JP2007183875A - パーソナルコンピュータのデータ管理方法及び管理システム並びにフィルタドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】パーソナルコンピュータのデータの安全を確保する。
【解決手段】汎用のパーソナルコンピュータにおいてオペレーティングシステムのファイルシステムとディスクドライバとの間にフィルタドライバを挿入し、オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、フィルタドライバによって、当該書込データを、データ管理用サーバ又は外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルに書き込むようにしたことにより、たとえパーソナルコンピュータの内蔵のデータ保存用記憶装置内のデータが悪用されたとしても、データ管理用サーバ又は外付のデータ保存用記憶装置のデータの悪用を確実に防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はパーソナルコンピュータのデータ管理方法及びシステムに関し、特に汎用のパーソナルコンピュータについて保存用データの安全を確保できるようにするものである。
汎用のパーソナルコンピュータは、本来、データ保存機能をもっているため、当該保存用データがパーソナルコンピュータと共に紛失したり、不用意に外部に流出したりする問題が生じ、これを解決する手法として、パーソナルコンピュータの内部にデータ保存用の記憶装置をもたないようにした、いわゆるシンクライアントシステムが用いられている(非特許文献1参照)。
従来のシンクライアントシステムは、第1に、ローカルエリアネットワークLANにターミナルサーバを用意し、各端末はローカルエリアネットワークLANを介してターミナルサーバから画面及びキーボードの伝送を受けて当該画面及びキーボードを用いてデータの入力処理を行う。
また第2に、パーソナルコンピュータ遠隔操作型のものがあり、これは各パーソナルコンピュータに対してそれぞれホストマシンを用意するようになされている。
また第3に、ネットワークブート方式のものは、クライアントにはローカルディスクをもたず、サーバよりオペレーティングシステムOSをダウンロードする。
「日経システム構築」、2005年6月号、吉田晃著、「情報漏えい対策で注目を集めるシンクライアント」、P.193〜P.195
ところが第1の方式のシンクライアントシステムには、ネットワーク経由で画面情報、キーボード及びマウス情報、ディスクデータを転送するため、ネットワークに多大な負荷がかかる問題がある。
また第2の方式のものには、サーバマシンに負荷がかかるため、データの処理に時間がかかる問題がある。
さらに、第3の方式のものには、シンクライアントシステムに専用のシンクライアントマシンを用意しなければならず、汎用のパーソナルコンピュータを適用できない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、何ら専用のマシンを用意することなく、汎用のパーソナルコンピュータを用いて保存用データの安全を確保できるようにしたパーソナルコンピュータの管理システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータを、ネットワークを介してデータ管理用サーバに接続し又は外付のデータ保存用記憶装置に接続し、パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムのファイルシステムとディスクドライバとの間にフィルタドライバを挿入し、フィルタドライバは、オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを、ネットワークを介してデータ管理用サーバに書き込み又は外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルに書き込み、オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み、又はネットワークを介してデータ管理用サーバの書込データを読み込み若しくは外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルの書込データを読み込むようにする。
オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、フィルタドライバによって、当該書込データを、データ管理用サーバ又は外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルに書き込むようにしたことにより、たとえパーソナルコンピュータの内蔵のデータ保存用記憶装置内のデータが悪用されたとしても、データ管理用サーバ又は外付のデータ保存用記憶装置のデータの悪用を確実に防止することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
〔1〕第1の実施の形態
(1)全体の構成
図1において、1は全体としてパーソナルコンピュータのデータ管理システムを示し、ローカルエリアネットワーク(LAN)2に対して複数のパーソナルコンピュータ3A、3B……3Nが接続され、当該パーソナルコンピュータ3A、3B……3Nにおいて作成されたデータ情報が、ローカルエリアネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4のデータ保存用記憶装置(HDD)5に保存される。
データ保存用記憶装置(HDD)5は各パーソナルコンピュータ3A、3B……3Nに対応する書込データファイル6A、6B……6Nを有する。
パーソナルコンピュータ3A、3B……3Nは、汎用のパーソナルコンピュータで構成され、オペレーティングシステム(OS)7による通常のデータ処理動作の結果得られる保存用データを内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8に記憶できる機能をもっている。
このような汎用のパーソナルコンピュータとしてのデータの読出及び書込機能は、オペレーティングシステム(OS)7の起動ドライバの一部のファイルとしてフィルタドライバ9が外部からインストールされると、当該インストールされたフィルタドライバ9の機能によってデータ保存用記憶装置(HDD)8に対する読込・書込機能のうち、特に書込データについて、ローカルエリアネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4の対応する書込データファイル6A、6B……6Nに書き込むような動作に変更される。
