JP2007241276A - 累進焦点眼鏡レンズの決定方法 - Google Patents

累進焦点眼鏡レンズの決定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007241276A
JP2007241276A JP2007050332A JP2007050332A JP2007241276A JP 2007241276 A JP2007241276 A JP 2007241276A JP 2007050332 A JP2007050332 A JP 2007050332A JP 2007050332 A JP2007050332 A JP 2007050332A JP 2007241276 A JP2007241276 A JP 2007241276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wearer
frame
lens
head
determining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007050332A
Other languages
English (en)
Inventor
Cyril Guilloux
シリル ギルー,
Gaudemaris Diane De
ディアーヌ ドゥゴードマリ,
Celine Carimalo
セリーヌ カリマロ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EssilorLuxottica SA
Original Assignee
Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Essilor International Compagnie Generale dOptique SA filed Critical Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
Publication of JP2007241276A publication Critical patent/JP2007241276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C13/00Assembling; Repairing; Cleaning
    • G02C13/003Measuring during assembly or fitting of spectacles
    • G02C13/005Measuring geometric parameters required to locate ophtalmic lenses in spectacles frames
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/024Methods of designing ophthalmic lenses
    • G02C7/025Methods of designing ophthalmic lenses considering parameters of the viewed object
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/024Methods of designing ophthalmic lenses
    • G02C7/027Methods of designing ophthalmic lenses considering wearer's parameters
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

【課題】選んだ眼鏡フレームの大きさと形状に適応したレンズを設計できる眼鏡調製方法を提供する。
【解決手段】近方視で度数加算が処方されている所与の着用者が選んだフレームに挿入すべく意図された個人合わせ調製の累進焦点眼鏡レンズを、光学的最適化により決定する方法であって、着用者の選んだフレームを表す少なくとも一つのパラメータを決定する段階と、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを測定する段階と、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータに着用者の選んだフレームを表すパラメータで重み付けをする段階と、着用状態の下での各視方向について度数欠陥の目標および発生非点収差欠陥の目標を決定し、その目標が上記重み付けされた頭と眼の調整パラメータを考慮して個々のメリット関数に関連付けられている段階と、を含んでなる方法。
【選択図】図5

