JP2007241854A - オンラインストレージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 編集作業に必要なソフトウェアが外出先の端末に実装されていない場合であっても、またその編集作業に必要なソフトウェアを格納した大容量の記録領域を有する記録媒体を常に携帯しなくても、外出先等でファイルの編集作業を容易に行うオンラインストレージシステムを提供する。
【解決手段】 オンラインストレージシステムは、ユーザが外出先等でファイルの編集作業等を行うファイル編集端末10と、そのファイル編集端末10にオンラインストレージサービスを提供するストレージサーバ20と、ユーザが携帯しそのファイル編集端末10に接続可能なUSBメモリ30と、それらファイル編集端末10及びストレージサーバ20を接続するインターネット等のネットワーク100とを有して構成される。ユーザは、外出先にUSBメモリ30を携帯し、外出先に設置されているファイル編集端末10を用いてファイルの作成又は編集を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オンラインストレージシステムに関し、特に、自宅・職場・外出先等の場所を問わず、ファイルの編集作業を可能とするオンラインストレージシステムに関する。
外出先や出張先においてもファイル内容の修正又は追加といった編集作業が要求されることがある。このようなときには、従来から、ユーザはノートブック型のPC等を携帯し、そのPCを用いて外出先等でファイルの編集等を行うことが多い。
しかしながら、PCの製造技術の進歩により、ノートブック型PCの小型化・軽量化が実現されているものの、このようにPCを持ち運ぶことにはやはり煩わしさが生じる。
このような問題の解決を可能とするサービスの1つに、オンラインストレージサービスがある。このオンラインストレージサービスは、ユーザが、そのサービスの提供会社と契約して、そのサービス提供会社が保有するストレージサーバの蓄積領域を一部借り受け、ユーザ自身のファイルを蓄積しておけるというものである。ユーザは、外出先に設置されているPCからログインしてそのストレージサーバにアクセスすると、その外出先のPCに実装されているソフトウェアを用いて、自宅や職場のPCと同様に自身のファイルの閲覧や編集作業を行うことができるようになっている。
しかしながら、このオンラインストレージサービスにおいては、以下のような問題が生じる。
その問題とは、従来のオンラインストレージサービスでは、ファイルの編集作業が可能か否かは、外出先のPCにおいて実装されているOSやアプリケーションソフトウェアに依存してしまい、ユーザは自宅や職場と同様のサービスを受けられないというものである。
すなわち、この従来のオンラインストレージサービスでは、ユーザが使用するファイルを起動させるソフトウェアがその外出先のPCに実装されていないと、そのファイルの編集作業を行うことができないという問題が生じる。
このような問題を解決するオンラインストレージサービスに関する従来技術として、特許文献1が開示するところのデータ保管システム、データ管理方法、及びデータ記録媒体が提案されている。
このデータ保管システムでは、着脱自在の携帯型記録媒体に予めアプリケーションソフトウェアが書き込まれている。この携帯型記録媒体を外出先のPCに装着すると、そのアプリケーションソフトウェアが起動する。この結果、ユーザは、ファイルのアップロード又はダウンロード、あるいはファイル操作、管理又は変換処理等のオンラインストレージサービスを受けられるようになる。
このように、この特許文献1で提案されているシステムでは、携帯型記録媒体に予め書き込んでいたアプリケーションソフトウェアを起動させることで、外出先のPCに使用するソフトウェアが実装されていないときでも自宅のPCと同様にファイルの編集を行うことができるようになっている。この結果、アプリケーションソフトウェアがインストールされたPCを持ち運ぶ必要がなくなる。
特開2004−126908
しかしながら、その特許文献1で提案されているシステムにおいても、以下のような問題点がある。
その問題とは、ユーザ自身が外出先で使用したいソフトウェアを全て、予め携帯型記録媒体に書き込んでおく必要があるため、場合によってはその記録媒体に大容量の記録領域を用意していかなければならないというものである。
