JP2007257655A - 描画装置および描画プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 タブレットの使用感ないし操作性を向上すること。
【解決手段】 描画装置100は、タブレット板とタブレット板に対して座標を入力するタブレットペンと、を含み、描画色を指定する描画色指定部506と、タブレットペンにより入力された座標の座標値を検出する座標値検出部502と、描画色指定部506により指定された描画色を用いて、座標値検出部502により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画する画像描画部1502と、画像描画部1502により描画されるブラシパタンをタブレットペンの軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう上書制御部1503と、を備える。
【選択図】図15

Description

本発明は、描画装置および描画プログラムに際し、特に、タブレットを用いた場合の描画装置および描画プログラムに関する。
従来、コンピュータを用いて各種の描画機能をもたせたものが知られていた。たとえば、コンピュータ画面上に、線や図形などの輪郭を描いたり、各色を用いた塗りつぶし、上書、重ね合わせを実現したりすることが可能であった。ここで、操作感をより直感的におこなうために、いわゆるタブレットを用いて座標入力が行われることがあった。タブレットを用いることにより、マウスを用いたときより直感的な操作が可能となり、絵筆やパステルなどの実物の筆記具ないし描画具で描画をする場合に近い感覚の描画作業をコンピュータ上に実現できていた。
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。すなわち、従来のタブレットを用いた描画装置では、マウスを単にタブレットに置き換え、ハードウェア的な擬似性を追求するのみであり、モニタ上に表現される描画質感まで含めた操作感を再現できたものではなかった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、タブレットの使用感ないし操作性を向上することを目的とする。より具体的には、油絵の具を用いた場合の描画質感を好適に再現することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の描画装置は、座標入力面と座標入力面に対して座標を入力する座標入力手段と、を有するタブレットを含み、描画の基本形状であるブラシパタンの軌跡に従って描画をおこなう描画装置であって、描画色を指定する描画色指定手段と、前記座標入力手段により入力された座標の座標値を検出する座標値検出手段と、前記描画色指定手段により指定された描画色を用いて、前記座標値検出手段により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画する画像描画手段と、前記画像描画手段により描画されるブラシパタンを前記座標入力手段の前記座標入力面上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう上書制御手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、ブラシパタン中の濃淡輪郭による凹凸表現により油絵の描画質感を再現する。
また、請求項2に記載の描画装置は、請求項1に記載の描画装置において、前記座標入力手段が前記座標入力面に対して座標を入力しているときの圧力を検知する圧力検知手段と、前記圧力検知手段により検知された圧力に従って、前記ブラシパタンの大きさもしくは形状を変更するブラシパタン変更手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、油絵の具をつけた絵筆で描画する場合と同様に、筆圧が高いと描画面積が大きくなるようにブラシパタンが変形し、筆圧が低いと描画面積が小さくなるようにブラシパタンが変形する。
また、請求項3に記載の描画プログラムは、座標入力面と座標入力面に対して座標を入力する座標入力手段と、を有するタブレットからの出力信号を用いて、描画の基本形状であるブラシパタンをその軌跡に従って描画させるプログラムであって、コンピュータを、描画色を指定する描画色指定手段と、前記座標入力手段により入力された座標の座標値を検出する座標値検出手段と、前記描画色指定手段により指定された描画色を用いて、前記座標値検出手段により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画する画像描画手段と、前記画像描画手段により描画されるブラシパタンを前記座標入力手段の前記座標入力面上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう上書制御手段として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、ブラシパタン中の濃淡輪郭による凹凸表現により油絵の描画質感を再現する。
また、請求項4に記載の描画プログラムは、請求項3に記載の描画プログラムにおいて、前記座標入力手段が前記座標入力面に対して座標を入力しているときの圧力に従って、前記ブラシパタンの大きさもしくは形状を変更するブラシパタン変更手段として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項4にかかる発明は、油絵の具をつけた絵筆で描画する場合と同様に、筆圧が高いと描画面積が大きくなるようにブラシパタンが変形し、筆圧が低いと描画面積が小さくなるようにブラシパタンが変形する。
以上説明したように、本発明の描画装置(請求項1)は、座標入力面と座標入力面に対して座標を入力する座標入力手段と、を有するタブレットを含み、描画の基本形状であるブラシパタンの軌跡に従って描画をおこなう描画装置であって、描画色指定手段が、描画色を指定し、座標値検出手段が、前記座標入力手段により入力された座標の座標値を検出し、画像描画手段が、前記描画色指定手段により指定された描画色を用いて、前記座標値検出手段により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画し、上書制御手段が、前記画像描画手段により描画されるブラシパタンを前記座標入力手段の前記座標入力面上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなうので、ブラシパタン中の濃淡輪郭による凹凸表現により油絵の描画質感を再現でき、これにより、タブレットの使用感ないし操作性を向上させることが可能となる。
また、本発明の描画装置(請求項2)は、請求項1に記載の描画装置において、圧力検知手段が、前記座標入力面に対して前記座標入力手段が座標を入力しているときの圧力を検知し、ブラシパタン拡大縮小手段が、前記圧力検知手段により検知された圧力に従って、前記ブラシパタンを拡大もしくは縮小するので、油絵の具をつけた絵筆で描画する場合と同様に、筆圧が高いと描画面積が大きくなるようにブラシパタンが変形し、筆圧が低いと描画面積が小さくなるようにブラシパタンが変形し、これにより、タブレットの使用感ないし操作性を向上させることが可能となる。