(2)フィルタドライバの組込・初期化
図2に示す汎用のパーソナルコンピュータがディスク関係の起動ドライブとして実行する本来のアクセス処理に対して、図3に示すように、フィルタドライバ9を組み込むことにより、パーソナルコンピュータ本来の読込・書込機能が変更される。
汎用のパーソナルコンピュータ3A、3B……3Nは、その本来の機能によりディスク関係のアクセスをする際には、図2に示すように、オペレーティングシステム(OS)7のファイルシステム10Aによって内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8を駆動するディスク(DISK)ドライバ10Bを呼び出す。
オペレーティングシステム(OS)7としてWindows(登録商標)を用いる場合、OS7のファイルシステムにはFAT、FAT32、NTFSなどの呼出コードが含まれており、当該呼出コードによってOS7がDISKドライバ10Bを呼び出す。
DISKドライバ10Bは論理的情報でなるドライバで、ハードディスク(HDD)などのディスクドライバのREAD/WRITE/FORMATなどの処理を担当する。
このDISKドライバ10Bは、ハードディスクなどの内蔵の記憶装置に対して物理的なアクセス、すなわちREAD/WRITE/FORMATを実行するためにバスドライバ10Cを介してユニポートドライバ10Dを駆動する。
かかる汎用のパーソナルコンピュータのディスクアクセス処理に対して、フィルタドライバ9(図3)は、OS7のファイルシステム10Aと、DISKドライバ10Bとの間に挿入するように、汎用のパーソナルコンピュータ3A、3B……3Nに対して、別途用意されたCD−ROMからインストールされることにより、組み込まれる。
フィルタドライバ9は、オペレーティングシステム(OS)7のファイルシステムによってDISKドライバ10Bが呼び出されるとき、当該呼出命令に応じて、ハードディスク等の内蔵の記憶装置から記憶データを読み出す読出命令である場合は、DISKドライバ10Bを起動してバスドライバ10C及びミニポートドライバ10Dを順次駆動することにより、ハードディスク等からのリード動作を実行させる。
これに対して、オペレーティングシステム(OS)7のファイルシステムからの命令がデータ書込命令であるとき、フィルタドライバ9はオペレーティングシステム(OS)7のファイルシステムに含まれているネットワークアクセスシステム11(Windows(登録商標)の場合TCP−IPなど)を起動する。
ここでネットワークアクセスシステム(TCP−IP等)11は、オペレーティングシステム(OS)7がローカルエリアネットワーク(LAN)2のアクセスを行うためのソケットインターフェイスとして用意されているもので、フィルタドライバ9はこの機能を利用してローカルエリアネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4へのアクセスを実行する。
図3におけるフィルタドライバ9の挿入は、図4に示す「フィルタドライバの組込・初期化処理手順」RT1を実行することにより行われる。
データ管理用サーバ4を利用するパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)は、ネットワーク(LAN)2に接続する際に、ステップSP1において、各パーソナルコンピュータ(PC)のDISKドライバ10Bの前にフィルタドライバ9を組み込む。
このステップSP1の処理は、各パーソナルコンピュータ(PC)3A(3B……3N)のオペレーティングシステム(OS)7に含まれている機能を利用して行われるもので、オペレータが例えば、フィルタドライバ9が格納されているCD−ROMから当該パーソナルコンピュータ(PC)のオペレーティングシステム(OS)7によってフィルタドライバ9をインストールする処理を実行させる。
このとき当該パーソナルコンピュータ(PC)3A(3B……3N)のオペレーティングシステム(OS)7は、次のステップSP2において、インストールされたフィルタドライバ9に基づいて、当該パーソナルコンピュータ(PC)のRAM領域に、図5に示すような管理データテーブル用メモリ12を記憶するためのメモリエリアを、確保する。
続いてオペレーティングシステム(OS)7はステップSP3に移って、ネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4のデータ保存用記憶装置5をサーチして、当該接続したパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)に対応する書込データファイル6A(6B……6N)をサーチした後、ステップSP4においてデータ保存用記憶装置5内に対応する書込データファイルがあるか否かを確認する。
このステップSP4における判断の結果、データ保存用記憶装置5内に「書込データファイルがない」との判断結果が得られたとき、オペレーティングシステム(OS)7は、ステップSP5において当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)に対応する書込データファイルをデータ管理用サーバ4上に作成する。
かくしてパーソナルコンピュータのデータ管理システム1に新たに加入するパーソナルコンピュータ3A、3B……3Nに対して、対応する書込データファイル6A、6B……6Nがデータ管理用サーバ4に作成され、その後当該「フィルタドライバの組込・初期化処理手順」RT1をステップSP6において終了する。
データ管理用サーバ4に作成される書込データファイル6A(6B……6N)は、図6に示すように、管理データテーブルTBL1と、書込データテーブルTBL2とで構成されている。
管理データテーブルTBL1は、書込データファイル6A(6B……6N)に対応するパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のデータ保存用記憶装置(HDD)8に対してオペレーティングシステム(OS)7が書込命令を発したとき、当該書込命令によって指定された「HDD8の書込セクタアドレス」と、書き込まれるデータの「セクタ数」と、データ保存用記憶装置HDD8のデータの記憶位置を指定する「HDD8のデータアドレス」とを、書込命令が発せられるごとに、一覧記憶する。
