JP2007218945A - プロジェクションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊なレンズを用いることなく、低コストで、円筒型のスクリーンに臨場感溢れるパノラマ画像を投影させることができるようにする。
【解決手段】円筒型に形成されたスクリーン2と、スクリーン2の中心軸に沿う方向へ投射光を投射する投射レンズ部材3aを有するプロジェクタ3と、プロジェクタ3の投射方向に配設すると共に投射レンズ部材3aからの投射光を反射させてスクリーン2にパノラマ画像を投影する反射光学系を有する反射部材4とを備え、プロジェクタ3をスクリーン2の上方に配設し、反射部材4に設けた反射光学系を凸面鏡11とし、凸面鏡11を、投射レンズ部材3aと光軸を一致させた状態で配設する。プロジェクタ3からの投射光を凸面鏡11で反射させるだけでスクリーン2にパノラマ画像を簡単に投影させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタに設けた投射レンズ部材からの投射光を、円筒型に形成されたスクリーンに投射してパノラマ画像を投影するプロジェクションシステムに関する。
従来、プロジェクタから投射光を円筒型のスクリーンに投射してパノラマ画像を投影させる技術として、例えば特許文献1(特開2005−91449号公報)に開示されているようなものがある。
すなわち、同公報では、プロジェクタを、その投射方向を天井に向けて配設し、又、このプロジェクタの出射方向に、当該プロジェクタから出射されるパノラマ円形画像を360°に展開するパノラマ画像光学系を配設し、更に、パノラマ画像光学系の外周にスクリーンを配設する。そして、プロジェクタから出射されたパノラマ円形画像を、パノラマ画像光学系にて360°に展開して略水平方向へ投射し、スクリーンにパノラマ画像を投影する。
特開2005−91449号公報
しかし、上述した公報に開示されている技術では、プロジェクタから投射されたパノラマ円形画像を360°に展開するために特殊な形状の光学系を必要としており、製造コストが高くなる問題がある。
又、このパノラマ画像光学系に入射された画像は、このパノラマ画像光学系で360°に展開された後、略水平方向へ投射されるため、パノラマ画像光学系はスクリーンに対してほぼ水平方向の領域内に配設する必要がある。その結果、当該パノラマ画像光学系が配設されている位置、すなわち、鑑賞者が最も臨場感を得られる位置でスクリーンに投影された画像を観賞することができず、臨場感が半減されてしまう問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、特殊な光学系を用いることなく、低コストでスクリーンに臨場感溢れるパノラマ画像を投影させることのできるプロジェクションシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1発明は、円筒型に形成されたスクリーンと、上記スクリーンの中心軸に沿う方向へ投射光を投射する投射レンズ部材を有するプロジェクタと、上記プロジェクタの投射方向に配設すると共に、上記投射レンズ部材からの投射光を反射させて上記スクリーンにパノラマ画像を投影する反射光学系を有する反射部材とを備えるプロジェクションシステムにおいて、上記プロジェクタが上記スクリーンの中心軸に沿う方向の一側に配設され、上記反射部材に設けられている上記反射光学系が凸面状に形成されていると共に該反射光学系が上記投射レンズ部材と光軸を一致させた状態で配設されていることを特徴とする。
このような構成では、プロジェクタから投射される投射光を反射光学系で反射させるだけで、円筒型のスクリーンにパノラマ画像を投影させることができるので、構造が簡単で、取扱性が良い。又、反射光学系は凸面状に形成されているだけであるため、製造が容易となり、特殊な光学系を用いることなく、低コストでスクリーン上に臨場感溢れるパノラマ画像を投影させることができる。更に、プロジェクタをスクリーンの中心軸に沿う方向の一側に配設したので、スクリーンに対して水平方向であってプロジェクタが配設されている部位の軸上に空間が確保されるため、観賞者は当該プロジェクタが配設されている軸上でパノラマ画像を観賞することができるため、臨場感をより一層効果的に体感することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記反射部材に、上記反射光学系と上記投射レンズ部材との間の距離を調整する調整機構を設けたことを特徴とする。
