JP2007221533A - Pppゲートウェイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】PPPクライアント端末とレイヤ2ネットワークとを接続するPPPゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】クライアント端末と接続されるアクセス回線またはレイヤ2フレーム転送装置と接続されるコア回線の何れかを収容する複数の回線インタフェースと、フレーム転送制御テーブルと、フレーム転送を制御するフレーム処理部とを備えたPPPゲートウェイ装置において、上記フレーム転送制御テーブルが、PPPセッション番号と、クライアントMACアドレスと、コア回線側のフレーム定義情報との対応関係を示し、フレーム処理部が、上記フレーム転送制御テーブルに基いて、各アクセス回線から受信したPPPフレームをレイヤ2イーサネットフレームに変換した後、何れかのコア回線に転送し、各コア回線から受信した特定クライアントのMACアドレス宛フレームをPPPフレームに変換した後、何れかのアクセス回線に転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、PPPゲートウェイ装置に関し、更に詳しくは、OSI参照モデルのレイヤ2のプロトコルでフレーム転送を行うアクセス網に対して複数のクライアント端末をPPPリンクで接続するためのPPPゲートウェイ装置に関する。
RFC1661(非特許文献1)、RFC1332(非特許文献2)では、通信ノード間にPPP(Point to Point Protocol)リンクを確立する手順、PPPリンク上に各種のレイヤ3リンクを確立して双方向通信を行う手順が定義されている。RFC1334(非特許文献3)では、PPPリンクの接続過程で接続相手となるネットワーク装置を認証するためのプロトコルについて定義している。
RFC2516(非特許文献4)では、イーサネット(登録商標)上に複数のPPPを設定するためのプロトコルPPPoE(PPP over Ethernet)について規定している。PPPoEでは、同一回線上に多重化された複数のリンクがセッション番号によって識別される。イーサネットやATM網上に形成された複数のPPPリンクを収容し、それらをインターネットに接続するネットワーク装置は、一般に、BAS(Broadband Access Server)と呼ばれている。
PPPリンクの接続過程で、通信ノードは、例えば、RFC2856(非特許文献5)で規定されたRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)や、RFC1492(非特許文献6)で規定されたTACACSなどの認証サーバと連携して、クライアント端末を認証することができる。RADIUSサーバは、ユーザ認証機能の他に、ユーザへの権限付与機能や課金機能を備えており、ユーザ端末のインターネットへの接続にダイヤルアップ方式が採用されていた頃から、PPPと共に使用されている。また、ユーザ端末に対するIPアドレスの付与方式して、RFC2131(非特許文献7)で規定されたDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)がある。
イーサネットでは、受信パケットをIPアドレスによってルーティングするルータに代えて、MACアドレスに従って受信フレームを転送するレイヤ2フレーム転送装置(L2SW)が提供されている。L2SWは、比較的単純なロジックで安価にシステムを構成できるため、ユーザ端末のインターネットへの接続サービスを提供するISP網では、イーサネットとL2SWとを組み合わせたネットワーク構成が注目されている。
ユーザ端末として、レイヤ2レベルでの接続制御機能をもつPPPクライアント端末を使用した場合、これらの端末を収容する通信ノード(PPPゲートウェイ装置)では、一般的に、PPPプロトコルを終端し、インターネット(Internet)とレイヤ3(IP)でパケットを送受信している。しかしながら、最近では、ISP網として、イーサネットとL2SWとを組み合わせたレイヤ2接続形式のものが増えている。
L2SWを含むレイヤ2接続形式のISP網に対しては、ユーザ端末は、PPPリンクでの接続が困難となるため、単なるイーサネットリンクで接続されるのが普通である。なぜなら、PPPゲートウェイ装置を介して、L2SWにPPPクライアント端末(PPPリンク)を接続しようとすると、クライアントからの受信フレーム(IPパケットを含むPPPフレーム)の処理時に、デカプセル化されたIPパケットのルーティングに代えて、所定のポリシーに基く新たなレイヤ2フレーム転送技術が必要となる。また、インターネット側からの受信フレーム(IPパケットを含むイーサネットフレーム)の処理時に、宛先IPアドレスに応じて適切なPPPリンクを選択し、受信パケットをPPPフレームに変換する技術が必要となる。
本発明の目的は、複数のPPPクライアント端末をレイヤ2フレーム転送装置(L2SW)に接続可能なPPPゲートウェイ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のPPPゲートウェイ装置は、クライアント端末と接続されるアクセス回線またはレイヤ2フレーム転送装置と接続されるコア回線の何れかを収容する複数の回線インタフェースと、それぞれがPPPセッション番号と、クライアントMACアドレスと、コア回線側のフレーム定義情報との対応関係を示す複数のテーブルエントリからなるフレーム転送制御テーブルと、上記各クライアント端末とレイヤ2フレーム転送装置との間の通信フレームの転送を制御するフレーム処理部とを備え、
上記フレーム処理部が、上記フレーム転送制御テーブルに基いて、各アクセス回線から受信したPPPフレームをレイヤ2イーサネットフレームに変換した後、何れかのコア回線に転送し、各コア回線から受信した特定クライアントのMACアドレス宛フレームをPPPフレームに変換した後、何れかのアクセス回線に転送することを特徴とする。
ここで、アクセス回線がイーサネットの場合、PPPフレームは、イーサネットヘッダと、PPPoEヘッダと、PPPヘッダと、IPパケットからなり、レイヤ2イーサネットフレームは、イーサネットヘッダと、IPパケットからなる。