これに対して書込データテーブルTBL2は、管理データテーブルTBL1によって指定されたデータ保存用記憶装置(HDD)8のデータアドレス(すなわち書込データの書込番地(0、1024、2560……)と、当該書込番地に書き込むべき実データ(DATA1−1〜DATA1−2)、(DATA2−1〜DATA2−5)……とを記憶する。
これにより、パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)において、オペレーティングシステム(OS)7が内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8の「書込セクタアドレス」、「セクタ数」及び「データアドレス」を指定したとき、当該指定動作したパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)からネットワーク(LAN)2を介して対応する書込データファイル6A(6B……6N)に対してデータを供給する。
かくしてパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のオペレーティングシステム(OS)7は、その後、データ管理用サーバ4に記憶されている対応する書込データを、あたかも内蔵するデータ保存用記憶装置(HDD)8から読み出したデータであるかのようなデータとして読み込んで、その後のパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)に対するオペレータの入力操作に応じたデータの処理動作を実行することができる。
これに対して、図4のステップSP4において、「書込データファイルがある」との判断結果が得られたとき、パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のオペレーティングシステム(OS)7は、ステップSP7において、データ管理用サーバ4の対応する書込データファイル6A(6B……6N)の管理データテーブルTBL1を当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)上のRAMに形成された管理データテーブル用メモリ12(図5)に全て書き込むような処理をして、ステップSP6において当該「フィルタドライバの組込・初期化処理手順」RT1を終了する。
このようにして、データ管理用サーバ4において、ネットワーク(LAN)2に接続されたパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)に対応する書込データファイル6A(6B……6N)に書込データファイルがあることは、当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)がこれまでに既にネットワーク(LAN)2に接続してデータの処理を行ったことがあることを意味し、このときオペレーティングシステム(OS)7から書込命令が発せられたデータについてのデータの存在番地をあたかも内蔵するデータ保存用記憶装置(HDD)8の記憶番地を管理していると同じように、データ管理用サーバ4からネットワーク(LAN)2を介して当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)内に保持することができる。
(3)データの読込・書込処理
以上の構成において、各パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のフィルタドライバ9は、オペレーティングシステム(OS)7がデータの処理を実行する際に、データの書込処理や読込処理が必要になると、その都度、図7に示す「データの読込・書込処理手順」RT2を実行する。
フィルタドライバ9は、「データの読込・書込処理手順」RT2に入ると、まずステップSP11においてオペレーティングシステムOSからのコマンドは書込命令WRITEか又は読込命令READかの判断をする。
ここで、「書込命令WRITEである」との判断結果が得られたとき、フィルタドライバ9は、ステップSP12においてWRITE処理を実行した後、ステップSP13においてメインルーチンに戻るのに対して、「読込命令READ命令である」との判断結果が得られたときには、ステップSP14においてREAD処理をした後、ステップSP13からメインルーチンに戻る。
フィルタドライバ9は、「書込WRITE処理手順」SP12に入ると、図8に示すように、ステップSP21において、発生した書込データをネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4に伝送して、当該データ管理用サーバ4上の対応する書込データファイル6A(6B……6N)の書込データテーブルTBL2(図6)に書き込む。
続いてフィルタドライバ9は、ステップSP22において、当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)の管理データテーブル用メモリ12(図5)の管理データテーブルTBL3を更新することにより、書き込んだデータの「書込セクタアドレス」、「セクタ数」及び「記録データのアドレス」をパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)内に保存する。
続いてフィルタドライバ9は、ステップSP23に移って、データ管理用サーバ4上の管理データテーブルTBL1(図6)を更新することにより、当該書込データを書き込んだ「セクタアドレス」、「セクタ数」及び「データアドレス」を管理データテーブルTBL1に保存する。
かくしてパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のフィルタドライバ9は、当該書込命令WRITEに対する書込処理手順SP12を終了し、ステップSP24からメインルーチンに戻る。
このようにして各パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)においてデータを書き込む必要が生じたとき、フィルタドライバ9は、図10に示すように、当該書込データを内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8に書き込まずに、ネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4の対応する書込データファイル6A(6B……6N)の書込データテーブルTBL2に書き込むと共に、その管理データを管理データテーブルTBL1に保存する。
