JP2007250137A - 光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 有機色素材料を記録層の案内溝に確実に塗布するための案内溝深さ等の規格を提供して信頼性の高い光ディスクを提供する。
【解決手段】 光入射側に設けられる透明基板層(11)と、第1深さ(H1)の第1案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第1情報層(12)と、第1情報層上に設けられる接着層(13)と、第1深さ(H1)より深い第2深さ(H2)の第2案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第2の情報層(14)を具備する光ディスクであって、第1深さ(H1)及び第2深さ(H2)ともにλ/2n以下であり、第1及び第2案内溝の幅が0.3μm以下であり、第1及び第2案内溝の凹凸の周期が0.45μm以下であり、第1及び第2情報層は、情報の記録再生に用いるレーザ光の波長λ=390nm以上420nm以下の範囲において光吸収をもつ有機色素材料を含むことを特徴とする光ディスク。
【選択図】 図1
【解決手段】 光入射側に設けられる透明基板層(11)と、第1深さ(H1)の第1案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第1情報層(12)と、第1情報層上に設けられる接着層(13)と、第1深さ(H1)より深い第2深さ(H2)の第2案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第2の情報層(14)を具備する光ディスクであって、第1深さ(H1)及び第2深さ(H2)ともにλ/2n以下であり、第1及び第2案内溝の幅が0.3μm以下であり、第1及び第2案内溝の凹凸の周期が0.45μm以下であり、第1及び第2情報層は、情報の記録再生に用いるレーザ光の波長λ=390nm以上420nm以下の範囲において光吸収をもつ有機色素材料を含むことを特徴とする光ディスク。
【選択図】 図1
Description
この発明は、光入射面側から複数の記録膜に対して情報の記録再生を行うことが可能な多層型の光ディスク及びこの記録再生を行なう光ディスク装置に関する。
情報記録媒体としての光ディスクは、映像や音楽コンテンツの記録が可能なDVD規格の光ディスクが広く利用されており、再生専用型、1回のみ情報の記録が可能な追記型、コンピュータの外付けメモリや録再ビデオ等に代表される書き換え可能型等がある。DVD規格の光ディスクは、厚さが0.6mm(公称)の基板を2枚貼り合せた構造を有し、対物レンズのNAが0.6、記録/再生に用いられるレーザ光の波長が650nmである。近年、記憶容量の増大が期待されているが、記憶容量増大の手法としては、光源の短波長化、対物レンズの高開口数化、変復調技術の改良、フォーマット効率の向上、多層化等が挙げられる。HD DVD規格では波長405nm程度の青色レーザを用いることで記録密度を大幅に向上し容量の増加を図り、対物レンズのNAを0.65とすることで現行DVDとの親和性を可能としているが、更なる容量増加のため情報記録媒体の多層化が進められている。
このような多層化された情報記録媒体において、記録層の案内溝に用いられる材料として有機色素材料や無機色素材料が用いられ、同時に記録層の案内溝の深さについての情報も知られている。特許文献1は、相変化型二層光ディスクであって、第1記録層のプッシュプル信号の大きさが第2層より同等以上となる溝深さとすることを開示している。
特開2005−190647公報。
しかし、特許文献1の従来技術においては、記録層の案内溝に有機色素材料を用いる場合、案内溝の深さ等をどのくらいにすればよいかの開示が全くない。すなわち、有機色素材料は、蒸着処理ができず、液状で塗布する方法でしか案内溝に定着しにくく、例えば、案内溝の奥まで有機色素材料が流れ込まない場合、記録層の寿命が短くなったり信頼性が低下する等の不具合が生じるという問題がある。
本発明は、有機色素材料を記録層の案内溝に確実に塗布するための案内溝深さ等の規格を提供して信頼性の高い光ディスクを提供することを目的とする。
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、
光入射側に設けられる透明基板層(11)と、
前記透明基板層上に形成され、第1深さ(H1)の第1案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第1情報層(12)と、
前記第1情報層上に設けられる接着層(13)と、
前記接着層上に設けられ、前記第1深さ(H1)よりも深い第2深さ(H2)の第2案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第2の情報層(14)を具備する光ディスクであって、
前記第1深さ(H1)及び前記第2深さ(H2)ともに波長λを用いてλ/2n以下であり、
前記第1及び第2案内溝の幅が0.3μm以下であり、
前記第1及び第2案内溝の凹凸の周期が0.45μm以下であり、
前記第1及び第2情報層は、情報の記録再生に用いるレーザ光の波長λ=390nm以上420nm以下の範囲において光吸収をもつ有機色素材料を含むことを特徴とする光ディスクである。
光入射側に設けられる透明基板層(11)と、
前記透明基板層上に形成され、第1深さ(H1)の第1案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第1情報層(12)と、
前記第1情報層上に設けられる接着層(13)と、
前記接着層上に設けられ、前記第1深さ(H1)よりも深い第2深さ(H2)の第2案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第2の情報層(14)を具備する光ディスクであって、
前記第1深さ(H1)及び前記第2深さ(H2)ともに波長λを用いてλ/2n以下であり、
前記第1及び第2案内溝の幅が0.3μm以下であり、
前記第1及び第2案内溝の凹凸の周期が0.45μm以下であり、
前記第1及び第2情報層は、情報の記録再生に用いるレーザ光の波長λ=390nm以上420nm以下の範囲において光吸収をもつ有機色素材料を含むことを特徴とする光ディスクである。
2層追記型光ディスクにおいて、記録層の案内溝に有機色素材料を用いて動作信頼性を向上させるための案内溝深さ等の諸規格をもった光ディスクを提供する。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクの構成の一例を示す断面図である。
<本発明に係る光ディスクの第1実施形態:図1>
(構成及び材料)
図1は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクの案内溝の大きさの一例を示す断面図、図2は、同じく層構成の一例の断面図、図3は、同じく層構成の一例の断面図である。図1は基板のみの、図2は基板上に情報記録層を形成して両基板を接着した状態を示す。
(構成及び材料)
図1は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクの案内溝の大きさの一例を示す断面図、図2は、同じく層構成の一例の断面図、図3は、同じく層構成の一例の断面図である。図1は基板のみの、図2は基板上に情報記録層を形成して両基板を接着した状態を示す。
本発明に係る光ディスクDにおいては、図1に示すように、入射するレーザ光側から透明基板11、第1の情報層12、接着層(中間層)13、第2の情報層14、基板15が順次設けられている。基板11又15としては、ポリカーボネート(PC)基板やガラス基板を用いることができる。基板又接着層には、情報の記録再生を行うレーザ光のトラッキング用の案内溝が通常形成されている。図1で第1の情報層12に形成された案内溝深さをH1nm、第2の情報層14に形成された案内溝深さをH2nmとする。
この光ディスクにおいて、対物レンズにて集光されたレーザ光を透明基板11側から照射することにより、第1の情報層12及び第2の情報層14の記録再生が行なわれる。
なお、ここの第1情報層12及び第2情報層14において、情報が記録された記録領域では情報が記録されていない未記録領域に比べて反射率が高いことが好適であるが、これには限らない。
第1の情報層として図2に示すように透明基板21上には、記録層22,反射層23が順次積層された構成となっている。その上に接着層24、そして第2の情報層として記録層25,反射層26が積層された構成となっている。
又、図3のように接着層34と第2の情報層の記録層35の間には誘電体膜層38が挿入されることもある。第1の情報層および第2の情報層に使われる記録層は、記録再生用レーザ光の波長よりも短波長側に吸収極大を持つ(HtoL極性)、又長波長側に吸収極大を持つ(LtoH極性)有機色素材料が可能であるが、記録膜の解像度など記録再生特性を考慮すると記録再生用レーザ光の波長よりも長波長側に吸収極大を持つシアニン色素、フタロシアニン色素等が望ましい。反射膜にはAg,Au,Cu,Al,Ti等を主成分とする金属膜を用いれば良い。