更に詳述すると、本発明のPPPゲートウェイ装置は、上記フレーム転送制御テーブルの各テーブルエントリが、アクセス回線インタフェース番号を含み、上記フレーム処理部が、コア回線からの受信フレームを処理するとき、上記フレーム転送制御テーブルから、クライアントMACアドレスが上記受信フレームの宛先MACアドレスと一致するテーブルエントリを検索し、該テーブルエントリが示すセッション番号に従って受信フレームをPPPフレームに変換し、これを上記テーブルエントリが示すアクセス回線インタフェース番号で特定された回線インタフェースから送信することを特徴とする。
また、本発明のPPPゲートウェイ装置は、上記フレーム転送制御テーブルの各テーブルエントリが、コア回線側のフレーム定義情報として、コア回線インタフェース番号と、フレーム転送装置MACアドレスを含み、上記フレーム処理部が、アクセス回線からの受信フレームを処理するとき、上記フレーム転送制御テーブルから、セッション番号が上記受信フレームから抽出されたPPPセッション番号と一致するテーブルエントリを検索し、該テーブルエントリが示すフレーム転送装置MACアドレスを宛先として、受信フレームをレイヤ2イーサネットフレームに変換し、これを上記テーブルエントリが示すコア回線インタフェース番号で特定された回線インタフェースから送信することを特徴とする。
本発明の1実施例では、上記コア回線インタフェース番号が、物理リンク番号と論理リンク番号とからなり、上記フレーム処理部が、物理リンク番号で特定されたコア回線上に、論理リンク番号を識別情報として含むレイヤ2イーサネットフレームを送信する。
本発明の1実施例では、PPPゲートウェイ装置が、クライアント端末との間でPPPoEおよびPPPの通信手順を実行するセッション制御部を有し、上記セッション制御部が、PPPoEの接続手順を実行中にクライアント端末のMACアドレスとPPPセッション番号を特定し、PPPリンクの確立後に行われるクライアント認証手順の実行中にコア回線側のフレーム定義情報を特定して、上記フレーム転送制御テーブルに新たなPPPセッション番号と対応したテーブルエントリを追加する。
本発明の1実施例では、PPPゲートウェイ装置が、ドメイン名と、コア回線インタフェース番号と、フレーム転送装置MACアドレスとの対応関係を定義したドメイン情報テーブルを有し、上記セッション制御部が、クライアント認証手順の実行中に、認証サーバから通知されたクライアント端末の所属ドメイン名に基いて、上記ドメイン情報テーブルからコア回線インタフェース番号とフレーム転送装置MACアドレスを特定し、該コア回線インタフェース番号とフレーム転送装置MACアドレスをコア回線側のフレーム定義情報として、前記フレーム転送制御テーブルに新たなテーブルエントリを追加する。
本発明のゲートウェイ装置によれば、PPPクライアント機能を備えるユーザ端末と、イーサネットからなるレイヤ2ネットワークとの接続が可能となる。また、PPPリンクを確立する際に、クライアント端末のMACアドレスを学習しておき、このMACアドレスをPPPリンクが生存中に保存しておくことによって、Floodingを行うことなく、コア回線からの受信フレームの転送先を決定することが可能となる。
図1は、本発明のPPPゲートウェイ装置が適用されるネットワークの概要を示す。
本発明のPPPゲートウェイ装置(PPP GW)10は、アクセス回線La(La−1〜La−m)を介して複数のPPPクライアント端末20(20−1〜20−m)に接続され、コア回線Lc(Lc−1、Lc−2)を介して、レイヤ2のフレーム転送装置(以下、L2SWという)30(30−1、30−2)に接続されている。L2SW30は、クライアント端末へのIPアドレスの割当てを行うDHCPサーバ50と各種の情報サービスを提供するサーバ60とを含むインターネットNWと接続されている。
図1では、簡単化のためにDHCPサーバ50とサーバ60が、それぞれ1つずつしか示されていないが、インターネットNWには、ドメインと対応した複数のDHCPサーバ50と、クライアント端末がアクセス可能な多数のサーバ60が存在している。
PPPゲートウェイ装置10とL2SW30は、コア回線Lc上に形成されたレイヤ2のイーサネット(Ethernet)リンクによって接続され、ペイロードにIPパケットを含むイーサネットフレームを送受信する。この区間では、IEEE802.1QによるVLAN(Virtual LAN)を適用することによって、同一の物理回線上に複数のVLANを多重化することが可能である。この場合、イーサネットヘッダに付されるVLANタグ(VLAN ID)に従って、フレームの転送制御が行われる。
L2SW30は、イーサネットスイッチとして動作し、PPPゲートウェイ装置10から受信したイーサネットフレームをヘッダ変換して、インターネットNWに転送する。また、インターネットNWからクライアント宛のIPパケットを含むイーサネットフレームを受信すると、ヘッダ変換してPPPゲートウェイ装置10に転送する。
PPPゲートウェイ装置10に収容された各クライアント端末20は、PPPクライアントの通信機能を備えている。各クライアント端末20は、アクセス回線La上に確立されたPPPリンクによって、PPPゲートウェイ装置10に接続される。本実施例では、各アクセス回線Laはイーサネットであり、各クライアント端末20とPPPゲートウェイ装置10は、PPPoEヘッダとPPPヘッダをもつイーサネットフレーム形式で通信するものと仮定する。
PPPゲートウェイ装置10は、PPPoEを適用して、同一の物理回線上に複数のPPPリンクを設定できる。図1では、各物理回線(アクセス回線)Laに1つのクライアント端末20が接続されているが、同一の物理回線上に論理的な複数のPPPリンクを設定することによって、PPPゲートウェイ装置10には、1つのアクセス回線Laで複数のPPPクライアント端末20を収容できる。
PPPゲートウェイ装置10は、後述するフレーム処理プロセッサ(Intelligent Switching機能)によって、各アクセス回線のPPPリンクからの受信フレームをデカプセル化し、受信フレームをL2SW30との通信に適合したイーサネットフレーム形式に変換した上で、適切なコア回線Lc(イーサネットリンク)に転送する。逆に、コア回線Lc(イーサネットリンク)からイーサネットフレームを受信すると、受信フレームから抽出したIPパケットをPPPoEヘッダ、PPPヘッダでカプセル化し、クライアント端末との通信に適合したイーサネットフレーム形式に変換した上で、適切なPPPリンクに転送する。
