JP2007244933A - ガソリンベーパ回収装置の吸着塔 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着塔の構成要素である熱交換器フィンと吸着剤の粒径の異なる組み合わせから最適範囲を導くことにより、吸着剤の冷やし込みの速度を大きくしたガソリンベーパ装置の吸着塔を得る。
【解決手段】熱源ユニット1、ガソリン凝縮ユニット2、ブライン凝縮ユニット3を備え、熱源ユニットは冷媒循環回路で構成され、ガソリン凝縮ユニット2は、ガソリン給油ノズル9、ガソリン吸引ポンプ10、ガソリンベーパ凝縮管12によって構成され、ブライン凝縮ユニット3は、ブライン槽11、ブラインポンプ13、熱媒体流通管16で構成され、吸着塔4は、吸着塔容器14、吸着剤15、熱媒体流通管およびプレートフィン17を有するフィン型熱交換器で構成されたガソリンベーパ回収装置において、フィン型熱交換器のフィンとフィンの間に粒状の吸着剤が充填される。
【選択図】図1

Description

この発明は、ガソリンスタンドでのガソリン給油時などにおいて大気中へと放出される、気化したガソリン(ガソリンベーパ)を液化して回収し再利用を図るためのガソリンベーパ回収装置内にある吸着剤を充填した吸着塔に関するものである。
自動車などのガソリンタンク内において、液ガソリンが存在する部分以外の場所には、ガソリンベーパが飽和状態で存在している。そのため、ガソリンスタンドにおいて給油を行う際、給油された液ガソリンとほぼ同量のガソリンベーパが大気中へ放出され、光化学スモッグの原因とされ、問題視されている。
そのため、現在、ガソリンベーパを冷却、液化回収することによって再利用可能とするために、ガソリンベーパ回収装置が提案されている。
ガソリンベーパを回収する方法のうち、吸着剤を用いたガソリンベーパの吸着による回収方法について、一般的に、吸着剤を充填し、吸着を行うための装置である吸着塔として用いられている。また、吸着剤は低温状態においてその吸着性能が向上するため、冷却が行われている。その冷却方法としては、複数のフィンを用いたフィン型熱交換器の間に吸着剤を充填するという方式が一般的に存在している(例えば、特許文献1参照)。
また、ガソリンベーパ回収装置は、給油時に大気中へと放出される大気温度下のガソリンベーパを、冷媒を用いた冷却により濃度10[vol%]程度まで、液化回収を行い、残りのガソリンベーパは熱交換器を用いた冷却が行われている吸着塔内の低温状態にある吸着剤へ流入し、吸着させることによって、大気中へ放出されるガソリンベーパの濃度を1[vol%]未満に抑えるものである。吸着塔内で用いられているフィン型熱交換器については、吸着剤の粒径が小さい場合、流動層内においては通気抵抗が大きくなり、吸着量の低下が考えられ、さらに、吸着剤粒子飛散による装置外への影響、または流動層内での粒子の振動による吸着剤自体の破粉からの性能低下といった課題も考えられる。一方吸着剤の粒径が大きい場合、粒径の大きさから吸着剤充填密度が低下する。また、吸着塔内に出来る空隙部も増大し、冷却性能の低下が考えられる。そして、このようなタイプの熱交換器においては伝熱面がフィンであることから、フィンの枚数を多くすることが必要であり、その弊害として吸着剤の粒径にも充填可能な寸法という制限が出てくる。このような熱交換器と吸着剤を用いた吸着塔の冷却の際の寸法設計においては、主に熱交換器のフィンピッチに充填可能なある程度の大きさを持った吸着剤粒径になっており、吸着剤粒子径の選定基準について明確となっていない(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−141803号公報(図8) 特開平11−241871号公報