また、本発明の描画プログラム(請求項3)は、座標入力面と座標入力面に対して座標を入力する座標入力手段と、を有するタブレットからの出力信号を用いて、描画の基本形状であるブラシパタンをその軌跡に従って描画させるプログラムであって、コンピュータを、描画色を指定する描画色指定手段と、前記座標入力手段により入力された座標の座標値を検出する座標値検出手段と、前記描画色指定手段により指定された描画色を用いて、前記座標値検出手段により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画する画像描画手段と、前記画像描画手段により描画されるブラシパタンを前記座標入力手段の前記座標入力面上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう上書制御手段として機能させるので、ブラシパタン中の濃淡輪郭による凹凸表現により油絵の描画質感を再現でき、これにより、タブレットの使用感ないし操作性を向上させることが可能となる。
また、本発明の描画プログラム(請求項4)は、請求項3に記載の描画プログラムにおいて、前記座標入力手段が前記座標入力面に対して座標を入力しているときの圧力に従って、前記ブラシパタンを拡大もしくは縮小するブラシパタン拡大縮小手段として機能させるので、油絵の具をつけた絵筆で描画する場合と同様に、筆圧が高いと描画面積が大きくなるようにブラシパタンが変形し、筆圧が低いと描画面積が小さくなるようにブラシパタンが変形し、これにより、タブレットの使用感ないし操作性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.実施の形態1では、本発明の描画装置もしくは描画プログラムをコンピュータシステムに適用し、その、外観構成、ハードウェア構成、機能的構成(特に、固体塗料硬芯系描画モードに関する機能的構成)、処理流れについて順次説明していく。
(描画装置:外観構成)
図1は、本発明の描画装置の概観構成の一例を示した説明図である。描画装置100は、描画処理に関する演算をおこなう本体装置101と、座標入力を受け付ける座標入力面を備えたタブレット板102と、座標入力面に対して座標を入力するタブレットペン(スタイラスペン)103と、描画結果を表示する表示装置104と、キーボード105と、マウス106とを備える。なお、以降において、タブレット板102とタブレットペン103とをタブレット150と適宜称することとする。なお、使用の態様によっては、キーボード105やマウス106を除いた構成としても良い。
本体装置101は、タブレット150から出力された座標に関する情報を入力し、対応する各機能を実行する。具体的には、座標に関する情報に基づいて、クリック、ダブルクリック、右クリック、ドラッグ、スクロールなどの通常のマウスアクションに基づく機能を果たすほか、描画に関連しては、各種ペンモードでの線図の描画、描画された画像の消去などをおこなう。なお、描画表現ないしソフトウェア処理については後述する。本体装置101としては、パーソナルコンピュータをはじめ各種のコンピュータを用いることができる。従って、本体装置101は、描画装置としての機能を高めたコンピュータ装置ということができる。このようにパーソナルコンピュータ等を用いることで描画装置100の設計を簡易におこなうことが可能となる。
タブレット板102は、タブレットペン103による座標の入力を検出し、その位置情報(絶対位置情報もしくは相対位置情報)を本体装置101側に送信し、各種の機能を実現する際の補助入力機器としての役割を果たす。また、タブレットペン103はタブレット板102上の所定の座標入力領域に触れるもしくは近接することにより、座標をタブレット板102に入力する際の補助入力機器としての役割を果たす。
図2は、タブレット(タブレット板とタブレットペン)の構成例を示した説明図である。タブレット板102は、表示装置104の画面と一対一に対応しタブレットペン103からの座標の入力を受け付ける座標入力面121と、タブレットペン103を立てるペンスタンド122と、座標入力の有無の検出信号や座標値などを本体装置101に伝送する伝送線123と、を有する。また、タブレット板102には、上述の検出信号や座標値のほか、タブレットペン103による右クリック、左クリック、ダブルクリック、ドラッグなどの通常のマウス信号や後述の消しゴム機能に関する信号も生成する信号生成部(図示せず)も有する。なお、ここでは、座標値の生成や座標入力検出判定をタブレット板102側でおこなう態様について説明したが、使用の態様によっては本体装置101側で実行させても良い。
タブレットペン103は、座標入力面121への座標入力に際し実際のペンや絵筆の使用感を再現すべく筆圧センサを備えたペン先部131と、後述の消しゴム機能(消しゴムモード)を提供する際に用いる消しゴム部132と、マウスの右クリック信号を生成するサイドスイッチ133とダブルクリック信号を生成するサイドスイッチ134と、を有する。なお、言うまでもないがこのサイドスイッチの割りつけは様々におこなえ、サイドスイッチ133を左クリック、サイドスイッチ134を右クリックに設定してもよい。本実施例では、タブレット150は、電磁誘導方式(電磁授受作用方式)による読取を行い、筆圧は512段階、読取速度は一秒間に200回、読取可能高さは5mmとなるように設計している。従って、座標入力面121は、物理的な実体面の上5mmのところから形成されているともいえる。
また、図示したようにサイドスイッチ133とサイドスイッチ134は、シーソースイッチとして一体的に形成されているが、これに限ることなく別体のスイッチないしボタンとしても良い。タブレットペン103からの信号はタブレット板102側で検出され、信号生成部から本体装置101に伝送される。またここでは筆圧センサは、タブレットペン103側に設けたが座標入力面121側で筆圧を検知する構成であっても良い。
なお、タブレットペン103の機能として、上述した筆圧機能や後述する消しゴム機能のほか、タブレットペン103の座標入力面121に対する傾きを検出する傾き検出機能、複数のタブレットペン103が単一の座標入力面121上で動作する際にそれぞれのタブレットペンを個別に認識させるデバイスID機能、ペン軸に対する回転を検出する回転検出機能、を備えても良い。また、デバイスID機能については、アプリケーションソフトの各ペンツールに割り当て、そのつどメニュー設定することなく複数のペンを使い分けて使用する際に利用することもできる。
表示装置104は、本体装置101で実行された各種の処理結果(描画結果)を表示する。表示装置104としては、液晶モニタやCRTモニタを用いることができる。また、大きな会議場で実演するような場合には、プロジェクタを採用することができる。
キーボード105は、必要に応じてテキスト入力やコマンド指示をおこなう際に用いる。また、マウス106は、描画以外の通常のコンピュータ操作で各種指示をおこなう際に用いる。
なお、本実施の形態ではタブレット板102およびタブレットペン103により座標入力をおこなう態様について説明するが、タブレットとしては種々の座標入力装置(座標入力システム)を採用することができる。すなわち、本発明では、タブレットは、仮想的な座標入力面や実体のある座標入力面を問わず、座標入力面に、座標を入力することのできる手段(座標入力手段)を用いて座標を入力するものであれば良い。従って、座標の入力検知の方式は特に限定されるものでなく、電気的もしくは磁気的な変化により入力を検知する電気式や磁気式、光の強さもしくは弱さを検知する光学式などを採用することができる。
