JP2007190264A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】中枠に対して遊技盤を簡易かつ確実に着脱することができる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機の中枠13に遊技盤2を取り付ける場合、まず遊技盤2の左側部に設けられた上側係止片35及び下側係止片36を、中枠13の上側受け具30及び下側受け具31に係止する。そして、遊技盤2の左側部が中枠13で軸支された状態で、遊技盤2を中枠13に対して閉鎖して、遊技盤2の右側部に設けられた上側ロック部37及び下側ロック部38を、中枠13の上側ロック体32及び下側ロック体33に嵌合させる。中枠13に遊技盤2が取り付けられると、中枠13に設けられた弾性具42a〜42dが、遊技盤2を前方に押圧する。
【選択図】図16

Description

本発明は、中枠に対して遊技盤が着脱される遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機において、正面視略長方形状の外枠の、遊技者に対向する前面側には、正面視略長方形状の中枠が開閉可能に軸支されている。そして、その中枠の前面側には遊技盤が固定されている。さらに遊技盤は、中枠の前面側の周囲に設けられた複数の保持部材によって、中枠の前面側に固定されている。これら保持部材は、短冊形状の金属製板部材によって各々形成され、その長手方向一端側は中枠の前面側の周囲に軸支されている。そして、遊技盤を中枠の前面側に当接させた状態で、保持部材の前記一端側とは反対の他端側を、中枠の内側に向かって略水平方向に回動させ、「遊技盤固定位置」に位置させると、遊技盤が中枠に固定された状態となる。一方、保持部材の前記他端側を中枠の上方側に回動させ、「遊技盤開放位置」に位置させることにより、遊技盤が中枠から開放された状態となる。このようにして、これら複数の保持部材を遊技盤固定位置から遊技盤開放位置へ、又は遊技盤開放位置から遊技盤固定位置へ変位させることにより、中枠に対する遊技盤の着脱作業が行われる。
このようなパチンコ機において、例えば、保持部材すべてにつき、各々変位させる煩わしさのない、遊技盤固定保持装置を備えたパチンコ機が提案されている。このパチンコ機の遊技盤固定保持装置は、複数の保持部材のうち少なくとも2つの保持部材が、操作部の操作によって遊技盤固定位置と遊技盤開放位置との間を連動して変位するため、中枠からの遊技板の着脱を容易としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−19319号公報
ところで、パチンコ機の製造時やメンテナンス時などに中枠に遊技盤を着脱するため、パチンコ機の製造者や管理者が遊技盤を把持して持ち上げた状態で、遊技盤を中枠に位置合わせして固定したり、遊技盤を中枠から取り外したりする作業を行っている。しかし、遊技盤には表示装置や電飾装置などの各種部材が設けられているため、一般に遊技盤の重量は大きい。そのため、従来のように、中枠に遊技盤を装着するために遊技盤を持ち上げながら中枠に取り付けるという作業は、多大な手間と労力を要するという問題があった。
特に、中枠に遊技盤を装着する場合は、中枠における所定の取り付け位置(遊技盤用開口部)に遊技盤を固定する必要があるところ、遊技盤の重量は大きいと遊技盤用開口部への位置決めが困難であった。そして、中枠に対して遊技盤を正確に位置決めできていないと、複数の保持部材で遊技盤を固定しても、パチンコ機の稼動時に遊技盤が外れてしまう問題があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、中枠に対して遊技盤を簡易かつ確実に着脱することができる遊技機の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の遊技機は、遊技機本体の前面側に設けられた正面視略長方形状の中枠と、前記中枠の前面側に設けられて、遊技媒体が流下する遊技領域を形成する遊技盤とを備え、前記中枠に形成された遊技盤用開口部に前記遊技盤が取り付けられる遊技機であって、前記中枠は、前記遊技盤用開口部の周囲に、前記遊技盤の一側部を支持する受け部材と、前記遊技盤の他側部を前記中枠に着脱する着脱体とを備え、前記遊技盤は、該遊技盤の一側部に設けられて前記受け部材に係止される係止部と、該遊技盤の他側部に設けられて前記着脱体に着脱される着脱部とを備えており、前記遊技盤の係止部が前記中枠の受け部材に係止されると、該遊技盤がその一側部を回動中心として前後方向に開閉可能に支持されるとともに、該係止部が該受け部材に係止された状態で該遊技盤が前後方向に開閉されると、その開閉動作に応じて前記遊技盤の着脱部が前記中枠の着脱体に着脱されることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の遊技機は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記受け部材は、前記係止部の下端部が載置されて前記遊技盤の上下方向を位置決めする載置部と、該係止部の側端部が当接して該遊技盤の左右方向を位置決めする当接部とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の遊技機は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記載置部は、前記中枠の前面側で前記係止部の下端部を載置可能な平面を形成する板状部材であり、前記当接部は、前記中枠の前面側で前記係止部の側端部を嵌入可能な略コの字型の溝部を形成する板状部材であって、前記係止部の下端部が前記載置部に載置されると、前記係止部の側端部が前記当接部の溝部を前後方向に移動できる範囲に、前記遊技盤の開閉動作が制限されることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の遊技機は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記着脱体は、前記着脱部に係合する雄部であり、前記着脱部は、前記着脱体が係合される雌部であって、前記着脱部において前記着脱体が挿入又は抜脱される挿脱口は、該着脱体と対向する方向に向けて徐々に開口幅が広くなるように形成されたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の遊技機は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記中枠は、前記遊技盤用開口部の周囲であって、かつ該遊技盤用開口部に取り付けられる前記遊技盤の背面が当接する部位に、該遊技盤の背面を押圧する弾性部材を備えたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の遊技機は、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記弾性部材は、複数の薄板状のスポンジ部材であることを特徴とする。
