JP2007221892A - Power conversion device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽電池等の直流電源から得られる直流電圧を交流電圧に変換する電力変換装置に関する。 The present invention relates to a power conversion device that converts a DC voltage obtained from a DC power source such as a solar cell into an AC voltage.
従来から直流電圧を交流電圧に変換する電圧変換装置が知られている。この電圧変換装置では、先ず、直流電圧を昇圧用チョッパ回路で所定電圧に昇圧した後に平滑コンデンサにチャージして直流電圧を得る。さらに、得られた高圧の直流電圧をインバータ回路で交流電圧に変換した後、リアクトル及びコンデンサからなるフィルタにより高周波成分を除去して50Hz又は60Hzの交流として負荷に供給し、又は系統連係する。 Conventionally, a voltage conversion device that converts a DC voltage into an AC voltage is known. In this voltage converter, first, a DC voltage is boosted to a predetermined voltage by a boosting chopper circuit and then charged to a smoothing capacitor to obtain a DC voltage. Further, after the obtained high-voltage DC voltage is converted into an AC voltage by an inverter circuit, a high-frequency component is removed by a filter including a reactor and a capacitor, and the AC voltage is supplied to a load as 50 Hz or 60 Hz AC or linked to the system.
昇圧用チョッパ回路は、エネルギー蓄積用の直流リアクトルと昇圧用スイッチング素子で構成される。インバータ回路は、インバータスイッチング素子を4個使用したフルブリッジ構成となっている。 The step-up chopper circuit includes a DC reactor for energy storage and a step-up switching element. The inverter circuit has a full bridge configuration using four inverter switching elements.
電圧変換装置における平滑コンデンサは、高周波スイッチングによる影響を吸収するために静電容量の大きいものが使用され、装置の中では特に大きい部品であり、該平滑コンデンサを小型軽量化することが望まれている。このような背景から、平滑コンデンサの静電容量を小さくし、小型軽量化することができる電力変換装置として特許文献1に示されるものが提案されている。
The smoothing capacitor in the voltage conversion device has a large capacitance to absorb the influence of high frequency switching, and is a particularly large component in the device, and it is desired to reduce the size and weight of the smoothing capacitor. Yes. From such a background, a power conversion device disclosed in
特許文献1に示される電力変換装置は、中間段のコンデンサの静電容量を数百μF以下に設定するとともに、昇圧コンバータの出力電流を監視する昇圧電流モニタを設け、系統電圧VACの絶対値が入力電圧Vinよりも小さい期間では昇圧コンバータの出力電流が正弦二乗波になるように昇圧電流モニタで監視しなら昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチングを制御して昇圧する。また、インバータは極性の切り替えを行い、その他の期間では昇圧コンバータの昇圧動作を停止するとともにインバータは出力電流IOが正弦波となるように出力電流モニタで監視しながらインバータ用スイッチング素子の高周波スイッチングを制御している。
The power conversion device disclosed in
ところで、一般の電力変換装置は、直流電源からの入力電圧を交流電圧に変換する際に、昇圧チョッパ回路及びインバータ回路のスイッチング素子を高周波リップルを考慮した平滑コンデンサを選定する必要がある。特に、交流100V又は200V系に対して系統連係する場合には、系統に影響を与えないように高リップル電流を除去する能力を有している必要があることから、平滑コンデンサが大型且つ高価となる。 By the way, when converting an input voltage from a DC power source into an AC voltage, a general power converter needs to select a smoothing capacitor in consideration of high-frequency ripples for the switching elements of the boost chopper circuit and the inverter circuit. In particular, when the system is linked to an AC 100V or 200V system, it is necessary to have a capability of removing a high ripple current so as not to affect the system, so that the smoothing capacitor is large and expensive. Become.
また、上記の特許文献1に係る電力変換装置では、平滑コンデンサを小型化するために、昇圧コンバータの出力電流を監視する昇圧電流モニタを追加的に設ける必要があり、コストの高騰を招く。
Further, in the power conversion device according to
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、コストの高騰の要因となるような手段を追加することなく、簡便且つ低廉に平滑コンデンサを小型化することのできる電力変換装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such problems, and a power conversion device that can easily and inexpensively reduce the size of a smoothing capacitor without adding means that causes a cost increase. The purpose is to provide.