情報の記録再生に使用するレーザ光の波長が390nm以上420nm以下であり、有機色素材料を使用した2層追記型光ディスクにおいて第1の情報層に形成された案内溝の深さH1が第2の情報層に形成された案内溝の深さH2に比べて浅くすることにより非再生層からの信号の漏れこみによる記録再生信号品質の低下を抑制し、第1の情報層と第2の情報層の耐環境性を等しくすることが可能である。ただし、H1,H2共にλ/2nより浅いことが望ましい。これ以上深くなると変調度の低下が大きく良好な記録再生特性を得ることが出来なくなる。
・案内溝深さ試験等
第2の情報層の案内溝深さH2を固定し、第1の情報層の案内溝深さH1をH1/H2が0.85から1.1となる2層追記型ディスクについて非再生層からの記録再生信号の漏れこみ及び耐環境性を比較した。
第2の情報層の案内溝深さH2を固定し、第1の情報層の案内溝深さH1をH1/H2が0.85から1.1となる2層追記型ディスクについて非再生層からの記録再生信号の漏れこみ及び耐環境性を比較した。
図4に第1の情報層の記録再生信号における信号変動幅を示す。ここで示す信号変動幅は、信号振幅に対する変動振幅の割合(%)である。信号変動幅は、非再生層からの信号の漏れ込みの影響により再生層の記録再生信号がある周波数にて変動するが、その変動幅は再生特性に大きく影響することから小さいことが望ましい。信号変動幅は、H1/H2の低下に伴ない僅かに減少している。
図5にその時の記録再生特性としてSbER(Simulated bit Error Rate、参考文献:Y. Nagai: Jpn. J. Appl. Phys. 42 (2003) 971.)の結果を示す。信号変動幅に大きな変化が見られなかったのに対して、SbERはH1/H2<1.0において大きく改善していることが確認できる。これは、信号変動幅がある値より小さくなるとSbERへ殆ど影響しないためである。
図6にこのディスクにおける第1の情報層の耐久時間と第2の情報層の耐久時間の関係を示す。耐久時間は、記録したマークを85℃,85%の条件で加速し、加速前に記録したマークが問題なく再生できるまでの時間としている。又、第1の情報層の耐久時間と第2の情報層の耐久時間は等しいことが理想的であるが、±10%であれば実用上問題ない。つまり、0.9≦第1の情報層の耐久時間/第2の情報層の耐久時間≦1.1が要求されることがわかる。
図6よりH1/H2<1.0においてこの条件が満たされている。2層追記型光ディスクでは、光透過率確保のため第1の情報層では記録膜を薄くする必要があるが、H1とH2をコントロールすることで有機色素材料が平坦かつ均一に塗布され、高温高湿下における耐久性が奥に配置された情報記録層と同等とすることが可能となっている。
使用する基板の厚さは、580μm以上600μm以下とする。第1の情報層と第2の情報層の間に形成された接着層の厚さは薄すぎると非再生層からの漏れ込みが大きくなり、厚すぎると第2情報層において球面収差の影響が強くなることから20μm以上35μm以下であることが望ましい。特に、第1の基板の厚さXがf(n)−13μm以上であり、第1の情報層と第2の情報層の間に形成された接着層の厚さYが20μm以上であり、X+Y≦f(n)+30μmであり、かつ、f(n)+1μm≦X+Y/2を満たすことが望ましい。ここで、f(n)=(A1×n3)(n2+A2)/(n2−1)(n2+A3)×1000(μm)であり、nは第1の基板の屈折率、A1は0.26200、A2は−0.32400、A3は0.00595である。これを満たすことで第1の情報層および第2の情報層において良好な記録再生特性を得ることが可能となる。又、第1の情報層と第2の情報層に形成された案内溝の幅は高密度記録の観点から0.3μm以下である。このように溝が細い場合において本発明の効果が顕著になる。又、第1及び第2案内溝の凹凸の周期が0.45μm以下とする。
更に、記録再生を行なうレーザ波長に対して第1の情報層、第2の情報層からの反射率が3%以上10%以下であることが望ましい。反射光量が少ないと記録再生装置側でSN比が不足するため3%以上の反射率が必要となる。しかし、高反射率ではその分、記録膜が吸収する光量が減少し、記録感度が低下する。2つの情報層に対して同程度の光量で記録を可能とするには、第1の情報層の透過率が40〜55%の光ディスクでは反射率を10%以下とする必要がある。又、再生層と非再生層の反射率差が増加すると反射率が高い層から低い層への信号の漏れ込みが大きくなるため、2つの情報層からの反射率差は±20%以下であることが望ましい。
本発明の2層追記型光ディスクに対して記録再生を行う記録再生装置については、現行の記録再生装置に加えて、挿入された光ディスクが何層であるか識別する機構、各層にフォーカシングを行う機構、フォーカシングされた各情報記録層に対して記録再生を行う機構、が必要である。又、状況に応じて光学系に球面収差補正などの機構が必要なときもある。
以上に述べたようなディスク構造及びディスク製造方法、材料、記録再生装置を用いることで記録可能な2層ディスクにおいて2つの情報層から良好な再生信号品質と耐環境性を得ることができ、記録容量を向上することが可能となる。
<第1実施形態の諸条件を導くための試験データ>
(第1試験データ)
以下、本発明に係る試験データを説明する。厚さ590μmのポリカーボネート基板を用いて、2層追記型ディスクを作製し、記録再生評価を行った。ディスクの構成は、透明基板/記録膜/反射膜/接着層/記録膜/反射膜/基板であり、記録膜には、記録再生用レーザ光の波長である405nmよりも長波長側に吸収極大を持つ有機色素材料を使用し、反射膜にはAg合金を使用した。なお、第1の情報層は波長405nmにおいて45%の光透過率を有するような構成とした。又、それぞれの情報層の案内溝は図15に示すように第1の情報層92は透明基板91に、第2の情報層94は接着層93に形成されている。形成された案内溝の深さは、第2の情報層の深さH2を50nmとし、第1の情報層の深さH1をH1/H2が0.85から1.1となるように振りディスクを作製し評価した。なお、案内溝の幅は0.2μm、接着層の厚さは25μmである。
(第1試験データ)
以下、本発明に係る試験データを説明する。厚さ590μmのポリカーボネート基板を用いて、2層追記型ディスクを作製し、記録再生評価を行った。ディスクの構成は、透明基板/記録膜/反射膜/接着層/記録膜/反射膜/基板であり、記録膜には、記録再生用レーザ光の波長である405nmよりも長波長側に吸収極大を持つ有機色素材料を使用し、反射膜にはAg合金を使用した。なお、第1の情報層は波長405nmにおいて45%の光透過率を有するような構成とした。又、それぞれの情報層の案内溝は図15に示すように第1の情報層92は透明基板91に、第2の情報層94は接着層93に形成されている。形成された案内溝の深さは、第2の情報層の深さH2を50nmとし、第1の情報層の深さH1をH1/H2が0.85から1.1となるように振りディスクを作製し評価した。なお、案内溝の幅は0.2μm、接着層の厚さは25μmである。
上記2層追記型ディスクに対して、波長405nm、NA:0.65の光ヘッドを用いて記録再生を行った。線速6.6m/sでディスクを回転させ、クロック周波数を64.8MHzとし、2Tから11Tまでの信号をランダムに記録して信号の変動幅及びSbERを測定した。信号変動幅は、非再生層からの信号の漏れ込みにより再生層の記録再生信号がある周波数にて変動するが、その変動幅は再生特性に大きく影響することから小さいことが望ましい。
図7に第1の情報層の記録再生信号における信号変動幅を示す。ここで示す信号変動幅は、信号振幅に対して変動振幅の割合(%)である。信号変動幅は、H1/H2低下に伴ない僅かに減少している。図8にその時の記録再生特性としてSbERの結果を示す。信号変動幅は大きな変化が見られなかったのに対し、SbERはH1/H2<1.0において大きく改善していることが確認できる。これは、記録再生信号は信号変動幅が小さい場合においても影響を大きく受けるが、SbERにて評価した場合には信号変動幅が非常に小さい場合には影響が小さいためである。図9にこのディスクにおける第1の情報層の耐久時間と第2の情報層の耐久時間の関係を示す。耐久時間は記録したマークを85℃,85%の条件で加速した場合の時間としている。第1の情報層の耐久時間と第2の情報層の耐久時間は、ほぼ等しいことが理想的であるが、±10%であれば実用上問題ない。つまり、0.9≦第1の情報層の耐久時間/第2の情報層の耐久時間≦1.1が望ましいが、H1/H2<1.0においてこの条件が満たされている。光透過率確保のため第1の情報層では、記録膜を薄くする必要があるが、H1とH2をコントロールすることで有機色素材料が平坦かつ均一に塗布され、高温高湿下における耐久性が奥に配置された情報記録層と同等とすることが可能となっている。
(第2試験データ:図8)