これと共に、当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のRAM領域に作成した管理データテーブル用メモリ12の管理データテーブルTBL3に、書込データファイル6A(6B……6N)に書き込んだ書込データに関する管理データを、保存する。
その結果パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のオペレーティングシステム(OS)7は、本来の機能であれば、内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8に記憶すべき書込データを、フィルタドライバ9の処理機能を利用して、ネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4に書き込むような処理をするだけで、内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8には書き込まないので、パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のデータ保存用記憶装置(HDD)8内のデータが不用意に悪用されるおそれがある場合でも、データ管理用サーバ4に保存されたデータの悪用を有効に回避できる。
これに対して、オペレーティングシステム(OS)7からのコマンドが読込命令READであるため、「読込命令処理手順」SP14(図7)を実行するときには、フィルタドライバ9は、図9に示すように、ステップSP31において、読み込むデータの読込セクタが管理データテーブル用メモリ12(図5)の管理データテーブルTBL3に存在するか否かを確認する。
その結果、「存在する」との判断結果が得られると、フィルタドライバ9は、ステップSP32に移って、ネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4から書込データテーブルTBL2(図6)の1セクタ分の書込データを読み込んでステップSP33に移る。
このステップSP33において、フィルタドライバ9は、読込命令READによって指定された「読込セクタ数だけ繰り返したか否か」を判断し、否定結果が得られたとき上述のステップSP31に戻って、再度ステップSP32において次の1セクタ分の書込デーを読み込む。
以下同様にして、ステップSP33−SP31−SP32−SP33のループによって、フィルタドライバ9は、指定した書込データを順次1セクタ分ずつネットワーク(LAN)2を介して当該パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)に読み込む。
かくして指定された読込セクタ分だけ書込データを読み込んだとき、フィルタドライバ9は、ステップSP33において肯定結果を得ることによりステップSP34からメインルーチンに戻る。
これに対して、ステップSP31において、「読込セクタは管理データテーブルTBL3に存在しない」との判断結果が得られると、フィルタドライバ9は、ステップSP35に移って、汎用のパーソナルコンピュータ3A(3B……3N)本来のディスクアクセス処理(図2)として、内蔵のDISKドライバ10Bを呼び出して1セクタ分のデータを読み込んだ後、ステップSP33に移る。
この場合もフィルタドライバ9は、ステップSP33−SP31−SP35−SP33のループを繰り返し実行することにより、オペレーティングシステム(OS)7によって指定された全てのセクタ分のデータをデータ保存用記憶装置(HDD)8から読み出した後、ステップSP34からメインルーチンに戻る。
このようにして、読込命令READがオペレーティングシステム(OS)7から発せられたとき、フィルタドライバ9は、図10に示すように、当該読込命令READの指定に応じて、パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)に内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8の書込データを読み込み、又はネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4の対応する書込データファイル6A(6B……6N)を読み込む。
かくして、パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)のオペレーティングシステム(OS)7はデータ管理用サーバ4に保存されている書込データを、あたかも内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8に保持されている書込データであるかのようにして、読み込むことができる。
これに加えて、パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)内に作成した管理データテーブル用メモリ12内の管理データテーブルTBL3に基づいて当該読込セクタの存在を確認することができるようにしたことにより、その都度各パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)からネットワーク(LAN)2を介してデータ管理用サーバ4に対する確認をする必要性をなくし得、これにより各パーソナルコンピュータ3A(3B……3N)とデータ管理用サーバ4とを接続するネットワーク(LAN)2の負荷を一段と軽減することができる。
〔2〕第2の実施の形態
(1)全体の構成
図11は第2の実施の形態を示すもので、この場合、パーソナルコンピュータのデータ管理システム1Xは、パーソナルコンピュータ3XのUSB(universal serial bus)規格の外付記憶装置接続用ポート15にフラッシュメモリでなるデータ保存用記憶装置(USB−FLASH)5Xを着脱自在に接続し(図12)、当該パーソナルコンピュータ3Xにおいて作成されたデータ情報が、データ保存用記憶装置(USB−FLASH)5Xの書込データファイル6Xに保存される。
パーソナルコンピュータ3Xは、汎用のパーソナルコンピュータで構成され、オペレーティングシステム(OS)7Xによる通常のデータ処理動作の結果得られる保存用データを内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xに記憶できる機能をもっている。
