JP2007186872A - 軒先の雨仕舞の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軒先からの雨水や軒樋からの跳ね水が鼻板側へ回り込むことを防いで、軒樋の中に落とし込むとともに、鼻板および野地板の突出部裏面の損傷を防止する軒先の雨仕舞の構造を提供する。
【解決手段】野地板5と屋根部材6との間に挟着され、斜め下方に延出する長尺の水切り部材2と、鼻板7に固定された軒樋支持具3と、上記水切り部材2と軒樋支持具3との間に架設される雨水カバー部材1とからなり、上記水切り部材2の先端部はV字型に鼻板7側に折り曲げられて上記雨水カバー部材1の上端部11が係止する係止部21とされ、上記雨水カバー部材1の下端部は上記軒樋支持具3の軒樋4を吊持する支持桿31上面に設けられた係合爪部311と係合する係合片12とされた軒先の雨仕舞の構造A。
【選択図】図1

Description

本発明は、軒先に設けられる雨仕舞に関する。さらに詳しくは、屋根先部分からの雨水や軒樋からの跳ね水が鼻板や野地板の突出部下面等、駆体の一部に回り込まないように設けられる雨仕舞の構造に関する。
屋根先から流れ落ちる雨水は、駆体の一部である鼻板側に回り込まないよう、軒先に延設された水切りによって雨仕舞され、下方に受ける軒樋に落とし込むようにされている。すなわち、公知の軒先の雨仕舞の構造Bは、本願図2に示すように、野地板5と屋根部材6との間に挟着された水切り部材2が屋根先部分に斜め下方へ突出して設けられている。また、上記水切り部材2の先端部は折り曲げられ、この折曲部2aは、鼻板7に固定された軒樋支持具3によって吊持される想像線で示す軒樋4の上方開口に臨んでいる。
しかしながら、上記水切りの施工は屋根業者が担当し、軒樋工事は樋工事専門業者が施工するため、雨水の軒樋への流下位置の調節等が十分に行われるとはいい難く、水切りからの雨水が鼻板に回り込んで鼻板を腐食させ、あるいは、軒樋からの跳ね水が野地板の軒先への突出部の下面を湿らせ、傷めるという問題がある。
特開2002−188258号公報(第1〜3頁、第1図)
本発明は上記問題を解決して、屋根先から流れ落ちる雨水や軒樋からの跳ね水が鼻板側へ回り込むことを防いで軒樋開口の中に落とし込むことができるとともに、鼻板等の損傷を防止する軒先の雨仕舞の構造を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、野地板と屋根部材との間に挟着され、斜め下方に延出する長尺の水切り部材と、鼻板に固定された軒樋支持具と、上記水切り部材と軒樋支持具との間に架設される雨水カバー部材とからなり、上記水切り部材の先端部はV字型に鼻板側に折り曲げられて上記雨水カバー部材の上端部が係止する係止部とされ、上記雨水カバー部材の下端部は上記軒樋支持具の軒樋を吊持する支持桿上面に設けられた係合爪部と係合する係合片とされた軒先の雨仕舞の構造が提供される。
請求項2に記載の軒先の雨仕舞の構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記雨水カバー部材の上端部は上記水切り部材の先端のV字溝に内嵌するようにV字型に延設されるとともに、両者の重なり合う部分が固定手段によって固定されることが好ましい。固定手段としては、とくに限定されるものではないが、例えば、リベット等で適当な間隔をおいて固定することが好ましい。
請求項3に記載の軒先の雨仕舞の構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記雨水カバー部材が弾性材料から形成されることが好ましい。例えば、ステンレススティール、鉄、アルミ等の金属類、上記した金属類にアクリル樹脂等をコーティングしたもの、単にアクリル等の樹脂を成形したもの等、強度と耐久性のある弾性材料であれば、とくに限定されることなく用いることができる。
請求項1に記載の発明にかかる軒先の雨仕舞の構造は上記のとおりであり、長尺の水切り部材と、鼻板に固定された軒樋支持具と、上記水切り部材と軒樋支持具との間に架設される雨水カバー部材とからなり、この雨水カバー部材が、暴風雨の際に横殴りの雨や軒樋から跳ね返った雨水が鼻板の前面に降りかかることを防ぐとともに、雨水カバー部材の上端部が、水切り部材の先端を伝って雨水が後上方に逆流することを防ぐため、鼻板および野地板の前方突出部下面が保護され、腐食等によって損傷することを防止できる。
請求項2に記載の軒先の雨仕舞の構造は上記のとおりであり、請求項1の軒先の雨仕舞の構造の有する効果に加え、上記雨水カバー部材の上端部は水切り部材先端のV字溝に内嵌するようにV字型に延設されるとともに、両者の重なり合う部分がリベット等の固定手段によって適当な間隔で固定されるため、雨水カバー部材が外れることなく、しっかりと取り付けられる。
