JP2007255930A - 重量選別装置及び重量選別方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形されたガラス成形品を次工程に移載させながら重量選別を連続的に行うことが可能な重量選別装置を提供すること。
【解決手段】ガラス成形品Eを搬送する搬送装置60と、前記搬送装置60から前記ガラス成形品Eを取り出し、所定の秤量位置に移載する第一の移載装置と、前記移載されたガラス成形品を前記所定の秤量位置で秤量する秤量装置100と、前記秤量装置100により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する判定装置120と、前記判定装置120により不適合と判定されたガラス成形品Eを排出する排出手段110と、を備える重量選別装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学機器に用いられるレンズやプリズム等の光学素子のモールド成形に用いられるガラス成形品(ガラスプリフォーム)の重量選別装置及び製造装置並びにガラス成形品の重量選別方法に関する。
従来、レンズ等の光学素子を成形する方法として、溶融ガラスを成形型でプレスし、所望の光学素子に近い形状にガラスプリフォーム(ガラスゴブでもある)を成形し、このガラスプリフォームを高精度にプレス成形することにより、研磨することなく直接所望の光学素子を成形する方法が知られていた。
光学素子を製造する際に使用する上記ガラスプリフォームは、成形型に滴下された溶融ガラスを冷却して得られた溶融ガラス塊(ガラスゴブ)を成形することにより製造されていた。
ガラスプリフォームの製造方法としては、以下の方法が知られている。一例としては、成形型の一例である下型に凹状成形面を形成し、この凹状成形面に開口する細孔から気体を噴出して、下型と溶融ガラス塊とを非接触状態に保ち、場合によっては溶融ガラス塊を回転させて成形しながら冷却して、ガラスプリフォームを製造する方法が知られている。もう一つの例としては、溶融ガラスを受け入れる下型と、下型の移動経路上に配置され、成形型の一部である上型とを備え、下型に受け入れられた溶融ガラス塊を上型でプレスして、成形してガラスプリフォームを製造する方法が知られている。
上記いずれの方法も、回転自在に支承され、周縁部の同心位置上に下型が複数配置され、回転テーブルが回転されて連続的に溶融ガラスを受け入れ可能なロータリーインデックス方式を採用することにより、ガラスプリフォームの大量生産が可能となっている。
回転テーブルを備えるガラスプリフォームの製造装置であるガラス成形品製造装置310について、図3を用いて詳細に説明する。
図3に示すように、ガラス成形品製造装置310は、ガラス原料を溶解して溶融ガラスを得る溶融槽312と、この溶融槽312から溶融ガラスAを抽出する誘導路313と、誘導路313により抽出された溶融ガラスAを流下させる流下装置311と、流下装置311から流下された溶融ガラスAを受け入れる複数の下型314を有する回転テーブル316と、を備える。下型314にて受け入れられた溶融ガラスAは、回転テーブル316が回転されている最中に徐々に冷却、固化されてガラス成形品Bとなる。回転テーブル316が回収位置316aまで回転すると、ガラス成形品Bは、図示しない移載装置によって型から取り出され、必要に応じて運搬され、所定の容器に収容される。
ここで、誘導路313及び流下装置311に付設されたヒータ(図示せず)によって溶融ガラスAの滴下流量は制御され、所定の重量範囲内のガラス成形品Bを製造することが可能である。しかし、全てのガラス成形品Bを所定の重量範囲内にすることは限界があり、ガラス成形品Bが所定の重量範囲を逸脱する場合がある。例えば、溶融槽312内のガラス原料を溶解してから溶融ガラスAが消費されるまでを1つのサイクルとするバッチ式の場合、溶融ガラスAが少なくなるにつれ、誘導路313にかかる圧力が変化することにより、溶融ガラスAの流量制御が困難となる。従って、所定の重量範囲外のガラス成形品Bが製造される場合がある。
従って、ガラス成形品Bを電子天秤320で秤量して、その秤量結果が、予め定められた規格に対して適合するか否かを判定する必要がある。その場合、従来は前述の容器に収容されたガラス成形品を、ピンセットのような採取手段を用いて人間の手により取り出して、重量測定をしていた。
特開2004−250267号公報
しかしながら、上記のようなガラス成形品Bを手作業で秤量する場合、生産効率が悪く、多大な労力と工程を要し、製品コスト高を招く大きな要因となっていた。従って、人間の手を借りずに、溶融ガラスから成形されたガラス成形品Bを次工程に移載させながら重量選別を連続的に行うことが可能な装置が望まれていた。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、成形されたガラス成形品を次工程に移載させながら重量選別を連続的に行うことが可能な重量選別装置を提供することを目的としている。