このような汎用のパーソナルコンピュータとしてのデータの読出及び書込機能は、オペレーティングシステム(OS)7Xの起動ドライバの一部のファイルとしてフィルタドライバ9Xが外部からインストールされると、当該インストールされたフィルタドライバ9Xの機能によってデータ保存用記憶装置8Xに対する読込・書込機能のうち、特に書込データについて、データ保存用記憶装置(USB−FLASH)5Xの書込データファイル6Xに書き込むような動作に変更される。
(2)フィルタドライバの組込・初期化
図11に示す汎用のパーソナルコンピュータ3Xがディスク関係の起動ドライブとして実行するアクセス処理に対して、図14に示すように、フィルタドライバ9Xを組み込むことにより、パーソナルコンピュータ本来の読込・書込機能が変更される。
汎用のパーソナルコンピュータ3Xは、その本来の機能によりディスク関係のアクセスをする際には、図13に示すように、オペレーティングシステム(OS)7Xのファイルシステム10AXによって内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xを駆動するディスク(DISK)ドライバ10BXを呼び出す。
オペレーティングシステム(OS)7XとしてWindows(登録商標)を用いる場合、OSのファイルシステムにはFAT、FAT32、NTFSなどの呼出コードが含まれており、当該呼出コードによってオペレーティングシステム(OS)7XがDISKドライバ10BXを呼び出す。
DISKドライバ10BXは論理的情報でなるドライバで、ハードディスク(HDD)などのディスクドライバのREAD/WRITE/FORMATなどの処理を担当する。
このDISKドライバ10BXは、ハードディスクなどの内蔵の記憶装置に対して物理的なアクセス、すなわちREAD/WRITE/FORMATを実行するためにバスドライバ10CXを介してユニポートドライバ10DXを駆動する。
かかる汎用のパーソナルコンピュータのディスクアクセス処理に対して、フィルタドライバ9X(図14)は、オペレーティングシステム(OS)7Xのファイルシステム10AXと、DISKドライバ10BXとの間に挿入するように、汎用のパーソナルコンピュータ3Xに対して別途用意されたCD−ROMからインストールされることにより、組み込まれる。
フィルタドライバ9Xは、オペレーティングシステム(OS)7XのファイルシステムによってDISKドライバ10BXが呼び出されるとき、当該呼出命令に応じて、ハードディスク等の内蔵の記憶装置から記憶データを読み出す読出命令である場合は、DISKドライバ10BXを起動してバスドライバ10CX及びミニポートドライバ10DXを順次駆動することにより、ハードディスク等からのリード動作を実行させる。
これに対して、オペレーティングシステム(OS)7Xのファイルシステムからの命令がデータ書込命令であるとき、ファイルドライバ9Xはオペレーティングシステム(OS)7Xのファイルシステムに含まれているUSBメモリドライバ11X(Windows(登録商標)の場合TCP−IPなど)を起動する。
ここでUSBメモリドライバ(TCP−IP等)11Xは、オペレーティングシステム(OS)7Xが外付のUSBメモリのアクセスを行うためのソケットインターフェイスとして用意されているもので、フィルタドライバ9Xはこの機能を利用してUSBメモリドライバ11Xを介してデータ保存用記憶装置5Xへのアクセスを実行する。
図14におけるフィルタドライバ9Xの挿入は、図15に示す「フィルタドライバの組込・初期化処理手順」RT1Xを実行することにより行われる。
データ保存用記憶装置(USB−FLASH)5Xを利用するパーソナルコンピュータ3Xは、データ保存用記憶装置5Xを接続する際に、ステップSP1Xにおいて、パーソナルコンピュータ(PC)3Xのディスクドライバ10BXの前にフィルタドライバ9Xを組み込む。
このステップSP1Xの処理は、パーソナルコンピュータ(PC)3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xに含まれている機能を利用して行われるもので、オペレータが例えば、ディスクドライバ9Xが格納されているCD−ROMから当該パーソナルコンピュータ(PC)3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xによってフィルタドライバ9Xをインストールする処理を実行させる。
このときパーソナルコンピュータ(PC)3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xは、次のステップSP2Xにおいて、インストールされたフィルタドライバ9Xに基づいて、パーソナルコンピュータ(PC)3XのRAM領域に、図16に示すような管理データテーブル用メモリ12Xを記憶するためのメモリエリアを、確保する。
続いてオペレーティングシステム(OS)7XはステップSP3Xに移って、データ保存用記憶装置5Xの書込データファイルをサーチした後、ステップSP4Xにおいてデータ保存用記憶装置5X内に対応する書込データファイルがあるか否かを確認する。
このステップSP4Xにおける判断の結果、データ保存用記憶装置5X内に「書込データファイルがない」との判断結果が得られたとき、オペレーティングシステム(OS)7Xは、ステップSP5Xにおいてパーソナルコンピュータ3Xの書込データファイル6Xをデータ保存用記憶装置5X上に作成する。
かくしてパーソナルコンピュータのデータ管理システム1Xのパーソナルコンピュータ3Xに対応する書込データファイル6Xが外付のデータ保存用記憶装置5X内に作成され、その後当該「フィルタドライバの組込・初期化処理手順」RT1XをステップSP6Xにおいて終了する。
データ保存用記憶装置5X内に作成される書込データファイル6Xは、図17に示すように、管理データテーブルTBL1Xと、書込データテーブルTBL2Xとで構成されている。
管理データテーブルTBL1Xは、書込データファイル6Xに対応するパーソナルコンピュータ3Xの内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xに対してオペレーティングシステム(OS)7Xが書込命令を発したとき、当該書込命令によって指定された「HDD8Xの書込セクタアドレス」と、書き込まれるデータの「セクタ数」と、データ保存用記憶装置HDD8Xのデータの記憶位置を指定する「HDD8Xのデータアドレス」とを、書込命令が発せられるごとに、一覧記憶する。
