JP2007226793A - 車載マルチメディア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各アプリケーション機能を別プロセスに分離することで、車載マルチメディア装置全体が大きくなった場合にも、新たな機能を容易に追加可能にし、コンパイル/デバッグの作業効率を向上させることができる車載マルチメディア装置を提供する。
【解決手段】複数の外部ハードウェアの動作制御に用いられる複数のアプリケーションモジュールからなるアプリケーションモジュール群と、アプリケーションモジュール各々の実行を制御するのに用いられるアプリケーション統括モジュールとから構成されるソフトウェアを実行するマイクロプロセッサと、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュール及び各アプリケーションモジュールに共通する複数の機能を実現するプログラムを登録した複数のライブラリからなり、全てのライブラリに共通のインタフェースを有するライブラリ群とを備える。
【選択図】図30

Description

この発明は、ナビゲーションサービス・ハイパーテキスト閲覧・ディジタルオーディオ再生等を実行し、その画面を表示する車載マルチメディア装置に関するものである。
図1は従来の車載マルチメディア装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
図1において、110はアプリケーションプログラム層であり、アプリケーションプログラム群111と、ユーザからの操作を受け取り画面の遷移およびアプリケーションへの動作命令の発行を行うユーザインタフェース112と、プラットフォームおよび地図ディスクのデータフォーマットの違いを吸収するDB依存部113と、外部装置からのイベントの取りこぼし防止のために設けられたイベントキュー114とから構成されている。120はハードウェアの違いを吸収するためのプラットフォーム依存部121を含むライブラリ層、130はプロセスおよびデバイスのスケジューリングを行うOSカーネル層、140はハードウェア・周辺機器を動作させるためのデバイスドライバ層、150はハードウェア・周辺機器である。
次に動作について説明する。
外部から入力されたリモコン等の操作イベントは、デバイスドライバ層140にて受理された後、OSカーネル層130を通過してイベントキュー114に蓄えられる。イベントキュー114に蓄えられた操作イベントは、ユーザインタフェース112内部の操作命令に書き換えられ、アプリケーションプログラム群111にて実行される。この際に画面変異が伴う場合は、アプリケーションプログラム群111よりユーザインタフェース112に対して描画命令が発生し、画面の描画・更新が行われる。
次にプロセス構成について述べる。
従来の車載マルチメディア装置は、1プロセス・マルチスレッドで実行させる。並列動作が必要なモジュールはユーザインタフェースを含むメインスレッドとは別のスレッドにて動作する。
従来の車載マルチメディア装置は以上のように単一プロセスで構成されているので、車載マルチメディア装置全体が大きくなった際に新たな機能を追加するには、全体を修正・コンパイルしなおす必要があるため、新機能追加がし難く、コンパイル/デバッグの作業効率が落ちるという課題があった。
また、上記課題の解決のために、単にマルチプロセスにし、各プロセスの起動・終了の制御のみ行うシェルを採用した場合、各アプリケーション画面のフォーカス切り替えのみの制御しかできず、操作命令はフォーカスのあるアプリケーションにのみ渡され、その他のアプリケーションには操作命令が渡らないという不具合が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、各アプリケーション機能を別プロセスに分離することで、車載マルチメディア装置全体が大きくなった場合にも、新たな機能を容易に追加可能にし、コンパイル/デバッグの作業効率を向上させることができる車載マルチメディア装置を得ることを目的とする。
また、この発明は、入出力の管理をアプリケーション統括モジュールにまかせることにより、各アプリケーションモジュール毎に特殊なイベント処理をさせずに、機能毎のアプリケーションモジュールの追加を容易にし、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができる車載マルチメディア装置を得ることを目的とする。
さらに、この発明は、各アプリケーションに共通な機能を共通ライブラリにまとめ、これを使用することで、各モジュールのサイズの減少および共通機能の開発・デバッグの作業効率を向上させることができる車載マルチメディア装置を得ることを目的とする。
さらに、この発明は、共通通信インタフェースを持つアプリケーション統括モジュールもしくは、共通通信インタフェースを持つアプリケーションモジュールであれば、自由にモジュールの入れ換えおよび追加を可能とすることができる車載マルチメディア装置を得ることを目的とする。
この発明に係る車載マルチメディア装置は、複数の外部ハードウェアと、複数の外部ハードウェアの動作制御に用いられる複数のアプリケーションモジュールからなるアプリケーションモジュール群と、アプリケーションモジュール各々の実行をそれぞれ制御するのに用いられるアプリケーション統括モジュールとから構成されるソフトウェアを実行するマイクロプロセッサと、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュールおよび各アプリケーションモジュールに共通する複数の機能をそれぞれ実現するプログラムを登録した複数のライブラリからなり、全てのライブラリに共通のインタフェースを有するライブラリ群とを備え、マイクロプロセッサが、ソフトウェアを実行して外部ハードウェアの動作を制御するにあたり、アプリケーション統括モジュールおよびアプリケーションモジュールを独立した別のプロセス空間で並列に実行し、アプリケーション統括モジュールを実行して各アプリケーションモジュールの起動および終了を制御し、アプリケーション統括モジュールおよび各アプリケーションモジュールを実行するにあたり、共通する機能に関して上記ライブラリ群の該当機能に関するライブラリから共通のインタフェースを介してプログラムを読み出し実行するものである。
この発明によれば、複数の外部ハードウェアと、複数の外部ハードウェアの動作制御に用いられる複数のアプリケーションモジュールからなるアプリケーションモジュール群と、アプリケーションモジュール各々の実行をそれぞれ制御するのに用いられるアプリケーション統括モジュールとから構成されるソフトウェアを実行するマイクロプロセッサとを備え、マイクロプロセッサが、ソフトウェアを実行して外部ハードウェアの動作を制御するにあたり、アプリケーション統括モジュールおよびアプリケーションモジュールを、独立した別のプロセス空間で並列に実行するので、アプリケーション統括モジュール、アプリケーションモジュールの開発、試験を単体毎に行なうことができるようになり、コンパイル/デバッグの作業効率を向上できるという効果が得られ、車載マルチメディア装置の新規機能追加を容易に行なうことができるという効果が得られる。また、動作時に他のモジュールによってデータを破壊されることがなく、またソースコード中の変数・関数などの名前も他のモジュールと重複して使用することができるようになり、各モジュールの開発試験が容易になり、車載マルチメディア装置の新規機能追加を容易に行なうことができるという効果が得られる。さらに、各モジュール単体での開発が容易になり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
また、この発明によれば、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュールおよび各アプリケーションモジュールに共通する複数の機能をそれぞれ実現するプログラムを登録した複数のライブラリからなり、全てのライブラリに共通のインタフェースを有するライブラリ群とを備えるので、アプリケーションモジュールの開発コード量を軽減することができ、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られ、これらの共通機能の開発、デバッグの作業効率を向上することができるという効果が得られる。また、アプリケーション統括モジュールおよび各アプリケーションモジュールは同一の手順でライブラリを読み出すことができるという効果が得られる。
さらに、この発明によれば、アプリケーション統括モジュールを実行して各アプリケーションモジュールの起動および終了を制御するので、アプリケーションモジュールを不要に実行させることがなくなり、車載マルチメディア装置の動作時に資源を無駄に利用せずに済むという効果が得られる。
実施の形態1.