従来の熱交換器と吸着剤を用いた吸着塔の冷却の際の寸法設計においては、主に熱交換器のフィンピッチに充填可能なある程度の大きさを持った吸着剤粒径になっており、吸着剤粒子径の選定基準について明確となっていなかったため、ガソリンベーパ回収装置の吸着塔の場合、エネルギー効率が悪いという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、吸着塔の構成要素である熱交換器フィンと吸着剤の粒径の異なる組み合わせから起こる冷却性能の違いを把握することで、各寸法の組み合わせの最適範囲、選定基準を導くことにより、明確な選定を行い、吸着剤の冷やし込みの速度を大きくするとともに効率的な熱交換器フィンピッチ、吸着剤粒径を備えたガソリンベーパ装置の吸着塔を提供するものである。
この発明に係るガソリンベーパ装置の吸着塔においては、熱源ユニット、ガソリン凝縮ユニット、ブライン凝縮ユニットを備え、熱源ユニットは、圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器の冷媒循環回路で構成され、ガソリン凝縮ユニットは、ガソリン給油ノズル、ガソリン吸引ポンプ、ガソリンベーパ凝縮管によって構成され、ブライン凝縮ユニットは、蒸発器およびガソリンベーパ凝縮管を有するブライン槽、ブラインポンプ、吸着塔内に設けられた熱媒体流通管で構成され、吸着塔は、吸着塔容器、吸着剤、熱媒体流通管およびプレートフィンを有するフィン型熱交換器で構成されたガソリンベーパ回収装置において、フィン型熱交換器のフィンとフィンの間に粒状の吸着剤が充填されているものである。
また、熱交換器のフィンとフィンの間隔であるフィンピッチFと吸着剤の粒子径Dとの比(F/D)が4〜6の範囲内にあるものである。
また、フィン型熱交換器は、2本の直管部とこれを連結するヘアピン部とを有するU字状の複数の伝熱管からなる熱媒体流通管と、一定の間隔で平行に並べられた複数のフィンとから構成され、前記直管部が前記フィンを垂直に貫通し、列方向と段方向はそれぞれ等間隔に貫通しており、列方向のピッチを22[mm]、段方向のピッチを25.4[mm]、伝熱管外径を9.52[mm]とし、フィンとフィンの間に吸着剤としてシリカゲルを充填したものである。
この発明によれば、一般的に使用されている冷凍空調用熱交換器に、フィンとフィンの間に粒状の吸着剤を充填することで、その最適な寸法の組み合わせを試験によって確認し、冷凍空調用熱交換器や、冷凍機で用いている熱交換器を流用することにより、製造原価を大幅に安くすることが出来るなどの利点がある。フィンピッチFと吸着剤粒径Dの比率(F/D)を4〜6の範囲内に選定することで、熱交換器からの吸着塔内部熱の伝導を最も効率よく行うことができ、それにより吸着塔のエネルギー効率を向上させることが出来る。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるガソリンベーパ回収装置の全体構成図を示す。図1中、このガソリンベーパ回収装置は、熱源ユニット1、ガソリン凝縮ユニット2、不凍液(ブライン)凝縮ユニット3で構成されている。熱源ユニット1は、圧縮機5、凝縮器6、絞り装置7、蒸発器8、の冷媒循環回路で構成されている。なお、この冷媒循環回路内には冷媒が流動しており、この冷媒として、可燃性のないHFC冷媒や自然冷媒(例えばCO2など)が用いられる。ガソリン凝縮ユニット2は、ガソリン給油ノズル9、ガソリン吸引ポンプ10、ガソリンベーパ凝縮管12によって構成されている。また、ブライン凝縮ユニット3は、冷媒回路の蒸発器8およびガソリンベーパ凝縮管12を備えたブライン槽11、ブラインポンプ13、および吸着塔4内の熱媒体流通管16で構成されている。吸着塔4は、吸着塔容器14、吸着剤15、熱媒体流通管16、プレートフィン17で構成されている。
