JP2007250194A - 組電池の短絡検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組電池を構成する複数の単電池の性能を確保しながら、単電池間で生じた筐体同士の短絡を検出することができる組電池の短絡検出装置を提供する。
【解決手段】単電池BC1の筐体30aに設置された電位測定部101において、筐体30aと接地電池との間には誘電体層70を含むコンデンサC1と誘電体層72を含むコンデンサC2とが直列に接続される。スイッチ回路SW1がオンされると、コンデンサC1,C2の接続点となる導電体層80が接地電位に接続される。電圧センサ91は、導電体層80の電位と接地電位との電位差Vc1を検出して短絡検出部110へ出力する。短絡検出部110は電位差Vc1に基づいて筐体30aの短絡を検出する。これによれば、筐体30aを通電して直接的にその電位を測定することなく、筐体同士の短絡を検出することができる。この結果、筐体の通電による電池性能の劣化を抑制できる。
【選択図】図6

Description

この発明は、組電池の短絡検出装置に関し、特に、組電池を構成する複数の単電池における電池ケース間の短絡を検出する組電池の短絡検出装置に関する。
車両に搭載されて駆動源に電力を供給したり、補機に電力を供給したりする電池として、複数の単電池を直列に接続して構成される組電池がある。このような組電池を構成する単電池としては、たとえば鉛蓄電池、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池が用いられる。特に、リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池に比べて定格電圧が高いことから、小型かつ高電圧の出力を有する車両用電源を実現するとして注目されている。
ここで、リチウムイオン電池は、周知のように、電解液に非水電解質を用い、かつ、正極および負極にリチウムイオンと電子とを可逆的に出し入れできる材料を用いた非水電解質二次電池である。充放電時にリチウムイオンが正極と負極との間を行き来することによって二次電池として機能する。なお、ニッケル水素電池は電解液を水溶液としている。
そして、リチウムイオン電池の外形を構成する筐体には、通常、アルミニウム等の金属部材が用いられる。これは、リチウムイオン電池が電解液を非水電解質とするため、その筐体を樹脂部材で構成することにより、樹脂部材を介して電池内部に透過した水分が非水電解質と反応してフッ酸を生成して電極を腐食させるという問題が生じるためである。
すなわち、リチウムイオン電池は、電池構成上から、筐体が電解液と等電位となり、その電位が正極電位と負極電位との中間電位となる。したがって、複数のリチウムイオン電池を直列に接続して組電池を構成した場合、各単電池が直接接触することなどによって筐体間に短絡が生じると、筐体同士が同電位となるため、組電池としての十分な定格電圧が得られなくなる。
さらに、一方の筐体と他方の筐体との間をその電位差に応じた電流が流れるため、それぞれの単電池において電池性能が劣化するという問題が起こり得る。詳細には、高電圧側に配置された単電池においては、電子が筐体に流入することによって電解液中のリチウムイオン、電子、および筐体である金属部材の合金化反応が進行する。そのため、電解液中のリチウムイオンが著しく減少し、電位容量の低下を招くおそれがある。また、低電圧側に配置された単電池においては、筐体の金属部材から電子が脱離されることによって筐体の溶解反応が進行し、筐体の腐食に伴なう電解液の漏れが発生する可能性がある。
そこで、最近では、短絡を確実に阻止することを目的とした組電池の構成が検討されている(たとえば特許文献1および2参照)。
たとえば特許文献1は、金属製の皿状接続体を介して複数の二次電池を直線状に接続してなるモジュール電池を複数本ホルダーケース内に平行に並べて収納している組電池を開示する。これによれば、モジュール電池は、皿状接続体と二次電池との間に配設される絶縁体に、二次電池の端部を挿入する筒状キャップを設けるとともに、二次電池の外周面から突出する凸部を設けている。そのため、モジュール電池は、ホルダーケース内に収納するとき、あるいは組電池を使用するときにおいて、皿状接続体のフランジ部が外部の金属等に直接に接触して短絡するのを有効に防止することができる。