このような構成では、反射光学系に、反射光学系と投射レンズ部材との間の距離を調整する調整機構を設けたので、プロジェクタ側での表示補正が不要となり、しかも、プロジェクタを移動させることなく、スクリーンに投射されるパノラマ画像を適正な表示状態に簡単に調整することができるため取扱性がよい。
第3の発明は、第1或いは第2の発明において、上記反射光学系は、上記投射レンズ部材に対設する凸面鏡であることを特徴とする。
このような構成では、反射光学系を凸面鏡としたので、構造が容易になり、製造コストの低減を図ることができる。
第4の発明は、第1或いは第2の発明において、上記反射光学系は、上記投射レンズ部材に対設して該投射レンズ部材からの投射光を反射させる第1の凸面鏡と、該第1の凸面鏡からの反射光を反射させて上記スクリーンに上記パノラマ画像を投影する第2の凸面鏡とを備えていることを特徴とする。
このような構成では、反射光学系を、投射レンズ部材からの投射光を反射させる第1の凸面鏡と、この第1の凸面鏡からの反射光を反射させてスクリーンにパノラマ画像を投影する第2の凸面鏡とで構成したので、第1の凸面鏡とプロジェクタとの距離を近接させることが可能となり、構成部品全体のコンパクト化を実現することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1〜図3に本発明の第1形態を示す。図1はプロジェクションシステムの構成を概略的に示す断面側面図、図2は図1のII-II断面図、図3は図1の要部拡大断面図である。
本形態によるプロジェクションシステム1は、円筒型のスクリーン2、プロジェクタ3、反射部材4を備えており、これらが室内5に配設されている。又、スクリーン2のほぼ中央にシート14がセットされており、このシート14に観賞者Aが着座される。尚、図においては、観賞者Aとスクリーン2とが比較的近接された状態で記載されているが、スクリーン2は、これよりも大きな半径を有していても良く、又、観賞者Aも2人以上であっても良い。
スクリーン2は自立式であり、その外壁部2aがプラスチック等の比較的軽量な材料で形成され、この外壁部2aの内周に投影面2cが形成されている。又、このスクリーン2の後部に、出入り口2bが設けられており、この出入り口2bが扉6で開閉自在にされている。この扉6の内面はスクリーン2の内面と同一の曲率で形成されていると共に、投影面2cが形成されている。尚、投影面2cはスクリーン2の内面全周に形成されている必要はなく、シート14に着座している観賞者Aが頭を左右に振った際の視野範囲(200〜240°程度)がカバーされていればよく、観賞者Aの背面側への投影は省略しても良い。観賞者Aの背面側への投影を省略する場合は、背面側に配設されている投影面2cを省略することができ、従って、扉6自体を省略することも可能である。但し、以下においては、全周のパノラマ画像を投影面2cに投影させる態様について説明し、観賞者Aの背面側への投影を省略する態様についての説明は省略する。
プロジェクタ3は室内5の天井5aに対し吊下部材7を介して支持されている。図2に示すように、本形態ではプロジェクタ3が、スクリーン2の中心軸上に配設されているが、これよりも前後方向へ変位した位置に配設されていても良い。
吊下部材7は、天井5aに固設される座面8と、この座面8に対して設定間隔を開けて対設すると共にプロジェクタ3を固設する取付け面9と、両面7,8間を連結するステー10とを備えている。ステー10は、比較的細く且つ透明な部材で形成されており、両面7,8間の四隅が連結されている。
座面8の取付け面9に対向する部位の中央にボス部8aが突設されており、取付け面9に固設されているプロジェクタ3は、投射レンズ部材3aがボス部8aの方向へ指向されていると共に、この投射レンズ部材3aの光軸とボス部8aの中心軸とが一致された状態で配設されている。尚、ボス部8aにはねじ孔が螺設されている。
反射部材4は反射光学系としての凸面鏡11を有している。この凸面鏡11は、その反射面が凸型の回転対称面をなしている。このような形状の凸面鏡11としては、反射面が光軸を中心軸とする楕円形曲面や放物線曲面等に形成された回転双曲面体、或いは光軸を中心軸とする円錐面状の反射面を有する円錐体等がある。
