JP2007208547A - インターネットテレビジョン装置、及びその簡単操作を実現するリモコン装置 - Google Patents

インターネットテレビジョン装置、及びその簡単操作を実現するリモコン装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
テレビのチャネル選択操作と同様な操作方法でインターネットを簡単に利用することができる簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置、及びそれを操作制御するリモコン装置の提供。
【解決手段】
情報サービスシステムは、ネットワークと、該ネットワークに接続された機関内のサーバと、機関内のネットワークを介してインターネットあるいは機関内のイントラネットシステムに接続し利用するインターネットテレビ装置を備えており、該インターネットテレビ装置は専用PCコントローラと、テレビ放送番組を選局できるチューナと選局した番組を受信し表示できるTVモニタ機とからなり、且つTV/PC共用リモコン装置によってテレビ機能の操作制御と専用PCコントローラにより提供されるインターネット閲覧機能に関する操作制御を行えることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、パソコン等の操作に不慣れの者であっても、簡単に操作制御をすることが可能でテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置とその簡単操作を実現するリモコン装置に関するものであり、特に、リモコン装置に配置された数値ボタンキーと幾つかのファンクションボタンキーの押下操作のみでインターネットテレビジョン装置のテレビ機能とパソコン機能を制御し、テレビの視聴と、インターネット経由での各種のホーム頁コンテンツの閲覧を可能とする簡単操作のインターネットテレビジョン装置及びその操作用の簡単操作のリモコン装置を提供するものである。
最近、インターネットとテレビの融合が多く話題とされている。例えば、非特許文献1は、インターネットテレビとして政府が提供しているものであり、ページを切り替え、種々の情報を閲覧するものである。このインターネットによる情報を見るためには、先ず、インターネットに接続されたパソコンにおいて、フルキーボードを用いてトップページのURLを入力し、続いて表示されるジャンル毎に分類された複数のチャンネルを選択するためのボタンのいずれかをマウスを用いて選択すると、希望するジャンルのチャンネルに含まれる番組の一覧表が表示され、この中で閲覧したいものをマウスを用いて選択・指定し、閲覧するというものである。
また、任意に分類された表示コンテンツをリモコン等の操作により選択することにより所望の表示コンテンツを表示させる表示ボードシステムに関する技術として特許文献1が知られている。これは、「通信回線に接続された情報端末と、該情報端末に接続されて各種のコンテンツ情報を表示する表示ボードとを備えた表示ボードシステムにおいて、当該表示ボードシステムはリモコンによる表示画面切替手段を含み、該表示画面切替手段は、リモコンの操作キーに基づく信号と、キーボードまたはマウスによる画面位置情報とが関連付けて記憶され、リモコン操作により関連付けられた画面位置情報の選択が為されることで所望の画面を表示することを特徴とする」ものである。
http://nettv.gov−online.go.jp/ シャープ株式会社製品カタログ「SHARP AVセンターパソコン PC-TXシリーズ 2005-11」 特開2004−325702号公報
ところで、近年のテレビジョン受像機は、外部入力信号端子としてパソコン接続端子を備えており、パソコンのモニタとしても機能するものが知られている。このようなテレビジョン受像機にパソコンを接続した環境においては、離れた場所からこれらのテレビあるいはパソコン機器を操作するためには、それぞれの機器専用のリモコンを使用することが普通である。また、完全にパソコン対応の入力機能であるマウスやキーボードをワイヤレスで利用できる機能を取り込んだ、完全なパソコン機能付きのテレビジョン装置も販売されている。
まず、図1において、本発明の簡単操作でテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を利用した情報サービスシステムのコンセプト及び狙いと該情報サービスシステムがターゲットとしている潜在的利用者層の関係を示す。図1に示したように、従来の企業に於けるパソコン等のデジタル情報機器を利用したICT(Information and Communication Technology)化投資の目的は、各種業務効率向上のための主要施策となっていた。
これに対し、本発明が狙うテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置と簡単操作のリモコン装置を利用する簡単操作の情報サービスシステムのコンセプトは、これからの高齢化社会での新しい企業ミッションとして求められる社会生活をより豊かなものにしていくためのICT化投資、即ち高度情報化社会構築に向けた社会的資本の拡充(社会的情報インフラの拡充)というパソコン操作に不慣れな人達の需要増大への対応という事象を対称として捉えた発明に関するものである。
具体的には、従来のテレビのチャネル選択操作と同様なリモコン操作による簡単操作方法でインターネットを誰でもが簡単に利用できる簡単操作の情報サービスシステム環境で使用する主たる機器として使用可能とするために、インターネットテレビジョン装置及び当該機器を、誰でもがテレビの操作と同様に簡単に操作制御することが出来るリモコン装置で操作可能にしたものである。つまり、本発明の簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置と当該インターネットテレビジョン装置を操作制御するためのリモコン装置による操作方式は、誰でもが、直感的に、従来のテレビのチャネル操作と同様にしてインターネットテレビジョン装置を操作できるようにするものである。このような本発明の仕掛けを使うことで、パソコン操作経験の有無を問わずに、誰でもが、従来のテレビのリモコンと同様な簡単操作のみで情報サービスシステムが提供する各種の情報をインターネット経由でタイムリーに取得し、利用していくことが可能となる。また、このときの情報サービスシステムが本発明のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置と簡単操作のリモコン装置を使用した誰もが利用できる簡単操作の情報サービスシステムということになる。
このように、本発明の本発明のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置と簡単操作のリモコン装置を使用した情報サービスシステムを利用するターゲットユーザ層は、以下を主たる対象層としている。もちろん、学校や職場でパソコン利用技術を習得した若年層をターゲットにしていないと言うわけではない。
(1)不特定多数の一般利用者層
(2)パソコン操作に慣れてない特定の利用者層
(3)中高齢の利用者層
より具体的には、図1に示したパソコン操作に不慣れな数多くの中高齢者を中心とする潜在利用者が多く集まる場所、例えば公共機関、病院、老人介護施設、スーパーやデパートなどの大型商業施設等の施設環境に、その機関や施設が管理するネットワークに接続された簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を設置し、これらの潜在利用者がリモコンによるテレビの操作と同じ感覚で、簡単にインターネットテレビジョン装置を操作することで、インターネット経由での情報サービスシステムの利用率向上の実現を図っていくことが本発明の活用に関する中心課題である。
一般に、従来のパソコンを使ったインターネットの利用方法は以下のようなものである。例えば、NHK(登録商標)等のテレビ放送局のホームページを参照する場合、このホーム頁へアクセスして、必要とする情報を得るための操作方法は概ね下記のようになる。
(1)ブラウザと呼ばれているソフトを立ち上げて、対象とするホーム頁のURLをキーボードから入力して、ホーム頁の先頭頁を取り込む。
(2)マウス等のポインティングデバイスを使って画面上に表示される座標ポインタ(例えば、マウスカーソル)を所望の項目であるアイコンや記事のタイトル名称等が表示されている位置へと移動させ、所謂オンマウス反応が得られたところで(ポインティング操作)、クリックと呼ばれている選択項目確定操作を行う。
(3)画面上の右上や左上の「検索」と表示されている枠の中に、この場合の座標ポインタである文字入力用のカーソルを所定の位置に合わせてから、キーボードなどを使用して検索キーワードを入力し、検索処理を実行させて所望のタイトル項目等を探す検索操作を行う。
以上の操作手順が、インターネットを使った必要な情報取得の基本操作方法となっている。
上記したこれらの操作方法は当然のことながらパソコンの操作そのものであり、結果としてパソコンの操作ができない人は利用対象者としては扱われない。つまりNHK(登録商標)に限らず他のテレビ放送局のホームページも同様に閲覧対象者は、実際上は、所謂パソコンユーザーのみが対象となっているという事実である。換言すればテレビ視聴者であっても、パソコンが使えない人はホームページのユーザ層からは排除されている装置・システム構成であるといっても過言ではない。
また、外部入力信号端子としてパソコン接続端子を備え、パソコンのモニタとしても機能する従来のテレビジョン受像機用のリモコン装置の操作ボタンキー配列の1例を図5に示す。同図に示したように動作モードの切り替え制御、すなわちTV動作モードとして機能させることでテレビ画面に内蔵チューナの映像信号を出力するのか、あるいは外部機器として接続されたパソコン機器からの映像出力をテレビ画面に出力するか、すなわちPC動作モードとして機能させるのかの動作モード切替選択をTVボタンキーあるいはPCボタンキーの押下操作で切り替えを行っている。一方、当該リモコンはあくまでもテレビジョン受像機用の専用リモコン装置であるため、外部接続されるパソコン機器等の制御は不可能であることはいうまでもなく、かつ当該リモコンに装備されている「1」〜「12」の数値ボタンキーはいうまでもなくテレビのチャネル選択操作専用のボタンキーとして設計されている。従って、当該テレビジョン受像機に外部機器として接続して使用するパソコン機器の操作制御を行うためには、当該パソコン機器専用に設計されている専用の入力機器を使用しなければならない。このため、テレビジョン受像機にパソコンを接続した環境において、これらの機器を操作するためには、複数のリモコンや複数の入力機器等が必要であり、かつ操作方法も異なっているため、大変煩わしくなってしまうという問題があった。
