JP2007243574A - タイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法及びタイムスタンプ取得プログラム - Google Patents

タイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法及びタイムスタンプ取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タイムスタンプを効率的に取得することが可能なタイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法及びタイムスタンプ取得プログラムを提供する。
【解決手段】一又は複数の電子データ(画像データ)を記憶する記憶部13と、前記記憶された電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて前記記憶部13に記憶させる制御部10と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、タイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法及びタイムスタンプ取得プログラムに関する。
従来より、PKI(Public Key Infrastructure)等の電子署名技術を用いた改竄検出技術が普及しており、認証局等の第三機関が発行する証明書等を利用してデータの原本性を検証することが可能なサービスが行われている。
また、上記の電子署名技術をMFP(Multi Function Printer)等の画像処理装置に適用したものが提案されており、例えば、原稿を読み取る毎に、その読み取った原稿のデジタルデータの時刻認証(タイムスタンプ)を要求し、取得されたタイムスタンプをデジタルデータとを対応付けて記憶する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−123980号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、原稿を読み取る毎にタイムスタンプの取得を行うため、複数の原稿が読み取られた場合には、各原稿のデジタルデータに対して夫々タイムスタンプを取得することになり、多くの処理時間を要するという問題がある。特にタイムスタンプの取得回数に応じて課金されるサービスの場合には、コストが増大してしまうという問題がある。また、読み取られた原稿のデジタルデータの数だけタイムスタンプを保存(記憶)することになるため、データ量が増大してしまうという問題がある。
本発明の課題は、タイムスタンプを効率的に取得することが可能なタイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法及びタイムスタンプ取得プログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
複数の電子データを記憶する記憶部と、
前記複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて前記記憶部に記憶させる制御部と、
を備えたことを特徴としている。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
時刻を計時する計時部を備え、
前記制御部は、前記計時部が所定の時刻を計時した際に、当該所定の時刻までに前記記憶部に記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報の入力までに前記記憶部に記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御することを特徴としている。
更に、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを前記記憶部から削除したように擬制することを特徴としている。
更に、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、
前記制御部は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データに対して削除を行う指示情報が入力された場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを前記記憶部から削除することを特徴としている。
更に、請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出した前記ハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに前記個別的なハッシュ値を対応付けて前記記憶部に記憶させることを特徴としている。
更に、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記制御部は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを前記記憶部から削除することを特徴としている。
更に、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、
前記制御部は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを前記記憶部から削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を前記記憶部から削除することを特徴としている。
更に、請求項12に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データの検証を行うことを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項13に記載の発明は、
複数の電子データを記憶する記憶工程と、
前記複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて記憶させる制御工程と、
を含むことを特徴としている。
更に、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
時刻を計時する計時工程を備え、
前記制御工程は、前記計時工程が所定の時刻を計時した際に、当該所定の時刻までに前記記憶工程で記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
前記制御工程は、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報の入力までに前記記憶工程で記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項16に記載の発明は、請求項13〜15の何れか一項に記載の発明において、
前記制御工程は、前記記憶工程で記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項17に記載の発明は、請求項13〜16の何れか一項に記載の発明において、
前記制御工程は、前記記憶工程で記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御することを特徴としている。
更に、請求項18に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
前記制御工程は、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項19に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
前記制御工程は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除したように擬制することを特徴としている。
更に、請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の発明において、
前記制御工程は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データに対して削除を行う指示情報が入力された場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除することを特徴としている。
更に、請求項21に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
前記制御工程は、前記記憶工程で記憶された各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出した前記ハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに前記個別的なハッシュ値を対応付けて記憶することを特徴としている。
更に、請求項22に記載の発明は、請求項21に記載の発明において、
前記制御工程は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除することを特徴としている。
更に、請求項23に記載の発明は、請求項22に記載の発明において、
前記制御工程は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を削除することを特徴としている。