また、座標入力面121と表示装置104とを一体的に構成し、いわゆるタッチパネルまたは液晶ペンタブレットとして構成しても良い。図3は、座標入力面と表示装置とを一体的に構成した液晶ペンタブレットの外観構成を示した図である。図示したように、座標入力面121と表示装置104が一体となっているので、操作者はタブレットペン103を用いて、表示面をあたかも紙、キャンバス、パネルであるかのようにして極めて直感的に描画可能となる。
(描画装置:ハードウェア構成)
次に、描画装置100のハードウェア構成について説明する。図4は、本発明の描画装置のハードウェア構成の一例を示した説明図である。描画装置100は、そのハードウェア構成として、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ハードディスク(HD)404と、グラフィックスカード405と、タブレット板102と、タブレットペン103と、表示装置104と、キーボード(K/B)105と、マウス(MOUSE)106と、を有する。
CPU401は、後述のOSとともに描画装置100全体を制御し、また、各種のソフトウェアの処理制御をおこなう。具体的には、たとえば、CPU401は、ハードディスク404やROM402に格納されているプログラムに従って、タブレット150からの座標情報に基づいて、その座標の位置に設定されている各種機能を実行する。また、CPU401は、グラフィックスカード405のVRAM(画像RAM)に対する描画制御、あるいはハードディスク404に格納されている作業データをRAM403に一時保存する制御等もおこなう。
ROM402は、ブートプログラム等を記憶する。使用の態様によっては、ROM402は、タブレット150の制御プログラムを格納しておいてもよい。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用する。具体的には、ハードディスク404から読み出された各種プログラムが一時的に格納される。このほか、RAM403は、タブレット板102やマウス106から受け取った座標情報を一時的に格納する。この情報は、対応するアプリケーションやアイコンに対応した機能を実行する際の補助情報として利用される。特に、本発明では、ブラシパタンの中心を定める情報としても利用される。
ハードディスク404は、オペレーティング・システム(OS)、アプリケーションプログラム、ドライバ等の各種ソフトウェアプログラム(ソフトウェア)を記憶する。なお、ハードディスク404のソフトウェアの格納内容については後述する。
グラフィックスカード405は、表示装置104へ出力すべき画像信号を送出する。グラフィックスカード405は、出力すべき画像信号を格納するVRAMと、処理された画像信号を表示装置104へ出力する画像出力インターフェース(画像出力I/F)も備える。動作としては、画像出力I/Fは、VRAMに展開されているRGB画像データを表示装置104へ出力する。
また、図示は省略するが、描画装置100は、座標入力面121に対して入力された座標情報の入力制御をおこなう入力インターフェース(入力I/F)も備える。入力I/Fは、たとえばRS232C、USB等による接続態様を採用することができる。なお、座標入力I/Fから入力された座標情報に基づいて、CPU401およびハードディスク404のOSおよび対応するアプリケーションを介して描画処理をはじめとする各種処理が実行される。
なお、図示は省略するが、描画装置100にはフレキシブルディスクドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、MOドライブ装置等を搭載することも可能である。
ハードディスク404は、OS441と、ペン種と下地素材との組合せで描画質感を再現するなど各種の描画モードを実現する描画ソフト442と、タブレット150を描画装置100で使用可能なように制御するドライバソフト443と、を格納する。このほか、ハードディスク404は、ワープロソフト、表計算ソフト等の各種のソフトを格納する。
ドライバソフト443は、タブレット150で生成された信号を、マウスイベントにエミュレートし、OS441で解釈可能に制御するほか、座標入力面121上の各点を、OSが管理する座標空間と1対1に対応させる制御をおこなう。なお、座標位置の算出に際してはタブレット150側で座標値を把握して本体装置101側に送出する態様であっても良いし、タブレット150側からの所定の信号を本体装置101側で受け取り、本体装置101側で座標値を把握する構成であっても良い。
(描画装置100の機能的構成)
次に、描画装置100の機能的構成について説明する。描画装置100は、タブレット150と連動した描画ソフト442に従って様々な描画モードによる描画をおこなう。描画モードは、大きくは、各種ペンや絵筆などの描画を再現する描画実行モードと、描画実行モードで描画された線画を消去する消去モード(消しゴムモード)と、に分けることができる。また、描画実行モードは、鉛筆、クレヨン、チョークなどの固体塗料硬芯系(固形筆記具系)描画モード、フェルトペン、インクペン、マーカーなどの液体塗料硬芯系描画モード、水彩、油絵などの液体塗料軟芯系描画モード、エアブラシ、スプレーなどのスプレー系描画モード、ベタ、パイプライン、虹色などのコンピュータグラフィックス(CG)系描画モードに細分することができる。
なお、固体塗料硬芯系とは、塗料は固体とみなせ、その塗料で書き込む下地素材(紙、キャンバス、パネルなど)に対する接触部分が硬いものをいう。また、液体塗料硬芯系とは、塗料は液体とみなせ、その塗料で書き込む下地素材に対する接触部分が硬いものをいう。また、液体塗料軟芯系とは、塗料は液体とみなせ、その塗料で書き込む下地素材に対する接触部分が軟らかなものをいう。
実施の形態1では、従来、コンピュータシステム上で再現されていなかった、「固体塗料硬芯系描画モード」について説明し、実施の形態2では、同様に従来再現されていなかった「液体塗料軟芯系描画モードのうち下にすでに描画した部分を順次上書きしていく油絵モード」を説明し、実施の形態3ではタブレット150の操作に連動させた消去モードについて説明する。
図5は、実施の形態1の描画装置の機能的構成のうち、特に、固体塗料硬芯系描画モードを実現する機能的構成の一例を示した説明図である。描画装置100は、固体塗料硬芯系描画モードを実現する機能的構成として、座標入力部501と、座標値検出部502と、濃淡情報格納部503と、ブラシパタン決定部504と、濃淡情報抽出部505と、描画色指定部506と、圧力検知部507と、濃淡増減部508と、画像描画部509と、を有する。
座標入力部501は座標情報を入力する。座標情報とは、タブレット板103に入力された情報であって、座標値そのものもしくは座標値を算出するのに必要な情報を含み、場合によっては、右クリックと左クリックの別、描画実行モードと消去モードの別、連続入力時間なども含めることができる。座標入力部501は、たとえば、タブレット150、ドライバソフト443などによりその機能を実現することができる。
