JP2007183890A - 生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム - Google Patents

生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007183890A
JP2007183890A JP2006003100A JP2006003100A JP2007183890A JP 2007183890 A JP2007183890 A JP 2007183890A JP 2006003100 A JP2006003100 A JP 2006003100A JP 2006003100 A JP2006003100 A JP 2006003100A JP 2007183890 A JP2007183890 A JP 2007183890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
daily load
daily
data
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006003100A
Other languages
English (en)
Inventor
Migaku Sakata
磨 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2006003100A priority Critical patent/JP2007183890A/ja
Publication of JP2007183890A publication Critical patent/JP2007183890A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/02Alarms for ensuring the safety of persons
    • G08B21/04Alarms for ensuring the safety of persons responsive to non-activity, e.g. of elderly persons
    • G08B21/0407Alarms for ensuring the safety of persons responsive to non-activity, e.g. of elderly persons based on behaviour analysis
    • G08B21/0423Alarms for ensuring the safety of persons responsive to non-activity, e.g. of elderly persons based on behaviour analysis detecting deviation from an expected pattern of behaviour or schedule
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/02Alarms for ensuring the safety of persons
    • G08B21/04Alarms for ensuring the safety of persons responsive to non-activity, e.g. of elderly persons
    • G08B21/0438Sensor means for detecting
    • G08B21/0484Arrangements monitoring consumption of a utility or use of an appliance which consumes a utility to detect unsafe condition, e.g. metering of water, gas or electricity, use of taps, toilet flush, gas stove or electric kettle

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Gerontology & Geriatric Medicine (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Social Psychology (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】個人ごとに電力の使用量を用いて異常が発生しているかどうかを判定し、異常が発生している場合は通知を行うこと。
【解決手段】通信ネットワークを介してサーバと利用者宅側に設置されるクライアント端末が通信可能に接続されるシステムであり、サーバにおいて、利用者の日々の電力の使用状況をパターン化したデータと、利用者宅近辺に設置されるクライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、データベースに保存する手段と、パターン化したデータとクライアント端末より受信して保存した電力使用量のデータを比較して差分を抽出する手段と、抽出した差分と予め定めた閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する手段と、異常発生が検出された時に予め定めた宛先に通知する手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば独居老人などの利用者の日々の生活状況を監視し、異常を発見した時は、外部に通知を行う生活状況監視システム、装置、方法およびプログラムに関し、特に利用者の電力使用量の日負荷データを利用者のパターンと比較することで異常を発見すること、および様々に機器に電源を投入した際に現れる突入電流のパターンと日負荷データを比較することで利用者の行動を判定することを可能とする生活状況監視システム、装置、方法およびプログラムに関する。
独居老人などの遠隔監視を電力の使用状況より判定を行う技術として従来は、図1に示すように、電力会社F11には利用者の電力使用量などを含む利用者情報データベースF14が存在し、利用者F13が電力を消費する際には電力会社F11から配電盤F12を通して電力の供給が行われる。各利用者の電力の使用量は、担当者が利用者宅に出向かい計測してきた値を利用者データベースに取り込んで行っている。故に利用者ごとにリアルタイムな情報が収集されているわけではなく、利用者の生活状況としては過去の情報を知ることができるのみであり、緊急を要する異常事態発生には対応できていない。また日ごとに電力使用量の日負荷曲線が一定値を示した時に異常と判定することは可能ではあるが、判定が遅すぎるため有効ではなかった。
また、従来の電力使用量の監視として、特許文献1では、機器が使用する電流量を検知する装置と、それを応用し、機器の異常検知や寿命予測を行い機器の正常な利用に貢献するシステム、複数機器使用時に電力供給許容量を超過によるブレーカー遮断を未然に防ぐシステム、及び機器の利用状況異常を検知し対処するシステム等を提供する技術を提案している。
特開平9−145743号公報
しかし従来行っている、日々担当者が手動で行う電力使用量の収集にてリアルタイムに電力使用量の異常を検出するのは人的資源に困難があり、非現実的である。
また、上記特許文献1で提案されている技術では、機器が使用する電流量を検知することで機器の異常などを検知することができるが、検知した内容を通信ネットワークを介して外部に通知したり、検知した内容を機器の突入電流と比較して機器の電源投入を特定したりすることは行っていない。
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、利用者宅にて電力使用量を計測しその内容を外部のサーバに通知し、外部のサーバが受信した電力使用量の遷移などの内容により異常を検知し、異常が発生したと判定できる場合は、予め定めた宛先に通知すること、さらに、受信した電力使用量により機器固有の突入電流のパターンを用いて機器の電源投入が行われた時刻などを特定することができる生活状況監視システム、装置、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係わる生活状況監視システムは、通信ネットワークを介して個人の生活状況を監視する生活状況監視サーバとクライアント端末が通信可能に接続されている生活状況監視システムであって、利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷パターンデータと、クライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、日負荷データベースに保存する日負荷データ保存手段と、前記利用者対応日負荷パターンデータと、前記クライアント端末より受信して保存した日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較手段と、前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出手段と、前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、生活状況監視サーバは、利用者の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷パターンデータと、利用者の生活に異常が発生したことを示す利用者対応日負荷差分閾値データとを有し、クライアント端末より受信する電力使用量の日負荷データと利用者対応日負荷パターンデータと比較してその差分を作成し、その差分が利用者対応日負荷差分閾値データを越えている場合は異常と判定し、外部に通知することができるので、利用者の家族などの関係者は安心して一人暮らしの支援ができる。
好ましくは、日負荷パターンデータは、過去の実績に基づき作成する、もしくは利用者対応に日々の生活に合わせ予め作成するように構成する。
本発明では、異常を判定するのに必要な日々の定常的な生活を示す日負荷パターンデータを、利用者の過去の実績もしくは、利用者の生活に合わせて予め作成することで、異常の検知に対応することができる。
さらに好ましくは、過去の予め定めた期間の日負荷データの統計を取ることにより前記利用者対応日負荷パターンデータに補正を行って新たな利用者対応日負荷パターンデータを作成する日負荷パターン補正手段とを備えるように構成するもの良い。
本発明では、時間を経るごとに変化する利用者の生活状況を踏まえて、利用者対応日負荷パターンデータを補正することができるので、常に現状の生活に近いパターンデータを用いて生活状況を判定することができ、正確性が高い。
また、異常発生通知手段は、利用者ごとに登録された宛先対応に、異常発生の通知を行うか否かの選択内容に従って異常発生通知を行うように構成するのも好ましい。
本発明では、異常が検出された時に、利用者の関係者に通知することができるので、利用者の家族などの関係者は安心することができる。
さらに、異常発生検出の通知は、電話、FAX、電子メールの少なくとも一つを用いて行うように構成するのも好ましい。
