JP2007243904A - 撮像装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定のサンプリング周期でブレ量記憶手段に記憶する画像復元のためのブレ量データの記憶容量を大幅に減少させることができると共に、ホワイトノイズの影響を受けることがなく、さらに露出時間に影響されることなくブレ量のサンプリング周期を設定することができる撮像装置、画像処理装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮影してデジタル画像情報を得るようにした撮像装置であって、撮影動作におけるブレに基づく角速度データを所定のサンプリング周期で検出するブレ量検出手段と、該ブレ量検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段(ステップS5,S7)と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を記憶する係数記憶手段(ステップS10)とを備えた撮像装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、被写体を撮影してデジタル画像情報を得るようにした撮像装置及び撮像装置で撮像した画像情報を補正して復元する画像処理装置に関する。
従来の撮像装置としては、例えば撮像装置の露出時間を検出する露出時間検出手段と、上記撮像装置の露出動作中におけるブレ量を時系列的に検出するブレ量検出手段と、上記露出時間検出手段により検出された露出時間に応じて上記ブレ量の検出サンプリング周期を設定する周期設定手段と、上記サンプリングされたブレ量を記憶するブレ量記憶手段と、上記ブレ量記憶手段に記憶されたブレ量情報を記録媒体に記録する記録手段とを具備する撮像装置及び記憶媒体に記録されたブレ量情報に基づいてブレの無い画像を復元する画像復元装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3152750号明細書
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、撮像装置のブレ量を設定されたサンプリング周期で時系列的に検出し、サンプリングされたブレ量をブレ量記憶手段に記憶するようにしているので、設定されたサンプリング周期が短くなるにつれてブレ量記憶手段に記憶するブレ量のデータ量が増大することになり、特に、露出動作の前段階の撮影動作開始時からのブレ量を検出する場合にはよりデータ量が増大し、画像データと共に記憶するブレ量データが膨大となり、大容量のメモリが必要となるという未解決の課題がある。しかも、ブレ量検出手段で検出したブレ量をそのまま記憶するので、ホワイトノイズが入ったデータを記憶することになり、画像復元時にホワイトノイズを含むブレ量を利用して逆関数を離散的に求めるため、逆関数にサンプリング時のホワイトノイズの成分が含まれてしまい復元画像が劣化するという未解決の課題がある。
また、露出時間によってブレ量のサンプリング周期を変更する必要があるので、そのためのサンプリング周期設定手段が必要となり、構成が複雑となるという未解決の課題もある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、所定のサンプリング周期でブレ量記憶手段に記憶する画像復元のためのブレ量データの記憶容量を大幅に減少させることができると共に、ホワイトノイズの影響を受けることがなく、さらに露出時間に影響されることなくブレ量のサンプリング周期を設定することができる撮像装置及び撮像装置で撮像した画像を補正して復元する画像処理装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の技術手段は、被写体を撮影してデジタル画像情報を得るようにした撮像装置であって、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を記憶する係数記憶手段とを備えたことを特徴としている。
この第1の技術手段では、撮影動作検出手段で検出した所定のサンプリング周期の角速度データを最小二乗法、逐次最小二乗法、カルマンフィルタ等を使用して多項式に近似するので、メモリ容量を多項式の係数分のメモリ容量とすることができ、ブレ量、チルト、パーン等の撮影動作を正確に検出してブレの無い画像を復元するために必要なデータ量を大幅に削減することができる。このため、実際の露出動作の前後を含む撮影動作全体の撮影動作データを記憶させることができ、正確なブレ量測定を行うことができる。特に、最小二乗法を使用して多項式に近似することにより、撮影動作データに含まれるホワイトノイズ成分を少なくすることができ、実際の角速度データにより近いサンプルデータを得ることができる。
また、第2の技術手段は、被写体を撮影してデジタル画像情報を得るようにした撮像装置であって、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を記憶する係数記憶手段と、該係数記憶手段で記憶した多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像を復元する画像復元手段とを備えたことを特徴としている。
この第2の技術手段では、上記第1の技術手段の効果に加えて、係数記憶手段で記憶した多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像を復元する画像復元手段を備えているので、多項式の形式での撮像装置のブレ量、チルト、パーン等の撮影動作に基づいてブレ量の無い画像を復元しているので、簡単且つ低コストで、高精度のブレ画像復元を行うことができる。
さらに、本発明の第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記撮影動作検出手段は角速度センサで構成されていることを特徴としている。
この第3の技術手段では、ブレ量、チルト、パーン等の撮影動作を角速度として正確に検出することができる。
さらにまた、本発明の第4の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記角速度センサは、ジャイロセンサで構成されていることを特徴としている。
この第4の技術手段では、ジャイロセンサで角速度をブレ量、チルト、パーン等の撮影動作として検出するので、正確な角速度を検出することができる。
なおさらに、本発明の第5の技術手段は、上記第1乃至第4の技術手段の1つにおいて、前記多項式係数算出手段は、最小二乗法及び逐次最小二乗法の何れか一方を適用してサンプル時刻と角速度データとを多項式に近似し、近似した多項式の係数を算出するように構成されていることを特徴としている。
この第5の技術手段では、最小二乗法又は逐次最小二乗法を適用してサンプル時刻と角速度データとを多項式に近似しているので、角速度データに含まれるホワイトノイズ成分を少なくすることができ、実際の角速度データにより近いサンプルデータを得ることができる。