上記第1試験データにおいて、第2の情報層の深さH2を70nmとし、第1の情報層の深さH1をH1/H2が0.85から1.1となるように振りディスクを作製し記録再生特性及び対環境性を評価した。上記第1試験データと同様に図8,図9よりH1/H2<1.0において優れたSbERと第1の情報層と第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
上記第1試験データにおいて、第2の情報層の深さH2を70nmとし、第1の情報層の深さH1をH1/H2が0.85から1.1となるように振りディスクを作製し記録再生特性及び対環境性を評価した。上記第1試験データと同様に図8,図9よりH1/H2<1.0において優れたSbERと第1の情報層と第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
(第3試験データ:図9)
上記第1試験データにおいて、第2の情報層の深さH2を90nmとし、第1の情報層の深さH1をH1/H2が0.85から1.1となるように振りディスクを作製し記録再生特性及び対環境性を評価した。上記第1試験データと同様に図8,図9よりH1/H2<1.0において優れたSbERと第1の情報層と第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
上記第1試験データにおいて、第2の情報層の深さH2を90nmとし、第1の情報層の深さH1をH1/H2が0.85から1.1となるように振りディスクを作製し記録再生特性及び対環境性を評価した。上記第1試験データと同様に図8,図9よりH1/H2<1.0において優れたSbERと第1の情報層と第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
(比較例1:図10,図11,図12)
上記第1試験データにおいて、接着層の厚さを15μmとした場合の記録再生特性及び耐環境性を評価した。接着層が薄いため非再生層からの信号の漏れこみは、図10のようにH1/H2によらず10%程度と大きくなっている。そのため、図11よりSbERはH1/H2によらず1.0E-4程度であった。図12に耐久時間の結果を示す。接着層の厚さの影響は無く、H1/H2<1.0において第1の情報層と第2の情報層で同等の耐久時間が得られている。
上記第1試験データにおいて、接着層の厚さを15μmとした場合の記録再生特性及び耐環境性を評価した。接着層が薄いため非再生層からの信号の漏れこみは、図10のようにH1/H2によらず10%程度と大きくなっている。そのため、図11よりSbERはH1/H2によらず1.0E-4程度であった。図12に耐久時間の結果を示す。接着層の厚さの影響は無く、H1/H2<1.0において第1の情報層と第2の情報層で同等の耐久時間が得られている。
(比較例2:図10,図11,図12)
上記第1試験データにおいて、接着層の厚さを45μmとした場合の記録再生特性及び耐環境性を評価した。接着層が厚いため図10のように非再生層からの信号の漏れこみは小さい。しかし、球面収差の影響により図11のように記録再生特性は低くなっている。図12に耐久時間の結果を示す。接着層の厚さの影響は無く、H1/H2<1.0において第1の情報層と第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
上記第1試験データにおいて、接着層の厚さを45μmとした場合の記録再生特性及び耐環境性を評価した。接着層が厚いため図10のように非再生層からの信号の漏れこみは小さい。しかし、球面収差の影響により図11のように記録再生特性は低くなっている。図12に耐久時間の結果を示す。接着層の厚さの影響は無く、H1/H2<1.0において第1の情報層と第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
(比較例3:図10,図11,図12)
上記第1試験データにおいて、案内溝幅が0.5μmの時には、図10,図11のように第1試験データと同様の傾向が確認できる。又、案内溝幅が広いためH1/H2によらず図12のように第1の情報層及び第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
上記第1試験データにおいて、案内溝幅が0.5μmの時には、図10,図11のように第1試験データと同様の傾向が確認できる。又、案内溝幅が広いためH1/H2によらず図12のように第1の情報層及び第2の情報層で等しい耐久時間が得られている。
<第2実施形態:図13>
第2実施形態は、第1の情報層22の案内溝は透明基板71に設けられ、第2の情報層74の案内溝は基板75に設けられていることを特定している。ここで、接着層73には、案内溝は設けられていない。
第2実施形態は、第1の情報層22の案内溝は透明基板71に設けられ、第2の情報層74の案内溝は基板75に設けられていることを特定している。ここで、接着層73には、案内溝は設けられていない。
すなわち、図1において第1の情報層12及び第2の情報層14に設けられた案内溝は、図13に示すようにそれぞれ透明基板71及び基板75に形成されている。この形態において上述した第1乃至第5試験データ及び比較例1,2の記録再生特性が得られている。
又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側に近い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側から遠い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。同様に、第1及び第2の情報層に形成された案内溝のうち、両方の案内溝に記録を行なうことも好適である。
<第3実施形態:図14>
第8実施形態は、第1の情報層82の案内溝は接着層83に設けられ、第2の情報層84の案内溝も接着層83に設けられていることを特定している。ここで、透明基板81及び基板85には、案内溝は設けられていない。
第8実施形態は、第1の情報層82の案内溝は接着層83に設けられ、第2の情報層84の案内溝も接着層83に設けられていることを特定している。ここで、透明基板81及び基板85には、案内溝は設けられていない。
すなわち、図1において第1の情報層12及び第2の情報層14に設けられた案内溝は、図14に示すように接着層83に形成されている。場合によっては接着層83が複数の材料からなる多層となっていることもある。この形態においても上述した第1乃至第5試験データ及び比較例1,2の記録再生特性が得られている。
又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側に近い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側から遠い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。同様に、第1及び第2の情報層に形成された案内溝のうち、両方の案内溝に記録を行なうことも好適である。
<第4実施形態:図15>
第4実施形態は、第1の情報層92の案内溝は基板91に設けられ、第2の情報層94の案内溝も接着層93に設けられていることを特定している。ここで、基板95には、案内溝は設けられていない。
第4実施形態は、第1の情報層92の案内溝は基板91に設けられ、第2の情報層94の案内溝も接着層93に設けられていることを特定している。ここで、基板95には、案内溝は設けられていない。
すなわち、図1において第1の情報層12に設けられた案内溝は透明基板91に、第2の情報層14に設けられた案内溝は、図15に示すように接着層93に形成されている。場合によっては接着層93が複数の材料からなる多層となっていることもある。この形態においても上述した第1乃至第5試験データ及び比較例1,2の記録再生特性が得られている。
又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側に近い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側から遠い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。同様に、第1及び第2の情報層に形成された案内溝のうち、両方の案内溝に記録を行なうことも好適である。
<第5実施形態:図16>
第5実施形態は、第1の情報層102の案内溝は接着層103に設けられ、第2の情報層104の案内溝は、基板105に設けられていることを特定している。ここで、透明基板101には、案内溝は設けられていない。
第5実施形態は、第1の情報層102の案内溝は接着層103に設けられ、第2の情報層104の案内溝は、基板105に設けられていることを特定している。ここで、透明基板101には、案内溝は設けられていない。