本発明では、電話、FAX、電子メールなどを用いて利用者に異常が発生したことを直ちに通知することができるので、素早く異常に対応することが可能となる。
好ましくは、外部より通信ネットワークを介して特定のプロトコルを用いて情報の入力を行う外部情報入力手段と、前記外部情報入力手段を用いて入力された監視の開始時刻および終了時刻を取得し保存する監視時間帯データベースとを備え、前記日負荷パターン比較手段、異常発生検出手段、異常発生通知手段は、前記期間内のみ動作するように構成する。
本発明では、外部より通信ネットワークを介してHTTPなどの特定のプロトコルを用いて情報の入力を行えるようにすることで外部より入力された内容をデータベースに取り込むことができ、監視の開始時刻・終了時刻を外部よりシステムに入力することができるので、利用者の関係者は、どこにいても利用者の生活状態を監視することができる利便性を享受することができる。
さらに好ましくは、利用者の日々のスケジュールを保存するスケジュールデータベースと、外部より通信ネットワークを介して特定の通信プロトコルを用いて、利用者の日々のスケジュールを前記スケジュールデータベースに登録したり、編集したりするスケジュール登録編集手段とを備えるように構成する。
本発明では、外部より通信ネットワークを介して利用者のスケジュール情報を入力したり、編集したりすることができるので、利用者に代わって遠方からでもスケジュールを登録することができるという利便性を利用者および利用者の関係者に与えることが可能となる。
また、利用者の日々のスケジュールに登録した時刻になった時、もしくは登録した時刻になる前に警告通知を行う予定時刻警告手段とを備えるように構成するのも好ましい。
本発明では、登録したスケジュールの時刻が近づいた時、もしくはまさにその時刻に利用者にアラームなどの警告を行うことができるので、利用者はスケジュール通りに行うべき、例えば薬の服用などの作業を正しく行うように支援することが可能となる。
さらに、利用者の日々のスケジュールを保存するスケジュールデータベースは、登録する項目ごとに利用者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を保存するエリアを含むように構成するのも好ましい。
本発明によれば、嗜好の度合いを含めてスケジュールの登録を行うことができるので、登録された嗜好により警告の方法を変更するなどの利用者の嗜好に合わせた作業を行うことができる。また、嗜好の変化を検出することによって高齢者の異常の兆候を早期に発見することができる。
さらに好ましくは、電力を使用する装置に電源が投入された時に見られる突入電流のパターンを前記装置ごとに保存する突入電流パターンデータベースと、前記日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する突入電流判定手段とを備えるように構成する。
本発明によれば、突入電流のパターンを調べることで、利用者が行った電気機器の電源投入の状況が分かるので、利用者の生活パターンに沿った生活をしているか、または通常と異なる行動をしていないかどうかなどを外部より利用者の関係者などが判断することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係わる生活状況監視装置は、通信ネットワークを介して通信可能に構成されている生活状況を監視する生活状況監視装置であって、利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷データと、測定した日々の電力の使用状況を日負荷データベースに保存する日負荷データ保存手段と、前記利用者対応日負荷データと、前記日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較手段と、
前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出手段と、前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知手段と、を備えたことを特徴とする。
さらに、過去の予め定めた期間の日負荷データの統計を取ることにより前記利用者対応日負荷パターンデータに補正を行って新たな利用者対応日負荷パターンデータを作成する日負荷パターン補正手段と、を含むように構成されるのも好ましい。
さらに好ましくは、電力を使用する装置に電源が投入された時に見られる突入電流のパターンを前記装置ごとに保存する突入電流パターンデータベースと、前記日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する突入電流判定手段と、を備えるように構成する。
上記目的を達成するため、本発明に係わる生活状況監視方法は、通信ネットワークを介して個人の生活状況を監視する生活状況監視サーバと、クライアント端末が通信可能に接続されている個人の生活状況監視を行う生活状況監視方法であって、クライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、日負荷データベースに保存する日負荷データ保存ステップと、利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷データと、前記クライアント端末より受信して保存した日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較ステップと、前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出ステップと、前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知ステップと、を含むことを特徴とする。
好ましくは、電力を使用する装置に電源が投入された時に見られる突入電流のパターンを前記装置ごとに保存する突入電流パターンデータベースを参照して、前記日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する突入電流判定ステップと、を含むように構成する。
上記目的を達成するため、本発明に係わる生活状況監視プログラムは、個人の生活状況の監視を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、クライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、日負荷データベースに保存する日負荷データ保存処理と、利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷データと、前記クライアント端末より受信して保存した日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較処理と、前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出処理と、前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知処理と、をコンピュータ上で動作させることを特徴とする。
本発明によれば、通信ネットワークを介して利用者の生活状況を外部より確認することができ、監視したい時間帯を指定しての監視ができ、利用者ごとの日負荷パターンデータと日々の日負荷データを比較することが異常を発見することができ、利用者のスケジュールを登録することができ、電源を投入した電化製品などを特定することができるので、利用者の家族などの関係者は安心して利用者の生活を見守ることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図2に本発明の概略構成図を示す。図1の従来の構成に加えて通信ネットワーク4と、利用者の関係者F21が追加されており、図1に利用者情報DBであるF14に替わって利用者情報DBなどのDBであるF22が電力会社F11に設けられている。電力会社F11、利用者F13、利用者の関係者F21は通信ネットワーク4を介して通信可能に接続されている。また利用者情報DBなどのDBであるF22には、利用者別の電力使用量、日負荷曲線データ、突入電流の推移などが保存される。
利用者F13が使用する電力量は電力会社F11から配電盤F12を通して利用者F13に給電され、利用者宅では電力使用量を例えば、リアルタイムに計測し通信ネットワーク4を介して電力会社F11などに設置されるサーバなどに通知を行い、サーバは受信した利用者ごとの電力使用量を利用者情報DBなどのDBであるF22に保存する。さらに、例えば利用者の子供などの利用者の関係者F21は通信ネットワーク4を介して利用者F13の電力使用量の状況を監視したり、利用者F13のスケジュールなどを書き込んだりすることができるように構成されている。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係わる機器の接続構成とネットワーク構成、機器の概略構成を示す図である。本生活状況監視システム1は、通信ネットワーク4を介して利用者の生活状況の監視を行う生活状況監視サーバ2、本システムを利用する利用者宅に設置されるクライアント端末5および利用者の家族などの関係者などが利用する外部端末6が通信可能に接続されている。
利用者宅には、クライアント端末5と、電力使用量計測装置8が設置されており、電力使用量計測装置8がリアルタイムに取得した電力使用量はクライアント端末5に通知され、クライアント端末5が通信ネットワーク4を介して生活状況監視サーバ2に通知し、生活状況監視サーバ2が様々な機能を有して異常検出を行い、異常発生を通信ネットワーク4を介して予め定めた利用者の家族などの関係者になどの動作を行うものである。
図4に、本発明の第1の実施の形態に係わる生活状況監視システム1の機能ブロック図を示す。この図において、生活状況監視システム1は、個人またはグループなどの生活状況の監視などの運営を行っているケアーセンターなどの会社、利用者宅に電力を供給する電力会社またはサービス事業者などにより管理、運営される。
生活状況監視システム1は、通信ネットワーク4を介してデータの送受信を行うための送受信部12、送受信部12から受け取ったデータの処理、およびその他のさまざまな処理を行う中央演算処理部13、データを記憶するための記憶部14、および、中央演算処理部13との間でデータの入出力を行う入力部15と表示部16から構成されている。入力部15と表示部16はマンマシンインタフェースの機能を有する部分である。送受信部12は通信プロトコルの機能を有する部分である。
本実施の形態における生活状況監視システム1は、入力部15および表示部16を備えているが、本システムへの入出力は図示していないシリアル回線もしくは通信ネットワーク4を経由して外部から行われることも可能である。