図3に示すように、この凸面鏡11の背面の光軸上にねじ軸部11aが突設されている。凸面鏡11は、ねじ軸部11aが、吊下部材7の座面8に突設されているボス部8aに螺入された状態で、プロジェクタ3に設けられている投射レンズ部材3aに対設されると共に、凸面鏡11と投射レンズ部材3aとの光軸が一致される。
又、凸面鏡11はねじ軸部11aをボス部8aのねじ孔に螺入させる際の進退動作により、投射レンズ部材3aと凸面鏡11との距離Lを調整することができる。又、ボス部8aの側面に剣先ねじ等の止めねじ12が螺入されており、この止めねじ12の先端が、ねじ軸部11aに食い込まされてねじ軸部11aの緩み止めが図られる。
プロジェクタ3は、ビデオプレーヤ16やパーソナルコンピュータ17と、室内LAN等の通信回線18を介して接続されている。ビデオプレーヤ16やパーソナルコンピュータ17は、DVD、HDD等の画像記憶手段(図示せず)に記憶されている静止画、動画等の画像を再生するもので、この再生された画像信号が通信回線18を介してプロジェクタ3に送信される。プロジェクタ3はビデオプレーヤ16やパーソナルコンピュータ17から送信された画像信号に基づいて生成した画像を投射レンズ部材3aから投射する。尚、プロジェクタ3としては、液晶プロジェクタ、DMD(Digital Micromirror Device)プロジェクタ、DLP(Digital Light Processing)プロジェクタ等がある。
ところで、画像記憶手段(図示せず)にはパノラマ画像が記録されている。このパノラマ画像は、反射部材4に設けられている凸面鏡11と同一形状の反射面を有する凸面鏡を用いて、ビデオカメラ等の撮像装置で撮像したもので、撮像装置では周囲360°の像がドーナツ状に記録される。
次に、このような構成による本形態の作用について説明する。スクリーン2のほぼ中央にセットされたシート14に着座している観賞者Aが画像を観賞するに際しては、先ず、ビデオプレーヤ16或いはパーソナルコンピュータ17を駆動させて画像記憶手段に記録されているパノラマ画像を再生させる。すると、この再生された画像信号が室内LAN等の通信回線18を介してプロジェクタ3に送信される。
プロジェクタ3は受信した画像信号に基づき画像を生成し、当該画像を投射レンズ部材3aを通して出射する。この投射レンズ部材3aから出射された投射光は、凸面鏡11で反射されて全方位に出射される。
そして、凸面鏡11から全方位に出射された画像は、スクリーン2(及び扉6)の内面に形成されている投影面2cに投射されて、この投影面2cにパノラマ画像が投影される。
このように、本形態では、画像を投影面2cに投射する際に使用する凸面鏡11と同一の反射面を有する凸面鏡を用いて画像を撮像し、この画像をプロジェクタ3から出射するに際し、撮像に使用したものと同一形状の反射面を有する凸面鏡11で投射光を反射させてスクリーン2の投影面2cに投射するようにしたので、特殊な光学系を使用することなく、プロジェクタ3は取り込んだ画像をそのまま出射するだけで、投影面2cにパノラマ画像を投影することができるので、当該反射部材4と通常市販されているプロジェクタ3とを用いて臨場感溢れるパノラマ画像を、低コストで投影させることができ、高い汎用性を得ることができる。
又、プロジェクタ3、及び反射部材4が天井5aに固設されているので、このプロジェクタ3が配設されている部位の直下、すなわち、スクリーン2に対して水平方向であって、投射レンズ部材3aの軸上に空間が確保されるため、この位置で観賞者Aはパノラマ画像を観賞することができ、臨場感溢れるパノラマ画像をより一層体感することができる。
更に、撮像装置、或いはビデオプレーヤ16やパーソナルコンピュータ17において、取り込んだ全方位の画像をパノラマ画像に逐一変換する必要がなく、その分、画像変換に要するデータ処理、及び負荷を軽減することができる。
ところで、凸面鏡11は、この凸面鏡11で反射された投射光が、投影面2cに正確にパノラマ画像として投射されるように、投射レンズ部材3aに対してその距離Lを正確に設定する必要がある。以下においては、この距離Lの調整作業について説明する。
先ず、プロジェクタ3から出射された投射光を凸面鏡11で反射させて投影面2cにパノラマ画像を投射させている状態で、凸面鏡11を右或いは左に回転させる。