これに対して書込データテーブルTBL2Xは、管理データテーブルTBL1Xによって指定された内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xのデータアドレス(すなわち書込データの書込番地(0、1024、2560……)と当該書込番地に書き込むべき実データ(DATA1−1〜DATA1−2)、(DATA2−1〜DATA2−5)……とを記憶する。
これにより、パーソナルコンピュータ3Xにおいて、オペレーティングシステム(OS)7Xが内蔵のデータ保存用記憶装置HDD8Xの「書込セクタアドレス」、「セクタ数」及び「データアドレス」を指定したとき、当該指定動作したパーソナルコンピュータ3Xから対応する書込データファイル6Xに対してデータを供給する。
かくしてパーソナルコンピュータ3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xは、その後、データ保存用記憶装置5Xに記憶されている対応する書込データを、あたかも内蔵するデータ保存用記憶装置(HDD)8Xから読み出したデータであるかのようなデータとして読み込んで、その後のパーソナルコンピュータ3Xに対するオペレータの入力操作に応じたデータの処理動作を実行することができる。
これに対して、図15のステップSP4Xにおいて、「書込データファイルがある」との判断結果が得られたとき、パーソナルコンピュータ(PC)3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xは、ステップSP7Xにおいて、書込データファイル6Xの管理データテーブルTBL1Xをパーソナルコンピュータ(PC)3X上のRAMに形成された管理データテーブル用メモリ12X(図16)に全て書き込むような処理をして、ステップSP6Xにおいて当該「フィルタドライバの組込・初期化処理手順」RT1Xを終了する。
かくして、データ保存用記憶装置5Xにおいて、パーソナルコンピュータ3Xに対応する書込データファイル6Xに書込データファイルがあることは、当該パーソナルコンピュータ3Xがこれまでに既にデータ保存用記憶装置5Xに接続してデータの処理を行ったことを意味し、このときオペレーティングシステム(OS)7Xから書込命令が発せられたデータについてのデータの存在番地をあたかも内蔵するデータ保存用記憶装置(HDD)8Xの記憶番地を管理していると同じように、データ保存用記憶装置5Xからパーソナルコンピュータ3X内に取り込むことができる。
(3)データの読込・書込処理
以上の構成において、パーソナルコンピュータ3Xのフィルタドライバ9Xはオペレーティングシステム(OS)7Xがデータの処理を実行する際に、データの書込処理や読込処理が必要になると、その都度、図18に示す「データの読込・書込処理手順」RT2Xを実行する。
フィルタドライバ9Xは、データの読込・書込処理手順RT2Xに入ると、まずステップSP11Xにおいてオペレーティングシステム(OS)7Xからのコマンドは書込命令WRITEか又は読込命令READかの判断をする。
ここで、「書込命令WRITEである」との判断結果が得られたとき、フィルタドライバ9Xは、ステップSP12XにおいてWRITE処理手順を実行した後、ステップSP13Xにおいてメインルーチンに戻るのに対して、「読込命令READ命令である」との判断結果が得られたときには、ステップSP14XにおいてREAD処理手順を実行した後、ステップSP13Xからメインルーチンに戻る。
フィルタドライバ9Xは、書込(WRITE)処理手順SP12Xに入ると、図19に示すように、ステップSP21Xにおいて、発生した書込データをデータ保存用記憶装置5Xに伝送して、当該データ保存用記憶装置5X上の対応する書込データファイル6Xの書込データテーブルTBL2X(図17)に書き込む。
続いてフィルタドライバ9Xは、ステップSP22Xにおいて、当該パーソナルコンピュータ3X内に形成した管理データテーブル用メモリ12X(図16)の管理データテーブルTBL3Xを更新することにより、書き込んだデータの「書込セクタアドレス」、「セクタ数」及び「記録データのアドレス」を管理データテーブルTBL3Xに保存する。
続いてフィルタドライバ9Xは、ステップSP23Xに移って、データ保存用記憶装置5X上の管理データテーブルTBL1X(図17)を更新することにより、当該書込データを書き込んだ「セクタアドレス」、「セクタ数」及び「データアドレス」を外付のデータ保存用記憶装置5Xの管理データテーブルTBL1Xに保存する。
かくしてパーソナルコンピュータ3Xのフィルタドライバ9Xは、当該書込命令WRITEに対する書込処理手順SP12Xを終了し、ステップSP24Xからメインルーチンに戻る。
このようにしてパーソナルコンピュータ3Xにおいてデータを書き込む必要が生じたとき、フィルタドライバ9Xは、図21に示すように、当該書込データを内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xに書き込まずに、外付のデータ保存用記憶装置5Xの対応する書込データファイル6Xの書込データテーブルTBL2Xに書き込むと共に、その管理データを管理データテーブルTBL1Xに保存する。
これと共に、当該パーソナルコンピュータ3XのRAM領域に作成した管理データテーブル用メモリ12Xの管理データテーブルTBL3Xに、書込データファイル6Xに書き込んだ書込データに関する管理データを、保存する。
その結果パーソナルコンピュータ3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xは、本来の機能であれば、内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xに記憶すべき書込データを、フィルタドライバ9Xの処理機能を利用して、データ保存用記憶装置5Xに書き込むような処理をするだけで、内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xには書き込まないので、オペレータがパーソナルコンピュータ3Xから離れるときはデータ保存用記憶装置5Xをはずしておくだけで、パーソナルコンピュータ3Xのデータ保存用記憶装置(HDD)8X内のデータが不用意に悪用された場合でも、外付のデータ保存用記憶装置5X内に保存されたデータの悪用を有効に回避できる。
これに対して、オペレーティングシステム(OS)7Xからのコマンドが読込命令READであるため、ステップSP14X(図18)の読込命令(READ)処理手順を実行するときには、フィルタドライバ9Xは、図20に示すように、ステップSP31Xにおいて、読み込むデータの読込セクタが管理データテーブル用メモリ12X(図16)の管理データテーブルTBL3Xに存在するか否かを確認する。
