JP2007240202A - 磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計 - Google Patents

磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計 Download PDF

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Abstract

【課題】漏洩磁場が存在する環境下であっても正確に外部磁界を検出することができる磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計を提供すること。
【解決手段】センサ部12に正負のバイアス磁界を印加して第1及び第2出力電圧を求め、第1出力電圧と第2出力電圧との間の第1差分を算出する。次いで、センサ部12に正負のバイアス磁界にそれぞれ付加バイアス磁界を付加した補正バイアス磁界を印加して第1及び第2出力電圧を求め、第1出力電圧と第2出力電圧との間の第2差分を算出する。次いで、第1差分と第2差分とを比較し、第1差分が第2差分よりも大きい場合には、付加バイアス磁界の大きさを増加させてを最小にする、すなわち、差分を略0にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計に関する。
電子的に方位測定を行う場合には、地磁気などの外部磁界を検出する磁気センサを用いて行う。磁気センサを含む磁気検出回路を用いて方位を求める場合に、磁気センサに対して交流磁界を印加し、交流磁界を印加したときに磁気センサから出力される電圧を用いる技術が知られている。
この技術においては、磁界を印加すると内部抵抗が変化する磁気抵抗素子を含む磁気センサを用いる。この磁気抵抗素子は、図2に示すように、磁界に対して対称性のある抵抗変化を示す。地磁気のような外部磁界が加わると、図2の特性曲線において左右いずれかの方向にずれる。このとき、磁気抵抗素子の動作点は特性曲線の傾斜領域(リニア領域、例えばHaの位置)にある。この磁気抵抗素子に交流磁界を重畳すると、磁気抵抗素子の特性を利用して抵抗値の変化を検出することができる。そして、この外部磁界をキャンセルする方向に電流を付与して図2のピークの位置に移動させることにより、外部磁界に対応する電流を測定することができる。この電流値から外部磁界の強さを求めることができる。
APPLICATION NOTE "Electronic Compass Design using KMZ51 and KMZ52", AN00022, Philips Semiconductors
例えば、上記のような磁気検出回路を用いた電子方位計を携帯電話などに搭載すると、携帯電話に搭載される電子部品、例えばスピーカなどから発生する地磁気以外の磁気ノイズ(以下、漏洩磁場と省略する)の影響を受けて、正確に外部磁界を検出することができないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、漏洩磁場が存在する環境下であっても正確に外部磁界を検出することができる磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計を提供することを目的とする。
本発明の磁気検出装置は、磁気を検出する磁気センサと、前記磁気センサに極性を反転させてバイアス磁界を印加するバイアス磁界発生手段と、それぞれの極性のバイアス磁界に対して得られた出力電圧を検出する検出手段と、前記それぞれの極性のバイアス磁界に対するそれぞれの出力電圧の差分を求める演算手段と、前記差分が略0になるように前記バイアス磁界発生手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、磁気センサに漏洩磁界が加わっていても、磁気センサの電圧−磁界の特性曲線におけるピークを検出することができる。その結果、漏洩磁界が存在する環境下においても正確に磁気検出を行うことができる。また、このように正負バイアス磁界を印加した際の出力電圧の差分を略0にするようにしてピーク検出を行うことにより、使用する磁気抵抗素子の磁気抵抗特性の中心部(ピーク)の特性がブロードであったり、ヒステリシスがあっても正確に磁気検出を行うことができる。
本発明の磁気検出装置においては、前記バイアス磁界発生手段は、それぞれ極性を反転させた、それぞれ大きさの異なる複数対のバイアス磁界を前記磁気センサに印加し、前記制御手段は、前記それぞれの複数対のバイアス磁界に対して、出力電圧の差分が略0になるように前記バイアス磁界発生手段を制御することが好ましい。この構成によれば、より高い精度で磁気抵抗特性のピーク検出を行うことが可能となる。