請求項1に係る発明の遊技機では、中枠に形成された遊技盤用開口部に遊技盤が取り付けられるものであって、遊技盤の係止部が中枠の受け部材に係止されると、遊技盤がその一側部を回動中心として前後方向に開閉可能に支持され、係止部が受け部材に係止された状態で遊技盤が前後方向に開閉されると、その開閉動作に応じて着脱部が着脱体に着脱される。よって、遊技盤の一側部を中枠に係止した状態で、遊技盤の他側部を中枠に取り付けることができるので、中枠に対して遊技盤を簡易かつ確実に着脱することができる。
また、請求項2に係る発明の遊技機では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、受け部材は、係止部の下端部が載置されて遊技盤の上下方向を位置決めする載置部と、係止部の側端部が当接して遊技盤の左右方向を位置決めする当接部とを備えた。よって、遊技盤の一側部を中枠に係止すると、中枠に対して遊技盤の上下方向及び左右方向の位置決めがなされるので、中枠に対して遊技盤を正確に位置決めすることができる。
また、請求項3に係る発明の遊技機では、請求項2に記載の発明の効果に加えて、載置部は係止部の下端部を載置可能な平面を形成し、当接部は係止部の側端部を嵌入可能な略コの字型の溝部を形成し、係止部の下端部が載置部に載置されると、遊技盤の開閉動作は当接部の溝部を前後方向に移動できる範囲に制限される。よって、遊技盤の一側部を中枠に係止すると、中枠に対する遊技盤の前後方向の移動範囲が制限されるので、中枠に対して遊技盤を正確に位置決めすることができる。
また、請求項4に係る発明の遊技機では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、着脱体は着脱部に係合する雄部であり、着脱部は着脱体が係合される雌部であって、着脱部の挿脱口は着脱体と対向する方向に向けて徐々に開口幅が広くなるように形成された。よって、遊技盤の他側部を中枠に取り付ける際に、中枠の遊技盤用開口部に対する遊技盤の位置が若干ズレていても、中枠に対して遊技盤を適切に取り付けることができる。
また、請求項5に係る発明の遊技機では、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、遊技盤用開口部の周囲における遊技盤の背面が当接する部位に、遊技盤の背面を押圧する弾性部材を備えた。よって、遊技盤用開口部に取付けられた遊技盤の背面を弾性部材が押圧するため、中枠に対して遊技盤を密着して固定でき、遊技機の稼動時における遊技盤の振動を防止することができる。
また、請求項6に係る発明の遊技機では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、弾性部材は複数の薄板状のスポンジ部材である。よって、簡易な構成を有するスポンジ部材によって、中枠に対して遊技盤を密着して固定でき、遊技機の稼動時における遊技盤の振動を防止することができる。
以下、本発明に係る遊技機の一実施の形態であるパチンコ機1について、図面に基づいて説明する。図1は、パチンコ機1の表枠14及び中枠13が開いた状態を斜め前方から見た斜視図である。図2は、パチンコ機1の正面図である。なお、以下の説明において、図1及び図2の紙面手前側を「パチンコ機1の正面側」、紙面奥行き側を「パチンコ機1の背面側」とする。
はじめに、パチンコ機1の概略構成について説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、ホールの島設備(図示外)に配設され、パチンコ機1の本体を支持する正面視略長方形状の外枠12を備えている。そして、外枠12の遊技者に対向する正面側には、正面視略長方形状の中枠13が設けられている。そして、この中枠13の中枠左柱部13c(図6参照)は、上ヒンジ26及び下ヒンジ25を介して、外枠12の外枠左柱部12c近傍に軸支されることにより、中枠13が外枠12に対して略水平方向に回動可能(開閉可能)となっており、中枠13の開閉によって中枠右柱部13b(図6参照)で外枠12に着脱可能となっている。一方、中枠13の上半分には、遊技盤2が固定されるための正面視略長方形状の遊技盤用開口部Q(図6参照)が形成され、当該遊技盤用開口部Qの正面側には、略矩形状の表枠14が設けられている。
そして、表枠14の表枠左側端部14aが、中枠左柱部13c(図6参照)近傍に軸支されることにより、表枠14が中枠13に対して略水平方向に回動可能(開閉可能)となっており、表枠14の開閉によって表枠右側端部14bで中枠13に着脱可能となっている。さらに、表枠14の略中央には、正面視略円形状の窓部140(図9参照)が形成され、この窓部140には正面視略円形状のガラス窓23が嵌め込まれている。
また、図1に示すように、パチンコ機1の中枠13の上半分の部分には、発射ハンドル7の操作により、発射手段である発射機(図示外)から発射された遊技球が流下する遊技盤2が設けられている。この遊技盤2は正面視略正方形であり、ガラス窓23を略中央に保持した表枠14によって保護されている。また、図1及び図2に示すように、中枠13において、遊技盤2の下方には、発射機に遊技球を供給し、かつ賞品球を受け入れる上皿5が設けられている。さらに、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられ、その下皿6の右側には発射機による遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられている。
そして、図1及び図2に示すように、中枠13の上皿5の右側には鍵穴75が設けられており、この鍵穴75の背後にはシリンダ錠76(図6参照)が設けられている。そして、この鍵穴75に鍵(図示外)を挿入し、挿入された鍵を反時計回りに回転させることにより、外枠12に対して固定されていた中枠13が、略水平方向に回動可能となる。一方、挿入された鍵を時計回りに回転させることにより、中枠13に対して表枠14が略水平方向に回動可能となる。また、パチンコ機1の中枠13の裏面には、制御基盤、サブ統合基盤、音基盤などの各種基盤が組み付けられており、それら基盤は、樹脂製の透明な板材からなるセンターカバー80や基盤ボックス82で保護されている。また、センターカバー80の上部には、遊技機設置島から供給される遊技球を貯留する遊技球タンク84が設けられている。
一方、図1に示すように、遊技盤2の正面には、外レール3及び内レール9(図3参照)に囲まれた正面視略円形状の遊技領域4が設けられている。そして、図2に示すように、この遊技領域4の略中央には、LCDから構成された特別図柄表示画面、各種ランプ及びLEDを備えた特別図柄表示装置8が設けられている。また、この特別図柄表示装置8の下側には特別図柄始動電動役物15が設けられている。そして、この特別図柄始動電動役物15の左右には普通入賞口19,20がそれぞれ設けられている。そして、普通入賞口19の左側方には普通図柄始動ゲート11が設けられている。さらに、特別図柄始動電動役物15の下方には、大入賞口16が設けられている。そして、大入賞口16の下方には、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球が回収されるアウト口81が設けられている。
