JP2007229677A - 筒状濾布の清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筒状濾布の外表面に強固に付着していたり、偏在しているダストに対しても十分な清掃効果を期待することのできる筒状濾布の清掃装置を提供すること。
【解決手段】バグフィルタの筒状濾布Fの外表面に付着したダストを、清掃用空気を筒状濾布Fの内側から吹き付けて離脱させる筒状濾布の清掃装置1において、外周面に清掃用空気を噴出する空気噴出口20を形成した円盤状のノズル2を、空気噴出口20が筒状濾布Fの内表面に当接又は近接した状態でバグフィルタの軸方向に移動可能となるように配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バグフィルタの筒状濾布の清掃装置に関し、特に、バグフィルタの筒状濾布を装着した状態で、筒状濾布の外表面に付着したダストの清掃を行うことのできるようにした筒状濾布の清掃装置に関するものである。
従来、バグフィルタの筒状濾布の外表面にダストが付着し、圧損が高まった場合、すなわち、筒状濾布の外表面に付着したダストが過剰となり、パルス洗浄によっては圧損の低下が望めない状態になった場合、集塵機の運転を停止して、目詰まりした筒状濾布を取り外して新しい筒状濾布に交換し、取り外した筒状濾布は廃棄するか又は洗浄して再利用するようにしている。
ところで、筒状濾布の外表面に付着したダストには、ダイオキシン等の有害な物質が含まれており、筒状濾布の取り外しの際に、周囲にダストが飛散し、作業者の健康を害する等のおそれがあった。
この問題に対処するため、バグフィルタの筒状濾布の外表面に付着したダストを、清掃用空気(窒素ガス等の空気以外の気体を含み、本明細書において、単に、「清掃用空気」という。)を筒状濾布の内側から吹き付けて離脱させるための筒状濾布の清掃装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この筒状濾布の清掃装置50は、図6に示すように、周面に多数の空気噴出口52aを形成したノズル52をロータリジョイント51を介して清掃用空気の供給管4に回動自在に取り付けている。そして、筒状濾布Fの外表面に付着したダストの清掃を行うに当たっては、ノズル52を、フィルタケージG内を徐々に吊り降ろし、清掃用空気供給管4を介して供給される清掃用空気をノズル52より吹き出させてこれを筒状濾布Fの内側から吹き付けることによって、筒状濾布Fの外表面に付着したダストを離脱させるようにしている。このとき、ノズル52の空気噴出口52aから噴射される清掃用空気の反力によってノズル52が回転し、筒状濾布Fの内表面の全面に亘って清掃用空気が作用するようにしている。
しかしながら、この筒状濾布の清掃装置50は、目詰まりして壁のようになっている筒状濾布Fに対しては、その外表面に付着しているダストを吹き落とすことができない。すなわち、この筒状濾布の清掃装置50は、その機構上、筒状濾布Fの内側から筒状濾布Fの内表面と間隔をあけた状態で吹き付ける清掃用空気の吹付力のみで筒状濾布Fの外表面に付着したダストを離脱させるようにしているため、清掃用空気の吹付力が弱く、また、噴出力の反作用によってノズル52の回転が高められるものの、これが所期の目的である付着ダストの吹き落としには有効とならず、ダストの付着状態によって適用範囲が制限され、例えば、温度低下によって生じる結露や潮解現象によって筒状濾布の外表面に強固に付着しているダストに対しては十分な清掃効果が得られないという問題があった。
また、図7に示すように、ダストDが筒状濾布Fの外表面に偏在している場合に、この筒状濾布の清掃装置50を使用してダストDを吹き落とそうとすると、ノズル52の空気噴出口52aから噴射される清掃用空気の反力によって、ノズル52が筒状濾布Fの中心軸から偏倚する方向(図7の矢印方向)の力を受け、これにより、筒状濾布Fの内表面の全面に亘って清掃用空気を均一に作用させることができないという問題があった。
