JP2007189465A - 通信装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ピコネット通信装置、通信システムにおいてはPNCハンドオーバー時に新しいビーコンが受信できず、デバイス間通信は中断して再開が円滑には行われない。
【解決手段】PNCハンドオーバー時に、元PNCがチャイルドPNCとなりチャイルドピコネットもしくはネイバーピコネットを形成する(807)。その後PNCハンドオーバを行う(808)。圏外となるDEVを含むチャイルドピコネットは既に作られているために、ハンドオーバ前にピコネットに属していた全ての端末が、ハンドオーバ後に直ちに通信を開始できる。
【選択図】図8

Description

本発明は、通信装置及び通信システムに関し、例えば、UWB(Ultra Wide−Band:超広帯域)通信方式において特にIEEE802.15.3規格に基づきピコネットの制御、タイムスロットの割り当てを行う通信装置および通信システムに関する。
IEEE802.15.3規格による通信システムでは、複数の通信装置(以下DEVという)によりピコネットが構成され、その中の1無線装置が親制御局(以下PNC:ピコネットコントローラという)となる。PNCは、各端末にタイムスロットを割り当て、ビーコンによりそれを報知する。各端末(DEV)間で通信を行っている場合、新たにアソシエーションしてきた新たな端末(DEV)が、一定の条件を満たす場合において、親制御局をその新たな端末に移動(PNCハンドオーバー)する必要が生じる。そのPNCハンドオーバーが生じる条件を図10に示す。図10は、より適したPNCを決定する際に比較される情報(information)と比較の順序(order)とを示す表である。現在のPNCは、それ自身の図10に示す各項目と、新たにアソシエーションしたDEVの各項目とを対比し、より好適な値を持つ方を、新たなPNCとする。もちろん現在のPNCが好適であればハンドオーバは行わない。たとえば、最初に比較されるのはorderが1のPNCケイパビリティフィールドの「PNC Des−mode」ビットである。PNCケイパビリティフィールドはたとえばビーコンやアソシエーション要求に含まれる。PNCとなる端末は、PNC Des−modeの値が「1」であるものが望ましい。そこで、この値が1の端末が新たなPNCとなる。両者が同一の値であれば、orderが2の項目がテストされる。このようにして新たなPNCが決定される。orderが4以下の項目は、両端末の能力が比較されて、より大きな値を持つ方が新たなPNCが決定される。すべての項目が同一であればPNCはどちらでも良い。たとえば同一であればハンドオーバはしない。
IEEE Computer Society「IEEE Std 802.15.3-2003」2003年9月29日発行、IEEE(ISBN:0-7381-3704-9)
PNCハンドオーバーの必要が生じた場合、あるPNCの制御下で通信を行っていたDEVの両方もしくは一方が新しいPNCのビーコンを受信できなければ、PNCハンドオーバーによって通信の継続が不可能となる。そこで、どちらかのDEVがPNCとなり新たに別のチャンネルを用いてピコネットを形成しなければならない。
この動作においては各DEVがそれぞれにチャンネルサーチを行い、空きチャンネルの探索後、さらに混信の確認を行ってからビーコン信号を送信する。この手順は混信のおそれのない空きチャネルが見つかるまで繰り返される。このように新たなピコネットの確立する手順には一定の時間を要する。そのために、必ずしも通信を円滑に再開できる保証はない。また、互いに通信している2つのDEVのうち、一方のDEVのみがビーコンを受信できない場合も生じ得る。この場合、これら2つのデバイスの間では通信ができない。通信を再開するためには、PNCハンドオーバーに成功した他方の通信端末が、当該ピコネットをディスアソシエーションして離脱し、当該2つの通信端末を含む新たなピコネットを構築する必要がある。
図9にハンドオーバーのシーケンス図を示す。図9では、PNC1の下でDEV3とDEV2が通信をしている(期間901)。この状態で、PNC1からDEV7にPNCハンドオーバをする。この場合、DEV2およびDEV3は、最初にPNC1からのビーコン信号により通知されたCTA(Channel Time Allocation:タイムスロット)のタイミングで通信を行っている。しかしPNCハンドオーバー処理後、PNC1がPNC7(DEV7)に交代後はビーコン信号の受信が不可能となる。そのため、あらかじめ設定された回数(MAX LOST BEACON)のデータ通信後(期間902)、DEV2およびDEV3は通信を停止してしまう。その後、通信を再開するためには、DEV2、DEV3はそれぞれにチャンネルサーチを行い、空きチャンネルをサーチして空いているチャンネルで自らがPNCとなりビーコンを送信してピコネットを立ち上げるよう動作する(期間903)。この場合、通信は図9のようにどちらか一方がPNCになって再開される。図9ではDEV3がPNCになった例を示す。しかし新たなピコネットの確立までには時間がかかる。また、それぞれのDEVがチャンネルサーチを行うために、異なるチャンネルでビーコン信号を送信してしまう可能性もある。