次に、外枠12について説明する。図1に示すように、外枠12は、ホールの島設備(図示外)に取り付けられるパチンコ機1本体を支持する枠部材である。この外枠12は、外枠上柱部12a,外枠右柱部12b,外枠左柱部12c,外枠下柱部12dからなり、正面視略長方形状の枠を構成している。そして、外枠下柱部12dは、他の3つの柱部材である外枠上柱部12a、外枠右柱部12b、外枠左柱部12cよりもやや前方へ突出した形状を有している。このため、外枠下柱部12dは、他の3本の枠部材よりも高い強度を有し、土台としての機能も担っている。さらに、図2に示すように、外枠下柱部12dの、遊技者に対向する正面側には、樹脂で形成された黒色の薄板である化粧板(図示外)が張られている。そして、このような構成からなる外枠12の外枠左柱部12c近傍に、中枠13の中枠左柱部13c(図6参照)近傍が軸支されるようになっている。
次に、遊技盤2について説明する。図3は、遊技盤2の正面図である。図4及び図5は、上側ロック部37の斜め後方からみた拡大斜視図である。図3に示すように、遊技盤2は、正面視略長方形状の板部材であり、3枚の板部材が積層されて1枚の板部材を形成している。この遊技盤2は、中枠13の裏面側に固着された遊技盤固定枠50(図6参照)の正面側に支持される。そして、先述のように、この遊技盤2の正面側には、正面視略円形状に形成された外レール3と、当該外レール3の内側に配設され、正面視略半円形状に形成された内レール9とを備えている。さらに、外レール3及び内レール9の内側には発射手段によって発射された遊技球が流下する正面視略円形状の遊技領域4が形成されている。
また、遊技盤2の左上角部近傍には、正面視、左方向に突出するように切削加工された上側係止片35が設けられている。この上側係止片35は、遊技盤2を中枠13に取り付ける際に上側受け具30(図6参照)に係止される部位である。詳細には、上側係止片35は、その下端部35aが上側受け具30の載置部30aに載置され、その側端部35bが上側受け具30の当接部30bに当接する。一方、遊技盤2の左下角部近傍には、階段状に切削加工された下側係止片36が設けられている。この下側係止片36は、遊技盤2を中枠13に取り付ける際に、下側受け具31(図6参照)に係止される部位である。詳細には、下側係止片36は、その下端部36aが下側受け具31の載置部31aに載置され、その側端部36bが下側受け具31の当接部31bに当接する。
また、遊技盤2の右上角部近傍には、製造者等の操作に応じて着脱可能なロック機構のメス部である上側ロック部37が設けられている。この上側ロック部37は、遊技盤2を中枠13に取り付ける際に、ロック機構のオス部である上側ロック体32(図6参照)に係着される部位である。一方、遊技盤2の右下角部近傍には、製造者等の操作に応じて着脱可能なロック機構のメス部である下側ロック部38が設けられている。この下側ロック部38は、遊技盤2を中枠13に取り付ける際に、ロック機構のオス部である下側ロック体33(図6参照)に係着される部位である。さらに、遊技盤2の外レール3右半分の湾曲する外側面には、その湾曲形状に沿うようにして飾り部材39が固定されている。
図4及び図5に示すように、上側ロック部37は、背面視、ロック機構のメス部として機能する本体部37aの左側面に、前後方向に操作可能な操作レバー37bが設けられている。また、本体部37aの背面側には、その内部に上側ロック体32(図6参照)を挿脱するための開口部である挿脱口37cと、この挿脱口37cを開閉する開閉片37dとが設けられており、開閉片37dは操作レバー37bの操作に応じて左右方向に動作するようになっている。そして、図4に示すように、操作レバー37bが後方側に移動されると、開閉片37dが挿脱口37cを閉ざし(閉鎖状態)、図5に示すように、操作レバー37bが前方側に移動されると、開閉片37dが挿脱口37cを開く(解除状態)。なお、製造者等が操作しない状態では、本体部37aに内蔵されたバネ部材(図示外)の付勢力により、操作レバー37bは後方側に移動した状態に保持されて、開閉片37dは閉鎖状態となっている。
ところで、上側ロック部37では、その挿脱口37cが上側ロック体32と対向する背面側に向けて開口部の横幅が徐々に大きくなるように形成されている。さらに、開閉片37dは、背面側に向けて徐々に左方向に湾曲する傾斜面が形成されている。そのため、上側ロック部37に上側ロック体32を係着する場合は、上側ロック体32を挿脱口37cに向けて挿入すると、上側ロック体32の先端が開閉片37dの傾斜面に沿って本体部37aの内部に向けて摺動すると同時に、開閉片37dを解除側(左方向)に移動させる。そして、上側ロック体32の先端が本体部37aの内部で係着され、かつ本体部37aに内蔵されたバネ部材(図示外)の付勢力によって、開閉片37dが上側ロック体32を閉鎖側(右方向)に押圧して固定する。一方、上側ロック部37から上側ロック体32を抜脱する場合は、製造者等は操作レバー37bを正面側に引いた状態で(前方に移動させた状態で)、開閉片37dを解除状態として挿脱口37cから上側ロック体32を抜脱することが可能である。なお、図示しないが、下側ロック部38も、本体部,操作レバー,挿脱口を備え、上側ロック部37と同一構成である。
図3に戻り、正面視、遊技盤2の左上角部近傍には、遊技盤2を中枠13に位置決め固定するために穿設された嵌合穴40aが設けられている。一方、遊技盤2の右下角部近傍にも、嵌合穴40aと同様の嵌合穴40bが設けられている。そして、これら嵌合穴40a,40bを、中枠13に固着された嵌合突起41a,41b(図6参照)に各々嵌合させることにより、中枠13に対して遊技盤2の位置決め及び固定がなされる。
次に、中枠13について説明する。図6は、中枠13の正面図である。図7は、上側受け具30の斜め前方からみた拡大斜視図である。図8は、上側ロック体32の部品拡大図である。図6に示すように、中枠13は、中枠上柱部13a,中枠右柱部13b,中枠左柱部13c,中枠下柱部13dにより、正面視略長方形状に構成されている。そして、中枠13を構成する柱部材は、金属製のアングル部材からなる。さらに、中枠上柱部13a、中枠右柱部13b及び中枠左柱部13cは、平面視略短冊形状に形成されている。一方、中枠下柱部13dは、中枠上柱部13a、中枠右柱部13b及び中枠左柱部13cの幅よりも広い面積を有する平面視略長方形状に形成されている。そして、中枠下柱部13dの正面側には、上述した下皿6や発射ハンドル7などの各部品(図2参照)及び各装置が固定される。
また、中枠左柱部13cの正面側における、長手方向上端部近傍には、平面視略半円形状の掛け部24が固定されている。この掛け部24は、外枠12に固定された上ヒンジ26(図1参照)とともに「上ヒンジ構造」を構成する。そして、掛け部24には、掛け部24の上面から上方に向かって凸設され、上ヒンジ26に設けられた係合穴(図示外)に係合するための軸ピン(図示外)が設けられている。さらに、掛け部24の下面には、下方に向かって凸設され、表枠14の表枠左側端部14aの長手方向上端部に設けられた組付具14e(図9参照)の係合穴(図示外)に係合する軸ピン24aが設けられている。