特開2001−259557号公報
本発明は、上記従来の筒状濾布の清掃装置の有する問題点に鑑み、筒状濾布の外表面に強固に付着していたり、偏在しているダストに対しても十分な清掃効果を期待することのできる筒状濾布の清掃装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の筒状濾布の清掃装置は、バグフィルタの筒状濾布の外表面に付着したダストを、清掃用空気を筒状濾布の内側から吹き付けて離脱させるための筒状濾布の清掃装置において、外周面に清掃用空気を噴出する空気噴出口を形成した円盤状のノズルを、前記空気噴出口が筒状濾布の内表面に当接又は近接した状態でバグフィルタの軸方向に移動可能となるように配設したことを特徴とする。
この場合において、ノズルの外周の空気噴出口に可撓性部材を突設することができる。
また、ノズルの外周の空気噴出口にノズルに対し水平方向に移動可能に可動板を配設することができる。
また、空気噴出口の高さ方向の寸法を調節可能にすることができる。
また、ノズルの構成部材を、フィルタケージの隙間を通過可能な大きさに形成することができる。
本発明の筒状濾布の清掃装置によれば、バグフィルタの筒状濾布の外表面に付着したダストを、清掃用空気を筒状濾布の内側から吹き付けて離脱させるための筒状濾布の清掃装置において、外周面に清掃用空気を噴出する空気噴出口を形成した円盤状のノズルを、前記空気噴出口が筒状濾布の内表面に当接又は近接した状態でバグフィルタの軸方向に移動可能となるように配設することにより、筒状濾布の内表面に当接又は近接した状態に位置するノズルの空気噴出口から、筒状濾布の内表面の全面に亘って清掃用空気をダイレクトかつ同時に吹き付けることができる。
これにより、清掃用空気の吹付力によって筒状濾布を径方向に膨脹させ、筒状濾布の外表面に付着したダスト、例えば、温度低下によって生じる結露や潮解現象によって筒状濾布の外表面に強固に付着しているダストや偏在しているダストを確実に離脱させることができる。
また、ノズルの外周の空気噴出口に可撓性部材を突設することにより、空気噴出口と筒状濾布の内表面との間に生じる隙間を実質的になくしたり、著しく小さくすることができ、これにより、清掃用空気の逃げを少なくし、筒状濾布の内側から吹き付ける清掃用空気の吹付力が減衰することを防止することができる。また、突設した可撓性部材の緩衝作用によって、ノズルと筒状濾布又はフィルタケージが接触することによってこれらが損傷を受けることを防止することができる。
また、ノズルの外周の空気噴出口にノズルに対し水平方向に移動可能に可動板を配設することにより、ダストが筒状濾布の外表面に偏在している場合に、ノズルの空気噴出口から噴射される清掃用空気の反力によって、ノズルが筒状濾布の中心軸から偏倚する方向の力を受けても、ノズルに対し水平方向に移動可能な可動板によって、ノズルの空気噴出口を筒状濾布の内表面に当接又は近接した状態に安定的に維持して、清掃用空気の逃げを防止し、筒状濾布の内表面の全面に亘って清掃用空気を均一に作用させることができる。
また、空気噴出口の高さ方向の寸法を調節可能にすることにより、清掃用空気の供給量を変えずに空気噴出口から筒状濾布の内側に吹き付ける清掃用空気の吹付力を調節することができる。
また、ノズルの構成部材を、フィルタケージの隙間を通過可能な大きさに形成することにより、ノズルの構成部材をフィルタケージの隙間を通してフィルタケージ内に挿入し、フィルタケージ内で組み立て、筒状濾布の外表面に付着したダストの清掃を行うことができる。
以下、本発明の筒状濾布の清掃装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の筒状濾布の清掃装置の一実施例を示す。