以上述べたように、従来のUWB通信システムにおいては、PNCハンドオーバー時に新しいPNCからのビーコンが受信できないDEVを相手とする通信は中断される。そして、この通信を再開するためには、互いに通信する端末全てをいったん当該ピコネットから離脱させ、改めてピコネットを構築しなければならない。このため、通信再開のために時間を要し、通信は円滑に再開できないという問題があった。
本発明は、前記従来例での問題を解決することを目的とする。すなわち、本発明は、制御局となる端末が変更された場合においても変更前の端末間通信を維持でき、高信頼性の通信サービスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を備える。すなわち、制御局と子局それぞれの機能を有する無線端末により構成される通信ネットワークにおいて、制御局および各子局は、割り当てられたチャネルを利用して従属ネットワークを構築可能な無線通信システムであって、制御局が元制御局から新制御局へと交替する際に、当該通信ネットワークに属しており、かつ新制御局の通信圏外となる子局を判定する判定手段と、前記判定手段により通信圏外になると判定された子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築する構築手段と、前記構築手段により従属ネットワークが構築された後、前記元制御局から新制御局へと制御局を交替するハンドオーバ手段とを備える。
本発明によれば、制御局のハンドオーバーが発生しても現在通信中の通信を継続することが可能となり信頼性の高い通信を提供できる。
<定義>
まず、本説明において利用する技術的な前提となるいくつか用語を説明する。
(1)UWB:UWBとは超広帯域無線のことであり、IEEE802.15.3で規格化されたプロトコルを指す。UWBネットワークシステムにおいて、端末をDEV、制御局をPNCと呼ぶのは前述したとおりである。
(2)ピコネット:ピコネットとは、UWB無線端末を互いに近付けた場合に、アドホック接続で形成される無線通信のネットワークを指す。ひとつのピコネットはひとつの制御局(PNC)により管理される。ひとつのUWB無線端末は複数のピコネットに属することができる。
(3)チャイルドピコネット(子ピコネット):チャイルドピコネットとは、他のピコネット(ペアレントピコネットという)のために保証されたタイムスロット(CTAのこと、GTSという場合もある。)を用いて通信する端末により構成される。チャイルドピコネットは、ペアレントピコネットに属する無線端末(代替コーディネータ)によって制御される。ペアレントピコネットとチャイルドピコネットの重複する領域は、ペアレントピコネットそのものの領域から、ほとんど重複がない領域まで変わり得る。チャイルドピコネットの制御局を子制御局あるいは子PNCあるいはチャイルドPNCと呼ぶ。チャイルドピコネットおよびネイバーピコネットをまとめて、本実施形態では従属ネットワークと称する。
(4)ネイバーピコネット:ネイバーピコネットとは、他のピコネット(ペアレントピコネットという)のために保証されたタイムスロットを用いて通信する端末により構成される。ネイバーピコネットは、ペアレントピコネットに属さない無線端末(代替コーディネータ)によって制御される。ペアレントピコネットとネイバーピコネットの重複する領域は、ペアレントピコネットそのものの領域から、ほとんど重複がない領域まで変わり得る。ネイバーピコネットのPNCは、ペアレントピコネットから割り当てられるCTAを要求し、ネイバーピコネットからCTA要求を受け付けることができる。ネイバーピコネットの制御局も子制御局あるいは子PNCあるいはチャイルドPNCと呼ぶ。
(5)ペアレントピコネット(親ピコネット):ペアレントピコネットとは、そのピコネットのために保証されたタイムスロットを、同じシステムの他のピコネット(チャイルドピコネット)または他のシステムの他のピコネット(ネイバーピコネット)のプライベートGTSとして割り当てるピコネットである。ペアレントピコネットのPNCを親PNCまたは親制御局と呼ぶ。
(6)CTA:CTAとは、あるDEVに対するタイムスロットすなわちチャネルの割り当てのことで、割り当てられたタイムスリットをGTSともいう。すなわち、PNCによるCTAの結果、GTSがその要求元に対して割り当てられる。ただし本実施形態では、GTSとCTAとを区別せず、タイムスロットのこともCTAと呼ぶ。また本実施形態ではCTAをタイムスロットと呼ぶ場合もある。チャイルドピコネットやネイバーピコネットはペアレントピコネットのCTAの中から割り当てられたタイムスロットを用いて構成される。
