JP2007242251A - 電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタ本体を複数個のコネクタに分割して相手方コネクタへの嵌合結合を円滑にできるようにした電気コネクタを提供すること。
【解決手段】前方に差込部3a及び後方に取付基部3cを有し内部にコンタクト端子が装着されたコネクタ本体と、このコネクタ本体が収容される収容枠15A〜15Cを有する保持フレーム12とを備えた電気コネクタ1において、コネクタ本体は、複数個のサブコネクタ2A〜2Cに分割し、保持フレーム12の各収容枠15A〜15Cはコネクタの外周面との間に隙間が生じる大きさにして、これらの収容枠にサブコネクタの取付基部を遊嵌して差込部を首振自在とした。
【選択図】図4
【解決手段】前方に差込部3a及び後方に取付基部3cを有し内部にコンタクト端子が装着されたコネクタ本体と、このコネクタ本体が収容される収容枠15A〜15Cを有する保持フレーム12とを備えた電気コネクタ1において、コネクタ本体は、複数個のサブコネクタ2A〜2Cに分割し、保持フレーム12の各収容枠15A〜15Cはコネクタの外周面との間に隙間が生じる大きさにして、これらの収容枠にサブコネクタの取付基部を遊嵌して差込部を首振自在とした。
【選択図】図4
Description
この発明は、電気コネクタに係り、詳しくは、1個のコネクタ本体又はこのコネクタ本体を複数個に分割したサブコネクタを保持部材で保持した状態で相手方コネクタとスムーズに嵌合結合できるようにした電気コネクタに関するもので、特に自動車用ワイヤハーネス用コネクタとして好適なものである。
近年、自動車には例えばカーナビゲーション、テレビジョン、その他の多種類の電子機器が搭載されて急速に電子化が進展しており、これに伴いワイヤハーネスの使用量が増大するとともに、これらのワイヤハーネスに装着されるコンタクト端子の本数が増大してコネクタが大型化してきている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
この種のワイヤハーネスに装着される電気コネクタ(以下、コネクタという)は、概ね防水構造となっている。例えば、下記特許文献1に記載された防水コネクタは、横長の直立方体形状をなしたコネクタハウジング(以下、ハウジングという)を備え、このハウジングは左右に所定大きさのブロックに分割されて、各ブロックに複数本のコンタクト端子が装着される複数個の端子装着穴が形成されるとともに、各端子装着穴の後面開口部に防水栓が嵌着されて、この防水栓が押さえ板で保持された構成となっている。
コンタクト端子の装着は、押さえ板の挿通孔から防水栓の貫通孔を通して、対応する端子装着穴へ挿入し、防水栓を押さえ板で保持することによりコンタクト端子からの水の浸入を阻止できるようになっている。
この種のワイヤハーネスに装着される電気コネクタ(以下、コネクタという)は、概ね防水構造となっている。例えば、下記特許文献1に記載された防水コネクタは、横長の直立方体形状をなしたコネクタハウジング(以下、ハウジングという)を備え、このハウジングは左右に所定大きさのブロックに分割されて、各ブロックに複数本のコンタクト端子が装着される複数個の端子装着穴が形成されるとともに、各端子装着穴の後面開口部に防水栓が嵌着されて、この防水栓が押さえ板で保持された構成となっている。
コンタクト端子の装着は、押さえ板の挿通孔から防水栓の貫通孔を通して、対応する端子装着穴へ挿入し、防水栓を押さえ板で保持することによりコンタクト端子からの水の浸入を阻止できるようになっている。
また、コネクタ本体を複数個のサブコネクタに分割したコネクタも下記特許文献2、3で紹介されている。なお、図7は下記特許文献2に記載された防水コネクタの分解斜視図である。
この防水コネクタ30は、図7に示すように、それぞれ単体からなる3個のサブコネクタ31を備え、これらのサブコネクタ31がフレーム40内に形成された3個のホルダ41内に個別に収容可能となっている。それぞれのサブコネクタ31は、略直方体形状をなしたハウジング32を有し、各ハウジング32内にコンタクト端子を収容する複数の装着穴33が複数段に分かれて整列して形成されている。また、各ハウジング32は、その後面にそれぞれゴム栓34が装着可能となっている。各ゴム栓34には、ハウジング32の各装着穴33と対応する位置にそれぞれ挿通穴35が形成されて、押さえ部材36により各ハウジング32に装着される。また、押さえ部材36には、ゴム栓34の挿通穴35と対応する位置ごとに、コンタクト端子を挿通できる挿通孔37が形成されている。