Description

この発明は、累進焦点眼鏡レンズを決定する方法に関し、特に所与の着用者が選んだ特定のフレームのために個人合わせ調整した累進焦点眼鏡レンズを決定する方法に関する。
フレームに保持されるべく意図されたいかなる眼鏡レンズにも処方が絡んでいる。眼鏡の処方には、正または負の度数の処方があり、併せて非点収差(乱視)の処方もある。これらの処方は、レンズの着用者がその視力の欠陥(不足分)を矯正できるようにする矯正に相当する。レンズは、その処方およびフレームに対する着用者の眼の位置に従ってフレームに取り付けられる。
老眼の着用者の場合、度数矯正の値は、近方視における調節が困難であるため、遠方視と近方視について異なっている。したがって、その処方には、遠方視の度数値および遠方視と近方視の間の度数増分を表す加算度数値(または、度数の累進)を含み、つまるところ、遠方視の度数処方と近方視の度数処方になる。老眼の着用者に適切なレンズは、累進多焦点レンズであり、これらのレンズは、例えば、フランス特許−A−2,699,294号、米国特許−A−5,270,745号、または米国特許−A−5,272,495号、フランス特許−A−2,683,642号、フランス特許−A−2、699,294号またはフランス特許−A−2,704,327号にも記載されている。
累進多焦点眼鏡レンズは、遠方視領域、近方視領域、中間視領域、これら3領域を横切る主累進経線(主累進メリジアン)を含んでいる。これらは、一般に、レンズの異なる特性に課される或る数の制約に基づいて、最適化手法によって決定される。市販されている大部分のレンズは、その時点での着用者の異なる要求に適応しているという点で、汎用レンズである。
累進多焦点レンズは、その非球面の少なくとも一つの面の幾何学的特性によって定義できる。非球面の特性を表すため、各点の最小および最大の曲率で構成されたパラメータが従来から使用され、またはより一般的には、それらの平均(half sum)とそれらの差が使われる。この平均およびこの差に係数n−1(ここに、nはレンズの材料の屈折率である)を掛け算して得た値は、平均球面および円柱面と呼称される。
さらに、累進多焦点レンズは、レンズ着用者の状態を考慮して光学的特性によって定義することもできる。事実、光線追跡の光学法則は、いかなるレンズについても、光がレンズの中心軸から外れているときに、光学的欠陥が現れる、ということを示している。通常、度数欠陥および非点収差欠陥として知られている収差が考慮される。これらの光学的収差は、一般に光線の傾斜欠陥(obliquity defect)と呼ばれている。
光線の傾斜欠陥は、すでに従来技術において明確に同定されていて、種々の改善法が提案されている。例えば、国際特許公開WO−A−9812590号には、一組の累進多焦点眼鏡レンズの最適化による決定方法が記載されている。この文献は、レンズの光学的特性、特に着用状態での着用者の度数および斜角非点収差(oblique astigmatism)を考慮することによって、レンズの組を定義することを提案している。そのレンズは、目標物体の点を着用状態での各視方向と関連付けるエルゴラマ(ergorama)を使って、光線追跡法によって最適化される。
ヨーロッパ特許−A−0,990,939号も、レンズの表面特性の代わりに光学的特性を考慮して最適化することによってレンズを決定することを提案している。この目的のため、平均的着用者の特徴が考慮され、特に、着用者の眼の前のレンズの位置について、反り(curving contour)、装着時前傾角(pantoscopic angle)および眼レンズ間距離として捉えて検討されている。
着用者ごとに頭と眼の挙動が異なることが分かっている。したがって、最近、各着用者の要求を最高に満たすため、累進焦点眼鏡レンズを個人に合わせて調製することが研究されている。
本出願人は、商標「VARILUX IPSEO(登録商標)」の下に、ある範囲の累進焦点レンズを市販しているが、それらレンズは、着用者の眼と頭の挙動の関数として定義されている。この定義は、どの着用者も、物体空間内で所定の高さで異なる点を見るためには、その頭を動かすことができるしまたは眼を動かすことができるという事実、および着用者の注視戦略(対象の物体に視線を向けるための方策)(viewing strategy)は頭の動きと眼の動きの組合せに基づいたものである、という事実に基づいている。着用者の注視戦略は、そのレンズでの視野の知覚幅に影響する。したがって、着用者の横方向の注視戦略に頭の動きが絡めば絡むほど、着用者の視線で走査されるレンズの領域はますます狭くなる。着用者が物体空間内の所与の高さにある異なる点を見るために、その頭だけを動かすならば、着用者の視線はずっとレンズの同じ点を通過する。したがって、製品の「VARILUX IPSEO(登録商標)」は、同じ屈折異常加算のレンズ対(ametropia-addition pair)のために、着用者の横方向の注視戦略の関数として、異なるレンズを提案している。
フレームの大きさと形状によって着用者のレンズと眼の挙動が変わることも分かっている。したがって、選ばれたフレームのタイプに対して累進焦点眼鏡レンズを最適化することも研究されている。
例えば、米国特許−A−6,199,983号は、着用者の「生活様式」の関数として、例えば、フレームの形状を考慮して、累進焦点レンズを個人合わせ調製することを提案している。
米国特許−A−5,444,503号には、許容できる「厚さ・重量」比を得るためおよび研削中にトリムされるべく意図されたレンズの部分へ向けて収差を分散させるために、レンズの左と右にプリズム効果を分布させるために、フレームの形状を考慮することも提案されている。
米国特許−A−6,655,802号および米国特許−A−2004/0169297号は、最適の累進長(progression length)を決定するために、所与のフレームのために測定された角膜頂距離の測定値の関数として、累進焦点レンズを最適化することを提案している。
Nikon(登録商標)は、商標Seemax(登録商標)の下に、フレームの大きさと形状の関数として最適化された単焦点レンズを市販している。
フランス特許−A−2,699,294号公報 米国特許−A−5,270,745号公報 米国特許−A−5,272,495号公報 フランス特許−A−2,683,642号公報 フランス特許−A−2,704,327号公報 国際公開−A−98/12590号公報 ヨーロッパ特許−A−0,990,939号公報 米国特許−A−6,199,983号公報 米国特許−A−5,444,503号公報 米国特許−A−6,655,802号公報 米国特許−A−2004/0169297号公報
公知のいずれの解決法も、選ばれたフレームの関数として、着用者の全視野においてレンズを最適化することができない。
したがって、個々の各着用者の各具体的な要求をより良好に満足するレンズに対する要望が依然として存在する。
