JP2007234675A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板の温度上昇を抑制することができる電子装置を提供すること。
【解決手段】電子部品320におけるICチップ323を内部に備える本体部326から露出する端子部324をプリント基板上に設けられた端子部324に対応するランド311に電気的に接続すると共に、本体部326おけるプリント基板310と対向する面から露出する補強部321とプリント基板310とを機械的に接続することによって、電子部品320aをプリント基板310に表面実装してなる電子装置100であって、電子部品320aがプリント基板310に表面実装された状態において、補強部321に対向する領域の少なくとも一部に本体部326からプリント基板310への熱伝達を抑制する伝熱抑制部400aが構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子装置に関するものである。
従来、熱を発生する電子部品を備える電子装置として特許文献1に示すものがあった。
特許文献1に示す電子装置は、筐体(ケース,カバー)、電子部品、プリント基板、熱伝達材などを備える。プリント基板は、ケースとカバーとによって筐体内に収納される。また、プリント基板は、電子部品の搭載面と反搭載面とプリント基板の内部に、銅箔からなる熱伝達薄膜層が、熱的に分離されて複数形成されている。カバーには、カバーの底部から電子部品の搭載位置に向けて突出部が設けられている。突出部の先端面と、電子部品の搭載位置(即ち電子部品の投影領域)に対応するプリント基板の反搭載面との間に、先端面及び反搭載面と接して、柔軟性を有する半固体の熱伝達材が配置されている。そして、特許文献1に示す電子装置は、電子部品が動作することによって発生した熱を熱伝達材を介してプリント基板、筐体に伝熱させて電子部品の温度を低減することができる。
特開2003−289578号公報
しかしながら、特許文献1に示す電子装置の場合、プリント基板が電子部品から伝熱される熱を受けることによって、プリント基板自体の温度が上昇し、プリント基板に実装されている他の低耐熱性の電子部品などに悪影響を及ぼす可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、プリント基板の温度上昇を抑制することができる電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の電子装置は、電子部品におけるICチップを内部に備える本体部から露出する端子部をプリント基板上に設けられた端子部に対応するランドに電気的に接続すると共に、本体部おけるプリント基板と対向する面から露出する補強部とプリント基板とを機械的に接続することによって、電子部品をプリント基板に表面実装してなる電子装置であって、電子部品が前記プリント基板に表面実装された状態において、補強部に対向する領域の少なくとも一部に本体部からプリント基板への熱伝達を抑制する伝熱抑制部が構成されることを特徴とするものである。
このように、電子部品がプリント基板に表面実装された状態において、電子部品の補強部に対向する領域の少なくとも一部に本体部からプリント基板への熱伝達を抑制する伝熱抑制部を備えることによって、電子部品(本体部)によって発生した熱がプリント基板へ伝熱するのを抑制することができるので、プリント基板の温度上昇を抑制することができる。
また、請求項2に示すように、伝熱抑制部は、空間部を含むことによっても、電子部品(本体部)によって発生した熱は、空間部に熱伝達され、プリント基板への熱伝達を抑制することができる。さらに、空間部は、請求項3に示すように、電子部品の周囲と連通する空気通路を備えることによって、電子部品(本体部)によって発生した熱を空気に熱伝達して空気通路を通して逃がすことができるので、プリント基板への熱伝達をより一層抑制することができる。
また、請求項4に示すように、プリント基板は、補強部に対向する領域に部分的に配置される補強ランドを備え、補強部は、接続部材を介して補強ランドと接続されるものである場合、この補強ランドの周囲空間部を伝熱抑制部とすることもできる。
また、請求項5に示すように、伝熱抑制部は、補強部とプリント基板とを機械的に接続可能な低熱伝達性部材の接着材を含むこともできる。
また、補強部に対向する領域の少なくとも一部に伝熱抑制部を設けることによって、ICチップに対応する部位の導電性部材が減少することがある。このように、ICチップに対応する部位の導電性部材が減少すると、ICチップの放射ノイズによって電子装置自体に悪影響が生じる可能性がありうる。しかしながら、請求項6に示すように、プリント基板は、少なくともICチップに対応する部位に導電性パターンを備えることによってICチップの放射ノイズを低減することができる。
また、電子部品から熱が発生する場合、ICチップに対応する部位に熱が伝達されやすい。そこで、請求項7に示すように、伝熱抑制部は、少なくともICチップに対応する部位を含む領域に設けることによって、効率的にプリント基板への熱の伝達を抑制することができる。
また、請求項8に記載の電子装置では、伝熱抑制部は、プリント基板におけるICチップに対応する部位とは異なる部位であり、プリント基板の電子部品が表面実装される実装面からその裏面に形成される貫通穴を含むことを特徴とするものである。