また、特許文献2は、アルミニウムを含む電池ケースに、金属製の正・負極端子がそれぞれ封止固定された非水電解質電池であって、正極端子と電池ケース間は絶縁されており、かつ、負極端子と電池ケース間が1Ω〜1MΩの抵抗を介して接続されていることを特徴とするものを開示する。これによれば、組電池の組立途中において正極端子と電池ケースとが不用意に工具などにより接触したとしても、電池ケースは負極端子と絶縁されているため接触部に電流が流れない。一方、負極端子と電池ケースとが不用意に接触したとしても、電池ケースと正極端子とは抵抗値1Ω〜1MΩで接続されているため、流れる電流がわずかであり、電池の破損を防止することができる。
特開2001−185102号公報 特開2005−166584号公報
しかしながら、上記の特許文献1による組電池は、直線状に接続された複数の二次電池からなるモジュール電池と外部の金属等との短絡を防止することを目的としており、隣接する二次電池間で起こり得る筐体同士の短絡を防止することについては検討されるに至っていない。
また、特許文献2による非水電解質電池においても、正極端子または負極端子と電池ケースとの間の短絡を防止することができるが、複数個を配列させて組電池を構成したときに隣り合う電池間で起こり得る電池ケース同士の短絡については、その対応が不十分であるといえる。
さらに、いずれの特許文献においても、万一、組電池内部への漏水や結露などに起因して筐体同士の短絡が生じた場合に、その短絡を検出する技術については何ら開示しておらず、組電池の性能確保の点において未だ問題が残る。
それゆえ、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、組電池を構成する複数の単電池の性能を確保しながら、単電池間で生じた筐体同士の短絡を検出することができる組電池の短絡検出装置を提供することである。
この発明によれば、組電池の短絡検出装置は、直列接続された複数の単電池からなる組電池に用いられる。各複数の単電池は、正負極端子と絶縁され、かつ、電解液と導通可能に配された筐体を含む。組電池の短絡検出装置は、筐体と所定電位との間に直列に接続された第1および第2の容量素子と、第1の容量素子と第2の容量素子との接続点の電位を測定する電位測定部と、測定された接続点の電位に基づいて、隣接する単電池間の筐体同士の短絡を検出する短絡検出部とを備える。
上記の組電池の短絡検出装置によれば、筐体と容量結合された接続点に筐体の電位に応じて誘起される電位に基づいて筐体同士の短絡を検出する。これによれば、個々の筐体の電位を直接的に測定して短絡を検出するのに対して、筐体に電流を流すことなく筐体同士の短絡を検出することができる。この結果、筐体が通電されることにより生じる単電池の性能劣化を抑制しながら、筐体同士の短絡を検出することが可能となる。
好ましくは、電位測定部は、接続点と所定の電位とを電気的に接続するためのスイッチ回路と、スイッチ回路が導通したことに応じて接続点の電位を検出する電位センサとを含む。短絡検出部は、スイッチ回路が導通した時点以降に検出される接続点の電位の時間的変化に基づいて、隣接する単電池間の筐体同士の短絡を検出する。
上記の組電池の短絡検出装置によれば、接続点の電位はスイッチ回路の導通直後に急峻に変化してその後安定化する時間的変化を示すため、スイッチ回路を導通した時点以降に安定した接続点の電位に基づいて筐体同士の短絡を検出することにより、高い精度で短絡を検出することができる。
好ましくは、短絡検出部は、スイッチ回路が導通した時点から所定期間が経過した時点における接続点の電位が所定の電圧範囲にないことに応じて、隣接する単電池間の筐体同士の短絡を検出する。所定の電圧範囲は、筐体が隣接する単電池の筐体と短絡していないときにスイッチ回路が導通した時点から所定期間が経過した時点において接続点が取り得る電位に基づいて設定される。
上記の組電池の短絡検出装置によれば、接続点の電位の測定結果を正常時の接続点の電位を基に設定された所定の電位範囲に照らし合わせることにより、筐体同士の短絡を容易かつ迅速に検出することができる。
好ましくは、短絡検出部は、隣接する2個の単電池において、一方の単電池に対応する接続点の電位が所定の電位範囲にないこと、かつ、他方の単電池に対応する接続点の電位が所定の電位範囲にないことに応じて、2個の単電池間の筐体同士の短絡を検出する。
