JP2007183480A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子写真方式の画像形成装置において、厚い封筒と薄い封筒の両方に適正に画像を形成することができるようにする。
【解決手段】画像形成装置1の定着装置50は、ホットローラ51と,ホットローラ51の下方に対向するバックアップローラ52と、バックアップローラ52の回転軸の第1端部を保持する位置決め機構とで構成されている。制御部は、ユーザにより記録紙の種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定されると、位置決め機構を制御しバックアップローラ52の第1端部の位置を下方に変位させ、2つのローラの回転軸同士が所定の角度をなす封筒通紙状態にする。厚い封筒E1、薄い封筒E2は、それぞれ、手差しトレイ21の、バックアップローラ52の第1端部側、第2端部側にセットされ、それぞれ、2つのローラの第1端部側の回転軸間の距離が広い部位、第2端部側の回転軸間の距離が狭い部位で挟圧される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホットローラとそれに対向するバックアップローラとの間でトナーが付着された記録紙を挟圧する定着装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に関し、より詳しくは、ホットローラとバックアップローラとの間隔を変更可能である画像形成装置に関する。
一般に、例えばレーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置では、記録紙をホットローラとホットローラに対向するバックアップローラとの間で挟圧する定着装置により、トナーが付着された記録紙に所定の熱及び圧力を加えてトナーを記録紙上に定着させて記録紙に画像を形成する(例えば、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3参照)。このような画像形成装置では、適正に記録紙に画像を形成するためには、記録紙の厚み等に応じて適切な熱及び圧力で記録紙を挟圧する必要がある。記録紙を挟圧するときの圧力が小さければ、記録紙に十分な熱が加えられず、適正にトナーが定着されない。また、記録紙を挟圧するときの圧力が大きすぎると、記録紙に熱が加えられたときに記録紙が伸びてしまい、記録紙に皺が生じてしまうことがある。そのため、定着装置のホットローラとバックアップローラの互いの回転軸の間隔は、記録紙の厚みに応じて適正な間隔となるように調整する必要がある。従来では、バックアップローラの位置をソレノイド等を用いた位置決め機構により変更させることにより、定着装置の2つのローラの回転軸同士の間隔を2段階に調整可能に構成され、厚みが薄い普通紙と、封筒や厚紙等との両方に対応可能にした画像形成装置が知られている。
ところで、封筒は、用いられる紙自体の厚みや紙の重ねあわせ等が様々であり、その厚みは様々である。上述のような画像形成装置に、厚い封筒を記録紙として用いるとき及び薄い封筒を記録紙として用いるときでも、共に普通紙より厚いため、定着装置の2つのローラの回転軸同士の間隔は、2段階のうち間隔が広いほうに設定された状態にされる。しかしながら、このとき、厚い封筒と薄い封筒の両方に、共に適正に画像を形成させることは困難である。すなわち、定着装置に封筒を挟圧させる場合に、厚い封筒に適切な圧力を加えることができるような場合には、薄い封筒に加えられる圧力が小さいため、適正にトナーが定着されないことがある。また、薄い封筒に適切な圧力を加えることができるような場合には、厚い封筒には加えられる圧力が大きすぎ、上述のように皺が生じてしまうことがある。
ここで、特許文献1には、封筒印刷時に、上述の2つのローラによる定着加圧力を軽減させるために、封筒通紙側のローラ間の間隔をローラと共に回動するカムにより広げるような画像形成装置が記載されている。しかしながら、この画像形成装置は、厚い封筒を加圧するときも、薄い封筒を加圧するときも、同様にローラ間の間隔を広げた状態で加圧するものであり、上述の問題を解決するものではない。また、特許文献2には、封筒等を通紙したときの記録紙が通過されない非通紙部の昇温を防止するために、記録紙が挿入されるとき基準となる側が記録紙の圧接力が弱く、発熱量が多く、その反対側が圧接力が強く、発熱量が弱くなるように構成された定着装置が記載されている。しかしながら、この定着装置は、厚い封筒及び薄い封筒は区別なく記録紙の圧接力が弱い部位で圧接されるため、上述の問題点を解決可能なものではない。なお、特許文献3には、バックアップローラの回転軸の両端支持部を回動させてローラを湾曲させて種々の記録紙に最適な張力を与えるものが記載されている。しかしながら、このような構造では、バックアップローラを支持する構造が複雑となるため、安価な画像形成装置に用いるには現実的ではない。
