JP2007189588A - 携帯通信端末及び終話通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗所において使用するユーザが容易に通信接続の切断操作に移行できる携帯通信端末を提供する。
【解決手段】携帯通信端末は、ユーザによって操作される切断キーと、送受信部101と、音声検出部102と、タイマ107と、状態情報検出部と、制御部と、操作部用照明装置104とを具備する。音声検出部102は、他の通信装置と通信接続中の音声信号が、所定の閾値以下の大きさであることを検出して音声無感信号を発行する。タイマ107は、音声無感信号に応答して一定時間間隔で時刻をカウントする。状態情報検出部は、音声無感信号に応答して、ユーザに対する相対位置に基づく状態情報を検出する。制御部は、一定時間間隔毎に状態情報を参照し、ユーザとの相対位置が閾値以上であるかを判定し、この相対位置が閾値以上である場合、終話通知信号を発行する。操作部用照明装置104はこの終話通知信号に応答して切断キーを点灯する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯通信端末に関し、特に、ユーザに終話を促す携帯通信端末、及びユーザに終話を促す終話通知方法に関する。
近年、携帯電話機やPHS(Personal Handy−Phone System)等に代表される携帯通信端末が広く普及している。このような携帯通信端末は、内蔵するバッテリーの容量が限られるため、省電力化に向けた開発が特に重要視されている。一般に、ユーザが電話番号の入力、発呼や回線の切断の際に操作するキー(以下、操作部と称す)は、LED(Light Emitting Diode)等のバックライトを有している。このバックライトは消費電力を低減するため、操作部が操作される時に点灯し、一定時間操作されない時に消灯するように設計されている。このため、通話中(通信回線接続中)にはバックライトは消灯していることが通常である。又、バックライトを常時点灯しない省電力モードの機能を有した携帯通信端末も一般的となっている。
このような従来の携帯通信端末では、携帯通信端末のユーザ側から通信接続を切断しようとする時バックライトは消灯していることが多い。このため、夜間や暗所等の光量の足りない環境では、当該ユーザが終話操作(操作部の切断キーを押下して通信回線を切断する動作)を行う際に切断キーの位置を把握できず、終話操作を行う事が困難となっている。例えば、ユーザは切断キーの位置を把握できないため、誤って切断キー以外のキーを押下してしまうことがある。このとき、例えば音声通信の保留などに移行してしまうと、通信料が余計に掛かってしまう。又、操作部の任意のキーを押下してバックライトを点灯させることで切断キーを探し、終話操作を行うユーザも多い。しかし、このような方法では、音声通信の延長などにより、通信料の増大や消費電力の増大を招いてしまう。
一方、携帯通信端末におけるバックライトの点灯制御に関する技術が以下の開示例に記載されている。
特開2002−077356号公報には、周囲の明るさに応じてバックライトの点灯制御を行う携帯電話端末が記載されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の携帯電話端末は、マイクからの信号及びスピーカへの出力信号と、無音時の基準信号とのを比較することで通話終了を検出し、周囲の明るさに応じてバックライトを点灯させる。しかし、暗所で通話しているユーザ及び通話相手が無言になる場面は多くある。特許文献1に記載の携帯電話端末では、周囲が暗い条件下で無音状態を一定時間検出するとバックライトを点灯する。このためユーザが通話中であってもバックライトを点灯してしまうことが頻発する。
特開2003−023491号公報には、通話開始から所定の時間経過すると切断キーに対応するLEDのみを点灯する携帯通信端末が記載されている(特許文献2参照)。しかし、特許文献2に記載の携帯通信端末では、ユーザの通話時間にかかわらず所定の時間が経過すると切断キーが点灯するため消費電力が増大してしまう。
特開2003−037656号公報には、接触センサを備え、接触センサからの出力に応じてバックライトの点灯制御を行う携帯通信端末が記載されている(特許文献3参照)。特許文献3に記載の携帯通信端末は、接触センサが検出する接触圧に基づく出力レベルが所定の値を越えた場合、バックライトを消灯させている。しかし、終話時におけるバックライトの点灯制御は記載されていない。
上記の開示例では、携帯端末を使用するユーザが、通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)になっているかどうかの判定基準が低い、あるいは開示されていないため、終話状態でない時にバックライトを点灯する可能性が高くなる。このため、終話状態にならない場合でもバックライトが点灯する頻度が高まり、無駄な電力を消費してしまう。
又、終話状態を判定するための関連技術として、特開平11−068910号公報に、音声認識回路で終話状態に関連する言葉を検出し、通信接続を解除する携帯通信端末が記載されている(特許文献4参照)。
特開2002−077356号公報 特開2003−023491号公報 特開2003−037656号公報 特開平11−068910号公報
本発明の目的は、暗所において使用するユーザが、容易に通信接続の切断操作に移行することができる携帯通信端末及び終話通知方法を提供することである。
本発明の他の目的は、通信接続を切断するまでに要する消費電力を低減することができる携帯通信端末及び終話通知方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ユーザに対する相対位置に応じて通信接続を切断することができる携帯通信端末及び終話通知方法を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。この番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による携帯通信端末(100A、100B、100C、100D、100E)は、ユーザによって操作される切断キー(205)と、送受信部(101)と、音声検出部(102)と、タイマ(107)と、状態情報検出部(105A、105B、105C、105D、105E)と、制御部(106A、106B、106C、106D、106E)と、操作部用照明装置(104)とを具備する。送受信部(101)は、他の通信装置と通信接続し、切断キー(205)が操作されることによって発行される終話通知信号に応答して他の通信装置との通信接続を切断する。音声検出部(102)は、他の通信装置と通信接続中の送受信部(101)から出力される音声信号が、所定の閾値以下の大きさであることを検出して音声無感信号(301)を発行する。タイマ(107)は、音声無感信号(301)に応答して一定時間間隔で時刻をカウントする。状態情報検出部(105A、105B、105C、105D、105E)は、音声無感信号(301)に応答して、ユーザに対する相対位置に基づく状態情報(300A、300B、300C、300D、300E)を検出する。制御部(106A、106B、106C、106D、106E)は、タイマ(107)がカウントする時刻に基づき、一定時間間隔毎に状態情報(300A、300B、300C、300D、300E)を参照し、ユーザとの相対位置が閾値(400A、400B、400D、400E)以上であるかを判定し、この相対位置が閾値以上である場合、終話通知信号(303)を発行する。操作部用照明装置(104)は、この終話通知信号(303)に応答して切断キー(205)を点灯する。このように、本発明の携帯通信端末(100A、100B、100C、100D、100E)は、音声の入力がなくなったことを契機に、一定時間毎に状態情報(300A、300B、300C、300D、300E)を監視し、その状態情報(300A、300B、300C、300D、300E)に基づいて携帯通信端末(100A、100B、100C、100D、100E)とユーザとの相対位置が閾値以上であるかどうかを判定することができる。又、ユーザが通話を終了(終話)したいという動作を行う場合、通常、無言状態の後、端末を耳から離すように動作する(終話状態)。このため、音声無感を検知し携帯通信端末(100A、100B、100C、100D、100E)とユーザとの相対位置が閾値以上である場合、ユーザは終話状態である可能性が高い。又、本発明による携帯通信端末(100A、100B、100C、100D、100E)は、この条件に合致すると切断キー(205)を点灯する。切断キー(205)が点灯するため、終話状態に移行したユーザは、暗所にいても切断キー(205)の位置を容易に把握でき、円滑に通信回線を切断することができる。
ここで、第1の態様に係る携帯通信端末(100A)は、状態情報検出部(105)として周辺温度(300A)を測定する体温検出部(106A)を具備する。体温検出部(106A)は、音声無感信号(301)に応答して一定時間間隔で周辺温度(300A’)を制御部(106A)に出力する。制御部(106A)は、一定時間毎の周辺温度の温度差を算出し、この温度差が所定の閾値(400A)以上である場合、終話通知信号(303)を発行する。携帯通信端末(100A)がユーザから離れると、携帯通信端末(100A)の周辺温度は大きく変動するため、温度差によって終話状態か否かを判定することは有効である。
第2の態様に係る携帯通信端末(100B)は、状態情報検出部(105)として距離測定部(106B)を具備する。距離測定部(106B)は、音声無感信号(301)に応答して一定時間間隔でユーザとの距離を測定して、測定した距離(300B)を制御部(106B)に出力する。制御部(106B)は、距離(300B)が所定の閾値(400B)以上となる場合、終話通知信号(303)を発行する。携帯通信端末(100B)がユーザから離れると、測定距離(300B)は大きくなるため、距離を測定することで終話状態を判定することは有効である。
第3の態様に係る携帯通信端末(100C)は、状態情報検出部(105)として血流検出部(105C)を具備する。血流検出部(105C)は、音声無感信号(301)に応答してユーザの脈拍を測定して、脈拍に応じた信号(300C)を制御部(106C)に出力する。制御部(106A)は、脈拍に応じた信号(300C)を参照して、一定時間の間に脈拍がないことを検出した場合、終話通知信号(303)を発行する。携帯通信端末(100C)がユーザから離れるとユーザの脈拍を検知しなくなるため、脈拍の有無を検出することで終話状態を判定することは有効である。
第4の態様に係る携帯通信端末(100D)は、状態情報検出部(105)として光量測定部(105D)を具備する。光量測定部(105D)は、音声無感信号(301)に応答して一定時間間隔で携帯通信端末(100D)の周辺の光量を測定して、測定した光量(300D)を制御部(106D)に出力する。制御部(106D)は、光量(300D)が所定の閾値(400D)以上となる場合、終話通知信号(303)を発行する。携帯通信端末(100D)がユーザから離れると、周辺の光量(300D)は大きくなるため、周辺光量を測定することで終話状態を判定することは有効である。