本発明の磁気検出装置においては、前記演算手段は、前記バイアス磁界発生手段が第1バイアス磁界対を前記磁気センサに印加したときに、前記出力電圧の差分が略0になった際の第1補正磁界対と、前記バイアス磁界発生手段が第1バイアス磁界対と大きさの異なる第2バイアス磁界対を前記磁気センサに印加したときに、前記出力電圧の差分が略0になった際の第2補正磁界対とから前記磁気センサに加わった外部磁界を求めることが好ましい。
本発明の磁気検出装置においては、前記第1及び第2補正磁界対のそれぞれの一方の極性の補正磁界の値から求められた近似線と、前記第1及び第2補正磁界対のそれぞれの他方の極性の補正磁界の値から求められた近似線とから磁場0ポイントを求め、磁場0ポイント及び前記第1又は第2補正磁界対とから前記外部磁界を求めることが好ましい。
本発明の磁気検出装置においては、前記磁気センサは、磁界に対して対称性のある抵抗変化を示す磁気抵抗素子を含むことが好ましい。この場合において、前記磁気抵抗素子は、GIG素子又はMR素子であることが好ましい
本発明の磁気検出装置においては、前記磁気センサは、ブリッジ回路で構成されていることが好ましい。
本発明の電子方位計は、上記複数の磁気検出装置と、前記複数の磁気検出装置により求められたそれぞれの差分電圧を用いて方位を求める方位算出手段と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、磁気センサに漏洩磁界が加わっていても、磁気センサの電圧−磁界の特性曲線におけるピークを検出することができる。その結果、漏洩磁界が存在する環境下においても正確に磁気検出を行うことができる。このため、このような磁気検出回路を備えた電子方位計においては、漏洩磁界が存在する環境下、例えば携帯電話内においても、正確に方位を求めることができる。
本発明によれば、磁気を検出する磁気センサと、前記磁気センサに極性を反転させてバイアス磁界を印加するバイアス磁界発生手段と、それぞれの極性のバイアス磁界に対して得られた出力電圧を検出する検出手段と、前記それぞれの極性のバイアス磁界に対するそれぞれの出力電圧の差分を求める演算手段と、前記差分が略0になるように前記バイアス磁界発生手段を制御する制御手段と、を具備するので、漏洩磁場が存在する環境下であっても正確に外部磁界を検出することができる磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計を提供することができる。
本発明者は、磁界に対して対称性のある抵抗変化を示す磁気抵抗素子を磁気センサに用いる場合において、このような磁気抵抗素子の特性曲線のピークがブロードであるときには、漏洩磁界が存在すると正確に磁気検出を行うことができない点に着目し、正負のバイアス磁界を印加したときの出力電圧の差分が略0になるようにバイアス磁界を制御することにより、正確に磁気検出を行うことができることを見出し本発明をするに至った。
すなわち、本発明の骨子は、磁気を検出する磁気センサと、前記磁気センサに極性を反転させてバイアス磁界を印加するバイアス磁界発生手段と、それぞれの極性のバイアス磁界に対して得られた出力電圧を検出する検出手段と、前記それぞれの極性のバイアス磁界に対するそれぞれの出力電圧の差分を求める演算手段と、前記差分が略0になるように前記バイアス磁界発生手段を制御する制御手段と、を具備する磁気検出装置及びそれを用いた電子方位計により、漏洩磁場が存在する環境下であっても正確に外部磁界を検出することである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る磁気検出装置を備えた電子方位計の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す磁気検出装置は、地磁気の変化に対応した電圧値を出力するセンサ部12と、センサ部12に電圧を印加する電圧発生部11と、センサ部12にバイアス磁界を印加するバイアス磁界発生部16と、センサ部12で出力された電圧値を検出(増幅)する検出部13と、電圧値をAD変換するAD変換部14と、AD変換後のディジタルデータを用いて方位を求める演算部15と、演算部15の演算結果に基づいて検出部13及びバイアス磁界発生部16の制御を行う制御部17とから主に構成されている。
電圧発生部11は、センサ部12に電圧を印加する。センサ部12は、X軸、Y軸及びZ軸の3軸で構成され、地磁気を検出する磁気効果素子を含む磁気センサを有し、地磁気の変化に対応した電圧値を出力する。本実施の形態においては、図3に示すように、ブリッジ回路で構成されている。磁気効果素子としては、磁界に対して対称性のある変化を示す磁気抵抗素子を用いる。このような磁気効果素子としては、GIG(Granular In Gap)素子、MR(Magneto Resistance)素子などを挙げることができる。本実施の形態においては、地磁気をより感度良く検出することができるGIG素子を用いる。
