JP2007190923A - 内装材料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撥水性、撥油性に富み、更に防音性、衝撃吸収性にも優れる内装材料の製造方法を提供する。
【解決手段】 内装材料(1)は、厚さ0.2mm〜0.5mmの熱溶融フィルム(4)が裏打ちされた樹脂含浸不織布(3)を、多孔質基材(2)の一面または両面に、該熱溶融フィルム(4)が該多孔質基材(2)側になるように重ね、上記熱溶融フィルム(4)を加熱軟化状態において、プレスすることによって該樹脂含浸不織布(3)を該多孔質基材(2)に接着すると共に、該熱溶融フィルム(4)を通気性不連続膜とすることによって製造される。
【選択図】 図1
【解決手段】 内装材料(1)は、厚さ0.2mm〜0.5mmの熱溶融フィルム(4)が裏打ちされた樹脂含浸不織布(3)を、多孔質基材(2)の一面または両面に、該熱溶融フィルム(4)が該多孔質基材(2)側になるように重ね、上記熱溶融フィルム(4)を加熱軟化状態において、プレスすることによって該樹脂含浸不織布(3)を該多孔質基材(2)に接着すると共に、該熱溶融フィルム(4)を通気性不連続膜とすることによって製造される。
【選択図】 図1
Description
本発明は例えば自動車の天井材、ドアトリム、トランクルーム内装材、床下カバー等に使用される内装材料の製造方法に関するものである。
例えば自動車のエンジン下側やホイールハウス下面のカバーとしては、ガラス繊維シートの下面に熱溶融フィルムを介してアルミニウムシートが貼着されたものが提供されている。
上記アルミニウムシートは該カバーに水、油等が侵入することを防止する役目を有する。
上記アルミニウムシートは該カバーに水、油等が侵入することを防止する役目を有する。
上記構成のカバーは自動車床下に露出するエンジンやホイールハウス下面を自動車走行中に撥ね飛ばされる水や砂利等から保護するものであるが、下面にアルミニウムシートが貼着されているために水や砂利等の衝突音が大きく、また衝撃が緩和されないために、該アルミニウムシートが傷付き易いと言う問題点がある。
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、厚さ0.2mm〜0.5mmの熱溶融フィルム(4)が裏打ちされた樹脂含浸不織布(3)を、多孔質基材(2)の一面または両面に、該熱溶融フィルム(4)が該多孔質基材(2)側になるように重ね、上記熱溶融フィルム(4)を加熱軟化状態において、プレスすることによって該樹脂含浸不織布(3)を該多孔質基材(2)に接着すると共に、該熱溶融フィルム(4)を通気性不連続膜とする内装材料の製造方法を提供するものである。
本発明によって製造された内装材料は撥水性、撥油性に富み、更に防音性、衝撃吸収性にも優れるので、自動車床下カバー等の自動車用内装材料として極めて有用である。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明を第1図および第2図に示す一実施例によって説明すれば、内装材料(1)は多孔質基材(2)と、該多孔質基材(2)の両面に熱溶融フィルム(4)を介して貼着されている樹脂含浸不織布(3)とからなる。
本発明を第1図および第2図に示す一実施例によって説明すれば、内装材料(1)は多孔質基材(2)と、該多孔質基材(2)の両面に熱溶融フィルム(4)を介して貼着されている樹脂含浸不織布(3)とからなる。
上記多孔質基材(2)としては、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、石綿等の無機繊維および/またはポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、アクリル織維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテート繊維等の合成繊維、パルプ、木綿、羊毛、ヤシ繊維、麻繊維、ケナフ繊維、竹繊維等の天然繊維を樹脂あるいはニードルパンチング等で結着あるいは絡合した繊維シート、ポリウレタン発泡体、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、ポリスチレン発泡体、メラミン樹脂発泡体、尿素樹脂発泡体、フェノール発泡体等のプラスチック発泡体等が使用される。