本発明に係る電力変換装置は、チョッパ用スイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングさせ、直流電源から得られる入力電圧を所定電圧に変圧するチョッパ回路と、前記チョッパ回路で変圧した所定電圧を平滑化する平滑コンデンサと、フルブリッジに構成されたインバータ用スイッチング素子を、前記チョッパ用スイッチング素子と同期して相補パルス幅変調によりスイッチングさせ、前記平滑コンデンサの直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とを有することを特徴とする。 A power converter according to the present invention switches a chopper switching element by pulse width modulation, smoothes a predetermined voltage transformed by the chopper circuit, and a chopper circuit that transforms an input voltage obtained from a DC power source to a predetermined voltage. A smoothing capacitor; and an inverter circuit configured to switch the inverter switching element configured in a full bridge by complementary pulse width modulation in synchronization with the chopper switching element and convert the DC voltage of the smoothing capacitor into an AC voltage. It is characterized by that.
これにより、チョッパ用PWM信号とインバータ用相補PWM信号を同期させ、インバータ回路のU相とV相とを相補PWM駆動することで、平滑コンデンサに充電又は放電することのない状況を設け、平滑コンデンサに流れる電流を減らしてリップル電流を低減することができる。したがって、特別な部品を追加することなく静電容量及びサイズの小さい平滑コンデンサを用いることができ、電力変換装置を小型且つ低廉化することができる。 As a result, the chopper PWM signal and the inverter complementary PWM signal are synchronized, and the U-phase and V-phase of the inverter circuit are driven by complementary PWM, thereby providing a situation in which the smoothing capacitor is not charged or discharged. The ripple current can be reduced by reducing the current flowing through the. Therefore, a smoothing capacitor having a small capacitance and size can be used without adding special parts, and the power conversion device can be reduced in size and cost.
この場合、前記パルス幅変調のための第1キャリア信号及び前記相補パルス幅変調のための第2キャリア信号はそれぞれ三角波であり、前記第2キャリア信号の各最下点は、前記第1キャリア信号のいずれかの最下点と同期していてもよい。これにより、平滑コンデンサの停止モードの時間が増加し、平滑コンデンサに流れる電流をさらに減らしてリップル電流を抑制し、静電容量及びサイズを小さくすることができる。 In this case, the first carrier signal for the pulse width modulation and the second carrier signal for the complementary pulse width modulation are each a triangular wave, and the lowest point of the second carrier signal is the first carrier signal. It may be synchronized with the lowest point. Thereby, the stop mode time of the smoothing capacitor is increased, the current flowing through the smoothing capacitor is further reduced to suppress the ripple current, and the capacitance and size can be reduced.
また、前記第1キャリア信号は、前記第2キャリア信号の2倍の周波数としてもよい。 The first carrier signal may have a frequency twice that of the second carrier signal.
本発明に係る電力変換装置によれば、チョッパ用PWM信号とインバータ用相補PWM信号を同期させ、インバータ回路のU相とV相とを相補PWM駆動することで、平滑コンデンサに充電又は放電することのない状況を設け、平滑コンデンサに流れる電流を減らしてリップル電流を低減することができる。したがって、特別な部品を追加することなく静電容量及びサイズの小さい平滑コンデンサを用いることができ、電力変換装置を小型、軽量且つ低廉化することができる。 According to the power conversion device of the present invention, the chopper PWM signal and the inverter complementary PWM signal are synchronized, and the U phase and the V phase of the inverter circuit are driven by complementary PWM to charge or discharge the smoothing capacitor. It is possible to reduce the ripple current by reducing the current flowing through the smoothing capacitor. Therefore, a smoothing capacitor having a small capacitance and size can be used without adding special parts, and the power converter can be reduced in size, weight and cost.
以下、本発明に係る電力変換装置について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図15を参照しながら説明する。 Hereinafter, an embodiment of the power conversion device according to the present invention will be described with reference to FIGS.