この筒状濾布の清掃装置1は、バグフィルタの筒状濾布Fの外表面に付着したダストを、清掃用空気を筒状濾布Fの内側から吹き付けて離脱させるためのもので、外周面に清掃用空気を噴出する周溝状の空気噴出口20を形成した円盤状のノズル2を、空気噴出口20が筒状濾布Fの内表面に当接(又は近接した)状態で、任意の昇降機構(図示省略)を介して、バグフィルタの軸方向に移動可能となるように配設するようにしている。
そして、ノズル2には、清掃用空気供給機構Aより供給管4を介して清掃用空気を供給するようにするとともに、清掃用空気の供給を、供給管4の適宜位置に配設した電磁弁3を制御機構5により開閉することにより制御するようにしている。
ここで、清掃用空気供給機構Aには、コンプレッサ、高圧ボンベ等の高圧空気源から圧縮空気を供給できるようにしたものや、送風機によって多量の空気を供給できるようにしたものを用いることができる。
また、送風機によって多量の空気を供給できるようにしたものの場合には、制御機構により送風機の稼働を制御することにより、図1(b)に示すように、電磁弁を省略することができる。
円盤状のノズル2は、図2に示すように、清掃用空気の供給管4と接続される接続部21aを形成した剛性を有する材料からなる上板21と、剛性を有する材料からなる下板22と、上板21に沿って配設したゴム又は合成樹脂製の可撓性部材23と、下板22に沿って配設したゴム又は合成樹脂製の可撓性部材24と、可撓性部材23と可撓性部材24との間に所定の隙間、すなわち、周溝状の空気噴出口20を形成するためのボルト・ナット25及びスペーサ部材26とから構成する。
この場合、可撓性部材23、24は、上板21及び下板22より大径に形成し、これにより、円盤状のノズル2の外周の空気噴出口20に可撓性部材23、24がリング状に突出するようにする。
また、可撓性部材23、24を構成するゴム又は合成樹脂は、清掃の対象となる筒状濾布Fの性状や筒状濾布Fの外表面に付着したダストの付着状態に応じて、比較的硬質のものから軟質のものまで、選択的に用いることができる。
また、可撓性部材23と可撓性部材24との間に所定の隙間、すなわち、空気噴出口20の高さ方向の寸法tは、スペーサ部材26を適宜選択することによって調節可能であり、これにより、清掃用空気の供給量を変えずに空気噴出口20から筒状濾布Fの内側に吹き付ける清掃用空気の吹付力を調節することができる。
この筒状濾布の清掃装置1は、円盤状のノズル2の空気噴出口20より清掃用空気を噴出させながらバグフィルタ内を軸方向に移動させることによって、筒状濾布Fの内表面の全面に亘って(軸方向においては部分的に)、清掃用空気をダイレクトかつ同時に吹き付けることができる。
これにより、筒状濾布Fを径方向に膨脹させ、筒状濾布Fの外表面に付着したダスト、例えば、温度低下によって生じる結露や潮解現象によって筒状濾布Fの外表面に強固に付着しているダストや偏在しているダストを確実に離脱させることができる。
また、円盤状のノズル2の外周の空気噴出口20に可撓性部材23、24を突設することによって、空気噴出口20と筒状濾布Fの内表面との間に生じる隙間を実質的になくしたり、著しく小さくすることができ、これにより、清掃用空気の逃げを少なくし、筒状濾布Fの内側から吹き付ける清掃用空気の吹付力が減衰することを防止することができる。また、突設した可撓性部材23、24の緩衝作用によって、ノズル2と筒状濾布F(又は後述のフィルタケージG)が接触することによってこれらが損傷を受けることを防止することができる。
本発明の筒状濾布の清掃装置は、図3に示すようなフィルタケージGを備えたバグフィルタにも適用することができ、上記実施例と同様の作用を奏する。