すると、この凸面鏡11の背面に突設されているねじ軸部11aは、吊下部材7の天井5aに固設されている座面8から突出されているボス部8aのねじ孔に螺入されているため、凸面鏡11を回転させることで、この凸面鏡11がねじ軸部11aに沿って進退動作し、投射レンズ部材3aに対する凸面鏡11の距離Lが可変される。
この距離Lが可変されると、凸面鏡11に入射される投射光の反射角が可変されるため、投影面2cに投射されるパノラマ画像の投射状態が変化する。
作業者は、投影面2cに投射されるパノラマ画像を見ながら凸面鏡11の位置を調整し、適正な表示状態が得られる位置で凸面鏡11の回転を止める。そして、ボス部8aの側面に螺入されている止めねじ12をねじ込み、その先端をねじ軸部11aに食い込ませて、位置決め固定する。
このように、本形態では、凸面鏡11と投射レンズ部材3aとの間の距離Lを調整する機構を備えているので、投影面2c上にパノラマ画像を鮮明に投射することができる。又、この調整機構を反射部材4と吊下部材7との連設部分に設けたので、位置調整に際して、プロジェクタ3自体での表示補正が不要となり、調整作業の簡略化を実現することができる。
又、図4に本発明の第2形態による図3相当の断面図を示す。尚、第1形態と同一の構成部分については同一の符号を付し、図面による記載を省略する。
上述した第1形態によるプロジェクションシステム1では、反射部材4に、反射光学系として1つの凸面鏡11を設け、プロジェクタ3からの出射された投射光を、この凸面鏡11で反射させてスクリーン2の投影面2c上にパノラマ画像を投影させる構造としたが、本形態による反射部材21は、反射光学系24として、第1、第2の2つの凸面鏡25,26を有しており、プロジェクタ3の投射レンズ部材3aから出射された投射光を第1の凸面鏡25と第2の凸面鏡26とで反射させた後、スクリーン2の投影面2cに投射させる構造とし、反射光学系24とプロジェクタ3とを中心とする周辺機器をコンパクトに集約できるようにしたものである。
すなわち、プロジェクタ3は、投射レンズ部材3aを下方に指向させた状態で天井5aに取付けられている。従って、本形態では、第1形態の吊下部材7を省略することができる。又、反射部材21は円筒状の支持部材27を有し、この支持部材27がプロジェクタ3を囲うように配設されていると共に、その上端部が天井5aに固設されている。更に、この支持部材27の下端部に第2の凸面鏡26が反射面を下方に指向させた状態で固設されている。又、この第2の凸面鏡26の下方に第1の凸面鏡25が反射面を上方に指向させた状態で対設されており、この第1の凸面鏡25が透明カバー28に固設されている。この透明カバー28は半球面状に形成されており、その開口端部が支持部材27に固設されている。
両凸面鏡25,26の反射面は、第1形態と同様、光軸を中心とする回転双曲面で形成され、或いは円錐面をなしている。投射レンズ部材3a、及び両凸面鏡25,26の各光軸は一致されており、第2の凸面鏡26の光軸中心には、投射レンズ部材3aを臨ませるための軸孔25aが穿設されている。
このような構成では、プロジェクタ3の投射レンズ部材3aから下方へ出射される投射光が、第1の凸面鏡25の反射面にて上方に対設する第2の凸面鏡26に拡がりながら投射される。そして、この第2の凸面鏡26に投射された投射光が、この第2の凸面鏡26の反射面にて下方へ再度拡がりながら反射されてスクリーン2の投影面2cに投射され、この投影面2cにパノラマ画像が投影される。
投射レンズ部材3aからの投射光は、第1、第2の凸面鏡25,26で反射させて投影面2cに投射させるようにしたので、第1の凸面鏡25とプロジェクタ3とを、第1形態の凸面鏡11とプロジェクタ3間の距離よりも近接させることができる。その結果、反射光学系24とプロジェクタ3とをコンパクトに集約させることができ、天井5a等に少ない突出量で簡単に取り付けることができる。
尚、プロジェクタ3から投射される画像は、反射光学系24を構成する第2の凸面鏡26と第1の凸面鏡25と同一の構成を有する反射部材を用いて撮像したものであり、投射される画像は、360°である必要はなく、第1形態と同様、シート14に着座している観賞者Aが頭を左右に振った際の視野範囲(200〜240°程度)がカバーされていればよい。