また、他の問題としては、その記録媒体に予め必要なアプリケーションソフトウェアを書き込んでおくのを忘れた場合、外出先でファイルの編集作業を行うことができない虞があるというものもある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、編集作業に必要なソフトウェアが外出先の端末に実装されていない場合であっても、またその編集作業に必要なソフトウェアを格納した大容量の記録領域を有する記録媒体を常に携帯しなくても、外出先等でファイルの編集作業を容易に行うオンラインストレージシステムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、ユーザが外出先でファイルの編集作業を行うためのファイル編集端末と、ユーザのファイルとファイルの編集に用いられるソフトウェアとを格納し、ファイル編集端末からの要求に応じて格納しているファイルの編集作業を行うストレージサーバと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザが外出先にてファイルの編集を行うために操作するファイル編集端末と、ファイル編集端末からの要求に応じてファイルの編集作業を行うストレージサーバとがネットワークを介して接続されているオンラインストレージシステムであって、ストレージサーバにはユーザのファイルとファイルの編集用のソフトウェアとが格納されており、ストレージサーバは、ファイル編集端末からファイルの編集作業の開始要求を受信すると、格納しているファイル及びソフトウェアを抽出し、ファイルの編集作業を行い、ファイルの編集結果をファイル編集端末に送信することを特徴とする。
また、本発明におけるオンラインストレージシステムは、ユーザにより携帯されユーザの認証情報が記録されている携帯型記録媒体をさらに有し、ファイル編集端末は、携帯型記録媒体が接続されると、携帯型記録媒体に記録されている認証情報を読み出して、認証情報をストレージサーバに送信し、ストレージサーバは、ファイル編集端末から受信した認証情報に基づいてユーザの認証を行い、認証が成功すると、ファイルの編集作業を開始することを特徴とする。
また、本発明におけるオンラインストレージシステムは、ファイルの編集用のソフトウェアを格納するソフトウェア提供サーバをさらに有し、ストレージサーバは、ファイルの編集作業の開始要求をファイル編集端末から受信すると、ファイルの編集用のソフトウェアが自身に格納されているか否かを検索し、ソフトウェアが格納されていない場合、ソフトウェアの取得要求をソフトウェア提供サーバに送信し、ソフトウェア提供サーバは、ソフトウェアの取得要求を受信すると、該当するソフトウェアをストレージサーバに送信し、ストレージサーバは、ソフトウェアをソフトウェア提供サーバから受信すると、受信したソフトウェアを用いてファイルの編集作業を行うことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ストレージサーバ上に必要なソフトウェアを書き込み、外出先の端末を介してそのストレージサーバにアクセスし、ファイルについて各種処理を実行させるので、作業に必要なソフトウェアが外出先の端末に実装されていない場合であっても、またその作業に必要なソフトウェアを格納した大容量の記録領域を有する記録媒体を常に携帯しなくても、外出先等でファイルの編集作業を容易に行うことが可能となる。
以下、図を用いて、本発明のオンラインストレージシステムの実施の形態について詳細に説明する。
なお、本実施の形態では、ユーザとは、自宅又は職場等で作成した文書ファイル,計算ファイルあるいは作図ファイル等のファイルを、自宅又は職場等以外の外出先で編集する必要がある者、あるいは外出先で新たなファイルの作成の必要がある者等を言い、また、サーバ管理会社とは、ストレージサーバ20の記録領域の全部又は一部をユーザに割り当てるとともに、外出先のユーザに対してソフトウェアを使用可能とするサービスを提供するものを言う。
<第1の実施の形態>
(第1の実施の形態の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるオンラインストレージシステムの構成を示す図である。
図に示すように、オンラインストレージシステムは、ユーザが外出先等でファイルの編集作業等を行うファイル編集端末10と、そのファイル編集端末10にオンラインストレージサービスを提供するストレージサーバ20と、ユーザが携帯しそのファイル編集端末10に接続可能であってファイル編集端末10に接続した際オンラインストレージサーバ20に自動的にアクセスしログインを行うための認証情報及びプログラム格納するUSB(Universal Serial Bus)メモリ30と、それらファイル編集端末10及びストレージサーバ20を接続するインターネット等のネットワーク100とを有して構成される。