図2はこの発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、1は後述するアプリケーション統括モジュール/アプリケーションモジュール群等のプログラムを予め記録したROM、2はアプリケーション統括モジュール/アプリケーションモジュール群等のプログラムを実行するためのマイクロプロセッサ、3はアプリケーション統括モジュール/アプリケーションモジュール群等のプログラムやデータをこれらプログラムの実行時に一時的に記憶するRAMである。
また、図2において、4は地図データベース等を予め記憶した外部記憶メディア、5は外部記憶メディア4を起動してデータを読み出す外部記憶装置ドライブ、6は外部記憶装置ドライブ5とマイクロプロセッサ2との間でデータの授受を実行する外部記憶インタフェース(外部記憶I/F)である。外部記憶メディア4としては、DVD−ROM/CD−ROM/メモリカード/MD(ミニディスク)等がある。その他、ハードディスク等が設けられている。
なお、ROM1の代わりに、アプリケーション統括モジュール/アプリケーションモジュール群等のプログラムを外部記憶メディア4に記憶させ、これらのプログラムを外部記憶メディア4から読み取って使用しても良い。
また、アプリケーション統括モジュールや、後述の外部入出力制御モジュールおよびライブラリのみをROM1に記憶させておき、その他のアプリケーションモジュールを外部記憶メディア4に記憶させ、これらを読み込んで使用するようにしても良い。
さらに、図2において、7はグラフィック制御回路であり、マイクロプロセッサ2からの画像データや描画命令データに応じて、フレームバッファ8に画像データを記憶させ、その画像データを液晶ディスプレイ等のディスプレイ9に描画する。10はリモートコントローラや各種スイッチ等のユーザ操作部、11はユーザ操作部10とマイクロプロセッサ2との間でデータの授受を実行する操作部インタフェース(操作部I/F)である。
さらに、図2において、12はGPS受信機、車速パルスセンサ、ジャイロ等のカーナビゲーションを行うための装置を含めた周辺機器であり、自車位置データを取得するGPS受信機、自車の速度データを取得する車速パルスセンサ、自車の向きを取得するジャイロに加えて、音声案内を出力するスピーカおよびその駆動回路、外部インフラストラクチャとの通信を実行するFM多重放送受信機、電波ビーコン/光ビーコン受信機、携帯電話機等が設けられている。13は周辺機器12とマイクロプロセッサ2との間でデータの授受を実行する周辺機器インタフェース(周辺機器I/F)である。
図3はこの発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の構成を階層的に示す図である。図2と同一または相当する構成については同一の符号を付してある。
図3において、14は車載マルチメディア装置、15は車載マルチメディア装置14の外部ハードウェア、16は車載マルチメディア装置14のソフトウェア全体をそれぞれ示している。
外部ハードウェア15は車載マルチメディア装置14に接続されており、ユーザは外部ハードウェア15によって数値データや命令データをソフトウェア16へ与え、ソフトウェア16からのデータは外部ハードウェア15からユーザへ出力される。外部記憶装置ドライブ5,表示画面8,ユーザ操作部10,周辺機器12等が外部ハードウェア15に相当する。
また、ソフトウェア16は、アプリケーション統括モジュール17と、アプリケーション統括モジュール17以外の複数のアプリケーションモジュール19からなるアプリケーションモジュール群18とから構成されている。各アプリケーションモジュール19は固有の機能を別プロセスでそれぞれ実現しており、やはり各アプリケーションモジュール19と別プロセスのアプリケーション統括モジュール17によって制御されている。
図4はこの発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の動作状態を示す図である。
符号19がそれぞれ付された各アプリケーションモジュール1,2,3は、別のプロセス1,2,3としてそれぞれ動作する。ここで、プロセスとはプログラムおよびその実行状態の両方を言う。実行時の状態には、全ての変数の値、ハードウェア状態およびアドレス空間が含まれる。プロセスは他のプロセスのアドレス空間を直接参照することができない。プログラムコンパイル時の名前の割り付けは、プロセス毎に行われる。
図5はこの発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の最小構成を示す図であり、アプリケーション統括モジュール17および外部入出力制御モジュール20のみで構成されている。外部入出力制御モジュール20は図3に示したアプリケーションモジュール19の一つであり、外部ハードウェア15の周辺機器12等によってユーザからの入力データを受け取り、必要な処理を施した後に、例えばアプリケーション統括モジュール17へ描画命令データを送信し、アプリケーション統括モジュール17がディスプレイ9に画面の表示を行う。
図6はこの発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の動作を示す図である。図2〜図6に従って車載マルチメディア装置の動作の説明を行う。
図6(a)において、ユーザ操作部10より入力された数値データや命令データなどの入力データ(入力信号)は、操作部インタフェース11を介して外部入出力制御モジュール20にて一旦受け取られ、操作命令データに変換される。この変換された操作命令データは、外部入出力制御モジュール20からアプリケーション統括モジュール17へ伝えられる。アプリケーション統括モジュール17は、受け取った操作命令データを解析し、この解析結果にしたがった処理を行なう。なお、入力データは、外部入出力制御モジュール20によって操作命令データに変換されずにそのまま統括モジュールへ送信されても良い。
例えばディスプレイ9の描画命令データを受けた場合には、アプリケーション統括モジュール17がディスプレイ9に描画を行う。また、これ以外の各アプリケーションモジュール19向け操作命令データの場合は、操作命令データに該当するアプリケーションモジュール19へ操作命令データを配信する。
アプリケーション統括モジュール17から配信された操作命令データの種類に応じて、アプリケーションモジュール19は各種動作を実行する(図6(b))。
例えば描画を行なう場合には、アプリケーションモジュール19はアプリケーション統括モジュール17へ画面操作命令データを送り、アプリケーション統括モジュール17によってディスプレイ9の画面処理が行なわれる。また、他のアプリケーションモジュール19を操作する場合には、アプリケーションモジュール19からアプリケーション統括モジュール17へ操作命令データが配信され、アプリケーション統括モジュール17がこの操作命令データに該当する他のアプリケーションモジュール19を判断して操作命令データを配信する。
外部入出力制御モジュール20は、外部記憶インタフェース6,操作部インタフェース11,周辺機器インタフェース13とデータのやりとりを行い、外部記憶装置ドライブ5,ユーザ操作部10,周辺機器12からのデータを全て受け取る。これらの外部入出力装置からの入力データは、操作命令データに変更されアプリケーション統括モジュール17に送られる。
また、各アプリケーションモジュール19が外部記憶装置ドライブ5,ユーザ操作部10,周辺機器12等へ出力する際は、外部入出力制御モジュール20へ操作命令データを一旦送信し、外部入出力制御モジュール20から外部記憶装置ドライブ5,ユーザ操作部10,周辺機器12等へ送信される。
アプリケーションモジュール19の例について以下に示す。
<カーナビゲーション機能>
図7は車載マルチメディア装置14の構成例を示す図であり、カーナビゲーション機能を実現したカーナビゲーション制御モジュール21を図5の最小構成に追加している。図5と同一または相当する構成については同一符号を付してある。カーナビゲーション制御モジュール21はアプリケーションモジュール19の一例である。
カーナビゲーション制御モジュール21の動作について説明する。
外部入出力制御モジュール20によって周辺機器12から取得されたGPS/ジャイロ/車速等の外部データは、アプリケーション統括モジュール17へ一旦送信される。アプリケーション統括モジュール17はこの外部データを解析し、該当するカーナビゲーション制御モジュール21へ外部データを送信する。
カーナビゲーション制御モジュール21は外部データを受け取り、カーナビゲーションシステムを操作するための内部命令データに変換し、この内部命令データを元にして、経路探索、誘導、案内等のカーナビゲーションシステムの動作を実行する。
<開始画面制御機能>
図8は車載マルチメディア装置14の構成例を示す図であり、開始画面制御機能を実現した開始画面制御モジュール22を図5の最小構成に追加している。図7と同一または相当する構成については同一符号を付してある。開始画面制御モジュール22はアプリケーションモジュール19の一例である。
開始画面制御モジュール22の動作について説明する。
車載マルチメディア装置14の電源を投入すると、アプリケーション統括モジュール17やカーナビゲーション制御モジュール21などの各アプリケーションモジュール19は、立ち上がりの初期化に時間がかかるため、電源投入からディスプレイ9の開始画面の表示までに時間がかかる。開始画面制御モジュール22は、アプリケーション統括モジュール17,各アプリケーションモジュール19の初期化が完了する前に起動し、ディスプレイ9を一時的に占有して開始画面の表示を行う。
アプリケーション統括モジュール17,各アプリケーションモジュール19の初期化が完了すると、ディスプレイ9の画面操作権の割り当て動作はアプリケーション統括モジュール17が管理する。そして、他のアプリケーションモジュール19が動作可能になった状態で、開始画面制御モジュール22による開始画面から、他のアプリケーションモジュール19に制御を変更する。
アプリケーション統括モジュール17,各アプリケーションモジュール19の初期化が終了するまでの間、開始画面制御モジュール22によって開始画面を制御しているので、車載マルチメディア装置14のユーザにとって無意味な画面表示をなくすことができる。つまり、初期化中に何らかの画面表示をユーザに提供することが可能になり、開始画面の有効活用ができるようになる。
<ハイパーテキスト閲覧機能>
図9は車載マルチメディア装置14の構成例を示す図であり、ハイパーテキスト閲覧機能を実現したハイパーテキスト閲覧モジュール23を図5の最小構成に追加している。図5と同一または相当する構成については同一符号を付してある。ハイパーテキスト閲覧モジュール23はアプリケーションモジュール19の一例である。
ハイパーテキスト閲覧モジュール23の動作について説明する。
ユーザ操作部10から入力されたデータは外部入出力制御モジュール20にて受け取られ、アプリケーション統括モジュール17へ渡される。アプリケーション統括モジュール17は、受け取ったデータが画面操作に関するものでなく、現在フォーカスのあるアプリケーションモジュール19がハイパーテキスト閲覧モジュール23であれば、ハイパーテキスト閲覧モジュール23に対して、データを配信する。
また、他のアプリケーションモジュール19より、ハイパーテキスト閲覧の命令データを受けた際には、外部入出力制御モジュール20に対して、ハイパーテキスト情報の要求をし、与えられたハイパーテキストをディスプレイ9に表示する。
もちろん、図7のカーナビゲーション制御モジュール21や図8の開始画面制御モジュール22を図9の構成に追加しても良い。
<ディジタルオーディオ制御機能>
図10は車載マルチメディア装置14の構成例を示す図であり、ディジタルオーディオ制御機能を実現したディジタルオーディオ制御モジュール24を図5の最小構成に追加している。図5と同一または相当する構成については同一符号を付してある。ディジタルオーディオ制御モジュール24はアプリケーションモジュール19の一例である。
ディジタルオーディオ制御モジュール24の動作について説明する。
他のアプリケーションモジュール19やユーザ操作部10からの再生・停止・早送り・巻き戻し・選曲等の命令データは、アプリケーション統括モジュール17からディジタルオーディオ制御モジュール24へ配信される。ディジタルオーディオ制御モジュール24は、配信された命令データに応じて再生・停止・早送り・巻き戻し・選曲等の操作を行う。ディジタルオーディオ制御モジュール24が再生する音楽情報は、外部入出力制御モジュール20経由で、例えば周辺機器インタフェース13に接続されたスピーカから出力する。
もちろん、図7のカーナビゲーション制御モジュール21,図8の開始画面制御モジュール22,図9のハイパーテキスト閲覧モジュール23を図10の構成に追加しても良い。
<総合機能>
図11は車載マルチメディア装置14の構成例を示す図であり、つまり、図7〜図10の各種機能を全て実現しており、カーナビゲーション制御モジュール21,開始画面制御モジュール22,ハイパーテキスト閲覧モジュール23,ディジタルオーディオ制御モジュール24が図5の最小構成に追加されている。
このように、複数種類のアプリケーションモジュール19を追加した場合であっても、各アプリケーションモジュール19に対する外部ハードウェア15からのデータのやりとりは、外部入出力制御モジュール20を介して行なわれ、アプリケーション統括モジュール17によって制御される。
以上、図7〜図11の説明で見てきたように、様々な機能を別プロセスで実現したアプリケーションモジュール19を図5の最小構成に追加することが可能である。新規機能を追加していく際に、アプリケーション統括モジュール17,各アプリケーションモジュール19はマルチプロセスで動作するので、従来とは異なって、アプリケーション統括モジュール17,アプリケーションモジュール19の各モジュールを単体で開発・試験することが可能である。
もちろん、アプリケーションモジュール19の機能は、図7〜図11の各例に限定されるわけではなく、車載マルチメディア装置14の用途に応じて様々な機能を実現することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、異なる機能をそれぞれ実現する複数のアプリケーションモジュール19からなるアプリケーションモジュール群18と、各アプリケーションモジュール19をそれぞれ制御するアプリケーション統括モジュール17とから構成されるソフトウェア16によって動作し、このソフトウェア16で処理されるデータの入出力を行なう外部ハードウェア15を備えるようにしたので、アプリケーション統括モジュール17やアプリケーションモジュール19の開発・試験を単体毎に行なうことができるようになり、コンパイル/デバッグの作業効率を向上できるという効果が得られ、車載マルチメディア装置の新規機能追加を容易に行なうことができるという効果が得られる。
また、この実施の形態1によれば、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19を保護された別プロセス空間でそれぞれ動作するようにしたので、動作時に他のモジュールによってデータを破壊されることがなく、またソースコード中の変数・関数などの名前も他のモジュールと重複して使用することができるようになり、各モジュールの開発・試験が容易になり、車載マルチメディア装置の新規機能追加を容易に行なうことができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、外部ハードウェア15との間でデータの入出力を行なう外部入出力制御モジュール20をアプリケーションモジュール19の一つとしてアプリケーションモジュール群18に備えるようにしたので、外部ハードウェア15の仕様変更に対して、外部入出力制御モジュール20だけを変更すれば対応できるようになり、車載マルチメディア装置14の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、カーナビゲーション機能を実現するカーナビゲーション制御モジュール21をアプリケーションモジュール19の一つとしてアプリケーションモジュール群18に備えるようにしたので、車載マルチメディア装置14にカーナビゲーション制御機能を容易に追加することができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19の初期化が完了するまでの間で開始画面を制御する開始画面制御モジュール22をアプリケーションモジュール19の一つとしてアプリケーションモジュール群18に備えるようにしたので、初期化中に何らかの画面表示を行なうことができ、ユーザにとって開始画面の有効な活用を行うことができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、ハイパーテキスト閲覧機能を実現するハイパーテキスト閲覧モジュール23をアプリケーションモジュール19の一つとしてアプリケーションモジュール群18に備えるようにしたので、車載マルチメディア装置14にハイパーテキスト閲覧機能機能を容易に追加することができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、ディジタルオーディオ制御機能を実現するディジタルオーディオ制御モジュール24をアプリケーションモジュール19の一つとしてアプリケーションモジュール群18に備えるようにしたので、車載マルチメディア装置14にディジタルオーディオ制御機能を容易に追加することができるという効果が得られる。
実施の形態2.
