JP2007208312A - マルチモード無線通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソフトウェア無線技術を用いて多数の無線アクセス技術間のハンドオーバー処理を、簡易な構成と手順で実施できるマルチモード無線通信端末を得る。
【解決手段】ソフトウェア無線により無線通信機能を実現するマルチモード無線通信端末であって、複数の無線通信機能部10A,10Bと、通信中の無線アクセス技術を用いて端末内に存在しないソフトウェアをダウンロードするダウンロード部21と、ソフトウェアを格納する格納部18と、無線アクセス技術の切替時に新たな無線アクセス技術のソフトウェアを切替先の無線通信機能部に転送し無線アクセス技術の設定を変更する機能変更管理部17と、新たな無線アクセス技術の通信が確立された時点で複数の無線アクセス技術間のハンドオーバーを行う無線アクセス技術切替管理部19と、ハンドオーバー処理の完了後、新たな無線アクセス技術からのデータに切り替えるスイッチ22とを備えた。
【選択図】図2
【解決手段】ソフトウェア無線により無線通信機能を実現するマルチモード無線通信端末であって、複数の無線通信機能部10A,10Bと、通信中の無線アクセス技術を用いて端末内に存在しないソフトウェアをダウンロードするダウンロード部21と、ソフトウェアを格納する格納部18と、無線アクセス技術の切替時に新たな無線アクセス技術のソフトウェアを切替先の無線通信機能部に転送し無線アクセス技術の設定を変更する機能変更管理部17と、新たな無線アクセス技術の通信が確立された時点で複数の無線アクセス技術間のハンドオーバーを行う無線アクセス技術切替管理部19と、ハンドオーバー処理の完了後、新たな無線アクセス技術からのデータに切り替えるスイッチ22とを備えた。
【選択図】図2
Description
この発明は、ソフトウェア無線(SDR:Software Defined Radio)により無線通信機能を実現するマルチモード無線通信端末に関するものである。
従来の統合無線システムは、複数の無線アクセス技術間でシームレスなサービスを実現するために、発着信、位置通知、認証、無線アクセス技術の発見・選択・切り替え等を可能とするためBAS(Basic Access Signaling)と呼ばれる制御プロトコルを用いる。この従来の統合無線システムでは、ある無線アクセス技術から他の無線アクセス技術へ切り替える場合は、BASを用いて、他の無線アクセス技術へ切り替えるための制御信号を伝送していた。このBASをユーザーとネットワークの間で伝達する方法としては、既存の無線アクセス技術へオーバーレイする方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
すなわち、従来の統合無線システムは、端末とノード間のデータ通信経路を形成するための無線アクセスシステムとして、PHSの無線アクセス技術、無線LAN(IEEE802.11b)の無線アクセス技術、第2世代移動体通信システムの無線アクセス技術、第3世代移動体通信システムの無線アクセス技術を備え、インターネット網を介してこれら無線アクセス技術と接続されるサーバーにより、これら無線アクセス技術の切り替えが管理される。なお、第2世代及び第3世代の移動体通信システムの無線アクセス技術は、各無線アクセス技術の基地局とネットワークを含む。
従来の統合無線システムにおいて、PHSの無線アクセス技術から無線LANの無線アクセス技術に切り替える(異なる無線アクセス技術の間でハンドオーバーする)場合を例として説明する。ここで、無線アクセス技術の切り替えに関するBASの制御プロトコルを伝送する無線アクセス技術として第2世代移動体通信システムを用いる。始めに、端末(非特許文献1ではMUT:Multi-service User Terminalと表記)が、PHSの無線アクセス技術およびインターネット網を経由して、ノードと通信している際に、端末とノードと間の通信をPHSから無線LANへ切り替える場合、切り替えに要する制御信号は、BASとして、サーバーと端末との間で、インターネット網、第2世代移動体通信システムの無線アクセス技術を経由して相互に伝送される。このBASの制御信号に基づき、端末は、通信を行う経路を無線LANの無線アクセス技術へ切り替える(ハンドオーバーする)。
統合無線システムに用いる端末は複数の無線アクセス技術と通信可能なマルチモード端末である必要がある。非特許文献1では、このマルチモード端末はPHSの無線アクセス技術、無線LAN(IEEE802.11b)の無線アクセス、第2世代移動体通信システムの無線アクセス技術、第3世代移動体通信システムの無線アクセス技術のそれぞれのカードとノートPCによって実現していた。