前記した図5に示した従来のテレビジョン受像機用のリモコン装置の動作に関する状態遷移図の1例を図6に示す。同図に示したように、当該リモコンは前記したようには、テレビジョン受像機用の専用リモコン装置として設計され、かつ当該リモコンに装備されている数値ボタンキーの「1」から「12」はいうまでもなくテレビのチャネル選択操作専用のボタンキーとして定義されている。この結果、例えば、動作モードとしてPCボタンが押下され、外部入力信号であるパソコン装置からの映像信号がテレビ画面に映されている状態で、上記した任意の数値ボタンキー「1」から「12」が押下されると、動作モードはPC動作モードから瞬時にしてTV動作モードに切り替わり、かつ選択された番号ボタンキーに割り当てられているチャネルに対応したテレビ放送がモニタ画面に映し出されるという仕組みとなっている。即ち、押下された数値ボタンキー「1」から「12」はいうまでもなくテレビのチャネル選択操作専用の操作ボタンキーとしてしか使用できないという問題があった。さらに、最近ではTVチューナ内蔵のPCが数多く出回っているが、上記図5に示したものと基本的には相違がない。
また最近であるが、非特許文献2に示すように、シャープ株式会社より、リモコンの「インターネット」ボタンを押すとWebサイトを「1」から「12」チャンネルのボタンに割り当てる「お好みチャンネル」や、NTTコミュニケーションズの動画配信サービス「OCNスーパーチャンネル(登録商標)」や、ソフトバンクグループによる動画配信サービス「TV Bank(仮称)」が表示され、希望するコンテンツを見ることができるテレビジョン装置が発売された。本発明はさらに使い勝手を追及したものである。
本発明で利用する簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置は、図4に示したようにテレビ放送番組を選局できるチューナと選局した番組を表示できるモニタとからなるTVモニタ機と、当該インターネットテレビジョン装置が設置される施設内のネットワークを介してインターネットあるいはイントラネットシステムに接続されている専用PCコントローラの出力信号、すなわち映像信号を該TVモニタ機の外部入力信号として接続され、該専用PCコントローラからの映像出力情報を前記モニタに表示できるようになっている。また当該インターネットテレビジョン装置の、前記TVモニタ機及び前記専用PCコントローラは共通のTV/PC共用リモコン装置によって操作制御することができるように構成したことを特徴とする。
すなわち、本発明により構成されるインターネットテレビジョン装置では同図に示したようにTV/PC共用リモコン装置はTVモニタ機に対する制御信号と、専用PCコントローラに対するPC制御信号の2系統の信号を発信し、それぞれの制御を行うものである。
本発明のリモコン装置は、放送番組を選局できるチューナと選局した番組を受信し表示できるTVモニタ機と、病院等の機関内のネットワークに接続された専用PCコントローラとを接続し、該専用PCコントローラからの画像情報を前記モニタに表示できるようにしたテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を操作制御するリモコン装置であって、前記TVモニタ機及び前記専用PCコントローラを共通に操作制御することができるように構成したことを特徴とする。
本発明のリモコン装置は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、TV動作モード時においてはテレビ受像機が解釈できるコード情報を生成・送出し、他方PC動作モードが選択されているときには、専用PCコントローラ機器が認識できるコード情報を生成・送出する機能を備えることを特徴としている。また、このようなTV/PC共用リモコンを使用することで、誰でもがテレビの操作と同様の簡単なリモコンのボタン操作のみでテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を利用することが出来ることを特徴とする情報サービスシステムである。
本発明のインターネットテレビジョン装置は、テレビ放送を受信できるテレビジョン受信機能と、インターネット等のネットワークに接続可能なコンピュータ機能とを備えたテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置であって、該インターネットテレビジョン装置は複数の数値コード指示ボタンと複数の機能コード指示ボタンとを備えたリモコン装置で操作可能であり、該リモコン装置によりTV動作モードとPC動作モードとが特定の機能コード指示ボタンにより選択可能であり、該PC動作モードは通常のパソコン操作により操作可能なアプリケーションモード(APモード)と数値コード指示ボタンにより項目選択が可能なメニューモード(MNモード)とを備えており、該メニューモード(MNモード)は一枚の表示画面を使って表示され、該表示画面は複数の階層的表示によって構成されており、該メニューモード(MNモード)の各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)はインターネット等の各ポータルサイトに対応付けされており、該表示画面が下位の表示画面に変わった場合は、各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)がより下位のインターネット等の各ポータルサイトに対応付けられており、該リモコン装置には各動作モードにおいて使用される所要数の数値コード指示ボタンを対応させ、TV動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したチャンネルの放送を受信し、PC動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したインターネット等のポータルサイトにアクセスして当該サイトのページを表示するように構成し、TV動作モード及びPC動作モードの一方のモードから他方のモードに遷移させる場合には特定のモード遷移機能ボタン或いはTV動作モード及びPC動作モードのモード選択機能ボタンを押すことにより相互にモード間の遷移を可能にし、前記APモードとMNモードとの間の相互のモード間の遷移する際には、特定のモード遷移機能ボタン押すことにより相互にモード間の遷移を可能にしたことを特徴としたものである。
さらに、本発明のインターネットテレビジョン装置は、前記メニューモード(MNモード)の各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1)はインターネット等のニュースに関連するポータルサイトの意味合いに対応付けされており、該表示画面が下位の表示画面に変わった場合は、各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)がより下位のインターネット等の各新聞社のポータルサイトに対応付けられていることを特徴としたものである。
本発明によれば、その効果は簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置のユーザインターフェイスと新しい付加価値の創造であり、簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を使った各種情報サービスシステムにおいては、ユニバーサルデザインのコンセプトである「年齢や能力にかかわりなく、全ての利用者にとっての、わかりやすさ、使いやすさ」の実現を図ることで、使い易い情報処理システムとしての高付加価値化を実現することである。
そして具体的には、
(1)新しいユーザインターフェイス技術としてインターネット対応のデジタル情報機器を『誰もが、直感的に、簡単に、操作して、利用することができるICTシステム実現に関する基本コンセプトの開発』であり、
(2)利用するハードウエア機器として、インターネットの機能をテレビ感覚で利用することが出来るハードウエアシステム、即ち簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置に使用する専用PCコントローラとテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置用リモコンの基本操作方式の開発であり、
(3)ユニバーサルデザインの概念を情報システムに取り込んだ新しいユーザインターフェイス技術を適用したときの、使い勝手に関する実証である。
更に、本発明によれば、テレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置対応のTV/PC共用リモコンから送信されるキー符号がテレビ機能の操作制御用の符号(TVモード)であるか、あるいは専用PCコントローラ用のキー符号(PCモード)であるかを容易に識別することができること、更に専用PCコントローラの制御部は受信したPC操作制御用のキー符号を基に専用PCコントローラ内部の記憶部に記憶しておいた操作制御対応表に基づいて、インターネット経由で提供されてくる各種の情報にたいする閲覧処理方式を規定し、テレビ同様の簡単な数値ボタン押下操作のみで所望の項目に関する情報の閲覧の実現、すなわち簡単操作のテレビも見ることができるように、ずムーズにTVモード及びPCモード間の操作がスムーズに遷移できるインターネットテレビジョン装置を提供することができるものである。
本発明の実施の形態を、以下、図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は本発明の具体例に過ぎず、本発明が以下の実施形態のみに限定されるものではない。
まず、本発明が狙う基本となる情報サービスシステムの構成は図2に示すとおりであり、利用者層、使い勝手等に着目したときの主要な特徴事項は以下のとおりである。
(1)簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置が設置される場所は、公共施設、病院、老人ホーム、介護施設、大型商業施設等を始めとする中高年齢者の利用者が集まりやすい特定の施設内での利用が対象となる。
(2)不特定多数の利用者が対象のため、例えばテレビ機器と同様な保守の不要化が不可欠の要素となり、この目的を実現するための手段として、搭載するOSに対するカスタマイズ化が必須とされている事業分野が対象となる。