一方、中枠左柱部13cの正面側における、長手方向略中間よりもやや下方位置近傍には、中ヒンジ29が固定されている。この中ヒンジ29は、表枠14の表枠左側端部14aの長手方向下端部に設けられた組付具14f(図9参照)とともに「中ヒンジ構造」を構成する。そして、中ヒンジ29には、中ヒンジ29の上面から上方に向かって凸設された軸ピン29aが設けられ、その軸ピン29aには組付具14fの係合穴(図示外)が係合する。
さらに、中枠左柱部13cの正面側における、長手方向下端部近傍には、掛け部27が固定されている。この掛け部27は、外枠12に固定された下ヒンジ25(図1参照)とともに「下ヒンジ構造」を構成する。さらに掛け部27には、下ヒンジ25に凸設された軸ピン(図示外)と係合するための係合穴27aが設けられている。したがって、中枠13の中枠左柱部13cは、外枠12の外枠左柱部12c近傍に軸支されることにより、外枠12に対して中枠13が略水平方向に回動可能である。同様に、表枠14の表枠左側端部14aは、中枠13の中枠左柱部13c近傍に軸支されることにより、中枠13に対して表枠14が略水平方向に回動可能である。
なお、中枠右柱部13bの正面側における、長手方向略中間位置近傍には、鉤形状をなす上下一対の鉤金具21,22が取り付けられている。これら鉤金具21,22は、正面から突出して、表枠14に設けた係止具14g,14h(図9参照)に対応して設けられている。そして、中枠13に対して表枠14を閉鎖すると、鉤金具21,22の先端部が表枠14側の係止具14g,14hに係止されて、シリンダ錠76により施錠状態とされるようになっている。
ここで、中枠13の裏面側には、正面視略長方形状の遊技盤固定枠50が固着され、中枠13と一体化されている。この遊技盤固定枠50は、中枠13に対する遊技盤2の位置決めをして固定するための枠部材であり、中枠13の裏面側に固着されている。そして、遊技盤固定枠50は、固定枠上柱部50a,固定枠右柱部50b,固定枠左柱部50c,固定枠下柱部50dによって、正面視略長方形状の枠を構成している。また、これら柱部材は金属製のアングル部材であり、固定枠左柱部50c及び固定枠右柱部50bは平面視略短冊形状に形成されている。一方、固定枠上柱部50a及び固定枠下柱部50dは、固定枠左柱部50c及び固定枠右柱部50bよりも幅の広い平面視略長方形状に形成されている。そして、このような構成からなる遊技盤固定枠50の内側には、正面視略長方形状の遊技盤用開口部Qが形成されている。この遊技盤用開口部Qには、遊技盤2の背面から突出する特別図柄表示装置8の一部や、各部品の凸部形状が挿入される。したがって、遊技盤固定枠50の正面に、遊技盤2の裏面を密着させることができる。
そして、上記構成からなる中枠13には、遊技盤2を位置決めして固定するために、以下の構成を備える。すなわち、遊技盤固定枠50の左上角部近傍には、遊技盤2の上側係止片35(図3参照)を支持するための上側受け具30が設けられ、遊技盤固定枠50の左下角部近傍には、遊技盤2の下側係止片36(図3参照)を支持するための下側受け具31が設けられている。上側受け具30は、上方から載置される上側係止片35を係止可能に正面側に立設された受け金具であり、下側受け具31は、上方から載置される下側係止片36を係止可能に正面側に立設された受け金具である。
図7に示すように、上側受け具30は、上側係止片35の下端部35aが載置される水平面を形成する載置部30aと、上側係止片35の側端部35bが当接する垂直面を形成する当接部30bとで構成されている。載置部30aは、中枠13の正面側で水平に設置される板状部材である支持板301aと、支持板301aを中枠13に固定するL字型の連結金具302aとで構成されている。当接部30bは、板状金具が曲げ成形された一体の支持金具であり、中枠左柱部13cの右側面に固定される取付部301bと、取付部301bの正面側の側縁部から遊技盤用開口部Qに向けて延設された係止面である前係止部302bと、取付部301bの背面上端部及び背面下端部から遊技盤用開口部Qに向けて各々突起した一対の係止爪である後係止部303b(但し、背面下端部の後係止部303bは図示外)とから構成される。そして、前係止部302bと遊技盤固定枠50との隙間が、上側係止片35の側端部35bを嵌入可能な支持溝304bである。すなわち、当接部30bは、平面視、遊技盤用開口部Qに向けて開口するような略コの字型の溝部(支持溝304b)を形成する板状金具である。なお、前係止部302bは、正面視右方向から上側係止片35の側端部35bを嵌入しやすいように、若干正面側に傾斜するように延設されているため、遊技盤用開口部Qに向かうほど支持溝304bの開口幅が大きくなっている。同様に、下側受け具31も、載置部31aと当接部31bとから構成され、上側受け具30と同一構成である。
図6に戻り、遊技盤固定枠50の右上角部近傍には、遊技盤2の上側ロック部37に係着する上側ロック体32が設けられ、遊技盤固定枠50の右下角部近傍には、遊技盤2の下側ロック部38に係着する下側ロック体33が設けられている。上側ロック体32は、上側ロック部37と対向するように正面側に立設された係止金具であり、下側ロック体33は、下側ロック部38と対向するように正面側に立設された係止金具である。
図8に示すように、上側ロック体32は、遊技盤固定枠50に固定される固定面32aと、固定面32aの左側縁部から正面側に延設された突起面32bとから構成されている。そして、上側ロック部37に着脱される突起面32bには、上側ロック部37の内部で係着するための嵌合孔32cが形成されている。なお、図示しないが、下側ロック体33も、固定面,突起面,嵌合孔から構成され、上側ロック体32と同一構成である。
図6に戻り、遊技盤固定枠50の左上角部近傍には、遊技盤2の嵌合穴40aに嵌合される嵌合突起41aが設けられ、遊技盤固定枠50の右下角部近傍には、遊技盤2の嵌合穴40bに嵌合される嵌合突起41bが設けられている。嵌合突起41aは、嵌合穴40aと対向するように正面側に突出したピン金具であり、嵌合突起41bは、嵌合穴40bと対向するように正面側に突出したピン金具である。
また、遊技盤固定枠50には、遊技盤用開口部Qをその周囲で取り囲むように、複数の弾性具42a,42b,42c,42dが設けられている。これらの弾性具42a〜42dは、正面視横長長方形状に加工された薄板状のスポンジ材であり、その背面側が遊技盤固定枠50に接着固定されている。これらの弾性具42a〜42dは、遊技盤用開口部Qに取り付けられる遊技盤2の背面に当接する位置で、遊技盤固定枠50に設けられている。詳細には、遊技盤固定枠50において、その左上角部近傍に弾性具42aが設けられ、その右上角部近傍に弾性具42bが設けられ、その左下角部近傍に弾性具42cが設けられ、その右下角部近傍に弾性具42dが設けられている。そのため、遊技盤用開口部Qに遊技盤2が取り付けられると、弾性具42a〜42dは遊技盤2の背面に当接して前方に向けて押圧する。なお、中枠13に対する遊技盤2の取り付けについては、詳細は後述する(段落0066以降を参照)。
