JP2007197963A - スライドドア駆動装置 - Google Patents

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Takeshige Kobayashi
毅成 小林
Shiyousei Suzuki
祥靖 鈴木
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

【課題】 センタガイドレールをスライドドア内部に設けると共にセンタアームを車体側に設けた車両においてスライドドアを電動により開閉可能としたスライドドア駆動装置を提供する。
【解決手段】スライドドア4の上下方向の中間部の車体2側には、センタアーム6が設けられており、センタアーム6の先端部には、スライドドア4の内部に配設され車体2の前後方向に延びるセンタガイドレール8にスライド可能に係合する垂直ローラ10及び水平ローラ12が設けられている。センタアーム6の下部には、プーリユニット14が配設されており、スライドドア駆動モータ22から延びプーリユニット14を介して配索される閉側ケーブル24または開側ケーブル26をスライドドア駆動モータ22により巻き取ることによりスライドドア4を開閉させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車体側部に設けられた乗降用開口部を車体前後方向への電動によるスライド動作によって開閉するスライドドア駆動装置に関するものである。
車体側面に沿ってスライドするスライドドアは、スライドドアの上部に設けられたアッパアーム及びスライドドアの下部に設けられたロアアームの先端部に取り付けられたローラが車体に配設されたアッパガイドレール、ロアガイドレールにそれぞれスライド可能に係合すると共にスライドドアの上下方向の中間部に設けられたセンタアームの先端部に取り付けられたローラが車体の外壁に配設されたセンタガイドレールにスライド可能に係合することにより、スライドドアが開閉可能に構成されている。
また、スライドドアを電動により開閉する車両においては、ドア内部にスライドドア駆動モータを配置し、このスライドドア駆動モータにより巻き取り、送り出しが行なわれる2本のケーブルの端部をセンタアームに装着されたプーリユニットを介して、センタガイドレール前端部および後端部に固定し、スライドドア駆動モータにより2本のケーブルを交互に巻き取り、送り出すことにより、スライドドアの開閉を行なっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−129746号公報
ところで近年、車体の美観の向上を図るために、車体の外壁に備えられていたセンタガイドレールを廃止し、センタガイドレールをスライドドア内部に設け、スライドドア全閉時のドア後端部の車体にセンタアームを配設し、センタアームの先端部に取り付けられたローラがスライドドア内部のセンタガイドレールにスライド可能に係合するスライドドアが開発されている。
また、上述のスライドドアを電動により開閉する車両においては、センタアームに装着されたプーリユニット内の1または2個のプーリを介してケーブルが配索されている。径の大きなプーリユニット内の1または2個のプーリを介してケーブルを配索する場合には、プーリユニットの回転角度が大きくなり、ケーブルがプーリから外れてしまう恐れがあり、プーリユニットが装着されたセンタアームの回転限界角度を大きくすることができない。更に、センタアームの長さを長く設定するほどセンタアームの回転限界角度が小さくなり、スライドドアの造形自由度が制限されていた。
この発明は、センタガイドレールをスライドドア内部に設けると共にセンタアームを車体側に設けた車両においてスライドドアを電動により開閉可能としたスライドドア駆動装置及びセンタアームの回転限界角度を大きくすることができるスライドドア駆動装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のスライドドア駆動装置は、スライドドアの上下方向中間部の車体側に設けられ、先端部にスライドドアに配設されたセンタガイドレールにスライド可能に係合するローラが備えられたセンタアームと、センタアームに配設されたプーリユニットと、スライドドアの駆動を行なうスライドドア駆動モータと、一端がスライドドアの前端部に固定され、プーリユニットのプーリを介してスライドドア駆動モータにより巻き取り又は送り出しが行なわれるスライドドア開側ケーブルと、一端がスライドドアの後端部に固定され、プーリユニットのプーリを介してスライドドア駆動モータにより巻き取り又は送り出しが行なわれるスライドドア閉側ケーブルとを備えることを特徴とする。
この請求項1記載のスライドドア駆動装置によれば、スライドドアを保持するセンタアームを車体側に設けると共にセンタガイドレールをスライドドア側に設けた車両においても電動によりスライドドアの開閉動作を行うことができる。
また、請求項2記載のスライドドア駆動装置は、プーリユニットが複数のプーリを有し、複数のプーリは、最も車体側に配置されたプーリに対する開側ケーブル及び閉側ケーブルのかかり代がセンタアームの回動中において、少なくとも15度となるように配置されていることを特徴とする。
また、請求項3記載のスライドドア駆動装置は、プーリユニットは、少なくとも3個のプーリを有することを特徴とする。
この請求項2及び請求項3記載のスライドドア駆動装置によれば、センタアームの全長を長くしセンタアームの回動角度を大きく設定した場合においても、開側ケーブル及び閉側ケーブルのプーリに対するかかり代を大きくすることができる。
この発明のスライドドア駆動装置によれば、スライドドアを保持するセンタアームを車体側に設けると共にセンタガイドレールをスライドドア側に設けた車両においても電動によりスライドドアの開閉動作を行うことができる。