また、本発明の第6の技術手段は、被写体を撮影してデジタル画像情報を得る撮像手段と、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を前記撮像手段で撮像したデジタル画像情報と共に記憶する情報記憶手段とを備えた撮像装置と、該撮影装置の情報記憶手段に記憶されたデジタル画像情報及び多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像情報を復元する画像復元手段と、該画像復元手段で復元した画像情報を出力する画像情報出力手段とを備えたことを特徴としている。
この第6の技術手段では、撮像装置で、第1の技術手段と同様に撮影動作検出手段で検出した所定のサンプリング周期の角速度データを最小二乗法、逐次最小二乗法、カルマンフィルタ等を使用して多項式に近似するので、メモリ容量を多項式の係数分のメモリ容量とすることができ、ブレ量、チルト、パーン等の撮影動作を正確に検出してブレの無い画像を復元するために必要なデータ量を大幅に削減することができる。このため、実際の露出動作の前後を含む撮影動作全体の撮影動作データを記憶させることができ、正確なブレ量測定を行うことができる。特に、最小二乗法を使用して多項式に近似することにより、撮影動作データに含まれるホワイトノイズ成分を少なくすることができ、実際の角速度データにより近いサンプルデータを得ることができる。そして、画像処理装置の画像復元手段でブレ量、移動軌跡等の撮影動作の補正を行って撮影動作の影響を受けない画像情報を復元して画像情報出力手段に出力することにより、印刷、表示等を行うことができる。
さらに、本発明の第7の技術手段は、被写体を撮影してデジタル画像情報を得る撮像手段と、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を前記撮像手段で撮像したデジタル画像情報と共に記憶する情報記憶手段とを備えた撮像装置の前記情報記憶手段に記憶されたデジタル画像情報及び多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像情報を復元する画像復元手段と、該画像復元手段で復元した画像情報を出力する画像情報出力手段とを備えたことを特徴としている。
この第7の技術手段では、第6の技術手段と同様に、撮像装置の情報記憶手段に記憶されたデジタル画像情報及び多項式の係数に基づいて画像復元手段で画像復元を行う撮影動作の影響を受けない画像情報を復元し、復元した画像情報を画像情報出力手段で、印刷、表示等を行うことができる。
さらにまた、本発明の第8の技術手段は、第6又は第7の技術手段において、前記撮影動作検出手段は角速度センサで構成されていることを特徴としている。
この第8の技術手段では、ブレ量、チルト、パーン等の撮影動作を角速度として正確に検出することができる。
なおさらに、本発明の第9の技術手段は、第8の技術手段において、前記角速度センサは、ジャイロセンサで構成されていることを特徴としている。
この第9の技術手段では、ジャイロセンサで角速度をブレ量、チルト、パーン等の撮影動作として検出するので、正確な角速度を検出することができる。
また、本発明の第10の技術手段は、第6〜第9の技術手段の何れか1つにおいて、前記多項式係数算出手段は、最小二乗法及び逐次最小二乗法の何れか一方を適用してサンプル時刻と前記角速度データとを多項式に近似し、近似した多項式の係数を算出するように構成されていることを特徴としている。
この第10の技術手段では、最小二乗法又は逐次最小二乗法を適用してサンプル時刻と角速度データとを多項式に近似しているので、角速度データに含まれるホワイトノイズ成分を少なくすることができ、実際の角速度データにより近いサンプルデータを得ることができる。
さらに、本発明の第11の技術手段は、第6〜第10の技術手段の何れか1つにおいて、前記情報記憶手段は、デジタル画像情報をJPEG方式による画像圧縮を行って画像ファイルに格納し、該画像ファイルのヘッダに前記多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を付加して記憶するように構成されていることを特徴としている。
この第11の技術手段では、デジタル画像情報をJPEG方式で画像圧縮を行って画像ファイルを構成し、この画像ファイルのヘッダに多項式の係数を付加して記憶するので、画像ファイル内に多項式の係数も一緒に格納することができ、画像情報と多項式係数との対応付けを容易に行うことができる。
さらにまた、本発明の第12の技術手段は、第6〜第11の技術手段の何れか1つにおいて、前記情報記憶手段は、メモリカードで構成されていることを特徴としている。
この第12の技術手段では、メモリカードに多項式係数を付加した画像ファイルを格納するので、撮像装置と画像処理装置との間でのデータ授受を容易に行うことができる。
なおさらに、本発明の第13の技術手段は、第6〜第12の技術手段の何れか1つにおいて、前記画像情報出力手段は、印刷装置及び画像表示装置の何れかで構成されていることを特徴としている。
この第13の技術手段では、プリンタで構成される印刷装置やプロジェクタ、テレビで構成される画像表示装置で、撮影動作の影響を受けることない画像を復元することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す概略構成図であり、図中、DCは被写体像をデジタル静止画像情報として撮影する撮像装置としてのデジタルスチルカメラである。
このデジタルスチルカメラDCは、カメラレンズ1によって被写体像がその後段に配設された固体撮像素子2に結像される。この固体撮像素子2は、固体撮像素子駆動回路4からの駆動信号によって光電変換を行い、その光電変換出力がカメラ系信号処理部3に供給され、このカメラ系信号処理部3で、サンプリング処理、AGC処理を行った後にA/D変換処理によってデジタルデータに変換してからガンマ補正処理、エンコード処理等が行われて画像メモリ5に入力される。ここで、ズームレンズ1及び固体撮像素子2で撮像手段が構成されている。
画像メモリ5から読出された画像データが液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成される表示器15に供給されると共に、記録系信号処理部6に出力され、この記録系信号処理部6でJPEG変換等を行ってDRAM、SRAM、フラッシュメモリ等で構成される係数記憶手段としての不揮発性メモリNMに記憶される。
一方、手振れ補正を行うために、デジタルスチルカメラDCの筐体に垂直方向及び水平方向のコリオリ力が発生したときにこれを検出するブレ量検出手段としての例えばジャイロセンサ(ジャイロスコープ)で構成される垂直方向及び水平方向角速度センサ8及び9が設けられ、これら垂直方向及び水平方向角速度センサ8及び9から出力される検出信号が帯域制限フィルタ10及び11に供給されて帯域制限された後、増幅器12及び13で増幅されてからA/D変換器14によって所定サンプリング周期でデジタル信号に変換されてバッファメモリ16に一時格納される。そして、バッファメモリ16に格納された垂直方向及び水平方向の角速度データがデジタルスチルカメラDCの制御を統括するマイクロコンピュータ7に読出される。