といういきさつで、この発明は、最適化されたレンズの視野および度数の勾配と非点収差の勾配を決定するのに、フレームの形状と大きさを考慮することを提案するものである。この発明の方法は、選択されたフレームのタイプとその処方がどのようなものであっても、着用者に対して改善された動的視および周辺視を保証しつつ、累進焦点眼鏡レンズを決定することを可能にする。例えば、小さいフレームを選ぶ着用者は、自身の頭をより大きく動かし自身の眼をより小さく動かす傾向がある。したがって、ピッチィング効果を防止するため、その小さいフレームの寸法に対する研削レンズ上のの度数の勾配と非点収差の勾配を減らすことが追求されることになる。他方、着用者が大きいフレームを選んだ場合は、着用者は自身の眼をより大きく動かし自身の頭をより小さく動かす傾向がある。したがって、ピッチィング効果は当然最小限になるので、代わって、周辺視を拡大するために視野をクリアにすることが追求されることになる。
この発明は、さらに詳しく述べると、
近方視で度数加算が処方されている所与の着用者が選んだフレームに挿入すべく意図された個人合わせ調製の累進焦点眼鏡レンズを決定する方法であって、
着用者が選んだフレームを表す少なくとも一つのパラメータを決定する段階と、
着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを測定する段階と、
着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを着用者の選んだフレームを表すパラメータで重み付けする段階と、
着用状態における各視方向に一つの点を関連付けるエルゴラマを決定する段階と、
着用状態における各視方向について度数欠陥の目標および発生非点収差欠陥の目標を決定し、その目標が、上記重み付けされた頭と眼の調整パラメータ(head-eye coordination parameters)を考慮して個々のメリット関数に関連付けられている段階と、
各視方向について目標の度数欠陥および目標の非点収差欠陥を得るために、レンズに必要な度数を順次反復法で計算する段階と
を含んでなる方法を提案するものである。
一実施態様によれば、上記フレームを表すパラメータを決定する段階は、
研削されたレンズの幅を測定する段階と、
選ばれたフレームのブリッジの幅を測定する段階と、
着用者の瞳孔間距離を測定する段階と、
上記測定された研削レンズの幅、ブリッジの幅および瞳孔間距離を考慮して水平パラメータを計算する段階とを含んでいる。
一実施態様によれば、上記フレームを表すパラメータを決定する段階は、
標準の水平パラメータを計算する段階と、
フレーム幅係数を決定する段階とを含んでいる。
一実施態様によれば、上記着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを測定する段階は、
エルゴラマの固定点について頭の角度対見る角度の比として利得値(GA)を計算する段階と、
上記利得値からの標準偏差として安定度係数を決定する段階とを含んでいる。
また、この発明は、この発明の決定方法により最適化がなされた個人合わせ調製の累進焦点眼鏡レンズに関する。
また、この発明は、着用者の選んだフレームと少なくとも一つのこの発明によるレンズとを備えてなる視覚装置、およびこの発明による装置を老眼の被験者に提供することまたは着用させることを含んでなる老眼の被験者の視力を矯正する方法に関する。
例として添付図面を参照しながら呈示されるこの発明の諸実施態様の下記説明を読めば、この発明の他の利点および特徴が明らかになるであろう。
この発明は、老眼の着用者すなわち近方視力で度数加算(Add)が処方されている着用者のための累進焦点眼鏡レンズの決定方法を提案するものである。この発明の方法は、選ばれたフレームのタイプとその処方がいかなるものであろうとも、着用者の近方視領域への近づき易さ(accessibility)および全視野における動的視(dynamic vision)の改善を保証する累進焦点眼鏡レンズを決定することを可能にする。
それ自体公知の要領で、累進焦点レンズは、対照点(control point)FVを有する遠方視領域、対照点NVを有する近方視領域および中間視領域を有している。主累進経線(principal progression meridian)がこれら3領域を横切っている。したがって、この経線は、遠方視の対照点FVと近方視の対照点NVの間で度数が累進し、この累進は、処方された加算の値におおよそ相当する。合わせ十字CMが、複合表面上に参照点によりマークされ、研削レンズをフレームに取り付けるための補助を成し、この合わせ十字CMによって、着用状態での主視方向をレンズ上に位置決めすることができる。この文脈において、累進長(progression length)PLは、合わせ十字CMと、度数の累進が処方された度数に到達する近方視における経線上の点NVとの間の垂直距離を意味する。
累進長PLは、近方視において必要な度数への近づき易さを定義する。事実、その経線の形(profile)は、視方向をまっすぐ前方に向けて、眼窩内で眼球を下げることの関数としての着用者の度数を表す。したがって、その累進長の値に従って、着用者は、近方視領域を十分に利用できるようにするために、自らの眼球を多く下げたり少なく下げたりしなければならない。累進長が一定であると、近方視領域は、フレームの大きさと形状次第で研削レンズ上に実質的に存在することができる。
この発明は、累進焦点眼鏡レンズを最適化し、着用者に最適の視覚の快適さを与えるために、フレームの大きさと形状を考慮することを提案するものである。このようなフレームパラメータを考慮することは、累進焦点レンズを構成する複合面を直接機械加工する方法のお陰で、今や産業規模で可能なのである。
この発明は、着用者により選ばれたフレームのために個人合わせ調製した累進焦点眼鏡レンズを決定することを提案するものである。この目的のために、着用者により選ばれたフレームを表す少なくとも一つのパラメータを、図1および2を参照しながら以下に説明するようにして、測定する。次いで、着用者の頭と眼の挙動(head-eye behavior)を、例えば、本願出願人が開発したVisionPrint System(商標)タイプの装置を使って測定する。利得値GAと安定度係数STを含む頭と眼の調整パラメータ(head-eye coordination parameters)を決定する。これらのパラメータは、以下に詳細に説明する。次いで、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを、着用者の選んだフレームを表すパラメータで、重み付けする。
そして、着用状態下で各視方向について度数欠陥の目標(power defect target)および発生非点収差欠陥の目標(resulting astigmatism defect target)を有するレンズのための個人合わせ調製の設計をすることができる。これらの目標(targets)は、上記の重み付けされた頭と眼の調整パラメータを考慮しながら、個々のメリット関数を使用して決定する。次に、目標の度数欠陥および目標の非点収差欠陥を得るために、出発レンズを使っての光学的最適化によって、累進焦点レンズの各点で必要な度数を順次反復法(順次代入法)(successive iterations)により計算する。