次に、表枠14について説明する。図9は、ガラス窓23が取り付けられていない表枠14の斜め後方からみた斜視図である。図10は、ガラス窓23が取り付けられていない表枠14の背面図である。図9及び図10に示すように、表枠14の略中央には、遊技者がパチンコ機1の前方から遊技領域を目視できるように設けられた視認窓である窓部140が形成されている。本実施の形態では、窓部140は若干縦長の楕円形状をなし、窓部140の背面は、その全体を被覆可能なガラス窓23(図11等参照)が着脱される。
また、表枠14の開閉動作の軸線側となる表枠左側端部14aには、その上端部及び下端部に中枠13に対する組付機構として、組付具14e,14fが固定されている。そして、先述のように、中枠13に設けられた軸ピン24a,29a(図6参照)に対して、表枠14の組付具14e,14fがそれぞれ取り付けられる。すなわち、上側の組付具14eには上面に開口する係合穴(図示外)が形成されており、この係合穴に軸ピン24aが挿入される一方、下側の組付具14fには下面に開口する係合穴(図示外)が形成されており、この係合穴に軸ピン29aが挿入される。かかる構成により、中枠13に対して表枠14が開閉可能に支持される。
一方、表枠14の開閉動作の軸線側とは反対側の表枠右側端部14bには、上下一対をなす中枠13に対する着脱機構としての板状金具である係止具14g,14hが固定されている。先述のように、中枠13に設けられた鉤金具21,22(図6参照)に対して、表枠14の係止具14g,14hがそれぞれ着脱可能である。すなわち、中枠13に対して表枠14を閉めると、係止具14g,14hに鉤金具21,22の先端部がそれぞれ掛止される一方、中枠13に対して表枠14を開くと、係止具14g,14hから鉤金具21,22の先端部がそれぞれ外れて開放される。かかる構成により、中枠13に対して表枠14を任意に着脱可能である。
また、背面視、表枠14の右上端縁部近傍には、パチンコ機1の前方に向けてスピーカー(図示外)の音声を出力するスピーカー部14cが設けられている。同様に、表枠14の左上端縁部近傍には、パチンコ機1の前方に向けてスピーカー(図示外)からの音声を出力するスピーカー部14dが設けられている。
さらに、本実施の形態に係る表枠14は、ガラス窓23をその外周で保持するために以下の構成を有する。すなわち、表枠14の背面側における上端部近傍に、ガラス窓23を支持するための受け金具である支持具142が設けられている。また、表枠14の背面側には、フレーム幅の小さい長尺板状のレール部141が、窓部140の外周に沿って下方向に湾曲した略Uの字型をなすように立設されている。そして、このレール部141は後述するガラス窓23のガラスフレーム23c(図11等参照)の下半分と略同一の形状をなし、このレール部141に対して上方からガラス窓23を着脱可能である。
そして、レール部141において、背面視、右肩方向に向けて湾曲する右部の上端縁部には、上スライド溝143aが設けられ、左肩方向に向けて湾曲する左部の上端縁部には、上スライド溝143bが設けられている。上スライド溝143a,143bは、平面視、窓部140に向けて開口するようなコの字型に取り囲むように形成されている。そして、その内部に嵌め込まれるガラス窓23のガラスフレーム23cを上下方向に摺動可能に案内する、各々対向する一対のガイド溝である。
また、レール部141において、背面視、右肩方向に向けて湾曲する右部の中間位置より若干下側には、下スライド溝144aが形成されている一方、左肩方向に向けて湾曲する左部の中間位置より若干下側には、下スライド溝144bが形成されている。下スライド溝144a,144bは、平面視、窓部140に向けて開口するようなコの字型に取り囲むように形成されて、かつ、その下端面が閉じられている。そして、その内部に嵌め込まれるガラス窓23のガラスフレーム23cを上方向のみに摺動可能に案内する、各々対向する一対のガイド溝である。
さらに、表枠14の背面側には、背面視、支持具142の右側に、左右方向にスライド移動可能なガラス窓固定具145aが形成されている。ガラス窓固定具145aは、その左右方向の移動に応じて、ガラス窓23の上端部(ガラス窓固定片235a)に着脱可能である。同様に、支持具142の左側に、左右方向にスライド移動可能なガラス窓固定具145bが形成されている。ガラス窓固定具145bは、その左右方向の移動に応じて、ガラス窓23の上端部(ガラス窓固定片235b)に着脱可能である。
次に、ガラス窓23について説明する。図11は、ガラス窓23の斜め前方からみた斜視図である。図12は、ガラス窓23の正面図である。図13は、ガラス窓23の斜め後方からみた斜視図である。図14は、ガラス窓23の背面図である。図11乃至図14に示すように、ガラス窓23は、所定間隔を隔てて配置された前後一対のガラス板23a,23bと、ガラス板23a,23bの外周を保持するガラスフレーム23cとで構成されている。このガラス板23a,23bは、各々の中心を通る斜め方向を軸線として対称をなす外周形状を有し、表枠14の窓部140を被覆できるような形状及び大きさを有している。
本実施の形態では、ガラス板23a,23bは、略正八角形状をなすように8つの角を有する一方、その外周の輪郭は滑らかな曲線を有する略円環状をなし、この8つの角も滑らかに湾曲している。そして、ガラス板23a,23bの外周形状は、図12及び図14に示すように、平面視又は背面視、水平面に対して45度傾斜してガラス板23a,23bの中心を通るA−A線を対称軸として線対称をなす。なお、ガラス板23a,23bの横及び縦の長さ(上下方向及び左右方向の幅長)は、その中心において最大となる。
ところで、一般には、ガラス窓23(ガラス板23a,23b)として、表枠14の窓部140と同一円形に形成したものを利用することが多い。しかし、従来のガラス窓は、その円形形状のために部材の方向を特定しにくく、その製造時の位置決めが困難であるという不具合があった。そのため、本実施の形態では、上記のように斜め軸対称となる外周形状を有するガラス窓23(ガラス板23a,23b)を用いることで、ガラス窓23の製造時の位置決めを容易にしている。
また、ガラスフレーム23cは、ABS樹脂等により一体成形された枠部材である。ガラスフレーム23cのフレーム幅は、ガラス板23a,23bが置かれた所定間隔とほぼ同じであるが、その一部では背面側に向けて突出するようにフレーム幅が大きく形成されている。このガラスフレーム23cにおけるフレーム幅が大きい部位が、リブ部239a〜239dである。リブ部239a〜239d(図11及び図13参照)は、中枠13に対して表枠14を閉鎖すると外レール3(図3参照)と重なるように係合して、外部から異物を挿入可能な隙間が生じないようにする。
そして、ガラス窓23は、ガラス板23a,23bが各々の外周で図示外のシール材を介してガラスフレーム23cの内周面に密着固定された構成をなす。そのため、ガラス窓23の内部には、ガラスフレーム23cとガラス板23a,23bとによって取り囲まれた密閉空間300が形成されている。なお、ガラスフレーム23c内側の二点鎖線(図12及び図14参照)は、表枠14に対してガラス窓23を取り付けた場合に、遊技者がパチンコ機1の前方から窓部140を通じて視認できる視認領域Rを示している。