更に、請求項24に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
前記制御工程は、前記タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データの検証を行うことを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項25に記載の発明は、
コンピュータに、
複数の電子データを記憶する記憶機能と、
前記複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて記憶させる制御機能と、
を実現させる。
更に、請求項26に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、
前記コンピュータに、時刻を計時する計時機能を実現させ、
前記制御機能は、前記計時機能が所定の時刻を計時した際に、当該所定の時刻までに前記記憶機能により記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項27に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、
前記制御機能は、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報の入力までに前記記憶機能により記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項28に記載の発明は、請求項25〜27の何れか一項に記載の発明において、
前記制御機能は、前記記憶機能により記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項29に記載の発明は、請求項25〜28の何れか一項に記載の発明において、
前記制御機能は、前記記憶機能により記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御することを特徴としている。
更に、請求項30に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、
前記制御機能は、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴としている。
更に、請求項31に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、
前記制御機能は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除したように擬制することを特徴としている。
更に、請求項32に記載の発明は、請求項31に記載の発明において、
前記制御機能は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データに対して削除を行う指示情報が入力された場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除することを特徴としている。
更に、請求項33に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、
前記制御機能は、前記記憶機能により記憶された各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出した前記ハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに前記個別的なハッシュ値を対応付けて記憶することを特徴としている。
更に、請求項34に記載の発明は、請求項33に記載の発明において、
前記制御機能は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除することを特徴としている。
更に、請求項35に記載の発明は、請求項34に記載の発明において、
前記制御機能は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を削除することを特徴としている。
更に、請求項36に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、
前記制御機能は、前記タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データの検証を行うことを特徴としている。
請求項1、13、25に記載の発明によれば、一又は複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、複数の電子データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
請求項2、14、26に記載の発明によれば、所定の時刻までに記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、複数の電子データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
請求項3、15、27に記載の発明によれば、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力されるまでに記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、ユーザの便宜を図るとともに複数の電子データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
請求項4、16、28に記載の発明によれば、タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出するため、タイムスタンプが重複して取得されてしまうことを防止することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
請求項5、17、29に記載の発明によれば、タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御するため、タイムスタンプが取得されるまでの間にデータの改竄や削除等の操作が行われることを防止することができる。
請求項6、18、30に記載の発明によれば、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値に基づいて当該特定の電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、ユーザの便宜を図るとともに複数の電子データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
請求項7、19、31に記載の発明によれば、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除したように擬制するため、ユーザの便宜を図ることができ、また、削除が指示された電子データ及び当該電子データと共通するタイムスタンプに対応付けられた他の電子データから、このタイムスタンプに対応付けられた電子データ全体のハッシュ値を再度算出することができるため、このハッシュ値に基づいて電子データ全体を検証することができる。
請求項8、20、32に記載の発明によれば、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除したように擬制した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除する。これにより、不要となった電子データ及びタイムスタンプを削除することができるため、記憶容量を効率的に用いることができる。
請求項9、21、33に記載の発明によれば、各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出されたハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに個別的なハッシュ値を対応付けて記憶するため、画像データが削除された場合でも当該画像データに対応付けられたタイムスタンプの取得に係るハッシュ値を算出することができる。
請求項10、22、34に記載の発明によれば、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除するため、ユーザの便宜を図ることができる。
請求項11、23、35に記載の発明によれば、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を削除する。これにより、不要となった個別的なハッシュ値及びタイムスタンプを削除することができるため、記憶容量を効率的に用いることができる。
請求項12、24、36に記載の発明によれば、タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データを検証するため、電子データ全体の時刻認証を一度に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されないものとする。
<第1の実施形態>