特開平8−314304号公報 特開平8−160796号公報 特開平10−274893号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、トナー定着時に皺が生じたり、適正に定着できなかったりすることなく、厚い封筒と薄い封筒の両方に適正に画像を形成することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、表面に感光体層が形成された感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電ローラと、前記感光体ドラムの表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光装置と、前記感光体ドラムの表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、前記感光体ドラムの回転方向の前記現像装置よりも下流側の所定の転写位置において、前記感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙上に転写させる転写ローラと、ホットローラと、ホットローラに対向するバックアップローラと、バックアップローラを、その回転軸と前記ホットローラの回転軸との間隔を変更可能に配置させる位置決め機構とを有しており、前記ホットローラとバックアップローラとの間でトナー像が転写された記録紙を挟圧して所定の熱及び圧力を与えることによりトナー像を記録紙上に定着させる定着装置と、記録紙が一枚ずつ筐体内部に搬送可能にセットされる手差しトレイと、前記手差しトレイにセットされた記録紙を筐体内部に送出して前記転写位置に搬送する記録紙搬送機構と、記録紙に画像を形成するプリント動作を制御する制御部とを備えた電子写真方式の画像形成装置において、前記バックアップローラは、その回転軸の第1端部の軸受が、前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が変更可能となるように、前記位置決め機構により保持されており、その回転軸の第2端部の軸受が、前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が一定となるように設けられており、前記制御部は、記録紙の種類が、少なくとも普通紙、厚い封筒、又は薄い封筒のうちいずれであるかをユーザにより設定可能に構成されており、記録紙の種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定された場合には、前記バックアップローラの回転軸の第1端部の軸受と前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が広くなるように、前記位置決め機構を動作させることにより、前記バックアップローラの回転軸を、前記ホットローラの回転軸に対して、所定の角度をなすように変位させ、記録紙の種類が厚い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第1端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御し、記録紙の種類が薄い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第2端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御し、記録紙の種類が厚い封筒に設定された場合には、前記手差しトレイの、前記バックアップローラの第1端部側に対応する所定の部位にセットされた封筒に、筐体内部でトナー像が転写されて、前記バックアップローラと前記ホットローラとの、それぞれの回転軸間の間隔が第2端部側より広い第1端部側の所定の部位で挟圧されることにより画像が形成され、記録紙の種類が薄い封筒に設定された場合には、前記手差しトレイの、前記バックアップローラの第2端部側に対応する所定の部位にセットされた封筒に、筐体内部でトナー像が転写されて、前記バックアップローラと前記ホットローラとの、それぞれの回転軸間の間隔が第1端部側より狭い第2端部側の所定の部位で挟圧されることにより画像が形成されるものである。
請求項2の発明は、表面に感光体層が形成された感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電ローラと、前記感光体ドラムの表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光装置と、前記感光体ドラムの表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、前記感光体ドラムの回転方向の前記現像装置よりも下流側の所定の転写位置において、前記感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙上に転写させる転写ローラと、ホットローラと、ホットローラに対向するバックアップローラと、バックアップローラを、その回転軸と前記ホットローラの回転軸との間隔を変更可能に配置させる位置決め機構とを有しており、前記ホットローラとバックアップローラとの間でトナー像が転写された記録紙を挟圧して所定の熱及び圧力を与えることによりトナー像を記録紙上に定着させる定着装置と、記録紙がセットされる給紙トレイと、前記給紙トレイにセットされた記録紙を筐体内部に送出して前記転写位置に搬送する記録紙搬送機構と、記録紙に画像を形成するプリント動作を制御する制御部とを備えた電子