この防水コネクタ30は、図7に示すように、それぞれ単体からなる3個のサブコネクタ31を備え、これらのサブコネクタ31がフレーム40内に形成された3個のホルダ41内に個別に収容可能となっている。それぞれのサブコネクタ31は、略直方体形状をなしたハウジング32を有し、各ハウジング32内にコンタクト端子を収容する複数の装着穴33が複数段に分かれて整列して形成されている。また、各ハウジング32は、その後面にそれぞれゴム栓34が装着可能となっている。各ゴム栓34には、ハウジング32の各装着穴33と対応する位置にそれぞれ挿通穴35が形成されて、押さえ部材36により各ハウジング32に装着される。また、押さえ部材36には、ゴム栓34の挿通穴35と対応する位置ごとに、コンタクト端子を挿通できる挿通孔37が形成されている。
フレーム40は、全体が扁平な角筒状をなし、その内部に3個のサブコネクタ31を個別に収容できる3個の筒状ホルダ41が設けられている。これらのホルダ41は、その外周面の長さ方向の中央部には段差部が形成され、この段差部にゴムリング42が前面側から嵌着されるようになっている。
この防水コネクタ30の組み立ては、以下の手順で行なわれる。個々のサブコネクタのハウジング32において、先ず、位置決めピン43を位置決め穴35Bに、結合ピン44を挿通穴35Aに通しつつ、ゴム栓34をハウジング32の後面に当てて、結合ピン44の小径部と挿通穴との間を超音波溶着によって固着される。次いで、リテーナ38をリテーナ挿入口31Aに挿入して置き、それぞれのコンタクト端子(図示省略)を押さえ部材36の挿通穴37、ゴム栓34の挿通穴35を通して挿入し固定される。コンタクト端子が挿入されたそれぞれのサブコネクタ31は、フレーム40の対応するホルダ41内に挿入される。挿入の途中でサブコネクタ31の先端がリング押さえ41Aに当接してこれをゴムリング42の前方に突出するように撓み変形させる。サブコネクタ31がさらに押し込まれると、ホルダ41の左右の側面に設けられたロック片41Bが外方に撓み変形しつつ押し込まれる。ロック片41Bが弾性的にロック孔に嵌まり込み、サブコネクタ31は対応するホルダ41内に抜け止め状態に収容される。一方、後端側では、ゴム栓34がホルダ41内の後端側に嵌合され、サブコネクタ31とホルダ41との間がシールされる。それとともに、押さえ部材36の係止枠36Aがホルダ41の後端の外面に設けられた突起を乗り越えて弾性的に係止されて、押さえ部材36がホルダ41に固定され、ゴム栓34がサブコネクタ31の後面に強固に保持される。
しかしながら、上記特許文献1に記載された防水コネクタは、コネクタを組み立てた後に、複数本のコンタクト端子を対応する端子装着穴へそれぞれ差込まなければならないので、多数ある装着穴の中で決められた装着穴へ挿入するのが難しく、間違え易くなり作業効率が低下するという課題がある。また、コンタクト端子の本数が多くなればそれに比例して、コネクタが大型化し、成型品の精度が低下してしまい相手方コネクタとの結合の際に、位置ズレが発生してスムーズに嵌合結合が難しくなり、半嵌合状態になり易くなるとともに、嵌合荷重が増大してスムーズに結合できなくなる恐れがある。
この点、上記特許文献2に記載された防水コネクタは、コネクタ本体が複数個のサブコネクタに分割され、分割されたサブコネクタが1個のフレームで保持される構成となっているので、複数本のコンタクト端子は、個々のサブコネクタに分割して差込むことが可能になり、上記コネクタが抱える作業性の課題は一応解消される。しかしながら、この防水コネクタは、個々のサブコネクタをフレームに設けたそれぞれの筒状ホルダに収容するようになっているので、各筒状ホルダにサブコネクタを収容するためにサブコネクタ及び筒状ホルダの成型精度が要求され、このための成型作業が面倒になる。また、結合ピンが押さえ板の挿通穴内で溶着により固定されるので取り外しができず、組み立て工程が複雑になるとともに、取り外して補修すること等ができない。さらに、相手方コネクタとの結合時には、位置ズレが発生してスムーズに嵌合結合させるのが難しくなり、しかも半嵌合状態になり易くなるとともに、嵌合荷重が増大してスムーズに結合できなくなる恐れがある。さらにまた、防水用のゴムリングは、それぞれの筒状ホルダに装着される構造となっているので、相手方コネクタとの結合時に各筒状ホルダが相手方コネクタのハウジングにうまく嵌合されないと所期の防水効果が得られない恐れがある。
さらに、上記特許文献3に記載されたコネクタは、個々のサブコネクタのコネクタハウジングにロッキングアームを一体に設けるとともに、その上にロック保護壁を形成しているので、外形が大きくなり、構造も複雑となっている。
さらに、上記特許文献3に記載されたコネクタは、個々のサブコネクタのコネクタハウジングにロッキングアームを一体に設けるとともに、その上にロック保護壁を形成しているので、外形が大きくなり、構造も複雑となっている。
本願発明は、このような従来技術の課題を解消するためになされたもので、本発明の目的は、コネクタ本体を円滑に相手方コネクタへ嵌合結合できる電気コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、コネクタ本体を複数個のサブコネクタに分割して相手方コネクタへの嵌合結合を円滑にできるようにした電気コネクタを提供することである。