まず、図1〜図5を参照して本実施形態の画像処理システム100の構成を説明する。図1に示すように、画像処理システム100は、本発明に係るタイムスタンプ取得装置としてのMFP(Multi Function Printer/Peripheral)1と、TSA(Time Stamp Authority)サーバ3とを備え、このMFP1とTSAサーバ3とがネットワークNを介して相互に通信可能に接続されている。なお、ネットワークNに接続される機器の種類及び台数は、図1に示す例に限定されないものとする。また、MFP1は、ネットワークNを介することなく、TSAサーバ3と直接接続(ローカル接続)されていてもよい。
ネットワークNは、例えば、WAN(Wide Area Network)であるが、LAN(Local Area Network)を含んでもよく、電話回線網、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線網、広帯域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV(Community Antenna TeleVision)回線、光通信回線、無線通信回線と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等を含む構成としてもよい。なお、MFP1とTSAサーバ3との間のデータ通信プロトコルは、特に限らないものとするが、例えば、TLS/SSL、S/MIME、IPsec等のセキュリティを考慮したプロトコルを使用することが好ましい。ただし、独自のプロトコルを使用することとしてもよい。
MFP1は、ネットワークNに接続されたパソコン等の情報処理端末(不図示)から送信された画像データ又は後述する画像読取部20で読み取られた画像データに、印刷等の処理を行うものである。なお、ここで画像データとは、MFP1が印刷可能な電子データであって、例えば、文書データや静止画像データ等が含まれる。
図2は、MFP1の内部構成を示したブロック図である。同図において、MFP1は、制御部10、操作部11、表示部12、記憶部13、計時部14、通信部15、I/F部16、エンジン制御部17、画像処理部18、画像メモリ19、画像読取部20及び画像形成部21等を備えて構成され、各部がバス22を介して接続される。
制御部10は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等からなり、CPUは、RAMの所定領域を作業領域として、記憶部13に予め記憶された各種制御プログラムとの協働により各種処理を実行し、MFP1を構成する各部の動作を統括的に制御する。
具体的に、制御部10は、画像読取部20で読み取られた画像データやネットワークNに接続された情報処理端末(不図示)から送信された画像データを後述する記憶部13のアクセス不可記憶領域131に記憶させる。なお、制御部10は、画像データを記憶させる際に、当該画像データの入力に際してユーザからユーザID等のユーザ識別情報が入力された場合には、このユーザ識別情報を画像データに対応付けて記憶する。
また、制御部10は、操作部11等を介して入力されるタイムスタンプの取得を指示する指示情報(以下、取得指示情報という)又は計時部14から入力される所定の時刻情報に応じ、この取得指示情報又は時刻情報の入力までに記憶部13のアクセス不可記憶領域131に記憶された画像データを読み出し(抽出し)、この画像データを所定の統合方式により一のデータに統合する。さらに、制御部10は、この統合されたデータに所定のハッシュ関数を演算することで当該画像データ全体に係る一のハッシュ値を算出し、このハッシュ値をTSAサーバ3に送信することでTSAサーバ3から一のタイムスタンプを取得する。そして、制御部10は、取得されたタイムスタンプと当該タイムスタンプに係る画像データと対応付け、後述する記憶部13の通常記憶領域132に記憶させる。ここで、ハッシュ関数はMD5(Message Digest 5)等の一方向性関数であって、ある入力を変換して出力するのは簡単であるが、逆方向の出力から求めることが困難若しくは不可能な関数である。
また、制御部10は、操作部11等を介して入力される通常記憶領域132に記憶された画像データの削除を指示する指示情報に応じ、この指示された画像データに削除擬制情報を付与することで通常記憶領域132から削除したように擬制する。なお、ここで削除擬制情報とは、削除したように擬制するよう予め定められたフラグ等の指示情報であって、例えば、削除擬制情報を付与された画像データは、アクセス禁止や不可視の状態に制御されるものとする。なお、この削除擬制情報の付与は、画像データに対応付けて記憶される態様としてもよいし、画像データのヘッダ部内に記憶される態様としてもよい。
また、制御部10は、画像処理部18及び画像形成部21を制御することで、後述する記憶部13の通常記憶領域132に記憶された画像データを記録用紙等の記録媒体上に印刷させる。
また、制御部10は、ユーザからの指示に応じて、特定の画像データに対応付けて記憶されたタイムスタンプの生成に係る後述するTSA公開鍵をTSAサーバ3から取得し、このTSA公開鍵によりタイムスタンプからハッシュ値を復号し、このハッシュ値と各ジョブ自体から再度算出したハッシュ値とを比較することで、画像データの時刻認証を行う。ここで、時刻認証とは画像データの原本性(完全性)及び存在性の証明、即ち、所定の時刻に正当な画像データが存在したことを証明することを意味する。
操作部11は、各種入力キー等を備え、ユーザから操作入力された情報を入力信号として受け付け、その入力信号を制御部10に出力する。表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部10からの表示信号に基づいて各種情報を表示する。また、表示部12は、操作部11と一体的にタッチパネルを構成する態様としてもよい。
MFP1のユーザは、この操作部11を介してタイムスタンプの取得を指示する取得指示情報を入力することが可能となっている。また、MFP1のユーザは、この操作部11等を介して、タイムスタンプの取得を行う日時(以下、取得時刻という)等のタイムスタンプの取得に係る各種の設定をすることが可能となっている。ここで、設定された設定内容は、記憶部13又は不図示のRAMに設定情報として記憶されるものとし、制御部10は、この設定情報に応じた制御を行うものとする。
図3は、タイムスタンプの取得時刻の設定に係る画面の一例を示した図である。図3に示したように、「認証スケジュール」に対応する設定項目121に、取得時刻として「毎日 AM2:00」が設定された状態を示している。この場合、制御部10は、計時部14からAM2:00を示す時刻情報が入力される毎に、この時刻情報の入力までに記憶部13の通常記憶領域132に記憶された画像データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値に基づいてTSAサーバ3からタイムスタンプを取得する。ここで、設定可能な取得時刻はこの例図に限定されず、例えば、月に一度や週に一度タイムスタンプを取得するよう設定することとしてもよいし、隔日に一度や午前と午後の二度タイムスタンプを取得するよう設定することとしてもよい。なお、図3において、122は画像読取部20による原稿画像読み取り時の解像度に係る設定項目であり、123は画像形成部21による画像形成時における記録用紙の余白部分に係る設定項目であり、夫々「300dpi」、「1cm」が操作部11等を介して設定されている。
また、MFP1のユーザは、この操作部11を介して、記憶部13に記憶された画像データのうち、特定の画像データの削除を指示することが可能となっている。
また、MFP1のユーザは、操作部11を介して、タイムスタンプ取得の要否を予め或いは随時指示することが可能となっており、この指示された設定内容の設定情報が、記憶部13又は不図示のRAMに記憶されるものとし、制御部10は、この設定情報に応じた制御を行うものとする。なお、本実施の形態では、ユーザによりタイムスタンプ取得の要否の設定が可能な態様としたが、これに限らず、タイムスタンプの取得を必ず行うよう設定することとしてもよく、また、MFP1のシステム管理者等の特権ユーザのみがタイムスタンプ取得の要否の設定を可能せしめることとしてもよい。
なお、上述したタイムスタンプの取得及び画像データの削除に係る指示入力は操作部11を介して入力されるのみならず、例えば、ネットワークNに接続されたパソコン等の情報処理端末(不図示)から入力される態様としてもよい。
記憶部13は、磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体メモリで構成される不揮発性の記憶媒体を備え、MFP1の動作に必要なプログラム及び当該プログラムの実行に係るデータを記憶する。なお、この記憶媒体は、MFP1に着脱自在に装着可能な構成としてもよい。
ここで、記憶部13の記憶領域は、ユーザからアクセス不可能に制御された記憶領域(以下、アクセス不可記憶領域131という)と、ユーザからアクセス可能に制御された記憶領域(以下、通常記憶領域132という)とに予め区分けされており、制御部10の制御の下、画像読取部20で読み取られた画像データやネットワークNに接続された情報処理端末(不図示)から送信された一又は複数の画像データをアクセス不可記憶領域131に記憶する。また、記憶部13は、制御部10の制御の下、TSAサーバ3から取得されたタイムスタンプと当該タイムスタンプに係る画像データとを対応付けて通常記憶領域132に記憶する。
図4は、記憶部13に記憶された画像データの一例を模式的に示した図であって、図4(a)はアクセス不可記憶領域131に記憶された画像データを、図4(b)は通常記憶領域132に記憶された画像データを示した図である。