(3)利用者層の多くは所謂パソコンの操作に慣れ親しんでいない人、例えば中高年齢者層にターゲットを絞った事業分野で且つ、利用環境のシーンの想定が比較的簡単で、利用シーンに沿った使い勝手の良い斬新なユーザインターフェイス提供が利用率向上の効果が絶大と想定される分野が対象となる。
(4)更に、本発明のユーザインターフェイスは類似の発想で異なる用途分野(利用環境)への応用が極めて容易に展開できる事業分野が対象となる。
(5)簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置は、当該装置用のリコモン機器を利用して、テレビのチャネル操作とインターネット経由での各種情報コンテンツに関する閲覧操作が簡単に行うことができる。
本発明の簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を使ったインターネットの利用方法は以下のとおりである。本発明の簡単操作テレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置で実現される情報サービスシステムでは、テレビを見るときのリモコンを使用したチャネル選択操作と全く同一の手段と手法で、インターネットからの情報の取得を本発明の簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を介して行うものである。つまり、パソコンの操作方法を習得していなくても、インターネットを利用できる、所謂、万民向けのテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置及びその操作方法といえるものである。
具体的な簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置に於ける操作方法は、リモコン装置の番号の並びに対応したテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置の画面に表示される番号分けされた項目に付けられている番号を見て、見たい項目番号をテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置用のリモコン装置を使って直接入力する項目選択操作を行うことで、選択された項目に関する詳細な情報の閲覧が出来る誰もが簡単に操作することができる情報サービスシステムとして提供するものである。一例として、本発明を病院における入院病棟のベッドサイド設置の入院患者用簡単操作の情報開示システムに適用したときの項目選択操作時の表示画面例を図3に示す。
本発明のこのような手法によって、以下のことが簡単に実現できる。
(1)簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置のユーザインターフェイス機器は、本発明であるテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置用のリモコン装置を使用する。このリモコン装置の使い勝手は、日常使用しているテレビ用リモコンでのチャンネル操作の場合と同様に、誰でもが、直感的に、単純なリモコンのボタン操作のみで、関連する対象情報の閲覧指示操作ができる新しいユーザインターフェイス機能を実現できる。それにより、年齢や能力にかかわりなく、誰もが、直感的に、習熟訓練無しに、テレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置用リモコンを操作するだけの簡単操作で、インターネット経由で情報の取得・閲覧機能を利用することが出来る新しいユーザインターフェイスを持つICTソリューション、すなわち誰もが直感的に利用できる簡単操作の情報サービスシステムを提供することができる。
(2)簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置用のパソコン機能を司る機器としては、本発明のリモコン装置からの送信信号を受信してインターネット経由で取得する情報の閲覧制御を行うための専用のリモコン装置対応の専用ドライバーソフトを搭載する必要がある。また、利用するパソコン機能としてはきわめて限定されたもので十分となるため、現状の汎用のパソコン機器よりも安価、省電力、小型、且つ軽量の専用PCコントローラとして実現することが容易となる。
(3)更に、上記専用PCコントローラはパソコンの世界で標準OSとなっているマイクロソフト社のWindows(登録商標)環境との親和性が最も優れている機器組込み用OSであるEmbedded
Windows XP(登録商標)を搭載し、且つ、適切なOSカスタマイゼーションを施すことで特別なウイルス対策、保守対策が原則不要となる高信頼の機器として仕上げ、機能面ではハードディスク等の回転メデイアを一切使用せず、その代わりに半導体メモリのみを使用し、更に冷却用のファンを持たない専用PCコントローラ機器として実現することもできる。この専用PCコントローラ機器は、汎用品として市場に提供されている機器を購入し、これも汎用品として市場に提供されているTVチューナ付モニタに組み込むことによって製品を構成することも可能である。
本発明であるテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を実現するために使用する機器構成は図4に一例を示したように、専用PCコントローラの出力信号を外部入力信号として取り込むための接続端子を備えることでパソコンのモニタとしても機能するTVモニタ機、専用PCコントローラ、専用のTV/PC共用リモコンと該リモコンからの光信号を専用PCコントローラ側でも受信するためのリモコン受光器から構成される。また、該専用PCコントローラの映像出力信号は該TVモニタ機の外部入力端子に、該リモコン受光器は該専用PCコントローラのUSB端子にそれぞれ接続して使用する。尚、前記TVモニタ機は専用の前記TV/PC共用リモコンからの光信号を該TVモニタ機に内蔵されているリモコン対応の光信号受光部で受信でき、テレビチャネルの操作制御等を行えることはいうまでもない。
このような簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置がもたらす新しい付加価値は、情報サービスシステムとしては、以下のとおりである。
(1)誰でもがテレビを見ると同様に、簡単なボタン操作のみで、テレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置(インターネット)を利用可能となる。
(2)テレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置・ポータルサービスの付加価値が向上することにより、ユーザ数、アクセス数の増大に寄与できる。
(3)高齢化社会での各種安心に関する付加価値情報(医療情報、防災情報、デイケア情報等々)の提供サービスが実現できる。
(4)地域情報を加味することにより、GPS等によりユーザの位置情報を取り込むことにより、ユーザの所在する地方公共団体等からの情報を提供して公共サービスの相乗りが可能である。
また、テレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置単体としての付加価値は、以下のとおりである。
(1)小型、軽量で地球環境にやさしい省電力動作可能な装置が提供できる。
(2)パソコンより安価で、信頼性、保守性に優れた使い勝手の良い専用機器としての装置が提供できる。
(3)利用者に分かり易く、簡単操作と、操作に対する安心を提供できる。
前述の専用PCコントローラ(搭載OSは機器組込用途のEmbedded Windows XP(登録商標))を使用し、ユニバーサルデザインの考え方に基づく誰にでも簡単に操作ができるユーザインターフェイス機能(この機能は、タウンコード(登録商標)方式)を組み込んだ、簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を用いた具体的な情報サービスシステムは、後段で詳述するが、以下のシステムへの適用を目指した開発を行ってきた。
(1)病院における入院病棟のベッドサイド設置の入院患者用簡単操作の情報開示システム
(2)地方自治体向けの簡単操作の広報システム
これらのテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を利用する簡単操作の情報サービスシステム製品は利用者にとってはテレビと同じ感覚での操作が可能なこと、及びシステム提供側にとっては機器の保守性に優れた取り扱い易いシステム機器である事が主な特長となっている。本発明の簡単操作のユーザインターフェイス機能を採用した情報サービスシステムの基本コンセプトは、「全ての人にとって、できる限り障害がなく利用できるように、製品、環境、システムをデザインすること」としたユニバーサルデザインの考え方を情報処理システムに適用することで『誰にでも簡単で、直感的に操作をすることが出来るユーザインターフェイス技術を適用したテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を利用する簡単操作の情報サービスシステム』の実現である。
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)のコンピュータ及び関連装置出荷統計によると平成16年度の我が国におけるパーソナルコンピュータの総出荷台数は、国内出荷分だけで約1,200万台と報告されている。このうちパソコンの主な需要先は、個人ユーザ層向けの用途と企業向けのビジネス用途であり、既に前者の個人ユーザ層向け市場規模のほうが大きな割合を占めるに至ってきている。そしてこの個人市場では、特に若年層の新規ユーザ層の掘り起しを意図した製品開発に力点が注がれ、例えばDVD対応の録画編集機能の強化拡充や、より綺麗な動画再生・録画が可能な所謂AV機能強化パソコンと呼ばれているものが主流となってきている。
他方、企業市場向けのパソコン製品分野では、従来通りの米国マイクロソフト社とインテル社の事業戦略に沿った上でセキュリティ機能を強化した新モデルの投入による所謂リプレース需要、及び増設需要への対応を図った新製品展開と販売戦略が中心となっている。これらの主たる事業戦略の特長は明らかに、いずれの機種においてもパソコンの操作に習熟している利用者層を対象としており、その結果として、更なる大容量化を実現したハードディスク、動画の録画も可能な高機能DVDデバイス、数GHzの動作周波数を持つ高性能CPU等々の搭載による高機能化、高性能化、及び各種のセキュリティ機能の強化対策に関する技術改良に焦点が絞られた製品展開が業界の主たる動向となっている。これらの事実は、現状のパソコン機器はいかなる新製品といえども、年間で約1,200万台以上の市場に成長している既存マーケットを対象として設計された『従来通りの使い勝手の延長線上の機器』に他ならないことを意味している。
