軸76に伝達されて、アイドラギア75が回転し、この回転によりギア73が回転して軸72は軸73aを中心として円運動をする。
軸72に一端が嵌合しているリンク71は、その他端が軸25cに嵌合している。軸25cは、突き出しユニット25に装着され、さらに、フレーム8の溝部8aに軸25eとともにころを介しているので、溝部8aに沿った直線運動が可能になっている。この直線運動により、突き出しユニット25に設けられている突き出し板25aは、突き出し位置と退避位置との間を直線往復運動するようになっている。
[シート排出機構]
排紙ガイド28は、後述するシート折り装置60の折りローラ26,27から排出されるシート束を排出ローラ30と排出ころ31とのニップに案内する上下1対離間した板状の部材である。排紙センサ29は、シート束の先端及び後端を検知する光学センサである。排出トレイ32は、排出ローラ30と排出ころ31とから排出されたシート束を積載するようになっている。
[製本部ジャム処理部機構]
図1において、シート処理装置2は、シート位置決め部材23に搬送されたシート束に異なるサイズのシートが存在していたり、あるいはジャムが発生したりしたとき、製本処理を中断して、シート束を排出トレイ32に自動的に排出できない場合がある。このような場合、ユーザが、シート処理装置のフロントドア(不図示)を開けて、さらに、開閉可能な開閉扉303を開けて、シート束を搬送パス301から取り除く必要がある。開閉扉303は、支点302を中心に右回りに(点線の位置に)開けることができる。開閉扉303を開けると、半月ローラ17aの上にシート束が突出しており、ユーザは、シート束を手で掴んで取り出すことができる。
図4に、シート処理装置の制御に関わるブロック図を示す。
制御手段である例えばCPU150は、通信手段231aによって複写機1の装置本体10内に設けられた、制御装置930と信号の授受を行うようになっている。CPU150と制御装置930とのいずれか一方は、他方に組み込まれていてもよい。
CPU150には、CPUl50が実行する制御手順をあらかじめ記憶しているリードオンリメモリ(ROM)152が接続されている。また、CPU150には、CPUl50の演算データ、複写機1から受信した制御データ等の各種データを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)153も接続されている。
CPU150の入力側には、次の各センサが接続されている。
手前ステイプラ18Aの針打ち待機位置を検知する手前ステープラモータH.Pセンサ211。手前ステイプラ18Aの針の有無を検知する手前ステイプラ針無しセンサ212。奥ステープラ18Bの針打ち待機位置を検知する奥ステープラモータH.Pセンサ214。奥ステープラ18Bの針の有無を検知する奥ステープラ針無しセンサ215。複写機1の装置本体10から排出されてきたシートが、シート処理装置2内に進入してきたことを検知する搬送パスセンサ83。シートがシート処理装置2の所定の位置に到着したことをCPUl50に報せるシート先端検知センサ33。シートが排出トレイ32に排出されたことを検出する排紙パスセンサ29。折りローラ対26,27の速度制御をCPUl50に情報を促すための折りローラCLKセンサ216。ローラガイド201のホームポジションを検知するローラガイドモータH.Pセンサ207。シート位置決め部材23のホームポジションを検知するシート位置決めモータH.Pセンサ63。シートの整合を行う幅寄せ部材24a、24bのホームポジションを検知する整合モータホームポジションセンサ24e。突き出し板25aの位置を検知する突き出し板ホームポジションセンサ82。半月ローラ17a,22aの回転位置を検知する半月ローラセンサ217。トレイの積載オーバーを検知するトレイリミットセンサ218。ジャム処理用の開閉扉303の開閉を検知するジャムドアスイッチ219。綴じ針交換補充処理等用扉の開閉を検知する針補充ドアスイッチ220。
CPU150の出力側には、各ドライバーD1乃至D11を介して、次のモータ、クラッチ、ソレノイドが接続されている。
