JP2007191062A - 自動車の駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で補助走行が可能な自動車の駆動装置を提供することにある。
【解決手段】車両駆動用動力装置1と、回転電機5と、車両駆動用動力装置1と回転電機5と車軸3と接続する差動装置31と、自動変速機2とからなり、回転電機5と差動装置31によって変速用動力装置を構成し、回転電機5により変速中に車両駆動用動力装置1の動力を車軸に伝達する。回転電機5の駆動軸に配置され、差動装置31に与える負荷の制御可能な発進補助装置600と、発進補助装置600から差動装置31に与える負荷は、制御手段により制御され、回転電機が動作できない場合に、発進補助装置600から差動装置31に負荷を与えて車両を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の駆動装置に係り、特に、アクティブに変速を行う自動変速機を搭載した自動車に用いるに好適な自動車の駆動装置に関する。
従来、自動車に搭載される自動変速機は、遊星歯車式あるいは平行軸式変速機構が用いられ、変速比の異なるギア段に個別に設けられたクラッチを選択的に締結して変速する方法が一般的である。また、例えば、特開2003−113932号公報に記載のように、2つの入力軸を持つ平行軸式変速機構にモータを組み合わせてアクティブに変速を行う自動変速機も知られている。
特開2003−113932号公報
従来の自動変速機では、変速用のモータを冷却するために冷却水ポンプを用いているが、その駆動源として、別途モータ等を備える必要があった。
また、特開2003−113932号公報に示すようなシステムでは、2つの入力軸に配置されたギア列に動力を各々伝達するためにモータの回転トルクと回転速度を制御している。しかし、モータや、モータを駆動するドライバ(インバータなど)の故障により、動力を発生できなくなった場合には変速や発進ができなくなることが懸念される。この場合、修理のためにサービスステーションまで自走を行うことができず、また、故障時に安全な領域に車両を退避させることが困難となる。
本発明の目的は、冷却水ポンプ用に、別途モータとを備える必要がない自動車の駆動装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、安価で補助走行が可能な自動車の駆動装置を提供することにある。
本発明は、入力軸と中間軸の間に設けた変速用動力装置の駆動軸に、変速用動力装置の冷却用水ポンプを接続することで、冷却用動力装置を省くことができる。また、ポンプの負荷を利用して車両の駆動力を発生させるものである。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、車両駆動用動力装置と、回転電機と、前記車両駆動用動力装置と前記回転電機と車軸と接続する差動装置と、自動変速機とからなり、前記回転電機により変速中に前記車両駆動用動力装置の動力を車軸に伝達する自動車の駆動装置であって、前記回転電機の駆動軸に配置され、前記回転電機に冷却水を供給する冷却水ポンプを備えるようにしたものである。
かかる構成により、回転電機が動作できない場合でも、入力軸と中間軸の間に設けた変速用動力装置の駆動軸に、負荷を発生できる発進補助装置を接続することで、負荷を利用して自動変速機を動作させ、自走可能にするものである。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記冷却水ポンプは、前記差動装置に与える負荷の制御可能な発進補助装置を構成し、前記発進補助装置から前記差動装置に与える負荷を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記回転電機が動作できない場合に、前記発進補助装置から前記差動装置に負荷を与えて車両を駆動するようにしたものである。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記制御手段は、前記回転電機が故障や異常状態で動作できない場合に、前記冷却水ポンプに接続された水量調整手段にて流量を小さくする側に制御することにより、前記回転電機の軸の回転速度を低下させる方向に負荷を印加し、負荷トルクにより車両走行を補助するようにしたものである。