写真方式の画像形成装置において、前記位置決め機構は、前記バックアップローラの回転軸を、前記ホットローラの回転軸に対して、所定の角度をなすように変位可能に構成されており、前記バックアップローラの回転軸が、前記ホットローラの回転軸に対して所定の角度をなすように変位されたとき、厚い封筒は前記バックアップローラと前記ホットローラの隙間の大きい部分で、薄い封筒は前記バックアップローラと前記ホットローラの隙間が狭い部分で、それぞれ挟圧可能であるものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記制御部は、記録紙の種類が、少なくとも普通紙、厚い封筒、又は薄い封筒のうちいずれであるかをユーザにより設定可能に構成されており、記録紙の種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定された場合には、前記バックアップローラの回転軸の第1端部の軸受と前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が広くなるように、前記位置決め機構を動作させることにより、前記バックアップローラの回転軸を、前記ホットローラの回転軸に対して、所定の角度をなすように変位させ、記録紙の種類が厚い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第1端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御し、記録紙の種類が薄い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第2端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御するものである。
請求項1の発明によれば、厚い封筒又は薄い封筒に画像を形成するときに、厚い封筒は、バックアップローラとホットローラとの、それぞれの回転軸間の間隔が第2端部側より広い第1端部側の部位で挟圧され、薄い封筒は、2つのローラの回転軸間の間隔が第1端部側より狭い第1端部側の部位で挟圧される。従って、定着装置で厚い封筒を挟圧するときに2つのローラにより加えられる圧力と、薄い封筒を挟圧するときに2つのローラにより加えられる圧力とを、いずれも適正な大きさにすることが可能であり、厚い封筒と薄い封筒の両方に適正に画像を形成することが可能になる。また、ユーザは、画像を形成させる封筒が厚い封筒か薄い封筒かを選択し、厚い封筒は手差しトレイのバックアップローラの第1端部側に対応する部位に、薄い封筒は手差しトレイのバックアップローラの第2端部側に対応する部位にセットすれば、制御部が、位置決め機構を制御してバックアップローラを変位させると共に、露光装置等を制御することによりその封筒に画像が形成されるので、より容易な操作により、厚い封筒と薄い封筒の両方に適正に画像を形成させることが可能となる。
請求項2の発明によれば、位置決め機構により、バックアップローラが、前記ホットローラに対して互いの回転軸がバックアップローラの第1端部側が開いた所定の角度をなすように変位されたとき、厚い封筒はバックアップローラの第1端部側で、薄い封筒はバックアップローラの第2端部側で挟圧される。従って、上述と同様に、厚い封筒を挟圧するときの封筒に加えられる圧力と、薄い封筒を挟圧するときの封筒に加えられる圧力を、いずれも適正な大きさにすることが可能であり、厚い封筒と薄い封筒の両方に適正に画像を形成することが可能になる。
請求項3の発明によれば、記録紙が厚い封筒又は薄い封筒に設定されたとき、制御部の制御により、バックアップローラが、ホットローラに対して互いの回転軸同士が所定の角度をなすように変位され、また、露光装置等を制御して厚い封筒か薄い封筒かに応じて感光体ドラムにトナー像を形成させるので、ユーザは、厚い封筒又は薄い封筒を給紙トレイのバックアップローラの第1端部側に対応する部位又は第2端部側に対応する部位にそれぞれセットするだけで、その封筒に画像を適正に形成させることができる。従って、より容易な操作により、厚い封筒と薄い封筒の両方に適正に画像を形成させることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置を示す。この画像形成装置1は、例えば外部のパーソナルコンピュータ等と接続されて用いられるものである。この画像形成装置1は、外部のパーソナルコンピュータ等から送信される画像データに基づいて、例えばA4サイズまでの記録紙Pに電子写真方式により画像を形成するレーザビームプリンタのプリント機能と、ディジタル式複写機の機能とを備えた、いわゆる複合機である。この画像形成装置1は、後述するように、例えば普通紙や封筒等、種々の記録紙に画像を形成可能に構成されている。なお、画像形成装置1はこのような複合機に限られるものではなく、例えばディジタル式複写機の機能を備えていないようなものであってもよい。
図1に示すように、画像形成装置1の上部には、原稿MSを画像データとして読み取るためのスキャナ10が設けられている。スキャナ10は、筐体11の上面に設けられた矩形開口に装着された、例えばガラス等の透光性材料で形成された平板状の原稿台12と、原稿台12の内面に対向しつつ副走査方向に移動されるスキャンユニット13と、スキャンユニット13を副走査方向に往復移動させる駆動機構14等で構成されている。駆動機構14は、例えばモータ等によりベルト及びプーリを回動させることによりスキャンユニット13を移動させるように構成されている。