このように、伝熱抑制部は、プリント基板におけるICチップに対応する部位とは異なる部位であり、プリント基板の電子部品が表面実装される実装面からその裏面に形成される貫通穴を含むこともできる。
また、請求項9に示すように、伝熱抑制部は、プリント基板におけるICチップに対応する部位であり、プリント基板の電子部品が表面実装される実装面からその裏面に形成される貫通穴を含むことによって、効率的にプリント基板への熱の伝達を抑制することができる。
また、伝熱抑制部として、プリント基板におけるICチップに対応する部位であり、プリント基板の電子部品が表面実装される実装面からその裏面に形成される貫通穴を含む場合、請求項10に示すように、プリント基板は、少なくともICチップに対応する部位とは異なる領域に導電性パターンを備えることによって、ICチップの放射ノイズを低減することができる。
また、電子部品としては、請求項11に示すように、QFNとすることができる。
また、請求項12に記載の電子装置では、電子部品におけるICチップを内部に備える本体部から露出する端子部をプリント基板上に設けられた端子部に対応するランドに電気的に接続すると共に、本体部おける前記プリント基板と対向する面から露出する補強部を接続部材を介してプリント基板上に設けられた補強部に対応する補強ランドに機械的に接続することによって、電子部品をプリント基板に表面実装してなる回路基板を放熱部材からなる筐体に収納してなる電子装置であって、プリント基板は、補強ランドに熱伝達部材を介して接続される熱伝達パターンを備え、筐体と熱伝達パターンとを接続する熱伝達柱を備えることを特徴とするものである。
このように、プリント基板に設けられる補強ランドに熱伝達部材を介して接続される熱伝達パターンと筐体とを接続する熱伝達柱を備えることによって、電子部品から発生した熱を補強ランド、熱伝達部材、熱伝達パターン、熱伝達柱を介して筐体へと逃がすことができるので、プリント基板自体の温度上昇を抑制することができる
また、熱伝達柱としては、請求項13及び請求項14に示すように、筐体と同じ放熱部材、放熱ゲルとすることができる。
また、電子部品におけるプリント基板への実装面の反対面と筐体との間には、放熱ゲルが設けられる場合、請求項15に示すように、熱伝達柱は、電子部品と筐体との間に設けられる放熱ゲルと離間した状態で設けることによって、電子部品と筐体との間に設けられる放熱ゲルと熱伝達柱との間で熱が伝達されるのを抑制することができる。したがって、電子部品(本体部)によって発生した熱は、効率的に筐体に逃がすことができるので、プリント基板自体の温度上昇を抑制することができる。
また、請求項16に記載の電子装置では、熱伝達柱は、複数の電子部品と接続されることを特徴とするものである。
このように、熱伝達柱に複数の電子部品を接続することによって、各電子部品に熱伝達柱を設ける場合に比べて、プリント基板における実装面積を広くすることができる。また、熱伝達柱に複数の電子部品を接続することによって、放熱箇所を一箇所にまとめることができるので配線効率を向上できる。
また、請求項17に示すように、熱伝達パターンは、プリント基板における電子部品が実装される実装面の近傍に配置することによって、電子部品から発生した熱がプリント基板の広範囲に広がることを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明における電子装置の概略構成を説明するための、組み付け前の状態を示す分解図である。図2は、本発明における電子装置のQFNの構成を説明するための断面図である。図3は、本発明の第1の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は平面図であり、(b)は透視図であり、(c)は断面図である。なお、本発明の電子装置は、車両のエンジンECU(Electric Control Unit)を構成する電子制御装置に適用して好適なものである。
図1に示すように、電子装置100は、筐体200と、その筐体200内に収容される回路基板300とにより構成される。
筐体200は、例えばアルミニウム、鉄等の金属材料からなり、一方が開放された箱状のケース210と、ケース210の開放面を閉塞する略矩形板状の底の浅いカバー220とにより構成される。そして、ケース210とカバー220とを組み付けることで、回路基板300を収容する内部空間を有した筐体200を構成する。本実施形態においては、螺子締結によって、ケース210とカバー220が固定されるよう構成されている。尚、筐体200はケース210とカバー220の2つの部材から構成されるものに限定されない。1つの部材から構成されても良いし、3つ以上の部材から構成されても良い。
回路基板300は、ランド311、図示されない配線、配線間を接続するビアホール等が形成されてなるプリント基板310に、マイコン、パワートランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品320と入出力部(外部接続端子)としてのコネクタ330を実装してなるものである。プリント基板310の構成材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラミック、ガラス(例えばガラス布)と樹脂との複合体等の公知材料を適用することができる。