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記自動変速機は、前記車両駆動用動力装置に接続された入力軸と、前記入力軸に設けられ前記入力軸と締結/解放可能な2つの入力ギアと、第1の中間軸と、前記第1の中間軸に設けられ前記入力ギアの1つに噛合う第1の従動ギアと、第2の中間軸と、前記第2の中間軸に設けられ前記入力ギアの他の1つに噛合う第2の従動ギアと、前記第1の中間軸に設けられ前記第1の中間軸と締結/解放可能な第1の変速ギア列と、前記第2の中間軸に設けられ前記第2の中間軸と締結/解放可能な第2の変速ギア列と、前記第1の変速ギア列および前記第2の変速ギア列に噛合う第3の従動ギア列と、前記第3の従動ギア列に共通的に接続された出力軸とからなり、前記差動装置の3軸の内1軸を回転電機に接続し、他の1軸を前記車両駆動用動力装置に接続し、さらに他の1軸を前記第一の中間軸と前記第二の中間軸の何れかに切り替えられるように接続したものである。
(5)上記(1)において、好ましくは、前記自動変速機は、前記車両駆動用動力装置に接続された入力軸と、前記入力軸に設けられ前記入力軸と締結/解放可能な2つの入力ギアと、第1の中間軸と、前記第1の中間軸に設けられ前記入力ギアの1つに噛合う第1の従動ギアと、第2の中間軸と、前記第2の中間軸に設けられ前記入力ギアの他の1つに噛合う第2の従動ギアと、前記第1の中間軸に設けられ前記第1の中間軸と締結/解放可能な第1の変速ギア列と、前記第2の中間軸に設けられ前記第2の中間軸と締結/解放可能な第2の変速ギア列と、前記第1の変速ギア列および前記第2の変速ギア列に噛合う第3の従動ギア列と、前記第3の従動ギア列に共通的に接続された出力軸とからなり、前記差動装置の3軸の内1軸を回転電機に接続し、他の2軸を前記第一の中間軸と前記第二の中間軸に接続したものである。
本発明によれば、安価で補助走行が可能となる。
以下、図1〜図5を用いて、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による自動車の駆動装置の基本構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の基本構成を示すブロック構成図である。なお、以下の各図において、同一符号は、同一部分を示している。
車両駆動用動力装置1は、自動変速機2の入力軸300に結合されている。ここで、車両駆動用動力装置1は、例えば、内燃機関であるが、モータなど回転軸を持つ動力装置も用いることができる。自動変速機2の出力軸3は、図示しない車輪に接続される。
自動変速機2は、差動装置31と、回転電機5と、差動装置31と回転電機5との間に接続された発進補助装置600から構成される。車輪の回転速度は、差動装置31の特性により、回転電機5と車両駆動用動力装置1の回転速度の差により決定される。よって、回転電機5の回転速度を調節することにより車両駆動用動力装置1と出力軸3の回転比が変化して変速が可能である。
一方、回転電機5が故障した場合、すなわち、回転電機であるモータや、モータを駆動するドライバ(インバータなど)の故障により、動力を発生できなくなった場合、回転電機5の回転速度は0となり、車両駆動用動力装置1と出力軸3は一対一の回転速度となる。そこで、本実施形態では、差動装置31と回転電機5との間に接続された発進補助装置600を備えている。発進補助装置600は、回転電機5の回転軸に接続された回転電機5の冷却用ポンプであり、負荷を発生することができる手段である。この冷却用ポンプを用いて、回転電機5の異常時にも車両を走行させることができる。発進補助装置600は、回転電機5の回転軸の回転速度を0にする方向に回転軸に負荷を掛けることにより、車両を駆動することが可能である。なお、負荷の大きさにより出力軸の回転速度の上昇度合いが変化するが、緊急時の低速走行を目的としたものであれば大きな負荷は必要ではない。このように、発進補助装置600を設けることにより、回転電機5の異常時にも車両を走行させることが可能となる。
次に、図2及び図3を用いて、本実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成を示すブロック構成図である。図3は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置に用いる発進補助装置の具体的構成を示すブロック構成図である。