上記の組電池の短絡検出装置によれば、組電池を構成する複数の単電池の中から筐体同士が短絡した単電池を容易に特定することができる。また、隣接する単電池の双方に短絡が検出されたことに応じて筐体同士が短絡したと判定することから、正確な短絡検出を行なうことができる。
この発明によれば、単電池の筐体と容量結合された接続点に筐体の電位に応じて誘起される電位に基づいて筐体同士の短絡を検出する。そのため、筐体を通電してその電位を測定して短絡を検出するのに対して、筐体の通電に起因する電池性能の劣化を抑制することができる。この結果、単電池の性能を劣化させることなく、筐体同士の短絡を検出することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態による組電池の短絡検出装置が適用される組電池の斜視図である。
図1を参照して、組電池10は、複数の単電池を直列に接続して構成される。具体的には、組電池10は、複数個(たとえば4個とする)の単電池BC1〜BC4を積層した積層体12と、一対のエンドプレート18a,18bと、エンドプレート18a,18bに取り付けられた締結部材20a,20b(ただし、20bは積層体12の裏面にあるため図示されていない)とを含む。
単電池BC1〜BC4は、非水電解質二次電池であって、たとえばリチウムイオン電池からなる。単電池BC1〜BC4の各々は、いわゆる角型平板状の外形を有しており、所定の間隔をおいて側面を対向させて整列配置される。この整列配置については、4個の単電池BC1〜BC4を直列接続しやすいように、正極端子と負極端子との配置が1個おきに逆になるように配置することができる。すなわち、単電池BC1の負極端子42aに単電池BC2の正極端子40bが隣接し、単電池BC2の負極端子42bに単電池BC3の正極端子40cが隣接し、単電池BC3の負極端子42cに単電池BC4の正極端子40dが隣接するように配置される。
そして、負極端子42aと正極端子40b、負極端子42bと正極端子40c、負極端子42cと正極端子40dを接続すれば、正極端子40aと負極端子42dとの間に、4段直列接続の定格電圧を取り出すことができる。
図2は、図1における単電池BC1〜BC4を構成するリチウムイオン電池の構成の一例を示す図である。なお、単電池BC1〜BC4はいずれも同一構成を有するため、図2では、代表して単電池BC1の構成を示す。
図2を参照して、単電池BC1は、リチウムイオン電池であり、上部に開口部を有する金属部材からなる扁平箱型の筐体30aと、筐体30aの上部開口部に嵌合される蓋部32aと、筐体30aの内部に収容される電極群34aと、電極群34aに含浸させる電解液とからなる。
筐体30aは、たとえばアルミニウムなどの金属板を略直方体の箱型に成形したものが用いられる。蓋部32aには、互いに絶縁された正極端子40aと負極端子42aとが取り付けられている。蓋部32aに筐体30aと同じ材質の金属板を用いた場合、蓋部32aと正極端子40aおよび負極端子42aとの間には樹脂等の絶縁部材が設けられる。
電極群34aは、図示は省略するが、各々に活物質が塗布された2枚の電極体をセパレータを介して積層して、ロール状に巻回したものである。具体的には、2枚の電極体のうちの一方の電極体は、アルミニウム箔を下地としてその表面に活物質が塗布され、正極引出部50aがアルミニウムの部分に溶接等によって接続される。また、他方の電極体は、銅箔を下地としてその表面に活物質が塗布され、負極引出部52aが銅の部分に溶接等によって接続される。そして、電極群34aは、電極体、セパレータ、電極体の順に重ね合わされて巻回されると、正極引出部50aと負極引出部52aとを筐体30aの上部開口部に突き出すようにして筐体30aの内部に収容される。その後、電解液が注入されて電極体とセパレータとの間に含浸される。正極引出部50aと負極引出部52aとは、蓋部32aの正極端子40aおよび負極端子42aにそれぞれ接続される。
図2から明らかなように、筐体30aは金属部材からなり導電性を有するため、内部に注入された電解液と略同電位となる。すなわち、正極電位と負極電位との中間電位となる。したがって、図1のように複数個の単電池BC1〜BC4を直列に接続して組電池10を構成した場合、隣り合う2個の単電池において、各々の正負極端子および筐体の電位は、図3のような関係となる。