(7)ビーコン:ビーコンとは、PNCから当該PNCにより管理されるピコネットに属する端末にブロードキャストされる、チャネル等を示す信号である。ビーコンには、当該ピコネットのPNCのデバイスID、ピコネット同期パラメータ、TPC、チャネル変更、CTAの各情報が含まれる。TPCは電波の出力を示す。チャネル変更はチャネル変更の有無を示す。CTAは当該ピコネットで使用されるチャネル(すなわちタイムスロット)を示す。チャイルドピコネットまたはネイバーピコネットであればさらに、ペアレントデバイスID(ペアレントPNCのアドレス)が含まれる。ビーコンは一定周期でPNCから送信される。
(8)スーパーフレーム:スーパーフレームとは、親PNCによるビーコンの送信から次のビーコンの送信までの、ビーコンの一周期である。スーパーフレームには、競合アクセス期間(CAP)と無競合アクセス期間(CFP)とが含まれる。CFPは、複数の管理CTA(MCTA:コマンド)と複数のCTAとに分割されている。
(9)PNCハンドオーバー:PNCハンドオーバーとは、あるピコネットのPNCが、ピコネットを維持したまま変更されることである。本実施形態では、変更前のPNCを元PNCあるいは元制御局といい、変更後のPNCを新PNCあるいは新制御局という。
<本実施形態の概略>
本実施形態では以下の構成を備える。すなわち、PNCハンドオーバー時に旧PNCがチャイルドもしくはネイバーPNCとなりチャイルドピコネットもしくはネイバーピコネットを形成する機能を設けた。
すなわち、PNCがハンドオーバー後チャイルドピコネットを形成する際に、本来、チャイルドピコネット形成後に行うアソシエーションの為の情報の交換およびCTAリクエストをあらかじめPNCハンドオーバ前に行うよう動作する。これはその後の通信再開までの時間と最小とする為である。なおCTAリクエストとは、チャンネル割り当ての要求である。
図1では最初PNC101が送信するビーコン105によりDEV2、DEV3、DEV4、DEV5,(104、103、106、107、)が通信を行っている。このとき、DEV7(108)が新たに加わりPNC1に対してアソシエーションリクエストを送出し、アソシエーションを行う。この場合DEV7の機能が図10の表に示す条件により上位である場合は、PNC1はPNC7にPNCハンドオーバーをして、制御権をPNC7に移す。このPNCハンドオーバー後は、図2に示すように、PNC7がビーコン115を送信して各DEVの制御を引き継ぐ。DEV2とDEV3はPNC7のビーコン115を受信できない為に、通信の継続が不可能となる。この問題を解決する為に、元のPNC1(DEV1)110がチャイルドピコネットのCTAを確保し、DEV2、DEV3によるアソシエーションをPNC1が代行して行っておく。そしてその後ハンドオーバーを行う。CPNC1は、PNC7からのビーコン115を基に、割り当てられたCTA(すなわちあらかじめ確保したチャネル)内でビーコン119を送信し、DEV2およびDEV3の通信を継続させる。
そこで、PNCハンドオーバー時に、元PNCに対して、新PNCのビーコンの受信状態が、元PNCが通信状態にあるDEVから通知される。もしくは新PNCの受信状態が通知される。これによりPNCハンドオーバーによりビーコンの受信が不可能となり通信の継続ができなくなるDEVを、元PNCは知ることができる。そして、PNCハンドオーバー前に、それらDEVによりチャイルドピコネットを構成するものとして、そのためのチャネルを確保し、アソシエーション処理を行い、そのことをDEV2およびDEV3に通知しておく。
チャイルドPNCは、親PNCの時にアソシエーションしていた情報をハンドオーバー時に新PNCに渡す。そのため、このときにチャイルドピコネットに関する情報(アソシエーションしている端末IDやチャネルなど)の情報も、新PNCに渡される。この動作により、チャイルドピコネットに属することになるDEVと子PNCとの間のアソシエションを省略することが可能となり、最小のタイムロスで通信を継続できる。以下、もう少し詳しく説明する。
<通信システムの構成>
図6に本実施形態の対象となるピコネットの概念図を示す。図6では親制御局PNC/DEV1が送信するビーコン信号606を、信号到達範囲内にあるDEV1(602)、DEV2(603)、DEV3(604)、DEV4(605)が受信する。各DEVは、ビーコン606により示されたタイムスロット(CTA)のタイミングでピア・ツー・ピアで通信する。すなわち各DEVどうしが直接通信を行いデータ607を転送する。
図3に本実施形態である通信ネットワークの状態遷移を示す。図3において、ネットワーク305は、状態301で示される初期状態にある。この初期状態においては、親制御局PNC1の制御により無線通信端末DEV4とDEV5およびDEV2とDEV3がそれぞれの間で1対1の通信を行っている。本実施形態においては、DEV6はPNC1に対してアソシエーションを行って入るものの、通信は行っていない状態にある。
ここで、DEV7が新たにPNC1の管理するピコネットに加わる。この状態311にあるネットワークがネットワーク306である。この場合のDEV7は新たに電源を投入したかもしくはPNC1の管理するピコネットのエリア内に移動してきたかのいずれかの場合である。このときDEV7はPNC1に対してアソシエーション要求を発行して、PNC1にアソシエーションする。しかしこの場合、DEV7がPNCとしての機能を具備し、さらにPNC1よりも機能が上回っている等、図10に示す条件(IEEE802.15.3の規定)によって、PNCを交代する必要が生じる。その場合は、PNCハンドオーバを行い、PNC1はDEV7に制御権を譲ることになる。このとき従来は、子局DEV7が新たな制御局PNC7となり、元の制御局PNC1は子局DEV1として動作を継続する。