最初に、自動変速機2の構成について説明する。自動変速機2の入力軸300は、ドッグクラッチ103により第1の中間軸13と第2の中間軸17とのいずれかに駆動力を伝達/遮断できる。中間軸13を選択するときは、直結ギア101によって入力軸300に締結され、中間軸17を選択するときは、直結ギア102で入力軸300に締結される。第1の中間軸13と第2の中間軸17は、各々ドッグクラッチ21,22,23を介して、各変速ギア14,15,16,18,19,20により出力軸3に接続されている。なお、例えば、変速ギア14は1速ギアであり、変速ギア15は3速ギアであり、変速ギア16は5速ギアであり、変速ギア18は2速ギアであり、変速ギア19は4速ギアであり、変速ギア20は後進ギアである。
ドッグクラッチ21,22,23,103,113は、シフトアクチュエータ25,26,27,29,30に接続され、アクチュエータ25,26,27,29,30の推進力により締結,解放が行えるものである。アクチュエータ25,26,27,29,30は、一般的な自動化用のものでありモータや油圧などの駆動方式が適用できる。アクチュエータ25,26,27,29,30は、制御装置710によって制御される。
変速用動力装置200は、回転電機5と、遊星歯車機構31と、差動装置である遊星歯車機構31と回転電機5との間に接続された発進補助装置600から構成される。遊星歯車機構31は、サンギアと、プラネタリギアと、リングギアとから構成される。遊星歯車機構31の図示の左側には、同軸に配置された2軸が配置されている。内側の軸がサンギアに接続され、外側の軸がリングギアに接続されている。回転電機5の回転軸は遊星歯車機構31のプラネタリギアに接続され、入力軸300は遊星歯車機構31のサンギアに接続され、ドッグクラッチ113の切替スリーブは遊星歯車機構31のリングギアに接続される。すなわち、変速用動力装置200の一方の軸(内側の軸)は、入力軸300に接続されており、変速用動力装置200の他方の軸(外側の軸)は、ドッグクラッチ113を介して第1の中間軸13と第2の中間軸17にモータギア111及びモータギア112により接続されている。
以上の構成により、回転電機5の動力は、入力軸300と第1もしくは第2の中間軸13,17に作用することになる。回転電機5の動力が入力軸側と中間軸側に対して逆方向に作用するようにしておく。例えば回転電機5に正のトルクを印加した場合、入力軸の回転速度を上昇させる接続となっている場合は、中間軸側へのトルクは回転速度を低下させる側に働くように接続する。なお、遊星歯車機構31は差動装置でも代用可能である。
回転電機5の出力軸には、発進補助装置600が接続されている。発進補助装置600は、例えば、車両電源の充電用オルタネータを用いている。充電用オルタネータは、本来は、車両駆動用動力装置1によって直接駆動されるものであるが、そのオルタネータを遊星歯車機構31と回転電機5との間に配置する。若しくは、従来のオルタネータとは別体で発進補助装置のみに用いるため、第2のオルタネータを遊星歯車機構31と回転電機5との間に配置することもできる。なお、発進補助装置600としては、エアコン用コンプレッサや、その他の回転負荷を実現できる装置、たとえば、空気ポンプやブレーキを用いることもできる。
また、各種入力手段として、入力軸300の回転速度を検出する入力軸回転速度検出センサ700と、出力軸3の回転速度を検出する出力軸回転速度検出センサ701と、回転電機5の回転速度を検出する回転電機回転速度検出センサ702とを備えている。さらに、運転者の意図を判断する手段として、アクセル開度を検出するアクセル開度検出センサ703と、ブレーキが踏み込まれているか否かを検出するブレーキスイッチ704と、シフトレバーによって選択された走行レンジ位置を検出する走行レンジ位置検出センサ705とを備えている。また、モータ等の故障を知らせる警報手段708と、故障モード時に用いられる調整つまみ706と、スイッチ707とを備えている。
制御装置710は、アクセル開度検出センサ703等からの信号に基づいて、車両駆動用動力装置1である内燃機関の電子制御スロットル10や、燃料噴射弁を制御する。また、制御装置710は、走行レンジ位置検出センサ705や出力軸回転速度検出センサ701等の信号に基づいて、変速段を制御するため、アクチュエータ25,26,27,29,30に制御信号を出力する。
さらに、モータ5の故障時には、制御装置710は、発進用の駆動力信号を回転電機駆動ドライバ720にて駆動力に変換して発進補助装置600に供給する。なお、負荷量によっては、車両駆動用動力装置1の駆動力を上回る場合、車両駆動用動力装置1の回転速度は低下し、停止状態になる恐れがある。このような場合には、制御装置710は、電子制御スロットル10を制御して、駆動力をアップさせて回転の低下を抑制する。