図4(a)に示すように、アクセス不可記憶領域131には、各画像データP1〜P5に、夫々画像データの入力を行ったユーザのユーザ識別情報(一般ユーザU1、U2)が対応付けられた状態で記憶されている。なお、本実施形態では、画像データとユーザ識別情報とをテーブル形式で対応付けて記憶するものとするが、これに限らず、例えば、画像データのヘッダ部等にユーザ識別情報を付帯させて記憶する態様としてもよい。
図4(b)に示すように、通常記憶領域132には、画像データP6〜P10(ユーザ識別情報:一般ユーザU3〜U6)とタイムスタンプT1、T2とが対応付けて記憶されている。ここで、A1は、一の画像データP6と一のタイムスタンプT1とが対応付けられた組を示しており、A2は、四つの画像データP7〜P10と一のタイムスタンプT2とが対応付けられた組を示している。なお、本実施の形態では、タイムスタンプと当該タイムスタンプに係る画像データとをテーブル形式で対応付けて記憶するものとするが、これに限らず、例えば、画像データのヘッダ部等にタイムスタンプを付帯させて記憶する態様としてもよく、この場合、ハッシュ値の算出時には、各画像データに含まれる全データからヘッダ部を除外したデータ部分に関して行うことが好ましい。
また、本実施の形態では、記憶部13の記憶領域をユーザからアクセス可能な領域と不可能な領域とに区分けすることで、タイムスタンプが未取得の画像データへのアクセスを制限することとしたが、これに限らず、例えば、タイムスタンプが未取得の画像データを所定の暗号鍵により暗号化することで、ユーザからのアクセスを不可能とする態様としてもよい。この場合、タイムスタンプが取得された画像データは、所定の復号鍵で復号化した後、当該画像データに対応するタイムスタンプと対応付けて記憶されるものとする。また、操作部11やネットワークNに接続された不図示の情報処理端末(以下、操作部11等という)を介してタイムスタンプの取得を行わない旨を明示的に指示された画像データについては、アクセス不可記憶領域131を経由せず、通常記憶領域132に直接記憶されるものとする。
計時部14は、常時一定周波数を発信する不図示の水晶発振器によるクロック信号を基準に、現在時刻を計測し、この計測した時刻情報を制御部10に出力する。なお、本実施形態では、水晶発振器により計時部14自らが計時する態様としたが、これに限らず、例えば、ネットワークNを介してNTP(Network Time Protocol)サーバ等の外部の計時装置から時刻情報を取得する態様としてもよい。
通信部15は、モデム(MODEM:Modulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter)、LANアダプタ等であって、制御部10の制御下、ネットワークNに接続された他の機器(TSAサーバ3等)との間で授受される各種情報の通信制御を行う。具体的に、通信部15は、タイムスタンプの取得に係るハッシュ値をTSAサーバ3に送信し、TSAサーバ3から送信されるタイムスタンプを受信する。
I/F部16は、他の機器とのデータ通信を行う通信インターフェイスであって、例えば、USB(universal serial bus)やIEEE1284、IEEE1394、PCMCIA等により構成されている。
エンジン制御部17は、制御部10の制御下、画像形成(印刷)に係る画像形成部21の動作を統括的に制御する。
画像処理部18は、制御部10の制御下、記憶部13の通常記憶領域132に記憶された画像データから、印刷用画像データ(ビットマップデータ)を生成し、画像メモリ19に記憶する。
画像メモリ19は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等から構成され、画像処理部18により生成された印刷用画像データを記憶する。
画像読取部20は、原稿画像を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、原稿画像を読み取る。スキャナは、光源、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像をA/D変換器によりデジタルの画像データに変換して制御部10に出力する。ここで、原稿画像とは、図形や写真等に限らず、文字や記号等のテキスト文書も含む概念である。
画像形成部21は、インクジェット式、レーザ式、熱転写式、ドットインパクト式等のプリンタであり、制御部10の制御の下、画像メモリ19に記憶された印刷用画像データを記録用紙等の記録媒体上に印刷する。
次に図5を参照して、TSAサーバ3について説明する。
TSAサーバ3は、パブリックCAであって、ネットワークNを介してMFP1から送信されるハッシュ値に基づいて時刻証明に用いるタイムスタンプを発行し、MFP1に提供するサーバ装置である。
図5は、TSAサーバ3の内部構成を示したブロック図である。同図において、TSAサーバ3は、制御部30、操作部31、表示部32、記憶部33、通信部34等を備えて構成され、各部がバス35を介して接続される。
制御部30は、不図示のCPU、RAM等からなり、CPUは、RAMの所定領域を作業領域として、記憶部33に予め記憶された各種制御プログラムとの協働により各種処理を実行し、TSAサーバ3を構成する各部の動作を統括的に制御する。
具体的には、制御部30は、MFP1からハッシュ値を受信すると、このハッシュ値と当該ハッシュ値の受信時刻を示した時刻情報とを電子署名用の秘密鍵(以下、TSA秘密鍵という)で暗号化することで電子署名を生成し、この電子署名をタイムスタンプとしてMFP1に送信する。なお、ここで生成されるタイムスタンプには、当該タイムスタンプを管理するTSAサーバ3のIPアドレスやマックアドレス等の接続先を特定可能な宛先情報が少なくとも含まれているものとする。
また、制御部30は、MFP1から上述したTSA秘密鍵に対応する公開鍵(以下、TSA公開鍵という)を要求する公開鍵要求情報を受信した場合には、このTSA公開鍵をMFP1に送信する。MFP1では、このTSA公開鍵及びタイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプの生成に係るハッシュ値の画像データが受信時刻の時点に存在したことを証明する時刻認証ができるようになっている。
操作部31は、入力キー等を備え、ユーザから操作入力された情報を入力信号として受け付け、その入力信号を制御部30に出力する。表示部32は、LCD等により構成され、制御部30からの表示信号に基づいて各種情報を表示する。
記憶部33は、磁気的、光学的記録媒体若しくは半導体メモリで構成される不揮発性の記憶媒体を備え、TSAサーバ3の動作に必要なプログラム及び当該プログラムの実行に係るデータを記憶する。なお、この記憶媒体は、TSAサーバ3に着脱自在に装着可能な構成としてもよい。
通信部34は、モデム、ターミナルアダプタ、LANアダプタ等であって、制御部30の制御下、ネットワークNに接続された他の機器(MFP1等)との間で授受される各種情報の通信制御を行う。具体的に、通信部34は、MFP1から送信されるハッシュ値を受信し、このハッシュ値に対応して生成されたタイムスタンプをMFP1に送信する。
以下、上述した画像処理システム100におけるMFP1の動作の概要について説明する。
まず、図6を参照して、MFP1により原稿画像が読み取られる際の処理(以下、読取処理という)の手順を説明する。なお、読取処理内の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
まず、画像読取部20により原稿画像が読み取られると(ステップS11)、制御部10は、記憶部13又は不図示のRAMに記憶された設定情報に基づいてタイムスタンプ取得の要否を判定する(ステップS12)。ここで、タイムスタンプを取得しない設定がなされていた場合には(ステップS12;No)、画像読取部20の読み取りにより生成された画像データを記憶部13の通常記憶領域132に記憶し(ステップS13)、本処理を終了する。
一方、ステップS12において、タイムスタンプの取得を行う設定がなされていた場合(ステップS12;Yes)、画像読取部20の読み取りにより生成された画像データを記憶部13のアクセス不可記憶領域131に記憶し(ステップS14)、本処理を終了する。
このように、タイムスタンプの取得が指示された画像データをアクセス不可記憶領域131に記憶させることで、当該画像データに対する外部からのアクセスを不可能に制御することができるため、タイムスタンプを取得するまでの間にデータの改竄や削除等の操作が行われることを防止することができる。
次に、図7を参照して、ユーザにより設定された取得時刻にタイムスタンプを取得する際の処理(以下、定時取得処理という)の手順を説明する。なお、定時取得処理内の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
まず、制御部10は、計時部14から入力される時刻情報の示す時刻が、予め設定された取得時刻と一致するまで待機を行う(ステップS21;No)。ここで、制御部10は、時刻情報の示す現在時刻と取得時刻とが一致したと判断すると、(ステップS21;Yes)、この取得時刻までに記憶部13のアクセス不可記憶領域131に記憶された全ての画像データを読み出し(抽出し)、この画像データ全体に対応する一のハッシュ値を算出し(ステップS22)、この算出したハッシュ値をTSAサーバ3に送信することで(ステップS23)、TSAサーバ3から一のタイムスタンプを取得する(ステップS24)。