PPPゲートウェイ装置10は、PPP接続要求の発行元となったクライアント端末20について、ユーザ認証と課金を行うRADIUSサーバ40と接続されている。PPPゲートウェイ装置10は、RADIUSサーバ40から、クライアント端末20とのPPP接続の可否を示す判定結果と共に、クライアント端末に与える各種の権限情報を入手できる。但し、PPPゲートウェイ装置10にとって、RADIUSサーバ40との接続は必須の要件ではない。PPPゲートウェイ装置10自身が、クライアントの認証に必要な情報を保持してもよい。クライアント端末20に付与すべきIPアドレスは、ユーザ認証の際に、上記RADIUSサーバ40から入手することも可能であるが、一般的なレイヤ2ネットワークでは、IPアドレスはDHCPサーバ50から取得する。
図1のネットワーク構成では、各クライアント端末20が、レイヤ2のPPPでPPPゲートウェイ装置10と接続されているため、クライアント端末20からDHCPサーバ50を直接アクセスすることができない。そこで、本実施例では、PPPゲートウェイ装置10が、DHCPクライアント機能を備え、クライアント端末20に代わって、コア回線上のレイヤ2のイーサネットリンクを介してDHCPサーバ50をアクセスし、クライアント端末に付与すべきIPアドレスを取得する。
図2は、図1のネットワークにおけるクライアント端末20、PPPゲートウェイ装置(PPP GW)10、L2SW30、サーバ60のプロトコルスタックを示す。
クライアント端末20は、インターネットNWに接続されたサーバ60とIPによるアプリケーション間通信を行うために、PPPゲートウェイ装置10との間にPPPリンクを確立する。本実施例では、PPPリンクが、イーサネットアクセス回線La上に確立されると仮定しているため、クライアント端末20のプロトコルスタックでは、イーサネットを最下層として、その上にPPPoEとPPPが位置し、PPPの上位スタックとして、IPとアプリケーションが位置している。
PPPゲートウェイ装置10は、クライアント端末20からイーサネットフレームを受信すると、イーサネットからPPPまでのヘッダ処理を行う。本発明のPPPゲートウェイ装置10は、L2SW30と通信するためのプロトコルスタックとして、イーサネットのみを備えており、ゲートウェイでありながら、そのプロトコルスタックにIPが存在していない。
L2SW30は、イーサネットスイッチとして動作し、イーサネットフレーム形式で、次ノードにフレームを転送する。インターネットNW上のサーバ60は、クライアント端末20とアプリケーション間通信を行うため、イーサネットを下位スタックとしたIP通信機能を備える。
図3は、本発明のPPPゲートウェイ装置10を経由したクライアント端末20とインターネットNWとの接続シーケンスを示す。
クライアント端末20は、一般的なPPPoEプロトコルに従って、PPPゲートウェイ装置10との間でPPPoEセッションの接続手順を実行する(SQ1)。PPPoEセッションの接続時に、クライアント端末20は、自分のMACアドレスをイーサネットフレームの送信元MACアドレスに適用しているため、PPPゲートウェイ装置10は、PPPoEセッション接続中に、クライアント端末20のMACアドレスを学習できる(SQ2)。
PPPoEセッションを確立すると、クライアント端末20は、PPPゲートウェイ装置10との間で、PPPにおけるLCP(Link layer Control Protocol)のネゴシエーションを行って、PPPリンクを確立する(SQ3)。PPPリンクが確立されると、PPPゲートウェイ装置102は、ライアント端末20の接続認証を行う。ここでは、クライアント端末20側からPPPゲートウェイ装置10に、ユーザ認証情報(ユーザ識別子、パスワードなど)を含んだ認証要求を送信(SQ4)した場合を示している。
上記認証要求を受信すると、PPPゲートウェイ装置10は、RADIUSサーバ40に対して、ユーザ認証情報を含むRADIUSプロトコルに従った認証要求(Access-Request)を送信する(SQ5)。PPPゲートウェイ装置10から認証要求を受信したRADIUSサーバ40は、上記認証要求が示すユーザ認証情報と、予め登録されているユーザ認証情報とを照合してユーザ認証を行い、認証結果をPPPゲートウェイ装置10に通知する(SQ6)。
ユーザ認証に成功した場合、RADIUSサーバ40は、認証結果通知(Access Accept)に記述されるRADIUSアトリビュートによって、要求元クライアント端末20に付与すべき各種の権限をPPPゲートウェイ装置10に通知できる。また、Framed-IP-Addressアトリビュートによって、クライアント20で使用すべきIPアドレスを通知することもできる。本実施例では、上記認証結果通知(Access Accept)に、クライアントからの受信フレームの転送先ドメインを示すアトリビュートを定義し、PPPゲートウェイ装置10が、上記転送先ドメインに従って、クライアント端末20からの受信フレームを適切なL2SW30に転送制御できるようにする。
PPPゲートウェイ装置10は、RADIUSサーバ40からユーザ認証成功の通知を受信すると、要求元クライアント端末20からの受信フレームの転送先となるコア回線側リンクを決定し、後述するPPPユーザ管理テーブルに新たなエントリを登録する(SQ7)。この後、PPPゲートウェイ装置10は、要求元クライアント20に対して、PPPプロトコルにおける認証結果(認証成功)を通知する(SQ8)。クライアント端末20が上記認証成功通知を受信することによって、ユーザ認証手順が完了する。
ユーザ認証に成功したクライアント端末20は、PPPリンクレイヤ上にIPレイヤを確立するため、PPPゲートウェイ装置10に対して、PPP IPCP Configuration-Requestを送信する(SQ9)。通常の場合、PPP IPCP Configuration-Requestでは、リクエスト送信元装置が自分のIPアドレスを相手装置に通知しているが、本実施例では、PPPゲートウェイ装置10からクライアント端末20にIPアドレスを付与するようにしているため、PPPゲートウェイ装置10は、上記PPP IPCP Configuration-Requestの受信を契機として、クライアント端末20に付与すべきIPアドレスの取得手順を開始する。
