JP2007198063A - 落し棒の受具 - Google Patents

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好平 橋本
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Abstract

【課題】内筒を外筒に対して着脱可能とした落し棒の受具において、構造が簡単で破損するおそれがなく、内筒の底部より下部への塵埃の集積も防止しうる構造のものを提供する。
【解決手段】地盤に固定する外筒10と、この外筒10に嵌め込む内筒11とからなる。内筒10を外筒11に螺合により着脱可能に嵌合する。内筒11の頂部にコイン16を用いて内筒11を回動可能とする溝15を設ける。内筒11を外筒10に螺合する構造であるため、内筒11が外筒10から浮き上がらず、内筒11の下部に塵埃が集積しない。また、工具を要せず、コイン16により内筒11を容易に着脱することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、門扉や柵等を閉めた状態において固定するための落し棒を受ける受具に関する。
門扉においては、開閉される門扉の先端の下部に上下動可能に落し棒を取付け、門扉を設置するコンクリート等でなる地盤には、この落し棒を落し込んで門扉を固定する受具を設ける。従来はこの受具はコンクリート等の地盤に固定して埋め込まれていた。しかしながら、この受具には土砂等の塵埃が溜まり、このため、落し棒が受具に十分に嵌まり込まなくなり、落し棒による門扉の固定が不十分あるいは不可能となる。
このような不具合を解消するため、特許文献1においては、受具を外筒と内筒に分け、外筒は地盤に固定し、内筒は外筒に着脱可能に嵌合し、内筒の頂部には内筒を引き上げるための取手(把持具)を起伏可能に取付けた受具が提案されている。
実開平4−59269号公報
前記従来の受具は内筒の頂部に取手を起伏可能に取付けたものであるが、落し棒は直径が1cm程度のものであり、内筒に取付けられる取手もこれに合わせて小型に構成されるものであり、構造が複雑である上、この小型の取手が人や物の通過する門扉設置部に配置されるため、履物や物の衝突により破損する虞がある。
また、外筒に対して内筒は単に嵌合したもので、内筒は外筒に対して上下動可能であり、長期使用により例えば塵埃を含んだ水の流れこみ等により、内筒が浮き上がった状態になると内筒の底部の下部に塵埃が溜まりやすいという問題点がある。
本発明は、上記した事情に鑑み、内筒を外筒に対して着脱可能とした落し棒の受具において、構造が簡単で破損するおそれがなく、内筒の底部より下部への塵埃の集積も防止しうる構造のものを提供することを目的とする。
請求項1の落し棒の受具は、地盤に固定する外筒と、この外筒に嵌め込む内筒とからなり、
前記内筒を前記外筒に螺合により着脱可能に嵌合し、
前記内筒の頂部にコインを用いて前記内筒を回動可能とする溝を設けたことを特徴とする。
請求項2の落し棒の受具は、請求項1の落し棒の受具において、
前記内筒と前記外筒の一方に螺子部を形成し、他方にその螺子部の溝に嵌まる突起を形成したことを特徴とする。
請求項3の落し棒の受具は、請求項2に記載の落し棒の受具において、
前記内筒が最下位置において前記突起が嵌まる前記螺子部の端部の溝を水平に形成したことを特徴とすることを特徴とする。
請求項4の落し棒の受具は、請求項1から3までのいずれか記載の落し棒の受具において、
前記内筒はその頂部に鍔を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内筒が外筒に対して外すことができるので、内筒を外して反転させることにより、内筒の中の塵埃を除去しうることは勿論のこと、内筒は外筒に対して螺合構造で着脱可能に固定されるようにしたので、内筒が外筒に対して浮き上がることがなく、内筒の底部とその下の部分との間に塵埃が集積されることが防止され、長期にわたり、落し棒の固定作用を確保することができる。
また、内筒の頂部に溝を設けてコインにより内筒を回動可能としたので、回動のための構造が簡単であり、破損のおそれがないうえ、工具を要することなく内筒を着脱することができる。
請求項2の発明によれば、内筒と外筒の一方に螺子部を形成し、他方にその螺子部の溝に嵌まる突起を形成したので、内筒と外筒の双方に螺子部を設ける場合に比較し、螺子部の寸法精度を高くする必要がなく、製造が容易となる。
請求項3の発明によれば、前記内筒が最下位置において前記突起が嵌まる螺子部の端部(上部または下部)の溝を水平に形成したので、落し棒を上げる際に落し棒と内筒との摩擦によって内筒を上昇させようとする力が内筒を回転させる分力を発生させず、内筒の上がりを防止できる。
請求項4の発明によれば、内筒の上部に鍔を設けたので、内筒の強度が上がる上、内筒が外筒に対して上昇すれば鍔が取手となり、内筒の着脱が容易となる。
図1は本発明による落し棒受具を適用する門扉の一例図である。1はコンクリート等の地盤2に立てた支柱、3は左右の支柱1にそれぞれ枢着部4を中心に開閉自在に取付けた門扉、5は一方の門扉3の先端部の下部に昇降可能に取付けた落し棒、6はこの落し棒5を嵌め込んで門扉3を固定する受具である。なお門扉としてはこの例で示す観音開き式のもの以外に、伸縮式、引き戸式、折り畳み式等があり、いずれの場合にも落し棒5と受具6による門扉の固定構造が採用される。
図2は本発明による受具6の一実施の形態を落し棒5と共に示す側面図である。図2に示すように、門扉3の先端の縦框3aにねじ9により落し棒5の取付け金具7が取付けられる。この取付け金具7は、上下の水平部7a、7bにそれぞれ落し棒5の取付け穴7c、7dを有し、下部の取付け穴7dは一部が切開されて落し棒5のハンドル5aが通過しうる溝7eを形成している。そして門扉3を落し棒5により固定していないときは、落し棒5のハンドル5aを取付け金具7の下方の水平部7b上に載せ、落し棒5を受具6に落とす際にはハンドル5aを回し、このハンドル5aを溝7eに通して降下させる。