しかし状態303にあるネットワーク307に示すように、PNCハンドオーバーにより今まで互いに通信を行っていたDEV2とDEV3は、いずれも新しいPNC7からのビーコン信号を受信できない。そのため、DEV2とDEV3は通信の継続ができなくなり通信が途絶える(ネットワーク308に示す)。
これに対して本実施形態に係る通信システムでは、元制御局PNC1が、ハンドオーバー時に新制御局PNC7のチャイルドピコネットとしてタイムスロットを要求し、PNC7のチャイルドピコネットとして動作する。こうすることで、引き続きPNC7に割り当てられたCTA内でビーコンを送信するよう動作する。その結果PNC1のビーコンの到達範囲内にある無線端末は、PNC7の管理する元のピコネットに属すことができなくとも、そのピコネットをペアレントピコネットとするチャイルドピコネットに属することになる。
図4および図5は、本実施形態の通信システムにおけるスーパーフレームを示した図である。初期状態においてはPNC1(411)からのビーコン信号を、DEV2(407)、DEV3(408)、DEV4(409)、DEV5(410)が受信する。各DEVは、PNC1(411)が割り当てたタイムスロット402、403、404、405をそれぞれ使用して通信する。このときPNCハンドオーバーが行われるとPNC1(411)に替わりPNC7(514)が制御を開始してビーコン506を送信する。ここで、DEV2(407)、DEV3(408)は、PNC7(514)からのビーコン506を受信できない。そこで、PNC1(411)がPNC7(514)のチャイルドPNCとなり、CTA1(502)のタイミングでビーコン508を送信する。DEV2(407)およびDEV3(408)は、ビーコン508を受信して、PNC1に対してアソシエーション要求を発行し、チャイルドピコネットが形成される。DEV2(407)およびDEV3(408)は、チャイルドピコネットによって通信を継続する。すなわち、DEV2(407)およびDEV3(408)は、CTA1(502)の中のCTA511の中にあるCTA1の区間(チャネル)5111およびCTA2の区間5112で通信を継続する。一方、新制御局PNC7(514)からのビーコン506を受信できるDEV4(409)、DEV5(410)は、PNC7(514)が割り当てたCTA504、505を利用して通信を継続している。
図7は本実施形態における無線通信装置の構成例を示したブロック図である。アンテナ701はアンテナスイッチ702により送信部703および受信部704に適時接続される。変調部710はフレーム構成部713およびビーコン構成部からの信号を変調して無線送信部に送る。復調部712は受信した信号をビーコン信号を取り出す為のビーコン復調部714、受信信号からフレームを取り出す為のフレーム再生部712に送るよう構成されている。MAC(Medium Access Control)部705は本発明に係る制御を制御部707と共に行う。MAC部705は、特にアクセス制御を実行する。記憶部708は、通信装置の動作情報やPNCの制御情報など、MAC部705および制御部707が必要とする情報を記憶する。制御部707は、プロセッサと、入出力バスやメモリバスと接続するためのインターフェースとを備える。プロセッサは、制御部707内に格納したプログラムあるいは記憶部708に格納したプログラムを実行して通信装置の動作を制御する。また、図7のフレーム再生部712、ビーコン復調部714、フレーム構成部712、ビーコン構成部709、MAC705は、制御部707によりプログラムを実行することで、ソフトウエアモジュールとして実現されても良い。
図8に本実施形態における通信システムの動作例のシーケンス図を示す。図8において、図1に示すネットワーク151が構築された状態にある。すなわち、PNC1による制御の下に、DEV2−DEV6が元ピコネット102を構成している。なお符号102はビーコンの到達範囲を示すが、ここではビーコンの到達にある端末がピコネットを構成するものとし、ビーコンの到達範囲と同じ符号で示す。この状態で、DEV2とDEV3とが通信してデータを交換している(801)。ここにDEV7が新たに加わってアソシエーション要求メッセージをPNC1に対して発行する(802)。PNC1はDEV7からのアソシエーション要求に対してアソシエーション処理を実行する(803)。そしてPNC1は、新たにアソシエーションしたDEV7の機能や性能あるいは設定等を参照し、ハンドオーバするか否か判定する。図8の例ではハンドオーバを行うものと決定している。そこでPNC1はDEV7に対してPNCハンドオーバ要求メッセージを送信する。その要求メッセージを受信したDEV7に対してPNC1からPNCハンドオーバを行う。まずPNC1は、ハンドオーバが行われることを示す情報であるPNCハンドオーバ情報要素(information element:IE)を含むビーコンをピコネット内の各DEVに送信する。PNCハンドオーバ情報要素は、ハンドオーバが行われることを通知するための情報である。図8の例ではこのビーコンが2回送信されている。この後、PNC1は、元ピコネット内の端末のうち、DEV7のビーコンを受信できないDEVのDEVを特定する。