前述したRADIUSサーバ40からの認証結果通知(Access Accept)でIPアドレスが付与されている場合、PPPゲートウェイ装置10は、上記認証結果通知が示すIPアドレスをPPP IPCP Configuration-nak(SQ12)によって、要求元クライアント端末20に通知すればよい。ここでは、IPアドレスをRADIUSサーバ40からではなく、レイヤ2ネットワークで運用されるDHCPサーバ50から取得する場合について説明する。
DHCPサーバ50は、端末MACアドレスでDHCPクライアントを識別している。そこで、PPPゲートウェイ装置10は、PPPoE接続中に学習しておいたクライアント端末20のMACアドレスを送信元MACアドレスに適用して、DHCPサーバ50にアドレス要求を送信する(SQ10)。上記アドレス要求は、SQ7で決定したコア回線側リンク(レイヤ2イーサネットリンク)に送信される。PPPゲートウェイ装置10は、DHCPサーバ50からのアドレス通知(SQ11)によって、クライアント端末20のIPアドレスを取得すると、このIPアドレスをPPP IPCP Configuration-nak(SQ12)によって、要求元クライアント端末20に通知する。
PPP IPCP Configuration-nakによって、使用すべきIPアドレスを通知されたクライアント端末20は、このIPアドレスを送信元IPアドレスとして、PPPゲートウェイ装置10に再度PPP IPCP Configuration-Requestを送信する。このとき、PPPゲートウェイ装置10も、ゲートウェイIPアドレスを送信元IPアドレスとするPPP IPCP Configuration-Requestでクライアント端末20に送信する(SQ13)。PPPゲートウェイ装置10とクライアント端末20の双方が、互いに相手装置から受信したPPP IPCP Configuration-Requestに対する応答メッセージPPP IPCP Configuration-ackを送信することによって(SQ14)、IPCPネゴシエーションが完了する。
IPCPネゴシエーションが完了した時、PPPゲートウェイ装置10は、クライアント端末20とインターネットNWとの通信を可能とするため、クライアント端末20からの受信フレームの転送に使用するコア回線Lc上のリンク(レイヤ2イーサネットリンク)を決定し、フレーム転送制御テーブルに転送制御情報として設定する(SQ15)。これにより、図2に示したプロトコルスタックによるLayer2フレームの通信(SQ16)が可能となる。
DHCPサーバ50は、各ユーザ端末に付与したIPアドレスに生存時間を割り当て、生存時間切れとなったIPアドレスは自動的に無効にするアドレス管理を行っている。従って、IPアドレスを付与された端末は、アドレスの生存時間が尽きる前に、DHCPサーバ50にアドレスリース期間の延長を申請する必要がある。本実施例では、クライアント端末20に代わって、PPPゲートウェイ装置10が、DHCPサーバ50にIPアドレスの割当てを要求しているため、クライアント端末20のPPPリンクが存続している間は、PPPゲートウェイ装置10からDHCPサーバ50に、一定の時間間隔でIPアドレスのリース延長を要求する(SQ17)。
クライアント端末20は、インターネットNWとの通信を終了する時、PPPゲートウェイ装置10にリンク切断要求メッセージPPP LCP Terminate-Requestを送信する(SQ18)。PPPゲートウェイ装置10は、上記PPP LCP Terminate-Requestを受信すると、DHCPサーバ50に、クライアント端末20に付与されたIPアドレスの解放を要求(SQ19)した後、クライアント端末20に対して、リンク切断要求に対する応答メッセージPPP LCP Terminate-ackを送信して(SQ20)、PPPリンクを解放する。この後、PPPゲートウェイ装置10は、PPPoEセッションを切断し(SQ21)、クライアント端末20との通信を完了する。
図4は、PPPゲートウェイ装置10のハードウェア構成の1例を示す。
PPPゲートウェイ装置10は、複数の回線インタフェース11(11−1〜11−n)と、これらの回線インタフェースに内部バス12で接続されたフレーム処理プロセッサ13と、フレーム処理プロセッサ13に内部バス17で接続されたCPU14、メモリ15およびI/O部16からなる。メモリ15には、図5で後述するように、フレーム処理プロセッサ13とCPU14で実行される各種のソフトウェアが格納され、フレーム転送制御に必要な各種のテーブルが形成される。
回線インタフェース11(11−1〜11−n)は、図1に示したアクセス回線La(La−1〜La−m)、コア回線Lc(Lc−1、Lc−2)、RADIUSサーバ40との接続回線の何れかに接続されている。回線インタフェース11がこれらの物理回線から受信したフレームは、内部バス12を介して、フレーム処理プロセッサ13に読み込まれる。
フレーム処理プロセッサ13は、受信フレームの種類を判定し、受信フレームが、図3で説明したPPPoE、PPP、DHCPの制御メッセージの場合は、これをCPU14に渡す。受信フレームが、クライアント端末20またはL2SW30にフォワーディングすべきユーザパケットフレーム、すなわち、PPPリンクとレイヤ2イーサネットリンクとの間の転送条件に合致するフレームの場合、フレーム処理プロセッサ13は、CPU14が予めフレーム転送制御テーブルに定義したスイッチング条件に従って、受信フレームのヘッダ変換を実行し、適切な回線インタフェース11から物理回線に送信する。CPU14が生成したPPPoE、PPP、DHCPの制御メッセージは、フレーム処理プロセッサ13を介して、所定の回線インタフェース11に出力される。
図5は、PPPゲートウェイ装置10のソフトウェア構成の1例を示す。ここでは、CPU14が実行するソフトウェア(プログラム)と、フレーム処理プロセッサ13が実行するソフトウェアを総合的に図示してある。また、プログラム以外に、CPU14によって管理され、その一部がフレーム処理プロセッサ13によって参照されるテーブルが破線で示してある。