そして、制御部10は、記憶部13のアクセス不可記憶領域131に記憶された画像データを通常記憶領域132へと移動させた後、この画像データにTSAサーバ3から取得したタイムスタンプを対応付けて記憶させ(ステップS25)、本処理を終了する。
このように、予め定められた取得時刻までにアクセス不可記憶領域131に記憶された画像データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値に基づいて当該画像データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、複数の画像データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
次に、図8を参照して、ユーザからの指示に応じてタイムスタンプの取得に関する設定変更を行う際の処理(以下、設定変更処理という)の手順を説明する。なお、設定変更処理の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
本処理の前提として、MFP1が特権ユーザとしてのシステム管理者及び一般ユーザにより操作されるものとし、各ユーザを識別可能なユーザID、パスワード等のユーザ識別情報が認証情報として記憶部13に記憶されているものとする。また、本処理の開始前に、各ユーザのユーザ識別情報が、操作部11等から入力されているものとする。
まず、制御部10は、操作部11等からタイムスタンプの取得に関する設定の変更を行う旨の指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS31;No)。ここで、制御部10は、この指示情報の入力を確認すると(ステップS31;Yes)、記憶部13のアクセス不可記憶領域131に画像データが記憶されているか否かを判定し、記憶されていないと判定した場合には(ステップS32;No)、本処理を直ちに終了する。
一方、ステップS32において、アクセス不可記憶領域131に画像データが記憶されていると判定した場合には(ステップS32;Yes)、制御部10は、先に入力されたユーザ識別情報を、記憶部13の認証情報と比較することで、ユーザを判別する(ステップS33)。ここで、システム管理者と判別した場合には(ステップS33;システム管理者)、制御部10は、アクセス不可記憶領域131に記憶された全ての画像データの一覧を、表示部12に表示させる等システム管理者が参照可能な態様で提供し(ステップS34)、ステップS36へと以降する。
また、ステップS33において、一般ユーザと判定した場合には(ステップS33;一般ユーザ)、アクセス不可記憶領域131に記憶された画像データのうち、この一般ユーザのユーザ識別情報に対応する画像データのみを、表示部12に一覧表示させる等一般ユーザが参照可能な態様で提供し(ステップS35)、ステップS36へと以降する。なお、ステップS33において、システム管理者及び一般ユーザの何れでもないと判定した場合には(ステップS33;不正ユーザ)、制御部10は不正なユーザからの操作と判断し、本処理を直ちに終了する。
続くステップS36において、制御部10は、各ユーザに参照可能に提供した画像データの一覧のうち、特定の画像データに対してタイムスタンプの取得に係る設定の変更を指示する指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS36;No)。なお、ここで特定される画像データの数量は特に問わないものとする。
ステップS36において、制御部10は指示情報の入力を確認すると(ステップS36;Yes)、指示情報で指示された変更内容を判別し、タイムスタンプの取得を解除する旨の変更内容が入力された場合には(ステップS37;解除)、ユーザから指示された画像データの記憶領域をアクセス不可記憶領域131から通常記憶領域132に移動させることで、タイムスタンプの取得対象から解除し(ステップS38)、本処理を終了する。
また、ステップS37において、タイムスタンプの取得時刻を変更する旨の変更内容が入力された場合には(ステップS37;時刻変更)、取得時刻の変更を促す画面を表示部12に表示させる等、ユーザが参照可能な態様で提供し(ステップS39)、新たな取得時刻が入力されるまで待機を行う(ステップS40;No)。そして、この新たな取得時刻が入力されたことを確認すると(ステップS40;Yes)、制御部10は、ユーザから指示された画像データのタイムスタンプ取得に関する設定情報を、新たに入力された取得時刻に変更し(ステップS41)、本処理を終了する。
この場合、制御部10は、計時部14から入力される時刻情報の示す時刻がステップS40で変更した取得時刻と一致した場合に、特定された画像データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値をTSAサーバ3に送信することで、特定された画像データ全体に係る一のタイムスタンプをTSAサーバ3から取得する。
また、ステップS37において、直ちにタイムスタンプの取得を行う旨の変更内容が入力された場合には(ステップS37;取得)、制御部10は、ユーザから指示された画像データをアクセス不可記憶領域131から読み出し(抽出し)、この特定の画像データ全体に対応する一のハッシュ値を算出し(ステップS42)、この算出したハッシュ値をTSAサーバ3に送信することで(ステップS43)、TSAサーバ3から一のタイムスタンプを取得する(ステップS44)。そして、制御部10は、ユーザから指示された特定の画像データを通常記憶領域132へと移動させた後、この画像データにTSAサーバ3から取得したタイムスタンプを対応付けて記憶させ(ステップS45)、本処理を終了する。
このように、タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力されるまでにアクセス不可記憶領域131に記憶された画像データ全体、又は、ユーザから指示された特定の画像データ全体のハッシュ値を算出し、このハッシュ値に基づいて当該画像データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、ユーザの便宜を図るとともに複数の電子データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
次に、図9を参照して、ユーザからの指示に応じて通常記憶領域132に記憶された画像データを削除する際の処理(以下、画像データ削除処理という)の手順を説明する。なお、画像データ削除処理内の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
まず、制御部10は、操作部11等から通常記憶領域132に記憶された画像データの削除を行う旨の指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS51;No)。ここで、制御部10は、この指示情報の入力を確認すると(ステップS51;Yes)、記憶部13の通常記憶領域132に画像データが記憶されているか否かを判定し、記憶されていないと判定した場合には(ステップS52;No)、本処理を直ちに終了する。
一方、ステップS52において、通常記憶領域132に画像データが記憶されていると判定した場合には(ステップS52;Yes)、制御部10は、通常記憶領域132に記憶された全ての画像データの一覧を表示部12に表示させる等、ユーザが参照可能な態様で提供する(ステップS53)。なお、削除擬制情報が付与された画像データに関しては、「削除済み」の旨を示す表示や表示自体を行わない等、削除したように見せかけた態様で提供するものとする。
続いて、制御部10は、ユーザに参照可能に提供した画像データの一覧のうち、削除対象となる画像データを指示する指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS54;No)。そして、この指示情報の入力を確認すると(ステップS54;Yes)、制御部10は、削除対象となった画像データにタイムスタンプが対応付けられているか否かを判定し、対応付けられていないと判定した場合には(ステップS55;No)、この画像データを通常記憶領域132から削除し(ステップS56)、本処理を終了する。
一方、ステップS55において、削除対象となった画像データにタイムスタンプが対応付けられていると判定した場合には(ステップS55;Yes)、制御部10は、このタイムスタンプに対応付けられた他の画像データ全てに、削除擬制情報が付与されているか否かを判定する(ステップS57)。
ステップS57において、他の画像データ全てに削除擬制情報が付与されていると判定した場合には(ステップS57;Yes)、制御部10は、削除対象となった画像データとともに当該画像データに関連するデータ(タイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた他の画像データ)を通常記憶領域132から削除し(ステップS58)、本処理を終了する。これにより、不要となった画像データ及びタイムスタンプを削除することができるため、記憶容量を効率的に用いることができる。
また、ステップS57において、他の画像データ全てに削除擬制情報が対応付けて記憶されていないと判定した場合には(ステップS57;No)、制御部10は、削除対象となった画像データに削除擬制情報を付与した後(ステップS59)、本処理を終了する。