座標値検出部502は、座標入力部501で入力された座標の座標値を検出する。座標値は、絶対座標であってもよく相対座標であってもよい。またその座標系は、OS441が設定する解像度(800×600ピクセル、1024×768ピクセルなど)に基づいても良いし、実測値(座標入力面121を127mm×99mm、読取分解能を±0.25mmとしたmm測定値)に基づいてもよい。座標値検出部502は、たとえば、タブレット150、RAM402、OS441、ドライバソフト443などによりその機能を実現することができる。
濃淡情報格納部503は、紙、キャンバス(布)、パネル(プラスチック)など、下地素材の凹凸に基づいて決定された濃淡情報を格納する。この濃淡情報は描画質感を再現するため、単に凹凸をそのまま濃淡情報とするのではなく、鉛筆やクレヨンやコンテパスや絵筆といった筆記具側の特性も加味して決定するのが好ましい。たとえば、鉛筆とクレヨンとを用いて同じ画用紙に同じ筆圧で描画した場合でも描画質感が異なるので、それぞれに濃淡情報を設ける態様とする。同様に、同じ鉛筆でもHとBとでは描画質感が異なるので、それぞれに濃淡情報を設ける態様とする。
なお、クレヨンを用いる場合は下地素材は通常画用紙が想定されるが、これをケント紙やキャンバスに描いた場合の濃淡情報も格納することができる。このようにして、実在画材では想定されていない組合せの描画質感も表現できるようになり、新たな描画表現を提供することが可能となる。
図6は、濃淡情報格納部に格納した、筆記具側と下地素材側の情報の組合せ例を示した図表である。図表のアルファベットは、参照すべき濃淡情報の識別子を示す。このうち、e以外のアルファベットを冠した濃淡情報は、現実の描画であり得る組み合わせを示し、eを冠した濃淡情報は、現実の描画では通常組み合わせられない組み合わせを示している。また、図7、図8、図9はこのうち、クレヨン(K3)、チョーク(C1)、鉛筆(P1)の濃淡情報例をそれぞれ示した説明図である。図示したように、濃淡情報は各座標とその座標に対応した濃淡の階調値を含んだ情報といえる。なお、図7〜図9では、濃淡情報は一部としたが、濃淡情報格納部503には、座標入力面121全面についての濃淡情報が格納されているものとする。ここで、或る大きさの濃淡情報を繰り返し敷き詰めて座標入力面121全面の濃淡情報とすることもできるが、場合によっては濃淡情報の淵が規則正しく浮きでてしまうので、より自然な表現とするためには繰り返しを用いない、全面に渡って決定された濃淡情報を採用することもできる。
一方、画用紙や和紙の「シワ」を故意に表現するため、多数の縁取りが表現された下地情報を用いてもよい。図10は、シワ情報を再現する下地情報の例を示した説明図である。濃淡情報格納部503は、たとえば、描画ソフト442、HD404、RAM403によりその機能を実現することができる。
ブラシパタン決定部504は、描画実行モードで使用するブラシパタンを決定する。ブラシパタンとは、描画の基本形状をいう。たとえば、鉛筆、クレヨン、チョーク、サインペン、インクペン、マーカー、水彩絵筆、油絵絵筆、エアブラシ、スプレーの描画に際して使用される形状(円形、紡錘形、だ円形、矩形など)をいう。なお、タブレットペン103に回転検出機能や傾き検出機能が備わっている場合には、回転や傾きに伴ってブラシパタンを変化させる態様であってもよい。ブラシパタン決定部504は、たとえば、タブレット150、描画ソフトなどによりその機能を実現することができる。
濃淡情報抽出部505は、座標値検出部502で検出された座標値に対応した位置の周囲における下地の濃淡情報であって、ブラシパタン決定部504で決定したブラシパタンの領域の濃淡情報を抽出する。描画装置100は、下地素材を想定し、座標が入力された位置に対応した一定領域のみの凹凸情報(濃淡情報)を抽出するので、処理負担が小さくてすむ。特に、タブレットペン103に傾き検出機能や回転検出機能がついている場合には処理負荷が高くならざるをえず、システムによっては、従来では滑らかな描画が実現できない場合があったが、描画装置100では、このようなシステムであっても円滑な描画を実現できる。
さらに、従来では、ブラシパタンに設定された固定的な濃淡情報が用いられていただけであるので、下地素材の細かな凹凸に基づく濃淡を表現できなかったが、描画装置100では、下地素材の細かな凹凸に基づく濃淡が表現可能となる。濃淡情報抽出部505は、たとえば、CPU401、RAM402、描画ソフト442によりその機能を実現することができる。
描画色指定部506は、描画色を指定する。なお、一色を指定する態様であってもよいが、ブラシパタンが一定の面積を有するので、複数の色を割りつけるようにして指定してもよい。たとえば、ブラシパタンが紡錘形である場合に、右上部分に淡青色を割りつけ、それ以外の部分には濃青色を割りつけるようにしてもよい。このような割りつけにより、特に油絵表現を効果的に再現できる。描画色指定手段は、たとえばタブレット150と、描画ソフト442などによりその機能を実現することができる。
圧力検知部507は、タブレットペン103が座標入力面121に対して座標を入力しているときの圧力を検知する。濃淡増減部508は、圧力検知部507で検知された圧力に従って、画像描画部509により描画されるべきブラシパタンの濃淡を所定値増減する。具体的には、圧力が高い場合もしくは高くなった場合には領域全体で圧力に見合った所定値分濃淡情報を底上げし、密な描画を行わしむる。反対に圧力が低い場合もしくは低くなった場合には領域全体で圧力に見合った所定値分濃淡情報を底下げし、粗な描画を行わしむる。このような観点から、この濃淡情報は場合により透明度と言い換えることができる。すなわち、濃淡情報は、描画色指定部506で指定された色を下地素材の色の上にどれだけの濃さ(透明度)で重ねあわせるかを決定する情報であるともいえる。なお、ここでは、濃淡情報を増減したが、使用の態様によっては、明度や彩度、輝度などの階調値を変更する態様であってもよい。
圧力検知部507は、タブレット150と、ドライバソフト443などによりその機能を実現することができる。濃淡増減部508は、CPU401と、ドライバソフト443と、描画ソフト442などによりその機能を実現することができる。
画像描画部509は、描画色指定部506により指定された描画色を用いて、濃淡情報抽出部505により抽出された濃淡情報に基づいて濃淡の付されたブラシパタンを、濃淡増減部508により適宜濃淡階調値を一定量変更して描画する。描画の出力は表示装置104に対しておこなうが、使用の態様によってはプリンタに直接出力して描画させてもよい。画像描画部509は、たとえば、CPU401、描画ソフト442と、グラフィックスカード405と、表示装置104などによりその機能を実現することができる。
図11、図12、図13は、それぞれ、クレヨンモード、チョークモード、鉛筆モードにおける描画例を示した図である。各描画モードでは、図7、図8、図9の濃淡情報を用いて描画を行った。図から明らかなように、従来の筆記具依存の濃淡の付き方でなく、下地素材依存の濃淡が表現されている。なお、これまで固体塗料硬芯系描画モードの描画質感について説明したが、本技術はこれに限ることなく、下地素材の「目」を生かしたい描画には全て適用できる。たとえば、液体塗料軟芯系描画モードであっても、たとえば水彩描画の場合に適用することができる。
(描画装置100の処理流れ)