図2は、ファイル編集端末10の構成を示す図である。
このファイル編集端末10は、汎用PC等の情報処理装置で構成されるものであり、図に示すように、端末全体を制御するCPU等の制御部11と、ネットワーク100を介してストレージサーバ20と情報の送受信を行う送受信部12と、そのストレージサーバ20からの受信情報を表示する表示部13と、USBメモリ30を接続するためのUSBインタフェース部14とを有する。また、このファイル編集端末10には、ネットワーク100に接続し受信情報を画面表示するための情報閲覧用のソフトウェア(ブラウザ等)が実装されており、ユーザは、このソフトウェア上でオンラインストレージサービスを利用することになる。
図3は、ストレージサーバ20の構成を示す図である。
このストレージサーバ20は、ワークステーション等のサーバ装置で構成されるものであり、図に示すように、サーバ全体を制御するCPU等により構成される制御部21と、ネットワーク100を介してファイル編集端末10と情報の送受信を行う送受信部22と、前述の各ユーザのファイルを記録するHDD(Hard Disk Drive)等のファイル記録部23と、各種ファイルの編集作業等を実現するためのソフトウェアを蓄積するソフトウェア蓄積部24と、これら各ファイルやソフトウェアを展開するRAM等により構成される情報記憶部25とを有する。
このうち、ファイル記録部23における記録領域は、複数の記録領域23aに仮想的に区分されており、各ユーザに対して割り当てられている。この各記録領域23aには、各ユーザのファイルとそのファイルの編集に必要なソフトウェアとの対応が示されたテーブルと、オンラインストレージサービス利用時の画面設定情報とが記録されている。
また、情報記憶部25における記憶領域も、複数の記憶領域25aに仮想的に区分されており、ユーザからのアクセス状況に応じて動的に各ユーザに対して割り当てられる。
そして、ストレージサーバ20は、ファイル編集端末10からファイル編集作業の要求を受信すると、該当するファイルと、そのファイルの編集作業を行うためのソフトウェアとを抽出し、記憶領域25aに展開してそのファイルの編集作業を行う。なお、この各種ファイルの編集作業等を実現するためのソフトウェアは、ユーザが自身の端末を用いて予めこのストレージサーバ20にアップロードしてインストールを行い、ソフトウェア蓄積部24に蓄積しておく必要がある。
図4は、USBメモリ30の記録領域を示す図である。
図に示すように、このUSBメモリ30には、通常のデータ記録領域の一部に、IDやパスワード等の認証用の情報と、これらの認証情報を用いてストレージサーバ20にアクセスするためのプログラムとが予め書き込まれている。USBメモリ30におけるその他の記憶領域については、通常のメモリ同様にユーザのファイル等が書込み可能となっている。
ユーザがこのUSBメモリ30をUSBインタフェース部14に接続させると、ファイル編集端末10がこれらの認証情報及びプログラムを自動的に読み出し、ストレージサーバ20にアクセスしログインを行う。ログインが成功すると、その後、ユーザはファイル編集端末10を用いてオンラインストレージサービスを利用することが可能となる。
(第1の実施の形態の動作)
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるオンラインストレージシステムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、図に沿って、本実施の形態において、ユーザが外出先に設置されているファイル編集端末10を用いてオンラインストレージサービスを利用するときの、オンラインストレージシステムの動作について説明する。
まず、ユーザは、外出先でオンラインストレージサービスを利用しようとするとき、携帯しているUSBメモリ30を、ファイル編集端末10のUSBメモリの差込口(USBインタフェース部14)に接続する。
ファイル編集端末10は、そのUSBメモリ30の接続を検知すると(ステップS101/Yes)、そのUSBメモリ30から前述の認証情報を読み出し(ステップS102)、この読み出した認証情報をストレージサーバ20に送信する(ステップS103)。
なお、以降、ファイル編集端末10からの情報には、そのユーザのIDが付されてストレージサーバ20に送信されるものとする。
ストレージサーバ20は、その認証情報をファイル編集端末10から受信すると、この受信した認証情報と自身に予め格納されている認証情報と比較し、ユーザ認証を行う(ステップS104)。