すなわち、図1において第1の情報層102に設けられた案内溝は、図16に示すように接着層103に、第2の情報層104に設けられた案内溝は基板105に形成されている。場合によっては接着層103が複数の材料からなる多層となっていることもある。この形態においても上述した第1乃至第5試験データ及び比較例1,2の記録再生特性が得られている。
又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側に近い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。又、これらの第1及び第2の情報層に形成された案内溝は、レーザ光入射側から遠い方の案内溝のみに記録を行なうことが可能である。同様に、第1及び第2の情報層に形成された案内溝のうち、両方の案内溝に記録を行なうことも好適である。
<第6実施形態:図17>
第6実施形態は、上述した2層追記型光ディスクの記録再生処理を行なう光ディスク装置の一例を特定するものである。図17は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクを扱う光ディスク装置の一例を示すブロック図である。
第6実施形態は、上述した2層追記型光ディスクの記録再生処理を行なう光ディスク装置の一例を特定するものである。図17は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクを扱う光ディスク装置の一例を示すブロック図である。
光ディスク装置110は、一例として、チューナ等をソースとして記録機能を有するデジタルテレビジョンが示されている。又、光ディスク装置110は、チューナ等と記録機能とをもったハードディスクレコーダであることも好適である。
従って、以下の図17を用いた実施形態の説明においては、記録機能をもったデジタルテレビジョンとして詳細に説明を行なうが、図17からディスプレイ126を分離することで、全く同様の機能をもったハードディスクレコーダとしての説明と解釈することが可能である。
図17において、デジタルテレビジョンである光ディスク装置110は、2種類のディスクドライブを有する。第1のメディアとしてハードディスクHを駆動するハードディスクドライブ部119と、第2のメディアとしてビデオファイルを構築できる情報記録媒体であるの光ディスクDを回転駆動し、情報の読み書きを実行する光ディスクドライブ部119を有している。又、制御部130は、全体の動作を司るべくデータバスBを介して各部に接続されている。しかし、本発明を実施する場合において、光ディスクドライブ部119は必ずしも必要な構成ではない。
又、図17の光ディスク装置110は、録画側を構成するエンコーダ部21と、再生側を構成するMPEGデコーダ部123と、装置本体の動作を制御する制御部130とを主たる構成要素としている。光ディスク装置110は、入力側のセレクタ116と出力側のセレクタ117とを有しており、入力側のセレクタ116には、LAN等の通信部111と、いわゆる衛星放送(BS/CS)、デジタルチューナ部112と、いわゆる地上波、デジタル/アナログチューナ部13とが接続され、エンコーダ部21に信号を出力する。又、BS/CS、デジタルチューナ部112には衛星アンテナが、地上波、デジタル/アナログチューナ部113には地上波アンテナが接続されている。又、光ディスク装置110は、エンコーダ部121と、エンコーダ部121の出力を受け、データ編集等の所望のデータ処理を行う信号編集部120、信号編集部120に接続されるハードディスクドライブ部118、光ディスクドライブ部119を有している。更に、光ディスク装置110は、ハードディスクドライブ部118、光ディスクドライブ部119からの信号を受けてデコードするMPEGデコーダ部123と、エンコーダ部121、バッファ部122、MPEGデコーダ部123、多重化部128、分離部129、制御部130、予約設定部・予約録画部142、番組表生成部143を有している。これらの各部は、データバスBを介して制御部130に接続されている。更に、セレクタ部117の出力は、ディスプレイ126に供給されるか、外部装置との通信を行うインタフェース部127を介して、外部装置に供給される。
更に、光ディスク装置110は、データバスBを介して制御部130に接続され、ユーザの操作やリモコンRの操作を受ける操作部132を有している。ここで、リモコンRは、光ディスク装置110の本体に設けられる操作部132とほぼ同等の操作を可能とするものであり、ハードディスクドライブ部118や光ディスクドライブ部119の記録再生指示や、編集指示、又、チューナの操作、予約録画の設定等、各種設定が可能である。
(基本動作)
・記録処理
次に、記録時の動作について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。光ディスク装置110の入力側として、LAN等の通信部111は、外部機器と接続して、例えばモデム等を介しインターネット等の通信路を経由して番組情報提供サーバ等と通信を行ったり、放送コンテンツ等をダウンロードしたりする。又、BS/CS、デジタルチューナ部112、地上波、デジタル/アナログチューナ部113は、アンテナを介して放送信号を選局し復調して映像信号及び音声信号を入力するもので、広範な種類の放送信号に対応する。例えば、地上波アナログ放送、地上波、デジタル放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等に及ぶものであり、これに限るものではない。又、必ずしも一つだけを設けるものではなく、例えば、地上波放送のチューナ部や、BS/CSチューナ部を2つ又は3つ以上を有し、予約録画の要求に応じて平行して機能させる場合も含んでいる。
・記録処理
次に、記録時の動作について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。光ディスク装置110の入力側として、LAN等の通信部111は、外部機器と接続して、例えばモデム等を介しインターネット等の通信路を経由して番組情報提供サーバ等と通信を行ったり、放送コンテンツ等をダウンロードしたりする。又、BS/CS、デジタルチューナ部112、地上波、デジタル/アナログチューナ部113は、アンテナを介して放送信号を選局し復調して映像信号及び音声信号を入力するもので、広範な種類の放送信号に対応する。例えば、地上波アナログ放送、地上波、デジタル放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等に及ぶものであり、これに限るものではない。又、必ずしも一つだけを設けるものではなく、例えば、地上波放送のチューナ部や、BS/CSチューナ部を2つ又は3つ以上を有し、予約録画の要求に応じて平行して機能させる場合も含んでいる。
又、先の通信部111は、IEEE1394インタフェースであってもよく、ネットワーク上の外部機器から、デジタルコンテンツを受けることが可能である。又、図示しない入力端部から、輝度信号や色差信号、コンポジット等の映像信号、音声信号を受けることも可能である。これらは、制御部130等で制御されるセレクタ116により、入力が制御されて、エンコーダ部121に選択的に供給される。
エンコーダ部121は、セレクタ116により入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号を、デジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログ、デジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。更に、副映像エンコーダも含む。エンコーダ部121の出力は、所定のMPEG等の圧縮フォーマットに変換され、先の制御部130に供給される。
又、BS/CS、デジタルチューナ112等は、必ずしも内蔵されている必要はなく、データ入力端子を介して外付けされて、受信した、デジタル信号をセレクタ部16を介してエンコーダ部121や制御部130に供給することも好適である。
ここで図17の装置は、エンコーダ部121でエンコードされた情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、制御部130を介してハードディスクドライブ部118又は光ディスクドライブ部119に供給し、ハードディスクドライブ部118、又は、光ディスクDに記録することができる。又、ハードディスクドライブ部118や光ディスクDに記録された情報を、制御部130、光ディスクドライブ部119を介して光ディスクDやハードディスクドライブ部118に記録することもできる。
信号編集部120により、ハードディスクドライブ部118や光ディスクDに記録されている複数番組のビデオ・オブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。
・再生処理等
次に、主に記録された情報の再生処理について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。MPEGデコーダ部123は、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