井上、マハムド、村上、長谷川、森川著「RANオーバーレイ型MIRAIシステム−(1)概要−」電子情報通信学会、2003年総合大会、B−5−131、2003年3月
上述したように、従来の統合無線システムに用いるマルチモード端末は、PHS、無線LAN(IEEE802.11b)、第2世代移動体通信システム、および第3世代移動体通信システムと通信するために、全ての無線アクセス技術の通信カードをノートPCに実装する必要があったため、多数の無線アクセス技術と通信可能なマルチモード端末を実現するためには、それぞれの通信カードが必要となりハードウェアの規模が大きくなるという問題点があった。
ここで、現在研究開発が行われているソフトウェア無線システムは、無線伝送に必要な処理をFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)、プロセッサ等のプログラムの変更可能なハードウェアに実装し、そのプログラム(ソフトウェア)の変更により、複数の無線アクセス技術の無線通信機能を実現する技術である。このソフトウェア無線技術を用いれば、同一のハードウェアを用いて複数の無線通信機能を実現できるため、従来の無線システムのように無線アクセス技術毎に通信カードを実装する必要が無くなる。また、ネットワーク側に存在するサーバーからソフトウェアをダウンロードすることで、新たな無線アクセス技術の無線通信機能を実現することが可能となる。
しかしながら、従来の無線アクセス技術の無線通信機能をソフトウェア無線技術にて実現する場合、簡易な構成と手順で無線アクセス技術を変更することが必要となる。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、ソフトウェア無線技術を用いて多数の無線アクセス技術間のハンドオーバーに対応するマルチモード端末の簡易な構成と手順を得ることができるマルチモード無線通信端末を提供することを目的とする。
この発明に係るマルチモード無線通信端末は、ソフトウェア無線により無線通信機能を実現するマルチモード無線通信端末であって、異なる無線アクセス技術の通信を確立するための複数の無線通信機能部と、通信中の無線アクセス技術を用いて端末内に存在しないソフトウェアをダウンロードするダウンロード部と、ダウンロードされたソフトウェアを格納する格納部と、無線アクセス技術の切替時に前記格納部に格納された新たな無線アクセス技術のソフトウェアを切替先の無線通信機能部に転送し無線通信機能部の無線アクセス技術の設定を変更する機能変更管理部と、前記機能変更管理部により新たな無線アクセス技術の通信が確立された時点で複数の無線アクセス技術間のハンドオーバーを行う無線アクセス技術切替管理部と、ハンドオーバー処理の完了後、新たな無線アクセス技術からのデータに切り替えるべく無線通信機能部を切り替えるためのスイッチとを備えたものである。
この発明によれば、ソフトウェア無線技術を用いて多数の無線アクセス技術間のハンドオーバー処理を、簡易な構成と手順で実施できるマルチモード無線通信端末を得ることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明で実施されるマルチモード無線通信端末の動作フローの概略である。なお、図1において無線アクセス技術をRAT(Radio Access Technology)と略記した。この図に従い、この発明に係るマルチモード無線通信端末の動作について説明する。
図1は、この発明で実施されるマルチモード無線通信端末の動作フローの概略である。なお、図1において無線アクセス技術をRAT(Radio Access Technology)と略記した。この図に従い、この発明に係るマルチモード無線通信端末の動作について説明する。
始めに、端末がある無線アクセス技術と通信中と想定する(S1)。このときの無線アクセスシステム(RAT)を旧RATと表記した。旧RATとの通信中にネットワーク側からハンドオーバーを指示された場合を想定する。
このとき、端末もしくはネットワーク側のサーバーが切替え先の無線アクセス技術(RAT)の候補を決定する。ネットワーク側のサーバーが切替え先RAT候補を決定した場合は、BASや、通信中の旧RATの制御用のチャネルを用いてその候補を端末へ伝送する(S2)。ここで、図では、切替え先RAT候補を新RATと表記した。
端末では、新RATのソフトウェアS/Wが端末内に存在するか否かを判定する(S3)。端末内に新RATの無線通信機能を実現するために必要なソフトウェアが存在しない場合では、ネットワーク側から新RATの無線通信機能を実現するために必要なソフトウェアを、旧RATの通信データに多重してダウンロードする(S4)。