第5の態様に係る携帯通信端末(100E)は、状態情報検出部(105)として角速度測定部(105E)を具備する。角速度測定部(105E)は、音声無感信号(301)に応答して一定時間間隔で携帯通信端末(100E)の角速度を測定して、測定した角速度(300E)を制御部(106E)に出力する。制御部(106E)は、角速度(300E)に基づく移動度が所定の閾値(400E)以上となる場合、終話通知信号(303)を発行する。携帯通信端末(100E)がユーザから離れると、携帯通信端末(100E)の移動量は大きくなるため、角速度(300E)を測定することで終話状態を判定することは有効である。
第6の態様に係る携帯通信端末(100F)は、ユーザによって操作される切断キー(205)と、送受信部(101)と、音声識別部(109)と、音声記憶メモリ(110)と、制御部(106F)と、操作部用照明装置(104)とを具備する。音声識別部(109)は他の通信装置と通信接続中の送受信部(101)から出力される音声信号を解析し、この音声信号から自然言語に対応する音声信号(304又は305)を抽出する。音声記憶メモリ(110)は特定の自然言語に対応する音声信号(304)を保持する。制御部(106F)は、音声識別部(109)から出力される音声信号(305)が音声記憶メモリ(110)内の音声信号(304)と一致する場合、終話通知信号(303)を発行する。操作部用照明装置(104)は、終話通知信号(303)に応答して切断キー(205)を点灯する。第6の態様に係る携帯通信端末は、送受信部(101)から出力された音声に含まれる自然言語によって終話状態を判定することができる。
更に、本発明による携帯通信端末(100A、100B、100C、100D、100E、100F)は制御部(106A、106B、106C、106D、106E、106F)が発行する終話通知信号(303)に応答して、他の通信装置との間の通信接続を切断することが好ましい。
本発明による携帯通信端末及び終話通知方法によれば、暗所において使用するユーザが容易に通信接続の切断操作に移行することができる。
又、通信接続の切断までに要する消費電力を低減することができる。
更に、ユーザに対する相対位置に応じて、通信接続を切断できる。
以下、添付図面を参照して、本発明による携帯通信端末100の実施の形態が説明される。図面において同一、又は類似の参照符号は、同一、類似、又は等価な構成要素を示している。以下の説明では、本発明による携帯通信端末を操作して使用するユーザを単にユーザと称す。
(第1の実施の形態)
図1から図5を参照して、本発明による携帯通信端末の第1の実施の形態が説明される。
(第1の実施の形態における携帯通信端末の構成)
第1の実施の形態における携帯通信端末100Aは、無線回線を介して他の通信装置(例示:基地局を介して接続される他の携帯電話やPHS)と通信接続し、無線信号によって通話が可能な携帯通信端末である(例示:携帯電話、PHS)。第1の実施の形態における携帯通信端末100Aは、携帯通信端末100Aに音声が入力されたか否かを検出する音声検出部102と、周辺温度を検出する体温検出部105Aとを具備する。ここで周辺温度とは、携帯通信端末100Aに対するユーザの相対位置によって変化するユーザの体温である。携帯通信端末100Aでは、携帯通信端末100Aに音声が入力されず、一定時間における周辺温度の温度差が閾値以下である場合、ユーザが通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)であると判定し、ユーザに対して通信接続を切断する旨を通知する。
図1及び図2を参照して、第1の実施の形態における携帯通信端末100Aの構成の詳細が説明される。図1は、本発明による携帯通信端末100Aの第1の実施の形態における構成を示すブロック図である。図2は、本発明による携帯通信端末100の構成を示す外観構成図である。図1を参照して、携帯通信端末100Aは、無線信号送受信部101、音声検出部102、操作部103、操作部用照明装置104、体温検出部105A、制御部106A、タイマ107、情報記憶装置108Aを具備する。
無線信号送受信部101は、制御部106Aからの制御信号に応答して他の通信装置と通信接続し、デジタル信号である無線信号を他の通信装置に送信、あるいは他の通信装置から無線信号を受信する送受信インターフェースを備える。又、送受信する音声信号を変復調処理及びA/D変換処理を行う音声信号処理部を備える。
更に無線信号送受信部101は、音声検出部102、受話部202、及び送話部207に接続されている。ここで、図2を参照して受信部202は音声信号を音声に変換するスピーカに例示される装置であり、送話部207は音声を音声信号に変換し、無線信号送受信部101に出力するマイクロフォンに例示される装置である。無線信号送受信部101は、通信接続した他の通信装置から送信されるデジタル信号を復調し、アナログ信号である音声信号に変換して受信部202に出力する。又、復調したデジタル信号をデジタル受話信号として音声検出部102に出力する。更に、送話部207から出力される音声信号をデジタル信号であるデジタル送話信号に変換して音声検出部102に出力するとともに無線信号に変調し、アンテナ201を介して他の通信装置に送信する。
音声検出部102は、周囲の雑音等を除く音声の送信又は受信が行われているかを検出するプログラムを実行する演算処理装置と、基準音声データが格納された記憶装置とを備える。音声検出部は、無線信号検出部101から入力されるデジタル受話信号又はデジタル送話信号と基準音声データとの比較を行う。音声検出部102は入力されるデジタル受話信号及びデジタル送話信号の信号レベルが、基準音声データの信号レベルより所定の時間小さい場合、音声無感信号301を制御部106Aに発行する。又、音声無感信号301を出力してから、音声検出部102に入力されるデジタル受話信号又はデジタル送話信号の信号レベルが、基準デジタルデータの信号レベルより大きい場合、音声入力信号302を制御部106Aに発行する。ここで、基準音声データは、デジタル受話信号と比較を行う受話用基準音声データとデジタル送話信号と比較を行う送話用基準音声データの2種類あっても構わない。本実施の形態では、1つの基準音声データとデジタル受話信号及びデジタル送話信号との比較が行われるものとして説明される。
制御部106Aは、CPUに例示される演算処理装置とROM等の記憶装置とを具備し、記憶装置に格納されたプログラムを実行して、無線通信端末100A内の各装置を制御する。制御部106Aは、無線信号送受信部101に対して制御信号を発行し、通信接続・切断処理や無線信号の送受信処理等を制御する。操作部103の切断キー205が操作されることで出力される信号に応答して無線信号送受信部101に終話通知信号を発行し、通信接続を切断させる。更に、音声検出部102から発行される音声無感信号301に応答して、タイマ107を起動して終話状態であるかどうかを判定する終話検出処理を実行する。又、音声入力信号302に応答してタイマ107を停止するとともに終話検出処理を停止する。終話検出処理の際、終話状態であると判定すると、制御部106Aは操作部用照明装置104に対し終話通知信号303を発行し、操作部用照明装置104を点灯させる。
タイマ107は、制御部106Aからの制御信号に応答して、時刻のカウントを実行又は停止するタイマである。制御部106Aは、タイマ107のカウントする時刻に基づき、一定時間間隔で体温検出部105A及び情報記憶装置108Aから周辺温度の温度情報を取得し、終話状態であるかどうかを判定する。
体温検出部105Aは熱伝対やサーミスタ等に例示される周辺温度を測定する温度センサを備える。体温検出部105Aは制御部106Aからの制御信号に応じて温度センサから周辺温度300Aを取得し、検出体温300A’として制御部108に出力する。図2を参照して温度センサは、携帯通信端末100Aの受話部202に隣接した受話部周辺208に設置されることが好ましい。温度センサが受話部周辺208に設置されることで通話中のユーザの耳に温度センサが直接触れるため、ユーザの体温(耳の温度)を測定することができる。又、終話したユーザは耳から携帯通信端末100Aを遠ざける。このため、ユーザが通話を終了しようとすると(終話状態になると)、温度センサは耳の温度より低い周辺温度を測定することになる。
情報記憶装置108Aは、メモリ等の記憶装置であり、温度検出部105Aから出力された検出体温300A’を保存体温300A”として格納する。又、終話状態であるかどうかの判定基準として所定の閾値である基準温度400Aを格納している。更に終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を格納する。この設定情報は、操作部103の操作によって設定されることが好ましい。
操作部103は、ユーザが操作するキー(例示:ボタン式スイッチやダイアル式スイッチ)を備え、操作されたキーに応じた信号を制御部106に出力して様々な機能を実行させる。図2を参照して、操作部103は、応答キー204、切断キー205、操作キー206を具備する。応答キー204が操作されると、制御部106は無線信号送受信部101を制御して他の通信装置と通信接続するための発呼動作又は応答動作を行う。切断キー205が操作されると、制御部106は無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断する。操作キー206が操作されることで、テキストデータや、電話番号、アドレス等が、制御部106へ入力される。
操作部用照明装置104は、LED(Light Emitting Diode)に例示される発光素子を有し、制御部106の制御信号に応答して点灯及び消灯するバックライトに例示される照明装置である。又、この発光素子は操作部103が備える各キーに対応して設けられることが好ましい。操作部用照明装置104は、制御部106から発行される終話通知信号303に応答して、操作部103の一部又は全部のキーを点灯又は点滅する。
図5は、終話状態と判定した携帯通信端末100における操作部用照明装置104の点灯パターンを示す概念図である。図5を参照して、Aパターンとして、操作部用照明装置104は終話通知信号303に応答して切断キー205に対応する発光素子のみを点灯させる。Aパターンでは、通信接続を切断するための切断キー205のみを発光するため、他のキーに対する誤操作を防止するとともに消費電力を抑制する効果も得られる。又、Bパターンとして、操作部用照明装置104は終話通知信号303に応答して操作部103全てのキーを点灯する。Bパターンでは、特定のキーのみを点灯するための制御装置を必要とせず、点灯を制御する回路を簡略化できる。Cパターンとして、終話通知信号303に応答して受話部202が通信回線の切断を促す音又は音声を出力する。又、携帯通信端末100は、図示しない終輪通知信号303に応答して振動する振動装置(図示なし)を備えていても良い。更に、Aパターン、Bパターン、Cパターンをそれぞれ組合せ、音やキーの点灯が同時にあるいは逐次に実行されても構わない。
(第1の実施の形態における携帯通信端末の動作)