図2および図3(A)に示すように、受具6は地盤2に埋設固定される外筒10とこの外筒10に着脱可能に内嵌めされる内筒11とからなる。図4に示すように外筒10は円筒形をなし、内面にプレス成形により内方に突出した突起12を設けている。なおこの突起12は別部材の溶接や取付けによっても設けることができる。
図5に示すように、内筒11は外筒10の突起12に嵌まる溝からなる螺子部13を有する。本実施の形態においてはこの螺子部13の上部に水平部13aを設けている。内筒11の頂部に鍔14を有し、この鍔14の対抗する2箇所に溝15を設けている。この溝15はコイン16を嵌めて内筒11を回すためのものである。図5(A)、(B)に示すように、この鍔14の内周部は落し棒5の挿入を容易にするためのテーパー部14aを形成し、溝15もコイン16の挿入深さを確保するために傾斜部15aを設けている。
図3(A)、(B)に示すように、この受具6は、コイン16を内筒11の溝15に嵌めて回すことにより、内筒11の螺子部13の溝が外筒10の突起12に嵌りこみ、摺動しながら外筒10に対して内筒11が上下動する。このため、内筒11を外筒10に対して固定あるいは外すことができる。
本実施の形態の受具6は、内筒11を回して外筒10から内筒11を外し、内筒11の上下逆さまにし、必要に応じて振動させることにより、内筒11に溜まる土砂等の塵埃を除去することができる。したがって内筒11に溜まる塵埃によって落し棒5の固定作用が損なわれることがない。
また、内筒11は外筒10に対して螺合構造で着脱可能に固定されるようにしたので、内筒11が外筒10に対して浮き上がることがなく、内筒11の下の部分に塵埃が集積されることが防止され、長期にわたり、落し棒の固定作用を確保することができる。
また、内筒11の頂部に溝15を設けてコイン16により内筒11を回動可能としたので、回動のための構造が簡単であり、破損のおそれがないうえ、工具を要することなく内筒11を着脱することができる。なお、溝15にドライバを嵌めて回すことは可能である。
本発明を実施する場合、前記内筒11と外筒10の双方に螺子部を形成して螺合する構造にしてもよい。しかし、本実施の形態のように、内筒11に螺子部13を形成し、外筒10にその螺子部13の溝に嵌まる突起12を形成したので、螺子部13の寸法精度を高くする必要がなく、製造が容易となる。
また、本実施の形態と異なり、外筒11に雌ねじを設け、内筒11に突起を設けてもよい。ただし、本実施の形態のように、外筒10に突起12を形成する構造とすれば、突起12は、内筒11側に突起を設ける場合に比較してプレス成形により容易に形成できるという利点がある。また、本実施の形態のように内筒11に螺子部13を形成する場合、プラスチックにより容易に成形でき、また、外筒10は金属により容易に作製できる。ただし本発明において、外筒10、内筒11はこれらの材質に限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、内筒11が最下位置において突起12が嵌まる螺子部13の端部(本実施の形態では上部)を水平に形成したので、落し棒5を上げる際に落し棒5と内筒11との摩擦によって内筒11を上昇させようとする力が内筒11を回転させる分力を発生させず、内筒11の上がりを防止できる。
また、本実施の形態においては、内筒11の上部に鍔14を設けたので、内筒11の強度が上がる上、内筒11が外筒10に対して上昇すれば鍔14が取手となり、内筒11の着脱が容易となる。
本発明の落し棒の受具を適用する門扉の一例を示す正面図である。 本発明による落し棒の受具の一実施の形態を落し棒と共に示す側面図である。 (A)は本発明による落し棒の受具の一実施の形態を示す斜視図、(B)はその内筒のコインによる回動を示す斜視図である。 (A)は本実施の形態の外筒の斜視図、(B)、(C)はそれぞれ(A)のE−E、F−F断面図である。 (A)は本実施の形態の内筒の斜視図、(B)はその縦断面図、(C)はその下部の螺子部を示す側面図である。
符号の説明
1:支柱、2:地盤、3:門扉、4:枢着部、5:落し棒、6:受具、7:取付け金具、9:ねじ、10:外筒、11:内筒、12:突起、13:螺子部、13a:水平部、14:鍔、15:溝、16:コイン

Claims (4)

  1. 地盤に固定する外筒と、この外筒に嵌め込む内筒とからなり、
    前記内筒を前記外筒に螺合により着脱可能に嵌合し、
    前記内筒の頂部にコインを用いて前記内筒を回動可能とする溝を設けたことを特徴とする落し棒の受具。
  2. 請求項1に記載の落し棒の受具において、
    前記内筒と前記外筒の一方に螺子部を形成し、他方にその螺子部の溝に嵌まる突起を形成したことを特徴とする落し棒の受具。
  3. 請求項2に記載の落し棒の受具において、
    前記内筒が最下位置において前記突起が嵌まる前記螺子部の端部を水平に形成したことを特徴とする落し棒の受具。
  4. 請求項1から3までのいずれか記載の落し棒の受具において、
    前記内筒はその頂部に鍔を有することを特徴とする落し棒の受具。
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FR2941987A1 (fr) * 2009-02-09 2010-08-13 Saint Gobain Seva Gache reglable et dispositif d'actionnement de pene equipe de ladite gache
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