端末内に新RATのソフトウェアが存在する場合およびソフトウェアをダウンロードした場合、次に、端末は、新RATのソフトウェアをプロセッサやFPGAにロードし、そのソフトウェアを起動する。ソフトウェアの起動が完了した時点で、端末は新RATと無線通信が可能な状態となる(S5)。
新RATと通信が可能になった時点で、端末は、新RATとの接続処理を行い新RATとの間に通信を確立する。ここで、新RATの通信圏外等の理由で新RATとの通信が確立できない場合は、S2まで戻り、他の無線アクセス技術を切替え先RATとして新たに選択する(S6)。
新RATとの通信が確立した後には、従来の発明に示されたような旧RATから新RATへのハンドオーバー処理を行う(S7)。なお、ハンドオーバーの処理としては、従来の発明に示された処理以外のであっても同様な効果を奏する。旧RATから新RATへのハンドオーバー処理が完了した後、旧RATとのデータ通信を停止し(S8)、新RATとのデータ通信を開始する(S9)。
図2は、上述した動作フローを実現するためのこの発明の実施の形態1に係るマルチモード無線通信端末の構成を示すブロック図である。図2に示すマルチモード無線通信端末は、旧無線アクセス技術との通信中に新無線アクセス技術との通信を確立するために2系統の無線通信機能部10A,10Bを有している。無線通信機能部10Aは、アンテナ11と、受信時はアンテナ11からの信号をIF信号もしくはベースバンド信号へ変換し、送信時はベースバンド信号もしくはIF信号をRF信号へ変換するRF部12と、受信時はRF部12の出力のアナログ信号をデジタル信号に変換し、送信時はベースバンドもしくはIFのデジタル信号をアナログ信号に変換してRF部12に供給するAD/DA変換器13と、ソフトウェア無線技術を用いてデジタル信号処理により変復調や伝送制御を行うプロセッサ/FPGA部14と、通信中の無線アクセス技術の制御データと無線アクセス技術間のハンドオーバーに関わる制御情報を多重分離するブロックであるシグナリング多重分離部15とを有する。無線通信機能部10Bも同様な構成を有する。
ここで、アンテナ11、RF部12、AD/DA変換器13は、従来の端末のアンテナ、RF部、AD/DA変換器と同様な機能であり、マルチモード端末で実現可能な各無線アクセス技術の搬送波周波数や帯域に設定変更で対応可能なブロックである。また、プロセッサ/FPGA部14は、後述するブロック17からの指示でソフトウェアの入れ替えにより異なった無線アクセス技術の変復調や伝送制御を実現する機能を変更可能なブロックである。このプロセッサ/FPGA部14は、受信時は、AD/DA変換器13からのデジタル信号を復調し、受信信号から通信データや制御データを取り出し、制御データを用いて通信中の無線アクセス技術に対する通信制御を行う。さらに、受信信号から取り出した通信データは後述するスイッチ22へ、制御データはシグナリング多重分離部15へ出力する。一方、このプロセッサ/FPGA部14は、送信時においては、後述するスイッチ22からの通信データとシグナリング多重分離部15からの制御データを基に変調や伝送制御を行う。
また、図2に示すマルチモード無線通信端末は、通信データから通信データとダウンロードデータを多重分離する通信データ/ダウンロード多重分離部16と、プロセッサ/FPGA部14の機能の変更を管理するブロックであり、必要に応じてアンテナ11からAD/DA変換器13のブロックの設定変更も管理する機能変更管理部17と、プロセッサ/FPGA部14のソフトウェアを格納する領域であり、メモリやハードディスク等の記憶デバイスで構成されるソフトウェア格納部18と、無線アクセス技術間のハンドオーバーに関わる制御を行うブロックであり、ハンドオーバー制御に関わる情報をシグナリング多重分離部15と通信し、さらに、ハンドオーバーを行う場合、無線通信機能の機能変更を機能変更管理部17へ指示する無線アクセス技術切替管理部(RAT切替管理とも表記する)19と、無線アクセス技術切替管理部19の動作に従い、旧無線アクセス技術と新無線アクセス技術間で通信データ、制御データを切替えるためのタイミングを生成するブロックであるタイミング生成部20と、ソフトウェア格納部18に、新無線アクセス技術のソフトウェアが存在しない場合に、ネットワーク側のサーバーから新無線アクセス技術のソフトウェアをダウンロードするダウンロード部21と、通信データ、制御データのそれぞれについて、旧無線アクセス技術と新無線アクセス技術間で切替えを行うスイッチ22とを備える。