ここで、本実施の形態に係るガラス窓23は、表枠14に対して簡易かつ正確に取り付けるために、以下のような構成を有する。すなわち、ガラスフレーム23cの上端部に、表枠14の支持具142に掛着可能に突出した掛け金具である掛着具231が設けられている。この掛着具231は、ガラス窓23の中央からみた上部(すなわち、ガラス窓23の中心を通る垂直線上に位置する、ガラス窓23の上端部)に設けられている。
また、正面視、ガラス窓23のガラスフレーム23cの左側面には、その外周に沿ってフレーム幅の小さい長尺板状のガイドレール232aが立設されている。同様に、ガラス窓23のガラスフレーム23cの右側面には、その外周に沿ってフレーム幅の小さい長尺板状のガイドレール232bが立設されている。そして、ガイドレール232a,232bにおいて、各々の上端部はフレーム幅が大きい上スライド片233a,233bとなっている。なお、上スライド片233a,233bは、先述の表枠14に形成された上スライド溝143a,143bに対応する位置に設けられている。すなわち、上スライド片233a,233bは、ガラス窓23の斜め上部分から両側面方向に向けて各々突出し、上スライド溝143a,143bにそれぞれ係合可能な一対のガイド片である。
また、ガイドレール232a,232bにおいて、各々の下端部はフレーム幅が大きくなっており、正面視、左下方向及び右下方向に各々突出するような下スライド片234a,234bがそれぞれ形成されている。なお、下スライド片234a,234bは、先述の表枠14に形成された下スライド溝144a,144bに対応する位置に設けられている。すなわち、下スライド片234a,234bは、ガラス窓23の斜め下部分から両側面方向に向けて突出し、下スライド溝144a,144bにそれぞれ係止可能な一対のガイド片である。
さらに、ガラス窓23のガラスフレーム23cには、正面視、掛着具231の左側近傍に、平面視略長方形状の水平面を形成するガラス窓固定片235aが形成されている。同様に、掛着具231の右側近傍に、平面視略長方形状の水平面を形成するガラス窓固定片235bが形成されている。なお、ガラス窓固定片235a,235bは、先述の表枠14に形成されたガラス窓固定具145a,145bに対応する位置に設けられている。すなわち、ガラス窓固定片235a,235bは、ガラス窓23を上方から固定するためのガラス窓固定具145a,145bを各々受ける一対の受け部材である。
また、本実施の形態に係るガラス窓23は、その内部を除湿するための乾燥剤290を設けるために、以下のような構造を有する。すなわち、正面視、ガラス窓23の左下部分には、その内部に乾燥剤290を収容するとともに、その背面側から乾燥剤290を見えないように被覆する乾燥剤支持部500が設けられている。なお、乾燥剤290は、細長い筒状の包装体の内部に粒状のゼオライトやシリカゲルが収納されている。
乾燥剤支持部500は、正面視、ガラスフレーム23cの左下部分から内周側に向けて、ガラス板23bの正面に沿って延設された薄板状の被覆部504と、被覆部504の先端部から前方に延設された仕切部505とを有し、ガラスフレーム23cと一体に形成されている。なお、仕切部505は、ガラス板23a,23bの間隙に架設されて、ガラス板23a,23bにより隙間無く挟持されている。
そして、ガラスフレーム23cとガラス板23a,23bとにより形成された密閉空間300は、乾燥剤支持部500の仕切部505によって、仕切部505の上面側に位置する目視部300aと、仕切部505の下面側に位置する吸湿部300bとに仕切られる。すなわち、この吸湿部300bは、乾燥剤支持部500とガラス板23aによって取り囲まれた密閉空間であり、その内部に乾燥剤290が収容されている。なお、仕切部505には、複数の通気孔(図示外)が略均等な間隔で形成されているため、目視部300a及び吸湿部300bは空気が相互に流動可能である。そのため、吸湿部300bに設けられた乾燥剤290は、複数の通気孔(図示外)を介して目視部300aから吸湿可能である。
かかる構成により、ガラス窓23の内部に吸湿用の乾燥剤290を配置することで、ガラス窓23の正面側からはガラス板23aを介して吸湿部300bに配置された乾燥剤290を目視できる一方(図12参照)、ガラス窓23の背面側からは被覆部504により隠蔽されて乾燥剤290を目視できない(図14参照)。また、ガラス窓23を表枠14に取り付けると、正面視(図12参照)、乾燥剤支持部500は窓部140の外周部により隠蔽されて乾燥剤290を目視できなくなる。これにより、ガラス窓23の製造時には乾燥剤290の配置ミスなどの確認が容易であり、またパチンコ機1への取付け後は美観を保つという効果がある。
ところで、ガラス窓23を表枠14への取り付ける場合は、以下の手順により行う。図15は、ガラス窓23が取り付けられた表枠14の背面図である。図15に示すように、ガラス窓23を表枠14に取り付ける場合は、パチンコ機1の製造者や管理者などは、まずガラス窓23の両側部を把持して所定の高さに持ち上げて、ガラス窓23の掛着具231を表枠14の支持具142に後方から掛着させる。さらに、支持具142に掛着された掛着具231の軸線方向を回転中心として、製造者等はガラス窓23を前方に回動させて、ガラス窓23の正面側を表枠14の背面側に近接させる。次に、製造者等はその上端部で支持されたガラス窓23を僅かに持ち上げて、ガラス窓23の上スライド片233a,233bを表枠14の上スライド溝143a,143bに各々上方から嵌め込むと同時に、ガラス窓23の下スライド片234a,234bを表枠14の下スライド溝144a,144bに各々上方から嵌め込む。最後に、表枠14のガラス窓固定具145a,145bをガラス窓23のガラス窓固定片235a,235bに各々係止する。以上の手順により、製造者等はガラス窓23を表枠14に簡易かつ正確に取り付けることができる。
ここで、遊技盤2を中枠13に取り付ける手順について説明する。図16は、ガラス窓23を表枠14に取り付ける手順を示す斜視図である。図17は、上側受け具30及び上側係止片35の部分拡大図である。図18は、遊技盤2が取り付けられた中枠13の正面図である。なお、図16においては、理解を容易にするために、遊技盤2を仮想線で表している。また、図17においては、遊技盤2を後方に回動させた状態を実線で示し、遊技盤2を前方に回動させた状態を仮想線で示している。
まず、図16に示すように、パチンコ機1の製造者や管理者などは、遊技盤2の両側部を把持して所定の高さに持ち上げて遊技盤用開口部Qへ近づけていく。そして、遊技盤2の上側係止片35及び下側係止片36を中枠13の上側受け具30及び下側受け具31に各々右上方から係止する。詳細には、図17に示すように、上側係止片35の下端部35aを載置部30aの支持板301a上に載置するとともに、上側係止片35の側端部35bを当接部30bの支持溝304bに嵌入させる。同様に、下側係止片36の下端部36aを載置部31aの支持板(図示外)上に載置するとともに、下側係止片36の側端部36bを当接部31bの支持溝(図示外)に嵌入させる。