具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) ガラス成形品を所定の秤量位置で秤量する秤量装置と、前記秤量装置により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合品及び不適合品を選別する選別装置と、を備える重量選別装置。
(1)の発明によれば、後述する成形装置で成形されたガラス成形品を、重量選別装置が備える秤量装置により秤量された結果に基づき、選別装置が予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定し、適合品のみを選別することができる。これにより、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで生産することが可能となる。
(2) ガラス成形品を搬送する搬送装置から前記ガラス成形品を取り出し、所定の秤量位置に移載する第一の移載装置と、前記移載されたガラス成形品を前記所定の秤量位置で秤量する秤量装置と、前記秤量装置により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する判定装置と、前記判定装置により不適合と判定されたガラス成形品を排出する排出手段と、を備える重量選別装置。
(2)の発明によれば、後述する成形装置で成形されたガラス成形品を搬送する搬送装置から、第一の移載装置により、ガラス成形品が所定の秤量位置に移載され、所定の秤量位置において、秤量装置によりガラス成形品の重量が秤量される。ガラス成形品の秤量結果は、電気信号として判定装置に送られ、当該ガラス成形品が予め定められた規格に対して、適合であるか不適合であるかが判定される。不適合であると判定されたガラス成形品は排出手段により重量選別装置から排出される。したがって、本発明により、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで生産することが可能となる。
(3) 前記重量選別装置は、前記判定装置により適合と判定されたガラス成形品を所定の位置に移載する第二の移載装置を備える、(2)に記載の重量選別装置。
(3)の発明によれば、判定装置により、予め定められた規格に対して適合と判定されたガラス成形品を第二の移載装置が所定の位置に移載するから、秤量位置に再度、秤量されていないガラス成形品を移載することができる。したがって、ガラス成形品を連続して秤量、判定することができ、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで大量に生産することが可能となる。
(4) 前記重量選別装置は、前記判定装置により適合と判定されたガラス成形品を前記所定の秤量位置から前記搬送装置へと移載する第二の移載装置を備える、(2)に記載の重量選別装置。
(4)の発明によれば、判定装置により、予め定められた規格に対して適合と判定されたガラス成形品を第二の移載装置が搬送装置へと移載するから、適合と判定されたガラス成形品を後の工程に用いられる装置に搬送できるとともに、秤量位置に再度、秤量されていないガラス成形品を移載することができる。したがって、ガラス成形品を連続して秤量、判定、搬送することができ、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで大量に生産することが可能となる。
(5) 前記秤量装置、及び前記選別装置が複数備えられ、複数のガラス成形品を一度に秤量、及び選別し、その後基準点の調整をする、(1)に記載の重量選別装置。
(6) 前記第一の移載装置、及び前記秤量装置が複数備えられ、複数のガラス成形品を一度に秤量、判定及び移載し、その後基準点の調整をする、(2)に記載の重量選別装置。
(7) 前記第一の移載装置、前記第二の移載装置、及び前記秤量装置が複数備えられ、複数のガラス成形品を一度に秤量、判定及び移載し、その後基準点の調整をする、(3)、又は(4)のいずれかに記載の重量選別装置。
(5)から(7)の発明によれば、第一の移載装置によるガラス成形品の移載、秤量装置によるガラス成形品の秤量、第二の移載装置によるガラス成形品の移載、及び選別装置によるガラス成形品の選別を、同時に複数のガラス成形品について行うことができるため、ガラス成形品の秤量、判定、移載、選別を効率的に行うことができ、予め定められた規格に適合するガラス成形品を少ないコストで効率的に、かつ大量に生産することが可能となる。秤量、判定、移載、選別の後に、基準点の調整を行うので、ガラス成形品の秤量を常に正確に行うことができる。
なお、本明細書中において、「基準点の調整を行う」とは、秤量装置のいわゆるゼロ点補正、ゼロセットを意味する。