図1に示すように、本実施の形態に係る電力変換装置10は、太陽電池12から得られる直流電圧を昇圧変換及び交流変換して交流電圧(例えば、100V、50Hz)を生成し、負荷14に供給するものである。電力変換装置10は、チョッパ用スイッチング素子16をパルス幅変調によりスイッチングさせ、太陽電池12から得られる入力電圧を所定電圧に昇圧(変圧)するチョッパ回路18と、昇圧した電圧を平滑化する平滑コンデンサ20と、フルブリッジ(Hブリッジとも呼ばれる。)に構成されたインバータ用スイッチング素子を、チョッパ用スイッチング素子16と同期して相補パルス幅変調によりスイッチングさせ、平滑コンデンサ20の直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路22と、該インバータ回路22から得られる交流電圧における高周波成分を除去するフィルタ24とを有する。
As shown in FIG. 1, the
チョッパ回路18は、チョッパ用スイッチング素子16の他に、入力部のプラスラインpとマイナスラインnとの間に設けられたコンデンサ26と、該コンデンサ26よりも下流側のプラスラインpに直列に設けられたコイル28及びダイオード30とを有する。チョッパ用スイッチング素子16は、プラスラインpにおけるコイル28とダイオード30との間の部分と、マイナスラインnとの間に設けられており、コレクタがプラスラインp側、エミッタがマイナスラインn側に接続されている。
In addition to the
インバータ回路22は、フルブリッジを構成しており、プラスラインpとマイナスラインnとの間にU相ライン32及びV相ライン34が設けられている。U相ライン32には、直列接続された第1U相アーム32a及び第2U相アーム32bが設けられている。V相ライン34には、直列接続された第1V相アーム34a及び第2V相アーム34bが設けられている。第1U相アーム32aと第1V相アーム34aの各コレクタは、プラスラインpに接続されている。第1U相アーム32bと第2V相アーム34bの各エミッタはマイナスラインnに接続されている。第1U相アーム32aのエミッタは第2U相アーム32bのコレクタに接続されているとともに、第1交流ライン40aとしてフィルタ24に接続されている。第1V相アーム34aのエミッタは第2V相アーム34bのコレクタに接続されているとともに、第2交流ライン40bとしてフィルタ24に接続されている。
The
チョッパ用スイッチング素子16、第1U相アーム32a、第2U相アーム32b、第1V相アーム34a及び第2V相アーム34bはそれぞれトランジスタで構成されている。また、トランジスタ以外に、FET(Field Effect Transistor)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)又はサイリスタ等を用いることができる。各スイッチング素子には保護用ダイオード41が設けられている。保護用ダイオード41は、電流還流の用途にも作用する。
The
フィルタ24は、第1交流ライン40aと第2交流ライン40bに設けられたリアクトル42と、該リアクトル42の下流側で第1交流ライン40aと第2交流ライン40bとの間に設けられたコンデンサ44とを有する。第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bは、外部の負荷14に接続されて交流電力を供給し、又は系統連係することができる。
The
平滑コンデンサ20は、チョッパ回路18とインバータ回路22との間におけるプラスラインpとマイナスラインnとの間に設けられている。後述するように、電力変換装置10は高周波のリップルを少なくすることができるため、平滑コンデンサ20は静電容量及びサイズの小さいもので足りる。
The smoothing capacitor 20 is provided between the plus line p and the minus line n between the
チョッパ用スイッチング素子16、第1U相アーム32a、第2U相アーム32b、第1V相アーム34a及び第2V相アーム34bの各ベースはコントローラ50に接続されており、各ベースにHigh信号が供給されているときにはオンとなり、Low信号が供給されているときにはオフとなる。
The bases of the
チョッパ用スイッチング素子16がオフであるときには、太陽電池12から供給されてチョッパ回路18で昇圧された電圧が平滑コンデンサ20に充電され、又は、インバータ回路22に供給される。このように、チョッパ用スイッチング素子16がオフである状態をAモードと呼ぶことにする。一方、チョッパ用スイッチング素子16がオンであるときには、太陽電池12から供給される直流電圧はチョッパ用スイッチング素子16を通って還流することになり、平滑コンデンサ20やインバータ回路22には供給されない。このように、チョッパ用スイッチング素子16がオンである状態をBモードと呼ぶことにする。
When the
インバータ回路22は、コントローラ50の相補PWMによって4つの状態に分けて制御がなされる。第1には、第1U相アーム32aと第2V相アーム34bがオンで、第2U相アーム32bと第1V相アーム34aがオフの状態で、プラスラインpから第1U相アーム32a、第1交流ライン40a、負荷14、第2交流ライン40b、第2V相アーム34b及びマイナスラインnの順(以下、正方向と呼ぶ。)に電流が流れる状態である。このような状態を第1サブモードと呼び、以下の図で対応する区間には「[1]」を付する(図3参照)。
The