認証が成功すると(ステップS104/Yes)、ストレージサーバ20は、そのユーザのIDに対応付けられている画面設定情報を抽出し、ファイル編集端末10に送信する(ステップS105)。
ファイル編集端末10は、その画面設定情報をストレージサーバ20から受信すると、ブラウザ等の情報閲覧用のソフトウェアを起動し(ステップS106)、その受信した画面設定情報に基づいて、画面情報を作成し表示する(ステップS107)。
この表示された画面上には、そのユーザのファイルを示すアイコン等が表示されている。
ユーザが、ファイル編集端末10を用いてその画面上の任意のアイコンをクリックし、ファイルを指定すると、ファイル編集端末10は、その指定ファイルの編集作業の開始要求をストレージサーバ20に送信する(ステップS108)。
ストレージサーバ20は、その編集作業の開始要求を受信すると、ここで指定されているファイルをファイル記録部23から読み出して記憶領域25a上に展開する(ステップS109)。
次に、ストレージサーバ20は、前述のファイル記録部23内のテーブルを参照して、その指定ファイルの編集に必要なソフトウェアを検索して、該当するソフトウェアをソフトウェア蓄積部24から読み出し、記憶領域25a上に展開する(ステップS110)。
そして、ストレージサーバ20は、その展開した指定ファイルの画面情報をファイル編集端末10に送信する(ステップS111)。
ファイル編集端末10は、その画面情報をストレージサーバ20から受信すると、閲覧用ソフトウェアにより画面表示する(ステップS112)。
ユーザは、そのファイル編集端末10に備えられている各種キーやマウス、画面上のアイコン等の入力手段(図示せず)により、その画面上に表示されたファイルに対して編集作業を行う(ステップS113)。
このとき、このステップS113における編集作業においては、以下のような処理が実行される。ファイル編集端末10においてキー入力等が行われるごとに、その入力内容を示す情報がストレージサーバ20に送信され、記憶領域25a上で該当ファイルの編集が行われる。ストレージサーバ20は、その編集内容が反映されたファイルの情報をファイル編集端末10に送信し画面表示される。
そして、ユーザは、編集作業が終了後、ファイル編集端末10を用いて画面上の所定のアイコンのクリック等をすると、ファイル編集端末10は、編集作業の終了要求をストレージサーバ20に送信する(ステップS114)。
ストレージサーバ20は、記憶領域25aに展開されている編集作業後のファイルをファイル記録部23に書き込み、保存してファイルの編集処理を終了する(ステップS115)。
このように、本実施の形態においては、ユーザが外出先の端末(ファイル編集端末10)で自身のファイルの編集作業を行うとき、ストレージサーバ20は、記録しておいたファイルを読み出すとともに、そのファイルを編集するためのソフトウェアを起動させ、ファイル編集端末10からの指示に従って編集作業を行うので、その外出先の端末に該当するソフトウェアがインストールされていない場合であっても、自宅や職場と同様にファイルの編集作業を行うことが可能となる。
また、このとき、ストレージサーバ20がファイルの編集作業を行い、ファイル編集端末10は、その編集結果を表示するだけなので、ブラウザ等の閲覧用ソフトウェアだけ実装しておけばよく、そのファイル編集端末10にかかる作業負荷を軽減できるようになっている。
また、本実施の形態では、ファイルの編集作業は実際にはストレージサーバ20上で行われ、その編集後のファイルや画面設定情報はストレージサーバ20に記録され、ファイル編集端末10には記録されず、そのファイル編集端末10は単なる入力及び表示端末として機能するだけなので、このファイル編集端末10自体又はこの端末内のデータの盗難や紛失があっても、ユーザ自身のファイルや個人情報等が、ファイル編集作業の終了後にファイル編集端末10から他人に漏洩することを防止することが可能となる。
また、ファイル編集端末10は、前述したように汎用のPCであってもよいし、その他、携帯電話機、PHS又はPDA等の携帯型の情報処理装置であってもよい。
また、前述の実施の形態において、ファイル編集端末10は、ストレージサーバ20から受信した画面情報を表示部13上に表示していたが、ストレージサーバ20からの情報に基づいてスピーカ等から音声を出力したり、ネットワーク100を介してデータや信号の送受信を行ったりすることができる。
また、このファイル編集端末10にプリンタ等の外部機器が接続されている場合には、ストレージサーバ20からの受信情報に応じて、ファイル編集端末10がその外部機器に制御信号を送出し動作制御を行うことができる。