図12はこの発明の実施の形態2による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図11と同一符号は同一または相当する構成である。
図12において、25はヒューマンマシンインタフェース用のHMI装置であり、例えばキーボード26,リモコン27,音声マイク28,文字読み取り装置29が示されている。HMI装置25は、外部ハードウェア15のユーザ操作部10に相当するものである。
例えばキーボード26から入力されるキーコードや文字コード等の入力データは、外部入出力制御モジュール20を介してアプリケーション統括モジュール17に一旦送られて解析され、アプリケーション統括モジュール17で処理されたり、アプリケーション統括モジュール17からアプリケーションモジュール19へ配信処理される。
また、リモコン27,音声マイク28,文字読み取り装置29からそれぞれ入力されるキーコード、音声データ、文字コード等の各種入力データも同様に、外部入出力制御モジュール20を介してアプリケーション統括モジュール17に一旦送られて解析され、アプリケーション統括モジュール17で処理されたり、アプリケーション統括モジュール17からアプリケーションモジュール19に配信処理される。
このように、HMI装置25が変更されてデータの入力形式が異なる場合にも、外部入出力制御モジュール20を介してアプリケーション統括モジュール17へHMI装置25からの入力データを一旦送信し、アプリケーション統括モジュール17が入力データを解析して該当するアプリケーションモジュール19やアプリケーション統括モジュール17自身へ配信しているので、HMI装置25の変更が生じた場合にも、アプリケーション統括モジュール17を変更するだけで対応することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、アプリケーション統括モジュール17がHMI装置25からの入力データを解析し、この解析結果に該当するアプリケーションモジュール19やアプリケーション統括モジュール17自身へ配信するようにしたので、HMI装置25の変更が生じた場合にも、アプリケーション統括モジュール17を変更するだけで対応できるようになり、HMI装置25など外部ハードウェア15の仕様を意識することなく、アプリケーションモジュール19の開発を行なうことができ、コンパイル/デバッグの効率を向上できるという効果が得られる。
実施の形態3.
この実施の形態3では、アプリケーションモジュール19の起動・終了をアプリケーション統括モジュール17が制御する場合について説明する。
まず始めに、アプリケーション統括モジュール17がアプリケーションモジュール19を起動する様子について説明する。アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーションモジュール19の起動命令の入力データがユーザからあった際に、アプリケーションモジュール19を起動する。
アプリケーションモジュール19の終了命令の入力データがユーザからあった際には、アプリケーション統括モジュール17は、該当するアプリケーションモジュール19を終了し、このアプリケーションモジュール19が動作していない旨を記録する。
アプリケーション統括モジュール17によってアプリケーションモジュール19の起動・終了を制御しているので、不要なアプリケーションモジュール19が実行されている状態を防ぐことができ、車載マルチメディア装置の動作時に資源を無駄に利用せずに済むようになる。
以上のように、この実施の形態3によれば、各アプリケーションモジュール19の起動および終了をアプリケーション統括モジュール17が制御するようにしたので、アプリケーションモジュール19を不要に実行させることがなくなり、車載マルチメディア装置の動作時に資源を無駄に利用せずに済むという効果が得られる。
実施の形態4.
図13はこの発明の実施の形態4による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図3と同一符号は同一または相当する構成である。
図13において、30は不図示の外部入出力制御モジュール20を介して周辺機器12から入力された音声データを解析(音声認識)しアプリケーションモジュール19に対する操作命令データとして利用したり、音声データを解析して文章に変換したりするための音声認識部である。また、31はアプリケーションモジュール19より送信された文章データを解析して音声データに変換し、不図示の外部入出力制御モジュール20を介して音声データを外部ハードウェア15のスピーカーなどから読上げ出力する文章読上げ部である。図13では、音声認識部30,文章読上げ部31をアプリケーション統括モジュール17内に設けるようにしている。
音声認識部30や文章読上げ部31を設けることで、例えば車載マルチメディア装置に対して外部ハードウェア15から入力された音声のデータを音声認識部30によって認識し、車載マルチメディア装置から音声による応答を音声読上げモジュール31によって出力することができる等、車載マルチメディア装置とユーザとの間で音声によるデータのやりとりが可能になる。
なお、音声認識部30,文章読上げ部31はアプリケーション統括モジュール17内に限定される訳ではなく、これら音声認識部30,文章読上げ部31を1つのアプリケーションモジュール19として一体化して備えても良く、また、音声認識部30,文章読上げ部31をそれぞれ別々のアプリケーションモジュール19として備えるようにしても良い。いずれの場合であっても、同様の効果が得られる。
以上のように、この実施の形態4によれば、外部ハードウェア15に入力された音声データを解析する音声認識部30を備えるようにしたので、車載マルチメディア装置とユーザとの間で音声によるデータのやりとりができるという効果が得られる。
また、この実施の形態4によれば、アプリケーションモジュール19からの文章データを解析して、この解析した文章データを外部ハードウェア15によって読上げる文章読上げ部31を備えるようにしたので、車載マルチメディア装置とユーザとの間で音声によるデータのやりとりができるという効果が得られる。
実施の形態5.
図14はこの発明の実施の形態5による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図3と同一符号は同一または相当する構成である。
図14において、32はアプリケーション統括モジュール17内に設けられた状態遷移検知部である。状態遷移検知部32は、各アプリケーションモジュール19の状態の遷移を検知する働きをしている。
アプリケーション統括モジュール17は、外部ハードウェア15などからのアプリケーションモジュール19用の操作命令データを受け取ると、どのアプリケーションモジュール19用の操作命令データであるかを解析し、該当するアプリケーションモジュール19の状態を状態遷移検知部32によって検知する。
そして、該当するアプリケーションモジュール19が状態遷移検知部32によって命令受取可能状態と検知されれば、アプリケーション統括モジュール17はアプリケーションモジュール19へ操作命令データを送信する。
また、該当のアプリケーションモジュール19が状態遷移検知部32によって命令受取不可能状態と検知された場合には、アプリケーション統括モジュール17は、命令実行可能になるまで待機するか、または操作命令データを破棄する。
このように、アプリケーションモジュール19に対する操作命令データの配信可否を、状態遷移検知部32によってアプリケーション統括モジュール17が検知しているので、アプリケーションモジュール19は不必要な操作命令データを受け取らず、必要な操作命令データだけを受け取ることができる。したがって、必要な操作命令データのみを考慮してアプリケーションモジュール19を開発すれば良く、アプリケーションモジュール19の開発労力を軽減できる。
以上のように、この実施の形態5によれば、アプリケーションモジュール19の状態の遷移を検知する状態遷移検知部32をアプリケーション統括モジュール17が備え、アプリケーションモジュール19に対する操作命令データをアプリケーション統括モジュール17が受けると、状態遷移検知部32によってアプリケーションモジュール19の受取可能状態を検知してから命令データを配信するようにしたので、アプリケーションモジュール19の開発労力を軽減することができ、コンパイル/デバッグの効率を向上できるという効果が得られる。
実施の形態6.
