JP2007206003A - エアサスペンション車の積載量検出装置。 - Google Patents

エアサスペンション車の積載量検出装置。 Download PDF

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Hiroyuki Yoza
裕之 與座
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Abstract

【課題】 荷物の積み込みパターンに関係なく積載重量などを的確に把握することができる簡潔構成の検出装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、少なくともリア軸の懸架装置をエアスプリングで構成したエアサスペンション車において、リア軸のエアスプリングの圧力に対応する信号を出力する圧力センサ1と、荷台への複数の積み込みパターンを記憶させたメモリ3と、前記圧力センサの出力信号に基づいて算出したリア軸重とオペレータが指定した積み込みパターンに基づいて積載重量を算出する演算手段6と、該演算手段6で算出された積載重量を表示する表示手段5を備えたことにより、リア軸を懸架するエアスプリングの圧力のみに基づいてより精度の高い積載重量などを予測検出することができるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は少なくともリア軸の懸架装置をエアスプリングで構成したエアサスペンション車の積載量検出装置に係り、特に、簡潔構成でありながらも積載重量などを的確に把握することができる検出装置に関するものである。
トラックの積載重量又は車両総重量を検出する積載量検出装置の従来例としては、例えば特許文献1に示したように、アクセル開度、エンジン回転数、車速などに基づいて車両重量を検出するようにしたもの、あるいは、特許文献2に示されたように、車軸を懸架するスプリングの変位量に基づいて算出するようにしたものがある。
ところが、上記特許文献1に示されたもののようにアクセル開度、エンジン回転数、車速などに基づいて車両重量を検出するようにしたものでは、走行状態においてのみ重量を検出するものであるために、積み込み過程での過積載などを予防することが困難であり、特許文献2に示されたように車軸を懸架するスプリングの変位量に基づいて車重を算出するようにしたものでは、荷物の積み込みパターンを一定にしないと正確な重量を検出することができないという不具合があった。
すなわち、例えばトラックの荷台の全域を左右に2分割したうえで、左右各領域の前端から後端までの荷台長さを均等に分割し、各分割域には最大積載量を上記分割数で割った重量の荷元が均等に積み込まれるものと仮定する。そして、各分割域への積み込み順序を数字で示した場合は、荷台への積み込みパターンが、図2(A)に示したように荷台前部から後部に向けて順序よく積み込む前積みパターン、同図(B)に示したように荷台後部から前部に向けて順序よく積み込む後積みパターン、同図(C)に示したように荷台片側の前部から後部に向けて積み込んだ後に反対側の前部から後部に向けて積み込む片積みパターンに大別される。なお、図中、CABはトラックのキャブを示している。
このように積み込みパターンを3つに大別し、リア軸の懸架装置をエアスプリングで構成し、かつ、リア軸の軸重に応答する信号としてエアスプリングの圧力を検出する圧力センサの出力電圧を用いるようにした場合は、図2(A)に示した前積みパターンにおいては、積み込み当初はフロント軸の負担割合が大きくてリア軸の負担割合が小さいために、図3に実線で示したように積載量の増加に対して圧力センサの出力電圧の増加割合が次第に大きくなり、逆に、図2(B)に示した後積みパターンでは、積み込み当初はフロント軸の負担割合が極端に小さくなってリア軸の負担割合が大きいために、図3に二点鎖線で示したように積載量の増加に対して圧力センサの出力電圧の増加割合が次第に小さくなる。また、図2(C)に例示した片積みパターンでは、図3に破線で示したように圧力センサの出力電圧が次第に小さくなった後に、再びこの状態が繰り返されるというように、前積みパターンに似た特性が繰り返して現れる。なお、積み荷が流体あるいは半流動体である場合は、フロント軸重およびリア軸重の増加割合がいずれのものとも異なる特性を呈する。
よって、リア軸を懸架するスプリングの変位量に対応する信号として、リア軸を懸架するエアスプリングの出力信号のみに基づいて積載重量を算出(推定)した場合は、その算出精度の低下を免れることができない。なお、このような不具合を回避するためには、リア軸重およびフロント軸重を測定してこれら軸重から総重量を求めることができるが、この場合は多数のセンサを取り付ける必要性があるためにコスト高となってしまう懸念が生じる。
実開平5−84834号公報 特開平8−304154号公報
解決しようとする問題点は、荷物の積み込みパターンに関係なく積載重量などを的確に把握することができる簡潔構成の検出装置を具現することができない点である。