スキャンユニット13は、いわゆるCIS(Contact Image Sensor)であり、主走査方向に沿って設けられた線状光源(図示せず)と、線状光源に平行に設けられた撮像装置(図示せず)とを有している。線状光源は、例えば複数のLEDを主走査方向に配列したものであり、原稿台12の主走査方向の全域を略均一な明るさで照明する。撮像装置は、微小レンズを主走査方向に配列したレンズアレイと、各レンズに対応して主走査方向に受光素子を配列した受光素子アレイで構成されている。各レンズは、原稿台12の外面に焦点が合わされており、原稿台12の外面に密着するように載置された原稿MSのうち、線状光源により照明された所定の範囲の像を各受光素子の受光面に結像し、各受光素子により所定の範囲の画像を撮像する。
スキャナ10の直下には、記録紙Pがセットされる給紙トレイの1つである給紙カセット20が配置されている。この給紙カセット20は、画像形成装置1の筐体11に着脱可能に取り付けられている。筐体11の下部には、もう1つの給紙トレイである手差しトレイ21が配置されている。手差しトレイ21は、例えば給紙カセット20にセットされている記録紙Pとは別のサイズ又は種類の記録紙Pに画像を形成するときに用いられるものである。また、筐体11の下部には、記録紙Pが筐体11から排出される排紙トレイ35が設けられている。給紙カセット20にセットされた記録紙Pは、筐体11の内部に配された記録紙搬送機構30により筐体11の内部に搬送される。記録紙搬送機構30は、図に示すように、給紙カセット20の底面の先端部に対向するように設けられた給紙ローラ31及び給紙ガイド32と、給紙ガイド32を沿うように搬送された記録紙Pや、手差しトレイ21にセットされた記録紙Pを、後述する転写位置に搬送する搬送ローラ33と、給紙ローラ31や搬送ローラ33を駆動するモータ(図示せず)を有している。
給紙カセット20の下方の筐体11の内部には、電子写真方式により記録紙Pに画像を形成する画像形成部40と、例えばASICやメモリ等で構成されており、この画像形成装置1の動作を制御する制御部100とが設けられている。画像形成部40は、表面に感光体層が形成された感光体ドラム41と、感光体ドラム41の表面を均一に帯電させる帯電ローラ42と、感光体ドラム41の表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光装置43と、感光体ドラム41の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置44と、感光体ドラム41の回転方向の現像装置よりも下流側の所定の転写位置において、感光体ドラム41の表面に対向するように設けられ、感光体ドラム41の表面に形成されたトナー像を記録紙上に転写させる転写ローラ45と、感光体ドラム41上に残ったトナーを除去するためのクリーナ46と、転写位置よりも記録紙Pの搬送方向下流側に配された定着装置50等で構成されている。
露光装置43は、レーザビームを出力する半導体レーザ、半導体レーザから出力されたレーザビームを主走査方向に走査させるように反射するポリゴンミラー、ポリゴンミラーにより反射されたレーザビームの反射角度に応じて収差を補正するfθレンズ等で構成されている。そして、スキャナ10により読み取られた原稿MSの画像データ等を用いて、半導体レーザの発光・非発光を制御し、感光体ドラム41の感光体層の表面を露光し、感光体層に潜像を形成する。
定着装置50は、筐体11に略水平に取り付けられた回転軸を中心に回転し、外周が所定の高温に制御されるホットローラ51と、ホットローラ51に対向するように、ホットローラ51の下側に、回転軸がホットローラ51の回転軸と略平行となるように、回動自在に設けられたバックアップローラ52と、バックアップローラ52の回転軸の第1端部の軸受に接続された位置決め機構53とで構成されている。定着装置50は、後述するように、トナーが転写された記録紙Pをホットローラ51とバックアップローラ52との間で挟圧して所定の熱及び圧力を与えることによりトナー像を記録紙P上に定着させるものである。
バックアップローラ52は、回転軸の第1端部の軸受が位置決め機構53に保持され、回転軸の第2端部の軸受は、バックアップローラ52が他端を中心に下方向に回動可能となるように取り付けられている。すなわち、バックアップローラ52は、その回転軸の第2端部の軸受が、ホットローラ51の回転軸の軸受との間隔が一定のまま不変となるように設けられている。位置決め機構53は、バックアップローラ52の回転軸の第1端部の軸受に、第1端部が取り付けられたレバー53aと、レバー53aの第2端部と筐体11とに接続されているばね53bと、レバー53aの第2端部に接続され、レバー53aの第2端部の位置を所定量だけ変位させるソレノイド53cとで構成されている。レバー53aは、第1端部と第2端部との間で筐体に軸支され、第2端部の変位に応じて第1端部が変位するようなてことして動作するように構成されている。ばね53bは、レバー53aの第2端部を例えば下方に付勢するように配されている。ソレノイド53cは、例えばプル型のものであり、ばね53bの付勢力よりも強い力でレバー53aの第2端部を引き上げ可能であるものである。本実施形態において、ソレノイド53cの動作は、制御部100により制御される。