図15はこの発明の実施の形態6による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図14と同一符号は同一または相当する構成である。
図15のアプリケーション統括モジュール17は、アプリケーションモジュール19の起動や命令受取可否の状態の遷移を検知する状態遷移検知部32と、どのアプリケーションモジュール19で使われるどのような操作命令データであるかを解釈する命令解釈部33と、外部ハードウェア15からの入力データを該当のアプリケーションモジュール19用の操作命令データに変換する命令変換部34とを備えている。なお、命令解釈部33および命令変換部34の機能を状態遷移検知部32として一つにまとめるようにしても良い。
図15に沿って命令変換の動作を説明する。
外部ハードウェア15などから入力された入力データは、不図示の外部入出力制御モジュール20を介してアプリケーション統括モジュール17にまず渡される。アプリケーション統括モジュール17では、まず命令解釈部33によって入力データの解釈がなされ、どのアプリケーションモジュール19宛てのデータであるかが判別される。
次に、該当するアプリケーションモジュール19の状態を状態遷移検知部32によって検知する。該当するアプリケーションモジュール19が起動しており、命令受取可能状態の場合には、アプリケーション統括モジュール17は、入力データを該当するアプリケーションモジュール19用の操作命令データへ命令変換部34によって変換し、該当のアプリケーションモジュール19へ送信する。
このように、アプリケーション統括モジュール17は、他のアプリケーションモジュール19や外部ハードウェア15などから入力データを命令解釈部33によってどのアプリケーションモジュール19用のデータかを解釈し、該当するアプリケーションモジュール19の起動・命令受取可能状態を状態遷移検知部32によって検知してから、命令変換部34によって入力データを操作命令データに変換して、この操作命令データを該当のアプリケーションモジュール19へ配信するようにしているので、入力データとアプリケーションモジュール19の操作との対応を意識することなく、アプリケーションモジュール19を開発できるようになる。
また、外部ハードウェア15が仕様変更された場合であっても、アプリケーション統括モジュール17のみを仕様変更すれば対応することができ、複数のアプリケーションモジュール19を変更せずにそのまま利用することができる。
なお、複数のアプリケーションモジュール19へ複数の操作命令データを配信することも可能である。この場合、命令解釈部33または命令変換部34にて操作命令データを複製して、該当する複数のアプリケーションモジュール19へ変換された操作命令データをそれぞれ送信する。
以上のように、この実施の形態6によれば、アプリケーションモジュール19の状態の遷移を検知する状態遷移検知部32と、入力データを解釈する命令解釈部33と、命令解釈部33によって解釈された入力データを該当のアプリケーションモジュール19向けの操作命令データに変換して送信する命令変換部34とをアプリケーション統括モジュール17に備えるようにしたので、入力データとアプリケーションモジュール19の操作との対応を意識することなく、アプリケーションモジュール19を開発でき、アプリケーションモジュール19のコンパイル/デバッグの効率を向上することができるという効果が得られ、また、外部ハードウェア15が仕様変更された場合であっても、アプリケーション統括モジュール17の変更だけで対応できるという効果が得られる。
実施の形態7.
図16はこの発明の実施の形態7による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図15と同一符号は同一または相当する構成である。
図16において、符号35はアプリケーション存在フラグであり、アプリケーションモジュール19の有無を表している。アプリケーションモジュール19の有無は、実施の形態5,6で述べた状態遷移検知部32で記憶しても良い。
実施の形態5において、命令解釈部33によって入力データを解釈した際に、例えば動作フラグを用意しておき、これによって該当するアプリケーションモジュール19が起動していないと判定されると、実施の形態3に従ってアプリケーション統括モジュール17が該当するアプリケーションモジュール19を起動し、命令データを送信する。
また、実施の形態6において、命令解釈部33によって入力データを解釈した際に、アプリケーション存在フラグ35によって該当するアプリケーションモジュール19が存在しないと判定されると、やはり実施の形態3に従ってアプリケーション統括モジュール17が該当するアプリケーションモジュール19を起動し、命令変換部34にて入力データを該当するアプリケーションモジュール19用の操作命令データに変換し、送信する。
以上のように、この実施の形態7によれば、アプリケーションモジュール19の起動有無をアプリケーション統括モジュール17が動作フラグまたは状態遷移検知部32によって判定し、アプリケーションモジュール19を起動させてから画面制御命令データや操作命令データなどをアプリケーション統括モジュール17が配信するようにしているので、操作命令データの要不要を意識することなく、アプリケーションモジュール19を開発することができるという効果が得られる。また、アプリケーションモジュール19の有無を判定してから命令データを送信しているので、車載マルチメディア装置の実行時に不要な命令データを送信しなくて済むという効果が得られる。
実施の形態8.
図17はこの発明の実施の形態8による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図3と同一符号は同一または相当する構成である。
図17において、符号36はアプリケーション統括モジュール17に設けられた通信インタフェース部(通信I/F部)であり、アプリケーション統括モジュール17は他のアプリケーションモジュール19と通信インタフェース部36によってデータの通信を行う。
図18はこの実施の形態8におけるアプリケーション統括モジュール17の構成を示す図である。
図18において、アプリケーション統括モジュール17は、通信インタフェース部36と、アプリケーション統括モジュールアプリケーション部37とを備えている。
通信インタフェース部36は、各アプリケーションモジュール19に共通して設けられる共通通信インタフェース部(共通通信I/F部)38と、通信によって配信された操作命令データを解析するアプリケーション統括モジュール命令解析部39とから構成されている。
アプリケーション統括モジュールアプリケーション部37は、車載マルチメディア装置全体および各アプリケーションモジュール19の状態を把握し、データの配信の制御、画面サイズや表示の制御、アプリケーションモジュール19の起動・終了制御等のアプリケーション統括モジュール17の機能を実現するものである。32は車載マルチメディア装置全体の状態および各アプリケーションモジュール19の有無および状態を保持している状態遷移検知部である。
外部ハードウェア15のユーザ操作部12などから入力された命令データは、まずアプリケーション統括モジュール17の通信インタフェース部36にて受け取られる。アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーション統括モジュールアプリケーション部37によって入力命令データに必要な処理を施し、通信インタフェース部36を用いて処理を施した操作命令データをアプリケーションモジュール19へ配信する。同様に、各アプリケーションモジュール19からの操作命令データも通信I/F部36によって受信し、アプリケーション統括モジュールアプリケーション部37で処理した後に通信インタフェース部36から送信する。通信インタフェース部36と、アプリケーション統括モジュールアプリケーション部37とを設けることにより、アプリケーション統括モジュール17の機能を変更する必要が生じた際に、通信インタフェース部36をそのままにして、アプリケーション統括モジュールアプリケーション部37を変更するだけで対応することができる。
なお、共通通信インタフェース部38に関しては、実施の形態10で述べる。
以上のように、この実施の形態8によれば、各アプリケーションモジュール19と通信を行う通信インタフェース部36と、アプリケーション統括モジュール17の機能を実現するアプリケーション統括モジュールアプリケーション部37とをアプリケーション統括モジュール17が備えるようにしたので、アプリケーション統括モジュール17の機能を変更する場合に、アプリケーション統括モジュールアプリケーション部39を変更するだけで対応できるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態9.
図19はこの発明の実施の形態8による車載マルチメディア装置の構成である。図17と同一符号は同一または相当する構成である。
図19において、符号41は通信インタフェース部(通信I/F部)であり、アプリケーションモジュール19はアプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19からの操作命令データを通信インタフェース部41によって受け取る。
図20はこの実施の形態9におけるアプリケーションモジュール19の構成を示す図である。
図20において、アプリケーションモジュール19は、通信インタフェース部41およびアプリケーションモジュールアプリケーション部42により構成されており、通信インタフェース部41を通じて相互に通信が可能である。通信インタフェース部41は、各アプリケーションモジュール19に共通の共通通信インタフェース部(共通通信I/F部)38と、通信のための命令解析部44とから構成される。アプリケーションモジュールアプリケーション部42は、各アプリケーションモジュール19に個別の機能を実行する働きをする。
外部ハードウェア15から入力された入力命令データは、まずアプリケーション統括モジュール17によって受け取られる。アプリケーション統括モジュール17は、入力命令データに対して必要な処理を施し、アプリケーションモジュール19へ操作命令データを配信する。アプリケーションモジュール19は配信された操作命令データに応じて適当な処理を施し、必要があればアプリケーション統括モジュール17または他のアプリケーションモジュール19内の通信インタフェース部41を介して、必要な操作命令データを送信する。
次にアプリケーションモジュール19の一般的な動作の説明を行う。
アプリケーションモジュール19は、他のアプリケーションモジュール19に対して操作命令データを発行できる。この操作命令データは、他のアプリケーションモジュール19の通信インタフェース部41内部の共通通信インタフェース部38にて受け取られ、通信インタフェース部41内の命令解析部44にて、アプリケーションモジュール19固有の操作命令データの解析を行う。解析された操作命令データは、アプリケーションモジュールアプリケーション部42にて実行される。
ユーザ操作部10より入力された入力データは、操作部インタフェース11を介して外部入出力制御モジュール20にて一旦受け取られ、操作命令データに変換される。もちろん、外部入出力制御モジュール20で入力データを変換せずに、そのままアプリケーション統括モジュール17へ入力データを送信しても良い。変換された操作命令データは、外部入出力制御モジュール20の通信インタフェース部41に設けられた共通通信インタフェース38より各アプリケーション統括モジュール17へ配信される。そして、この操作命令データはアプリケーション統括モジュール17の通信インタフェース部36より各アプリケーションモジュール19の通信インタフェース部41の共通通信インタフェース部38に伝えられ、アプリケーションモジュール命令解析部44によって解析された後に、アプリケーションモジュールアプリケーション部42に伝えられる。アプリケーションモジュールアプリケーション部42では操作命令データの種類に応じて、各種動作を実行する。
以下にアプリケーションモジュール19の具体例を示す。
図21は実施の形態1で示したカーナビゲーション制御モジュール21の構成を示す図である。図21において、45はカーナビゲーション制御モジュール21がアプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19と通信を行うためのカーナビゲーション制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)であり、アプリケーション統括モジュール17,各アプリケーションモジュール19に共通の共通通信インタフェース部38とカーナビゲーション制御モジュール命令解析部48とから構成される。46はカーナビゲーション制御機能を実現するためのカーナビゲーション制御モジュールアプリケーション部である。図22は実施の形態1で示した外部入出力制御モジュール20の構成を示す図である。
図22において、49は外部入出力制御モジュール20がアプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19と通信を行うための外部入出力制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)であり、アプリケーション統括モジュール17,各アプリケーションモジュール19に共通の共通通信インタフェース部38と通信のための外部入出力制御モジュール命令解析部53とから構成される。50は外部入出力制御機能を実現するための外部入出力制御モジュールアプリケーション部である。また、51は外部ハードウェア15との通信を行う外部入出力装置インタフェース部である。