CPU14で実行されるOS100の上に、フレーム処理プロセッサ13との通信を制御するためのネットワーク処理ルーチン101がある。ネットワーク処理ルーチン101の上位には、各種のプロトコルアプリケーションが用意されている。ここでは、プロトコルアプリケーションとして、PPPプロトコルを制御するPPP制御モジュール102、RADIUSサーバ40と交信するためのRADIUS(クライアント)モジュール103は、DHCPサーバ50と交信するためのDHCP(クライアント)モジュール104と、保守インタフェースモジュール106が示してある。保守インタフェースモジュール106は、I/O部16におけるコマンドラインインタフェース、あるいはSNMPなどの保守通信をサポートするものである。
これらのプロトコルモジュール間の連携は、セッション制御モジュール105によって制御されている。セッション制御モジュール105は、各クライアント端末20の接続状態を管理するPPPユーザ管理テーブル250、ドメイン情報テーブル260、フレーム転送制御テーブル270のテーブルエントリを管理する。
フレーム処理ルーチン200は、フレーム処理プロセッサ13によって実行される。フレーム処理ルーチン200は、後述するように、フレーム転送制御テーブル270に定義されたスイッチング条件(フレーム転送制御情報)に従って、アクセス回線上のPPPリンクと、コア回線上のレイヤ2イーサネットリンクとの間のフレーム変換を行う。
保守インタフェースモジュール106の上位には、保守制御モジュール108が用意されている。保守制御モジュール108は、保守インタフェースモジュール106、装置管理部モジュール107、その他の機能部への保守用パラメータの設定、これらのモジュールからの保守情報の収集、PPPゲートウェイ装置10内で発生した各種イベントの外部管理システムへの通知などの制御動作を行う。
図6は、クライアント端末20の接続状態を管理するためのPPPユーザ管理テーブル250を示す。
PPPユーザ管理テーブル250は、アクセス回線La上に設定されたPPPリンクと対応する複数のテーブルエントリからなる。各テーブルエントリは、セッション番号251、アクセスインタフェース(INF)番号252、クライアントMACアドレス253、クライアントIPアドレス254、DHCP状態255、ドメイン名256を示している。
セッション番号251は、アクセス回線La上に設定されたPPPリンクの識別番号であり、PPPoEを使用する場合は、PPPoEセッション番号であってもよい。PPPゲートウェイ10に接続された全てのリンクを識別できるように、PPPリンクにはユニークなセッション番号が付与される。
アクセスINF番号252は、PPPリンクを収容するインタフェース番号であり、「物理リンク番号+論理リンク番号」のように階層化して表現される。ここで、物理リンク番号は、PPPリンクが形成されたアクセス回線Laの番号であり、この物理リンク番号によって回線インタフェース12が特定される。論理リンク番号は、アクセス回線Laに多重化されたレイヤ2リンクの識別番号、イーサネットの場合は、VLANタグ番号を示す。
例えば、図6に示した第2テーブルエントリのアクセスINF番号「2.1」は、セッション番号251=「2」のPPPリンクが、物理リンク番号=2の回線インタフェースに、論理リンク番号=1の論理リンクで接続されていることを意味している。但し、各アクセス回線にPPPリンクが1つずつ形成される場合、論理リンク番号は不要となる。
クライアントMACアドレス253は、PPPoE手順で学習(SQ2)されたクライアント端末20のMACアドレスを示す。クライアント端末20は、このMACアドレス253を送信元MACアドレスに適用したイーサネットフレームによって、L2SW30にパケットを送信する。クライアントIPアドレス254は、クライアント端末20に割り当てられたIPアドレスを示し、DHCP状態255は、上記PPPリンクにおけるDHCPサーバ50からのIPアドレスの取得状態を示している。ドメイン名256は、RADIUSサーバ40からの認証結果(SQ6)によって通知されたクライアント端末20の所属ドメインの識別情報である。
図7は、ドメイン情報テーブル260を示す。
ドメイン情報テーブル260は、ドメイン名261と、コアインタフェース(INF)番号262と、DHCPサーバのIPアドレス263と、L2SWのMACアドレス264との対応関係を示す複数のテーブルエントリからなる。PPPゲートウェイ装置10のフレーム処理プロセッサ13は、このドメイン情報テーブル260を参照することによって、PPPリンクの接続先となるコア回線側レイヤ2のイーサネットリンク、DHCPサーバ、L2SWを決定できる。
ドメイン名261は、PPPユーザ管理テーブル250に登録されたドメイン名256と対応している。コアINF番号262は、ドメイン名261に対応するコア回線Lc側のインタフェース番号を示しており、「物理リンク番号+論理リンク番号」のように階層化されている。
DHCPサーバIPアドレス263は、各ドメインに属しているDHCPサーバ50のIPアドレスを示す。図7では、ドメイン名261=「B」をもつ第2テーブルエントリで、コアINF番号262が「4.1」、DHCPサーバIPアドレス263が「H.H.H.H」、L2SWのMACアドレス264が「mac-B」となっている。これは、図6に示したPPPユーザ管理テーブル250におけるセッション番号251=「2」のPPPリンク(クライアント端末)が、コア回線Lc側の物理リンク番号=4、論理リンク番号=1のイーサネットリンクを介して、MACアドレス「mac-B」のL2SWに接続されること、クライアント端末には、IPアドレス「H.H.H.H」を持つDHCPサーバ50からIPアドレスが付与されることを示している。
図6に示したPPPユーザ管理テーブル250では、セッション番号251=「3」をもつ第3テーブルエントリのドメイン名256も「B」となっている。従って、コア回線Lc側の物理リンク番号=4、論理リンク番号=1のイーサネットリンクには、アクセス回線側のセッション番号が「2」、「3」の2つのPPPリンクの送信フレームが、多重化して送出されることになる。