この特定は、たとえば以下の手順で実現できる。各DEVは、自己の属するピコネットへの新たなアソシエーション要求を監視する。該当するアソシエーション要求メッセージを傍受したなら、その要求元の端末のIDやアドレス等、端末を特定できる情報(本例ではIDと呼ぶ)をアソシエーション要求テーブルに保存しておく。このテーブルはたとえば記憶部708に格納される。また、各DEVは、PNCハンドオーバ情報要素を含むビーコンを受信したなら、PNCハンドオーバ情報要素に記述されているハンドオーバー先のDEVのIDが、アソシエーション要求テーブルに登録されているか判定する。登録されていれば、当該DEVは、ハンドオーバ後の新制御局からのビーコンを受信できる。一方、登録されていなければ、新制御局からのアソシエーション要求を傍受できなかったのであるから、新制御局からのビーコンも受信できないと判断できる。そして、新制御局からのビーコンを受信できないと判断したDEVは、PNC1に対して、新制御局からのビーコンを受信できない旨のメッセージを送信する。PNC1は、たとえばPNCハンドオーバ情報要素を含むビーコンの送信から一定時間、ピコネットに属するDEVからの、新制御局からのビーコンを受信できない旨のメッセージを待つ。一定時間内にこのメッセージを送信してきたDEVが、新制御局からのビーコンを受信できないDEVであると、図8のステップ806でPNC1は判定する。そこで新制御局からのビーコンを受信できないDEVのIDを、圏外DEVIDとして保存する。もちろんステップ806における判定の方法はこの方法に限られることはない。たとえば、新制御局(本実施形態ではDEV7)により、新制御局とピコネット内の各DEVとの通信を要求させ、通信ができないDEVのIDをDEV7からPNC1に通知してもPNC1において同様の判定は可能である。
新制御局からのビーコンを受信できないDEVを特定し、圏外DEVIDとして保存したPNC1は、その圏外DEVIDで示されるDEVをアソシエーションさせるチャイルドピコネットで利用するチャネルを確保する。これは、空きチャネルでも良いし、圏外となるDEVにより利用されているチャネルであっても良い。そして、本来圏外DEVからのアソシエーション要求メッセージを受信した際に実行されるアソシエーション処理を、PNC1がアソシエーション要求を受けることなく単独で実行する。すなわち、PNC1内部において、圏外のDEV(DEV2およびDEV3)をメンバとするチャイルドピコネットを新たに構築する。そして、チャイルドピコネットIDを通知するためのメッセージを、そのメンバである端末DEV2およびDEV3に送信する(807)。もちろん必要であれば他の情報も送信する。たとえばチャイルドピコネットが使用できるチャネルの位置など、チャネルを特定するの情報が必要であれば、その情報も送信される。このようにして、チャイルドピコネットのためのチャネルを、ハンドオーバに先立ってあらかじめ確保し、そのうえアソシエーションまで済ませておく。
その後、PNCがDEV1からDEV7に交替する(808)。すなわち、PNCが有する管理情報が新PNCに送信されて引き継がれる。引き継がれる情報には例えばアソシエーションしている端末のID等の情報や、そのピコネットを親ピコネットするチャイルドピコネットやネイバーピコネットのIDが含まれる。さらに、そのチャイルドピコネットまたはネイバーピコネットに割り当てられているチャネルやアソシエーションしている端末のID等を特定する情報も含まれる。そのため、ハンドオーバー前に構築されたチャイルドピコネットは、ハンドオーバー後も引き続き存在し続ける。
さて、新制御局であるDEV7(PNC7と表す)は、ビーコンを送信する。本例では、このビーコンはDEV1には受信でき、DEV2およびDEV3には受信できない。DEV1はそのビーコンを受信できるので(809)、新PNCにより制御されるピコネットに引き続きアソシエーションし続ける。そしてそのあと、DEV1は、あらかじめ確保しておいたCTA(プライベートGTS)を利用して、チャイルドピコネット内の通信を行う。すなわち、確保したCTAでDEV2およびDEV3のチャイルドピコネットIDおよびCTA位置の情報を含むビーコンを送信する(811)。
一方、DEV2およびDEV3は、新制御局であるPNC7からのビーコンを受信できない。このため、従来であれば図9のように新たなピコネットを構成して互いに通信するところである。しかし本実施形態では、PNCハンドオーバに先立って、PNC1から、PNCハンドオーバ情報要素に加えて、チャイルドピコネットのピコネットIDを通知されている。そこでDEV2およびDEV3は、それまでと同一チャネルでビーコンをサーチし、PNC1からのチャイルドPNCビーコンを待つ。そして、PNC1からのビーコンを探知すると、既に確保されているチャネルを利用して、チャイルドピコネット内の通信を行う。これによりチャイルドピコネット内でDEV2とDEV3は通信を継続できる。