次に、カーナビゲーション制御モジュール21の動作について説明する。
外部入出力制御モジュール20にて周辺機器12から取得したGPS/ジャイロ/車速等のデータは、外部入出力制御モジュール20,アプリケーション統括モジュール17を通じて外部データとしてカーナビゲーション制御モジュール21に渡される。カーナビゲーション制御モジュール21では、カーナビゲーション制御モジュールインタフェース部45内部の共通通信インタフェース部38にて外部データを受け取り、カーナビゲーション制御モジュール命令解析部48にてカーナビゲーションシステムを操作するための内部の操作命令データに変換し、カーナビゲーション制御モジュールアプリケーション部46へ渡す。カーナビゲーション制御モジュールアプリケーション部46ではこれらの内部の操作命令データを元に、経路探索、誘導、案内等のカーナビゲーションシステムの動作を実行する。
図23は実施の形態1で示した開始画面制御モジュール22の構成を示す図である。
図23において、54は開始画面制御モジュール22がアプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19と通信を行うための開始画面制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)であり、共通通信インタフェース38および開始画面制御モジュール命令解析部57より構成される。55は開始画面制御機能を実現するための開始画面制御モジュールアプリケーション部である。
次に開始画面制御モジュール22の動作について説明する。
電源投入後、アプリケーション統括モジュール17や各アプリケーションモジュール19は立ち上がりの初期化に時間がかかるため、電源投入から開始画面の表示までに時間がかかる。開始画面制御モジュール22は、アプリケーション統括モジュール17,他のアプリケーションモジュール19の初期化が終了する前に起動し、ディスプレイ9を一時的に占有し、開始画面の表示を行う。アプリケーション統括モジュール17,アプリケーションモジュール19が動作可能に成った状態で、開始画面制御モジュール22による開始画面から、他のアプリケーションモジュール19に制御を変更する。
図24は実施の形態1で示したハイパーテキスト閲覧モジュール23の構成を示す図である。
図24において、58はハイパーテキスト閲覧モジュール23がアプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19と通信を行うためのハイパーテキスト閲覧モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)であり、共通通信インタフェース部38およびハイパーテキスト閲覧モジュール命令解析部61から構成される。59はハイパーテキスト閲覧機能を実現するためのハイパーテキスト閲覧モジュールアプリケーション部である。
次にハイパーテキスト閲覧モジュール23の動作を説明する。
ユーザ操作部10より入力されたユーザの入力データは外部入出力制御モジュール20を介してアプリケーション統括モジュール17にて受け取られ、ハイパーテキスト閲覧モジュール23に対して、操作命令データを配信する。操作命令データは共通通信インタフェース部38を通じて開始画面制御モジュール命令解析部57によって解析され、この解析結果に応じてハイパーテキスト閲覧モジュールアプリケーション部59はディスプレイ9にハイパーテキストを表示する。
図25は実施の形態1で示したディジタルオーディオ制御モジュール24の構成を示す図である。
図25において、62はディジタルオーディオ制御モジュール24がアプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19と通信を行うためのディジタルオーディオ制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)であり、共通通信インタフェース38およびディジタルオーディオ制御モジュール命令解析部65から構成される。63はディジタルオーディオ制御機能を実現するためのディジタルオーディオ制御モジュールアプリケーション部である。
次にディジタルオーディオ制御モジュール24の動作について説明する。
外部入出力制御モジュール20およびアプリケーション統括モジュール17を経由してユーザ操作部10からの入力データを変換した再生・停止・早送り・巻き戻し・選曲等の操作命令データや、また、他のアプリケーションモジュール19からの再生・停止・早送り・巻き戻し・選曲等の操作命令データは、ディジタルオーディオ制御モジュールインタフェース部62の共通通信インタフェース部38にて受信され、ディジタルオーディオ制御モジュール命令解析部65にて各命令データに変更された後、ディジタルオーディオ制御モジュールアプリケーション部63に送られる。ディジタルオーディオ制御モジュールアプリケーション部63は、各操作命令データに応じて再生・停止・早送り・巻き戻し・選曲等の操作を行う。ディジタルオーディオ制御モジュールアプリケーション部63にて再生された音楽情報は、外部入出力制御モジュール20経由で、周辺機器インタフェース13に接続されたスピーカなどから出力される。
以上のように、この実施の形態9によれば、アプリケーション統括モジュール17や他のアプリケーションモジュール19と通信を行う通信インタフェース部41と、このアプリケーションモジュール19に個別の機能を実行する働きをするアプリケーションモジュールアプリケーション部42とをアプリケーションモジュール19に備えるようにしたので、アプリケーションモジュール19の機能が増えた場合にも、アプリケーションモジュールアプリケーション部の変更のみで対応できるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態10.
図26および図27はこの発明の実施の形態10による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図3、図18、図20と同一符号は同一または相当する構成である。
図26および図27において、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19は、通信インタフェース部36,44およびアプリケーション部37,42により構成されており、アプリケーション統括モジュール17の通信インタフェース部36と、各アプリケーションモジュール19の通信インタフェース部41とは各々の共通通信インタフェース部38によって相互に通信を行なっている。このように、共通通信インタフェース部38を通じて相互に通信が可能である。
この発明の実施の形態10による車載マルチメディア装置では、外部入出力制御モジュール20を含む1つ以上のアプリケーションモジュール19が必要であり、共通通信インタフェース部38を通信インタフェース部41に持つアプリケーションモジュール19であれば、アプリケーションモジュール群18にいくつでも追加することができる。
以上のように、この実施の形態10によれば、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19の通信インタフェース部36,41に、相互に通信するための共通通信インタフェース部38を共通して備えるようにしたので、車載マルチメディア装置に対してアプリケーションモジュールを容易に新規追加することができるという効果が得られる。
実施の形態11.
外部ハードウェア15や他のアプリケーションモジュール19から読出命令を受けたアプリケーションモジュール19をアプリケーション統括モジュール17が読み出すようにしたり、外部から消去命令データを受けたアプリケーションモジュール19をアプリケーション統括モジュール17が消去するようにしても良い。
アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーションモジュール19の読出命令データを受け取ると、例えばROM1や外部記憶装置ドライブ5の外部記憶メディア4から該当のアプリケーションモジュール19をRAM3などの主記憶に読み出す。アプリケーションモジュール19は、動作可能になった際に、アプリケーション統括モジュール17へ自身の動作可能状態を通知する。
また、アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーションモジュール19の削除命令データを受け取ると、アプリケーションモジュール19をRAM3などの主記憶より削除する。この削除の際に、アプリケーションモジュール19の内部状態およびデータの保存が必要であれば、アプリケーション統括モジュール17はアプリケーションモジュール19に状態およびデータ保存の命令データを発行し、アプリケーションモジュール19が内部状態およびデータの保存を完了するまで、アプリケーションモジュール19の削除を待機する。消去時の内部状態・データを保存することで、次回起動時のアプリケーションモジュール19の初期化を早く行なうことができ、また前回終了状態からアプリケーションモジュール19を立ち上げることができるという効果が得られる。
内部状態およびデータの保存は、アプリケーションモジュール19があらかじめ行っておいて、保存の完了後にアプリケーションモジュール19の削除命令データを発行しても良い。
アプリケーション統括モジュール17以外に入れ替えの制御を行うために専用のモジュールを設けても良い。このようにすることで、車載マルチメディア装置の機能の追加・削除が容易になるだけでなく、アプリケーション統括モジュール17の負荷も軽減できる。図28はこの発明の実施の形態11による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図26と同一符号は同一または相当する構成である。
図28の構成では、図19の車載マルチメディア装置にアプリケーション入れ替え部66を追加しており、アプリケーション入れ替え部66によってアプリケーションモジュール19の読出や消去などの入れ替えを行う。
必要なアプリケーションモジュール19を含めて、車載マルチメディア装置全体のコンパイルを行い、CD−ROM/DVD−ROM等の外部記憶メディア4に書き込んでおき、車載マルチメディア装置の起動時に必要なアプリケーションモジュール19が実行可能になるようにしておいても良い。
以上のように、この実施の形態11によれば、読出命令データを受けたアプリケーションモジュール19をアプリケーション統括モジュール17が主記憶へ読出すようにしたので、車載マルチメディア装置の機能を容易に追加することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態11によれば、消去命令データを受けたアプリケーションモジュール19をアプリケーション統括モジュール17が主記憶から消去するようにしたので、車載マルチメディア装置の機能を容易に消去することができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態11によれば、アプリケーションモジュール19を消去する前に、アプリケーションモジュール19の内部状態およびデータをアプリケーションモジュール19が保存するようにしたので、次回起動時のアプリケーションモジュール19の初期化を早く行なうことができ、また前回終了状態からアプリケーションモジュールを立ち上げることができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態11によれば、読出命令データまたは消去命令データを受けたアプリケーションモジュール19を主記憶へ読出または主記憶から消去するアプリケーション入れ替え部66を設けるようにしたので、車載マルチメディア装置の機能の追加・削除を容易に行なうことができ、アプリケーション統括モジュール17の負荷を軽減でき、メモリ資源、I/O資源を節約できるという効果が得られる。
実施の形態12.
この発明の実施の形態12における車載マルチメディア装置は、実施の形態1におけるマルチプロセスをマルチスレッドに置き換えたものである。
スレッドは、同一のプロセス空間を共有しているため、コンパイル時の名前空間を同一プロセス内の全てのスレッドで共有する。またコンテキストスイッチの切り替えの際に保存するデータが少量である。
スレッドを、スレッドと同様の機能を持ったリアルタイムOSにおけるタスクに置き換えることも可能である。
実施の形態1と同等の機能・動作を逐次実行で行う場合には、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19は全て逐次実行を行うための主プログラムから呼び出されるサブルーチンとなる。サブルーチンが呼び出された後、必要な処理を終えると主プログラムへリターンする。アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションプログラム間での通信には、主プログラム内のメモリを利用して行う。
以上のように、この実施の形態12によれば、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19を並列動作させるようにしたので、各モジュール単体での開発が容易になり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態13.