次に、この実施の形態1におけるガソリンベーパ回収装置の動作について説明する。熱源ユニット1によって冷媒回路内の機器を運転させることで、蒸発器8の温度を下げる。蒸発器8の冷却によってブラインが一定温度まで冷却され、冷媒回路内機器の運転は停止するようになっており、一定温度で制御されている。ガソリン給油ノズル9からガソリンが給油され、その際に自動車などのガソリンタンク内より放出されるガソリンベーパをガソリン吸引ポンプ10により吸引し、ガソリン凝縮管12内を通すことにより徐々に冷却されていきガソリンベーパはガソリン液となる。ガソリン吸引ポンプ10によって吸引された中で、ガソリン凝縮管12を通して10[vol%]程度まで液化回収されたガソリンベーパは吸着塔4へと輸送される。吸着塔4へと流入された残りのガソリンベーパは吸着塔容器14内の吸着剤15によって吸着され、1[vol%]未満で大気中へと放出される。また、吸着剤15については吸着塔4内にある熱媒体流通管16内を流れるブラインによって冷却され、ブラインはブライン槽11と熱媒体流通管16をブラインポンプ13によって循環され、一定温度で制御されている。
次に、この実施の形態1における吸着塔4の構成について説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるガソリンベーパ回収装置の吸着塔の上部断面と吸着塔の内部詳細を拡大して示す構成図である。吸着塔4内に収められる熱交換器は、図3に示すように、熱媒体流通管(銅管)16の外表面に垂直に設けられたプレートフィン17が伝熱面として構成された一般的に用いられている冷凍空調用熱交換器である。そして、このように構成された一般的な熱交換器が吸着塔容器14内に収められている。この熱交換器のフィン17とフィン17の間(フィンピッチ)と、吸着塔容器14の空隙部において、吸着剤15を充填することで吸着塔4を構成している。熱交換器の熱媒体流通管16内へ低温維持された不凍液(ブライン)やHFC冷媒などを吸着塔4の下部より流入させ、プレートフィン17(材質:アルミニウム)を介した熱伝導によって吸着剤15が冷却される。この実施の形態1においてのガソリンベーパ回収装置では、この熱媒体流通管16内へブライン槽11内にある冷却されたブラインをブラインポンプ13によって流入させ、循環させることによって低温を維持している。また、この実施の形態1では、吸着剤15の冷却方法に熱交換器を用いているが、他の冷却方式として吸着塔容器14全体を冷やし込む方法や、吸着塔4内のコイル状の配管へ冷却水を流すことによる冷却方法など考えられる。しかしながら、この実施の形態1においては、冷凍空調用で用いられている熱交換器を流用することによって、冷却性能に優れた、製造原価が大幅に安いものを使用することが可能であるため、適用することにした。また、一般的に用いられている冷凍空調用熱交換器は、リングフィン、ルーバステアフィンなどいくつかの種類のフィン形状が挙げられるが、この実施の形態1においては吸着剤15を熱交換器のフィン17とフィン17の間(フィンピッチ)に効率的に充填する必要があるため、充填可能な形状、切り起こしなどがないフラットな形状のフィンである必要がある。さらに、冷凍空調用の熱交換器の場合、風路抵抗、霜付等の制約から、フィンピッチはおおむね1.5〜10mmの範囲である。この冷凍空調用の熱交換器を吸着塔4に用いる場合、一般にフィンピッチが小さいほうが、伝熱面積が増えることより、吸着塔4内で存在している熱量が熱媒体流通管16へ伝わり易くなると考えられる。しかし、フィンピッチが小さくなることで、吸着剤15の充填が困難となり、充填密度が減少し、冷却性能、吸着性能の低下が考えられる。またフィンピッチが大きすぎると吸着剤15の冷却が十分に行われないことも考えられる。よって、図6のイメージ図にあるように、熱交換器フィンピッチF、吸着剤粒径Dの寸法の組み合わせ、すなわち、(フィンピッチF)/(吸着剤粒径D)の値において熱交換器フィンピッチF、吸着剤粒径Dそれぞれの熱を伝える効率の交点である×部のような冷却性能が最もよい寸法の組み合わせが存在すると考えられる。そこで、この発明の実施の形態1においては、吸着塔4で用いられるプレートフィン熱交換器のフィンピッチF、および、吸着剤の粒径Dを組み合わせることで、冷却性能が最も優れた範囲についての検討を行った。