さらに、中央演算処理部13は、送受信部12との間でデータの受け渡しを行う送受信処理手段(機能)131、入力部15あるいは表示部16とデータの受け渡しを行う入出力処理手段(機能)132、入出力処理手段(機能)132または送受信処理手段131を介して受信した利用者情報、閾値情報、宛先情報、突入電流パターンなどの情報を登録する情報登録手段(機能)133、利用者宅より通知される電力使用量を日負荷データベース(DB)143に保存する日負荷データ保存手段(機能)134、保存した利用者の電力使用量と利用者の日負荷パターンデータとを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較手段(機能)135、利用者ごとに異なる電力使用量の日負荷パターンのデータを過去のデータを基にして補正を行う日負荷パターン補正手段(機能)136、抽出した日負荷パターンデータとの差分を利用者ごとの閾値情報を保存している利用者対応日負荷差分閾値データ144と比較して予め定めた閾値を越えた時に異常発生とみなす異常発生検出手段(機能)137、異常発生を検出した時に予め定めた宛先に異常が発生したことを通知する異常発生通知手段(機能)138、利用者の家族などが外部より通信ネットワーク4を介して利用者の状況を監視したい時間帯などを投入する際に情報入力を可能とする外部情報入力手段(機能)139、利用者のスケジュールを登録したり、修正したりする機能を有するスケジュール登録編集手段(機能)13A、スケジュールに登録した日時に成った時もしくは近づいた時に利用者に警告を発する予定時刻警告手段(機能)13B、機器の電源を投入するに際して機器ごとに特徴のある電流のパターンを示す突入電流が日負荷データに見られるかを判定する突入電流判定手段(機能)13Cから構成される。
また、記憶部14は、本生活状況監視システム1を利用して生活状況の監視を行う対象である利用者の情報を保存する利用者情報データベース(DB)141、利用者の電力の使用パターンを保存する利用者対応日負荷パターンデータ142、日ごとの電力使用量の推移をデータとして保存する日負荷データベース(DB)143、利用者ごとの日負荷パターンデータと対象の日負荷データとの差分が閾値を越えた場合に異常発生とみなす場合の閾値を保存する利用者対応日負荷差分閾値データ144、利用者の家族などが監視したい期間として登録する監視期を保存する監視時間帯データベース(DB)145、利用者の家族などが登録する日々のスケジュールを利用者ごとに保存するスケジュールデータベース(DB)146、機器の電源を投入するに際して機器ごとに特徴のある電流のパターンを示す突入電流のパターンを保存する突入電流パターンデータベース(DB)147から構成されている。
クライアント端末5は、本生活状況監視システム1が行うサービスを利用する利用者の宅内に設置される端末である。クライアント端末5は、通信ネットワーク4を介して、データの送受信を行うための送受信部52、送受信部52からのデータの処理を行う図示していない中央演算処理部、中央演算処理部との間でデータの入出力を行う入力部55と表示部56、および電力の計測を行う電力使用量計測装置8とのインタフェース部分であり電力使用量計測装置8から計測した電力使用量を受信したり、電力使用量計測装置8に制御指令を出したりする電力制御部IFである57から構成されている。本実施の形態ではクライアント端末5と電力使用量計測装置8が別々に構成されているが、一体化して1つの装置として存在しても良い。
外部端末6は本生活状況監視システム1に通信ネットワーク4を介してアクセスして利用者のスケジュールを確認したり、スケジュールを登録・編集するために使用される端末であり、利用者の家族やスケジュールの確認を行ったりサポートしたりする支援会社などに設置されるパソコンなどの端末である。
外部端末6は、通信ネットワーク4を介して、データの送受信を行うための送受信部62、送受信部62からのデータの処理を行う中央演算処理部63、中央演算処理部63との間でデータの入出力を行う入力部65、および表示部66で構成されている。
通信ネットワーク4は、利用者が独自に敷設した専用の通信網または、通信事業者から借り受けた回線をある定めたIPプロトコルを用いてスケジュール管理サーバ2、クライアント端末5、外部端末6を接続する通信網である。例えば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)、CATV(Community Antenna TeleVision)、広域LAN(Local Area Network)、電力線搬送通信(Power Line Communications)などの回線を使用することが可能である。
図5は、本生活状況監視システム1を利用する利用者の各種情報を保存する利用者情報DB141のデータ構成例を示す。利用者情報DB141には、利用者ごとに「利用者ID」、「パスワード」、「氏名」、利用者の「住所」、「電話番号」、「電子メールアドレス」および「電力使用状況」、年齢や性別などの「属性情報」、外出好き嫌い/AV機器好き嫌い/冷暖房機器好き嫌い/TV番組好き嫌いなどの「嗜好情報」などが保存されている。
図6は、利用者対応日負荷パターンデータ142のデータ構成例である。利用者ごとに一日の時間帯を30分ごとに分けた欄にパターンとしての適切な電力使用量などのデータが保存される。区切りは30分ごと以外にも10分。ごと、1時間ごとなどのように動作させる上で適切な値を特定して決定されても良い。また、各欄には電力の使用量のみではなく、使用の増加量をベクトルとして持たせても良い。
図7は、日負荷DB143のデータ構成例を示す。利用者ごとに、年月日ごとに利用者の電力使用量が30分ごとに保存されている。
図8は、利用者対応日負荷差分閾値データ144のデータ構成例である。図8(1)は、システム全体として利用者に関係なく閾値を定めて登録する場合のデータ構成であり、図8(2)は、利用者ごとに閾値を定めた場合のデータ構成例である。本実施の形態では、日負荷パターンデータからの許容増減値を登録するように構成されている。日負荷パターンデータがベクトルで登録されている場合は、このデータもベクトルで登録されている。
図9は、監視時間帯DB145のデータ構成例を示す。利用者の家族などの関係者などから登録される利用者の監視を行う監視時間帯は、利用者ごと、および日ごとに、登録する時間を登録できるように構成されている。本実施の形態では、利用者「○○ 一郎」の2005年12月15日の監視時間帯は、「07:00−09:30」、「12:00−14:00」、「18:00−19:30」の3つの時間帯が登録されている。さらに登録した利用者の関係者の情報が登録されても良い。
図10は、スケジュールDB146のデータ構成例である。本実施の形態では、利用者ごと、1日を30分ごとに区切った枠にその時間帯で行うべき内容が登録されている。例えば、利用者「○○ 一郎」の2005年10月15日の「13:00−13:30」は「ウォーキング」が登録されている。
図11は、突入電流パターンDB147のデータ構成例である。機器ごとに突入電流のパターンが登録されている。本実施の形態では、機器が「炊飯器」の場合は、「パターンζ」であり、定常電流からのピーク値が、「定常電流からのピーク値#4」であり、ピーク値の幅が、「ピーク値の幅#4」であることが登録されている。
図12は、利用者宅の」電量の使用に異常を検出した時に通知する宛先を保存する通知宛先のデータ構成例である。利用者ごとに複数の通知者を登録することができ、その各々の通知者ごとに、「お客様ID」、「氏名」、「住所」、「電話番号」、「FAX番号」、「電子メールアドレス」、「パスワード」、「アンケート」、電話/FAX/電子メールなどの「通知方法」が登録されている。
図13は、利用者の一日の電力の使用量を示す日負荷曲線の例である。本実施の形態では1時間ごとにプロットしているが、30分ごとや10分ごとなどのように最適な値を決めて電力の使用量を収集しプロットしても良い。
第1の実施の形態における生活状況監視システム1は以上のように構成され、以下にその動作をフローチャートなどを用いて説明する。
[1. 情報の登録]
図14は、生活状況監視システム1にて使用する情報を登録する「情報登録ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は情報登録手段133が行う動作であり、以下図14を用いて処理を説明する。利用者情報、閾値情報、宛先情報、突入電流パターンなどの情報の登録は、生活状況監視サーバ2の入力部15および表示部16に接続されているキーボードや画面を用いて直接登録を行う。
図示していないシリアル回線などを用いてパソコンを端末として使用して接続するか、社内のLAN(Local Area Network)や通信ネットワーク4を介して外部からネットワーク越しに接続してログインして設定を行ったりすることも可能である。ネットワークを経由して情報の設定を行う場合は、セキュリティを強化してIDおよびパスワードの送信およびデータの送受信情報を暗号化を行うことが望ましい。以下、生活状況監視サーバ2に直接つながっているキーボードを用いて登録を行う場合の処理手順について図14を用いて説明する。
まず、キーボードを操作して本生活状況監視システム1(実際は生活状況監視サーバ2に接続される)に対してログイン要求を行う(S141b)。生活状況監視サーバ2はログイン要求を受信し(S141a)、システムへログインするためのIDとパスワードの要求を行う(S142a)。ID/パスワードの要求は表示部16を介してモニタ画面などに表示され(S142b)、操作者が入力したID/パスワードの内容が生活状況監視サーバ2に通知され(S143b)、生活状況監視サーバ2は情報を受信する(S143a)。
生活状況監視サーバ2は、利用者情報DB141内の利用者IDとパスワード情報を取得し、受信したID/パスワードと合致しているかを判定する(S144a)。ID/パスワードが合致しない場合は、ステップS142aに戻り再度上記処理を繰り返す。ID/パスワードが合致すると生活状況監視サーバ2は、作業の選択画面などを送信する(S145a)。本画面にて各種情報の登録を選択することができる。
操作者のモニタ画面には受信した選択画面が表示され(S144b)、操作者が選択した内容として利用者情報、閾値情報、宛先情報、突入電流パターンなどのどれかの情報の登録作業を選択したことが通知される(S145b)。要求を受信した(S146a)情報登録手段133は、前述の利用者情報、閾値情報、宛先情報、突入電流パターンに関連する情報などの入力画面を作成し、表示部16を通して操作者が扱っている画面に表示させる(S147a)。
操作者は画面(S146b)を見ながら利用者情報、閾値情報、宛先情報、突入電流パターンに関連する情報などをキーボードで入力する。入力された情報は入力部15を介して情報登録手段133に通知される(S147b)。情報登録手段133は、入力された(S148a)利用者情報、閾値情報、宛先情報、突入電流パターンに関連する情報などを、それぞれ、利用者情報DB141、宛先情報データ、利用者対応日負荷差分閾値データ144、突入電流パターンDB147に登録する(S149a)。
次に情報登録手段133は、入力を継続するか終了するかを選択する画面を作成して画面に表示する(S14Aa)。画面に表示された画面を見て(S148b)、操作者が選択した内容が入力部15より情報登録手段133に通知される(S149b、S14Ba)。受信した内容を判定(S14Ca)して、終了が選択された場合は本ルーチンを終了する。継続が選択された場合(S14Caのnoのルート)は、ステップS147aに戻り、処理終了が選択されるまで上記動作を繰り返す。