図29はこの発明の実施の形態13による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図3、図28と同一符号は同一または相当する構成である。
図29中の符号67はアプリケーション統括モジュール17内のライブラリ群である。ライブラリ群67は、通信/描画/画面レイアウト/数値計算等のアプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19に必要な機能を抜き出してライブラリ化したものがそれぞれまとめられており、例えばライブラリ化した通信インタフェース部36,41,描画ライブラリ68,数値計算ライブラリ69,画面レイアウトライブラリ70等である。
このように、アプリケーション統括モジュール17にライブラリ群67を設けることにより、アプリケーションモジュール19のコンパイル時に、必要の無いライブラリは省き、必要なライブラリだけを含めたコンパイルを行うことが可能になる。各ライブラリは、特定の共通するインタフェースを有しており、どのアプリケーションモジュール19からも同一の手順で呼び出すことが可能である。また、共通機能をライブラリ化することで、これらの共通機能の開発・デバッグの作業効率を向上することができる。なお、通信/描画/画面レイアウト/数値計算等のライブラリを一つにまとめても良い。
また、図30に示すように、外部入出力制御モジュール20に外部入出力ライブラリ(I/Oライブラリ)71を設けて、外部との入出力の制御をアプリケーション統括モジュール17以外のアプリケーションモジュール19にまかせても良い。
さらに、図31のように、各アプリケーションモジュール19が、描画ライブラリ68,外部入出力ライブラリ71を使用して、直接外部ハードウェア15とのやりとりを行っても良い。
以上のように、この実施の形態13によれば、アプリケーション統括モジュール17および各アプリケーションモジュール19に共通する複数の機能をそれぞれ実現した複数のライブラリからなるライブラリ群67を備え、アプリケーション統括モジュール17および各アプリケーションモジュール19はライブラリ群67から必要なライブラリを読み出すようにしたので、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュールの開発コード量を軽減することができ、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られ、これらの共通機能の開発・デバッグの作業効率を向上することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態13によれば、ライブラリ群67の全てのライブラリに共通のインタフェースを設けるようにしたので、アプリケーション統括モジュール17および各アプリケーションモジュール19は同一の手順でライブラリを読み出すことができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態13によれば、外部入出力制御モジュール20に外部入出力ライブラリ(I/Oライブラリ)71を設けて、入出力ライブラリ71によって外部との入出力の制御を行なうようにしたので、アプリケーション統括モジュール17の負荷を軽減することができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態13によれば、各アプリケーションモジュール19が、描画ライブラリ68および外部入出力ライブラリ71をそれぞれ備え、描画ライブラリ68によって外部ハードウェア15のディスプレイ9に描画を行ない、外部入出力ライブラリ71によって外部ハードウェア15とのデータのやりとりを行なうようにしたので、アプリケーション統括モジュール17の負荷を軽減することができるという効果が得られる。
実施の形態14.
実施の形態13で示したライブラリ群67をアプリケーションモジュール19としても良いし、もしくはウインドウズ(登録商標)CEのDLLやUNIX(登録商標)のシェアードライブラリのように、アプリケーションモジュール間で共有可能なライブラリで、実行時にリンクを可能にしても良い。
図32はこの発明の実施の形態14による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。
図32中の符号72はアプリケーションモジュール19としての共通ライブラリ(ライブラリ群)を示している。共通ライブラリ72は、描画ライブラリ68,画面レイアウトライブラリ70,数値計算ライブラリ69,外部入出力ライブラリ71等をアプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19から抜き出してそれぞれ一つにまとめたものである。もちろん通信インタフェース部ライブラリ36,41もライブラリ群72に加えても良い。
共通ライブラリ72は、特定のインタフェースを有しており、どのアプリケーションモジュール19からも同一の手順で呼び出すことが可能である。
また、図33のように、通信インタフェース部のライブラリ/描画ライブラリ/画面レイアウトライブラリ/数値計算ライブラリ等をひとまとめにして、共通のライブラリ群72としても良い。
以上のように、この実施の形態14によれば、アプリケーション統括モジュール17および各アプリケーションモジュール19に共通する複数の機能をそれぞれ実現した複数のライブラリからなるライブラリ群67をアプリケーションモジュール19の一つとして備えるようにしたので、アプリケーション統括モジュールおよびアプリケーションモジュール19の実行時におけるサイズを減少することができ、これらのリンク時間を減少させることができるという効果が得られ、これらの共通機能の開発・デバッグの作業効率を向上することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態14によれば、ライブラリ群67が複数のアプリケーションモジュール19から同一のライブラリに同一の手順で同時にアクセスされるようにしたので、メモリサイズとリンク時間の減少を行なうことができるという効果が得られる。
実施の形態15.
図34はこの発明の実施の形態15による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図3と同一符号は同一または相当する構成である。
図34中の符号73はアプリケーションモジュール19からの描画命令およびアプリケーション統括モジュール17自身の描画命令の制御を行うための描画権制御部である。
アプリケーションモジュール19は、描画が発生した際にアプリケーション統括モジュール17に対して描画命令データを発生する。アプリケーション統括モジュール17は、描画命令データを受けると、描画権制御部73によって、そのアプリケーションモジュール19が描画可能かどうかを判定し、描画可能であれば描画を行う。
アプリケーション統括モジュール17内部で描画要求が発生した際にも、描画可能かどうかの判定を同様に行い、描画可能であれば描画を行う。
図示は省略するが、描画命令データの代わりに音声出力命令データの場合であっても、音声出力権制御部を設けるようにして同様に考えることができる。
つまり、アプリケーションモジュール19は、音声出力が発生した際にアプリケーション統括モジュール17に対して音声出力要求を発生する。アプリケーションモジュール19は、音声出力要求を受けると、音声出力権制御部にて、そのアプリケーションモジュール19が音声出力可能かどうかを判定し、音声出力可能であれば音声を出力する。
アプリケーション統括モジュール17内部で音声出力要求が発生した際にも、音声出力可能かどうかの判定を同様に行い、音声出力可能であれば音声出力を行う。
なお、描画権制御部73と音声出力権制御部とを一体化しても良い。
また、アプリケーションが描画した画面上にアプリケーション統括モジュール17が描画した内容を重畳表示することも可能である。
さらに、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19の描画順序を調整して、重畳表示を行うことも可能である。
さらに、描画する画像サイズは任意に調整することができる。
さらに、複数の描画を行なう際には、ディスプレイ9上の画面の分割しても良く、分割数や分割サイズは任意に調節することが可能であり、特に限定されるものではない。
音声出力権制御モジュールは、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19からの音声出力要求に対し、順序を調整して音声出力することも可能である。
以上のように、この実施の形態15によれば、アプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19から描画命令データを受けると、描画可否を判定し、この判定結果にしたがって描画可能であればディスプレイ9に描画を行う描画権制御部73をアプリケーション統括モジュール17に備えるようにしたので、描画の可否を意識することなくアプリケーションモジュール19を開発することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態15によれば、アプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19から音声出力要求を受けると、音声出力可否を判定し、この判定結果にしたがって音声出力可能であれば外部ハードウェア15から音声を出力する音声出力権制御部をアプリケーション統括モジュール17に備えるようにしたので、音声出力の可否を意識することなくアプリケーションモジュール19を開発することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態16.
図35はこの発明の実施の形態16による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図14、図30〜図32と同一符号は同一または相当する構成である。
図35中の状態遷移検知部32は、アプリケーションモジュール19からの描画命令およびアプリケーション統括モジュール17自身の描画命令の制御を行う。
アプリケーションモジュール19は描画が発生した際に、アプリケーション統括モジュール17に対して描画権要求データを発生する。アプリケーション統括モジュール17は描画権要求データを受けると、状態遷移検知部32によってそのアプリケーションモジュール19が描画可能かどうかを検知し、描画可能であればアプリケーションモジュール19に描画可能通知データを発する。アプリケーションモジュール19は描画可能通知データを受け取ると、描画ライブラリ68に対して描画命令データを送って描画を命令する。描画命令データを受けた描画ライブラリ68は、外部ハードウェア15のディスプレイ9に描画を行う。
アプリケーション統括モジュール17内部で描画が発生した際にも同様に、状態遷移検知部32が描画可能かどうかの検知を行う。描画可能であれば描画ライブラリ68に描画命令データを発し、描画ライブラリ68はディスプレイ9に描画を行う。
描画を音声出力に置き換えても良い。
アプリケーションモジュール19は音声出力が発生した際に、アプリケーション統括モジュール17に対して音声出力権を要求する。アプリケーション統括モジュール17は音声出力権要求データを受けると、状態遷移検知部32によってそのアプリケーションモジュール19が音声出力可能かどうかを判定し、音声出力可能であればアプリケーションモジュール19に音声出力可能通知データを発する。アプリケーションモジュール19は音声出力可能通知データを受け取ると、不図示の音声出力ライブラリに対して音声出力命令データを送信し、音声出力を命令する。音声出力命令データを受けた音声出力ライブラリは、外部ハードウェア15の周辺機器12から音声出力を行う。
アプリケーション統括モジュール17内部で音声出力が発生した際も同様に、状態遷移検知部32によって音声出力可能かどうかの判定を行い、音声出力可能であれば音声出力ライブラリに音声出力命令データを発する。
なお、アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーションモジュール19の描画画面上にアプリケーション統括モジュール17が描画した内容を重畳表示することも可能である。もちろん逆の場合も可能である。
また、アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19の描画順序を調整して、重畳表示を行うことも可能である。
さらに、描画する画像サイズは任意に調整することができる。
さらに、複数の描画を行なう際には、ディスプレイ9上の画面を分割しても良く、分割数や分割サイズは任意に調節することが可能であり、特に限定されるものではない。
さらに、アプリケーション統括モジュール17は、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19からの複数の音声出力権の要求に対し、順序を調整して音声出力することも可能である。
さらに、描画ライブラリ68および音声出力ライブラリは、実施の形態13におけるライブラリのように、アプリケーション統括モジュール17やアプリケーションモジュール19の内部に含まれていても良い。
以上のように、この実施の形態16によれば、アプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19から描画権要求データを受け取ると、このアプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19の描画可否を判定し、描画可能であればアプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19に描画可能通知データを発する状態遷移検知部32をアプリケーション統括モジュール17に設けるとともに、描画可能通知データを受けたアプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19からの描画命令データにしたがって外部ハードウェア15に描画を行なう描画ライブラリを備えるようにしたので、描画の可否を意識することなくアプリケーションモジュールを開発することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態16によれば、アプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19から音声出力権要求データを受け取ると、このアプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19の音声出力可否を判定し、音声出力可能であればアプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19に音声出力可能通知データを発する状態遷移検知部32をアプリケーション統括モジュール17に設けるとともに、音声出力可能通知データを受けたアプリケーション統括モジュール17またはアプリケーションモジュール19からの音声出力命令データにしたがって外部ハードウェア15から音声を出力する音声出力ライブラリを備えるようにしたので、音声出力の可否を意識することなくアプリケーションモジュールを開発することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態17.