上記多孔質基材(2)には、例えばウレタン樹脂、メラミン樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、尿素樹脂、フェノール系樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化型ポリエステル等のような熱硬化性樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレンターポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリアミド、熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂等、あるいは上記樹脂にかえて該樹脂を生成するウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プレポリマー、メラミン系樹脂初期縮合物、尿素系樹脂初期縮合物、フェノール系樹脂初期縮合物、ジアリルフタレートプレポリマー、アクリルオリゴマー、多価イソシアナート、メタクリルエステルモノマー、ジアリルフタレートモノマ一等の樹脂前駆体が含浸されてもよい。上記樹脂あるいは樹脂前駆体は二種以上混合使用されてもよい。
上記樹脂含浸不織布(3)としては、上記多孔質基材(2)に使用される繊維と同様な繊維を主としてニ一ドルパンチングによって絡合したものが使用され、該不織布(3)には上記多孔質基材(2〉に含浸される樹脂あるいは樹脂前駆体と同様な樹脂あるいは樹脂前駆体が含浸される。望ましい含浸樹脂としてはフェノール系樹脂がある。
本発明に使用されるフェノール系樹脂は、一価フェノール及び/又は多価フェノールとアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体との縮合物である。また、該フェノール系樹脂は、スルホメチル化および/またはスルフィメチル化されていてもよい。
一価フェノールとしては、フェノールや、o−クレゾニル、m−クレゾール、p−クレゾール、エチルフェノール、イソプロピルフェノール、キシレノール、3,5−キシレノール、ブチルフェノール、t−ブチルフェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール、o−フルオロフェノール、m−フルオロフェノール、p−フルオロフェノール、o−クロロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、o−ブロモフェノール、m−プロモフェノール、p一ブロモフェノール、o−ヨードフェノール、m−ヨードフェノール、p−ヨードフェノール、o−アミノフェノール、m−アミノフェノール、
p−アミノフェノール、o−ニトロフェノール、m−ニトロフェノール、p−ニトロフェノール、2,4−ジニトロフェノール、2,4,6−トリニトロフェノール等の一価フェノール置換体、ナフトール等の多環式一価フェノールなどが挙げられ、これら一価フェノールは単独で又は二種以上混合して使用することができる。
本発明に使用されるフェノール系樹脂は、一価フェノール及び/又は多価フェノールとアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体との縮合物である。また、該フェノール系樹脂は、スルホメチル化および/またはスルフィメチル化されていてもよい。
一価フェノールとしては、フェノールや、o−クレゾニル、m−クレゾール、p−クレゾール、エチルフェノール、イソプロピルフェノール、キシレノール、3,5−キシレノール、ブチルフェノール、t−ブチルフェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール、o−フルオロフェノール、m−フルオロフェノール、p−フルオロフェノール、o−クロロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、o−ブロモフェノール、m−プロモフェノール、p一ブロモフェノール、o−ヨードフェノール、m−ヨードフェノール、p−ヨードフェノール、o−アミノフェノール、m−アミノフェノール、
p−アミノフェノール、o−ニトロフェノール、m−ニトロフェノール、p−ニトロフェノール、2,4−ジニトロフェノール、2,4,6−トリニトロフェノール等の一価フェノール置換体、ナフトール等の多環式一価フェノールなどが挙げられ、これら一価フェノールは単独で又は二種以上混合して使用することができる。
多価フェノールとしては、レゾルシン、アルキルレゾルシン、ピロガロール、カテコール、アルキルカテコール、ハイドロキノン、アルキルハイドロキノン、フロログルシン、ビスフェノール、ジヒドロキシナフタリン等が挙げられ、これら多価フェノールは単独で又は二種以上混合して使用することができる。多価フェノールのうち好ましいものは、レゾルシン又はアルキルレゾルシン(レゾルシノール系化合物)であり、特に好ましいものはレゾルシンよりもアルデヒドとの反応速度が速いアルキルレゾルシンである。
アルキルレゾルシンとしては、例えば5−メチルレゾルシン(オルシノール)、5−エチルレゾルシン、5−プロピルレゾルシン、5−n−ブチルレゾルシン、4,5−ジメチルレゾルシン、2,5−ジメチルレゾルシン、4,5−ジエチルレゾルシン、2,5−ジエチルレゾルシン、4,5−ジプロピルレゾルシン、2,5−ジプロピルレゾルシン、4−メチル−5−エチルレゾルシン、2−メチル−5−エチルレゾルシン、2−メチル−5−プロピルレゾルシン、2,4,5−トリメチルレゾルシン、2,4,5−トリエチルレゾルシン等がある。