図3は、組電池の隣り合う単電池間における電位の関係を説明するための図である。
図3を参照して、たとえば図1の組電池10のうちの隣り合う単電池BC1と単電池BC2とにおいて、高電圧側に配置される単電池BC1は、正極端子40aの電位(正極電位)をV1Hとし、負極端子42aの電位(負極電位)をV1Lとする。また、低圧側に配置される単電池BC2は、正極端子40bの電位(正極電位)をV2Hとし、負極端子42bの電位(負極電位)をV2Lとする。
図3から分かるように、負極端子42aと正極端子40bとは導電部材44により電気的に接続されているため、単電池BC1の負極電位V1Lと単電池BC2の正極電位V2Hとは等電位となる。
そして、単電池BC1の筐体30aは、正極電位V1Hと負極電位V1Lとの中間電位(=(V1H+V1L)/2)を示す。一方、単電池BC2の筐体30bは、正極電位V2Hと負極電位V2Lとの中間電位(=(V2H+V2L)/2)を示す。
ここで、以上の電位関係からなる単電池BC1と単電池BC2との間で、筐体30aと筐体30bとが短絡した場合を考える。なお、隣接する単電池間での筐体同士が短絡する場合としては、たとえば、一方の単電池の筐体の側面とこれに対向する他方の単電池の筐体の側面との間に結露が生成されたとき、もしくは、組電池に漏水が生じたときなどが挙げられる。
このとき、筐体30a,30bの電位は、短絡によって図中に矢印で示すように、互いに等しい電位となる。すなわち、筐体30aの電位は、それまでの単電池BC1の正負極電位の中間電位から負極電位V1Lまで低下する。一方、筐体30bの電位は、それまでの単電池BC2の正負極電位の中間電位から正極電位V2H(すなわち、単電池BC1の負極電位V1Lに相当)まで増加する。
そして、筐体30a,30bの電位が低下/増加する過程において、両者間には本来の電位差に応じた電流が流れることとなる。これにより、単電池BC1,BC2の内部では図4に示すような反応が促進して、それぞれの電池性能を劣化に至らしめる。
図4は、単電池間での筐体同士の短絡により生じる現象を説明するための図である。
図4を参照して、単電池BC1と単電池BC2との間には、高電位側の筐体30aから低電位側の筐体30bへ通じる電流の経路Rt1が形成される。すなわち、この経路Rt1を通って筐体30bから筐体30aへ電子が流入することとなる。そのため、筐体30aでは、電解液中のリチウムイオンLiが筐体30aとの界面に引き寄せられて、リチウムイオンLiとアルミニウムとの合金化が進行する。かかる合金化によって電解液中のリチウムイオンLiが減少するため、単電池BC1の性能が低下する可能性がある。
これに対し、単電池BC2では、筐体30bを構成するアルミニウムから電子が電離することに応じて、アルミニウムイオンAl3+が電解液中に溶け出す。そのため、筐体30bの腐食が進み、単電池BC2の性能を低下させるおそれがある。
以上に述べたように、筐体が金属部材からなる非水電解質二次電池を直列接続して組電池を構成した場合、隣接する単電池間で筐体同士が短絡したことによって、いずれの単電池についても性能劣化を引き起こす可能性がある。
なお、かかる不具合を防止する方策の1つとしては、各単電池の筐体を絶縁部材で被覆することが挙げられる。しかしながら、一般に絶縁部材は熱伝導率が金属部材に比べて低いことから、組電池としての十分な放熱性を得ることが困難となる。また、かかる方策によっても、万一、単電池間で筐体同士が短絡した場合には、その短絡を検出することは不可能とされる。
そこで、筐体同士の短絡を検出する手段としては、以下に示すように、図3の電位関係に基づいて筐体ごとの電位を測定するのが最も簡易であると予想される。
図5は、筐体の電位を測定するための電位測定装置の一例を説明するための概略構成図である。
図5を参照して、単電池BC1の筐体30aには一組の電位測定装置が取り付けられる。電位測定装置は、電圧センサ62と、電圧センサ62と筐体30aとを電気的に結合または分離するためのスイッチ回路SWとを含む。
図5の構成において、スイッチ回路SWを導通して筐体30aと電圧センサ62とを電気的に結合すると、電圧センサ62の内部抵抗rには、筐体30aと接地レベルとの電位差に応じた電流が流れる。このとき、内部抵抗rの両端に生じた電圧を電圧センサ62で検出することにより、筐体30aの電位を測定することができる。