次に、描画装置100の処理の流れについて説明する。図14は、描画装置100の処理の流れの例を示した説明図である。描画装置100は、まず、座標入力面121に入力された座標の座標値を認識する(ステップS1401)。次に、認識された座標値に基づいて下地情報として予め指定されていた濃淡情報であって、対応する領域(ブラシパタン)の濃淡情報を抽出する(ステップS1402)。このとき適宜筆圧に応じて抽出された濃淡情報を加工してもよい。最後に、指定された描画色でブラシパタンに着色し、この濃淡のついた画像情報を所定の出力先(表示装置104)に出力する(ステップS1403)。
以上説明したように、実施の形態1の描画装置100によれば、従来、コンピュータシステム上で再現されていなかった下地素材の凹凸を質感良く再現することができる。また、図6に示したテーブルを用いることにより、従来では想定されていなかった筆記具と下地素材との組合せを表現でき、コンピュータシステムならではの新たな描画質感も提供することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、特に、液体塗料軟芯系描画モードのうち下にすでに描画した部分を順次上書きしていく油絵モードについて説明する。なお、実施の形態2では特に断らないかぎり、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。また、実施の形態2の描画装置については、描画装置200と表記するものとする。
(描画装置200の機能的構成)
図15は、実施の形態2の描画装置の機能的構成のうち、特に、油絵モードを実現する機能的構成の一例を示した説明図である。描画装置200は、油絵モードを実現する機能的構成として、座標入力部501と、座標値検出部502と、ブラシパタン決定部504と、描画色指定部506と、圧力検知部507と、ブラシパタン変更部1501と、画像描画部1502と、上書制御部1503と、を有する。
ブラシパタン変更部1501は、圧力検知部507で検出された圧力に従って、ブラシパタン決定部504で決定されたブラシパタンの大きさを拡大もしくは縮小しまたはブラシパタンの形状を変更する。具体的には、圧力が高い場合には、ブラシパタンを相似形で拡大し、圧力が低い場合にはブラシパタンを相似形で縮小する。また、タブレットペン103が傾き検出機能を備えている場合には、タブレットペン103が寝た状態から筆圧が高いまま起された際には、毛先が広がるようにブラシパタン形状を変更する。すなわち、ブラシパタン変更部1501は、筆圧、傾き、回転に応じてブラシパタンを変更する。ブラシパタン変更部1501は、たとえば、CPU401と、ドライバソフト443と、描画ソフト442などによりその機能を実現することができる。
画像描画部1502は、描画色指定部506により指定された描画色を用いて、ブラシパタン変更部1501で変更されたブラシパタンであって、所定のエンボス処理により明度ムラが付されたブラシパタンを、座標値検出部502で検出された座標値に対応させた位置に描画する。このブラシパタンは、所定の透明度(濃淡度)の分布パタンもしくは彩度の分布パタンを用意し、これにエンボス処理を施して作成する。所定の分布パタンとは、予め固定的に設定したパタンであってもよいし、実施の形態1のように座標位置毎に異なる下地素材の濃淡分布(凹凸分布)に基づいて動的に決定したパタンでもよい。ただし油絵モードの場合は、絵筆で描きはじめた際のパタンが保持されやすいという事実に着目すれば、タブレットペン103の座標の入力が開始されてから終了するまで、エンボス処理された同一のブラシパタンを使用することが好ましい。なお、このエンボス処理された同一のブラシパタンは、ブラシパタン変更部1501により連続的に変化される態様であってもよい。
図16は、所定の透明度分布パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンの一部を示した説明図である。図示したように、透明度の分布をもったブラシパタン(図16(a)参照)にエンボス処理することにより、透明度の輪郭が強調され、3次元描画類似の陰影がえられる(図16(b)参照)。この階調値分布を明度情報として用いる。描画装置100は、内部にエンボス処理を施す機能部を備え、適宜1次微分フィルタや2次微分フィルタなどの差分フィルタを用いてもよい。従って、この場合は、たとえば、ブラシパタン決定部504で決定されたブラシパタンと座標値検出部502で検出された座標位置に基づいて、ブラシパタン領域内の濃度、明度、もしくは彩度の階調値に対してエンボス処理を施して明度ムラの付いた(明度ムラの強調された)ブラシパタンを作出する油絵筆作出部を設けてもよい。
また、画像描画部1502は、エンボス処理されたブラシに加えて、その元となった透明度分布ブラシを合成して用いてもよい。たとえば、エンボス処理されたブラシには明度を割り振りつつ、透明度分布ブラシの階調値には透明度を割り振ってブラシパタンに変化をもたせてもよい。画像描画部1502は、たとえば、CPU401と、描画ソフト442などによりその機能を実現することができる。
上書制御部1503は、画像描画部1502で描画されるブラシパタンをタブレットペン103の座標入力面121上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう。これは、油絵は、水彩画と異なり、すでに描画された部分に上書した場合、元の線画が見えなくなるという塗料の性質を考慮したものである。従って、コンピュータシステムを用いる場合は、描画させる画像を最前面に表示させる制御を常におこなう必要があり、上書制御部1503はこの機能を実現する。なお、コンピュータシステムを用いる大きな利点として、アンドゥー機能が挙げられる。これは、作業状態を1回前もしくは複数回前にさかのぼらせる機能であり、上書制御部1503のように、最新の描画と以前の描画を別に認識させることで実現可能となる。上書制御部1503は、たとえば、CPU401と、RAM402と、描画ソフト442と、グラフィックスカード405と、表示装置104などによりその機能を実現することができる。
図17は、描画装置200の油絵モードによる描画例を示した説明図である。図示したように、実際の絵筆で描画したような濃淡がよく再現されている。
(描画装置200の処理の流れ)
次に、描画装置200の処理の流れについて説明する。図18は、描画装置200の処理の流れの例を示した説明図である。描画装置100は、まず、座標入力面121に入力された座標の座標値を認識する(ステップS1801)。次に、ブラシパタンの透明度の階調値分布に従ってエンボス処理し、明度ムラが付され、予め用意されたブラシパタンを読み出す(ステップS1802)。なお、前述したように動的にエンボス処理を施すステップを設けてもよい。続いて、指定された描画色でブラシパタンに着色する(ステップS1803)。このとき、彩度の階調値分布は彩度としてそのまま使用し、エンボス処理された階調値分布は明度として着色する。最後に、明度、彩度、色みが決定されたブラシパタンを、タブレットペン103の軌跡に対応させて順次上書描画する制御をおこなう(ステップS1804)。
以上説明したように、実施の形態2の描画装置200によれば、従来、コンピュータシステム上で再現されていなかった油絵描画を質感良く再現することができる。
実施の形態3.