図3に示すように、回転電機5の出力軸には、発進補助装置600である冷却水用ポンプが接続されている。冷却水用ポンプは、回転電機5とインバータ7の冷却用に用いられるものである。発進補助装置600である冷却水用ポンプと、インバータ7や回転電機5を接続する冷却水配管の途中には、冷却水の流量を調節可能な流量調整バルブ606と、冷却水の熱を外部に放熱するラジエータ608とが備えられている。回転電機駆動ドライバ720からの発進用の駆動力信号は、流量調整バルブ606に供給され、流量調整バルブ606の調整量によって駆動力を変えることができる。その詳細については、後述する。
次に、図4を用いて、本実施形態による自動車の駆動装置を搭載した自動車の構成について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置を搭載した自動車の構成を示すブロック構成図である。
自動車の車両駆動用動力装置1には変速機2が接続され、その出力軸3はデファレンシャルギヤを介してタイヤ4を駆動する。変速機2の中には回転電機5が内蔵されている。制御装置701は、モータ制御装置7と、変速制御装置8と、車両駆動用動力制御装置9とからなる。
回転電機5にはモータ制御装置7が接続され、モータ制御装置7の電源としてバッテリ6が搭載されている。回転電機5はモータ制御装置7により発電機としても機能できる。車両駆動用動力装置1には電子制御スロットル弁10が設けられており、車両駆動用動力装置1の出力を制御することができる。
変速制御装置8は、モータ制御装置7を介して電動機5のトルクや回転数を制御すると共に、車両駆動用動力制御装置9および電子制御スロットル弁10を介して車両駆動用動力装置1の出力を制御する。また、変速制御装置8は、シフトアクチュエータ25,26,27, 29,30に対して動作を指令する。
次に、図5及び図6を用いて、本実施形態による自動車の駆動装置の動作について説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の動作を示すフローチャートである。図6は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の動作を示すタイミングチャートである。図6において、図6(A)はスロットル開度を示し、図6(B)は噛合クラッチの締結状態を示し、図6(C)は車両用動力装置1の回転数(Ne)を示し、図6(D)は回転電機5の回転数(Nm)を示している。また、図6(E)は出力軸3の回転数(No)を示し、図6(F)は車両駆動用動力装置1の出力トルク(Te)を示し、図6(G)は回転電機5の回転軸の出力トルク(Tms)を示し、図6(H)はブレーキの踏込み状態を示し、図6(I)は出力軸3の出力トルク(To)を示している。
図5のステップs10において、制御装置710は、回転電機5が故障しているか否かを判定する。回転電機5に動力の指令を与えると車両駆動用動力装置1と出力軸3に動力が伝達されるため、各々の回転変化が発生する。回転電機5の指令が一定以上でかつ一定時間回転変動が発生しない場合に回転電機5の故障とみなすことができる。また、回転電機5は、たいてい専用の制御装置を持っており、電流,電圧,温度で異常を検出できる。このように複数の異常検知手段により故障を判定する。
回転電機5の故障が検出されない場合には、ステップs20に進み、制御装置710は、通常走行を行う。すなわち、制御装置710は、発進補助装置600である冷却水ポンプに接続された流量調整バルブ606を開いて、負荷として動作しないようにする。その一方で、制御装置710は、回転電機5及びシフトアクチュエータ25,26,27, 29,30を制御して、出力軸3の回転数に応じて、順次変速動作を実行して、通常の走行を実現する。
一方、ステップs10の判定で、回転電機5の故障が検出されると、ステップs25において、制御装置710は、入力軸回転速度検出センサ700を用いて、入力軸300の回転速度を検出する。
次に、ステップs30において、制御装置710は、走行レンジ位置検出センサ705の出力により、シフトレバーのポジションが走行レンジ(Dレンジ若しくは1速,2速レンジ)が選択されているか否かを判定する。