しかしながら、図5から明らかなように、筐体30aの電位を測定する際に筐体30aを電流が流れる。したがって、電子が筐体30aに流れ込むことによって、単電池BC1の内部では、筐体30aと電解液との境界面においてリチウムイオンLiとアルミニウムとの合金60が生成されることとなる。すなわち、単電池BC1の内部では、筐体30aが他の単電池の筐体と短絡したときと同じ現象が電位測定時においても起こることから、電池性能の劣化を招く結果となる。
そこで、この発明による組電池の短絡検出装置は、筐体自体には電流を流さず、すなわち筐体に電子を流入させずに、その筐体同士の短絡を検出する手段を備えることを特徴的な構成とする。これによれば、電池性能の劣化を伴なうことなく、単電池間の筐体同士の短絡を簡易に検出することができる。
図6は、この発明による組電池の短絡検出装置の構成を示す図である。
図6を参照して、組電池の短絡検出装置は、電位測定部101,102と、短絡検出部110とを備える。
電位測定部101は、単電池BC1の筐体30aに設置され、誘電体層70,72と、導電体層80,82と、電圧センサ91と、スイッチ回路SW1とを含む。
誘電体層70は、筐体30aの側面と導電体層80の一方端面との間に配される。誘電体層72は、導電体層80の他方端面と導電体層82の一方端面との間に配される。そして、導電体層82の他方端面は、接地電位に接続される。
誘電体層70は、筐体30aおよび導電体層80を電極板としてコンデンサC1を形成する。また、誘電体層72は、導電体層80,82を電極板としてコンデンサC2を形成する。すなわち、筐体30aと接地電位との間に2つのコンデンサC1,C2が直列接続されたものとみなすことができる。
そして、2つのコンデンサC1,C2の接続点となる導電体層80は、スイッチ回路SW1と電圧センサ91とを介して接地電位に接続される。スイッチ回路SW1は、短絡検出部110からの信号SE1に応じてオン/オフされる。スイッチ回路SW1が信号SE1に応じてオンされることにより、導電体層80は接地電位に電気的に接続される。これにより、導電体層80の電位と接地電位との電位差に応じた電流が電圧センサ91の内部抵抗rを通過する。電圧センサ91は、内部抵抗r1の両端に生じた電圧Vc1を検出し、その検出した電圧Vc1を短絡検出部110へ出力する。
電圧測定部102は、電圧測定部101と同様の構成からなる。すなわち、電位測定部102は、単電池BC2の筐体30bと接地電池との間に直列接続された2つのコンデンサC1,C2と、コンデンサC1,C2の接続点と接地電位との間に配されたスイッチ回路SW2および電圧センサ92とを含む。
電圧センサ92は、短絡検出部110からの信号SE2に応じてスイッチ回路SW2がオンされると、単電池BC2の筐体30bと接地電池との間に直列接続された2つのコンデンサの接続点の電位Vc2を検出し、その検出した電圧Vc2を短絡検出部110へ出力する。
図7は、図6の電位測定部101の等価回路図である。なお、図6の電位測定部102についても同様の等価回路で表わされる。
図7を参照して、単電池BC1の筐体30aと接地電位との間には、コンデンサC1とコンデンサC2とが直列に接続されている。なお、コンデンサC1,C2の容量Cは、たとえば誘電体層70,72をともに誘電率ε、面積Sおよび厚さdとした場合、C=εS/dで表わされる。
コンデンサC1とコンデンサC2との接続点であるノードN1は、スイッチ回路SW1および電圧センサ91を介して接地電位に接続される。スイッチ回路SW1は、図示しない短絡検出部110からの信号SE1によりオン/オフされる。
以上の構成において、筐体30aに電位Vが与えられたとする。スイッチ回路SW1がオフ状態のとき、コンデンサC1,C2の一対の電極板には+Q、−Qの電荷がそれぞれ誘導される。このとき、コンデンサC1,C2にかかる電圧V1,V2は、V1=V2=Q/Cであることから、ノードN1の電位は、V/2となる。すなわち、ノードN1には、筐体30aの電位に応じた電位が誘起されることが分かる。よって、ノードN1の電位Vn1を測定することにより、筐体30aの電位を検出することが可能となる。
次に、スイッチ回路SW1がオフ状態からオン状態に切換えられると、ノードN1が接地電位と電気的に接続されるため、その電位はV/2から接地電位に低下する。したがって、コンデンサC1にかかる電圧V1がV/2からVに増加し、コンデンサC1の電極板には+2Q,−2Qの電荷が誘導される。