次に、主に記録された情報の再生処理について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。MPEGデコーダ部123は、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
MPEGデコーダ部123の出力オーディオ信号は、セレクタ部117を介して図示しない、デジタルアナログ変換器でアナログ変換されてスピーカに供給されるか、I/F部27を介して外部装置に供給される。セレクタ部117は、制御部130からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ部117は、各チューナ部12,13からの、デジタル信号を直接モニタする時、エンコーダ部121をスルーした信号を直接選択することも可能である。
この実施形態の光ディスク装置110は、このように総合的な機能を有しており、複数のソースに対して光ディスクD又はハードディスクドライブ部118による記録・再生処理を行うものである。
<第7実施形態:図18〜図29>
第7実施形態は、上述したHD DVDである二層型光ディスクの規格の一例を詳細に特定するものである。図18は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクの一般的パラメータ設定例の説明図である。
第7実施形態は、上述したHD DVDである二層型光ディスクの規格の一例を詳細に特定するものである。図18は、本発明の一実施形態に係る2層追記型光ディスクの一般的パラメータ設定例の説明図である。
(二層型光ディスクのパラメータ)
本発明に係る二層型光ディスクのパラメータについて、図18を用いて以下に述べる。本発明に係る二層型光ディスクに関し、図18に示すように、ユーザ使用可能な記録容量は、1層構造において、15Gbytes、2層構造において、30Gbytesの値を取る。
本発明に係る二層型光ディスクのパラメータについて、図18を用いて以下に述べる。本発明に係る二層型光ディスクに関し、図18に示すように、ユーザ使用可能な記録容量は、1層構造において、15Gbytes、2層構造において、30Gbytesの値を取る。
同様に、1層構造・2層構造について、使用波長、対物レンズのNA値が示されている。又、(A)システムリードイン領域内、システムリードアウト領域内での数値として、更に(B)データリードイン領域、データ領域、ミドル領域、データリードアウト領域における数値として、データビット長、チャネルビット長、最小マーク/ピット長(2T)、最大マーク/ピット長(13T)、トラックピッチ、物理アドレス設定方法の値が1層構造・2層構造について示されている。
更に、1層構造・2層構造について、情報記憶媒体の外径、情報記憶媒体のトータル厚み、センターホールの直径、データ領域DTAの内半径、データ領域DTAの外半径、セクタサイズ、ECC、ECCブロックサイズ、変調方式、エラー訂正可能なエラー長、線速度が示されている。
更に、1層構造・2層構造について、(A)システムリードイン領域内、システムリードアウト領域内での数値として、更に(B)データリードイン領域、データ領域、ミドル領域、データリードアウト領域における数値として、チャネルビット転送レート、ユーザデータ転送レートが示されている。
(二層型光ディスクのウォブル構造)
次に、本発明に係る二層型光ディスクであるHD DVDについて、特にウォブル構造を中心に、その特徴を以下に図面を用いて詳細に説明する。
次に、本発明に係る二層型光ディスクであるHD DVDについて、特にウォブル構造を中心に、その特徴を以下に図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態の二層型光ディスクにおけるビットの割り振り方法を図19に示す。図19の左側に示すように1ウォブルの開始位置から最初に外周側に蛇行するウォブルパターンをNPW(Normal Phase Wobble)と呼び、“0”のデータを割り当てる。右側に示すように1ウォブルの開始位置から最初に内周側に蛇行するウォブルパターンをIPW(Invert Phase Wobble)と呼び、“1”のデータを割り当てる。
次に、各ウォブルデータユニット#0560〜#11571の中は図20に示すように16ウォブル分の変調領域598と68ウォブル分の無変調領域592、593から構成される。本実施形態では変調領域に対する無変調領域592、593の占有比を大幅に大きくしている所に大きな特徴がある。無変調領域592、593は常に一定周波数でグルーブ領域又はランド領域がウォブルしているため、この無変調領域592、593を利用してPLL(Phase Locked Loop)を掛け、情報記憶媒体に記録された記録マークを再生する時の基準クロック又は新たに記録する時に使用する記録用基準クロックを安定に抽出(生成)することが可能となる。
無変調領域592、593から変調領域598に移る時には4ウォブル分又は6ウォブル分を使って変調開始マークとしてのIPW領域を設定し、図20(c)、(d)に示すウォブルデータ部ではこの変調開始マークであるIPW領域を検出直後にウォブル変調されたウォブルアドレス領域(アドレスビット#2〜#0)が来るように配置されている。図20(a)、(b)は後述する図21(c)に示すウォブルシンク領域580に対応したウォブルデータユニット#0560内の中身を表し、図20(c)、(d)は図21(c)のセグメント情報727からCRCコード726までのウォブルデータ部に対応したウォブルデータユニットの中身を示している。図20(a)、(c)は後述する変調領域の1次配置場所(Primary position)701に対応したウォブルデータユニット内を示し、図20(b)、(d)は変調領域の2次配置場所(Secondary position)702に対応したウォブルデータユニット内を示している。図20(a)、(b)に示すようにウォブルシンク領域580ではIPW領域に6ウォブル、IPW領域に囲まれたNPW領域に4ウォブルを割り当て、図20(c)、(d)に示すようにウォブルデータ部ではIPW領域と全てのアドレスビット領域#2〜#0それぞれに4ウォブル分を割り当てている。
図21に追記形情報記憶媒体でのウォブルアドレス情報内のデータ構造に関する実施形態を示す図21(a)には比較のため、書替え形情報記憶媒体のウォブルアドレス情報内のデータ構造を示した。追記形情報記憶媒体でのウォブルアドレス情報内のデータ構造に関する2通りの実施形態に付いて図21(b)と(c)に示す。
ウォブルアドレス領域610では12ウォブルで3アドレスビットを設定している。つまり、連続する4ウォブルで1アドレスビットを構成している。このように本実施形態ではアドレス情報を3アドレスビット毎に分散配置させた構造を取っている。ウォブルアドレス情報610を情報記憶媒体内の一箇所に集中記録すると、表面のゴミや傷が付いた時に全ての情報が検出困難になる。本実施形態のようにウォブルアドレス情報610を1個のウォブルデータユニット560〜576に含まれる3アドレスピット(12ウォブル)毎に分散配置し、3アドレスビットの整数倍アドレスビット毎にまとまった情報を記録し、ゴミや傷の影響で一箇所の情報検出が困難な場合でも他の情報の情報検出を可能に出来るという効果が有る。
上記のようにウォブルアドレス情報610を分散配置させると共に1物理セグメント毎にウォブルアドレス情報610を完結的に配置させることで物理セグメン毎にアドレス情報が分かるので、情報記録再生装置がアクセスした時に物理セグメント単位での現在位置を知ることができる。
一つの実施形態としてNRZ法を採用することで、ウォブルアドレス領域610内では連続する4ウォブル内で位相が変化することは無い。この特徴を利用してウォブルシンク領域580を設定している。すなわち、ウォブルアドレス情報610内では発生し得無いウォブルパターンをウォブルシンク領域580に対して設定することで、ウォブルシンク領域580の配置位置識別を容易にしている。本実施形態では連続する4ウォブルで1アドレスビットを構成するウォブルアドレス領域586、587に対してウォブルシンク領域580位置では1アドレスビット長を4ウォブル以外の長さに設定している所に特徴がある。すなわち、ウォブルシンク領域580では図20(a)、(b)に示すようにウォブルビットが“1”になる領域(IPW領域)を4ウォブルとは異なる“6ウォブル→4ウォブル→6ウォブル”と言う図20(c)、(d)に示すようにウォブルデータ部では起こり得ないウォブルパターン変化を設定している。ウォブルデータ部では発生し得無いウォブルパターンをウォブルシンク領域580に対して設定する具体的な方法として上述したようにウォブル周期を変える方法を利用すると
(1)ウォブル信号検出部で行っているウォブルのスロット位置に関するPLLが崩れること無く安定にウォブル検出(ウォブル信号の判定)を継続できる