この場合、ノズル2の構成部材21、22、23、24、25、26を、フィルタケージGの縦部材G1及び横部材G2によって規定される隙間Gsを通過可能な大きさに形成することにより、ノズル2の構成部材21、22、23、24、25、26をフィルタケージGの隙間Gsを通してフィルタケージG内に挿入するとともに、工具をフィルタケージGの隙間を通してノズル2の構成部材に当てがうことによって、フィルタケージG内でノズル2を組み立て、筒状濾布Fの外表面に付着したダストの清掃を行うようにする(清掃が完了した後のノズル2の分解、撤去も同様にして行うことができる。)ことによって、例えば、ベンチュリー管(図示省略)が付設されたバグフィルタの場合でも、バグフィルタ自体を分解することなく、簡易に筒状濾布Fの外表面に付着したダストの清掃を行うことができる。
ところで、上記実施例の筒状濾布の清掃装置においては、上板21及び下板22と、可撓性部材23、24とを固定状態に配設してノズル2を構成するようにしているため、図7に示した従来の筒状濾布の清掃装置50ほど顕著ではないが、ダストDが筒状濾布Fの外表面に偏在している場合に、ノズル2の空気噴出口20から噴射される清掃用空気の反力によって、ノズル2が筒状濾布Fの中心軸から偏倚する方向の力を受け、これにより、可撓性部材23、24が比較的硬質の材料からなる場合には、ノズル2の空気噴出口20を筒状濾布Fの内表面に当接又は近接した状態に安定的に維持できず、若干の清掃用空気の逃げが生じるおそれがあった。
図4及び図5に示す本発明の筒状濾布の清掃装置の第1及び第2変形例は、これに対処するためのもので、円盤状のノズル2の外周の空気噴出口20にノズル2に対し水平方向に移動可能に可動板27、28を配設するようにしたものである。
より具体的には、図4に示す円盤状のノズル2は、清掃用空気の供給管4と接続される接続部21aを形成した剛性を有する材料からなる上板21と、剛性を有する材料からなる下板22と、上板21に沿って配設したゴム、合成樹脂又は金属製の可動板27と、下板22に沿って配設したゴム、合成樹脂又は金属製の可動板28と、可動板27と可動板28との間に所定の隙間、すなわち、周溝状の空気噴出口20を形成するためのボルト・ナット25及びスペーサ部材26、26a、26bとから構成する。
この場合、可動板27、28は、上板21及び下板22より大径に形成し、これにより、円盤状のノズル2の外周の空気噴出口20に可動板27、28がリング状に突出するようにする。
また、可動板27、28には、孔部27a、28aを形成し、この孔部27a、28aに鍔付きのスペーサ部材26a、26bが遊嵌されることにより、可動板27、28をノズル2に対し水平方向に移動可能となるようにする。
また、可動板27、28を構成するゴム、合成樹脂又は金属は、清掃の対象となる筒状濾布Fの性状や筒状濾布Fの外表面に付着したダストの付着状態に応じて、比較的軟質のものから硬質のものまで、選択的に用いることができる。
また、図5に示す円盤状のノズル2は、清掃用空気の供給管4と接続される接続部21aを形成した剛性を有する材料からなる上板21と、剛性を有する材料からなる下板22と、上板21に沿って配設したゴム、合成樹脂又は金属製の可動板27と、下板22に沿って配設したゴム、合成樹脂又は金属製の可動板28と、可動板27と可動板28との間に所定の隙間、すなわち、周溝状の空気噴出口20を形成するためのボルト・ナット25及びスペーサ部材26、26a、26bとから構成する。
この場合、上板21と下板22とは、外周壁が重なり合うようにし、外周壁に空気噴出口20に開口する空気噴出孔21b、22bを多数、略等間隔に形成するようにする。
可動板27、28は、上板21及び下板22より大径に形成し、これにより、円盤状のノズル2の外周の空気噴出口20に可動板27、28がリング状に突出するようにする。
また、可動板27、28には、孔部27a、28aを形成し、この孔部27a、28aに鍔付きのスペーサ部材26a、26bが遊嵌されることにより、可動板27、28をノズル2に対し水平方向に移動可能となるようにする。
また、可動板27、28を構成するゴム、合成樹脂又は金属は、清掃の対象となる筒状濾布Fの性状や筒状濾布Fの外表面に付着したダストの付着状態に応じて、比較的軟質のものから硬質のものまで、選択的に用いることができる。