その結果、「存在する」との判断結果が得られると、フィルタドライバ9Xは、ステップSP32Xに移って、データ保存用記憶装置5Xから書込データテーブルTBL2X(図17)の1セクタ分の書込データを読み込んでステップSP33Xに移る。
このステップSP33Xにおいて、フィルタドライバ9Xは、「読込命令READによって指定された読込セクタ数だけ繰り返したか否か」を判断し、否定結果が得られたとき上述のステップSP31Xに戻って、再度ステップSP32Xにおいて次の1セクタ分の書込デーを読み込む。
以下同様にして、ステップSP33X−SP31X−SP32X−SP33Xのループによって、オペレーティングシステム(OS)7Xは、指定した書込データを順次1セクタ分ずつパーソナルコンピュータ3Xに読み込む。
かくして指定された読込セクタ分だけ書込データを読み込んだとき、フィルタドライバ9Xは、ステップSP33Xにおいて肯定結果を得ることによりステップSP34Xからメインルーチンに戻る。
これに対して、ステップSP31Xにおいて、「読込セクタは管理データテーブルTBL3Xに存在しない」との判断結果が得られると、フィルタドライバ9Xは、ステップSP35Xに移って、汎用のパーソナルコンピュータ3X本来のディスクアクセス処理(図13)として、内蔵のDISKドライバ10BXを呼び出して1セクタ分のデータを読み込んだ後、ステップSP33Xに移る。
この場合もフィルタドライバ9Xは、ステップSP33X−SP31X−SP35X−SP33Xのループを繰り返し実行することにより、オペレーティングシステム(OS)7Xによって指定された全てのセクタ分のデータをデータ保存用記憶装置(HDD)8Xから読み込んだ後、ステップSP34Xからメインルーチンに戻る。
このようにして、読込命令READがオペレーティングシステム(OS)7Xから発せられたとき、フィルタドライバ9Xは、図21に示すように、当該読込命令READの指定に応じて、パーソナルコンピュータ3Xに内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xの書込データを読み込み、又は外付のデータ保存用記憶装置(USB−FLASH)5Xの対応する書込データテーブルTBL2Xを読み込む。
かくして、パーソナルコンピュータ3Xのオペレーティングシステム(OS)7Xは外付のデータ保存用記憶装置(USB−FLASH)5Xに保存されている書込データを、あたかも内蔵のデータ保存用記憶装置(HDD)8Xに保持されている書込データであるかのようにして、読み込むことができる。
これに加えて、パーソナルコンピュータ3X内に作成した管理データテーブル用メモリ12X内の管理データテーブルTBL3Xに基づいて当該読込セクタの存在を確認することができるようにしたことにより、その都度各パーソナルコンピュータ3Xからデータ保存用記憶装置5Xに対する確認をする必要性をなくし得る。
かくして各パーソナルコンピュータ3Xとデータ保存用記憶装置5Xとの間のデータ転送手段の負荷を一段と軽減することができる。
本発明は汎用のコンピュータのデータを安全に保存しようとする場合に利用できる。
本発明のパーソナルコンピュータのデータ管理システムの第1の実施の形態を示す略線的系統図である。 汎用のパーソナルコンピュータ本来のディクスアクセス処理を示すブロック図である。 汎用のパーソナルコンピュータに対するフィルタドライバの挿入機能の説明に供するブロック図である。 フィルタドライバの組込・初期化処理手順を示すフローチャートである。 パーソナルコンピュータ内に作成された管理データテーブル用メモリを示す略線図である。 データ管理用サーバ内に作成された書込データファイルを示す略線図である。 データの書込・読込処理手順を示すフローチャートである。 図7の書込(WRITE)処理手順を示すフローチャートである。 図7の読込(READ)処理手順を示すフローチャートである。 書込データ及び管理データの流れを示す略線的ブロック図である。 本発明のパーソナルコンピュータのデータ管理システムの第2の実施の形態を示す略線的系統図である。 データ保存用記憶装置を接続したパーソナルコンピュータを示す斜視図である。 汎用のパーソナルコンピュータ本来のディクスアクセス処理を示すブロック図である。 汎用のパーソナルコンピュータに対するフィルタドライバの挿入機能の説明に供するブロック図である。 フィルタドライバの組込・初期化処理手順を示すフローチャートである。 パーソナルコンピュータ内に作成された管理データテーブル用メモリを示す略線図である。 データ管理用サーバ内に作成された書込データファイルを示す略線図である。 データの書込・読込処理手順を示すフローチャートである。 図18の書込(WRITE)処理手順を示すフローチャートである。 図18の読込(READ)処理手順を示すフローチャートである。 書込データ及び管理データの流れを示す略線的ブロック図である。
符号の説明
1、1X……パーソナルコンピュータのデータ管理システム、2……ローカルエリアネットワーク(LAN)、3A、3B……3N、3X……パーソナルコンピュータ、4……データ管理用サーバ、5、5X……データ保存用記憶装置、6A、6B……6N、6X……書込データファイル、7、7X……オペレーティングシステム(OS)、8、8X……データ保存用記憶装置(HDD)、9、9X……フィルタドライバ、10、10X……管理データテーブル用メモリ、11……ネットワークアクセスシステム、11X……USBメモリドライバ。

Claims (6)

  1. オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより上記内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータを、ネットワークを介して、データ管理用サーバに接続し、
    上記パーソナルコンピュータの上記オペレーティングシステムのファイルシステムと上記ディスクドライバとの間にフィルタドライバを挿入し、
    上記フィルタドライバは、
    上記オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを上記ネットワークを介して上記データ管理用サーバの書込データテーブルに書き込み、
    上記オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、上記内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み又は上記ネットワークを介して上記データ管理用サーバの書込データテーブルの書込データを読み込む