ここで、図17に示すように、上側係止片35の側端部35bを上側受け具30の支持溝304bに嵌入すると、側端部35bは上下一対の後係止部303bに当接して、前係止部302b及び遊技盤固定枠50に挟まれるように位置する。そして、上下一対の後係止部303bは、側端部35bを前後方向に回動可能に当接するために、各々の先端部が円形爪片をなす。そのため、上側係止片35が上側受け具30に係止された状態(すなわち、上下一対の後係止部303bが側端部35bに当接した状態)では、遊技盤2はその左側縁部(すなわち、上下一対の後係止部303bと側端部35bとの当接部位)を回動軸として、側端部35bが前係止部302bに当接するまで前方に回動可能であり、また側端部35bが遊技盤固定枠50に当接するまで後方に回動可能である。言い換えれば、上側係止片35の側端部35bが当接部30bの支持溝304bを前後方向に移動できる範囲に、遊技盤2の開閉動作が制限される。なお、下側係止片36及び下側受け具31についても、上記と同様をなす。
そのため、上側係止片35及び下側係止片36の下端部35a,36aが上側受け具30及び下側受け具31の載置部30a,31aに各々載置されると、遊技盤2の中枠13に対する上下方向の位置決めがなされる。また、上側係止片35及び下側係止片36の側端部35b,36bが上側受け具30及び下側受け具31の当接部30b,31bに各々当接されると、遊技盤2の中枠13に対する左右方向の位置決めがなされる。すなわち、遊技盤2はその左側縁部において垂直方向に軸支されるから、製造者等が遊技盤2の左側面から手を離しても遊技盤2は落下せず、かつ中枠13に対して遊技盤2を略水平方向に所定範囲で回動可能である。
そして、上側受け具30及び下側受け具31を回動中心として、遊技盤2を中枠13に対して閉鎖することで、遊技盤2の上側ロック部37及び下側ロック部38を中枠13の上側ロック体32及び下側ロック体33に各々係着させる。詳細には、上側ロック体32の突起面32bを上側ロック部37の挿脱口37cに向けて挿入すれば、上側ロック体32の嵌合孔32cが上側ロック部37の本体部37aで係止されると同時に、バネ部材(図示外)の付勢力によって開閉片37dは自動的に閉鎖状態となる。そのため、上側ロック部37と上側ロック体32との係着時に、開閉片37dを解除状態及び閉鎖状態にするために操作レバー37bを用いる必要がない。同様にして、下側ロック部38を下側ロック体33に係着させる。それと同時に、中枠13の嵌合突起41a,41bを、遊技盤2の嵌合穴40a,40bに各々嵌入させる。このように、上側受け具30及び下側受け具31により左側縁部が軸支された状態の遊技盤2を中枠13に対して閉鎖するだけで、遊技盤2を中枠13に容易に取り付けることができる。
ここで、遊技盤2の上側ロック部37,下側ロック部38,嵌合穴40a,40bは、それぞれ中枠13の上側ロック体32,下側ロック体33,嵌合突起41a,41bに対応した位置にあらかじめ各部材が配置されている。そして、遊技盤2の上側係止片35及び下側係止片36を中枠13の上側受け具30及び下側受け具31に係止すると、先述のように遊技盤2の中枠13に対する位置決めがなされる。よって、その係止状態を保持しながら遊技盤2を中枠13に対して閉鎖すれば、遊技盤2を中枠13の遊技盤用開口部Qに正確に取り付けることができる。
また、上側ロック部37では、その挿脱口37cが上側ロック体32と対向する背面側に向けて開口部の横幅が徐々に大きくなるように形成されている(図4及び図5参照)。そのため、中枠13に対する遊技盤2の取付け時に、遊技盤2の遊技盤用開口部Qへの位置決めが正確にできておらず、上側ロック部37が上側ロック体32に対して左右方向に多少ズレているような場合であっても、後方から確実に上側ロック体32を挿脱口37cに挿入することが可能である(下側ロック部38についても同様)。
最後に、図18に示すように、遊技盤2を中枠13に取り付けた後は、中枠13に設けられた弾性具42a〜42dが遊技盤2の背面に当接して前方に向けて押圧する。そのため、中枠13に対して遊技盤2を密着して固定でき、パチンコ機1の稼動時における遊技盤2の振動が防止される。以上の手順によって、遊技盤2を中枠13に対して簡易かつ確実に位置決めすることができ、かつ適切に固定することができる。
なお、遊技盤2を中枠13から取り外す場合は、上記手順を逆に行えばよい。すなわち、製造者等は遊技盤2の右側部を把持して、上側ロック部37及び下側ロック部38を上側ロック体32及び下側ロック体33から各々外す。そして、上側受け具30及び下側受け具31を回動中心として遊技盤2を前方に回動させ(遊技盤2を中枠13に対して開放し)、遊技盤2の上側ロック部37,下側ロック部38,嵌合穴40a,40bを、それぞれ中枠13を上側ロック体32,下側ロック体33,嵌合突起41a,41bから外す。なお、上側ロック部37を上側ロック体32から外すには、その操作レバー37bを用いて開閉片37dを解除状態に保持したまま、遊技盤2を後方に回動させて挿脱口37cから上側ロック体32を抜脱し、その後に開閉片37dを閉鎖状態に戻せばよい(下側ロック部38及び下側ロック体33についても同様)。最後に、遊技盤2の両側部を把持して、遊技盤2の上側係止片35及び下側係止片36を中枠13の上側受け具30及び下側受け具31から外し、遊技盤用開口部Qから遊技盤2を取り外す。以上の手順によって、遊技盤2を中枠13から簡易かつ確実に取り外すことができる。
以上、本実施の形態に係るパチンコ機1によれば、遊技盤2の上側係止片35及び下側係止片36が中枠13の上側受け具30及び下側受け具31に各々係止されると、遊技盤2が左側縁部を回動中心として前後方向に開閉可能に支持される。そして、上側係止片35及び下側係止片36が上側受け具30及び下側受け具31に係止された状態で遊技盤2が前後方向に開閉されると、その開閉動作に応じて上側ロック部37及び下側ロック部38が各々上側ロック体32及び下側ロック体33に着脱される。よって、遊技盤2の一側部を中枠13に係止した状態で、遊技盤の他側部を中枠13に取り付けることができるので、中枠13に対して遊技盤2を簡易かつ確実に着脱することができる。
また、上側受け具30は、上側係止片35の下端部35aが載置されて遊技盤2の上下方向を位置決めする載置部30aと、上側係止片35の側端部35bが当接して遊技盤2の左右方向を位置決めする当接部30bとを備える。さらに、下端部35aが載置部30aに載置されると、側端部35bが当接部30bに形成された支持溝304bを前後方向に移動できる範囲に、遊技盤2の開閉動作が制限される。下側受け具31及び下側係止片36についても同様である。よって、遊技盤2の一側部を中枠13に係止すると、中枠13に対して遊技盤2の上下方向及び左右方向の位置決めがなされ、また中枠13に対する遊技盤2の前後方向の移動範囲が制限される。そのため、中枠13に対して遊技盤2を正確に位置決めすることができる。
また、上側ロック部37の挿脱口37cは、上側ロック体32と対向する方向に向けて徐々に開口幅が広くなるように形成された。下側ロック部38及び下側ロック体33についても同様である。よって、遊技盤2の他側部を中枠13に取り付ける際に、中枠13の遊技盤用開口部Qに対する遊技盤2の位置が若干ズレていても、中枠13に対して遊技盤2を適切に取り付けることができる。