なお、本実施の形態においてはステップS14Aaにて入力を終了するか継続するかを判定するような構成になっているが、継続して行わなければならないような登録内容の時は上記のS14Aa〜14Caに記載のステップの動作は行わず直ちにステップS147aに戻って継続して入力情報を打ち込む画面を送信する動作を行う。また、入力する情報の登録が済んだ場合は、別の画面に遷移するなどその他の手順が行われても良い。
[2. 電力使用量の登録]
図15は、利用者が使用している電力使用量を生活状況監視サーバ2が受信して日負荷DB143に保存する「日負荷データ保存ルーチン」が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は、日負荷データ保存手段134が行う動作であり、以下図15を用いて処理を説明する。
電力の使用量をリアルタイムに計測している電力使用量計測装置8から電力使用量を電力計測部IF57から受信(S151b)すると、クライアント端末5は、受信した電力使用量を生活状況監視サーバ2に送信する(S152b)。生活状況監視サーバ2は情報を受信し(S151a)、その内容をチェックする(S152a)。チェックの結果に問題が有れば、エラーを通知し再送要求を行い(S154a)、処理を終了する。
エラーの通知を受信(S153b)したクライアント端末5は、ステップS152bに戻り再度受信した電力使用量を送信する。受信したデータに問題が無かった場合は、受信成功通知を行い(S153a)、受信したデータを利用者の日負荷DB143に保存して(S155a)処理を終了する。
なお、本実施の形態では電力の使用量は周期的に取得し、その周期で受信したデータを送信しているが、受信したデータを一旦クライアント端末5に溜め込んでから、より長い周期で生活状況監視サーバ2に通知するというのも可能である。
[3. 日負荷データの比較]
図16は、受信した利用者の電力使用量と利用者対応の日負荷パターンデータとを比較してその差分を抽出する「日負荷データ比較ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は日負荷パターン比較手段135が行う動作であり、以下図16を用いて処理を説明する。
まず、日負荷DB143より利用者の日負荷データを取得する(S161)。次に、利用者対応日負荷パターンデータ142より利用者のパターンデータを取得する(S162)。取得した上記値を比較し、その差分をバッファに出力し(S163)、現状使用している日負荷パターンデータの補正を行うため「日負荷パターン補正ルーチン」を起動する(S164)。次に全利用者の日負荷データを処理したかどうかを判定し(S165)、終了していない場合は、次の利用者を指定して(S166)、ステップS161に戻り上記動作を全ての利用者の分終了するまで繰り返し行う。
全ての利用者の処理を終了した後、利用者ごとに異常が発生していないかどうかを検出するため、「異常発生検出ルーチン」を起動する(S167)。「異常発生検出ルーチン」から戻ってきた後、利用者を指定して、異常が発生しているかを判定し(S168)、異常がない場合はステップS16Aに進む。異常が発生している場合は、予め定めた宛先に通知するために「異常発生通知ルーチン」を起動して(S169)ステップS16Aに進む。
次に、全ての利用者の処理が終了したかどうかを判定し(S16A)、終了していない場合は次の利用者を指定して(S16B)、ステップS168に戻り、全ての利用者の処理が終了するまで上記処理を繰り返す。全利用者の処理が終了した場合は処理を終了する(S16Aのyesのルート)。
[4. 利用者対応日負荷パターンデータの補正]
図17は、過去の予め定めた期間の日負荷データの統計を取ることにより前記利用者対応日負荷パターンデータに補正を行って新たな利用者対応日負荷パターンデータを作成する「日負荷パターン補正ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は日負荷パターン補正手段136が行う動作であり、以下図17を用いて処理を説明する。
まず、単位時間の過去のデータを集計し平均を出すように、データを加算し(S171)、予め定めた全ての過去のデータに対して上記加算処理を行う(S172、S173)。次に、対象となる全てのデータの平均値を演算し、算出対象の単位時間の新たなパターンデータとして利用者対応日負荷パターンデータ142に登録する。上記動作を1日分の全ての単位時間に対して処理を行い、利用者対応日負荷パターンデータ142をアップデートする。本処理は全ての利用者に対して行われる(S164)。
なお、本実施の形態では、利用者の電力の日負荷データを求める時は常に行うことになるが、例えば、10回に1回おこなうなどのように処理しても良い。
[5. 異常発生の検出]
図18は、利用者ごとに電力の使用量に異常が発生していないかどうかを検出する「異常発生検出ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は異常発生検出手段137が行う動作であり、以下図18を用いて処理を説明する。
まず、バッファに保存された差分と、利用者対応日負荷差分閾値データ144とを比較する(S181)。閾値を越えたかどうかを判定し(S182)、閾値を越えていない場合は何もせずにステップS184へ進み、閾値を越えている場合は、バッファに閾値を超えた利用者IDを出力(S183)してステップS184に進む。次に全ての利用者の処理を終了したかどうかを判定し(S184)、終了していない場合は、次の利用者を指定してステップS181に戻り、全ての利用者の処理が終了するまで上記処理を繰り返す。全ての利商社の処理が終了した場合(S184のyesのルート)は、処理を終了する。
[6. 異常発生の通知]
図19は、利用者の電力使用量に異常を検出した場合に予め登録されている宛先に予め登録された方法にて通知する「異常発生通知ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は異常発生通知手段138が行う動作であり、以下図19を用いて処理を説明する。
まず利用者対応に登録されている宛先の通知方法を図12に示す宛先情報から取得し(S191)、処理を行っている対象の通知宛先が登録している監視の開始時刻および終了時刻内であり且つ通知することを選択しているか判定し(S192)、監視時間帯内でなければ処理を終了し、監視時間帯内で且つ通知を選択している場合はステップS193へ進む。次に通知の方法により分岐する(S193)。本実施の形態では通知方法として、「電話」、「FAX」による通知、「電子メール」による通知、「WEB通知」による通知の4種類が登録されている。まず「電話」で通知する場合は、電力の使用量がパターンから外れ異常値を示したことを通知する音声ファイルを作成し(S194)、取得した宛先に電話し、宛先が応答時、作成した音声情報を流し(S195)、ステップS196に進む。
「FAX」にて通知する場合は、電力の使用量が異常値を示していることを示す文書作成し(S198)、その他の必要なFAX情報を作成し(S199)、取得した宛先であるFAXの電話番号に電話し、宛先が応答時、作成したFAX情報をFAXプロトコルで送信し(S19A)、ステップS196に進む。「電子メール」で通知する場合は、電力の使用量が異常値を示していることを示す文を作成し(S19B)、取得した宛先に作成したファイルをメールに添付して送信する(S19C)。
「WEB通知」の場合は、電力の使用量が異常値を示していることを示す文書を作成し、そのファイルをURLにて参照可能な場所に配置し(S19D)、取得した電子メールアドレスに作成したファイルを参照可能なURLをメールに含めて送信(S19E)することで通知し、ステップS196に進む。
次にステップS196では、利用者の全宛先の処理を終了したかを判定し、終了していない場合は次の宛先を指定してステップS191へ戻り、全ての宛先の処理が終了するまで上記処理を繰り返す。全ての宛先の処理が終了した場合は(S196のyesのルート)、処理を終了する。
なお、ステップS192において、監視時間帯内であるかどうかを直ちに判定しているが、先ず対象の通知宛先が監視の登録を行っているかどうかを判定した後に、登録を行っている場合は次に監視時間帯内であるかを判定するという処理でも良い。また、異常が発生していない時は、異常は発生していない旨の通知を行う。
[7. 監視時間帯の登録]
図20は、外部より通信ネットワークを介して特定のプロトコルを用いて情報の入力を行う「外部情報入力ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は、外部情報入力手段139が行う動作であり、以下図20を用いて処理を説明する。
まず、HTTPなどの特定の通信プロトコルを起動して通信が行えるようにする(S201a)。次に、クライアント端末6はHTTPなどの特定プロトコルを用いてURLなどを指定してアクセスする(S201b)。アクセスを受けた(S202a)生活状況監視サーバ2は、利用者単位に、日時の開始と終了を指定する画面を作成し送信する(S203a)。外部端末6は受信した内容を画面表示(S202b)するなどして、利用者の家族などの操作者が入力した開始・終了時刻などを通知する(S203b)。
開始・終了の時刻を受信した(S204a)生活状況監視サーバ2は、取得した監視を行う日時の開始と終了を利用者単位に保存し(S205a)、受信が正常に行われデータが正常に書き込まれたことを示す「受信OK」メッセージを送信する(S206a)。「受信OK」を受信した外部端末6はデータが正常に登録されたことを示す画面表示などを行う(S204b)。
なお、本実施の形態では受信データのエラーチェックを行う処理の記載は省力しているが、受信データのエラーチェックは行われ、受信データにエラーが生じた場合は再送要求が行われる。また、上記URLのアクセスした際にはIDおよびパスワードの入力などが求められ、例えば図12に示すIDとパスワードを入力することでアクセス可能に成るものとする。
[8. 利用者のスケジュールの登録および編集]
図21は、外部より通信ネットワークを介して特定の通信プロトコルを用いて、利用者の日々のスケジュールをスケジュールDB146に登録したり、編集したりする「スケジュール登録編集ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は、スケジュール登録編集手段13Aが行う動作であり、以下図21を用いて処理を説明する。本実施の形態では特定の通信プロトコルとしてHTTPを用いている。
まず、通信プロトコルとしてHTTPを用いてスケジュールの登録・編集を行うURLを指定して生活状況監視サーバ2にアクセスする(S211b)。アクセスを受けた(S211a)生活状況監視サーバ2は、ログイン画面および利用者選択画面など送信する(S212a)。画面情報を受信した(S212b)外部端末6は、利用者の家族などの操作者が入力したIDおよびパスワードなどと送信する(S213b)。ID、パスワードなどの情報を受信した生活状況監視サーバ2は内容をチェックし(S214a)、エラーがあった場合は、エラー通知を行い(S219a)、ステップS212aへ戻る。エラー通知を受信した外部端末6は、エラー表示を行い(S214b)、ステップS212bへ戻る。