このようにして得たレンズは、自己のフレームを選んだ着用者に特に良好に合った視野の幅および度数欠陥の勾配と発生非点収差欠陥の勾配を有している。
図1は、フレームの線図を示し、図2は、研削(cut out)する(削り出す)前と後のレンズを線図的に図解する。
着用者がフレームを選ぶ。眼鏡業者が、選ばれたフレームに対して着用者の生理学的パラメータを測定する。図1は、フレームおよびそのフレームにおける着用者の右と左の瞳孔の位置を表したもので、右と左の瞳孔の位置がそれぞれ符号DとGで参照されている。図1は、このフレームに対してレンズの輪郭を太い線で示し、フレームの内縁と外縁を細い線で示している。プラスティックまたは他の材料で出来ていて、その輪郭がフレームの溝の底と一致するエレメントを、そのフレームのテンプレートと呼ぶ。したがって、テンプレートは、フレームに取り付けるためにレンズが削られたときに持っていなければならない外形である。文字Bは、Boxing systemを用いて、すなわちレンズフレームの測定のためのシステムに関するISO8624規格に従って、決定されたテンプレートの全体の高さを示す。この高さは、レンズが削られた後で収まる長方形の高さに相当する。テンプレートが何も無くて、穴空け加工されたフレームの場合、考慮されるのは、研削レンズ(削り出されたレンズ)の高さB(図2)である。フレームの右と左のテンプレートを接続するエレメントは、フレームのブリッジと呼称され、図1に文字Pで参照されている。また、このブリッジPは、穴空けされた右と左のレンズを接続するロッドである場合もある。
瞳孔間距離EPは、着用者の二つの瞳孔の間の距離を指す。累進焦点レンズを取り付けるために、眼鏡業者は、瞳孔間距離の右側半分PDと左側半分PGを測定する。この左側半距離は、フレームの垂直対称軸と左瞳孔の中心との間の距離であり、右側半距離は、フレームの垂直対称軸と右瞳孔の中心との間の距離である。右のボクシング高さ(boxing height)HDは、右の瞳孔と右側半フレームの最低点との間の垂直距離を表し、左のボクシング高さHGは、左の瞳孔と左側半フレームの最低点との間の垂直距離を表す。累進焦点レンズを取り付けるために、眼鏡業者は、次いで、図1にHDdとHGdで参照するDATUM高さを測定する。これら右と左の参照高さは、それぞれ、右または左の瞳孔と、右または左の瞳孔を通る垂直線とフレームの下部との交点との間の距離である。瞳孔間の距離およびフレームに対する瞳孔の高さの測定は、着用者の所与の姿勢について、すなわち頭を真っ直ぐにして無限遠を見ている着用者について、行われる。
所与のフレームの特徴は、それ自体公知の装置を使ってフレーム上で測定することができる。例えば、米国特許−A−5,333,412号には、フレームの溝の底部の形状を3次元で測定できる装置が記載されている。このように決定された形状から、次いで、高さBを計算することができる。また、フレームの特徴は、着用者が選択したモデルに従って、製造業者が直接提供することもできる。
このように定義したデータを使って、各レンズは、着用者がその頭を真っ直ぐにして無限遠を見ているとき、対応する目の瞳孔に対面して合わせ十字CMがフレーム内に位置するように、削られる。その結果、そのフレームの着用者が頭を真っ直ぐにして無限遠を見るとき、着用者の視線は、レンズの合わせ十字を通る。合わせ十字がレンズにマークされていなくても、両レンズを位置決めするための両ミクロマークの中間と合わせ十字の隔たりで修正した後、当該中間を使ってレンズの位置決めを行うことが、もちろんできる。
図2は、削る前と後の眼鏡レンズの輪郭を示す。図2において、細い線は削る前のレンズの輪郭に相当し、このレンズは、標準のやり方で、成形により得ることができ、円形である。太い線は、フレームのテンプレートの輪郭に相当し、それはレンズを削った後のレンズの輪郭でもある。このようにレンズを削ったことにより、次にそのレンズをフレームに取り付けることができる。
図2は、そのフレームのテンプレートの全幅Aとこのテンプレートの全高さBを示し、すなわち、削られたレンズが収まる長方形の幅と高さを示している。先に説明したように、フレーム内でのレンズの位置決めは、レンズの目印を使ってフレーム内でのレンズの所望の位置を決定することにある。例えば、レンズの合わせ十字、レンズの表面にマークされたミクロマークの中間、または単一焦点レンズの場合は光学的中心も使うことができる。図2において、合わせ十字は、CMで参照する十字で印されている。回転対称でないレンズの場合、フレーム内におけるレンズの角度位置決めを実施することも必要である。この角度位置決めは、製造業者の仕様に依存しており、特に、累進焦点レンズの場合、その主累進経線の挙動に依存し、本出願人の累進焦点レンズの場合、その主累進経線は、鼻の側に向かってこめかみ側に傾いており、このレンズは、ミクロマークが水平になるように取り付けなければならない。現行技術において、レンズは、真っ直ぐな主累進経線を有するものも提案されてきており、その経線は取り付ける際に鼻の側に傾けられる。
このようにして、所与の着用者が選んだ所与のフレームは、その大きさ及び形状を表す或る数のパラメータで特徴付けることができる。特に、フレームのテンプレート(又は削ったレンズ)の全幅A、ブリッジの幅Pおよび測定された瞳孔間距離EPを考慮して、水平パラメータ定義することもできる。例えば、水平パラメータA'として、下記式で定義される変数を使用することができる。すなわち、
A' = A + 0.5 * (P−EP)。
この変数は、各眼について下記のように計算することができる。すなわち、
A'd = A + 0.5 * P − PD、
A'g = A + 0.5 * P − PG。
この文脈では、フレームの代表的なサンプルおよび平均的な着用者について先に定義したような水平パラメータ及び垂直のパラメータの平均値として、標準のパラメータが定義される。上記パラメータの定義によれば、標準水平パラメータA'avは、下記のように定義される。すなわち、
A'av = Aav + 0.5 * (Pav − EPav)。
ここに、Aavは、フレームテンプレートの平均幅で、51.6mmに等しく、これは、ヨーロッパで2003年11月から2004年4月までの間に集めた5600の処方箋から計算されており、
avは、フレームのブリッジの平均長で、18.4mmに等しく、これは、ヨーロッパで2003年11月から2004年4月までの間に集めた5600の処方から計算されており、
EPavは、平均瞳孔間距離で、一般に62mmに設定されている。
次に、フレーム幅係数γを、測定された水平パラメータA'の標準水平パラメータA'avに対する比として決定する。この係数γは、各眼について計算した変数A'dとA'gを使って、各レンズについて決定することができる。
フレームを表すパラメータに加えて、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータも測定する。これらのパラメータは、商標 VARILUX IPSEO(登録商標)で販売されているレンズを定義するために測定されるパラメータ、すなわち、利得GAと安定度係数ST、であってもよい。