コネクタ330は、導電性材料からなり、一端がプリント基板310の表面に実装されて他端が筐体200外に露出される端子331を、絶縁材料(例えば合成樹脂)からなるハウジング332に複数配設してなる表面実装型のコネクタである。このコネクタ330は、筐体200(本実施形態においてはケース210)に、コネクタ330に対応したコネクタ用切り欠き部(図示略)が設けられており、回路基板300を収容するようにケース210とカバー220を螺子締結した状態で、コネクタ330の一部が筐体200内に収容され、残りの部分が筐体200外に露出される。
複数の端子331は、例えば金属板を打ち抜いて形成された所謂打ち抜き端子であり、互いに干渉しないようにハウジング332に一部が埋設固定されている。端子331のプリント基板310に実装される側は、ハウジング332の一側面からプリント基板310に略平行に突出し、下方(プリント基板310側)に折曲されている。そして、折曲された部位の先端領域がプリント基板310と略平行となるように折曲され、プリント基板310に設けられたランドとの接合部として構成されている。なお、本実施形態においては、複数の端子331が、ハウジング332に対して1列配置され、プリント基板310に対して接合部が一列配置される態様を示した。しかしながら、端子331の配置は上記例に限定されるものではない。
また、電子部品320としては、図2で示す表面実装型のQFN(電子部品)320aが含まれる。このQFN320aは、補強部321、接着剤322、ICチップ323、複数の端子部324、リード325、本体部326などを備える。ICチップ323は、接着剤322を介して補強部321に機械的に接続され、ICチップ323の電極(図示せず)と端子部324とがリード325で電気的に接続されている。このQFN320aは、ICチップ323、接着剤322、補強部321の一部、端子部324の一部、リード325が樹脂モールドされて本体部326をなすものである。そして、補強部321の一部と端子部324の一部とが本体部326から露出している。なお、通常、補強部321は、プリント基板310との接続強度を保持すると共に、QFN320a(ICチップ323)が動作することによって発生した熱をプリント基板310側に逃がすためのものである。
次に、本発明の特徴部分であるQFN320aの実装部分について説明する。
プリント基板310におけるQFN320aの実装領域には、図3(a)(b)に示すように、複数のランド311と複数の補強ランド312とが形成される。複数のランド311は、銅箔などの導電性部材からなり、QFN320aの本体部から露出した端子部324に対応するようにそれぞれ離間して形成されている。また、ランド311は、図示しない配線に電気的に接続される。
補強ランド312は、QFN320aのプリント基板310に対する接続強度を保つためのものであり、ランド311と同様に銅箔などの導電性部材からなり、補強ランド312を周囲と電気的に絶縁するために周囲にソルダーレジスト313が形成されている。この補強ランド312は、伝熱抑制部400aを構成するために、QFN320の補強部321に対向する領域に部分的に形成される。例えば、補強ランド312は、図3(b)に示すように、格子状に配置することによって、QFN320の補強部321に対向する領域に部分的に形成する。また、補強ランド312及びソルダーレジスト313は、ランド311と離間して設けられる。
そして、表面実装型の電子部品であるQFN320aは、本体部326から露出した端子部324とランド311とを電気的に接続すると共に、本体部326から露出した補強部321と補強ランド312とを半田材314を介して機械的に接続することによって、プリント基板310に表面実装される。
通常、QFNの補強部は、プリント基板に対する接続強度を保持するとともに、QFN(内蔵されるICチップ)が動作することによって発生した熱をプリント基板側に逃がす役割を担っている。また、プリント基板における補強ランドは、補強部との接触面積を広くしてQFNとの接続強度及び放熱性を向上させるために、補強部に対応した形状のベタパターンとするものである。
しかしながら、プリント基板がQFNから伝熱される熱を受けることによって、プリント基板自体の温度が上昇し、プリント基板に実装されている他の低耐熱性の電子部品などに悪影響を及ぼす可能性があった。
また、近年においては、エンジンECUなどの電子装置に対する高機能化、小型化の要望に対応するために、プリント基板への実装部品の増加、プリント基板の小型化に伴う実装密度の増大などが必要となっている。このように、プリント基板への実装部品が増加したり、プリント基板の小型化に伴って実装密度が増大したりすると、電子部品間の間隔が狭くなり電子部品間での貰い熱が発生するなどによってプリント基板の温度は、より一層上昇する可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、プリント基板310の温度上昇を抑制するために、伝熱抑制部400aを備える。伝熱抑制部400aは、QFN320aがプリント基板310に表面実装された状態において、QFN321aの補強部321に対向する領域の少なくとも一部に構成される。この伝熱抑制部400aを構成するために、補強ランド312は、QFN320の補強部321に対向する領域に部分的に形成する。