また、DEV2およびDEV3はPNC7からのビーコンを受信できないために、PNC7に対してアソシエーション要求を発行することもない。したがって、DEV2,DEV3は、いずれもPNC7の管理するピコネットに直接属することはない。
以上のようにして、PNCハンドオーバがあった際に、新PNCからのビーコンを受信できない端末については、それら端末を含み、元PNCが子PNCとなるチャイルドピコネットを構成する。こうすることで、新PNCからのビーコンを受信できない端末も、PNCハンドオーバ以前に接続可能であった端末と、接続可能となる。
図11は、図8のシーケンスにおける元PNC1による手順のフローチャートである。図12は、PNCハンドオーバ時に既にピコネットに属しているDEVによる実行手順のフローチャートである。新たにピコネットに加わり、新PNCとなる端末における処理手順は、IEEE802.15.3に従うのでここには特に示さない。
図11の処理はPNCの制御部707により実行される。図11の処理は、PNCがメッセージを受信すると開始される。まずメッセージの種類を判定する(S1100)。アソシエーション要求であれば、その要求元の端末とアソシエーションする(S1101)。すなわち、その要求元の端末をピコネットに追加する。そしてそのアソシエーション要求メッセージと共に受信した端末の属性(機能や性能、図10に示す情報)を参照して(S1102)、ハンドオーバするか否か決定する(S1103)。ハンドオーバするのであれば、ハンドオーバ情報要素の付加されたビーコンを送信する(S1104)。送信後、元のピコネットに属する端末から、新PNCからのビーコンを受信できない旨のメッセージを待つ(S1105)。そのメッセージを受信したなら(S1106−YES)、メッセージの送信元の端末(圏外となる端末)のIDを圏外テーブルとしてメモリ等に保存する(S1107)。そして、圏外となる端末がチャイルドピコネットで通信するためのチャネルを確保する。すなわち、CTAの要求メッセージ(CTR:チャネルタイムリクエスト)を受信した場合と同じ要領で、CTAを確保する。そして確保したCTAを用いて、圏外となる端末とチャイルドピコネットを構築するために、その圏外となる端末をチャイルドピコネットにアソシエーションする。すなわち、アソシエーション要求メッセージをそれら端末から受信した場合と同じ処理を行う(S1108)。
この後、圏外となる端末(すなわちチャイルドピコネットのDEVとしてアソシエーションされた端末)に対して、その端末が属するチャイルドピコネットIDを通知する(S1109)。もちろん必要であれば利用するチャネルを示す情報も合わせて送信する。このメッセージを受信したDEVは、自身が属するチャイルドピコネットのIDを保存しておく。最後に、元PNCから新PNCにハンドオーバするための処理を行う。すなわちPNCとして保持する管理情報を新PNCに引き渡す。PNCでなくなった元PNCの端末は、新PNCからのビーコンをサーチする(S1110)。
一方受信したメッセージが新PNCからのビーコンであれば、新PNCにより管理される親ピコネットのDEVとして動作する(S1111)。そしてステップS1107で保存されている圏外テーブルを参照する(S1112)。圏外テーブルに端末IDが登録されていれば、この手順を実行しているDEVがチャイルドPNCとなってチャイルドピコネットが構成されるている。そこでその場合には、既にステップS1108で確保したCTAをひとつのフレームとして、前述した圏外の端末を対象としてチャイルドピコネットのビーコンを送信する(S1113)。このビーコンには各端末で利用するチャネルの割り当て等の情報を含む。チャイルドピコネットに属する端末は、ステップS1108でアソシエーションされている。そのためこれ以降は、既にアソシエーションされているものとしてチャイルドピコネット内の通信を続行する(S1114)。
一方、ステップS1112で圏外テーブルに端末IDが保存されていないと判定されれば、圏外となるDEVはないため、そのまま新しいPNCの下で通信を続行する。なお、ステップS1113では、ステップS1107で保存した圏外テーブルに登録された端末IDを消去する。
図12(A)はDEVによるメッセージの受信(傍受を含む)処理であり、図12(B)はビーコンが一定間隔(スーパフレームの間隔)で受信できない場合の処理手順である。これらの処理は、DEVの制御部707で実行される。図12(A)において、メッセージを受信あるいは傍受すると、その種類を判定する(S1201)。他のDEVによるアソシエーション要求メッセージの傍受であれば、その要求元端末のIDをアソシエーション要求テーブルに登録する(S1205)。