シート処理装置内にあるコピーシートを搬送する搬送ローラ13、及び半月ローラ17a,22aを回転させて搬送モータ51。シート処理装置内にあるコピーシートを折りローラ対からガイドするためのローラガイド板201を動かすローラガイドモータ205。シート処理装置内にあるシートを指定位置で保持させるシート位置決めモータ61。シート処理装置内にあるコピーシートを整合するため幅寄せ部材24a、24bを移動させる幅寄せモータ24d。シート処理装置内のシート束を折るための折り突きモータ64。突き出し板25aを動作させるための突き出し板用クラッチ74a。シート処理装置内の搬送パスを切り替える上フラッパ15を動作させる上切り替えソレノイド15d。シート処理装置内の搬送パスを切り替える下切り替えフラッパ16を動作させる下切り替えソレノイド16d。シート束を綴じる手前ステイプラ18Aを駆動する手前ステープラモータ210。シート束を綴じる奥ステープラ18Bを駆動する奥ステープラモータ213。フラッパ3を駆動させる入口ソレノイド3d。
さらに、CPU150の入力として、手前ステープラモータ210を流れる電流をデジタル信号に変換してCPU150に報せる手前電流検知機構251が接続されている。また、CPU150の入力として、奥ステープラモータ213を流れる電流をデジタル信号に変換してCPU150に報せる奥電流検知機構252も接続されている。
次に、図5は、シート処理装置2の手前ステープラモータ210のステープル電流値と手前ステープラモータH.Pセンサ211の検知動作との関係を示すグラフである。
通常、手前ステープラモータ210は、ホームポジションで待機して、手前ステープラモータH.Pセンサ211は、ON状態にある。手前ステープラモータ210が始動して一定量回転したところで、手前ステープラモータH.Pセンサ211がOFFになる。その後、手前ステイプラユニット18Aがシート束を綴じるときの負荷の変動に応じて手前ステープラモータ210のステープル電流値が変化する。このステープル電流値は、手前電流検知機構251によりデジタル信号化されたデータとして、CPU150に報される。手前ステープラモータH.Pセンサ211が再びONになると、手前ステープラモータ210は停止する。
奥ステープラモータ213と、奥電流検知機構252と、奥ステープラモータH.Pセンサ214も、上記と同一の同一の動作をする。
[製本処理動作]
シートの製本処理動作を、図1乃至図3、図6の構成図と、図4の制御ブロック図と、図5のステープル電流値変化グラフと、図7乃至図11のフローチャートとに基づいて説明する。
シート処理装置2のCPU150は、複写機装置本体10の制御装置930から通信手段231aを通じて、ジョブの先頭シートに関するシート情報を受信する(S100)。シート情報は、シート1枚ごとに複写機1の装置本体10から送信されてくる。シート情報には、シートサイズコード、シートの種類、後処理指定、ジョブの先頭シート、最終シート等の情報が含まれている。
シート処理装置2は、複写機1の装置本体10から搬入されるシートが、先に受信したシート情報により製本モードであるか否かを判断する(S101)。製本モードでない場合、入口ソレノイド3dはOFFのままであり、入口フラッパ3は下方に傾動している。シートは、入口フラッパ3と搬送ガイド4とに案内されてスタックトレイ7に排出される(S401)。
シート処理装置2は、処理S101で、製本モードであると判断した場合、先に受信したシートが複写機1の装置本体10からシート処理装置2に搬入されることを、複写機1の装置本体10より通信手段231aを通して、報される(S102)。
シート処理装置2に、シートが搬入されることが報されると、CPU150は、入口ソレノイド3dをONにする(S103)。すると、フラッパ3は、製本モードに切り替わる。
また、複写機1の装置本体10より搬入されるシートをシート位置決め部材23に搬送するため、搬送モータ51がONになる(回転を開始する)(S104)。製本モードでシート位置決め部材23へシートを搬送するため、CPU150は、ホームポジション(H.P.)に待機している幅寄せ部材24a,24bを、シートを受け入れ易い位置に幅寄せモータ24dの正転によって移動させる(S105)。
これにより、CPU150は、先に受信したシート情報より入手したシート幅より、シート幅+約10mmの位置(S106)まで、幅寄せ部材24a,24b間の間隔を狭めて、幅寄せモータ24dを停止させる(S107)。
次に、CPU150は、シート位置決めモータ61を正転させて(S108)、ステイプラユニット18のステープルポイント19aから下流に、シート長さの半分の位置まで、シート位置決め部材23を移動させる(S109)。そして、シート位置決めモータ61をOFFにする(S110)。