実施の形態3ではタブレットの操作に連動させた消去モードについて説明する。なお、実施の形態3では、特に断らないかぎり、実施の形態1または実施の形態2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。また、実施の形態3の描画装置については、描画装置300と表記するものとする。
(描画装置300の機能的構成)
図19は、実施の形態3の描画装置の機能的構成のうち、特に、タブレットの操作に連動させた消去モードを実現する機能的構成の一例を示した説明図である。描画装置300は、座標入力部501と、座標値検出部502と、描画属性指定部1901と、画像描画部1902と、入力判定部1903と、重合制御部1904と、元画像データ格納部1905と、再重合制御部1906と、他端入力判定部1907と、復元部1908と、を有する。
描画属性指定部1901は、描画の際のブラシパタンの色や形状や下地の濃淡などの描画属性を指定する。機能的には、ブラシパタン決定部504、濃淡情報抽出部505、描画色指定部506、濃淡増減部508、ブラシパタン変更部1501のうちの少なくとも一つにより実現される処理をおこなう。描画属性指定部1901は、たとえば、タブレット150、描画ソフト442などによりその機能を実現することができる。
画像描画部1902は、描画属性指定部1901で指定された描画属性のブラシパタンを座標値検出部502で検出された座標値に対応させた位置に描画する。ここでの描画は、コンピュータシステム上で仮想的に想定された座標空間上に仮想的に描画することも含み、必ずしも、グラフィックスカード405と表示装置104を用いて最終的に描画表現することを要求するものではない。画像描画部1902は、たとえば、CPU401と、RAM402と、描画ソフト442と、OS441などによりその機能を実現することができる。
入力判定部1903は、座標入力面121に対してタブレットペン103により座標が入力しつづけているか、それとも、座標の入力が途切れたかを判定する。すなわち、入力判定部1903は、タブレットペン103で座標入力面121がなぞられているか、座標入力面121からタブレットペン103が離れたか(ペンアップしたか)を判定する。入力判定部1903は、たとえば、タブレット150、ドライバソフト443、OS441などによりその機能を実現することができる。
重合制御部1904は、座標入力面121に座標が入力しつづけていると入力判定部1903で判定された場合に、画像描画部1902により描画されるブラシパタンを元画像の上に順次重ねあわせて描画する制御をおこなう。元画像とは元画像データ格納部1905に格納された画像であり、操作者が基本画像として設定する画像である。たとえば、ポスターを作成する場合に、人物や風景や文字などの線画がまず描画され、続いてこの線画を縁として色が塗り分けられることがあるが、元画像とは、このような別ステージの作業に移行する直前の作業内容にかかる、人物や風景や文字などの基本画像をいう。
再重合制御部1906は、入力判定部1903により座標の入力が途切れたと判定された場合に、元画像データ格納部1905で格納されていた元画像データに基づいて、当該元画像を、重合制御部1904で重ね合わせて描画された画像の上にさらに重ね合わせて描画する制御をおこなう。従って、タブレットペン103がタブレット板102からペンアップした際に、再び元画像が上書描画されるので、輪郭部分で筆の勢いを変える必要ななく、自由な描画質感をえられる。輪郭自体が淡い色の場合には色が重なり合わないように、重合制御部1904で描画された該当部分の画像データを破棄して新規に再重合(再描画)させる態様であってもよい。
図20は、元画像にクレヨンモードで描画した際の制御内容を説明する説明図である。図20(a)は、元画像を示した図である。図20(b)は、クレヨンモードで描画しつづけているときの(タブレットペン103による描画中の)図である。図から明らかなように、線画の輪郭線が表示されていたところにも描画を行っているので、重なった部分が混色で表示され、輪郭がぼけて見た目が汚くなる。図20(c)は、ペンアップした際の図(再重合制御部1906による再重合結果の図)である。元図が再描画されるので輪郭が元どおりとなっている。
従来では、たとえば水彩画などで、色の混ざりや塗り損ねを心配するあまり、元画像の輪郭部分で筆の勢いが変調してしまっていたが、このように制御することにより、自然な描画質感を実現することができる。この点は従来の実物を用いた描画を超えた操作感を実現しているといえる。
重合制御部1904および再重合制御部1906は、たとえば、CPU401と、描画ソフト442と、グラフィックスカード405と、表示装置104などによりその機能を実現できる。また、元画像データ格納部1905は、たとえば、RAM402と、HD404などによりその機能を実現することができる。
描画装置300は、消しゴムモードも備え、この機能は再重合制御部1906と、他端入力判定部1907と、復元部1908により実現される。消しゴムモードとは、タブレットペン103の消しゴム部132が座標入力面121に座標を入力しているときに、その軌跡に沿って、なぞられた部分の線画を消去するモードをいう。
他端入力判定部1907は、座標入力面121に対して消しゴム部132により座標が入力されているか否かを判定する。この判定は、たとえば、タブレット150が傾き検出機能を備えている場合は、その傾きにより判定できる。他端入力判定部1907は、たとえば、タブレット150と、ドライバソフト443と、OSなどによりその機能を実現することができる。
復元部1908は、座標が入力されていると他端入力判定部1907で判定された場合に、座標値検出部502で検出された座標値に対応した領域の画像であって、再重合制御部1906により描画された画像部分を、元画像データ格納部1905で格納された画像データに基づいて、対応元画像部分のみの画像に復元する。すなわち、消しゴムモードでは、元画像は残しつつ、上書された描画部分のみを消去する。図21は、図20(c)に示した描画状態から消しゴムモードで座標入力面121をなぞった際の描画結果を示した説明図である。図示したように、元画像部分は消去されないため、再びペン先部131による描画モードで適宜重ね書き(修正)することも可能となる。