表1に熱交換器フィンピッチFおよび吸着剤粒径Dの組み合わせについて示す。また、この際用いた吸着剤15については、ガソリンベーパの吸着剤として粒子状のシリカゲルを用いており、市販の吸着剤粒径種類の都合上、以下の組み合わせのみと限定されたが、この発明の実施の形態においてはこれらに限定されるものではない。さらに、熱交換器についてもこの発明の実施の形態1においての吸着剤が充填可能と判断されるフィンピッチをもった熱交換器を用いることとした。熱交換器の段ピッチ25.4mm、列ピッチ22mm、伝熱管外径9.5mmである。
Figure 2007244933
Figure 2007244933
Figure 2007244933
この実施の形態1の粒子径はこの個数平均粒子径を用いている。
熱交換器内へブラインを吸着塔4下部より流入させることによって熱交換を行うこととした。このブラインはブラインポンプ13によって約6〜7[l/min]の流量となっており、さらにブラインの吸着塔入口温度は冷却機(ブライン槽11の蒸発器8)により低温で維持されている。よって、ブラインがブラインポンプ13を通じて吸着塔4内へと流入し、吸着塔内に存在する熱量を受け取り、冷却機(ブライン槽11の蒸発器8)へと戻ることにより、吸着剤15の冷却が行われる。
この発明における実施の形態1の動作を以下に示す。
冷却機(ブライン槽11の蒸発器8)を用いてブラインの吸着塔内入口温度を1[℃]程度に制御し、吸着塔4下部より流入させることで吸着塔4の常温状態からの冷却を行い、温度の時間変化についての検討を行った。
吸着塔内の熱量は熱交換器フィンを通じてブラインによって吸着塔外へと運ばれていく。吸着塔内の熱収支について以下の式1が考えられる。
[式1]
Figure 2007244933
なお、この場合の吸着塔容器からの放熱分は無視した。
式1を積分すると以下のような式2となる。
[式2]
Figure 2007244933
図5に熱交換器フィンピッチFp=3.0[mm]、吸着剤粒径Dp=0.5〜0.84[mm]を上式に当てはめた場合での結果を示す。縦軸は左辺、横軸は右辺を表している。図5よりこの式は1次関数へと近似が出来、以下の式3となる
[式3]
Figure 2007244933
これによりこの関数の勾配(絶対値)に充填された吸着剤の比熱、吸着塔内への充填重量を乗することで吸着剤から熱交換器までの温度の伝わりやすさ(冷却性能)を式4のように算出することが出来る。
[式4]
Figure 2007244933
図7はこの発明において各吸着剤粒径D、熱交換器フィンピッチFの組み合わせで冷却試験を行ったときの冷却性能の違いを示す。これは縦軸に熱交換器のフィンを通じて熱媒体流通管16を流れるブラインへと伝わる吸着剤15が持っている熱量の割合を示したものである。横軸は熱交換器のフィンピッチ(F)を充填した吸着剤15の個数平均粒径(D)で除した値(F/D)で、無次元化させることで各組み合わせでの冷却性能の比較を容易にしたものである。この図7により、F/D=4〜6程度の範囲内にフィンピッチFと粒子径Dを選定すれば、伝熱性能を2倍程度にすることが出来るため、冷やし込みに要する時間は短くすることが出来る。
先に述べたように、一般に、吸着剤は温度を低くするほど、その吸着量は大きくなる特性を有している。そのため吸着塔4は、吸着剤のこの特性を利用するために、この実施の形態1のように、熱交換器を具備し、吸着剤を冷却し、吸着性能を最大限発揮できるようにしている。また、図7により、図6のイメージ図のように、フィンピッチ、吸着剤粒径の両者の熱を伝える効率の交点である部分(×部)がF/D=4〜6に存在し、その寸法の組み合わせのとき最もより冷却性能を持つということを確認することができる。