エラーが無かった場合(S214aのyesのルート)は、利用者のスケジュールと登録・編集することができるスケジュール登録画面を送信する(S215a)。画面情報を受信した外部端末は画面表示を行い(S215b)、操作者が入力した内容を生活状況監視サーバ2に送信する(S216b)。操作者が入力した内容を受信した生活状況監視サーバ2は、受信した内容をスケジュールDBに登録し(S217a)、スケジュールが正常に登録されたことを通知して(S218a)処理を終了する。正常に登録されたことを受信した外部端末6は画面上に成功したことを表示(S217b)して処理を終了する。
なお、本実施の形態において、ステップS216a、S217aにて受信した内容の正常性についてチェックを行う処理を省力しているが、チェックは行われ正常でない場合は外部端末6にエラー通知を行い再度正しい値を入力するように促すように動作するものである。また、本実施の形態の場合は利用者の関係者として通知宛先を特定することができるので、利用者の家族が生活状況監視システム1にログインする際のIDおよびパスワードは、図12に示す通知宛先と同じような内容であるものとする。但し、通知宛先は利用者の関係者のみではなく、主治医やケアーセンターの担当者などであっても良い。
[9. 予定時刻の警告]
図22は、利用者の日々のスケジュールに登録した時刻になった時、もしくはなる前に警告通知を行う「予定時刻警告ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は予定時刻警告手段13Bが行う動作であり、以下図22を用いて処理を説明する。「予定時刻警告ルーチン」は時間単位で動作する必要があるため周期的に起動される。
まず、起動された時に利用者の予定されているスケジュールが有るか判定する(S221)。予定されているスケジュールが無い場合はステップS224へ進む。予定が有った場合は、予定の内容を取得し(S222)、利用者に通知するために「警告ルーチン」を起動し(S223)、ステップS224へ進む。ステップS224では、全ての利用者の処理が終了したかを判定し、終了していない場合は、次の利用者を指定して(S225)、ステップS221へ戻り、全ての利用者の処理が終了するまで上記動作を繰り返す。全ての利用者の処理が終了した場合は、次の周期までスリープする(S226)。
「警告」ルーチンについては、フローチャートは示していないが、利用者宅にあるクライアント端末5の画面やスピーカもしくは、シリアル回線などに接続されている警報装置などを起動することで警告を与えることが可能である。さらに、図18に示すように、利用者が所有している携帯電話機などへ電子メールへの通知や、電話への自動発信にて通知することも可能である。
[10. 突入電流の判定]
図23は、日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する「突入電流判定ルーチン」の動作の処理手順を示すフローチャートである。本動作は突入電流判定手段13Cが行う動作であり、以下図23を用いて処理を説明する。
まず、周期的に電力の使用状況を監視している電力使用量計測装置8が消費電流に大きな変化を検出した時(S231c)、消費電流に大きな変化が発生したことを割込み処理などで通知して(S232c)処理を終了する。情報を受信したクライアント端末5は、受信した消費電流のデータを生活状況監視サーバ2送信して(S231b)処理を終了する。前述のように大きな変化が発生した時に割込みなどでクライアント端末5に通知する他にも、クライアント端末5への通常の周期にて通知するようにしても良い。
消費電流のデータを受信した(S231a)生活状況監視サーバ2は、まず全ての機器の比較処理が終了したかどうか判定する(S232a)。終了した場合(S232aのyesのルート)は何もせずに処理を終了する。全ての機器の比較処理が終了していない場合は、突入電流パターンDB147を用いて受信データを判定機器を判定し(S233a、S234a)、合致しない場合は次の機器を指定して(S235a)、ステップS232aへ戻り、全ての機器の比較処理が終了するまで上記動作を繰り返す。合致した場合は、合致した機器を出力し(S236a)処理を終了する。その後、出力された機器の情報などを通知先に通知するなどの処理が行われる。
合致するとは、計測している時の定常電流値からのピーク値とその幅を計測して、それらの値が図11に示す機器の突入電流のピーク値と幅とを満足する場合はその機器に合致するものと判断するものである。
上記動作により、電力使用量計測装置8が消費電流に変化を検出した際には、クライアント端末5に通知し、クライアント端末5は受信した情報を生活状況監視サーバ2に通知することで、機器が接続されたことによる突入電流を検出することができる。本実施の形態において、炊飯器の電源を投入するもしくは好きなテレビ番組を見るためにテレビの電源を投入するなどの利用者が定常的に行う動作を、監視時間帯内に登録しておき、上記機器の電源投入時に検出される突入電流の有無を判定することで、利用者に異常が発生したかどうかの兆候を知ることができ、通知宛先に通知することができる。通知宛先側では、利用者が通常行っている電源投入の動作が行われていなければ異常が発生したと判断し、電話するなどの対応策をとることができる。
本発明による第1の実施の形態は以上のように構成され動作する。
本発明によれば、例えば一人暮らしの高齢者の生活状況を、電力の使用状況にて判定することが可能となり、異常が発生していることを判定した場合は、予め定めた宛先に通知したり、異常が発生していることの判定基準を変更したりできるように構成することで柔軟に利用者一人ひとりに対応することができ、利用者が電源投入した機器の特定を突入電流の特定パターンを使用することで推定することができるので、利用者の家族などの関係者は安心して一人暮らしの高齢者などの家族の生活を確認しながら支援を行うことが可能となる。
例えば一人暮らしの独居老人が体調を崩して寝込んだりした場合は、その寝込んだ時から電力使用量のパターンがずれ、また食事を行うのに常に決まった時間に炊飯器の電源投入を行っている場合などは、常に見られる突入電流のパターンが見られないなどにて異常を発見することができ、直ぐに連絡がつくような携帯電話や携帯電話のメールアドレスなどの通知宛先に通知を行うことで対応を迅速に行うことが可能となる。
次に第2の実施の形態について以下に説明する。図24は、第2の実施の形態である生活状況監視装置7の機能ブロック図を示している。本実施の形態では、利用者宅に生活状況監視装置7を設置して生活状況監視装置7の中に第1の実施の形態において説明した全ての機能を内蔵しており、その部分が第1の実施の形態と異なる。本実施の形態は第1の実施の形態のクライアント端末5が第1に実施の形態の生活状況管理サーバの機能を持つことと同じである。
第1の実施の形態と異なるのは、生活状況監視装置にログインするのは利用者、システム管理者、利用者の関係者などのみであるので、利用者情報DB741に登録されている内容が少なくなり、利用者対応日負荷パターンデータ742、日負荷DB743、監視時間帯DB745、スケジュールDB746なども利用者個人のものだけで足りる。また、各種手段においても、利用者数分の検索などの処理が不要であるなどの部分が異なるところである。
また、第1および第2の実施の形態を併せ持って、利用者宅には第2の実施の形態に示す生活状況監視装置を設置し、電力会社などにも生活状況監視装置サーバを設置し、生活状況監視装置サーバの動作に不具合を検知した場合は、生活状況監視装置は単独で動作するということも可能である。この場合は、生活状況監視装置内に単独モードと共同動作モードなどの動作モードを設け、生活状況監視装置と生活状況監視サーバが有する各種データベースの整合性を保つ機能を設けることで実現できる。
本発明による第2の実施の形態は以上のように構成され動作する。
本実施の形態によれば、利用者宅にて生活状況監視装置単独で第1の実施の形態と同様なことができるので、第1の実施の形態における中央の生活状況監視サーバが動作不能に陥った場合でも動作可能である。
従来の利用者の電力使用量の取得を行う際の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる生活状況監視システムの概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる生活状況監視システムのネットワーク構成の概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる生活状況監視システムのスケジュール管理サーバ、クライアント端末、外部端末の機能ブロック図である。 図4および図24の利用者情報DBのデータ構成例である。 図4および図24の利用者対応日負荷パターンデータのデータ構成例である。 図4および図24の日負荷DBのデータ構成例である。 図4および図24の利用者対応日負荷差分閾値データの構成例である。 図4および図24の監視時間帯DBのデータ構成例である。 図4および図24のスケジュールDBのデータ構成例である。 図4および図24の突入電流パターンDBのデータ構成例である。 本発明の第1の実施の形態における通知宛先のデータ構成例である。 本発明の第1の実施の形態における電力使用量の日負荷曲線の例である。 図4および図24の情報登録手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の日負荷データ保存手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の日負荷パターン比較手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の日負荷パターン補正手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の異常発生検出手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の異常発生通知手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の外部情報入力手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24のスケジュール登録編集手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の予定時刻警告手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 図4および図24の突入電流判定手段が行う動作の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係わる生活状況監視装置の機能ブロック図である。
符号の説明
1 生活状況監視システム
4 通信ネットワーク
5 クライアント端末
6 外部端末
7 生活状況監視装置
8 電力使用量計測装置
12、52、62、72 送受信部
13、53、63、73 中央演算処理部
14、74 記憶部
15、55、65、75 入力部
16、56、66、76 表示部
131、731 送受信処理手段
132、732 入出力処理手段
133、733 情報登録手段
134、734 日負荷データ保存手段
135、735 日負荷パターン比較手段
136、736 日負荷パターン補正手段
137、737 異常発生検出手段
138、738 異常発生通知手段
139、739 外部情報入力手段