(2)ウォブル信号検出部で行っているアドレスビット境界位置のずれにより容易にウォブルシンク領域580と変調開始マーク561、582の検出が行えると言う効果が生まれる。ウォブルシンク領域580を12ウォブル周期で形成してウォブルシンク領域580の長さを3アドレスビット長に一致させている所にも本実施形態の特徴が有る。これにより、1個のウォブルデータユニット#0560内での変調領域(16ウォブル分)全てをウォブルシンク領域580に割り当てることで、ウォブルアドレス情報610の開始位置(ウォブルシンク領域580の配置位置)の検出容易性を向上させている。このウォブルシンク領域580は物理セグメント内の最初のウォブルデータユニットに配置されている。このようにウォブルシンク領域580を物理セグメント内の先頭位置に配置することで、ウォブルシンク領域580の位置を検出するだけで容易に物理セグメントの境界位置を抽出できると言う効果が生じる。
(1)ウォブル信号検出部で行っているウォブルのスロット位置に関するPLLが崩れること無く安定にウォブル検出(ウォブル信号の判定)を継続できる
(2)ウォブル信号検出部で行っているアドレスビット境界位置のずれにより容易にウォブルシンク領域580と変調開始マーク561、582の検出が行えると言う効果が生まれる。ウォブルシンク領域580を12ウォブル周期で形成してウォブルシンク領域580の長さを3アドレスビット長に一致させている所にも本実施形態の特徴が有る。これにより、1個のウォブルデータユニット#0560内での変調領域(16ウォブル分)全てをウォブルシンク領域580に割り当てることで、ウォブルアドレス情報610の開始位置(ウォブルシンク領域580の配置位置)の検出容易性を向上させている。このウォブルシンク領域580は物理セグメント内の最初のウォブルデータユニットに配置されている。このようにウォブルシンク領域580を物理セグメント内の先頭位置に配置することで、ウォブルシンク領域580の位置を検出するだけで容易に物理セグメントの境界位置を抽出できると言う効果が生じる。
図20(c)、(d)に示すようにウォブルデータユニット#1561〜#11571内ではアドレスビット#2〜#0に先行し、先頭位置に変調開始マークとしてのIPW領域が配置されている。それに先行した位置に配置されている無変調領域592、593では連続的にNPWの波形になっているので、ウォブル信号検出部ではNPWからIPWへの切り替わり目を検出して変調開始マークの位置を抽出する。
参考までに図21(a)に示した書替え形情報記憶媒体におけるウォブルアドレス情報610の中身は、それぞれ以下のものが記録されている。
(1)物理セグメントアドレス601
… トラック内(情報記憶媒体221内での1周内)での物理セグメント番号を示す情報。
… トラック内(情報記憶媒体221内での1周内)での物理セグメント番号を示す情報。
(2)ゾーンアドレス602
… 情報記憶媒体221内のゾーン番号を示している。
… 情報記憶媒体221内のゾーン番号を示している。
(3)パリティー情報605
… ウォブルアドレス情報610からの再生時のエラー検出用に設定された物で、予約情報604からゾーンアドレス602までの14アドレスビットを各アドレスビット単位で個々に加算し、加算結果が偶数か奇数かの表示を行う情報で、このアドレスパリティ情報605の1アドレスビットも含めた合計15アドレスビットに対して各アドレスビット単位で排他的OR(Exclusive OR)を取った結果が“1”になるようにパリティー情報605の値を設定する。
… ウォブルアドレス情報610からの再生時のエラー検出用に設定された物で、予約情報604からゾーンアドレス602までの14アドレスビットを各アドレスビット単位で個々に加算し、加算結果が偶数か奇数かの表示を行う情報で、このアドレスパリティ情報605の1アドレスビットも含めた合計15アドレスビットに対して各アドレスビット単位で排他的OR(Exclusive OR)を取った結果が“1”になるようにパリティー情報605の値を設定する。
(4)ユニティー領域608
… 前述したように各ウォブルデータユニットの中は16ウォブル分の変調領域598と68ウォブル分の無変調領域592、593から構成されように設定し、変調領域598に対する無変調領域592、593の占有比を大幅に大きくしている。更に、無変調領域592、593の占有比を広げて再生用基準クロック又は記録用基準クロックの抽出(生成)の精度と安定性をより向上させている。ユニティー領域608内は全てNPW領域が連続しており、均一位相の無変調領域になっている。
… 前述したように各ウォブルデータユニットの中は16ウォブル分の変調領域598と68ウォブル分の無変調領域592、593から構成されように設定し、変調領域598に対する無変調領域592、593の占有比を大幅に大きくしている。更に、無変調領域592、593の占有比を広げて再生用基準クロック又は記録用基準クロックの抽出(生成)の精度と安定性をより向上させている。ユニティー領域608内は全てNPW領域が連続しており、均一位相の無変調領域になっている。
上記各情報に割り当てたアドレスビット数を図21(a)に示した。上述したようにウォブルアドレス情報610内はそれぞれ3アドレスビット毎に分離されて各ウォブルデータユニット内に分散配置される。情報記憶媒体表面のゴミや傷によりバーストエラーが発生しても異なる各ウォブルデータユニットを跨ってエラーが広がっている確率は非常に低い。従って、同一情報が記録される場所として異なるウォブルデータユニット間を跨る回数を極力減らし、各情報の切れ目とウォブルデータユニットの境界位置を一致させるように工夫している。これにより、仮に情報記憶媒体表面のゴミや傷によりバーストエラーが発生して特定の情報が読めなくても、他の各ウォブルデータユニット内に記録された他の情報が読めるようにしてウォブルアドレス情報の再生信頼性を向上させている。
図21(b)、(c)に示すように追記形情報記憶媒体においても書替え形情報記憶媒体と同様ウォブルシンク領域680を物理セグメント先頭位置に配置し、物理セグメントの先頭位置又は隣接する物理セグメント間の境界位置の検出を容易にしている。図21(b)に示した物理セグメントのタイプ識別情報721は上述したウォブルシンク領域580内のウォブルシンクパターンと同様物理セグメント内の変調領域の配置位置を示すことで同一物理セグメント内の他の変調領域598の配置場所が事前に予測でき、次に来る変調領域検出の事前準備が出来るので変調領域での信号検出(判別)精度を上げることができるという効果が有る。
図21(b)に示した追記形情報記憶媒体における層番号情報722とは片面1記録層か片面2記録層の場合のどちらの記録層を示しているかを表し、
・“0”の時には片面1記録層媒体か片面2記録層の場合の“L0層”(レーザ光入射側の手前層)
・“1”の時には片面2記録層の“L1層”(レーザ光入射側の奥側の層)
を意味する。
・“0”の時には片面1記録層媒体か片面2記録層の場合の“L0層”(レーザ光入射側の手前層)
・“1”の時には片面2記録層の“L1層”(レーザ光入射側の奥側の層)
を意味する。
物理セグメント順番情報724は同一物理セグメントブロック内の相対的な物理セグメントの配置順を示している。図21(a)と比較して明らかなようにウォブルアドレス情報610内での物理セグメント順番情報724の先頭位置は書替え形情報記憶媒体における物理セグメントアドレス601の先頭位置に一致している。物理セグメント順番情報位置を書替え形に合わせることで媒体種別間の互換性を高め、書替え形情報記憶媒体と追記形情報記憶媒体の両方が使える情報記録再生装置でのウォブル信号を用いたアドレス検出用制御プログラムの共有化により簡素化が図れる。
図21(b)のデータセグメントアドレス725はデータセグメントのアドレス情報を番号で記述する。既に説明したように本実施形態では32セクタで1ECCブロックを構成する。従って、特定のECCブロック内の先頭に配置されたセクタの物理セクタ番号の下位5ビットは隣接するECCブロック内の先頭位置に配置されたセクタのセクタ番号と一致する。ECCブロック内の先頭に配置されたセクタの物理セクタ番号の下位5ビットが“00000”になるように物理セクタ番号を設定した場合には同一ECCブロック内に存在する全てのセクタの物理セクタ番号の下位6ビット目以上の値が一致する。従って、上記同一ECCブロック内に存在するセクタの物理セクタ番号の下位5ビットデータを除去し、下位6ビット目以上のデータのみを抽出したアドレス情報をECCブロックアドレス(又はECCブロックアドレス番号)とする。ウォブル変調により予め記録されたデータセグメントアドレス725(又は物理セグメントブロック番号情報)は上記ECCブロックアドレスと一致するので、ウォブル変調による物理セグメントブロックの位置情報をデータセグメントアドレスで表示すると、物理セクタ番号で表示するのと比べて5ビットずつデータ量が減り、アクセス時の現在位置検出が簡単になると言う効果が生まれる。