    ことを特徴とするパーソナルコンピュータのデータ管理方法。
  2. オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより上記内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータと、
    ネットワークを介して、上記パーソナルコンピュータに接続されたデータ管理用サーバと、
    上記パーソナルコンピュータの上記オペレーティングシステムのファイルシステムと上記ディスクドライバとの間に挿入されたフィルタドライバと
    を具え、
    上記フィルタドライバは、
    上記オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを上記ネットワークを介して上記データ管理用サーバの書込データテーブルに書き込み、
    上記オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、上記内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み又は上記ネットワークを介して上記データ管理用サーバの書込データテーブルの書込データを読み込む
    ことを特徴とするパーソナルコンピュータのデータ管理システム。
  3. オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより上記内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータに対して、上記パーソナルコンピュータの上記オペレーティングシステムのファイルシステムと上記ディスクドライバとの間に挿入されるフィルタドライバであって、
    上記フィルタドライバは、
    上記パーソナルコンピュータがネットワークを介してデータ管理用サーバに接続された状態において、
    上記オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを上記ネットワークを介して上記データ管理用サーバの書込データテーブルに書き込み、
    上記オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、上記内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み又は上記ネットワークを介して上記データ管理用サーバの書込データテーブルの書込データを読み込む
    ことを特徴とするフィルタドライバ。
  4. オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより上記内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータに外付のデータ保存用記憶装置を接続し、
    上記パーソナルコンピュータの上記オペレーティングシステムのファイルシステムと上記ディスクドライバとの間にフィルタドライバを挿入し、
    上記フィルタドライバは、
    上記オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを上記外付のデータ保存用記憶装置に書き込み、
    上記オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、上記内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み又は上記外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルの書込データを読み込む
    ことを特徴とするパーソナルコンピュータのデータ管理方法。
  5. オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより上記内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータと、
    上記パーソナルコンピュータに接続された外付のデータ保存用記憶装置と、
    上記パーソナルコンピュータの上記オペレーティングシステムのファイルシステムと上記ディスクドライバとの間に挿入されたフィルタドライバと
    を具え、
    上記フィルタドライバは、
    上記オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを上記外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルに書き込み、
    上記オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、上記内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み又は上記外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルの書込データを読み込む
    ことを特徴とするパーソナルコンピュータのデータ管理システム。
  6. オペレーティングシステムのファイルシステムによって内蔵のデータ保存用記憶装置を駆動するディスクドライバを動作させることにより上記内蔵のデータ保存用記憶装置に対するデータを書き込み又は読み出すパーソナルコンピュータに対して、上記パーソナルコンピュータの上記オペレーティングシステムのファイルシステムと上記ディスクドライバとの間に挿入されるフィルタドライバであって、
    上記フィルタドライバは、
    上記パーソナルコンピュータが外付のデータ保存用記憶装置に接続された状態において、
    上記オペレーティングシステムがデータ書込命令を発したとき、当該書込データを上記外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルに書き込み、
    上記オペレーティングシステムがデータ読込命令を発したとき、上記内蔵のデータ保存用記憶装置の書込データを読み込み又は上記外付のデータ保存用記憶装置の書込データテーブルの書込データを読み込む
    ことを特徴とするフィルタドライバ。
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