走行レンジが選択されていない場合には、運転者は、自動車を走行させる意図はないので、ステップs35において、制御装置710は、発進補助装置600を無負荷状態,すなわち、発進補助装置600である冷却水ポンプに接続された流量調整バルブ606を開いて、負荷として動作しないようにする。
一方、走行レンジが選択されている場合には、ステップs40において、制御装置710は、車両駆動用動力装置1が停止しているか否かを判定する。ステップs35で検出した入力軸300の回転速度が0であれば停止中であり、0以外であれば、動作中と判定できる。
車両駆動用動力装置1が停止している場合には、ステップs45において、車両駆動用動力装置1を始動させる。なお、この始動動作については、後述する。
車両駆動用動力装置1が回転動作中である場合には、ステップs50において、制御装置710は、ブレーキスイッチ704からの信号に基づいて、ブレーキが踏まれているか否かを判定する。
ブレーキが踏み込まれている場合には、運転者は、自動車を走行させる意図はないので、ステップs55において、制御装置710は、発進補助装置600を無負荷状態とする。
ブレーキが踏み込まれていない場合には、ステップs60において、制御装置710は、アクセル開度検出センサ703からの信号に基づいて、アクセルペダルが踏み込まれているか否かを判定する。
アクセルペダルが踏み込まれていない場合には、ステップs65において、制御装置710は、クリープトルクのような微小トルクを発生させるため、発進補助装置600である冷却水ポンプに接続された流量調整バルブ606を少し閉じて、僅かな負荷を発生させ、車両駆動用動力装置1の出力トルクを、出力軸3に伝達する。
ここで、図6を用いて説明する。時刻t1以前は、車両停止状態であり、この時点で、時刻t1において、第1中間軸モータギア111を締結し、時刻t2において、1速ギア14を締結しておくことで、回転電機5は車両駆動用動力装置1の回転速度で回転している。
そして、時刻t3において、図6(H)に示すように、ブレーキペダルの踏込みが無くなると、発進補助装置600である冷却水ポンプに接続された流量調整バルブ606を少し閉じて、僅かな負荷を発生させることで、図6(G)に示すように、回転電機5の回転軸トルクが僅かに減少し、結果として、車両駆動用動力装置1の出力トルクを、出力軸3に伝達することができ、出力軸3にクリープトルクが発生する。
次に、図5のステップ60の判定で、アクセルペダルが踏み込まれたと判定されると、ステップs65において、制御装置710は、発進補助装置600である冷却水ポンプに接続された流量調整バルブ606を閉じて、負荷を発生させることで、走行負荷を得る。
すなわち、図6(A)に示すように、時刻t4において、アクセルペダルが踏み込まれると、図6(G)に示すように、発進補助装置600である冷却水ポンプに接続された流量調整バルブ606を閉じて、負荷を発生させることで、回転電機5の回転軸に回転を低下させる方向の駆動力が発生し、図6(D)に示すように、車両駆動用動力装置1に回転速度を低下させる方向に力が伝達され、図6(E)に示すように、出力軸3に回転速度を増加させる方向に力が伝達される。このとき、アクセルペダルの踏込み量に比例して、回転電機の軸の回転速度を低下させる方向に負荷を制御することで、運転性を向上することができる。
ここで負荷の出力について説明する。一般的な乗用車の車両重量は1000kg〜2000kg程度である。この重量を発進させるためには、タイヤの摩擦に打ち勝つ推力を発生すればよい。この推力は、タイヤの摩擦係数から約200N程度もあればよい。一般の車両は1速ギア比と最終減速比のトータルが約10程度あり、タイヤ半径も0.3m程度ある。よって、回転電機5の回転軸では数Nmのトルクを発生できれば車両を発進可能である。車両駆動用動力装置1は始動後600[min−1]から800[min−1]で回転しているためたとえば5Nmの負荷トルクを発生させるためには、500W以下の出力をもつ機器であればよい。しかし、車両の停止状態によっては、坂道や摩擦抵抗の高い道路も存在するため、1kW以上の動力を確保する必要がある。