また、本実施の形態では、ユーザが操作する端末(ファイル編集端末10)には、アプリケーション等を事前にインストールする必要がないことから、ファイル編集端末10毎のアプリケーション等の購入コストを抑えることができ、また、それをファイル編集端末10毎にインストールする繁雑さも回避される。
また、ソフトウェアのメーカー側は、本実施の形態におけるオンラインストレージサービスを利用することにより、ユーザへのソフトウェアの提供方法を、従来のCD−ROM等によるものから、ストレージサーバ20からネットワークを介して提供する方法に切り替えることができる。これにより、従来問題となっていたCD−ROMからのソフトウェアの不正コピーを防止することが可能となる。
また、前述のストレージサーバ20を管理するサーバ管理会社は、例えばソフトウェア会社やインターネットプロバイダ等の会社であってもよい。
また、ソフトウェア蓄積部24には、例えば、文書編集ソフトウェア、画像/映像編集ソフトウェア、メーラ、ファイル転送ソフトウェア、日本語・英語間等の翻訳ソフトウェア等の様々なアプリケーションソフトウェアが蓄積されている。
この他、ソフトウェア蓄積部24には、OS(Operating System)又は各種ドライバ等の基本ソフトウェアを蓄積するようにしてもよい。この場合、ファイル編集端末10に実装されているOSの種類に依存することなく、ユーザは様々な種類のファイルを外出先で編集することが可能となる。
また、本実施の形態では、ストレージサーバ20に階層型セキュリティを設けることにより、このストレージサーバ20に格納されたファイルやソフトウェアを、TCP/IPプロトコルのOSI参照モデルの各層においてハッカーやウィルスの脅威等から容易に防御することが可能となる。
この階層型セキュリティを設けることで、ストレージサーバ20は、ファイル記録部23に記録されたファイルへのアクセス又はダウンロードの状況を監視することができ、ファイルの不正な流出等に対して的確な対応をとることができるようになっている。
また、ファイル編集端末10にはファイル等のデータは格納されないことから、ユーザ等は、ファイル編集端末10にそのような厳重なセキュリティを設ける必要がなく、ユーザ等によるファイルの管理負担を大幅に軽減することが可能となる。
なお、本実施の形態では、オンラインストレージサービスのログイン用のプログラムを格納する携帯型記録媒体としてUSBインタフェースに接続可能なフラッシュメモリを用いたが、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394のような他のインタフェースに接続可能なものであってもよい。
また、ファイル編集端末10に読取可能なドライブが備わっている場合には、HDD(Hard Disk Drive)カード、光/光磁気ディスク、磁気ディスクであってもよい。
また、ファイル編集端末10に赤外線センサ等が備わっている場合には、前述の携帯型記録媒体はICカードやICタグであってもよい。
その他、端末において接続可能又は読取可能なものであれば、携帯型記録媒体の記録方式やインタフェースについては限定されないものとする。
また、ユーザは、携帯型記録媒体を用いずに、ファイル編集端末10のブラウザから直接認証情報を入力してログインするようにしてもよいし、ファイル編集端末10に備えられた指紋認証手段に指紋を読み取らせてログインするようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、USBメモリ30内にストレージサーバ20にアクセスするためのプログラムが実装されており、このUSBメモリ30がファイル編集端末10に接続されると、ファイル編集端末10はそのプログラムを自動的に読み込んでストレージサーバ20へのログイン処理を開始するので、ユーザは、自身のIDやパスワードを自ら入力することなく、オンラインストレージサービスの利用を容易に開始することが可能となる。
<第2の実施の形態>
(第2の実施の形態の構成)
以下、本発明の第2の実施の形態におけるオンラインストレージシステムの構成及び動作について説明するが、特記しない限り、その構成及び動作については第1の実施の形態と同様であるものとする。
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるオンラインストレージシステムの構成を示す図である。
図に示すように、本実施の形態におけるオンラインストレージシステムは、第1の実施の形態にソフトウェア提供サーバ40を追加した構成となっている。