図3(b)(c)に示すように、補強ランド312をQFN320の補強部321に対向する領域に部分的に形成することによって、QFN320aをプリント基板310に表面実装した状態において、QFN320aとプリント基板310との間に部分的に隙間(空間・補強ランド312の周囲空間)を形成し、この隙間(空間・補強ランド312の周囲空間)を伝熱抑制部400aとして構成する。すなわち、伝熱抑制部400aは、補強ランド312をQFN320の補強部321に対向する領域に部分的に形成することによって構成された空気絶縁部である。
さらに、各ランド311間、補強ランド312及びソルダーレジスト313とランド311との間を離間して設けることによって、QFN320aをプリント基板310に表面実装した状態において、伝熱抑制部400aである隙間(空間・補強ランド312の周囲空間)とQFN320aの周囲とを連通する空気通路401を形成する。
このように、QFN320aをプリント基板310に表面実装した状態において、QFN321aの補強部321に対向する領域に伝熱抑制部400aを形成することによって、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱がプリント基板310側に達することを低減することができるので、プリント基板310の温度上昇を抑制することができる。
さらに、補強ランド312をQFN321aの補強部321に対向する領域に部分的に形成しているため、QFN320aとプリント基板310との接続強度を極端に低下させることなく、プリント基板310の温度上昇を抑制させることができる。
また、QFN320aをプリント基板310に表面実装した状態において、伝熱抑制部400aである隙間とQFN320aの周囲とを連通する空気通路401を形成することによって、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320aが動作することによって発生した熱を空気に熱伝達して空気通路401を通して逃がすことができる。したがって、QFN320aが動作することによって発生した熱がプリント基板310へ熱伝達されることをより一層抑制することができるので、プリント基板310の温度上昇をより一層抑制させることができる。
また、ICチップ323が動作することによって発生した熱は、ICチップ323に対応する部位、すなわちICチップ323の近傍に伝達されやすいものである。したがって、伝熱抑制部400aは、少なくともICチップ323の真下など、ICチップ323に対応する位置に設けることによって、効率的にプリント基板310への熱の伝達を抑制することができる。すなわち、ICチップ323の真下などの領域(ICチップ323に対応する位置)には、補強ランド312を設けないようにする。
なお、本実施の形態においては、電子部品としてQFN320aを用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。電子部品におけるICチップを内部に備える本体部から露出する端子部をプリント基板上に設けられた端子部に対応するランドに電気的に接続すると共に、本体部おけるプリント基板と対向する面から露出する補強部とプリント基板とを機械的に接続することによって、プリント基板に表面実装してなる電子部品であれば本発明の目的を達成できるものである。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は透視図であり、(b)は断面図である。
第2の実施の形態における電子装置100は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は
伝熱抑制部をプリント基板310に設けた点である。
図4(a)(b)に示すように、伝熱抑制部400bは、補強部321に対向する領域の少なくとも一部に、プリント基板310におけるQFN320aが表面実装される実装面からその裏面に達する貫通穴を設けることによって構成される。また、この伝熱抑制部400bは、QFN320aとプリント基板310との間に部分的に形成する隙間(空間・補強ランド312の周囲空間)からなる伝熱抑制部400aと連通する。
このように、プリント基板310におけるQFN320aが表面実装される実装面からその裏面に達する貫通穴を伝熱抑制部400bとすることによっても、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱がプリント基板310に達することを低減することができるので、プリント基板310の温度上昇を抑制することができる。
また、伝熱抑制部400bを伝熱抑制部400aと連通させることによって、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱を空気通路401に逃がすのに加えて、伝熱抑制部400bからも逃がすことができるので好ましい。