また、センタアームの全長を長くしセンタアームの回動角度を大きく設定した場合においても、開側ケーブル及び閉側ケーブルのプーリに対するかかり代を大きくすることができ、センタアームの回動時のケーブルの脱線を防止でき確実にスライドドアの開閉を行うことができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態に係るスライドドアの駆動装置について説明する。図1は、この発明の実施の形態に係るスライドドアの駆動装置を備える車体の後部側面図であり、図2は、センタアームに設けられているスライドドア駆動装置を車両後方から視た図である。また、図3及び図4は、スライドドア駆動装置によるスライドドアの開閉を説明するための図である。
図1に示すように車体2の側部に設けられ、車体前後方向へのスライド動作によって開閉するスライドドア4の前上部及び前下部には、車内側に延びるアッパアーム(図示せず)及びロアアーム(図示せず)がそれぞれ設けられており、アッパアーム及びロアアームの先端部に取り付けられたローラ(図示せず)が車体2に車体の前後方向に延びるように配設されたアッパガイドレール(図示せず)、ロアガイドレール(図示せず)にそれぞれスライド可能に係合している。
また、スライドドア4の上下方向中間部の車体2側で、アッパアームとロアアームの間には、センタアーム6が設けられており、センタアーム6の先端部には、スライドドア4の内部に配設され車体2の前後方向に延びるチャンネル状のセンタガイドレール8の水平面にスライド可能に係合しスライドドア4の荷重を保持する垂直ローラ10が設けられている。また、垂直ローラ10の下方には、センタガイドレール8の垂直面にスライド可能に係合しスライドドア 4の車幅方向の位置を規制する水平ローラ12が設けられている。センタアーム6は、垂直ローラ10及び水平ローラ12がセンタガイドレール8に沿ってスライドする際に、図2に示す一点鎖線Aを中心として回動する。
センタアーム6の下部には、プーリユニット14が配設されている。プーリユニット14には、車体2側から順に第1プーリ16、第2プーリ18及び第3プーリ20が配置されている。車体2に配設されているスライドドア駆動モータ22から延びる閉側ケーブル24は、プーリユニット14の第1プーリ16、第2プーリ18及び第3プーリ20を介して配索され、その端部がスライドドア4の後端部Rに固定されている。また、スライドドア駆動モータ22から延びる開側ケーブル26は、プーリユニット14の第1プーリ16、第2プーリ18及び第3プーリ20を介して配索され、その端部がスライドドア4の前端部Fに固定されている。
ここで、第1プーリ16、第2プーリ18及び第3プーリ20は、プーリユニット14の最も車体側に配置された第1プーリ16に対する開側ケーブル26及び閉側ケーブル24のかかり代がセンタアーム6の回動中、即ち、プーリユニット14が点Xを中心として回動中において、少なくとも15度となるように配置されている。
この実施の形態に係るスライドドアの駆動装置において、スライドドア4を全閉状態から開作動させる場合には、図3に示すように、スライドドア駆動モータ22により開側ケーブル26を巻き取ることにより、スライドドアドア4を車体後方にスライドさせる。この場合にセンタアーム6の先端部に設けられている垂直ローラ10及び水平ローラ12(図3においては図示せず)がセンタガイドレール8の水平面と垂直面に沿ってスライドするため、プーリユニット14は、第1プーリ16の中心点である回動中心Xを中心として、図3に示す矢印方向に回動する。
また、スライドドア4を全開状態から閉作動させる場合には、図4に示すように、スライドドア駆動モータ22により閉側ケーブル24を巻き取ることにより、スライドドア4を車体前方にスライドさせる。この場合にセンタアーム6の先端部に設けられている垂直ローラ10及び水平ローラ12(図4においては図示せず)がセンタガイドレール8の水平面と垂直面に沿ってスライドするため、プーリユニット14は、第1プーリ16の中心点である回動中心Xを中心として、図4に示す矢印方向に回動する。
この実施の形態にかかるスライドドアの駆動装置によれば、スライドドアを保持するセンタアームを車体側に設けると共にセンタガイドレールをスライドドア側に設けることにより、車体の美観の向上させた車両においても電動によりスライドドアの開閉動作を行うことができる。
また、センタアームの全長を長くしセンタアームの回動角度を大きく設定した場合においても、開側ケーブル及び閉側ケーブルのプーリに対するかかり代を大きくすることができ、センタアームの回動時のケーブルの脱線防止の確実性を増すほか、スライドドア内部に配設されたセンタガイドレールの曲げ角度を拡大することができ、例えば、厚さのあるスライドドアの開閉を可能にする等スライドドアの設計における造形的な自由度を大きくすることができる。
なお、上述の実施の形態においては、プーリユニットに3個のプーリを配置しているが、4個以上のプーリを配置するようにしても良い。また、上述の実施の形態においては、3個のプーリを配置することにより、開側ケーブル及び閉側ケーブルのプーリに対するかかり代を大きくしているが、プーリの径を大きくすることにより開側ケーブル及び閉側ケーブルのプーリに対するかかり代を大きくしても良い。
この発明の実施の形態に係るスライドドアの駆動装置を備える車体の後部側面図である。 この発明の実施の形態に係るセンタアームを車体後方向から視た図である。 この発明の実施の形態に係るスライドドア駆動装置によるスライドドアの開放を説明するための図である。 この発明の実施の形態に係るスライドドア駆動装置によるスライドドアの閉鎖を説明するための図である。
符号の説明
2…車体、4…スライドドア、6…センタアーム、8…センタガイドレール、12…垂直ローラ、12…水平ローラ、14…プーリユニット、16…第1プーリ、18…第2プーリ、20…第3プーリ、22…スライドドア駆動モータ、24…閉側ケーブル、26…開側ケーブル。