(8) 前記秤量装置は、当該秤量装置に帯電した静電気を除電する除電手段を備える、(1)から(7)に記載の重量選別装置。
(8)の発明によれば、秤量装置に帯電した静電気を除電することができるため、静電気がガラス成形品の秤量結果に悪影響を与えることを防止することができ、ガラス成形品を正確に秤量することができる。これにより、重量選別装置によるガラス成形品の選別を的確に行うことができる。
(9) 原料を溶融して溶融ガラスにする溶融槽と、溶融槽に接続され、前記溶融ガラスを前記溶融槽から抽出する誘導路と、を有する溶解装置と、前記誘導路を介して抽出された前記溶融ガラスを流下させる流下装置と、前記溶融ガラスをガラス成形品に成形する成形型を有する成形装置と、前記成形型により成形された前記ガラス成形品を搬送する搬送装置と、前記ガラス成形品を前記成形装置から前記搬送装置に逐次移載する第三の移載装置と、を備えるガラス成形品製造装置であって、(1)から(8)のいずれかに記載の重量選別装置をさらに備えるガラス成形品成形装置。
(9)の発明によれば、溶融槽において原料を溶融することによって製造した溶融ガラスを、誘導路を介して抽出し、流下装置によって成形装置に流下し、流下された溶融ガラス塊を成形装置によって成形、冷却する。成形装置により成形、冷却されたガラス成形品は搬送装置により搬送され、さらに重量選別装置により適合品、不適合品に選別される。本発明に係るガラス成形品成形装置は、重量選別装置を備えているので、予め定められた規格に適合するガラス成形品のみを、少ないコストで大量生産することが可能である。
(10) ガラス成形品を搬送する搬送工程と、前記搬送工程において搬送される前記ガラス成形品を取り出し、所定の秤量位置に移載する第一の移載工程と、前記第一の移載工程において移載された前記ガラス成形品を前記所定の秤量位置で秤量する秤量工程と、前記秤量工程において秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する判定工程と、前記判定工程において不適合と判定された前記ガラス成形品を排出する排出工程と、を含むガラス成形品の重量選別方法。
(10)の発明によれば、成形装置で成形されたガラス成形品を搬送する搬送工程により搬送されるガラス成形品を、第一の移載工程により、所定の秤量位置に移載し、所定の秤量位置において、秤量工程によりガラス成形品の重量が秤量される。ガラス成形品の秤量結果は、電気信号として判定工程に送られ、当該ガラス成形品が予め定められた規格に対して、適合であるか不適合であるかが判定される。不適合であると判定されたガラス成形品は排出工程により所定の秤量位置から排出される。したがって、本発明により、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで生産することが可能となる。
(11) 前記重量選別方法は、前記判定工程により適合と判定されたガラス成形品を所定の位置に移載する第二の移載工程を含む、(10)に記載の重量選別方法。
(11)の発明によれば、判定工程により、予め定められた規格に対して適合と判定されたガラス成形品を第二の移載工程により所定の位置に移載するから、秤量位置に再度、秤量されていないガラス成形品を移載することができる。したがって、ガラス成形品を連続して秤量、判定することができ、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで大量に生産することが可能となる。
(12) 前記重量選別方法は、前記判定工程により適合と判定されたガラス成形品を前記所定の秤量位置から、前記搬送工程に用いられる搬送装置へと移載する第二の移載工程を含む、(10)に記載の重量選別方法。
(12)の発明によれば、判定工程により、予め定められた規格に対して適合と判定されたガラス成形品を第二の移載工程により搬送工程に用いられる搬送装置へと移載するから、適合と判定されたガラス成形品を後の工程に用いられる装置に搬送できるとともに、秤量位置に再度、秤量されていないガラス成形品を移載することができる。したがって、ガラス成形品を連続して秤量、判定、搬送することができ、当該規格に適合するガラス成形品のみを少ないコストで大量に生産することが可能となる。
(13) 前記第一の移載工程は、複数の前記ガラス成形品を、前記ガラス成形品の数に対応した複数の秤量位置まで同時に移載し、前記秤量工程は、前記秤量位置まで移載された複数の前記ガラス成形品を同時に秤量し、前記判定工程は、複数の前記ガラス成形品について、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定し、前記排出工程は、不適合と判定された前記ガラス成形品のみを前記秤量位置から排出する、(10)から(12)のいずれかに記載の重量選別方法。