以下、図3及び図4を参照して、第1の実施の形態における携帯通信端末100Aの終話通知動作について詳細に説明される。図3は、携帯通信端末100Aが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。図4は、携帯通信端末100Aにおける終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。
図3を参照して、携帯通信端末100Aは待機状態で他の通信装置からの着呼又は発呼処理のためのユーザの操作を待ち受ける(ステップS101)。無線通信もユーザによる操作も行われていない場合は待機状態で維持する(ステップS102No)。ユーザによる応答キー204の操作によって他の通信装置からの着信に対する応答処理が行われる場合、又は他の通信装置への発呼処理が実行される場合、他の通信装置と携帯通信端末100Aは通信接続される(ステップS102Yes)。通信接続され、ユーザによって音声が入力され、無線信号受信部101において音声無線信号の送受信が行われ、音声通信状態へ移行する(ステップS103)。音声通信状態において、制御部106Aは情報記憶装置108Aから終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を取得する。制御部106Aは設定情報を参照し、設定が無効の場合は終話検出処理を実行せず(ステップS104No)、通信接続が切断されるまで音声通信状態が維持される。ステップS104において、制御部106Aは設定情報を参照し、設定が有効の場合終話検出処理に移行する(ステップS104Yes)。制御部106Aは後述するように終話検出処理を実行する(ステップS106)。終話検出処理が終了した後に、通信接続が切断されると携帯移動端末100Aは、再び待機状態に移行する(ステップS106)。終話検出処理が終了した後、通信接続が維持されている場合はステップS103に移行して音声通信状態を継続し、ステップS105において再び終話検出処理が実行される。
図4を参照して、第1の実施の形態における移動通信端末100Aの終話検出処理が説明される。ステップS105において、設定情報に基づき終話検出処理に移行した制御部106Aは、音声検出部102からの音声無感信号301又は音声入力信号302を待ち受ける。携帯通信端末100Aにおいて音声通信が持続している場合、すなわち音声入力信号302が制御部106Aに入力されている場合(ステップS202Yes)、制御部106Aは終話検出処理を終了する。この際、タイマ107が起動中で、所定の時間を計測している場合(ステップS218Yes)、制御部106Aはタイマ107を制御して所定時間の計測を停止させる(ステップS216)。
音声検出部102から音声無感信号301が入力された場合(ステップS202Yes)、制御部106Aはタイマ107に制御信号を発行して所定時間の計測を開始させる(ステップS204)。タイマ107は所定時間が経過すると制御部106Aに通知し(ステップS206Yes)、時間を通知された制御部106Aは体温検出部208から検出体温300A’を取得する(ステップS208)。又、制御部106Aは情報記憶装置108A内に格納された保存体温300A”と検出体温300A’との差と、情報記憶装置108Aに格納されている基準温度400Aを比較する終話状態判定処理を行う(ステップS210)。ここで、情報記憶装置108Aには、初期体温が設定されていても良く、保存体温300A”が未だ格納されていない場合、この初期体温を保存体温300”として利用することが好ましい。ステップS210の終話状態判定処理において保存体温300A”と検出体温300A’との差分が基準温度400Aより大きい場合(ステップS210Yes)、制御部106Aは、ユーザと携帯通信装置100Aとの相対位置が一定距離以上離れたと判定する。すなわち、制御部106Aはユーザが終話状態になったと判定し、操作部用照明装置104に終話通知信号303を出力する。操作部用照明装置104は、この終話通知信号303に応答して、点灯又は点滅する(ステップS214)。又、制御部106Aは終話通知信号303の発行と同時的にタイマ107を制御して時間の計測を停止させる(ステップS216)。
ステップS210における終話状態判定処理において、保存体温300A”と検出体温300A’との差分が基準温度400Aより小さい場合(ステップS210No)、検出体温300A’を新たな保存体温A”として情報記憶装置108Aに格納する(ステップS210)。ここで、未だ音声入力信号302が制御部106Aに入力されていない場合(ステップS202Yes)、制御部106Aは引き続きタイマ107から所定時間の経過の通知を受ける。制御部106Aはこの通知に応答して検出体温300A’を取得し(ステップS208)、終話状態判定処理を実行する(ステップS210)。制御部106Aは音声入力信号302が入力するまで、あるいは保存体温300A”と検出体温300A’との差分が基準温度400Aより大きくなるまで、ステップS204からステップ212までの処理を繰り返す。しかし、ステップS204からステップ212までの処理の間に音声入力信号302が制御部106Aに入力されると、ステップS218に移行し、所定時間の計測中の場合はタイマを停止し、終話検出処理を終了する。すなわち、制御部106Aはユーザが通話を継続中と判断し、操作部用照明装置104を点灯しないで終話検出処理を終了する。
ユーザが音声通信の終了動作または携帯通信端末100Aに対して何らかの操作をしようとして、耳元から無線携帯移動機を離すと、一定間隔で通知している温度と記憶している温度に温度の降下がみられる。これを所定時間内に所定温度だけ降下したと制御部106Aが判断すると、操作部用照明装置104(例えば切断キーに対応するバックライト)を点灯する。暗所で操作するユーザは、この点灯によって切断キーを容易に見つける事ができ、音声通信の終了を円滑に行うことができる。
本実施の形態では、ステップ214において操作部用照明装置104を点灯するとしたが、制御部106Aは、無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断させても良い。又、操作部用照明装置104の点灯と同時、又は逐次に通信接続を切断させても良い。
(第2の実施の形態)
図6及び図7を参照して、本発明による携帯通信端末の第2の実施の形態が説明される。
(第2の実施の形態における携帯通信端末の構成)
第2の実施の形態における携帯通信端末100Bは、第1の実施の形態における携帯通信端末100Aの温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aを、それぞれ距離測定部105B、制御部106B、情報記憶装置108Bに換えた構成である。ここで、符号が同一の構成については、第1の実施の形態と同じ動作、機能を有するため説明は省略される。この際、第1の実施の形態における説明の中で記載された携帯通信端末100A、温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aは、それぞれ携帯通信端末100B、距離測定部105B、制御部106B、情報記憶装置108Bに置き換えられる。第2の実施の形態における携帯通信端末100Bは、携帯通信端末100Bに音声が入力されたか否かを検出する音声検出部102と、ユーザとの距離を測定する距離測定部105Bとを具備する。ここで測定される距離は、携帯通信端末100Bに対するユーザの相対位置によって変化する。携帯通信端末100Bでは、携帯通信端末100Bに音声が入力されず、距離測定部105Bによって測定された距離が閾値以下である場合、ユーザが通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)であると判定し、ユーザに対して通信接続を切断する旨を通知する。
図6及び図2を参照して、第2の実施の形態における携帯通信端末100Bの構成の詳細が説明される。図6は、本発明による携帯通信端末100Bの第2の実施の形態における構成を示すブロック図である。図6を参照して、携帯通信端末100Bは、無線信号送受信部101、音声検出部102、操作部103、操作部用照明装置104、距離測定部105B、制御部106B、タイマ107、情報記憶装置108Bを具備する。
第2の実施の形態における制御部106Bは、CPUに例示される演算処理装置とROM等の記憶装置とを具備し、記憶装置に格納されたプログラムを実行して、無線通信端末100内の各装置を制御する。制御部106Bは、無線信号送受信部101に対して制御信号を発行し、通信接続・切断処理や無線信号の送受信処理等を制御する。操作部103の切断キー205が操作されることで出力される信号に応答して無線信号送受信部101に終話通知信号を発行し、通信接続を切断させる。更に、音声検出部102から発行される音声無感信号301に応答して、タイマ107を起動して終話状態であるかどうかを判定する終話検出処理を実行する。又、音声入力信号302に応答してタイマ107を停止するとともに終話検出処理を停止する。終話検出処理の際、終話状態であると判定すると、制御部106Bは操作部用照明装置104に対し終話通知信号303を発行し、操作部用照明装置104を点灯させる。
タイマ107は、制御部106Bからの制御信号に応答して、時刻のカウントを実行又は停止するタイマである。制御部106Bは、タイマ107のカウントする時刻に基づき、一定時間間隔で距離測定部105Bを制御してユーザとの距離を測定させる。又、距離測定部105Bが測定した測定距離300Bと、情報記憶装置108Bに格納されている基準距離400Bとを比較し、ユーザが終話状態であるかどうかを判定する。
距離測定部105Bは赤外線センサや、超音波センサに例示される距離を測定する測距装置を備える。距離測定部105Bは制御部106Bからの制御信号に応じてユーザとの間の距離を測定し、測定距離300Bとして制御部106Bに出力する。図2を参照して距離測定部105Bの測距装置は、携帯通信端末100Bの受話部202に隣接した受話部周辺208に設置されることが好ましい。測距装置が受話部周辺208に設置されることで通話中のユーザの耳と携帯通信端末100Bとの距離を測定する事ができる。終話したユーザは耳から携帯通信端末100Bを遠ざける。このため、ユーザが通話を終了しようとすると(終話状態になると)、距離測定部105Bは通話中よりも大きな測定距離300Bを取得する。又、測距方法として、無線信号送受信部101から受話部202に出力されるアナログ音声信号(無音の状態も含む)に対して常に人間の可聴域外の一定の周波数を載せておき、元の波形と人体に反射した波形の差分から距離を測定する方法も考えられる。
情報記憶装置108Bは、メモリ等の記憶装置であり、終話状態であるかどうかの判定基準として、所定の閾値である基準距離400Bを格納している。又、終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を格納する。この設定情報は、操作部103の操作によって設定されることが好ましい。
(第2の実施の形態における携帯通信端末の動作)