バイアス磁界発生部16は、極性を反転させたバイアス磁界を発生させるための電流をセンサ部12に供給することにより、センサ部12に印加するバイアス磁界を切り替える。本実施の形態においては、図3に示すように、センサ部12のブリッジ回路に接続されたスイッチSW1,SW2で構成されている。このバイアス磁界の切り替えのタイミングは、制御部17により制御される。
検出部13は、センサ部12で出力された電圧値を検出(増幅)する。本実施の形態においては、図3に示すように、アンプ131と、電圧値を増幅するアンプ132と、電圧値を蓄積するコンデンサ133と、コンデンサ133に蓄積するかを切り替えるスイッチSW3とで構成される。この電圧値の蓄積のタイミングは、制御部17により制御される。
AD変換部14は、検出部13で検出されたアナログの電圧値をAD変換して対応するディジタルデータを演算部15に出力する。なお、ここでは、AD変換部14の分解能は10ビット相当で使用している。
演算部15は、AD変換部14からのディジタルデータに対してデータ間演算を行う。すなわち、演算部15においては、一方の極性のバイアス磁界を印加して第1出力電圧(例えばV+)を求め、他方の極性のバイアス磁界を印加して第2出力電圧(例えばV−)を求め、第1出力電圧と第2出力電圧との間の差分(│(V+)−(V−)│)を算出する。算出された差分情報は制御部17に出力される。
ここで、演算部15における演算について図4(a),(b)を用いて説明する。磁気抵抗素子に漏洩磁界が加わらない場合には、磁気抵抗素子の電圧−磁界の特性曲線においてバイアス磁界が0(原点)のときにピークとなるので、図4(a)に示すように、センサ部12に正バイアス磁界を印加したときの出力電圧V+(第1出力電圧)と、センサ部12に正バイアス磁界と同じ大きさの負バイアス磁界を印加したときの出力電圧V−(第2出力電圧)とは、ほぼ同じである。すなわち、第1出力電圧と第2出力電圧との間の差分(│(V+)−(V−)│)が略0である。
一方、磁気抵抗素子に漏洩磁界が加わっていると、図4(b)に示すように、磁気抵抗素子の電圧−磁界の特性曲線におけるピークが原点からずれる(図4(b)においては左側にずれる)。このとき、センサ部12に同じ大きさの正バイアス磁界及び負バイアス磁界を印加すると、それぞれの出力電圧間にはオフセット(ΔV)が生じる。本発明においては、前記バイアス磁界に付加バイアス磁界を付加してセンサ部12に印加してオフセットΔVを最小にするように、すなわち、第1出力電圧と第2出力電圧との間の差分(│(V+)−(V−)│)を略0にするように、付加バイアス磁界を制御することにより、磁気抵抗素子の電圧−磁界の特性曲線におけるピークを検出することができる。
このような制御は、制御部17により行われる。具体的には、図5に示す手順で行われる。図5は、本発明の磁気検出装置における磁気抵抗素子のピーク検出を行う処理を示すフローチャートである。まず、センサ部12に一方の極性(ここでは正)のバイアス磁界(B+)を印加して第1出力電圧V+を求める(ST11)。次いで、センサ部12に他方の極性(ここでは負)のバイアス磁界(B−)を印加して第2出力電圧V−を求める(ST12)。そして、第1出力電圧V+と第2出力電圧V−との間の差分(│(V+)−(V−)│)を算出する(ST13)。
次いで、センサ部12に正のバイアス磁界(B+)に付加バイアス磁界(+B’)を付加した補正バイアス磁界を印加して第1出力電圧(V+)’を求める(ST14)。次いで、センサ部12に負のバイアス磁界(B−)に付加バイアス磁界(+B’)を付加した補正バイアス磁界を印加して第2出力電圧(V−)’を求める(ST15)。そして、第1出力電圧(V+)’と第2出力電圧(V−)’との間の差分(│(V+)’−(V−)’│)を算出する(ST16)。
次いで、バイアス磁界を印加したときの差分(オフセット)と補正バイアス磁界を印加したときの差分(オフセット)とを比較する(ST17)。バイアス磁界を印加したときの差分(オフセット)が補正バイアス磁界を印加したときの差分(オフセット)よりも大きい場合には、付加バイアス磁界の大きさを増加させて(│(V+)−(V−)│)を最小にする(ST18)、すなわち、差分を略0にする。一方、バイアス磁界を印加したときの差分(オフセット)が補正バイアス磁界を印加したときの差分(オフセット)よりも大きくない場合には、付加バイアス磁界の極性を変えてST14からの処理を行う(ST19)。このようにして漏洩磁界による磁気抵抗特性のピークのずれに対応する付加バイアス磁界を得ることができる。したがって、この付加バイアス磁界を補正値として用いることにより、漏洩磁界による磁気抵抗特性のピークのずれを補正することができる。