バックアップローラ52は、ソレノイド53cが引き上げ動作していないときには、ばね53bの付勢力により、バックアップローラ52の回転軸の第1端部がホットローラ51に向けて付勢された状態となっている。この状態では、バックアップローラ52の回転軸とホットローラ51の回転軸とが平行になるように構成されている。また、後述するように封筒等が通紙されるような場合で、ソレノイド53cが引き上げ動作を行ってレバー52aの第2端部を引き上げたときには、バックアップローラ52の回転軸の第1端部の軸受がホットローラ51の回転軸の軸受との間隔が広くなるように下方に変位する。すなわち、バックアップローラ52が、その回転軸の第2端部の軸受を中心に下方に回動した状態となり、ホットローラ51に対して、互いの回転軸同士が所定の角度をなすような状態となる。このとき、ホットローラ51の表面とバックアップローラ52の表面との間に、バックアップローラ52の第1端部側のほうが広くなるように隙間が生じた状態となる。以下の説明では、上述のように、ソレノイド53cが引き上げ動作をしておらず、バックアップローラ52の回転軸とホットローラ51の回転軸とが平行である定着装置50の状態を通常状態とし、また、ソレノイド53cが引き上げ動作を行っており、バックアップローラ52の回転軸とホットローラ51の回転軸とが所定の角度をなすような状態となった定着装置50の状態を封筒通紙状態として説明する。
制御部100は、この画像形成装置1のスキャナ10、記録紙搬送機構30、及び画像形成部40等の制御を行うものであり、記録紙Pに画像を形成するプリント動作、原稿台12に載置された原稿MSを読み取るスキャン動作等を制御する。制御部100は、外部に接続されたパーソナルコンピュータ等上で動作するドライバプログラムや、筐体11にユーザが操作可能に設けられたコントロールパネル等から信号が送信されること等により、種々の動作を制御するように構成されている。ここで、本実施形態において、制御部100は、プリント動作により画像が形成される記録紙Pの種類をユーザにより設定可能に構成されており、設定された記録紙Pの種類に応じて、プリント動作を制御する。記録紙Pの種類は、例えば、普通紙、薄い封筒、厚い封筒とが設定可能に構成されている。ユーザは、これらの記録紙Pの種類を、上述のドライバプログラムを介して制御部100に設定可能である。なお、記録紙Pの種類は、これらに加えて、さらに他の記録紙Pの種類を設定可能に構成されていてもよい。また、記録紙Pの種類は、ユーザがコントロールパネル等を操作することにより設定されるように構成されていてもよい。
本実施形態において、制御部100は、記録紙Pの種類が普通紙に設定されているときには、ソレノイド53cを動作させず、定着装置50を通常状態としてプリント動作を制御するように構成されている。また、制御部100は、記録紙Pの種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定された場合には、定着装置50の状態を封筒通紙状態に変化させてプリント動作を制御するように構成されている。そして、制御部100は、記録紙Pの種類が、厚い封筒又は薄い封筒に設定された場合には、後述するように、露光装置43を制御して、感光体ドラム41に形成されるトナー像の位置を変更するように構成されている。
以下に、図2を参照して、例えば手差しトレイ21にセットされた例えばA4サイズの普通紙である記録紙Pに画像を形成するときの動作について説明する。記録紙Pとして厚みが薄い普通紙を用いるときには、ユーザは、記録紙Pの種類を普通紙として、制御部100に設定する。これにより、定着装置50が上述のように通常状態となる。
手差しトレイ21には、記録紙Pのセット位置をガイドするための記録紙ガイド21aが取り付けられており、この記録紙ガイド21aをA4サイズの幅の所定位置に調節して、それに沿うように記録紙Pがセットされる。そして、プリント動作が開始されると、記録紙Pが搬送ローラ33が駆動されて記録紙Pが図の矢印方向に給紙され、筐体11内部に搬送される。上述のように、感光体ドラム41には、制御部100の制御により記録紙P上に形成するための画像データに基づいてトナー像IMが形成されている。ここで、記録紙Pの種類が普通紙であるときには、トナー像IMは、例えばその中央が感光体ドラム41の略中央をとなるように、すなわち中央基準で形成されるように構成されている。そして、記録紙Pは、転写位置まで搬送されると、感光体ドラム41と転写ローラ45とに挟まれて、トナー像IMが記録紙P上に転写される。トナー像IMが転写された後、記録紙Pは、定着装置50でホットローラ51とバックアップローラ52により挟圧されながら搬送され、トナー像IMが定着される。そして、画像が形成された記録紙Pは、排紙トレイ35上に排出される。なお、本実施形態において、給紙カセット20にセットされた記録紙Pも、給紙ローラ31により給紙ガイド32に沿って筐体11の内部に搬送されて、上述と同様に画像が形成される。