以下、図3及び図7を参照して、第2の実施の形態における携帯通信端末100Bの終話通知動作について詳細に説明される。図3は、携帯通信端末100Bが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。図7は、携帯通信端末100Bにおける終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、携帯通信端末100Bが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れは、第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
図7を参照して、第2の実施の形態における移動通信端末100Bの終話検出処理が説明される。ステップS105において、設定情報に基づき終話検出処理に移行した制御部106Bは、音声検出部102からの音声無感信号301又は音声入力信号302を待ち受ける。携帯通信端末100Bにおいて音声通信が持続している場合、すなわち音声入力信号302が制御部106Bに入力されている場合(ステップS302Yes)、制御部106Bは終話検出処理を終了する。この際、タイマ107が起動中で、所定の時間を計測している場合(ステップS316Yes)、制御部106Bはタイマ107を制御して所定時間の計測を停止させる(ステップS314)。
音声検出部102から音声無感信号301が入力された場合(ステップS302Yes)、制御部106Bはタイマ107に制御信号を発行して所定時間の計測を開始させる(ステップS304)。タイマ107は所定時間が経過すると制御部106Bに通知する(ステップS306Yes)。制御部106Bは、通知された時間に応答して距離測定部105Bを制御して距離を測定させ、距離測定部105Bから測定距離300Bを取得する(ステップS308)。又、制御部106Bは情報記憶装置108B内に格納された基準距離400Bと測定距離300Bとを比較する終話状態判定処理を行う(ステップS310)。ステップS210の終話状態判定処理において測定距離300Bが基準距離400Bより大きい場合(ステップS310Yes)、制御部106Bは、ユーザと携帯通信装置100Bとの相対位置が一定距離以上離れたと判定する。すなわち、制御部106Bはユーザが終話状態になったと判定し、操作部用照明装置104に終話通知信号303を出力する。操作部用照明装置104は、この終話通知信号303に応答して、点灯又は点滅する(ステップS312)。又、制御部106Bは終話通知信号303の発行と同時的にタイマ107を制御して時間の計測を停止させる(ステップS314)。
ステップS310における終話状態判定処理において、測定距離300Bが基準距離400Bより小さく(ステップS310No)、且つ、未だ音声入力信号302が制御部106Bに入力されていない場合(ステップS302Yes)、制御部106Bは引き続きタイマ107から所定時間の経過の通知を受け、測定距離300Bの取得(ステップS308)及び終話状態判定処理(ステップS310)を実行する。制御部106Bは、音声入力信号302が入力されるまで、あるいは、測定距離300Bが基準温度400Bより大きくなるまで、ステップS304からステップS310までの処理を繰り返す。しかし、ステップS304からステップ310までの処理の間に音声入力信号302が制御部106Bに入力されると、ステップS316に移行し、所定時間の計測中の場合はタイマを停止し、終話検出処理を終了する。すなわち、制御部106Bはユーザが通話を継続中と判断し、操作部用照明装置104を点灯しないで終話検出処理を終了する。
本実施の形態における携帯通信端末100Bによれば、ユーザが音声通信の終了動作または携帯通信端末100Bに対して何らかの操作をしようとして、耳元から無線携帯移動機を離すと測定距離300Bが増加し、この測定距離300Bが基準距離400Bより大きい場合、操作部用照明装置104(例えば切断キーに対応するバックライト)を点灯する。暗所で操作するユーザは、この点灯によって切断キーを容易に見つける事ができ、音声通信の終了を円滑に行うことができる。
本実施の形態では、ステップ312において操作部用照明装置104を点灯するとしたが、制御部106Bは、無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断させても良い。又、操作部用照明装置104の点灯と同時、又は逐次に通信接続を切断させても良い。
(第3の実施の形態)
図8及び図9を参照して、本発明による携帯通信端末の第3の実施の形態が説明される。
(第3の実施の形態における携帯通信端末の構成)
第3の実施の形態における携帯通信端末100Cは、第1の実施の形態における携帯通信端末100Aの温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aを、それぞれ血流測定部105C、制御部106C、情報記憶装置108Cに換えた構成である。ここで、符号が同一の構成については、第1の実施の形態と同じ動作、機能を有するため説明は省略される。この際、第1の実施の形態における説明の中で記載された携帯通信端末100A、温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aは、それぞれ携帯通信端末100C、血流検出部105C、制御部106C、情報記憶装置108Cに置き換えられる。第3の実施の形態における携帯通信端末100Cは、携帯通信端末100Cに音声が入力されたか否かを検出する音声検出部102と、ユーザの脈拍の有無を検出する血流検出部105Cとを具備する。ここで脈拍が検出されるか否かは、携帯通信端末100Bに対するユーザの相対位置によって変化する。すなわち、携帯通信端末100Cがユーザから一定時間離れると、所定時間内において脈拍は検出されなくなる。携帯通信端末100Cでは、携帯通信端末100Cに音声が入力されず、血流検出部105Cによって脈拍が検出されない場合、ユーザが通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)であると判定し、ユーザに対して通信接続を切断する旨を通知する。
図8及び図2を参照して、第3の実施の形態における携帯通信端末100Cの構成の詳細が説明される。図6は、本発明による携帯通信端末100Cの第3の実施の形態における構成を示すブロック図である。図8を参照して、携帯通信端末100Cは、無線信号送受信部101、音声検出部102、操作部103、操作部用照明装置104、血流検出部105C、制御部106C、タイマ107、情報記憶装置108Cを具備する。
第3の実施の形態における制御部106Cは、CPUに例示される演算処理装置とROM等の記憶装置とを具備し、記憶装置に格納されたプログラムを実行して、無線通信端末100C内の各装置を制御する。制御部106Cは、無線信号送受信部101に対して制御信号を発行し、通信接続・切断処理や無線信号の送受信処理等を制御する。操作部103の切断キー205が操作されることで出力される信号に応答して無線信号送受信部101に終話通知信号を発行し、通信接続を切断させる。更に、音声検出部102から発行される音声無感信号301に応答して、タイマ107を起動して終話状態であるかどうかを判定する終話検出処理を実行する。又、音声入力信号302に応答してタイマ107を停止するとともに終話検出処理を停止する。終話検出処理の際、終話状態であると判定すると、制御部106Cは操作部用照明装置104に対して終話通知信号303を発行し、操作部用照明装置104を点灯させる。
タイマ107は、制御部106Cからの制御信号に応答して、時刻のカウントを実行又は停止するタイマである。制御部106Cは、タイマ107のカウントする時刻に基づき、血流検出部105Cを制御して一定時間におけるユーザの脈拍数を測定させる。又、血流検出部105Cが脈拍を検出した際に出力する脈拍検出信号300Cに基づきユーザが終話状態であるかどうかを判定する。
血流検出部105Cは圧力センサを有する脈拍センサを備える。血流検出部105Cは制御部106Cからの制御信号に応じてユーザの脈拍を測定し、脈拍を検出すると脈拍検出信号300Cを制御部106Cに出力する。図2を参照して血流検出部105Cの脈拍センサは、携帯通信端末100Cの受話部202に隣接した受話部周辺208に設置されることが好ましい。脈拍センサが受話部周辺208に設置されることで通話中のユーザの耳が携帯通信端末100Cと密着し、ユーザの脈拍を検出する事ができる。終話したユーザは耳から携帯通信端末100Cを遠ざけため、血流検出部105Cは脈拍を検出できなくなる。このため、ユーザが通話を終了しようとしているかどうか(終話状態である)を判定できる。
情報記憶装置108Cは、メモリ等の記憶装置であり、終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を格納する。この設定情報は、操作部103の操作によって設定されることが好ましい。
(第3の実施の形態における携帯通信端末の動作)
以下、図3及び図9を参照して、第3の実施の形態における携帯通信端末100Cの終話通知動作について詳細に説明される。図3は、携帯通信端末100Cが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。図9は、携帯通信端末100Cにおける終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、携帯通信端末100Cが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れは、第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
図9を参照して、第3の実施の形態における移動通信端末100Cの終話検出処理が説明される。ステップS105において、設定情報に基づき終話検出処理に移行した制御部106Cは、音声検出部102からの音声無感信号301又は音声入力信号302を待ち受ける。携帯通信端末100Cにおいて音声通信が持続している場合、すなわち音声入力信号302が制御部106Cに入力されている場合(ステップS402Yes)、制御部106Cは終話検出処理を終了する。この際、タイマ107が起動中で、所定の時間を計測している場合(ステップS416Yes)、制御部106Cはタイマ107を制御して所定時間の計測を停止させる(ステップS414)。
音声検出部102から音声無感信号301が入力された場合(ステップS402Yes)、制御部106Cはタイマ107に制御信号を発行して所定時間の計測を開始させるとともに、血流検出部105Cを制御してユーザの脈拍を測定させる(ステップS404)。タイマ107は所定時間が経過すると制御部106Cに通知する(ステップS406Yes)。制御部106Cは、通知された時間に応答して血流検出部105Cに脈拍の有無を問い合わせる。問い合わせを受けた血流検出部105Cは、脈拍を測定した所定時間内に脈拍を検出した場合は脈拍検出信号300を制御部106Cに発行する。又、脈拍を検出しない場合は応答しない。制御部106Cは、脈拍検出信号300を受け付けたか否かで終話状態判定処理を行う(ステップS410)。ステップS410の終話状態判定処理において、血流検出部105Cから脈拍検出信号300が出力されない場合(ステップS410Yes)、制御部106Cは、ユーザと携帯通信装置100Cとの相対位置が一定距離以上離れたと判定する。すなわち、制御部106Cはユーザが終話状態になったと判定し、操作部用照明装置104に終話通知信号303を出力する。操作部用照明装置104は、この終話通知信号303に応答して、点灯又は点滅する(ステップS312)。又、制御部106Cは終話通知信号303の発行と同時的にタイマ107を制御して時間の計測を停止させるとともに、血流検出部105Cを制御して脈拍の計測を停止する(ステップS414)。