第2には、第1U相アーム32aと第2V相アーム34bがオフで、第2U相アーム32bと第1V相アーム34aがオンの状態で、プラスラインpから第1V相アーム34a、第2交流ライン40b、負荷14、第1交流ライン40a、第2U相アーム32b及びマイナスラインnの順(以下、逆方向と呼ぶ。)に電流が流れる状態である。このような状態を第2サブモードと呼び、以下の図で対応する区間には「[2]」を付する(図12参照)。
Secondly, the first
第3には、第1U相アーム32aと第1V相アーム34aがオンで、第2U相アーム32bと第2V相アーム34bがオフの状態で、プラスラインpが第1U相アーム32aと第1V相アーム34aを介して第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bに接続されている状態である。このような状態を第3サブモードと呼び、以下の図で対応する区間には「[3]」を付する(図3参照)。
Third, the first
第4には、第1U相アーム32aと第1V相アーム34aがオフで、第2U相アーム32bと第2V相アーム34bがオンの状態で、マイナスラインnが第2U相アーム32bと第2V相アーム34bを介して第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bに接続されている状態である。このような状態を第4サブモードと呼び、以下の図で対応する区間には「[4]」を付する(図3参照)。
Fourth, the first
図2に示すように、コントローラ50は、発振器52と、該発振器52の信号に基づいて第1三角波(第1キャリア信号)54(図3参照)を生成する第1三角波生成部56と、発振器52の信号に基づいて第2三角波(第2キャリア信号)58(図3参照)を生成する第2三角波生成部60と、第1三角波54に対する比較基準値となるチョッパ指令値62を生成するチョッパ指令値生成部64と、第1三角波54とチョッパ指令値62との比較結果に基づいてチョッパ用スイッチング素子16を駆動する第1コンパレータ66とを有する。
As shown in FIG. 2, the
第1三角波生成部56と第2三角波生成部60は1つの発振器52に基づく処理をするとともに相互接続されており、生成される第1三角波54は第2三角波58の2倍の周波数に設定され、且つ同期が保たれている。具体的には、図3に示すように、第1三角波54の1つおきの最下点100の時刻は、第2三角波58の最下点102の時刻と一致し、第1三角波54のその他の1つおきの最下点104の時刻は、第2三角波58の最上点106の時刻と一致する。以下、このような関係を谷同期と呼ぶことにする。第1三角波54の周波数は第1三角波生成部56の作用下に変更可能である。第1三角波54の周波数は、第2三角波58の周波数の整数倍に設定変更可能(又は、第2三角波58の周波数は、第1三角波54の周波数の整数分の1に設定変更可能)であり、例えば、1倍、3倍又は4倍等に変更可能である。また、第1三角波54と第2三角波58との同期位置は変更可能である。チョッパ指令値62の大きさはチョッパ指令値生成部64の作用下に変更可能である。
The first triangular
図2に戻り、コントローラ50は、第2三角波58に対してプラス側の比較基準値となるプラス指令値68を生成するアーム指令値生成部70と、プラス指令値68の極性を反転させてマイナス指令値72を生成する反転部74と、第2三角波58とプラス指令値68との比較結果に基づいて第1U相アーム32aを駆動する第2コンパレータ76と、第2三角波58とマイナス指令値72との比較結果に基づいて第1V相アーム34aを駆動する第3コンパレータ78とを有する。
Returning to FIG. 2, the
さらに、コントローラ50は、第2コンパレータ76の出力信号を論理反転させて第2U相アーム32bを駆動する反転部80と、第3コンパレータ78の出力信号を論理反転させて第2V相アーム34bを駆動する反転部82とを有する。
Further, the
次に、このように構成される電力変換装置10の動作について、図3〜図15を参照しながら説明する。
Next, operation | movement of the
図3は、谷同期でプラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が第2三角波58の最大値より僅かに小さい場合における電力変換装置10の各信号のタイムチャートである。
FIG. 3 is a time chart of each signal of the
図3に示すように、チョッパ用スイッチング素子16は、第1三角波54がチョッパ指令値62を上回っているときにオフ(つまりAモード)になり、下回っているときにオン(つまりBモード)になる。第1U相アーム32aは、第2三角波58がプラス指令値68を下回っているときにオンになり、上回っているときにオフになる。第1V相アーム34aは、第2三角波58がマイナス指令値72を下回っているときにオンになり、上回っているときにオフになる。なお、図示を省略するが、第2U相アーム32bは第1U相アーム32aと逆論理で動作し、第2V相アーム34bは第1V相アーム34aと逆論理で動作する。
As shown in FIG. 3, the
このように、インバータ回路22は、各相のアームa、bが相補出力のパルス(アームbの動作パルスは、アームaの動作パルスの逆論理であって、U相とV相がノンオーバラップの関係にあるパルス)により駆動されていることから相補パルス幅変調による相補PWM駆動である。
As described above, the
図3中、Aモードには「A」、Bモードには「B」を付す(他図も同様である)。 In FIG. 3, “A” is attached to the A mode, and “B” is attached to the B mode (the same applies to other drawings).