利得GAは、目標に到達するための、見る動き全体のうちの頭の動きの割合を示すパラメータである。利得GAは、エルゴラマ(ergorama)の固定点(fixed point)について頭の角度対見る角度の比として定義することができる。この利得は、0.00と1.00の間の値を持つ。例えば、0.31という利得の値は、眼の動きの優勢な挙動を示す。
安定度係数STは、挙動の安定度、すなわち利得値からの標準偏差を示すパラメータである。大部分の着用者は、安定しており、係数STの値は、一般に0.15より小さい。
この発明のレンズを決定する方法は、頭と眼の挙動を表すパラメータの値をフレームを表すパラメータの値γで重み付けすることを提案するものである。
例えば、利得GAは、下記のように重み付けすることができる。すなわち、
GA' = MAX[MIN[GA * (1 − kg * (γ − 1));1];0]
ここに、0≦kg≦2 であり、そして安定度係数STは、下記のように重み付けすることができる。すなわち、
ST' = MAX[ST * (1 + ks * (γ − 1));0]
ここに、0≦ks≦2 である。
パラメータGAとSTの重み付けは、上記式のMINとMAXによって制限される。したがって、GA' は、0と1の間の値であり、STは、常に0より大きい。したがって、係数ks=kg=0であれば、フレームを表すパラメータは、考慮に入れられなず、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータGAとSTの測定値は、変更されない。そして、γ=1であれば、着用者のフレームの大きさを表す水平パラメータA' は、水平パラメータの平均値A'avに等しく、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータGAとSTは、変更されない。
一実施態様では、図3および4に詳しく図解するが、γ>1では、係数kgおよびksが0に設定されていて、GA' = GAであり、ST' = STである。γ>1では、フレームは参照フレームより大きいので、着用者に対して余分な制約が加わらない。言い換えると、大きいフレームの場合、着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータGAおよびSTを測定するだけで、最適設計が提供される。ks = kg = 0の場合、フレームの大きさを考慮しないという選択をする。
図3は、フレームが平均参照フレームより小さい(γ<1)と、利得パラメータGA' が大きくなることを示しており、そして図4は、フレームが平均参照フレームより小さいと、安定度パラメータST' が小さくなることを示している。平均より小さいフレームの場合は、累進焦点眼鏡レンズを最適化するために、度数目標と非点収差目標を決定するのにパラメータGA' > GAおよびST' < STを使用する。このようにフレームのパラメータを考慮すると、着用者の横方向の注視戦略が改善される。
図5は、この発明の方法で決定された累進焦点眼鏡レンズの別の実施態様を示す。(5a)のマップは、着用者と平均的フレームについて測定したGA値とST値を使って決定した発生非点収差目標の分布を有するレンズの着用状態での光学的出力を示す。(5b)のマップは、大きさが小さいかまたは幅が狭いフレームを選択したときに特に適しているレンズの着用状態での光学的出力を示す。この場合、フレームを表すパラメータγは、1より小さく、重み付けされた頭と眼の調整パラメータGA' およびST' は、同じ着用者のための標準フレームについてのパラメータとは異なっている(GAは増加し、STは低下している)。(5b)のレンズ上の発生非点収差目標の分布は、メリット関数を使い、重み付けされた頭と眼の調整パラメータGA' とST' を考慮して決定される。したがって、着用者が、大きさの小さいまたは幅の狭いフレームを選んだならば(5b)、メリット関数は、ピッチング効果を制限するため、よりゆるやか勾配を課し、かつより閉ざされた視野を許容する。
図6は、この発明の方法で決定された累進焦点眼鏡レンズの別の実施態様を示す。(6a)のマップは、着用者と平均的フレームについて測定したGA値とST値を使って決定した発生非点収差目標の分布を有するレンズの着用状態での光学的出力を示し、(6b)のマップは、幅の狭いフレームを選択したときに特に適しているレンズの着用状態での光学的出力を示す。パラメータのGA、ST、A'、A'avおよびフレームの形状が、上記実施例(5a)と比べて変化している。つまり、そのフレームを表すパラメータは、同じく1より小さく、重み付けされた頭と眼の調整パラメータGA' およびST' は、同じ着用者のための標準フレームについてのパラメータとは異なっている(GAは増加し、STは低下している)。(6b)のレンズ上の発生非点収差目標の分布は、メリット関数を使い、重み付けされた頭と眼の調整パラメータGA' とST' を考慮して決定される。したがって、着用者が、幅の狭いフレームを選んだならば(6b)、メリット関数は、ピッチング効果を制限するため、よりゆるやか勾配を課し、かつより閉ざされた視野を許容する。
発生非点収差のマップのみを示したが、この発明の方法は、度数欠陥目標の個人に合わせた分布を、発生非点収差の個人に合わせた分布と同時に決定する、と解されたい。また、この発明の方法は、詳しく図解した実施態様以外の実施態様も可能とし、例えば二次元の圧縮も可能とする、と解されたい。
したがって、この発明の方法によれば、着用者の選んだフレームの関数として計算された目標の分布を使って光学的に最適化することにより、累進焦点眼鏡レンズを決定することができる。その場合、レンズの各点において要求される度数は、各視方向について目標の度数欠陥および目標の非点収差欠陥を得るために順次反復法(順次代入法)により、着用状態下で光学的最適化を行なうことによって計算することができる。光学的最適化は、どのような設計を有する出発レンズを使っても、例えば、VARILUX COMFORT(登録商標)またはVARILUX PHYSIO(登録商標)を使っても、実施することができる。
したがって、このようにして得たこの発明によるレンズは、着用者の要求をより一層満たし、そして着用者がより一層快適にものを見ることができるようにする。
通常のフレームの線図である。 図1のフレームに挿入するために削る前と後のレンズの線図である。 フレーム幅係数による、頭と眼の挙動についての利得パラメータの変化の一例を示すグラフである。 フレーム幅係数による、頭と眼の挙動についての安定度パラメータの変化の一例を示すグラフである。 (5a)は従来技術のレンズについての発生非点収差のマップ、(5b)はこの発明の第一の実施態様のレンズについての発生非点収差のマップである。 (6a)は従来技術のレンズについての発生非点収差のマップ、(6b)はこの発明の第二の実施態様のレンズについての発生非点収差のマップである。