次に、上記構成を備えるマルチモード無線通信端末の動作について図3を参照して説明する。始めに、無線通信機能部10Aで旧無線アクセス技術と通信中であることを仮定する。この場合、無線通信機能部10Aのアンテナ11、RF部12、AD/DA変換器13は、旧無線アクセスシステム用の設定となっている。さらに、プロセッサ/FPGA部14には、旧無線アクセス技術のソフトウェアが存在し、旧無線アクセスシステムの変復調や伝送制御を実現している。また、スイッチ22は無線通信機能部10Aが選択されている。このとき、通信データとしては、旧無線アクセスシステムのデータのみが伝送されている。一方、無線通信機能部10Bは停止している。
このような状態で、ネットワーク側から無線アクセス技術の変更指示が届いた場合を仮定する。そのとき、変更指示は、旧無線アクセス技術の制御情報に多重されて伝送されるため、無線通信機能部10Aのシグナリング多重分離部15では、制御情報から無線アクセス技術の変更指示を取り出す。この変更指示を無線アクセス技術切替管理部19へ伝送する。
無線アクセス技術切替管理部(RAT切替管理)19では、無線アクセス技術の変更指示の中から、変更先の新無線アクセス技術を判定する。機能変更管理部17に対して、新無線アクセス技術のセットアップを指示する。機能変更管理部17では、ソフトウェア格納部18に新無線アクセスシステムのソフトウェアが存在するか確認する。無線アクセスシステムのソフトウェアが存在しない場合、ダウンロード部21に対して、ソフトウェアのダウンロードを指示する。ダウンロード部21では、旧無線アクセス技術の通信データに多重して、ネットワーク側のサーバーと通信し、新無線アクセス技術のソフトウェアをサーバーからダウンロードする。さらに、ダウンロードしたソフトウェアはソフトウェア格納部18に保存する。
機能変更管理部17で、ソフトウェア格納部18に新無線アクセスシステムのソフトウェアが存在するか確認し、無線アクセスシステムのソフトウェアが存在する場合、および、ダウンロード部21により新無線アクセス技術のソフトウェアのダウンロードを行い、ソフトウェアをソフトウェア格納部18に格納した場合では、機能変更管理部17は、新無線アクセス技術のソフトウェアを無線通信機能部10Bのプロセッサ/FPGA部14に対して新無線アクセス技術のソフトウェアを転送(ロード)する。さらに、機能変更管理部17は、無線通信機能部10Bのアンテナ11、RF部12、AD/DA変換器13を新無線アクセス技術の設定に変更する。次に、機能変更管理部17は、無線通信機能部10Bのプロセッサ/FPGA部14を起動し、無線通信機能部10Bで新無線アクセス技術と通信を行う準備を完了する。
新無線アクセス技術と通信を行う準備が完了した時点で、無線アクセス技術切替管理部19は、無線通信機能部10Bに対して、新無線アクセス技術のネットワーク側と通信を確立するように指示し、無線通信機能部10Bで新無線アクセス技術のネットワーク側と通信を確立する。
新無線アクセス技術のネットワーク側と通信を確立した時点で、マルチモード無線通信端末は、旧無線アクセス技術と新無線アクセス技術の2つとの通信が可能となる。そこで、無線アクセス技術切替管理部19は、旧無線アクセス技術と新無線アクセス技術間でハンドオーバー処理を行う。
ハンドオーバー処理が完了し、旧無線アクセス技術と新無線アクセス技術間で通信データの切り替えが可能となると、タイミング生成部20は、スイッチ22を新アクセス技術からの通信データに切替える。
通信データの切替えの完了後、無線アクセス技術切替管理部19は、無線通信機能部10Aに対して、通信の終了を指示する。通信終了指示を受けて、無線通信機能部10Aは、旧無線アクセス技術のネットワークとの通信を終了させる。
旧無線アクセス技術との通信が終了した時点で、無線アクセス技術切替管理部19は、旧無線アクセス技術との通信が終了を機能変更管理部17に通知する。次に、機能変更管理部17は、無線通信機能部10Aを停止させる。このとき、必要に応じて機能変更管理部17は、無線通信機能部10Aの設定を変更したり、プロセッサ/FPGA部14のソフトウェアを消去する。
以上のように構成されたソフトウェア無線技術を用いたマルチモード無線通信端末では、2系統の無線通信機能を用いるだけで、多数の無線アクセス技術へのハンドオーバーに対応するマルチモード無線通信端末が得られる。
なお、上述した実施の形態1では、各無線通信機能部10A,10Bのアンテナ11、RF部12、AD/DA変換器13は、各無線アクセス技術の搬送波周波数や帯域に設定変更で対応可能としたが、対応する無線アクセス技術に応じて、アンテナ11からAD/DA変換器13までの一部や全部を切替える構成でも同様な効果を奏する。