(13)の発明によれば、第一の移載工程によるガラス成形品の移載、秤量工程によるガラス成形品の秤量、判定工程による、ガラス成形品の重量の、予め定められた規格に対する適合及び不適合の判定、排出工程による、不適合と判定されたガラス成形品の排出を、同時に複数のガラス成形品について行うことができるため、ガラス成形品の移載、秤量、判定、排出を効率的に行うことができ、予め定められた規格に適合するガラス成形品を少ないコストで効率的にかつ、大量に生産することが可能となる。
(14) 前記秤量工程において、前記秤量工程に用いられる秤量装置に帯電した静電気を除電する除電工程を行う、(10)から(13)に記載の重量選別方法。
(14)の発明によれば、秤量工程に用いられる秤量装置に帯電した静電気を除電することができるため、静電気がガラス成形品の秤量結果に悪影響を与えることを防止することができ、ガラス成形品を正確に秤量することができる。これにより、重量選別方法によるガラス成形品の選別を的確に行うことができる。
本発明によれば、成形されたガラス成形品を搬送させながらガラス成形品の重量による選別を連続的に行うことが可能な重量選別装置を提供可能である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
[ガラス成形品製造装置]
図1は、本発明の実施形態の好適な一例を示すものであり、重量選別装置を含むガラス成形品製造装置10を概略的に示した斜視図である。なお、一部装置の記載を省略している。
図1に示すように、ガラス成形品製造装置10は、原料を溶解して溶融ガラスCを得るための溶解装置15と、溶解装置15から得られた溶融ガラスCからガラス成形品Eを成形する成形装置20と、成形装置20により成形されたガラス成形品Eを次工程に移動させる第三の移載装置40と、第三の移載装置40によって移載させられたガラス成形品Eを搬送させる搬送装置60と、搬送装置60からガラス成形品Eを移載し、移載されたガラス成形品Eを秤量してその結果によりガラス成形品Eを適合品又は不適合品に選別をする重量選別装置50と、重量選別装置50により適合品として選別されたガラス成形品Eを回収する回収装置140と、を備える。このガラス成形品製造装置10は、後述するように、センサ(図示せず)の検知に基づいてモータ等の駆動装置がコンピュータ制御され、所定のタイミングに基づいて、各装置が連動することになる。上記のような制御が行われることにより、溶解装置15、成形装置20、第三の移載装置40、搬送装置60、重量選別装置50及び回収装置140が連続的に連動して運転される。
[溶解装置]
図1に示すように、溶解装置15は、ガラス原料を溶解して溶融ガラスCを得る溶融槽16と、この溶融槽16から溶融ガラスCを抽出させる誘導路17と、誘導路17により抽出された溶融ガラスCを成形装置20に流下する流下装置18と、を有する。
本実施形態において、溶融槽16は、原料の溶解、清澄、均質化までの機能をもった間欠式の炉を構成するが、各々の機能をユニット型に連結した連結式の炉を構成するものであってもよい。
誘導路17は、溶融槽16の底部に連通されている。この誘導路17は、白金あるいは白金合金製の細長いパイプであり、直接通電、又は、付設されたガスバーナー等による間接加熱により加熱され、内部を流れる溶融ガラスCの粘度を所定の値に調節して誘導路17内の溶融ガラスCの抽出量を制御する。誘導路17から抽出した溶融ガラスCは、流下装置18に到達し、流下装置18の成形装置20側の末端から成形装置20に流下される。流下された溶融ガラスCは、適切な時間(流下される重量、容量)毎にシアリング装置(図示せず)によって切断される。
なお、本実施形態における溶解装置15は、流下装置18の下流にシアリング装置を備えているが、これに限定されない。即ち、溶解装置15は流下装置18の下流になんらの装置をも備えず、流下装置18を流下する溶融ガラスCの流量に従って溶融ガラスCを溶融ガラス塊Dとして滴下するものであってもよい。
[成形装置]
成形装置20は、回転自在に支承された略円形成形型支持部材22と、略円形成形型支持部材22の周縁部の同心位置上に配置され、上記流下装置18から流下された溶融ガラスCを受け入れ可能な複数の成形型26と、を有する。
略円形成形型支持部材22は、図示しない回転軸と連設されており、回転軸に更に連接された動力源であるモータ(図示せず)が駆動又は停止することによって、一定方向に(例えば、時計回りに)所定速度で回転し、又は停止する。
成形型26は、凹状成形面26aが形成されている。この凹状成形面26aは、流下装置18から流出された溶融ガラスCを受け入れる面である。凹状成形面26aには、気体を噴出可能な細孔(図示せず)が形成されていてもよい。凹状成形面26aに受け入れられた溶融ガラス塊Dは、徐々に冷却、固化されるとともに、細孔から噴出された気体により、凹状成形面26aから非接触状態の位置に浮遊し、場合によっては、更に、球状に成形されて、ガラス成形品Eとなる。