このソフトウェア提供サーバ40は、ソフトウェア会社やインターネットプロバイダ等により管理されている情報処理装置であって、OS又はアプリケーション等の各種ソフトウェアを蓄積し、提供するものである。
このソフトウェア提供サーバ40は、ネットワーク100を介してストレージサーバ20と接続されており、ストレージサーバ20からの要求に応じて、該当するソフトウェアを提供する。
このことにより、ストレージサーバ20は、ファイルを編集するソフトウェアを蓄積していない場合であっても、ソフトウェア提供サーバ40からそのソフトウェアを取得し編集作業を行うことができるようになっている。
なお、本実施の形態において、ストレージサーバ20は、そのソフトウェア提供サーバ40からソフトウェアを取得するためのテーブルをソフトウェア蓄積部24に蓄積している。
このテーブルには、各種アプリケーションとそのアプリケーションを保有するソフトウェア提供サーバ40のアドレス情報(URL等)との対応が示されている。
ストレージサーバ20は、ファイルの作成又は編集に必要なソフトウェアが自身に蓄積されていないとき、このテーブルを参照して、そのソフトウェアを保有するソフトウェア提供サーバ40に対してソフトウェアの取得要求を行う。
(第2の実施の形態の動作)
図7は、本発明の第2の実施の形態におけるオンラインストレージシステムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、図に沿って、本実施の形態において、ユーザが外出先に設置されているファイル編集端末10を用いてオンラインストレージサービスを利用するときの、オンラインストレージシステムの動作について説明する。
まず、ユーザがファイル編集端末10を用いて認証を行い、ファイルを指定し編集作業の開始を要求するまでの処理(ステップS201)は、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
ストレージサーバ20は、その編集作業の開始要求を受信すると、ここで指定されているファイルをファイル記録部23から読み出す(ステップS202)。
次に、ストレージサーバ20は、その読み出したファイルの編集作業に必要なソフトウェアがソフトウェア蓄積部24に蓄積されているか否か検索する(ステップS203)。
検索の結果、蓄積されていれば(ステップS203/Yes)、ストレージサーバ20は、第1の実施の形態と同様に、そのファイルの編集作業を実行する(ステップS209)。
一方、検索の結果、そのソフトウェアがソフトウェア蓄積部24に蓄積されていない場合には(ステップS203/No)、ストレージサーバ20は、前述のソフトウェア蓄積部24に蓄積されているテーブルを参照して、その編集に必要なソフトウェアの保有先のアドレスを検出する(ステップS204)。
次に、ストレージサーバ20は、その検出したアドレス宛のソフトウェア提供サーバ40に対し、その該当するソフトウェアのダウンロード要求を送信する(ステップS205)。
ソフトウェア提供サーバ40は、そのダウンロード要求を受信すると、そのダウンロード要求において指定されているソフトウェアを、自身に備えられている蓄積部から抽出し(ステップS206)、その抽出したソフトウェアをストレージサーバ20に送信する(ステップS207)。
ストレージサーバ20は、そのソフトウェアを受信すると、該当する記憶領域25aに展開する(ステップS208)。
そして、第1の実施の形態と同様に、ファイルの編集作業を実行する(ステップS209)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ファイル編集端末10やストレージサーバ20にファイルの編集に必要なソフトウェアが蓄積されていない場合であっても、ソフトウェア提供サーバ40からダウンロードできるので、ユーザは、外出先でファイルの編集作業を自宅等と同様に容易に行うことが可能となる。
<実施形態のまとめ>
以上説明したように、前述した実施の形態においては、ストレージサーバ20はユーザに対して記録領域23aを割り当てるとともに、その記録領域23aに記録されているファイルの編集作業に必要なソフトウェアの使用をユーザに提供するので、ユーザは、外出先のファイル編集端末10にそのソフトウェアがインストールされていない場合であっても、ファイルの作成又は編集を行うことが可能となる。
また、前述した実施の形態においては、ファイルの作成・編集作業はストレージサーバ20において行われ、ファイル編集端末10上にそのファイルの情報が残らないので、ファイル編集端末10からユーザに関する情報が漏洩するのを防ぐことが可能となる。