そこで、たとえば、回転電機5の回転軸に、発進補助装置600である冷却用ポンプを取り付けた場合、冷却用ポンプの吐出量は十数L/minから数十L/minあれば数十kWのモータ・インバータを冷却可能である。このときのポンプは数十Wから数kW程度である。ここで、吐出量が十数L/min時で100W程度のポンプを搭載し、図3のように流量調整バルブ606を設けて流量調整バルブを閉じたときに1kW程度の負荷となるようにしておけば、流量調整バルブの開閉で回転電機5の回転軸の負荷を制御可能である。この制御を行う状態では、回転電機5が異常で動作不可能であるため、流量調整バルブを閉じてポンプの吐出量がなくても問題ない。また、ポンプの回転負荷は熱となって放出されるため放熱をある程度行えば長時間でも負荷を印加できる。さらに冷却媒体は、通常水を使用するため、100℃以上に上昇することはないので、強力な放熱板を搭載する必要はない。
なお、通常の変速動作では、図6(D)に破線で示すように、回転電機5の回転速度がマイナスとなった後、図6(B)に破線で示すように、1速ギアを締結して1速走行を行うようになっている。しかしながら、本実施形態のように、発進補助装置を用いる場合には、マイナス回転の速度を増加していくことはできないため、1速ギア比相当までギア比を変化できず、第1中間軸直結ギア101を締結できないので動力を伝達しながらの通常変速は行うことができない。すなわち、通常の変速による1速走行は、入力軸300−第1中間軸直結ギア101−1速ギア14−出力軸3の経路によるトルク伝達が行われるが、本実施形態では、入力軸300−遊星歯車機構31−第1中間軸モータギア111−1速ギア14−出力軸3の経路によるトルク伝達となり、途中に遊星歯車機構31が介在することになる。しかしながら、本実施形態による走行は、回転電機5の故障等の特殊な場合であり、修理のためにサービスステーションまで自走を行うことができたり、また、故障時に安全な領域に車両を退避させることが目的であり、このような目的に対しては十分なものである。
次に、ステップs45における車両駆動用動力装置1の始動動作について説明する。車両駆動用動力装置1が始動している状態であれば、これまでの説明のように発進が可能である。しかし、車両駆動用動力装置1が停止している場合には、次の方法で、始動できる。
最初に、回転電機5の負荷を掛けずに車両を押すことで、出力軸3の回転速度が上昇する。車両駆動用動力装置1は停止状態であるため、遊星歯車機構31の特性により出力軸3の回転速度×1速ギア比で回転電機5の回転速度が発生する。回転速度が一定回転となったら負荷を掛けることで、トルクは出力軸3の回転速度を低下させる方向と車両駆動用動力装置1の回転速度を上昇させる方向に加えられる。車両の慣性は車両駆動用動力装置1の慣性に比べて非常に大きいため、車輪に接続されている出力軸3の回転低下は少なく、その分車両駆動用動力装置1の回転上昇は大きくなる。したがって、車両駆動用動力装置1の回転速度は始動可能回転速度を超えて始動できる。
なお、車両の停止状態はさまざまで、坂道や路面の摩擦係数が大きいところでは、たとえば人力で車両を押すことが困難である。このような場合を考えると、回転電機5の回転軸にスタータを設けることが好ましいものである。通常の始動は回転電機5で行うとともに、スタータは回転電機5の故障時等の緊急時のみの使用となるため、耐久性の低いものが使用できる。また、この回転軸の回転速度はせいぜい1000[min−1]程度までなのでスタータを常時接続していることもできる。従来のようにエンジン軸に装着している場合はエンジン回転速度が6000[min−1]以上を想定しなければならず、スタータを軸から切り離す装置などが必要となっている。さらに、高出力で耐久性の高いものを使用すれば駆動力のアシストも可能であり動力性能の向上にも貢献することができる。
なお、本実施形態による方式では、動力性能は格段に低下しているため、自動的に故障検知を行い、このような発進モードに切り替わるようにすると、運転者に違和感を与える場合がある。そこで、図2の警報手段708を用いて、故障の検出を運転者に警告するようにして、それに対して、運転者がスイッチ707により故障モードを選択することで、運転者の意識を意図的に故障に注目させることができ、故障時の注意深い運転を促進できる。また、調整つまみ706により、調整つまみ706の設定位置に応じて、回転電機の回転速度を低下させる方向に負荷量を段階的に切り替えられるようにして、車速を制御することもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、冷却水ポンプの駆動源として、変速用の電動機を用いるため、別途モータを備える必要がなくなる。