エストニア産オイルシェールの乾留によって得られる多価フェノール混合物は安価であり、かつ5−メチルレゾルシンのほか反応性の高い各種アルキルレゾルシンを多量に含むので、本発明において特に好ましい多価フェノール原料である。
なお上記多価フェノールのうち、レゾルシンおよびアルキルレゾルシン等のレゾルシノール系化合物の一種または二種以上の混合物(エストニア産オイルシェールの乾留によって得られる多価フェノール混合物を含む)と、アルデヒド及び/又はアルデヒド供与体からなるレゾルシノール系樹脂は、本発明のフェノール系樹脂として使用されることは、望ましい。
アルキルレゾルシンとしては、例えば5−メチルレゾルシン(オルシノール)、5−エチルレゾルシン、5−プロピルレゾルシン、5−n−ブチルレゾルシン、4,5−ジメチルレゾルシン、2,5−ジメチルレゾルシン、4,5−ジエチルレゾルシン、2,5−ジエチルレゾルシン、4,5−ジプロピルレゾルシン、2,5−ジプロピルレゾルシン、4−メチル−5−エチルレゾルシン、2−メチル−5−エチルレゾルシン、2−メチル−5−プロピルレゾルシン、2,4,5−トリメチルレゾルシン、2,4,5−トリエチルレゾルシン等がある。
エストニア産オイルシェールの乾留によって得られる多価フェノール混合物は安価であり、かつ5−メチルレゾルシンのほか反応性の高い各種アルキルレゾルシンを多量に含むので、本発明において特に好ましい多価フェノール原料である。
なお上記多価フェノールのうち、レゾルシンおよびアルキルレゾルシン等のレゾルシノール系化合物の一種または二種以上の混合物(エストニア産オイルシェールの乾留によって得られる多価フェノール混合物を含む)と、アルデヒド及び/又はアルデヒド供与体からなるレゾルシノール系樹脂は、本発明のフェノール系樹脂として使用されることは、望ましい。
上記アルデヒド及び/又はアルデヒド供与体とは、アルデヒド、分解するとアルデヒドを生成供与する化合物又はそれらの混合物を意味し、このような化合物としては、ホルマリン、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ポリオキシメチレン、クロラール、ヘキサメチレンテトラミン、フルフラール、グリオキザール、n−ブチルアルデヒド、カプロアルデヒド、アリルアルデヒド、ベンズァルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン、テトラオキシメチレン、フェニルアセトアルデヒド、o−トルアルデヒド、サリチルアルデヒド等の単独又は二種以上の混合物が例示される。
上記一価フェノール及び/又は多価フェノールとアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体との縮合では、通常一価フェノール1モルに対し、アルデヒド及び/又はアルデヒド供与体0.2〜3モル、多価フェノール1モルに対し、アルデヒド及び/又はアルデヒド供与体0.1〜0.8モルと、必要に応じて溶剤、第三成分、触媒とを添加し、液温55〜100℃で3〜20時間加熱反応させる。このときアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体は、反応開始時に全量加えてもよいし、分割添加又は連続滴下してもよい。
上記触媒としては、例えば塩酸、硫酸、オルト燐酸、ホウ酸、蓚酸、蟻酸、酢酸、酪酸、ベンゼンスルホン酸、フェノールスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ナフタリン−α−スルホン酸、ナフタリン−β−スルホン酸等の無機又は有機酸、蓚酸ジメチルエステル等の有機酸のエステル類、マレイン酸無水物、フタル酸無水物等の酸無水物、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、蓚酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム、イミドスルホン酸アンモニウム等のアンモニウム塩、モノクロル酢酸又はそのナトリウム塩、α,α’−ジクロロヒドリン等の有機ハロゲン化物、トリエタノールアミン塩酸塩、塩酸アニリン等のアミン類の塩酸塩、サルチル酸尿素アダクト、ステアリン酸尿素アダクト、ヘプタン酸尿素アダクト等の尿素アダクト、N−トリメチルタウリン、塩化亜鉛、塩化第2鉄等の酸性触媒、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物、石灰等のアルカリ土類金属の酸化物、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、燐酸ナトリウム等のアルカリ金属の弱酸塩類等のアルカリ性触媒が使用される。