図21(b)、(c)のCRCコード726は物理セグメントのタイプ識別情報721からデータセグメントアドレス725までの24アドレスビットに対するCRCコード(エラー訂正コード)又はセグメント情報727から物理セグメント順番情報724までの24アドレスビットに対するCRCコードで部分的にウォブル変調信号を誤って判読してもこのCRCコード726により部分的に修正できる。
追記形情報記憶媒体では残りの15アドレスビット分に相当する領域はユニティ領域609に割り当てられ、12番目から16番目までの5個のウォブルデータユニット内は全てNPWになっている(変調領域598が存在しない)。
図21(c)における物理セグメントブロックアドレス728とは7個の物理セグメントから1個のユニットを構成する物理セグメントブロック毎に設定されるアドレスで、データリードインDTRDI内の最初の物理セグメントブロックに対する物理セグメントブロックアドレスを“1358h”に設定する。データ領域DTAを含め、データリードインDTLDI内の最初の物理セグメントブロックからデータリードアウトDTLDO内の最後の物理セグメントブロックまで順次この物理セグメントブロックアドレスの値が1ずつ加算されて行く。
物理セグメント順番情報724は1個の物理セグメントブロック内での各物理セグメントの順番を表し、最初の物理セグメントに対して“0”、最後の物理セグメントに対して“6”を設定する。
図21(c)の実施形態において物理セグメント順番情報724より先行した位置に物理セグメントブロックアドレス728を配置所に特徴がある。例えば、表18に示したRMDフィールド1のようにアドレス情報をこの物理セグメントブロックアドレスで管理する場合が多い。これらの管理情報に従って所定の物理セグメントブロックアドレスにアクセスする場合、ウォブル信号検出部ではまず始めに図21(c)に示したウォブルシンク領域580の場所を検出し、その後ウォブルシンク領域580の直後に記録された情報から順次解読していく。物理セグメント順番情報724より先行した位置に物理セグメントブロックアドレスが有る場合には、先に物理セグメントブロックアドレスを解読し、物理セグメント順番情報724を解読せずに所定の物理セグメントブロックアドレスか否かを判定できるため、ウォブルアドレスを用いたアクセス性が向上すると言う効果が有る。
セグメント情報727内はタイプ識別情報721と予約領域723から構成されている。
図21(c)においてウォブルシンク領域580の直後にタイプ識別情報721が配置されている所にも本実施形態の特徴が有る。上述したように図示しないウォブル信号検出部内ではまず始めに図21(c)に示したウォブルシンク領域580の場所を検出し、その後ウォブルシンク領域580の直後に記録された情報から順次解読していく。従って、ウォブルシンク領域580の直後にタイプ識別情報721を配置することで即座に物理セグメント内の変調領域の配置場所確認が行えるため、ウォブルアドレスを用いたアクセス処理の高速化が実現できる。
(ウォブル検出信号の測定方法)
ウォブル信号のクロストーク量を特定以下に抑えるように再生信号品質を規定するべく、図23のフローチャートを参照してウォブル検出信号の最大振幅(Wppmax)と最小振幅(Wppmin)の測定方法について記述する。ステップST01に示すようにウォブル信号をスペクトラムアナライザに入力する。ここで、スペクトラムアナライザのパラメータは
中心周波数 697kHz
周波数スパン 0Hz
レゾリューションバンドウィドゥス 10kHz
ビデオバンドウィドゥス 30Hz
に設定している。
ウォブル信号のクロストーク量を特定以下に抑えるように再生信号品質を規定するべく、図23のフローチャートを参照してウォブル検出信号の最大振幅(Wppmax)と最小振幅(Wppmin)の測定方法について記述する。ステップST01に示すようにウォブル信号をスペクトラムアナライザに入力する。ここで、スペクトラムアナライザのパラメータは
中心周波数 697kHz
周波数スパン 0Hz
レゾリューションバンドウィドゥス 10kHz
ビデオバンドウィドゥス 30Hz
に設定している。
次に、ステップST02でウォブル信号周波数が所定値になるようにディスクの回転数を変えて線速を調整する。
本実施形態では、Hフォーマットを使用しているため、ウォブルの信号周波数の所定値としては、697kHzに設定している。
次に、ウォブル検出信号のキャリアレベルの最大値(Cwmax)と最小値(Cwmin)の測定例について記述する。
本実施形態の追記型記憶媒体ではCLV(Constant Lineor Vilocity)記録方式を使用しているため、トラック位置により隣接トラック間でのウォブル位相が変化する。隣接トラック間のウォブル位相が一致した場合、最もウォブル検出信号のキャリアレベルが高くなり、最大値(Cwmax)になる。又、隣接トラック間のウォブル位相が逆位相になった時、隣接トラックのクロストークの影響でウォブル検出信号が最も小さくなり、最小値(Cwmin)になる。従って、トラックに沿って内周から外周方向にトレースしている場合、検出されるウォブル検出信号のキャリアの大きさは4トラック周期で変動する。
本実施形態では、4トラック毎にウォブルキャリア信号を検出し、4トラック毎の最大値(Cwmax)と最小値(Cwmin)を測定する。そして、ステップST03で最大値(Cwmax
)と最小値(Cwmin)のペアを30ペア以上のデータとして蓄積する。
)と最小値(Cwmin)のペアを30ペア以上のデータとして蓄積する。
次に、下記の計算式を利用して、ステップST04で最大値(Cwmax)と最小値(Cwmin
)の平均値から最大振幅(Wppmax)と最小振幅(Wppmin)を算出する。
)の平均値から最大振幅(Wppmax)と最小振幅(Wppmin)を算出する。
下記の式において、Rはスペクトラムアナライザのターミネートされた抵抗値を表している。以下に、CwmaxとCwminの値からWppmaxとWppminを換算する式の説明を行う。
dBm単位系では、0dBm=1mWを基準とする。ここで、電力Wa=1mWとなる電圧振幅Voは
Wao
=IVo
=Vo×Vo/R
=1/1000W
である。従って、
Vo=(R/1000)1/2
となる。
Wao
=IVo
=Vo×Vo/R
=1/1000W
である。従って、
Vo=(R/1000)1/2
となる。
次に、ウォブル振幅Wpp[V]とスペアナで観測されたキャリアレベルCw[dBm]の関係
は下記の通りとなる。ここで、Wppは正弦波なので、振幅を実効値に直すと、
Wpp−rms=Wpp/(2×21/2)
Cw=20×log(Wpp−rms/Vo)[dBm]
となる。従って、
Cw=10×log(Wpp−rms/Vo)2
上式のlogを変換して
(Wpp−rms/Vo)2
=10(Cw/10)
={[Wpp/(2×21/2)]/Vo}2
={Wpp/(2×22)/(R/1000)1/2}2
=(Wpp2/8)/(R/1000)
WPP22
=(8×R)/(1000×10(Cw/10))
=8×R×10(−3)×10(Cw/10)
=8×R×10(Cw/10)(−3)
Wpp={8×R×10(Cw/10)(−3)}1/2 (61)
次に、ウォブル信号とトラックずれ検出信号の特性を図24に示す。
は下記の通りとなる。ここで、Wppは正弦波なので、振幅を実効値に直すと、
Wpp−rms=Wpp/(2×21/2)
Cw=20×log(Wpp−rms/Vo)[dBm]
となる。従って、
Cw=10×log(Wpp−rms/Vo)2
上式のlogを変換して
(Wpp−rms/Vo)2
=10(Cw/10)
={[Wpp/(2×21/2)]/Vo}2
={Wpp/(2×22)/(R/1000)1/2}2
=(Wpp2/8)/(R/1000)
WPP22
=(8×R)/(1000×10(Cw/10))
=8×R×10(−3)×10(Cw/10)
=8×R×10(Cw/10)(−3)
Wpp={8×R×10(Cw/10)(−3)}1/2 (61)
次に、ウォブル信号とトラックずれ検出信号の特性を図24に示す。
そして、図24(a)に示す光学ヘッドで検出されたトラックずれ検出信号である(I1−I2)の信号が図示しないウォブル信号検出部に入力される。
情報記録再生部の中に存在する光学ヘッド内の構造を説明する。図24(a)に示すように、半導体レーザ1021から出射されたレーザ光がコリメータレンズ1022により平行光になり、ビームスプリッタ1023を介して対物レンズ1028で集光され、情報記憶媒体1001のプリグルーブ領域1011内に照射される。プリグルーブ領域1011は微小な蛇行(ウォブル)を行っている。ウォブルされたプリグルーブ領域1011から反射された光は再び対物レンズ1028を通過し、ビームスプリッタ1023で反射され、集光レンズ1024で光検出器1025に照射される。
光検出器1025は光検出セル1025−1と光検出セル1025−2から構成され、それぞれの光検出セル1025−1、1025−2から検出された信号I1とI2の差分が得られ、この信号が図示しないウォブル信号検出部に入力される。図24(a)に示す光学ヘッドはウォブル信号とプッシュプル方式のトラックずれ検出信号のいずれも検出できる。