次に、図3(a)、(b)を参照して、記録紙Pが封筒であるときのプリント動作について説明する。図示はしないが、図3(a)、(b)において、バックアップローラ52の回転軸の右側部分が、上述のように位置決め機構53により保持されているとする。封筒は、ユーザにより、それが厚い封筒E1であるか薄い封筒E2であるかを判別された後、手差しトレイ21の所定の場所にセットされる。ここで、ユーザが行う、画像をプリントする封筒が厚い封筒E1であるか薄い封筒E2であるかの判別は、ユーザが経験的に行うようにしてもよいし、例えば筐体11の一部にスリット状の厚みゲージを設けてそのスリットに封筒が入るかどうかにより行うようにしてもよい。ユーザは、このようにして封筒が厚い封筒E1又は薄い封筒E2と判断したときには、記録紙Pの種類をそれぞれ厚い封筒又は薄い封筒として制御部100に設定する。制御部100は、このように記録紙Pの種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定されると、上述のようにソレノイド53cを制御して、定着装置50の状態を封筒通紙状態とする。定着装置50は、封筒通紙状態では、図の白抜き矢印で示すようにバックアップローラ52が回動し、バックアップローラ52の回転軸の第1端部である右側端部とホットローラ51の回転軸の角度が広くなり、ホットローラ51の回転軸とバックアップローラ52の回転軸とが所定の角度θをなした状態となる。
そして、ユーザは、厚い封筒E1又は薄い封筒E2を、手差しトレイ21にセットする。封筒E1,E2をセットする前に、ユーザは、記録紙ガイド21aは、例えばA4の記録紙Pをセットするときと同じ位置に調節する。なお、この記録紙ガイド21aの位置は、これに限られるものではない。そして、ユーザは、記録紙Pの種類を厚い封筒に設定したときには、図3(a)に示すように、厚い封筒E1を、図の右側の記録紙ガイド21aを基準にセットする。すなわち、厚い封筒E1は、手差しトレイ21の、バックアップローラ52の第1端部側に対応する所定の部位にセットされる。また、ユーザは、記録紙Pの種類を薄い封筒に設定したときには、図3(b)に示すように、薄い封筒E2を、図の左側の記録紙ガイド21aを基準にセットする。すなわち、薄い封筒E2は、手差しトレイ21の、バックアップローラ52の第2端部側に対応する所定の部位にセットされる。
封筒E1,E2が手差しトレイ21にセットされて、プリント動作が開始されると、制御部50は、記録紙Pの種類が普通紙にセットされているときとは異なり、露光装置43を制御して、感光体ドラム41に形成されるトナー像の位置を変更する。例えば、封筒E1,E2の大きさに設定された画像データに基づいてプリント動作を行うときには、感光体ドラム41には、トナー像IM2が、設定されている記録紙Pの種類に応じて、所定の基準位置に基づいた位置に形成される。本実施形態においては、記録紙Pの種類が厚い封筒に設定されているときには、図3(a)に示すように、感光体ドラム41の、例えばA4サイズの記録紙Pに画像を形成するときのA4サイズの右側部が基準となるように、トナー像IM2が形成される。すなわち、制御部100は、感光体ドラム41の、バックアップローラ52の第1端部側に対応する所定の部位に、トナー像IM2を形成させる。また、記録紙Pの種類が薄い封筒に設定されているときには、図3(b)に示すように、感光体ドラム41の、例えばA4サイズの記録紙Pに画像を形成するときのA4サイズの左側部が基準となるように、トナー像IM2が形成される。すなわち、制御部100は、感光体ドラム41の、バックアップローラ52の第2端部側に対応する所定の部位に、トナー像IM2を形成させる。
プリント動作が開始されて、感光体ドラム41にトナー像IM2が形成されると、転写位置を通過する封筒E1,E2に、上述と同様にトナー像IM2が転写される。そして、厚い封筒E1は、定着装置50に搬送されると、ホットローラ51とバックアップローラ52の、図の右側の部位で挟圧されて、転写されたトナー像IM2が厚い封筒E1に定着される。すなわち、厚い封筒E1は、ホットローラ51とバックアップローラ52との、それぞれの回転軸間の間隔が第2端部側より広い第1端部側の所定の部位(隙間の大きい部分)で挟圧されることにより、画像が形成される。また、薄い封筒E2は、定着装置50に搬送されると、ホットローラ51とバックアップローラ52の、図の左側の部位で挟圧されて、転写されたトナー像IM2が薄い封筒E2に定着される。すなわち、薄い封筒E2は、ホットローラ51とバックアップローラ52との、それぞれの回転軸間の間隔が第1端部側より狭い第2端部側の所定の部位(隙間が狭い部分)で挟圧されることにより、画像が形成される。