図36はこの発明の実施の形態17による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。既出の図と同一符号は同一または相当する構成である。
図36中の符号68はアプリケーション統括モジュール17または各アプリケーションモジュール19からの描画命令の制御を行うための描画ライブラリである。
アプリケーションモジュール19は描画が発生した際に、描画ライブラリ68対して描画命令データを発生する。描画ライブラリ68は、描画命令データを受けると、描画制御部にて、そのアプリケーションモジュール19が描画可能かどうかを判定し、描画可能であれば描画を行う。描画不可能の場合は、アプリケーションモジュール19に対して描画不可能の通知を行い、アプリケーションモジュール19に描画を待機させる。
なお、描画不可能の場合には、アプリケーションモジュール19への描画不可能通知を行わずに描画ライブラリ68内部で描画の待機を行っても良いし、また描画不可能通知を行なわずに、描画要求を破棄しても良い。
もちろん、描画を音声出力に置き換えても良い。図36において、符号74はアプリケーション統括モジュール17または各アプリケーションモジュール19からの音声出力命令の制御を行うための音声出力ライブラリである。
アプリケーションモジュール19は音声出力が発生した際に、音声出力ライブラリ74に対して音声出力命令データを発生する。音声出力ライブラリ74は、音声出力命令データを受けると、そのアプリケーションモジュール19が音声出力可能かどうかを判定し、音声出力可能であれば音声出力を行う。音声出力不可能の場合は、アプリケーションモジュール19に対して音声出力不可能の通知を行い、アプリケーションモジュール19に音声出力を待機させる。
なお、音声出力不可能の場合は、アプリケーションモジュール19に音声出力不可能の通知を行わずに、音声出力ライブラリ74内部で音声出力の待機を行っても良い。
また、音声出力不可能の場合は、アプリケーションモジュール19に音声出力不可能通知を行なわずに、音声出力命令データを破棄しても良い。
描画ライブラリ68は、アプリケーションが描画した画面上にアプリケーション統括モジュール17が描画した内容を重畳表示することも可能である。
描画ライブラリ68は、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19の描画順序を調整して、重畳表示を行うことも可能である。
さらに、描画する画像サイズは任意に調整することができる。
さらに、複数の描画を行なう際には、ディスプレイ9上の画面の分割をしても良く、分割数や分割サイズは任意に調節することが可能であり、特に限定されるものではない。
音声出力ライブラリ74は、アプリケーション統括モジュール17およびアプリケーションモジュール19からの音声出力要求に対し、順序を調整して音声出力することも可能である。
以上のように、この実施の形態17によれば、アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから受けた描画命令データに対して、描画可否を判定して描画可能であれば、ディスプレイ9に描画を行なう描画ライブラリを備えるようにしたので、描画の可否を意識することなく各モジュールを開発することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態17によれば、アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから受けた音声出力命令データに対して、音声出力可否を判定して音声出力可能であれば、外部ハードウェア15から音声出力を行なう音声出力ライブラリ74を備えるようにしたので、音声出力の可否を意識することなく各モジュールを開発することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態18.
図37はこの実施の形態18におけるアプリケーション統括モジュール17の構成を示す図であり、図38はこの発明の実施の形態18による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。
図37、図38において、符号77は画面データ78を元に画面の表示を行う描画コントロール部であり、符号78はアプリケーション統括モジュール17の表示を行うために必要な画面データ部である。
画面データ部78には、アプリケーション統括モジュール17を表示するために必要なボタン/メニュー等の画面部品、その描画位置やアニメーション等の画面データが含まれている。
アプリケーション統括モジュール17が起動すると、描画コントロール部77は、画面データ部78中の描画位置に画面部品を描画する。アプリケーション統括モジュール17の内部状態遷移により画面部品の描画が発生すると、描画コントロール部77は画面データ部78中に示される位置に画面部品の描画を実行する。また、画面部品の消去が発生すると、描画コントロール部77は該当する画面部品の消去を実行する。
アプリケーション統括モジュール17の内部状態変化により、画面部品のアニメーションが発生すると、描画コントロール部77は画面データ部78中に含まれるアニメーションデータに基づき、画面データ部78中の画面部品の描画および消去を逐次繰り返してアニメーションを実行する。
描画コントロール部77および画面データ部78は、操作画面ビルダを用いて自動生成することも可能である。
以上のように、この実施の形態18によれば、外部ハードウェア15のディスプレイ9に描画を行なう描画コントロール部と、アプリケーション統括モジュール17の描画を行う際に必要な画面データを記憶した画面データ部とをアプリケーション統括モジュール17に備えるようにしたので、アプリケーション統括モジュール17のグラフィックユーザインタフェースをアプリケーション統括モジュール17内のその他の機能から独立して作成することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
実施の形態19.
図39はこの実施の形態19におけるアプリケーションモジュール19の構成を示す図であり、図40はこの発明の実施の形態19による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。図40では、アプリケーション統括モジュール17だけでなく、各アプリケーションモジュール19にも描画コントロール部および画面データ部を設けるようにしている。
図39、図40中の符号75は画面データ76を元に画面の表示を行う描画コントロール部であり、符号76はアプリケーションモジュール19の表示を行うために必要な画面データ部である。画面データ部76には、アプリケーションモジュール19を表示するために必要なボタン/メニュー等の画面部品、その描画位置やアニメーション等の画面データが含まれている。
アプリケーションモジュール19が起動すると、描画コントロール部75は、画面データ部76中の描画位置に画面部品を描画する。アプリケーションモジュール19の内部状態遷移により画面部品の描画が発生すると、描画コントロール部75は画面データ部76中に示される位置に画面部品の描画を実行する。また、画面部品の消去が発生すると、描画コントロール部75は該当する画面部品の消去を実行する。
アプリケーションモジュール19の内部状態変化により、画面部品のアニメーションが発生すると、描画コントロール部75は画面データ部76中に含まれるアニメーションデータに基づき、画面データ部76中の画面部品の描画および消去を逐次繰り返してアニメーションを実行する。
描画コントロール部75および画面データ部76は、操作画面ビルダを用いて自動生成することも可能である。
描画ライブラリの構成は、実施の形態13,実施の形態14のどちらの方法を用いても良い。
以上のように、この実施の形態19によれば、外部ハードウェア15のディスプレイ9に描画を行なう描画コントロール部と、アプリケーションモジュール19の描画を行う際に必要な画面データを記憶した画面データ部とをアプリケーションモジュール19に備えるようにしたので、アプリケーションモジュール19のグラフィックユーザインタフェースをアプリケーションモジュール19内のその他の機能から独立して作成することができるようになり、車載マルチメディア装置の開発効率を向上することができるという効果が得られる。
以上のように、この発明に係る車載マルチメディア装置は、自動車などの移動体に搭載され、ナビゲーションサービスに加えて、ハイパーテキスト閲覧やディジタルオーディオ制御などの機能を追加できる総合情報端末システムに適している。
従来の車載マルチメディア装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の構成を階層的に示す図である。 この発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の動作状態を示す図である。 この発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の最小構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による車載マルチメディア装置の動作を示す図である。 車載マルチメディア装置の構成例を示す図である。 車載マルチメディア装置の構成例を示す図である。 車載マルチメディア装置の構成例を示す図である。 車載マルチメディア装置の構成例を示す図である。 車載マルチメディア装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態7による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態8による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態8におけるアプリケーション統括モジュールの構成を示す図である。 この発明の実施の形態8による車載マルチメディア装置の構成である。 この発明の実施の形態9におけるアプリケーションモジュールの構成を示す図である。 実施の形態1で示したカーナビゲーション制御モジュールの構成を示す図である。 実施の形態1で示した外部入出力制御モジュールの構成を示す図である。 実施の形態1で示した開始画面制御モジュールの構成を示す図である。 実施の形態1で示したハイパーテキスト閲覧モジュールの構成を示す図である。 実施の形態1で示したディジタルオーディオ制御モジュールの構成を示す図である。 この発明の実施の形態10による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態10による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態11による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態13による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態13による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態13による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態14による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態14による車載マルチメディア装置の他の構成を示す図である。 この発明の実施の形態15による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態16による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態17による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態18におけるアプリケーション統括モジュール17の構成を示す図である。 この発明の実施の形態18による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態19におけるアプリケーションモジュールの構成を示す図である。 この発明の実施の形態19による車載マルチメディア装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 ROM、2 マイクロプロセッサ、3 RAM、4 外部記憶メディア、5 外部記憶装置ドライブ、6 外部記憶インタフェース(外部記憶I/F)、7 グラフィック制御回路、8 フレームバッファ、9 ディスプレイ、10 ユーザ操作部、11 操作部インタフェース(操作部I/F)、12 周辺機器、13 周辺機器インタフェース(周辺機器I/F)、14 車載マルチメディア装置、15 外部ハードウェア、16 ソフトウェア、17 アプリケーション統括モジュール、18 アプリケーションモジュール群、19 アプリケーションモジュール、20 外部入出力制御モジュール、21 カーナビゲーション制御モジュール、22 開始画面制御モジュール、23 ハイパーテキスト閲覧モジュール、24 ディジタルオーディオ制御モジュール、25 HMI装置、26 キーボード、27 リモコン、28 音声マイク、29 文字読み取り装置、30 音声認識部、31 文章読上げ部、32 状態遷移検知部、33 命令解釈部、34 命令変換部、35 アプリケーション存在フラグ、36,41 通信インタフェース部(通信I/F部)、37 アプリケーション統括モジュールアプリケーション部、38 共通通信インタフェース部、39 アプリケーション統括モジュール命令解析部、42 アプリケーションモジュールアプリケーション部、44 命令解析部、45 カーナビゲーション制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)、46 カーナビゲーション制御モジュールアプリケーション部、48 カーナビゲーション制御モジュール命令解析部、49 外部入出力制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)、50 外部入出力制御モジュールアプリケーション部、51 外部入出力装置インタフェース部、54 開始画面制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)、55 開始画面制御モジュールアプリケーション部、58 ハイパーテキスト閲覧モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)、59 ハイパーテキスト閲覧モジュールアプリケーション部、61 ハイパーテキスト閲覧モジュール命令解析部、62 ディジタルオーディオ制御モジュールインタフェース部(通信インタフェース部)、63 ディジタルオーディオ制御モジュールアプリケーション部、65 ディジタルオーディオ制御モジュール命令解析部、66 アプリケーション入れ替え部、67 ライブラリ群、68 描画ライブラリ、69 数値計算ライブラリ、70 画面レイアウトライブラリ、74 音声出力ライブラリ、75,77 描画コントロール部、76,78 画面データ部。