本発明は、少なくともリア軸の懸架装置をエアスプリングで構成したエアサスペンション車において、リア軸のエアスプリングの圧力に対応する信号を出力する圧力センサと、荷台への複数の積み込みパターンを記憶させたメモリと、前記圧力センサの出力信号に基づいて算出したリア軸重とオペレータが指定した積み込みパターンに基づいて積載重量を算出する演算手段と、該演算手段で算出された積載重量を表示する表示手段を備えたことを最も主要な特徴としている。
本発明の荷台への荷物の積み込みパターンを選択指定すれば、リア軸を懸架するエアスプリングの圧力のみに基づいてより精度の高い積載重量などを予測検出することができるために、積み込み過程においても過積載などを的確に予防することが可能となる、という利点がある。
図1は本発明に係るエアサスペンション車の積載量検出装置の一態様を示す概念図であり、図示しないリア軸を懸架するエアスプリングの圧力に対応する信号を出力する圧力センサ1の出力端にコンピュータ2の信号入力端子を接続している。コンピュータ2には、圧力センサ1の出力信号の大きさと積載重量の対応状態を荷台への積み込みパターンごとに記憶させたメモリ3を備えている。
前記コンピュータ2の操作部4には電源スイッチ4aおよびそのときの荷物の積み込みパターンを指定する押しボタンスイッチ4b〜4dなどを設けている。また、コンピュータ2の表示部5にはそのときの積載重量、車両総重量、追加可能重量などを数値で表示する表示窓5a〜5cを設け、上記操作部4および表示部5を荷室の適所もしくは運転室などに設置することにより、積み込みパターンの指定とそのときの積載重量などの確認を容易かつ的確に行うことができるようにしている。
また、コンピュータ2の演算部6は、押しボタンスイッチ4b〜4dで指示された積み込みパターンに対応する変換パラメータをメモリ3から読み込み、圧力センサ1の出力信号を積載重量信号、車両総重量信号、追加可能重量などに変換して表示部5に出力する。
ところで、積み込みパターンは積み込み作業者によって変化する。ところが、当該作業者が行おうとする荷物の積み込みパターンを操作部4の押しボタンスイッチ4b〜4dなどで指示すると、演算部6は当該パターンに該当する変換パラメータをメモリ3から読み出す。そして、この変換パラメータと圧力センサ1から出力された信号に基づいてそのときの積載重量を算出し、この積載重量から、車両総重量および追加可能重量などを算出してこれらの数値を表示部5に出力する。
従って、積み込み作業者は表示部5の表示内容からそのときの積載重量、車両総重量および追加可能重量などを即座に知ることができるために、過積載を確実に回避することができるとともに、次の積込地での積み込み予定などを的確に計画することが可能となる。
また、車両によってリアばね上重量、リアばね下重量、フロントばね上重量、フロントばね下重量、最大積載量、ホイールベース、荷台中心からフロント軸およびリア軸までの長さなどが変化するために、積み込みパターンが同一であっても変換パラメータが異なり、積み込みパターンは多様である。従って、これらの変化に対応させるために、考えられる積み込みパターンと、車両の仕様に応じた複数の異なる変換パラメータを予め用意し、車両に適合した変換パラメータを外部ツールなどで書き換えることにより、条件の異なる車両に前記積載量検出装置を適用することが可能となる。
なお、上記実施形態では車両固有の最大積載量を表示したうえで、そのときの積載重量、車両総重量および追加可能重量を表示部に数値で表示するようにしているが、これらの表示内容および表示形態は実施態様のものに限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。
本発明に係るエアサスペンション車の積載量検出装置の一態様を示す概念図である。 積み込みパターンを例示した車両の概略平面図である。 図2に例示した積み込みパターンによる積載量−圧力センサ出力電圧の関係図である。
符号の説明
1 圧力センサ
2 コンピュータ
3 メモリ
4 操作部
5 表示部
6 演算部

Claims (1)

  1. 少なくともリア軸の懸架装置をエアスプリングで構成したエアサスペンション車において、リア軸を懸架するエアスプリングの圧力に対応する信号を出力する圧力センサ(1)と、荷台への複数の積み込みパターンを記憶させたメモリ(3)と、前記圧力センサ(1)の出力信号に基づいて算出したリア軸重とオペレータが指定した積み込みパターンに基づいて積載重量を算出する演算手段(6)と、該演算手段(6)で算出された積載重量を表示する表示手段(5)を備えてなるエアサスペンション車の積載量検出装置。
JP2006027819A 2006-02-06 2006-02-06 エアサスペンション車の積載量検出装置。 Pending JP2007206003A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105857313A (zh) * 2016-05-23 2016-08-17 长安大学 一种空气悬架货车自称重的装置及方法
JP2016210307A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 いすゞ自動車株式会社 駆動軸制御装置、後二軸駆動装置、及び駆動軸制御方法

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