そして、マイクロコンピュータ7では、シャッタ開閉センサ17からのシャッタ開閉信号SSが入力されたときに、このシャッタ開閉信号がシャッタ開状態となっている間及びその前後の所定時間のバッファメモリ16に格納されている垂直方向及び水平方向の角速度データを読込み、読込んだ角速度データを多項式近似処理して多項式の係数を算出し、算出した係数を記録系信号処理部6が画像メモリ5から画像データを読込むタイミングで記録系信号処理部6に出力して、この記録系信号処理部6で画像データと共に信号処理してメモリカード等の不揮発性メモリNMに記憶する。
また、マイクロコンピュータ7では、不揮発性メモリNMに記憶されている画像データ及び多項式の係数を読出し、多項式の係数に基づいてブレ量の無い画像データを復元する画像復元処理を行ってブレ量の無い画像データを表示器15に表示する。
ここで、ブレ量を含んだブレ量データからブレの無い画像を復元する理論的背景は、以下のようになる。
すなわち、被写体f(x,y)が時間−T/2からT/2の間にx方向にα(t)、y方向にβ(t)運動すると過程した場合に得られるブレ画像g(x,y)は下記(1)式で表すことができる。
Figure 2007243904
この(1)式の両辺をフーリエ変換すると、
Figure 2007243904
となり、この(2)式は下記(3)式に変形することができる。
Figure 2007243904
この(3)式は最終的には下記(4)式に変形することができる。
Figure 2007243904
ここで、
Figure 2007243904
である。
また、H(u,v)は、下記(6)式で表すことができる。
Figure 2007243904
上記(5)式でpとqとが分かっていれば、上記(6)式からH(u,v)が求まるため、ブレ量を含む画像のフーリエ変換を求めた後、
Figure 2007243904
とすれば、元画像のフーリエ変換が求まる。
以上は、Δt時間の間に被写体がx方向にpピクセル、y方向にqピクセル移動した場合に、ブレ画像g(x,y)が得られた場合の被写体画像f(x,y)を求める方法である。
さらに、複数のΔt時間に(p1,q1)、(p2,q2)……(pN,qN)移動した場合に得られたブレ画像から被写体の画像を求める場合は、以下の通りに計算する。
Figure 2007243904
この場合の被写体の移動量のグラフは図2(a)及び(b)に示すようになる。
ここで、(8)式の両辺をフーリエ変換することにより、下記(9)式が得られる。
Figure 2007243904
ここで、Hi(u,v)は下記(10)式で表すことができる。
Figure 2007243904
したがって、ブレ量を含むブレ画像g(x,y)とx方向のブレ量pi、y方向のブレ量qiが求まれば被写体の画像f(x,y)を求めることができる。
なお、ブレ量pi,qiは、各々x方向及びy方向の角速度センサの測定値より求めることができる。
ところで、本実施形態では、デジタルスチルカメラのカメラレンズ1の光軸方位の変動状況を検出する角速度センサ2成分(角速度センサ8,9)は、図3に示すように、固体撮像素子2の平面内の直交ベクトル成分に対応するものである。これら2つの角速度成分は、図3に示すように、θx及びθyの変数で表される。
この角度成分に補正係数λx及びλyを乗算することにより、画像のx軸方向或いはy軸方向のブレ量(ピクセル)を求めることができる。
ここで、画像のX方向のブレ量はθy×λx、画像のy方向のブレ量はθx×λyとなる。この場合の角速度センサ8,9より求めたブレ量の変化の様子は前述した図2に示した通りである。
角速度センサ8及び9の各角速度データをサンプリング間隔Δt(例えば40〜400Hzの範囲の任意の周波数)でサンプリングし、それをバッファメモリ16に時系列的に格納しておく、シャッタ開閉センサ17を変動抜でシャッタが閉じられた後での数サンプルのデータを使用して、角速度の変化を時間の多項式関数として求める。その際、画像データは画像メモリ5に蓄積する。
そして、バッファメモリ16に蓄積された各角速度データをマイクロコンピュータ7で図4に示す多項式近似処理を実行することにより、係数a0〜aMを算出し、算出した係数a0〜aMを画像メモリ5に記憶した画像データと共に不揮発性メモリNMに記憶する。
この多項式近似処理は、図4に示すように、先ず、シャッタ開閉センサ17で検出したシャッタ開閉信号SSを読込み、次いでステップS2に移行して、読込んだシャッタ開閉信号SSが例えばシャッタ開状態を表すオン状態からシャッタ閉状態を表すオフ状態に変化したか否かを判定し、シャッタ開閉信号SSがオン状態又はオフ状態であるときにはシャッタ開閉信号SSがオン状態からオフ状態となるまで待機し、シャッタ開閉信号SSがオン状態からオフ状態となったときには、ステップS3に移行する。
このステップS3では、シャッタ開閉信号SSがオフ状態となってから所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないときにはこれが経過するまで待機し、所定時間が経過したときにはステップS4に移行して、バッファメモリ16に記憶されている垂直方向及び水平方向の角速度データθx及びθyの時系列データからシャッタ開閉信号SSがオン状態となる前の数又は数十サンプルデータ、シャッタ開閉信号SSがオン状態となっている間のサンプルデータ及びシャッタ開閉信号SSかオフ状態となってからの数又は数十サンプルデータを撮影動作時の角速度データとして連続的に読出してからステップS5に移行する。
このステップS5では、読込んだ角速度データθx1〜θxm及びθy1〜θymについて最小二乗法を適用して角速度の変化と時間との多項式関数として求める係数算出処理を行う。
この最小二乗法では、角速度センサ8の角速度データと測定時間との測定の組を(xi,yi)とした場合、
f(a,x) a=(a0,a1,……,am) ………(11)
と近似できるものと仮定する。
ある測定点(xi,yi)と近似多項式との誤差をεiとすれば、
εi=yi−f(a,x) …………(12)
と表すことができる。
評価関数をJとすると、この評価関数Jは、
Figure 2007243904
となる。
この評価関数Jを最小にするようにaを求めるのが最小二乗法である。そのために(13)式の両辺をakで偏微分し、これを0とおけば、
Figure 2007243904
となる。
また、前記(11)式からf(a,x)は
f(a,x)=a0+a1x+a22+……+amm …………(15)
で表されるので、
Figure 2007243904
となる。
したがって、(14)式は、
Figure 2007243904
と表される。これを計算して整理すると、m=9としたとき下記(18)式の通りとなる。