このような処理を行って、図6(a)に示すように、オフセットΔVを最小にするように、すなわち、第1出力電圧と第2出力電圧との間の差分(│(V+)−(V−)│)を略0にする。これにより、磁気抵抗素子に漏洩磁界が加わっていても、磁気抵抗素子の電圧−磁界の特性曲線におけるピークを検出することができる。その結果、漏洩磁界が存在する環境下においても正確に磁気検出を行うことができる。このため、このような磁気検出回路を備えた電子方位計においては、漏洩磁界が存在する環境下、例えば携帯電話内においても、正確に方位を求めることができる。また、このように正負バイアス磁界を印加した際の出力電圧の差分を略0にするようにしてピーク検出を行うことにより、使用する磁気抵抗素子の磁気抵抗特性の中心部(ピーク)の特性がブロードであったり、ヒステリシスがあっても正確に磁気検出を行うことができる。
このように処理を行う場合において、それぞれ極性を反転させた、それぞれ大きさの異なる複数対のバイアス磁界(図6(b)における黒丸、格子、市松模様のプロット)をセンサ部12に印加して、それぞれのバイアス磁界対で上記のような制御、すなわちバイアス磁界に対して、出力電圧の差分が略0になるような制御を行っても良い。このように複数対のバイアス磁界を用いることにより、より高い精度で磁気抵抗特性のピーク検出を行うことが可能となる。なお、このように複数対のバイアス磁界を印加する場合においては、それぞれのバイアス磁界に対してピーク検出の際にそれぞれ付加バイアス磁界が得られるが、この場合には、それぞれの付加バイアス磁界の値に対して統計的処理、例えば平均処理、分散処理などを用いて好ましい付加バイアス磁界を求める。
制御部17は、検出部13及びバイアス磁界発生部16に制御信号φ1,φ2を供給して各処理部を制御する。また、制御部17は、電子方位計の外部とのデータ通信の制御などの機能も有する。この場合、全体の消費電力を少なくするために各処理部をON/OFF制御する。
次に、本発明の電子方位計の動作について図3及び図7に示す回路図を用いて説明する。図3及び図7は、本発明の実施の形態に係る電子方位計を示す回路図である。なお、図3及び図7においては、説明を簡単にするために、制御部は図示せずに、制御信号の入力を示している。
まず、センサ部12に用いられる磁気抵抗素子は、図2に示すように、磁界に対して対称性を示す磁気抵抗効果を表す。すなわち、磁界が全くないときに磁気抵抗素子の抵抗は最大となり、正、負のどちらに磁界が印加されても抵抗が小さくなる。この磁気抵抗素子に正のバイアス磁界を印加すると、図2に示すように、バイアス磁界により、Haを中心にして抵抗が変化するようになる。そして、この状態で地磁気などの外部からの別の磁界が磁気抵抗素子に印加されると抵抗値が変化する。この別の磁界の方向とバイアス磁界の方向とが同一である場合には抵抗値は減少し、異なる場合には抵抗値が増加する。
本実施の形態においては、センサ部12はブリッジ回路で構成される。図3に示すブリッジ回路において、磁気抵抗素子はRa,Rcである。また、Rb,Rdは固定抵抗である。このブリッジ回路の一対の端子Sa,Scに電圧を印加すると、それぞれの抵抗で分圧された電圧が反対の一対の端子Sb,Sdから出力される。ブリッジ回路を構成するRa,Rcは磁気により抵抗が変化するので、その磁気に対応して電圧が出力される。
バイアス磁界発生部16は、図3に示すように、センサ部12に取り付けられるコイル121に流す電流の方向を制御部17からの制御信号φ1により切り替えて、センサ部12に極性を反転させたバイアス磁界を印加する。制御信号φ1がHigh(H信号)の場合、スイッチSW1,SW2により上側から見て時計回りに電流が流れ、センサ部12には図2におけるHA方向にバイアス磁界が発生する。制御信号φ2がLow(L信号)の場合、スイッチSW3,SW4により上記とは反対方向に電流が流れ、センサ部12には図3におけるHB方向にバイアス磁界が発生する。
検出部13においては、アンプ131はブリッジ回路の端子Sb,Sdに接続されており、センサ部12の出力を取り込む。取り込まれた電圧は、スイッチSW3を介してコンデンサ133に充電される。また、取り込まれた電圧は、アンプ132の入力端子と接続している。なお、スイッチSW3は、制御部17の制御信号φ2により制御される。制御信号φ2がHigh(H信号)の場合、スイッチSW3によりアンプ131の出力は、コンデンサ133と接続し、制御信号φ2がLow(L信号)の場合、スイッチSW3によりコンデンサ133との接続が解除される。アンプ132は、コンデンサ133の電圧値とアンプ131の出力である電圧値との間の差分を増幅するように動作する。これにより、センサ部12に印加するバイアス磁界の方向を切り替えたときの電圧値の差を増幅して出力する。