Claims (7)

  1. 近方視で度数加算が処方されている所与の着用者が選んだフレームに挿入すべく意図された個人合わせ調製の累進焦点眼鏡レンズを決定する方法であって、
    着用者が選んだフレームを表す少なくとも一つのパラメータを決定する段階と、
    着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを測定する段階と、
    着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータに着用者の選んだフレームを表すパラメータで重み付けをする段階と、
    着用状態における各視方向に一つの点を関連付けるエルゴラマを決定する段階と、
    着用状態における各視方向について度数欠陥の目標および発生非点収差欠陥の目標を決定し、その目標が、前記重み付けされた頭と眼の調整パラメータを考慮して個々のメリット関数に関連付けられている段階と、
    各視方向について目標の度数欠陥および目標の非点収差欠陥を得るために、レンズに必要な度数を順次反復法で計算する段階と
    を含んでなる方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記フレームを表すパラメータを決定する段階が、
    研削されたレンズの幅(A)を測定する段階と、
    前記選ばれたフレームのブリッジの幅(P)を測定する段階と、
    着用者の瞳孔間距離(EP)を測定する段階と、
    前記測定された研削レンズの幅、ブリッジの幅および瞳孔間距離を考慮して水平パラメータ(A')を計算する段階とを含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、
    前記フレームを表すパラメータを決定する段階が、
    標準の水平パラメータ(A'av)を計算する段階と、
    前記フレームの幅の係数(γ)、すなわち(A'/A'av)を決定する段階とを含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法において、
    前記着用者の頭と眼の挙動を表すパラメータを測定する段階が、
    エルゴラマの固定点について頭の角度対見る角度の比として利得値(GA)を計算する段階と、
    前記利得値からの標準偏差として安定度係数(ST)を決定する段階とを含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の眼鏡レンズ決定方法によって最適化がなされた個人合わせ調製の累進焦点眼鏡レンズ。
  6. 請求項5に記載の少なくとも一つのレンズと、
    着用者が選んだフレームと
    を備えてなる視覚装置。
  7. 請求項6に記載の装置を老眼の被験者に提供することまたは着用させることを含んでなる
    老眼の被験者の視力を矯正する方法。
JP2007050332A 2006-03-01 2007-02-28 累進焦点眼鏡レンズの決定方法 Pending JP2007241276A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0601811A FR2898194B1 (fr) 2006-03-01 2006-03-01 Procede de determination d'une lentille ophtalmique progressive.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007241276A true JP2007241276A (ja) 2007-09-20