Figure 2007243904
この式(18)を解いて、ai(N)(i=0,……,9)を求めることにより、y=f(a,x) a=(a0,a1,……,a9)を求めることができる。
次いで、ステップS6に移行して、上記のようにして算出した10個の係数a0(N)〜a9(N)をバッファメモリ16に格納し、次いでステップS7に移行して、角速度センサ9についても上記と同様の係数算出処理を行って10個の係数b0(N)〜b9(N)を算出し、次いでステップS8に移行して、算出した係数b0(N)〜b9(N)をバッファメモリ16に格納してからステップS9に移行する。
このステップS9では、記録系信号処理部6から画像メモリ5の画像データを読込むタイミング信号が入力されたか否かを判定し、タイミング信号が入力されていないときにはこれが入力されるまで待機し、タイミング信号が入力されたときにはステップS10に移行して、バッファメモリ16に格納されている角速度センサ8及び9の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を記録系信号処理部6に出力して、この記録系信号処理部6で画像データに角速度センサ8及び9の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を付加して不揮発性メモリNMに記憶してから多項式近似処理を終了する。
また、マイクロコンピュータ7では、不揮発性メモリNMに格納されている画像データから復元したい所望の画像データを選択すると共に、画像復元スイッチ18のスイッチ信号をオン状態として画像復元要求が入力されると、図5に示す画像復元処理を実行する。
この画像復元処理では、先ず、ステップS21で、画像データに付加されている角速度センサ8及び9の近似多項式の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を分離し、次いでステップS22に移行して、係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)に基づいてx方向の運動量α(t)及びy方向の運動量β(t)を算出する。
α(t)=θy(t)・λx=a0+a1x+a22+……+a99 …………(19)
β(t)=θx(t)・λy=b0+b1x+b22+……+b99 …………(20)
ここで、上記(19)式及び(20)式は、前述の方法で得られた角速度センサ8,9の多項式を
Figure 2007243904
とすれば、各方向の角度の変化分は
Figure 2007243904
で表されるので、前記(8)式のα(t)及びβ(t)は前記(19)式及び(20)式で表すことができる。
次いで、ステップS23に移行して、算出した運動量α(t)及びβ(t)に基づいて下記(23)式の演算を行って、H(u,v)を算出する。
Figure 2007243904
次いで、ステップS24に移行して、不揮発性メモリNMに記憶されているブレ量を含むブレ画像g(x,y)をフーリエ変換してG(u,v)を求め、次いでステップS25に移行して、下記(24)式の演算を行ってF(u,v)を算出する。
F(u,v)=G(u,v)/H(u,v) …………(24)
次いで、ステップS26に移行して、算出したF(u,v)を逆フーリエ変換することにより、ブレ補正後の画像f(x,y)を復元することができる。
次いで、ステップS27に移行して、復元した画像f(x,y)を表示器15に出力することにより、ブレの無い画像を復元することができる。
ここで、図4の多項式近似処理で、ステップS4の処理及び角速度センサ8,9がブレ量検出手段に対応し、ステップS5及びS7の処理が多項式係数算出手段に対応し、ステップS10の処理及び不揮発性メモリNMが係数記憶手段に対応している。また、図5の画像復元処理が画像復元手段に対応している。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
先ず、デジタルスチルカメラ1のカメラレンズ1を被写体に向けて図示しないレリーズボタンを押圧することにより、露出計で測光された露出に基づいてシャッタ速度が算出され、算出されたシャッタ速度でシャッタが作動されることにより、カメラレンズ1を通った画像が固体撮像素子2上に投影される。
この固体撮像素子2上に投影された画像情報が固体撮像素子駆動回路4からの駆動信号によって順次読出され、カメラ系信号処理部3で所定の信号処理が行われて画像データとして画像メモリ5に記憶される。この画像メモリ5に記憶された画像データは表示器15に供給されて表示される。この表示器15に表示された画像データはブレ量を含んだ画像データであり、表示された画像データからブレ量の程度を判断することができる。
このとき、シャッタが作動されることにより、マイクロコンピュータ7で図4に示す多項式近似処理が実行される。この多項式近似処理では、シャッタ開閉センサ17からシャッタが開いてから閉じるときにオン状態からオフ状態に反転するシャッタ開閉信号SSがマイクロコンピュータ7に入力されると、この時点から所定時間即ちA/D変換器14で角速度数センサ8及び9の角速度データを予め設定した数サンプル分の角速度データがバッファメモリ16に格納される時間が経過した時点で、バッファメモリ16からシャッタが開状態となる前の数サンプル分とシャッタが開状態を継続している間のサンプル分とシャッタが閉じてからの数サンプル分とを合計した連続的な角速度データθx0〜θxN及びθy1〜θyNを読出す。
そして、読出した角速度データθx0〜θxN及びθy1〜θyNに基づいて近似した多項式の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を算出し、これらをバッファメモリ16に一時記憶し、その後記録系信号処理部6が画像メモリ5に記憶された画像データを読込むタイミングで係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を記録系信号処理部6に供給することにより、画像データに係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)が付加され、これらについてJPEG変換等を行って不揮発性メモリNMに記憶される。
このように不揮発性メモリNMに画像データが記憶され、表示器15にブレ量を含むブレ画像データを表示している状態で、画像復元スイッチ18をオン状態とすると、マイクロコンピュータ7で図5に示す画像復元処理が実行される。
このため、不揮発性メモリNMに記憶されている画像データに付加されている多項式の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を分離し、これら係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)前記(19)式及び(20)式の演算を行ってx方向の運動量α(t) 及びy方向の運動量β(t) を算出する(ステップS22)。