また、遊技盤用開口部Qの周囲における遊技盤2の背面が当接する部位に、遊技盤2の背面を押圧する複数の薄板状のスポンジ部材である弾性具42a〜42dを備えた。よって、簡易な構成を有する弾性具42a〜42dによって、中枠13に対して遊技盤2を密着して固定でき、パチンコ機1の稼動時における遊技盤の振動を防止することができる。
ところで、上記実施の形態において、中枠13に設けられた上側受け具30及び下側受け具31が本発明の「受け部材」に相当し、上側ロック体32及び下側ロック体33が本発明の「着脱体」に相当する。また、遊技盤2に設けられた上側係止片35及び下側係止片36が本発明の「係止部」に相当し、上側ロック部37及び下側ロック部38が本発明の「着脱部」に相当する。また、中枠13に設けられた弾性具42a〜42dが本発明の「弾性部材」に相当する。
なお、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。まず、本実施の形態では遊技機として、遊技機の一種であるパチンコ機1を例に挙げているが、遊技機はパチンコ機に限られず、パチコン機及びスロット等の各種遊技機に適用可能である。
また、本発明の「受け部材」及び「係止部」は、遊技盤2を回動可能に係止できるのであれば、その形態を任意に変更可能である。例えば、上側受け具30(下側受け具31)として中枠13の正面側で上方に向けて突出する嵌合ピンを設け、上側係止片35(下側係止片36)としてその嵌合ピンに嵌合可能な嵌合孔を設けるようにして、上側係止片35(下側係止片36)を上側受け具30(下側受け具31)に係止するようにしてもよい。
また、本発明の「着脱体」及び「着脱部」は、遊技盤2を中枠13に有効に着脱できるのであれば、その形態を任意に変更可能である。例えば、上側ロック部37(下側ロック部38)としてレバー状の固定用金具を設け、上側ロック体32(下側ロック体33)としてその固定用金具が着脱される受け金具を設けるようにして、上側ロック部37(下側ロック部38)を上側ロック体32(下側ロック体33)に着脱するようにしてもよい。
また、本発明の「弾性部材」は、中枠13の正面側で遊技盤2を有効に押圧することができれば、その位置,形状,大きさ,数量などを任意に変更できる。例えば、「弾性部材」を、複数の円形状のゴム部材としてもよい。
本発明の遊技機は、パチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技機に適用することができる。
パチンコ機1の表枠14及び中枠13が開いた状態を斜め前方から見た斜視図である。 パチンコ機1の正面図である。 遊技盤2の正面図である。 上側ロック部37の斜め後方からみた拡大斜視図である。 上側ロック部37の斜め後方からみた拡大斜視図である。 中枠13の正面図である。 上側受け具30の斜め前方からみた拡大斜視図である。 上側ロック体32の部品拡大図である。 ガラス窓23が取り付けられていない表枠14の斜め後方からみた斜視図である。 ガラス窓23が取り付けられていない表枠14の背面図である。 ガラス窓23の斜め前方からみた斜視図である。 ガラス窓23の正面図である。 ガラス窓23の斜め後方からみた斜視図である。 ガラス窓23の背面図である。 ガラス窓23が取り付けられた表枠14の背面図である。 ガラス窓23を表枠14に取り付ける手順を示す斜視図である。 上側受け具30及び上側係止片35の部分拡大図である。 遊技盤2が取り付けられた中枠13の正面図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技盤
12 外枠
13 中枠
14 表枠
23 ガラス窓
30 上側受け具
30a 載置部
30b 当接部
31 下側受け具
31a 載置部
31b 当接部
32 上側ロック体
33 下側ロック体
35 上側係止片
35a 下端部
35b 側端部
36 下側係止片
36a 下端部
36b 側端部
37 上側ロック部
38 下側ロック部
40a 嵌合穴
40b 嵌合穴
41a 嵌合突起
41b 嵌合突起
42a 弾性具
42b 弾性具
42c 弾性具
42d 弾性具

Claims (6)

  1. 遊技機本体の前面側に設けられた正面視略長方形状の中枠と、前記中枠の前面側に設けられて、遊技媒体が流下する遊技領域を形成する遊技盤とを備え、前記中枠に形成された遊技盤用開口部に前記遊技盤が取り付けられる遊技機であって、
    前記中枠は、前記遊技盤用開口部の周囲に、前記遊技盤の一側部を支持する受け部材と、前記遊技盤の他側部を前記中枠に着脱する着脱体とを備え、
    前記遊技盤は、該遊技盤の一側部に設けられて前記受け部材に係止される係止部と、該遊技盤の他側部に設けられて前記着脱体に着脱される着脱部とを備えており、
    前記遊技盤の係止部が前記中枠の受け部材に係止されると、該遊技盤がその一側部を回動中心として前後方向に開閉可能に支持されるとともに、該係止部が該受け部材に係止された状態で該遊技盤が前後方向に開閉されると、その開閉動作に応じて前記遊技盤の着脱部が前記中枠の着脱体に着脱されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記受け部材は、前記係止部の下端部が載置されて前記遊技盤の上下方向を位置決めする載置部と、該係止部の側端部が当接して該遊技盤の左右方向を位置決めする当接部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記載置部は、前記中枠の前面側で前記係止部の下端部を載置可能な平面を形成する板状部材であり、
    前記当接部は、前記中枠の前面側で前記係止部の側端部を嵌入可能な略コの字型の溝部を形成する板状部材であって、
    前記係止部の下端部が前記載置部に載置されると、前記係止部の側端部が前記当接部の溝部を前後方向に移動できる範囲に、前記遊技盤の開閉動作が制限されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記着脱体は、前記着脱部に係合する雄部であり、
    前記着脱部は、前記着脱体が係合される雌部であって、
    前記着脱部において前記着脱体が挿入又は抜脱される挿脱口は、該着脱体と対向する方向に向けて徐々に開口幅が広くなるように形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記中枠は、前記遊技盤用開口部の周囲であって、かつ該遊技盤用開口部に取り付けられる前記遊技盤の背面が当接する部位に、該遊技盤の背面を押圧する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記弾性部材は、複数の薄板状のスポンジ部材であることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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