図3に示す場合には、第3サブモード及び第4サブモードがBモードの期間内に収まっており、Aモードでは常に第1サブモードであり(以下、A1モードとも記す。)、Bモードでは第1サブモード、第3サブモード及び第4サブモードになり得る(以下、対応してB1モード、B3モード及びB4モードとも記す。)。 In the case shown in FIG. 3, the third sub mode and the fourth sub mode are within the period of the B mode, and the A mode is always the first sub mode (hereinafter also referred to as the A1 mode), and the B mode. Then, it can be the first sub mode, the third sub mode, and the fourth sub mode (hereinafter also referred to as B1, B3, and B4 modes).
図4に示すように(図4中、太線は電流の流れを示す。他図も同様である。)、A1モードであるときには、昇圧チョッパ回路18で昇圧された直流電圧は、平滑コンデンサ20に充電され、又はインバータ回路22を介して交流変換されて負荷14に供給される。つまり、平滑コンデンサ20の充電量が低いときには、昇圧チョッパ回路18で昇圧された直流電圧は平滑コンデンサ20を充電するとともにインバータ回路22に供給する。平滑コンデンサ20の充電量が高いときには、該平滑コンデンサ20は放電して電流をインバータ回路22に供給する。結局、平滑コンデンサ20は、充電量の高低に拘わらず、充電又は放電をすることから電流は0にはならない。
As shown in FIG. 4 (in FIG. 4, the thick line indicates the flow of current. The other figures are also the same). In the A1 mode, the DC voltage boosted by the
図5に示すように、B1モードであるときには、太陽電池12から供給される電力は全てチョッパ用スイッチング素子16を介してマイナスラインnに流れ込み、平滑コンデンサ20には流れ込まない。また、平滑コンデンサ20に充電されている電荷はインバータ回路22を介して、第1交流ライン40a、負荷14及び第2交流ライン40bへと流れる。したがって、平滑コンデンサ20の放電をすることになり、電流は0にはならない。
As shown in FIG. 5, in the B1 mode, all the electric power supplied from the
図6に示すように、B3モードであるときには、太陽電池12から供給される電力は全てチョッパ用スイッチング素子16を介してマイナスラインnに流れ込み、平滑コンデンサ20には流れ込まない。また、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bは第1U相アーム32a及び第1V相アーム34aを介してプラスラインpと接続される。一方、第2U相アーム32b及び第2V相アーム34bはオフであることから、平滑コンデンサ20のマイナス側及びマイナスラインnは、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bに対して遮断される。したがって、平滑コンデンサ20は、いずれの箇所に対しても充電又は放電をすることがなく、電流が0となる。
As shown in FIG. 6, in the B3 mode, all the electric power supplied from the
図7に示すように、B4モードであるときには、太陽電池12から供給される電力は全てチョッパ用スイッチング素子16を介してマイナスラインnに流れ込み、平滑コンデンサ20には流れ込まない。また、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bは第2U相アーム32b及び第2V相アーム34bを介してマイナスラインnと接続される。一方、第1U相アーム32a及び第1V相アーム34aはオフであることから、平滑コンデンサ20のプラス側及びプラスラインpは、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bに対して遮断される。したがって、平滑コンデンサ20は、いずれの箇所に対しても充電又は放電をすることがなく、電流が0となる。図6及び図7に示すB3モード及びB4モードである状態を停止モードと呼ぶことにする。なお、、図6及び図7の太線で示すように、フィルタ24内に存在するリアクトル42のインダクタンスにより停止モード中においても第1U相アーム32a及び第2V相アーム32bがオン(又は第2U相アーム32b及び第2V相アーム34bがオン)となることによって、負荷14に電流が流れる。例えば、図6において、負荷14に関して正方向の電流が流れる場合には、プラスラインpから第1U相アーム32a、第1交流ライン40a、負荷14、第2交流ライン40b、及び第1V相アーム34aの保護用ダイオード41の順に電流が流れる。図6において、負荷14に関して逆方向の電流が流れる場合には、V相アーム34aと、第1U相アーム32aの保護用ダイオード41を通って電流が流れる。このように、停止モードにおいても、保護用ダイオード41の還流作用によって負荷14に電流を流すことができる。
As shown in FIG. 7, in the B4 mode, all the electric power supplied from the
図3に示す場合、負荷14に対して昇圧チョッパ回路18及び平滑コンデンサ20から直接的に正方向の電流が流れるのは、A1モード及びB1モードのときであり、B3モード及びB4モードのときにはリアクトル42のインダクタンスによる還流電流しか流れない。図3から明らかなように、B3モード及びB4モードは短時間であり、平均すると負荷14に対しては正方向で大きい電圧が印加されることになる。また、この場合、逆方向には電流は流れない。
In the case shown in FIG. 3, the positive current flows directly from the