また、最近では、幾つかの大手家電が販売を開始した最新モデルであるパソコンとテレビの融合機でパソコンテレビ、あるいはテレビパソコンと呼ばれている機種がある。しかしながら、これらの新製品が対象としている顧客層は従来同様パソコンを使える、若年者層向けの製品として開発され、販売活動が展開されているように思える。このことは、現状市販されている最新モデルと言われているパソコン機器であっても、政府総務省が「u−Japan政策」の中で取り上げている高齢者や障害者を含め、誰でも簡単に利用できる『利用者本位』の観点に立脚したユニバーサルデザインの概念に沿った『新しい使い勝手を取り入れた人に優しいデジタル情報機器としての製品』を狙っているものではないことを物語っているように思える。
性別、年齢別のパソコンを使用したインターネット個人利用率に関する横浜市の調査結果によると、男女にかかわらず50歳代以上ではパソコンを使ったインターネットの利用率は極端に低いことが報告されている。また、総務省のu-Japan政策においても『パソコンを誰でもが簡単に利用することができる高度ICT化社会の早期実現』は、高齢化社会での最重要課題として取り上げられているが、具体的な実現策は未だに提起されていないことも事実である。同様に、出願人自らが実施したアンケート調査結果においても、中高齢者にとっては,パソコン等に代表される現状のデジタル情報機器は、「デジタルデバイド」と称されている新たな障壁をも生み出しており、使い難い機器、購入する気にもなれない機器且つ、高価な機器と思われていることも事実です。
つまり、パソコン機器の使い勝手としては、
(1)TV機器のように電源オン/オフが簡単に出来ないために、起動、停止処理が面倒、しかも時間がかかる。
(2)キーボード、マウス操作の習得は講習会参加等が不可欠であり、且つ操作方法の習得も容易ではない
また、利用にあたっては、
(1)セットアップが不可欠で、分厚いマニュアル見ないとできない項目が非常に多いため、素人では扱いきれい
(2)ハングアップ等のトラブル多発し易く、その原因の特定はほとんど不可能なため、安心して利用しにくい
(3)世界中で問題となっているパソコンのウイルス対策が不可欠
(4)ハードディスクの障害は致命傷(大事なデータの消失の発生)
等々のトラブルの発生や利用に際しての不安材料が多い
そして、費用負担の面では、
(1)何でもできると言われても、個々の操作は覚えきれないため、購入したけど、結局、使えないソフトだらけ
(2)その結果として、決して安くない購入費用を掛けたにもかかわらず、利用頻度が極めて低い、高価な買い物となっている
等々のケースが散見されているのが実態であるといえる。
一方、50歳代以上の年代層は、実質の可処分所得が最も大きい世代層であり、いかにしてこの世代層に喜んで使ってもらえるテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置とこれを使用する情報サービスシステムを新規に提供していくことができるかは、これからの高齢化社会での重要なビジネス要因でもある。以上のことから、パソコンの利用方法に不慣れな、例えば50歳代以上の年代層等をターゲットにした、本当に使い易いく簡単な操作でテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置と情報サービスシステムに関するビジネスチャンスは、何にもまして大きな潜在マーケットであることは紛れもない事実である。
このようにして考えてくると、ユニバーサルデザインの観点から捉えた使い易いテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置が必要なことが理解できる。ここで、ユーザが期待しているインターネットテレビジョン装置の在り方と誰もが使えるようにするために、ユニバーサルデザインの観点から導き出された機器操作方法のあり方を考えてみる。すると、誰もが日常何気なしに毎日のように使用しているいわゆるデジタル機器は電卓、家庭用の電話器、テレビ(およびテレビのリモコン)の三機種のみであり、このうち情報を見るためのデジタル機器は正にテレビしかないことに気が付く。そして、この誰でもが簡単に利用しているテレビの昨年度の世界の年間総出荷台数は約1億8,852万台と報告されており、パソコンとは比べにならないほど膨大な規模となっている。この観点から見ても、もしインターネット経由での情報の取得・閲覧がテレビと同じ操作すなわち、テレビのリモコンによる操作と同じ概念で出来たならば、正に誰でもが簡単に利用できるインターネット対応のテレビ、つまり簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置であるといえることになる。
他方、パソコンにおける操作方法の基本は、コンピュータに数値や文字情報を入力するためのキーボードの操作とグラフィックユーザインターフェイスと呼ばれている対象とするオブジェクトをアイコンと呼ばれている絵文字で表現し、表示画面上のアイコンをマウス等のポインティングデバイスを使用して選択指示していく手法から成り立っている。
グラフィックユーザインターフェイスの出現は比較的新しく、アップル社によるマッキントッシュ機で、アイコンと呼ばれている表示画面上で対象とするオブジェクトを指し示す絵文字とマウスと呼ばれているポインティングデバイスの発明に始まっている。画面に表示されているアイコン等の対象オブジェクトを選択・指示するための入力手段即ち、ポインティングデバイスとよばれているものとしてはマウスの他にはジョイスティク、タッチパネル、タッチパッド、タブレットおよび、キーボード上に併設されているカーソルキーやゲーム機等で多用されている十字キースイッチ等がある。つまり、パソコンに於いては、数値や文字情報等のデータを入力する手段と何らかのポインティングデバイスがないと一切操作ができないことが常識となっている。
テレビ用のリモコンと同等の入力手段を使用してインターネット経由での情報の取得・閲覧を行うというインターネットテレビジョン装置の概念は、取りも直さず上記したパソコンの基本的な操作方法に関する常識を覆す新しい利用技術を開発する、即ち新しいユーザインターフェイスを提供していくことを意味している。つまり、誰もが日常何気なしに毎日のように使用している前述の3種類のデジタル機器の操作方法は、必要な番号に対応したボタン(スイッチ)を単純に押すだけの操作であることに尽きる。
一方、最近の高機能携帯電話器の操作方法は、メールやi−MODE(登録商標)対応のインターネットを使うために、所謂パソコンに極めて近い機能が開発されて取り込まれている。具体的には、個々のボタンスイッチをマルチファンクション化することにより、パソコンのキーボードと同じ様なデータ入力機能を実現させ、数値以外の各種の文字情報の入力やポインティング処理ができるようになっている。これに対し、最近のテレビコマーシャルに出てくるツーカーセルラー社の「説明書がいらないくらいカンタンな通話専用ケータイ」という商品では、正に若者が愛用している最近の携帯電話器の複雑な操作機構を全て止めて、昔ながらの単純な電話器としての機能だけに限定することで携帯電話器であっても簡単操作を実現させ、熟年層への浸透を図っているといえる。この、『単純化すること、昔ながらのアナログ的な感覚を取り戻してやること』がユニバーサルデザインが唱えている基本事項、即ち『誰もが直感的に使える、使い勝手の良いコンセプト』に繋がっている。
更に、パソコンの操作方法を別の角度から見ると、自由度が非常に多く、何でも出来る代わりに、全て自分で判断して操作をすることが利用に関する原則となっている。例えば、インターネット上での特定の情報を検索処理した場合について考えて見る。
検索サイトを利用して適切なキーワードを入力することで世界中のサイトに置かれている関連情報を探してくることが可能だが、必ずしも目的とするものだけが得られるわけではなく、検索結果として得られた項目としては、通常余り関係のない塵的な情報も沢山含まれてくる。換言すれば、余計なものが沢山含まれている検索結果を当然のように出力し、その中から「自分の判断で本当に必要な情報を選びなさい」というシステムであるともいえる。
それに対して、最も親切で簡便な方法、それは日常の生活環境の中で知らず知らずに使っている方法で使用できる装置・システムの提供である。別の言い方をすれば、難しい仕事は誰かにやってもらう、代理人やエージェントと呼ばれている専門家に依頼する、途中の結果はいざ知らず最終結果だけを見せてもらうことにより「やりたいことが実現できる」ことが当てはまるのではないかと思う。
つまり、インテリジェンシーをリモコン装置ではなく別のところ(例えば、システム内のサーバ)にあらかじめ持たせておき、そこでシステムとして取捨選択しておいた情報のみを対象とし、利用者はこれらの情報のタイトル項目に対して付せられている単純な項目番号のみを指定することで、対象とする情報の内容を見られるように図っていく情報サービスシステムを構築していくことである。
このためには、テレビ用のリモコン、即ち単純極まりない数値コードのみを指定できるコントローラ側に多くを期待するのではなく、単純なものは単純なままとして使い、そのコントローラからの指示情報を受け取る側、所謂、受け口側となるテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置あるいは、更にその上位に位置付けられる情報サービスシステムのサーバ側で多くのインテリジェンシーを発揮してもらうという実現方法である。
更に、テレビを例にとって補足説明をすると、テレビの場合に於いても視聴者は単にチャネル番号を選択するだけであり、選択されたチャネルで放送中の番組内容の作成、番組内容に沿った各種情報の事前収集、番組内容の作成、編集等々の各種のインテリジェンシーの作業はテレビ局側で全て行われており、視聴者はその結果である放送内容を一方的に見ているといえる。
本発明がターゲットとするマーケットは既に述べたように、政府が掲げている高度ICT化社会の早期実現というデジタル化の流れに取り残されつつある利用者層すなわち、パソコンの操作に不慣れな、例えば、中高齢者等の潜在的な利用者層を積極的に取り込めるデジタル情報機器、すなわちテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を利用する情報サービスシステムの分野である。