吸着塔運転開始直後は、吸着剤は周囲温度になっており、その状態から所定温度まで吸着剤を冷やし込まなければならい。この所定温度までの冷やし込み時間は、吸着塔に吸着質を含んだガスを送り込むことができないので、無駄にエネルギーを消費していることになる。すなわち、吸着塔のエネルギー効率を向上させるためには、所定温度に到達するまでの冷やし込み速度を大きくする必要がある。この発明のようにF/D=4〜6の範囲に、フィンピッチFと吸着剤粒径Dを設定することで、図8に示すように、冷やし込み時間を大幅に低減することが可能となり、吸着塔のエネルギー効率を向上することができる。
この発明の実施の形態1におけるガソリンベーパ回収装置の全体構成図である。 この発明の実施の形態1におけるガソリンベーパ回収装置の吸着塔の上部断面と吸着塔の内部詳細を拡大して示す構成図である。 この発明の実施の形態1による吸着塔内熱交換器構造の立体イメージ図(一部)である。 この発明の実施の形態1において用いた吸着剤の粒子質量基準の積算存在率を示す特性図である。 この発明の実施の形態1において用いた吸着塔を冷却した際の吸着塔内温度とブライン入口温度との差の対数値の時間変化を示す特性図である。 フィンピッチ、吸着剤粒径の熱の伝わり方を示すイメージ図である。 この発明の実施の形態1において冷却性能のフィンピッチ/吸着剤粒径による違いを示す特性図である。 吸着塔の熱交換器フィンピッチ、吸着剤粒径の最適化を行った場合での吸着塔内温度時間変化の違いを示すイメージ図である。
符号の説明
1 熱源ユニット 7 絞り装置 13 ブラインポンプ
2 ガソリン凝縮ユニット 8 蒸発器 14 吸着塔容器
3 ブラインユニット 9 ガソリン給油ノズル 15 吸着剤
4 吸着塔 10 ガソリン吸引ポンプ 16 熱媒体流通管
5 圧縮機 11 ブライン槽 17 プレートフィン
6 凝縮器 12 ガソリンベーパ凝縮管

Claims (4)

  1. 熱源ユニット、ガソリン凝縮ユニット、ブライン凝縮ユニットを備え、
    前記熱源ユニットは、圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器の冷媒循環回路で構成され、
    前記ガソリン凝縮ユニットは、ガソリン給油ノズル、ガソリン吸引ポンプ、ガソリン
    ベーパ凝縮管によって構成され、
    前記ブライン凝縮ユニットは、前記蒸発器および前記ガソリンベーパ凝縮管を有する
    ブライン槽、ブラインポンプ、吸着塔内に設けられた熱媒体流通管で構成され、
    前記吸着塔は、吸着塔容器、吸着剤、前記熱媒体流通管およびプレートフィンを有す
    るフィン型熱交換器で構成されたガソリンベーパ回収装置において、
    前記フィン型熱交換器のフィンとフィンの間に粒状の吸着剤が充填されていることを特徴とするガソリンベーパ回収装置の吸着塔。
  2. 熱交換器のフィンとフィンの間隔であるフィンピッチFと吸着剤の粒子径Dとの比(F/D)が4〜6の範囲内であることを特徴とする請求項1記載のガソリンベーパ回収装置の吸着塔。
  3. フィン型熱交換器は、2本の直管部とこれを連結するヘアピン部とを有するU字状の複数の伝熱管からなる熱媒体流通管と、一定の間隔で平行に並べられた複数のフィンとから構成され、前記直管部が前記フィンを垂直に貫通し、列方向と段方向はそれぞれ等間隔に貫通しており、フィンとフィンの間に吸着剤としてシリカゲルを充填したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のガソリンベーパ回収装置の吸着塔。
  4. フィン型熱交換器は、列方向のピッチを22[mm]、段方向のピッチを25.4[mm]、伝熱管外径を9.52[mm]としたことを特徴とする請求項3記載のガソリンベーパ回収装置の吸着塔。
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