なお、成形型26としては、溶融ガラスCを受け入れる下型(成形型26の一例)と、下型の移動経路上に配置される上型(成形型26の一例)を備え、下型に受け入れられた溶融ガラス塊Dを上型でプレスするものであってもよい。
[第三の移載装置]
第三の移載装置40は、鉛直方向に延伸し、回転可能な回転軸49と、この回転軸49に支承され、水平に延伸している略矩形の天板41と、天板41の底面の四隅から鉛直方向に延伸している吸引パイプ42と、を有する。また、第三の移載装置40は、回転軸49が回転することにより、水平方向に180度回転することができるとともに、上下方向に昇降可能な構造となっている。
吸引パイプ42は、大気を吸引、吐出することが可能な構造となっており、大気を吸引することで、ガラス成形品Eを一定期間吸着保持でき、大気を吐出することで、ガラス成形品Eを吸引パイプから放出することが可能となっている。
略円形成形型支持部材22が回転し、一対の成形型26が所定の取り出し位置に移動された場合は、第三の移載装置40全体が下降した後、2本の吸引パイプ42が大気を吸引して2個のガラス成形品Eを吸着保持し、他方の2本の吸引パイプ42は大気を吐出して保持していた2個のガラス成形品Eを放出する。このとき、2個のガラス成形品Eは、後述するように、搬送装置60であるベルトコンベアのベルト64上にあるパレット62に載置されることになる。
ここで、ガラス成形品Eを移載する方法は、吸引に限定されるものではなく、例えば、爪のようなもので当該ガラス成形品Eをつかむことにより、移載することもできる。また、第三の移載装置40が一度に保持できるガラス成形品Eの数量は、2個に限定されるものではない。
次に、図2を用いて、搬送装置60及び重量選別装置50及び回収装置140を説明する。図2は、搬送装置60、重量選別装置50及び回収装置140を概略的に示した斜視図である。
[搬送装置]
図2に示すように、搬送装置60は、例えば、第三の移載装置40から移載されたガラス成形品Eを搬送するベルトコンベアである。
搬送装置60は、成形装置20(によってガラス成形品Eを成形する成形工程)で成形されたガラス成形品Eを載置するパレット62を次工程である回収工程に搬送する搬送装置の一例である。搬送装置60は、図示しないモータによって駆動されるベルト64によって、パレットを搬送する。ベルト64は、端部で反転することにより、周回する構造となっている。
上記搬送装置60は、光センサ(図示せず)等に基づいてモータがコンピュータ制御されることにより、ベルト64が移動、停止される。このベルト64の動作に伴い、ガラス成形品Eが載置されたパレット62は、所定のタイミングで搬送されるとともに、所定の位置で停止されることになる。
[重量選別装置]
図2に示すように、重量選別装置50は、パレット62から後述する秤量装置100にガラス成形品Eを移載する第一の移載装置であり、判定装置120により適合であると判定されたガラス成形品Eを秤量装置100からパレット62へと移載する第二の移載装置でもある、第一及び第二の移載装置80と、ガラス成形品Eの重量を秤量する秤量装置100と、秤量装置100により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する判定装置120と、判定装置120により不適合と判定されたガラス成形品Eを吸引してガラス成形品製造装置10から排出する排出手段110と、を備えている。
[第一及び第二の移載装置]
搬送装置60よりも高い位置に設けられている第一及び第二の移載装置80は、搬送装置60の長手方向に対して垂直に延伸する構造となっている。第一及び第二の移載装置80は、レール82と、レール82から垂直方向に突出している天板84と、天板84の底面の四隅から、鉛直方向に延伸している吸引パイプ92と、を有する。なお、第一及び第二の移載装置80は、第一の移載装置及び第二の移載装置の一例である。
天板84は、搬送装置60の直上から、後述する秤量装置100の秤102の直上までレール82に沿って(水平方向に)移動可能である。吸引パイプ92は、上下方向に伸縮可能な構造となっている。上述した吸引パイプ42と同様に、吸引パイプ92は、大気を吸引、吐出することが可能な構造となっており、大気を吸引することによってガラス成形品Eを一定期間吸着(吸引)保持でき、一方、大気を吐出することによってガラス成形品Eを吸引パイプから放出することが可能となっている。
第一及び第二の移載装置80は、搬送装置60によってパレット62が所定の取り出し位置である移載位置64bに搬送された場合、パレット62からガラス成形品Eを取り出すとともに、後述する所定の秤量位置にガラス成形品Eを移載する。
また、第一及び第二の移載装置80は、秤量装置100により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対して適合と判定されたガラス成形品Eを、所定の秤量位置からパレット62に移送する第二の移載装置の一例として機能する。