また、ICチップ323が動作することによって発生した熱は、ICチップ323に対応する部位、すなわちICチップ323の近傍(真下など)に伝達されやすいものである。したがって、伝熱抑制部400bは、ICチップ323の真下など、ICチップ323に対応する位置に設けることによって、効率的にプリント基板310への熱の伝達を抑制することができる。すなわち、プリント基板310のICチップ323の真下などの領域(ICチップ323に対応する位置)に貫通穴を設ける。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は、本発明の第3の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は透視図であり、(b)は断面図である。
第3の実施の形態における電子装置100は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第3の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は導電性パターン315を設けた点である。
上述の実施の形態で説明したように、ICチップ323の真下など、QFN321aの補強部321に対向する領域に伝熱抑制部400aを形成する場合、QFN320a(ICチップ323)とプリント基板310との間の銅箔部などの導電性部材が(補強ランド312)少なくなる。このように、QFN320a(ICチップ323)とプリント基板310との間の銅箔部などの導電性部材が少なくなると、QFN320a(ICチップ323)の放射ノイズによって悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、図5(a)(b)に示すように、QFN321aの補強部321に対向する領域における、少なくともICチップ323に対応する部位に銅箔などからなる導電性パターン315を設ける。この導電性パターン315は、図示しないGNDに電気的に接続されており、プリント基板310と接する面以外をレジスト316で覆う。
このように、少なくともICチップ323に対応する部位に導電性パターンを設けることによってQFN320a(ICチップ323)の放射ノイズを低減することができるので好ましい。
(変形例1)
また、変形例1として、上記第2の実施の形態に示すように、プリント基板310にあけた貫通穴からなる伝熱抑制部400bと組み合わせて実施することも可能である。図6は、本発明の第3の実施の形態の変形例1における電子装置の電子部品付近を説明するための透視図である。
プリント基板310にあけた貫通穴からなる伝熱抑制部400bと組み合わせて実施する場合、導電性パターン315は、この伝熱抑制部400bの形成位置とは異なる位置に設けるとよい。すなわち、図6に示すように、プリント基板310のICチップ323の真下以外の領域に伝熱抑制部400b(貫通穴)を設ける場合は、ICチップ323の真下など、ICチップ323に対応する位置に導電性パターン315を設ける。
(変形例2)
また、プリント基板310にあけた貫通穴からなる伝熱抑制部400bと組み合わせて実施する場合、変形例2に示すように、導電性パターン315は、この伝熱抑制部400bの形成位置とは異なる位置に設けるとよい。図7は、本発明の第3の実施の形態の変形例2における電子装置の電子部品付近を説明するための透視図である。
すなわち、図7に示すように、プリント基板310のICチップ323の真下など、ICチップ323に対応する位置に伝熱抑制部400b(貫通穴)を設ける場合は、その伝熱抑制部400bの周囲に導電性パターン315を設ける。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図8は、本発明の第4の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は透視図であり、(b)は断面図である。
第4の実施の形態における電子装置100は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第4の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は
伝熱抑制部として低熱伝達性部材を用いる点である。
図8(a)(b)に示すように、補強部321に対向する領域の少なくとも一部に、QFN320aとプリント基板310とを機械的に接続すると共に、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱がプリント基板310に熱伝達されることを防止するシリコーン接着材などの低熱伝達性部材からなる伝熱抑制部400cを設ける。
このように、補強部321に対向する領域の少なくとも一部に、シリコーン接着材などの低熱伝達性部材からなる伝熱抑制部400cを設けることによっても、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱がプリント基板310に達することを低減することができるので、プリント基板310の温度上昇を抑制することができる。
また、伝熱抑制部400cとしてシリコーン接着材を用いる場合に関しても、図8(b)に示すように、少なくともICチップ323に対応する部位に銅箔などからなる導電性パターン315を設けることによってQFN320a(ICチップ323)の放射ノイズを低減することができるので好ましい。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図9は、本発明の第5の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。