このとき、図7に示すように、コンデンサC1の電荷が増加したことに応じて、コンデンサC1の電極板の一方には電子eがさらに引き寄せられる。これに応じて、単電池BC1の内部では、筐体30aと電解液との境界面に電解液中のリチウムイオンLiが引き寄せられる。
しかしながら、筐体30aとノードN1とはコンデンサC1により容量結合されているため、引き寄せられた電子eが筐体30aに流入することがない。これにより、単電池BC1では、筐体30aと電解液との境界面に極めて薄い層の両面が帯電されてなる電気二重層が形成される。したがって、リチウムイオンLiが筐体30aに付着するのが抑えられるため、リチウムイオンLiと筐体30aのアルミニウムとの合金化反応を阻止することができる。
以上のように、この発明によれば、筐体と容量結合されたノードに誘起される電位を測定することから、筐体には電位測定時に電流が流れることがない。したがって、電池性能を劣化させることなく、単電池間で生じた筐体同士の短絡を検出することが可能となる。以下に、この発明による組電池の短絡検出装置における短絡検出動作について説明する。
図8は、図6の短絡検出部110が行なう短絡検出動作の説明するためのタイミングチャートである。
図8を参照して、単電池BC1に設置された電位測定部101にて検出されるノードN1の電位Vn1は、筐体30aと筐体30bとが開放している正常時では、曲線LN1に示すように、単電池BC1の正負極電位V1H,V1Lの中間電位に応じた所定の電位V1_stdを示す。そして、時刻t0にスイッチ回路SW1がオンされたことに応じて、所定の電位V1_stdから接地電位へと徐々に低下する。なお、時刻t0からノードの電位Vn1が接地電位となる時刻t2までの期間は、コンデンサC1の容量Cと電圧センサ91の内部抵抗r1の抵抗値とで決まる時定数から求めることができる。
これに対し、筐体30aが筐体30bと短絡しているときには、ノードN1の電位Vn1は、曲線LN2に示すように、所定の電位V1_stdを下回る。図3で述べたように、筐体30aの電位が負極電位V1Lに低下したことによる。そのため、時刻t0にスイッチ回路SW1がオンされると、ノードN1の電位Vn1は、所定の電位V1_stdよりも低い電位を初期値として、所定の時定数を持って接地電位まで低下する。
そこで、短絡検出部110は、電圧センサ91から時刻t0以降のノードN1の電位Vn1を受けると、その大きさに基づいて筐体30aが短絡しているか否かを判定する。
より具体的には、短絡検出部110は、時刻t0から所定期間Δtが経過した時刻t1におけるノードN1の電位Vn1が予め設定した所定の電圧範囲R1にあるか否かに基づいて、筐体30aが短絡しているか否かを判定する。
なお、所定の電圧範囲R1としては、図8に示すように、曲線LN1で示される正常時におけるノードN1の電位Vn1の時間的変化に基づいて、時刻t1に電位Vn1が取り得る電圧範囲が設定される。また、所定期間Δtは、時刻t0直後ではノードN1の電位Vn1が急激に低下するため電位の検出精度に影響を及ぼすことを考慮して、電位Vn1が比較的安定した時刻での電位Vn1を検出するように設定される。
したがって、短絡検出部110は、時刻t1におけるノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にあることに応じて、筐体30aが他の単電池の筐体と短絡していないと判定する。一方、時刻t1におけるノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にないことに応じて、筐体30aが他の単電池の筐体と短絡していると判定する。
さらに、短絡検出部110は、単電池BC2についても同様に、電位測定部102からノードN2の電位Vn2を受けると、その大きさに基づいて筐体30bが短絡しているか否かを判定する。
具体的には、図9を参照して、筐体30bが短絡していない正常時であれば、ノードN2の電位Vn2は、曲線LN3で示すように、単電池BC2の正負極電位V2H,V2Lの中間電位に応じた所定の電位V2_stdを示す。そして、時刻t0でスイッチ回路SW2がオンされたことに応じて、コンデンサC1の容量Cと電圧センサ92の内部抵抗r2の抵抗値とで決まる時定数に従って接地電位へと次第に低下する。