これに対して、企業におけるICT化投資の主たる目的は一層の業務効率、作業効率の向上をもたらすための新しい合理化施策、高度に省力化された新しい業務形態の実現が中心となっているが、中高齢者等を始めとするパソコンの操作に不慣れな利用者層に積極的にインターネット経由での情報提供システムを利用してもらうためのICTソリューションを開発・提供していくという基本的なビジネスの考え方は、企業におけるICT化投資が狙う趣旨とは異なる利用環境であり、具体的には社会生活をより豊かにするための新しい利用概念に基づく付加価値情報提供サービスの実現にある。
即ち、中高齢者等を始めとするパソコンの操作に不慣れな利用者層にインターネットを積極的に利用して貰うという命題の解決には、本当に欲しい情報を提供できるのか、何が本当に必要とされる欲しい情報で誰が所有しているのか、利用者は誰で、どこで、どうやってこれらの欲しい情報へのアクセスをするのか、誰が欲しい情報へアクセスするための設備投資的な経費や、欲しい情報の収集、公開、運用に関する運転経費を負担するのか等々という解決策が見えてこなければならない。
具体的には、このときの付加価値情報提供サービスの根底には『安心』、『快適』、『健康』といった生活に密着した各種の生活情報提供サービスへの需要が特に重要である。一例を挙げると、以下のとおりである。
(1)医療機関における患者さんに対する個人情報の開示(インフォームドコンセプト)⇒病院での医療事故等が社会問題化してきたことがきっかけとなり、医療に関する個人情報の開示と特に今後の高齢化社会生活においてより『安心』で『快適』な、老後の生活、『健康』管理、各種介護支援等々に関する各種情報提供方法とその実現手段が同じく重要課題として取り上げられて来ている。
(2)食材の『安心』に関する情報の提供⇒これは狂牛病や鳥インフルエンザ等の発生によって巻き起こった食材の『安心』に関する情報の提供や食材における不正、不当な表示が社会問題化したことから、食材と『健康』管理、およびこれらに関する的確な各種の情報の提供方法とその実現手段が重要課題として取り上げられて来ている。
(3)自治体を始めとする各種の公的機関が中心になって、特に災害発生時等における、一般市民からの様々な『安心』に関する情報提供要求に対する対応方法並びに実現手段同じく重要課題として取り上げられて来ている。
更に特記すべき事項は、これらの重要なキーワードである『安心』『快適』および『健康』に関する付加価値情報提供サービスの要求元は若年層から発生しているのではなく、所謂中高年の年齢層が中心となって沸き起こってきていること、且つ、この年代層はパソコン等のデジタル機器の操作はあまり得意ではない世代層すなわち、紛れもなくデジタルデバイトとして扱われてきた世代層が中心となっていることが大きな特長点としてあげることができる。
本発明の具体的実施例として、病院の入院病棟の病室のベッドサイドに設置されて使用される簡単操作のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を用いた入院患者用簡単操作の情報開示サービスシステムにける、表示画面の一例を図3に示す。当該入院患者用簡単操作の情報開示サービスシステムでは、利用者である入院患者はパソコンの操作には慣れていない、中高年齢の方が大多数を占めることが前提として、テレビ同様の使い勝手の良さの提供が基本となる大きな特徴になっている。この入院患者の年齢分布の特徴である中高齢者が大多数を占めるという事象は、入院患者用情報開示サービスシステムにおける具体的な操作方法は、誰もが利用できる簡単操作であることが必須条件となる。
具体的な使い方の例としては、テレビのリモコン操作と同じ感覚で、患者さん画面に表示されているガイダンス毎に割り付けられている項目番号を、リモコンを使って入力することで、指定した項目に関する詳細な情報の閲覧が出来る方式の実現である。即ち、『誰にでも簡単で、直感的に操作をすることが出来るユーザインターフェイス技術を適用した斬新なインターネットテレビジョン装置を用いた情報サービスシステム』の実現である。
付加的な特徴事項としては、以下のとおりである。
(1)OS等のカスタマイゼーション効果により、機器並びにシステム運用管理業者や病院関係者にとって、患者が使用するハードウエア機の保守工数が不要になること
(2)入院患者へ開示する公開情報(入院患者向けのホーム頁コンテンツ)の作成作業を始めとする各種のシステム運用管理操作は従来どおり、パソコンを使用して容易に行えること
(3)入院病棟の病室内に設置し、患者が使用する情報端末機器はパソコンより安価で、地球環境に優しい省電力、小型軽量でファン等の回転騒音が一切でない入院病棟内の病室設置機器としては必須条件とされている静音設計の機器であること
本発明の他の具体的実施例としては、例えば地方自治対等が行うアンケートシステムがある。この具体的な実施例を図27に示す。同図に示した実施例では、前記した図3と同じようなメニュー項目画面にアンケート調査であることを示すメニュー項目例えば、項目番号8として「横浜市意識調査」を割り付けておく。
利用者がリモコン装置を使ってこのメニュー項目番号8を入力することで図27が表示され、アンケートへの回答を依頼する。このアンケートへの回答形式は同じくリモコンの数値ボタンのみを使用して質問に対して答えていく形式である。回答者が本質問への回答番号を押下した後、例えばアンケートの次の質問項目へ進む場合は「次へ進む」へ割り当てられている番号「14」を押下する。これにより表示画面は次のアンケート質問項目である図28を表示する。
図28も前記した図27と同様な形式のリモコンの番号入力により回答をしじしていくことになる。尚、図27、及び図28に示した例では選択できる回答がひとつのみのケースの例を示しているが、通常のアンケート形式と同じように任意の質問項目に関して回答を複数個選べるようにできることは言うまでもない。
このようにして、質問項目への全ての回答が終了したことにより、本アンケートの回答は自動的にポータルサイトであるシステム運用管理サーバへ送られ、該システム運用管理サーバ側でアンケート回答結果に対する集計処理が行われる。これにより、通常のテレビでは実現できない、双方向の通信(質問とそれに対する回答)が従来のリモコン装置を使用することにより実現できるものである。
本発明の大きな特徴の一つは、極めて多種、多岐、多数のインターネット等の無数のポータルサイトを、メニューモード(MNモード)において一つの表示画面の中に例えばジャンルごとにチャンネル番号に対応して表示し、しかもその表示を階層的に構成することができ、一つの表示画面において、メニューモード(MNモード)の各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)をインターネット等の各ポータルサイトに対応付けさせ、表示画面を下位の表示画面に変えた場合には、各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)がより下位のインターネット等の各ポータルサイトに対応付けられるようにしたものである。これにより、同じチャンネルボタンによる数値コード指示ボタンであっても、本発明のテレビ装置においては意味合いの異なる指示信号として受け取ることができるものである。例えば、メニューモード(MNモード)の上位概念の表示画面における各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1)はインターネット等のニュースに関連するポータルサイトの意味合いに対応付けされている場合には、その表示画面が下位の表示画面に変わった場合は、各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)がより下位のインターネット等の各新聞社のポータルサイトに対応付けられていることにより、希望のサイトに簡便に到達できるものである。
本発明のテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置、該インターネットテレビジョン装置の操作制御を行うためのリモコン装置、及びインターネット経由での情報提供サービスを行うためのシステム全体に関する機能構成図を図7に示す。
本発明のインターネットテレビジョン装置2は、専用PCコントローラ30、TV/PC共用リモコン40、40からの送信データ受光器31、テレビチューナ付のモニタ機器20から構成される。
専用PCコントローラ30の出力である映像信号32はテレビチューナ付のモニタ機器20の外部入力信号として20に印加される。データ受光部31は、TV/PC共用リモコン40から送信されたテレビチューナ付のモニタ機器20向けの信号41は20に内蔵されている受光部21で受信し、他方専用PCコントローラ30向けの信号42は20に接続されている専用の受光部31で受信をおこなう。
専用PCコントローラ30は構内ネットワーク網4を介して、通常機関内に設置されるシステム運用管理サーバ3に接続され、該システム運用管理サーバ3が簡単操作の情報提供サービスシステム1におけるポータルサイトの役割を担うことになる。
さらに、該システム運用管理サーバ3はゲートウエイ/ルータ5、公衆網であるインターネット網6を介して、各種のコンテンツを提供するサイトであるサーバ群7(サーバ#1:7Aからサーバ#N:7N)に接続され、TV/PC共用リモコン40を介して本情報提供サービスシステム1の利用者からの要求内容に応じた対象ホーム頁の閲覧が行われる仕組みを提供する。
TV/PC共用リモコン40のキー配列の一例を図8に示す。
TV/PC共用リモコン40は、テレビチューナ付のモニタ機器20に内蔵されたTVチューナ向けの専用の操作制御信号41の送信、及び専用PCコントローラ30に対する操作制御信号42の送信を行う。具体的には図8に示したTV/PC共通の操作ボタンである数値ボタンキーである1から12を押下することで、動作モードとしてテレビが選択されているときにはテレビチューナ付のモニタ機器20に対するチャネル番号選択指示となるモニタ機器へのリモコンからの送出信号41を送出し、動作モードとしてPCが選択されているときには専用PCコントローラ30に対する項目選択番号を指定する数値キー情報となる専用PCコントローラへのリモコンからの送出信号42を送出する。尚、TV/PC共用リモコン40の操作では先ず最初に動作モードの指定を行う。この操作は、操作対象機器を指定するTVキーとPCキーのいずれかのキーを押下することで操作対象機器の切り替え、すなわちインターネットテレビジョン装置2に対する動作モードの指定を行う。尚、この動作モード指定におけるデフォルト状態としてはテレビ動作モードが通常は選択される設定となっている。