上記第1及び第2変形例の筒状濾布の清掃装置は、円盤状のノズル2の外周の空気噴出口20にノズル2に対し水平方向に移動可能に可動板27、28を配設することにより、ダストDが筒状濾布Fの外表面に偏在している場合に、ノズル2の空気噴出口20から噴射される清掃用空気の反力によって、ノズル2が筒状濾布Fの中心軸から偏倚する方向の力を受けても、ノズル2に対し水平方向に移動可能な可動板27、28によって、ノズル2の空気噴出口20を筒状濾布Fの内表面に当接又は近接した状態に安定的に維持して、清掃用空気の逃げを防止し、筒状濾布Fの内表面の全面に亘って清掃用空気を均一に作用させることができる。
なお、これら変形例のその他の構成及び作用は、上記実施例の筒状濾布の清掃装置と同様である。
以上、本発明の筒状濾布の清掃装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の筒状濾布の清掃装置は、筒状濾布の外表面に強固に付着しているダストや偏在しているダストに対しても十分な清掃効果を期待することのできるものであることから、通常のバグフィルタ式集塵機の清掃の用途に用いることができるが、結露や潮解現象によって筒状濾布の外表面にダストが強固に付着したり、偏在して付着しやすいバグフィルタ式集塵機の清掃の用途に特に好適に用いることができる。
本発明の筒状濾布の清掃装置をバグフィルタに適用した状態を示し、(a)はその全体図説明図、(b)は変形例の部分説明図である。 同筒状濾布の清掃装置のノズルを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X断面図である。 本発明の筒状濾布の清掃装置をフィルタケージを備えたバグフィルタに適用した状態を示す説明図である。 本発明の筒状濾布の清掃装置のノズルの第1変形例を、(a)は一部破断した平面図、(b)は(a)のY−Y断面図である。 本発明の筒状濾布の清掃装置のノズルの第2変形例を、(a)は一部破断した平面図、(b)は(a)のZ−Z断面図である。 従来の筒状濾布の清掃装置をフィルタケージを備えたバグフィルタに適用した状態を示す説明図である。 従来の筒状濾布の清掃装置の動作説明図である。
符号の説明
1 筒状濾布の清掃装置
2 ノズル
21 上板
22 下板
23 可撓性部材
24 可撓性部材
25 ボルト・ナット
26 スペーサ部材
27 可動板
28 可動板
3 電磁弁
4 清掃用空気の供給管
5 電磁弁の制御機構
F 筒状濾布
G フィルタケージ
t 空気噴出口の高さ方向の寸法

Claims (5)

  1. バグフィルタの筒状濾布の外表面に付着したダストを、清掃用空気を筒状濾布の内側から吹き付けて離脱させるための筒状濾布の清掃装置において、外周面に清掃用空気を噴出する空気噴出口を形成した円盤状のノズルを、前記空気噴出口が筒状濾布の内表面に当接又は近接した状態でバグフィルタの軸方向に移動可能となるように配設したことを特徴とする筒状濾布の清掃装置。
  2. ノズルの外周の空気噴出口に可撓性部材を突設したことを特徴とする請求項1記載の筒状濾布の清掃装置。
  3. ノズルの外周の空気噴出口にノズルに対し水平方向に移動可能に可動板を配設したことを特徴とする請求項1記載の筒状濾布の清掃装置。
  4. 空気噴出口の高さ方向の寸法を調節可能にしてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の筒状濾布の清掃装置。
  5. ノズルの構成部材が、フィルタケージの隙間を通過可能な大きさに形成されてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の筒状濾布の清掃装置。
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