このように、操作部11等を介して特定の画像データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された画像データを削除したように擬制するため、ユーザの便宜を図ることができ、また、削除が指示された画像データ及び当該画像データと共通するタイムスタンプに対応付けられた他の画像データから、このタイムスタンプに対応付けられた電子データ全体のハッシュ値を再度算出することができるため、このハッシュ値に基づいて画像データ全体を検証することができる。
なお、上記画像データ削除処理においても、ユーザから入力されるユーザ識別情報に基づいて削除対象として選択可能な画像データを制限する態様としてもよく、この場合、システム管理者には通常記憶領域132に記憶された全ての画像データを削除対象として選択可能とし、一般ユーザには、この一般ユーザのユーザ識別情報に係る画像データのみを削除対象として選択可能とすることが好ましい。
次に、図10を参照して、MFP1において画像データの検証が行われた際の処理(以下、データ検証処理という)の手順を説明する。なお、データ検証処理内の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
まず、制御部10は、操作部11等から画像データの検証を行う旨の指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS61;No)。ここで、制御部10は、この指示情報の入力を確認すると(ステップS61;Yes)、記憶部13の通常記憶領域132に記憶された画像データの一覧を表示部12に表示させる等、ユーザが参照可能な態様で提供する(ステップS62)。なお、削除擬制情報が付与された画像データに関しては、「削除済み」の旨を示す表示や表示自体を行わない等、削除したように見せかけた態様で提供するものとする。
次いで、制御部10は、操作部11等から検証対象となる画像データを指定する指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS63;No)。そして、制御部10は、指示情報の入力を確認すると(ステップS63;Yes)、この検証対象となった画像データのタイムスタンプに基づいて、当該タイムスタンプに含まれた宛先情報のTSAサーバ3にTSA公開鍵を要求する公開鍵要求情報を送信し(ステップS64)、このTSAサーバ3からTSA公開鍵を取得する(ステップS65)。
続いて、制御部10は、取得したTSA公開鍵により検証対象となった画像データのタイムスタンプからハッシュ値を復号するとともに(ステップS66)、このタイムスタンプに対応付けられた画像データ全体にハッシュ関数を演算することによりハッシュ値を再度算出する(ステップS67)。そして、制御部10は、この両ハッシュ値を照合することにより、検証対象となった画像データの原本性を検証し(ステップS68)、その検証結果を表示部12や画像形成部21等を介してユーザが確認可能な状態で出力させた後(ステップS69)、本処理を終了する。
このように、タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データを検証するため、電子データ全体の時刻認証を一度に行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、アクセス不可記憶領域131に記憶された一又は複数の画像データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該画像データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、複数の画像データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
なお、ユーザから通常記憶領域132に記憶された画像データの印刷が指示された場合に、上記したデータ検証処理を併せて行うこととしてもよく、この場合には、画像データの検証結果を印刷出力される画像に重畳させた状態で出力させてもよい。また、検証により原本性が保たれていないと判定された場合には、印刷を行わないよう制御することとしてもよい。
また、ユーザから特定の画像データの検証を個別的に指示された場合には、この検証対象となった画像データのタイムスタンプに対応付けられた画像データ全体の検証を行い、この検証結果を検証対象となった画像データの検証結果として出力するものとする。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、説明の簡略化のため、上述した第1の実施形態と同一要素については同符号を付し、その詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態におけるMFP1の制御部10は、操作部11等を介して入力されるタイムスタンプの取得を指示する指示情報(以下、取得指示情報という)又は計時部14から入力される所定の時刻情報に応じ、この取得指示情報又は時刻情報の入力までに記憶部13のアクセス不可記憶領域131に記憶された画像データを読み出し(抽出し)、この画像データの夫々に対して、所定のハッシュ関数を演算することで各画像データの個別的なハッシュ値を算出する。次に、制御部10は、この個別的なハッシュ値を所定の統合方式により一のデータに統合する。さらに、制御部10は、この統合されたデータに所定のハッシュ関数を演算することで当該画像データ全体に係る一のハッシュ値を算出し、このハッシュ値をTSAサーバ3に送信することでTSAサーバ3から一のタイムスタンプを取得する。そして、制御部10は、取得されたタイムスタンプと当該タイムスタンプに係る画像データと当該画像データの個別的なハッシュ値とを対応付け、後述する記憶部13の通常記憶領域132に記憶させる。
図11は、記憶部13の通常記憶領域132に記憶された画像データの一例を模式的に示した図である。図11に示すように、画像データP11〜P15(ユーザ識別情報U7〜U9)と当該画像データの個別的なハッシュ値H1〜H5とタイムスタンプT3、T4とが対応付けて記憶されている。ここで、A3は、一の画像データP11と当該画像データP11の個別的なハッシュ値H1と一のタイムスタンプT3とが対応付けられた組を示しており、A4は、四つの画像データP12〜P15と当該画像データの個別的なハッシュ値H2〜H5と一のタイムスタンプT4とが対応付けられた組を示している。
また、制御部10は、操作部11等を介して入力される通常記憶領域132に記憶された画像データの削除を指示する指示情報に応じ、この指示された画像データを通常記憶領域132から削除する。
次に、図12を参照して、本実施形態における画像データ削除処理の手順を説明する。なお、画像データ削除処理内の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
まず、制御部10は、操作部11等から通常記憶領域132に記憶された画像データの削除を行う旨の指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS71;No)。ここで、制御部10は、この指示情報の入力を確認すると(ステップS71;Yes)、記憶部13の通常記憶領域132に画像データが記憶されているか否かを判定し、記憶されていないと判定した場合には(ステップS72;No)、本処理を直ちに終了する。
一方、ステップS72において、通常記憶領域132に画像データが記憶されていると判定した場合には(ステップS72;Yes)、制御部10は、通常記憶領域132に記憶された全ての画像データの一覧を表示部12に表示させる等、ユーザが参照可能な態様で提供する(ステップS73)。
続いて、制御部10は、ユーザに参照可能に提供した画像データの一覧のうち、削除対象となる特定の画像データを指示する指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS74;No)。ここで、制御部10は、この指示情報の入力を確認すると(ステップS74;Yes)、削除対象となった画像データにタイムスタンプが対応付けられているか否かを判定し、対応付けられていないと判定した場合には(ステップS75;No)、この画像データを通常記憶領域132から削除し(ステップS76)、本処理を終了する。
一方、ステップS75において、削除対象となった画像データにタイムスタンプが対応付けられていると判定した場合には(ステップS75;Yes)、制御部10は、さらにこのタイムスタンプに他の画像データが対応付けて記憶されているか否かを判定する(ステップS77)。
ステップS77において、タイムスタンプに他の画像データが対応付けて記憶されていると判定した場合には(ステップS77;Yes)、ステップS76に移行し、削除対象となった画像データを通常記憶領域132から削除し(ステップS76)、本処理を終了する。
一方、ステップS77において、タイムスタンプに他の画像データが対応付けて記憶されていないと判定した場合には(ステップS77;No)、制御部10は、削除対象となった画像データとともに当該画像データに関連するデータ(タイムスタンプ、当該タイムスタンプに対応付けられた他の画像データ及び個別的なハッシュ値)を通常記憶領域132から削除し(ステップS78)、本処理を終了する。これにより、不要となった個別的なハッシュ値及びタイムスタンプを削除することができるため、記憶容量を効率的に用いることができる。