該触媒の添加量は、フェノール系化合物に対して0.001〜20重量%であるのが好ましく、特に0.01〜10重量%であるのが好ましい。該触媒の添加量によって、得られるフェノール系樹脂の初期縮合物の硬化開始温度(硬化率が急激に大きくなる温度)を調整することができる。
該触媒の添加量は、フェノール系化合物に対して0.001〜20重量%であるのが好ましく、特に0.01〜10重量%であるのが好ましい。該触媒の添加量によって、得られるフェノール系樹脂の初期縮合物の硬化開始温度(硬化率が急激に大きくなる温度)を調整することができる。
上記フェノール系樹脂のスルフィメチル化に使用することのできるスルフィメチル化剤としては、ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシラート(ロンガリット)、ベンズアルデヒドナトリウムキシラート等の脂肪族、芳香族アルデヒドのアルカリ金属スルホキシラート類、ナトリウムハイドロサルファイト、マグネシウムハイドロサルファイト等のアルカリ金属、アルカリ土類金属のハイドロサルファイト(亜ジチオン酸塩)類、ナトリウムエチルスルホキシラート等のアルキルスルホキシラート類、ヒドロキシメタンスルフィン酸塩等のヒドロキシアルカンスルフィン酸塩等が例示される。
上記フェノール系樹脂のスルホメチル化に使用することのできるスルホメチル化剤としては、亜硫酸、重亜硫酸又はメタ重亜硫酸と、アルカリ金属又はトリメチルアミンやベンジルトリメチルアンモニウム等の第四級アミンもしくは第四級アンモニウムとを反応させて得られる水溶性亜硫酸塩や、これらの水溶性亜硫酸塩とアルデヒドとの反応によって得られるヒドロキシメタンスルホン酸塩等のヒドロキシアルカンスルホン酸塩が例示される。
該スルホメチル化剤及び/又はスルフィメチル化剤は、一価フェノール及び/又は多価フェノールとアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体との縮合反応前、反応中、反応後のいずれの段階で添加してもよい。該スルホメチル化剤及び/又はスルフィメチル化剤の総添加量は、フェノール系化合物1モルに対して、通常0.001〜1.5モルであるが、製造される初期縮合物の硬化性、硬化後の樹脂の物性等の性能を良好に保持するためには、0.01〜0.8モル程度とするのが好ましい。
このようにしてスルホメチル化及び/又はスルフィメチル化したフェノール系樹脂の初期縮合物は、溶液としての安定性が良好になって相分離等が生じ難くなり、また硬化速度が大きくなる。
このようにしてスルホメチル化及び/又はスルフィメチル化したフェノール系樹脂の初期縮合物は、溶液としての安定性が良好になって相分離等が生じ難くなり、また硬化速度が大きくなる。
(フェノール系樹脂初期縮合物)
上記フェノール系樹脂の初期縮合物は、通常水溶液又は有機溶剤−水混合溶液として提供される。有機溶剤としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、n−ヘキサノール、メチルアミルアルコール、2−エチルブタノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール、トリメチルノニルアルコール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、フルフリルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、アビエチルアルコール、ジアセトンアルコール等のアルコール類、アセトン、メチルアセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソブチルケトン、アセトニルアセトン、メチルオキシド、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、アセトフェノン、ショウノウ等のケトン類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテル類、エチレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等の上記グリコール類のエステル類やその誘導体、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジエチルセロソルプ、ジエチルカルビトール、エチルラクテート、イソプロピルラクテート、ジグリコールジアセテート、ジメチルホルムアミド等の水可溶性又は親水性有機溶剤の単独又は二種以上の混合物を使用することができる。