Claims (27)

  1. 複数の外部ハードウェアと、
    上記複数の外部ハードウェアの動作制御に用いられる複数のアプリケーションモジュールからなるアプリケーションモジュール群と、上記アプリケーションモジュール各々の実行をそれぞれ制御するのに用いられるアプリケーション統括モジュールとから構成されるソフトウェアを実行するマイクロプロセッサと、
    上記マイクロプロセッサに実行されることにより、上記アプリケーション統括モジュールおよび各アプリケーションモジュールに共通する複数の機能をそれぞれ実現するプログラムを登録した複数のライブラリからなり、全ての上記ライブラリに共通のインタフェースを有するライブラリ群とを備え、
    上記マイクロプロセッサは、
    上記ソフトウェアを実行して上記外部ハードウェアの動作を制御するにあたり、上記アプリケーション統括モジュールおよび上記アプリケーションモジュールを、独立した別のプロセス空間で並列に実行し、
    上記アプリケーション統括モジュールを実行して各アプリケーションモジュールの起動および終了を制御し、
    上記アプリケーション統括モジュールおよび上記各アプリケーションモジュールを実行するにあたり、共通する機能に関して上記ライブラリ群の該当機能に関するライブラリから上記共通のインタフェースを介してプログラムを読み出し実行することを特徴とする車載マルチメディア装置。
  2. アプリケーションモジュール群は、マイクロプロセッサに実行されることにより、外部ハードウェアとの間でデータの入出力が行われる外部入出力制御モジュールをアプリケーションモジュールの一つとして備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  3. マイクロプロセッサは、アプリケーション統括モジュールを実行することにより、外部ハードウェアからのデータを解析し、この解析結果に対応するアプリケーションモジュールまたは上記アプリケーション統括モジュールを実行するプロセス空間に上記データを配信することを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  4. マイクロプロセッサに実行されることにより、外部ハードウェアに入力された音声データを解析する音声認識部を備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  5. マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーションモジュールからの文章データを解析し、この解析した文章データを外部ハードウェアによって読上げる文章読上げ部を備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  6. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーションモジュールの実行状態の遷移を検知する状態遷移検知部を備え、
    上記マイクロプロセッサは、上記アプリケーション統括モジュールの実行に際し、上記アプリケーションモジュールに対するデータを受けると、上記状態遷移検知部を実行して該アプリケーションモジュールが受取可能な実行状態であることを検知してから、該アプリケーションモジュールを実行するプロセス空間に上記データを配信することを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  7. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーションモジュールの実行状態の遷移を検知する状態遷移検知部と、入力データがどのアプリケーションモジュールを用いる処理に使われるデータであるのかを解釈する命令解釈部と、上記命令解釈部によって解釈されたデータに対応するアプリケーションモジュール向けのデータに変換して該アプリケーションモジュールを実行するプロセス空間に送信する命令変換部とを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  8. マイクロプロセッサは、アプリケーション統括モジュールを実行することにより、アプリケーションモジュールの起動有無を判定し、上記アプリケーションモジュールを起動して実行を開始してから該アプリケーションモジュールを実行するプロセス空間にデータを配信することを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  9. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、各アプリケーションモジュールを実行するプロセス空間で通信を行う通信インタフェース部と、上記マイクロプロセッサに実行されることにより、上記通信インタフェース部を除く上記アプリケーション統括モジュールの全ての機能が実現されるアプリケーション統括モジュールアプリケーション部とを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  10. アプリケーションモジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュールまたは他の各アプリケーションモジュールを実行するプロセス空間で通信を行う通信インタフェース部と、上記マイクロプロセッサに実行されることにより、上記通信インタフェース部を除く該アプリケーションモジュールに固有の機能が実現されるアプリケーションモジュールアプリケーション部とを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  11. アプリケーション統括モジュールおよびアプリケーションモジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、相互のプロセス空間で通信を行う共通通信インタフェース部を共通して備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  12. マイクロプロセッサは、アプリケーション統括モジュールを実行することにより、読出命令データを受けたアプリケーションモジュールを主記憶へ読出すことを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  13. マイクロプロセッサは、アプリケーション統括モジュールを実行することにより、消去命令データを受けたアプリケーションモジュールを主記憶から消去することを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  14. マイクロプロセッサは、アプリケーション統括モジュールを実行して主記憶からアプリケーションモジュールを消去する前に該アプリケーションモジュールの内部状態およびデータを保存することを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  15. 読出命令データまたは消去命令データを受けたアプリケーションモジュールを主記憶へ読出または主記憶から消去するアプリケーション入れ替え部を備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  16. 外部入出力制御モジュールは、マイクロプロセッサに実行されて外部ハードウェアとデータの入出力の制御を行なうプログラムを登録した外部入出力ライブラリを備えることを特徴とする請求項2記載の車載マルチメディア装置。
  17. 各アプリケーションモジュールは、マイクロプロセッサに実行されて外部ハードウェアに描画を行なうプログラムを登録した描画ライブラリと、上記外部ハードウェアとデータの入出力の制御を行なうプログラムを登録した外部入出力ライブラリとをそれぞれ備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  18. アプリケーションモジュール群は、マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュールおよび各アプリケーションモジュールに共通する複数の機能をそれぞれ実現するプログラムを登録した複数のライブラリからなるライブラリ群を上記アプリケーションモジュールの一つとして備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  19. マイクロプロセッサは、複数のアプリケーションモジュールを実行するにあたり、ライブラリ群における同一のライブラリに同一の手順で同時にアクセスすることを特徴とする請求項18記載の車載マルチメディア装置。
  20. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、上記アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから描画命令データを受けると描画可否を判定し、描画可能であれば外部ハードウェアに描画を行う描画権制御部を備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  21. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、上記アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから音声出力要求を受けると音声出力可否を判定し、音声出力可能であれば外部ハードウェアから音声を出力する音声出力権制御部を備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  22. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、上記アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから描画権要求データを受け取ると、上記アプリケーション統括モジュールまたは上記アプリケーションモジュールの描画可否を判定し、描画可能であれば上記アプリケーション統括モジュールまたは上記アプリケーションモジュールに描画可能通知データを発する状態遷移検知部を備え、
    上記マイクロプロセッサに実行されることにより、上記描画可能通知データを受けた上記アプリケーション統括モジュールまたは上記アプリケーションモジュールからの上記描画命令データにしたがって外部ハードウェアに描画を行なうプログラムを登録した描画ライブラリを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  23. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、上記アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから音声出力権要求データを受け取ると、上記アプリケーション統括モジュールまたは上記アプリケーションモジュールの音声出力可否を判定し、音声出力可能であれば上記アプリケーション統括モジュールまたは上記アプリケーションモジュールに音声出力可能通知データを発する状態遷移検知部を備え、
    上記マイクロプロセッサに実行されることにより、上記音声出力可能通知データを受けた上記アプリケーション統括モジュールまたは上記アプリケーションモジュールからの音声出力命令データにしたがって外部ハードウェアから音声を出力するプログラムを登録した音声出力ライブラリを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  24. マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから描画命令データを受けると描画可否を判定し、描画可能であれば外部ハードウェアに描画を行なうプログラムを登録した描画ライブラリを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  25. マイクロプロセッサに実行されることにより、アプリケーション統括モジュールまたはアプリケーションモジュールから音声出力命令データを受けると音声出力可否を判定し、音声出力可能であれば外部ハードウェアから音声出力を行なうプログラムを登録した音声出力ライブラリを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  26. アプリケーション統括モジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、外部ハードウェアに描画を行なう描画コントロール部と、上記描画を行う際に必要な画面データを記憶した画面データ部とを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
  27. アプリケーションモジュールは、マイクロプロセッサに実行されることにより、外部ハードウェアに描画を行なう描画コントロール部と、上記描画を行う際に必要な画面データを記憶した画面データ部とを備えることを特徴とする請求項1記載の車載マルチメディア装置。
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