一方、ステップS1201による判定の結果、ハンドオーバ情報要素の付加されたビーコンであれば、アソシエーション要求テーブルを、ビーコンで通知された新PNCのIDで検索する(S1202)。ヒットすれば、新PNCからの信号を当該DEVは受信できるから、次の処理に進む。一方、ヒットしなければ、新PNCからの信号を当該DEVは受信できないから、新PNCからのビーコンを受信できない旨のメッセージを、現在のPNCに対して送信する(S1204)。
図12(B)は、DEVが一定時間内にビーコンを受信できない場合(ビーコンタイムアウト)の処理の一部のフローである。ビーコンタイムアウトが生じると、図11のステップS1108でPNCから送信されるメッセージを受信済みか判定する(S1211)。この判定は、ステップS1108で送信されるメッセージに含まれるピコネットIDを保存しているか否かで判定できる。受信済みであれば、当該DEVは、既に元PNCが子PNCとなるチャイルドピコネットにアソシエーションされている。そこで、子PNCからのビーコンをサーチする(S1213)。ビーコンを受信したならチャイルドピコネットには既にアソシエーションしているから、通常のデータ通信を行う。ステップS1211で否と判定された場合には、現在のピコネットに対してディスアソシエーションし(S1212)、使用チャネルを決定してビーコンを送信する(S1213)。この後、ビーコンに応答してアソシエーション要求するDEVがいればそのDEVをメンバとする新たなピコネットが構成される。
以上の手順により、PNCハンドオーバにより、新制御局からの信号を受信できない端末があっても、その端末を新制御局により制御されるピコネットのチャイルドピコネットに組み入れることができる。それにより、ハンドオーバがあっても通信を継続できる。その際、ハンドオーバ実行前にチャイルドピコネットのチャネルを確保しておくために、チャイルドピコネットのチャネル割り当てのための時間を節約でき、円滑に通信を再開でき、通信の途絶える時間を短縮することができる。
なお、上記説明では、チャイルドピコネットを新PNCの圏外となる端末によって構成するものとしたが、チャイルドピコネットに代えてネイバーピコネットを利用しても良い。
また、実施形態では、ハンドオーバ実行前に圏外となる端末をメンバとするチャイルドピコネットを構築したが、ハンドオーバ実行後に構築しても良い。その場合には、ハンドオーバ実行後に、圏外となる端末から子PNCに対してCTRを送信してチャネルを要求し、チャネル確保後にアソシエーション要求を送信してチャイルドピコネットを構築する。
また、本実施形態では、子PNCとなる元PNCが単独でチャイルドピコネットのためのプライベートGTS(CTA)を確保し、アソシエーションを行っている。これに対して、元PNCは、圏外となるDEVに対して圏外となることを通知し、通知を受けたDEVがCTRおよびアソシエーション要求を元PNCに対して送信することで、チャイルドピコネットを構築することもできる。この様にすれば、PNCとしての動作は従前でよく、DEVとしての動作に、圏外となる通知を受けた場合の動作を付加するだけで済む。このため、本実施形態と同じ効果を上げながらも、ソフトウエアの開発が簡単化できる。
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。また本発明の目的は、前述の実施形態の機能を実現するプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明には、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の概略図 本発明の概略図 本発明の一実施例の説明図 本発明によるPNCハンドオーバー前のスーパーフレーム構成(割り当て)図 本発明によるPNCハンドオーバー後のスーパーフレームの構成図 本発明の対象となるIEEE802.15.3の基本ネットワーク構成図 通信装置(DEV)(PNC)の一構成例の図 本発明による動作シーケンス図 従来例の動作シーケンス図 IEEE802.15.3におけるPNCハンドオーバの条件 PNCによるハンドオーバ前後の処理手順の一部を示すフロー図 DEVによる処理手順の一部を示すフロー図
符号の説明
101、109、411、514、601 PNC
106、107、108、103、104、116、117、407、408、409、410、512、513,602、603、604、605 DEV
110、507 チャイルドPNC
112、111、510、509 チャイルドPNCに属するDEV
115、105、119、406、506、508、606 ビーコン信号
120 PNCハンドオーバー前の状態
118 PNCハンドオーバ後の状態
201 IEEE802.15.3におけるPNcハンドオーバーの条件
401、501 スーパーフレーム
402,403,404,505,502,503,504,505 親PNCのCTA
511 チャイルドPNCのCTA
607 データ
701 アンテナ
702 アンテナスイッチ
703 無線送信部
704 無線受信部
705 MAC部
706 インターフェイス部
707 制御部
708 記憶部
709 ビーコン構成部