本発明の更に他の目的は、分割サブコネクタ及びこのコネクタを保持する保持部材の構造を簡単にして組み立てを簡単にし、防水機能を向上させた電気コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、コネクタ本体を複数個のサブコネクタに分割して相手方コネクタへの嵌合結合を円滑にできるようにした電気コネクタを提供することである。
本発明の更に他の目的は、分割サブコネクタ及びこのコネクタを保持する保持部材の構造を簡単にして組み立てを簡単にし、防水機能を向上させた電気コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の電気コネクタは、前方に差込部及び後方に取付基部を有し内部にコンタクト端子が装着されたコネクタ本体と、前記コネクタ本体が挿入・保持される収容枠を有する保持フレームとを備えた電気コネクタにおいて、
前記保持フレームの収容枠は、前記コネクタ本体の外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、該収容枠に前記コネクタ本体の取付基部を遊嵌して前記差込部を首振自在としたことを特徴とする。
前記保持フレームの収容枠は、前記コネクタ本体の外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、該収容枠に前記コネクタ本体の取付基部を遊嵌して前記差込部を首振自在としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記収容枠の内壁面の一部には、前記所定の隙間の長さと実質的に等しい高さを有する突出部が設けられており、前記コネクタ本体が前記突出部によって支持されることにより、前記差込部を首振自在としたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記コネクタ本体の差込部の外周囲には防水用パッキンが装着されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタにおいて、前記コネクタ本体は、1本又は複数本のコンタクト端子が装着されるとともに、これらのコンタクト端子の電線接続部がシール部材でシールされていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記保持フレームには、カバー体が着脱自在に設けられて、前記カバー体の装着により前記コネクタ本体が固定されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電気コネクタにおいて、前記コネクタ本体の取付基部の外周囲に係止手段を設け、該係止手段を前記保持フレームの収容枠の内周縁に当接させ、一方、前記カバー体を前記取付基部を押圧するように前記保持フレームに取り付けることにより前記コネクタ本体が前記保持フレームに固定されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記保持フレームには、相手方コネクタと結合する操作・ロック部材が装着されていることを特徴とする。
請求項8に記載の電気コネクタは、前方に差込部及び後方に取付基部を有し内部にコンタクト端子が装着されたコネクタ本体と、前記コネクタ本体が挿入・保持される収容枠を有する保持フレームとを備えた電気コネクタにおいて、
前記コネクタ本体は、複数個のサブコネクタに分割し、前記保持フレームの収容枠は前記サブコネクタの外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、該収容枠に前記サブコネクタの取付基部を遊嵌して前記差込部を首振自在としたことを特徴とする。
前記コネクタ本体は、複数個のサブコネクタに分割し、前記保持フレームの収容枠は前記サブコネクタの外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、該収容枠に前記サブコネクタの取付基部を遊嵌して前記差込部を首振自在としたことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の電気コネクタにおいて、前記収容枠は、前記保持フレームに前記複数個のサブコネクタごとに区画されて設けられていることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の電気コネクタにおいて、前記収容枠の内壁面の一部には、前記所定の隙間の長さと実質的に等しい高さを有する突出部が設けられており、前記コネクタ本体が前記突出部によって支持されることにより、前記差込部を首振自在としたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の電気コネクタにおいて、前記サブコネクタの差込部の外周囲には防水用パッキンが装着されていることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項8〜11のいずれかに記載の電気コネクタにおいて、前記サブコネクタは、1本又は複数本のコンタクト端子が装着されるとともに、これらのコンタクト端子の電線接続部がシール部材でシールされていることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項8に記載の電気コネクタにおいて、前記保持フレームには、カバー体が着脱自在に設けられて、前記カバー体の装着により前記コネクタ本体が固定されていることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の電気コネクタにおいて、前記サブコネクタの取付基部の外周囲に係止手段を設け、該係止手段を前記保持フレームの収容枠の内周縁に当接させ、一方、前記カバー体を前記取付基部を押圧するように前記保持フレームに取り付けることにより前記サブコネクタが前記保持フレームに固定されていることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項8に記載の電気コネクタにおいて、前記保持フレームには、相手方コネクタと結合する操作・ロック部材が装着されていることを特徴とする。
本発明は、上記構成を備えることにより、以下の優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によれば、保持フレームの収容枠をコネクタ本体の外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、コネクタ本体の取付基部を収容枠に適度の遊びを持って遊嵌してコネクタ本体の差込部を首振り自在にすることにより、相手方コネクタとの結合時に、成型精度の誤差、或いは組み立て誤差等により両コネクタの位置合わせに多少のズレが発生しても、差込部が首振り自在になっているので、そのズレを吸収できてスムーズに嵌合結合が可能になる。
請求項2の発明によれは、収容枠の内壁に突出部を形成するのみで上記効果を奏することができるので、上述の効果を奏する電気コネクタを安価に実現できる。
請求項3の発明によれば、コネクタ本体の差込部の外周囲に防水用パッキンを装着することにより、簡単な構成で相手方コネクタとの結合時に防水効果を発揮できる。
請求項4の発明によれば、コネクタ本体に装着したコンタクト端子の電線接続部をシール部材でシールすることにより、電線接続部からの水の浸入を防止することができる。
請求項5、6の発明によれば、保持フレームにカバー体を着脱自在に設け、このカバー体の装着によりコネクタ本体が固定されるので、コネクタ本体に特別な係止手段を設けることなく簡単にコネクタ本体を固定できる。また、カバー体が着脱自在になっているので、コネクタの組み立て或いは分解が容易になる。
請求項7の発明によれば、保持フレームに操作・ロック部材を設けることにより、この操作部材の梃子作用を利用して相手方コネクタとの結合が容易になるとともに、ロックが可能になる。
請求項8の発明によれば、保持フレームの収容枠をコネクタ本体の外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、サブコネクタを収容枠に適度の遊びを持って遊嵌してコネクタ本体の差込部を首振り自在にすることにより、相手方コネクタとの結合時に、成型精度の誤差、或いは組み立て誤差等により両コネクタの位置合わせに多少のズレが発生しても、差込部が首振り自在になっているので、そのズレを吸収できてスムーズに嵌合結合が可能になる。また、コネクタ本体は複数個のサブコネクタに分割されているので、コンタクト端子の装着が容易になるとともに、サブコネクタの個数が多くなっても相手方コネクタとの結合時の嵌合荷重を低減でき操作性も良好になる。
請求項9の発明によれば、収容枠を保持フレームに複数個のサブコネクタごとに区画して設けることにより、保持フレームへの複数個のサブコネクタの装着が簡単になる。
請求項10の発明によれば、サブコネクタごとに区画された場合であっても、収容枠の内壁に突出部を形成するのみで上記効果を奏することができるので、上述の効果を奏する電気コネクタを安価に実現できる。
請求項11の発明によれば、サブコネクタの差込部の外周囲に防水用パッキンを装着することにより、相手方コネクタの個々のコネクタとそれぞれ直接に結合されるので、従来技術のようにフレームの筒状ホルダにパッキンを装着したものと比べると防水効果が一段と向上する。
請求項12の発明によれば、サブコネクタに装着したコンタクト端子の電線接続部をシール部材でシールすることにより、電線接続部からの水の浸入を防止することができる。
請求項13、14の発明によれば、保持フレームにカバー体を着脱自在に設け、このカバー体の装着によりコネクタ本体が固定されるので、コネクタ本体に特別な係止手段を設けることなく簡単にコネクタ本体を固定できる。また、カバー体が着脱自在になっているので、コネクタの組み立て及び分解が容易になる。