Claims (3)

  1. スライドドアの上下方向中間部の車体側に設けられ、先端部に前記スライドドアに配設されたセンタガイドレールにスライド可能に係合するローラが備えられたセンタアームと、
    前記センタアームに配設されたプーリユニットと、
    前記スライドドアの駆動を行なうスライドドア駆動モータと、
    一端が前記スライドドアの前端部に固定され、前記プーリユニットのプーリを介して前記スライドドア駆動モータにより巻き取り又は送り出しが行なわれるスライドドア開側ケーブルと、
    一端が前記スライドドアの後端部に固定され、前記プーリユニットの前記プーリを介して前記スライドドア駆動モータにより巻き取り又は送り出しが行なわれるスライドドア閉側ケーブルと、
    を備えることを特徴とするスライドドア駆動装置。
  2. 前記プーリユニットは、複数のプーリを有し、該複数のプーリは、最も車体側に配置されたプーリに対する前記開側ケーブル及び前記閉側ケーブルのかかり代が前記センタアームの回動中において、少なくとも15度となるように配置されていることを特徴とする請求項1記載のスライドドア駆動装置。
  3. 前記プーリユニットは、少なくとも3個のプーリを有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のスライドドア駆動機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10717858B2 (en) 2015-12-31 2020-07-21 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Thermoplastic resin composition and molded article using the same

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