上記フェノール系樹脂の初期縮合物は、通常水溶液又は有機溶剤−水混合溶液として提供される。有機溶剤としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、n−ヘキサノール、メチルアミルアルコール、2−エチルブタノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール、トリメチルノニルアルコール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、フルフリルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、アビエチルアルコール、ジアセトンアルコール等のアルコール類、アセトン、メチルアセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソブチルケトン、アセトニルアセトン、メチルオキシド、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、アセトフェノン、ショウノウ等のケトン類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテル類、エチレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等の上記グリコール類のエステル類やその誘導体、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジエチルセロソルプ、ジエチルカルビトール、エチルラクテート、イソプロピルラクテート、ジグリコールジアセテート、ジメチルホルムアミド等の水可溶性又は親水性有機溶剤の単独又は二種以上の混合物を使用することができる。
上記初期縮合物溶液には、必要に応じて上記縮合反応に使用した触媒、あるいはホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ポリオキシメチレン、クロラール、ヘキサメチレンテトラミン、フルフラール、グリオキザール、n−ブチルアルデヒド、カプロアルデヒド、アリルアルデヒド、ベンツアルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン、テトラオキシメチレン、フェニルアセトアルデヒド、o−トルアルデヒド、サルチルアルデヒド、メチロール尿素、メチル化メチロール尿素、尿素樹脂、メチロールメラミン、メチル化メチロールメラミン、アルキロール化トリアゾン誘導体等のアルデヒド又は分解するとアルデヒドを生成する化合物を硬化剤として混合してもよい。
上記硬化剤の他、更に必要ならば、一価フェノール系樹脂、多価フェノール系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂等のアミノ系樹脂;天然ゴム又はその誘導体;スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、イソプレンゴム、イソプレン−イソブチレンゴム等の合成ゴム;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、アクリルエステル、メタクリルエステル、アクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルピリジン等のビニル単量体の単独重合体又はこれらビニル単量体の二種以上の共重合体;ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、酢酸ビニル−エチレン共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリエステル等の各種合成樹脂のエマルジョンやラテックス又は水溶液;ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、澱粉、澱粉誘導体、ニカワ、ゼラチン、血粉、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸塩、ポリアクリルアミド等の水溶性高分子や天然ガム類;炭酸カルシウム、タルク、石膏、カーボンブラック、木粉、クルミ粉、ヤシガラ粉、小麦粉、米粉等の充填剤;界面活性剤;ステアリン酸、パルミチン酸等の高級脂肪酸、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール;ブチリルステアレート、グリセリンモノステアレート等の脂肪酸のエステル類;脂肪酸アミド類;カルナバワックス等の天然ワックス類、合成ワックス類;パラフィン類、パラフィン油、シリコンオイル、シリコン樹脂、フッ素樹脂、ポリビニルアルコール、グリス等の離型剤;ヘキサン、ブタン、n−ペンタン、アルコール、エーテル、塩化メチレン、四塩化炭素、クロルフルオロメタン、1,1,2−トリクロル−1,2,2−トリフルオルエタン等の低沸点溶剤;アゾジカーボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