請求項15の発明によれば、保持フレームに操作・ロック部材を設けることにより、この操作部材の梃子作用を利用して相手方コネクタとの結合が容易になるとともに、ロックが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのコネクタ本体を複数個のサブコネクタに分割した電気コネクタについて説明するが、本発明はこの電気コネクタに特定することを意図するものではなく、1個のコネクタ本体を用いたその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の一実施例に係る電気コネクタの分解斜視図、図2は図1の電気コネクタを構成する1個のサブコネクタを示し、図2(a)はサブコネクタの側面図、図2(b)は正面図、図2(c)は図2(b)のA−A線の断面図、図3及び図4は電気コネクタの組立体を示し、図3(a)は斜視図、図3(b)は上面図、図4(a)は図3(b)のX方向からみた正面図、図4(b)は図3(b)のB−B線の断面図である。なお、図1〜図4では、コネクタに装着されるコンタクト端子が省略されている。
電気コネクタ1は、図1に示すように、3個に分割されたサブコネクタ2A〜2Cと、これらのサブコネクタ2A〜2Cを収容して保持する保持フレーム12と、この保持フレーム12に3個のサブコネクタ2A〜2Cを収容した後に前記保持フレーム12の背面を覆うカバー体17と、で構成されている。
本実施例に示す3個に分割されたサブコネクタ2A〜2Cは、何れも同じ形状・構造を有している。そこで、次にそのうちの1個のサブコネクタについて図2を参照して説明する。ただし、この分割されたサブコネクタ2A〜2Cは必ずしも同一形状とする必要はなく、例えば誤挿入を防ぐために壁面の異なる位置に溝を形成したものなど、種々の変更が可能である。
サブコネクタ2は、複数本のコンタクト端子(図示省略)と、これらのコンタクト端子が装着される装着穴を有する絶縁性のコネクタハウジング(以下、ハウジングという)3と、このハウジング3の外周囲に装着される弾性シールリング10と、ハウジング3の後端部に装着される板状パッキン8及び押さえ板9とで構成されている。
サブコネクタ2は、複数本のコンタクト端子(図示省略)と、これらのコンタクト端子が装着される装着穴を有する絶縁性のコネクタハウジング(以下、ハウジングという)3と、このハウジング3の外周囲に装着される弾性シールリング10と、ハウジング3の後端部に装着される板状パッキン8及び押さえ板9とで構成されている。
ハウジング3は、所定の幅長の側壁面31〜34及び長手方向に所定の長さを有する略直方体形状をなし樹脂成型品で形成されている。このハウジング3は、長手方向において、前方は相手方コネクタのハウジング(図示省略)に差込まれる差込部3aとなり、後方は板状パッキン8及び押さえ板9及びコンタクト端子が装着されるとともに保持フレーム12が取付けられる取付基部3cとなり、その間が弾性シールリング10が装着されるリング装着部3bとなっている。
ハウジング3の差込部3aは、相手方コネクタのハウジングに嵌合される大きさ及び長さを有している。リング装着部3bは、取付基部3cに近接した外周壁面が膨出され、この膨出した箇所に段部3b'が設けられ、この段部3b'に弾性シールリング10が当接されるようになっている。また、取付基部3cは、その外周壁が段部3c'を経てさらに外方へ膨出され、内部に板状パッキン8及び押さえ板9が嵌入される大きさの空洞6が形成されている。外周壁の段部3c'は、組み立て時に後述する保持フレーム12の収容枠の内周縁に当接される。また、このハウジング3は、差込部3aの前面から取付基部3cの空洞6に向かって貫通する複数本のコンタクト端子が装着される装着穴4、5が形成されている。これらの装着穴4、5は、コンタクト端子の形状に合わせ2種類の異なった構造のものとなっている。すなわち、これらの装着穴4、5は、例えばオス型のコンタクト端子が挿入されるメス型のコンタクト端子(図示省略)に適合させるために大きさが異なっている。なお、各コンタクト端子は、公知のものを使用するので説明を省略する。また、ハウジング3には、長手方向と直交してリテーナ11が挿入される装着溝7が形成されている。なお、リテーナ11は、装着溝7にコンタクト端子が収容された後にこれらの端子を固定するものである。
板状パッキン8は、ハウジング3の空洞6に圧入される大きさを有し肉厚な弾性体、例えばゴム材で形成されている。この板状パッキン8には、ハウジング3に装着された状態でそれぞれのコンタクト端子に接続された電線が挿通される挿通穴8aが形成されている。また、押さえ板9は、板状パッキン8と同様に電線を挿通する挿通穴9aが形成された板状体からなり、弾性体で形成されている。板状パッキン8はこの押さえ板9により空洞6内に装着固定される。また、弾性シールリング10は、所定の幅長を有し、弾性材、例えばゴム材で形成されている。