ステップS410における終話状態判定処理において、制御部106Cに脈拍検出信号300が入力され(ステップS410No)、且つ、未だ音声入力信号302が制御部106Cに入力されていない場合(ステップS402Yes)、制御部106Cは引き続きタイマ107から所定時間の経過の通知を受け、血流検出部105Cに脈拍の有無を問い合わせ、終話状態判定処理を実行する(ステップS410)。この際、脈拍検出信号300C及び音声入力信号302が入力されない場合(ステップ302Yes)は、ステップS404からステップ410までの処理を繰り返す。しかし、ステップS404からステップ410までの処理の間に音声入力信号302が制御部106Cに入力されると、ステップS416に移行し、所定時間の計測中の場合はタイマを停止し、終話検出処理を終了する。すなわち、制御部106Cはユーザが通話を継続中と判断し、操作部用照明装置104を点灯しないで終話検出処理を終了する。
本実施の形態における携帯通信端末100Cによれば、ユーザが音声通信の終了動作または携帯通信端末100Cに対して何らかの操作をしようとして、耳元から無線携帯移動機を離すと、ユーザの脈拍を検出できなくことによって終話状態であるかを判定し操作部用照明装置104(例えば切断キーに対応するバックライト)を点灯する。このため、暗所で操作するユーザは、この点灯によって切断キーを容易に見つける事ができ、音声通信の終了を円滑に行うことができる。
本実施の形態では、ステップ312において操作部用照明装置104を点灯するとしたが、制御部106Cは、無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断させても良い。又、操作部用照明装置104の点灯と同時、又は逐次に通信接続を切断させても良い。
又、制御部106Cは、所定の時間内に計測されるユーザの脈拍数と基準脈拍数を比較し、計測した脈拍数が小さい場合に携帯通信端末100Cがユーザから離れたと判断しても良い。この場合、情報記憶装置108Cは終話状態であるかどうかの判定基準として所定の閾値である基準脈拍数400Cを保持する。又、血流検出部105Cは所定時間内の脈拍数を測定し、検出脈拍数300C’として制御部106Cに出力する。このような構成のもと、制御部106Cは検出脈拍数300C’と基準脈拍数400Cとを比較し、検出脈拍数300C’が基準脈拍数400Cより小さい場合、操作部用照明104を点灯する。
(第4の実施の形態)
図10及び図11を参照して、本発明による携帯通信端末の第4の実施の形態が説明される。
(第4の実施の形態における携帯通信端末の構成)
第4の実施の形態における携帯通信端末100Dは、第1の実施の形態における携帯通信端末100Aの温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aを、それぞれ光量測定部105D、制御部106D、情報記憶装置108Dに換えた構成である。ここで、符号が同一の構成については、第1の実施の形態と同じ動作、機能を有するため説明は省略される。この際、第1の実施の形態における説明の中で記載された携帯通信端末100A、温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aは、それぞれ携帯通信端末100D、光量測定部105D、制御部106D、情報記憶装置108Dに置き換えられる。第4の実施の形態における携帯通信端末100Dは、携帯通信端末100Dに音声が入力されたか否かを検出する音声検出部102と、携帯通信端末100Dの周囲の光量を測定する光量測定部105Dとを具備する。ここで測定される光量は、携帯通信端末100Dに対するユーザの相対位置によって変化する。携帯通信端末100Dでは、携帯通信端末100Dに音声が入力されず、光量測定部105Dによって測定された光量が閾値以上である場合、ユーザが通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)であると判定し、ユーザに対して通信接続を切断する旨を通知する。
図10及び図2を参照して、第4の実施の形態における携帯通信端末100Dの構成の詳細が説明される。図10は、本発明による携帯通信端末100Dの第4の実施の形態における構成を示すブロック図である。図10を参照して、携帯通信端末100Dは、無線信号送受信部101、音声検出部102、操作部103、操作部用照明装置104、光量測定部105D、制御部106D、タイマ107、情報記憶装置108Dを具備する。
第4の実施の形態における制御部106Dは、CPUに例示される演算処理装置とROM等の記憶装置とを具備し、記憶装置に格納されたプログラムを実行して、無線通信端末100内の各装置を制御する。制御部106Dは、無線信号送受信部101に対して制御信号を発行し、通信接続・切断処理や無線信号の送受信処理等を制御する。操作部103の切断キー205が操作されることで出力される信号に応答して無線信号送受信部101に終話通知信号を発行し、通信接続を切断させる。更に、音声検出部102から発行される音声無感信号301に応答して、タイマ107を起動して終話状態であるかどうかを判定する終話検出処理を実行する。又、音声入力信号302に応答してタイマ107を停止するとともに終話検出処理を停止する。終話検出処理の際、終話状態であると判定すると、制御部106Dは操作部用照明装置104に対し終話通知信号303を発行し、操作部用照明装置104を点灯させる。
タイマ107は、制御部106Dからの制御信号に応答して、時刻のカウントを実行又は停止するタイマである。制御部106Dは、タイマ107のカウントする時刻に基づき、一定時間間隔で光量測定部105Dを制御して携帯通信端末100Dの周囲の光量を測定させる。又、光量測定部105Dが測定した測定光量300Dと、情報記憶装置108Dに格納されている基準光量400Dとを比較し、ユーザが終話状態であるかどうかを判定する。
光量測定部105Dはカメラ付携帯電話に内蔵されたCCDや光センサ等に例示される光量を測定する光量センサを備える。光量測定部105Dは制御部106Dからの制御信号に応じて光センサ周辺の光量を測定し、測定光量300Dとして制御部106Dに出力する。図2を参照して光量測定部105Dの光センサは、携帯通信端末100Dの受話部202に隣接した受話部周辺208に設置されることが好ましい。測距装置が受話部周辺208に設置されることで通話中のユーザの耳元の光量を測定する事ができる。終話したユーザは耳から携帯通信端末100Dを遠ざけるため、光センサ周辺は通話中に比べ明るくなる。このため、ユーザが通話を終了しようとすると(終話状態になると)、光量測定部105Dは通話中よりも大きな測定光量300Dを取得する。
情報記憶装置108Dは、メモリ等の記憶装置であり、終話状態であるかどうかの判定基準として、所定の閾値である基準光量400Dを格納している。又、終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を格納する。この設定情報は、操作部103の操作によって設定されることが好ましい。
(第4の実施の形態における携帯通信端末の動作)
以下、図3及び図11を参照して、第4の実施の形態における携帯通信端末100Dの終話通知動作について詳細に説明される。図3は、携帯通信端末100Dが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。図11は、携帯通信端末100Dにおける終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、携帯通信端末100Dが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れは、第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
図11を参照して、第4の実施の形態における移動通信端末100Dの終話検出処理が説明される。ステップS105において、設定情報に基づき終話検出処理に移行した制御部106Dは、音声検出部102からの音声無感信号301又は音声入力信号302を待ち受ける。携帯通信端末100Dにおいて音声通信が持続している場合、すなわち音声入力信号302が制御部106Dに入力されている場合(ステップS502Yes)、制御部106Dは終話検出処理を終了する。この際、タイマ107が起動中で、所定の時間を計測している場合(ステップS516Yes)、制御部106Dはタイマ107を制御して所定時間の計測を停止させる(ステップS514)。
音声検出部102から音声無感信号301が入力された場合(ステップS502Yes)、制御部106Dはタイマ107に制御信号を発行して所定時間の計測を開始させる(ステップS504)。タイマ107は所定時間が経過すると制御部106Dに通知する(ステップS506Yes)。制御部106Dは、通知された時間に応答して光量測定部105Dを制御して光量を測定させ、光量測定部105Dから測定光量300Dを取得する(ステップS508)。又、制御部106Dは情報記憶装置108D内に格納された基準光量400Dと測定光量300Dとを比較する終話状態判定処理を行う(ステップS510)。ステップS510の終話状態判定処理において測定光量300Dが基準光量400Dより大きい場合(ステップS510Yes)、制御部106Dは、ユーザと携帯通信装置100Dとの相対位置が通話中から変化したと判定する。すなわち、制御部106Dはユーザが終話状態になったと判定し、操作部用照明装置104に終話通知信号303を出力する。操作部用照明装置104は、この終話通知信号303に応答して、点灯又は点滅する(ステップS512)。又、制御部106Dは終話通知信号303の発行と同時的にタイマ107を制御して時間の計測を停止させる(ステップS514)。
ステップS510における終話状態判定処理において、測定光量300Dが基準光量400Bより小さく(ステップS510No)、且つ、未だ音声入力信号302が制御部106Dに入力されていない場合(ステップS502Yes)、制御部106Dは引き続きタイマ107から所定時間の経過の通知を受け、測定光量300Dの取得(ステップS508)及び終話状態判定処理(ステップS510)を実行する。制御部106Dは、音声入力信号302が入力されるまで、あるいは、測定距離300Dが基準温度400Dより大きくなるまで、ステップS504からステップS510までの処理を繰り返す。しかし、ステップS504からステップ310までの処理の間に音声入力信号302が制御部106Bに入力されると、ステップS516に移行し、所定時間の計測中の場合はタイマを停止し、終話検出処理を終了する。すなわち、制御部106Bはユーザが通話を継続中と判断し、操作部用照明装置104を点灯しないで終話検出処理を終了する。