トラックループONの時は、ウォブル周波数の帯域がトラッキング帯域より高いため、
光学ヘッドからはウォブル信号が検出される。ここで、隣接トラック間のプリグルーブのウォブル位相が等しいときは、Wppmaxの最大振幅が得られ、逆相になったときには隣接トラックのクロストークの影響でウォブル信号振幅が低下し最小振幅Wppminになる。
光学ヘッドからはウォブル信号が検出される。ここで、隣接トラック間のプリグルーブのウォブル位相が等しいときは、Wppmaxの最大振幅が得られ、逆相になったときには隣接トラックのクロストークの影響でウォブル信号振幅が低下し最小振幅Wppminになる。
本実施形態では、最大振幅(Wppmax)と最小振幅(Wppmin)間の条件を規定し、より安定なウォブル検出をできるように工夫している。すなわち、ウォブル信号検出部では、ウォブル検出信号の振幅値が最大3倍まで変化しても安定に信号が検出できるよう作られている。又、クロストークの影響で、ウォブル検出信号の振幅の変化率が2分の1以下であることが望ましい。
従って本実施形態では、その中間の値を取り、許容されるウォブル信号の最大値をウォブル信号の最小値で割った値(Wppmax÷Wppmin)を2.3以下に設定している。
本実施形態では、(Wppmax÷Wppmin)の値を2.3以下に設定しているが、ウォブル信号検出部の性能からは、(Wppmax÷Wppmin)の値は3以下でも安定に信号を検出することができる。又、より精度の高いウォブル検出を行う場合には、(Wppmax÷Wppmin)の値を2.0以下にすることもできる。上記の条件を満足するように、プリグルーブ領域1011の蛇行振幅を設定する。
図24(b)に示すようにトラックループをOFFにした場合には、光学ヘッドからはトラックずれ検出信号が現れる。この時のトラックずれ検出信号の最大振幅を(I1−I2)ppで表す。この(I1−I2)ppの値は、光検出セル1025−1から検出されるI1の信号と光検出セル1025−2から検出されるI2の信号の差を求めることにより得られる。ここで得られた信号は遮断周波数(カットオフ周波数)30kHzのローパスフィルタを通過した後に信号処理される。このローパスフィルタは1次フィルタで構成される。又、この(I1−I2)ppの値は未記録のデータ領域(DTA)および、未記録領域のデータリードイン領域(DTLDI)又は、データリードアウト領域(DTLDO)で測定する。
次に、図25を参照してトラックずれ検出信号の振幅値(I1−I2)ppの測定方法を記述する。
ステップST11で、図24(a)に示す光学ヘッドから得られた(I1−I2)の信号を遮断周波数(カットオフ周波数)fc=30kHzのローパスフィルタに入力する。
ステップST12で、ローパスフィルタ出力に対してトラック毎に振幅値を測定し、30サンプル以上蓄積する。
ステップST12で得られたサンプルの平均を取ることにより、ステップST13で(I1−I2)ppを求める。
図示しないウォブル信号検出部でウォブル信号を検出するとともに、同一の検出回路を用いてトラックずれ検出信号を検出する。図示しないウォブル信号検出部でウォブル信号とトラックずれ検出信号をともに検出することにより、一個の検出回路で二つの仕事を処理(兼用)することができるため、回路の簡素化を図ることができる。
(NBSNR測定方法)
次に、図27のフローチャートを参照して具体的なNBSNRの測定方法について記述する。はじめに、400トラック以上連続したランダムデータを情報記憶媒体上に記録する(ステップST21)。次に、ステップST21で記録したトラック上をトラックジャンプをせずにトラッキングしながらキャリアレベルとノイズレベルを測定する(ステップST22)。ステップST22により測定したキャリアレベルとノイズレベルの差によりNBSNRを求める(ステップST23)。
次に、図27のフローチャートを参照して具体的なNBSNRの測定方法について記述する。はじめに、400トラック以上連続したランダムデータを情報記憶媒体上に記録する(ステップST21)。次に、ステップST21で記録したトラック上をトラックジャンプをせずにトラッキングしながらキャリアレベルとノイズレベルを測定する(ステップST22)。ステップST22により測定したキャリアレベルとノイズレベルの差によりNBSNRを求める(ステップST23)。
次に、ウォブル検出信号のC/N比を測定するのに2乗回路(図26の1033)を用いた理由を説明する。図28に示すようにHフォーマットの実施形態においては、ウォブル検出信号を位相変調により与えている。位相変調の場合、図28(a)に示すように位相の変わり目部分(NPWとIPWの間)の切り替わり部分αで多くの周波数成分を持つ。そのために、図28(a)のウォブル検出信号の波形をスペクトラムアナライザ1034で分析すると、図29のようにキャリアの周辺に大きなピークが現れる。そのために、ノイズレベルを規定するのが難しくなる。
それに比べ図28(b)に示すように位相変調により変調されたウォブル検出信号の2乗を取ると、IPW領域とNPW領域との2乗した波形が同じ波形になるため、位相の切り替わり目のような部分が現れず、非常に安定した信号が得られ、図29のキャリア信号の周辺の持ち上がり部分がなくなる結果、シングルピークのキャリアレベルの信号が得られる。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
11…基板層、12…第1の記録層、13…接着層、14…第2の記録層、15…基板。
Claims (12)
- 光入射側に設けられる透明基板層と、
前記透明基板層上に形成され、第1深さ(H1)の第1案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第1情報層と、
前記第1情報層上に設けられる接着層と、
前記接着層上に設けられ、前記第1深さ(H1)よりも深い第2深さ(H2)の第2案内溝を有し、不可逆的な情報の記録を行う第2の情報層を具備する光ディスクであって、
前記第1深さ(H1)及び前記第2深さ(H2)ともに波長λを用いてλ/2n以下であり、
前記第1及び第2案内溝の幅が0.3μm以下であり、
前記第1及び第2案内溝の凹凸の周期が0.45μm以下であり、
前記第1及び第2情報層は、情報の記録再生に用いるレーザ光の波長λ=390nm以上420nm以下の範囲において光吸収をもつ有機色素材料を含むことを特徴とする光ディスク。 - 前記透明基板層の厚さが580μm以上600μm以下であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記接着層の厚さが20μm以上35μm以下であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記透明基板層と前記第1及び第2情報層と前記接着層の、前記レーザ光の波長に対する反射率は、3%以上10%以下であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1の情報層からの反射率に対して前記第2の情報層からの反射率が0.8倍以上1.2倍以下であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1情報層及び第2情報層において、情報が記録された記録領域では情報が記録されていない未記録領域に比べて反射率が高いことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1及び第2の情報層に形成された案内溝のうち、レーザ光入射側から近い方の案内溝のみに記録を行なうことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1情報層の前記第1案内溝は、前記透明基板層に形成され、前記第2情報層の前記第2案内溝は、前記第2情報層上に形成された基板層に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1情報層の前記第1案内溝は、前記透明基板層に形成され、前記第2情報層の前記第2案内溝は、前記接着層に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1情報層の前記第1案内溝は、前記接着層に形成され、前記第2情報層の前記第2案内溝は、前記第2情報層上に形成された基板層に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記第1情報層の前記第1案内溝と、前記第2情報層の前記第2案内溝は、共に前記接着層に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 請求項1乃至11の内の一つに記載の光ディスクに対して、情報の記録処理及び再生処理を行なうことを特徴とする光ディスク装置。
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