13A、73A スケジュール登録編集手段
13B、73B 予定時刻警告手段
13C、73C 突入電流判定手段
141、741 利用者情報(データベース)DB
142、742 利用者対応日負荷パターンデータ
143、743 日負荷(データベース)DB
144、744 利用者対応日負荷差分閾値データ
145、745 監視時間帯(データベース)DB
146、746 スケジュール(データベース)DB
147、747 突入電流パターン(データベース)DB
57 電力計測部IF

Claims (14)

  1. 通信ネットワークを介して個人の生活状況を監視する生活状況監視サーバとクライアント端末が通信可能に接続されている生活状況監視システムであって、
    利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷パターンデータと、
    クライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、日負荷データベースに保存する日負荷データ保存手段と、
    前記利用者対応日負荷パターンデータと、前記クライアント端末より受信して保存した日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較手段と、
    前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出手段と、
    前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知手段と、
    を備えたことを特徴とする生活状況監視システム。
  2. 過去の予め定めた期間の日負荷データの統計を取ることにより前記利用者対応日負荷パターンデータに補正を行って新たな利用者対応日負荷パターンデータを作成する日負荷パターン補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の生活状況監視システム。
  3. 前記異常発生通知手段は、利用者ごとに登録された宛先対応に、異常発生の通知を行うか否かの選択内容に従って異常発生通知を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の生活状況監視システム。
  4. 外部より通信ネットワークを介して特定のプロトコルを用いて情報の入力を行う外部情報入力手段と、
    前記外部情報入力手段を用いて入力された監視の開始時刻および終了時刻を取得し保存する監視時間帯データベースとを備え、
    前記日負荷パターン比較手段、異常発生検出手段、異常発生通知手段は、前記期間内のみ動作することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の生活状況監視システム。
  5. 利用者の日々のスケジュールを保存するスケジュールデータベースと、
    外部より通信ネットワークを介して特定の通信プロトコルを用いて、利用者の日々のスケジュールを前記スケジュールデータベースに登録したり、編集したりするスケジュール登録編集手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の生活状況監視システム。
  6. 前記利用者の日々のスケジュールに登録した時刻になった時、もしくは登録した時刻になる前に警告通知を行う予定時刻警告手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に記載の生活状況監視システム。
  7. 前記利用者の日々のスケジュールを保存するスケジュールデータベースは、登録する項目ごとに利用者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を保存するエリアを含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の生活状況監視システム。
  8. 電力を使用する装置に電源が投入された時に見られる突入電流のパターンを前記装置ごとに保存する突入電流パターンデータベースと、
    前記日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する突入電流判定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一に記載の生活状況監視システム。
  9. 通信ネットワークを介して通信可能に構成されている生活状況を監視する生活状況監視装置であって、
    利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷データと、
    測定した日々の電力の使用状況を日負荷データベースに保存する日負荷データ保存手段と、
    前記利用者対応日負荷データと、前記日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較手段と、
    前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出手段と、
    前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知手段と、
    を備えたことを特徴とする生活状況監視装置。
  10. 過去の予め定めた期間の日負荷データの統計を取ることにより前記利用者対応日負荷パターンデータに補正を行って新たな利用者対応日負荷パターンデータを作成する日負荷パターン補正手段と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の生活状況監視装置。
  11. 電力を使用する装置に電源が投入された時に見られる突入電流のパターンを前記装置ごとに保存する突入電流パターンデータベースと、
    前記日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する突入電流判定手段と、を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の生活状況監視装置。
  12. 通信ネットワークを介して個人の生活状況を監視する生活状況監視サーバと、クライアント端末が通信可能に接続されている個人の生活状況監視を行う生活状況監視方法であって、
    クライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、日負荷データベースに保存する日負荷データ保存ステップと、
    利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷データと、前記クライアント端末より受信して保存した日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較ステップと、
    前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出ステップと、
    前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知ステップと、
    を含むことを特徴とする生活状況監視方法。
  13. 電力を使用する装置に電源が投入された時に見られる突入電流のパターンを前記装置ごとに保存する突入電流パターンデータベースを参照して、前記日負荷データベースに保存している利用者の日負荷データの内容と前記突入電流パターンとを比較することで対応する装置の電源投入の時刻を特定する突入電流判定ステップと、
    を含むことを特長する請求項12に記載の生活状況監視方法。
  14. 個人の生活状況の監視を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、
    クライアント端末より受信される日々の電力の使用状況を受信し、日負荷データベースに保存する日負荷データ保存処理と、
    利用者の日々の電力の使用状況をパターン化した利用者対応日負荷データと、前記クライアント端末より受信して保存した日負荷データを比較して差分を抽出する日負荷パターン比較処理と、
    前記抽出した差分と、予め定めた利用者対応日負荷差分閾値データとを比較して閾値を越えた場合に異常発生検出と判定する異常発生検出処理と、
    前記異常発生が検出された時に、予め定めた宛先に通知する異常発生通知処理と、
    をコンピュータ上で動作させることを特徴とするス生活状況監視プログラム。
JP2006003100A 2006-01-10 2006-01-10 生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム Pending JP2007183890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003100A JP2007183890A (ja) 2006-01-10 2006-01-10 生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003100A JP2007183890A (ja) 2006-01-10 2006-01-10 生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007183890A true JP2007183890A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38339914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003100A Pending JP2007183890A (ja) 2006-01-10 2006-01-10 生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007183890A (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104507A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 情報提供システムおよび情報提供プログラム
WO2009125627A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 三菱電機株式会社 機器状態検出装置及び機器状態検出方法並びに生活者異常検知装置、生活者異常検知システム及び生活者異常検知方法
JP2011029778A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Nec System Technologies Ltd 生活状況遠隔監視システムおよび生活状況遠隔監視方法
WO2011111240A1 (en) * 2010-03-11 2011-09-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for controlling charging for energy usage