一方、筐体30bが筐体30aと短絡しているときには、曲線LN4で示すように、
ノードN2の電位Vn2は、所定の電位V2_stdを上回る。図3で述べたように、筐体30bの電位が正極電位V2Hに増加したことによる。そのため、時刻t0にスイッチ回路SW2がオンされると、ノードN2の電位Vn2は、所定の電位V2_stdよりも高い電位を初期値として、所定の時定数を持って接地電位まで低下する。
そこで、短絡検出部110は、図9の曲線LN3で示される正常時におけるノードN2の電位Vn2の時間的変化に基づいて、時刻t1に電位Vn2が取り得る電圧範囲を所定の電圧範囲R2として予め設定する。そして、時刻t1における電位Vn2がその設定した所定の電圧範囲R2にあるか否かに基づいて筐体30bが短絡しているか否かを判定する。
以上のように、組電池を構成する単電池の各々について、筐体の電位に応じて筐体と容量結合されたノードに誘起される電位を測定することにより、筐体に電流を流すことなく筐体が短絡しているか否かを判定することができる。
さらに、単電池ごとの判定結果を組合せることにより、いずれの単電池間で短絡が生じているかを検出することが可能となる。たとえば図8に示したノードN1の電位Vn1の大きさに基づいて単電池BC1が短絡していると判定され、かつ、図9で示したノードN2の電位Vn2の大きさに基づいて単電池BC2が短絡していると判定されたときには、単電池BC1,BC2の筐体同士が短絡していると判断することができる。また、ノードN2の電位Vn2の大きさに基づいて単電池BC2が短絡していると判定され、かつ、単電池BC3が短絡していると判定されたときには、単電池BC2,BC3の筐体同士が短絡していると判断することができる。したがって、組電池を構成する複数の単電池の中から筐体同士の短絡が生じた2個の単電池を正確に特定することが可能となる。
図10は、この発明による組電池の短絡検出動作を説明するためのフローチャートである。なお、図10のフローチャートは、組電池を構成する複数の単電池のうちの隣り合う2個の単電池BC1,BC2について筐体同士の短絡を検出する動作を示している。
図10を参照して、一連の短絡検出動作を開始するにあたり、隣り合う単電池BC1,BC2において、筐体30a,30bに電位測定部101,102がそれぞれ取り付けられる(ステップS01)。
次に、短絡検出部110は、単電池BC1に対応する電位測定部101に含まれるスイッチ回路SW1をオンするための信号SE1を生成してスイッチ回路SW1へ出力する。これにより、スイッチ回路SW1のみがオンされ、ノードN1と接地電位とが電気的に接続される(ステップS02)。電圧センサ91は、スイッチ回路SW1がオンされたことに応じてノードN1の電位Vn1を検出し、その検出した電位Vn1を短絡検出部110へ出力する。
短絡検出部110は、スイッチ回路SW1はオンされた時刻から所定期間Δtだけ経過した時刻におけるノードN1の電位Vn1を検出する(ステップS03)。そして、短絡検出部110は、その検出されたノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にあるか否かを判定する(ステップS04).
ステップS04にてノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にあるとき、短絡検出部110は、単電池BC1の筐体30aが短絡していないと判定する。一方、ステップS04にてノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にないとき、短絡検出部110は、単電池BC2に対応する電位測定部102に含まれるスイッチ回路SW2をオンするための信号SE2を生成してスイッチ回路SW2へ出力する。これにより、スイッチ回路SW2のみがオンされ、ノードN2と接地電位とが電気的に接続される(ステップS05)。電圧センサ92は、スイッチ回路SW2がオンされたことに応じてノードN2の電位Vn2を検出し、その検出した電位Vn2を短絡検出部110へ出力する。
短絡検出部110は、スイッチ回路SW2はオンされた時刻から所定期間Δtだけ経過した時刻におけるノードN2の電位Vn2を検出する(ステップS06)。そして、短絡検出部110は、その検出されたノードN2の電位Vn1が所定の電圧範囲R2にあるか否かを判定する(ステップS07).