本実施の形態における携帯通信端末100Dによれば、ユーザが音声通信の終了動作または携帯通信端末100Dに対して何らかの操作をしようとして、耳元から無線携帯移動機を離すと測定光量300Dが増加し、この測定光量300Dが基準光量400Dより大きい場合、操作部用照明装置104(例えば切断キーに対応するバックライト)を点灯する。暗所で操作するユーザは、この点灯によって切断キーを容易に見つける事ができ、音声通信の終了を円滑に行うことができる。
本実施の形態では、ステップ512において操作部用照明装置104を点灯するとしたが、制御部106Dは、無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断させても良い。又、操作部用照明装置104の点灯と同時、又は逐次に通信接続を切断させても良い。
(第5の実施の形態)
図12及び図13を参照して、本発明による携帯通信端末の第5の実施の形態が説明される。
(第5の実施の形態における携帯通信端末の構成)
第5の実施の形態における携帯通信端末100Eは、第1の実施の形態における携帯通信端末100Aの温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aを、それぞれ移動検出部105E、制御部106E、情報記憶装置108Eに換えた構成である。ここで、符号が同一の構成については、第1の実施の形態と同じ動作、機能を有するため説明は省略される。この際、第1の実施の形態における説明の中で記載された携帯通信端末100A、温度検出部105A、制御部106A及び情報記憶装置108Aは、それぞれ携帯通信端末100E、移動検出部105E、制御部106E、情報記憶装置108Eに置き換えられる。第5の実施の形態における携帯通信端末100Eは、携帯通信端末100Eに音声が入力されたか否かを検出する音声検出部102と、携帯通信端末100Eの角速度(位置)を測定する移動検出部105Eとを具備する。ここで測定される角速度は、携帯通信端末100Eに対するユーザの相対位置やユーザの終話間際の動作によって変化する。携帯通信端末100Eでは、携帯通信端末100Eに音声が入力されず、移動検出部105Eによって測定された角速度(位置)が閾値以上である場合、ユーザが通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)であると判定し、ユーザに対して通信接続を切断する旨を通知する。
図12を参照して、第5の実施の形態における携帯通信端末100Eの構成の詳細が説明される。図12は、本発明による携帯通信端末100Eの第5の実施の形態における構成を示すブロック図である。図12を参照して、携帯通信端末100Eは、無線信号送受信部101、音声検出部102、操作部103、操作部用照明装置104、移動検出部105E、制御部106E、タイマ107、情報記憶装置108Eを具備する。
第5の実施の形態における制御部106Eは、CPUに例示される演算処理装置とROM等の記憶装置とを具備し、記憶装置に格納されたプログラムを実行して、無線通信端末100内の各装置を制御する。制御部106Eは、無線信号送受信部101に対して制御信号を発行し、通信接続・切断処理や無線信号の送受信処理等を制御する。操作部103の切断キー205が操作されることで出力される信号に応答して無線信号送受信部101に終話通知信号を発行し、通信接続を切断させる。更に、音声検出部102から発行される音声無感信号301に応答して、タイマ107を起動して終話状態であるかどうかを判定する終話検出処理を実行する。又、音声入力信号302に応答してタイマ107を停止するとともに終話検出処理を停止する。終話検出処理の際、終話状態であると判定すると、制御部106Eは操作部用照明装置104に対し終話通知信号303を発行し、操作部用照明装置104を点灯させる。
タイマ107は、制御部106Eからの制御信号に応答して、時刻のカウントを実行又は停止するタイマである。制御部106Eは、タイマ107のカウントする時刻に基づき、一定時間間隔で移動検出部105Eを制御して携帯通信端末100Eの角速度(位置)を測定させる。又、移動検出部105Eが測定した測定角速度300Eと、情報記憶装置108Eに格納されている基準角速度400Eとを比較し、ユーザが終話状態であるかどうかを判定する。
移動検出部105Eはジャイロスコープに例示される角速度を測定する角速度センサを備える。移動検出部105Eは制御部106Eからの制御信号に応じて角速度センサで検出した角速度を測定角速度300Eとして制御部106Eに出力する。角速度センサとして、カメラ付携帯電話に内蔵されている手ぶれ防止用の振動型ジャイロスコープを利用しても構わない。終話したユーザは耳から携帯通信端末100Eを遠ざけるため動作をする。このため、ユーザが通話を終了しようとすると(終話状態になると)、移動検出部105Eは通話中よりも大きな測定角速度300Eを取得する。
情報記憶装置108Eは、メモリ等の記憶装置であり、終話状態であるかどうかの判定基準として、所定の閾値である基準角速度400Eを格納している。又、終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を格納する。この設定情報は、操作部103の操作によって設定されることが好ましい。
(第5の実施の形態における携帯通信端末の動作)
以下、図3及び図13を参照して、第5の実施の形態における携帯通信端末100Eの終話通知動作について詳細に説明される。図3は、携帯通信端末100Eが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。図13は、携帯通信端末100Eにおける終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、携帯通信端末100Eが他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れは、第1の実施の形態と同じなので説明は省略される。
図13を参照して、第5の実施の形態における移動通信端末100Eの終話検出処理が説明される。ステップS105において、設定情報に基づき終話検出処理に移行した制御部106Eは、音声検出部102からの音声無感信号301又は音声入力信号302を待ち受ける。携帯通信端末100Eにおいて音声通信が持続している場合、すなわち音声入力信号302が制御部106Eに入力されている場合(ステップS602Yes)、制御部106Eは終話検出処理を終了する。この際、タイマ107が起動中で、所定の時間を計測している場合(ステップS616Yes)、制御部106Eはタイマ107を制御して所定時間の計測を停止させる(ステップS614)。
音声検出部102から音声無感信号301が入力された場合(ステップS602Yes)、制御部106Eはタイマ107に制御信号を発行して所定時間の計測を開始させる(ステップS604)。タイマ107は所定時間が経過すると制御部106Eに通知する(ステップS606Yes)。制御部106Eは、通知された時間に応答して移動検出部105Eを制御して角速度を測定させ、移動検出部105Eから測定角速度300Eを取得する(ステップS608)。又、制御部106Eは情報記憶装置108E内に格納された基準角速度400Eと測定角速度300Eとを比較する終話状態判定処理を行う(ステップS610)。ステップS610の終話状態判定処理において測定角速度300Eが基準角速度400Eより大きい場合(ステップS610Yes)、制御部106Eは、ユーザと携帯通信装置100Eとの相対位置が通話中から大きく変化したと判定する。すなわち、制御部106Eはユーザが終話状態になったと判定し、操作部用照明装置104に終話通知信号303を出力する。操作部用照明装置104は、この終話通知信号303に応答して、点灯又は点滅する(ステップS612)。又、制御部106Eは終話通知信号303の発行と同時的にタイマ107を制御して時間の計測を停止させる(ステップS614)。
ステップS610における終話状態判定処理において、測定角速度300Eが基準角速度400Bより小さく(ステップS610No)、且つ、未だ音声入力信号302が制御部106Eに入力されていない場合(ステップS602Yes)、制御部106Eは引き続きタイマ107から所定時間の経過の通知を受け、測定角速度300Eの取得(ステップS608)及び終話状態判定処理(ステップS610)を実行する。制御部106Eは、音声入力信号302が入力されるまで、あるいは、測定距離300Eが基準温度400Eより大きくなるまで、ステップS604からステップS610までの処理を繰り返す。しかし、ステップS604からステップ310までの処理の間に音声入力信号302が制御部106Bに入力されると、ステップS616に移行し、所定時間の計測中の場合はタイマを停止し、終話検出処理を終了する。すなわち、制御部106Bはユーザが通話を継続中と判断し、操作部用照明装置104を点灯しないで終話検出処理を終了する。
本実施の形態における携帯通信端末100Eによれば、ユーザが音声通信の終了動作または携帯通信端末100Eに対して何らかの操作をしようとして、耳元から無線携帯移動機を離すと測定角速度300Eが増加し、この測定角速度300Eが基準角速度400Eより大きい場合、操作部用照明装置104(例えば切断キーに対応するバックライト)を点灯する。暗所で操作するユーザは、この点灯によって切断キーを容易に見つける事ができ、音声通信の終了を円滑に行うことができる。
本実施の形態では、ステップ612において操作部用照明装置104を点灯するとしたが、制御部106Eは、無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断させても良い。又、操作部用照明装置104の点灯と同時、又は逐次に通信接続を切断させても良い。
(第6の実施の形態)
図14から図16を参照して、本発明による携帯通信端末の第6の実施の形態が説明される。
(第6の実施の形態における携帯通信端末の構成)
図14を参照して、第6の実施の形態における携帯通信端末100Fの構成の詳細が説明される。図14は、本発明による携帯通信端末100Fの第6の実施の形態における構成を示すブロック図である。図14を参照して、携帯通信端末100Fは、無線信号送受信部101’、操作部103、操作部用照明装置104、制御部106F、音声記憶メモリ110を備える情報記憶装置108F、及び音声識別部109を具備する。ここで、符号が同一の構成については、第1の実施の形態と同じ動作、機能を有するため説明は省略される。第2の実施の形態における携帯通信端末100Fは、携帯通信端末100Fに入力される音声に含まれる自然言語を識別する音声識別部109と、特定の言葉を表す音声情報が登録された音声記憶メモリ110とを具備する。第6の実施の形態における携帯通信端末100Fでは、携帯通信端末100Fに入力された音声から自然言語(言葉)を抽出し、登録された特定の言葉と一致する場合、ユーザが通信接続の切断を希望している状態(以下、終話状態と称す)であると判定し、ユーザに対して通信接続を切断する旨を通知する。