なお、前述のファイル編集端末10、ストレージサーバ20又はソフトウェア提供サーバ40は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、前述のファイル編集端末10、ストレージサーバ20又はソフトウェア提供サーバ40をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態におけるオンラインストレージシステムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるファイル編集端末の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるストレージサーバの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるUSBメモリの記録領域を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるオンラインストレージシステムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるオンラインストレージシステムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるオンラインストレージシステムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
符号の説明
10 ファイル編集端末
11,21 制御部
12,22 送受信部
13 表示部
14 USBインタフェース部
20 ストレージサーバ
23 ファイル記録部
23a 記録領域
24 ソフトウェア蓄積部
25 情報記憶部
25a 記憶領域
30 USBメモリ
40 ソフトウェア提供サーバ
100 ネットワーク

Claims (4)

  1. ユーザが外出先でファイルの編集作業を行うためのファイル編集端末と、
    ユーザのファイルと該ファイルの編集に用いられるソフトウェアとを格納し、前記ファイル編集端末からの要求に応じて前記格納しているファイルの編集作業を行うストレージサーバと、
    を有することを特徴とするオンラインストレージシステム。
  2. ユーザが外出先にてファイルの編集を行うために操作するファイル編集端末と、該ファイル編集端末からの要求に応じてファイルの編集作業を行うストレージサーバとがネットワークを介して接続されているオンラインストレージシステムであって、
    前記ストレージサーバには前記ユーザのファイルと該ファイルの編集用のソフトウェアとが格納されており、前記ストレージサーバは、前記ファイル編集端末から前記ファイルの編集作業の開始要求を受信すると、前記格納しているファイル及びソフトウェアを抽出し、該ファイルの編集作業を行い、該ファイルの編集結果を前記ファイル編集端末に送信することを特徴とするオンラインストレージシステム。
  3. 前記オンラインストレージシステムは、前記ユーザにより携帯され該ユーザの認証情報が記録されている携帯型記録媒体をさらに有し、
    前記ファイル編集端末は、前記携帯型記録媒体が接続されると、該携帯型記録媒体に記録されている認証情報を読み出して、該認証情報を前記ストレージサーバに送信し、
    前記ストレージサーバは、前記ファイル編集端末から受信した認証情報に基づいて前記ユーザの認証を行い、該認証が成功すると、前記ファイルの編集作業を開始することを特徴とする請求項2記載のオンラインストレージシステム。
  4. 前記オンラインストレージシステムは、前記ファイルの編集用のソフトウェアを格納するソフトウェア提供サーバをさらに有し、
    前記ストレージサーバは、前記ファイルの編集作業の開始要求を前記ファイル編集端末から受信すると、該ファイルの編集用のソフトウェアが自身に格納されているか否かを検索し、該ソフトウェアが格納されていない場合、該ソフトウェアの取得要求を前記ソフトウェア提供サーバに送信し、
    前記ソフトウェア提供サーバは、前記ソフトウェアの取得要求を受信すると、該当するソフトウェアを前記ストレージサーバに送信し、
    前記ストレージサーバは、前記ソフトウェアを前記ソフトウェア提供サーバから受信すると、該受信したソフトウェアを用いてファイルの編集作業を行うことを特徴とする請求項2又は3記載のオンラインストレージシステム。
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