複写機1の装置本体10より、フラッパ3を通して搬入されたシートは、搬送ローラ13により下流へと搬送され、搬送パスセンサ83をONにする(S111)。CPU150は、シートの後端が搬送パスセンサ83を通過(OFF)するのを待つ(S112)。CPU150は、搬送パスセンサ83がOFFになると、幅寄せ部材24a,24bを接近移動させて、シートの幅整合を行う(S113)。CPU150は、シートが送り込まれてくる度に、幅寄せ部材24a,24bにシートの幅整合動作をさせて、最終シートになると、幅整合動作を終了する(S114)。
CPU150は、2つのステープラモータ210,213の内、手前ステープラモータ210をONに(S115)して、手前ステイプラ18Aが始動し始めたことを、手前ステープラモータH.Pセンサ211がOFFになることによって確認する(S116)。手前ステイプラ18Aは、シート束を綴じる。CPU150は、手前ステープラモータ210のステープル電流値Iaを手前電流検知機構251で測定して結果をRAM153に記憶する(S117)。
ここでのステープル電流値Iaは、手前ステープラモータH.Pセンサ211のOFF後、所定時間後、1回のサンプリングの値でも、複数回サンプリングした中での1番大きいものでもよい。あるいは、複数回サンプリングした中で閾値を所定回超えたかどうかを判断フラグとして記憶することでもよい。
次に、CPU150は、ステープル動作が終了したか否かを手前ステープラモータH.Pセンサ211で検知する(S118)。CPU150は、手前ステープラモータH.Pセンサ211がONになることで、ステープル動作が終了したものと判断して、手前ステープラモータ210をOFFにする(S119)。
奥ステープラモータ213も同様な動作を行う(S120乃至S124)。
処理S117、S122で測定された2つのステープル電流値Ia、Ibとも、あらかじめ設定された閾値Iより大きい場合(S125)、CPU150は、処理S200以降の後処理継続中断動作へと移行する。それ以外の場合、CPU150は、処理S126以降の後処理継続動作へと移行する。
ここでは、2つのステープル電流値Ia、Ibのどちらも閾値Iより大きい場合、後処理を中断するようにしたが、どちらか一方のステープル電流値が閾値より大きいときに後処理を中断してもよい。
また、各ステープル電流測定時(S117、S122)に記憶した前記判断フラグで、両方とも判断フラグが、閾値を所定回数以上超えていることを示す場合に、後処理を中断する。あるいは、どちらか片方の判断フラグが閾値を所定回数以上超えていることを示す場合に後処理を中断してもよい。
さらに、どちらか一方のステープル電流値、あるいは前記判断フラグを使用することでもよい。
CPU150は、シートの折り位置(一般に、綴じた位置)が折りポイント60aへ移動できるように、シート位置決めモータ61を逆転させて、シート位置決め部材23を所定の位置に下降させて(S126乃至S128)、その位置に待機させる。シート位置決め部材23が所定の位置に昇降するまでの間、綴じられたシート束は、搬送ローラ13と搬送ころ14とに挟まれ、半月ローラ17aと弾性部材17dとに挟まれ、さらに、半月ローラ22aと弾性部材22dとに挟まれて搬送パス301内に保持されている。但し、シート束の長さによっては、これらの全てに挟まれているとは限らない。このため、シート位置決め部材23は、シート束の下端から離れている。
CPU150は、シート位置決め部材23がシート束の下端から離れているので、再度、搬送モータ51を駆動して搬送ローラ13と、半月ローラ17a,22aを回転させて、シート束をシート位置決め部材23に受け止められるまで下降させる(S129)。CPU150は、シート束が下降して、シート位置決め部材23に下端を受け止められて、シート先端検知センサ33によって検知されると(S130)、搬送モータ51をOFFにする(S131)。
次に、シート折り装置60は、突き出し板用クラッチ74aと、折り突きモータ64をONにする(S132,S133)。突き出し板用クラッチ74aをONすることにより、突き出し板25aが突き出しを開始して、シート束を折りローラ対26,27にニップに押し込む。CPU150は、突き出し板25aが1往復したことを突き出し板ホームポジションセンサ82で検知するまで折りクラッチをONさせ続ける(S134)。