図8は、フレーム転送制御テーブル270を示す。
フレーム転送制御テーブル270は、フレーム処理プロセッサ13が実行するイーサネットフレーム転送におけるスイッチング条件を定義したものであり、アクセス回線La側のPPPリンクと、コア回線Lc側のレイヤ2イーサネットリンクとを対応づける複数のテーブルエントリからなっている。フレーム転送制御テーブル270は、CPU14(セッション制御モジュール105)が、PPPユーザ管理テーブル250とドメイン情報テーブル260に基いて生成する。
フレーム転送制御テーブル270の各テーブルエントリは、アクセス回線La側に確立されたPPPリンクのアクセスINF番号271およびセッション番号272と、クライアントMACアドレス273と、コアINF番号274と、L2SWのMACアドレス275と、リンク状態276との対応関係を示している。
アクセスINF番号271、セッション番号272、クライアントMACアドレス273は、それぞれPPPユーザ管理テーブル250のアクセスINF番号252、セッション番号251、クライアントMACアドレス253と同一であり、コアINF番号274は、ドメイン情報テーブル260のコアINF番号262と同一である。リンク状態276は、PPPリンクの確立が完了したか否かを示している。リンク状態276が、PPPリンク確立状態となったとき、テーブルエントリで定義されたスイッチング条件が有効となる。例えば、セッション番号=「2」のテーブルエントリのように、リンク状態276がPPPリンク未確立の状態を示している場合、このテーブルエントリで定義されたスイッチング条件は無効であり、フレーム転送制御には適用されない。
フレーム処理プロセッサ13は、図10で詳述するフレーム処理ルーチン200を実行し、上記フレーム転送制御テーブル270が示すスイッチング条件に従って、各アクセス回線Laおよびコア回線Lcからの受信フレームのヘッダ変換と転送制御を行う。
例えば、PPPゲートウェイ装置10が、アクセスINF番号=「2.2」に該当する回線インタフェース11−2から、セッション番号=「3」のPPPフレームを受信したと仮定する。この場合、フレーム処理プロセッサ13は、フレーム転送制御テーブル270から、上記セッション番号に該当する第3テーブルエントリを検索する。フレーム処理プロセッサ13は受信フレームからPPPoEヘッダとPPPヘッダを除去した後、上記テーブルエントリが示す定義内容に従って、受信フレームのイーサネットヘッダの宛先MACアドレスをL2SWのMACアドレス「mac-B」に変換し、VLANタグにコアINF番号274が示す論理リンク番号「1」を設定する。このフレームは、コアINF番号274の物理リンク番号「4」で特定されるコア回線インタフェース11−4から送出される。
また、例えば、コアINF番号「3」に該当する回線インタフェース11−3から、宛先MACアドレスが「mac-1」のイーサネットフレームを受信した場合、フレーム処理プロセッサ13は、フレーム転送制御テーブル270から、クライアントMACアドレス273が宛先MACアドレス「mac-1」に該当する第1テーブルエントリを検索し、該テーブルエントリが示す定義内容に従って、受信フレームをPPPフレームに変換する。この場合、イーサネットヘッダとIPパケットとの間に、セッション番号「1」をもつPPPoEヘッダとPPPヘッダが付加され、イーサネットヘッダの送信元MACアドレスがPPPゲートウェイ装置10のMACアドレスに書き替えられる。PPPフレームは、アクセスIF番号「1」をもつ回線インタフェース11−1からクライアント端末20に送信される。
図9は、PPPゲートウェイ装置10のCPU14が実行するリンク確立処理のフローチャートを示す。
PPPゲートウェイ装置10のCPU14は、クライアント端末20からの要求に応答して、クライアント端末20との間でPPPoEセッションの確立手順(301)を実行する。この時、クライアント端末のMACアドレスが学習される。これが終わると、CPU14は、クライアント端末20との間でPPP LCPネゴシエーションを行って、LCPレイヤを確立し(302)、その後、PPPによるユーザ認証手順(303)を実行する。ユーザ認証には、PPPゲートウェイ装置10が保持するクライアント毎の認証情報を使用する方法と、RADIUSサーバ40と連携する方法の何れであってもよい。
上記ユーザ認証によって、クライアント端末20が所属するドメイン名、L2SWのMACアドレス、DHCPサーバアドレスなどのコア回線リンク情報が特定される(304)。CPU14は、クライアント端末20へのIPアドレスの付与方法を判定し(305)、IPアドレスをDHCPサーバ50から取得する場合は、上記ユーザ認証で特定されたDHCPサーバ40にIPアドレス通知を要求する(307)。DHCPサーバ40を利用しない場合は、CPU14は、PPPゲートウェイ装置10内に用意されたIPアドレスプールから空きアドレスを取得する(306)。
クライアント端末に付与すべきIPアドレスが決定すると、CPU14は、クライアント端末20との間で、PPPにおけるIPCPネゴシエーションを実行して、IPレイヤを確立する(308)。その後、前述したPPPユーザ管理テーブル250、ドメイン情報テーブル260、フレーム転送制御テーブル270に新たなテーブルエントリを登録する(309)ことによって、クライアント端末とL2SW30との間でのデータフレームのフォワーディングが可能な状態にする。
図10は、PPPゲートウェイ装置10のフレーム処理プロセッサ13が実行するフレーム処理ルーチン200のフローチャートを示す。
フレーム処理プロセッサ13は、回線インタフェース11(11−1〜11−n)を巡回的にアクセスし、各回線インタフェースから受け取った受信フレームをフレーム処理ルーチン200に従って処理する。
フレーム処理プロセッサ13は、受信フレームのメッセージ種別から、受信フレームが、図3で説明したPPPoE、PPP等における制御メッセージを含むものか否かを判定する(201)。受信フレームが制御メッセージを含む場合は、これをCPU14に転送して(230)、このルーチンを終了する。受信フレームが制御メッセージ用でなかった場合、フレーム処理プロセッサ13は、例えば、各回線インタフェース番号と接続先種別との関係を示す回線管理テーブルを参照することによって、受信フレームがアクセス回線Laからの受信メッセージか、コア回線からの受信フレームかを判定する(202)。