請求項3に記載の軒先の雨仕舞の構造は上記のとおりであり、請求項1の軒先の雨仕舞の構造の有する効果に加え、上記雨水カバー部材が弾性材料から形成されているため、その上端部を水切り部材のV字溝に弾性的に内嵌して係止できるとともに、上記雨水カバー部材の下端部が軒樋支持具の支持桿上面に設けられた係合爪部に係合する係合片とされているため、しっかりと弾性係合することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は本発明にかかる軒先の雨仕舞の構造Aを示す断面図である。図1に示すように、上記軒先の雨仕舞の構造Aは、野地板5と屋根部材6との間に挟着され、斜め下方に延出する長尺の水切り部材2と、鼻板7に固定された軒樋支持具3と、長尺の雨水カバー部材1とからなるとともに、上記水切り部材2の先端はV字型に鼻板7側に折り曲げられ、上記雨水カバー部材1の上端部11が係止する係止部21とされている。また、想像線で示す軒樋4は軒樋支持具3によって吊り下げ支持される。
図1に示されているように、雨水カバー部材1の上端部11は上記水切り部材2の先端の係止部21のV字溝に内嵌するように、該係止部21と略同様にV字型に延設され、かつ、雨水カバー部材1自身が弾性材料から形成されているため、しっかりと弾性係止される。さらに、上記係止部21と雨水カバー部材1の上端部11との重なり合う部分はリベット8等の固定手段で適当な間隔で固定される。このようにリベット8で固定することによって、雨水カバー部材1は外れることなく、しっかりと水切り部材2の先端に取り付けられる。
また、図1に示すように、軒樋支持具3の支持桿31には係合爪部311が設けられ、この係合爪部311に雨水カバー部材1の下端部が係合片12としてしっかりと弾性係合する。
このようにすることによって、水切り部材2の先端の係止部21と軒樋支持具3の支持桿31設けられた係合爪部311との間に長尺の雨水カバー部材1がしっかりと架設され、暴風雨の際に、横殴りの雨や軒樋から跳ね返った雨水が鼻板7の前面に降りかかることを防ぐ。また、雨水カバー部材1の上端部11によって、水切り部材2の先端を伝って雨水が後上方に逆流することが妨げられ、このように、雨水カバー部材1によって鼻板7および野地板5の前方突出部下面は保護され、腐食等による損傷を効果的に防ぐことができる。なお、本実施形態において、雨水カバー部材1はその側面部がやや屈曲した状態で架設されているが、平板でも、また他の形態でもよく、このように本発明は、種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り本発明の技術的範囲に属する。
本発明にかかる軒先の雨仕舞の構造を示す断面図である。 公知の軒先の雨仕舞の構造を示す断面図である。
符号の説明
A 本発明にかかる軒先の雨仕舞の構造
1 雨水カバー部材
11 上端部
12 係合片
2 水切り部材
21 係止部
3 軒樋支持具
31 支持桿
311 係合爪部
4 軒樋
5 野地板
6 屋根部材
7 鼻板
8 リベット
B 公知の軒先の雨仕舞の構造
2a 折曲部

Claims (3)

  1. 野地板と屋根部材との間に挟着され、斜め下方に延出する長尺の水切り部材と、鼻板に固定された軒樋支持具と、上記水切り部材と軒樋支持具との間に架設される雨水カバー部材とからなり、上記水切り部材の先端部はV字型に鼻板側に折り曲げられて上記雨水カバー部材の上端部が係止する係止部とされ、上記雨水カバー部材の下端部は上記軒樋支持具の軒樋を吊持する支持桿上面に設けられた係合爪部と係合する係合片とされた軒先の雨仕舞の構造。
  2. 上記雨水カバー部材の上端部は上記水切り部材の先端のV字溝に内嵌するようにV字型に延設されるとともに、両者が重なり合った部分が固定手段によって固定される請求項1に記載の軒先の雨仕舞の構造。
  3. 上記雨水カバー部材が弾性材料から形成された請求項1に記載の軒先の雨仕舞の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127274A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒先水切り構造
JP2009150149A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒樋水切り構造
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