710 変調部
711 復調部
712 フレーム再生部
713 フレーム構成部
714 ビーコン復調部

Claims (7)

  1. 制御局と子局それぞれの機能を有する端末により構成される通信ネットワークにおいて、制御局および各子局は、割り当てられたチャネルを利用して従属ネットワークを構築可能な通信システムであって、
    制御局が元制御局から新制御局へと交替する際に、当該通信ネットワークに属しており、かつ新制御局の通信圏外となる子局を判定する判定手段と、
    前記判定手段により通信圏外になると判定された子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築する構築手段と、
    前記構築手段により従属ネットワークが構築された後、前記元制御局から新制御局へと制御局を交替するハンドオーバ手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記判定手段は、前記通信ネットワークに属する各子局に対して、前記新制御局となる子局の識別情報を送信し、その識別情報に対応する子局により送信された前記通信ネットワークへの参加要求メッセージを傍受していないことを示すメッセージを送信してきた子局を、新制御局の通信圏外となる子局であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記構築手段は、前記判定手段により通信圏外になると判定された子局からの要求を受けることなく、当該子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記構築手段は、前記判定手段により通信圏外になると判定された子局からの要求に応じて、当該子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局と前記元制御局とを含む従属ネットワークを構築することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  5. 制御局と子局それぞれの機能を有する通信装置により構成される通信ネットワークにおいて、割り当てられたチャネルを利用して子局と従属ネットワークを構築可能な通信装置であって、
    制御局として機能しており、かつ、制御局機能を新制御局へと移す際に、当該通信ネットワークに属しており、かつ新制御局の通信圏外となる子局を判定する判定手段と、
    前記判定手段により通信圏外になると判定された子局を含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局を含む従属ネットワークを構築する構築手段と、
    前記構築手段により従属ネットワークが構築された後、前記新制御局へと制御機能を移すハンドオーバ手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 制御局と子局それぞれの機能を有する通信装置により構成される通信ネットワークにおいて、割り当てられたチャネルを利用して子局と従属ネットワークを構築可能な通信装置の制御方法であって、
    制御局として機能しており、かつ、制御局機能を新制御局へと移す際に、当該通信ネットワークに属しており、かつ新制御局の通信圏外となる子局を、判定手段により判定する判定工程と、
    前記判定工程により通信圏外になると判定された子局を含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局を含む従属ネットワークを構築手段により構築する構築工程と、
    前記構築工程により従属ネットワークが構築された後、ハンドオーバ手段により前記新制御局へと制御機能を移すハンドオーバ工程と
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 制御局と子局それぞれの機能を有する通信装置により構成される通信ネットワークにおいて、割り当てられたチャネルを利用して子局と従属ネットワークを構築可能な通信装置を制御するコンピュータにより実行可能なプログラムであって、
    制御局として機能しており、かつ、制御局機能を新制御局へと移す際に、当該通信ネットワークに属しており、かつ新制御局の通信圏外となる子局を判定する判定手段と、
    前記判定手段により通信圏外になると判定された子局を含む従属ネットワークを構築するためのチャネルを確保し、該チャネルを利用して前記子局を含む従属ネットワークを構築する構築手段と、
    前記構築手段により従属ネットワークが構築された後、前記新制御局へと制御機能を移すハンドオーバ手段と
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012099882A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Nakayo Telecommun Inc Id自動更新機能を有する無線端末

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