このように、各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出されたハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに個別的なハッシュ値を対応付けて記憶するため、画像データが削除された場合でも当該画像データに対応付けられたタイムスタンプの取得に係るハッシュ値を算出することができる。
なお、上記画像データ削除処理においても、ユーザから入力されるユーザ識別情報に基づいて削除対象として選択可能な画像データを制限する態様としてもよく、この場合、システム管理者には通常記憶領域132に記憶された全ての画像データを削除対象として選択可能とし、一般ユーザには、この一般ユーザのユーザ識別情報に係る画像データのみを削除対象として選択可能とすることが好ましい。
次に、図13を参照して、本実施形態におけるデータ検証処理の手順を説明する。なお、データ検証処理内の各処理は、制御部10による制御の下、記憶部13に記憶された所定のプログラムとの協働により実行される処理を示している。
まず、制御部10は、操作部11等からジョブの検証を行う旨の指示情報が入力されるまで待機し(ステップS81;No)、この指示情報の入力を確認すると(ステップS81;Yes)、記憶部13の通常記憶領域132に記憶された画像データの一覧を表示部12に表示させる等、ユーザが参照可能な態様で提供する(ステップS82)。
次いで、制御部10は、操作部11等から、検証対象となる画像データを指定する指示情報が入力されるまで待機を行う(ステップS83;No)。そして、制御部10は、指示情報の入力を確認すると(ステップS83;Yes)、検証対象となった画像データのタイムスタンプに基づいて、当該タイムスタンプに含まれた宛先情報のTSAサーバ3にTSA公開鍵を要求する公開鍵要求情報を送信し(ステップS84)、このTSAサーバ3からTSA公開鍵を取得する(ステップS85)。
続いて、制御部10は、取得したTSA公開鍵により検証対象となった画像データのタイムスタンプからハッシュ値を復号するとともに(ステップS86)、このタイムスタンプに対応付けられた個別的なハッシュ値全体にハッシュ関数を演算することによりハッシュ値を再度算出する(ステップS87)。そして、制御部10は、この両ハッシュ値を照合することにより、検証対象となった画像データの原本性を検証し(ステップS88)、その検証結果を表示部12や画像形成部21等を介してユーザが確認可能な状態で出力させた後(ステップS89)、本処理を終了する。
このように、タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データを検証するため、画像データ全体の時刻認証を一度に行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、アクセス不可記憶領域131に記憶された一又は複数の画像データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該画像データ全体に係る一のタイムスタンプを取得するため、複数の画像データに係るタイムスタンプを効率的に取得することができ、タイムスタンプの取得にかかる時間やコストを削減することができる。
なお、ユーザから通常記憶領域132に記憶された画像データの印刷が指示された場合に、上記したデータ検証処理を併せて行うこととしてもよく、この場合には、画像データの検証結果を印刷出力される画像に重畳させた状態で出力させてもよい。また、検証により原本性が保たれていないと判定された場合には、印刷を行わないよう制御することとしてもよい。
また、本実施形態の場合、ユーザから特定の画像データの検証を個別的に指示された場合には、この検証対象となった画像データの個別的なハッシュ値を再度算出し、この個別的なハッシュ値と、タイムスタンプに対応付けて記憶された個別的なハッシュ値とを比較することで検証を行うこととしてもよい。
上記実施形態における画像形成装置の細部構成及び詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、TSAサーバ3からタイムスタンプを取得する態様としたが、これに限らず、MFP1自体がタイムスタンプを生成する構成を有する場合には、MFP1で生成したタイムススタンプを各ジョブに対応付けて記憶する態様としてもよい。
また、上記実施形態では、多機能周辺機器であるMFPを例にして説明したが、これに限らず、SFP(Single- Function Printer)であるプリンタ装置やスキャナ装置等の単機能周辺機器、ファイルサーバ等の情報処理装置に適用することとしてもよい。
また、上記実施形態では、電子データとして画像データを用いた例を示したが、これに限らず、例えば、動画データや音声データ等のデータに適用することも可能である。
また、上記実施形態では、MFP1に内蔵された一の記憶部内にアクセス不可記憶領域と通常記憶領域とを設けることとしたが、これに限らず、例えば、各記憶領域を夫々異なる記憶部に設けることとしてもよいし、MFP1外の外部記憶装置に設けることとしてもよい。
本発明によるタイムスタンプ取得装置、タイムスタンプ取得方法は、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても、また、上記各手順を記述したプログラムを制御部(CPU)が実行することによっても実現することができる。後者により本発明を実現する場合、タイムスタンプ取得装置を動作させる上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等の記憶媒体に転送され記憶される。また、このプログラムは、例えば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、タイムスタンプ取得装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込んでもよい。
画像処理システムの構成を示す図である。 MFPの内部構成を示す図である。 タイムスタンプの取得時刻の設定に係る画面の一例を示す図である。 記憶部に記憶された画像データの一例を模式的に示す図であって、(a)はアクセス不可記憶領域に記憶された画像データを示す図であり、(b)は通常記憶領域に記憶された画像データを示す図である。 TSAサーバの内部構成を示す図である。 読取処理の手順を示すフローチャートである。 定時取得処理の手順を示すフローチャートである。 設定変更処理の手順を示すフローチャートである。 画像データ削除処理の手順を示すフローチャートである。 データ検証処理の手順を示すフローチャートである。 記憶部の通常記憶領域に記憶された画像データの一例を模式的に示す図である。 第2の実施形態における画像データ削除処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるデータ検証処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像処理システム
1 MFP
10 制御部
11 操作部
12 表示部
13 記憶部
131 アクセス不可記憶領域
132 通常記憶領域
14 計時部
15 通信部
16 I/F部
17 エンジン制御部
18 画像処理部
19 画像メモリ
20 画像読取部
21 画像形成部
22 バス
3 TSAサーバ
30 制御部
31 操作部
32 表示部
33 記憶部
34 通信部
35 バス

Claims (36)

  1. 複数の電子データを記憶する記憶部と、
    前記複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて前記記憶部に記憶させる制御部と、
    を備えたことを特徴とするタイムスタンプ取得装置。
  2. 時刻を計時する計時部を備え、
    前記制御部は、前記計時部が所定の時刻を計時した際に、当該所定の時刻までに前記記憶部に記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ取得装置。
  3. 前記制御部は、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報の入力までに前記記憶部に記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ取得装置。
  4. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のタイムスタンプ取得装置。
  5. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のタイムスタンプ取得装置。
  6. 前記制御部は、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ取得装置。
  7. 前記制御部は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを前記記憶部から削除したように擬制することを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ取得装置。
  8. 前記制御部は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データに対して削除を行う指示情報が入力された場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを前記記憶部から削除することを特徴とする請求項7に記載のタイムスタンプ取得装置。