このような構成において、センサ部12に一方の極性(ここでは正)のバイアス磁界(B+)を印加して第1出力電圧V+を求める場合には、図3に示すように、制御部17からの制御信号φ1によりスイッチSW1,SW2をそれぞれHに切り替える。また、この第1出力電圧V+を保持するために制御部17からの制御信号φ2によりスイッチSW3をHに切り替える。一方、センサ部12に他方の極性(ここでは負)のバイアス磁界(B−)を印加して第2出力電圧V−を求める場合には、図7に示すように、制御部17からの制御信号φ1によりスイッチSW1,SW2をそれぞれLに切り替える。また、この第2出力電圧V−をアンプ132で第1出力電圧V+と比較するために制御部17からの制御信号φ2によりスイッチSW3をLに切り替える。このようにして、第1出力電圧V+と第2出力電圧V−との間の差分(│(V+)−(V−)│)を算出する。
次に、上記構成を有する電子方位計において方位を求める場合には、互いに極性の異なるバイアス磁界を印加することにより、磁気抵抗素子の抵抗変化を利用して抵抗値の変化を電圧値として求める。そして、印加したバイアス磁界をキャンセルする方向に電流を付与して外部磁界(地磁気)に対応する電流値を求める。この電流値から外部磁界の強さ(電圧)を求める。この場合、外部磁界をキャンセルする方向に電流を付与することは、図2におけるピーク位置に移動することと等価であるので、本実施の形態のように、ピーク検出がなされていることにより、正確に外部磁界をキャンセルする方向に電流を付与することができ、正確に外部磁界を求めることができる。センサ部12は、X軸、Y軸及びZ軸の3軸で構成されているので、上述のような処理によりX軸用の外部磁界、Y軸用の外部磁界、Z軸用の外部磁界がそれぞれ求められる。これらの外部磁界を用いて方位を算出する。具体的には、X軸用の外部磁界に対応する電圧とY軸用の外部磁界に対応する電圧の比に対して逆正接をとることにより方位を算出する。また、Z軸用の外部磁界に対応する電圧は、電子方位の傾斜した状態を補正する演算において用いる。例えば、携帯電話などに本発明に係る電子方位計を搭載した場合には、携帯電話を傾斜させた状態で使用されることが予想されるので、このような場合において、Z軸用の外部磁界を用いて補正演算を行って方位を算出する。
次に、本発明に係る磁気検出装置における外部磁界の検出方法を応用した態様について説明する。図8は、本発明の実施の形態に係る磁気検出装置における外部磁界の検出方法を説明するための図である。
この方法においては、バイアス磁界発生部16が第1バイアス磁界対をセンサ部12に印加したときに、出力電圧の差分が略0になった際の第1補正磁界対と、バイアス磁界発生部16が第1バイアス磁界対と大きさの異なる第2バイアス磁界対をセンサ部12に印加したときに、出力電圧の差分が略0になった際の第2補正磁界対とから外部磁界を求める。この演算は、演算部16において行われる。
図8から分かるように、磁気センサには、外部磁界(地磁気)が加わっている。また、この磁気センサには、比較的大きな漏洩磁場が印加されている。したがって、この状態では、磁気抵抗素子の磁場0ポイント(正しい磁場0ポイント)が漏洩磁場ポイント側にずれている(ずれた磁場0ポイント)。このため、このまま外部磁界を検出しても正確に外部磁界を検出することができない。
そこで、この検出方法においては、第1及び第2補正磁界対のそれぞれの一方の極性の補正磁界の値から求められた近似線と、第1及び第2補正磁界対のそれぞれの他方の極性の補正磁界の値から求められた近似線とから磁場0ポイントを求め、磁場0ポイント及び第1又は第2補正磁界対とから外部磁界を求める。
まず、ある大きさのバイアス磁界対(−バイアスMと+バイアスM)をそれぞれセンサ部12に印加し、上述したように出力電圧の差分が略0になるように処理を施す。これにより、補正磁界対(補正A、補正D)を得る。図8から分かるように、補正Aのときの電圧Aと、補正Dのときの電圧Dとは異なっているが、補正A+外部磁界のときの電圧と、補正D+外部磁界のときの電圧とはほぼ同じである。
次に、異なる大きさのバイアス磁界対(−バイアスNと+バイアスN)をそれぞれセンサ部12に印加し、上述したように出力電圧の差分が略0になるように処理を施す。これにより、補正磁界対(補正B、補正C)を得る。図8から分かるように、補正Bのときの電圧Bと、補正Cのときの電圧Cとは異なっているが、補正B+外部磁界のときの電圧と、補正C+外部磁界のときの電圧とはほぼ同じである。
このようにして、補正磁界A〜Dに対応する電圧A〜Dを求める。次いで、一方の極性のバイアスに対する2つの電圧A,Bと、他方のバイアスに対する電圧C,Dとから正しい磁場0ポイントを求める。すなわち、電圧A,B間の近似線と、電圧C,D間の近似線との交点の位置が磁場0ポイントとなる。