このように制御することで、コンピュータシステムのアンドゥー機能とはまた異なる描画質感を実現できる。また、消しゴムモードは、タブレットペン103と連動しているので、従来のように複数回のアイコンクリックやプルダウン選択などにより実現されていた消しゴムモード選択のような煩雑さを解消し、描画装置300の操作性を向上させることが可能となる。復元部1908は、CPU401、RAM402、描画ソフト442などによりその機能を実現することができる。
なお、元画像は、画像描画部509、画像描画部1502、画像描画部1902、重合制御部1904、再重合制御部1906の何れにより描画された画像も採用することができる。すなわち、元画像は、ある時点までの描画結果を元画像データ格納部1905に適宜格納することにより設定できる。
(描画装置300の処理流れ)
次に、描画装置300の処理の流れについて説明する。図22は、描画装置300の処理の流れの例を示した説明図である。描画装置300は、まず元画像となるべき画像を適宜描画する(ステップS2201)。元画像は、黒色の線画に特に限られず、たとえば、これまで説明してきた描画装置の機能を用いてどのように描いてもよい。従って、着色されていても、何等問題はない。
次に、描画された元画像を画像データとして格納する(ステップS2202)。格納に際しては、適宜描画ソフト442で「元画像に設定」というメニューを設けて保存操作をおこなう。続いて、描画実行モードで色づけなどの描画操作を行い、タブレットペン103が座標を入力しつづけている間、元画像上にブラシパタンを順次重ねあわせて上書し(ステップS2203)、ペンアップを受けてステップS2202で格納した元画像を上書する(ステップS2204)。
また、消しゴムモードの場合は、タブレットペンの消しゴム部132の座標が入力されていると検知した場合に、消しゴム部132の軌跡に対応させて元画像部分のみを再描画する。
以上説明したように、実施の形態3の描画装置300によれば、タブレットペン103の動きに直接連動した描画が可能となり、実物を用いた場合の使用感を超えた操作性を提供可能となる。
これまで、実施の形態1から実施の形態3まで、描画装置の各機能を説明してきたが、これらは、図4に示したように単一のソフトウェアによりその機能を実現することができる。図23は、描画ソフト442の画面構成例を示した説明図である。ペンタブ2301は、描画モードの選択画面を提供する。描画モードは表示されているとおり、描画実行モードと消しゴムモードに別れ、描画実行モード選択アイコン群2311では、ベタモードアイコン、サインペンモードアイコン、インクペンモードアイコン、鉛筆モードアイコン、クレヨンモードアイコン、チョークモードアイコン、マーカーモードアイコン、水彩モードアイコン、油絵モードアイコン、エアブラシモードアイコン、スプレーモードアイコン、パイプラインモードアイコン、虹色モードアイコンが設けられ、各アイコンが押下されることにより、それぞれの描画モードに移行する。このとき、ブラシパタン(初期値)も決定される。また、消しゴムモードアイコン2312が押下されると、消しゴムモードに移行する。
また、図示したように、描画色選択部2302では、各種の描画色が選択可能となっている。また、ブラシパタン拡大縮小部2303では、ブラシパタンの大きさを変更可能となっている。なお、描画モード、たとえば、油絵モードや水彩モードでは、絵筆の接触面が筆圧や回転によって変化させることができ、ブラシパタン拡大縮小部2303で提供されるブラシパタンは初期値としてのみ使用する態様であってもよい。図の右側の描画領域では、描画実行モード選択アイコン群2311に対応させて、各描画実行モードで、mの文字、右上矢印、横棒を描いている。ここで、矢印については、書き進むにつれて筆圧を大きくして描画した。また、横棒についてはほぼ同じ筆圧で描画しながら、中央付近でタブレットペン103を暫く停滞させ、その後最後まで描画した。
図より明らかなように、固体塗料硬芯系描画モードであるチョークモードでは、筆圧が高いほど濃い(密な)描画となっているが、筆圧が高くてもブラシパタン自体の大きさは変化していないことがわかる。反対に、液体塗料軟芯系描画モードである油絵モードでは、筆圧が高くても描画の明度や濃さは変化していないが、筆圧に従ってブラシパタン自体の大きさが変化していることがわかる。このように、本発明の描画装置では、質感の高められた描画が可能となっている。
描画装置100、描画装置200、描画装置300は、また、いわゆるαブレンドにより、下地素材やすでに描画された線画との中間色描画を形成してもよい。αブレンドとは、所定のα(x,y)(0<α(x,y)<1)で、同じ位置に描画すべき2つの色値P1(x,y)とP2(x,y)に対して、以下の合成色値P3(x,y)を演算することをいう。
P3(x,y)= P1(x,y)×α(x,y)+P2(x,y)×(1−α(x,y))
ここで、色値とは、様々な階調値として採用することができ、たとえば、明度、彩度、色みのほか、CIE
LaやLuなどの各種の表色系の階調値を用いることができる。
従って、画像描画部509、画像描画部1502、上書制御部1503、画像描画部1902、重合制御部1904、再重合制御部1906、復元部1908では、適宜、このαブレンドの手法を採用することができる。このような制御により、たとえば、水彩モードでは、下地素材の凹凸やすでに描画された線画上への上書を、質感良く再現可能となる。
また、油絵モード以外では、描画色は位置に関係なく一定のP2(P2(x,y)=P2const)とし、P3(x,y)=
P1(x,y)×α(x,y)+P2const×(1−α(x,y))とすることができる。このほか、キャンバスが荒い布目である場合にあってはαブレンドを用い、描画装置100と描画装置200の機能を兼ね備えた、下地の「目」を生かした描画質感を再現する態様としてもよい。
さらに、消去モードでも、消しゴム部132が通過した部分を一気に消すのでなく、αブレンドにより再重合された画像を少し残すように設定してもよい。これにより、消しゴムで鉛筆の線を消す場合には何回か消しゴムを往復させて消すのと同様な描画(消去)質感を実現できる。また、デッサンで「練り消しゴム」やブラシを用いて線画をぼやけさせる手法が用いられるが、これと同様の描画質感を達成できる。