なお、本実施形態では、第一の移載装置と第二の移載装置を同一な第一及び第二の移載装置80としているが、別々に第一の移載装置と第二の移載装置を設けてもよい。
[秤量装置]
図4に示すように、秤量装置100は、ガラス成形品Eを秤量するためにガラス成形品Eの重量を電気信号に変換する秤102と、秤102に帯電した静電気を除電する除電手段104と、を備える。
秤102は、それぞれ上面に凹状となっている凹状形成面102aが形成されている。第一及び第二の移載装置80によって移載されたガラス成形品Eは、上記凹状形成面102a(所定の秤量位置に相当)に載置される。秤102は、ガラス成形品Eがそれぞれ凹状形成面102aに載置されると、ガラス成形品Eを秤量し、ガラス成形品Eの重量を対応する電気信号に変換する。変換された電気信号は後述する秤量表示判定装置122に伝達される。信号の伝達経路は、有線であっても無線であってもよい。なお、秤102は、電子天秤の一例である。
(除電手段)
秤102は、ガラス成形品Eを連続して秤量することにより、凹状形成面102aが、静電気を帯電して、秤量結果に誤差を生じさせることがある。このため、第一及び第二の移載装置80により、凹状形成面102aにガラス成形品Eを載置する前に、除電手段104により、凹状形成面102aに帯電した静電気を除電する。秤量装置100に用いられる除電手段104としては、例えば凹状形成面102aに帯電した静電気の極性と、逆の極性のイオンを含むイオン含有ガスを発生させて凹状形成面102aに吹きつけ、凹状形成面102aを除電するイオナイザーが挙げられるが、これに限定されない。即ち、除電手段104は、除電ブラシなどであってもよく、秤量装置100による秤量結果に悪影響を与えずに、凹状形成面102aを有効に除電できるものであれば、どのようなものであってもよい。
[判定装置]
判定装置120は、秤量装置100によりガラス成形品Eを秤量した結果を表示するとともに、秤量装置100により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する。
判定装置120は、秤量表示判定装置122から構成されている。秤量表示判定装置122は、それぞれ液晶表示装置123を有するとともに、CPU、ROM、RAM(図示せず)等を備えている。この秤量表示判定装置122は、それぞれ前述の秤102から送信された電気信号に基づいて、ガラス成形品Eの重量を算出し、当該ガラス成形品Eの重量の、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する。
[排出手段]
図2に示すように、排出手段110は、判定装置120により、予め定められた規格に対して不適合であると判定された、ガラス成形品Eを吸引して重量選別装置50から排出するバキュームダクト112と、このバキュームダクト112とそれぞれ連通している真空ポンプ113とを有する。なお、バキュームダクト112は、その一部を省略して記載している。
本実施形態において、バキュームダクト112は、その末端部112aをそれぞれ秤102の近傍に設けた、金属製の断面が矩形の筒状体であるが、そのような形状のものに限定されず、その材質は金属以外、例えば、プラスチック等であってもよい。
真空ポンプ113は、不適合品回収部(図示せず)を経由して、バキュームダクト112とそれぞれ連通している。真空ポンプ113の電源が投入されると、バキュームダクト112を真空状態にして凹状形成面102aに載置されたガラス成形品Eが吸引され、不適合品回収部にガラス成形品Eが回収される。すなわち、判定装置120が、ガラス成形品Eの重量を、予め定めされた規格に対して不適合であると判定した場合に、ガラス成形品Eを吸引して外部に排出することになる。
なお、本発明の排出手段110としては、不適合と判定されたガラス成形品Eを、判定装置120から排出できるものであればどのようなものであってもよく、バキュームダクトを用いたものに限定されない。
[回収装置]
回収装置140は、可動部150と、この可動部150と連設された天板152と、天板152の底面の四隅から、鉛直方向に延伸している吸引パイプ142と、を有する。
可動部150は、前後左右自在、更には、昇降自在に可動である。天板84は、所定の回収位置のパレットからガラス成形品回収トレー(図示しない)まで移動可能となっている。吸引パイプ142は、上述した吸引パイプ42と同様に、大気を吸引、吐出することが可能な構造となっており、大気を吸引することによってガラス成形品Eを一定期間吸着(吸引)保持でき、一方、大気を吐出することによってガラス成形品Eを吸引パイプから放出することが可能となっている。
回収装置140は、パレット62が回収位置64cまで搬送された場合に、ガラス成形品Eを、吸着保持して、次工程である回収工程に移送する第四の移載装置の一例である。