また、上述した実施の形態1では、スイッチ22により、各無線通信機能部10A,10Bの制御データを切替えを行う例を示したが、制御データについては切替えを行わない場合でも同様な効果を奏する。さらに、実施の形態1では、端末として、送信機能と受信機能を有する場合について示したが、受信機能のみを有する受信機の場合においても同様な効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態1では、図3に示すように、旧無線アクセス技術との通信中は、無線通信機能部10Aで旧無線アクセス技術との無線通信を行い、無線伝送機能2は停止している場合を示したが、無線通信機能部10Aで旧無線アクセス技術との通信中に、無線通信機能部10Bを旧無線アクセス技術と通信可能な設定とし、無線通信機能部10Aと無線通信機能部10Bの出力を用いてダイバーシチを行うことも可能である。
実施の形態1では、図3に示すように、旧無線アクセス技術との通信中は、無線通信機能部10Aで旧無線アクセス技術との無線通信を行い、無線伝送機能2は停止している場合を示したが、無線通信機能部10Aで旧無線アクセス技術との通信中に、無線通信機能部10Bを旧無線アクセス技術と通信可能な設定とし、無線通信機能部10Aと無線通信機能部10Bの出力を用いてダイバーシチを行うことも可能である。
図4は、このときの実施の形態2に係るマルチモード無線通信端末の構成を示すブロック図である。図4に示す実施の形態2に係るマルチモード無線通信端末では、実施の形態1で示したスイッチ22の代わりに、ダイバーシチ合成器23が備えられる。この実施の形態2では、ハンドオーバー時(旧無線アクセス技術から新無線アクセス技術への切替えを行っている場合)以外の時間は、無線通信機能部10Aと無線通信機能部10Bは同一の無線アクセス技術で通信するように設定され、ダイバーシチ合成器23は、無線通信機能部10Aおよび無線通信機能部10Bの通信データ、制御データをダイバーシチ合成する。ダイバーシチ合成の方法としては、切替えも含む。
上述した実施の形態2では、各無線通信機能部10A,10Bのアンテナ11、RF部12、AD/DA変換器13は、各無線アクセス技術の搬送波周波数や帯域に設定変更で対応可能としたが、対応する無線アクセス技術に応じて、アンテナ11からAD/DA変換器13までの一部や全部を切替える構成でも同様な効果を奏する。また、この実施の形態2は、端末として、送信機能と受信機能を有する場合について示したが、受信機能のみを有する受信機の場合においても同様な効果を奏する。
10A,10B 無線通信機能部、11 アンテナ、12 RF部、13 AD/DA変換器、14 プロセッサ/FPGA部、15 シグナリング多重分離部、16 通信データ/ダウンロード多重分離部、17 機能変更管理部、18 ソフトウェア格納部、19 無線アクセス技術切替管理部、20 タイミング生成部、21 ダウンロード部,22 スイッチ、23 ダイバーシチ合成器。
Claims (2)
- ソフトウェア無線により無線通信機能を実現するマルチモード無線通信端末であって、
異なる無線アクセス技術の通信を確立するための複数の無線通信機能部と、
通信中の無線アクセス技術を用いて端末内に存在しないソフトウェアをダウンロードするダウンロード部と、
ダウンロードされたソフトウェアを格納する格納部と、
無線アクセス技術の切替時に前記格納部に格納された新たな無線アクセス技術のソフトウェアを切替先の無線通信機能部に転送し無線通信機能部の無線アクセス技術の設定を変更する機能変更管理部と、
前記機能変更管理部により新たな無線アクセス技術の通信が確立された時点で複数の無線アクセス技術間のハンドオーバーを行う無線アクセス技術切替管理部と、
ハンドオーバー処理の完了後、新たな無線アクセス技術からのデータに切り替えるべく無線通信機能部を切り替えるためのスイッチと
を備えたマルチモード無線通信端末。 - 請求項1に記載のマルチモード無線通信端末において、
前記スイッチに代えて、ハンドオーバー時以外に、前記複数の無線通信機能部が同一の無線アクセス技術で通信するように設定されているときに、前記複数の無線通信機能部のデータをダイバーシチ合成するダイバーシチ合成器を備えた
ことを特徴とするマルチモード無線通信端末。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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