図9は、図8に示したTV/PC共用リモコンにおける動作モードの状態遷移図を示す。同図に示したように、当該リモコンでは装備されている数値ボタンキー1から12はテレビ動作モード時においてはテレビのチャネル選択操作用のボタンキーとして定義され、他方動作モードとしてPCボタンが押下されたことにより、PC動作モードが選択されている状態では、上記した任意の数値ボタンキーである1から12が押下されると、専用PCコントローラに対して押下された数値ボタンキーに対応する項目の選択が指示される。即ち、TV/PC共用リモコンにおけるこれらの数値ボタンキー1から12は、それぞれの動作モードに従った操作指示キーとして使用され、それぞれ押下された数値ボタンキーに対応する所定の動作をインターネットテレビジョン装置のテレビモニタ機器あるいは専用PCコントローラに対して操作指示をすることになる。
図10は、図8に示したTV/PC共用リモコンにおけるTVキー、PCキー及び電源キーに関する動作を説明したものである。インターネットテレビジョン装置はテレビモニタ機器を基本として構成し、これに専用PCコントローラを付属させる形態の機器構成をとっている。このため、所謂電源の投入制御やインターネットテレビジョン装置としての動作モードの選択制御、すなわちモニタ画面にテレビチューナの受信画像を表示するのか、専用PCコントローラの出力映像を表示させるのか選択する操作指示は同図に示したようにテレビモニタ機器に対して行うことになる。
図11は、図8に示したTV/PC共用リモコンにおけるTVキー、PCキーを押下されたときのリモコン装置内部の動作をフローチャート形式で図示したものである。
また、図12は、図8に示したTV/PC共用リモコンにおける数値ボタンキーである1から12が押下されたときの詳細な動作を表形式で図示したものである。同図に示したようにこれらの数値ボタンキーはインターネットテレビジョン装置の動作モードがTVモード、あるいはPCモードが選択されているかによって押下された数値ボタンキーが指示する操作内容が、それぞれテレビのチャンネル選択操作あるいは専用PCコントローラに対する選択項目指示操作となることを示している。
TV/PC共用リモコンの他の実施例であるキー配列の一例を図13に示す。
この実施例では専用PCコントローラ30に対する専用の操作ボタンキーとして数値ボタンキー13から16を追加したものである。
インターネットテレビジョン装置では専用PCコントローラのパソコン機能を有効に活用することが更なる利便性を得るための有効な手段となる。このためには、TV/PC共用リモコンから指示できる項目数をある程度増大させておくことが不可欠であり、他方テレビチューナ−側は所謂放送局の選択ができれば十分なため、特別な専用の操作キーは一般に必要としていない。
また、図13に示した本実施例は数値ボタンキー13から16を追加し、これらの数値ボタンキーをPC機能専用の操作ボタンとして定義をし、具体的にはそれぞれの数値ボタンキーに対応してあらかじめ定義しておいたポータルサイトを選択操作する機能を提供するものである。
この機能拡充により、本簡単操作の情報サービスシステム利用者はポータルサイト選択の自由度、すなわち自由に選択できるポータルサイト数が増えたことにより選択操作の幅が広がるという効果を得ることができる。他方情報サービスを提供する側にとっては、例えば利用者の性別対応や趣向に沿って特徴のあるポータルサイトの運営を図れるという効果を得ることができる。
図14は、図13に示したTV/PC共用リモコンにおける動作モードの状態遷移図を示す。同図に示したように、当該リモコンでは新たに追加された数値ボタンキー13から16がテレビ動作モードからPC動作モードへの切り替え、且つ当該数値ボタンキーに割り当てられていたポータルサイトの選択操作指示が行えることを示している。
また、図15は、図13に示したTV/PC共用リモコンにおける数値ボタンキーである13から16が押下されたときの詳細な動作を表形式で図示したものである。同図に示したようにこれらの数値ボタンキーはインターネットテレビジョン装置の動作モードをPCモードへ切り替えること並びに、押下された数値ボタンキーが指示するポータルサイトを選択操作する制御信号として与えられていること示している。
TV/PC共用リモコンの他の実施例であるキー配列の一例を図16に示す。
この実施例ではインターネットテレビジョン装置に対する共通の機能ボタンキーとしてテレビ動作モード時にはテレビのチャネルの増減操作を行う「進む」、あるいは「戻る」に関する操作指示と、他方PC動作モードにおいては選択されているコンテンツが複数の頁から構成されている場合に有効となる表示頁に対する頁めくり操作を指示する頁の「進む」、あるいは「戻る」に関する操作指示、及びインターネットテレビジョン装置に対する音量の増減制御を行う機能ボタンキーである「音↑」、及び「音↓」を追加したものである。
この機能拡充により、本簡単操作の情報サービスシステム利用者は通常のテレビのリモコンに一般的に用いられているチャネルの増減制御機能や、本を見ているときと同じ感覚のページめくり制御が利用できるようになること、更には好みの音量でテレビの視聴あるいはPC機能におけるストリーミングビデオクリップ等を見るときの音量の制御を自由に行うことができるという選択操作の幅が広がるという効果を得ることができる。他方情報サービスを提供する側にとっては、例えばひとつのコンテンツの提供を複数ページにまたがって実施することができるようになり、コンテンツ作成上における自由度をより高めることができ、その結果として利用者の性別対応や趣向に沿って特徴のあるポータルサイトの運営を図れるという新たな効果を得ることができる。
図17は、図16に示したTV/PC共用リモコンにおける動作モードの状態遷移図を示す。同図に示したように、当該リモコンでは新たに追加された機能ボタンキーによってテレビのチャネルの増減操作を行う「進む」、あるいは「戻る」に関する操作指示と、表示頁に対する頁めくり操作を指示する頁の「進む」、あるいは「戻る」に関する操作指示、及びインターネットテレビジョン装置に対する音量の増減制御を行う機能ボタンキーである「音↑」、及び「音↓」の動作が追加されていることを示している。
また、PCモードからテレビモードへの移行に際しての新たな機能として、数値ボタンキーである1から12までのキーを一定時間以上長押しした場合には、強制的に当該数値ボタンキーに対応するテレビチャンネルを選択してテレビ画像を表示するテレビ動作モードへの切り替える機能を実現している。
この操作機能を付加することの効果は、操作キーの数をいたずらに増やすことなくTV動作モード、PC動作モード間の移行制御の選択幅を広げることができるという利点を得ることができる。
また、図18は、図16に示したTV/PC共用リモコンにおける新たに追加された機能ボタンキーによってテレビのチャネルの増減操作を行う「進む」、あるいは「戻る」に関する操作指示と、表示頁に対する頁めくり操作を指示する頁の「進む」、あるいは「戻る」に関する操作指示、及びインターネットテレビジョン装置に対する音量の増減制御を行う機能ボタンキーである「音↑」、及び「音↓」が押下されたときの詳細な動作を表形式で図示したものである。
図19は、図16に示したTV/PC共用リモコンにおける新たに追加された機能ボタンキーによってインターネットテレビジョン装置に対する音量の増減制御を行う機能ボタンキーである「音↑」、及び「音↓」が押下されたときの詳細な動作をフローチャート形式で図示したものである。
同図に示したように、インターネットテレビジョン装置におけるモニタ機器部では、個別にテレビチューナからの音量レベル信号と外部入力信号となるPC機能の音量レベルを個別に制御できる機能が標準機能として備えられているため、個々の入力信号レベルに対しての音量の制御という方法で、該音量制御を実現している。
TV/PC共用リモコンの他の実施例であるキー配列の一例を図20に示す。
この実施例ではインターネットテレビジョン装置に対する専用のPC機能制御用の機能ボタンキーとして、いわゆるマウス操作と同様に座標位置の選択と決定操作及び、ユーザが自由に定義できる特定の機能選択操作キーを追加したものである。
この機能拡充により、本簡単操作の情報サービスシステム利用者は本発明である簡単操作対応がなされていない一般のポータルサイトへアクセスした場合でも、本発明のリモコン装置のみを使って通常のパソコンにおけるマウス操作に準拠した操作手順でコンテンツの閲覧操作をすることができる。尚、この機能追加は、主にパソコンの操作に慣れ親しんでいるユーザに向けての機能追加であること、ならびに既存のコンテンツを本発明であるインターネットテレビジョン装置でも一定の制約の中で利用できるというメリットを得るための方策であるといえる。
また、使い勝手に関しては、通常のパソコンにおけるマウス操作に比べると見劣りする操作性しか得られないが、ひとつのリモコン装置という操作手段のみを利用して既存のコンテンツの閲覧操作ができるという利便性が得られるという新たな効果を得ることができる。
図21は、図20に示したTV/PC共用リモコンにおける動作モードの状態遷移図を示す。同図に示したように、当該リモコンでは新たに追加された機能ボタンキーによって、いわゆるマウス操作と同様の座標位置の選択と座標決定操作(すなわち、マウスにおける左ボタンのクリック操作)、更にはユーザが自由に定義できる機能選択操作に関する動作が追加されていることを示している。
また、図22は、図20に示したTV/PC共用リモコンにおける新たに追加されたマウス操作と同様の座標位置の選択と座標決定操作(すなわち、マウスにおける左ボタンのクリック操作)に関する機能ボタンキーが押下されたときの詳細な動作を表形式で図示したものである。
TV/PC共用リモコンの他の実施例であるキー配列の一例を図22に示す。
この実施例は前記した図20に示したインターネットテレビジョン装置に対する専用のPC機能制御用の機能ボタンキーであり、いわゆるマウス操作と同様に座標位置の選択を行う方位制御キーを上下左右のみの4方位指示方式から、より自由度の高い8方位指示可能な機能ボタンキーへの変更を図ったものである。
この機能拡充により、リモコン操作による例えば、マウスカーソルなどの移動性能を一段と向上させることができるという効果を得ることができる。
TV/PC共用リモコンの他の実施例であるキー配列の一例を図24に示す。