無線信号送受信部101’は、制御部106Fからの制御信号に応答して他の通信装置と通信接続し、デジタル信号である無線信号を他の通信装置に送信、あるいは他の通信装置から無線信号を受信する送受信インターフェースを備える。又、送受信する音声信号を変復調処理及びA/D変換処理を行う音声信号処理部を備える。
更に無線信号送受信部101’は、音声識別部109、受話部202、及び送話部207に接続されている。ここで、図2を参照して受信部202は音声信号を音声に変換するスピーカに例示される装置であり、送話部207は音声を音声信号に変換し、無線信号送受信部101に出力するマイクロフォンに例示される装置である。無線信号送受信部101は、通信接続した他の通信装置から送信されるデジタル信号を復調し、アナログ信号である音声信号に変換して受信部202に出力する。又、復調したデジタル信号をデジタル受話信号として音声識別部109に出力する。更に、送話部207から出力される音声信号をデジタル信号であるデジタル送話信号に変換して音声識別部109に出力するとともに無線信号に変調し、アンテナ201を介して他の通信装置に送信する。
音声識別部109は、無線信号送受信部101’から入力されるデジタル受話信号又はデジタル送話信号を解析し、自然言語情報(例えば、自然言語「さようなら」を表す情報)に対応する音声信号を抽出するプログラムを実行する演算処理装置である。音声識別部109は、デジタル受話信号又はデジタル送話信号から自然言語に対応する音声信号を抽出し、抽出言語情報305、又は特定言語情報304として制御部106Fに出力する。ここで、特定言語情報304とは、ユーザが終話状態であるかどうかの判定に用いるデジタル音声信号である。特定言語情報304としては、ユーザが終話時に発する言葉、例えば「さようなら」や「じゃあね」等であることが好ましい。音声識別部109による自然言語に対応する音声信号の抽出処理は、デジタル受話信号とデジタル送話信号のどちらか一方に対して行われても両者に対して行われてもどちらでも構わない。
情報記憶装置108Fは、メモリ等の記憶装置であり、終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を格納する。この設定情報は、操作部103の操作によって設定されることが好ましい。又、無線送受信部101’から制御部106Fを介して入力されるデジタル音声信号である特定言語情報304を格納する音声記憶メモリ110を備える。
第6の実施の形態における制御部106Fは、CPUに例示される演算処理装置とROM等の記憶装置とを具備し、記憶装置に格納されたプログラムを実行して、無線通信端末100内の各装置を制御する。制御部106Fは、無線信号送受信部101に対して制御信号を発行し、通信接続・切断処理や無線信号の送受信処理等を制御する。操作部103の切断キー205が操作されることで出力される信号に応答して無線信号送受信部101に終話通知信号を発行し、通信接続を切断させる。更に、音声識別部109から出力される抽出言語情報305内に音声記憶メモリ110内に登録されている特定言語情報304が含まれているかを確認することでユーザが終話状態であるかどうかを判定する。この際、特定言語情報304に一致する抽出言語情報305を確認すると、制御部106Fは操作部用照明装置104に対し終話通知信号303を発行し、操作部用照明装置104を点灯させる。又、特定言語情報304を登録する処理を行う場合、音声識別部109から出力されるデジタル音声信号を特定言語情報304として音声記憶メモリ211に格納する。
(第6の実施の形態における携帯通信端末の動作)
以下、図15及び図16を参照して、第6の実施の形態における携帯通信端末100Fの終話通知動作について詳細に説明される。図15は、特定言語情報305の登録から、終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。図16は、携帯通信端末100Fにおける終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。
図3を参照して、携帯通信端末100Fは待機状態で他の通信装置からの着呼又は発呼処理のためのユーザの操作を待ち受ける(ステップS701)。ユーザは特定の言葉、例えば、「それではまた」や「失礼します」等の終話時に用いる音声を、送話部207を通じて登録する(ステップS706)。送話部207から入力された音声信号は、無線信号送受信部101でデジタル信号に変換され、制御部106Fを介して音声記憶メモリ110に格納される(ステップS706)。
携帯通信端末100F無線通信もユーザによる操作も行われていない場合は待機状態で維持する(ステップS702No)。ユーザによる応答キー204の操作によって他の通信装置からの着信に対する応答処理が行われる場合、又は他の通信装置への発呼処理が実行される場合、他の通信装置と携帯通信端末100Fは通信接続される(ステップS702Yes)。通信接続され、ユーザによって音声が入力され、無線信号受信部101において音声無線信号の送受信が行われ、音声通信状態へ移行する(ステップS703)。音声通信状態において、制御部106Fは情報記憶装置108Fから終話検出処理を実行するか否かを決定するための設定情報を取得する。制御部106Fは設定情報を参照し、設定が無効の場合は終話検出処理を実行せず(ステップS704No)、通信接続が切断されるまで音声通信状態が維持される。ステップS704において、制御部106Fは設定情報を参照し、設定が有効の場合終話検出処理に移行する(ステップS704Yes)。制御部106Fは後述するように終話検出処理を実行する(ステップS706)。終話検出処理が終了した後に、通信接続が切断されると携帯移動端末100Fは、再び待機状態に移行する(ステップS706)。終話検出処理が終了した後、通信接続が維持されている場合はステップS703に移行して音声通信状態を継続し、ステップS705において再び終話検出処理が実行される。
図16を参照して、第6の実施の形態における移動通信端末100Fの終話検出処理が説明される。ステップS105において、設定情報に基づき終話検出処理に移行した制御部106Fは、音声識別部109から出力される抽出言語情報305を取得すると、音声メモリ110内の特定言語情報305が含まれているかどうかを確認する(ステップS802)。例えば、抽出言語情報305が「それではごきげんよう」という音声情報である場合、制御部106Fは登録されている抽出言語情報305と一致する音声信号を探す。ここでは、抽出言語情報305に登録された特定言語情報が含まれないので次の抽出言語情報が入力されるまで待機する(ステップS802No)。ステップS802おいて、例えば制御部106Fに入力された抽出言語情報305が「それでは失礼します」を表す音声信号である場合、特定言語情報304「失礼します」が含まれているため、制御部106Fはユーザが終話状態になったと判定し、操作部用照明装置104に終話通知信号303を出力する。操作部用照明装置104は、この終話通知信号303に応答して、点灯又は点滅する(ステップS804)。
本実施の形態における携帯通信端末100Fによれば、ユーザ又は通信相手が登録済みの言葉を発すると、その言葉に応答して終話状態を判定する。登録された言葉と一致する言葉が携帯通信端末100Fに入力された場合、操作部用照明装置104(例えば切断キーに対応するバックライト)を点灯する。暗所で操作するユーザは、この点灯によって切断キーを容易に見つける事ができ、音声通信の終了を円滑に行うことができる。
本実施の形態では、ステップS804において操作部用照明装置104を点灯するとしたが、制御部106Eは、無線信号送受信部101を制御して他の通信装置との通信接続を切断させても良い。又、操作部用照明装置104の点灯と同時、又は逐次に通信接続を切断させても良い。又、抽出言語情報305にはユーザが発する音声に基づくデジタル送話信号のみを利用することが好ましい。この際、音声記憶メモリ210に登録される特定言語情報304もユーザによる音声信号が登録されることが好ましい。
以上のように、本発明による携帯通信端末100は、ユーザが音声通信を終了し通信接続を切断しようとする際、この終話状態を自動で検出して、ユーザに通知する事ができる。ユーザへの終話状態の通知には、切断キー205のバックライトを点灯することで実現できる。このため、夜間や光量の足りない暗所でもユーザは切断キー205の位置を特定する事ができ、円滑に通信接続を切断する事ができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
図1は、本発明による携帯通信端末の第1の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図2は、本発明による携帯通信端末の構成を示す外観構成図である。 図3は、本発明による携帯通信端末が他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。 図4は、本発明による携帯通信端末の第1の実施の形態における終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。 図5は、終話状態と判定した携帯通信端末における操作部用照明装置の点灯パターンを示す概念図である。 図6は、本発明による携帯通信端末の第2の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図7は、本発明による携帯通信端末の第2の実施の形態における終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。 図8は、本発明による携帯通信端末の第3の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図9は、本発明による携帯通信端末の第3の実施の形態における終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。 図10は、本発明による携帯通信端末の第4の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図11は、本発明による携帯通信端末の第4の実施の形態における終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。 図12は、本発明による携帯通信端末の第5の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図13は、本発明による携帯通信端末の第5の実施の形態における終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。 図14は、本発明による携帯通信端末の第6の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図15は、第6の実施の形態における携帯通信端末が他の通信装置と通信接続してから終話検出処理に移行するまでの動作の流れを示すフローチャートである。 図16は、本発明による携帯通信端末の第6の実施の形態における終話検出処理の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100:携帯通信端末