次いで、算出した運動量α(t) 及びβ(t) に基づいて前記(21)式の演算を行ってH(u,v)を算出し(ステップS23)、次いで不揮発性メモリNMに記憶されているブレ量を含むブレ画像g(x,y)をフーリエ変換してG(u,v)を求め、次いで前記(22)式の演算を行ってF(u,v)を算出し(ステップS25)、算出したF(u,v)を逆フーリエ変換することにより、ブレ補正後のブレの無い画像f(u,v)を復元することができ、この画像f(u,v)を表示器15に出力することにより、ブレの無い画像を復元することができる。
このように、上記第1の実施形態によると、シッャタを開状態としている間のサンプルデータとその前後の数サンプル分の連続した角速度データθx1′〜θxN′及びθy1′〜θyN′について角速度の変化と時間との多項式関数の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を算出し、算出した係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を画像データに付加してJPEG変換等の信号処理を行って不揮発性メモリNMに記憶するので、画像を復元するために必要とするデータとして係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)のみで済み、記憶容量を大幅に縮小することができる。
しかも、ブレの無い画像データを復元する際には、係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)に基づいてx方向の運動量α(t) 及びy方向の運動量β(t) を算出し、これらに基づいてH(u,v)を算出すると共に、不揮発性メモリNMに記憶されているブレ量を含むブレ画像データg(u,v)をフーリエ変換してG(u,v)を求めれば、前記(22)式によってF(u,v)を求めることができ、このF(u,v)を逆フーリエ変換することにより、ブレ補正後のブレ量の無い画像f(x,y)を求めることができ、ブレ量の無い画像データを正確に復元することができる。
また、最小自乗法を適用して係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を算出するので、ホワイトノイズが少なく実際の角速度データにより近いサンプルデータを得ることができる。
さらに、撮影開始前に数サンプル、撮影終了後に数サンプルの角速度データを取得し、そのデータを使用して近似多項式を作成することにより、撮影開始前後、撮影終了前後の角速度データを正確に推定することができる。このように多項式近似を行うため、その際に、サンプリング時間情報とシャッタタイミング時間情報があれば、シャッタタイミングとジャイロのサンプリングのタイミングとを同期させる必要はなく、しかもブレの逆関数を多項式の連続関数として表現できるため、逆関数の計算が簡単になると共に、角速度センサ8,9のサンプルレートによらず正確な逆関数を求めることができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図6について説明する。
この第2の実施形態では、マイクロコンピュータ7で実行する多項式近似処理が図6に示すように、前述した第1の実施形態における図4の処理において、ステップS5の係数算出処理が逐次最小二乗法を適用して角速度データθx1〜θxNに基づいて係数a0(N)〜a9(N)を算出するステップS15に変更され、同様にステップS7の係数算出処理が逐次最小二乗法を適用して角速度データθy1〜θyNに基づいて係数b0(N)〜b9(N)を算出するステップS17に変更されていることを除いては図4と同様の処理を行い図4との対応処理には同一ステップ番号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
すなわち、ステップS15の係数算出処理は、前述した最小二乗法による前記(18)式において、
Figure 2007243904
とすれば、
Figure 2007243904
として、前記(8)式は以下のように表すことができる
Figure 2007243904
この(29)式より、
A(N)=F-1(N)F(N-1)A(N-1)+yN-1(N)X(N) ……(30)
となる。(29)式及び(30)式を用いることにより、逐次的に多項式の係数を求めることができる。これが逐次最小二乗法である。
つまり、N番目の時点での推定係数は、1回前のN−1番目の時点での推定係数とN番目のデータに基づく修正だけから成り立つことを意味しており、上記(28)式により、逐次敵に近似多項式の係数を求めることができる。この際、予め初期値F(0)及びA(0)を与えておく必要がある。
このように逐次最小二乗法を適用する場合には、前述した第1の実施形態のように最小二乗法により多項式を求める場合に、(xi,yi)のN個の組における全てのデータを一旦バッファメモリ16に蓄えてから前記(18)式の連立方程式を解くため、例えばN=5000の場合、一時的に5000組を記憶するメモリ容量が必要となるが、逐次最小二乗法を適用した場合、m=9であれば、m×3=27個のメモリ容量のみで済むので、結果的にメモリ容量をより減少させることが可能となる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、不揮発性メモリNMを適用して、この不揮発性メモリNMにブレ量を含む画像データに係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を付加したデータをJPEG変換して記憶する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、画像情報をJPEG変換して画像圧縮し、そのJPEGファイルのExif IFD内のユーザコメントタグに多項式の係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を記録するようにしてもよく、さらにはハードディスクやRAMを画像RAMを使用して画像データに係数a0(N)〜a9(N)及びb0(N)〜b9(N)を付加したデータを直接格納したり、JPEG変換を行ってから格納したりするようにしても良い。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、マイクロコンピュータ7で多項式近似処理及び画像復元処理を行う場合について説明したが、これら多項式近似処理及び画像復元処理を個別のマイクロコンピュータで行うようにしてもよい。
さらに、上記第1及び第2の実施形態においては、角速度データからブレ量を算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、角速度データから撮像装置のチルト、パーン等の撮影動作を検出して、撮像装置の移動軌跡を多項式で近似し、移動軌跡情報を多項式の係数の形式で不揮発性メモリNMに記憶させることにより、少ないメモリ容量で撮像装置の移動軌跡を記憶することができる。この移動軌跡とブレ量とに基づいて正確なブレ補正を行うことができると共に、チルト、パーン時の画像補正も行うことができる。