、P,P’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、アゾビス−2,2’−(2−メチルグロピオニトリル)等のガスを発生するもの;炭酸ガスを発生しながら酸性硬化剤と反応する物質、例えば、炭素又は重炭酸ナトリウム、カリウム、アンモニウム又はカルシウム;n−ペンタン、イソペンタン、ブタン、イソブタン等をマイクロカプセル化した熱可塑性膨張性微小球等の発泡剤;シラスバルーン、パーライト、ガラスバルーン、発泡ガラス、中空セラミックス等の中空粒体;発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン等の発泡体や発泡粒;顔料、染料、難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐剤、老化防止剤、紫外線吸収剤;DBP、DOP、ジシクロヘキシルフタレートのようなフタル酸エステル系可塑剤やその他のトリクレジルホスフェート等の可塑剤などの第三成分を添加して、共縮合や混合等により上記フェノール系樹脂を変性してもよい。
上記フェノール系樹脂のうち、特に多価フェノール系樹脂は耐水性、耐油性、耐熱性、耐侯性に富み、剛性と可撓性がマッチした靱性を有する。
上記フェノール系樹脂のうち、特に多価フェノール系樹脂は耐水性、耐油性、耐熱性、耐侯性に富み、剛性と可撓性がマッチした靱性を有する。
上記熱溶融フィルム(4)の材料としてば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、酢酸ビニル−エチレン共重合体等の一種または二種以上の混合物からなる樹脂(ポリマーアロイ、ポリマーブレンドを含む)であって、溶融温度が200℃以下、好ましくは100〜150℃、更に好ましくは100〜130℃の樹脂が使用される。
上記樹脂含浸不織布(3)には更に天然ワックス、合成ワックス、フッ素樹脂、シリコン系樹脂等の撥水撥油剤、難燃剤、防腐剤、防虫剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、防カビ剤、顔料、染料、充填剤、脱臭剤等が含浸あるいは塗布されてもよい。
上記樹脂含浸不織布(3)には更に天然ワックス、合成ワックス、フッ素樹脂、シリコン系樹脂等の撥水撥油剤、難燃剤、防腐剤、防虫剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、防カビ剤、顔料、染料、充填剤、脱臭剤等が含浸あるいは塗布されてもよい。
本発明の内装材料(1)は、多孔質基材(2)の両面に熱溶融フィルム(4)を裏打ちした樹脂含浸不織布(3)を重ね、上記熱溶融フィルム(4)を加熱軟化状態においてプレスすることによって製造される。この時、加熱軟化状態の熱溶融フィルム(4)は該多孔質基材(2)の裏面から若干含浸し、通気性不連続膜となる。一方、該樹脂含浸不織布(3)には樹脂が含浸されているから、該内装材料(1)内への油や水の侵入は防止される。
即ち、上記通気性不連続膜は、上記熱溶融フィルム(4)を加熱軟化状態にせしめプレスすることによって製造され、通気性を有する一方で油や水等の侵入防止機能を有する。
該熱溶融フィルム(4)の厚さは0.2mm〜0.5mmである。何故ならば、該熱溶融フィルム(4)の厚さが0.2mmよりも薄い場合、そのフィルム(4)より製造される膜の、油や水等の内装材料(1)への侵入を防止する機能が損なわれ、また該熱溶融フィルム(4)の厚さが0.5mmよりも厚くなると、そのフィルム(4)より製造される膜は連続膜となり、通気性を有さなくなるからである。
なお上記通気性不連続膜を得るのに、更に好ましい熱溶融フィルム(4)の厚さは、0.2mm〜0.3mmである。
即ち、上記通気性不連続膜は、上記熱溶融フィルム(4)を加熱軟化状態にせしめプレスすることによって製造され、通気性を有する一方で油や水等の侵入防止機能を有する。
該熱溶融フィルム(4)の厚さは0.2mm〜0.5mmである。何故ならば、該熱溶融フィルム(4)の厚さが0.2mmよりも薄い場合、そのフィルム(4)より製造される膜の、油や水等の内装材料(1)への侵入を防止する機能が損なわれ、また該熱溶融フィルム(4)の厚さが0.5mmよりも厚くなると、そのフィルム(4)より製造される膜は連続膜となり、通気性を有さなくなるからである。
なお上記通気性不連続膜を得るのに、更に好ましい熱溶融フィルム(4)の厚さは、0.2mm〜0.3mmである。
該熱溶融フィルム(4)が存在しない場合には、該不織布(3)に含浸する樹脂に撥水剤や撥油剤を添加することによってある程度の撥水撥油は可能であるが、熱溶融フィルム(4)を存在させれば、吸音性を損なうことなく非常に大きな撥水撥油効果が得られる。
また該内装材料(1)は熱溶融フィルム(4)が通気性不連続膜になっており、かつクッション性に富むので、吸音性、衝撃吸収性に富む。