このように、本実施形態においては、厚い封筒E1は、バックアップローラ52とホットローラ51との、それぞれの回転軸間の間隔が広い部位で挟圧され、薄い封筒E2は、それぞれの回転軸間の間隔が狭い部位で挟圧される。従って、厚い封筒E1に定着装置50により加えられる圧力と、薄い封筒に加えられる圧力とを、いずれも適正な大きさにすることが可能であり、厚い封筒E1に皺等が生じたり、薄い封筒E2にトナー像IM2が定着されなかったりという不具合がなく、厚い封筒E1と薄い封筒E2の両方に適正に画像を形成することが可能になる。また、厚い封筒E1又は薄い封筒E2に画像を軽視するときには、制御部100が、露光装置43を制御して、感光体ドラム41に形成されるトナー像の位置を適切な位置に変更するので、ユーザは、封筒が厚い封筒か薄い封筒かを選択し、手差しトレイの所定の位置にセットするのみの、より容易な操作を行うことにより、厚い封筒E1と薄い封筒E2の両方に適正に画像を形成させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、画像形成装置1が、例えばLCDモニタ等の表示部を有しており、制御部が、設定された記録紙Pの種類に応じて、封筒のセット場所等を案内するような表示を表示部に表示させるように構成されていてもよい。このような構成により、ユーザが、より容易に、厚い封筒E1と薄い封筒E2の両方に適正に画像を形成させることが可能となる。また、画像形成装置1が、封筒を給紙カセット20から搬送可能に構成されているものであれば、厚い封筒E1又は薄い封筒E2を、それぞれ給紙カセット20の、バックアップローラ52の第1端部側又は第2端部側と対応する部位にセットして、例えば連続プリント可能に構成されていてもよい。さらにまた、位置決め機構53の構成は上述のものに限られるものではなく、レバー53aを有さず、ばね53b及びソレノイド53cが直接にバックアップローラ52の回転軸の第1端部を保持するような構成であってもよい。また、ばね53bを有していなかったり、ソレノイド53cではなく他の形式のアクチュエータを用いて回転軸の第1端部の位置を変更可能に構成されていてもよい。
そして、位置決め機構53は、ユーザが外部からレバー等を操作することにより、いわゆる手動で、回転軸の第1端部の位置を変更可能に構成されたものであってもよい。このような場合には、例えば、ユーザが封筒に画像を形成するときには、手動で定着装置50を封筒通紙状態となるようにして、封筒が厚いかどうかに応じて手差しトレイ21の所定の位置にセットすることにより、封筒に画像を形成させる。このとき、制御部100が、感光体ドラム41に形成されるトナー像IM2の位置を変更するように構成されていなくてもよい。すなわち、例えば、ユーザ自らが、封筒をセットする位置を勘案して作成した画像データを例えばパーソナルコンピュータ等で作成して、その画像データに基づいてプリント動作を実行させることにより、厚い封筒E1と薄い封筒E2の両方に適正に画像を形成させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す側断面図。 同装置のプリント動作を説明する斜視図。 (a)は同装置で記録紙の種類が厚い封筒であるときのプリント動作を説明する斜視図、(b)は同装置で記録紙の種類が薄い封筒であるときのプリント動作を説明する斜視図。
符号の説明
1 画像形成装置
11 筐体
20 給紙カセット(給紙トレイ)
21 手差しトレイ(給紙トレイ)
30 記録紙搬送機構
41 感光体ドラム
42 帯電ローラ
43 露光装置
44 現像装置
45 転写ローラ
50 定着装置
51 ホットローラ
52 バックアップローラ
53 位置決め機構
E1 厚い封筒
E2 薄い封筒
IM,IM2 トナー像
P 記録紙

Claims (3)

  1. 表面に感光体層が形成された感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電ローラと、
    前記感光体ドラムの表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光装置と、
    前記感光体ドラムの表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、
    前記感光体ドラムの回転方向の前記現像装置よりも下流側の所定の転写位置において、前記感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙上に転写させる転写ローラと、
    ホットローラと、ホットローラに対向するバックアップローラと、バックアップローラを、その回転軸と前記ホットローラの回転軸との間隔を変更可能に配置させる位置決め機構とを有しており、前記ホットローラとバックアップローラとの間でトナー像が転写された記録紙を挟圧して所定の熱及び圧力を与えることによりトナー像を記録紙上に定着させる定着装置と、
    記録紙が一枚ずつ筐体内部に搬送可能にセットされる手差しトレイと、
    前記手差しトレイにセットされた記録紙を筐体内部に送出して前記転写位置に搬送する記録紙搬送機構と、
    記録紙に画像を形成するプリント動作を制御する制御部とを備えた電子写真方式の画像形成装置において、
    前記バックアップローラは、その回転軸の第1端部の軸受が、前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が変更可能となるように、前記位置決め機構により保持されており、その回転軸の第2端部の軸受が、前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が一定となるように設けられており、
    前記制御部は、
    記録紙の種類が、少なくとも普通紙、厚い封筒、又は薄い封筒のうちいずれであるかをユーザにより設定可能に構成されており、