そして、CPU150は、処理S134で突き出し板25aが1往復したことを突き出し板ホームポジションセンサ82が検知すると、突き出し板用クラッチ74aをOFFにする(S135)。また、CPU150は、排紙センサ29がシート束の後端を検知すると(S136)、折りモータ64をOFFにする(S137)。これによって、シート束は、ステイプラユニット18によって綴じられた後、折り装置60によって2つ折りにされて、冊子状になり、排出トレイ32に排出される。
以上の処理の処理S125において、CPU150は、ステープル電流値Ia、Ibが閾値より大きく、シート束の折り動作ができないと判断したとき、搬送モータ51をOFF(S200)にする。このため、綴じられたシート束は、搬送ローラ13と搬送ころ14とに挟まれ、半月ローラ17aと弾性部材17dとに挟まれ、半月ローラ22aと弾性部材22dとに挟まれて搬送パス301内に保持されたままになる。
そして、CPU150は、製本処理が中断されたシート束をユーザが搬送パス301内から取り出すことを促すため、処理中断通知を複写機1の装置本体10に送信する(S211)。複写機1の装置本体10は、処理S211で受信した処理中断通知に基づいて装置本体10の報知手段である例えば表示部40で、ユーザに対して、開閉扉303を開けて、搬送パス301内からシート束を取り出して除くことを促す。
本発明の実施形態における、シート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 図1のシート処理装置におけるステイプラユニットの正面図である。 図1のシート処理装置におけるシート折り装置の正面図である。 図1のシート処理装置の制御ブロック図である。 図1のシート処理装置における手前ステープラモータのステープル電流値と手前ステープラモータH.Pセンサの検知動作との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態における、画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 図1に示すシート処理装置の動作説明用のフローチャートである。 図7のフローチャートを引き継いだフローチャートである。 図8のフローチャートを引き継いだフローチャートである。 図9のフローチャートを引き継いだフローチャートである。 図10のフローチャートを引き継いだフローチャートである。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
2 シート処理装置
10 複写機(画像形成装置)の装置本体
18 ステイプラユニット
18A,18B ステイプラ(第1処理手段、綴じ手段)
40 表示部(報知手段)
60 シート折り装置(第2処理手段、折り曲げ手段)
150 CPU(停止手段)
251 手前電流検知機構(負荷検知手段)
252 奥電流検知機構(負荷検知手段)
902 画像形成部

Claims (4)

  1. シート束を第1処理手段によって第1処理動作をした後、該シート束を第2処理手段によって第2処理動作をするシート処理装置において、
    前記第1処理手段の第1処理動作時における負荷を検知する負荷検知手段と、
    前記負荷検知手段によって検知された前記負荷が所定値以上のとき、前記第2処理手段の第2処理動作を停止させる停止手段とを備えた、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第1処理手段が第1処理動作を停止したことを報知する報知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記第1処理手段が前記シート束を針綴じする綴じ手段であり、前記第1処理動作が前記シート束を針綴じする針綴じ動作であり、
    前記第2処理手段が前記シート束を折り曲げる折り曲げ手段であり、前記第2処理動作が前記シート束を折り曲げる折り曲げ動作である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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