WO2012029961A1 (en) * 2010-08-30 2012-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha Communication device, communication method, and communication system
JP2012159896A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 監視装置及び監視方法
JP2012168736A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Fujitsu Social Science Laboratory Ltd 安否確認システム
JP2013025479A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Panasonic Corp 生活異常判断装置
WO2014080515A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 三菱電機株式会社 データ分析装置及びプログラム
WO2015083346A1 (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 見守り通知装置
JP2015228229A (ja) * 2015-07-07 2015-12-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 エネルギーマネジメントシステム及びサーバ装置
JP2017079550A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 統合管理装置、統合管理システム、及び、管理方法
WO2017104044A1 (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社日立製作所 遠隔健康管理装置、遠隔健康管理方法、および遠隔健康管理システム
US9697574B2 (en) 2012-09-05 2017-07-04 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Data processing method, transmitting apparatus, and anomaly detection system
US9746504B2 (en) 2012-12-03 2017-08-29 Mitsubishi Electric Corporation Fault detection device, fault detection method, and program
JP2017535006A (ja) * 2014-10-28 2017-11-24 アパナ インコーポレイテッド 資源消費分析論のためのシステムおよび方法
JP2018107751A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 エンコアード テクノロジーズ インク 宅内構成員の異常状態判断方法及びサーバ
JP2020047106A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 国立大学法人東京海洋大学 訪問診療支援のための異常判断システム
CN113447711A (zh) * 2021-08-02 2021-09-28 宁夏隆基宁光仪表股份有限公司 具有老人用电异常报警功能的智能电表及其报警方法
CN113554079A (zh) * 2021-07-14 2021-10-26 中国地质大学(北京) 一种基于二次检测法的电力负荷异常数据检测方法及***
KR20210143441A (ko) * 2020-05-20 2021-11-29 가톨릭관동대학교산학협력단 전력 소비량 모니터링을 통한 사용자 라이프 케어 확인 장치 및 점검 방법
JP2022041188A (ja) * 2020-08-31 2022-03-11 徹 田北 事故物件化防止システム
CN114661783A (zh) * 2022-03-02 2022-06-24 华南师范大学 一种基于用电行为的生活状态检测方法
CN117787572A (zh) * 2024-02-27 2024-03-29 国网山西省电力公司临汾供电公司 一种异常用电用户识别方法、装置、存储介质及电子设备

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04324372A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Hitachi Ltd 生活パターン分析報知システム
JP2002085885A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Toshiba Corp ランドリーシステム
JP2002216035A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Nec Mobiling Ltd ネットワークによる情報入手と商品購入方法、該システム及びプログラム
JP2003256951A (ja) * 2002-02-26 2003-09-12 Shikoku Electric Power Co Inc 生活状態をデータ化する方法とサーバコンピュータ
JP2005094526A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Yamaguchi Prefecture 通電状態管理システム
JP2005102428A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Kansai Electric Power Co Inc:The 消費電力量監視による異常検知装置
JP2005216113A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fuji Electric Systems Co Ltd 単身者異常検知方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04324372A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Hitachi Ltd 生活パターン分析報知システム
JP2002085885A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Toshiba Corp ランドリーシステム
JP2002216035A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Nec Mobiling Ltd ネットワークによる情報入手と商品購入方法、該システム及びプログラム
JP2003256951A (ja) * 2002-02-26 2003-09-12 Shikoku Electric Power Co Inc 生活状態をデータ化する方法とサーバコンピュータ
JP2005094526A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Yamaguchi Prefecture 通電状態管理システム
JP2005102428A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Kansai Electric Power Co Inc:The 消費電力量監視による異常検知装置
JP2005216113A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fuji Electric Systems Co Ltd 単身者異常検知方法

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104507A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 情報提供システムおよび情報提供プログラム
WO2009125627A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 三菱電機株式会社 機器状態検出装置及び機器状態検出方法並びに生活者異常検知装置、生活者異常検知システム及び生活者異常検知方法
WO2009125659A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 三菱電機株式会社 機器状態検出装置、機器状態検出方法、機器状態検出サーバー及び機器状態検出システム、並びに生活者異常検知装置、生活者異常検知システム及び生活者異常検知方法、並びに機器状態データベース保守サーバー
EP2264680A1 (en) * 2008-04-11 2010-12-22 Mitsubishi Electric Corporation Device state detecting device, device state detecting method, device state detecting server, device state detecting system, liver abnormality detecting device, liver abnormality detecting system, liver abnormality detecting method, and device state database maintaining server
US8930146B2 (en) 2008-04-11 2015-01-06 Mitsubishi Electric Corporation Apparatus state detector, method for detecting apparatus state, apparatus state detection server and apparatus state detection system; living persons' anomaly detector, living persons' anomaly detection system and method for detecting living persons' anomaly, and apparatus-state database maintenance server
EP2264680A4 (en) * 2008-04-11 2012-05-09 Mitsubishi Electric Corp DEVICE STATE DETECTION DEVICE, DEVICE STATUS DETECTION METHOD, DEVICE STATUS DETECTION SERVER, DEVICE STATUS DETECTION SYSTEM, DEVICE FOR DETECTING UNDER - VOLTAGE DEVICE ANOMALY, DETECTION SYSTEM DEVICE ANOMALY DEVICE, DEVICE DETECTING DEVICE UNDER VOLTAGE, AND BASE HOLDING SERVER OF DEVICE STATE DATA.