さらに、上記第1及び第2の実施形態においては、デジタルスチルカメラDCに本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ブレが生じる画像データを撮影するカメラ付き携帯電話機やカメラ機能を有する携帯機器にも本発明を適用することができる。
次に、本発明の第3の実施形態を図7〜図9について説明する。
この第3の実施形態では、上述したデジタルカメラDCの不揮発性メモリNMがメモリカード30で構成され、このメモリカード30に画像情報をJPEG変換して記憶すると共に、そのJPEG画像ファイルのExif IFD内の階層化されたユーザタグに図8に示す撮影動作データを格納した撮影動作記憶テーブルを記憶する。
ここで、JPEGの画像ファイルの構成は、図7(a)に示すように、データ構成の最上位層には、JPEG圧縮方式を用いた画像データ交換用のフォーマットファイルであるJFIF(JPEG File Interchange Format)ファイルの開始を表すセグメントであるSOI(Start of image segment)21が配置されている。
このSOI21の下層には、ヘッダとしての後述するAPP1(Application layer 1)22が配置され、このAPP122の下層には、画像データを量子化するための量子化因子を定義した量子化テーブルセグメントであるDQT(Define quantization table segment)23が配置されている。
このDQT23の下層には、ハフマン符号化法における可変長コードと固定長コードとの対応を定義したセグメントであるDHT(Define Huffman table segment)24が配置されている。
このDHT24の下層には、ハフマン符号化法で符号化されたデータであることを表すセグメントであるSOF(Start of frame type segment)25が配置されている。
このSOF25の下層には、ハフマン符号化されたイメージデータと、そのヘッダファイルの大半を占めるセグメントであるSOS(Start of scan segment)26が配置されている。
このSOS26の下層には、JPEG規格におけるエントロピー符号化データに対応するデータ、即ち画像データであるCompressed Data27が配置されている。
このCompressed Data27の下層には、JFIFファイルの終わりを表すセグメントであるEOI(End of image segment)が配置されている。
そして、APP122の構成は、最上位層にアプリケーションレイヤの始まりを示すマーカであるAPP1 Marker31が配置され、このAPP1 Marker31の下層にはマーカに続くフィールドのバイト数を表すデータであるAPP1 Length32が配置されている。
また、APP1 Length32の下層には、デジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格であるExif(Exchangeable image file format)識別子33が配置され、このExif識別子33の下層には画像ファイル形式の1つであり、データに情報タグをつけ情報の格納場所を集めたIFD(Image File Directory)と、実際のデータとから構成されるTIFF(Tagged Image File Format)Header34が配置されている。
さらに、TIFF Header34の下層には、圧縮されている主画像に関する付属情報が記録される0th IFD35が配置され、この0th IFD35の下層には圧縮されている主画像を記録するExif IFD36が配置されている。
さらにまた、Exif IFD36の下層には、サムネイル画像に関する付属情報が記憶される1st IFD37が配置され、この1st IFD37の下層にはサムネイル画像を記録するthumbnail Data38が配置されている。
そして、Exif IFD36の構成は、図7(b)に示すように、最上位層にTag Entry41が配置されており、その下層にはExif Version42、Tag243というようにタグ情報が階層化されている。タグ情報の階層化の中にはMaker Note Tag44が配置されている。このMaker Note Tag44には、Maker Note Value Data45の位置を表すポインタとしてのCount:S/Value:offsetが記憶されている。
Maker Note Value Data45は、メーカ毎の固有のデータであり、Exif Value Data46内に位置しており、このMaker Note Value Data45内に形成された階層化されたユーザタグ情報に図8に示す撮影動作データを格納した撮影動作記憶テーブルが格納されている。
撮影動作記憶テーブルは、図8に示すように、X軸について、センサ種類=ジャイロ、シャッタ開時間=to(sec)、センササンプリング時間=T(sec)、シャッタ閉時間=tc(sec)、多項式の次数=N、多項式の0次係数a0、多項式の1次係数a1……多項式のK次係数=aK、……多項式のN次係数aNで構成され、同様にY軸についてセンサ種類=ジャイロ、シャッタ開時間=to(sec)、センササンプリング時間=T(sec)、シャッタ閉時間=tc(sec)、多項式の次数=M、多項式の0次係数b0、多項式の1次係数b1……多項式のK次係数=bK、……多項式のN次係数bNで構成されている。
そして、第3の実施形態では、図9に示すように、画像処理装置としての例えばスタンドアロン型のプリンタ31を有する。このプリンタ31は、第1のRAM32、ROM33、第2のRAM34、プリンタヘッド35及びCPU組込ASIC36等を備えている。第1のRAM32には、各種の記憶媒体やデジタルカメラから直接読込まれたデータ(画像データ等)が格納される。ROM33には、後述するCPU41が処理を実行するために必要な制御プログラムが格納されている。本実施形態においては、ROM33には画像形成プログラムが格納されている。第2のRAM34は、CPU41が処理を実行する際のワーキングメモリとして利用される。例えば、第2のRAM34は、デジタルカメラから受信した画像データ(印刷イメージデータ等)を一時格納しておくためのバッファとして利用される。
プリンタヘッド35は、主走行方向(紙送り方向と垂直な方向)に往復移動するキャリッジ(図示せず)の下端に設けられており、印刷用紙の搬送路に対向した面に各色用のノズルを多数個有している。このプリンタヘッド35は、後述するヘッド制御回路42の制御に基づいて主操作方向に往復移動しながら、各色のインク滴を夫々の色に対応したノズルから吐出することで、給紙された印刷用紙に画像を形成する。