[重量選別装置の動作]
次に、重量選別装置50の動作について図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、第三の移載装置40によって成形装置20の成形型26から移送されたガラス成形品Eは、搬送装置60のベルト64上の移載位置64aでパレット62に載置される。パレット62に所定数、本実施形態においては、4個のガラス成形品Eが載置されると、搬送装置60は、モータ(図示せず)を駆動させてベルト64を所定時間(所定距離)移動させることにより、パレット62を移載位置64bまで搬送する(搬送工程)。
パレット62が移載位置64bまで搬送されると、吸引パイプ92の末端部が当該パレット62の凹状形成面62aの上方に位置するように、天板84が平行移動する。そして、吸引パイプ92によってガラス成形品Eが吸着保持されると、吸引パイプ92がそれぞれ秤102の上方に位置するように、天板84が平行移動する。吸引パイプ92はガラス成形品Eを放出し、ガラス成形品Eはそれぞれ秤102の凹状形成面102aに載置される(第一の移載工程)。
秤102は、それぞれ凹状形成面102aに載置されたガラス成形品Eを秤量する。秤102は、ガラス成形品Eの重量に対応した電気信号を秤量表示判定装置122に伝達する(秤量工程)。この電気信号に基づいてガラス成形品Eの重量を算出した秤量表示判定装置122は、凹状形成面102aに載置されたガラス成形品Eの重量の、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する(判定工程)。
秤量表示判定装置122は、ガラス成形品Eの重量が、予め定められた規格に対して不適合である場合は、不適合品であるガラス成形品Eを外部に排出するために、真空ポンプ113の電源を投入する(排出工程)。
真空ポンプ113が作動された後に、吸引パイプ92が昇降して、排出されなかったガラス成形品E、すなわち、適合品であるガラス成形品Eを吸着保持する。天板84が再度パレット62の上方に移動した後、ガラス成形品Eを放出し、放出されたガラス成形品Eは、パレット62の凹状形成面62aに載置される(第二の移載工程)。
秤102から全てのガラス成形品Eが排出、移載された後、秤量装置の基準点の調整を行う。これにより、ガラス成形品Eの秤量を的確に行うことができる。
そして、搬送装置60は、再度モータを駆動させ、ベルト64を移動させることにより、回収位置64cまでパレット62を搬送させる。
回収装置140は、搬送されたパレット62からガラス成形品Eを回収して、次工程にガラス成形品Eを移送する。
なお、秤102は、ガラス成形品Eを連続して秤量することにより、凹状形成面102aが、静電気を帯電して、秤量結果に誤差を生じさせることがある。このため、第一及び第二の移載装置80により、凹状形成面102a上のガラス成形品が搬送装置60に移載された後、第一及び第二の移載装置80により、再度、凹状形成面102aにガラス成形品Eが載置される前に、除電手段104により、凹状形成面102aに帯電した静電気を除電する(除電工程)。
なお、略円形成形型支持部材22の成形型26の数、第三の移載装置40の吸引パイプの数、パレット62の凹状形成面の数等は、一例であり、任意の数を設定することが可能である。
また、本実施形態において、搬送装置60をベルトコンベアとしたが、他の搬送装置であってもよく、例えば、エアシューターや他の種類のコンベアでもよい。同様に、第一及び第二の移載装置80、秤量装置100、判定装置120等の装置も任意に設定することができる。
また、本実施形態においては、重量選別装置50は、それぞれ分離した、秤量装置100と、排出手段110と、判定装置120と、第一及び第二の移載装置80とを備えているが、これに限定されない。即ち、本発明の重量選別装置50は、これらの装置が一体として形成された選別装置を備えるものであってもよい。
また、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係る重量選別装置を含むガラス成形品製造装置を概略的に示した斜視図である。 本発明の重量選別装置を概略的に示した斜視図である。 従来のガラス製造装置を概略的に示した断面図である。 本発明の重量選別装置に用いられる秤量装置を示した斜視図である。
符号の説明
10 ガラス成形品製造装置
15 溶解装置
16 溶融槽
17 誘導路
18 流下装置
20 成形装置
22 略円形成形型支持部材
26a 凹状成形面
26 成形型
40 第三の移載装置
41 天板
42 吸引パイプ
49 回転軸
50 重量選別装置
60 搬送装置
62 パレット
62a 凹状形成面
64 ベルト
64a 移載位置
64b 移載位置
64c 回収位置
80 第一及び第二の移載装置
82 レール
84 天板
92 吸引パイプ
100 秤量装置
102a 凹状形成面