ステップS07にてノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にあるとき、短絡検出部110は、単電池BC2の筐体30bが短絡していないと判定する。一方、ステップS07にてノードN1の電位Vn1が所定の電圧範囲R1にないとき、すなわち、単電池BC1の筐体30aと単電池BC2の筐体30bとの双方に短絡が検出されたとき、単電池BC1,BC2の筐体同士が短絡していると判定する(ステップS08)。
なお、この発明の実施の形態では、組電池を構成する単電池をリチウムイオン電池とした場合について説明したが、リチウムイオン電池以外の非水電解質二次電池においても、この発明による組電池の短絡検出装置を適用することができる。さらには、非水電解質一次電池や非水電解質を含むキャパシタを単電池とした組電池についても、この発明による組電池の短絡検出装置を適用することができる。
以上のように、この発明の実施の形態によれば、単電池の筐体と容量結合されたノードに誘起される電位に基づいて筐体同士の短絡を判定するため、筐体に電流を流すことなく筐体同士の短絡を検出することができる。この結果、電池性能を劣化させることなく、単電池間で生じた筐体同士の短絡を迅速に検出することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、複数の非水電解質電池を直列に接続して構成された組電池における筐体同士の短絡を検出する組電池の短絡検出装置に利用することができる。
この発明の実施の形態による組電池の短絡検出装置が適用される組電池の斜視図である。 図1における単電池を構成するリチウムイオン電池の構成の一例を示す図である。 組電池の隣り合う単電池間における電位の関係を説明するための図である。 単電池間での筐体同士の短絡により生じる現象を説明するための図である。 筐体の電位を測定するための電位測定装置の一例を説明するための概略構成図である。 この発明による組電池の短絡検出装置の構成を示す図である。 図6の電位測定部の等価回路図である。 図6の短絡検出部が行なう短絡検出動作の説明するためのタイミングチャートである。 図6の短絡検出部が行なう短絡検出動作の説明するためのタイミングチャートである。 この発明による組電池の短絡検出動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 組電池、12 積層体、18a,18b エンドプレート、20a,20b 締結部材、30a,30b 筐体、32a 蓋部、34a 電極群、40a〜40d 正極端子、42a〜42d 負極端子、44 導電部材、50a 正極引出部、52a 負極引出部、60 合金、62,91,92 電圧センサ、70,72 誘電体層、80,82 導電体層、101,102 電位測定部、110 短絡検出部、BC1〜BC4 単電池、C1,C2 コンデンサ、r,r1,r2 内部抵抗、SW,SW1,SW2 スイッチ回路。

Claims (4)

  1. 直列接続された複数の単電池からなる組電池に用いる組電池の短絡検出装置であって、
    各前記複数の単電池は、正負極端子と絶縁され、かつ、電解液と導通可能に配された筐体を含み、
    前記組電池の短絡検出装置は、
    前記筐体と所定電位との間に直列に接続された第1および第2の容量素子と、
    前記第1の容量素子と前記第2の容量素子との接続点の電位を測定する電位測定部と、
    測定された前記接続点の電位に基づいて、隣接する前記単電池間の前記筐体同士の短絡を検出する短絡検出部とを備える、組電池の短絡検出装置。
  2. 前記電位測定部は、
    前記接続点と前記所定の電位とを電気的に接続するためのスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路が導通したことに応じて前記接続点の電位を検出する電位センサとを含み、
    前記短絡検出部は、前記スイッチ回路が導通した時点以降に検出される前記接続点の電位に基づいて、前記隣接する単電池間の前記筐体同士の短絡を検出する、請求項1に記載の組電池の短絡検出装置。
  3. 前記短絡検出部は、前記スイッチ回路が導通した時点から所定期間が経過した時点における前記接続点の電位が所定の電圧範囲にないことに応じて、前記隣接する単電池間の前記筐体同士の短絡を検出し、
    前記所定の電圧範囲は、前記筐体が前記隣接する単電池の筐体と短絡していないときに前記スイッチ回路が導通した時点から前記所定期間が経過した時点において前記接続点が取り得る電位に基づいて設定される、請求項2に記載の組電池の短絡検出装置。
  4. 前記短絡検出部は、隣接する2個の単電池において、一方の前記単電池に対応する前記接続点の電位が前記所定の電位範囲にないこと、かつ、他方の前記単電池に対応する前記接続点の電位が前記所定の電位範囲にないことに応じて、前記2個の単電池間の前記筐体同士の短絡を検出する、請求項3に記載の組電池の短絡検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010033777A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電池パック容器、電池パック及びリチウム二次電池
JP2015115232A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 三菱重工業株式会社 異状態監視装置、異状態監視システム、異状態監視方法、及びプログラム
JP2016103342A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 株式会社豊田自動織機 蓄電装置モジュールの製造方法、及び、蓄電装置モジュール

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