図8は、谷同期でプラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が第2三角波58の最大値に対して略1/2に設定された場合における電力変換装置10の各信号のタイムチャートである。図8に示す場合には、第3サブモード及び第4サブモードがBモードの期間よりやや長く、AモードではA1モード、A3モード又は第4サブモード(以下、A4モードとも記す。)となり、BモードではB3モード又はB4モードとなる。
FIG. 8 is a time chart of each signal of the
図9に示すように、A3モードであるときには、昇圧チョッパ回路18で昇圧された直流電圧は、平滑コンデンサ20に充電される。また、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bは第1U相アーム32a及び第1V相アーム34aを介してプラスラインpと接続される。一方、第2U相アーム32b及び第2V相アーム34bはオフであることから、平滑コンデンサ20のマイナス側及びマイナスラインnは、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bに対して遮断される。したがって、平滑コンデンサ20は、インバータ回路22に対して放電することはなく、昇圧チョッパ回路18で昇圧された電圧から充電される。
As shown in FIG. 9, in the A3 mode, the DC voltage boosted by the
図10に示すように、A4モードであるときには、昇圧チョッパ回路18で昇圧された直流電圧は、平滑コンデンサ20に充電される。また、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bは第2U相アーム32b及び第2V相アーム34bを介してマイナスラインnと接続される。一方、第1U相アーム32a及び第1V相アーム34aはオフであることから、平滑コンデンサ20のプラス側及びプラスラインpは、第1交流ライン40a及び第2交流ライン40bに対して遮断される。したがって、平滑コンデンサ20は、インバータ回路22に対して放電することはなく、昇圧チョッパ回路18で昇圧された電圧から充電される。
As shown in FIG. 10, in the A4 mode, the DC voltage boosted by the
なお、A3モード及びA4モードの場合、前記の停止モード(図6及び図7参照)の場合と同様に、保護用ダイオード41の還流作用によって負荷14に電流を流すことができる。
In the A3 mode and the A4 mode, a current can be passed through the load 14 by the reflux action of the
図8に示す場合、負荷14に対して昇圧チョッパ回路18及び平滑コンデンサ20から直接的に正方向の電流が流れるのは、A1モードのときであり、A3モード、A4モード、B3モード及びB4モードのときにはリアクトル42のインダクタンスによる還流電流しか流れない。図8から明らかなように、A1モードの区間と、A3モード、A4モード、B3モード及びB4モードの合計区間とは同程度の時間であり、平均すると負荷14に対しては中程度で正方向の電圧が印加されることになる。また、この場合、逆方向には電流は流れない。
In the case shown in FIG. 8, the positive current flows directly from the
図11は、谷同期でプラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が非常に小さく設定された場合における電力変換装置10の各信号のタイムチャートである。図11に示す場合には、第3サブモード及び第4サブモードがBモードの期間より相当に長く、AモードではA1モード、A3モード又はA4モードとなり、BモードではB3モード又はB4モードとなる。この場合、負荷14に対して昇圧チョッパ回路18及び平滑コンデンサ20から直接的に正方向の電流が流れるのは、A1モードのときであり、A3モード、A4モード、B3モード及びB4モードのときにはリアクトル42のインダクタンスによる還流電流しか流れない。図11から明らかなように、A1モードの区間は短時間であり、平均すると負荷14に対しては正方向で小さい電圧が印加されることになる。また、この場合、逆方向には電流は流れない。
FIG. 11 is a time chart of each signal of the
このように、プラス指令値68及びマイナス指令値72の値を変更することにより負荷14に対する正方向の印加電圧の大きさを調整することができる。
As described above, the magnitude of the applied voltage in the positive direction with respect to the load 14 can be adjusted by changing the values of the
また、図12に示すように、マイナス指令値72の方がプラス指令値68よりも大きくなるように設定すると、第2サブモードの区間が設けられ、負荷14に対して逆方向の電圧を印加することができる。詳細な図示を省略するが、マイナス指令値72がプラス指令値68よりも大きい状態で、プラス指令値68及びマイナス指令値72の値を変更することにより負荷14に対する逆方向の印加電圧の大きさを調整することができる。
As shown in FIG. 12, when the
したがって、負荷14に対しては、プラス指令値68及びマイナス指令値72の値を微小時間毎に適切に変更することにより、負荷14に対して正方向及び逆方向に任意の電圧を印加することができ、例えば、50Hzの交流を生成することができる。
Therefore, an arbitrary voltage can be applied to the load 14 in the forward and reverse directions by appropriately changing the values of the
また、電力変換装置10では、インバータ回路22を相補PWMで駆動することによって、停止モードが設けられ、平滑コンデンサ20を停止させる時間を確保することができる。これにより、平滑コンデンサ20に流れる電流を減少させることができ、リップル電流を抑制することができる。結果として、平滑コンデンサ20の静電容量及びサイズを小さく設定することができ、電力変換装置10を小型、軽量且つ低廉化することができる。また、複雑な手順や、追加的な特別な部品は不要であって、基本的には、インバータ回路22を相補PWMを用いて駆動するという簡便な手順だけで平滑コンデンサ20の小型化を図ることができる。