JP2011029778A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Nec System Technologies Ltd 生活状況遠隔監視システムおよび生活状況遠隔監視方法
WO2011111240A1 (en) * 2010-03-11 2011-09-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for controlling charging for energy usage
WO2012029961A1 (en) * 2010-08-30 2012-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha Communication device, communication method, and communication system
US9213050B2 (en) 2010-08-30 2015-12-15 Sharp Laboratories Of America, Inc. Delayed meter reporting
JP2012159896A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 監視装置及び監視方法
JP2012168736A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Fujitsu Social Science Laboratory Ltd 安否確認システム
JP2013025479A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Panasonic Corp 生活異常判断装置
US9697574B2 (en) 2012-09-05 2017-07-04 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Data processing method, transmitting apparatus, and anomaly detection system
WO2014080515A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 三菱電機株式会社 データ分析装置及びプログラム
US9746504B2 (en) 2012-12-03 2017-08-29 Mitsubishi Electric Corporation Fault detection device, fault detection method, and program
WO2015083346A1 (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 見守り通知装置
US10402044B2 (en) 2014-10-28 2019-09-03 Apana Inc. Systems and methods for resource consumption analytics
JP2017535006A (ja) * 2014-10-28 2017-11-24 アパナ インコーポレイテッド 資源消費分析論のためのシステムおよび方法
US11169657B2 (en) 2014-10-28 2021-11-09 Apana Inc. Systems and methods for resource consumption analytics
US10564802B2 (en) 2014-10-28 2020-02-18 Apana Inc. Graphical user interfaces for resource consumption analytics
US11868585B2 (en) 2014-10-28 2024-01-09 Apana Inc. Systems and methods for resource consumption analytics
JP2015228229A (ja) * 2015-07-07 2015-12-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 エネルギーマネジメントシステム及びサーバ装置
JP2017079550A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 統合管理装置、統合管理システム、及び、管理方法
WO2017104044A1 (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社日立製作所 遠隔健康管理装置、遠隔健康管理方法、および遠隔健康管理システム
JPWO2017104044A1 (ja) * 2015-12-17 2018-06-21 株式会社日立製作所 遠隔健康管理装置、遠隔健康管理方法、および遠隔健康管理システム
JP2018107751A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 エンコアード テクノロジーズ インク 宅内構成員の異常状態判断方法及びサーバ
US10504351B2 (en) 2016-12-26 2019-12-10 Encored Technologies, Inc. Method and apparatus for detecting abnormal event related to person at home
JP2020047106A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 国立大学法人東京海洋大学 訪問診療支援のための異常判断システム
KR20210143441A (ko) * 2020-05-20 2021-11-29 가톨릭관동대학교산학협력단 전력 소비량 모니터링을 통한 사용자 라이프 케어 확인 장치 및 점검 방법
KR102383300B1 (ko) * 2020-05-20 2022-04-05 가톨릭관동대학교 산학협력단 전력 소비량 모니터링을 통한 사용자 라이프 케어 확인 장치 및 점검 방법
JP2022041188A (ja) * 2020-08-31 2022-03-11 徹 田北 事故物件化防止システム
JP7101218B2 (ja) 2020-08-31 2022-07-14 徹 田北 事故物件化防止システム
CN113554079A (zh) * 2021-07-14 2021-10-26 中国地质大学(北京) 一种基于二次检测法的电力负荷异常数据检测方法及***
CN113447711A (zh) * 2021-08-02 2021-09-28 宁夏隆基宁光仪表股份有限公司 具有老人用电异常报警功能的智能电表及其报警方法
CN114661783A (zh) * 2022-03-02 2022-06-24 华南师范大学 一种基于用电行为的生活状态检测方法
CN117787572A (zh) * 2024-02-27 2024-03-29 国网山西省电力公司临汾供电公司 一种异常用电用户识别方法、装置、存储介质及电子设备
CN117787572B (zh) * 2024-02-27 2024-05-17 国网山西省电力公司临汾供电公司 一种异常用电用户识别方法、装置、存储介质及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007183890A (ja) 生活状況監視システム、装置、方法およびプログラム
JP5503875B2 (ja) プロセス制御システム及びプロセス制御方法
WO2016205213A1 (en) Systems and methods for smart home automation using a multifunction status and entry point icon
CN104025516A (zh) 远程通信的***和方法
CN101645807B (zh) 网络联机状态的侦测***及方法
KR20200110498A (ko) 스마트 독거 노인 모니터링 시스템
CN101395590A (zh) 用于在协作会话期间定位专家的方法和装置
CN112992325B (zh) 一种监护对象的检测数据处理方法、***及装置
WO2014004155A1 (en) System, method, and software for automating complex alerts
CN108134708A (zh) 监控第三方接口的方法和装置
CN101621816A (zh) 一种监控移动终端后台服务器的***和方法
US20140059470A1 (en) Virtual wiring
CN107944461A (zh) 一种数据处理方法、装置和设备
CN102148692B (zh) 一种告警信息的二次过滤监控方法和***
JPH11219388A (ja) 遠隔管理システム
US20110179159A1 (en) Monitoring System
Lee et al. UMONS: Ubiquitous monitoring system in smart space
CN115398861A (zh) 异常文件检测方法及相关产品
CN110262268A (zh) 一种智能家居***
JP3787580B2 (ja) 生活状況モニタリングシステム
CN115442228A (zh) 业务逻辑处理方法、装置、电子装置、存储介质及***
CN112711518B (zh) 一种日志上传方法和装置
JP2004274675A (ja) 設備管理システム
JP2008299368A (ja) スケジュール管理システム、装置、方法およびプログラム
JP5096807B2 (ja) 安否確認システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110412

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628