第5の実施の形態における電子装置100は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第5の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は熱伝達柱210b、熱伝達パターン500を用いる点である。
本実施の形態における電子装置100は、ケース210に放熱突起210a、熱伝達柱210bを備える。放熱突起210a及び熱伝達柱210bは、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱を効率的に放熱するための部材である。
プリント基板310は、絶縁部材を介して銅箔などからなる複数の配線パターン310aを積層してなるものである。さらに、プリント基板310は、銀などの導電性ペーストが充填されたヴィア(熱伝達部材)310bを介して補強ランド312と接続される銅箔などからなる熱伝達パターン500を備える。この熱伝達パターン500は、ヴィア310bを介して補強ランド312と接続されると共に、ヴィア310bを介してケース210に形成された熱伝達柱210bとも接続される。また、補強ランド312は、上記第1の実施の形態にて説明したように、部分的に設けるようにしても良いし、補強部321に対応する領域に全体的に設けるようにしてもよい。
このように構成された電子装置100においては、補強ランド312、ヴィア310b、熱伝達パターン500、ヴィア310b、熱伝達柱210b(筐体200)という熱伝達経路が形成される。すなわち、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱は、熱伝達経路(補強ランド312、ヴィア310b、熱伝達パターン500、ヴィア310b、熱伝達柱210bを熱伝達して筐体200に逃がすことができる。したがって、プリント基板自体の温度上昇を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱を筐体200(ケース210)に逃がすものであるため伝熱抑制部を設ける必要はない。
ただし、本実施の形態における電子装置100に伝熱抑制部を設けることによって、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱がプリント基板310に熱伝達されるのを抑制すると共に、発生した熱を筐体200(ケース210)に逃がすこともできるので好ましい。
また、熱伝達パターン500は、プリント基板310におけるQFN320aが実装される実装面の近傍に配置することによって、QFN320aから発生した熱がプリント基板の310の広範囲に広がることを抑制することができるので好ましい。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第6の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。
第6の実施の形態における電子装置100は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第6の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は熱伝達柱を放熱ゲルで設けた点である。
本実施の形態における電子装置100は、ケース210とQFN320aとの間に放熱ゲルからなる放熱突起210c、ケース210とプリント基板310との間に放熱ゲルからなる熱伝達柱210dを備える。この放熱突起210cと熱伝達柱210dは、接続されている。
放熱突起210cは、QFN320aと接続され、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱を効率的に放熱するための部材である。また、熱伝達柱210dは、プリント基板310に形成された銀などの導電性ペーストが充填されたヴィア(熱伝達部材)310bを介して銅箔などからなる熱伝達パターン500と接続される。
このように放熱突起210c、熱伝達柱210dに放熱ゲルを用いた場合でもあっても、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱は、放熱突起210c、及び熱伝達経路(補強ランド312、ヴィア310b、熱伝達パターン500、ヴィア310b、熱伝達柱210bを熱伝達して筐体200に逃がすことができる。したがって、プリント基板自体の温度上昇を抑制することができる。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図11は、本発明の第7の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。
第7の実施の形態における電子装置100は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第7の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は放熱突起210cと熱伝達柱210dを離間する点である。