この実施例ではインターネットテレビジョン装置に対する専用のPC機能制御用の機能ボタンキーを2種類の動作モードとして区分し、それぞれの区分を以下では便宜的にAPモード、及びMNモードと称する区分を行う。これらのAPモード及びMNモードの区分が意味するところは、APモードは前記したような簡単操作対応がなされていない一般のポータルサイトをリモコンのワンボタン操作でリンクできるようにするために割り当てた専用のPC機能制御用の数値ボタンキーであり、具体的なコンテンツの閲覧操作制御は従来のパソコン環境で使用しているいわゆるマウス操作と同様に座標位置の選択と決定操作手順によることが基本となる。一方MNモードと称している区分は、前記した簡単操作対応の情報サービスシステムの仕様条件に準じて作成されているコンテンツを提供しているポータルサイトへのリモコンのワンボタン操作でリンクできるようにするために割り当てた専用のPC機能制御用の数値ボタンキーである。
このようにしてPC動作モード側をAPモードとMNモードとして区分管理することの効果は、システム運用管理者の運用管理に関するユーザ対応の負担を軽減できるということにある。
具体的には、例えば、ユーザからシステム操作方法や手順に関係する問い合わせがきた場合に、APモードあるいはMNモードのいずれの区分を利用して操作を行ったかが分かるだけで一般のポータルサイトのアクセスで生じている問題なのか、簡単操作対応の情報サービスシステム側での問題なのかの切り分けが前記モード名を聞くだけで、あるいは操作した数値キーの番号だけで判断することができることになる。尚、前記したMNモードでは、基本的には数値キー操作のみによりすべての機能が制御できるようになるため、本MNモードを終了させる場合にはあらかじめ定めておいた操作キーの押下操作でMNモードを終了できるようにしておく必要がある。これに対応する操作キーを、図24の例ではMN終了キーと称している。また、F1からF6までの操作キーは前述したユーザが自由に定義できる機能選択操作対応のキー数を3個から倍の6個に拡張したものである。
図25は、図24に示したTV/PC共用リモコンにおける動作モードの状態遷移図を示す。同図に示したように、当該リモコンを用いた操作方式では前述のPCモードがAPモードとMNモードという区分に分けられ、MNモードでは数値ボタンキーによって、ポータルサイトやコンテンツに対する項目選択等が行える所謂簡単操作対応の操作制御が行える。一方、APモードでの数値キーによる操作はポータルサイトの選択に限定され、いわゆるマウス操作と同様の座標位置の選択と座標決定操作(すなわち、マウスにおける左ボタンのクリック操作)、更にはユーザが自由に定義できる機能選択操作対応の機能操作キーを利用してコンテンツの閲覧等を行うことができることを示している。
上記した図25に示した本発明のリモコンを使ったシステムにおいては、以下に記載する複数のモードがあり、そのモードに割り当てられたボタン押下でモードチェンジを実行する。また、リモコンは各動作モードに対応した動作モードコードをTVモニタ機及び専用PCコントローラへ信号の送出を行う。
以下にこのときの各動作モードの概要を示す。
(1)TV動作モード(ボタン1〜12)
システム利用者がテレビを視聴するモードであり、1〜12チャンネルの番組視聴が可能である。チャンネルの選択はリモコンの「1」〜「12」の数値ボタンの押下操作で行う。
(2)PC動作モード(ボタン13〜28)
システム側或いはインターンット網に接続されたコンテンツ提供サイトから提供されるコンテンツ等を閲覧可能なモードであり、PCで利用するモード。このPC動作モードは次の2つのモードから構成される。
(a)APモード(ボタン13〜22)
あらかじめ設定された一般サイトのアプリケーションを使用するモード。ゲームサイトや動画配信サイト等のコンテンツを提供するサイトをリモコンの「13」〜「22」のボタンに割り当てておくことで、システム利用者は直接そのコンテンツを起動できる。
(b)MNモード(ボタン23〜28)
病院、企業、団体、自治体等の本発明の簡単操作システム環境を構築する団体がシステム利用者にサービスを提供する際に、そのサービス内容の案内等をメニュー構造にして、提供するサービス等を選択可能にして構成したモード。各メニューには1〜22の数字を割り当てておき、メニュー選択はその数字で行う。
サービスを各ボタンに割り当てておき、システム利用者がこれを選択した後のメニュー選択はリモコンの「1」〜「22」のボタンで行える。このMNモードでリモコン100を操作する際は、TV動作モード、APモードと重複するリモコンの「1」〜「22」のボタンを押下してもモードは変わらない。「TV」ボタン或いは「終了」ボタンの押下時のみMNモードを変更できる。「終了」ボタンの押下時には常にAPモードのPC「13」が割り当てられAPモードが起動するように構成することができる。
数値ボタン「1」〜「12」を長押しした場合、そのときのモードに拘わらずTV動作モードへ移行制御を行い、且つ、押された数値ボタンに対応するTVチャンネルを表示する。尚、TV動作モードに切り替わる際、PC側も強制的に一旦APモードの数値キー「13」に割り当てておいたアプリケーションプログラムを起動するように構成することで、より違和感のない動作モードの遷移制御を実現することが出来る。
リモコンキー配列及び、個々の操作キーに割り付けるキーコードは、例えば図24に示したキー配列の左上のTVキーを先頭にして(行番号、列番号)で表記することも可能である。このときの行番号は例えば、上から順に1から12、3・・・とし、列番号は左から右へ1から4として割り付ける。なお、キー配列上で列番号に該当するキーが配置されていないところは欠番とする。
この手法でボタンとキー配列を列記すると、例えば、TVボタンは(1,1)、PCボタンは(1,2)、電源ボタンは(1,4)となり、TVチャンネルボタンは「1」は(2,1)、「2」は(2,2)、「3」は(2,3)、「4」は(2,4)、「5」は(3,1)、「6」は(3,2)、「7」は(3,3)、「8」は(3,4)となり、以下同様にして割り付けていくことで一番下の行に配列されている操作キーは、「F6」が(12,1)、「音↓」が(12,4)として割り付けて利用することが出来る。
本発明のシステムにおいて使用するリモコンの各ボタンは、一般に市販されている例えば45キー配列のリモコンの各操作キーに割り付けられている、キーコードをそのまま利用することで実現することも可能であるし、当然のこととして、独自のコード体系を用いることも可能である。
更に、PC側では、既に述べたように、TV/PC共用リモコンで押下操作されたすべての操作キーコードの情報を時系列で取得することで、PC内部処理にてTV側の動作モード及びPC側の動作モードの解析と判断を行ことができる。
尚、TV/PC共用リモコンにおける特定のキーの押下操作によって、TV側の動作も同時に規定されているため、これらのキー押下操作に対してはTV側と受光デバイス側の両方で理解できる信号形式のリモコン送信信号の生成が不可欠となるケースも生じてくる。
また、近年PCに接続するためのUSBインターフェイスを有する汎用のデータ入力用デバイスで所謂リモコン同様のIrDA方式すなわち光信号によるデータの授受を行うデバイスが数多く市販されてきているため、これらの入力デバイス機器と本発明のTV/PC共用リモコンとの識別が必要となる。この識別機能は受光デバイス対応のデバイスドライバ側で識別を行うことが不用意な誤動作を招かないようにするためにシステムとしての運用管理上必要な処理項目となっている。
本発明のコンセプトと狙いを示した概念図である。 簡単操作の情報サービスシステムの機能構成を示す概念図である。 本発明を病院情報サービスシステムへ適用したときのインターネットテレビジョン装置のモニタ画面へ表示する項目選択操作時の表示画面例である。 本発明の簡単操作のインターネットテレビジョン装置の全体システム構成を示す説明図である。 従来のテレビ用のリモコンのキー配列を示す説明図である。 従来のテレビ用のリモコンの動作状態遷移を示す説明図である。 簡単操作の情報サービスシステム全体の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施例のリモコン装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施例の状態遷移図である。 本発明の実施例のリモコン装置の基本操作キーに関する動作と出力信号の対応関係の説明図である。 本発明の実施例のリモコンの基本機能をフローチャートで示した動作説明図である。 本発明の実施例のリモコンの各数値キーに関する機能のテーブル形式での説明図である。 本発明の別の実施例のリモコン装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施例の状態遷移図である。 本発明のリモコンの基本機能に拡張機能キーのテーブル形式での説明図である。 本発明の別の実施例のリモコン装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施例の状態遷移図である。 本発明の実施例のリモコンに拡張機能キーの内容をテーブル形式で示す説明図である。 本発明の実施例のリモコンに拡張機能キーを付加した一例における拡張機能をフローチャートで示した説明図である。 本発明の別の実施例のリモコン装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施例の状態遷移図である。 本発明の実施例のリモコンに拡張機能キーの内容をテーブル形式で示す説明図である 本発明の別の実施例のリモコン装置の構成を示す構成図である。 本発明の別の実施例のリモコン装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施例の状態遷移図である。 本発明の実施例のリモコンに拡張機能キーの内容をテーブル形式で示す説明図である。 本発明の実施例によるアンケートの実施形態を示す説明図である。 本発明の実施例によるアンケートの実施形態を示す別の説明図である。
符号の説明
1 簡単操作の情報サービスシステム
2 インターネットテレビジョン装置
3 システム運用管理サーバ
4 構内ネットワーク網
5 ゲートウエイ/ルータ
6 インターネット網
7 各種のコンテンツを提供するサイトであるサーバ群
20 テレビチューナ付のモニタ機器
21 モニタ機器内蔵のリモコン受光部
30 専用PCコントローラ
31 専用PCコントローラ用のリモコンデータ受光器
32 専用PCコントローラの映像出力信号 33 映像信号伝送ケーブル
40 TV/PC共用リモコン
41 モニタ機器へのリモコンからの送出信号
42 専用PCコントローラへのリモコンからの送出信号

Claims (12)