Family

ID=37240607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007050332A Pending JP2007241276A (ja) 2006-03-01 2007-02-28 累進焦点眼鏡レンズの決定方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7731359B2 (ja)
EP (1) EP1830223B1 (ja)
JP (1) JP2007241276A (ja)
CN (1) CN101075021A (ja)
BR (1) BRPI0704621A (ja)
CA (1) CA2580216C (ja)
FR (1) FR2898194B1 (ja)
IL (1) IL181480A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066421A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Tokai Kogaku Kk 累進屈折力レンズの設計方法及び製造方法
EP2221657A1 (en) 2009-02-23 2010-08-25 Seiko Epson Corporation Design method and manufacture method of spectacle lens
JP2011507021A (ja) * 2007-12-11 2011-03-03 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) プログレッシブ眼用レンズ
JP2011513798A (ja) * 2008-03-14 2011-04-28 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) 新しい累進眼鏡レンズの作製
EP2322974A1 (en) 2009-11-13 2011-05-18 Seiko Epson Corporation Method for designing eyeglass lens and method for manufacturing the same
JP2014071420A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Eyeglass Direct Co Ltd 眼鏡フレームのダミーレンズ及び眼鏡フレーム

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004059448A1 (de) * 2004-11-19 2006-06-01 Rodenstock Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Fertigen eines Brillenglases; System und Computerprogrammprodukt zum Fertigen eines Brillenglases
FR2910645B1 (fr) * 2006-12-22 2009-07-03 Essilor Int Procede de determination d'une lentille ophtalmique.
FR2920888B1 (fr) 2007-09-12 2010-10-15 Essilor Int Realisation d'un verre ophtalmique destine a un porteur
EP2028532B1 (en) * 2007-12-28 2018-11-21 Essilor International A method for determining the shape of the bevel of an ophthalmic lens
CA2748002C (en) 2008-12-26 2017-02-28 Essilor International(Compagnie Generale D'optique) A method for providing a spectacle ophthalmic lens by calculating or selecting a design
CN102301270B (zh) * 2009-01-30 2013-12-04 Hoya株式会社 眼镜镜片评价方法、眼镜镜片设计方法和眼镜镜片制造方法
WO2010090144A1 (ja) * 2009-02-05 2010-08-12 Hoya株式会社 眼鏡レンズの評価方法、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズの製造システム、及び眼鏡レンズ
FR2950160B1 (fr) * 2009-09-14 2011-10-07 Essilor Int Methode d'elaboration d'une consigne de detourage d'une lentille ophtalmique.
BR112012008244B1 (pt) * 2009-10-07 2022-02-08 Essilor International Método implementado por pelo menos um processador para determinar um sistema ergorama virtual de usuário de lente oftálmica, meio capaz de ser lido por computador, método de calcular uma lente oftálmica e método de fabricar uma lente oftálmica
FR2959831B1 (fr) * 2010-05-10 2013-02-15 Essilor Int Procede de preparation d'une lentille ophtalmique equipee d'une marque memoire.
ES2737857T3 (es) 2010-07-16 2020-01-16 Zeiss Carl Vision Inc Lente progresiva con optimización de frente de onda
BR112015018327B1 (pt) * 2013-02-11 2021-11-23 Carl Zeiss Vision International Gmbh Método e sistema para determinar uma prescrição de óculos
US9784992B2 (en) 2013-02-11 2017-10-10 Carl Zeiss Vision International Gmbh Method and system for determining an eyeglass prescription
JP6307793B2 (ja) * 2013-05-01 2018-04-11 セイコーエプソン株式会社 虚像表示装置
DE102015219482B4 (de) * 2015-10-08 2017-07-13 Carl Zeiss Vision International Gmbh Brille mit einem Brillenglas mit einem beweglichen Linsensegment
EP3355102A1 (de) * 2017-01-27 2018-08-01 Carl Zeiss Vision International GmbH Computerimplementiertes verfahren zur bestimmung von zentrierparametern
DE102018115412B4 (de) * 2018-06-27 2023-08-03 Carl Zeiss Vision International Gmbh Computerimplementiertes Verfahren, Datenverarbeitungssystem zum Erzeugen eines Zieldesigns sowie Computerprogramm, Speichermedium mit Instruktionen zum Erzeugen eines Zieldesigns, Verfahren zum Bereitstellen eines Brillenglases, Speichermedium mit einer numerischen Darstellung eines Brillenglases und Verfahren zum Herstellen eines Brillenglases
EP3941331A1 (en) * 2019-03-22 2022-01-26 Essilor International A device and method for evaluating a performance of a visual equipment for a visual task
WO2021123308A1 (en) * 2019-12-20 2021-06-24 Essilor International Method for determining an optical lens

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001503155A (ja) * 1996-09-20 2001-03-06 エシロール アンテルナショナル メガネ用累進式多焦点レンズセット
JP2003523244A (ja) * 2000-02-25 2003-08-05 ソーラ インターナショナル ホールディングズ リミテッド 眼用レンズを処方および/または調製する方法およびシステム
JP2004163787A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Tokai Kogaku Kk 累進屈折力レンズの製造方法
WO2005107576A1 (es) * 2004-05-06 2005-11-17 Indo Internacional, S.A. Procedimiento y equipo para establecer el comportamiento visual de una persona, y procedimiento de personalización de una lente para montura