Moreover, in the
ところで、従来のPWM駆動においては、フィルタ24に対して電力供給していない期間においては、平滑コンデンサ20に対する充電がなされており、結果として平滑コンデンサ20は常時、充電又は放電による通電がなされていて、リップル電流が大きい。
By the way, in the conventional PWM drive, the smoothing capacitor 20 is charged during a period in which power is not supplied to the
これに対して、電力変換装置10においては、相補PWMを用いることにより、フィルタ24に対して電力供給していない期間に適度な停止モードが設定され、平滑コンデンサ20を充電又は放電がなされない状態とすることができる。これによりリップル電流が抑制され、静電容量を小さく設定することができる。また、停止モードは、相補PWMを用いることによって簡便に設定され、従来のPWM駆動に基づく装置に対して駆動信号を変更するだけで実現が可能であって、コストの高騰を招くような特別な部品は不要である。
On the other hand, in the
次に、第1三角波54の周波数を第2三角波58の周波数の2倍に設定し(つまり、上記の例の場合)、電力変換装置10において発生する高周波のリップル電流の大きさをシミュレーションにより検証したところ、3.63[Arms]であった。これに対して、第1三角波54の周波数を第2三角波58の周波数と等しく設定した場合、及び3倍に設定した場合には、発生する高周波のリップル電流は、シミュレーションによると10.6[Arms]及び7.9[Arms]であった。
Next, the frequency of the first
平滑コンデンサ20の選定にあたっては、特に高周波のリップルの大きさを重視して静電容量を決定することから、シミュレーションによれば、第1三角波54の周波数は第2三角波58の周波数の2倍に設定することが好ましいことが分かる。なお、シミュレーションでは、第2三角波58の各最下点102は、第1三角波54のいずれかの最下点100と同期している状態(つまり谷同期)で、第1三角波54の周波数におけるリップル電流の大きさで比較を行った。
In selecting the smoothing capacitor 20, the capacitance is determined with particular emphasis on the magnitude of the high-frequency ripple. Therefore, according to the simulation, the frequency of the first
次に、上記の谷同期によるインバータ回路22の制御との対比のため、山同期によるインバータ回路22の制御について説明する。山同期とは、図13に示すように、第1三角波54の1つおきの最上点110の時刻が、第2三角波58の最下点102の時刻と一致し、第1三角波54のその他の1つおきの最上点114の時刻が、第2三角波58の最上点106の時刻と一致する状態である。
Next, control of the
図13は、山同期でプラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が第2三角波58の最大値より僅かに小さい場合における電力変換装置10の各信号のタイムチャートである。この場合には、A1モード、A3モード、A4モード及びB1モードが存在する。このうち、A1モード及びB1モードが負荷14に対して昇圧チョッパ回路18及び平滑コンデンサ20から直接的に正方向の電圧を印加する区間であって、これらの区間の時間は長いため、平均すると負荷14に対しては正方向で大きい電圧が印加されることになる。この場合、停止モード(B3モード又はB4モード)は存在せず、平滑コンデンサ20は常に通電又は放電をしている。
FIG. 13 is a time chart of each signal of the
図14は、山同期でプラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が第2三角波58の最大値に対して略1/2に設定された場合における電力変換装置10の各信号のタイムチャートである。この場合には、A1モード、A3モード、A4モード及びB1モードが存在する。このうち、負荷14に対して昇圧チョッパ回路18及び平滑コンデンサ20から直接的に正方向の電流が流れるのは、A1モード及びB1モードのときであり、A3モード及びA4モードのときにはリアクトル42のインダクタンスによる還流電流しか流れない。図14から明らかなように、A1モード及びB1モードの合計区間と、A3モード及びA4モードの合計区間とは同程度の時間であり、平均すると負荷14に対しては中程度で正方向の電圧が印加されることになる。この場合、停止モード(B3モード又はB4モード)は存在せず、平滑コンデンサ20は常に通電又は放電をしている。
FIG. 14 is a time chart of each signal of the
図15は、山同期でプラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が非常に小さく設定された場合における電力変換装置10の各信号のタイムチャートである。この場合には、A3モード、A4モード、B1モード、B3モード及びB4モードが存在する。この場合、負荷14に対して昇圧チョッパ回路18及び平滑コンデンサ20から直接的に正方向の電流が流れるのは、B1モードのときであり、A3モード、A4モード、B3モード及びB4モードのときにはリアクトル42のインダクタンスによる還流電流しか流れない。図15から明らかなように、B1モードは短時間であり、平均すると負荷14に対しては正方向で小さい電圧が印加されることになる。この場合、停止モード(B3モード又はB4モード)の区間が存在するため、該区間では平滑コンデンサ20は停止している。なお、図示を省略するが、谷同期の場合と同様に山同期の場合にも、マイナス指令値72をプラス指令値68よりも大きく設定することにより、負荷14に対して逆方向の電圧を印加することができ、プラス指令値68及びマイナス指令値72の値を調整することにより交流電圧を発生させることができる。