    記録紙の種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定された場合には、前記バックアップローラの回転軸の第1端部の軸受と前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が広くなるように、前記位置決め機構を動作させることにより、前記バックアップローラの回転軸を、前記ホットローラの回転軸に対して、所定の角度をなすように変位させ、
    記録紙の種類が厚い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第1端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御し、
    記録紙の種類が薄い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第2端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御し、
    記録紙の種類が厚い封筒に設定された場合には、前記手差しトレイの、前記バックアップローラの第1端部側に対応する所定の部位にセットされた封筒に、筐体内部でトナー像が転写されて、前記バックアップローラと前記ホットローラとの、それぞれの回転軸間の間隔が第2端部側より広い第1端部側の所定の部位で挟圧されることにより画像が形成され、
    記録紙の種類が薄い封筒に設定された場合には、前記手差しトレイの、前記バックアップローラの第2端部側に対応する所定の部位にセットされた封筒に、筐体内部でトナー像が転写されて、前記バックアップローラと前記ホットローラとの、それぞれの回転軸間の間隔が第1端部側より狭い第2端部側の所定の部位で挟圧されることにより画像が形成されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 表面に感光体層が形成された感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電ローラと、
    前記感光体ドラムの表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光装置と、
    前記感光体ドラムの表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、
    前記感光体ドラムの回転方向の前記現像装置よりも下流側の所定の転写位置において、前記感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙上に転写させる転写ローラと、
    ホットローラと、ホットローラに対向するバックアップローラと、バックアップローラを、その回転軸と前記ホットローラの回転軸との間隔を変更可能に配置させる位置決め機構とを有しており、前記ホットローラとバックアップローラとの間でトナー像が転写された記録紙を挟圧して所定の熱及び圧力を与えることによりトナー像を記録紙上に定着させる定着装置と、
    記録紙がセットされる給紙トレイと、
    前記給紙トレイにセットされた記録紙を筐体内部に送出して前記転写位置に搬送する記録紙搬送機構と、
    記録紙に画像を形成するプリント動作を制御する制御部とを備えた電子写真方式の画像形成装置において、
    前記位置決め機構は、前記バックアップローラの回転軸を、前記ホットローラの回転軸に対して、所定の角度をなすように変位可能に構成されており、
    前記バックアップローラの回転軸が、前記ホットローラの回転軸に対して所定の角度をなすように変位されたとき、厚い封筒は前記バックアップローラと前記ホットローラの隙間の大きい部分で、薄い封筒は前記バックアップローラと前記ホットローラの隙間が狭い部分で、それぞれ挟圧可能であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    記録紙の種類が、少なくとも普通紙、厚い封筒、又は薄い封筒のうちいずれであるかをユーザにより設定可能に構成されており、
    記録紙の種類が厚い封筒又は薄い封筒に設定された場合には、前記バックアップローラの回転軸の第1端部の軸受と前記ホットローラの回転軸の軸受との間隔が広くなるように、前記位置決め機構を動作させることにより、前記バックアップローラの回転軸を、前記ホットローラの回転軸に対して、所定の角度をなすように変位させ、
    記録紙の種類が厚い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第1端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御し、
    記録紙の種類が薄い封筒に設定された場合には、前記感光体ドラムの、前記バックアップローラの第2端部側に対応する所定の部位にトナー像を形成させるように前記露光装置を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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