  1. テレビ放送を受信できるテレビジョン受信機能と、インターネット等のネットワークに接続可能なコンピュータ機能とを備えたテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置であって、該インターネットテレビジョン装置は複数の数値コード指示ボタンと複数の機能コード指示ボタンとを備えたリモコン装置で操作可能であり、該リモコン装置によりTV動作モードとPC動作モードとが特定の機能コード指示ボタンにより選択可能であり、該リモコン装置には各動作モードにおいて使用される所要数の数値コード指示ボタンを対応させ、TV動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したチャンネルの放送を受信し、PC動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したインターネット等のポータルサイトにアクセスして当該サイトのページを表示するように構成し、一方のモードから他方のモードに遷移させる場合には特定のモード遷移機能ボタン或いはTV動作モード及びPC動作モードのモード選択機能ボタンを押すことにより相互にモード間の遷移を可能にしたことを特徴としたインターネットテレビジョン装置。
  2. 前記一方のモードから前記他方のモードに遷移させる場合には、遷移を希望するモードでのチャンネル或いはサイトに対応する数値コード指示ボタンを長押し、或いは複数回押しをすることにより相互にモード間の遷移を可能にしたことを特徴とした請求項1記載のインターネットテレビジョン装置。
  3. 前記複数の数値コード指示ボタンは、連続した数値番号(例えば、1から12)のボタンから成り、TV動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、1から12)とPC動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、1から12)とが連続した同じ数値番号のボタンから成ることを特徴とした請求項1又は請求項2記載のインターネットテレビジョン装置。
  4. 前記複数の数値コード指示ボタンは、連続した数値番号(例えば、1から22)のボタンから成り、TV動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、1から12)とPC動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、13から22)とがダブらない連続した数値番号のボタンから成ることを特徴とした請求項1又は請求項2記載のインターネットテレビジョン装置。
  5. 前記複数の数値コード指示ボタンは、連続した数値番号(例えば、1から22)のボタンから成り、TV動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、1から12)とPC動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、13から22)とがダブらない連続した数値番号のボタンから成ることを特徴とし、前記PC動作モードにある際に、TV動作モードのチャンネル選択に当てられた連続した数値番号(例えば、1から12)のボタンを前記PC動作モードにおける項目選択ボタンとして機能させるように構成したことを特徴とした請求項4記載のインターネットテレビジョン装置。
  6. テレビ放送を受信できるテレビジョン受信機能と、インターネット等のネットワークに接続可能なコンピュータ機能とを備えたテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置であって、該インターネットテレビジョン装置は複数の数値コード指示ボタンと複数の機能コード指示ボタンとを備えたリモコン装置で操作可能であり、該リモコン装置によりTV動作モードとPC動作モードとが特定の機能コード指示ボタンにより選択可能であり、該PC動作モードは通常のパソコン操作により操作可能なアプリケーションモード(APモード)と数値コード指示ボタンにより項目選択が可能なメニューモード(MNモード)とを備えており、該リモコン装置には各動作モードにおいて使用される所要数の数値コード指示ボタンを対応させ、TV動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したチャンネルの放送を受信し、PC動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したインターネット等のポータルサイトにアクセスして当該サイトのページを表示するように構成し、TV動作モード及びPC動作モードの一方のモードから他方のモードに遷移させる場合には特定のモード遷移機能ボタン或いはTV動作モード及びPC動作モードのモード選択機能ボタンを押すことにより相互にモード間の遷移を可能にし、前記APモードとMNモードとの間の相互のモード間の遷移する際には、特定のモード遷移機能ボタン押すことにより相互にモード間の遷移を可能にしたことを特徴としたインターネットテレビジョン装置。
  7. 前記複数の数値コード指示ボタンは、連続した数値番号(例えば、1から28)のボタンから成り、TV動作モードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、1から12)と、APモードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、13から22)と、MNモードにおいて使用する複数の数値コード指示ボタン(例えば、23から28)とがダブらない連続した数値番号のボタンから成ることを特徴とした請求項6記載のインターネットテレビジョン装置。
  8. テレビ放送を受信できるテレビジョン受信機能と、インターネット等のネットワークに接続可能なコンピュータ機能とを備えたテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置を操作制御するリモコン装置であって、インターネットテレビジョン装置における前記テレビ受信機能及び前記パソコン機能をそれぞれ操作制御することができるようにしたテレビ動作制御モードとPC動作制御モードとを有する構成としたことを特徴とする上記請求項の内の一つの請求項に記載のインターネットテレビジョン装置用のリモコン装置。
  9. 前記TV動作モードとPC動作モードとが特定の機能コード指示ボタンにより選択可能であり、該リモコン装置には前記TV動作モードとPC動作モードで共用する数値コード指示ボタンを有し、各動作モードにおいて使用される所要の数値コード指示ボタンを対応させ、TV動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したチャンネルの放送を受信し、PC動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応してあらかじめ割り当てられているインターネット等のポータルサイトへのアクセス、あるいはその特定の数値コード指示ボタンに対応したモニタ画面に表示されたメニュー項目の選択操作制御指示をインターネットテレビジョン装置へ送出することを特徴とした請求項8記載のインターネットテレビジョン装置用のリモコン装置。
  10. 前記PC動作モードでは、前記TV動作モードと共用する数値コード指示ボタンの他にPCモード専用で使用する数値コードボタン及び特定の対象機能に対応して割付けられた特定の数値コードあるいは特定の名称を付した複数の専用操作制御コードボタンを有し、PC動作モードにおいて該特定の専用操作制御コードボタンが押下された場合には、当該特定機能の動作制御指示コードを送出することを特徴とした請求項8又は請求項9記載のインターネットテレビジョン装置用のリモコン装置。
  11. テレビ放送を受信できるテレビジョン受信機能と、インターネット等のネットワークに接続可能なコンピュータ機能とを備えたテレビも見ることができるインターネットテレビジョン装置であって、該インターネットテレビジョン装置は複数の数値コード指示ボタンと複数の機能コード指示ボタンとを備えたリモコン装置で操作可能であり、該リモコン装置によりTV動作モードとPC動作モードとが特定の機能コード指示ボタンにより選択可能であり、該PC動作モードは通常のパソコン操作により操作可能なアプリケーションモード(APモード)と数値コード指示ボタンにより項目選択が可能なメニューモード(MNモード)とを備えており、該メニューモード(MNモード)は一枚の表示画面を使って表示され、該表示画面は複数の階層的表示によって構成されており、該メニューモード(MNモード)の各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)はインターネット等の各ポータルサイトに対応付けされており、該表示画面が下位の表示画面に変わった場合は、各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)がより下位のインターネット等の各ポータルサイトに対応付けられており、該リモコン装置には各動作モードにおいて使用される所要数の数値コード指示ボタンを対応させ、TV動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したチャンネルの放送を受信し、PC動作モードにおいて特定の数値コード指示ボタンが押された場合には、その特定の数値コード指示ボタンに対応したインターネット等のポータルサイトにアクセスして当該サイトのページを表示するように構成し、TV動作モード及びPC動作モードの一方のモードから他方のモードに遷移させる場合には特定のモード遷移機能ボタン或いはTV動作モード及びPC動作モードのモード選択機能ボタンを押すことにより相互にモード間の遷移を可能にし、前記APモードとMNモードとの間の相互のモード間の遷移する際には、特定のモード遷移機能ボタン押すことにより相互にモード間の遷移を可能にしたことを特徴としたインターネットテレビジョン装置。
  12. 前記メニューモード(MNモード)の各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1)はインターネット等のニュースに関連するポータルサイトの意味合いに対応付けされており、該表示画面が下位の表示画面に変わった場合は、各数値コード指示ボタン(例えば、チャンネル1、2、3・・・)がより下位のインターネット等の各新聞社のポータルサイトに対応付けられていることを特徴とした請求項11記載のインターネットテレビジョン装置。
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