受信フレームがアクセス回線La−jからの受信メッセージの場合、受信フレームは、図11(A)に示すように、イーサネットヘッダH10、PPPoEヘッダH20、PPPヘッダH30、IPヘッダH40、IPペイロードDからなり、イーサネットヘッダH10に、宛先MACアドレスDA、送信元MACアドレスSA、その他の情報を含む。宛先MACアドレスDAには、PPPゲートウェイ装置10のMACアドレス、送信元MACアドレスSAには、クライアント端末20のMACアドレスが設定されている。
この場合、フレーム処理プロセッサ13は、受信フレームのPPPoEヘッダH20からセッション番号を抽出し、フレーム転送制御テーブル270から、受信メッセージのセッション番号に該当するテーブルエントリを検索し、リンク状態276からセッションが既に確立済みか否かを判定する(210)。
フレーム転送制御テーブル270に、受信メッセージのセッション番号に該当するテーブルエントリが未登録の場合、あるいは、該当するテーブルエントリのリンク状態276がセッション未確立の状態を示していた場合、フレーム処理プロセッサ13は、フレームを廃棄して(240)、このルーチンを終了する。
フレーム転送制御テーブル270から、受信メッセージのセッション番号に該当する有効なテーブルエントリが見つかった場合、フレーム処理プロセッサ13は、受信フレームからイーサネットヘッダH10、PPPoEヘッダH20、PPPヘッダH30を除去し(211)、フレーム転送制御テーブルから検索されたテーブルエントリの内容に従って新たなイーサネットヘッダを作成して、コア側回線インタフェースから送信すべきレイヤ2イーサネットリンク用のフレームを生成する(212)。
レイヤ2イーサネットリンク用のフレームは、例えば、図11の(B)に示すように、受信フレームから抽出されたIPパケット部(IPヘッダH40とIPペイロードD)と、新たなイーサネットヘッダH10とからなり、イーサネットヘッダH10は、宛先MACアドレスDAとしてL2SWのMACアドレス、送信元MACアドレスSAとしてクライアント端末20のMACアドレスを含み、VLANタグとしてコア回線上の論理リンク番号を含む。ここで、L2SWのMACアドレスには、検索されたテーブルエントリのL2SW MACアドレス275が適用され、VLANタグには、上記テーブルエントリのコアINF番号274が示す論理リンク番号が適用される。
フレーム処理プロセッサ13は、上記フレームを上記テーブルエントリのコアINF番号274が示す物理リンク番号kと対応した回線インタフェース11−kに転送し(213)、このルーチンを終了する。
ステップ202で、受信フレームがコア回線Lc−jからのものと判定された場合、受信フレームは、図12の(A)に示すように、イーサネットヘッダH10、IPヘッダH40、IPペイロードDからなり、イーサネットヘッダH10の宛先MACアドレスDAは、クライアント端末20のMACアドレス、送信元MACアドレスSAは、L2SWのMACアドレス、VLANタグは、コア回線上の論理リンク番号を示している。
この場合、フレーム処理プロセッサ13は、フレーム転送制御テーブル270から、クライアントMACアドレス273が受信フレームの宛先MACアドレスDAと一致するテーブルエントリを検索し、アクセスINF番号271とセッション番号272の値を特定する。
通常、L2SWを適用したネットワークでは、学習済みのMACアドレスを管理テーブルから検索できなかった場合、Floodingが行われるが、本実施例のPPPゲートウェイ装置10では、L2SWに接続されるクライアント端末は、そのMACアドレスがフレーム転送制御テーブル270に既に登録済みとなっていることを前提としているため、フレーム転送制御テーブル270に、受信メッセージの宛先MACアドレスDAに該当するテーブルエントリが未登録の場合、フレーム処理プロセッサ13は、受信フレームを廃棄して(240)、このルーチンを終了する。
フレーム転送制御テーブル270から、宛先MACアドレスに該当するテーブルエントリが見つかった場合、フレーム処理プロセッサ13は、検索されたテーブルエントリが示すセッション番号272を適用して、PPPoEヘッダH20とPPPヘッダH30を生成し、これを受信フレームのIPパケットに付加する(221)。フレーム処理プロセッサ13は、更に、宛先MACアドレスとしてクライアント端末20のMACアドレス、送信元MACアドレスSAとしてPPPゲートウェイ装置10のMACアドレスを含む新たなイーサネットヘッダを作成する。フレーム処理プロセッサ13は、このイーサネットヘッダをPPPoEパケットに付加し、図12の(B)に示すPPPリンク用のフレームを生成して(222)、該フレームを上記検索エントリのアクセスINF番号271が示す物理リンク番号と対応した回線インタフェースから送信して(223)、このルーチンを終了する。
以上の実施例によれば、PPPゲートウェイ装置10が、クライアント端末との間にPPPリンクを確立する過程で、フレーム転送制御テーブルにセッション番号と対応した新たなスイッチング条件を自動的に設定することができ、このフレーム転送制御テーブルを参照することによって、アクセス回線側のPPPフレームと、コア回線側のレイヤ2イーサネットフレームとの相互変換を行うことができるため、PPPクライアント端末とレイヤ2のイーサネットリンクとの接続が可能となる。
本発明によるPPPゲートウェイ装置10が適用されるネットワークの概要を示す図。 クライアント端末20とインターネット(サーバ60)間のプロトコルスタックを示す図。 クライアント端末20とインターネットNWとの接続シーケンスを示す図。 本発明によるPPPゲートウェイ装置10のハードウェア構成の1例を示す図。 PPPゲートウェイ装置10のソフトウェア構成の1例を示す図。 PPPゲートウェイ装置10が備えるPPPユーザ管理テーブル250を示す図。 PPPゲートウェイ装置10が備えるドメイン情報テーブル260を示す図。 PPPゲートウェイ装置10が備えるフレーム転送制御テーブル270を示す図。 PPPゲートウェイ装置10が実行するリンク確立処理のフローチャート。 PPPゲートウェイ装置10が実行するフレーム処理のフローチャート。 PPPフレームからイーサネットフレームへの変換を示す図。 イーサネットフレームからPPPフレームへの変換を示す図。