102 秤
104 除電手段
110 排出手段
112 バキュームダクト
112a 末端部
113 真空ポンプ
120 判定装置
122 秤量表示判定装置
123 液晶表示装置
140 回収装置
142 吸引パイプ
150 可動部
152 天板
C 溶融ガラス
D 溶融ガラス塊
E ガラス成形品

Claims (14)

  1. ガラス成形品を所定の秤量位置で秤量する秤量装置と、
    前記秤量装置により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合品及び不適合品を選別する選別装置と、を備える重量選別装置。
  2. ガラス成形品を搬送する搬送装置から前記ガラス成形品を取り出し、所定の秤量位置に移載する第一の移載装置と、
    前記移載されたガラス成形品を前記所定の秤量位置で秤量する秤量装置と、
    前記秤量装置により秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する判定装置と、
    前記判定装置により不適合と判定されたガラス成形品を排出する排出手段と、を備える重量選別装置。
  3. 前記重量選別装置は、前記判定装置により適合と判定されたガラス成形品を所定の位置に移載する第二の移載装置を備える、請求項2に記載の重量選別装置。
  4. 前記重量選別装置は、前記判定装置により適合と判定されたガラス成形品を前記所定の秤量位置から前記搬送装置へと移載する第二の移載装置を備える、請求項2に記載の重量選別装置。
  5. 前記秤量装置、及び前記選別装置が複数備えられ、複数のガラス成形品を一度に秤量、及び選別し、その後基準点の調整をする、請求項1に記載の重量選別装置。
  6. 前記第一の移載装置、及び前記秤量装置が複数備えられ、複数のガラス成形品を一度に秤量、判定及び移載し、その後基準点の調整をする、請求項2に記載の重量選別装置。
  7. 前記第一の移載装置、前記第二の移載装置、及び前記秤量装置が複数備えられ、複数のガラス成形品を一度に秤量、判定及び移載し、その後基準点の調整をする、請求項3、又は請求項4のいずれかに記載の重量選別装置。
  8. 前記秤量装置は、当該秤量装置に帯電した静電気を除電する除電手段を備える、請求項1から請求項7に記載の重量選別装置。
  9. 原料を溶融して溶融ガラスにする溶融槽と、溶融槽に接続され、前記溶融ガラスを前記溶融槽から抽出する誘導路と、を有する溶解装置と、
    前記誘導路を介して抽出された前記溶融ガラスを流下させる流下装置と、
    前記溶融ガラスをガラス成形品に成形する成形型を有する成形装置と、
    前記成形型により成形された前記ガラス成形品を搬送する搬送装置と、
    前記ガラス成形品を前記成形装置から前記搬送装置に逐次移載する第三の移載装置と、を備えるガラス成形品製造装置であって、請求項1から請求項8のいずれかに記載の重量選別装置をさらに備えるガラス成形品成形装置。
  10. ガラス成形品を搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程において搬送される前記ガラス成形品を取り出し、所定の秤量位置に移載する第一の移載工程と、
    前記第一の移載工程において移載された前記ガラス成形品を前記所定の秤量位置で秤量する秤量工程と、
    前記秤量工程において秤量された結果に基づき、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定する判定工程と、
    前記判定工程において不適合と判定された前記ガラス成形品を排出する排出工程と、を含むガラス成形品の重量選別方法。
  11. 前記重量選別方法は、前記判定工程により適合と判定されたガラス成形品を所定の位置に移載する第二の移載工程を含む、請求項10に記載の重量選別方法。
  12. 前記重量選別方法は、前記判定工程により適合と判定されたガラス成形品を前記所定の秤量位置から、前記搬送工程に用いられる搬送装置へと移載する第二の移載工程を含む、請求項10に記載の重量選別方法。
  13. 前記第一の移載工程は、複数の前記ガラス成形品を、前記ガラス成形品の数に対応した複数の秤量位置まで同時に移載し、前記秤量工程は、前記秤量位置まで移載された複数の前記ガラス成形品を同時に秤量し、前記判定工程は、複数の前記ガラス成形品について、予め定められた規格に対する適合及び不適合を判定し、前記排出工程は、不適合と判定された前記ガラス成形品のみを前記秤量位置から排出する、請求項10から請求項12のいずれかに記載の重量選別方法。
  14. 前記秤量工程において、前記秤量工程に用いられる秤量装置に帯電した静電気を除電する除電工程を行う、請求項10から請求項13に記載の重量選別方法。
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