保持フレーム12は、図1、図3及び図4に示すように、3個のサブコネクタ2A〜2Cが収容されるように仕切られた3個の収容枠15A〜15Cを有し、全体が扁平の角型筒状の枠体からなり、樹脂成型品で形成されている。この角型筒状の枠体からなる保持フレーム12は、上下の枠辺及び両側板133、134で形成されている。そして、上下の枠辺は、2重の板体、すなわち上枠辺が131、141、下枠辺が132、142の間に隙間D1が形成された板体で形成されている。この隙間D1には、操作・ロックレバー16が挿入される。なお、この操作・ロックレバー16としては、この種のコネクタで一般に使用されている公知のものを使用するので説明を省略する。
また、上下枠辺のうち、内側の上下枠辺141、142は、図1及び図4(b)に示すように、外側の枠辺131、132より後方へ延出されている。そして、この延出された延出部14'1、14'2には、カバー体17が装着される。また、これらの延出部14'1、14'2の端縁から内側へ引っ込んだ箇所の内壁面には、内方へ突出した突出部151、152が形成されている。上下の突出部151、152の高さは、サブコネクタ2A〜2Cが挿入されたときに、所定の隙間D2が形成される高さとなっている。この隙間D2は、サブコネクタの外周面と適度の遊びが生じる大きさとなっている。
両側板133、134には、上下の突出部151、152とほぼ同じ突出部153、154が形成されている。また、両側板133、134のうち、一方の側板133には、側板の一部を切り欠いた切欠き部13'3が形成されている。この切欠き部13'3は、プラグ型コネクタとの結合時に、このコネクタのハウジングに嵌り込まれる形状となっている。さらに、他の側板133には、外方へ突出した半筒状体13aが形成されている。この半筒状体13aは、カバー体17の半筒状体18aと組み合わされて電線挿通穴が形成される。
内側の上下枠辺141、142間は、垂直な枠辺150、150で区画されて、それぞれのサブコネクタ2A〜2Cが収容される収容枠15A〜15Cが形成されている。これらの収容枠15A〜15Cのうち、左右の収容枠15A、15Cは、上下枠辺141、142、各側板153、153及び垂直な枠辺150で形成され、また、中央の収容枠15Bは、上下枠辺141、142及び垂直な枠辺150、150で形成されている。さらに、両側板153、153及び垂直な枠辺150、150には、上下の突出部151、152とほぼ同じ突出部(図示省略)が形成されている。これらの突出部の高さは、サブコネクタ2A〜2Cが挿入されたときに、隙間D2と略同じ隙間が形成される高さとなっている。
このように構成した収容枠15A〜15Cにそれぞれサブコネクタ2A〜2Cを挿入すると、各収容枠とサブコネクタのハウジングとの間に隙間D2が形成され、この隙間D2でサブコネクタの外周面と適度の遊びが生じ(図4(b)参照)、サブコネクタが遊嵌された状態となる。この遊嵌により、各サブハウジング2A〜2Cにおける取付基部3cの段部3c'が各収容枠15A〜15Cの内周囲に設けた突出部(例えば、突出部151、152、(図4(b)参照))に係止されて抜け止めとなるとともに、この係止された箇所を支点として、それぞれのサブコネクタ2A〜2Cの差込部3aは上下左右へ可動、すなわち首振り自在となる。この差込部の首振りにより、相手方コネクタとの結合時に、成型精度の誤差、或いは組み立て誤差等により両コネクタの位置合わせに多少のズレが発生しても、差込部が首振り自在になっているので、そのズレを吸収できてスムーズに嵌合結合が可能になる。
カバー体17は、図1に示すように、保持フレーム12とほぼ同じ長さを有し、この保持フレーム12と組み合わされるもので、全体が扁平の角型箱状をなし、樹脂成型品で形成されている。この角型箱状のカバー体17は、上下、及び一側面並びに背面が板状体181〜184で閉鎖され、前面に開口部18を有している。開口部18は、保持フレーム12の背面を覆う大きさを有し、この開口部18の外周縁、すなわち上下、及び一側面の板状体181〜184の端縁が保持フレーム12の延出部14'1、14'2に結合される。また、開口部18の内部、すなわち板状体181〜184の端縁の内側には折曲段部180が形成されている。この折曲段部180は、保持フレーム12にサブコネクタ2A〜2Cを収容したときに、その取付基部3cに当接させてサブコネクタ2A〜2Cを保持フレーム12に固定する機能を果たしている(図4(b)参照)。さらに、他の側面の板状体183には、外方へ突出した半筒状体18aが形成されている。この半筒状体18aは、保持フレーム12の半筒状体13aと組み合わされて電線挿通穴を形成する。
次に、図1〜図4を参照して、コネクタ1の組み立て手順を説明する。