符号の説明
NW:インターネット、10:PPPゲートウェイ装置、11:回線インタフェース、
13:フレーム処理プロセッサ、14:CPU、15:メモリ、16:I/O部、
20:クライアント端末、30:L2SW、40:RADIUSサーバ、50:DHCPサーバ、60:アプリケーションサーバ、
100:OS、101:ネットワーク処理ルーチン、102:PPP制御モジュール、
103:RADIUS(クライアント)モジュール、104:DHCP(クライアント)モジュール、105:セッション制御モジュール、106:保守インタフェースモジュール、107:装置管理部モジュール、108:保守制御モジュール、200:フレーム処理ルーチン、250:PPPユーザ管理テーブル、260:ドメイン情報テーブル、270:フレーム転送制御テーブル。

Claims (8)

  1. 複数のPPP(Point to Point Protocol)クライアント端末とレイヤ2フレーム転送装置とを接続するPPPゲートウェイ装置であって、
    クライアント端末と接続されるアクセス回線またはレイヤ2フレーム転送装置と接続されるコア回線の何れかを収容する複数の回線インタフェースと、
    それぞれがPPPセッション番号と、クライアントMACアドレスと、コア回線側のフレーム定義情報との対応関係を示す複数のテーブルエントリからなるフレーム転送制御テーブルと、
    上記各クライアント端末とレイヤ2フレーム転送装置との間の通信フレームの転送を制御するフレーム処理部とを備え、
    上記フレーム処理部が、上記フレーム転送制御テーブルに基いて、各アクセス回線から受信したPPPフレームをレイヤ2イーサネットフレームに変換した後、何れかのコア回線に転送し、各コア回線から受信した特定クライアントのMACアドレス宛フレームをPPPフレームに変換した後、何れかのアクセス回線に転送することを特徴とするPPPゲートウェイ装置。
  2. 前記フレーム転送制御テーブルの各テーブルエントリが、アクセス回線インタフェース番号を含み、
    前記フレーム処理部が、コア回線からの受信フレームを処理するとき、上記フレーム転送制御テーブルから、クライアントMACアドレスが上記受信フレームの宛先MACアドレスと一致するテーブルエントリを検索し、該テーブルエントリが示すセッション番号に従って受信フレームをPPPフレームに変換し、これを上記テーブルエントリが示すアクセス回線インタフェース番号で特定された回線インタフェースから送信することを特徴とする請求項1に記載のPPPゲートウェイ装置。
  3. 前記フレーム転送制御テーブルの各テーブルエントリが、コア回線側のフレーム定義情報として、コア回線インタフェース番号と、フレーム転送装置MACアドレスを含み、
    前記フレーム処理部が、アクセス回線からの受信フレームを処理するとき、上記フレーム転送制御テーブルから、セッション番号が上記受信フレームから抽出されたPPPセッション番号と一致するテーブルエントリを検索し、該テーブルエントリが示すフレーム転送装置MACアドレスを宛先として、受信フレームをレイヤ2イーサネットフレームに変換し、これを上記テーブルエントリが示すコア回線インタフェース番号で特定された回線インタフェースから送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のPPPゲートウェイ装置。
  4. 前記コア回線インタフェース番号が、物理リンク番号と論理リンク番号からなり、
    前記フレーム処理部が、上記物理リンク番号で特定されたコア回線上に、上記論理リンク番号を識別情報として含むレイヤ2イーサネットフレームを送信することを特徴とする請求項3に記載のPPPゲートウェイ装置。
  5. アクセス回線を収容する回線インタフェースで送受信されるPPPフレームが、イーサネットヘッダと、PPPoEヘッダと、PPPヘッダと、IPパケットからなり、コア回線を収容する回線インタフェースで送受信されるレイヤ2イーサネットフレームが、イーサネットヘッダと、IPパケットからなることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のPPPゲートウェイ装置。
  6. クライアント端末との間でPPPoEおよびPPPの通信手順を実行するセッション制御部を有し、
    上記セッション制御部が、PPPoEの接続手順を実行中にクライアント端末のMACアドレスとPPPセッション番号を特定し、PPPリンクの確立後に行われるクライアント認証手順の実行中にコア回線側のフレーム定義情報を特定して、前記フレーム転送制御テーブルに新たなPPPセッション番号と対応したテーブルエントリを追加することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のPPPゲートウェイ装置。
  7. ドメイン名と、コア回線インタフェース番号と、フレーム転送装置MACアドレスとの対応関係を定義したドメイン情報テーブルを有し、
    前記セッション制御部が、前記クライアント認証手順の実行中に、認証サーバから通知されたクライアント端末の所属ドメイン名に基いて、上記ドメイン情報テーブルからコア回線インタフェース番号とフレーム転送装置MACアドレスを特定し、該コア回線インタフェース番号とフレーム転送装置MACアドレスをコア回線側のフレーム定義情報として、前記フレーム転送制御テーブルに新たなテーブルエントリを追加することを特徴とする請求項6に記載のPPPゲートウェイ装置。
  8. 前記ドメイン情報テーブルの各テーブルエントリが、ドメイン名と対応するDHCPサーバのIPアドレスを含み、
    前記セッション制御部が、上記ドメイン情報テーブルで指定されたDHCPサーバから、クライアント端末に割り当てるべきIPアドレスを取得することを特徴とする請求項7に記載のPPPゲートウェイ装置。
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