FIG. 15 is a time chart of each signal of the
次に、山同期であって、第1三角波54の周波数が第2三角波58の2倍に設定されている場合について、電力変換装置10において発生する高周波のリップル電流の大きさをシミュレーションにより検証したところ、20.3[Arms]であった。前記のとおり、谷同期における同条件下のシミュレーション値は3.63[Arms]であることから、山同期よりも谷同期の方が高周波のリップル電流は小さくなることが確認できる。
Next, in the case of mountain synchronization, where the frequency of the first
これは、山同期の場合、停止モードが得られるのが、プラス指令値68及びマイナス指令値72の絶対値が非常に小さく設定される場合(図15参照)に限られ、その区間も短く、谷同期のように停止モードを適度に長時間得られないことによると考えられる。つまり、山同期の場合、谷同期のように停止モード時における平滑コンデンサ20の停止時間を十分に確保できていないのである。ただし、山同期であっても、停止モードはある程度設けられているため、従来の単純なPWM駆動による場合と比較すると、高周波リップル電流は抑制されると考えられ、平滑コンデンサ20を小型化することができる。
This is because, in the case of mountain synchronization, the stop mode is obtained only when the absolute values of the
電力変換装置10に適用される直流電源は、太陽電池12に限らず、例えば燃料電池等でもよい。
The direct current power source applied to the
本発明に係る電力変換装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。 The power conversion device according to the present invention is not limited to the above-described embodiment, but can of course adopt various configurations without departing from the gist of the present invention.
10…電力変換装置 12…太陽電池
14…負荷 16…チョッパ用スイッチング素子
18…チョッパ回路 20…平滑コンデンサ
22…インバータ回路 24…フィルタ
32a、32b、34a、34b…アーム
40a、40b…交流ライン 50…コントローラ
54…第1三角波 58…第2三角波
100、102、104…最下点 106、110、114…最上点
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記チョッパ回路で変圧した所定電圧を平滑化する平滑コンデンサと、
フルブリッジに構成されたインバータ用スイッチング素子を、前記チョッパ用スイッチング素子と同期して相補パルス幅変調によりスイッチングさせ、前記平滑コンデンサの直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、
を有することを特徴とする電力変換装置。 A chopper circuit that switches a chopper switching element by pulse width modulation and transforms an input voltage obtained from a DC power source to a predetermined voltage;
A smoothing capacitor for smoothing a predetermined voltage transformed by the chopper circuit;
An inverter circuit configured to switch an inverter switching element configured in a full bridge by complementary pulse width modulation in synchronization with the chopper switching element, and to convert a DC voltage of the smoothing capacitor into an AC voltage;
The power converter characterized by having.
前記パルス幅変調のための第1キャリア信号及び前記相補パルス幅変調のための第2キャリア信号はそれぞれ三角波であり、前記第2キャリア信号の各最下点は、前記第1キャリア信号のいずれかの最下点と同期していることを特徴とする電力変換装置。 The power conversion device according to claim 1,
The first carrier signal for the pulse width modulation and the second carrier signal for the complementary pulse width modulation are each a triangular wave, and the lowest point of the second carrier signal is one of the first carrier signals. The power converter characterized by synchronizing with the lowest point of.
前記第1キャリア信号は、前記第2キャリア信号の2倍の周波数であることを特徴とする電力変換装置。 The power conversion device according to claim 1,
The power conversion device according to claim 1, wherein the first carrier signal has a frequency twice that of the second carrier signal.
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