本発明の内装材料(1)は所定形状に成形されてもよい。この場合、該内装材料(1)は樹脂含浸不織布(3)を貼着する前、貼着する時、あるいは貼着後にホットプレス、加熱後のコールドプレス等によって成形される。そして図2に示すように例えば自動車(5)のホイールハウス下面のカバー(6)やエンジン下側のカバー(7)等、あるいは天井材、ドアトリム、リアパーセル、トランクルーム内装材等の自動車用内装材として有用である。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
また該内装材料(1)は熱溶融フィルム(4)が通気性不連続膜になっており、かつクッション性に富むので、吸音性、衝撃吸収性に富む。
本発明の内装材料(1)は所定形状に成形されてもよい。この場合、該内装材料(1)は樹脂含浸不織布(3)を貼着する前、貼着する時、あるいは貼着後にホットプレス、加熱後のコールドプレス等によって成形される。そして図2に示すように例えば自動車(5)のホイールハウス下面のカバー(6)やエンジン下側のカバー(7)等、あるいは天井材、ドアトリム、リアパーセル、トランクルーム内装材等の自動車用内装材として有用である。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
アルキルレゾルシン−ホルムアルデヒドからなる50%多価フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物100重量部に、硬化剤として45%アルキロール化トリアゾン誘導体30重量部を添加した物を100g/m2目付量のポリエステル繊維からなる不織布の片面に押出成形によりポリエチレンフィルム(4)を厚さ0.2mmにラミネートされた不織布に30g/m2(ドライ)の塗布量で含浸させ、100℃で3分韓燥して、該多価フェノール−アルデヒド初期縮合物をBステージまでプレキュアした。
多孔質材料(2)として熱硬化型フェノール樹脂を20重量%含むガラスウール(目付量500g/m2)を用意し、上記Bステージにある樹脂含浸不織布(3)を、そのポリエチレンフィルム(4)がラミネートされた面が、該ガラスウールとの間に介在するように重ね合わせ、180℃で60秒間加圧成型して、内装材料(1)を得た。
上記内装材料(1)は、上記ポリエチレンフィルム(4)がガラスウール側に若干含浸し通気性不連続膜を有するので、不織布側より水が吹き付けられても充分、撥水することができ、しかも吸音性が優れていた。
アルキルレゾルシン−ホルムアルデヒドからなる50%多価フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物100重量部に、硬化剤として45%アルキロール化トリアゾン誘導体30重量部を添加した物を100g/m2目付量のポリエステル繊維からなる不織布の片面に押出成形によりポリエチレンフィルム(4)を厚さ0.2mmにラミネートされた不織布に30g/m2(ドライ)の塗布量で含浸させ、100℃で3分韓燥して、該多価フェノール−アルデヒド初期縮合物をBステージまでプレキュアした。
多孔質材料(2)として熱硬化型フェノール樹脂を20重量%含むガラスウール(目付量500g/m2)を用意し、上記Bステージにある樹脂含浸不織布(3)を、そのポリエチレンフィルム(4)がラミネートされた面が、該ガラスウールとの間に介在するように重ね合わせ、180℃で60秒間加圧成型して、内装材料(1)を得た。
上記内装材料(1)は、上記ポリエチレンフィルム(4)がガラスウール側に若干含浸し通気性不連続膜を有するので、不織布側より水が吹き付けられても充分、撥水することができ、しかも吸音性が優れていた。
(比較例1)
フェノール−アルキルレゾルシン−ホルムアルデヒドからなる50%レゾール型一価フェノール−多価フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物100重量部に対し、25%フッ素系撥水剤1.5重量部および50%窒素−リン酸系難燃剤10重量部を加えたものを、50g/m2目付量のポリエステル繊維からなる不織布の片面に、押出成形によりポリエチレンフィルム(4)を厚さ0.003mmにラミネートされた不織布に30g/m2(ドライ)の塗布量で含浸させ、100℃で3分乾燥して、該一価フェノール−多価フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物をBステージまでプレキュアした。
多孔質材料(2)として熱硬化型フェノール樹脂を20重量%含むガラスウール(目付量500g/m2)を用意し、上記Bステージにある樹脂含浸不織布(3)を、そのポリエチレンフィルム(4)がラミネートされた面が、該ガラスウールとの間に介在するように重ね合わせ、180℃で60秒間加圧成型して、内装材料(1)を得た。