先ず、3個のサブコネクタ2A〜2Cにそれぞれ弾性シールリング10及びコンタクト端子(図示省略)を装着する。このコンタクト端子の装着は、予め各コンタクト端子にそれぞれ電線を接続しておき、これらの電線が接続されたコンタクト端子を板状パッキン8、押さえ板9の各挿通穴を通して、各サブコネクタ2A〜2Cの装着穴4、5に挿入し、装着溝7に装着されたリテーナ11により固定する。この際、電線を接続したコンタクト端子は、それぞれのサブコネクタ2A〜2Cに分散して装着できるので、コンタクト端子数が多くなっても、間違いを少なくして作業効率を上げることができる。
先ず、3個のサブコネクタ2A〜2Cにそれぞれ弾性シールリング10及びコンタクト端子(図示省略)を装着する。このコンタクト端子の装着は、予め各コンタクト端子にそれぞれ電線を接続しておき、これらの電線が接続されたコンタクト端子を板状パッキン8、押さえ板9の各挿通穴を通して、各サブコネクタ2A〜2Cの装着穴4、5に挿入し、装着溝7に装着されたリテーナ11により固定する。この際、電線を接続したコンタクト端子は、それぞれのサブコネクタ2A〜2Cに分散して装着できるので、コンタクト端子数が多くなっても、間違いを少なくして作業効率を上げることができる。
それぞれのサブコネクタ2A〜2Cにコンタクト端子を装着した後に、これらのサブコネクタ2A〜2Cを保持フレーム12の各収容枠15A〜15Cへ挿入し、各サブコネクタ2A〜2Cの段部3c'を各収容枠15A〜15Cの内周囲に設けた突出部(例えば、突出部151、152、図4(b)参照)に当接させ、カバー体17を保持フレーム12の延出部14'1、14'2に装着する。このカバー体17の装着により、各サブコネクタ2A〜2Cの取付基部3cの後端部がカバー体12の折曲段部180に当接されて、各サブコネクタが固定される。保持フレーム12にカバー体17が固定されると、半筒状体13a、18aによって電線挿通穴が形成され、この挿通穴から各コンタクト端子に接続された電線(図示省略)が外部へ導出されて、組み立てを完了する。
このように組み立てると、それぞれのサブコネクタ2A〜2Cが各収容枠15A〜15Cへ装着された際に、各サブコネクタは、それぞれの取付基部3cを支点としてそれぞれのサブコネクタ2A〜2Cの差込部3aが上下左右へ可動、すなわち首振り自在となる。この差込部の首振りにより、相手方コネクタとの結合時に成型精度の誤差或いは組み立て誤差等により両コネクタの位置合わせに多少のズレが発生しても、差込部が首振り自在であるためにそのズレを吸収できてスムーズに嵌合結合が可能になる。
このようにして組み立てられた電気コネクタ1は、プラグ型コネクタに嵌合結合されて使用される。次に、上述した本実施例の電気コネクタと公知のプラグ型コネクタとの結合を説明する。なお、図5は本発明の実施例に係る電気コネクタとプラグ型コネクタとが結合された状態を示し、図5(a)は上面図、図5(b)は正面図、図6は図5のC−C線の断面図である。なお、図5では電気コネクタは、3個のサブコネクタを有するものと2個のサブコネクタを有するものとが使用されたものを示している。なお、2個のサブコネクタを有する電気コネクタ1'は、上述したコネクタ1と略同じ構造を有しているのでその説明は省略する。
プラグ型コネクタ20には、図5に示すように、3個のサブコネクタ21A〜21Cと2個のサブコネクタ21D、21Eとがグループ分けされて左右に隣接して設けられている。これらのサブコネクタ21A〜21Eは、それぞれ3個のサブコネクタを有する電気コネクタ1及び2個のサブコネクタを有する電気コネクタ1'に結合される。
これらのサブコネクタ21A〜21Eは、それぞれ同じ形状・構造を有している。そのうちの1個のサブコネクタ21Bを図6を参照して説明すると、このサブコネクタ21Bは、複数本のコンタクト端子24と、これらのコンタクト端子24が装着されるハウジング22とで構成されている。なお、図6における符号25は、コンタクト端子24を整列させる整列板である。
このプラグ型コネクタ20とコネクタ1との結合は、コネクタ1のサブコネクタ2A〜2Cをプラグ型コネクタ20のサブコネクタ21A〜21Cに嵌め込む。このとき、それぞれのサブコネクタ2A〜2Cの差込部3aが上下左右へ可動、すなわち首振り自在となっているので、サブコネクタ21A〜21Cとの嵌合に多少のズレが発生しても、そのズレを吸収できてスムーズに嵌合結合が可能になる。この結合は、操作レバー16を使用すると簡単に結合操作ができるとともに、抜け止めのロックも可能になる。また、サブコネクタ21D、21Eとコネクタ1'との結合も同じであるので説明を省略する。
1 電気コネクタ
2、2A〜2C サブコネクタ
3 コネクタハウジング
4、5 コンタクト端子装着穴
8 板状パッキン
9 押さえ板
10 弾性シールリング(防水用パッキン)
12 保持フレーム
15A〜15C 収容枠
17 カバー体
2、2A〜2C サブコネクタ
3 コネクタハウジング
4、5 コンタクト端子装着穴
8 板状パッキン
9 押さえ板
10 弾性シールリング(防水用パッキン)
12 保持フレーム
15A〜15C 収容枠