このときの外部磁界と磁場0ポイントとの関係は下記式の通りとなるので、下記式から外部磁界を求めることができる。
(補正磁界A+補正磁界D)/2=磁場0ポイント−外部磁界
この式を変形すると、
外部磁界=磁場0ポイント−(補正磁界A+補正磁界D)/2
このように、この検出方法によれば、比較的大きな漏洩磁界が存在しても正確に外部磁界を検出することができる。また、この外部磁界を用いて補正磁界をシフトさせることにより、最適なオフセット値を求めることが可能となる。
本発明の上記実施の形態において説明した構成は、これらに限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
本発明の実施の形態に係る磁気検出装置を備えた電子方位計の概略構成を示すブロック図である。 磁気抵抗素子の抵抗変化を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る電子方位計のステージS1を示す回路図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態に係る磁気検出装置におけるピーク検出を説明するための図である。 本発明の磁気検出装置における磁気抵抗素子のピーク検出を行う処理を示すフローチャートである。 (a),(b)は本発明の実施の形態に係る磁気検出装置におけるピーク検出を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る電子方位計のステージS1を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る磁気検出装置における外部磁界の検出方法を説明するための図である。
符号の説明
11 電圧発生部
12 センサ部
13 検出部
14 AD変換部
15 演算部
16 バイアス磁界発生部
17 制御部
121 コイル
131,132 アンプ
133 コンデンサ
SW1〜SW3 スイッチ

Claims (8)

  1. 磁気を検出する磁気センサと、前記磁気センサに極性を反転させてバイアス磁界を印加するバイアス磁界発生手段と、それぞれの極性のバイアス磁界に対して得られた出力電圧を検出する検出手段と、前記それぞれの極性のバイアス磁界に対するそれぞれの出力電圧の差分を求める演算手段と、前記差分が略0になるように前記バイアス磁界発生手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする磁気検出装置。
  2. 前記バイアス磁界発生手段は、それぞれ極性を反転させた、それぞれ大きさの異なる複数対のバイアス磁界を前記磁気センサに印加し、前記制御手段は、前記それぞれの複数対のバイアス磁界に対して、出力電圧の差分が略0になるように前記バイアス磁界発生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の磁気検出装置。
  3. 前記演算手段は、前記バイアス磁界発生手段が第1バイアス磁界対を前記磁気センサに印加したときに、前記出力電圧の差分が略0になった際の第1補正磁界対と、前記バイアス磁界発生手段が第1バイアス磁界対と大きさの異なる第2バイアス磁界対を前記磁気センサに印加したときに、前記出力電圧の差分が略0になった際の第2補正磁界対とから前記磁気センサに加わった外部磁界を求めることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁気検出装置。
  4. 前記第1及び第2補正磁界対のそれぞれの一方の極性の補正磁界の値から求められた近似線と、前記第1及び第2補正磁界対のそれぞれの他方の極性の補正磁界の値から求められた近似線とから磁場0ポイントを求め、磁場0ポイント及び前記第1又は第2補正磁界対とから前記外部磁界を求めることを特徴とする請求項3記載の磁気検出装置。
  5. 前記磁気センサは、磁界に対して対象性のある抵抗変化を示す磁気抵抗素子を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の磁気検出装置。
  6. 前記磁気抵抗素子は、GIG素子又はMR素子であることを特徴とする請求項5記載の磁気検出装置。
  7. 前記磁気センサは、ブリッジ回路で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の磁気検出装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の複数の磁気検出装置と、前記複数の磁気検出装置により求められたそれぞれの差分電圧を用いて方位を求める方位算出手段と、を具備することを特徴とする電子方位計。
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