上記内装材料には、上記ポリエチレンフィルムがガラスウール側に殆ど含浸され、望ましい通気性不連続膜が形成されなかった。すなわち、その内装材料は、充分な吸音性(通気性)を有するが、その不織布側より水を吹き付けると、水の浸入を防ぐことが出来ず、撥水性が非常に悪いものとなった。
フェノール−アルキルレゾルシン−ホルムアルデヒドからなる50%レゾール型一価フェノール−多価フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物100重量部に対し、25%フッ素系撥水剤1.5重量部および50%窒素−リン酸系難燃剤10重量部を加えたものを、50g/m2目付量のポリエステル繊維からなる不織布の片面に、押出成形によりポリエチレンフィルム(4)を厚さ0.003mmにラミネートされた不織布に30g/m2(ドライ)の塗布量で含浸させ、100℃で3分乾燥して、該一価フェノール−多価フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物をBステージまでプレキュアした。
多孔質材料(2)として熱硬化型フェノール樹脂を20重量%含むガラスウール(目付量500g/m2)を用意し、上記Bステージにある樹脂含浸不織布(3)を、そのポリエチレンフィルム(4)がラミネートされた面が、該ガラスウールとの間に介在するように重ね合わせ、180℃で60秒間加圧成型して、内装材料(1)を得た。
上記内装材料には、上記ポリエチレンフィルムがガラスウール側に殆ど含浸され、望ましい通気性不連続膜が形成されなかった。すなわち、その内装材料は、充分な吸音性(通気性)を有するが、その不織布側より水を吹き付けると、水の浸入を防ぐことが出来ず、撥水性が非常に悪いものとなった。
(比較例2)
不織布の片面にポリエチレンフィルムが厚さ0.6mmにラミネートされたこと以外は全て比較例1と同様の条件で成型を行い、内装材料を得た。
上記内装材料には、上記ポリエチレンフィルムがガラスウール側に殆ど含浸されず、望ましい通気性不連続膜が形成されなかった。即ち、その内装材料は、充分な撥水性を有するけれども、その形成された膜によって空気が遮断され、吸音性(通気性)が非常に悪いものであった。
不織布の片面にポリエチレンフィルムが厚さ0.6mmにラミネートされたこと以外は全て比較例1と同様の条件で成型を行い、内装材料を得た。
上記内装材料には、上記ポリエチレンフィルムがガラスウール側に殆ど含浸されず、望ましい通気性不連続膜が形成されなかった。即ち、その内装材料は、充分な撥水性を有するけれども、その形成された膜によって空気が遮断され、吸音性(通気性)が非常に悪いものであった。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すものである。
内装材料の側断面図
自動車床下部分斜視図
1 内装材料
2 多孔質基材
3 樹脂含浸不織布
4 熱溶融フィルム
6,7 カバー
2 多孔質基材
3 樹脂含浸不織布
4 熱溶融フィルム
6,7 カバー
Claims (1)
- 厚さ0.2mm〜0.5mmの熱溶融フィルムが裏打ちされた樹脂含浸不織布を、多孔質基材の一面または両面に、該熱溶融フィルムが該多孔質基材側になるように重ね、上記熱溶融フィルムを加熱軟化状態において、プレスすることによって該樹脂含浸不織布を該多孔質基材に接着すると共に、該熱溶融フィルムを通気性不連続膜とすることを特徴とする内装材料の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009179895A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Toyota Boshoku Corp | 繊維複合体及びその製造方法 |
JP2011207135A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Toyota Boshoku Corp | 植物性繊維含有ボード部材 |
CN103434243A (zh) * | 2013-08-09 | 2013-12-11 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 汽车地毯下隔音垫的生产方法 |
JP2014508055A (ja) * | 2011-01-25 | 2014-04-03 | クオドラント・プラスチック・コンポジット・ジャパン 株式会社 | 曲げ剛性を備えた積層板、同積層板からの成形品、及びその製造方法及びその製造方法 |
JP2019026206A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 林テレンプ株式会社 | 車両用内装材、及び、その製造方法 |
-
2007
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