なお、以上の各機能部はコンピュータプログラムとして実現できる。すなわち、コンピュータシステムを各機能部を実現させる手段として機能させることができる。また、プログラムの流通態様は、CD−ROMなどの記録媒体に限られずインターネットのような電気回線を通じて流通させることができる。
タブレットの使用感ないし操作性を向上する。
本発明の描画装置の概観構成の一例を示した説明図である。 タブレット(タブレット板とタブレットペン)の構成例を示した説明図である。 座標入力面と表示装置とを一体的に構成した液晶ペンタブレットの外観校正を示した図である。 本発明の描画装置のハードウェア構成の一例を示した説明図である。 描画装置の機能的構成のうち、特に、固体塗料硬芯系描画モードを実現する機能的構成の一例を示した説明図である。 濃淡情報格納部に格納した、筆記具側と下地素材側の情報の組合せ例を示した図表である。 クレヨンの濃淡情報例(K3)を示した説明図である。 チョークの濃淡情報例(C1)を示した説明図である。 鉛筆の濃淡情報例(P1)を示した説明図である。 シワ情報を再現する下地情報の例を示した説明図である。 クレヨンモードにおける描画例を示した図である。 チョークモードにおける描画例を示した図である。 鉛筆モードにおける描画例を示した図である。 実施の形態1の描画装置の処理の流れの例を示した説明図である。 実施の形態2の描画装置の機能的構成のうち、特に、油絵モードを実現する機能的構成の一例を示した説明図である。 所定の透明度分布パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンの一部を示した説明図である。 実施の形態2の描画装置の油絵モードによる描画例を示した説明図である。 実施の形態2の描画装置の処理の流れの例を示した説明図である。 実施の形態3の描画装置の機能的構成のうち、特に、タブレットの操作に連動させた消去モードを実現する機能的構成の一例を示した説明図である。 元画像にクレヨンモードで描画した際の制御内容を説明する説明図である。 図20(c)に示した描画状態から消しゴムモードで座標入力面をなぞった際の描画結果を示した説明図である。 描画装置の処理の流れの例を示した説明図である。 本発明の描画ソフトの画面構成例を示した説明図である。
符号の説明
100,200,300 描画装置
101 本体装置
102 タブレット板
103 タブレットペン
104 表示装置
105 キーボード
106 マウス
121 座標入力面
122 ペンスタンド
131 ペン先部
131 筆圧センサ
132 消しゴム部
133,134 サイドスイッチ
150 タブレット
404 ハードディスク
405 グラフィックスカード
442 描画ソフト
443 ドライバソフト
501 座標入力部
502 座標値検出部
503 濃淡情報格納部
504 ブラシパタン決定部
505 濃淡情報抽出部
506 描画色指定部
507 圧力検知部
508 濃淡増減部
509 画像描画部
1501 ブラシパタン変更部
1502 画像描画部
1503 上書制御部
1901 描画属性指定部
1902 画像描画部
1903 入力判定部
1904 重合制御部
1905 元画像データ格納部
1906 再重合制御部
1907 他端入力判定部
1908 復元部
2301 ペンタブ
2302 描画色選択部
2303 ブラシパタン拡大縮小部
2311 描画実行モード選択アイコン群
2312 消しゴムモードアイコン

Claims (4)

  1. 座標入力面と座標入力面に対して座標を入力する座標入力手段と、を有するタブレットを含み、描画の基本形状であるブラシパタンの軌跡に従って描画をおこなう描画装置であって、
    描画色を指定する描画色指定手段と、
    前記座標入力手段により入力された座標の座標値を検出する座標値検出手段と、
    前記描画色指定手段により指定された描画色を用いて、前記座標値検出手段により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画する画像描画手段と、
    前記画像描画手段により描画されるブラシパタンを前記座標入力手段の前記座標入力面上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう上書制御手段と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  2. 前記座標入力手段が、
    前記座標入力面に対して座標を入力しているときの圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記圧力検知手段により検知された圧力に従って、前記ブラシパタンの大きさもしくは形状を変更するブラシパタン変更手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  3. 座標入力面と座標入力面に対して座標を入力する座標入力手段と、を有するタブレットからの出力信号を用いて、描画の基本形状であるブラシパタンをその軌跡に従って描画させるプログラムであって、
    コンピュータを、
    描画色を指定する描画色指定手段と、
    前記座標入力手段により入力された座標の座標値を検出する座標値検出手段と、
    前記描画色指定手段により指定された描画色を用いて、前記座標値検出手段により検出された座標値に対応させた位置に、所定の濃淡パタンをエンボス処理して明度ムラを付したブラシパタンを描画する画像描画手段と、
    前記画像描画手段により描画されるブラシパタンを前記座標入力手段の前記座標入力面上の軌跡に対応させて順次上書きする制御をおこなう上書制御手段として機能させることを特徴とする描画プログラム。
  4. 前記座標入力手段が、前記座標入力面に対して座標を入力しているときの圧力に従って、前記ブラシパタンの大きさもしくは形状を変更するブラシパタン変更手段として機能させることを特徴とする請求項3に記載の描画プログラム。
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