本実施の形態における電子装置100は、ケース210とQFN320aとの間に放熱ゲルからなる放熱突起210c、ケース210とプリント基板310との間に放熱ゲルからなる熱伝達柱210dを備える。そしてこの放熱突起210cと熱伝達柱210dとは、離間した状態で設けられる。
放熱突起210cは、QFN320aと接続され、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱を効率的に放熱するための部材である。また、熱伝達柱210dは、プリント基板310に形成された銀などの導電性ペーストが充填されたヴィア(熱伝達部材)310bを介して銅箔などからなる熱伝達パターン500と接続される。
このように放熱突起210cと熱伝達柱210dとは、離間した状態で設けることによって、QFN320aと筐体200(ケース210)との間に設けられる放熱突起210c(放熱ゲル)と熱伝達柱210d(放熱ゲル)との間での熱の伝達を抑制することができる。このように放熱突起210cと熱伝達柱210dとの間での熱の伝達を抑制することによって、QFN320aから放熱突起210c、熱伝達柱210dのそれぞれに伝達された熱がプリント基板310に戻るような不具合も低減することができる。したがって、本体部326によって発生した熱、すなわちQFN320a(内蔵されるICチップ323)が動作することによって発生した熱は、効率的に筐体200に逃がすことができるので、プリント基板310自体の温度上昇を抑制することができる。
(第8の実施の形態)
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図12は、本発明の第8の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。
第8の実施の形態における電子装置100は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第8の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は熱伝達柱に複数のQFN320aを接続する点である。
本実施の形態における電子装置100は、複数のQFN320aに共通に接続される熱伝達柱210dを備える。すなわち、プリント基板310は、複数のQFN320aが一つの熱伝達柱210dに接続されるように、熱伝達パターン500、ヴィア310bを備える。
このように、熱伝達柱210dに複数のQFN320aを接続することによって、各QFN320aに熱伝達柱210dを設ける場合に比べて、プリント基板310における実装面積を広くすることができる。また、熱伝達柱210dに複数のQFN320aを接続することによって、放熱箇所を一箇所にまとめることができるので配線効率を向上できる。
なお、上記第1乃至第8の実施の形態は、それぞれ個別で実施することに加えて、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施することも可能である。
本発明における電子装置の概略構成を説明するための、組み付け前の状態を示す分解図である。 本発明における電子装置のQFNの構成を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は平面図であり、(b)は透視図であり、(c)は断面図である。 本発明の第2の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は透視図であり、(b)は断面図である。 本発明の第3の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は透視図であり、(b)は断面図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例1における電子装置の電子部品付近を説明するための透視図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例2における電子装置の電子部品付近を説明するための透視図である。 本発明の第4の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための拡大図であり、(a)は透視図であり、(b)は断面図である。 本発明の第5の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。 本発明の第6の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。 本発明の第7の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。 本発明の第8の実施の形態における電子装置の電子部品付近を説明するための断面図である。
符号の説明