  9. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出した前記ハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに前記個別的なハッシュ値を対応付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ取得装置。
  10. 前記制御部は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを前記記憶部から削除することを特徴とする請求項9に記載のタイムスタンプ取得装置。
  11. 前記制御部は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを前記記憶部から削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を前記記憶部から削除することを特徴とする請求項10に記載のタイムスタンプ取得装置。
  12. 前記制御部は、前記タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データの検証を行うことを特徴とする請求項1に記載のタイムスタンプ取得装置。
  13. 複数の電子データを記憶する記憶工程と、
    前記複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて記憶させる制御工程と、
    を含むことを特徴とするタイムスタンプ取得方法。
  14. 時刻を計時する計時工程を備え、
    前記制御工程は、前記計時工程が所定の時刻を計時した際に、当該所定の時刻までに前記記憶工程で記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項13に記載のタイムスタンプ取得方法。
  15. 前記制御工程は、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報の入力までに前記記憶工程で記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項13に記載のタイムスタンプ取得方法。
  16. 前記制御工程は、前記記憶工程で記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項13〜15の何れか一項に記載のタイムスタンプ取得方法。
  17. 前記制御工程は、前記記憶工程で記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御することを特徴とする請求項13〜16の何れか一項に記載のタイムスタンプ取得方法。
  18. 前記制御工程は、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項13に記載のタイムスタンプ取得方法。
  19. 前記制御工程は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除したように擬制することを特徴とする請求項13に記載のタイムスタンプ取得方法。
  20. 前記制御工程は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データに対して削除を行う指示情報が入力された場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除することを特徴とする請求項19に記載のタイムスタンプ取得方法。
  21. 前記制御工程は、前記記憶工程で記憶された各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出した前記ハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに前記個別的なハッシュ値を対応付けて記憶することを特徴とする請求項13に記載のタイムスタンプ取得方法。
  22. 前記制御工程は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除することを特徴とする請求項21に記載のタイムスタンプ取得方法。
  23. 前記制御工程は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を削除することを特徴とする請求項22に記載のタイムスタンプ取得方法。
  24. 前記制御工程は、前記タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データの検証を行うことを特徴とする請求項13に記載のタイムスタンプ取得方法。
  25. コンピュータに、
    複数の電子データを記憶する記憶機能と、
    前記複数の電子データ全体から算出したハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、この取得したタイムスタンプを前記電子データに対応付けて記憶させる制御機能と、
    を実現させるタイムスタンプ取得プログラム。
  26. 前記コンピュータに、時刻を計時する計時機能を実現させ、
    前記制御機能は、前記計時機能が所定の時刻を計時した際に、当該所定の時刻までに前記記憶機能により記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項25に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  27. 前記制御機能は、外部から前記タイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報の入力までに前記記憶機能により記憶された電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項25に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  28. 前記制御機能は、前記記憶機能により記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを抽出し、この抽出した電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項25〜27の何れか一項に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  29. 前記制御機能は、前記記憶機能により記憶された電子データのうち、前記タイムスタンプが対応付けられていない電子データを外部からアクセス不可能に制御することを特徴とする請求項25〜28の何れか一項に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  30. 前記制御機能は、外部から特定の電子データに係るタイムスタンプの取得を指示する指示情報が入力された場合に、当該指示情報で指示された前記特定の電子データ全体のハッシュ値を算出することを特徴とする請求項25に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  31. 前記制御機能は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除したように擬制することを特徴とする請求項25に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  32. 前記制御機能は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データに対して削除を行う指示情報が入力された場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除することを特徴とする請求項31に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  33. 前記制御機能は、前記記憶機能により記憶された各電子データの個別的なハッシュ値全体から算出した前記ハッシュ値に基づいて当該電子データ全体に係る一のタイムスタンプを取得し、このタイムスタンプに前記個別的なハッシュ値を対応付けて記憶することを特徴とする請求項25に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  34. 前記制御機能は、外部から特定の電子データの削除を指示する指示情報が入力された場合に、この指示された電子データを削除することを特徴とする請求項33に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  35. 前記制御機能は、一の前記タイムスタンプに対応付けられた全ての電子データを削除した場合に、このタイムスタンプ及び当該タイムスタンプに対応付けられた全ての個別的なハッシュ値を削除することを特徴とする請求項34に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
  36. 前記制御機能は、前記タイムスタンプに基づいて当該タイムスタンプに対応付けて記憶された電子データの検証を行うことを特徴とする請求項25に記載のタイムスタンプ取得プログラム。
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