このように、本形態では、プロジェクタ3からの投射光を第1、第2の反射鏡25,26にて反射させてスクリーン2の投影面2cにパノラマ画像を投影させるようにしたので、プロジェクタ3を天井5a側に固設させることができるため、プロジェクタ3の取付け構造を簡略化することができる。
又、図においては、第2の凸面鏡26と投射レンズ部材3aとの距離を調整する機構が明示されていないが、支持部材27を内筒と外筒とで構成し、その一方を天井5aに固設し、他方に第2の凸面鏡26と透明カバー28とを固設すると共に、内筒と外筒とを螺合させることで、当該螺合部分のねじ込み量にて距離を簡単に調整することができる。
又、図5に本発明の第3形態によるプロジェクションシステムの概略斜視図を示す。本形態によるプロジェクションシステム31では、円筒状の透過型スクリーン34を用い、この透過型スクリーン34に投影された画像を外側から観察するようにしたものである。尚、プロジェクタ3、及び反射部材4の構成、及び支持構造は、第1形態と同様であるため説明を省略する
本形態では、プロジェクタ3から投射された画像を、反射部材4に設けた凸面鏡11で反射させて透過型スクリーン34に投射するようにしたので、例えば床面に固設する下部円筒部材32と天井に固設する上部円筒部材33との間に、円筒状の透過型スクリーン34を配設し、その中心軸の天井5a側に、第1形態と同様の構成のプロジェクタ3、及び反射部材4を配設することで、展示場等でのディスプレイや、公共施設等でのインフォメーションディスプレイとして機能させることができる。この場合、第2形態によるプロジェクタ3、及び反射光学系24を用いて透過型スクリーン34に画像を投影させるようにしても良い。
尚、本発明は上述した各形態に限るものではなく、例えば投影面2cに投射される画像は、撮像装置で撮像した実写像に限らずコンピュータにより作成したCGであっても良い。又、設置場所も反射部材4(或いは21)とプロジェクタ3とを床面に配設させる構造であっても良い。
本発明によるプロジェクションシステムは上述した各形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施が可能である。
第1形態によるプロジェクションシステムの構成を概略的に示す断面側面図 同、図1のII-II断面図 同、図1の要部拡大断面図 第2形態による図3相当の断面図 第3形態によるプロジェクションシステムの概略斜視図
符号の説明
1,31…プロジェクションシステム、2…スクリーン、2c…投影面、3…プロジェクタ、3a…投射レンズ部材、4,21…反射部材、5a…天井、7…吊下部材、11…凸面鏡、12…止めねじ、24…反射光学系、25…第1の凸面鏡、26…第2の凸面鏡、27…支持部材、34…透過型スクリーン、A…観賞者、L…距離

Claims (4)

  1. 円筒型に形成されたスクリーンと、
    上記スクリーンの中心軸に沿う方向へ投射光を投射する投射レンズ部材を有するプロジェクタと、
    上記プロジェクタの投射方向に配設すると共に、上記投射レンズ部材からの投射光を反射させて上記スクリーンにパノラマ画像を投影する反射光学系を有する反射部材と
    を備えるプロジェクションシステムにおいて、
    上記プロジェクタが上記スクリーンの中心軸に沿う方向の一側に配設され、
    上記反射部材に設けられている上記反射光学系が凸面状に形成されていると共に該反射光学系が上記投射レンズ部材と光軸を一致させた状態で配設されている
    ことを特徴とするプロジェクションシステム。
  2. 上記反射部材に、上記反射光学系と上記投射レンズ部材との間の距離を調整する調整機構を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のプロジェクションシステム。
  3. 上記反射光学系は、上記投射レンズ部材に対設する凸面鏡である
    ことを特徴とする請求項1或いは2に記載のプロジェクションシステム。
  4. 上記反射光学系は、上記投射レンズ部材に対設して該投射レンズ部材からの投射光を反射させる第1の凸面鏡と、該第1の凸面鏡からの反射光を反射させて上記スクリーンに上記パノラマ画像を投影する第2の凸面鏡とを備えている
    ことを特徴とする請求項1或いは2に記載のプロジェクションシステム。
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