また、変速用動力装置の故障時にも低速ながら自力走行を行うことが可能であり、安全領域への車両の移動やサービスステーションまでの移動が可能となる。また、車両に通常搭載されるべき機器を使用することや簡易な機構を設置することで安価にシステムを構築できる。
次に、図7及び図8を用いて、本発明の第2の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成を示すブロック構成図である。図8は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の要部のブロック構成図である。
図7に示すように、本実施形態では、遊星歯車機構31と回転電機5の間に、発進補助装置600Aを配置している。発進補助装置600Aは、図8に示すように、冷却水用ポンプ600と、ブレーキ602と、スタータ603とから構成される。なお、ブレーキ602の代わりに、コンプレッサを用いることもできる。図示の構成は、変速機2の中では回転電機5と出力軸3が近づいており、搭載性に問題があるように見えるが、出力軸3と回転電機5の軸は立体的には図の手前と奥に配置できるため、回転電機5が出力軸3に重なっても問題ない。また、回転電機5の回転軸を貫通させて、回転電機5の右側に補助発進装置600Aを配置することも可能である。
本実施形態においても、変速用動力装置の故障時にも自力走行を行うことが可能である。
次に、図9を用いて、本発明の第3の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成について説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成を示すブロック構成図である。なお、基本的な構成は、図2と同様である。
自動変速機2Aの入力軸300は、ドッグクラッチ103Aにより第1の中間軸13に駆動力を伝達/遮断でき、また、ドッグクラッチ103Bにより第2の中間軸17に駆動力を伝達/遮断できる。中間軸13を選択するときは、直結ギア101によって入力軸300に締結され、中間軸17を選択するときは、直結ギア102で入力軸300に締結される。ドッグクラッチ103A,103Bは、シフトアクチュエータ29A,29Bに接続される。
変速用動力装置200は、回転電機5と、遊星歯車機構31と、差動装置である遊星歯車機構31と回転電機5との間に接続された発進補助装置600から構成される。遊星歯車機構31は、サンギアと、プラネタリギアと、リングギアとから構成される。遊星歯車機構31の図示の左側には、同軸に配置された2軸が配置されている。内側の軸がサンギアに接続され、外側の軸がリングギアに接続されている。
変速用動力装置200の一方の軸(内側の軸)は、第1の中間軸13に接続されており、変速用動力装置200の他方の軸(外側の軸)は、第2の中間軸17に接続されている。遊星歯車機構31のプラネタリギアは、回転電機5及び発進補助装置600に接続されている。
本実施形態においても、変速用動力装置の故障時にも自力走行を行うことが可能である。
本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の基本構成を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成を示すブロック構成図である。 図3は、本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置に用いる発進補助装置の具体的構成を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置を搭載した自動車の構成を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態による自動車の駆動装置の要部のブロック構成図である。 本発明の第3の実施形態による自動車の駆動装置の具体的構成を示すブロック構成図である。
符号の説明
1…車両駆動用動力装置
2…変速機
3…出力軸
4…車輪
5…モータ
6…バッテリ
7…インバータ
8…変速制御装置
9…車両駆動用動力制御装置
10…電子制御スロットル弁
13…第1中間軸
14…1速ギア
15…3速ギア
16…5速ギア
17…第2中間軸
18…2速ギア
19…4速ギア
20…後退ギア
21…1速−3速切替えドッグクラッチ
22…5速−R速切替えドッグクラッチ
23…2速−4速切替えドッグクラッチ
25…1速−3速切替えアクチュエータ
26…5速−R速切替えアクチュエータ
27…2速−4速切替えアクチュエータ