CPU組込みASIC36は、CPU41、ヘッド制御回路42、画像処理回路43、メモリインタフェース回路(メモリI/F)44、USBホスト回路45及びカードインタフェース回路(カードI/F)46を備えており、それらは内部バス47を介して相互に接続されている。この内部バス47には、上述した第1の実施形態RAM32、ROM33及びコントロールパネル37も接続されている。
CPU41は、ROM33に格納されているプログラムを読出し、そのプログラムに従った処理を実行することにより、プリンタ31を統括的に制御する。例えば、CPU41は、後述する画像処理回路43での画像形成処理、色変換処理、ハーフトーン処理及びマイクロウィーブ処理や、ヘッド制御回路42でのキャリッジのモータの駆動制御を司る。 画像処理回路43は第1のRAM32に格納された画像データに対して、後述する撮影時の角速度データに基づいてブレ補正を行ってブレの無い画像情報を復元する画像復元処理を行い、画像復元処理を行った画像情報を第2のRAM34に格納する。
ヘッド制御回路42は、プリンタヘッド35を往復移動させるキャリッジのモータの駆動を制御するとともに、画像処理回路43で生成された各色の印刷データに基づいてインク滴の吐出の有無や、吐出するインク滴の量等を制御する。USBホスト回路45は、ケーブル51を介してUSBデバイスとなる外部記憶装置、デジタルカメラ等と接続され、CPU41の制御に基づいて、デジタルカメラ等とUSBの規格に従った双方向のデータ通信を行う。
カードI/F46は、スロット52に、記録媒体としてのカードメモリ30が装着されたときのインタフェース回路として機能し、記憶媒体に格納されたJPEG画像ファイルをCPU41の制御に基づいてプリンタ31内部で処理可能なデータに変換する。
そして、CPU41は、図10に示す画像印刷処理を実行する。
この画像印刷処理は、先ず、ステップS31で、スロット52に装着されたメモリカード30に格納されているJPEG画像ファイルから所望のJPEG画像ファイルを読出し、次いでステップS32に移行して、読出したJPEG画像ファイルに角速度の多項式の係数a0〜aN及びb0〜bMが含まれているか否かを判定し、角速度の多項式の係数a0〜aN及びb0〜bMが含まれていないときにはステップS33に移行して、JPEG画像ファイルに格納されている圧縮画像データを解凍するデコード処理を行ってRGBの多階調データを生成し、次いでステップS34に移行して、デコード処理後のRGBの多階調データを画像処理回路43を介して第2のRAM34に格納し、次いでステップS35に移行して第2のRAM34に格納されているRGBの多階調データを画像処理回路43及びヘッド制御回路42を介してプリンタヘッド35へ送って画像データを印刷する印刷処理を行ってから前記ステップS31に戻る。
一方、ステップS32の判定結果が、JPEG画像ファイルに角速度の多項式の係数a0〜aN及びb0〜bMが含まれている場合には、ステップS36に移行して、JPEG画像ファイルに格納されている圧縮画像データを解凍するデコード処理を行ってRGBの多階調データを生成し、次いでステップS37に移行して、デコード処理後のRGBの多階調データを第1のRAM34に格納し、次いでステップS38に移行して、前述した第1の実施形態におけるマイクロコンピュータ7で実行する図5の画像復元処理におけるステップS21〜ステップS26と同様の画像復元処理を行って、ブレのない画像f(x,y)を復元し、次いでステップS39に移行して、復元した画像f(x,y)を画像処理回路43、メモリI/F44を介して第2のRAM34に格納する。
次いで、ステップS40に移行して、第2のRAM34に格納された復元画像f(x,y)をメモリI/F44及び画像処理回路43を介し、さらにヘッド制御回路42を介してプリンタヘッド34に供給して、インクヘッドから印刷用紙に向けてインク滴を吐出させて、印刷用紙に画像情報を描画する。
このように、上記第3の実施形態によると、第1の実施形態におけるデジタルカメラDCで、メモリカード30に画像情報をJPEGファイルとして格納すると共に、撮像した画像情報の前後の角速度データを例えば9次の多項式に近似させて、この多項式の係数a0〜a9及びb0〜b9を算出し、算出した多項式の係数a0〜a9及びb0〜b9JPEG画像ファイルのAPP1におけるExif IFDの付属情報として格納する。
そして、撮影終了後に、デジタルカメラDCからJPEG画像ファイルを格納したメモリカード30を抜き出し、このメモリカード30をプリンタ31のスロット52に装着する。
これにより、CPU41で、メモリカード30に格納されているJPEG画像ファイルを読込み、読込んだJPEG画像ファイルから所望のJPEG画像ファイルを選択すると、この選択したJPEG画像ファイルには角速度データの多項式係数a0〜a9及びb0〜b9が格納されているので、図10のステップS32からすステップS37〜S40に移行して画像復元処理を行う。この画像復元処理で、多項式の係数a0〜a9及びb0〜b9に基づいてブレの無い画像復元を行って、復元画像を第2のRAM33に格納し、格納した復元画像をプリンタヘッド35へ送ることにより、ブレの無い復元画像を印刷することができる。
この第3の実施形態においても、画像情報の撮像時に検出した角速度データを多項式の係数で表現して記憶手段に記憶するので、メモリ容量を大幅に削減することができると共に、角速度データの伝送効率を向上させることができる。JPEG画像ファイル等に角速度データを埋め込む場合でも容易に埋め込むことができる。しかも、手振れ補正の場合には、多項式の次数は10次以下の場合が殆どであり、少なくとも10個のメモリ領域を用意すればよく、JPEG画像ファイルに容易に付加することができる。また、多項式の係数を付加した画像ファイルをメモリカード30に格納することにより、デジタルカメラDCと画像処理装置としてのプリンタ31との間のデータ授受を容易に行うことができる。
なお、上記第3の実施形態においては、デジタルカメラDCとプリンタ31との間の画像情報の伝達をメモリカード30を用いて行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば図9に示すように、プリンタ31のUSBホスト回路45にデジタルカメラDCをUSBコード51を介して接続することにより、デジタルカメラDCの不揮発性メモリNMに記憶された画像データと多項式係数a0〜aN及びb0〜bMとを直接プリンタ31の第1のRAM32に読込むようにしてもよい。
また、上記第3の実施形態においては、画像復元処理として第1の実施形態と同様の画像復元処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば特許第3152750号明細書に記載されている画像復元方法等の他の画像復元方法を適用することもできる。
さらに、上記第3の実施形態においては、本発明をプリンタに適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、画像情報を再生するプロジェクタやテレビ等の表示装置に本発明を適用して手振れ補正した画像情報を復元して表示することができる。