100 電子装置、200 筐体、210 ケース、220 カバー、210a 放熱突起、210d 熱伝達柱、210c 放熱突起、210d 熱伝達柱、300 回路基板、310 プリント基板、310a 配線パターン、310b ヴィア(熱伝達部材)、311 ランド、312 補強ランド、313 ソルダーレジスト、314 半田材、315 導電性パターン、316 レジスト、320 電子部品、320a QFN、321 補強部、322 接着剤、323 ICチップ、324 端子部、325 リード、326 本体部、330 コネクタ、331 端子、332 コネクタハウジング、400a〜c 伝熱抑制部、401 空気通路、500 熱伝達パターン

Claims (17)

  1. 電子部品におけるICチップを内部に備える本体部から露出する端子部をプリント基板上に設けられた当該端子部に対応するランドに電気的に接続すると共に、前記本体部おける前記プリント基板と対向する面から露出する補強部と当該プリント基板とを機械的に接続することによって、前記電子部品を前記プリント基板に表面実装してなる電子装置であって、
    前記電子部品が前記プリント基板に表面実装された状態において、前記補強部に対向する領域の少なくとも一部に前記本体部から前記プリント基板への熱伝達を抑制する伝熱抑制部が構成されることを特徴とする電子装置。
  2. 前記伝熱抑制部は、空間部を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記空間部は、前記電子部品の周囲と連通する空気通路を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記プリント基板は、前記補強部に対向する領域に部分的に配置される補強ランドを備え、前記補強部は、接続部材を介して前記補強ランドと接続されるものであり、前記伝熱抑制部は、前記補強ランドの周囲空間部を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子装置。
  5. 前記伝熱抑制部は、前記補強部と前記プリント基板とを機械的に接続可能な低熱伝達性部材の接着材を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記プリント基板は、少なくとも前記ICチップに対応する部位に導電性パターンを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子装置。
  7. 前記伝熱抑制部は、少なくとも前記ICチップに対応する部位を含む領域に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子装置。
  8. 前記伝熱抑制部は、前記プリント基板における前記ICチップに対応する部位とは異なる部位であり、当該プリント基板の前記電子部品が表面実装される実装面からその裏面に形成される貫通穴を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子装置。
  9. 前記伝熱抑制部は、前記プリント基板における前記ICチップに対応する部位であり、当該プリント基板の前記電子部品が表面実装される実装面からその裏面に形成される貫通穴を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子装置。
  10. 前記プリント基板は、少なくとも前記ICチップに対応する部位とは異なる領域に導電性パターンを備えることを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
  11. 前記電子部品は、QFNであることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の電子装置。
  12. 電子部品におけるICチップを内部に備える本体部から露出する端子部をプリント基板上に設けられた当該端子部に対応するランドに電気的に接続すると共に、前記本体部おける前記プリント基板と対向する面から露出する補強部を接続部材を介して当該プリント基板上に設けられた当該補強部に対応する補強ランドに機械的に接続することによって、前記電子部品を前記プリント基板に表面実装してなる回路基板を放熱部材からなる筐体に収納してなる電子装置であって、
    前記プリント基板は、前記補強ランドに熱伝達部材を介して接続される熱伝達パターンを備え、
    前記筐体と前記熱伝達パターンとを接続する熱伝達柱を備えることを特徴とする電子装置。
  13. 前記熱伝達柱は、前記筐体と同じ放熱部材からなることを特徴とする請求項12に記載の電子装置。
  14. 前記熱伝達柱は、放熱ゲルからなることを特徴とする請求項12に記載の電子装置。
  15. 前記電子部品における前記プリント基板への実装面の反対面と前記筐体との間には、放熱ゲルが設けられるものであり、前記熱伝達柱は、前記電子部品と前記筐体との間に設けられる放熱ゲルと離間した状態で設けられることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれかに記載の電子装置。
  16. 前記熱伝達柱は、複数の前記電子部品と接続されることを特徴とする請求項12乃至請求項15のいずれかに記載の電子装置。
  17. 前記熱伝達パターンは、前記プリント基板における前記電子部品が実装される実装面の近傍に配置されることを特徴とする請求項12乃至請求項16のいずれかに記載の電子装置。
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