17 カバー体
Claims (15)
- 前方に差込部及び後方に取付基部を有し内部にコンタクト端子が装着されたコネクタ本体と、前記コネクタ本体が挿入・保持される収容枠を有する保持フレームとを備えた電気コネクタにおいて、
前記保持フレームの収容枠は、前記コネクタ本体の外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、該収容枠に前記コネクタ本体の取付基部を遊嵌して前記差込部を首振自在としたことを特徴とする電気コネクタ。 - 前記収容枠の内壁面の一部には、前記所定の隙間の長さと実質的に等しい高さを有する突出部が設けられており、前記コネクタ本体が前記突出部によって支持されることにより、前記差込部を首振自在としたことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前記コネクタ本体の差込部の外周囲には防水用パッキンが装着されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前記コネクタ本体は、1本又は複数本のコンタクト端子が装着されるとともに、これらのコンタクト端子の電線接続部がシール部材でシールされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタ。
- 前記保持フレームには、カバー体が着脱自在に設けられて、前記カバー体の装着により前記コネクタ本体が固定されることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前記コネクタ本体の取付基部の外周囲に係止手段を設け、該係止手段を前記保持フレームの収容枠の内周縁に当接させ、一方、前記カバー体を前記取付基部を押圧するように前記保持フレームに取り付けることにより前記コネクタ本体が前記保持フレームに固定されていることを特徴とする請求項5に記載の電気コネクタ。
- 前記保持フレームには、相手方コネクタと結合する操作・ロック部材が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前方に差込部及び後方に取付基部を有し内部にコンタクト端子が装着されたコネクタ本体と、前記コネクタ本体が挿入・保持される収容枠を有する保持フレームとを備えた電気コネクタにおいて、
前記コネクタ本体は、複数個のサブコネクタに分割し、前記保持フレームの収容枠は前記サブコネクタの外周面との間に所定の隙間が形成される大きさにして、該収容枠に前記サブコネクタの取付基部を遊嵌して前記差込部を首振自在としたことを特徴とする電気コネクタ。 - 前記収容枠は、前記保持フレームに前記複数個のサブコネクタごとに区画されて設けられていることを特徴とする請求項8に記載の電気コネクタ。
- 前記収容枠の内壁面の一部には、前記所定の隙間の長さと実質的に等しい高さを有する突出部が設けられており、前記コネクタ本体が前記突出部によって支持されることにより、前記差込部を首振自在としたことを特徴とする請求項8又は9に記載の電気コネクタ。
- 前記サブコネクタの差込部の外周囲には防水用パッキンが装着されていることを特徴とする請求項8に記載の電気コネクタ。
- 前記サブコネクタは、1本又は複数本のコンタクト端子が装着されるとともに、これらのコンタクト端子の電線接続部がシール部材でシールされていることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の電気コネクタ。
- 前記保持フレームには、カバー体が着脱自在に設けられて、前記カバー体の装着により前記コネクタ本体が固定されていることを特徴とする請求項8に記載の電気コネクタ。
- 前記サブコネクタの取付基部の外周囲に係止手段を設け、該係止手段を前記保持フレームの収容枠の内周縁に当接させ、一方、前記カバー体を前記取付基部を押圧するように前記保持フレームに取り付けることにより前記サブコネクタが前記保持フレームに固定されていることを特徴とする請求項13に記載の電気コネクタ。
- 前記保持フレームには、相手方コネクタと結合する操作・ロック部材が装着されていることを特徴とする請求項8に記載の電気コネクタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006058761A JP2007242251A (ja) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | 電気コネクタ |
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-
2006
- 2006-03-03 JP JP2006058761A patent/JP2007242251A/ja not_active Withdrawn
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