29…直結ギア切替えアクチュエータ
30…モータギア切替えアクチュエータ
31…遊星歯車機構
101…第1中間軸直結ギア
102…第2中間軸直結ギア
103…直結ギア用ドッグクラッチ
111…第1中間軸モータギア
112…第2中間軸モータギア
113…モータギア用ドッグクラッチ
200…変速用動力装置
300…入力軸
600…発進補助装置
601…オルタネータ
602…ブレーキ
603…スタータ
606…冷却水用ポンプ
608…ラジエータ
700…入力軸回転速度検出センサ
701…出力軸回転速度検出センサ
702…回転電機回転速度検出センサ
703…アクセル開度検出センサ
704…ブレーキスイッチ
705…走行レンジ位置検出センサ
706…調整つまみ
707…スイッチ
710…制御装置
720…回転電機駆動ドライバ

Claims (5)

  1. 車両駆動用動力装置と、
    回転電機と、
    前記車両駆動用動力装置と前記回転電機と車軸と接続する差動装置と、
    自動変速機とからなり、
    前記回転電機により変速中に前記車両駆動用動力装置の動力を車軸に伝達する自動車の駆動装置であって、
    前記回転電機の駆動軸に配置され、前記回転電機に冷却水を供給する冷却水ポンプを備えることを特徴とする自動車の駆動装置。
  2. 請求項1記載の自動車の駆動装置において、
    前記冷却水ポンプは、前記差動装置に与える負荷の制御可能な発進補助装置を構成し、
    前記発進補助装置から前記差動装置に与える負荷を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記回転電機が動作できない場合に、前記発進補助装置から前記差動装置に負荷を与えて車両を駆動することを特徴とする自動車の駆動装置。
  3. 請求項1記載の自動車の駆動装置において、
    前記制御手段は、前記回転電機が故障や異常状態で動作できない場合に、前記冷却水ポンプに接続された水量調整手段にて流量を小さくする側に制御することにより、前記回転電機の軸の回転速度を低下させる方向に負荷を印加し、負荷トルクにより車両走行を補助することを特徴とする自動車の駆動装置。
  4. 請求項1記載の自動車の駆動装置において、
    前記自動変速機は、
    前記車両駆動用動力装置に接続された入力軸と、
    前記入力軸に設けられ前記入力軸と締結/解放可能な2つの入力ギアと、
    第1の中間軸と、
    前記第1の中間軸に設けられ前記入力ギアの1つに噛合う第1の従動ギアと、
    第2の中間軸と、
    前記第2の中間軸に設けられ前記入力ギアの他の1つに噛合う第2の従動ギアと、
    前記第1の中間軸に設けられ前記第1の中間軸と締結/解放可能な第1の変速ギア列と、
    前記第2の中間軸に設けられ前記第2の中間軸と締結/解放可能な第2の変速ギア列と、
    前記第1の変速ギア列および前記第2の変速ギア列に噛合う第3の従動ギア列と、
    前記第3の従動ギア列に共通的に接続された出力軸とからなり、
    前記差動装置の3軸の内1軸を回転電機に接続し、他の1軸を前記車両駆動用動力装置に接続し、さらに他の1軸を前記第一の中間軸と前記第二の中間軸の何れかに切り替えられるように接続したことを特徴とする自動車の駆動装置。
  5. 請求項1記載の自動車の駆動装置において、
    前記自動変速機は、
    前記車両駆動用動力装置に接続された入力軸と、
    前記入力軸に設けられ前記入力軸と締結/解放可能な2つの入力ギアと、
    第1の中間軸と、
    前記第1の中間軸に設けられ前記入力ギアの1つに噛合う第1の従動ギアと、
    第2の中間軸と、
    前記第2の中間軸に設けられ前記入力ギアの他の1つに噛合う第2の従動ギアと、
    前記第1の中間軸に設けられ前記第1の中間軸と締結/解放可能な第1の変速ギア列と、
    前記第2の中間軸に設けられ前記第2の中間軸と締結/解放可能な第2の変速ギア列と、
    前記第1の変速ギア列および前記第2の変速ギア列に噛合う第3の従動ギア列と、
    前記第3の従動ギア列に共通的に接続された出力軸とからなり、
    前記差動装置の3軸の内1軸を回転電機に接続し、他の2軸を前記第一の中間軸と前記第二の中間軸に接続したことを特徴とする自動車の駆動装置。
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