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5333412A (en) * 1990-08-09 1994-08-02 Nidek Co., Ltd. Apparatus for and method of obtaining processing information for fitting lenses in eyeglasses frame and eyeglasses grinding machine
FR2683642B1 (fr) 1991-11-12 1994-01-14 Essilor Internal Cie Gle Optique Lentille ophtalmique multifocale progressive.
FR2683643B1 (fr) * 1991-11-12 1994-01-14 Essilor Internal Cie Gle Optique Lentille ophtalmique multifocale progressive.
DE4210008A1 (de) * 1992-03-27 1993-09-30 Zeiss Carl Fa Brillenlinse
FR2699294B1 (fr) * 1992-12-11 1995-02-10 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive.
FR2704327B1 (fr) 1993-04-23 1995-06-23 Essilor Int Paire de lentilles ophtalmiques multifocales progressives.
WO1998016862A1 (en) * 1996-10-14 1998-04-23 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing progressive multifocal lens
FR2783938B1 (fr) 1998-09-28 2000-11-17 Essilor Int Lentilles ophtalmiques toriques
FR2809193B1 (fr) 2000-05-16 2002-08-09 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive a variation de puissance rapide
US6655802B2 (en) * 2000-04-28 2003-12-02 Optische Werke G. Rodenstock Method for producing eyeglasses
FR2820516B1 (fr) 2001-02-02 2003-05-16 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive a variation de puissance rapide
DE10121133B4 (de) * 2001-04-30 2005-04-07 Rodenstock Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Brillenglases unter Berücksichtigung der optimalen, individuellen Progressionslänge
FR2863857B1 (fr) * 2003-12-23 2006-10-13 Essilor Int Mesure du comportement d'un porteur de lentilles ophtalmologiques
FR2894038B1 (fr) * 2005-11-29 2008-03-07 Essilor Int Lentille ophtalmique.

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001503155A (ja) * 1996-09-20 2001-03-06 エシロール アンテルナショナル メガネ用累進式多焦点レンズセット
JP2003523244A (ja) * 2000-02-25 2003-08-05 ソーラ インターナショナル ホールディングズ リミテッド 眼用レンズを処方および/または調製する方法およびシステム
JP2004163787A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Tokai Kogaku Kk 累進屈折力レンズの製造方法
WO2005107576A1 (es) * 2004-05-06 2005-11-17 Indo Internacional, S.A. Procedimiento y equipo para establecer el comportamiento visual de una persona, y procedimiento de personalización de una lente para montura

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507021A (ja) * 2007-12-11 2011-03-03 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) プログレッシブ眼用レンズ
JP2011513798A (ja) * 2008-03-14 2011-04-28 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) 新しい累進眼鏡レンズの作製
JP2010066421A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Tokai Kogaku Kk 累進屈折力レンズの設計方法及び製造方法
EP2221657A1 (en) 2009-02-23 2010-08-25 Seiko Epson Corporation Design method and manufacture method of spectacle lens
US8215769B2 (en) 2009-02-23 2012-07-10 Seiko Epson Corporation Method and manufacture method of spectacle lens
EP2322974A1 (en) 2009-11-13 2011-05-18 Seiko Epson Corporation Method for designing eyeglass lens and method for manufacturing the same
JP2011107239A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Seiko Epson Corp 眼鏡レンズの設計方法および製造方法
US8201940B2 (en) 2009-11-13 2012-06-19 Seiko Epson Corporation Method for designing eyeglass lens and method for manufacturing the same
JP2014071420A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Eyeglass Direct Co Ltd 眼鏡フレームのダミーレンズ及び眼鏡フレーム

Also Published As

Publication number Publication date
FR2898194A1 (fr) 2007-09-07
FR2898194B1 (fr) 2008-05-02
EP1830223B1 (en) 2014-01-15
IL181480A (en) 2012-06-28
CA2580216A1 (en) 2007-09-01
BRPI0704621A (pt) 2008-05-06
US7731359B2 (en) 2010-06-08
CA2580216C (en) 2014-12-02
EP1830223A1 (en) 2007-09-05
CN101075021A (zh) 2007-11-21
US20070242221A1 (en) 2007-10-18
IL181480A0 (en) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007241276A (ja) 累進焦点眼鏡レンズの決定方法
US8128226B2 (en) Method for the determination of a progressive ophthalmic lens
EP0891574B1 (en) Progressive lens elements and methods for designing and using same
EP3126898B1 (en) Systems and methods for augmented reality
CN102460273B (zh) 基于模糊认知感定制的渐变眼镜片的制造
US7887183B2 (en) Method for determining a progressive ophthalmic lens
JP4991713B2 (ja) 眼科用レンズ
KR102042554B1 (ko) 안경 렌즈 결정 방법
JP4856190B2 (ja) 眼鏡レンズの決定方法
JP2009237548A (ja) 眼鏡レンズの決定方法
JP2009517709A (ja) 眼鏡レンズ
US9523864B2 (en) Method for determining a progressive ophthalmic lens
KR20010108392A (ko) 누진 굴절력 안경 렌즈 및 그 설계 방법
EP2867721B1 (en) A process for determining a pair of progressive ophthalmic lenses
EP3201683B1 (en) A multifocal lens supply system for providing to a wearer a customized progressive spectacle ophthalmic lens
EP4124902A1 (en) Spectacle lens design for a progressive power lens, determining such a spectacle lens design and manufacturing a spectacle lens
AU718534C (en) Progressive lens elements and methods for designing and using same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110407

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110412

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110509

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111122