さらに、上記各実施形態においては、手振れ補正を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、デジタルカメラで連続的な動きで風景等を撮影して、パノラマ写真等の合成写真を作成する場合のデジタルカメラのパーン動作及びチルト動作を連続的な角速度データとして検出し、前述した手振れ補正と同様に検出した角速度データを多項式近似して、多項式の各次数の係数を記憶手段に記憶することにより、記憶手段に記憶された多項式の各次数の係数に基づいてデジタルカメラのパーン動作及びチルト動作によるカメラの移動軌跡を復元することができ、これに基づいて撮影した複数の画像情報を正確に合成した合成写真を形成することができる。
本発明の第1の実施形態を示す概略構成図である。 画像データのサンプル時間とブレ量との関係を示す特性線図である。 デジタルスチルカメラに生じる角速度の説明に供する模式図である。 マイクロコンピュータで実行する多項式近似処理手順の一例を示すフローチャートである。 マイクロコンピュータで実行する画像復元処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるマイクロコンピュータで実行する多項式近似処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるJPEG画像ファイル構成を示す説明図である。 第3の実施形態に適用し得るデータテーブルの一例を示す説明図である。 第3の実施形態に適用し得るプリンタを示すブロック図である。 図9のCPUで実行する画像印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
DC…デジタルスチルカメラ、1…カメラレンズ、2…固体撮像素子、3…カメラ系信号処理部、5…画像メモリ、6…記録系信号処理部、7…マイクロコンピュータ、8,9…角速度センサ、14…A/D変換器、15…表示器、16…バッファメモリ、17…シャッタ開閉センサ、18…画像復元スイッチ、30…メモリカード、31…プリンタ、32…第1のRAM、33…ROM、34…第2のRAM、35…プリンタヘッド、36…CPU組込みASIC、41…CPU、42…ヘッド制御回路、43…画像処理回路、46…カードインタフェース回路、52…スロット

Claims (13)

  1. 被写体を撮影してデジタル画像情報を得るようにした撮像装置であって、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を記憶する係数記憶手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を撮影してデジタル画像情報を得るようにした撮像装置であって、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を記憶する係数記憶手段と、該係数記憶手段で記憶した多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像を復元する画像復元手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記撮影動作検出手段は角速度センサで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記角速度センサは、ジャイロセンサで構成されていることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記多項式係数算出手段は、最小二乗法及び逐次最小二乗法の何れか一方を適用してサンプル時刻と前記角速度データとを多項式に近似し、近似した多項式の係数を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮影してデジタル画像情報を得る撮像手段と、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を前記撮像手段で撮像したデジタル画像情報と共に記憶する情報記憶手段とを備えた撮像装置と、該撮影装置の情報記憶手段に記憶されたデジタル画像情報及び多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像情報を復元する画像復元手段と、該画像復元手段で復元した画像情報を出力する画像情報出力手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 被写体を撮影してデジタル画像情報を得る撮像手段と、撮影動作における角速度データを所定のサンプリング周期で検出する撮影動作検出手段と、該撮影動作検出手段で検出したサンプリング周期毎の角速度データを多項式に近似して近似した多項式の係数を算出する多項式係数算出手段と、該多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を前記撮像手段で撮像したデジタル画像情報と共に記憶する情報記憶手段とを備えた撮像装置の前記情報記憶手段に記憶されたデジタル画像情報及び多項式の係数に基づいて撮影動作の補正を行って補正後の画像情報を復元する画像復元手段と、該画像復元手段で復元した画像情報を出力する画像情報出力手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記撮影動作検出手段は角速度センサで構成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記角速度センサは、ジャイロセンサで構成されていることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記多項式係数算出手段は、最小二乗法及び逐次最小二乗法の何れか一方を適用してサンプル時刻と前記角速度データとを多項式に近似し、近似した多項式の係数を算出するように構成されていることを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記情報記憶手段は、デジタル画像情報をJPEG方式による画像圧縮を行って画像ファイルに格納し、該画像ファイルのヘッダに前記多項式係数算出手段で算出した多項式の係数を付加して記憶するように構成されていることを特徴とする請求項6乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記情報記憶手段は、メモリカードで構成されていることを特徴とする請求項6乃至11の何れか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像情報出力手段は、印刷装置及び画像表示装置の何れかで構成されていることを特徴とする請求項6乃至12の何れか1項に記載の画像処理装置。
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