101、101’:無線信号送受信部
102:音声検出部
103:操作部
104:操作部用照明装置
105A:体温検出部
105B:距離測定部
105C:血流検出部
105D:光量測定部
105E:移動検出部
106A、106B、106C、106D、106E、106F:制御部
107:タイマ
108A、108B、108C、108D、108E、108F:情報記憶装置
109:音声識別部
110:音声記憶メモリ
201:アンテナ
202:受話部
203:センサ
203A:温度センサ
203B:測距センサ
203C:脈拍センサ
203D:CCD
203E:角速度センサ
204:応答キー
205:切断キー
206:操作キー
207:送話部
208:表示部
209:受話部周辺
210:音声記憶メモリ
300:状態情報
300A:温度情報
300A’:検出体温
300A”:保存体温
300B:測定距離
300C:脈拍検出信号
300D:測定光量
300E:角速度
301:音声無感信号
302:音声入力信号
303:終話通知信号
304:特定言語情報
305:抽出言語情報
400A:基準温度
400B:基準距離
400D:基準光量
400E:基準角速度

Claims (20)

  1. (A)他の通信装置との間で通信接続している携帯通信端末において、所定の閾値以上の音量の音声が入力されていないことを検出するステップと、
    (B)前記閾値以上の音量の音声が入力されていないことを検出した時刻から所定の時間内に、前記所定の閾値以上の音量の音声の入力を監視するステップと、
    (C)前記所定の時間内において、一定時間毎に前記携帯通信端末と前記携帯通信端末を利用するユーザとの相対位置を監視するステップと、
    (D)前記所定の時間内において前記所定の閾値以上の音量の音声が入力されないことを検出し、且つ前記相対位置が所定の閾値以上であることを検出すると、前記通信接続を切断する旨を通知するステップとを備える
    終話通知方法。
  2. 請求項1に記載の終話通知方法において、
    前記ステップ(C)は、前記所定の時間内において、一定時間毎に前記携帯通信端末の温度検出部が前記携帯通信端末の周辺温度を検出するステップであり、
    前記ステップ(D)は、前記所定の時間内において前記所定の閾値以上の音量の音声が入力されないことを検出し、且つ前記一定時間毎の前記周辺温度の温度差が所定の閾値以上である場合、前記通信接続を切断する旨を通知するステップである
    終話通知方法。
  3. 請求項1に記載の終話通知方法において、
    前記ステップ(C)は、前記所定に時間内において、一定時間毎に前記携帯通信端末と前記ユーザとの間の距離を測定するステップであり、
    前記ステップ(D)は、前記所定の時間内において前記所定の閾値以上の音量の音声が入力されないことを検出し、且つ前記距離が所定の閾値以上となる場合、前記通信接続を切断する旨を通知するステップである
    終話通知方法。
  4. 請求項1に記載の終話通知方法において、
    前記ステップ(C)は、前記所定の時間内において、前記携帯通信端末の血流検出部が一定時間毎に前記ユーザの血流の有無を監視するステップであり、
    前記ステップ(D)は、前記所定の時間内において前記所定の閾値以上の音量の音声が入力されないことを検出し、且つ前記血流検出部が、前記血流がないことを検出する場合、前記通信接続を切断する旨を通知するステップである
    終話通知方法。
  5. 請求項1に記載の終話通知方法において、
    前記ステップ(C)は、前記所定の時間内において、前記携帯通信端末の光量測定部が一定時間毎に前記携帯通信端末の周辺光量を測定するステップであり、
    前記ステップ(D)は、前記所定の時間内において前記所定の閾値以上の音量の音声が入力されないことを検出し、且つ前記周辺光量が所定の閾値以上である場合、前記通信接続を切断する旨を通知するステップである
    終話通知方法。
  6. 請求項1に記載の終話通知方法において、
    前記ステップ(C)は、前記所定の時間内において、前記携帯通信端末の角速度測定部が一定時間毎に前記携帯通信端末の角速度を測定するステップであり、
    前記ステップ(D)は、前記所定の時間内において前記所定の閾値以上の音量の音声が入力されないことを検出し、且つ前記角速度が所定の閾値以上である場合、前記通信接続を切断する旨を通知するステップである
    終話通知方法。
  7. 携帯通信端末の音声記憶メモリに特定の自然言語を表す情報を登録するステップと、
    前記携帯通信端末が他の通信装置と通信接続するステップと、
    前記携帯通信端末に入力された音声信号から自然言語に対応する音声信号を抽出するステップと、
    前記音声信号から抽出された音声信号と前記音声記憶メモリ内の特定の自然言語を表す音声信号が一致する場合、前記通信接続を切断する旨を通知するステップとを具備する
    終話通知方法。
  8. 請求項1から7いずれか1項に記載の終話通知方法において、
    前記通信接続を切断する旨を通知した後、前記通信接続を切断するステップとを更に備える
    終話通知方法。
  9. 請求項1か8いずれか1項に記載の終話通知方法において、
    前記通信接続を切断する旨を通知するステップは、前記携帯通信端末の操作部の少なくとも一部を点灯するステップを含む
    終話通知方法。
  10. ユーザによって操作される切断キーと、
    他の通信装置と通信接続し、前記切断キーが操作されることによって発行される終話通知信号に応答して前記他の通信装置との通信接続を切断する送受信部と、
    前記他の通信装置と通信接続中の前記送受信部から出力される音声信号が、所定の閾値以下の大きさであることを検出して音声無感信号を発行する音声検出部と、
    前記音声無感信号に応答して一定時間間隔で時刻をカウントするタイマと、
    前記音声無感信号に応答して、前記ユーザに対する相対位置に基づく状態情報を検出する状態情報検出部と、
    前記時刻に基づき、一定時間間隔毎に前記状態情報を参照して前記ユーザとの相対位置が閾値以上であるかを判定し、前記相対位置が閾値以上である場合、終話通知信号を発行する制御部と、
    前記終話通知信号に応答して前記切断キーを点灯する操作部用照明装置とを具備する
    携帯通信端末。
  11. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記状態情報検出部は、周辺温度を測定する体温検出部であり、
    前記体温検出部は、前記音声無感信号に応答して前記一定時間間隔で前記周辺温度を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記一定時間毎の前記周辺温度の温度差を算出し、前記温度差が所定の閾値以上である場合、前記終話通知信号を発行する
    携帯通信端末。
  12. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記状態情報検出部は、距離測定部であり、
    前記距離測定部は、前記音声無感信号に応答して前記一定時間間隔で前記ユーザとの距離を測定して、前記距離を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記距離が所定の閾値以上となる場合、前記終話通知信号を発行する
    携帯通信端末。
  13. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記状態情報検出部は、血流検出部であり、
    前記血流検出部は、前記音声無感信号に応答して前記ユーザの脈拍を測定して、前記脈拍に応じた信号を前記制御部に出力し
    前記制御部は、前記脈拍に応じた信号を参照して、前記一定時間の間に前記脈拍がないことを検出した場合、前記終話通知信号を発行する
    携帯通信端末。
  14. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記状態情報検出部は、光量測定部であり、
    前記光量測定部は、前記音声無感信号に応答して前記一定時間間隔で周辺の光量を測定して、前記光量を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記光量が所定の閾値以上となる場合、前記終話通知信号を発行する
    携帯通信端末。
  15. 請求項10に記載の携帯通信端末において、
    前記状態情報検出部は、角速度測定部であり、
    前記角速度測定部は、前記音声無感信号に応答して前記一定時間間隔で角速度を測定して、前記角速度を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記角速度に基づく移動度が所定の閾値以上となる場合、前記終話通知信号を発行する
    携帯通信端末。
  16. 請求項10から15いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記他の通信装置と通信接続中の前記送受信部から出力される音声信号が、所定の閾値より小さい大きさであることを検出すると、前記音声検出部は音声入力信号を発行し、
    前記タイマは、前記音声入力信号に応答して、前記時刻のカウントを停止する
    携帯通信端末。
  17. ユーザの操作に操作される切断キーと、
    他の通信装置と通信接続し、前記切断キーを操作されることによって発行される終話通知信号に応答して前記他の通信装置との通信接続を切断する送受信部と、
    前記他の通信装置と通信接続中の前記送受信部から出力される音声信号を解析し、前記音声信号から自然言語に対応する音声信号を抽出する音声識別部と、
    特定の自然言語に対応する音声信号を保持する音声記憶メモリと、
    前記音声識別部から出力される音声信号が前記音声記憶メモリ内の音声信号と一致する場合、終話通知信号を発行する制御部と、
    前記終話通知信号に応答して前記切断キーを点灯する操作部用照明装置とを具備する
    携帯通信端末。
  18. 請求項10から17いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記送受信部は、前記終話通知信号に応答して、前記他の通信装置との間の通信接続を切断する
    携帯通信端末。
  19. 請求項10から18いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    ユーザの操作によって操作される操作キーを更に具備し、
    前記操作部用照明装置は、前記終話通知信号に応答して前記操作キーを点灯する
    携帯通信端末。
  20. 請求項10から19いずれか1項に記載の携帯通信端末において、
    前記送受信部から出力される音声信号に基づく音声を出力する受話部を更に具備し、
    前記受話部は、前記終話通知信号に応答して前記他の通信装置との間の通信接続を切断することを通知する音を出力する
    携帯通信端末。
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